JPH0315005A - 光学位相差板及びその製造方法 - Google Patents
光学位相差板及びその製造方法Info
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- JPH0315005A JPH0315005A JP2055828A JP5582890A JPH0315005A JP H0315005 A JPH0315005 A JP H0315005A JP 2055828 A JP2055828 A JP 2055828A JP 5582890 A JP5582890 A JP 5582890A JP H0315005 A JPH0315005 A JP H0315005A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野J
本発明は、光$リ御素子において用いられるプラスチッ
ク製の光学位相差板に関し、特に白黒表示液晶ディスプ
レイの画面の着色を防止するための位相補慣用として適
した光学位相差板に関する.[従米の技術J 透過型の白黒表示液晶ディスプレイにおいては、まず入
射光は裏面の偏光板を通過して直線偏光となり、次に液
晶層に入って楕円偏光に変化する.この楕円偏光のまま
偏光板を通って出射すると、惰円偏光の度合は波長によ
って異なるため、透過光の強さが相異し、表示に着色が
生じてしまう.従って、着色を防止するためには楕円偏
光を再び直線偏光に戻すための位相補信が必要であり、
表示用の液晶層に更に位相補償用の液晶層を重ねて白黒
表示を得ることが行なわれているが、重量や価格の点で
問題があった。このため、位相捕償用の液晶層の代わり
に透明なプラスチックフィルムで分子配向したものを光
学位相差板として用一ることが要望されている. ここで光学位相差板とは、複屈折性を有するフィルムま
たはシート状物であり、光線が透過した場合に互いに直
交する2方向の屈折率の違(1により、互いに直交する
光線の位相差を生じるものである. 上記白黒表示液晶ディスプレイの着色防止のための位相
捕慣用としては、出射波長と入射波長λとの位相差が入
射波長人となるいわゆるλ板であることが必要である.
λ板については各種光学用途への適用が検討されている
が、満足なものが存在しないのが現状である.λ板につ
レ1て提案されているものとしては、例えば、1軸方向
に延伸した複屈折性を有する光学異方性フィルム又はシ
ートを、その光学的主軸が直交するように2枚又はそれ
以上重ねる方法(特開昭63−167304号公報)、
あるいは重ね合わせない1枚のλ板につり1てのものが
ある(特開昭63−189804号公!l).また、光
源の波長のバラツキに対応したものとして複屈折性結晶
を光学紬に対し傾斜面で切断した位相差板があり(特開
昭62−218905号公報)、これは複屈折性材料を
くさび型に加工した位相差板である。 [発明が解決しようとする課題1 本発明は、特殊な形状などに加工することなく、厚さの
均一な一枚のフィルム又はシートであって、透明度が高
く、且つそれを保持でき、レターデーシ3ン値Rが50
0〜650n−の範囲内で任意の一定な値を保持する位
相差を有しλ板として用いることのできる光学位相差板
を提供しようとするものである. 互いに直交する位相差δは、 δ=(27r/A )(Tle − 7to)d =(
:)r/A )−ΔTl−dで表される。ここでdは位
相差板の厚さ、TleとTtoは直交或分に対する屈折
率、λは入射光の波長である.Δnは複屈折率であり、 ΔTl = (71 e − n o )である。 また、レターデーション値Rは、R=Δn−d(単位n
*)で表されるものである。 入射光の波長が変わる場合、位相差が変化するので、入
射光の波長に応じて位相差板を調整することが必要にな
る.自然光の平均波長は550n一であるが、一般によ
く用いられるナトリウムD線の平均波長は589nmで
ある.λ板を得ようとする場合、レターデーシ3ン値が
入射光線の波長と同一となることが必要であり、液晶デ
ィスプレイで用いる位相差板はレターデーシタン値Rが
500〜6500一の範囲内となることが要求される.
液晶ディスプレイにおいて用いられる光学位相差板の厚
さdは50〜200μ瞳程度であるから、上記レターデ
ーシ3ン値Rとdに応じて所望の複屈折率Δnが定めら
れる. 上記のようなλ板としての用途を考えた場合、フィルム
またはシートを構威するプラスチックスの複屈折率Δn
が正で大きい値のものであることが必要となる. 従来、透明なプラスチックスで分子配向したものとして
は、ポリカーボネートやポリビニルアルコールが知られ
ている. ボリ77化ビニリデン(PVDF)に代表されるフッ化
ビニリデン系FJ4脂は分子配向性があり、P■叶の延
伸フィルムは、延伸方向の屈折率をn I1、延伸方向
に垂直な方向の屈折率をn土とすると複屈折率ΔTI=
(71+1−T’l)は大きな正の値を示すことに加え
て、耐候性、耐薬品性及び防塵性等の優れた特性を有す
るが、PVDFは結晶性であり、透明性が不十分なので
PVDF単独成分のフィルムでは光学位相差板としては
使用されていなかった。 一方、ポリメタクリル酸メチル(PHM^)に代表され
るメタクリル酸メチル系樹脂は、複屈折率Δnは只の値
を示すが、非結晶性で透明性に優れている. 本発明者はこの点に着目し、フッ化ビニリデン系樹脂と
メタクリル酸メチル系樹脂の混合系において、透明性と
所望の複屈折率を有するものであって、光学位相差板に
適した特性のものを見出すべく研究を行った. 従米、P■叶とPMM^の混合系について、PVDFの
含有量が35重量%以下の!l或では透明性が良いが、
これよりPVDFが多くなると透明性が急激に低下する
との報告がある(USP 3459834,1969)
。しかし、PVDFが35重景%以下の11戒のフィル
ムまたはシートは、たとえ透明性を有するとしてもPV
DF,lが少ないのでλ板として用いるのに十分な複屈
折率を有するには至らない。 また、PVDFとPMM^の混合系において、Pv叶が
14〜60重量%の組成のものについて、PVDF/P
MM^の配合比、延伸倍率および延伸温度に上り複屈折
率Δnが変化することについての報告がある(Bern
dR, lIal+n and Joachim II
, Wendorff, ”POLYMER’″,Vo
l.26,ρpl619 − 1622(1985))
。しかし、この文献においては、PVDFが60重量%
より多いm或のらのについての報告がなく、通常はPV
DFの組戊比が多いほど透明性は低下すると考えられて
いたので、PVDFがより多いm或のものを透明性が要
求される用途に用いることはこの文献からは予期できな
い上、λ板としての用途についても考慮されていない。 またレターデーシジン値がlIi?rlllの!I過と
ともに変化することなく保持されるかどうかについても
不明である.本発明者の研究によれば、PVDFとPM
I4^混合系の組成物を或形、延伸したのみで製造され
たフィルムまたはシートは、レターデーション値が当初
の値を保持できないぽかりでなく、組戊によっては透明
性も時間の経過とともに低下することが判明したからで
ある。従って、この文献からは、λ板として使用できる
光学位相差板を予測することはできない. 本発明は、PVDF/PHMAの混合系のフィルムまた
はシートにおいて、透明性を艮期間にわたって保持し、
レターデーシ3ン値Rが500〜650nmの範囲内の
ある値を長期間にわたって保持するフィルムまたはシー
トを見出し、λ板として使用可能な光学位相差板を提供
すべくなされたものである。 [課題を解決するための千段J 本願発明にかかる光学位相差板は、フッ化ビニリデン系
樹脂とメタクリル酸メチル系樹脂の混合割合が重量比で
65/35以上85/15以下のm戒からなる延伸配向
されたフィルムまたはシートであり、フッ化ビニリデン
系樹脂の結晶構造がβ型構遺を主とし、前記フィルムま
たはシートが寸法安定性を有し、レターデーシシン値R
が500〜650nmの範囲内であることを特徴とする
光学位相差板である.ここで、フッ化ビニリデン系樹脂
の結晶構造がβ型構造を主とするとは、赤外線吸収スペ
クトルでβ型vt造の結晶分率が50%以上、すなわち
a型構遺の結晶分率が50%より少ないことを意味し、
β型vt造の結晶分率を好ましくは60%以上、より好
ましくは70%以上とする. その測定法はS. Osak iらの方法(Journ
al orPolymer Science Vol.
