JPH0314769B2 - - Google Patents
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- JPH0314769B2 JPH0314769B2 JP58056592A JP5659283A JPH0314769B2 JP H0314769 B2 JPH0314769 B2 JP H0314769B2 JP 58056592 A JP58056592 A JP 58056592A JP 5659283 A JP5659283 A JP 5659283A JP H0314769 B2 JPH0314769 B2 JP H0314769B2
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- Japan
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- manufacturing
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- Silicon Compounds (AREA)
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は太陽電池その他の光電変換素子等に用
いられている重積式製造皿に関する。
いられている重積式製造皿に関する。
従来から多結晶シリコンウエハは各種の方法に
よつて製造されており、最も一般的にはシリコン
母材により一たん所定形状のインゴツトを鋳造
し、これをスライスすることによつてウエハを得
るようにしているが、これではスライス作業に大
変な時間をかけなければならないだけでなく、イ
ンゴツトの約50%がスライス時のロスとなつてし
まうため、製品がコスト高につき大量生産も不可
能である。
よつて製造されており、最も一般的にはシリコン
母材により一たん所定形状のインゴツトを鋳造
し、これをスライスすることによつてウエハを得
るようにしているが、これではスライス作業に大
変な時間をかけなければならないだけでなく、イ
ンゴツトの約50%がスライス時のロスとなつてし
まうため、製品がコスト高につき大量生産も不可
能である。
そこでスライスによらない方法としてリボン法
とキヤステイング法(鋳造法)が既に実施されて
いるが、リボン法は例えば回転ドラムの周面に溶
融シリコンを噴当させ、当該周面にリボン状のウ
エハを形成するものであり、同法によるときは実
際上リボン幅が数mm程度のものしか製造すること
ができず、大形の太陽電池素材等が得られない難
点がある。
とキヤステイング法(鋳造法)が既に実施されて
いるが、リボン法は例えば回転ドラムの周面に溶
融シリコンを噴当させ、当該周面にリボン状のウ
エハを形成するものであり、同法によるときは実
際上リボン幅が数mm程度のものしか製造すること
ができず、大形の太陽電池素材等が得られない難
点がある。
また上記キヤステイング法と呼ばれているもの
は、シリコン母材を加熱して融液となし、これを
製品ウエハの寸法に応じた鋳型に流し込み、さら
に当該型の可動部分により融液を押圧成型して固
化させるものであるが、同法によるときは、一度
に所定形状のウエハが得られ、量産性の点で望ま
しい結果が期待できるものゝ、上記のように融液
は四方から押えつけられることになる。
は、シリコン母材を加熱して融液となし、これを
製品ウエハの寸法に応じた鋳型に流し込み、さら
に当該型の可動部分により融液を押圧成型して固
化させるものであるが、同法によるときは、一度
に所定形状のウエハが得られ、量産性の点で望ま
しい結果が期待できるものゝ、上記のように融液
は四方から押えつけられることになる。
このため同法では鋳型の上下面と側面が上記融
液の固化に際し、シリコン結晶粒(グレイン)の
成長を抑制してしまうことゝなり、固化製品の前
記各面と接する部分近傍が、非常に細かい結晶粒
となつて大きな結晶粒が得られず、太陽電池用シ
リコンウエハ等にあつて望ましいとされている大
結晶粒生成の要請を満足させることができないた
め、当該ウエハによつて得られた太陽電池の光電
変換効率も2〜3%と極度に悪くなつてしまう欠
陥をもつている。
液の固化に際し、シリコン結晶粒(グレイン)の
成長を抑制してしまうことゝなり、固化製品の前
