JPH0314096B2 - - Google Patents
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- JPH0314096B2 JPH0314096B2 JP58030677A JP3067783A JPH0314096B2 JP H0314096 B2 JPH0314096 B2 JP H0314096B2 JP 58030677 A JP58030677 A JP 58030677A JP 3067783 A JP3067783 A JP 3067783A JP H0314096 B2 JPH0314096 B2 JP H0314096B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- tooth
- toothed
- pulley
- groove
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G1/00—Driving-belts
- F16G1/28—Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/02—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
- F16H7/023—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts with belts having a toothed contact surface or regularly spaced bosses or hollows for slipless or nearly slipless meshing with complementary profiled contact surface of a pulley
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の属する技術分野
本発明は、歯付ベルトと歯付プーリーとから成
る伝達装置(本明細書において、歯付ベルト及び
歯付プーリー伝達装置という)、即ち、周面に歯
列を備え一方が駆動プーリー他方が被駆動プーリ
ーである少なくとも2つのプーリーと、これらの
プーリーの歯とかみ合うように該プーリーに懸架
され駆動プーリーの運動を被駆動プーリーへ伝え
る歯付ベルトとから成る伝達装置に関する。
る伝達装置(本明細書において、歯付ベルト及び
歯付プーリー伝達装置という)、即ち、周面に歯
列を備え一方が駆動プーリー他方が被駆動プーリ
ーである少なくとも2つのプーリーと、これらの
プーリーの歯とかみ合うように該プーリーに懸架
され駆動プーリーの運動を被駆動プーリーへ伝え
る歯付ベルトとから成る伝達装置に関する。
従来技術とその問題点
歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置は種々の
ものが既に知られており、これらの既知の伝達装
置においては、運動の伝達は、歯車伝達の場合と
同様に、歯付ベルトの歯(ベルト歯)と歯付プー
リーの歯(プーリー歯)とのかみ合いによる。と
ころで、歯付ベルトは、互に平行で同一面内に位
置する複数個の可撓性で非伸長性のコードから成
る抗張体を埋設したエラストマー材料等のリング
から成り、リングの一面にエラストマー材料等の
複数個の歯から成る歯列を具備する。このような
歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置において
は、伝達を行なう一方の素子、即ち歯付ベルトが
エラストマー材料でできていて弾性的に変形で
き、伝達を行なう他方の素子が例えば金属の如き
剛直な材料でできているため、歯付ベルトが過剰
に摩耗し、伝達中の動力損失が大きく伝達効率が
低下し、振動が発生しベルトの使用寿命が短かく
なるという欠点を有する。
ものが既に知られており、これらの既知の伝達装
置においては、運動の伝達は、歯車伝達の場合と
同様に、歯付ベルトの歯(ベルト歯)と歯付プー
リーの歯(プーリー歯)とのかみ合いによる。と
ころで、歯付ベルトは、互に平行で同一面内に位
置する複数個の可撓性で非伸長性のコードから成
る抗張体を埋設したエラストマー材料等のリング
から成り、リングの一面にエラストマー材料等の
複数個の歯から成る歯列を具備する。このような
歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置において
は、伝達を行なう一方の素子、即ち歯付ベルトが
エラストマー材料でできていて弾性的に変形で
き、伝達を行なう他方の素子が例えば金属の如き
剛直な材料でできているため、歯付ベルトが過剰
に摩耗し、伝達中の動力損失が大きく伝達効率が
低下し、振動が発生しベルトの使用寿命が短かく
なるという欠点を有する。
このような欠点を解消するため種々の解決策が
提案されたが、歯付ベルト及び歯付プーリー伝達
装置のもつ諸欠点を完全に解消するには至つてい
ない。
提案されたが、歯付ベルト及び歯付プーリー伝達
装置のもつ諸欠点を完全に解消するには至つてい
ない。
発明の目的
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除去し
た歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置を提供す
ることのであり、そのための構成は、 抗張体5を埋設したエラストマー材料製の環状
本体4と、歯みぞ7により互に隔てられていて環
状本体の一面に形成され、歯付プーリー2,3の
歯みぞ9に係合するようになつたエラストマー材
料製の複数個の歯6とを有する歯付ベルト1を備
えて成る歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置に
おいて、 前記伝達装置は、前記歯付ベルト1の歯6の部
分を拡げる手段11,14を具備し、該拡げる手
段は、各ベルト歯6の頂部に対応して設けた少な
くとも一つのみぞ11と、各プーリー歯みぞ9の
底部から隆起して設けた少なくとも一つの突起部
14とからなり、 該突起部14は、該ベルト歯頂部のみぞ11よ
りも大きな幅寸法を有しておりかつ該みぞ11内
に侵入し得ることを特徴とする上記伝達装置に係
る。
た歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置を提供す
ることのであり、そのための構成は、 抗張体5を埋設したエラストマー材料製の環状
本体4と、歯みぞ7により互に隔てられていて環
状本体の一面に形成され、歯付プーリー2,3の
歯みぞ9に係合するようになつたエラストマー材
料製の複数個の歯6とを有する歯付ベルト1を備
えて成る歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置に
おいて、 前記伝達装置は、前記歯付ベルト1の歯6の部
分を拡げる手段11,14を具備し、該拡げる手
段は、各ベルト歯6の頂部に対応して設けた少な
くとも一つのみぞ11と、各プーリー歯みぞ9の
底部から隆起して設けた少なくとも一つの突起部
14とからなり、 該突起部14は、該ベルト歯頂部のみぞ11よ
りも大きな幅寸法を有しておりかつ該みぞ11内
に侵入し得ることを特徴とする上記伝達装置に係
る。
以下、その実施例について説明する。
発明の実施例
図を用いて説明すると、第1図に示す本発明の
歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置は、歯付ベ
ルト1と、一方が駆動用で他方が被駆動用の2つ
の歯付プーリー2,3とから成る。詳細には、歯
付ベルト1はエラストマー材料等でできた環状本
体4から成り、この本体4は、例えばグラスフア
イバ、脂肪族又は芳香族ポリアミド、スチール等
の可撓性で非伸長性の複数個のコード5を互に平
行にしかも同一面に配置して環状本体4の長手方
向に沿つてこの本体内に埋設して成る抗張体を有
する。
歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置は、歯付ベ
ルト1と、一方が駆動用で他方が被駆動用の2つ
の歯付プーリー2,3とから成る。詳細には、歯
付ベルト1はエラストマー材料等でできた環状本
体4から成り、この本体4は、例えばグラスフア
イバ、脂肪族又は芳香族ポリアミド、スチール等
の可撓性で非伸長性の複数個のコード5を互に平
行にしかも同一面に配置して環状本体4の長手方
向に沿つてこの本体内に埋設して成る抗張体を有
する。
環状本体4の一面には、歯みぞ7により互に隔
てられた複数個の歯6から成るエラストマー材料
等でできた歯列が設けてあり、この歯列の表面
(即ち、歯及び歯みぞの表面)は、好適には、カ