l3,1071−1083(1975)に記載の方法)
に基づき次のように露出する。すなわち、赤外線吸収ス
ペクトルの波数530cm− ’のところにα型構造の
結晶についてのピークがあり、波数510cm−’のと
ころにβ型構造の結晶についてのピークがある.各ピー
クの位置の啜収から、α型構遣についての吸光度は、 D sxo=lofl+oc I o/ I )53。 β型構遣についての吸光度は、 D s+o=lOf+o( r o/ I )s+。 となり、β型構遺の結晶分率は次の式で計算することが
できる。 上記本発明にかかる光学位相差板は、次のようにして9
i造することが″Cきる。すなわち、本願発明にかかる
光学位相差板の製造方法は、7ツ化ビニリデン系樹脂と
メタクソル酸メチル系樹脂の混合割合が重量比で65/
35以上85/15以下の組成からなる混合物を均一に
混練し、溶融押出によりフィルムまたはシートに成形後
急沿して、そのフィルムまたはシート中のフッ化ビニリ
デン系a{Jfflの結晶構造がβ型構遺を主とするよ
うにした後、前記フィルムまたはシートに25〜150
℃で延伸処理を行い、該延伸処理後に50〜160℃で
加熱処理を行うことを′vf徴とするものである. 本発明において、フッ化ビニリデンl{脂としては、フ
ッ化ビニリデンホモボリマーはもちろん、フッ化ビニリ
デンをvt或Jjl1位として50モル%以上合有する
共重合体、更にこれら重合体の2種以上のボリマーブレ
ンドであってもよい.フッ化ビニリデンと共重合可能な
好適なものとしては、四フッ化エチレン、六フッ化プロ
ピレン、三フッ化エチレン、三フッ化塩化エチレン、フ
ッ化ビニル等が挙げられる. また、メタクリル酸メチル系樹脂は、メタクリル酸メチ
ルホモポリマーの他、メタクリル酸メチル単量体を構成
単位として70モル%以上と、アクリル酸エステルある
いは、メタクリル酸メチル以外のメタクリル酸エステル
を30モル%以下含有する共重合体、更にはこれら重合
体の249以上よりなるボリマーブレンドを含む.なお
、上記共重合体中アクリル酸エステルとしてはアクリル
酸メチル、アクリル酸エチルまたはアクリル酸プロビル
等、メタクリル酸メチル以外のメタクリル酸エステルと
してはメタクリル酸エチルまたはメタクリル酸プロビル
等が好適なものとして例示される.この他に少量の第三
成分を含めることもできる.フッ化ビニリデン系樹脂/
メタクリル酸メチル系樹脂の混合系のフィルムまたはシ
ートにおいては、複屈折率Δnは、フッ化ビニリデン系
樹脂/メタクリル酸メチル系tirfrrIの混合割合
及び延伸倍率で変化する.フッ化ビニリデンM樹W1/
メタクリル酸メチル系樹脂の混合割合は複屈折率の大き
いフッ化ビニリデン系樹脂の量が多いほど、混合系の複
屈折率Δnが大きくなり得る.I/ターデーション値R
を500〜650nmの範囲とするには、フッ化ビニリ
デン系樹脂の混合割合ができるだけ多いことが望ましい
.さらに、500〜650問の範囲とされたレターデー
シ3ン値Rがその値を安定に保持するためにも、フッ化
ビニリデン系樹脂の混合割合ができるだけ多いことが望
ましい. 一方、透明性に関しては、上記のフッ化ビニリデン系F
JINとメタクリル酸メチル系樹脂を種々の混合割合で
、均一に混練し、フィルム状またはシート状に溶融威形
、急冷し、90℃で延伸処理後、加熱処理を行って製?
Lされたフィルムまたはシートは、第1図に示すような
光線透過率を有することカt’ll!11 L タ,
fjS1 図ii、iHI11処理l150μm<7)
J!7さのシートを100℃で10分間加熱処理を行っ
たらのについて、メタクリル酸メチル系樹脂の重量%に
対する光線透過率を示すグラフである.fjS1図にお
いては、メタクリル酸メチル系樹脂100重量%すなわ
ちフッ化ビニリデン系樹脂が0重蛍%のm威のものから
、フッ化ビニリデン系樹脂量が増加して行くとはじめ光
線透過率が徐々に低下するが、フッ化ビニリデン′A6
{1]ff50重量%付近で光線透過率が極小値となり
、フッ化ビニリデン系樹脂が50重量%を越えると光線
透過率は再び向上し、7−/化ビニリデン系樹脂が70
ffi量%付近で厖大値を示している.fjS1図にお
いて注目すべき点は、延伸処理後に加熱処理を行ったも
のであるのにもがかわらず、フッ化ビニリデン系樹脂が
58〜85ffl量%の範囲で、シートが非常に高い光
線透過率を有することである。 また、本発明者の実験によれば、上記延伸処理後加熱処
理を施す前のシートは、fP12図に示すような光線透
過率を有する.すなわち、フッ化ビニリデン系樹脂が5
0重量%の付近で極小値を持つことなく、フッ化ビニリ
デン系樹m量が80重量%の付近までシートはメタクリ
ル酸メチル系樹Jffll00重量%の場合と同程度の
高い光線透過率を有する.従って、透明性のみの要件が
らすれば、加熱処理はむしろ望ましくないかに見える.
一般には、フッ化ビニリデン系樹脂配合系においては、
加熱処理はフッ化ビニリデン系樹脂の結晶性を促進し透
明性を低下すると考えられるからである.しかし、加熱
処理を施さないシートも経時的変化により、例えば常温
に1ケ月〜数ケ月程度放置すると結晶化が進み、第1図
に示すような光線透過率に変化する.常温より高い温度
で使用される場合には、これが更に加速される。 すなわち、延伸前のシート中のフッ化ビニリデン系樹脂
の結晶構造がβ型を主とするように、フッ化ビニリデン
系樹脂とメタクリル酸メチルi 81 1Jffを均一
に混練して成形後急沿した後、25〜150℃で延伸さ
れたシートにおいては、フッ化ビニリデン系用1M58
〜85迅量%の組戒範囲において、透明性が阻害されな
い領域があることがt−q明した.そして上記特定の!
11成範囲のものを用いる限りにおいては、加熱処理の
有無は透明性に影響を与えな〜1. ところが、本発明者によって、延伸処理後の加熱処理は
、後記するようにレターデーシタン値を向上させ、7ツ
化ビニリデン系樹脂65〜85重量%の組成範囲であれ
ば、レターデーション値を一定に保持する効果もあるこ
とが発見された。このため、本発明にがかるgI遣方法
においては、延伸処理後の加熱処理を必須の工程として
採用し、フッ化ビニリデン系樹脂が65〜85重量%の
ものに加熱処理を施すことによって、レターデーシタン
値と透明性の双ノjの条件を満足し、λ板としての用途
に好適なフィルムまたはシートを得ることに成功した. まず、透明性の条件につν・では、第1図から、フッ化
ビニリデン系樹脂/メタクリノレ酸メチノレ系街rmの
配合割合が重量比で、58/42以上85/15以下、
望ましくは70/30付近とすることが光線透過率力C
90%より大きい透明性の優れた7イノレムまた1よシ
ートを得るための条件であることがわh・る.上記IJ
l威範囲で光ノダ透過率が90%より大きい透明性が得
られる埋山は次のように考えられる.メタクリル酸メチ
ル系樹脂は非品質であり透明性が優れているのに対して
、フッ化ビニリデン系樹脂には結晶が微細なβ型構造の
結晶と結晶径が数μ一〜数10μmの大きい球晶構造ま
でに戊長ずるα型構遺の結晶とがあり、α型構造の結晶
の生長は透明性を阻害することカl知られているが、上
記組或範囲の場合、フッ化ビニリデン系用脂とメタクリ
ル酸メチル系樹脂が十分均一に混合されることによって
、フッ化ビニリデン系樹1mのα型構遺の結晶の生成が
メタクリル酸メチル系用脂に阻害されるためと考えられ
る。すなわち、上記領域は、β型構遣の結晶が安定化す
る特殊な領域であるためと考えられる。この領域では、
α型hη造の結晶は全く存在しない訳ではないが、赤外
線吸収スペクトルによる結晶分率で見る限りではα型h
η造の結晶はわずかであり、50%より少ない。 すなわち、フッ化ビニリデン系樹脂の結晶構造がβ型構
造が主となる組威範囲において光線透過率の高いフィル
ムまたはシートが得られ、且つその組戒範囲においては
、フッ化ビニリデン系樹脂の混合割合が高いので所望の
複屈折率のものを得ることができる。 尚、上記においては、画面の明1rFjに影響する光線
透過率によって透明性を述べたが、画像の鮮明度に影響
する公価についても、本発明にがかる光学位相差板は曇
価が2%より小さく、鮮明な画像が得られる. 前記したように混合系の組戒においてはフッ化ビニリデ
ン系樹脂の量が多いほど複屈折率Δnが大きくなるが、
威形されたフィルムまたはシートが未延伸の場合には、
レターデーション値を500〜650nmの範囲内とす
るには複屈折率Δnの大きさが不十分である。成形され
たフィルムまたはシートに延伸処理を行うことによって
、結晶の配向度を大きくしてΔnを大きくすることが必
要である。しかし、いかに延伸倍率を大きくしてビター
デーシコン値尺が所望の値となる複屈折率となるように
しても、その値が経時的に大きく変化しては実用上意味
がない.本発明者の知見によれば、延伸処理後に熱処理
をして寸法安定性をもたらしても、例えば7ツ化ビニリ
デン系樹脂とメタクリル酸メチル系樹脂との組成比が5
0750あるいは60/40の時には、70℃50時問
後に、それぞれ15%、5%のレターデーション値の変
化が認められるのである. 本発明者はフッ化ビニリデン系樹脂が多いほど延伸処J
!I!後の加熱処理によりレターデーション航がより安
定になること、そしてフッ化ビニリデン系O{脂とメタ
クリル酸メチル系樹脂の混合割合がm,+H比で85/
35以上であればレターテ゛−シコン値がほぼ一定に保
持されることを見出し、本発明の構成であれば、90%
以上の透明性ら併せて満たすことを知見して本発明を完
威したものである。 フッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸メチル系樹+1
ffの望ましい混合割合は、重量比で70730以上8
0/20以下である. なお、本発明において寸法安定性とは、フィルム又はシ
ートを延伸熱処理後、40℃24時問後における、延伸
方向の収縮率が2%以内であると定義する.実験によれ
ば、加熱処理を行わない場合には収縮率が10%以上に
もなるのに対し、加熱処理を行った場合には2%以内で
ある. かかる寸法安定性をもたらすための加熱処理の温度は、
