JPH0314268Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0314268Y2
JPH0314268Y2 JP16790782U JP16790782U JPH0314268Y2 JP H0314268 Y2 JPH0314268 Y2 JP H0314268Y2 JP 16790782 U JP16790782 U JP 16790782U JP 16790782 U JP16790782 U JP 16790782U JP H0314268 Y2 JPH0314268 Y2 JP H0314268Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
peeling
chips
workpiece
rake face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16790782U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5973014U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16790782U priority Critical patent/JPS5973014U/ja
Publication of JPS5973014U publication Critical patent/JPS5973014U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0314268Y2 publication Critical patent/JPH0314268Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本願考案は、鋼線材等のワークの外周を皮むき
加工する際に使用される、皮むきダイスに関する
ものである。
一般に、鋼線材等のワークの外周を一度に皮む
き加工する際には、第1図に示すような皮むきダ
イス1が使用され、ダイス孔1aの円周部先端に
形成された切刃1bで、ダイス1の刃先からダイ
ス孔1aに押し込まれたワーク2を引き抜くこと
により、ワーク2の外周に加工を施すものであ
る。したがつてワーク2から延出する切り屑3
は、ダイス1のすくい面1cに流出し、第2図に
示す如く、2分割あるいは3分割された長く連続
した形態のものとなる。そして、この皮むき加工
に際して生成される、長く連続した切り屑3は、
ワーク2や図示を省略した装置にからみつき、切
り屑詰りを生じ、製品の加工面品質を劣化させる
という問題を、また、この切り屑詰りに起因して
皮むき抵抗の増大、ひいてはダイスの切刃の損
傷・摩耗の増大という問題を提起するものであつ
た。
この対策として、従来においては第3図乃至第
5図に示すような、すくい面1cに切刃1bを一
端とするダイス孔1aの周方向の溝4を形成した
もの、あるいはダイス孔1aの周囲を等分して切
欠き5を形成したもの等が提案されている。
しかしながら、前者にあつてはワーク2から延
出する切り屑3をカールさせるには有効であるも
のの、切り屑3の幅がワーク2の外周にわたつて
いるため幅が広すぎて切り屑3を折断せしめるま
でには至らず、このため、切り屑詰りの問題を今
だ解消することができないものであつた。また、
後者にあつてはワーク2から延出する切り屑3を
ワーク2の外周に沿つて変形させるには有効であ
るものの、切り屑3をカールさせることができな
いために切り屑3を折断せしめることができず、
やはり前者と同様に切り屑詰りを解消することが
できないものであつた。しかも後者のものは切欠
き5によつて形成される切刃1bの凸凹がワーク
の仕上面に転写されてしまい製品の加工面品質が
劣るという新たな問題をも提起してしまうもので
あつた。
本考案は上記の実情を勘案してなされたもの
で、その目的とするところは、ワークから延出す
る切り屑を円滑に処理することにより、該切り屑
のワークあるいは装置へのからみつき、切り屑詰
りを防止して製品の加工面品質を向上させ、更に
は切り屑詰りに起因する諸問題を解消することの
できる皮むきダイスを提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本考案の特徴は、ワ
ークからダイス刃本体のすくい面に流出する切り
屑をその長手方向に分割させて適当な幅の切り屑
とし、該切り屑をカールさせて折断を促し、切り
屑を小片にして切り屑の円滑処理を図ることとし
た点にある。
以下、本考案の実施例を第6図及至第10図に
基づいて説明する。
皮むきダイス20においてダイス刃本体11の
ダイス孔11aの円周部先端には切刃11bが形
成されており、ワーク(図示省略)から延出する
切り屑のすくい面11cは平坦に形成されてい
る。そしてすくい面11c上には、後に詳述する
環状の段付き部21が設けられ、この段付き部2
1およびすくい面11c上には、放射状にかつ切
刃11bから所定の間隔を置いて複数のチツプブ
レーカ12,12……が配設されている(第7
図)。なお、このチツプブレーカ12は、段付き
部21に設けた切欠を通してその全体がすくい面
11cに載るように設けてもよい(第7a図)。
このチツプブレーカ12はダイス刃11の軸線に
対向する稜13(第7図参照)、稜13からすく
い面11cの外周側に広がる折断面14を有する
略三角形状の突起物であり、焼結により段付き部
21を含むダイス刃本体11と一体形成され、あ
るいはダイス刃本体11と別体のものとしてロウ
付けによりすくい面11cおよび段付き部21上
に接合一体化されている。そして、チツプブレー
カ12の稜13はワークからすくい面11cに流
出する切り屑をその長手方向に分割・切断する切
断刃として作用し、すくい面11cの外周側に広
がる折断面14は前記稜13で分割された切り屑