バー、特にカバー布(例えばイタリア国特許第
864204号明細書に開示された如き自己潤滑性の
布)にておおう。歯付プーリー2,3は歯付ベル
ト1の材料よりも剛直な材料で作つてあり、例え
ば金属製である。これらのプーリー2,3の周面
には歯みぞ9により隔てられた複数個の歯8から
成る歯列が設けてある。
てられた複数個の歯6から成るエラストマー材料
等でできた歯列が設けてあり、この歯列の表面
(即ち、歯及び歯みぞの表面)は、好適には、カ
バー、特にカバー布(例えばイタリア国特許第
864204号明細書に開示された如き自己潤滑性の
布)にておおう。歯付プーリー2,3は歯付ベル
ト1の材料よりも剛直な材料で作つてあり、例え
ば金属製である。これらのプーリー2,3の周面
には歯みぞ9により隔てられた複数個の歯8から
成る歯列が設けてある。
第2,3図には、第1図の伝達装置の歯付ベル
ト及び歯付プーリーの一部を、互にかみ合つてい
ない状態で、拡大して示す。詳細には、第2図に
歯付ベルトを示し、第3図に歯付プーリー3を示
す。第2図に示すように、歯付ベルト1のベルト
歯6の側面10は適当な形状でよいが、歯先には
スロツト即ちみぞ11を設けて2つの突起部12
を形成する。みぞ11の特徴については後述す
る。一方、第3図に示すように歯付プーリーの歯
みぞ9の側面13は適当な形状でよいが歯付ベル
トの歯6の側面10に相補する形をしており、歯
みぞ9の底部には突起部14を設けてその両側に
2つのスロツト即ちみぞ15を形成する。
ト及び歯付プーリーの一部を、互にかみ合つてい
ない状態で、拡大して示す。詳細には、第2図に
歯付ベルトを示し、第3図に歯付プーリー3を示
す。第2図に示すように、歯付ベルト1のベルト
歯6の側面10は適当な形状でよいが、歯先には
スロツト即ちみぞ11を設けて2つの突起部12
を形成する。みぞ11の特徴については後述す
る。一方、第3図に示すように歯付プーリーの歯
みぞ9の側面13は適当な形状でよいが歯付ベル
トの歯6の側面10に相補する形をしており、歯
みぞ9の底部には突起部14を設けてその両側に
2つのスロツト即ちみぞ15を形成する。
ベルト歯6の歯先に設けたみぞ11と歯付プー
リー2,3の歯みぞ9の底部から隆起した突起部
14との組合わせは歯付ベルトの歯を拡げる手段
を構成する。この手段は本発明の伝達装置の歯付
プーリーの歯みぞ9の底部と歯付ベルト1の歯先
との間で歯の部分を拡げる。
リー2,3の歯みぞ9の底部から隆起した突起部
14との組合わせは歯付ベルトの歯を拡げる手段
を構成する。この手段は本発明の伝達装置の歯付
プーリーの歯みぞ9の底部と歯付ベルト1の歯先
との間で歯の部分を拡げる。
この目的を達成するため、みぞ11と突起部1
4とは次の特徴を有さねばならない。まず、歯付
ベルトの歯6の歯先に設けたみぞ11の深さ(こ
のみぞの底から両側の突起部12の頂上を結ぶ線
までの長さ)は歯付プーリーの歯みぞ9の底部に
設けた突起部14の高さ(この突起部の頂上から
両側の歯みぞ15の底を結ぶ線までの長さ)に等
しくなければならない。次に、ベルト歯6の歯先
のみぞ11の幅はプーリーの歯みぞ9の底部から
隆起した突起部14の幅よりも小さい。そして、
突起部14の両側面における又は突起部14の両
側部の少なくとも一部における接線と、接点にお
けるプーリーの半径に垂直な方向とのなす角αは
ベルト歯の表面とプーリー歯の表面との間に存在
する滑り摩擦角より大きくなければならない。
4とは次の特徴を有さねばならない。まず、歯付
ベルトの歯6の歯先に設けたみぞ11の深さ(こ
のみぞの底から両側の突起部12の頂上を結ぶ線
までの長さ)は歯付プーリーの歯みぞ9の底部に
設けた突起部14の高さ(この突起部の頂上から
両側の歯みぞ15の底を結ぶ線までの長さ)に等
しくなければならない。次に、ベルト歯6の歯先
のみぞ11の幅はプーリーの歯みぞ9の底部から
隆起した突起部14の幅よりも小さい。そして、
突起部14の両側面における又は突起部14の両
側部の少なくとも一部における接線と、接点にお
けるプーリーの半径に垂直な方向とのなす角αは
ベルト歯の表面とプーリー歯の表面との間に存在
する滑り摩擦角より大きくなければならない。
このような諸条件を満たしていれば、ベルト歯
の歯先に設けたみぞ11及びプーリー歯の歯みぞ
の底から隆起した突起部14の幾何学形状は適当
なものでよい。
の歯先に設けたみぞ11及びプーリー歯の歯みぞ