記各面と接する部分近傍が、非常に細かい結晶粒
となつて大きな結晶粒が得られず、太陽電池用シ
リコンウエハ等にあつて望ましいとされている大
結晶粒生成の要請を満足させることができないた
め、当該ウエハによつて得られた太陽電池の光電
変換効率も2〜3%と極度に悪くなつてしまう欠
陥をもつている。
そこで、本願人は、上記諸法の欠陥を大幅に改
善することができる多結晶シリコンウエハの製造
方法として既に、シリコン母材を溶融し、この融
液を石英又はカーボンで形成され、かつ回転状態
にある製造皿上に滴下するなどし、遠心力を有効
利用することにより所望拡径状態の融液薄層を形
成し、同層の固化後、このシリコンシートを製造
皿から剥離する方法(以下、スピン法という。)
を提案した。
善することができる多結晶シリコンウエハの製造
方法として既に、シリコン母材を溶融し、この融
液を石英又はカーボンで形成され、かつ回転状態
にある製造皿上に滴下するなどし、遠心力を有効
利用することにより所望拡径状態の融液薄層を形
成し、同層の固化後、このシリコンシートを製造
皿から剥離する方法(以下、スピン法という。)
を提案した。
このスピン法は、多くの優れた特徴をもつてい
るが、前記一回の製造工程で製造されるウエハの
枚数に限度があり、この結果回転設備の稼動効率
が悪いので製品もコスト高になるという問題を有
していた。
るが、前記一回の製造工程で製造されるウエハの
枚数に限度があり、この結果回転設備の稼動効率
が悪いので製品もコスト高になるという問題を有
していた。
すなわち、現用のスピン法に関しても、本願人
は第1図に示すように、一枚の製造皿1を用意
し、同皿1の上面には、平面十字状のウエハ形成
凹溝2を形成し、その底面をウエハ形成平面3と
なし、同凹溝2の端末側には、四角形状のウエハ
形成部4を4個形成するようにし、さらに第3図
の如く中央部に通孔6が開設されてなる蓋体5を
上記製造皿1第4図の通り被嵌し、この蓋体5と
製造皿1とにより囲繞されるウエハ成形空間に、
上記通孔6から前記融液を注入充填することによ
り、融液薄層7を形成することを提案している。
しかしこれでも一回の製造工程では、1枚の製品
だけではないものの、上記の如く4枚程度のシリ
コンウエハしか得られず、量産という点から満足
すべきものとなつていない。
は第1図に示すように、一枚の製造皿1を用意
し、同皿1の上面には、平面十字状のウエハ形成
凹溝2を形成し、その底面をウエハ形成平面3と
なし、同凹溝2の端末側には、四角形状のウエハ
形成部4を4個形成するようにし、さらに第3図
の如く中央部に通孔6が開設されてなる蓋体5を
上記製造皿1第4図の通り被嵌し、この蓋体5と
製造皿1とにより囲繞されるウエハ成形空間に、
上記通孔6から前記融液を注入充填することによ
り、融液薄層7を形成することを提案している。
しかしこれでも一回の製造工程では、1枚の製品
だけではないものの、上記の如く4枚程度のシリ
コンウエハしか得られず、量産という点から満足
すべきものとなつていない。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたもの
で、その目的とするところは、適切なる重装構成
とすることにより、一度の製造工程で多数のシリ
コンウエハを形成できるようにし、以つて製造設
備の稼動効率を大幅に向上でき、その結果、同ウ
エハのコストダウンを実現できる重積式製造皿を
提供しようとするものである。
で、その目的とするところは、適切なる重装構成
とすることにより、一度の製造工程で多数のシリ
コンウエハを形成できるようにし、以つて製造設
備の稼動効率を大幅に向上でき、その結果、同ウ
エハのコストダウンを実現できる重積式製造皿を
提供しようとするものである。
この目的を達成するため、この発明にあつて
は、所望雰囲気内にあつて、回転するウエハ形成
平面上にシリコン母材の融液を供給し、当該回転
による遠心力によつて、拡径方向へ流動させるこ
とにより、当該融液による所望大の融液薄層を形
成し、これを固化するようにした多結晶シリコン
ウエハの製造用に供される製造皿であつて、二層
以上重積の皿本体と最上位に重積される蓋体とで
構成され、同各皿本体の上面には凹溝を形成し
て、その底面を前記ウエハ形成平面とし、かつ同
皿本体のうち上積用の皿本体には、その略中央部
に貫通孔を蓋体には、その略中央部に流入通孔を
