JPH03150488A - 原子核分光信号の安定化および校正方法およびその装置 - Google Patents
原子核分光信号の安定化および校正方法およびその装置Info
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- JPH03150488A JPH03150488A JP2227904A JP22790490A JPH03150488A JP H03150488 A JPH03150488 A JP H03150488A JP 2227904 A JP2227904 A JP 2227904A JP 22790490 A JP22790490 A JP 22790490A JP H03150488 A JPH03150488 A JP H03150488A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は原子核検知器から発せられる信号のゲイン安定
および校正を行う方法および装置に関する。
および校正を行う方法および装置に関する。
このような装置は核子や放射線の検出を伴う測定を行う
多くの技術分野において一般的に用いられている。例え
ば、井戸検層技術においては物理的な測定を行うために
井戸の内部に測定器が下ろされる。
多くの技術分野において一般的に用いられている。例え
ば、井戸検層技術においては物理的な測定を行うために
井戸の内部に測定器が下ろされる。
ここ数年間に発達してきた、大地の地層の特性、例えば
炭化水素含有率や生産率などを求める井戸検層装置およ
びその技術では、原子核分光器(原子核分光器は組成マ
トリックスや流体の成分のエネルギースペクトルを発す
る。より詳細には該原子核分光器内においてガンマ線が
検出される。)が組成分析における特定の値に関する情
報を提供することができるものであるということがわか
った。
炭化水素含有率や生産率などを求める井戸検層装置およ
びその技術では、原子核分光器(原子核分光器は組成マ
トリックスや流体の成分のエネルギースペクトルを発す
る。より詳細には該原子核分光器内においてガンマ線が
検出される。)が組成分析における特定の値に関する情
報を提供することができるものであるということがわか
った。
これらのガンマ線は大地の地層の自然放射能を原因とし
て、あるいは、中性子またはガンマ線源による大地の地
層の照射の結果として存在するものである。これらのガ
ンマ線の検出は、そのガンマ線が自然放射能であるか誘
発的放射能であるかにかかわらず、数個の別個の窓、す
なわちエネルギー範囲についてそれぞれ別個に行うこと
ができ、これによってこれらのガンマ線のエネルギース
ペクトルに関する情報を得ることができる。このように
して得たスペクトルを分析することによって大地組成の
岩屑の構造や成分に関する情報を得ることができる。
て、あるいは、中性子またはガンマ線源による大地の地
層の照射の結果として存在するものである。これらのガ
ンマ線の検出は、そのガンマ線が自然放射能であるか誘
発的放射能であるかにかかわらず、数個の別個の窓、す
なわちエネルギー範囲についてそれぞれ別個に行うこと
ができ、これによってこれらのガンマ線のエネルギース
ペクトルに関する情報を得ることができる。このように
して得たスペクトルを分析することによって大地組成の
岩屑の構造や成分に関する情報を得ることができる。
例えば、自然ガンマ線のスペクトルを分析する装置が米
国特許第3,976.878号(P、チエバリアー(P
、 Chevalier)およびB、シイ−マン(B、
5een+an))に示されている。この装置におい
ては、検出機構はシンチレーション・クリスタルと、光
電子増倍管と、リニヤ増幅器と、パルス高さ分析器とを
備えている。パルス高さ分析器においてハ、カンマ線の
エネルギースペクトルは五つの窓に分けられる。各々の
窓のカウント率を求めることによって組成中のトリウム
、ウラニウム、カリウム(T、U、K)の含有量を計算
することができる。この技術においては、スペクトルを
用いる他の技術、すなわち放射線のエネルギーによって
区別を行う技術におけるのと同様に、測定の正確を期す
ために、検出機構にはゲイン安定化手段を備えることが
非常に重要である。実際には、ガンマ線検出機構、およ
び特に光電子増倍管とクリスタルは、特に温度変化ある
いはカウント率の変化を原因とする顕著なゲイン振動を
示す。前記米国特許において述べられ、また、しばしば
用いられる安定化方法においては、検出されたスペクト
ルにおける利得の範囲よりも小さいエネルギーを有する
特殊なガンマ線を発する補助的なガンマ線源が設けられ
ている。この方法においては、アメリシウム源(Am2
41)が選ばれており、このアメリシウムの主要放射ピ
ークは60KeVにおいて生じる。60KeVエネルギ
ーの各サイドに位置する所定幅の二つの窓において二つ
のカウント率M1とN、が測定され、差(Ml−N1)
の関数であるエラー信号を用いて負フィードバックルー
プを介して光電子増倍管の高電圧を制御する。
国特許第3,976.878号(P、チエバリアー(P
、 Chevalier)およびB、シイ−マン(B、
5een+an))に示されている。この装置におい
ては、検出機構はシンチレーション・クリスタルと、光
電子増倍管と、リニヤ増幅器と、パルス高さ分析器とを
備えている。パルス高さ分析器においてハ、カンマ線の
エネルギースペクトルは五つの窓に分けられる。各々の
窓のカウント率を求めることによって組成中のトリウム
、ウラニウム、カリウム(T、U、K)の含有量を計算
することができる。この技術においては、スペクトルを
用いる他の技術、すなわち放射線のエネルギーによって
区別を行う技術におけるのと同様に、測定の正確を期す
ために、検出機構にはゲイン安定化手段を備えることが
非常に重要である。実際には、ガンマ線検出機構、およ
び特に光電子増倍管とクリスタルは、特に温度変化ある
いはカウント率の変化を原因とする顕著なゲイン振動を
示す。前記米国特許において述べられ、また、しばしば
用いられる安定化方法においては、検出されたスペクト
ルにおける利得の範囲よりも小さいエネルギーを有する
特殊なガンマ線を発する補助的なガンマ線源が設けられ
ている。この方法においては、アメリシウム源(Am2
41)が選ばれており、このアメリシウムの主要放射ピ
ークは60KeVにおいて生じる。60KeVエネルギ
ーの各サイドに位置する所定幅の二つの窓において二つ
のカウント率M1とN、が測定され、差(Ml−N1)
の関数であるエラー信号を用いて負フィードバックルー
プを介して光電子増倍管の高電圧を制御する。
これまで述べた安定化技術は放射ピークに近いスペクト
ルの部分に対しては適したものである。しかしながら、
同じゲインの変化量に対しては、スペクトル・エネルギ
ーのスケールが高エネルギーにおいて大きくシフトして
しまう。このため、低エネルギーにおけるシフトの検知
は高エネルギーにおけるシフトの訂正に対して全く満足
できるものではなく、また、カウント率の統計上の変動