の底から隆起した突起部14の幾何学形状は適当
なものでよい。
最後に、歯付プーリーの歯みぞ9を構成する空
間の体積はこの歯みぞに係合すべきベルト歯の体
積に実質上等しくなければならない。
間の体積はこの歯みぞに係合すべきベルト歯の体
積に実質上等しくなければならない。
次に、第1図に示す歯付ベルト及び歯付プーリ
ー伝達装置の機能を、第2,3図及びベルトとプ
ーリーのかみ合い状態を示す第4図をも参照して
説明する。
ー伝達装置の機能を、第2,3図及びベルトとプ
ーリーのかみ合い状態を示す第4図をも参照して
説明する。
第1図に示すように、歯付ベルト1は2つの歯
付プーリー2,3間にかけ渡されていて歯付プー
リーの一部を包囲しており、2つの直線部分、即
ち上方走行部a及び下方走行部bを有する。プー
リーを包囲したベルト部分においては、ベルト歯
6は歯付プーリーとかみ合つてその歯みぞ9内に
位置している。かみ合い状態の詳細は第4図に示
す。一方、プーリーとかみ合つていないベルト歯
6は第2図に示すような形状をしている。前述の
ように、2つの歯付プーリーの一方(例えばプー
リー3は駆動プーリーであり、他方(例えばプー
リー2)は被駆動プーリーである。駆動プーリー
3を例えば第1図で見て右回りに回転させれば、
ベルト歯上に作用する駆動プーリーの歯による推
力のため歯付ベルト1が動く。ベルトの運動が生
じると、被駆動プーリーの歯上に作用するベルト
歯による推力のため被駆動プーリー2が回転す
る。この運動期間中、ベルトの上方走行部a上の
ベルト歯6は、次々と駆動プーリー3の歯みぞ9
内へ侵入し、次いでこのプーリーを離れるときに
歯みぞから抜出し、下方走行部のベルト歯とな
る。同様に、ベルトの下方走行部b上のベルト歯
6は、被駆動プーリーの歯列の歯みぞ内へ順々に
侵入してこの被駆動プーリーを運動させ、この被
駆動プーリーから離れて上方走行部aのベルト歯
となる。すなわち、各ベルト歯はプーリーの歯列
の歯みぞへ侵入してその歯みぞ内に留まり、次い
でその歯みぞから抜出す。
付プーリー2,3間にかけ渡されていて歯付プー
リーの一部を包囲しており、2つの直線部分、即
ち上方走行部a及び下方走行部bを有する。プー
リーを包囲したベルト部分においては、ベルト歯
6は歯付プーリーとかみ合つてその歯みぞ9内に
位置している。かみ合い状態の詳細は第4図に示
す。一方、プーリーとかみ合つていないベルト歯
6は第2図に示すような形状をしている。前述の
ように、2つの歯付プーリーの一方(例えばプー
リー3は駆動プーリーであり、他方(例えばプー
リー2)は被駆動プーリーである。駆動プーリー
3を例えば第1図で見て右回りに回転させれば、
ベルト歯上に作用する駆動プーリーの歯による推
力のため歯付ベルト1が動く。ベルトの運動が生
じると、被駆動プーリーの歯上に作用するベルト
歯による推力のため被駆動プーリー2が回転す
る。この運動期間中、ベルトの上方走行部a上の
ベルト歯6は、次々と駆動プーリー3の歯みぞ9
内へ侵入し、次いでこのプーリーを離れるときに
歯みぞから抜出し、下方走行部のベルト歯とな
る。同様に、ベルトの下方走行部b上のベルト歯
6は、被駆動プーリーの歯列の歯みぞ内へ順々に
侵入してこの被駆動プーリーを運動させ、この被
駆動プーリーから離れて上方走行部aのベルト歯
となる。すなわち、各ベルト歯はプーリーの歯列
の歯みぞへ侵入してその歯みぞ内に留まり、次い
でその歯みぞから抜出す。
プーリーの歯列の歯みぞ内へのベルト歯の侵入
は次の様式で生じる。すなわち、歯付プーリーの
1つの歯みぞ内への1つのベルト歯の侵入におい
ては、ベルト歯の側面とプーリー歯の側面(即
ち、プーリーの歯みぞの側面)との間での滑りは
生じない。歯付ベルトの歯即ちベルト歯と歯付プ
ーリーの歯みぞとの間で生じる最初の接触は、歯
付プーリーの歯みぞの底から隆起した突起部14
の側面とベルト歯の歯先に設けたみぞ11の側面
との間で起こる。歯みぞ9の底から隆起した突起
部14の幅がベルト歯6の歯先の歯みぞ11の幅
より大きいから、歯付プーリーの歯みぞの内部で
歯付ベルトの歯部分が拡げられる。歯部分のこの
拡がり(開拡)はベルト歯を膨脹変形させてベル
ト歯の実質上全表面をプーリーの歯みぞ9の全表
面に接触させる。この場合、突起部14の高さが
みぞ11の深さと同じなため、ベルト歯を圧縮状
態下におかない。このため、歯付ベルトの抗張体