50℃以上160℃以下とし、好ましくは70〜145
℃である。50℃よりも低い温度では、偏光顕微銚で測
定したレターデーシ3ン値が経時的に変化するおそれが
あり、また160℃よりも高い温度での加熱はフィルム
またはシートが軟化するので操作上問題があり、これ以
上高い温度に加熱してもレターデーション値は向上しな
いからである.熱処理温度は、光学位相差板の捜用温度
よりも高い温度であることが望ましい.一度一定温度で
加熱処理すると、本発明構威蒐囲においてはそれよりも
低い温度ではレターデーシ3ン値には変化がなく、ほぼ
一定の値を示す。 この加熱処理によりレターデーション値が向上する埋山
は、フッ化ビニリデン系樹脂の結晶化度の増大とフッ化
ビニリデン1{脂の非晶部分の分子配向度の向上に基づ
く複屈折率の増加によるものと考えられる. 延伸倍率が小さくても加熱処理により複屈折率が大きく
なるため、本発明による場合には、厚さが100μ一以
下の薄いフィルムまたはシートによっても所望のレター
デーション値を得ることができる。 本発明にかかる光学位相差板の製造方法においては、ま
ず原料である前記のフッ化ビニリデン系樹脂とメタクリ
ル酸メチル系樹脂の混合割合が重量比で65/35以上
85715以下の組成がらなる混合物を均一に混練する
.ここで、「均一に」とは、溶融押出によりフィルムま
たはシートに成形後急冷した際、そのフィルムまたはシ
ート中のフッ化ビニリデン系a!脂の結晶構造が前記し
た赤外線吸収スペクトルでβ型構造を主とする程度に十
分に混練する意である。混線の度合が低いとα型構造を
呈するが、混線の程度が高いほどβ型構造となる。 具体的には、一般的に樹脂の均一混合方法として知られ
ている方法、例えばヘンシェルミキサーサイフロプレン
グーまたは■ブレンr一等で両方の樹脂を均一に混合し
た後、単軸または2軸の押出磯等により樹脂,ll成物
がよく混練されるように押出成のL/D、圧縮比、混線
性を考慮したスクリュー等を適宜に設定して溶融混練し
、混合物のベレットを製造し、このベレットを原料とす
る方法、あるいは、フッ化ビニリデン系樹脂粒子内ヘメ
タクリル酸メチル系モノマーを粒子内重合するなどの方
法により行うことができる, 上記方法により得られたものを次にロール、通常のTダ
イ法(Tグイを用いた押出法)、インフレーション法(
リンググイを用いた押出法)、混練が良くなし得る型の
押出磯の使用などによって、フィルム又はシートに溶融
或形しフィルムまたはシートを得る. このフィルムまたはシートは溶融押出による戒形後、急
伶される.急伶の程度は延伸ボIのフィルムまたはシー
ト中のフッ化ビニリデン系樹Lmの結晶構造がβ型構造
を主とするようになされる。β型構遣の結晶分率は、望
ましくは60%以上であり、特に望ましくは70%以上
である。 急冷は、室温に放置するよりは急激な伶却を強制的に加
えるもので、具体的には、80゜C以下、好ましくは4
0℃以下、より好ましくは25℃以下の液体または固体
の冷媒にフィルムまたはシートの少なくとも一方の面を
接触させて冷却する方法が採用される.フィルムまたは
シートの厚さが厚いほど中心部が急冷されにくいので冷
媒の温度はより低いものとする必要がある。また、フッ
化ビニリデン系樹脂の混合比が多いほど、より低温での
急冷を行うべきである。通常、急冷は水伶によれば十分
であるが、10℃以下の冷媒による急冷が望ましい。 このようにして得られた未延伸のフィルムまたはシート
をロールまたはテンタ一方式等の延伸磯により延伸する
.延伸の際の温度は25℃以上1.50℃以下とする。 25℃未満では、延伸時に配向斑を発生しやすく、また
150℃を超えると、溶融状態に近付くため延伸が困難
となるからである.奸ましくは60〜140゜C1より
好ましくは80〜130℃である。80℃、特に60℃
を下凹るとレターデーシaンの安定性にやや欠け、13
0℃、特に140℃を上回ると配向度が上がりにくく加
工性に難があるためである. 延伸は、フッ化ビニリデン系樹脂が溶融あるり)は非溶
融の状態、望ましくは非溶融の状態であるフィルムまた
はシートに対してなされる.また延伸は1紬延伸または
2紬延伸である.延伸倍率は、レターデーション値がフ
ィルムまたはシートの配向度に基づく複屈折率とフィル
ムまたはシートの厚さの積であることからレターデーシ
aン値が500〜650問の範囲となるように定められ
る.1紬延伸の場合は、延伸方向に1を上回るが、3倍
以下での延伸倍率、好ましくはl.05〜2.0倍、よ
り好ましくは1.1−1.5倍とする.2IIII延伸
の場合は、縦方向の延伸倍率と横方向の延伸倍率の積が
1.3〜9.5、好ましくは1.5〜6.0となるよう
にする。 延伸処理後の加熱処理は、好ましくは加熱処理の少なく
とも最終時においてはフィルムまたはシートが緊張状態
となるように応力(張力)を加えながら行う.且つ加熱
処理後の冷却過程でも緊張状態を維持するようにする。 これは、フィルムまたはシートの変形を防ぎ、形状を一
定に保つためである.加熱処理での初期段階ではフィル
ムまたはシートに応力(張力)を加えながら或いは加え
ることなく行う. 加熱処理の温度は前記した通り、50℃以上160℃以
下、好ましくは70℃以上145℃以下であり、加熱処
理時間は、1秒以上、望ましくは3秒以上、更に望まし
くは10秒以上とする.上記温度範囲で低温度程、また
同一温度では応力を加えている程艮時間を要.するが、
1時間以上の加熱はそれ以上加熱しても効果に変わりが
ないのが通當である。 100℃よりも低い温度では30分以内、100℃〜1
20℃で10分以内、120℃以上で5分以内程度の加
熱で十分効果が得られる.熱処理後に必要に応じてアニ
ーリングしてもよい. [作用1 本発明の光学位相差板の製造方法においては、フフ化ビ
ニリデン系樹脂とメタクリル酸メチル系樹脂を65/3
5以上85/15以下の特定の配合割合で均一に混練し
たものを溶融戊形、延伸処理さらに加熱処理するため、
寸法安定性を有すると同時に、レターデーション値が5
00〜650nmの範囲内のある値に保持されるフィル
ムまたはシートを得ることができる。そして、上記特定
の配合割合の組威においては、原料の均一混練と急冷の
効果により、フッ化ビニリデン系樹脂のα型構遣の結晶
生艮が阻止され、β型構遺が主として安定に保持される
ので、延伸処理後の加熱処理によってもフィルムまたは
シートの透明性が害されることなく、90%より大きい
光線透過率が維持される。 以下に実施例及び比較例を示す.各実施例、比較例にお
いて、レターデーション値Rは、オリンパス光学工業社
製ベレック式コンベンセーターを用いてナトリウムD#
i(平均波長589n+i )下で測定した複屈折率と
シートのrI.さの積から算出した.また、光線透過率
及び曇価は、JIS−K7105により東京電色社製の
ModelTC−113型によって測定した。
ク製の光学位相差板に関し、特に白黒表示液晶ディスプ
レイの画面の着色を防止するための位相補慣用として適
した光学位相差板に関する.[従米の技術J 透過型の白黒表示液晶ディスプレイにおいては、まず入
射光は裏面の偏光板を通過して直線偏光となり、次に液
晶層に入って楕円偏光に変化する.この楕円偏光のまま
偏光板を通って出射すると、惰円偏光の度合は波長によ
って異なるため、透過光の強さが相異し、表示に着色が
生じてしまう.従って、着色を防止するためには楕円偏
光を再び直線偏光に戻すための位相補信が必要であり、
表示用の液晶層に更に位相補償用の液晶層を重ねて白黒
表示を得ることが行なわれているが、重量や価格の点で
問題があった。このため、位相捕償用の液晶層の代わり
に透明なプラスチックフィルムで分子配向したものを光
学位相差板として用一ることが要望されている. ここで光学位相差板とは、複屈折性を有するフィルムま
たはシート状物であり、光線が透過した場合に互いに直
交する2方向の屈折率の違(1により、互いに直交する
光線の位相差を生じるものである. 上記白黒表示液晶ディスプレイの着色防止のための位相
捕慣用としては、出射波長と入射波長λとの位相差が入
射波長人となるいわゆるλ板であることが必要である.
λ板については各種光学用途への適用が検討されている
が、満足なものが存在しないのが現状である.λ板につ
レ1て提案されているものとしては、例えば、1軸方向
に延伸した複屈折性を有する光学異方性フィルム又はシ
ートを、その光学的主軸が直交するように2枚又はそれ
以上重ねる方法(特開昭63−167304号公報)、
あるいは重ね合わせない1枚のλ板につり1てのものが
ある(特開昭63−189804号公!l).また、光
源の波長のバラツキに対応したものとして複屈折性結晶
を光学紬に対し傾斜面で切断した位相差板があり(特開
昭62−218905号公報)、これは複屈折性材料を
くさび型に加工した位相差板である。 [発明が解決しようとする課題1 本発明は、特殊な形状などに加工することなく、厚さの
均一な一枚のフィルム又はシートであって、透明度が高
く、且つそれを保持でき、レターデーシ3ン値Rが50
0〜650n−の範囲内で任意の一定な値を保持する位
相差を有しλ板として用いることのできる光学位相差板
を提供しようとするものである. 互いに直交する位相差δは、 δ=(27r/A )(Tle − 7to)d =(
:)r/A )−ΔTl−dで表される。ここでdは位
相差板の厚さ、TleとTtoは直交或分に対する屈折
率、λは入射光の波長である.Δnは複屈折率であり、 ΔTl = (71 e − n o )である。 また、レターデーション値Rは、R=Δn−d(単位n
*)で表されるものである。 入射光の波長が変わる場合、位相差が変化するので、入
射光の波長に応じて位相差板を調整することが必要にな
る.自然光の平均波長は550n一であるが、一般によ
く用いられるナトリウムD線の平均波長は589nmで
ある.λ板を得ようとする場合、レターデーシ3ン値が
入射光線の波長と同一となることが必要であり、液晶デ
ィスプレイで用いる位相差板はレターデーシタン値Rが
500〜6500一の範囲内となることが要求される.