をカールさせて折断を促す作用をなすものであ
る。したがつて、稜13から広がる折断面14は
平面に限られることなく、曲面形状等上記作用を
なしうる限りにおいて任意な形状を採択しうるも
のである。
本実施例においては段付き部21が、切刃11
bよりすくい面11cの外周側の適宜位置であつ
て、且つ切刃11bと同心の円周上に段差22を
形成するように、すくい面11c上に突設されて
いる。段付き部21及び段差22の段差面22a
の形状は、切り屑のカール・折断をより確実なも
のとする限りにおいて、任意である。たとえば、
第8図に示す如く断面直線状あるいは第9図に示
す如く断面曲線状であつても良い。
また段付き部21は、焼結によりダイス刃本体
11と一体形成しても、あるいはダイス刃本体1
1と別体のものとして、ロウ付けによりすくい面
11cに接合一体化し、または皮むきダイス20
の押さえ金を兼ねてダイスホルダとの間でねじ締
め等によりすくい面11cに機械的に締結しても
よい。さらに、チツプブレーカ12と段付き部2
1とは焼結により一体に形成してすくい面11c
上にロウ付けしても、あるいはチツプブレーカ1
2と、段付き部21とダイス刃本体11とは焼結
により一体形成してもよい。
次に本実施例の皮むきダイス20を使用しての
試験結果について述べる。
先ず、チツプブレーカ12の折断面14は平面
とし、該面14の外周側への広がり角度αを60
度、稜13の先端部の曲率を0.04mmR、稜13の
長さを3mmとしたWC−Co系超硬製の略三角形状
チツプブレーカ12をダイス刃11のすくい面1
1c上に銀ロウ付けした。尚、皮むきダイス径は
11.8mm、ダイス切刃11bからチツプブレーカの
稜13までの距離を1.1mmとした。
そして、ワークとしてのばね鋼SUP6を加工
速度60m/min、ワーク取り代0.25mmとし、切刃
11bから段差22までの距離1.5mm、段差面の
断面が曲率6mmR(第9図参照)とし、段付き部
21の高さ3mmとした皮むきダイス20を用いて
皮むき加工を行なつた際の切り屑3bの形態を第
10図に示している。切り屑3bは従来のものに
比べてはるかに小片のものとなつており、切り屑
処理において非常に好ましい態様であることが充
分に理解されるであろう。また、第8図に示すよ
うに段差面22aの断面を直線状としたものにあ
つては、すくい面11dとの交差角βが45度乃至
50度の範囲で第10図に示す切り屑3bとほぼ同
様の形態の切り屑を得ることができた。尚、ダイ
ス、チツプブレーカ、段付き部の材質は、高温で
強靭な切り屑に耐えうる高速度工具鋼あるいは超
硬が望ましい。
尚、皮むき加工において、ワークの取り代は実
際上ほぼ一定したものであり、切刃11bから稜
13までの好ましい距離の設定は比較的容易であ
る。
また、ワークから延出する切り屑を分割し、カ
ール・折断せしめる際の切削力の増加について
は、従来のダイスを用いた皮むき加工時の切削力
のばらつきの範囲内であり、充分に許容しうる範
囲内のものであり、ワーク加工面品質も良好なも
のであつた。
次に皮むきダイスの耐摩耗性及び切り屑の耐容
着性の向上を企図した別の実施例について説明す
る。
この実施例は、先の実施例の皮むきダイス20
の刃先にTiC,TiN,あるいはAl2O3の被覆処理
を施したものである。
WC系超硬P20種材料からなる先の実施例のも
のに、PVD法により約6μmの厚さのTiN被覆を
施したもので、ばね鋼SUP6(Hv308)を片
側取り代0.15mm、加工速度100m/minで加工し、
P20種材料からなる(被覆処理を施していないも
の)皮むきダイスとの耐摩耗性及び耐溶着性の比
較試験を行つた。
その結果、非被覆処理のものにあつては、加工
長さ1000mで逃げ面摩耗幅が0.35mmであつたのに
対し、被覆処理を施したTiN被覆皮むきダイス
は、加工長さ2500mで摩耗幅が0.1mmであつた。
このことからTiN被覆処理により耐摩耗性は著
しく向上していることが理解されるであろう。
また、このときの切り屑小片の形態を調べた結
果、TiN被覆皮むきダイスを使用したものは、
切り屑厚さが薄く、ダイス刃本体のすくい面を擦
過した面も滑らかできれいであり、更にダイス刃
本体のすくい面での切り屑接触長も短いものであ
つた。このことから、TiN被覆処理により、切
り屑の流出が滑らかになつており、耐溶着性が向
上していることが理解される。つまり、TiN被
覆処理は本考案の目的とする切り屑処理の円滑化
に対して一層好ましい性質を付与するものであ
る。このことはTiC,Al2O3被覆処理についても
同様の効果を期待しうるものである。
上記の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、ダイス刃本体のすくい面にチツプブレーカを
突設し、すくい面に段差を設けたことから、ワー
クからすくい面に流出する切り屑を折断し易い幅
に分割・切断した後、直ちにカール・折断せしめ
て小片のものとすることができる。従つて、該小
片はワークから直ちに落下することとなり、ワー
クあるいは装置にからみつくこともなく、また切
り屑詰りを生ずることもなくなるため、製品の加
工面品質を劣化させる原因が解消される。そし
て、本考案においては、チツプブレーカをダイス
刃本体の切刃から所定の間隔をおいてすくい面に
突設したことから、切刃端から外周方向に放射状
の溝を設ける必要がなくなる。従つて、従来のよ
うにこれらの溝によつて形成される凹凸がワーク
の仕上面に転写されることがなくなるので、製品
の加工面品質を向上することができる。また、切
り屑詰りに起因する皮むき抵抗の増大、ダイスの
切刃の損傷・摩耗の増大という問題を解消するこ
とができる。さらに、ワークから延出する切り屑
を直ちに処理することから、ワーク切削箇所への
潤滑油の侵入が容易となり、皮むきダイスの寿命
を延長することができ、しかも良好な製品加工面
