JPH0314079B2 - - Google Patents
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- JPH0314079B2 JPH0314079B2 JP57179379A JP17937982A JPH0314079B2 JP H0314079 B2 JPH0314079 B2 JP H0314079B2 JP 57179379 A JP57179379 A JP 57179379A JP 17937982 A JP17937982 A JP 17937982A JP H0314079 B2 JPH0314079 B2 JP H0314079B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- weight
- rear axle
- efficiency
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lubricants (AREA)
Description
本発明は合成潤滑油を基油として用いたギヤ油
用組成物に関する。 ギヤによる動力伝達系においては省エネルギー
の観点からギヤ油による動力伝達効率の向上が望
まれている。動力伝達系を高くする自動車用ギヤ
油では燃費がよくなり、また動力伝達効率を良く
する工業用ギヤ油では工場機械の省動力化が達成
できるからである。従来鉱油系ギヤ油の粘度等級
の違いによる効率への影響については報告されて
おり、低粘度油は低負荷−低油温領域では高い効
率を示すが高負荷−高油温領域では逆に効率が低
くなることが知られている。すなわち鉱油を基油
とするギヤ油は低油温から高油温、低負荷から高
負荷にわたる広い範囲の使用条件下において高い
動力伝達効率を期待することはできない。 本発明者らはギヤ油の動力伝達効率を改善する
ため種々検討した結果、慣用のギヤ油用添加剤の
使用によつては大巾な効率向上をはかることは難
しいが、特定の脂肪酸エステルを基油としたギヤ
油を用いることによりギヤの動力伝達効率が大巾
に改良できることを見出して本発明を完成した。 すなわち本発明の要旨は、炭素数12〜24の脂肪
酸と炭素数1〜12のアルコールとのエステルを基
油として含有してなることを特徴とするギヤ油用
組成物に存する。 本発明で基油として使用する脂肪酸エステルは
炭素数12〜24の脂肪酸と炭素数1〜12のアルコー
ルとのエステルであり、この脂肪酸成分は上記脂
肪酸と同様のものがあり、アルコール成分として
は脂肪酸一価アルコール、脂肪族多価アルコール
がある。このエステルの構成成分である炭素数12
〜24の脂肪酸についてその炭素数、飽和もしくは
不飽和の構造、直鎖もしくは分枝の構造などにつ
いての限定理由、好ましい理由は上述した炭素数
12〜24の脂肪酸基油についての限定理由、好まし
い理由と同じである。また上記エステルの構成成
分であるアルコールについては炭素数13以上のも
のではエステルの融点が高くなるので炭素数12以
下のものを使用する。またアルコール成分につい
て一価アルコールでは分枝アルコールからのエス
テルは粘度指数が低いので直鎖アルコールから導
いたエステルが好ましく、また不飽和アルコール
から導いたエステルは酸化安定性が悪いので飽和
アルコールから導いたエステルが好ましい。上記
したエステルの例としてはドデセン酸、テトラデ
セン酸、ヘキサデセン酸、オクタデセン酸、エイ
コセン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸のような脂肪酸とメタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノー
ル、オクタノール、ノニルアルコール、ラウリル
アルコール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、グリセロール、ネオペンチルグリコー
ル、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パン、トリメチロールブタン、トリメチロールヘ
キサン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール、ソルビトールのようなアルコールとの
エステルがあげられる。これらエステルは遊離の
アルコール水酸基の残存量が多すぎると他の基油
成分への溶解性が悪く、吸水性が高くなるのでエ
