JPH0314612A - 抗菌性繊維 - Google Patents

抗菌性繊維

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JPH0314612A
JPH0314612A JP16190A JP16190A JPH0314612A JP H0314612 A JPH0314612 A JP H0314612A JP 16190 A JP16190 A JP 16190A JP 16190 A JP16190 A JP 16190A JP H0314612 A JPH0314612 A JP H0314612A
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antibacterial
long
acylamino acid
fiber
silver
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Teruyuki Kanie
蟹江 照行
Kenji Ichikawa
賢治 市川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は種々の細菌およびカビ菌に対して抗菌効果を有
する抗菌性繊維に関する。
[従来技術] 従来より、銀および銅が殺菌作用を有することは公知で
あり、例えば銀は硝酸銀等の水溶液の形態(A g”)
で消毒剤として広く利用されている。しかし,硝酸銀は
、水溶液の形態に限定され、溶液状のため取り扱いも不
便であり、従って用途の点でも限定されるという欠点が
あった。
また、銀やそれの化合物を活性炭、アルミナ、シリカゲ
ル、ゼオライト等の吸着物質に吸着させて殺菌目的に利
用することも知られている。
上記のようなものとして、特開昭62−241939号
公報、特開昭62−238900号公報に示されるもの
があり、ζれらは、殺菌作用を有する金属をイオン状態
で保持しているゼオライトを含有するポリオレフィン樹
脂戊形体および紙である。
また、特開昭62−70221号公報に示されるものと
して、式 M t O ” A Q t O 3・Sint(式中
Mは銀など)で表わされた抗菌および/または殺菌作用
を有する無定形アルミノ珪酸塩がある。
[先行技術の問題点] しかし、上述の硝酸銀は、水溶液の形態に限定されるた
め、繊維に直接添加することが困難であり、また、硝酸
銀は水溶性のため、水に接触すると溶出しやすく、長期
的な抗菌効果を期待できるものではない。
また、上記のゼオライトなどに銀を吸着させたものでは
、使用されている殺菌性を有する金属が、イオン化しや
すく、このため、液体物などに接触したとき、流出しや
すく、安全性に問題があり、また、ゼオライトなどは無
機材料であるため、繊維を形成する材質との親和性が低
く、繊維の物性を低下させる可能性がある。
そこで、本発明は、上記の従来技術の問題点を解決し、
高い抗菌性、殺菌性を有するとともに、安全性が高く、
さらに、繊維の物性の低下がない抗菌性合或繊維を提供
するものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達戊するものは、抗菌作用を有する金属のN
一長鎖アシルアミノ酸塩を含有する抗菌性繊維である。
そして、前記N一長鎖アシルアミノ酸塩の・、アシル基
が、ステアロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、
パルミトイル基のいずれかであることが好ましい。さら
に、前記抗菌作用を有する金属は、銀、銅、鉛、亜鉛、
錫からなる群から選ばれたいずれか1つであることが好
ましい。
そこで、本発明の抗菌性繊維を実施例を用いて説明する
本発明の抗菌性繊維は、抗菌作用を有する金属のN一長
鎖アシルアミノ酸塩(以下、「N−長鎖アシルアミノ酸
抗菌性金属塩」)を含有している。
本発明の抗菌性繊維に使用されるN一長鎖アシルアミノ
酸抗菌性金属塩は、抗菌作用を有する金属とN一長鎖ア
シルアミノ酸との塩である。
本発明に使用されるN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属
塩の形或に用いられる抗菌作用を有する金属としては、
銀、銅、鉛、亜鉛、錫などが好適に使用できる。また、
金属は1種類に限らず複数の種類の金属を用いてもよい
。そして、上記金属のうち、抗菌力、安全性の点より、
銀または銅がより好適であり、抗菌力の点から、特に好
ましくは、銀である。
