JPH0314452A - 2重巻締用缶蓋 - Google Patents

2重巻締用缶蓋

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JPH0314452A
JPH0314452A JP14238989A JP14238989A JPH0314452A JP H0314452 A JPH0314452 A JP H0314452A JP 14238989 A JP14238989 A JP 14238989A JP 14238989 A JP14238989 A JP 14238989A JP H0314452 A JPH0314452 A JP H0314452A
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泰祐 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、缶体のフランジ部に2重巻締される金属製板
材から戒る2重巻締用缶蓋に関する。
(従来の技術) 従来、2重巻締用缶蓋は、その内面側となる面に保j!
被覆樹脂層が設けられた金属製板材から形威され、缶蓋
の中央パネル部の全周にカール部を有しており、該カー
ル部の保護被覆樹脂層の表面にはシーリングコンパウン
ドが塗布されている。
該カール部が缶体のフランジ部に2重巻締されたときに
は、第1図に示すように、缶Mlのカール部3は缶体4
のフランジ部5が折り曲げられて形威されたボディフッ
ク部6に巻き込むようにシーリングコンパウンド7を介
して巻締され、該ボディフック部6が適正に長く、カー
ル部3がボディフック部6に巻き込んで形成されるカバ
ーフッタ部8が適度の長さで挿入され、カバーフック部
8とボディフック部6とが適正な幅でオーバーラップ部
9を形成していなければならない。
通常、このような缶蓋を2ピース缶又は3ピース缶に−
2重巻締をする場合は、第2図に示すような巻締装置に
より巻締され、該装置のシーミングチャックlOに缶I
Iを保持し、リフターl1に載せられた缶体4を上昇さ
せて、第3図のように、缶体4のフランジ部5を缶11
のカール部3のシーリングコンパウンド7が塗布された
部分に当接させて所定のりフター圧で圧接する。次に、
第4図のように、カール部3に側方から第1巻締ロール
12を当接させて押圧し、第5図のように、該カール部
3を第1巻締ロールl2の形状に沿ってフォー旦ソグす
る。次いで、上記と同様にして、第2巻締ロール13に
よってカール部3を押圧してその口−ル形状に沿ってフ
ォーミングし、第6図に示すように、フランジ部5が垂
下した状態となってボディフック部6が形威されると共
に、該ボデイフック部6と缶体4との間にカール部3の
先端側が巻き込みその間に密着して挟まれたカバーフッ
ク部8が形威され2重巻締される。また、このときカー
ル部3に塗布されているシーリングコンパウンド7は圧
縮されてカール部3とフランジ部5とで形威された空間
部に入り込み2重巻締部をシーリングした状態となる。
しかし、缶litは、上記第1巻締ロール■2及び第2
巻締ロール13によってカール部3が直接押圧されてい
るので、カバーフッタ部8が適正な長さに形威され易い
が、缶体4のフランジ部5はカール部3の形状に追従し
て折れ曲がるので、往々にして第7図のように、ボディ
フック部6が適正な長さに形威されない場合がある。
このため、ボディフック部6の長さが短いと該ボディフ
ック部6とカバーフック部8とのオーバーラップ部9の
幅が狭くなり、缶容器としての密封性が低下するという
不都合が生ずる。これを解消するためには、缶IIIの
形状や缶体4のフランジ部5の形状等を変える方法、或
いは巻締装置のりフタ−11のりフター圧を高くする方
法等があるが、通常は後者の手段が採られている。
かかるリフター圧を高くする方法を用いて、ボディフッ
ク部6を適正に長くすることは可能であるが、この場合
、缶体に対しても強い押圧力がかかる。特に近年の省資
源による薄い金属製板材を用いて成形された缶体は胴部
及びその他の部分の厚さが薄く強度が低いため、リフタ
ー圧を上げると缶体が変形するという問題があり、缶体
の板厚を薄くした場合には、2重巻締を適切に行わせる
ことが困難であった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、かかる不都合を解消して、薄い金属製板材を
用いた缶体のフランジ部に適正な2重巻締をすることが
できる2重巻締用缶蓋を提供することを目的としている
。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達或するため、少なくとも缶蓋用
金属製板材の内面側に保護被覆樹脂層が設けられた缶材
からなり、中央パネル部と該パネル部の全周に湾曲した