5には特定な方向の応力が生じない。
は次の様式で生じる。すなわち、歯付プーリーの
1つの歯みぞ内への1つのベルト歯の侵入におい
ては、ベルト歯の側面とプーリー歯の側面(即
ち、プーリーの歯みぞの側面)との間での滑りは
生じない。歯付ベルトの歯即ちベルト歯と歯付プ
ーリーの歯みぞとの間で生じる最初の接触は、歯
付プーリーの歯みぞの底から隆起した突起部14
の側面とベルト歯の歯先に設けたみぞ11の側面
との間で起こる。歯みぞ9の底から隆起した突起
部14の幅がベルト歯6の歯先の歯みぞ11の幅
より大きいから、歯付プーリーの歯みぞの内部で
歯付ベルトの歯部分が拡げられる。歯部分のこの
拡がり(開拡)はベルト歯を膨脹変形させてベル
ト歯の実質上全表面をプーリーの歯みぞ9の全表
面に接触させる。この場合、突起部14の高さが
みぞ11の深さと同じなため、ベルト歯を圧縮状
態下におかない。このため、歯付ベルトの抗張体
5には特定な方向の応力が生じない。
前述の説明から、本発明に係る歯付ベルト及び
歯付プーリー伝達装置により所期の目的が達成さ
れることを理解されたい。事実、第1に、ベルト
歯とプーリー歯との間に摩擦滑りがないから、ベ
ルト歯の摩耗もなく、そのため歯付ベルト、従つ
て伝達装置の使用寿命が長くなる。更に、ベルト
歯が歯付プーリーの歯みぞ内へ侵入したのちに膨
脹によりベルト歯が拡がるため、既知の歯付ベル
ト及び歯付プーリー伝達装置が有していたような
歯付プーリーの歯みぞ内でのベルト歯の固定現象
を含む従来のすべての不都合な現象が生じない。
実際、ベルト歯本体の開拡のため既知の歯付ベル
ト及び歯付プーリー伝達装置に必ず存在していた
ようなクリアランスがまつたくなくなる。このよ
うなクリアランスが存在する場合には、次のよう
な不当な現象が生じてしまつて好ましくない。
歯付プーリー伝達装置により所期の目的が達成さ
れることを理解されたい。事実、第1に、ベルト
歯とプーリー歯との間に摩擦滑りがないから、ベ
ルト歯の摩耗もなく、そのため歯付ベルト、従つ
て伝達装置の使用寿命が長くなる。更に、ベルト
歯が歯付プーリーの歯みぞ内へ侵入したのちに膨
脹によりベルト歯が拡がるため、既知の歯付ベル
ト及び歯付プーリー伝達装置が有していたような
歯付プーリーの歯みぞ内でのベルト歯の固定現象
を含む従来のすべての不都合な現象が生じない。
実際、ベルト歯本体の開拡のため既知の歯付ベル
ト及び歯付プーリー伝達装置に必ず存在していた
ようなクリアランスがまつたくなくなる。このよ
うなクリアランスが存在する場合には、次のよう
な不当な現象が生じてしまつて好ましくない。
(イ) 伝達装置の作動中ベルト歯とこれを受入れる
歯付プーリーとの間の位置の相対的な変化、 (ロ) ベルト歯を構成するエラストマー材料の恒久
変形、 (ハ) 伝達装置の作動中歯付プーリーの歯みぞ内に
受入れられたベルト歯に加えられる荷重の変
化、 (ニ) ベルト歯と歯付プーリーの歯みぞとの間での
相対運動及び固定現象。
歯付プーリーとの間の位置の相対的な変化、 (ロ) ベルト歯を構成するエラストマー材料の恒久
変形、 (ハ) 伝達装置の作動中歯付プーリーの歯みぞ内に
受入れられたベルト歯に加えられる荷重の変
化、 (ニ) ベルト歯と歯付プーリーの歯みぞとの間での
相対運動及び固定現象。
こゝで、本発明の伝達装置においては、ベルト
歯とこれを受入れる歯付プーリーの歯みぞとの間
にクリアランスを生じないから、上述のような固
定現象等の不当な諸現象は生じない。このような
クリアランスの排除は本発明の開拡手段の存在に
よる。即ち、歯付プーリーの歯みぞの底から隆起
した突起部及びベルト歯の歯先に設けたみぞの存
在による。その理由は、(歯付プーリー及び歯付
ベルトの)これらの突起部とみぞとの係合がプー
リー歯みぞとベルト歯との間に生じうる相対運動
を阻止するからである。
歯とこれを受入れる歯付プーリーの歯みぞとの間
にクリアランスを生じないから、上述のような固
定現象等の不当な諸現象は生じない。このような
クリアランスの排除は本発明の開拡手段の存在に
よる。即ち、歯付プーリーの歯みぞの底から隆起
した突起部及びベルト歯の歯先に設けたみぞの存
在による。その理由は、(歯付プーリー及び歯付
ベルトの)これらの突起部とみぞとの係合がプー
リー歯みぞとベルト歯との間に生じうる相対運動
を阻止するからである。
突起部とみぞとの係合は更にプーリーの歯みぞ
内でのベルト歯の完全なるセンタリング機能をも