のために誤差が生じる。これに加えて、大きなシンチレ
ータ−・クリスタルを用いる場合に、補助源の低エネル
ギーのガンマ線はクリスタルの一部分にしか達せず、そ
の部分はクリスタルが大きな効率を有しているときには
一層小さ(なる。このように、結果的に生じる安定化状
態はクリスタルの不均質性またはクリスタル内の温度勾
配によって大きな影響を受ける。
ルの部分に対しては適したものである。しかしながら、
同じゲインの変化量に対しては、スペクトル・エネルギ
ーのスケールが高エネルギーにおいて大きくシフトして
しまう。このため、低エネルギーにおけるシフトの検知
は高エネルギーにおけるシフトの訂正に対して全く満足
できるものではなく、また、カウント率の統計上の変動
のために誤差が生じる。これに加えて、大きなシンチレ
ータ−・クリスタルを用いる場合に、補助源の低エネル
ギーのガンマ線はクリスタルの一部分にしか達せず、そ
の部分はクリスタルが大きな効率を有しているときには
一層小さ(なる。このように、結果的に生じる安定化状
態はクリスタルの不均質性またはクリスタル内の温度勾
配によって大きな影響を受ける。
米国特許第3.101,409号(L、 E、 Fit
e)0 は二つの補助的なガンマ線源から生じる二つのピークを
用いて安定化を行うことを提唱している。
e)0 は二つの補助的なガンマ線源から生じる二つのピークを
用いて安定化を行うことを提唱している。
一方のピークは光電子増倍管の高電圧を制御するために
用いられ、他方のピークはパルス高さ判別器の低い方の
限界を制御するために用いられる。
用いられ、他方のピークはパルス高さ判別器の低い方の
限界を制御するために用いられる。
この二つの安定化ループは独立であり、一方のピークが
存在しない場合にはそのケースを解決することはできな
い。本特許においては、この問題は扱わない。安定化装
置に特に取り付けられた二つの補助的な単一エネルギー
ガンマ線源からピークがやってくるからである。
存在しない場合にはそのケースを解決することはできな
い。本特許においては、この問題は扱わない。安定化装
置に特に取り付けられた二つの補助的な単一エネルギー
ガンマ線源からピークがやってくるからである。
米国特許第3,922,541号ではゲイン安定化方法
が提案されている。この方法においては、基準放射線源
(所定のエネルギースペクトルを有している)がシンチ
レータ−に隣接して配置されている。基準放射線源から
の所定のエネルギースペクトル相互間の関係を表す基準
信号が発せられる。
が提案されている。この方法においては、基準放射線源
(所定のエネルギースペクトルを有している)がシンチ
レータ−に隣接して配置されている。基準放射線源から
の所定のエネルギースペクトル相互間の関係を表す基準
信号が発せられる。
米国特許第4,433.240号(B、 Seeman
)においてもガンマ線検出装置が提案されている。
)においてもガンマ線検出装置が提案されている。
■
このガンマ線検出装置は、検出されたスペクトルのエネ
ルギー範囲内にある各エネルギーレベルにおいて数個の
ピークを検出したことに基づく安定化ルーフを備えてい
る。判別手段はガンマ線を表す電子パルスを分断する。
ルギー範囲内にある各エネルギーレベルにおいて数個の
ピークを検出したことに基づく安定化ルーフを備えてい
る。判別手段はガンマ線を表す電子パルスを分断する。
この電子パルスの振幅は第一の所定値の各サイドに位置
する二つの連続した第一の窓の範囲内、および第二の所
定値の各サイドに位置する二つの連続した第二の窓の範
囲内にある。これらの所定値は地層がらのガンマ線の検
出されたスペクトル内にある二つの基準エネルギーまた
はピークに相当するものである。この既知の装置はさら
に、補助的なガンマ線源に基つく別個の安定化ループを
備えている。このガンマ線源の放射ピークは地層のスペ
クトルの外側に位置するものである。この装置は、前述
の装置よりは改良されているものではあるが、測定値の
一部である高エネルギーピークに依存する。これらのエ
ネルギーピークは全エネルギースペクトルから除去する
必要があるものであるので、このことは測定値の信頼性
を低下させる。
する二つの連続した第一の窓の範囲内、および第二の所
定値の各サイドに位置する二つの連続した第二の窓の範
囲内にある。これらの所定値は地層がらのガンマ線の検
出されたスペクトル内にある二つの基準エネルギーまた
はピークに相当するものである。この既知の装置はさら
に、補助的なガンマ線源に基つく別個の安定化ループを
備えている。このガンマ線源の放射ピークは地層のスペ
クトルの外側に位置するものである。この装置は、前述
の装置よりは改良されているものではあるが、測定値の
一部である高エネルギーピークに依存する。これらのエ
ネルギーピークは全エネルギースペクトルから除去する
必要があるものであるので、このことは測定値の信頼性
を低下させる。
電子式か光式かを問わず基準信号を用いた他のゲイン安
定化方法も提案されている。その方法の一例である米国
特許第4,220,851号は、シンチレータ−と光電
子増倍管との間に取り付けられ、パルサーによって駆動
される光ダイオードと、一定エネルギー(8MeV以上
)の基準パルスを構成する放射光パルスとを備えている
。しかしながら、結果的に生じるゲインの安定はクリス
タルに影響を与えない基準信号に基づくものであるので
、クリスタル内において生じるドリフトを排除しない。
定化方法も提案されている。その方法の一例である米国
特許第4,220,851号は、シンチレータ−と光電
子増倍管との間に取り付けられ、パルサーによって駆動
される光ダイオードと、一定エネルギー(8MeV以上
)の基準パルスを構成する放射光パルスとを備えている
。しかしながら、結果的に生じるゲインの安定はクリス
タルに影響を与えない基準信号に基づくものであるので
、クリスタル内において生じるドリフトを排除しない。
さらに、使用した高基準エネルギー(8MeV以上)は
電流スペクトル分析(通常は1.5または2MeV以下
)において見出されるエネルギー範囲に適合しない。最
後に、この方法は光源の作用している時間における降伏
安定性に依存している。
電流スペクトル分析(通常は1.5または2MeV以下
)において見出されるエネルギー範囲に適合しない。最
後に、この方法は光源の作用している時間における降伏
安定性に依存している。
同様に、米国特許第3,900,731号は、カソード
の照度を修正してゲインの変化量を補償することによっ
て光電子増倍管のゲインを安定化させる方法および装置
を示している。
の照度を修正してゲインの変化量を補償することによっ
て光電子増倍管のゲインを安定化させる方法および装置
を示している。
Q
同時に起きる原子核現象の測定に基づくゲイン安定化方
法も提案されている。
法も提案されている。
この点に関して、米国特許第2,769,916号は二
つの向かい合ったシンチレーション検知器を備えた中性
子検出器を開示している。二つのシンチレーション検知