カール部とを有し、該カール部の保護被覆樹脂層上にシ
ーリングコンパウンドが塗布された2重巻締用缶蓋にお
いて、前記缶蓋の少なくともカール部に設けられた保護
被覆樹脂層はその樹脂固形分に対して0.3〜4.0重
量%のポリエチレン系ワックスを含有したものであるこ
とを特徴とする。
上記缶蓋のカール部を缶体のフランジ部に2重巻締する
場合、フランジ部をカール部のシーリングコンパウンド
が塗布された比較的柔らかい部分に当接させて押圧した
際、フランジ部はカール部に圧接されて折れ曲がるが、
このとき、フランジ部がカール部形状に滑らかに沿って
折れ曲がるとフランジ部の折れ曲がったボディフック部
分の長さは適切な長さとなり、滑らかに追従しないとボ
ディフック部分の長さが短くなる。
このため、カール部の保護被覆樹脂層に適正量のポリエ
チレン系ワックスを含有させることによって、フランジ
部がカール部で圧接されて折れ曲がるとき、フランジ部
とカール部との接触部分の抵抗力を減少させて、フラン
ジ部をカール部の形状変化に滑らかに追従させて折り曲
がらせ、ボディフック部の長さを適切な長さに設けるこ
とができる。
該ポリエチレン系ワックスとしては、ポリエチレン共重
合体や変成ポリエチレン等を単独或いはこれらのブレン
ド物等を用いることができる。また、保護被覆樹脂層へ
の含有量は、少なくともカール部に設けられた保護被覆
樹脂層に対して、又は保護被覆樹脂層が複数の樹脂層に
より形威されている場合においてはその最外面の樹脂層
に対してその樹脂固形分の0.3〜4.0重量%の範囲
が好ましく、より好ましくは0.5〜4.0重量%が適
している。含有量が0.3重量%未満であると、フラン
ジ部がカール部に当接した際の抵抗力の減少が少なくな
り、ボディフック部が適切の長さにならない場合が生ず
る。また、含有量が4.0重量%を越えて多くなると、
保護被覆樹脂層の表面にワックスが析出し、製蓋工程で
の各装置及び搬送装置等にワックスが付着して、蓋加工
の精度が低下したり、蓋が汚れ易くなり、また保護被覆
樹脂層とその表面に塗布されるシーリングコンパウンド
との密着性が悪くなり缶容器としての密封性も低下する
。
また、缶蓋に加工する金属製板材としては、アルミニウ
ム合金材,ブリキ材又はテインフリー・スチール材等を
用いることができるが、缶蓋への巻締加工性に優れたア
ルミニウム合金材が好適である。
また、金属製板材の保護被覆樹脂層としては、熱硬化性
エポキシ樹脂系塗料,塩化ビニル樹脂系オルガノゾル塗
料,熱硬化性ビニル樹脂系塗料,熱硬化性ポリエステル
樹脂系塗料等を塗装して形或するか、或いは熱可塑性樹
脂フィルムをラミネート加工して設けることができるが
、上記の中でも金属製板材の保護効果及び内容物への影
響等を考慮すると熱硬化性エボキシ樹脂系塗料の塗装が
特に適している。
(作用) 本発明は、上記手段によれば、缶蓋は、カール部の保護
被覆樹脂層に適正量のポリエチレン系ワックスが含有さ
れているため、缶体のフランジ部に2重巻締される際、
カール部でフランジ部を圧接して折り曲げるとき、カー
ル部とフランジ部との接触部分の抵抗力を減少させ、フ
ランジ部をカール部の巻締時の形状変化に滑らかに追従
させ、フランジ部に十分な長さを有するボディフック部
を形威させることを可能にする。
このため、該缶蓋は、2重巻締時に強い押圧力を加えな
くてもフランジ部をカール部の形状に追従させて折れ曲
がり易くさせるので、缶体及び缶蓋自体に薄い金属製板
材を用いても、その押圧力で缶体及び缶蓋自体を変形さ
せることなく、フランジ部に適正な長さのボディフック
部を有する2重巻締を可能にする。
(実施例) 本発明の実施の一例を説明する。
本実施例の缶蓋は、板厚0.32n+mのアルミニウム
合金板の缶内面側となる面にポリエチレンワックスを含
有する保護被覆樹脂層が設けられた缶材を用い、これに
公知の缶蓋形或装置によって打ち抜き及び型打ち加工が
施され缶蓋形状に戒形され、従来の缶蓋と同様に第3図
示のように、缶M1の中央パネル部2の全周にカール部
3を有し、該カール部3の保護被覆樹脂層上には巻締後
の缶体4のフランジ部5との密着性を高めるためシーリ
ングコンパウンド7が塗布されている。
上記保護被覆樹脂層は、ビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンとから得られるエポキシフェノール樹脂系塗料
を用いて塗膜厚4μに形威され、該塗料へのポリエチレ
ンワックスの含有量は、第1実施例として塗料の樹脂固
形分に対して1.0重量%と第2実施例として1.5重
量%との2種類とした。また、シーリングコンパウンド
としては、スチレンブタジエン系シーリングコンパウン
ドを用いている. このように缶蓋形状に成形された缶蓋1を、従来と同様
に第2図に示す公知の缶蓋巻締装置によって第3図乃至