ステル化率は約80%以上特に約95%以上のものが
好ましい。特に好ましいエステルの例はオレイン
酸ペンタエリスリトールエステル(テトラエステ
ル)、オレイン酸ジペンタエリスリトールエステ
ル(ヘキサエステル)、オレイン酸ネオペンチル
グリコールエステル(ジエステル)、オレイン酸
トリメチロールプロパンエステル(トリエステ
ル)である。 本発明のギヤ油においては上記した脂肪酸エス
テルを単独または鉱油あるいは炭素数12〜24の脂
肪酸との混合として使用する。上記脂肪酸エステ
ルを基油の一部として他の基油例えば石油系潤滑
油(鉱油)、アルキルベンゼン類、ポリブテン油
等との混合物として使用する場合、ギヤ−油中に
おける前者の配合量は約10重量%以上、好ましく
は約20重量%以上、特に好ましくは約50重量%以
上であり、また上記の他の基油は粘度が100℃で
約4〜40cSt、粘度指数約90以上のものが好まし
い。上記脂肪酸エステルの配合量が少なすぎると
動力伝達効率の改善効果はなくなる。 本発明のギヤ油には極圧剤、摩擦低減剤、摩耗
防止剤、油性剤、酸化防止剤、腐食防止剤、金属
不活性化剤、流動点降下剤、粘度指数向上剤、消
泡剤、染料など慣用の添加剤少なくとも1種以上
を添加してもよい。消泡剤、染料の添加量は通常
約10〜10000重量ppmであり、その他の添加剤の
添加量は通常約0.1〜20重量%である。 極圧剤、摩擦低減剤、摩耗防止剤の例としては
リン酸トリオクチル、亜リン酸トリオクチル、チ
オリン酸トリオクチル、リン酸トリクレジル、亜
リン酸トリクレジル、チオリン酸トリクレジル、
リン酸ジデシル、ヒドロキシエチル−O,O′−
ジヘキシルジチオリン酸エステルと五酸化リンと
の反応物をドデシルアミンで中和したもの、フエ
ニルヒドロキシエチル−O,O′−ジヘキシルジ
チオリン酸エステルと五酸化リンとの反応物をド
デシルアミンで中和したもの、リン酸ジオクチル
をドデシルアミンで中和したもの、ヒドロキシプ
ロピル−O,O′−ジフエニルジチオリン酸エス
テルと五酸化リンとの反応物をオクタデシルアミ
ンで中和したもの、ジフエニルジサルフアイド、
ジオクチルポリサルフアイド、ジシクロヘキシル
ポリサルフアイド、テルペンをいおうで硫化した
もの、テルペンを硫化リンでリン硫化したもの等
がある。油性剤としてはオレイルアルコール、硫
化油脂等があり、酸化防止剤の例としてはジアル
キルジチオリン酸亜鉛、2,6−ジタ−シヤリブ
チル−パラクゾール等があり、腐食防止剤の例と
してはオレオイルザルコシン、酸化パラフイン、
ナフテン酸塩、ベンゾトリアゾールなどがあり、
流動点降下剤の例としてはポリアルキルメタクリ
レート、ポリアルキルスチレンなどがあり、粘度
指数向上剤の例としてはポリアルキルメタクリレ
ート、ポリイソブチレンなどがあり、消泡剤の例
としてはジメチルポリシロキサン、アルミニウム
ステアレートなどがある。(ギヤ油添加剤につい
ては桜井俊男著、昭和48年5月15日幸書房発行
「石油製品添加剤」に詳述されている。) 本発明のギヤ油は基油の一部又は全部に上記し
た特定の脂肪酸エステルを用いているため、ギヤ
の動力伝達効率が大巾に改善される。その結果本
発明のギヤ油を自動車用ギヤ油として使用すると
燃費が改善され、また工業用ギヤ油として使用す
ると燃費の改善および省動力化が達成できるとい
う効果がある。 下記の実施例、比較例において供試油の動力伝
達効率は、第1図に概略図を示したリヤアクスル
効率試験機により測定した。第1図中1はリヤア
クスル、2は直流ダイナモメータ、3,3aは渦
流式ダイナモメータ、4,4aはトルクメータ、
5はプロペラシヤフトである。試験は排気量1770
c.c.乗用車用の独立懸架型リヤアクスル(ハイポイ
ドギヤ)を用い、リヤアクスル1中に供試油800
c.c.を入れ、ダイナモメータ2でリヤアクスル1を
駆動し、その負荷を左右2個の渦流式ダイナモメ
ータ3,3aで吸収するように運転し、入力トル
クはダイナモメータ2に付属しているロードセル
により求め、出力トルクはリヤアクスル1とダイ
ナモメータ3,3aとを連結する左右2個のトル
クメータ4,4aにより測定した。リヤアクスル
の効率は次式により求めた。 効率(%)=左側出力トルク+右側
出力トルク/入力トルク×1/ギヤ比×100 またリヤアクスルの運転条件は入力側回転数を
2000rpmとし、左右の出力側回転数を同じにし
た。入力トルクは5Kg・m、10Kg・m、20Kg・m
の各条件で行なつた。ギヤ油充填量は規定量の