本発明に使用されるN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属
塩の形或に用いられるN一長鎖アシルアミノ酸は、N位
に長鎖アシル基(脂肪酸残基)を有するアミノ酸である
長鎖アシル基としては、塩を形成する金属の酸化を防止
するために、光、特に紫外線に対する安定性の高いもの
が好ましい。上記のようなものとしては、高級脂肪酸残
基が好ましく、例えばデカメイル基、ラウロイル基、ミ
リストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレ
オイル基などが好ましい。
特に、光に対する安定性の点よりステアロイル基が好ま
しい。またアシル基としては、単一のものに限られず、
上記のアシル基の複数の種類のものを用いてもよい。
このN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩の光に対する
安定性の理由は明確ではないが、長鎖アシル基(脂肪酸
残基)の長鎖アルキル基が紫外線をある程度吸収するも
のと予想される。
アミノ酸としては、モノアミノモノカルボン酸、モノア
ミノジカルボン酸、ジアミノモノカルボン酸のいずれで
もよい。N一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩として、
高い抗菌性を有するものとする場合には、モノアミノジ
カルボン酸を用いることが好ましく、このモノアミノジ
カルボン酸は、2つのカルボキシル基を有するので、抗
菌作用を有する金属が結合しやすく、全体として抗菌作
用の強いものとすることができる。本発明の抗菌性繊維
としては、アミノ酸に1つの抗菌作用を有する金属が結
合した塩を用いれば十分な抗菌力を有する。
アミノ酸の具体例としては、モノアミノモノカルボン酸
としては、グリシン、アラニン、パリン、ロイシン、フ
ェニルアラニン、チロシン、トレオニン、トリブトファ
ン、メチオニンなどであり、モノアミノジカルボン酸と
しては、アスパラギン酸、グルタミン酸であり、ジアミ
ノモノカルボン酸としては、リジン、アルギニン、ヒス
チジンである。
よって、本発明の抗菌性繊維に使用されるN−長鎖アシ
ルアミノ酸抗菌性金属塩の好ましい具体例としては、N
−ステアロイルグルタミン酸銀、N−ラウロイルグルタ
ミン酸銀、N−ミリストイルグルタミン酸銀、N−ステ
アロイルアスハラギンf[l、N−ラウロイルアスパラ
ギン酸銀、N一ミリストイルアスパラギン酸銀、N−ス
テアロイルグルタミン酸銅、N−ラウロイルグルタミン
酸銅、N一ミリストイルグルタミン酸銅、N−ステアロ
イルアスパラギン酸銅、N−ラウロイルアスパラギン酸
銅、N一ミリストイルアスパラギン酸銅、N−ステアロ
イルバリン銀、N−ラウロイルバリン銀、N一ミリスト
イルハリン銀、N−ステアロイルバリン銅、N−ラウロ
イルバリン銅、N−ミリストイルバリン銅、N−ステア
ロイルフェニルアラニン銀、N−ラウロイルフェニルア
ラニン銀、N−ミリストイルフェニルアラニン1、N−
ステアロイルフエニルアラニン銅、N−ラウロイルフェ
ニルアラニン銅、N−ミリストイルフエニルアラニンl
、N−ステアロイルアルギニンffl、N−ラウロイル
アルギニン銀、N一ミリストイルアルギニン銀、N−ス
テアロイルアルギニン銅、N−ラウロイルアルギニン銅
、N−ミリストイルアルギニン銅などである。
そして、上記の、N一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩
は、水、各種の有機溶媒に対して難溶であり、常温にお
いて粉末状であり、合戊樹脂に容易に混練することがで
き、よって、各種の紡糸原液に添加することができる。
そして、本発明の抗菌性′a維に使用されるN一長鎖ア
シルアミノ酸抗菌性金属塩は、以下のようにして、形戊
することができる。
まf、N−4jJlアシルアミノ酸のナトリウム、カリ
ウムなどのアルカリ金属塩の水溶液に、抗菌性を有する
金属の塩、例えば硝酸銀、硝酸銅、硫酸銀、塩化銅、硫
酸銅などの水溶性の塩の水溶液を混合することにより、
N一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩を沈澱物として容
易に得ることができる。そして、上記のように得たN一
長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩の沈澱物を、乾燥(例
えば、加熱乾燥、凍結乾燥)させることにより、粉末状
