JPH0314394B2 - - Google Patents
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- JPH0314394B2 JPH0314394B2 JP59082333A JP8233384A JPH0314394B2 JP H0314394 B2 JPH0314394 B2 JP H0314394B2 JP 59082333 A JP59082333 A JP 59082333A JP 8233384 A JP8233384 A JP 8233384A JP H0314394 B2 JPH0314394 B2 JP H0314394B2
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Description
産業上の利用分野
本発明は時分割多重されたカラー映像信号の記
録再生装置に係り、特にNTSC方式カラーテレビ
ジヨン信号中の搬送色信号を線順次色差信号又は
線順次原色信号に変換した後時間軸圧縮し、その
時間軸圧縮線順次信号を輝度信号に時分割多重し
て得た時分割多重カラー映像信号を記録媒体に記
録し、これを再生する記録再生装置に関する。 従来技術 現在のカラー映像信号の記録再生装置(特に
VTR)のうち主流を占める記録再生装置は、標
準方式(NTSC方式、PAL方式又はSECAM方
式)のカラーテレビジヨン信号から輝度信号と搬
送色信号とを夫々分離し、輝度信号は周波数変調
して被周波数変調波とし、搬送色信号は低域へ周
波数変換して低域変換搬送色信号とした後上記被
周波数変調波に周波数分割多重し、この周波数分
割多重信号を記録媒体(例えば磁気テープ)に記
録し、再生時には再生周波数分割多重信号に対し
て記録時とは逆の信号処理を行なつて標準方式に
準拠した再生カラーテレビジヨン信号を得る、所
謂低域変換記録再生方式の記録再生装置であるこ
とは周知の通りである。 かかる低域変換記録再生方式以外にも各種の記
録再生方式の記録再生装置が提案されており、例
えば線順次色差信号を時間軸圧縮すると共に輝度
信号も時間軸圧縮し、これらの信号を時分割多重
し、この時分割多重信号を周波数変調して記録媒
体に記録し、再生時には再生時分割多重信号に対
して記録時とは逆の信号処理を行なつて標準方式
に準拠したカラーテレビジヨン信号の再生出力を
得る構成の記録再生装置が提案されている(例え
ば、特開昭53−5926号公報参照)。この記録再生
装置は、輝度信号と色差信号の両帯域の相違を勘
案し、帯域が狭い方の信号である色差信号の方を
水平帰線消去期間内で伝送することができるよう
に、1H期間内で伝送される一の色差信号を1H期
間の約20%の期間に時間軸圧縮し、また帯域利用
率などの点から有利なように輝度信号については
時間軸圧縮色差信号と同じ程度の帯域を占めるよ
うに1H期間の約80%の期間に時間軸圧縮して伝
送し、更に2つの色差信号については1H毎に交
互に伝送する線順次信号として時分割多重し、こ
の信号をFM変調器に供給し、このFM変調器の
出力信号を磁気テープ等に記録し、再生時は記録
時とは逆の信号処理を行なつて再生カラー映像信
号を得る記録再生方式(以下、これを「タイムプ
レツクス方式」と呼ぶものとする)に基づいて構
成されていた。 上記のタイムプレツクス方式によれば、例えば
第7図Aに示す如き、フイールド周波数50Hz、走
査線数625本、1水平走査期間(1H)が64μs、水
平帰線消去期間が12μsのSECAM方式に準拠した
カラーバー信号を記録再生する場合は、同図Bに
示す如き時分割多重信号に変換した後記録媒体に
記録し、これを再生する。ここで、第7図B中、
Ycは映像期間52μsの80%の期間である41.6μsに
時間軸圧縮された1H分の時間軸圧縮輝度信号を
示し、(R−Y)c、(B−Y)cは映像期間52μs
の色差信号(R−Y)、(B−Y)が20%の期間で
ある10.4μsに時間軸圧縮された1H分の時間軸圧
縮色差信号を示す。更に別途生成された水平同期
信号H1,H2と色基準レベルL1,L2とが1Hの残
りの12μs(=64−(41.6+10.4))のブランキング
期間内に時系列的に伝送される。 かかる時分割多重信号を伝送するタイムプレツ
クス方式によれば、輝度信号と色差信号とが同時
に伝送される期間は存在しないので、NTSC方式
やPAL方式カラー映像信号の如く輝度信号と搬
送色信号とを夫々帯域共用多重化して伝送する場
合に生ずることがある輝度信号と色差信号との間
での相互干渉やモアレを生ずることはなく、また
NTSC方式、PAL方式及びSECAM方式カラー映
像信号のいずれかの場合もアジマス記録再生方式
の記録再生装置によりH並びのしないトラツクに
記録され再生されたとしても、相隣るトラツクに
は時分割多重信号がアジマス損失効果の大である
高周波数の搬送波を周波数変調して得られた被周
波数変調波信号形態で記録されているから、アジ
マス損失効果によつてクロストークを殆ど生ずる
ことはなく、高品位の再生画質が得られる。 更に、タイムプレツクス方式における上記の時
間軸圧縮輝度信号及び時間軸圧縮色差信号は、共
に低周波数帯域ではエネルギが大で、高周波数帯
域でエネルギが小となるエネルギ分布をもつこと
となり、周波数変調に適した信号形態であるか
ら、変調指数が大きくとれS/Nを大幅に改善す
ることができ、また更に時間軸伸長する際に再生
時間軸変動を略完全に除去することができる。 発明が解決しようとする問題点 しかるに、従来のタイムプレツクス方式の記録
再生装置は、NTSC方式カラーテレビジヨン信号
に対して適用した場合は、クロスカラーによる色
縞が目立つてしまい、実用にならないという問題
点があつた。すなわち、このことにつき詳細に説
明するに、従来のタイムプレツクス方式の記録再
生装置は、NTSC方式カラーテレビジヨン信号を
記録再生する場合は、まずデコーダにより入力
NTSC方式カラーテレビジヨン信号から輝度信号
と搬送色信号を分離し、搬送色信号は更に復調し
て2種の色差信号(例えばR−YとB−Y、ある
いはIとQ)を得た後、これを線順次色差信号に
変換する。デコーダより取り出された上記の輝度
信号と線順次色差信号とは夫々別々に時間軸圧縮
された後、前記の如く時分割多重される。 ここで、画面上でのライン(走査線)と位置
と、そのラインの基準副搬送波の最初と最後の各
1周期の波形と、そのラインの伝送すべき色差信
号との関係をまとめて図示すると、第8図に示す
如くになる。 周知の如く、NTSC方式の色副搬送波(基準副
搬送波)は、水平走査波fHの1/2の455倍の周波数
に選定されているため、第8図に示す如く、同一
フイールドの相隣るラインにおける基準副搬送波
は逆相の関係にある。これに対して、2種の色差
信号R−Y,B−Yは1H毎に交互に伝送される
から、同じ1フレームでは同じ色差信号に対する
基準副搬送波の位相は同相となる。 しかして、デコーダ中において、あるいはテレ
ビジヨンカメラから取り出された2種の色差信号
又は原色信号の時間軸圧縮回路に致る伝送路など
の信号処理過程において、輝度信号と搬送色信号
との間の干渉が避けられない。このため、このよ
うな伝送路を伝送される搬送色信号を復調する
と、第9図A,Bに示す如く再生画面上に色ノイ
ズが生ずる。第9図Aは或る1フイールドの画面
上でのドツトパターンを示しており、第1、第3
ライン等の奇数番目のラインの白い部分では色差
信号R−Yが大レベルで、黒い部分ではR−Yが
小レベルとなり、他方、第2、第4ライン等の偶
数番目のラインの白い部分では色差信号B−Yが
大レベルで、黒い部分ではB−Yが小レベルとな
る。また、第9図Bに示す如く、色復調回路の出
力波形は、第1、第3フレームでは実線で示す如
く色差信号R−Yが変化し、第2、第4フレーム
では破線で示す如く色差信号B−Yが変化したも
のとなる。このように、再生画面に現われる色ノ
イズは固定したものとなる。 例えば、搬送色信号に干渉する輝度信号が、第
10図Aに示す如く、黒い縦線1と白い縦線2と
が夫々交互に水平方向に配列された縞模様の画像
の輝度信号であるものとすると、上記の色ノイズ
は再生画面において、或る1フレームでは第10
図Bに模式的に示す如く縦線1と2とのエツジ部
分に対応して、奇数番目のラインでは左下りのハ
ツチングで示す第1の色相の着色部分3が生じ、
偶数番目のラインでは垂直方向のハツチングで示
す第2の色相の着色部分4が生じる。そして、次
の1フレームでは第10図Cに模式的に示す如
く、着色部分3と着色部分4とが夫々生ずる。な
お、第10図B,Cの右端に示した数字はライン
番号を示し、R−Y,B−Yはそのラインで伝送
される色差信号を示す。なお、着色部分3,4の
夫々の色相は、干渉する輝度信号の高周波数成分
と基準副搬送波の位相差によつて定まり、同一ラ
イン上でも必らずしも同一色相であるとは限らな
い。 第9図A,B、第10図B,Cからわかるよう
に、色ノイズは、同一フレーム中2ライン組で同
一の固定パターンとなるため、目につき実用にな
らない。 そこで、本発明は線順次信号の位相をフリツカ
ーが目立たない複数の水平走査期間毎に交互に反
転して出力することにより、上記の問題点を解決
した、時分割多重されたカラー映像信号の記録再
生装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段及び作用 本発明は線順次信号の位相をフリツカーが目立
たない複数の水平走査期間毎に交互に反転して出
力する回路と、該線順次信号の位相の反転に応じ
て前記色判別信号の前縁又は後縁の位相を異なら
しめる回路とを夫々記録系に設け、再生された該
時分割多重カラー映像信号中の上記色判別信号の
前縁及び後縁の位相を検出する検出器と、再生さ
れた該時分割多重されたカラー映像信号中の該時
間軸圧縮線順次信号をもとの時間軸に時間軸伸長