800c.c.とし、油温を0〜120℃に変えて行なつた。 以下実施例により本発明を説明する。 実施例 1 実施例1で用いた供試油(OIL−8と略称す
る。)はオレイン酸ペンタエリスリトールエステ
ル(テトラエステル)93重量%といおう−リン系
極圧剤(硫化オレフインと酸性リン酸エステルの
アミン塩を主成分とする。イオウ含有量22重量
%、リン含有量1.4重量%、窒素含有量0.86重量
%。)7重量%とからなる組成物に対し外割合で
20重量ppmのシリコン系消泡剤を含有するもので
ある。供試油の一般性状を次表に示す。
用組成物に関する。 ギヤによる動力伝達系においては省エネルギー
の観点からギヤ油による動力伝達効率の向上が望
まれている。動力伝達系を高くする自動車用ギヤ
油では燃費がよくなり、また動力伝達効率を良く
する工業用ギヤ油では工場機械の省動力化が達成
できるからである。従来鉱油系ギヤ油の粘度等級
の違いによる効率への影響については報告されて
おり、低粘度油は低負荷−低油温領域では高い効
率を示すが高負荷−高油温領域では逆に効率が低
くなることが知られている。すなわち鉱油を基油
とするギヤ油は低油温から高油温、低負荷から高
負荷にわたる広い範囲の使用条件下において高い
動力伝達効率を期待することはできない。 本発明者らはギヤ油の動力伝達効率を改善する
ため種々検討した結果、慣用のギヤ油用添加剤の
使用によつては大巾な効率向上をはかることは難
しいが、特定の脂肪酸エステルを基油としたギヤ
油を用いることによりギヤの動力伝達効率が大巾
に改良できることを見出して本発明を完成した。 すなわち本発明の要旨は、炭素数12〜24の脂肪
酸と炭素数1〜12のアルコールとのエステルを基
油として含有してなることを特徴とするギヤ油用
組成物に存する。 本発明で基油として使用する脂肪酸エステルは
炭素数12〜24の脂肪酸と炭素数1〜12のアルコー
ルとのエステルであり、この脂肪酸成分は上記脂
肪酸と同様のものがあり、アルコール成分として
は脂肪酸一価アルコール、脂肪族多価アルコール
がある。このエステルの構成成分である炭素数12
〜24の脂肪酸についてその炭素数、飽和もしくは
不飽和の構造、直鎖もしくは分枝の構造などにつ
いての限定理由、好ましい理由は上述した炭素数
12〜24の脂肪酸基油についての限定理由、好まし
い理由と同じである。また上記エステルの構成成
分であるアルコールについては炭素数13以上のも
のではエステルの融点が高くなるので炭素数12以
下のものを使用する。またアルコール成分につい
て一価アルコールでは分枝アルコールからのエス
テルは粘度指数が低いので直鎖アルコールから導
いたエステルが好ましく、また不飽和アルコール
から導いたエステルは酸化安定性が悪いので飽和
アルコールから導いたエステルが好ましい。上記
したエステルの例としてはドデセン酸、テトラデ
セン酸、ヘキサデセン酸、オクタデセン酸、エイ
コセン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸のような脂肪酸とメタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノー
ル、オクタノール、ノニルアルコール、ラウリル
アルコール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、グリセロール、ネオペンチルグリコー
ル、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パン、トリメチロールブタン、トリメチロールヘ
キサン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール、ソルビトールのようなアルコールとの
エステルがあげられる。これらエステルは遊離の
アルコール水酸基の残存量が多すぎると他の基油
成分への溶解性が悪く、吸水性が高くなるのでエ
ステル化率は約80%以上特に約95%以上のものが
好ましい。特に好ましいエステルの例はオレイン
酸ペンタエリスリトールエステル(テトラエステ
ル)、オレイン酸ジペンタエリスリトールエステ
ル(ヘキサエステル)、オレイン酸ネオペンチル
グリコールエステル(ジエステル)、オレイン酸
トリメチロールプロパンエステル(トリエステ
ル)である。 本発明のギヤ油においては上記した脂肪酸エス
テルを単独または鉱油あるいは炭素数12〜24の脂
肪酸との混合として使用する。上記脂肪酸エステ