を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一般に使用される皮むきダイスのワ
ーク加工状態を示す断面図、第2図は、第1図に
示す皮むきダイスにより皮むき加工をする際、ワ
ークから延出する切り屑の形態を示す正面図、第
3図は、従来の改良された皮むきダイスの断面
図、第4図は、従来の改良された皮むきダイスの
正面図、第5図は、第4図に示す皮むきダイスの
断面図、第6図は、本考案実施例に係る皮むきダ
イス、第7図は、第6図のA−A断面図、第7a
図は、第6図のA−A断面図であつてチツプブレ
ーカが段付き部の切欠内に配置されているもの、
第8図は、第6図のB−B断面であつて段差面断
面が直線状のものを示す断面図、第9図は、第6
図のB−B断面であつて段差面断面が曲線状のも
のを示す断面図、第10図は、本実施例の皮むき
ダイスを用いて皮むき加工をした際に生成された
切り屑の形態を示す正面図。 20……本実施例の皮むきダイス、11……ダ
イス刃本体、11b……切刃、11c……すくい
面、12……チツプブレーカ、13……稜、14
……折断面、22a……段差面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ダイス刃本体のすくい面に、前記ダイス刃本
    体にあるダイス孔の軸線に対向する鋭い稜と該
    稜から前記すくい面の外周側に広がる折断面と
    を有する複数のチツプブレーカを、放射状にか
    つ前記ダイス刃本体の切刃から所定の間隔をお
    いて突設し、更に、前記すくい面における前記
    チツプブレーカの稜より外周側に位置しかつ前
    記ダイス刃本体の軸線を中心とする円周上に、
    段差面を形成したことを特徴とする皮むきダイ
    ス。 (2) 皮むきダイスの刃先をTiC,TiN,Al2O3の
    皮膜処理を施したものとしたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の皮むきダ
    イス。
JP16790782U 1982-11-05 1982-11-05 皮むきダイス Granted JPS5973014U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16790782U JPS5973014U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 皮むきダイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16790782U JPS5973014U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 皮むきダイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973014U JPS5973014U (ja) 1984-05-17
JPH0314268Y2 true JPH0314268Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30367224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16790782U Granted JPS5973014U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 皮むきダイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5973014U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5980718B2 (ja) * 2013-05-08 2016-08-31 株式会社神戸製鋼所 シェービング工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5973014U (ja) 1984-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4273480A (en) Throwaway tip
US6957933B2 (en) Threading insert with cooling channels
JP3834544B2 (ja) タップ、およびその製造方法
JPS62188616A (ja) フライス
US5597269A (en) Cutting tool for honeycomb core
JPH0780714A (ja) 超硬質ドリル
JPH0620663B2 (ja) 鉄鋼材料切断用超硬質チップ付丸鋸
JPS63102814A (ja) 二枚刃ガンドリル
JP3196510B2 (ja) 硬質蒸着層がすぐれた耐剥離性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製エンドミル
JPH0532164B2 (ja)
JP2623304B2 (ja) サーメット製ツイストドリル
JP2001054810A (ja) ドリル
JPH0314241Y2 (ja)
JPH0283109A (ja) エンドミル
JP2003300111A (ja) ツイストドリル
JP2505355Y2 (ja) スロ―アウェイチップ
JP2002361515A (ja) 軟質材切削用エンドミル
JPS63278711A (ja) ろう付けリ−マ
JPS62181805A (ja) スロ−アウエイチツプ
JPH0141526Y2 (ja)
JPH045207Y2 (ja)
JPS6137453Y2 (ja)
JPS637449Y2 (ja)
JP2000042809A (ja) 切削インサート
JPS6337148Y2 (ja)