果し、それによつて、ベルトに使用したエラスト
マー材料の固有の変形性のために生じうるベルト
歯とベルト環状本体との間での微変位を阻止し、
もつて歯付ベルトの歯列と歯付プーリーの歯列と
の間の微変位を排除することにより、従つて伝達
装置における振動を排除することにより、伝達装
置の確実性を保証する。
内でのベルト歯の完全なるセンタリング機能をも
果し、それによつて、ベルトに使用したエラスト
マー材料の固有の変形性のために生じうるベルト
歯とベルト環状本体との間での微変位を阻止し、
もつて歯付ベルトの歯列と歯付プーリーの歯列と
の間の微変位を排除することにより、従つて伝達
装置における振動を排除することにより、伝達装
置の確実性を保証する。
プーリー歯みぞの底部から隆起した突起部とベ
ルト歯の歯先に設けたみぞとの係合により得られ
る別の効果は歯付プーリーとかみ合つている全ベ
ルト歯に加わる荷重分布を均一にすることであ
る。これにより、各ベルト歯に加わる荷重が減少
し、それ故伝達可能な動力が増大し、いわゆる歯
のスキツピング現象即ち飛越し現象の発生を減少
させる。
ルト歯の歯先に設けたみぞとの係合により得られ
る別の効果は歯付プーリーとかみ合つている全ベ
ルト歯に加わる荷重分布を均一にすることであ
る。これにより、各ベルト歯に加わる荷重が減少
し、それ故伝達可能な動力が増大し、いわゆる歯
のスキツピング現象即ち飛越し現象の発生を減少
させる。
更に、プーリー歯みぞの底部から隆起した突起
部とベルト歯の歯先に設けたみぞとの係合は、ベ
ルトの環状本体に埋設した抗張体に局部曲げ応力
が作用するのを阻止する(従来の歯付ベルト及び
歯付プーリー伝達装置では、このような曲げ応力
が抗張体に作用していた)。この効果のため、伝
達装置における振動の発生原因を排除し、ベルト
の抗張体に均一な応力を作用させる。
部とベルト歯の歯先に設けたみぞとの係合は、ベ
ルトの環状本体に埋設した抗張体に局部曲げ応力
が作用するのを阻止する(従来の歯付ベルト及び
歯付プーリー伝達装置では、このような曲げ応力
が抗張体に作用していた)。この効果のため、伝
達装置における振動の発生原因を排除し、ベルト
の抗張体に均一な応力を作用させる。
プーリー歯みぞの底から隆起した突起部とベル
ト歯の歯先のみぞとの係合のため、更に、プーリ
ー歯みぞ内でのベルト歯の支持が確実になる。こ
のため、ベルト歯の歯丈を高くすることができ、
その結果伝達装置における伝達可能な動力が増加
するし、ベルト歯のエラストマー材料も加えられ
る応力に対してそれだけ良好に抵抗できる。
ト歯の歯先のみぞとの係合のため、更に、プーリ
ー歯みぞ内でのベルト歯の支持が確実になる。こ
のため、ベルト歯の歯丈を高くすることができ、
その結果伝達装置における伝達可能な動力が増加
するし、ベルト歯のエラストマー材料も加えられ
る応力に対してそれだけ良好に抵抗できる。
更に、本発明の伝達装置は騒音も小さい。その
理由はベルト歯がプーリー歯みぞに入つている間
接触により必ず生じる衝撃が小さいからである。
即ち、最初の接触が2つのラインに沿つて生じそ
してプーリー歯みぞに入つてその歯みぞの突起部
と係合し歯みぞ内でベルト歯を拡げるベルト歯の
みぞが緩衝手段となるから、衝撃が小さくなる。
また、ベルト歯とプーリー歯みぞとの接触区域に
存在する空気はプーリー歯みぞから自由に逃げる
ことができ、騒音や振動が生じない。
理由はベルト歯がプーリー歯みぞに入つている間
接触により必ず生じる衝撃が小さいからである。
即ち、最初の接触が2つのラインに沿つて生じそ
してプーリー歯みぞに入つてその歯みぞの突起部
と係合し歯みぞ内でベルト歯を拡げるベルト歯の
みぞが緩衝手段となるから、衝撃が小さくなる。
また、ベルト歯とプーリー歯みぞとの接触区域に
存在する空気はプーリー歯みぞから自由に逃げる
ことができ、騒音や振動が生じない。
第1図は本発明の歯付ベルト及び歯付プーリー
伝達装置の立面図。第2図は本発明の伝達装置の
ベルト歯の1つの断面図。第3図は第2図のベル
ト歯とかみ合うべき歯付プーリーの歯みぞの1つ
の断面図。第4図は第2図のベルト歯と第3図の
プーリー歯みぞのかみ合い状態を示す図。 1:歯付ベルト、2,3:歯付プーリー、4:
環状本体、6:ベルト歯、9:プーリー歯みぞ、
11:みぞ、14:突起部。
伝達装置の立面図。第2図は本発明の伝達装置の
ベルト歯の1つの断面図。第3図は第2図のベル