のN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩を得ることがで
きる。
そして、このN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩は、
粉末状となっており、各分子中に少なくとも1つの抗菌
性を有する金属が結合した塩であるので、極めて高い抗
菌力を有している。
さらに、このN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩は、
基本骨格を形戊するものがアミノ酸であるため、毒性が
極めて少なく、種々の用途に安全に使用できる。さらに
、N一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩は、長鎖アシル
基を有する安定した状態のものを用いたたため、N一長
鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩を形戊している金属が光
、とくに紫外線により酸化されることが少なく、繊維の
変色を抑制する。さらに、N−長鎖アシルアミノ酸抗菌
性金属塩という安定した状態となっているので、塩を形
戊する金属のみが流出しに<<、安全であり、繊維中に
に混入させることができる。
そして、上記のN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩を
繊維材料への分散性を向上させるために、微粒子を屁合
させてもよい。微粒子としては、その安定性、分散性、
微粒子の形状、粒径の均一性、超微粒子を得られること
より、セラミックス微粒子、チタニウム微粉末が好まし
い。セラミックス微粒子としては、シリカ微粒子、アル
ミナ微粒子、ジルコニア微粒子、ゼオライト微粒子など
が好適に使用できる。特に、好ましくは、シリカ微粒子
である。そして、微粒子の粒径としては、lμ次以下程
度、好ましくは、1〜0.Olμlが好ましい。微粒子
とN−長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩との混合比は、
抗菌性の要求されるレベルが高いほど、N一長鎖アシル
アミノ酸抗菌性金属塩の含有量が多くなる。一般的に、
微粒子とN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩と屁合比
は、重量比で1000:1〜1:l程度が好ましい。
そして、本発明の抗菌性繊維は、繊維を形戊する材料中
に、上述のN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩が含有
されている。含有されてぃるN一長鎖アシルアミノ酸抗
菌性金属塩は、光に対して安定であるため、使用時ある
いは保存時に繊維の表面が、含有された抗菌作用性物質
の原因による変色を起こすことがない。そして、アシル
基が有するアルキル基により含有されるN一長鎖アシル
アミノ酸抗菌性金属塩は、繊維の材料が有機物であれば
、その材料となしみやすいため、無機物を入れた場合に
比べ、繊維材料の物性の低下が少ないという利点も有し
ている。抗菌性繊維は、種々のものに利用でき、例えば
、織布として、衣料品(例えば、靴下)、シーツ、フィ
ルター材料、不織布として、フィルター材料、包装材料
などが考えられる。
また、繊維を形成するための材料としては、繊維を形或
できる材料であればいかなるものでも使用可能であり、
例えば、ポリオレフィン樹脂(例えば、ポリプロピレン
、ポリエチレン)、ボリアミド、ポリエステル、アクリ
ロニトリル、再生セルロース(例えば、酢酸セルロース
、銅アンモニアセルロース)などの合成繊維、さらには
毛、麻、絹、木綿などの天然繊維などが使用される。
そして、本発明の抗菌性繊維中のN一長鎖アシルアミノ
酸抗菌性金属塩の含有量としては、0.05%以上、好
ましくはoo1%以上であれば、十分な抗菌作用を発現
できる。含有量の範囲としては、0.1〜0.5%程度
がより好適である。
そして、抗菌性繊維は、例えば、繊維が熱可塑性樹脂(
例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル
)を用いるものであれば、あらかじめ樹脂中にN一長鎖
アシルアミノ酸抗菌性金属塩を含有したべレフトを作戊
し、その抗菌作用性物質を含有した樹脂を必要な形状を
した口金装置より押し出すことにより作成される。
また、繊維が、セルロースのような再生繊維の場合にお
いては、紡糸原液中にN−アシルアミノ酸抗菌性金属塩