液晶ディスプレイにおいて用いられる光学位相差板の厚
さdは50〜200μ瞳程度であるから、上記レターデ
ーシ3ン値Rとdに応じて所望の複屈折率Δnが定めら
れる. 上記のようなλ板としての用途を考えた場合、フィルム
またはシートを構威するプラスチックスの複屈折率Δn
が正で大きい値のものであることが必要となる. 従来、透明なプラスチックスで分子配向したものとして
は、ポリカーボネートやポリビニルアルコールが知られ
ている. ボリ77化ビニリデン(PVDF)に代表されるフッ化
ビニリデン系FJ4脂は分子配向性があり、P■叶の延
伸フィルムは、延伸方向の屈折率をn I1、延伸方向
に垂直な方向の屈折率をn土とすると複屈折率ΔTI=
(71+1−T’l)は大きな正の値を示すことに加え
て、耐候性、耐薬品性及び防塵性等の優れた特性を有す
るが、PVDFは結晶性であり、透明性が不十分なので
PVDF単独成分のフィルムでは光学位相差板としては
使用されていなかった。 一方、ポリメタクリル酸メチル(PHM^)に代表され
るメタクリル酸メチル系樹脂は、複屈折率Δnは只の値
を示すが、非結晶性で透明性に優れている. 本発明者はこの点に着目し、フッ化ビニリデン系樹脂と
メタクリル酸メチル系樹脂の混合系において、透明性と
所望の複屈折率を有するものであって、光学位相差板に
適した特性のものを見出すべく研究を行った. 従米、P■叶とPMM^の混合系について、PVDFの
含有量が35重量%以下の!l或では透明性が良いが、
これよりPVDFが多くなると透明性が急激に低下する
との報告がある(USP 3459834,1969)
。しかし、PVDFが35重景%以下の11戒のフィル
ムまたはシートは、たとえ透明性を有するとしてもPV
DF,lが少ないのでλ板として用いるのに十分な複屈
折率を有するには至らない。 また、PVDFとPMM^の混合系において、Pv叶が
14〜60重量%の組成のものについて、PVDF/P
MM^の配合比、延伸倍率および延伸温度に上り複屈折
率Δnが変化することについての報告がある(Bern
dR, lIal+n and Joachim II
, Wendorff, ”POLYMER’″,Vo
l.26,ρpl619 − 1622(1985))
。しかし、この文献においては、PVDFが60重量%
より多いm或のらのについての報告がなく、通常はPV
DFの組戊比が多いほど透明性は低下すると考えられて
いたので、PVDFがより多いm或のものを透明性が要
求される用途に用いることはこの文献からは予期できな
い上、λ板としての用途についても考慮されていない。 またレターデーシジン値がlIi?rlllの!I過と
ともに変化することなく保持されるかどうかについても
不明である.本発明者の研究によれば、PVDFとPM
I4^混合系の組成物を或形、延伸したのみで製造され
たフィルムまたはシートは、レターデーション値が当初
の値を保持できないぽかりでなく、組戊によっては透明
性も時間の経過とともに低下することが判明したからで
ある。従って、この文献からは、λ板として使用できる
光学位相差板を予測することはできない. 本発明は、PVDF/PHMAの混合系のフィルムまた
はシートにおいて、透明性を艮期間にわたって保持し、
レターデーシ3ン値Rが500〜650nmの範囲内の
ある値を長期間にわたって保持するフィルムまたはシー
トを見出し、λ板として使用可能な光学位相差板を提供
すべくなされたものである。 [課題を解決するための千段J 本願発明にかかる光学位相差板は、フッ化ビニリデン系
樹脂とメタクリル酸メチル系樹脂の混合割合が重量比で
65/35以上85/15以下のm戒からなる延伸配向
されたフィルムまたはシートであり、フッ化ビニリデン
系樹脂の結晶構造がβ型構遺を主とし、前記フィルムま
たはシートが寸法安定性を有し、レターデーシシン値R
が500〜650nmの範囲内であることを特徴とする
光学位相差板である.ここで、フッ化ビニリデン系樹脂
の結晶構造がβ型構造を主とするとは、赤外線吸収スペ
クトルでβ型vt造の結晶分率が50%以上、すなわち
a型構遺の結晶分率が50%より少ないことを意味し、
β型vt造の結晶分率を好ましくは60%以上、より好
ましくは70%以上とする. その測定法はS. Osak iらの方法(Journ
al orPolymer Science Vol.
l3,1071−1083(1975)に記載の方法)
に基づき次のように露出する。すなわち、赤外線吸収ス
ペクトルの波数530cm− ’のところにα型構造の
結晶についてのピークがあり、波数510cm−’のと
ころにβ型構造の結晶についてのピークがある.各ピー
クの位置の啜収から、α型構遣についての吸光度は、 D sxo=lofl+oc I o/ I )53。 β型構遣についての吸光度は、 D s+o=lOf+o( r o/ I )s+。 となり、β型構遺の結晶分率は次の式で計算することが
できる。 上記本発明にかかる光学位相差板は、次のようにして9
i造することが″Cきる。すなわち、本願発明にかかる
光学位相差板の製造方法は、7ツ化ビニリデン系樹脂と
メタクソル酸メチル系樹脂の混合割合が重量比で65/
35以上85/15以下の組成からなる混合物を均一に
混練し、溶融押出によりフィルムまたはシートに成形後
急沿して、そのフィルムまたはシート中のフッ化ビニリ
デン系a{Jfflの結晶構造がβ型構遺を主とするよ
うにした後、前記フィルムまたはシートに25〜150
℃で延伸処理を行い、該延伸処理後に50〜160℃で
加熱処理を行うことを′vf徴とするものである. 本発明において、フッ化ビニリデンl{脂としては、フ
ッ化ビニリデンホモボリマーはもちろん、フッ化ビニリ
デンをvt或Jjl1位として50モル%以上合有する
共重合体、更にこれら重合体の2種以上のボリマーブレ
ンドであってもよい.フッ化ビニリデンと共重合可能な
好適なものとしては、四フッ化エチレン、六フッ化プロ
ピレン、三フッ化エチレン、三フッ化塩化エチレン、フ
ッ化ビニル等が挙げられる. また、メタクリル酸メチル系樹脂は、メタクリル酸メチ
ルホモポリマーの他、メタクリル酸メチル単量体を構成
単位として70モル%以上と、アクリル酸エステルある
いは、メタクリル酸メチル以外のメタクリル酸エステル
を30モル%以下含有する共重合体、更にはこれら重合
体の249以上よりなるボリマーブレンドを含む.なお
、上記共重合体中アクリル酸エステルとしてはアクリル
酸メチル、アクリル酸エチルまたはアクリル酸プロビル
等、メタクリル酸メチル以外のメタクリル酸エステルと
してはメタクリル酸エチルまたはメタクリル酸プロビル
等が好適なものとして例示される.この他に少量の第三
成分を含めることもできる.フッ化ビニリデン系樹脂/
メタクリル酸メチル系樹脂の混合系のフィルムまたはシ
ートにおいては、複屈折率Δnは、フッ化ビニリデン系
樹脂/メタクリル酸メチル系tirfrrIの混合割合
及び延伸倍率で変化する.フッ化ビニリデンM樹W1/
メタクリル酸メチル系樹脂の混合割合は複屈折率の大き
いフッ化ビニリデン系樹脂の量が多いほど、混合系の複
屈折率Δnが大きくなり得る.I/ターデーション値R
を500〜650nmの範囲とするには、フッ化ビニリ
デン系樹脂の混合割合ができるだけ多いことが望ましい
.さらに、500〜650問の範囲とされたレターデー
シ3ン値Rがその値を安定に保持するためにも、フッ化
ビニリデン系樹脂の混合割合ができるだけ多いことが望
ましい. 一方、透明性に関しては、上記のフッ化ビニリデン系F
JINとメタクリル酸メチル系樹脂を種々の混合割合で
、均一に混練し、フィルム状またはシート状に溶融威形
、急冷し、90℃で延伸処理後、加熱処理を行って製?
Lされたフィルムまたはシートは、第1図に示すような
光線透過率を有することカt’ll!11 L タ,
fjS1 図ii、iHI11処理l150μm<7)
J!7さのシートを100℃で10分間加熱処理を行っ
たらのについて、メタクリル酸メチル系樹脂の重量%に
対する光線透過率を示すグラフである.fjS1図にお
いては、メタクリル酸メチル系樹脂100重量%すなわ
ちフッ化ビニリデン系樹脂が0重蛍%のm威のものから
、フッ化ビニリデン系樹脂量が増加して行くとはじめ光
線透過率が徐々に低下するが、フッ化ビニリデン′A6
{1]ff50重量%付近で光線透過率が極小値となり
、フッ化ビニリデン系樹脂が50重量%を越えると光線
透過率は再び向上し、7−/化ビニリデン系樹脂が70
ffi量%付近で厖大値を示している.fjS1図にお
いて注目すべき点は、延伸処理後に加熱処理を行ったも
のであるのにもがかわらず、フッ化ビニリデン系樹脂が
58〜85ffl量%の範囲で、シートが非常に高い光
線透過率を有することである。 また、本発明者の実験によれば、上記延伸処理後加熱処
理を施す前のシートは、fP12図に示すような光線透
過率を有する.すなわち、フッ化ビニリデン系樹脂が5
0重量%の付近で極小値を持つことなく、フッ化ビニリ
デン系樹m量が80重量%の付近までシートはメタクリ
ル酸メチル系樹Jffll00重量%の場合と同程度の
高い光線透過率を有する.従って、透明性のみの要件が
らすれば、加熱処理はむしろ望ましくないかに見える.