器の間には中性子ガンマ反応性物質のホイルが配置され
ている。すなわち、このホイルは入射中性子との射突に
よってガンマ線を放出し、中性子とガンマ線とは同時に
放射され、双方の検知器において同時に検出される。し
かしながら、この米国特許の検出器はゲインの安定をも
たらさない。
つの向かい合ったシンチレーション検知器を備えた中性
子検出器を開示している。二つのシンチレーション検知
器の間には中性子ガンマ反応性物質のホイルが配置され
ている。すなわち、このホイルは入射中性子との射突に
よってガンマ線を放出し、中性子とガンマ線とは同時に
放射され、双方の検知器において同時に検出される。し
かしながら、この米国特許の検出器はゲインの安定をも
たらさない。
米国特許第4,450,354号(H,D、 Sm1t
h。
h。
C,A、 Robbins)は、ケースで囲われた井戸
の試錐孔のケースの厚さを中性ガンマ線で検知する方法
を示している。この方法では測定に用いる主検知器より
も実質上手さい補助的な検知器が用いられる。ゲインの
安定化は補助的な原子核源(Am241)を用いること
によって達成される。この補助的原子核源は補助的な検
知器によって検出され4 るアルファ粒子と、主検知器によってのみ検出される6
0KeVの光子ガンマ放射線とを同時に放射する。同時
回路は、アルファ粒子と光子ガンマとを同時に検出する
毎に、安定回路を付勢する。
の試錐孔のケースの厚さを中性ガンマ線で検知する方法
を示している。この方法では測定に用いる主検知器より
も実質上手さい補助的な検知器が用いられる。ゲインの
安定化は補助的な原子核源(Am241)を用いること
によって達成される。この補助的原子核源は補助的な検
知器によって検出され4 るアルファ粒子と、主検知器によってのみ検出される6
0KeVの光子ガンマ放射線とを同時に放射する。同時
回路は、アルファ粒子と光子ガンマとを同時に検出する
毎に、安定回路を付勢する。
この安定回路は、理論エネルギー値の60KeVよりも
小さいか、あるいは大きい光子ガンマ粒子の実際のエネ
ルギー(測定されたもの)に応じて増幅ゲインを増加さ
せたり、減少させたりする。
小さいか、あるいは大きい光子ガンマ粒子の実際のエネ
ルギー(測定されたもの)に応じて増幅ゲインを増加さ
せたり、減少させたりする。
しかしながら、この方法も必ずしも満足できるものでは
ない。第一に、基準エネルギーピークはエネルギー範囲
の低部分にある。第二に、補助源および補助検知器(シ
ールドも含めて)によって掘削装置の複雑さが増し、ひ
いてはコストや大きさも増大している。第三に、二つの
検知器は次の点に関して異なっていることである。
ない。第一に、基準エネルギーピークはエネルギー範囲
の低部分にある。第二に、補助源および補助検知器(シ
ールドも含めて)によって掘削装置の複雑さが増し、ひ
いてはコストや大きさも増大している。第三に、二つの
検知器は次の点に関して異なっていることである。
■大きさニ一方は小さく、他方は大きい。
■対象ニ一方はアルファ粒子を検出し、他方はガンマ線
を検出する。
を検出する。
■用途ニ一方の検知器のみが大地の組成を表す粒子に感
応する。
応する。
以上から明らかであるように、より良いゲインの安定を
得ようとしてこれまでなされてきた多くの試みは必ずし
も満足できるものではない。
得ようとしてこれまでなされてきた多くの試みは必ずし
も満足できるものではない。
そのうえ、原子核源に関する安全の関心はここ数年間に
おいて確実に高まっている。このため、規制も年々厳し
くなってきている。例えば、供給源の放射能(マイクロ
キューリーまたはナノキューリーを単位として測定した
もの)はある一定の値を越えてはならない。しかしなが
ら、産業界の要望にこたえるとともに規制にも適合する
原子核源を見つけることは困難である。
おいて確実に高まっている。このため、規制も年々厳し
くなってきている。例えば、供給源の放射能(マイクロ
キューリーまたはナノキューリーを単位として測定した
もの)はある一定の値を越えてはならない。しかしなが
ら、産業界の要望にこたえるとともに規制にも適合する
原子核源を見つけることは困難である。
さらに、通常使用される検知器、例えばNa1(ヨウ化
ナトリウム)検知器の感度を向上させることが望まれて
いる。例えば、米国特許3,633.030号は、検知
器のエネルギー分解能を改良することを試みる手段を備
えた検層装置を示している。この検層装置は半導体放射
線検知器に近接して配置された一つまたは二つのNal
シンチレータ−を備えている。この半導体放射線検知器
は地層からのガンマ線を受けると、電子と陽電子とを放
出するものである。陽電子は反対方向を向いている二つ
のガンマ線を同時に発し、その二つのガンマ線は各検知
器によって検出される。シンチレータ−信号はゲート回
路に送られる。このゲート回路は半導体検知器からの信
号を通過させ、あるいは通過を禁止し、これによってス
ペクトルの同時あるいは非同時の発信を可能にしている
。
ナトリウム)検知器の感度を向上させることが望まれて
いる。例えば、米国特許3,633.030号は、検知
器のエネルギー分解能を改良することを試みる手段を備
えた検層装置を示している。この検層装置は半導体放射
線検知器に近接して配置された一つまたは二つのNal
シンチレータ−を備えている。この半導体放射線検知器
は地層からのガンマ線を受けると、電子と陽電子とを放
出するものである。陽電子は反対方向を向いている二つ
のガンマ線を同時に発し、その二つのガンマ線は各検知
器によって検出される。シンチレータ−信号はゲート回
路に送られる。このゲート回路は半導体検知器からの信
号を通過させ、あるいは通過を禁止し、これによってス
ペクトルの同時あるいは非同時の発信を可能にしている
。
この装置はゲインの安定をもたらすものではなく、コン
プトン放射線の除去を目的としているものである。その
うえ、半導体には耐熱策を施す必要があり、これはコス
トを上昇させる。
プトン放射線の除去を目的としているものである。その
うえ、半導体には耐熱策を施す必要があり、これはコス
トを上昇させる。
さらに、これは−殻内なことであるが、原子核検知器の
カウント感度が高くなるほど、その大きさも大きくなる
。これによって、低エネルギーピークのスペクトルを安
定させるに際して、嵩が増したり、困難性が増したりす
る。なぜならば、検知器のほんの一部のみが実際に補助
的源の影響を受け、検知器全体を表すことにならないか
らである。
カウント感度が高くなるほど、その大きさも大きくなる
。これによって、低エネルギーピークのスペクトルを安
定させるに際して、嵩が増したり、困難性が増したりす
る。なぜならば、検知器のほんの一部のみが実際に補助
的源の影響を受け、検知器全体を表すことにならないか
らである。
したがって、原子核検知器が発した原子核スぺ7
クトル信号を安定化し、■スペクトルが不均一に翻訳さ
れた場合のあらゆるオフセット、■スペクトルが「伸び
ている」ことを示すあらゆるゲインドリフト、の二つを
矯正する方法および装置が一般に望まれている。