ト歯とかみ合うべき歯付プーリーの歯みぞの1つ
の断面図。第4図は第2図のベルト歯と第3図の
プーリー歯みぞのかみ合い状態を示す図。 1:歯付ベルト、2,3:歯付プーリー、4:
環状本体、6:ベルト歯、9:プーリー歯みぞ、
11:みぞ、14:突起部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 抗張体5を埋設したエラストマー材料製の環
状本体4と、歯みぞ7により互に隔てられていて
環状本体の一面に形成され、歯付プーリー2,3
の歯みぞ9に係合するようになつたエラストマー
材料製の複数個の歯6とを有する歯付ベルト1を
備えて成る歯付ベルト及び歯付プーリー伝達装置
において、 前記伝達装置は、前記歯付ベルト1の歯6の部
分を拡げる手段11,14を具備し、該拡げる手
段は、各ベルト歯6の頂部に対応して設けた少な
くとも一つのみぞ11と、各プーリー歯みぞ9の
底部から隆起して設けた少なくとも一つの突起部
14とからなり、 該突起部14は、該ベルト歯頂部のみぞ11よ
りも大きな幅寸法を有しておりかつ該みぞ11内
に侵入し得ることを特徴とする、歯付ベルト及び
歯付プーリー伝達装置。 2 歯付プーリー2,3の歯列の各歯みぞ9の底
部から隆起して設けた前記突起部14は、歯付ベ
ルト1の各歯の頂部に設けたみぞ11の深さに等
しい高さを有することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の伝達装置。 3 前記突起部14の側部表面における接線と、
該接線の接点におけるプーリーの半径方向に垂直
な線とのなす角aが、ベルト歯表面とプーリー歯
表面との間の滑り摩擦角の値より大きいことを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載の伝達装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT19873/82A IT1149696B (it) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | Trasmissione a conghia dentata e pulegge dentate |
| IT19873A/82 | 1982-02-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58160659A JPS58160659A (ja) | 1983-09-24 |
| JPH0314096B2 true JPH0314096B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=11161968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58030677A Granted JPS58160659A (ja) | 1982-02-26 | 1983-02-25 | 歯付ベルト及び歯付プ−リ−伝達装置 |
Country Status (13)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US4553952A (ja) |
| JP (1) | JPS58160659A (ja) |
| AT (1) | AT403195B (ja) |
| BE (1) | BE895987A (ja) |
| BR (1) | BR8301023A (ja) |
| DE (1) | DE3306490C2 (ja) |
| ES (1) | ES270679Y (ja) |
| FR (1) | FR2522380B1 (ja) |
| GB (3) | GB2153960B (ja) |
| IT (1) | IT1149696B (ja) |
| MX (1) | MX155108A (ja) |
| NL (1) | NL191853C (ja) |
| SE (1) | SE454108B (ja) |
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-
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-
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