して得た再生線順次信号から前記2種の色差信号
又は原色信号を夫々同時化して出力する回路部の
出力側に、該同時化されて取り出される2種の出
力信号の夫々の位相を、該検出器の出力信号に基
づいて前記複数の水平走査期間毎に交互に反転し
て出力する反転切換回路を設けたものであり、以
下その各実施例について第1図乃至第6図と共に
説明する。 実施例 第1図は本発明装置の一実施例のブロツク系統
図を示す。本発明装置は記録時における2種の色
差信号又は原色信号の伝送形態に特徴を有するも
のである。第1図において、まず記録時の動作に
ついて説明するに、記録時には入力端子10に入
来した記録すべきNTSC方式カラーテレビジヨン
信号は、デコーダ11に供給される一方、端子R
側に接続されているスイツチ回路12を通して低
域フイルタ13に供給される。低域フイルタ13
により入力NTSC方式カラーテレビジヨン信号中
の例えば第2図Aに示す如き輝度信号が分離波
されてAD変換器14に供給される一方、同期信
号分離回路15により等価パルスの除去された水
平同期信号が取り出されてコントロールパルス発
生装置16及びフリツプフロツプ17に供給され
る。コントロールパルス発生装置16はモード切
換スイツチ(図示せず)の出力に基づいて記録時
にはスイツチ回路12及び後述するスイツチ回路
23,33を端子R側に接続されるスイツチング
パルスを発生する一方、同期信号分離回路15の
出力水平同期信号と上記切換スイツチの出力信号
とに基づいて、AD変換器14,24,DA変換
器32,51,52に夫々クロツクパルスを発生
出力し、またスイツチ回路26,31にスイツチ
ングパルスを発生出力し、更にメモリ回路25,
27,28及び29に夫々書き込み用又は読み出
し用クロツクパルス、ライト/リード信号などを
発生出力する。 フリツプフロツプ17は同期信号分離回路15
より取り出された第3図Aに示す如き水平同期信
号を1/2分周して同図Bに示す如きパルスを発生
し、これをスイツチ回路22にスイツチングパル
スとして印加する一方、カウンタ18に供給して
更に1/2分周させる。これにより、カウンタ18
からは第3図Cに示す如く、水平同期信号に位相
同期した、4H周期の対称方波形が取り出され、
この対称方形波はスイツチ回路19にスイツチン
グパルスとして印加される。スイツチ回路19は
上記対称方形波がハイレベルである2H期間は端
子19a及び19bの入力信号を選択出力し、ロ
ーレベルである2H期間は端子19c及び19d
の入力信号を選択出力するようスイツチング制御
される。また、スイツチ回路22は第3図Bに示
すパルスがハイレベルである1H期間は端子22
aの入力信号を選択出力し、ローレベルである
1H期間は端子22bの入力信号を選択出力する
ようスイツチング制御される。 他方、前記デコーダ11は入力NTSC方式カラ
ーテレビジヨン信号中の搬送色信号を例えばくし
形フイルタを用いて分離波した後色復調回路で
2種の色差信号B−Y及びR−Yを得る構成とさ
れている。デコーダ11より同時に並列に出力さ
れる2種の色差信号B−Y,R−Yは夫々スイツ
チ回路19の端子19a,19bに並列に供給さ
れる一方、インバータ20,21を通してスイツ
チ回路19の端子19c,19dに並列に供給さ
れる。スイツチ回路19は前記した如く、第3図
Cに示す対称方形波により、2H毎に切換接続さ
れる構成とされているから、スイツチ回路19は
或る2H期間は共通端子19eより色差信号B−
Yをスイツチ回路22の端子22aに供給すると
共に、共通端子19fより色差信号R−Yをスイ
ツチ回路22の端子22bに供給し、次の2H期
間は共通端子19eより色差信号B−Yの位相反
転信号−(B−Y)を端子22aへ選択出力する
と共に、共通端子19fより色差信号R−Yの位
相反転信号−(R−Y)を端子22bへ選択出力
することを2H毎に交互に繰り返す。 また、スイツチ回路22は前記した如く、第3
図Bに示すパルス(周期2Hの対称方形波)によ
り、1H毎に切換接続されるから、スイツチ回路
22の出力信号は第3図Dに模式的に示す如く、
2種の色差信号B−Y,R−Yが1H毎に交互に
時系列的に合成されてなる線順次色差信号を2H
毎に位相反転した線順次色差信号が得られること
になる。従つて、スイツチ回路19の端子19b
に入力される色差信号R−Yが第2図Bに示す如
き波形であり、また端子19aに入力される色差
信号B−Yが同図Cに示す如き波形であるときに
は、スイツチ回路22の出力信号は同図Dに示す
如き線順次色差信号となる。 第2図Dに示す線順次色差信号はスイツチ回路
23を通してAD変換器24に供給され、ここで
コントロールパルス発生装置16よりの例えば
4MHzのクロツクパルスに基づいてアナログーデ
イジタル変換されて、標本化周波数4MHzで標本
化されたデイジタル線順次色差信号を発生出力し
てメモリ回路25に供給される。メモリ回路25
は後述するメモリ回路27,28及び29と同様
に、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)とア
ドレスカウンタとから構成されており、コントロ
ールパルス発生装置16よりのリード/ライト信
号及びクロツクパルスに基づいて、1H内の映像
期間のデイジタル色差信号を、例えば4MHzの書
き込み用クロツクパルスに基づいて書き込んだ
後、上記装置16よりの例えば20MHzの読み出し
用クロツクパルスに基づいて、書き込まれたデイ
ジタル色差信号を、後述の水平同期信号及びアク
ロマチツクレベルの両伝送期間を除いた水平帰線
消去期間内で読み出す。 従つて、メモリ回路25からは1/5に時間軸圧
縮されたデイジタル線順次色差信号が間欠的に
1H周期で読み出され、スイツチ回路31に供給
される。なお、メモリ回路25の出力時間軸圧縮
デイジタル線順次色差信号はスイツチ回路26及
びメモリ回路27にも夫々供給されるが、記録時
にはスイツチ回路26は信号通過阻止状態に制御
されているため、メモリ回路27は実質的には動
作しない。 他方、第2図Aに示す輝度信号はAD変換器1
4に供給され、ここでコントロールパルス発生装
置16よりの例えば16MHzのクロツクパルスに基
づいてアナログーデイジタル変換された後メモリ
回路28及び29に夫々供給される。メモリ回路
28及び29は夫々上記装置16よりのリード/
ライト信号により、一方が書き込み動作を行なつ
ている1H期間は、他方がその1H直前に書き込ん
だデイジタル輝度信号を読み出すように動作制御
せしめられる。ここで、メモリ回路28,29の
書き込みクロツクパルスは例えば16MHz、読み出
しクロツクパルスは例えば20MHzに選定される。
従つて、メモリ回路28及び29からは、1H期
間毎に交互に、1H期間の輝度情報が4/5に時間軸
圧縮されたデイジタル信号が、情報の欠落なく取
り出されて、スイツチ回路31に供給される。 また、このスイツチ回路31には、アクロマチ
ツクレベル検出器30より取り出されたアクロマ
チツクレベル信号(ここではデイジタルデータ)
が供給される。このアクロマチツクレベル信号
は、前記色差信号R−Y及びB−Yの色基準の直
流レベルで、色差信号R−Y及びB−Yの最大振
幅の中央値に相当するレベルの信号である(色差
零、すなわち無色のレベルである)。 スイツチ回路31は前記装置16よりのスイツ
チング信号に基づいて、メモリ回路28及び29
のうち読み出し動作を行なつている方のメモリ回
路28又は29より取り出された4/5に時間軸圧
縮されたデイジタル輝度信号を選択出力した後、
引続いて所定期間の間アクロマチツクレベル信号
を選択出力し、更にその所定期間終了時点よりメ
モリ回路25より読み出される1/5に時間軸圧縮
された−のデイジタル色差信号を選択出力するこ
とを繰り返す。 このようにして、スイツチ回路31より時系列
的に合成されて取り出されたデイジタル信号は、
DA変換器32に供給され、ここで前記装置16
よりの20MHzのクロツクパルスにより、デイジタ
ル−アナログ変換されて第2図Fに示す如き波形
の時分割多重されたカラー映像信号とされる。第
2図Fにおいて、h1〜h4は時間軸圧縮された水平
同期信号、a1〜a4はアクロマチツクレベル信号、
Ycは時間軸圧縮輝度信号、(R−Y)c,(B−
Y)cは夫々色差信号R−Y,B−Yを時間軸圧
縮して得た時間軸圧縮色差信号、そして−(R−
Y)c及び−(B−Y)cは色差信号−(R−Y),
−(B−Y)を夫々時間軸圧縮して得た時間軸圧
縮色差信号を示す。 なお、スイツチ回路31からゲート出力される
アクロマチツクレベル信号のデイジタルデータ
は、その情報が第2図Eに示す如く、パルス波高
値が前記アクロマチツクレベルで、かつ、時間軸
圧縮色差信号(R−Y)cの直前位置のパルス幅
がT1、時間軸圧縮色差信号(B−Y)cの直前
のパルス幅がT2、時間軸圧縮色差信号−(R−
Y)cの直前のパルス幅がT3、そして時間軸圧
縮色差信号−(B−Y)cの直前のパルス幅がT4
である、パルス情報を示している。従つて、パル
ス幅がT1〜T4のいずれかであるかによつて、色
差信号(R−Y)c,(B−Y)c,−(R−Y)
c,−(B−Y)cの伝送ラインを識別することが
でき、アクロマチツクレベル信号は色判別信号と
しても伝送される。ここで、上記の期間T1〜T4
とその直前の時間軸圧縮輝度信号の伝送期間との
和の期間は夫々等しくなるように選定されてお
り、一例として1Hの1/1280倍の期間をtとする
と、期間T1は68t、期間T2は48tに夫々選定され
ている。更に、1H内の時間軸圧縮色差信号の伝
送期間は、(R−Y)c,(B−Y)c,−(R−
Y)c及び−(B−Y)cのいずれの場合も一定
で、例えば1Hの13/80倍の期間に選定されてい
る。 また、第2図Eに示すアクロマチツクレベル信
号の再生水平同期信号に対する立上り(前縁)位
置は色差信号の種類によつて異ならしめられ、例