を分散させたものを、必要な形状をした口金装置より押
し出し、凝固、再生させることにより作戊できる。
そして、合戊繊維では、一般的に、分子配向、結晶化度
を高めるため、さらに繊維径の調整、物性特に強度を向
上させるために、繊維材料の二次転移点以上の温度で、
数倍(具体的には、2〜10倍程度)に延伸される。さ
らに、繊維の寸法安定性のために、必要に応じて熱処理
が行われる。特に、本発明の抗菌性繊維は、この延伸を
行うことが好ましく、この延伸が行われることにより、
繊維中に含有されているN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性
金属塩は、繊維の延伸にともない、繊維材料である合戊
樹脂との親和性の高い部分であるN一長鎖アシル基部分
は、繊維材料中にとりこまれた状態でこの部分を軸とし
て、繊維材料と親和性の低い抗菌性金属部分が起き上が
るため、繊維材料の表面付近に位置していた抗菌性金属
が起き上がり、表面に露出しやすくなる。このため、よ
り高い抗菌作用を発現する。
次に、本発明の抗菌性繊維の具体例として、ポリエステ
ルを用いた本発明の抗菌性合成繊維について説明する。
ポリエステルとしては、繊維に成形し得るポリエステル
を主体とするものであればどのようなものでもよく、例
えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリ−1.4−シ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレート、ポリテトラ
メチレンテレフタレート、ポリエチレン2.6−ナフタ
リンジカルボキシレート、ポリエチレンーα,β−ビス
(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4゜−ジカルボ
キシレート等が挙げられるが、ポリエステル製造工程で
添加する無機微粒子の凝集を促進させない程度に主戊分
以外を二官能性カルボン酸戊分で置き換えたポリエステ
ルであってもよく、またエチレングリコールおよびブタ
ンジオールなどのグリコール戊分以外に他のジオール或
分で置き換えたポリエステルであってもよい。更に、各
種添加剤、たとえば易染剤、無燃剤、制電剤、親水剤等
を必要に応して共重合または混合したポリエステルであ
ってもよい。
次に、ポリエステル繊維の製造方法の一例を説明するが
、この方法に限定されるものではない。
まず、平均の一次粒子径が100μl以下、好ましくは
、50μ貢以下の上記N一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金
属塩を、このN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩の平
均一次粒子径より十分大きい径を有し、かつ平均粒子径
が0. 5xm以下の上述の粒子とともに撹拌ししかる
のち粒子を分離して得た無機粒子スラリーを、ポリエス
テルの製造反応系に添加して得た凝集粗大粒子の少ない
ポリエステルを5001)117min以上の紡糸速度
で超高速紡糸することにより、本発明の抗菌性繊維が得
られる。
次に、本発明の抗菌性繊維として、アクリロニトリルを
用いた抗菌性繊維について説明する。
繊維基材としては、アクリロニトリル30〜70重量%
を主戊分とするアクリロニトリル系共重合が好適である
。より具体的には、アクリロニトリルー塩化ビニル共重
合体、アクリロニトリル− 塩化1:’ニリデン共重合
体、アクリロニトリルー塩化ビニルー塩化ビニリデン共
重合体、アクリロニトリルー臭化ビニル共重合体、アク
リ口ニトリルー塩化ピニリデンー臭化ビニル共重合体、
アクリロニトリルー塩化ビニルー臭化ビニル共重合体等
である。また、繊維基剤はアクリロニトリルとして少な
くとも1種以上のハロゲン含有単量体の他に、これらと
共重合可能なオレフィン系単量体をlO重量%以下含有
してもよい。共重合可能なオレフィン系単量体としては
、アクリル酸およびそのエステル、メタクリル酸および
そのエステル、アクリルアミド、メタクリルアミド、酢
酸ビニル、ピニルスルフォン酸およびその塩、メタクリ
ルスルフォン酸およびその塩、スチレンスルフォン酸お
よびその塩などをあげることが出来る。そして、N一長
鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩が繊維基材に添加された
繊維の紡糸方法としては、従来の紡糸方広を用いて行う
ことができる。