れた場合のあらゆるオフセット、■スペクトルが「伸び
ている」ことを示すあらゆるゲインドリフト、の二つを
矯正する方法および装置が一般に望まれている。
本発明の第一の目的は、全エネルギースペクトルにわた
って安定性が向上された原子核分光方法および装置を提
供することである。
って安定性が向上された原子核分光方法および装置を提
供することである。
本発明の第二の目的は、検出感度が向上している原子核
分光方法および装置を提供することである。
分光方法および装置を提供することである。
本発明の第三の目的は、オフセット矯正のための特徴を
備えた分光方法および装置を提供することである。
備えた分光方法および装置を提供することである。
これらの目的を達成するため、本発明に係るエネルギー
スペクトルの安定化のための原子核分光方法においては
、エネルギースペクトルは信号からなり、放射線検知器
によって放射される。さらに、本方法は、原子核現象を
含み、それはパルス8 によって表され、そのパルスの振幅はガンマ線その他の
粒子のエネルギーの測定値であり、前記放射線検知器に
よって矯正され、前記エネルギースペクトルは補助的な
原子核源からの第一基準エネルギーピークを少なくとも
含むものにおいて、(1)二つの検知器によって放射線
を検出し、(2)双方の検知器で同時に検出された数対
の現象に対応する少なくとも一つの同時スペクトルを形
成し、前記数対の現象は前記補助源から生じるものであ
り、(3)前記第一基準エネルギーピークとして前記ス
ペクトルの一つのエネルギーピークを用いることによっ
て前記同時スペクトルを安定化することからなる。
スペクトルの安定化のための原子核分光方法においては
、エネルギースペクトルは信号からなり、放射線検知器
によって放射される。さらに、本方法は、原子核現象を
含み、それはパルス8 によって表され、そのパルスの振幅はガンマ線その他の
粒子のエネルギーの測定値であり、前記放射線検知器に
よって矯正され、前記エネルギースペクトルは補助的な
原子核源からの第一基準エネルギーピークを少なくとも
含むものにおいて、(1)二つの検知器によって放射線
を検出し、(2)双方の検知器で同時に検出された数対
の現象に対応する少なくとも一つの同時スペクトルを形
成し、前記数対の現象は前記補助源から生じるものであ
り、(3)前記第一基準エネルギーピークとして前記ス
ペクトルの一つのエネルギーピークを用いることによっ
て前記同時スペクトルを安定化することからなる。
前記補助的原子核源は前記二つの検知器の向かい合った
各面の間に配置されることが利点となっている。
各面の間に配置されることが利点となっている。
検知器は双方とも組成式B i+ Ges 012 (
以下rBGOJという)のビスマス・ジャーマネイト・
クリスタルからなることが好ましい。
以下rBGOJという)のビスマス・ジャーマネイト・
クリスタルからなることが好ましい。
前記補助源の放射能は、分析下の放射線の放射能レベル
よりも実質的に小さいレベルに相当している。
よりも実質的に小さいレベルに相当している。
本発明に係る方法はさらに、双方の検知器について、非
同時現象を表す非同時スペクトルを形成する過程を含む
。
同時現象を表す非同時スペクトルを形成する過程を含む
。
補助源は22Naからなる。概略的には、この補助源は
次の二つのもの、すなわち、■消滅によって、反対方向
の0.511MeVの一対のガンマ線を放出する陽電子
と、■1.27MeVのガンマ線、とを同時に放出する
。
次の二つのもの、すなわち、■消滅によって、反対方向
の0.511MeVの一対のガンマ線を放出する陽電子
と、■1.27MeVのガンマ線、とを同時に放出する
。
本方法は前記第一基準ピークと第二基準エネルギーピー
クとを用いて行う校正過程(オフセット矯正を目的とす
る)を含むという利点を有する。
クとを用いて行う校正過程(オフセット矯正を目的とす
る)を含むという利点を有する。
前記第二基準エネルギーピークは前記補助源から来るこ
とが好ましい。
とが好ましい。
好適な実施例においては、前記第一基準ピークは0.5
.11MeVであり、前記第二基準ピークは1.78M
eVである。
.11MeVであり、前記第二基準ピークは1.78M
eVである。
本発明の特徴および利点は、図面を参照して行う制限的
ではない実施例の説明から明らかになるものである。
ではない実施例の説明から明らかになるものである。
第1図に示す検層ゾンデ10は、地層16に囲まれた試
錐孔14の内部に外装ケーブル12によって懸吊されて
いる。地表近くに配置された深度測定装置13は通常の
方法で外装ケーブル12と表面レコーダー11とに接続
している。ケーブル12はゾンデ10の出力部と表面レ
コーダー11との間に第1リンク12A1第2リンク1
2B。
錐孔14の内部に外装ケーブル12によって懸吊されて
いる。地表近くに配置された深度測定装置13は通常の
方法で外装ケーブル12と表面レコーダー11とに接続
している。ケーブル12はゾンデ10の出力部と表面レ
コーダー11との間に第1リンク12A1第2リンク1
2B。
第3リンク12Cを備えている。ゾンデ10内部で行わ
れた原子核測定結果は深度の関数としてケーブル12に
沿って表面ケーブルリンク12Aルシーバー15、およ
びスペクトルメモリー/プロッター17を順次経て表面
レコーダー11に送られる。メモリー/プロッター17
は、同時スペクトルに対応するライン■を介して、さら
に非同時スペクトルに対応するライン■を介してレコー
ダー11に接続している。第2リンク12Bはスペクト
ルメモリー/プロッター17の出力部においてライン■
と接続しており、さらに第2リンク1 12B上には順にゲイン制御ユニット19、モジュレー
タ−21および高電圧制御ユニット23が配置されてい
る。第3リンク12Cはライン■と接続しており、オフ
セット制御ユニット25を備えている。ここに[メモリ
ー/プロッター」とは、カウントを行い、そのカウント
を記録(または記憶)し、対応するエネルギースペクト
ルを形成するようにつくられた装置をいう。
れた原子核測定結果は深度の関数としてケーブル12に
沿って表面ケーブルリンク12Aルシーバー15、およ
びスペクトルメモリー/プロッター17を順次経て表面
レコーダー11に送られる。メモリー/プロッター17
は、同時スペクトルに対応するライン■を介して、さら
に非同時スペクトルに対応するライン■を介してレコー
ダー11に接続している。第2リンク12Bはスペクト
ルメモリー/プロッター17の出力部においてライン■
と接続しており、さらに第2リンク1 12B上には順にゲイン制御ユニット19、モジュレー
タ−21および高電圧制御ユニット23が配置されてい
る。第3リンク12Cはライン■と接続しており、オフ
セット制御ユニット25を備えている。ここに[メモリ
ー/プロッター」とは、カウントを行い、そのカウント
を記録(または記憶)し、対応するエネルギースペクト
ルを形成するようにつくられた装置をいう。
ゾンデ10の内部には下孔装置が設けられており、この