えば時間軸圧縮色差信号(R−Y)c,−(R−
Y)cの直前に伝送されるアクロマチツクレベル
信号の第1の立上り位置の方が、時間軸圧縮色差
信号(B−Y)c,−(B−Y)cの直前に伝送さ
れるアクロマチツクレベル信号の第2の立上り位
置に比し位相が進められている。更にアクロマチ
ツクレベル信号の再生水平同期信号に対する立下
り(後縁)位置は、色差信号の極性によつて異な
らしめられ、例えば時間軸圧縮色差信号−(R−
Y)c,−(B−Y)cの直前のアクロマチツクレ
ベル信号の第1の立下り位置の方が、時間軸圧縮
色差信号(R−Y)c,(B−Y)cの直前のア
クロマチツクレベル信号の第2の立下り位置に比
し位相が進められている。これにより、上記のア
クロマチツクレベル信号のパルス幅T1〜T4は、
例えばT1>T3>T2>T4なる関係となる。 第2図Fに示す時分割多重されたカラー映像信
号は、第1図中のスイツチ回路33を通してプリ
エンフアシス回路34に供給され、更にこれより
ホワイトピークルレベルのクリツプ回路35、ク
ランプ回路36、周波数変調器37、高域フイル
タ38及び記録増幅器39よりなるVTRにおい
て公知の記録信号処理回路を通して記録ヘツド4
0に供給され、これにより磁気テープ41aに記
録される。 次に再生時の動作について説明するに、このと
きはスイツチ回路12,23及び33は夫々端子
P側に接続される。再生ヘツド42により磁気テ
ープ41b上に被周波数変調波の信号形態で記録
されている時分割多重信号が再生され、この再生
被周波数変調波は再生増幅器43、イコライザ回
路44、高域フイルタ45、FM復調器46及び
デイエンフアシス回路47よりなる公知の再生信
号処理回路を通して第2図Fに示す如き再生時分
割多重カラー映像信号とされる。この再生時分割
多重カラー映像信号は端子Pに接続されているス
イツチ回路12及び低域フイルタ13を夫々を経
てAD変換器14、同期信号分離回路15、アク
ロマチツクレベル検出器48及び反転・非反転検
出器49に夫々供給される一方、スイツチ回路2
3を通してAD変換器24に供給される。同期信
号分離回路15により分離された水平、垂直の同
期信号はコントロールパルス発生装置16に供給
される。 AD変換器14はコントロールパルス発生装置
16よりの例えば20MHzのクロツクパルスに基づ
いて再生時分割多重カラー映像信号のアナログー
デイジタルを行なつて得たデイジタル信号をメモ
リ回路28及び29へ夫々供給する。メモリ回路
28及び29はコントロールパルス発生装置16
よりのリード/ライト信号に基づいて時間軸圧縮
輝度信号が伝送される期間のみ一方が書き込み動
作を行なうように制御されると共に、他方が所定
期間読み出し動作を行なうようにされることが、
1H毎に交互に繰り返される。また、このメモリ
回路28及び29の書き込み用クロツクパルスは
例えば20MHz、読み出し用クロツクパルスは16M
Hzに選定されている。従つて、メモリ回路28及
び29からは1H毎に交互に5/4に時間軸伸長され
て時間軸がもとに戻された再生デイジタル輝度信
号が取り出されてスイツチ回路31に供給され
る。 他方、AD変換器24より取り出されたデイジ
タル信号は、デイジタル時間軸圧縮色差信号の伝
送期間のみ書き込み動作を行なうように制御され
るメモリ回路25に供給され、ここでコントロー
ルパルス発生装置16よりの例えば20MHzの書き
込み用クロツクパルスに基づいて書き込まれた
後、4MHzの読み出し用クロツクパルスに基づい
て読み出される。従つて、メモリ回路25からは
5/1に時間軸伸長されてもとの時間軸に戻された
デイジタル線順次色差信号が取り出され、スイツ
チ回路26及びメモリ回路27に夫々供給され
る。メモリ回路27はコントロールパルス発生装
置16よりの4MHzのクロツクパルスに基づいて
メモリ回路25の出力信号を書き込んだ後、4M
Hzのクロツクパルスに基づいて書き込んだ信号を
読み出す。これにより、メモリ回路27からは
1H遅延された再生デイジタル色差信号が時系列
的に取り出されてスイツチ回路26に供給され
る。従つて、メモリ回路25及び27の一方から
再生デイジタル色差信号R−Y又は−(R−Y)
が取り出されている1H内の映像期間では、他方
から再生デイジタル色差信号B−Y又は−(B−
Y)が取り出されることになる。 また、アクロマチツクレベル検出器48は水平
同期信号位置から一定時間後の位置に多重されて
いる前記アクロマチツクレベル信号の数標本点デ
ータの平均値をラツチ回路によりラツチすると共
に、アクロマチツクレベル信号の立上り位置が前
記した第1の立上り位置か第2の立上り位置かを
判別し、その判別結果に基づいた切換信号を生成
してスイツチ回路26に供給する。スイツチ回路
26は、水平帰線消去期間はアクロマチツクレベ
ル検出器48内の前記ラツチ回路によりラツチさ
れているアクロマチツクレベルのデータをそのま
ま通過させて反転・非反転検出器49に供給し、
引続く映像期間は前記切換信号に基づいて、メモ
リ回路25より色差信号(R−Y)又は−(R−
Y)のデイジタル色差信号が出力されているとき
にはそれを反転切換回路50の第1の入力端子へ
選択出力し、かつ、そのときのメモリ回路27の
出力デイジタル色差信号を反転切換回路50の第
2の入力端子へ選択出力し、他方、メモリ回路2
5より色差信号(B−Y)又は−(B−Y)のデ
イジタル色差信号が出力されているときにはそれ
を反転切換回路50の第2の入力端子へ選択出力
すると共に、そのときのメモリ回路27の出力デ
イジタル色差信号を反転切換回路50の第1の入
力端子へ選択出力する。これにより反転切換回路
50の第1の入力端子には色差信号R−Y又は−
(R−Y)のデイジタル色差信号が常に供給され、
かつ、第2の入力端子には色差信号B−Y又は−
(B−Y)のデイジタル色差信号が常に供給され
る。 他方、前記の反転・非反転検出器49は前記ア
クロマチツクレベル信号の立下り位置が前記した
第1の立下り位置か第2の立下り位置かを検出
し、第1の立下り位置であることを検出したとき
は、反転切換回路50をして次の検出時点まで反
転動作を行なうように制御し、また第2の立下り
位置であることを検出したときは、反転切換回路
50をして次の検出時点まで反転動作を休止せし
めるように制御する。これにより、反転切換回路
50の第1、第2の入力端子に色差信号−(R−
Y),−(B−Y)のデイジタル色差信号が入来し
たときには反転動作を行なつて、色差信号R−
Y,B−Yのデイジタル色差信号をDA変換器5
1,52へ並列に出力し、他方、色差信号R−
Y,B−Yのデイジタル色差信号が入来したとき
には、反転動作を行なうことなくそのまま入力デ
イジタル色差信号をDA変換器51,52へ並列
に出力する。なお、水平帰線消去期間はアクロマ
チツクレベル検出器48よりのアクロマチツクレ
ベルのデータがスイツチ回路26及び反転切換回
路50を通してDA変換器51及び52に夫々供
給される。 このようにして、DA変換器51には常に色差
信号(R−Y)のデイジタル色差信号が供給さ
れ、かつ、DA変換器52には常に色差信号(B
−Y)のデイジタル色差信号が供給される。DA
変換器51及び52は夫々コントロールパルス発
生装置16よりの4MHzのクロツクパルスにより
入力デイジタル色差信号のデイジタル−アナログ
変換を行なつて、再生色差信号(R−Y)及び
(B−Y)を生成し、これをエンコーダ53へ出
力する。この再生色差信号(R−Y)及び(B−
Y)は夫々線順次色差信号から同時化されて得ら
れた色差信号であり、各1H期間に両色差信号が
共に伝送される。 他方、スイツチ回路31は再生時にはメモリ回
路28及び29の出力再生デイジタル輝度信号の
みを交互に選択出力してDA変換器32に供給す
る。DA変換器32はコントロールパルス発生装
置16よりの16MHzのクロツクパルスにより入力
デイジタル輝度信号のデイジタル−アナログ変換
を行なつて、第2図Aに示す如き再生輝度信号を
出力する。この再生輝度信号はスイツチ回路33
を通してエンコーダ53に供給される。エンコー
ダ53は再生輝度信号及び再生色差信号(R−
Y)及び(B−Y)から、NTSC方式に準拠した
再生カラー映像信号を生成して出力端子54へ出
力する。 上記実施例において、再生画像中に従来生じて
いた色ノイズが目立たなくなることについて次に
説明する。本実施例においてAD変換器24に供
給される線順次信号は、第3図Dに模式的に示す
如く、2種の色差信号R−Y及びB−Yが夫々
1H毎に交互に時系列的に合成された線順次色差
信号を2H毎に位相反転した信号であり、よつて、
画面上でのラインの位置に対応して、デコーダ1
1内の色復調回路の基準副搬送波の各ラインの最
初と最後の各1周期の波形と、そのラインの伝送
すべき色差信号との関係をまとめて図示すると、
第4図に示す如くになる。第4図からわかるよう
に、1フレームにおいて隣接する2本のラインで
伝送される色差信号は同じ種類で、かつ、極性が
反対となり(例えば第264ラインの−(B−Y)と
第2ラインのB−Y、第265ラインの−(R−Y)
と第3ラインの−(R−Y))、またこれら互いに
極性が異なる同種の色差信号に対する基準副搬送
波は同相となる。また、次の1フレームはその直
前の1フレームとは異なつた順序で色差信号が伝
送される(例えば、第1ラインの1フレーム後の
第526ラインではB−Y、第264ラインの1フレー
ム後の第789ラインではR−Y,第527ラインでは
−(R−Y)、第790ラインではB−Y…)。 これにより、デコーダ11に供給されるNTSC
方式カラーテレビジヨン信号中の輝度信号が、第
10図Aに示したものと同じように、第5図Aに
示す如く、黒い縦線56と白い縦線57とが夫々
交互に水平方向に配列された縞模様の画像の輝度
信号であるものとすると、再生画面にはこの輝度