そして、作或された抗菌性合成繊維を用いてフィルター
、通気性包装材料を形或する場合には、上記のようなN
一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩を含有した熱可塑性
合成繊維(例えば、ポリエチレン)を用いて不織布を作
戊することにより、通気性、抗菌性かつ撥水性を有し、
光りに対して安定なフィルター材料、包装材料を形戊す
ることができる。
また、抗菌性繊維としては、上記のN一長鎖アノルアミ
ノ酸抗菌性金属塩を含有しておればよく、上記のような
繊維材料中に含有されているものに限らず、繊維の表面
にN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩がを付着したも
のであってモヨい。繊維の表面にN一長鎖アシルアミノ
酸抗菌性金属塩を付着させる方法としては、繊維の表面
に対して付着性を有する物質中にN一長鎖アシルアミノ
酸抗菌性金属塩を含有させ、この物質(液状)を繊維の
表面に塗布することにより行うことができる。そのよう
な方法とじては、例えば、水性系の場合として、粘着性
を有するセルロース系物質、例えば、カルボキシメチル
セルロース;メチルセルロース、オキシプロビルセルロ
ース、オキシェチルセルロース、また、PVA (ポリ
ビニルアルコール)、Pvp(ポリビニルピロリドン)
、ビニルピロリドンー酢酸ビニル共重合体などの水溶液
中にN−長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩を含有させた
ものを繊維の表面に塗布し乾燥させることにより作或さ
.れる。また、疎水性樹脂系の場合としては、ンリフー
ン樹脂系コーティング剤(例えば、ジメチルシロキサン
系コーティング剤、メチルハイドロジエンポリシロキサ
ン系コーティング剤、メチルトリクロロシロキサン系コ
ーティング剤、シランカップリン剤)、またフッ素樹脂
系コーティング剤中にN一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金
属塩を含有させたものを繊維の表面に塗布し乾燥させる
ことにより作戊される。
[実施例] 次に、本発明の抗菌性繊維の具体的実施例を説明する。
(製造例1) N一長鎖アシルアミノ酸のアルカリ金属塩として、N−
ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(味の素
株式会社製、商品名アミソフトIs−21)を用い、水
1000ccに、N−ステアロイルーL−グルタミン酸
ジナトリウムを279を溶解した水溶液を作戊した。抗
菌性を有する金属として、銀を用い、硝酸銀169を水
1000ccに溶解した硝酸銀水溶液を作戊した。そし
て、上記のN−ステアロイルーし−グルタミン酸ジナト
リウム水溶液に、上記の硝酸銀水溶液を混合させること
により、沈澱物が形成され、この沈澱物を加熱乾燥させ
てN−ステアロイルーL−グルタミン酸銀約379得た
(製造例2) N−ステアロイルーし−グルタミン酸モノナトリウム(
味の素株式会社製、商品名アミソフ} HS−11)を
水1000ccに、259を溶解した水溶液を作或した
。硝酸銀169を水IQOGccに溶解した硝酸銀水溶
液を作成した。そして、上記のN−ステアロイルーL−
グルタミン酸モノナトリウム水溶液に、上記の硝酸銀水
溶液を混合させることにより、沈澱物が形戊され、この
沈澱物を加熱乾燥させてN−ステアロイルーし−グルタ
ミン酸銀約369得た。
(製造例3〉 N−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(味
の素株式会社製、商品名アミソフト+13−21)を水
1000ccに、83gを溶解した水溶液を作戊した。
抗菌性を有する金属として、銅を用い、硝酸銅3’ll
を水10QOccに溶解した硝酸銅水溶液を作戊した。
 そして、上記のN−ステアロイルーし−グルタミン酸
ジナトリウム水溶液に、上記の硝酸銅水溶液を混合させ
ることにより、沈澱物が形戊され、この沈澱物を加熱乾
燥させてN−ステアロイルーL−グルタミン酸銅約93
1?得た。
(製造例4) N−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(味
の素株式会社製、商品名アミソフトIts−21)を水
1000ccに、85gを溶解した水溶液を作戊した。
抗菌性を有する金属として、亜鉛を用い、塩化亜鉛21
gを水1000ccに溶解した塩化亜鉛水溶液を作或し