下孔装置は第一光電子増倍管101と連結している第一
原子核検知器100を備えている。
下孔装置は第一光電子増倍管101と連結している第一
原子核検知器100を備えている。
第一光電子増倍管101の出力は伝達器22と連結して
いる第一パルス高さ分析器102に送られ、データがケ
ーブル12を通って伝達されることを可能にする。ゾン
デ10内部の下孔装置は第二原子核検知器200をも備
えている。この第二原子核検知器200は、伝達器22
と連結している第二パルス高さ分析器202をフィード
する第二光電子増倍管201と連結している。各光電子
増倍管101,201の出力は同時回路20と連結し2 ており、この同時回路20は第一および第二パルス高さ
分析器102.202からの入力をも受ける。
いる第一パルス高さ分析器102に送られ、データがケ
ーブル12を通って伝達されることを可能にする。ゾン
デ10内部の下孔装置は第二原子核検知器200をも備
えている。この第二原子核検知器200は、伝達器22
と連結している第二パルス高さ分析器202をフィード
する第二光電子増倍管201と連結している。各光電子
増倍管101,201の出力は同時回路20と連結し2 ており、この同時回路20は第一および第二パルス高さ
分析器102.202からの入力をも受ける。
二つの検知器100.200の間には補助原子核源30
が配置されている。この場合ではこの補助原子核源30
は22Na源である。
が配置されている。この場合ではこの補助原子核源30
は22Na源である。
第2図は検知器、光電子増倍管、パルス高さ分析器およ
び同時回路20の間の関係を詳細に示している。
び同時回路20の間の関係を詳細に示している。
二つの検知器100.200はシンチレーション・クリ
スタル検知器である。より詳細に言うと、これら二つの
検知器は化学式B 1 * G e h 012で表さ
れるビスマス・ジャーマネイト・クリスタル(以下「B
GO」という)を備えている。これに限定するものでは
ないが、BGO検知器100.200は長手方向に8イ
ンチ(20,8cm)の長さ、それと垂直方向に2イン
チ(5゜1cm)の半径の円筒形状をなしている。
スタル検知器である。より詳細に言うと、これら二つの
検知器は化学式B 1 * G e h 012で表さ
れるビスマス・ジャーマネイト・クリスタル(以下「B
GO」という)を備えている。これに限定するものでは
ないが、BGO検知器100.200は長手方向に8イ
ンチ(20,8cm)の長さ、それと垂直方向に2イン
チ(5゜1cm)の半径の円筒形状をなしている。
第3図は補助源30内部で起こる原子核反応の概略図で
ある。22Naは、期間の90%以上にに帯電している
粒子)を放出することによって、また期間の10%以下
において電子を捕獲することによって壊変して22Ne
になる。陽電子は、同じエネルギー0.511MeVを
有し、反対方向(すなわち、180度の角度をなしてい
る)の二つのガンマ線を放出して極めて短時間(数ナノ
秒)の間に消滅する。22Ne原子(22Naの壊変の
結果として生じたもの)は今度は1.27M e Vエ
ネルギーのガンマ線を放出することによって壊変する。
ある。22Naは、期間の90%以上にに帯電している
粒子)を放出することによって、また期間の10%以下
において電子を捕獲することによって壊変して22Ne
になる。陽電子は、同じエネルギー0.511MeVを
有し、反対方向(すなわち、180度の角度をなしてい
る)の二つのガンマ線を放出して極めて短時間(数ナノ
秒)の間に消滅する。22Ne原子(22Naの壊変の
結果として生じたもの)は今度は1.27M e Vエ
ネルギーのガンマ線を放出することによって壊変する。
これら全ての現象は極めて短い時間、例えば数ナノ秒の
間に起こる。この時間間隔は測定装置の時間分解能より
もかなり小さいので、0.511MeVの二つのガンマ
線は1.27MeVのガンマ線と同時に放出されている
と考えられる。
間に起こる。この時間間隔は測定装置の時間分解能より
もかなり小さいので、0.511MeVの二つのガンマ
線は1.27MeVのガンマ線と同時に放出されている
と考えられる。
概略的かつ部分的に拡大して示した第4図において、二
つの検知器は長手軸方向(すなわち、ゾンデ10の軸方
向)において端部を並べて配置されている。二つの検知
器の間の距離は小さいこと、例えば0.1インチ(0,
25cm)が好ましい。
つの検知器は長手軸方向(すなわち、ゾンデ10の軸方
向)において端部を並べて配置されている。二つの検知
器の間の距離は小さいこと、例えば0.1インチ(0,
25cm)が好ましい。
二つの検知器の向かい合っている面の間に補助源30が
配置されている。さらに、0.511MeVの反対方向
の二つのガンマ線と、1.27MeVのガンマ線の放出
も描かれている。補助源30は大きなZ数(Zはメンデ
レーエフの元素分類表における原子番号である)の物質
でつくられたコンテナ31の内部に配置してもよい。例
えば、コンテナ31はステンレス鋼でつくる。コンテナ
31を用いることの目的は比較的小さい空間、すなわち
検知器の向かい合っている面の間の空間において、放出
された陽電子の消滅の可能性を高めることである。
配置されている。さらに、0.511MeVの反対方向
の二つのガンマ線と、1.27MeVのガンマ線の放出
も描かれている。補助源30は大きなZ数(Zはメンデ
レーエフの元素分類表における原子番号である)の物質
でつくられたコンテナ31の内部に配置してもよい。例
えば、コンテナ31はステンレス鋼でつくる。コンテナ
31を用いることの目的は比較的小さい空間、すなわち
検知器の向かい合っている面の間の空間において、放出
された陽電子の消滅の可能性を高めることである。
既に述べたように、二つの0.511MeVのガンマ線
および一つの1.27MeVのガンマ線の放出は同時に
起こる。そのうえ、二つの検知器の端部は相互に極めて
近接して配置される。このため、第一の検知器が二つの
0.511MeVのガンマ線の一方を検知し、第二の検
知器が0.511MeVのガンマ線の他方および1.2
7Me5 ■のガンマ線を同時に検知する可能性が高くなる。
および一つの1.27MeVのガンマ線の放出は同時に
起こる。そのうえ、二つの検知器の端部は相互に極めて
近接して配置される。このため、第一の検知器が二つの
0.511MeVのガンマ線の一方を検知し、第二の検
知器が0.511MeVのガンマ線の他方および1.2
7Me5 ■のガンマ線を同時に検知する可能性が高くなる。
あるいは、この代わりに、第一の検知器が1.27Me
Vのガンマ線のみを検知し、第二の検知器が一つの0.
511MeVのガンマ線のみを検知する(他方の0.5
11MeVのガンマ線は、例えば、第一の検知器を検出
されることなく通過してしまった場合)ということも起
こり得る。これらの出来事は各検知器において同時に起
こり、同時回路20によって同時に起きた出来事として
検出される。
Vのガンマ線のみを検知し、第二の検知器が一つの0.