夫々連通状態となるよう開設し、同蓋体と各皿体
とで所要層数だけ形成されたウエハ成形空間をそ
の上位における上記貫通孔、流入通口に夫々開口
させるよう構成し前記融液薄層を所要数同時に形
成するようにしたものである。
は、所望雰囲気内にあつて、回転するウエハ形成
平面上にシリコン母材の融液を供給し、当該回転
による遠心力によつて、拡径方向へ流動させるこ
とにより、当該融液による所望大の融液薄層を形
成し、これを固化するようにした多結晶シリコン
ウエハの製造用に供される製造皿であつて、二層
以上重積の皿本体と最上位に重積される蓋体とで
構成され、同各皿本体の上面には凹溝を形成し
て、その底面を前記ウエハ形成平面とし、かつ同
皿本体のうち上積用の皿本体には、その略中央部
に貫通孔を蓋体には、その略中央部に流入通孔を
夫々連通状態となるよう開設し、同蓋体と各皿体
とで所要層数だけ形成されたウエハ成形空間をそ
の上位における上記貫通孔、流入通口に夫々開口
させるよう構成し前記融液薄層を所要数同時に形
成するようにしたものである。
以下、添付図面に示す実施例にもとづき、この
発明を詳細に説明すれば、第5図に示すように、
三層に重積されてなる皿本体10,20,30と
最上段に載置される蓋体Bとにより本発明による
製造皿Aは構成され、これらの部材は、シリコン
との反応性が少ない石英(SiO2)かカーボンC
等で形成されている。
発明を詳細に説明すれば、第5図に示すように、
三層に重積されてなる皿本体10,20,30と
最上段に載置される蓋体Bとにより本発明による
製造皿Aは構成され、これらの部材は、シリコン
との反応性が少ない石英(SiO2)かカーボンC
等で形成されている。
最上位に配置される皿本体10は、第6図と第
7図とにより明示されるように、その上面16に
平面十字状の凹溝11を形成し、その底面をウエ
ハ形成平面12とし、かつ同溝11の端末側に、
図示の実施例では四角形状のウエハ形成部13が
4個形成されている。そして、これら各ウエハ形
成部13を連通している連結部14は、同形成部
13よりも細幅に形成され、両部13,14の連
続部位には、括れ部15が形成されており、前記
第1図のものと同等である。
7図とにより明示されるように、その上面16に
平面十字状の凹溝11を形成し、その底面をウエ
ハ形成平面12とし、かつ同溝11の端末側に、
図示の実施例では四角形状のウエハ形成部13が
4個形成されている。そして、これら各ウエハ形
成部13を連通している連結部14は、同形成部
13よりも細幅に形成され、両部13,14の連
続部位には、括れ部15が形成されており、前記
第1図のものと同等である。
この皿本体10の上面16に積層される第2層
目の皿本体20も第1層目の皿本体10と同じく
第8図と第9図の通りその上面26に平面十字状
の凹溝21を形成し、その底面をウエハ形成平面
22とし、かつ同溝21の端末側に、四角形状の
ウエハ形成部23が4個形成され、各ウエハ形成
部23を連通している連結部24は、同形成部2
3よりも細幅に形成され、両部23,24の連続
部位には、括れ部25が形成されている。
目の皿本体20も第1層目の皿本体10と同じく
第8図と第9図の通りその上面26に平面十字状
の凹溝21を形成し、その底面をウエハ形成平面
22とし、かつ同溝21の端末側に、四角形状の
ウエハ形成部23が4個形成され、各ウエハ形成
部23を連通している連結部24は、同形成部2
3よりも細幅に形成され、両部23,24の連続
部位には、括れ部25が形成されている。
しかし当該皿本体20にあつては、その略中央
部において上下に貫通する貫通孔27が開設され
ており、かつ同貫通孔27の上端部周縁には堰部
28が膨出形成され、凹溝21内に注入された融
液が同貫通孔27から流下してしまわないよう前
記上面26と同一高さに形成されている。またさ
らに、同皿20の底面29は、前記皿本体10の
上面16と密着するよう平滑に形成されている。
部において上下に貫通する貫通孔27が開設され
ており、かつ同貫通孔27の上端部周縁には堰部
28が膨出形成され、凹溝21内に注入された融
液が同貫通孔27から流下してしまわないよう前
記上面26と同一高さに形成されている。またさ
らに、同皿20の底面29は、前記皿本体10の
上面16と密着するよう平滑に形成されている。