ルを基油の一部として他の基油例えば石油系潤滑
油(鉱油)、アルキルベンゼン類、ポリブテン油
等との混合物として使用する場合、ギヤ−油中に
おける前者の配合量は約10重量%以上、好ましく
は約20重量%以上、特に好ましくは約50重量%以
上であり、また上記の他の基油は粘度が100℃で
約4〜40cSt、粘度指数約90以上のものが好まし
い。上記脂肪酸エステルの配合量が少なすぎると
動力伝達効率の改善効果はなくなる。 本発明のギヤ油には極圧剤、摩擦低減剤、摩耗
防止剤、油性剤、酸化防止剤、腐食防止剤、金属
不活性化剤、流動点降下剤、粘度指数向上剤、消
泡剤、染料など慣用の添加剤少なくとも1種以上
を添加してもよい。消泡剤、染料の添加量は通常
約10〜10000重量ppmであり、その他の添加剤の
添加量は通常約0.1〜20重量%である。 極圧剤、摩擦低減剤、摩耗防止剤の例としては
リン酸トリオクチル、亜リン酸トリオクチル、チ
オリン酸トリオクチル、リン酸トリクレジル、亜
リン酸トリクレジル、チオリン酸トリクレジル、
リン酸ジデシル、ヒドロキシエチル−O,O′−
ジヘキシルジチオリン酸エステルと五酸化リンと
の反応物をドデシルアミンで中和したもの、フエ
ニルヒドロキシエチル−O,O′−ジヘキシルジ
チオリン酸エステルと五酸化リンとの反応物をド
デシルアミンで中和したもの、リン酸ジオクチル
をドデシルアミンで中和したもの、ヒドロキシプ
ロピル−O,O′−ジフエニルジチオリン酸エス
テルと五酸化リンとの反応物をオクタデシルアミ
ンで中和したもの、ジフエニルジサルフアイド、
ジオクチルポリサルフアイド、ジシクロヘキシル
ポリサルフアイド、テルペンをいおうで硫化した
もの、テルペンを硫化リンでリン硫化したもの等
がある。油性剤としてはオレイルアルコール、硫
化油脂等があり、酸化防止剤の例としてはジアル
キルジチオリン酸亜鉛、2,6−ジタ−シヤリブ
チル−パラクゾール等があり、腐食防止剤の例と
してはオレオイルザルコシン、酸化パラフイン、
ナフテン酸塩、ベンゾトリアゾールなどがあり、
流動点降下剤の例としてはポリアルキルメタクリ
レート、ポリアルキルスチレンなどがあり、粘度
指数向上剤の例としてはポリアルキルメタクリレ
ート、ポリイソブチレンなどがあり、消泡剤の例
としてはジメチルポリシロキサン、アルミニウム
ステアレートなどがある。(ギヤ油添加剤につい
ては桜井俊男著、昭和48年5月15日幸書房発行
「石油製品添加剤」に詳述されている。) 本発明のギヤ油は基油の一部又は全部に上記し
た特定の脂肪酸エステルを用いているため、ギヤ
の動力伝達効率が大巾に改善される。その結果本
発明のギヤ油を自動車用ギヤ油として使用すると
燃費が改善され、また工業用ギヤ油として使用す
ると燃費の改善および省動力化が達成できるとい
う効果がある。 下記の実施例、比較例において供試油の動力伝
達効率は、第1図に概略図を示したリヤアクスル
効率試験機により測定した。第1図中1はリヤア
クスル、2は直流ダイナモメータ、3,3aは渦
流式ダイナモメータ、4,4aはトルクメータ、
5はプロペラシヤフトである。試験は排気量1770
c.c.乗用車用の独立懸架型リヤアクスル(ハイポイ
ドギヤ)を用い、リヤアクスル1中に供試油800
c.c.を入れ、ダイナモメータ2でリヤアクスル1を
駆動し、その負荷を左右2個の渦流式ダイナモメ
ータ3,3aで吸収するように運転し、入力トル
クはダイナモメータ2に付属しているロードセル
により求め、出力トルクはリヤアクスル1とダイ
ナモメータ3,3aとを連結する左右2個のトル
クメータ4,4aにより測定した。リヤアクスル
の効率は次式により求めた。 効率(%)=左側出力トルク+右側
出力トルク/入力トルク×1/ギヤ比×100 またリヤアクスルの運転条件は入力側回転数を
2000rpmとし、左右の出力側回転数を同じにし
た。入力トルクは5Kg・m、10Kg・m、20Kg・m
の各条件で行なつた。ギヤ油充填量は規定量の
800c.c.とし、油温を0〜120℃に変えて行なつた。 以下実施例により本発明を説明する。 実施例 1 実施例1で用いた供試油(OIL−8と略称す
る。)はオレイン酸ペンタエリスリトールエステ
ル(テトラエステル)93重量%といおう−リン系
極圧剤(硫化オレフインと酸性リン酸エステルの
アミン塩を主成分とする。イオウ含有量22重量
%、リン含有量1.4重量%、窒素含有量0.86重量
%。)7重量%とからなる組成物に対し外割合で
20重量ppmのシリコン系消泡剤を含有するもので
