JPH03163347A - 酵素固定化膜 - Google Patents

酵素固定化膜

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JPH03163347A
JPH03163347A JP1301889A JP30188989A JPH03163347A JP H03163347 A JPH03163347 A JP H03163347A JP 1301889 A JP1301889 A JP 1301889A JP 30188989 A JP30188989 A JP 30188989A JP H03163347 A JPH03163347 A JP H03163347A
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隆史 加藤
Junichi Tokumoto
徳本 淳一
Takeshi Mitsuoka
健 光岡
Hideyasu Aoki
青木 秀保
Tsunetoshi Okura
常利 大蔵
Akemi Kurokawa
黒川 朱
Migiwa Ando
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は化学・食品工業,医療計測,環境計測などの分
野で利用されるバイオセンサ,特に酵素固定化膜を有す
る酵素センサに関する。
[従来技術及び課題] 近年,酵素センサが注目されており.例えば水溶性の酵
素を多孔質無槻担体や高分子担体に固定化してなる酵素
固定化膜を用い,その酵素反応によって生ずる化学物質
等の変化をトランスデューサによって電気信号に変換し
て特定基質濃度を計測するようにした酵素センサが開発
されている。
しかし,酵素固定化膜では,試料液中の特定基質に対す
る酵素反応が起こる一方,トランスデューサへの反応関
連物質の拡散もなされる。そのため.低濃度の試料液に
対しても正確な測定を行なうために酵素固定化膜を厚く
して酵素の固定化はを増やすと,拡散に支障をきたし,
応答性の遅れを生ずる。特に.使用酵素が低活性である
場合に,酵素固定化量を増やす必要性が高く,こうした
問題を生じ易い。
それ故,センサ応答性を向上させるためにはできる限り
酵素固定化膜を薄くして反応関連物質の拡散を容易にす
る必要がある。
しかし,酵素固定化膜を薄くすると,酵素固定化量が減
り,出力信号が小さくなるため,感度が低下し,センサ
小型化に支障をきたす。又,酵素固定化膜の強度低下に
もつながる。特に,ガラスや磁器などの脆い担体を用い
たものの場合,非常に破損し易く,センサ製造上(膜自
体の製作,センサ素子の組立て等).更にはセンサ使川
上障害となる。
[課題の解決手段] そこで,本発明はかかる課題を下記手段によって解決し
た。
酵素固定化膜の片面が少なくともその作動部位において
繰返し凹凸構造となっていることをIr:1徴とするバ
イオセンサ。
上記構成によれば,酵素固定化膜の凹凸構造によって凸
部(厚膜部)3aと凹部(薄膜部)3bとが存在するこ
とになる(第1図)。そして.凸部3aで全体的な機械
強度を確保する一方,凹部3bで試料液の拡散を容易な
らしめ.しかも全体として高感度を維持できる。
酔素固定化膜を構或する多孔質担体としては,通常使用
されるものでよく,無機質担体としては,アルミナ,マ
グネシア,チタニア,ジルコニア等の酸化物セラミック
ス;リン酸塩(水酸アパタイト等)等の複酸化物セラミ
ックス;及びシリカガラスなど,又高分子担体としては
例えばポリエチレン,ポリスチレン,ポリウレタンなど
が挙げられる。気孔率は25%以上,平均気孔径0.3
1Uにするとよい。多孔質担体は,通常の方法によって
所定の酵素を固定して酵素固定化膜とされる。
多孔質担体(従って酵素が固定化された酵素固定化膜)
の少なくとも片面が繰返し凹凸構造となっている。トラ
ンスデューサ等に取付けられる面は通常のように平面と
し,反応関連物質の拡散距離が極力増大しないように,
又トランスデューサ等との結合に支障をきたさないよう
にすることが好ましい。酵素固定化膜の少なくとも作動
部位において繰返し凹凸構遣となっていればよい。
「作動部位」とは酵素固定化膜がその使用時において有