信号と搬送色信号との信号処理過程での干渉によ
り、上記縦線56,57に対応した位置に、或る
1フレームでは第5図Bに、また次の1フレーム
では同図Cに夫々模式的に示す如く着色部分が現
われる。ここで、第5図B,C中、水平方向のハ
ツチングで示す第264、第268ライン等の着色部分
58は色差信号−(B−Y)を復調し得る基準副
搬送波の第1の位相に対する輝度信号の高周波数
成分の位相によつて定まり、また右下りのハツチ
ングで示す第2、第266、第6ライン等の着色部
分59は色差信号B−Yを復調し得る基準副搬送
波の第2の位相に対する輝度信号の高周波数成分
の位相によつて定まる。上記の第1及び第2の位
相は第4図からわかるように互いに同位である
が、色差信号B−Yの極性が180°異なり、また輝
度信号は第5図Aに示す如く垂直方向に相関性が
あるから、垂直方向の着色部分58と59とは
夫々ベクトルスコープ上互いに180°異なる、補色
関係にある第1及び第2の色相となる。 同様に、左下りのハツチングで示す第265、第
5、第789ライン等の着色部分60と、垂直方向
のハツチングで示す第3、第267、第527ライン等
での着色部分61とは、夫々色差信号R−Y,−
(R−Y)を復調し得る基準副搬送波の第3、第
4の位相に対する、輝度信号の高周波数成分の位
相によつて定まるが、第3及び第4の位相は同相
であるのに対し色差信号R−Yの極性が互いに逆
相であり、また第5図Aに示す如く輝度信号は垂
直方向に相関性があるから、着色部分60と61
は垂直方向においてはベクトルスコープ上180゜異
なる色相であり、更に基準副搬送波の上記第3の
位相は前記第1の位相と90°異なるから、着色部
分60と61の色相は同じ垂直方向においては着
色部分58,59と夫々異なつた色相となる。た
だし、着色部分58〜61のいずれも、同一ライ
ン上では基準副搬送波に対する輝度信号の高周波
数成分の位相が同一でないのが通常だから、同じ
符号を付した着色部分でも通常は異なつた色相を
示す。なお、第5図B,C中、右側に示した数字
はライン番号を示し、またR−Y,B−Y,−(R
−Y),−(B−Y)はそのラインで伝送される色
差信号を示す。 第5図B,Cよりわかるように、各フレームの
着色部分58〜61は、相隣る2本のライン(例
えば第264ラインと第2ライン、第265ラインと第
3ライン、第266ラインと第4ライン、第789ライ
ンと第527ライン、第790ラインと第528ライン
等々)では逆相の色相となり、かつ、フレーム毎
に同じライン(例えば第1ラインと第526ライン
等々)では異なる色相となり、着色部分が固定せ
ずに現われるから、色縞は再生画面では殆ど目立
たない。 次に本実施例を更に発展させると、偶数ライン
毎に線順次色差信号の位相を反転すれば良いこと
がわかる。線順次色差信号を奇数ライン毎に反転
すると、極性が正の色差信号と負の色差信号の数
が一致しなくなり、画面全体として少し色がつく
からである。そこで、次に4ライン毎に線順次色
差信号を反転した場合、伝送ラインと伝送色差信
号の種類及び極性は次表に示す如くになる。
録再生装置に係り、特にNTSC方式カラーテレビ
ジヨン信号中の搬送色信号を線順次色差信号又は
線順次原色信号に変換した後時間軸圧縮し、その
時間軸圧縮線順次信号を輝度信号に時分割多重し
て得た時分割多重カラー映像信号を記録媒体に記
録し、これを再生する記録再生装置に関する。 従来技術 現在のカラー映像信号の記録再生装置(特に
VTR)のうち主流を占める記録再生装置は、標
準方式(NTSC方式、PAL方式又はSECAM方
式)のカラーテレビジヨン信号から輝度信号と搬
送色信号とを夫々分離し、輝度信号は周波数変調
して被周波数変調波とし、搬送色信号は低域へ周
波数変換して低域変換搬送色信号とした後上記被
周波数変調波に周波数分割多重し、この周波数分
割多重信号を記録媒体(例えば磁気テープ)に記
録し、再生時には再生周波数分割多重信号に対し
て記録時とは逆の信号処理を行なつて標準方式に
準拠した再生カラーテレビジヨン信号を得る、所
謂低域変換記録再生方式の記録再生装置であるこ
とは周知の通りである。 かかる低域変換記録再生方式以外にも各種の記
録再生方式の記録再生装置が提案されており、例
えば線順次色差信号を時間軸圧縮すると共に輝度
信号も時間軸圧縮し、これらの信号を時分割多重
し、この時分割多重信号を周波数変調して記録媒
体に記録し、再生時には再生時分割多重信号に対
して記録時とは逆の信号処理を行なつて標準方式
に準拠したカラーテレビジヨン信号の再生出力を
得る構成の記録再生装置が提案されている(例え
ば、特開昭53−5926号公報参照)。この記録再生
装置は、輝度信号と色差信号の両帯域の相違を勘
案し、帯域が狭い方の信号である色差信号の方を
水平帰線消去期間内で伝送することができるよう
に、1H期間内で伝送される一の色差信号を1H期
間の約20%の期間に時間軸圧縮し、また帯域利用
率などの点から有利なように輝度信号については
時間軸圧縮色差信号と同じ程度の帯域を占めるよ
うに1H期間の約80%の期間に時間軸圧縮して伝
送し、更に2つの色差信号については1H毎に交
互に伝送する線順次信号として時分割多重し、こ
の信号をFM変調器に供給し、このFM変調器の
出力信号を磁気テープ等に記録し、再生時は記録
時とは逆の信号処理を行なつて再生カラー映像信
号を得る記録再生方式(以下、これを「タイムプ
レツクス方式」と呼ぶものとする)に基づいて構
成されていた。 上記のタイムプレツクス方式によれば、例えば
第7図Aに示す如き、フイールド周波数50Hz、走
査線数625本、1水平走査期間(1H)が64μs、水
平帰線消去期間が12μsのSECAM方式に準拠した
カラーバー信号を記録再生する場合は、同図Bに
示す如き時分割多重信号に変換した後記録媒体に
記録し、これを再生する。ここで、第7図B中、
Ycは映像期間52μsの80%の期間である41.6μsに
時間軸圧縮された1H分の時間軸圧縮輝度信号を
示し、(R−Y)c、(B−Y)cは映像期間52μs
の色差信号(R−Y)、(B−Y)が20%の期間で
ある10.4μsに時間軸圧縮された1H分の時間軸圧
縮色差信号を示す。更に別途生成された水平同期
信号H1,H2と色基準レベルL1,L2とが1Hの残
りの12μs(=64−(41.6+10.4))のブランキング
期間内に時系列的に伝送される。 かかる時分割多重信号を伝送するタイムプレツ
クス方式によれば、輝度信号と色差信号とが同時
に伝送される期間は存在しないので、NTSC方式
やPAL方式カラー映像信号の如く輝度信号と搬
送色信号とを夫々帯域共用多重化して伝送する場
合に生ずることがある輝度信号と色差信号との間
での相互干渉やモアレを生ずることはなく、また
NTSC方式、PAL方式及びSECAM方式カラー映
像信号のいずれかの場合もアジマス記録再生方式
の記録再生装置によりH並びのしないトラツクに
記録され再生されたとしても、相隣るトラツクに
は時分割多重信号がアジマス損失効果の大である
高周波数の搬送波を周波数変調して得られた被周
波数変調波信号形態で記録されているから、アジ
マス損失効果によつてクロストークを殆ど生ずる
ことはなく、高品位の再生画質が得られる。 更に、タイムプレツクス方式における上記の時
間軸圧縮輝度信号及び時間軸圧縮色差信号は、共
に低周波数帯域ではエネルギが大で、高周波数帯
域でエネルギが小となるエネルギ分布をもつこと
となり、周波数変調に適した信号形態であるか
ら、変調指数が大きくとれS/Nを大幅に改善す
ることができ、また更に時間軸伸長する際に再生
時間軸変動を略完全に除去することができる。 発明が解決しようとする問題点 しかるに、従来のタイムプレツクス方式の記録
再生装置は、NTSC方式カラーテレビジヨン信号
に対して適用した場合は、クロスカラーによる色
縞が目立つてしまい、実用にならないという問題
点があつた。すなわち、このことにつき詳細に説
明するに、従来のタイムプレツクス方式の記録再
生装置は、NTSC方式カラーテレビジヨン信号を
記録再生する場合は、まずデコーダにより入力
NTSC方式カラーテレビジヨン信号から輝度信号
と搬送色信号を分離し、搬送色信号は更に復調し
て2種の色差信号(例えばR−YとB−Y、ある
いはIとQ)を得た後、これを線順次色差信号に
変換する。デコーダより取り出された上記の輝度
信号と線順次色差信号とは夫々別々に時間軸圧縮
された後、前記の如く時分割多重される。 ここで、画面上でのライン(走査線)と位置
と、そのラインの基準副搬送波の最初と最後の各
1周期の波形と、そのラインの伝送すべき色差信
号との関係をまとめて図示すると、第8図に示す
如くになる。 周知の如く、NTSC方式の色副搬送波(基準副
搬送波)は、水平走査波fHの1/2の455倍の周波数
に選定されているため、第8図に示す如く、同一
フイールドの相隣るラインにおける基準副搬送波
は逆相の関係にある。これに対して、2種の色差
信号R−Y,B−Yは1H毎に交互に伝送される
から、同じ1フレームでは同じ色差信号に対する
基準副搬送波の位相は同相となる。 しかして、デコーダ中において、あるいはテレ
ビジヨンカメラから取り出された2種の色差信号
又は原色信号の時間軸圧縮回路に致る伝送路など
の信号処理過程において、輝度信号と搬送色信号
との間の干渉が避けられない。このため、このよ
うな伝送路を伝送される搬送色信号を復調する
と、第9図A,Bに示す如く再生画面上に色ノイ
ズが生ずる。第9図Aは或る1フイールドの画面
上でのドツトパターンを示しており、第1、第3
ライン等の奇数番目のラインの白い部分では色差
信号R−Yが大レベルで、黒い部分ではR−Yが
小レベルとなり、他方、第2、第4ライン等の偶
数番目のラインの白い部分では色差信号B−Yが
大レベルで、黒い部分ではB−Yが小レベルとな
る。また、第9図Bに示す如く、色復調回路の出