ある。供試油の一般性状を次表に示す。
【表】
第1図に示したリヤアクスル効率試験機により
上記供試油の各油温におけるリヤアクスル効率を
測定した。この測定結果を後記比較例1〜3の結
果とともにリヤアクスル効率と油温との関係とし
て第2図、第3図に示す。第2図は入力トルク10
Kg・mの場合の結果であり、第3図は入力トルク
20Kg・mの場合の結果である。またこの測定条件
において各油温における供試油の粘度を求め、第
2図からリヤアクスル効率と粘度との関係を求め
た結果を第4図に示す。 第2〜4図から明らかなようにオレイン酸ペン
タエリスリトールエステルを基油とするギヤ油
は、鉱油潤滑剤やポリブテンを基油とする後記比
較例1〜3のギヤ油に較べて、リヤアクスル効率
がかなり改善されている。 比較例 1〜3 比較例1で用いた供試油OIL−2はパラフイン
系鉱油潤滑油92.8重量%、ポリメタアクリレート
系流動点降下剤0.2重量%および実施例1で用い
たと同じいおう−りん系極圧剤7重量%からなる
組成物に外割合で20重量ppmのシリコン系消泡剤
を含有するものである。比較例2で用いた供試油
OIL−7はパラフイン系鉱油潤滑油92.8重量%の
代りにナフテン系鉱油潤滑油92.8重量%を用いた
以外比較例1の供試油と同じものである。比較例
3で用いた供試油OIL−12はオレイン酸ペンタ
エリスリトールエステル93重量%の代りに分子量
439(蒸気圧平衡法)のポリブテン93重量%を用い
た以外実施例1の供試油と同じものである。これ
ら供試油の一般性状を第2表に示す。
上記供試油の各油温におけるリヤアクスル効率を
測定した。この測定結果を後記比較例1〜3の結
果とともにリヤアクスル効率と油温との関係とし
て第2図、第3図に示す。第2図は入力トルク10
Kg・mの場合の結果であり、第3図は入力トルク
20Kg・mの場合の結果である。またこの測定条件
において各油温における供試油の粘度を求め、第
2図からリヤアクスル効率と粘度との関係を求め
た結果を第4図に示す。 第2〜4図から明らかなようにオレイン酸ペン
タエリスリトールエステルを基油とするギヤ油
は、鉱油潤滑剤やポリブテンを基油とする後記比
較例1〜3のギヤ油に較べて、リヤアクスル効率
がかなり改善されている。 比較例 1〜3 比較例1で用いた供試油OIL−2はパラフイン
系鉱油潤滑油92.8重量%、ポリメタアクリレート
系流動点降下剤0.2重量%および実施例1で用い
たと同じいおう−りん系極圧剤7重量%からなる
組成物に外割合で20重量ppmのシリコン系消泡剤
を含有するものである。比較例2で用いた供試油
OIL−7はパラフイン系鉱油潤滑油92.8重量%の
代りにナフテン系鉱油潤滑油92.8重量%を用いた
以外比較例1の供試油と同じものである。比較例
3で用いた供試油OIL−12はオレイン酸ペンタ
エリスリトールエステル93重量%の代りに分子量
439(蒸気圧平衡法)のポリブテン93重量%を用い
た以外実施例1の供試油と同じものである。これ
ら供試油の一般性状を第2表に示す。
【表】
これらの供試油について実施例1と同様にして
リヤアクスル効率を測定した。リヤアクスル効率
と油温との関係については実施例1、2の結果と
ともに第2図(入力トルク10Kg・mの場合。)、第
3図(入力トルク20Kg・mの場合。)に示す。ま
たリヤアクスル効率と各油温における粘度との関
係を第4図(入力トルク10Kg・mの場合。)に示
す。 比較例 4、5 比較例4、5で用いた供試油OIL−1,OIL−
3は比較例1のパラフイン系鉱油潤滑油92.8重量
%の代りに粘度が異なる2種のパラフイン系鉱油
潤滑油92.8重量%を配合した以外比較例1の供試
油と同じものである。これら供試油の性状を次表
に示す。
リヤアクスル効率を測定した。リヤアクスル効率
と油温との関係については実施例1、2の結果と
ともに第2図(入力トルク10Kg・mの場合。)、第
3図(入力トルク20Kg・mの場合。)に示す。ま
たリヤアクスル効率と各油温における粘度との関
係を第4図(入力トルク10Kg・mの場合。)に示
す。 比較例 4、5 比較例4、5で用いた供試油OIL−1,OIL−
3は比較例1のパラフイン系鉱油潤滑油92.8重量
%の代りに粘度が異なる2種のパラフイン系鉱油
潤滑油92.8重量%を配合した以外比較例1の供試
油と同じものである。これら供試油の性状を次表
に示す。
【表】
これらの供試油について実施例1と同様にして
リヤアクスル効率を測定した。その結果を比較例