この皿本体20の上面26に積層される第3層
目の皿本体30もまた、第1層目、第2層目の皿
本体10,20と同様、第10図と第11図に示
すように、その上面36に平面十字状の凹溝31
を形成し、その底面をウエハ形成平面32とし、
かつ同溝31の端末側に、四角形状のウエハ形成
部33が4個形成され、そして、これら各ウエハ
形成部33を連通している連結部34は、同形成
部33よりも細幅に形成され、両部33,34の
連続部位には、括れ部35が形成されている。そ
して同皿30の略中央部には、前記皿本体20と
同じく同皿30を上下に貫通する貫通孔37が開
設されているが、同貫通孔37は、前記堰部28
の外周径よりも大口径に形成されており、また同
貫通孔37の上端部周縁には、前記皿本体20と
同じく堰部38が膨出形成されて、凹溝31内に
注入された融液が、同貫通孔37から流出しない
よう前記上面36と同一高さに形成されていると
共に、同皿30の底面39は、前記皿本体20の
上面26と密着するよう平滑になつている。
目の皿本体30もまた、第1層目、第2層目の皿
本体10,20と同様、第10図と第11図に示
すように、その上面36に平面十字状の凹溝31
を形成し、その底面をウエハ形成平面32とし、
かつ同溝31の端末側に、四角形状のウエハ形成
部33が4個形成され、そして、これら各ウエハ
形成部33を連通している連結部34は、同形成
部33よりも細幅に形成され、両部33,34の
連続部位には、括れ部35が形成されている。そ
して同皿30の略中央部には、前記皿本体20と
同じく同皿30を上下に貫通する貫通孔37が開
設されているが、同貫通孔37は、前記堰部28
の外周径よりも大口径に形成されており、また同
貫通孔37の上端部周縁には、前記皿本体20と
同じく堰部38が膨出形成されて、凹溝31内に
注入された融液が、同貫通孔37から流出しない
よう前記上面36と同一高さに形成されていると
共に、同皿30の底面39は、前記皿本体20の
上面26と密着するよう平滑になつている。
蓋体Bは、各皿本体10,20,30と略同外
形に形成され、第12図と第13図とに示すよう
に、その略中央部には上下に貫通する流入通孔4
1が最上位である皿本体30に形成された堰部3
8の外周径よりも大口径に形成され、また、この
蓋体Bの底面40は、上記皿本体30の上面36
と密着するよう平滑に形成されている。
形に形成され、第12図と第13図とに示すよう
に、その略中央部には上下に貫通する流入通孔4
1が最上位である皿本体30に形成された堰部3
8の外周径よりも大口径に形成され、また、この
蓋体Bの底面40は、上記皿本体30の上面36
と密着するよう平滑に形成されている。
このように構成された各皿本体10,20,3
0と蓋体Bとを組構して重積式製造皿Aを形成す
るには、第5図に示すように、先ず皿本体10を
図示しないターンテーブル上に載置し、字に同皿
本体10の上面16に第2層目たる皿本体20を
重積載置し、さらに同皿本体20の上面26に第
3層目たる皿本体30を重積載置し、最後に同皿
本体30の上面に蓋体Bを重積載置すればよく、
この場合、上記皿本体20の貫通孔27と皿本体
30の貫通孔37および、蓋体Bの流入通孔41
は同心となるように配設される。それ故、上記組
構状態では、皿本体10の凹溝11と皿本体20
の底面29とにより画成される第1段目のウエハ
成形空間Sが形成されるとともに、同皿本体20
の凹溝21と皿本体30の底面39とにより画成
される第2段目のウエハ成形空間S′が形成され、
さらに、同皿本体30の凹溝31と蓋体Bの底面
40とにより画成される第3段目のウエハ成形空
間S″が形成されると共に、この場合、第1段目
のウエハ成形空間Sは皿本体20の貫通孔27と
連通し、同孔27と第2段目のウエハ成形空間
S′とは皿本体30の貫通孔37と連通し、かつ同
孔37と第3段目のウエハ成形空間S″とは、蓋
体Cの通孔41と連通するように構成される。
0と蓋体Bとを組構して重積式製造皿Aを形成す
るには、第5図に示すように、先ず皿本体10を
図示しないターンテーブル上に載置し、字に同皿
本体10の上面16に第2層目たる皿本体20を
重積載置し、さらに同皿本体20の上面26に第
3層目たる皿本体30を重積載置し、最後に同皿
本体30の上面に蓋体Bを重積載置すればよく、
この場合、上記皿本体20の貫通孔27と皿本体