効に酵素反応に寄与し得る部分を指し,残りの部位例え
ば基板への接合部位などは必ずしも該構造であることを
要しない。凹凸構造は繰返して存在すればよく,凹部(
薄膜部)と凸部(厚膜部)との存在比率を例えば377
〜7/3程度の範囲から選択するとよい。但し,酵素固
定化膜の強度を保つため凸部が少なくとも連続して存在
し.各凹部を取り囲むようにすることが望ましい(第2
.5〜8図参照)。ここで,「四部」とは標準厚より薄
い部分(薄膜部〉,「凸部」とは標準厚より厚い部分(
厚膜部〉を意味するものとする。又.「標準厚」とは酵
素固定化膜ないしはその多孔質担体について一般的に用
いられている厚みをいう。その標準厚は.酵素固定化膜
用多孔質担体の場合,通常O.OS〜0.5mm,特に
0.1〜0 . 7 amの範囲とされる。尚,酵素が
固定化された後の状態である酵素固定化膜についても,
若干厚くなる(10μ1以下)が略同一範囲内の厚みと
なっている。
凹部の最小厚は標準厚に対して好ましくは0.5倍以下
,より好ましくは0.3倍以下にするとよい。一方.凸
部の最大厚は漂準厚に対して好ましくは3倍以上,より
好ましくは4倍以上にするとよい。例えば,凹部の最小
厚は0.Ol〜0.15mm, −方凸部の最大厚は0
.2〜2 m+aにする。隣接する凸部同士の間隔(一
の凸部の中心点から隣接する他の凸部の中心点までの距
illf)は,平均して好ましくは0.4〜1.3m+
s,  より好ましくは0.5〜l mr@にするとよ
い。又,一の凸部の幅ないし径は好まし< ハ(1.3
〜0.8mm,より好ましくは0.5〜0.7mmにす
るとよい。
トランスデューサとしては,酵素固定化膜における酵素
反応の物質変化を電気信号に変換する電極(いわゆる電
極型酵素センサ)が好ましく,反応関連物質濃度との相
関がとり易い。酵素固定化膜と電極とは密着しているこ
とが好ましい。但し0.1mm程度の隙IUfがあって
も差支えない。
酵素固定化膜の一側ないしは両側には, fiII定誤
差をもたらす有害物質(例えば血液中のグルコース測定
におけるアルコルビン酸や尿酸)が電極などに付着する
のを防止するために,選択透過膜を存在させることが好
ましい。その選択透過膜は酢酸セルロース,アルミナゲ
ル,シリカゲル等からなり,厚さ 0.1〜3μ覆,気
孔率40〜80%程度にするとよい。
[実施例] 以下,グルコール(糖〉センサを例にとって説明する。
(1〉固定化用多孔質担体の成形 ・アルミナ       100 g (粒径0.5μ1,純度99.9%市販品)・メチルセ
ルロース    log (市販品)・ポリエチレング
リコール 5g(市販品)・水         83
g 以JZを10’msのアルミナ球石3(l[l gと共
に容積5 0 0 mlのポリエチレン容俄に入れ, 
 120rpmで24時間,溶解混合する。こうして得
られたスラリーを真空脱泡した後,あらかじめ用意した
門凸模様のあるポリエチレンシ一ト(市販品)上に薄く
拡げる。その後, 15時間自然乾燥し,次いでポリエ
チレンシ一トをはがし,片面に凹凸模様の付いたアルミ
ナ生シートを得た。これをサイズ5.4×5.4關にナ
イフで切り出し, 1250℃で0.5時間焼威し,酵
素固定化用多孔質担体を得た(5X5X0.5t mm
)  。
次に,この多孔質担体の平面側に,あらかじめ:A製し
ておいたアルミナゾルを薄く塗布し800℃で1時間焼
付け選択透過膜を形成した。
これら多孔質担体及び選択透過膜の特性を第1表及び第
2図に示す。
第  1  表 1)担体の厚み二0.5關は最大厚, 最小厚 0.1關は (2)酵素の固定化 この多孔質担体(選択透過膜を形威したもの)に,次の
手順で固定化処理を施す。
(イ) ・γ−アミノプロビル トリエトキシシラン 10mff トルエン        90ml 上記溶液中へ15時間浸す。
◎ ・トルエン 1 0 0 me中で10分洗浄・エ
タノール1 0 0 ml中で10分洗浄・純水1 0
 0 mll中で30分洗浄(ハ) これを1時間自然
乾燥した後,・グルタルアルデヒド  2.5一 ・リン酸塩緩衝液    97.5mN上記溶液中へ2
時間浸す。
(ニ) ・酵素(グルコースオキシダーゼ)   0.