1の結果と比較したところ次のことが判明した。 すなわち石油系潤滑油を基油としたギヤ油は、
低粘度のものでは低負荷−低油温領域で高いリヤ
アクスル効率を示すが、高負荷−高温領域では高
粘度のものが高い効率を示す。しかしリヤアクス
ル効率を試験油温における粘度との関係で整理し
てみると、供試油OIL−1,OIL−2,OIL−3
とも同一線上に乗つており、同一系統のパラフイ
ン系鉱油を基油として用いる限りリヤアクスル効
率は試験油温での粘度にのみ依存していることが
わかつた。 実施例2、比較例6 実施例3で用いた供試油OIL−9はオレイン酸
ペンタエリスリトールエステル93重量%の代りに
オレイン酸トリメチロールプロパンエステル(ト
リエステル)93重量%を用いた以外実施例1の供
試油と同じである。比較例6で用いた供試油OIL
−10はオレイン酸ペンタエリスリトールエステ
ル93重量%の代りに直鎖C6〜C10脂肪酸ペンタエ
リスリトールエステル93重量%を用いた以外実施
例1の供試油と同じである。これら供試油の性状
およびリヤアクスル効率試験結果を比較例1の結
果とともに次表に示す。次表にみられるようにオ
レイン酸トリメチロールプロパンエステルを基油
とする実施例2の供試油はパラフイン系鉱油を基
油とする比較例1の供試油に較べてリヤアクスル
効率が高いが、炭素数6〜10の脂肪酸とペンタエ
リスリトールとのエステルを基油とする比較例6
の供試油はリヤアクスル効率改善の効果はない。
リヤアクスル効率を測定した。その結果を比較例
1の結果と比較したところ次のことが判明した。 すなわち石油系潤滑油を基油としたギヤ油は、
低粘度のものでは低負荷−低油温領域で高いリヤ
アクスル効率を示すが、高負荷−高温領域では高
粘度のものが高い効率を示す。しかしリヤアクス
ル効率を試験油温における粘度との関係で整理し
てみると、供試油OIL−1,OIL−2,OIL−3
とも同一線上に乗つており、同一系統のパラフイ
ン系鉱油を基油として用いる限りリヤアクスル効
率は試験油温での粘度にのみ依存していることが
わかつた。 実施例2、比較例6 実施例3で用いた供試油OIL−9はオレイン酸
ペンタエリスリトールエステル93重量%の代りに
オレイン酸トリメチロールプロパンエステル(ト
リエステル)93重量%を用いた以外実施例1の供
試油と同じである。比較例6で用いた供試油OIL
−10はオレイン酸ペンタエリスリトールエステ
ル93重量%の代りに直鎖C6〜C10脂肪酸ペンタエ
リスリトールエステル93重量%を用いた以外実施
例1の供試油と同じである。これら供試油の性状
およびリヤアクスル効率試験結果を比較例1の結
果とともに次表に示す。次表にみられるようにオ
レイン酸トリメチロールプロパンエステルを基油
とする実施例2の供試油はパラフイン系鉱油を基
油とする比較例1の供試油に較べてリヤアクスル
効率が高いが、炭素数6〜10の脂肪酸とペンタエ
リスリトールとのエステルを基油とする比較例6
の供試油はリヤアクスル効率改善の効果はない。
【表】
実施例 3、4
実施例6で用いた供試油OIL−16はパラフイ
ン系鉱油潤滑油92.8重量%の代りに同じパラフイ
ン系鉱油潤滑油42.8重量%とオレイン酸正ブチル
エステル50重量%とを用いた以外は比較例5の供
試油と同じである。実施例7で用いた供試油OIL
−17はパラフイン系鉱油潤滑油92.8重量%の代
りに同じパラフイン系鉱油潤滑油42.8重量%とオ
レイン酸ネオペンチルグリコールエステル(ジエ
ステル)50.0重量%とを用いた以外は比較例5の
供試油と同じである。 これら供試油につき実施例1と同じ方法でリヤ
アクスル効率を測定した。その結果実施例6、7
の供試油は比較例5の供試油に較べて、同一粘度
(試験油温での粘度)で比較してリヤアクスル効
率(ただし入力トルク10Kg・mで。)は0.5〜10%
高い値を示した。 比較例 7 比較例7で用いた供試油OIL−13はオレイン
酸ペンタエリスリトールエステル93重量%の代り
に平均炭素数24のジアルキルベンゼン93重量%を
用いた以外実施例1の供試油と同じである。供試
油OIL−13につき実施例1と同じ方法でリヤア
クスル効率を測定した。その結果供試油OIL−1
3のリヤアクスル効率は比較例1の供試油OIL−
2のリヤアクスル効率とほとんど同じであつた。 実施例 5、6 実施例5で用いた供試油OIL−18はオレイン
酸ペンタエリスリトール配合量を99重量%にしか
ついおう−りん系極圧配合量を1重量%にした以