一般には、フッ化ビニリデン系樹脂配合系においては、
加熱処理はフッ化ビニリデン系樹脂の結晶性を促進し透
明性を低下すると考えられるからである.しかし、加熱
処理を施さないシートも経時的変化により、例えば常温
に1ケ月〜数ケ月程度放置すると結晶化が進み、第1図
に示すような光線透過率に変化する.常温より高い温度
で使用される場合には、これが更に加速される。 すなわち、延伸前のシート中のフッ化ビニリデン系樹脂
の結晶構造がβ型を主とするように、フッ化ビニリデン
系樹脂とメタクリル酸メチルi 81 1Jffを均一
に混練して成形後急沿した後、25〜150℃で延伸さ
れたシートにおいては、フッ化ビニリデン系用1M58
〜85迅量%の組戒範囲において、透明性が阻害されな
い領域があることがt−q明した.そして上記特定の!
11成範囲のものを用いる限りにおいては、加熱処理の
有無は透明性に影響を与えな〜1. ところが、本発明者によって、延伸処理後の加熱処理は
、後記するようにレターデーシタン値を向上させ、7ツ
化ビニリデン系樹脂65〜85重量%の組成範囲であれ
ば、レターデーション値を一定に保持する効果もあるこ
とが発見された。このため、本発明にがかるgI遣方法
においては、延伸処理後の加熱処理を必須の工程として
採用し、フッ化ビニリデン系樹脂が65〜85重量%の
ものに加熱処理を施すことによって、レターデーシタン
値と透明性の双ノjの条件を満足し、λ板としての用途
に好適なフィルムまたはシートを得ることに成功した. まず、透明性の条件につν・では、第1図から、フッ化
ビニリデン系樹脂/メタクリノレ酸メチノレ系街rmの
配合割合が重量比で、58/42以上85/15以下、
望ましくは70/30付近とすることが光線透過率力C
90%より大きい透明性の優れた7イノレムまた1よシ
ートを得るための条件であることがわh・る.上記IJ
l威範囲で光ノダ透過率が90%より大きい透明性が得
られる埋山は次のように考えられる.メタクリル酸メチ
ル系樹脂は非品質であり透明性が優れているのに対して
、フッ化ビニリデン系樹脂には結晶が微細なβ型構造の
結晶と結晶径が数μ一〜数10μmの大きい球晶構造ま
でに戊長ずるα型構遺の結晶とがあり、α型構造の結晶
の生長は透明性を阻害することカl知られているが、上
記組或範囲の場合、フッ化ビニリデン系用脂とメタクリ
ル酸メチル系樹脂が十分均一に混合されることによって
、フッ化ビニリデン系樹1mのα型構遺の結晶の生成が
メタクリル酸メチル系用脂に阻害されるためと考えられ
る。すなわち、上記領域は、β型構遣の結晶が安定化す
る特殊な領域であるためと考えられる。この領域では、
α型hη造の結晶は全く存在しない訳ではないが、赤外
線吸収スペクトルによる結晶分率で見る限りではα型h
η造の結晶はわずかであり、50%より少ない。 すなわち、フッ化ビニリデン系樹脂の結晶構造がβ型構
造が主となる組威範囲において光線透過率の高いフィル
ムまたはシートが得られ、且つその組戒範囲においては
、フッ化ビニリデン系樹脂の混合割合が高いので所望の
複屈折率のものを得ることができる。 尚、上記においては、画面の明1rFjに影響する光線
透過率によって透明性を述べたが、画像の鮮明度に影響
する公価についても、本発明にがかる光学位相差板は曇
価が2%より小さく、鮮明な画像が得られる. 前記したように混合系の組戒においてはフッ化ビニリデ
ン系樹脂の量が多いほど複屈折率Δnが大きくなるが、
威形されたフィルムまたはシートが未延伸の場合には、
レターデーション値を500〜650nmの範囲内とす
るには複屈折率Δnの大きさが不十分である。成形され
たフィルムまたはシートに延伸処理を行うことによって
、結晶の配向度を大きくしてΔnを大きくすることが必
要である。しかし、いかに延伸倍率を大きくしてビター
デーシコン値尺が所望の値となる複屈折率となるように
しても、その値が経時的に大きく変化しては実用上意味
がない.本発明者の知見によれば、延伸処理後に熱処理
をして寸法安定性をもたらしても、例えば7ツ化ビニリ
デン系樹脂とメタクリル酸メチル系樹脂との組成比が5
0750あるいは60/40の時には、70℃50時問
後に、それぞれ15%、5%のレターデーション値の変
化が認められるのである. 本発明者はフッ化ビニリデン系樹脂が多いほど延伸処J
!I!後の加熱処理によりレターデーション航がより安
定になること、そしてフッ化ビニリデン系O{脂とメタ
クリル酸メチル系樹脂の混合割合がm,+H比で85/
35以上であればレターテ゛−シコン値がほぼ一定に保
持されることを見出し、本発明の構成であれば、90%
以上の透明性ら併せて満たすことを知見して本発明を完
威したものである。 フッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸メチル系樹+1
ffの望ましい混合割合は、重量比で70730以上8
0/20以下である. なお、本発明において寸法安定性とは、フィルム又はシ
ートを延伸熱処理後、40℃24時問後における、延伸
方向の収縮率が2%以内であると定義する.実験によれ
ば、加熱処理を行わない場合には収縮率が10%以上に
もなるのに対し、加熱処理を行った場合には2%以内で
ある. かかる寸法安定性をもたらすための加熱処理の温度は、
50℃以上160℃以下とし、好ましくは70〜145
℃である。50℃よりも低い温度では、偏光顕微銚で測
定したレターデーシ3ン値が経時的に変化するおそれが
あり、また160℃よりも高い温度での加熱はフィルム
またはシートが軟化するので操作上問題があり、これ以
上高い温度に加熱してもレターデーション値は向上しな
いからである.熱処理温度は、光学位相差板の捜用温度
よりも高い温度であることが望ましい.一度一定温度で
加熱処理すると、本発明構威蒐囲においてはそれよりも
低い温度ではレターデーシ3ン値には変化がなく、ほぼ
一定の値を示す。 この加熱処理によりレターデーション値が向上する埋山
は、フッ化ビニリデン系樹脂の結晶化度の増大とフッ化
ビニリデン1{脂の非晶部分の分子配向度の向上に基づ
く複屈折率の増加によるものと考えられる. 延伸倍率が小さくても加熱処理により複屈折率が大きく
なるため、本発明による場合には、厚さが100μ一以
下の薄いフィルムまたはシートによっても所望のレター
デーション値を得ることができる。 本発明にかかる光学位相差板の製造方法においては、ま
ず原料である前記のフッ化ビニリデン系樹脂とメタクリ
ル酸メチル系樹脂の混合割合が重量比で65/35以上
85715以下の組成がらなる混合物を均一に混練する
.ここで、「均一に」とは、溶融押出によりフィルムま
たはシートに成形後急冷した際、そのフィルムまたはシ
ート中のフッ化ビニリデン系a!脂の結晶構造が前記し
た赤外線吸収スペクトルでβ型構造を主とする程度に十
分に混練する意である。混線の度合が低いとα型構造を
呈するが、混線の程度が高いほどβ型構造となる。 具体的には、一般的に樹脂の均一混合方法として知られ
ている方法、例えばヘンシェルミキサーサイフロプレン
グーまたは■ブレンr一等で両方の樹脂を均一に混合し
た後、単軸または2軸の押出磯等により樹脂,ll成物
がよく混練されるように押出成のL/D、圧縮比、混線
性を考慮したスクリュー等を適宜に設定して溶融混練し
、混合物のベレットを製造し、このベレットを原料とす
る方法、あるいは、フッ化ビニリデン系樹脂粒子内ヘメ
タクリル酸メチル系モノマーを粒子内重合するなどの方
法により行うことができる, 上記方法により得られたものを次にロール、通常のTダ
イ法(Tグイを用いた押出法)、インフレーション法(
リンググイを用いた押出法)、混練が良くなし得る型の
押出磯の使用などによって、フィルム又はシートに溶融
或形しフィルムまたはシートを得る. このフィルムまたはシートは溶融押出による戒形後、急
伶される.急伶の程度は延伸ボIのフィルムまたはシー
ト中のフッ化ビニリデン系樹Lmの結晶構造がβ型構造
を主とするようになされる。β型構遣の結晶分率は、望
ましくは60%以上であり、特に望ましくは70%以上
である。 急冷は、室温に放置するよりは急激な伶却を強制的に加
えるもので、具体的には、80゜C以下、好ましくは4
0℃以下、より好ましくは25℃以下の液体または固体
の冷媒にフィルムまたはシートの少なくとも一方の面を
接触させて冷却する方法が採用される.フィルムまたは
シートの厚さが厚いほど中心部が急冷されにくいので冷
媒の温度はより低いものとする必要がある。また、フッ
化ビニリデン系樹脂の混合比が多いほど、より低温での
急冷を行うべきである。通常、急冷は水伶によれば十分
であるが、10℃以下の冷媒による急冷が望ましい。 このようにして得られた未延伸のフィルムまたはシート
をロールまたはテンタ一方式等の延伸磯により延伸する
.延伸の際の温度は25℃以上1.50℃以下とする。 25℃未満では、延伸時に配向斑を発生しやすく、また
150℃を超えると、溶融状態に近付くため延伸が困難
となるからである.奸ましくは60〜140゜C1より
好ましくは80〜130℃である。80℃、特に60℃
を下凹るとレターデーシaンの安定性にやや欠け、13
0℃、特に140℃を上回ると配向度が上がりにくく加
工性に難があるためである. 延伸は、フッ化ビニリデン系樹脂が溶融あるり)は非溶