第6図のようにして、缶体4として内容1350 mf
lのアルミニウム製DI缶に2重巻締を行った。この2
重巻締の際の缶蓋巻締装置の各設定条件は、リフター圧
を80kg/cJ,  シーミングチャック10とリフ
タ−11との距離であるシーミングチャック高さをll
4.65mm,第1巻締ロールl2の巻締後のカール部
3の巻締部の厚さを2.30mmに設定した。
次に、保護被覆樹脂層へのポリエチレンワックスの含有
量のみが本発明の範囲外の缶材を用いて第1及び第2実
施例と同形状の缶蓋を製作し、缶蓋巻締装置を同じ設定
にして缶体に2重巻締を行い、それぞれボディフック部
6及びカバーフンク部8の長さを比較した。その結果を
表1に示す。
表l 表1において、比較例1の缶蓋は、保護被覆樹脂層への
ポリエチレンワックスの含有量が第■及び第2実施例よ
り少ない本発明の範囲未満の0.2%重量のものである
。また、表1には示していないが、比較例2はポリエチ
レンワックスを本発明の範囲を越えて5.0%を含有さ
せたものである。
第1及び第2実施例は、いずれもポリエチレンワックス
の含有量が少ない比較例1に比べ、ボディフッタ部が長
く形成され、優れた2重巻締性を示している。これは、
保護被覆樹脂層に適正量のポリエチレンワックスが含有
されているためであり、2重巻締の際に押圧されるカー
ル部でフランジ部が圧接されて折れ曲がるとき、カール
部とフランジ部との接触部分の抵抗力が減少されること
によって、フランジ部がカール部の形状変化に沿って滑
らかに追従して折り曲がりボディフック部が長く形成さ
れる。また、比較例2はポリエチレンワックスの含有量
が多すぎるため、保護被覆樹脂層の塗膜表面にワックス
が析出して外観が不良となり、また、析出したワックス
が製蓋装置に付着して工程ラインを汚し実用上不適当で
あった。
従って、本実施例の缶蓋は、同条件による同しりフター
圧で2重巻締を行う場合、フランジ部にボディフック部
を長く形成させ、缶容器の密封性を向上させることがで
きる。また、反対にポディフック部を同じ長さに形戒さ
せるには、低いリフター圧で行うことによって適正にボ
ディフック部を形威させることが可能となり、薄板を用
いた缶体であってもリフターの圧力で缶体等を変形させ
るこなく2重巻締をすることができる。
(発明の効果) 本発明は、前記説明から明らかなように、缶蓋のカール
部の保護被覆樹脂層に適正量のポリエチレン系ワックス
を含有させることにより、缶蓋を缶体に2重巻締する際
、缶体のフランジ部がカール部に圧接されて該カール部
の形状に追従して折れ曲がるとき、該カール部とフラン
ジ部との接触部分の抵抗力を減少させ、低い押圧力によ
っても巻締時のカール部の形状変化に沿ってフランジ部
を滑らかに追従させて折り曲げ、適正な長さのボディフ
ック部を形威させることを可能にし、薄板を用いた缶体
であってもリフターの圧力で缶体等を変形させるこなく
2重巻締をすることができる2重巻締用缶蓋を提供する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、本発明の実施の一例を示し、第1
図は2重巻締用缶蓋のカール部がフランジ部に2重巻締
された部分を示す断面図、第2図は缶蓋巻締装置により
カール部をフランジ部に2重巻締するときの状態を示す
断面図、第3図は力−ルにフランジ部が当接した状態を
示す断面図、第4図は第1巻締ロールによってカール部
がフランジ部に巻かれている途中の状態を示す断面図、
第5図は第1巻締ロールによってカール部がフランジ部
に巻かれたときの状態を示す断面図、第6図は第2巻締
ロールによってカール部がフランジ部に2重巻締された
ときの状態を示す断面図である。また、第7図は従来例
を示し、カール部がフランジ部に2重巻締された部分を
示す断面図である。 l・・・2重巻締用缶蓋 2・・・中央パネル部 2・・・カール部 6・・・シーリングコンパウンド FIG.1 F I G. 3 F I G. 4 FIG.2 FIG.5 F I G. 6 −361一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも缶蓋用金属製板材の内面側に保護被覆樹脂層
    が設けられた缶材からなり、中央パネル部と該パネル部
    の全周に湾曲したカール部とを有し、該カール部の保護
    被覆樹脂層上にシーリングコンパウンドが塗布された2
    重巻締用缶蓋において、前記缶蓋の少なくともカール部
    に設けられた保護被覆樹脂層はその樹脂固形分に対して
    0.3〜4.0重量%のポリエチレン系ワックスを含有
    したものであることを特徴とする2重巻締用缶蓋。
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