外実施例1の供試油と同じであり、実施例6で用
いた供試油OIL−19はオレイン酸ペンタエリス
リトールエステル93重量%の代りに同じエステル
92重量%と二硫化モリブデン1重量%とを配合し
た以外実施例1の供試油と同じである。これら供
試油OIL−18,OIL−19につき実施例1と同
じ方法でリヤアクスル効率を測定したところ、こ
れら供試油のリヤアクスル効率は実施例1の供試
油OIL−8のリヤアクスル効率とほぼ同等であつ
た。
ン系鉱油潤滑油92.8重量%の代りに同じパラフイ
ン系鉱油潤滑油42.8重量%とオレイン酸正ブチル
エステル50重量%とを用いた以外は比較例5の供
試油と同じである。実施例7で用いた供試油OIL
−17はパラフイン系鉱油潤滑油92.8重量%の代
りに同じパラフイン系鉱油潤滑油42.8重量%とオ
レイン酸ネオペンチルグリコールエステル(ジエ
ステル)50.0重量%とを用いた以外は比較例5の
供試油と同じである。 これら供試油につき実施例1と同じ方法でリヤ
アクスル効率を測定した。その結果実施例6、7
の供試油は比較例5の供試油に較べて、同一粘度
(試験油温での粘度)で比較してリヤアクスル効
率(ただし入力トルク10Kg・mで。)は0.5〜10%
高い値を示した。 比較例 7 比較例7で用いた供試油OIL−13はオレイン
酸ペンタエリスリトールエステル93重量%の代り
に平均炭素数24のジアルキルベンゼン93重量%を
用いた以外実施例1の供試油と同じである。供試
油OIL−13につき実施例1と同じ方法でリヤア
クスル効率を測定した。その結果供試油OIL−1
3のリヤアクスル効率は比較例1の供試油OIL−
2のリヤアクスル効率とほとんど同じであつた。 実施例 5、6 実施例5で用いた供試油OIL−18はオレイン
酸ペンタエリスリトール配合量を99重量%にしか
ついおう−りん系極圧配合量を1重量%にした以
外実施例1の供試油と同じであり、実施例6で用
いた供試油OIL−19はオレイン酸ペンタエリス
リトールエステル93重量%の代りに同じエステル
92重量%と二硫化モリブデン1重量%とを配合し
た以外実施例1の供試油と同じである。これら供
試油OIL−18,OIL−19につき実施例1と同
じ方法でリヤアクスル効率を測定したところ、こ
れら供試油のリヤアクスル効率は実施例1の供試
油OIL−8のリヤアクスル効率とほぼ同等であつ
た。
第1図はギヤ油供試油のリヤアクスル動力伝達
効率を測定するリヤアクスル効率試験機の概略を
示す。第1図中1はリヤアクスル、2は直流ダイ
ナモメータ、3,3aは渦流式ダイナモメータで
ある。 第2図、第3図はギヤ油供試油の油温とリヤア
クスル効率との関係を示し、第4図はギヤ油供試
油の試験温度における粘度とリヤアクスル効率と
の関係を示す。第2〜4図中OIL−8,OIL−
2,CIL−7,OIL−12はそれぞれ実施例1、
比較例1、比較例2、比較例3で用いたギヤ油供
試油をあらわす。
効率を測定するリヤアクスル効率試験機の概略を
示す。第1図中1はリヤアクスル、2は直流ダイ
ナモメータ、3,3aは渦流式ダイナモメータで
ある。 第2図、第3図はギヤ油供試油の油温とリヤア
クスル効率との関係を示し、第4図はギヤ油供試
油の試験温度における粘度とリヤアクスル効率と
の関係を示す。第2〜4図中OIL−8,OIL−
2,CIL−7,OIL−12はそれぞれ実施例1、
比較例1、比較例2、比較例3で用いたギヤ油供
試油をあらわす。
Claims (1)
- 1 炭素数12〜24の脂肪酸と炭素数1〜12のアル
コールとのエステルを基油として含有してなるこ
とを特徴とするギヤ油用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17937982A JPS5968397A (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | リヤアクスル用ギヤ油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17937982A JPS5968397A (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | リヤアクスル用ギヤ油組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5968397A JPS5968397A (ja) | 1984-04-18 |