511MeVのガンマ線のみを検知する(他方の0.5
11MeVのガンマ線は、例えば、第一の検知器を検出
されることなく通過してしまった場合)ということも起
こり得る。これらの出来事は各検知器において同時に起
こり、同時回路20によって同時に起きた出来事として
検出される。
第6図は、他方の検知器によって検出されたガンマ線と
同時に一方の検知器によって検出されたガンマ線の同時
エネルギースペクトルの一例である。この同時スペクト
ルでは、第一のエネルギーピークが0.511MeVに
おいて、第二のエネルギーピークが1.78MeVにお
いて、第三のエネルギーピークが1.27MeVにおい
て生じている。第二のエネルギーピーク(1,78Me
V)は第一ピーク(0,511MeV)と第三ピーク(
1,27MeV)のエネルギーの総和であ6 るエネルギーに相当する。前記第二エネルギーピークは
前記第一および前記第三エネルギーピークのエネルギー
の和に相当する。
同時に一方の検知器によって検出されたガンマ線の同時
エネルギースペクトルの一例である。この同時スペクト
ルでは、第一のエネルギーピークが0.511MeVに
おいて、第二のエネルギーピークが1.78MeVにお
いて、第三のエネルギーピークが1.27MeVにおい
て生じている。第二のエネルギーピーク(1,78Me
V)は第一ピーク(0,511MeV)と第三ピーク(
1,27MeV)のエネルギーの総和であ6 るエネルギーに相当する。前記第二エネルギーピークは
前記第一および前記第三エネルギーピークのエネルギー
の和に相当する。
第5図は、一方の検知器における同時でない出来事、す
なわち他方の検知器において検出された出来事とは同時
でない出来事のエネルギースペクトルを示している。こ
こに示されたスペクトルは大地の地層の自然放射性元素
に対応しているエネルギーピークを有している。例えば
、0.35MeVおよび1.76MeVのピークはウラ
ニウムを表し、]、、46MeVのピークはカリウムを
表し、2.IMeVと2.62MeVのピークはトリウ
ムを表している。
なわち他方の検知器において検出された出来事とは同時
でない出来事のエネルギースペクトルを示している。こ
こに示されたスペクトルは大地の地層の自然放射性元素
に対応しているエネルギーピークを有している。例えば
、0.35MeVおよび1.76MeVのピークはウラ
ニウムを表し、]、、46MeVのピークはカリウムを
表し、2.IMeVと2.62MeVのピークはトリウ
ムを表している。
したがって、各検知器に対して二つのエネルギースペク
トル、すなわち同時スペクトルおよび非同時スペクトル
がそれぞれプロットされる。同時スペクトルと非同時ス
ペクトルとは、メモリー/プロッター17によって、第
1図に示したライン■とライン■をそれぞれ介してレコ
ーダー11に送られる。各パルス高さ分析器102.2
02はそれぞれ第一メモリ−(非同時用)と第二メモリ
ー(同時用)とを備えている。非同時の場合には、ある
検知器(100あるいは200)からのデータは対応す
るパルス高さ分析器の第一メモリーに送られ、非同時ス
ペクトルを形成する。同時の場合には、すなわち各現象
が双方の検知器において同時に検出された場合には、同
時回路20はデータを第二メモリーに送り、同時スペク
トルを形成する。同時回路20は時間一致ゲートとして
作用する。
トル、すなわち同時スペクトルおよび非同時スペクトル
がそれぞれプロットされる。同時スペクトルと非同時ス
ペクトルとは、メモリー/プロッター17によって、第
1図に示したライン■とライン■をそれぞれ介してレコ
ーダー11に送られる。各パルス高さ分析器102.2
02はそれぞれ第一メモリ−(非同時用)と第二メモリ
ー(同時用)とを備えている。非同時の場合には、ある
検知器(100あるいは200)からのデータは対応す
るパルス高さ分析器の第一メモリーに送られ、非同時ス
ペクトルを形成する。同時の場合には、すなわち各現象
が双方の検知器において同時に検出された場合には、同
時回路20はデータを第二メモリーに送り、同時スペク
トルを形成する。同時回路20は時間一致ゲートとして
作用する。
同時検出の効率を考えて、補助源の発する放射能は極め
て低い値、例えば数ナノキューリーになるようにしても
よい。放射能を低い値にすることは極めて重要である。
て低い値、例えば数ナノキューリーになるようにしても
よい。放射能を低い値にすることは極めて重要である。
というのは、こうすることによって、補助源が、それが
安価であるという事実に加えて、■測定の妨害にならず
、■原子核源に関する厳しい基準の多くを免れることが
できるからである。
安価であるという事実に加えて、■測定の妨害にならず
、■原子核源に関する厳しい基準の多くを免れることが
できるからである。
温度その他の原因によってエネルギースペクトルは二種
類の歪みを受けることがある。第一に、エネルギースペ
クトルは均一にシフトされる、すなわち翻訳されること
があり、このためスペクトルエネルギーのスケールが原
点を通らない。このシフトは通常「オフセット」と呼ば
れており、これに対応する矯正を以下「オフセット矯正
」と呼ぶ。第二に、スペクトルエネルギーのスケールは
その形状が変化するように伸びることがある。換言すれ
ば、対応するシフトはスペクトルエネルギーのスケール
に沿って同一ではない。このシフト変化に対する矯正過
程は以下「ゲイン安定化」と呼ぶ。
類の歪みを受けることがある。第一に、エネルギースペ
クトルは均一にシフトされる、すなわち翻訳されること
があり、このためスペクトルエネルギーのスケールが原
点を通らない。このシフトは通常「オフセット」と呼ば
れており、これに対応する矯正を以下「オフセット矯正
」と呼ぶ。第二に、スペクトルエネルギーのスケールは
その形状が変化するように伸びることがある。換言すれ
ば、対応するシフトはスペクトルエネルギーのスケール
に沿って同一ではない。このシフト変化に対する矯正過
程は以下「ゲイン安定化」と呼ぶ。
ゲイン安定化は基準ピークに基づく。この場合では、0
.51.IMeVの第一ピークである。このゲイン安定
化は通常のいかなる方法を用いて行ってもよく、例えば
、米国特許第3,922,541号に述べられている方
法(特に、第4図およびそれに対応する説明)でもよく
、あるいは、ノール(Knoll )の著「スペクトル
安定化」の670〜672頁に述べられている方法の中
の一つでも良い。
.51.IMeVの第一ピークである。このゲイン安定
化は通常のいかなる方法を用いて行ってもよく、例えば
、米国特許第3,922,541号に述べられている方
法(特に、第4図およびそれに対応する説明)でもよく
、あるいは、ノール(Knoll )の著「スペクトル
安定化」の670〜672頁に述べられている方法の中
の一つでも良い。
9
あるいは、ゲイン安定化は第7図と関連して説明する次
の方法で行うこともできる。第7図において、実線は検