30の貫通孔37および、蓋体Bの流入通孔41
は同心となるように配設される。それ故、上記組
構状態では、皿本体10の凹溝11と皿本体20
の底面29とにより画成される第1段目のウエハ
成形空間Sが形成されるとともに、同皿本体20
の凹溝21と皿本体30の底面39とにより画成
される第2段目のウエハ成形空間S′が形成され、
さらに、同皿本体30の凹溝31と蓋体Bの底面
40とにより画成される第3段目のウエハ成形空
間S″が形成されると共に、この場合、第1段目
のウエハ成形空間Sは皿本体20の貫通孔27と
連通し、同孔27と第2段目のウエハ成形空間
S′とは皿本体30の貫通孔37と連通し、かつ同
孔37と第3段目のウエハ成形空間S″とは、蓋
体Cの通孔41と連通するように構成される。
次に、第14図によつて上記実施例に係る製造
皿Aによる同ウエハの製造工程を説明すると、先
ず、図示しないターンテーブルを回転させて、こ
れに載置した同皿Aを所要速度で回転させつつ、
蓋体Bの流入通孔41よりシリコン母材融液を注
入すればよいが、この際図示例では坩堝50にシ
リコン母材を投入して、これを溶融用熱源(図示
せず)により加熱融解し、当該融液を坩堝50の
転動によつて漏斗51へ放流し、さらにその流出
口52から、図中点線で示すように当該融液を上
記通孔41の偏心位置から滴下するのがよい。
皿Aによる同ウエハの製造工程を説明すると、先
ず、図示しないターンテーブルを回転させて、こ
れに載置した同皿Aを所要速度で回転させつつ、
蓋体Bの流入通孔41よりシリコン母材融液を注
入すればよいが、この際図示例では坩堝50にシ
リコン母材を投入して、これを溶融用熱源(図示
せず)により加熱融解し、当該融液を坩堝50の
転動によつて漏斗51へ放流し、さらにその流出
口52から、図中点線で示すように当該融液を上
記通孔41の偏心位置から滴下するのがよい。
こうして流入通口41から融液が供給されゝ
ば、各ウエハ成形空間S,S′,S″に融液が注入さ
れることゝなり、該融液は、回転する製造皿Aの
遠心力によつて各連結部14,24,34から各
ウエハ形成部13,23,33、へと各ウエハ形
成平面12,22,32上を拡径流動して、すべ
ての同形成部13,23,33、が融液により充
填された融液薄層Dが形成されこの後、これを冷
却し固化させることによつて、各皿本体10,2
0,30に4枚づつ、計12枚のウエハを同時に形
成することができる。尚、このウエハは、ウエハ
形成部13,23,33と連結部14,24,3
4との境界に設けた括れ部15,25,35に対
応する箇所を利用して折ることにより、四角形の
製品ウエハに分割される。
ば、各ウエハ成形空間S,S′,S″に融液が注入さ
れることゝなり、該融液は、回転する製造皿Aの
遠心力によつて各連結部14,24,34から各
ウエハ形成部13,23,33、へと各ウエハ形
成平面12,22,32上を拡径流動して、すべ
ての同形成部13,23,33、が融液により充
填された融液薄層Dが形成されこの後、これを冷
却し固化させることによつて、各皿本体10,2
0,30に4枚づつ、計12枚のウエハを同時に形
成することができる。尚、このウエハは、ウエハ
形成部13,23,33と連結部14,24,3
4との境界に設けた括れ部15,25,35に対
応する箇所を利用して折ることにより、四角形の
製品ウエハに分割される。
また上記シリコン母材としては金属級シリコ
ン、半導体級高純度シリコンなどを用いるように
し、同母材は坩堝50の外周側に配設された電気
ヒータ等による溶融用熱源によつて、当該シリコ
ンの溶融温度1420℃を考慮して加熱することによ
り、これを溶融し得るようにしてあり、当該熱源
としては、電熱線、高周波加熱装置などによるこ
とができ、もちろん適時当該加熱を停止したり、
加熱条件を制御可能にしておくことが望ましい。
ン、半導体級高純度シリコンなどを用いるように
し、同母材は坩堝50の外周側に配設された電気
ヒータ等による溶融用熱源によつて、当該シリコ
ンの溶融温度1420℃を考慮して加熱することによ
り、これを溶融し得るようにしてあり、当該熱源
としては、電熱線、高周波加熱装置などによるこ
とができ、もちろん適時当該加熱を停止したり、
加熱条件を制御可能にしておくことが望ましい。
このようにして得られた製品ウエハは、その表