力波形は、第1、第3フレームでは実線で示す如
く色差信号R−Yが変化し、第2、第4フレーム
では破線で示す如く色差信号B−Yが変化したも
のとなる。このように、再生画面に現われる色ノ
イズは固定したものとなる。 例えば、搬送色信号に干渉する輝度信号が、第
10図Aに示す如く、黒い縦線1と白い縦線2と
が夫々交互に水平方向に配列された縞模様の画像
の輝度信号であるものとすると、上記の色ノイズ
は再生画面において、或る1フレームでは第10
図Bに模式的に示す如く縦線1と2とのエツジ部
分に対応して、奇数番目のラインでは左下りのハ
ツチングで示す第1の色相の着色部分3が生じ、
偶数番目のラインでは垂直方向のハツチングで示
す第2の色相の着色部分4が生じる。そして、次
の1フレームでは第10図Cに模式的に示す如
く、着色部分3と着色部分4とが夫々生ずる。な
お、第10図B,Cの右端に示した数字はライン
番号を示し、R−Y,B−Yはそのラインで伝送
される色差信号を示す。なお、着色部分3,4の
夫々の色相は、干渉する輝度信号の高周波数成分
と基準副搬送波の位相差によつて定まり、同一ラ
イン上でも必らずしも同一色相であるとは限らな
い。 第9図A,B、第10図B,Cからわかるよう
に、色ノイズは、同一フレーム中2ライン組で同
一の固定パターンとなるため、目につき実用にな
らない。 そこで、本発明は線順次信号の位相をフリツカ
ーが目立たない複数の水平走査期間毎に交互に反
転して出力することにより、上記の問題点を解決
した、時分割多重されたカラー映像信号の記録再
生装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段及び作用 本発明は線順次信号の位相をフリツカーが目立
たない複数の水平走査期間毎に交互に反転して出
力する回路と、該線順次信号の位相の反転に応じ
て前記色判別信号の前縁又は後縁の位相を異なら
しめる回路とを夫々記録系に設け、再生された該
時分割多重カラー映像信号中の上記色判別信号の
前縁及び後縁の位相を検出する検出器と、再生さ
れた該時分割多重されたカラー映像信号中の該時
間軸圧縮線順次信号をもとの時間軸に時間軸伸長
して得た再生線順次信号から前記2種の色差信号
又は原色信号を夫々同時化して出力する回路部の
出力側に、該同時化されて取り出される2種の出
力信号の夫々の位相を、該検出器の出力信号に基
づいて前記複数の水平走査期間毎に交互に反転し
て出力する反転切換回路を設けたものであり、以
下その各実施例について第1図乃至第6図と共に
説明する。 実施例 第1図は本発明装置の一実施例のブロツク系統
図を示す。本発明装置は記録時における2種の色
差信号又は原色信号の伝送形態に特徴を有するも
のである。第1図において、まず記録時の動作に
ついて説明するに、記録時には入力端子10に入
来した記録すべきNTSC方式カラーテレビジヨン
信号は、デコーダ11に供給される一方、端子R
側に接続されているスイツチ回路12を通して低
域フイルタ13に供給される。低域フイルタ13
により入力NTSC方式カラーテレビジヨン信号中
の例えば第2図Aに示す如き輝度信号が分離波
されてAD変換器14に供給される一方、同期信
号分離回路15により等価パルスの除去された水
平同期信号が取り出されてコントロールパルス発
生装置16及びフリツプフロツプ17に供給され
る。コントロールパルス発生装置16はモード切
換スイツチ(図示せず)の出力に基づいて記録時
にはスイツチ回路12及び後述するスイツチ回路
23,33を端子R側に接続されるスイツチング
パルスを発生する一方、同期信号分離回路15の
出力水平同期信号と上記切換スイツチの出力信号
とに基づいて、AD変換器14,24,DA変換
器32,51,52に夫々クロツクパルスを発生
出力し、またスイツチ回路26,31にスイツチ
ングパルスを発生出力し、更にメモリ回路25,
27,28及び29に夫々書き込み用又は読み出
し用クロツクパルス、ライト/リード信号などを
発生出力する。 フリツプフロツプ17は同期信号分離回路15
より取り出された第3図Aに示す如き水平同期信
号を1/2分周して同図Bに示す如きパルスを発生
し、これをスイツチ回路22にスイツチングパル
スとして印加する一方、カウンタ18に供給して
更に1/2分周させる。これにより、カウンタ18
からは第3図Cに示す如く、水平同期信号に位相
同期した、4H周期の対称方波形が取り出され、
この対称方形波はスイツチ回路19にスイツチン
グパルスとして印加される。スイツチ回路19は
上記対称方形波がハイレベルである2H期間は端
子19a及び19bの入力信号を選択出力し、ロ
ーレベルである2H期間は端子19c及び19d
の入力信号を選択出力するようスイツチング制御
される。また、スイツチ回路22は第3図Bに示
すパルスがハイレベルである1H期間は端子22
aの入力信号を選択出力し、ローレベルである
1H期間は端子22bの入力信号を選択出力する
ようスイツチング制御される。 他方、前記デコーダ11は入力NTSC方式カラ
ーテレビジヨン信号中の搬送色信号を例えばくし
形フイルタを用いて分離波した後色復調回路で
2種の色差信号B−Y及びR−Yを得る構成とさ
れている。デコーダ11より同時に並列に出力さ
れる2種の色差信号B−Y,R−Yは夫々スイツ
チ回路19の端子19a,19bに並列に供給さ
れる一方、インバータ20,21を通してスイツ
チ回路19の端子19c,19dに並列に供給さ
れる。スイツチ回路19は前記した如く、第3図
Cに示す対称方形波により、2H毎に切換接続さ
れる構成とされているから、スイツチ回路19は
或る2H期間は共通端子19eより色差信号B−
Yをスイツチ回路22の端子22aに供給すると
共に、共通端子19fより色差信号R−Yをスイ
ツチ回路22の端子22bに供給し、次の2H期
間は共通端子19eより色差信号B−Yの位相反
転信号−(B−Y)を端子22aへ選択出力する
と共に、共通端子19fより色差信号R−Yの位
相反転信号−(R−Y)を端子22bへ選択出力
することを2H毎に交互に繰り返す。 また、スイツチ回路22は前記した如く、第3
図Bに示すパルス(周期2Hの対称方形波)によ
り、1H毎に切換接続されるから、スイツチ回路
22の出力信号は第3図Dに模式的に示す如く、
2種の色差信号B−Y,R−Yが1H毎に交互に
時系列的に合成されてなる線順次色差信号を2H
毎に位相反転した線順次色差信号が得られること
になる。従つて、スイツチ回路19の端子19b
に入力される色差信号R−Yが第2図Bに示す如
き波形であり、また端子19aに入力される色差
信号B−Yが同図Cに示す如き波形であるときに
は、スイツチ回路22の出力信号は同図Dに示す
如き線順次色差信号となる。 第2図Dに示す線順次色差信号はスイツチ回路
23を通してAD変換器24に供給され、ここで
コントロールパルス発生装置16よりの例えば
4MHzのクロツクパルスに基づいてアナログーデ
イジタル変換されて、標本化周波数4MHzで標本
化されたデイジタル線順次色差信号を発生出力し
てメモリ回路25に供給される。メモリ回路25
は後述するメモリ回路27,28及び29と同様
に、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)とア
ドレスカウンタとから構成されており、コントロ
ールパルス発生装置16よりのリード/ライト信
号及びクロツクパルスに基づいて、1H内の映像
期間のデイジタル色差信号を、例えば4MHzの書
き込み用クロツクパルスに基づいて書き込んだ
後、上記装置16よりの例えば20MHzの読み出し
用クロツクパルスに基づいて、書き込まれたデイ
ジタル色差信号を、後述の水平同期信号及びアク
ロマチツクレベルの両伝送期間を除いた水平帰線
消去期間内で読み出す。 従つて、メモリ回路25からは1/5に時間軸圧
縮されたデイジタル線順次色差信号が間欠的に
1H周期で読み出され、スイツチ回路31に供給
される。なお、メモリ回路25の出力時間軸圧縮
デイジタル線順次色差信号はスイツチ回路26及
びメモリ回路27にも夫々供給されるが、記録時
にはスイツチ回路26は信号通過阻止状態に制御
されているため、メモリ回路27は実質的には動
作しない。 他方、第2図Aに示す輝度信号はAD変換器1
4に供給され、ここでコントロールパルス発生装
置16よりの例えば16MHzのクロツクパルスに基
づいてアナログーデイジタル変換された後メモリ
回路28及び29に夫々供給される。メモリ回路
28及び29は夫々上記装置16よりのリード/
ライト信号により、一方が書き込み動作を行なつ
ている1H期間は、他方がその1H直前に書き込ん
だデイジタル輝度信号を読み出すように動作制御
せしめられる。ここで、メモリ回路28,29の
書き込みクロツクパルスは例えば16MHz、読み出
しクロツクパルスは例えば20MHzに選定される。
従つて、メモリ回路28及び29からは、1H期
間毎に交互に、1H期間の輝度情報が4/5に時間軸
圧縮されたデイジタル信号が、情報の欠落なく取
り出されて、スイツチ回路31に供給される。 また、このスイツチ回路31には、アクロマチ
ツクレベル検出器30より取り出されたアクロマ
チツクレベル信号(ここではデイジタルデータ)
が供給される。このアクロマチツクレベル信号
は、前記色差信号R−Y及びB−Yの色基準の直
流レベルで、色差信号R−Y及びB−Yの最大振
幅の中央値に相当するレベルの信号である(色差
零、すなわち無色のレベルである)。 スイツチ回路31は前記装置16よりのスイツ
チング信号に基づいて、メモリ回路28及び29
のうち読み出し動作を行なつている方のメモリ回
路28又は29より取り出された4/5に時間軸圧
縮されたデイジタル輝度信号を選択出力した後、
引続いて所定期間の間アクロマチツクレベル信号
を選択出力し、更にその所定期間終了時点よりメ
モリ回路25より読み出される1/5に時間軸圧縮