知器の理論リニヤレスポンスを表し、破線はシフトされ
たスペクトルに対応する同検知器の実際のレスポンスを
表す。0.511MeVの基準ピークの中心にある基準
チャネル(またはカウント)、例えばNo、55.1を
与える。
の方法で行うこともできる。第7図において、実線は検
知器の理論リニヤレスポンスを表し、破線はシフトされ
たスペクトルに対応する同検知器の実際のレスポンスを
表す。0.511MeVの基準ピークの中心にある基準
チャネル(またはカウント)、例えばNo、55.1を
与える。
実際の基準ピークの中心は規則的に、例えば−分毎に計
算され、この実際の中心が基準チャネル(またはカウン
ト)と一致していない場合には、ピークは基準チャネル
と適合するように(ゲイン調整を経て)移動する。この
計算の間においては、スペクトルはオフセットを受けて
いないものと仮定する。したがって、結果として生じる
スペクトルのドリフトは直線(シフトされていないスペ
クトル)の(原点Oの回りの)回転によって表される。
算され、この実際の中心が基準チャネル(またはカウン
ト)と一致していない場合には、ピークは基準チャネル
と適合するように(ゲイン調整を経て)移動する。この
計算の間においては、スペクトルはオフセットを受けて
いないものと仮定する。したがって、結果として生じる
スペクトルのドリフトは直線(シフトされていないスペ
クトル)の(原点Oの回りの)回転によって表される。
これを破線(シフトされたスペクトル)で表す。この計
算は当業者には既知のソフトウェア方法および第1図に
示した装置を用いて行われる。
算は当業者には既知のソフトウェア方法および第1図に
示した装置を用いて行われる。
第1図の装置では、ゲイン制御ユニット1.9の出0
内部はモジュレータ−21の入力部に連結しており、モ
ジュレータ−21はその出力部においである電圧を与え
る。この電圧はモジュレータ−21の入力部に与えられ
た電圧の所定の関数である。
ジュレータ−21はその出力部においである電圧を与え
る。この電圧はモジュレータ−21の入力部に与えられ
た電圧の所定の関数である。
最後に、モジュレータ−21は高電圧制御ユニット23
に連結している。この高電圧制御ユニット23はゾンデ
10内部の高電圧電力供給源(図示せず)に信号を送り
、この高電圧ひいては検知器のゲインを正しく調整する
。
に連結している。この高電圧制御ユニット23はゾンデ
10内部の高電圧電力供給源(図示せず)に信号を送り
、この高電圧ひいては検知器のゲインを正しく調整する
。
さらに、既に述へたように、本発明に係る方法および装
置によれば、エネルギースペクトル曲線の(オフセット
矯正のための)校正を行うことができる。校正過程は、
安定化過程の期間よりも相当長い期間(例えば、10分
間毎)で定期的に行われる。この目的のため、第8図を
参照すると、二つの基準エネルギーピーク、すなわち0
.5工]、 M e Vと1..78MeVのピークが
用いられる。
置によれば、エネルギースペクトル曲線の(オフセット
矯正のための)校正を行うことができる。校正過程は、
安定化過程の期間よりも相当長い期間(例えば、10分
間毎)で定期的に行われる。この目的のため、第8図を
参照すると、二つの基準エネルギーピーク、すなわち0
.5工]、 M e Vと1..78MeVのピークが
用いられる。
スペクトルかオフセットを受けていると仮定すると、検
知器のリニヤレスポンス(第8図上)は点A(この点A
の横座標は第8図の実線で0.511MeVである)を
中心とする回転によって実線(オフセットされていない
スペクトル)から破線(オフセットされているスペクト
ル)へ移行する。
知器のリニヤレスポンス(第8図上)は点A(この点A
の横座標は第8図の実線で0.511MeVである)を
中心とする回転によって実線(オフセットされていない
スペクトル)から破線(オフセットされているスペクト
ル)へ移行する。
既に述べた安定化過程において点Aの横座標0゜511
MeVには所定の縦座標、すなわち所定のチャネルが与
えられているので、点Aは不動である。各基準ピーク0
.511MeVと1.78MeVに対応する二つのチャ
ネル(カウント)の値の間の関係が計算され、求められ
た関係はオフセット制御ユニット25を介して基準関係
値と比較される。そして、エラー信号が発せられ、ゾン
デ10内部の検知器の適正制御回路に送られる。前記の
基準とは、すなわち、 (0,511MeVのチャネル)Xi、274/(1,
78MeVのチャネル−〇、511MeVのチャネル) である。
MeVには所定の縦座標、すなわち所定のチャネルが与
えられているので、点Aは不動である。各基準ピーク0
.511MeVと1.78MeVに対応する二つのチャ
ネル(カウント)の値の間の関係が計算され、求められ
た関係はオフセット制御ユニット25を介して基準関係
値と比較される。そして、エラー信号が発せられ、ゾン
デ10内部の検知器の適正制御回路に送られる。前記の
基準とは、すなわち、 (0,511MeVのチャネル)Xi、274/(1,
78MeVのチャネル−〇、511MeVのチャネル) である。
校正過程の代わりに、第三基準ピーク、すなわち1.2
7MeVにおけるピークを第一および第二ピーク(0,
511MeVおよび1.78Me■)とともに用いるこ
ともできる。この方法ではオフセット矯正をより正確に
行うことができる。
7MeVにおけるピークを第一および第二ピーク(0,
511MeVおよび1.78Me■)とともに用いるこ
ともできる。この方法ではオフセット矯正をより正確に
行うことができる。
というのは、二つのポイントではなく、三つのポイント
(ずなわち、0.511MeV、1.27MeVおよび
1.78MeV)が与えられるので、最適のレスポンス
曲線を求めることができるからである。
(ずなわち、0.511MeV、1.27MeVおよび
1.78MeV)が与えられるので、最適のレスポンス
曲線を求めることができるからである。
第1図は、井戸内に吊るされた掘削器具として表した本
発明の実施例の概略図、 第2図は本発明の詳細部分の概念図、 第3図は補助源によって放射される放射能を示す概略図
、 第4図は二つの検知器の間に配置された補助源の拡大図
、 第5図は自然の放射性地層から発せられる代表的なガン
マ線非同時スペクトルを示すグラフ、第6図は一方の検
知器から得られる同時スペクトルの一例を示すグラフ、 第7図および第8図は、一方の検知器の出力と、3 対応するチャネルすなわちカウント(それぞれ安定化過
程およびオフセット矯正過程に対応する)との間の関係
を示すグラフである。 〔符号の説明〕 10・・・検層ゾンデ 11・・・表面レコーダ
ー12・・・外装ケーブル 12A・・・第1リン
ク12B・・・第2リンク 12c・・・第3リン
ク13・・・深度測定装置 14・・・試錐孔15
・・・レシーバ−16・・・地層 17・・・スペクトルメモリー/プロッター19・・・