5g・リン酸塩緩衝液         99.5g上
記溶液中へ1時間浸す。
(ホ) リン酸塩緩衝液1 0 0 m(!中に2時間
浸して洗浄し,酵素固定化処理を完了させる。
(3)センサ素子の組立て 第3図に示すように,あらかじめ白金電極2を蒸着した
アルミナ基板( IOX IOX  O.8tmm) 
 1を用意し.その白金電極2の上へ前記酵素固定化膜
3を,凹凸面を外側にしてかぶせる。その周囲をエポキ
シ接着剤でシールする。
(4),iJIIJ定 リン酸塩緩衝液に.所定量のグルコースを溶解し,種々
の濃度の試験液を調製する。測定は,電極2の端子にエ
レクトロメータを接続し0.6Vの電圧を印加した状態
で0.03mffの試験液を滴下し,電流値を測定した
。又, JIS R1601に準じて(三点曲げ, L
 : 20mm, w : 10mm)曲げ強さを測定
した。
比較のため,酵素固定化膜の厚みについて,細心の注意
を払って作製した厚さ 0.1mmのもの(比較例1)
と, 0。5關のもの(比較例2)を同様な測定に供し
た。
それらの試験結果を第2表及び第4図に示す。
(以下余白) 第 2 表 l)酵素固定化膜の厚み(担体の厚み)2)試験液のグ
ルコース濃度 3)試験液を滴下してから,エレクトロメータで計測さ
れる電流値が定常状態になるまでの時間 第2表及び第4図から明らかなように,凸部(最大厚0
.5mm)と凹部(最小厚0.I++us)とヲ併存さ
せることにより,応答性及び感度について優れたセンサ
素子となることが判明した。
即ち,実施例のグルコースセンサは.比較例1(膜厚0
.lmm)のものに比して,応答時間を略同レベルに維
持しつつ,計7fJJ電流値を大幅に高め,従って低濃
度試料に対しても高感度測定が可能である。しかも,セ
ンサ素子製作にあたり,この比較例1のように細心の注
意を払う必要が無い。他方,比較例2(膜厚0,5mm
)のものに比して,応答時間を大幅に短縮しながら.計
測電流値を略同レベルに維持できた。しかも試料液のグ
ルコース濃度300■/dff以上では,比較例2のも
のに比しても計測電流値が高くなる。加えて.グルコー
ス濃度と計測電流との関係について,汰範νHの濃度に
おいて優れた直線性を示し,何ら捕正をすることなく正
確なグルコース濃度の測定が可能である。又,本実施例
のように酵素固定化膜(本体)と計測用電極との間に選
択透過膜を介(〔させた場合であっても,充分な応答性
を維持できることも併せて確認できた。
本実施例のセンサ素子は,試料液中に挿入して測定を行
なうバッチシステム.又通液型のセル中に装着して試料
液を注入することにより測定を行なうフローシステム.
更には試料液滴−ドシステムのいずれにも適用可能であ
る。
本発明は上記実施例に限定されるものではない。例えば
酸素固定化用多孔質担体の断面形状については,凹凸断
面となっている限り,挿々のもの(第5図〜第8図)を
採用できる。尚,第7.8図のように凹部が貫通孔とな
ったものであっても差支えない。
更に,多孔質担体への酵素の固定化法として,共有結合
法,架橋化法,包括法等種々のものを使用できることも
勿論である。又,グルコールセンサに限らず,他の糖セ
ンサ,更にはアルコールセンサ(エタノール等の測定)
,脂質センサ(コレステロール等の測定)にも本発明の
バイオセンサは適用される。又,酵素固定化膜における
酵素反応によって生じる変化に応じて,電極以外のトラ
ンスデューサ.例えば熱計測デバイスとしてのサーミス
タ等を使用するバイオセンサにも本発明を適用できるこ
とは自明であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の作用を説明するための一例図, 第2図は本発明に係るバイオセンサ索子の多孔質担体(
酵素固定化膜)の一実施例を示す図であって,第2図(
イ)は斜視図,第2図0は断面における各寸法を示した
断面図, 第3図は上記実施例のセンサ索子を示す図であって,第
3図(イ)は酵素固定化膜(及び選択透過膜)の取付前
の状態を示した平面図,第3図0は酵素固定化膜の取付
後の状態を示した平面図,及び第3図(ハ)は同じく断
面図, 第4図は実施例及び比較例のセンサ素子を用いた比較試
験の結果を示すグラフであって,グルコース濃度と計測
電流との関係を示したもの.第5〜8図は本発明に係る
多孔質担体(酵索固走化膜)の他の実施例を示す図であ
って,第5図(イ)及び第6図(イ)は斜視図をもって
示したもの(第5図0及び第6図0はその対応断面図)
,他は断面図をもって示したもの, を夫々表わす。 A・・・バイオセンサ素子 3・・・酵素固定化膜  3a・・・凸部3b・・・凹

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酵素固定化膜の片面が少なくともその作動部位に
    おいて繰返し凹凸構造となっていることを特徴とするバ
    イオセンサ。
  2. (2)繰返し凹凸構造について、凹部の最小厚が標準厚
    に対して0.5倍以下、凸部の最大厚が標準厚に対して
    2倍以上である請求項1記載のバイオセンサ。
  3. (3)隣接する凸部同士の間隔が0.3〜3mmである
    請求項1、2の一記載のバイオセンサ。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57122797A (en) * 1981-01-19 1982-07-30 Toyobo Co Ltd Production of immobilized enzyme membrane
JPS5921500A (ja) * 1982-07-26 1984-02-03 Toyota Motor Corp エア圧チエンジ機構
JPS5921756U (ja) * 1982-08-02 1984-02-09 三菱レイヨン株式会社 酵素電極
JPS61145448A (ja) * 1984-12-19 1986-07-03 Fuji Electric Co Ltd 固定化酵素膜

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