された−のデイジタル色差信号を選択出力するこ
とを繰り返す。 このようにして、スイツチ回路31より時系列
的に合成されて取り出されたデイジタル信号は、
DA変換器32に供給され、ここで前記装置16
よりの20MHzのクロツクパルスにより、デイジタ
ル−アナログ変換されて第2図Fに示す如き波形
の時分割多重されたカラー映像信号とされる。第
2図Fにおいて、h1〜h4は時間軸圧縮された水平
同期信号、a1〜a4はアクロマチツクレベル信号、
Ycは時間軸圧縮輝度信号、(R−Y)c,(B−
Y)cは夫々色差信号R−Y,B−Yを時間軸圧
縮して得た時間軸圧縮色差信号、そして−(R−
Y)c及び−(B−Y)cは色差信号−(R−Y),
−(B−Y)を夫々時間軸圧縮して得た時間軸圧
縮色差信号を示す。 なお、スイツチ回路31からゲート出力される
アクロマチツクレベル信号のデイジタルデータ
は、その情報が第2図Eに示す如く、パルス波高
値が前記アクロマチツクレベルで、かつ、時間軸
圧縮色差信号(R−Y)cの直前位置のパルス幅
がT1、時間軸圧縮色差信号(B−Y)cの直前
のパルス幅がT2、時間軸圧縮色差信号−(R−
Y)cの直前のパルス幅がT3、そして時間軸圧
縮色差信号−(B−Y)cの直前のパルス幅がT4
である、パルス情報を示している。従つて、パル
ス幅がT1〜T4のいずれかであるかによつて、色
差信号(R−Y)c,(B−Y)c,−(R−Y)
c,−(B−Y)cの伝送ラインを識別することが
でき、アクロマチツクレベル信号は色判別信号と
しても伝送される。ここで、上記の期間T1〜T4
とその直前の時間軸圧縮輝度信号の伝送期間との
和の期間は夫々等しくなるように選定されてお
り、一例として1Hの1/1280倍の期間をtとする
と、期間T1は68t、期間T2は48tに夫々選定され
ている。更に、1H内の時間軸圧縮色差信号の伝
送期間は、(R−Y)c,(B−Y)c,−(R−
Y)c及び−(B−Y)cのいずれの場合も一定
で、例えば1Hの13/80倍の期間に選定されてい
る。 また、第2図Eに示すアクロマチツクレベル信
号の再生水平同期信号に対する立上り(前縁)位
置は色差信号の種類によつて異ならしめられ、例
えば時間軸圧縮色差信号(R−Y)c,−(R−
Y)cの直前に伝送されるアクロマチツクレベル
信号の第1の立上り位置の方が、時間軸圧縮色差
信号(B−Y)c,−(B−Y)cの直前に伝送さ
れるアクロマチツクレベル信号の第2の立上り位
置に比し位相が進められている。更にアクロマチ
ツクレベル信号の再生水平同期信号に対する立下
り(後縁)位置は、色差信号の極性によつて異な
らしめられ、例えば時間軸圧縮色差信号−(R−
Y)c,−(B−Y)cの直前のアクロマチツクレ
ベル信号の第1の立下り位置の方が、時間軸圧縮
色差信号(R−Y)c,(B−Y)cの直前のア
クロマチツクレベル信号の第2の立下り位置に比
し位相が進められている。これにより、上記のア
クロマチツクレベル信号のパルス幅T1〜T4は、
例えばT1>T3>T2>T4なる関係となる。 第2図Fに示す時分割多重されたカラー映像信
号は、第1図中のスイツチ回路33を通してプリ
エンフアシス回路34に供給され、更にこれより
ホワイトピークルレベルのクリツプ回路35、ク
ランプ回路36、周波数変調器37、高域フイル
タ38及び記録増幅器39よりなるVTRにおい
て公知の記録信号処理回路を通して記録ヘツド4
0に供給され、これにより磁気テープ41aに記
録される。 次に再生時の動作について説明するに、このと
きはスイツチ回路12,23及び33は夫々端子
P側に接続される。再生ヘツド42により磁気テ
ープ41b上に被周波数変調波の信号形態で記録
されている時分割多重信号が再生され、この再生
被周波数変調波は再生増幅器43、イコライザ回
路44、高域フイルタ45、FM復調器46及び
デイエンフアシス回路47よりなる公知の再生信
号処理回路を通して第2図Fに示す如き再生時分
割多重カラー映像信号とされる。この再生時分割
多重カラー映像信号は端子Pに接続されているス
イツチ回路12及び低域フイルタ13を夫々を経
てAD変換器14、同期信号分離回路15、アク
ロマチツクレベル検出器48及び反転・非反転検
出器49に夫々供給される一方、スイツチ回路2
3を通してAD変換器24に供給される。同期信
号分離回路15により分離された水平、垂直の同
期信号はコントロールパルス発生装置16に供給
される。 AD変換器14はコントロールパルス発生装置
16よりの例えば20MHzのクロツクパルスに基づ
いて再生時分割多重カラー映像信号のアナログー
デイジタルを行なつて得たデイジタル信号をメモ
リ回路28及び29へ夫々供給する。メモリ回路
28及び29はコントロールパルス発生装置16
よりのリード/ライト信号に基づいて時間軸圧縮
輝度信号が伝送される期間のみ一方が書き込み動
作を行なうように制御されると共に、他方が所定
期間読み出し動作を行なうようにされることが、
1H毎に交互に繰り返される。また、このメモリ
回路28及び29の書き込み用クロツクパルスは
例えば20MHz、読み出し用クロツクパルスは16M
Hzに選定されている。従つて、メモリ回路28及
び29からは1H毎に交互に5/4に時間軸伸長され
て時間軸がもとに戻された再生デイジタル輝度信
号が取り出されてスイツチ回路31に供給され
る。 他方、AD変換器24より取り出されたデイジ
タル信号は、デイジタル時間軸圧縮色差信号の伝
送期間のみ書き込み動作を行なうように制御され
るメモリ回路25に供給され、ここでコントロー
ルパルス発生装置16よりの例えば20MHzの書き
込み用クロツクパルスに基づいて書き込まれた
後、4MHzの読み出し用クロツクパルスに基づい
て読み出される。従つて、メモリ回路25からは
5/1に時間軸伸長されてもとの時間軸に戻された
デイジタル線順次色差信号が取り出され、スイツ
チ回路26及びメモリ回路27に夫々供給され
る。メモリ回路27はコントロールパルス発生装
置16よりの4MHzのクロツクパルスに基づいて
メモリ回路25の出力信号を書き込んだ後、4M
Hzのクロツクパルスに基づいて書き込んだ信号を
読み出す。これにより、メモリ回路27からは
1H遅延された再生デイジタル色差信号が時系列
的に取り出されてスイツチ回路26に供給され
る。従つて、メモリ回路25及び27の一方から
再生デイジタル色差信号R−Y又は−(R−Y)
が取り出されている1H内の映像期間では、他方
から再生デイジタル色差信号B−Y又は−(B−
Y)が取り出されることになる。 また、アクロマチツクレベル検出器48は水平
同期信号位置から一定時間後の位置に多重されて
いる前記アクロマチツクレベル信号の数標本点デ
ータの平均値をラツチ回路によりラツチすると共
に、アクロマチツクレベル信号の立上り位置が前
記した第1の立上り位置か第2の立上り位置かを
判別し、その判別結果に基づいた切換信号を生成
してスイツチ回路26に供給する。スイツチ回路
26は、水平帰線消去期間はアクロマチツクレベ
ル検出器48内の前記ラツチ回路によりラツチさ
れているアクロマチツクレベルのデータをそのま
ま通過させて反転・非反転検出器49に供給し、
引続く映像期間は前記切換信号に基づいて、メモ
リ回路25より色差信号(R−Y)又は−(R−
Y)のデイジタル色差信号が出力されているとき
にはそれを反転切換回路50の第1の入力端子へ
選択出力し、かつ、そのときのメモリ回路27の
出力デイジタル色差信号を反転切換回路50の第
2の入力端子へ選択出力し、他方、メモリ回路2
5より色差信号(B−Y)又は−(B−Y)のデ
イジタル色差信号が出力されているときにはそれ
を反転切換回路50の第2の入力端子へ選択出力
すると共に、そのときのメモリ回路27の出力デ
イジタル色差信号を反転切換回路50の第1の入
力端子へ選択出力する。これにより反転切換回路
50の第1の入力端子には色差信号R−Y又は−
(R−Y)のデイジタル色差信号が常に供給され、
かつ、第2の入力端子には色差信号B−Y又は−
(B−Y)のデイジタル色差信号が常に供給され
る。 他方、前記の反転・非反転検出器49は前記ア
クロマチツクレベル信号の立下り位置が前記した
第1の立下り位置か第2の立下り位置かを検出
し、第1の立下り位置であることを検出したとき
は、反転切換回路50をして次の検出時点まで反
転動作を行なうように制御し、また第2の立下り
位置であることを検出したときは、反転切換回路
50をして次の検出時点まで反転動作を休止せし
めるように制御する。これにより、反転切換回路
50の第1、第2の入力端子に色差信号−(R−
Y),−(B−Y)のデイジタル色差信号が入来し
たときには反転動作を行なつて、色差信号R−
Y,B−Yのデイジタル色差信号をDA変換器5
1,52へ並列に出力し、他方、色差信号R−
Y,B−Yのデイジタル色差信号が入来したとき
には、反転動作を行なうことなくそのまま入力デ
イジタル色差信号をDA変換器51,52へ並列
に出力する。なお、水平帰線消去期間はアクロマ
チツクレベル検出器48よりのアクロマチツクレ
ベルのデータがスイツチ回路26及び反転切換回
路50を通してDA変換器51及び52に夫々供
給される。 このようにして、DA変換器51には常に色差
信号(R−Y)のデイジタル色差信号が供給さ
れ、かつ、DA変換器52には常に色差信号(B
−Y)のデイジタル色差信号が供給される。DA
変換器51及び52は夫々コントロールパルス発
生装置16よりの4MHzのクロツクパルスにより
入力デイジタル色差信号のデイジタル−アナログ
変換を行なつて、再生色差信号(R−Y)及び
(B−Y)を生成し、これをエンコーダ53へ出
力する。この再生色差信号(R−Y)及び(B−
Y)は夫々線順次色差信号から同時化されて得ら
れた色差信号であり、各1H期間に両色差信号が
共に伝送される。 他方、スイツチ回路31は再生時にはメモリ回