融の状態、望ましくは非溶融の状態であるフィルムまた
はシートに対してなされる.また延伸は1紬延伸または
2紬延伸である.延伸倍率は、レターデーション値がフ
ィルムまたはシートの配向度に基づく複屈折率とフィル
ムまたはシートの厚さの積であることからレターデーシ
aン値が500〜650問の範囲となるように定められ
る.1紬延伸の場合は、延伸方向に1を上回るが、3倍
以下での延伸倍率、好ましくはl.05〜2.0倍、よ
り好ましくは1.1−1.5倍とする.2IIII延伸
の場合は、縦方向の延伸倍率と横方向の延伸倍率の積が
1.3〜9.5、好ましくは1.5〜6.0となるよう
にする。 延伸処理後の加熱処理は、好ましくは加熱処理の少なく
とも最終時においてはフィルムまたはシートが緊張状態
となるように応力(張力)を加えながら行う.且つ加熱
処理後の冷却過程でも緊張状態を維持するようにする。 これは、フィルムまたはシートの変形を防ぎ、形状を一
定に保つためである.加熱処理での初期段階ではフィル
ムまたはシートに応力(張力)を加えながら或いは加え
ることなく行う. 加熱処理の温度は前記した通り、50℃以上160℃以
下、好ましくは70℃以上145℃以下であり、加熱処
理時間は、1秒以上、望ましくは3秒以上、更に望まし
くは10秒以上とする.上記温度範囲で低温度程、また
同一温度では応力を加えている程艮時間を要.するが、
1時間以上の加熱はそれ以上加熱しても効果に変わりが
ないのが通當である。 100℃よりも低い温度では30分以内、100℃〜1
20℃で10分以内、120℃以上で5分以内程度の加
熱で十分効果が得られる.熱処理後に必要に応じてアニ
ーリングしてもよい. [作用1 本発明の光学位相差板の製造方法においては、フフ化ビ
ニリデン系樹脂とメタクリル酸メチル系樹脂を65/3
5以上85/15以下の特定の配合割合で均一に混練し
たものを溶融戊形、延伸処理さらに加熱処理するため、
寸法安定性を有すると同時に、レターデーション値が5
00〜650nmの範囲内のある値に保持されるフィル
ムまたはシートを得ることができる。そして、上記特定
の配合割合の組威においては、原料の均一混練と急冷の
効果により、フッ化ビニリデン系樹脂のα型構遣の結晶
生艮が阻止され、β型構遺が主として安定に保持される
ので、延伸処理後の加熱処理によってもフィルムまたは
シートの透明性が害されることなく、90%より大きい
光線透過率が維持される。 以下に実施例及び比較例を示す.各実施例、比較例にお
いて、レターデーション値Rは、オリンパス光学工業社
製ベレック式コンベンセーターを用いてナトリウムD#
i(平均波長589n+i )下で測定した複屈折率と
シートのrI.さの積から算出した.また、光線透過率
及び曇価は、JIS−K7105により東京電色社製の
ModelTC−113型によって測定した。
【実施例11
ポリフッ化ビニリデンじ1羽化学工業製、商品名KFボ
リマー# 1100)及びポリメタクリル酸メチル(協
和〃ス化学工業製、商品名パラペツ}IIR一1000
)各々80/20の重量分率で調合し、サイコロブレン
ダーを用いて10分間ブレンドし、単紬押出磯で溶融混
練して一旦混合ペレットを作成し、更にこのベレットを
Tグイスを用いてシート状に押出し、内部を水で循環し
ている冷却ロールに通して急伶し、170μ一の厚さの
未延伸シートを作威した。 この未延伸シート中のPVDFのβ型vt造の結晶分率
は70%であり、レターデーシ3ン値は220nmであ
った。引き続き90℃で1.3倍の1軸延伸を施した結
果、厚さが130μ鶴で、レターデーション値が41O
n一のシートとなった.更に該シートを緊張下で80℃
から100℃の範囲において45分間加熱処理を行った
ところ、各加熱処理温度について、レターデーション値
が500〜650nmの苑囲内の特定の値となり、λ板
として使用できるシートを得た.これらのシートの光線
透過率はいずれら94%以上であり、曇価はいずれも0
.3%以下であり、極めて透明性に優れているものであ
った。測定結果を表1に示した。 また、これらのシートにおけるPVDFのβ型構造の結
晶分率は75〜85%の範囲内にあった。 これらのシートはいずれも40℃24時間後におり1て
、収縮率が1.5%以下であり、寸法安定性を有してい
た.更に、上記のシートを恒温乾燥磯に入れ70℃50
時間後に、レターデーション値、光線透過率及1/曇価
を測定した結果、殆ど変化がなかった。 [実施例2I 実施例1と同様にして厚さ160μ懐の未延伸のシート
を作成し、これに1軸延伸の条件を90℃で1.l5倍
に設定したところ、延伸処理後のシートの厚さは140
μ鴇であり、P■叶のβ型構遣の結晶分率は72%であ
り、レターデーション値は345nmであった.このシ
ートを実施例1と同様の緊張下で110゜C〜130゜
Cの範囲において10分間加熱処理を行ったところ、各
加熱処理温度につb)て、レターデーション値が500
〜650nmの範囲内の数値となり、λ板として使用で
きるシートを得た.このシートの光線透過率はいずれも
94%以上、量価はI/1ずれら0.3%以下であった
.測定結果を表1に示す.また、これらのシートにおけ
るPVDFのβ型構遺の結晶分率は75〜85%の範囲
内にあった.これらのシートはいずれも40℃24時間
後におり1て、収縮率が1.5%以下であり、寸法安定
性を有していた。更に、上記のシートを恒温乾燥磯に入
れ70℃50時間後に、レターデーション値、光線透過
率及び曇価を測定した結果、殆ど変化がなかった. [実施例3】 ボリフッ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を70730とした池は実施例1と同様にして厚さ
が174μ一の未延伸シートを作戒した。 この未延伸シート中のPVDFのβ型構遺の結晶分軍は
78%であり、レターデーシaン値は190namであ
った.この未延伸シートに80℃で1.15倍の1軸延
伸を施した結果、厚さが150μmで、レターデーショ
冫値は417nmとなった。この延伸されたシートを緊
張下で80℃〜100℃の範囲の温度で45分問加熱処
理を行ったところ、各加熱温度について、レターデーシ
ョン値が500〜650n一の範囲内の特定の値を有し
、λ板として使用できるシートを得た。このシートの光
線透過率はいずれも94%以上、曇価はいずれら0.3
%以下であった.測定結果を表1に示す. また、これらのシートにおけるPVDFのβ型構遺の結
晶分率は80〜95%の蒐囲内にあった。 これらのシートはいずれも40℃24時間後において、
収縮率が1.5%以下であり、寸法安定性を有していた
。更に、上記のシートを恒温乾燥磯に入れ70℃50時
間後のレターテ゛−ション値、光線透過率及び曇価を測
定した結果、レターデーシaン値の変化率は1.5〜2
.5%に留まり、他は殆ど変わらなかった。 [実施例4] ボリフッ化ビニリテ゛ンとポリメタクリル酸メチルの重
量分率を65/35とした他は実施例1と同様にして厚
さが130μ体の未廷伸シートを作處した.この未延伸
シート中のPVDFのβ型結晶分率は76%であり、レ
ターデーシラン値は160n鵠であった.この未延伸シ
ートに75℃で1.3倍の1軸延伸を施した結果、厚さ
が100μ鴇で、レターデーション値,は345n一と
なった.この延伸されたシートを緊弓長下で80℃〜1
20℃のylAlII1の温度で10分間加熱処理を行
ったところ、各加熱温度について、レターデーション値
が500〜600nmの範囲内の特定の値を有するλ板
として使用できるシートを得た。これらのシートの光線
透過率はいずれも94%以上、曇価はいずれも0.4%
以下であった。測定結果を表1に示す。 また、これらのシートにおけるPVDFのβ型構造の結
晶分率は80〜95%の範囲内にあった。 これらのシートはいずれも40℃24時間後におレ1て
、収縮率が1.5%以下であり、寸法安定性を有してい
た。更に、上記のシートを恒温乾燥磯に入れ70℃50
時開後に、レターデーション値、光線透過率及び曇価を
測定した結果、レターデーション値の変化率は2.0〜
3.0%に留まり、他は殆ど変わらなかった. ]比較例1] ポリフッ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を90710とした他は実施例1と同様にして厚さ
が150μ鴎の未延伸シートを作威した.この未延伸シ
ート中のPVDFのβ型構造の結晶分率は28%であり
、レターデーシ3ン値は290nmであった.この未延
伸シー゛トに110℃で1.10倍の1袖延伸を施した
結果、厚さが140μ一で、480nmのレターデーシ
ョン値を示した.この延伸されたシートを緊張下で14
5℃、45分間の加熱処理を行ったところ、590nm
のレターデーシ3ン値を有するシートが得られた.更に
このシートの70℃50時問後における、レターデーシ
ョン値、光線透過率及び曇価を測定した結果、殆ど変化
がなかった.しかし、このシートは光線透過率が85%
と低く、その上、曇価が3.5%と非常に高く、液晶デ
ィスプレイの画面の着色防止のための光学位相差板とし
て用いることのできないものであった.シートの特性値
を表1に示した。 また、これらのシートにおけるPVDFのβ型構遣の結
晶分率はいずれも60%以下であった.