ゲイン制御ユニット 20・・・同時回路 21・・・モジュレータ− 23・・・高電圧制御ユニット 25・・・オフセット制御ユニット 30・・・補助原子核源 31・・・コンテナ 100・・・第一原子核検知器 101・・・第一光電子増倍管 102・・・第一パルス高さ分析器 4 0・・・第二原子核検知器 1・・・第二光電子増倍管 2・・・第二パルス高さ分析器 −/V 、I <◇q −N4<4=tl
発明の実施例の概略図、 第2図は本発明の詳細部分の概念図、 第3図は補助源によって放射される放射能を示す概略図
、 第4図は二つの検知器の間に配置された補助源の拡大図
、 第5図は自然の放射性地層から発せられる代表的なガン
マ線非同時スペクトルを示すグラフ、第6図は一方の検
知器から得られる同時スペクトルの一例を示すグラフ、 第7図および第8図は、一方の検知器の出力と、3 対応するチャネルすなわちカウント(それぞれ安定化過
程およびオフセット矯正過程に対応する)との間の関係
を示すグラフである。 〔符号の説明〕 10・・・検層ゾンデ 11・・・表面レコーダ
ー12・・・外装ケーブル 12A・・・第1リン
ク12B・・・第2リンク 12c・・・第3リン
ク13・・・深度測定装置 14・・・試錐孔15
・・・レシーバ−16・・・地層 17・・・スペクトルメモリー/プロッター19・・・
ゲイン制御ユニット 20・・・同時回路 21・・・モジュレータ− 23・・・高電圧制御ユニット 25・・・オフセット制御ユニット 30・・・補助原子核源 31・・・コンテナ 100・・・第一原子核検知器 101・・・第一光電子増倍管 102・・・第一パルス高さ分析器 4 0・・・第二原子核検知器 1・・・第二光電子増倍管 2・・・第二パルス高さ分析器 −/V 、I <◇q −N4<4=tl
Claims (14)
- (1)放射線検知器から放出され、信号から形成されて
いるエネルギースペクトルを安定化するための原子核分
光方法であって、振幅がガンマ線その他の粒子のエネル
ギーの測定値を表し、前記放射線検知器によって収集さ
れるパルスによって表される原子核現象を含み、前記エ
ネルギースペクトルは補助的原子核源から送られる第一
基準エネルギーピークを少なくとも含んでいる原子核分
光方法において、 〔1〕分析対象の放射線を検知する検知器を少なくとも
二つ使用する工程と、 〔2〕双方の検知器において同時に検出された数個の現
象に相当し、前記補助源から送られる少なくとも一つの
同時スペクトルを形成する工程と、 〔3〕前記同時スペクトルの一つのエネルギーピークを
前記第一基準エネルギーピークとして使用することによ
り前記同時スペクトルを安定化する工程と、 からなる原子核分光方法。 - (2)非同時の現象を表す非同時スペクトルを形成する
工程を含むことを特徴とする請求項(1)記載の原子核
分光方法。 - (3)オフセット矯正のための前記同時スペクトルのス
ペクトル校正工程は前記第一基準スペクトルおよび第二
基準スペクトルを用いて行われることを特徴とする請求
項(1)記載の原子核分光方法。 - (4)前記第二基準エネルギーピークは前記補助源から
送られるものであることを特徴とする請求項(3)記載
の原子核分光方法。 - (5)前記校正工程はさらに第三基準エネルギーピーク
を用い、前記第二エネルギーピークは前記第一および第
三ピークのエネルギー値の和に等しいエネルギー値を有
していることを特徴とする請求項(3)記載の原子核分
光方法。 - (6)前記二つの検知器の各々に対して同時スペクトル
を形成する工程と、該同時スペクトルの各々を安定化す
る工程とをさらに含むことを特徴とする請求項(1)記
載の原子核分光方法。 - (7)前記安定化工程および前記校正工程は定期的に行
われ、前記安定化工程の期間は前記校正工程の期間より
も短いことを特徴とする請求項(3)記載の原子核分光
方法。 - (8)放射線検知器から放出され、信号から形成されて
いるエネルギースペクトルを安定化するための原子核分
光装置であって、振幅がガンマ線その他の粒子のエネル
ギーの測定値を表し、前記放射線検知器によって収集さ
れるパルスによって表される原子核現象を含み、前記エ
ネルギースペクトルは補助的原子核源から送られる第一
基準エネルギーピークを少なくとも含んでいる原子核分
光装置において、 〔1〕分析対象の放射線を検知する少なくとも二つの検
知器と、 〔2〕双方の検知器において同時に検出された一対の現
象に相当し、前記補助源から送られる少なくとも一つの
同時スペクトルを形成する手段と、 〔3〕前記同時スペクトルの一つのエネルギーピークを
前記第一基準エネルギーピークとして使用することによ
り前記同時スペクトルを安定化する手段と、 からなる原子核分光装置。 - (9)前記検知器の少なくとも一方はビスマス・ジャー
マネイト・クリスタルからなることを特徴とする請求項
(8)記載の原子核分光装置。 - (10)前記同時スペクトル形成手段は、 各検知器に対するそれぞれ二つのメモリー、すなわち同
時スペクトルに対する第一メモリーおよび非同時スペク
トルに対する第二メモリーと、 双方の検知器の出力部に接続し、同時または非同時の決
定があると、各検知器からのデータを対応する適当なメ
モリーに送ることができる同時回路と、 を備えていることを特徴とする請求項(8)記載の原子
核分光装置。 - (11)前記補助源は22Naからなり、反対方向の一
対の0.511MeVと1.27MeVのガンマ線を同
時に放出するものであることを特徴とする請求項(8)
記載の原子核分光装置。 - (12)前記補助源は大きな原子番号Zを有する物質の
層に囲まれていることを特徴とする請求項(8)記載の
原子核分光装置。 - (13)前記粒子は、前記検知器が配置されている試錐
孔を囲む地層の原子によって放射されることを特徴とす
る請求項(1)記載の原子核分光方法。 - (14)放射線検知器から放出され、信号から形成され
ているエネルギースペクトルをオフセット矯正するため
の原子核分光方法であって、振幅がガンマ線その他の粒
子のエネルギーの測定値を表し、前記放射線検知器によ
って収集されるパルスによって表される原子核現象を含
み、前記エネルギースペクトルは補助的原子核源から送
られる第一基準エネルギーピークを少なくとも含んでい
る原子核分光方法において、 〔1〕分析対象の放射線を検知する検知器を少なくとも
二つ使用する工程と、 〔2〕双方の検知器において同時に検出された数個の現
象に相当し、前記補助源から送られる少なくとも一つの
同時スペクトルを形成する工程と、 〔3〕前記第一基準エネルギーピークとして前記スペク
トルの第一エネルギーピークと、第二基準エネルギーピ
ークとを用いることによって前記同時スペクトルをオフ
セット矯正のために校正する工程と、 からなる原子核分光方法。
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