路28及び29の出力再生デイジタル輝度信号の
みを交互に選択出力してDA変換器32に供給す
る。DA変換器32はコントロールパルス発生装
置16よりの16MHzのクロツクパルスにより入力
デイジタル輝度信号のデイジタル−アナログ変換
を行なつて、第2図Aに示す如き再生輝度信号を
出力する。この再生輝度信号はスイツチ回路33
を通してエンコーダ53に供給される。エンコー
ダ53は再生輝度信号及び再生色差信号(R−
Y)及び(B−Y)から、NTSC方式に準拠した
再生カラー映像信号を生成して出力端子54へ出
力する。 上記実施例において、再生画像中に従来生じて
いた色ノイズが目立たなくなることについて次に
説明する。本実施例においてAD変換器24に供
給される線順次信号は、第3図Dに模式的に示す
如く、2種の色差信号R−Y及びB−Yが夫々
1H毎に交互に時系列的に合成された線順次色差
信号を2H毎に位相反転した信号であり、よつて、
画面上でのラインの位置に対応して、デコーダ1
1内の色復調回路の基準副搬送波の各ラインの最
初と最後の各1周期の波形と、そのラインの伝送
すべき色差信号との関係をまとめて図示すると、
第4図に示す如くになる。第4図からわかるよう
に、1フレームにおいて隣接する2本のラインで
伝送される色差信号は同じ種類で、かつ、極性が
反対となり(例えば第264ラインの−(B−Y)と
第2ラインのB−Y、第265ラインの−(R−Y)
と第3ラインの−(R−Y))、またこれら互いに
極性が異なる同種の色差信号に対する基準副搬送
波は同相となる。また、次の1フレームはその直
前の1フレームとは異なつた順序で色差信号が伝
送される(例えば、第1ラインの1フレーム後の
第526ラインではB−Y、第264ラインの1フレー
ム後の第789ラインではR−Y,第527ラインでは
−(R−Y)、第790ラインではB−Y…)。 これにより、デコーダ11に供給されるNTSC
方式カラーテレビジヨン信号中の輝度信号が、第
10図Aに示したものと同じように、第5図Aに
示す如く、黒い縦線56と白い縦線57とが夫々
交互に水平方向に配列された縞模様の画像の輝度
信号であるものとすると、再生画面にはこの輝度
信号と搬送色信号との信号処理過程での干渉によ
り、上記縦線56,57に対応した位置に、或る
1フレームでは第5図Bに、また次の1フレーム
では同図Cに夫々模式的に示す如く着色部分が現
われる。ここで、第5図B,C中、水平方向のハ
ツチングで示す第264、第268ライン等の着色部分
58は色差信号−(B−Y)を復調し得る基準副
搬送波の第1の位相に対する輝度信号の高周波数
成分の位相によつて定まり、また右下りのハツチ
ングで示す第2、第266、第6ライン等の着色部
分59は色差信号B−Yを復調し得る基準副搬送
波の第2の位相に対する輝度信号の高周波数成分
の位相によつて定まる。上記の第1及び第2の位
相は第4図からわかるように互いに同位である
が、色差信号B−Yの極性が180°異なり、また輝
度信号は第5図Aに示す如く垂直方向に相関性が
あるから、垂直方向の着色部分58と59とは
夫々ベクトルスコープ上互いに180°異なる、補色
関係にある第1及び第2の色相となる。 同様に、左下りのハツチングで示す第265、第
5、第789ライン等の着色部分60と、垂直方向
のハツチングで示す第3、第267、第527ライン等
での着色部分61とは、夫々色差信号R−Y,−
(R−Y)を復調し得る基準副搬送波の第3、第
4の位相に対する、輝度信号の高周波数成分の位
相によつて定まるが、第3及び第4の位相は同相
であるのに対し色差信号R−Yの極性が互いに逆
相であり、また第5図Aに示す如く輝度信号は垂
直方向に相関性があるから、着色部分60と61
は垂直方向においてはベクトルスコープ上180゜異
なる色相であり、更に基準副搬送波の上記第3の
位相は前記第1の位相と90°異なるから、着色部
分60と61の色相は同じ垂直方向においては着
色部分58,59と夫々異なつた色相となる。た
だし、着色部分58〜61のいずれも、同一ライ
ン上では基準副搬送波に対する輝度信号の高周波
数成分の位相が同一でないのが通常だから、同じ
符号を付した着色部分でも通常は異なつた色相を
示す。なお、第5図B,C中、右側に示した数字
はライン番号を示し、またR−Y,B−Y,−(R
−Y),−(B−Y)はそのラインで伝送される色
差信号を示す。 第5図B,Cよりわかるように、各フレームの
着色部分58〜61は、相隣る2本のライン(例
えば第264ラインと第2ライン、第265ラインと第
3ライン、第266ラインと第4ライン、第789ライ
ンと第527ライン、第790ラインと第528ライン
等々)では逆相の色相となり、かつ、フレーム毎
に同じライン(例えば第1ラインと第526ライン
等々)では異なる色相となり、着色部分が固定せ
ずに現われるから、色縞は再生画面では殆ど目立
たない。 次に本実施例を更に発展させると、偶数ライン
毎に線順次色差信号の位相を反転すれば良いこと
がわかる。線順次色差信号を奇数ライン毎に反転
すると、極性が正の色差信号と負の色差信号の数
が一致しなくなり、画面全体として少し色がつく
からである。そこで、次に4ライン毎に線順次色
差信号を反転した場合、伝送ラインと伝送色差信
号の種類及び極性は次表に示す如くになる。
【表】
また、線順次色差信号を6ライン毎に位相反転
したときの伝送ラインと伝送色差信号の種類及び
極性は次の表2に示す如くになる。
したときの伝送ラインと伝送色差信号の種類及び
極性は次の表2に示す如くになる。
【表】
表1、表2からわかるように、上記の各場合は
いずれも、どのラインも固定した色差信号となる
ことはないので、実用上色ノイズを視覚的に軽減
させることができる。なお、4ライン、6ライン
等の長い周期で線順次色差信号を位相反転する場
合は、カウンタ18の分周比を1/4、1/6等、位相
反転周期に選定すればよく、その場合のカウタン
18の出力は第6図Cに示す如くなり、またスイ
ツチ回路22の出力信号は第6図Dに模式的に示
す如くになる。ここで、第6図A,Bに示す各信
号は、第3図A,Bに示した信号と同一の信号で
ある。 なお、上記の考えを更に進めると、線順次色差
信号の位相反転周期が長い場合は、色差信号の極
性が正の信号と負の信号の数とが一致しなくて
も、その差は小さくなるので、奇数ライン毎に反
転することも可能である。しかし、本発明では、
上記の線順次色差信号の位相反転周期をあまり長
くすると、フリツカーが目につくようになるの
で、フリツカーが目につかない程度の位相反転周
期(例えば数十ライン程度以下)に選定するもの
である。 応用例 なお、本発明は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば輝度信号は時間軸圧縮すること
なく、一部分を除去して時間軸圧縮線順次信号に
時分割多重してもよく、また2種の色差信号とし
てはB−Y及びR−Yの一方とG−Y信号との組
合せでもよく、またI信号とQ信号の組合せでも
よく、更には3つの原色信号R、G及びBのうち
の2種の原色信号の組合せでもよい。更に色判別
信号としては、例えば色差信号の種類に応じて一
方の伝送ラインの水平同期信号等に多重されか
つ、極性に応じて周波数を異ならせたバースト信
号を用いることもできる。 また、線順次色差信号は搬送色信号に変換され
る前の、例えばテレビジヨンカメラから得たベー
スバンドの2種の色差信号又は原色信号から直接
生成してもよい。更に、線順次色差信号の位相反
転周期が2Hのときは、カウンタ18の代りにフ
リツプフロツプを使用することもできる。 発明の効果 上述の如く、本発明によれば、2種の色差信号
又は原色信号を1H毎に交互に時系列的に合成し
た線順次信号の位相を、フリツカーが目立たない
複数の水平走査期間毎に反転した後時間軸圧縮し
て輝度信号及び色判別信号に夫々時分割多重して
得た時分割多重カラー映像信号を記録し、これを
再生するようにしたため、搬送色信号と輝度信号
の高周波数成分との干渉による色ノイズ(着色部
分)はフレーム毎に異なる色相のパターンとする
ことができ、固定したパターンとして現われない
から、人間の目の積分効果によつて、色ノイズは
視覚的に平均化され、色ノイズを殆ど識別するこ
とができない程度にすることができ、また、フレ
ーム毎、フイールド毎に線順次色差信号の位相を
反転する場合に比し、フリツカーを目立たなくす
ることができ、NTSC方式カラーテレビジヨン信
号に対して好適にタイムプレツクス方式を適用す
ることができる等の特長を有するものである。
いずれも、どのラインも固定した色差信号となる
ことはないので、実用上色ノイズを視覚的に軽減
させることができる。なお、4ライン、6ライン
等の長い周期で線順次色差信号を位相反転する場
合は、カウンタ18の分周比を1/4、1/6等、位相
反転周期に選定すればよく、その場合のカウタン
18の出力は第6図Cに示す如くなり、またスイ
ツチ回路22の出力信号は第6図Dに模式的に示
す如くになる。ここで、第6図A,Bに示す各信
号は、第3図A,Bに示した信号と同一の信号で
ある。 なお、上記の考えを更に進めると、線順次色差
信号の位相反転周期が長い場合は、色差信号の極
性が正の信号と負の信号の数とが一致しなくて
も、その差は小さくなるので、奇数ライン毎に反
転することも可能である。しかし、本発明では、
上記の線順次色差信号の位相反転周期をあまり長
くすると、フリツカーが目につくようになるの
で、フリツカーが目につかない程度の位相反転周
期(例えば数十ライン程度以下)に選定するもの
である。 応用例 なお、本発明は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば輝度信号は時間軸圧縮すること
なく、一部分を除去して時間軸圧縮線順次信号に
時分割多重してもよく、また2種の色差信号とし