裏面及びその外周面が、各皿本体10,20,3
0の凹溝11,21,31と各皿本体20,30
及び蓋体Bの底面29,39、40とで囲繞され
ているので、一般に同薄層Dが冷却固化する際、
その自由表面に小突起による凹凸が発生するが、
これが上記各底面29,39,40により抑制さ
れてしまうので、平滑な面を有するウエハが形成
できる。また、前記ウエハ形成部13,23,3
3以外で形成される融液薄層Dの残余部分は製造
皿Aから剥離された後、再度溶融して使用され
る。
裏面及びその外周面が、各皿本体10,20,3
0の凹溝11,21,31と各皿本体20,30
及び蓋体Bの底面29,39、40とで囲繞され
ているので、一般に同薄層Dが冷却固化する際、
その自由表面に小突起による凹凸が発生するが、
これが上記各底面29,39,40により抑制さ
れてしまうので、平滑な面を有するウエハが形成
できる。また、前記ウエハ形成部13,23,3
3以外で形成される融液薄層Dの残余部分は製造
皿Aから剥離された後、再度溶融して使用され
る。
尚、上記実施例では、製造皿Aを三層構造とし
た場合を例にとり説明したが、もちろんこの発明
にあつてはこれに限定されず、二層以上で構成す
ればよい。
た場合を例にとり説明したが、もちろんこの発明
にあつてはこれに限定されず、二層以上で構成す
ればよい。
上記のとおり、この発明によれば、従来のイン
ゴツトスライス法やリボン法の難点が解消される
のは勿論、既応キヤステイング法のように鋳型の
各面により押えつけられることがなく、しかも一
度の製造工程で複数の製品を製造できるので、設
備の稼動効率が大幅に向上し、製品のコストダウ
ンを実現することができる。
ゴツトスライス法やリボン法の難点が解消される
のは勿論、既応キヤステイング法のように鋳型の
各面により押えつけられることがなく、しかも一
度の製造工程で複数の製品を製造できるので、設
備の稼動効率が大幅に向上し、製品のコストダウ
ンを実現することができる。
第1図は、本願人が既に提案した製造皿の平面
説明図、第2図は同皿の縦断説明図、第3図は同
皿に被嵌される蓋体の平面図、第4図は同蓋体と
同皿とを組構した状態を示す縦断説明図、第5図
はこの発明に係る重積式製造皿を示す縦断説明
図、第6図は同皿の第1層目に係る皿本体の平面
説明図、第7図は同皿の縦断説明図、第8図は同
第2層目に係る皿本体の平面説明図、第9図は同
皿の縦断説明図、第10図は同第3層目に係る皿
本体の平面説明図、第11図は同皿の縦断説明
図、第12図は蓋体の平面説明図、第13図は同
蓋体の縦断説明図、第14図は各皿本体に形成さ
れたウエハ成形空間に融液を注入している状態を
示す縦断説明図、第15図は第14図XV円内拡
大縦断説明図である。 A……重積式製造皿、B……蓋体、D……融液
薄層、S,S′,S″……ウエハ成形空間、10,2
0,30……皿本体、11,21,31……凹
溝、27,37……貫通孔、41……流入通孔。
説明図、第2図は同皿の縦断説明図、第3図は同
皿に被嵌される蓋体の平面図、第4図は同蓋体と
同皿とを組構した状態を示す縦断説明図、第5図
はこの発明に係る重積式製造皿を示す縦断説明
図、第6図は同皿の第1層目に係る皿本体の平面
説明図、第7図は同皿の縦断説明図、第8図は同
第2層目に係る皿本体の平面説明図、第9図は同
皿の縦断説明図、第10図は同第3層目に係る皿
本体の平面説明図、第11図は同皿の縦断説明
図、第12図は蓋体の平面説明図、第13図は同
蓋体の縦断説明図、第14図は各皿本体に形成さ
れたウエハ成形空間に融液を注入している状態を
示す縦断説明図、第15図は第14図XV円内拡
大縦断説明図である。 A……重積式製造皿、B……蓋体、D……融液
薄層、S,S′,S″……ウエハ成形空間、10,2
0,30……皿本体、11,21,31……凹
溝、27,37……貫通孔、41……流入通孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所望雰囲気内にあつて、回転するウエハ形成
平面上にシリコン母材の融液を供給し、当該回転
による遠心力によつて、拡径方向へ流動させるこ
とにより、当該融液による所望大の融液薄層を形
成し、これを固化するようにした多結晶シリコン
ウエハの製造用に供される製造皿であつて、二層
以上重積の皿本体と最上位に重積される蓋体とで