た。そして、上記のN−ステアロイルーL−グルタミン
酸ジナトリウム水溶液に、上記の塩化亜鉛水溶液を混合
させることにより、沈澱物が形成され、この沈澱物を加
熱乾燥させてN−ステアロイルーL−1’ルタミン酸亜
鉛約959得た。
(実施例1) 製造例lにて得た平均粒子径30μlのN−アシルアミ
ノ酸銀IO部にエチレングリコールl00部および平均
粒子径70μの微粒子(アエロジル)l50部を、ター
ビン翼を備えた撹拌装置に仕込み、32GOrpmで4
時間撹拌した。角は終了後、400メッシュの金網で微
粒子を分離してN一長鎖アシルアミノ酸銀のエチレング
リコールスラリーを得た。そして、このスラリーを重縮
合反応前のエチレングリコールl00重皿゛部に対し、
3部添加し常法により重合反応を行い固有粘度約0.6
のポリマーを得た。ポリマー中の粒子の分散状態を観察
したところ凝集粗大粒子は見当たらず良好な分散状態で
あった。得られたポリマーを用いて、紡糸温度297℃
、口金単孔当たリ(7)吐出fl l. 7g/分、紡
糸速度825031/分で溶融紡糸した。得られた繊維
中にはボイドおよびクラック状の結果は認められなく均
一性の高い繊維であった。
(実施例、2) アクリロニトリル49.0重量%、塩化ビニル5l.0
重量%よりなるアクリロニトリル系共重合物l00重量
部と、製造例2により得たN一長鎖アンル7 ミ/ n
 Wi O. 4 重ffi 部をアセトンにアクリロ
ニトリル系共重合物濃度が25.0重量%になるように
溶解し、透明な紡糸原液を調製した。この原液をノズル
孔径0. 08mx、孔数300ホールのノズルを用い
て、30%アセトン水溶液中へ押し出し、水洗後、12
0゜Cで乾燥し、さらに3倍熱延伸して熱処理を14Q
゜Cで5分間行い本発明の抗菌性繊維を得た。同時にN
一長鎖アシルアミノ酸銀を添加しないものを同様に紡糸
し繊椎(比較例)を得た。
[実験] 上記実施例1、実施例2および比較例の繊維を用いて以
下の実験を行った。
試験菌株として以下のものを用いた。
Staphylococcus aureus ATC
C 6538P (黄色ブドウ球菌)K1ebsieL
la pneumoniae IFO 13277  
(クレブシェラ)そして、菌液の調製は、普通ブイヨン
培地で35゜C、18〜20時間培養した菌液を同培地
を用いて、l肩Q当たりの閑数が5.OX105〜3.
OXlO”となるように調製したものを用いた。そして
、実施例l、実施例2および比較例の繊維を用いて織布
を作或し、この織布をllllxxX 18xx区画の
大きさ(約0.29ffi)に切断し、そして、オート
クレープで、l21’c, 15分間殺菌処理を行い、
次に、この繊維片に菌液を0. 2zQ接種し、35゜
Cで保存した。保存開始Oおよび18時間後に滅菌緩衝
生理食塩液で繊維片中の生残菌を洗い出した。この洗い
出し液について菌数art定培用地[標準寒天培地(栄
研化学株式会社製)]を使用した混釈平板培養法(35
゜C2日間)により生菌数を測定して、繊維片0.29
当たりの生菌数に換算した。
実験は、それぞれ3つ行い、その結果は、第■表および
第2表に示す通りであった。
第1表 [黄色ブドウ球菌の経時変化1 (繊維片0.29当たりの生菌数)1 0内は平均値を示す。
第2表 (タレブシエラの経時変化1 (繊維片0.29当たりの生閑数)l とにより、繊維材料との親和性が高く、繊維材料中に直
接添加されたとしても繊維物性を低下させることが少な
い。さらに、N一長鎖アシルアミノ酸塩は、基本骨格が
アミノ酸であるので、毒性が極めて少なく、安全である
0内は平均値を示す。
[発明の効果]

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抗菌作用を有する金属のN−長鎖アシルアミノ酸
    塩を含有することを特徴とする抗菌性繊維。
  2. (2)前記N−長鎖アシルアミノ酸塩の、アシル基が、
    ステアロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パル
    ミトイル基のいずれかである請求項1記載の抗菌性繊維
  3. (3)前記金属は、銀、銅、鉛、亜鉛、錫からなる群か
    ら選ばれたいずれか1つである請求項1に記載の抗菌性
    繊維。
JP16190A 1990-01-03 1990-01-03 抗菌性繊維 Pending JPH0314612A (ja)

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