| JPH0314079B2 true JPH0314079B2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=16064825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17937982A Granted JPS5968397A (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | リヤアクスル用ギヤ油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5968397A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59133297A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-07-31 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 高温用潤滑油組成物 |
| JPH0631365B2 (ja) * | 1985-12-27 | 1994-04-27 | 東燃株式会社 | トラクシヨン流体 |
| JPH0774350B2 (ja) * | 1986-06-02 | 1995-08-09 | 東燃料株式会社 | 合成トラクシヨンフル−ド |
| US5259978A (en) * | 1987-07-23 | 1993-11-09 | Toa Nenryo Kogyo, K.K. | Traction fluid composition comprising a cyclohexyl diester and branched poly-α-olefin |
| JPS62177099A (ja) * | 1987-07-30 | 1987-08-03 | Toa Nenryo Kogyo Kk | トラクシヨン用フル−ド |
| CN106367174A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-02-01 | 岳西县日胜商贸有限公司 | 一种齿轮安装用润滑剂 |
| JP7053938B1 (ja) * | 2021-11-26 | 2022-04-12 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2302918C2 (de) * | 1973-01-22 | 1982-04-08 | Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf | Neue Esteröle, sowie deren Verwendung in Schmiermitteln und Hydraulikflüssigkeiten |
| JPS5320003B2 (ja) * | 1974-02-22 | 1978-06-24 | ||
| JPS51124186A (en) * | 1975-04-22 | 1976-10-29 | Lion Corp | Preparation of liquid olefin polymer |
| JPS53136170A (en) * | 1977-05-02 | 1978-11-28 | Asahi Denka Kogyo Kk | Synthetic ester family working oil composite |
| JPS6057480B2 (ja) * | 1977-10-31 | 1985-12-14 | 日本油脂株式会社 | ネオペンチルポリオ−ルエステルを基油とする内燃機関用潤滑剤 |
| JPS5747718A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-18 | Canon Inc | Manufacture of photoconductive cadmium sulfide |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP17937982A patent/JPS5968397A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5968397A (ja) | 1984-04-18 |
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