構成され、同各皿本体の上面には凹溝を形成し
て、その底面を前記ウエハ形成平面とし、かつ同
皿本体のうち上積用の皿本体には、その略中央部
に貫通孔を蓋体には、その略中央部に流入通孔を
夫々連通状態となるよう開設し同蓋体と各皿本体
とで所要層数だけ形成されたウエハ成形空間を、
その上位における上記貫通孔、流入通口に夫々開
口させるようにしたことを特徴とする重積式製造
皿。 2 蓋体の流入通孔は、皿本体の貫通孔と同心で
大口径に形成され、かつ複数の貫通孔を具備する
際には、上位の皿本体に向け貫通孔が大口径とな
るよう形成されている特許請求の範囲第1項記載
の重積式製造皿。 3 貫通孔の上端周縁部は、皿本体の上面と同一
高さである特許請求の範囲第1項又は第2項いず
れか記載の重積式製造皿。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58056592A JPS59182219A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 重積式製造皿 |
| AU26132/84A AU578240B2 (en) | 1983-03-30 | 1984-03-27 | Polycrystalline silicon wafers and fabrication tray |
| EP84302211A EP0124284B1 (en) | 1983-03-30 | 1984-03-30 | Method of fabricating polycrystalline silicon wafer and fabrication tray used therefor |
| DE8484302211T DE3466901D1 (en) | 1983-03-30 | 1984-03-30 | Method of fabricating polycrystalline silicon wafer and fabrication tray used therefor |
| US06/926,131 US4820145A (en) | 1983-03-30 | 1986-11-03 | Polycrystalline silicon wafer tray |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58056592A JPS59182219A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 重積式製造皿 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59182219A JPS59182219A (ja) | 1984-10-17 |
| JPH0314769B2 true JPH0314769B2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=13031462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58056592A Granted JPS59182219A (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-31 | 重積式製造皿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59182219A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61214422A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Hoxan Corp | 半導体ウエハに多結晶シリコン層を形成する方法 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP58056592A patent/JPS59182219A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59182219A (ja) | 1984-10-17 |
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