てはB−Y及びR−Yの一方とG−Y信号との組
合せでもよく、またI信号とQ信号の組合せでも
よく、更には3つの原色信号R、G及びBのうち
の2種の原色信号の組合せでもよい。更に色判別
信号としては、例えば色差信号の種類に応じて一
方の伝送ラインの水平同期信号等に多重されか
つ、極性に応じて周波数を異ならせたバースト信
号を用いることもできる。 また、線順次色差信号は搬送色信号に変換され
る前の、例えばテレビジヨンカメラから得たベー
スバンドの2種の色差信号又は原色信号から直接
生成してもよい。更に、線順次色差信号の位相反
転周期が2Hのときは、カウンタ18の代りにフ
リツプフロツプを使用することもできる。 発明の効果 上述の如く、本発明によれば、2種の色差信号
又は原色信号を1H毎に交互に時系列的に合成し
た線順次信号の位相を、フリツカーが目立たない
複数の水平走査期間毎に反転した後時間軸圧縮し
て輝度信号及び色判別信号に夫々時分割多重して
得た時分割多重カラー映像信号を記録し、これを
再生するようにしたため、搬送色信号と輝度信号
の高周波数成分との干渉による色ノイズ(着色部
分)はフレーム毎に異なる色相のパターンとする
ことができ、固定したパターンとして現われない
から、人間の目の積分効果によつて、色ノイズは
視覚的に平均化され、色ノイズを殆ど識別するこ
とができない程度にすることができ、また、フレ
ーム毎、フイールド毎に線順次色差信号の位相を
反転する場合に比し、フリツカーを目立たなくす
ることができ、NTSC方式カラーテレビジヨン信
号に対して好適にタイムプレツクス方式を適用す
ることができる等の特長を有するものである。
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロツク
系統図、第2図A〜F及び第3図A〜Dは夫々第
1図図示ブロツク系統の動作説明用の信号波形及
び色差信号伝送順序を示す図、第4図は本発明装
置における画面上のラインの位置、そのラインの
基準副搬送波の最初と最後の各1周期の波形と、
そのラインの伝送すべき色差信号との関係の一例
を示す図、第5図A〜Cは夫々本発明装置におい
て再生画像に生ずる色ノイズ等の発生を模式的に
示す図、第6図A〜Dは夫々本発明装置の他の実
施例の動作説明用信号波形図、第7図A,Bは標
準方式カラーテレビジヨン信号波形とタイムプレ
ツクス方式による時分割多重カラー映像信号波形
の一例を示す図、第8図は従来装置における画面
上のラインの位置、そのラインの基準副搬送波の
最初と最後の各1周期の波形と、そのラインの伝
送すべき色差信号との関係の一例を示す図、第9
図A,Bは従来装置による再生画像のドツトパタ
ーンと色復調回路の出力波形の一例を示す図、第
10図A〜Cは夫々従来装置において再生画像に
生ずる色ノイズ等を模式的に示す図である。 1,56……黒い縦線、2,57……白い縦
線、10……NTSC方式カラーテレビジヨン信号
入力端子、11……デコーダ、14,24……
AD変換器、15……同期信号分離回路、16…
…コントロールパルス発生装置、17……フリツ
プフロツプ、18……カンウタ、19,22,2
6,31……スイツチ回路、25,27,28,
29……メモリ回路、30……アクロマチツクレ
ベル発生器、32,51,52……DA変換器、
37……周波数変調器、41a,41b……磁気
テープ、48……アクロマチツクレベル検出器、
49……反転・非反転検出器、50……反転切換
回路、53……エンコーダ、54……再生NTSC
方式カラー映像信号出力端子。
系統図、第2図A〜F及び第3図A〜Dは夫々第
1図図示ブロツク系統の動作説明用の信号波形及
び色差信号伝送順序を示す図、第4図は本発明装
置における画面上のラインの位置、そのラインの
基準副搬送波の最初と最後の各1周期の波形と、
そのラインの伝送すべき色差信号との関係の一例
を示す図、第5図A〜Cは夫々本発明装置におい
て再生画像に生ずる色ノイズ等の発生を模式的に
示す図、第6図A〜Dは夫々本発明装置の他の実
施例の動作説明用信号波形図、第7図A,Bは標
準方式カラーテレビジヨン信号波形とタイムプレ
ツクス方式による時分割多重カラー映像信号波形
の一例を示す図、第8図は従来装置における画面
上のラインの位置、そのラインの基準副搬送波の
最初と最後の各1周期の波形と、そのラインの伝
送すべき色差信号との関係の一例を示す図、第9
図A,Bは従来装置による再生画像のドツトパタ
ーンと色復調回路の出力波形の一例を示す図、第
10図A〜Cは夫々従来装置において再生画像に
生ずる色ノイズ等を模式的に示す図である。 1,56……黒い縦線、2,57……白い縦
線、10……NTSC方式カラーテレビジヨン信号
入力端子、11……デコーダ、14,24……
AD変換器、15……同期信号分離回路、16…
…コントロールパルス発生装置、17……フリツ
プフロツプ、18……カンウタ、19,22,2
6,31……スイツチ回路、25,27,28,
29……メモリ回路、30……アクロマチツクレ
ベル発生器、32,51,52……DA変換器、
37……周波数変調器、41a,41b……磁気
テープ、48……アクロマチツクレベル検出器、
49……反転・非反転検出器、50……反転切換
回路、53……エンコーダ、54……再生NTSC
方式カラー映像信号出力端子。
Claims (1)
- 1 記録すべきカラーテレビジヨン信号中の搬送
色信号から分離して得た、又はテレビジヨンカメ
ラなどから直接に生成して得た2種の色差信号又
は原色信号を線順次信号に変換し、該線順次信号
を時間軸圧縮して得た時間軸圧縮線順次信号と、
輝度信号を時間軸圧縮して得た時間軸圧縮輝度信
号又は一部分を除去した非時間軸圧縮輝度信号
と、別途生成した色判別信号とを夫々各水平走査
期間内に時分割多重して得た時分割多重カラー映
像信号を記録媒体に記録し、再生時は該記録媒体
から再生された該時分割多重カラー映像信号に対
して記録時と逆の信号処理を行なつて標準方式に
準拠した再生カラー映像信号を得る記録再生装置
において、前記記録すべきカラーテレビジヨン信
号はNTSC方式カラーテレビジヨン信号であり、
該NTSC方式カラーテレビジヨン信号中の搬送色
信号を復調して得た、又はテレビジヨンカメラな
どから直接に生成して得た2種の色差信号又は原
色信号が1水平走査期間毎に交互に時系列的に合
成された順次信号の位相をフリツカーが目立たな
い複数の水平走査期間毎に交互に反転して出力す
る回路と、該線順次信号の位相の反転に応じて前
記色判別信号の前縁又は後縁の位相を異ならしめ
る回路とを夫々記録系に設け、再生された該時分
割多重カラー映像信号中の上記色判別信号の前縁
及び後縁の位相を検出する検出器と、再生された
該時分割多重されたカラー映像信号中の該時間軸
圧縮線順次信号をもとの時間軸に時間軸伸長して
得た再生線順次信号から前記2種の色差信号又は
原色信号を夫々同時化して出力する回路部の出力
側に、該同時化されて取り出される2種の出力信
号の夫々の位相を、該検出器の出力信号に基づい
て前記複数の水平走査期間毎に交互に反転して出
力する反転切換回路を設けたことを特徴とする時
分割多重されたカラー映像信号の記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59082333A JPS60226293A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 時分割多重されたカラ−映像信号の記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59082333A JPS60226293A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 時分割多重されたカラ−映像信号の記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60226293A JPS60226293A (ja) | 1985-11-11 |
| JPH0314394B2 true JPH0314394B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=13771630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59082333A Granted JPS60226293A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 時分割多重されたカラ−映像信号の記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60226293A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63232785A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-28 | Victor Co Of Japan Ltd | 時間軸圧縮記録信号処理方式及び時間軸圧縮信号記録媒体 |
| JPS63232784A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-28 | Victor Co Of Japan Ltd | 時間軸伸張再生信号処理方式 |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP59082333A patent/JPS60226293A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60226293A (ja) | 1985-11-11 |
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