リマー# 1100)及びポリメタクリル酸メチル(協
和〃ス化学工業製、商品名パラペツ}IIR一1000
)各々80/20の重量分率で調合し、サイコロブレン
ダーを用いて10分間ブレンドし、単紬押出磯で溶融混
練して一旦混合ペレットを作成し、更にこのベレットを
Tグイスを用いてシート状に押出し、内部を水で循環し
ている冷却ロールに通して急伶し、170μ一の厚さの
未延伸シートを作威した。 この未延伸シート中のPVDFのβ型vt造の結晶分率
は70%であり、レターデーシ3ン値は220nmであ
った。引き続き90℃で1.3倍の1軸延伸を施した結
果、厚さが130μ鶴で、レターデーション値が41O
n一のシートとなった.更に該シートを緊張下で80℃
から100℃の範囲において45分間加熱処理を行った
ところ、各加熱処理温度について、レターデーション値
が500〜650nmの苑囲内の特定の値となり、λ板
として使用できるシートを得た.これらのシートの光線
透過率はいずれら94%以上であり、曇価はいずれも0
.3%以下であり、極めて透明性に優れているものであ
った。測定結果を表1に示した。 また、これらのシートにおけるPVDFのβ型構造の結
晶分率は75〜85%の範囲内にあった。 これらのシートはいずれも40℃24時間後におり1て
、収縮率が1.5%以下であり、寸法安定性を有してい
た.更に、上記のシートを恒温乾燥磯に入れ70℃50
時間後に、レターデーション値、光線透過率及1/曇価
を測定した結果、殆ど変化がなかった。 [実施例2I 実施例1と同様にして厚さ160μ懐の未延伸のシート
を作成し、これに1軸延伸の条件を90℃で1.l5倍
に設定したところ、延伸処理後のシートの厚さは140
μ鴇であり、P■叶のβ型構遣の結晶分率は72%であ
り、レターデーション値は345nmであった.このシ
ートを実施例1と同様の緊張下で110゜C〜130゜
Cの範囲において10分間加熱処理を行ったところ、各
加熱処理温度につb)て、レターデーション値が500
〜650nmの範囲内の数値となり、λ板として使用で
きるシートを得た.このシートの光線透過率はいずれも
94%以上、量価はI/1ずれら0.3%以下であった
.測定結果を表1に示す.また、これらのシートにおけ
るPVDFのβ型構遺の結晶分率は75〜85%の範囲
内にあった.これらのシートはいずれも40℃24時間
後におり1て、収縮率が1.5%以下であり、寸法安定
性を有していた。更に、上記のシートを恒温乾燥磯に入
れ70℃50時間後に、レターデーション値、光線透過
率及び曇価を測定した結果、殆ど変化がなかった. [実施例3】 ボリフッ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を70730とした池は実施例1と同様にして厚さ
が174μ一の未延伸シートを作戒した。 この未延伸シート中のPVDFのβ型構遺の結晶分軍は
78%であり、レターデーシaン値は190namであ
った.この未延伸シートに80℃で1.15倍の1軸延
伸を施した結果、厚さが150μmで、レターデーショ
冫値は417nmとなった。この延伸されたシートを緊
張下で80℃〜100℃の範囲の温度で45分問加熱処
理を行ったところ、各加熱温度について、レターデーシ
ョン値が500〜650n一の範囲内の特定の値を有し
、λ板として使用できるシートを得た。このシートの光
線透過率はいずれも94%以上、曇価はいずれら0.3
%以下であった.測定結果を表1に示す. また、これらのシートにおけるPVDFのβ型構遺の結
晶分率は80〜95%の蒐囲内にあった。 これらのシートはいずれも40℃24時間後において、
収縮率が1.5%以下であり、寸法安定性を有していた
。更に、上記のシートを恒温乾燥磯に入れ70℃50時
間後のレターテ゛−ション値、光線透過率及び曇価を測
定した結果、レターデーシaン値の変化率は1.5〜2
.5%に留まり、他は殆ど変わらなかった。 [実施例4] ボリフッ化ビニリテ゛ンとポリメタクリル酸メチルの重
量分率を65/35とした他は実施例1と同様にして厚
さが130μ体の未廷伸シートを作處した.この未延伸
シート中のPVDFのβ型結晶分率は76%であり、レ
ターデーシラン値は160n鵠であった.この未延伸シ
ートに75℃で1.3倍の1軸延伸を施した結果、厚さ
が100μ鴇で、レターデーション値,は345n一と
なった.この延伸されたシートを緊弓長下で80℃〜1
20℃のylAlII1の温度で10分間加熱処理を行
ったところ、各加熱温度について、レターデーション値
が500〜600nmの範囲内の特定の値を有するλ板
として使用できるシートを得た。これらのシートの光線
透過率はいずれも94%以上、曇価はいずれも0.4%
以下であった。測定結果を表1に示す。 また、これらのシートにおけるPVDFのβ型構造の結
晶分率は80〜95%の範囲内にあった。 これらのシートはいずれも40℃24時間後におレ1て
、収縮率が1.5%以下であり、寸法安定性を有してい
た。更に、上記のシートを恒温乾燥磯に入れ70℃50
時開後に、レターデーション値、光線透過率及び曇価を
測定した結果、レターデーション値の変化率は2.0〜
3.0%に留まり、他は殆ど変わらなかった. ]比較例1] ポリフッ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を90710とした他は実施例1と同様にして厚さ
が150μ鴎の未延伸シートを作威した.この未延伸シ
ート中のPVDFのβ型構造の結晶分率は28%であり
、レターデーシ3ン値は290nmであった.この未延
伸シー゛トに110℃で1.10倍の1袖延伸を施した
結果、厚さが140μ一で、480nmのレターデーシ
ョン値を示した.この延伸されたシートを緊張下で14
5℃、45分間の加熱処理を行ったところ、590nm
のレターデーシ3ン値を有するシートが得られた.更に
このシートの70℃50時問後における、レターデーシ
ョン値、光線透過率及び曇価を測定した結果、殆ど変化
がなかった.しかし、このシートは光線透過率が85%
と低く、その上、曇価が3.5%と非常に高く、液晶デ
ィスプレイの画面の着色防止のための光学位相差板とし
て用いることのできないものであった.シートの特性値
を表1に示した。 また、これらのシートにおけるPVDFのβ型構遣の結
晶分率はいずれも60%以下であった.
【比較例21
ボリフッ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を60740とした他は実施例1と同様にして厚さ
が130μ鵡の未延伸シートを作成した.この未延伸シ
ート中のPVDFのβ型vtaの結晶分率は76%であ
り、レターデーション値は140nmであった.この未
延伸シートに75℃で1.3倍の1紬延伸を施した結果
、厚さが100μ慟で、レターデーション値は300n
sとなった.この延伸されたシートを緊張下で120℃
で10分間加熱処理を行ったところ、レターデーシaン
値が480nmであり、光線透過率は93%、曇価は0
.7%であった。シートの特性iffを表1に示した. また、このシートにおけるPv叶のβ型構造の結晶分率
は80%であった. 更にこのシートの、40℃24時間後の収縮率は1.5
%以下であり寸法安定性を有していた。しかし、上記の
シートを恒温乾燥磯に入れ70℃50時間後におけるレ
ターデーション値、光線透過率及び曇価を測定した結果
、レターデーション値の変化率は5%であった. [比較例31 ポリ7ツ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を50750とした他は実施例1と同様にして厚さ
が200μ一の未延伸シートを作成した。 この未延伸シート中のPVDFのβ型構造の結晶分率は
78%であり、レターデーション値は70nmであった
.この未延伸シートに50℃で2倍の1紬延伸を施した
結果、厚さが100μ糧で、240n一のレターデーシ
ョン値を示した.この延伸されたシートを緊張下で13
0℃、45分問の加熱処理を行ったところ、650na
のレターデーション値を有するシートが得られたが、こ
のシートは光線透過率が30%と低く、このシートの7
0℃50時問後におけるレターデーション値は750n
mとなり、約15%ら増大してしまった.その上、40
℃24時間後において、収縮率が3.5%であり、液晶
ディスプレイの画面の着色防止のための光学位相差板と
して用いることのできないものであった.シートの特性
値を表1に示した.また、これらのシートにおけるPV
DFのβ型構遣の結晶分率は延伸処理後加熱処理をしな
いもので83%、加熱処理をしたもので45%であり、
β型構造が安定化していないものであった. [実施例5J ボリフッ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を85715とした他は実施例1と同様にして厚さ
が170μ一の未延伸シートを得た.この未延伸シート
中のPVDFのβ型構造の結晶分率は65%であった。 この未延伸シートに100℃で1.2倍の1ld+延伸
を施したところ、厚さが140μmで、レターデーショ
ン値は360nmとなり、光線透過率は90%であり、
曇価は1.0%であった.この延伸されたシートを緊張
下で100℃、10分間の加熱処理を行ったところ、1
1 V D Fのβ型構造の結晶分率は76%であり、
レターデーション値は520nmとなった.シートの特
性埴を表1に示した。 このシートの40℃24時IIlI後においての収縮率
は、1%であり、本発明で定義する寸法安定性を有して
いた。また、上記のシートを恒温乾燥機に入れ70℃5
0時間後のレターデーション値、光線透過率及V曇価を
測定したところ、当初の値と殆ど変わらなかった。 [実施例6〕 実施例1と同じ,IlIIRで厚さ200μ1の未延伸
シートを作威した。このシート中のPVDFのβ型構造
の結晶分率は80%であ0、レターデーション値は80
ns+であった。このシートを縦力向に80℃で1.3
倍に1軸延伸した後、引き続き横方向に90℃で1.5
倍に延伸し、厚さ釣100μ一の2紬延伸シートを得た
。この2軸延伸シートは、延伸完了後、100℃で約3
%の緩和熱処理が施された。熱処理後のシートの1!1
さは105μ瞳でレターデーション値Rは590rv+
であり、光線透過率は94%を示し、40℃24時間後
の収縮率は1%以内であり、また、β型構遺の結晶分率
は80%以上であった. 表 1 実施例PVDF/PMM^延イI1処理厚さNo.
μ醜1 80/20
1.3倍 1302 3 4 5 85/15 1.3倍 1.2倍 140 ■ 90710 1.1倍 140 〃 2 60740 1.3倍 100 3 50750 2倍 1oo 加熱処理 ℃ 加熱処理前 80℃45分 90℃45分 100℃45分 加熱処理前 110℃10分 120℃10分 130℃10分 加熱処理前 80℃45分 (資)”0 45分 100℃45分 加熱処理11月 80″ClO分 100℃10分 120″CIO分 加熱処理前 加熱処理前 145℃45分 加熱処理前 120℃10分 加熱処理前 130℃45分 R 光線通過率曇価 94.4 94.4 94.4 94.3 94.3 94,3 94.3 94.3 94.4 94.4 94.4 94.3 94.2 94.2 94.2 94.0 90.O 85.0 85.0 93.5 93.0 94.0 30.5 [発明の効果】 本発明によれば、厚さの均一な1枚のフィルムまたはシ
ートであって、90%より大きい光線透過率を維持し、
更に寸法安定性を有し、レターデーション値Rが500
〜650n一の範囲内にあって且つそのレターデーショ
ン値が一定に保持される光学位相差板が得られるので、
白黒表示の液晶ディスプレイにおける着色防止のための
位相補償用λ板として好適に使用することができ、従米
の液晶層による位相補慣に比べて、装置の重量が軽く、
且つ低価格のものが提供できる.
分率を60740とした他は実施例1と同様にして厚さ
が130μ鵡の未延伸シートを作成した.この未延伸シ
ート中のPVDFのβ型vtaの結晶分率は76%であ
り、レターデーション値は140nmであった.この未
延伸シートに75℃で1.3倍の1紬延伸を施した結果
、厚さが100μ慟で、レターデーション値は300n
sとなった.この延伸されたシートを緊張下で120℃
で10分間加熱処理を行ったところ、レターデーシaン
値が480nmであり、光線透過率は93%、曇価は0
.7%であった。シートの特性iffを表1に示した. また、このシートにおけるPv叶のβ型構造の結晶分率
は80%であった. 更にこのシートの、40℃24時間後の収縮率は1.5
%以下であり寸法安定性を有していた。しかし、上記の
シートを恒温乾燥磯に入れ70℃50時間後におけるレ
ターデーション値、光線透過率及び曇価を測定した結果
、レターデーション値の変化率は5%であった. [比較例31 ポリ7ツ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を50750とした他は実施例1と同様にして厚さ
が200μ一の未延伸シートを作成した。 この未延伸シート中のPVDFのβ型構造の結晶分率は
78%であり、レターデーション値は70nmであった
.この未延伸シートに50℃で2倍の1紬延伸を施した
結果、厚さが100μ糧で、240n一のレターデーシ
ョン値を示した.この延伸されたシートを緊張下で13
0℃、45分問の加熱処理を行ったところ、650na
のレターデーション値を有するシートが得られたが、こ
のシートは光線透過率が30%と低く、このシートの7
0℃50時問後におけるレターデーション値は750n
mとなり、約15%ら増大してしまった.その上、40
℃24時間後において、収縮率が3.5%であり、液晶
ディスプレイの画面の着色防止のための光学位相差板と
して用いることのできないものであった.シートの特性
値を表1に示した.また、これらのシートにおけるPV
DFのβ型構遣の結晶分率は延伸処理後加熱処理をしな
いもので83%、加熱処理をしたもので45%であり、
β型構造が安定化していないものであった. [実施例5J ボリフッ化ビニリデンとポリメタクリル酸メチルの重量
分率を85715とした他は実施例1と同様にして厚さ
が170μ一の未延伸シートを得た.この未延伸シート
中のPVDFのβ型構造の結晶分率は65%であった。 この未延伸シートに100℃で1.2倍の1ld+延伸
を施したところ、厚さが140μmで、レターデーショ
ン値は360nmとなり、光線透過率は90%であり、
曇価は1.0%であった.この延伸されたシートを緊張
下で100℃、10分間の加熱処理を行ったところ、1
1 V D Fのβ型構造の結晶分率は76%であり、
レターデーション値は520nmとなった.シートの特
性埴を表1に示した。 このシートの40℃24時IIlI後においての収縮率
は、1%であり、本発明で定義する寸法安定性を有して
いた。また、上記のシートを恒温乾燥機に入れ70℃5
0時間後のレターデーション値、光線透過率及V曇価を
測定したところ、当初の値と殆ど変わらなかった。 [実施例6〕 実施例1と同じ,IlIIRで厚さ200μ1の未延伸
シートを作威した。このシート中のPVDFのβ型構造
の結晶分率は80%であ0、レターデーション値は80
ns+であった。このシートを縦力向に80℃で1.3
倍に1軸延伸した後、引き続き横方向に90℃で1.5
倍に延伸し、厚さ釣100μ一の2紬延伸シートを得た
。この2軸延伸シートは、延伸完了後、100℃で約3
%の緩和熱処理が施された。熱処理後のシートの1!1
さは105μ瞳でレターデーション値Rは590rv+
であり、光線透過率は94%を示し、40℃24時間後
の収縮率は1%以内であり、また、β型構遺の結晶分率
は80%以上であった. 表 1 実施例PVDF/PMM^延イI1処理厚さNo.
μ醜1 80/20
1.3倍 1302 3 4 5 85/15 1.3倍 1.2倍 140 ■ 90710 1.1倍 140 〃 2 60740 1.3倍 100 3 50750 2倍 1oo 加熱処理 ℃ 加熱処理前 80℃45分 90℃45分 100℃45分 加熱処理前 110℃10分 120℃10分 130℃10分 加熱処理前 80℃45分 (資)”0 45分 100℃45分 加熱処理11月 80″ClO分 100℃10分 120″CIO分 加熱処理前 加熱処理前 145℃45分 加熱処理前 120℃10分 加熱処理前 130℃45分 R 光線通過率曇価 94.4 94.4 94.4 94.3 94.3 94,3 94.3 94.3 94.4 94.4 94.4 94.3 94.2 94.2 94.2 94.0 90.O 85.0 85.0 93.5 93.0 94.0 30.5 [発明の効果】 本発明によれば、厚さの均一な1枚のフィルムまたはシ
ートであって、90%より大きい光線透過率を維持し、
更に寸法安定性を有し、レターデーション値Rが500
〜650n一の範囲内にあって且つそのレターデーショ
ン値が一定に保持される光学位相差板が得られるので、
白黒表示の液晶ディスプレイにおける着色防止のための
位相補償用λ板として好適に使用することができ、従米
の液晶層による位相補慣に比べて、装置の重量が軽く、
且つ低価格のものが提供できる.
?tS1図は、フッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸
メチル系樹脂を種々の混合割合で均一に混練し、シート
状に溶融戊形し、延伸処理の後に加熱処理を行ったシー
トについて、メタクリル酸メチル系樹脂の重呈%に対す
る光線透過率を示すグラフである. 第2図は、第1図のシートの加熱処理を行う前のシート
について、メタクリル酸メチル系樹脂の重量%に対する
光線透過率を示すグラフである。 尤楳造通牢 (o/o) 犬樺41境率 (%)
メチル系樹脂を種々の混合割合で均一に混練し、シート
状に溶融戊形し、延伸処理の後に加熱処理を行ったシー
トについて、メタクリル酸メチル系樹脂の重呈%に対す
る光線透過率を示すグラフである. 第2図は、第1図のシートの加熱処理を行う前のシート
について、メタクリル酸メチル系樹脂の重量%に対する
光線透過率を示すグラフである。 尤楳造通牢 (o/o) 犬樺41境率 (%)
Claims (2)
- (1)フッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸メチル系
樹脂の混合割合が重量比で65/35以上85/15以
下の組成からなる延伸配向されたフィルムまたはシート
であり、フッ化ビニリデン系樹脂の結晶構造がβ型構造
を主とし、前記フィルムまたはシートが寸法安定性を有
し、レターデーション値Rが500〜650nmの範囲
内であることを特徴とする光学位相差板。 - (2)フッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸メチル系
樹脂の混合割合が重量比で65/35以上85/15以
下の組成からなる混合物を均一に混練し、溶融押出によ
りフィルムまたはシートに成形後急冷して、そのフィル
ムまたはシート中のフッ化ビニリデン系樹脂の結晶構造
がβ型構造を主とするようにした後、前記フィルムまた
はシートに25〜150℃で延伸処理を行い、該延伸処
理後に50〜160℃で加熱処理を行うことを特徴とす
る光学位相差板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2055828A JPH0315005A (ja) | 1989-03-10 | 1990-03-07 | 光学位相差板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-58295 | 1989-03-10 | ||
| JP5829589 | 1989-03-10 | ||
| JP2055828A JPH0315005A (ja) | 1989-03-10 | 1990-03-07 | 光学位相差板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0315005A true JPH0315005A (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=26396738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2055828A Pending JPH0315005A (ja) | 1989-03-10 | 1990-03-07 | 光学位相差板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0315005A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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