JPH031634Y2 - - Google Patents

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JPH031634Y2
JPH031634Y2 JP1984154256U JP15425684U JPH031634Y2 JP H031634 Y2 JPH031634 Y2 JP H031634Y2 JP 1984154256 U JP1984154256 U JP 1984154256U JP 15425684 U JP15425684 U JP 15425684U JP H031634 Y2 JPH031634 Y2 JP H031634Y2
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cylinder
air
screw member
flow rate
piston
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエヤダンパに関し、例えばカセツトレ
コーダ等のカセツト入出部に取り付けられてカセ
ツトをエジエクトする際ダンパ効果を持たせてカ
セツトを緩やかに取り出すようにしたエヤダンパ
に関する。
〔従来技術〕
従来のこの種エヤダンパのダンパ力の調整は、
エヤダンパのシリンダの一方の端部にめねじを刻
設した孔を設け、前記のめねじにねじ部材を螺合
し、ねじ部材の締め込み量を変えることにより行
つている。しかしながら、大量生産されるエヤダ
ンパのシリンダにおいては、その一方の端部に形
成されるめねじを刻設する孔の形状は必ずしも一
様でなく、例えばテーパー状に形成される等して
大量に生産されたそれぞれの孔の形状に差異が生
ずることがある。そのためそれぞれに相違する各
別の前記したシリンダの一方の端部の孔にめねじ
を刻設すると、それぞれのシリンダにおいてめね
じの刻設状態は一定でなくなり、したがつて、ね
じ部材をめねじ部に螺合したときエヤダンパとし
ての空気の漏れの量が各エヤダンパにおいて相違
しバラツキが生じ、ねじ部材の締め込み量を変え
ることによつて漏れの量を調節して、全てのエヤ
ダンパのダンパ力を一様に安定したものとするこ
とは不可能に近いものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記した従来のエヤダンパの欠点で
ある空気の漏洩量にばらつきがある不安定なねじ
のみの流量調節に加え、所望の抵抗値を得るため
前記の流量の微調整を可能ならしめ、エヤダンパ
のダンパ力のばらつきを無くし、大量生産された
全てのエヤダンパが一定したダンパ力を有するよ
うに改善することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るエヤダンパは、前記の目的を達成
するために、シリンダ内部を区画して該シリンダ
に対して摺動自在としたピストンを収容し、前記
シリンダの一方の端部外周に形成された凹状部の
内周に刻設されためねじとの螺合状態により空気
の流量を調節するねじ部材を備えてなるエヤダン
パにおいて、前記ねじ部材を、該ねじ部材に嵌挿
され、前記ねじ部材の頭部とシリンダ端面との間
で、ねじ部材の締め量により空気の漏洩量を可変
とする弾性材よりなる流量制限部材を介して前記
シリンダのめねじ部に螺合して構成したことを特
徴とするものである。
〔実施例〕
本考案を図面に示す実施例について説明する
と、第1図及び第2図に示す第1実施例におい
て、1はシリンダであり該シリンダ1の一端部に
シリンダが固定された相手部品(図示しない)に
装着されるときに掴持される凹状部1aを形成す
るとともに、該凹状部1aが形成されたシリンダ
1の内周にはめねじ部1bが刻設される。4は前
記めねじ部1bに螺合するねじ部材であり、該ね
じ部材4の頭部4′と前記シリンダ端面との間に
は弾性材よりなる流量制限部材2が前記ねじ部材
4に嵌挿された状態で装着される。3は座金であ
る。また、前記シリンダ1内にはシリンダ1内部
を区画して該シリンダ1に対して摺動自由とした
ピストン5が収容され、ピストン5のピストンロ
ツド7がシリンダ1の他端部に冠着された蓋体8
を貫通して設けられ、その端部には可動する相手
部分(図示しない)に取付可能なフツク7aが取
着される。
前記ピストン5には該ピストン5の先端方向に
向けて次第に小径となるテーパー面を形成し、ピ
ストン5の先端部と前記テーパー面の小径部とで
環状凹部5′を形成し、該凹部5′には環状パツキ
ン6が挿着される。9はピストン5とシリンダ1
に冠着された前記蓋体8との間に張架したばねで
あり、8aは前記蓋体8に穿設された突気抜きで
ある。
なお、前記したねじ部材4に嵌挿されるゴム、
合成樹脂等の弾性材よりなる流量制限部材2は、
平板状であつてもよいし、また、皿形ばね状、波
形ばね状、コイル状等であつてもよいし、更に、
前記したピストン5の環状凹部5′に挿着される
パツキン6は実施例の図面ではOリングを用いた
ものを示したが、Uパツキン、Vパツキンあるい
はYパツキン等を用いることも可能である。
以上のように構成されるエヤダンパは、今、ピ
ストン5とシリンダ1の他端に冠着される蓋体8
間に張架されたばね9が圧縮状態とされ(第1図
参照)、シリンダ1の一端部に設けられた凹状部
1aとピストンロツド7端部のフツク7aがそれ
ぞれ固定側及び可動側の相手部品(図示しない)
に取り付けられているものとし、可動側部品の固
定状態を解除すると、前記ばね9の力により第1
図矢印イ方向に急激に移動せんとすると、ピスト
ンロツド7と一体とされるピストン5の環状凹部
5′に挿着されるパツキン6は前述したテーパー
の大径部に移動させられ、シリンダ1の内周と密
着しシールされることになる。更に前記ばね9の
付勢によりピストン5は押され、ピストン5によ
つて区画されたシリンダ1の一端部の凹状部1a
側の室A内の空気は、前記しためねじ部1bとね
じ部材4との間隔及び弾性材よりなる流量制限部
材2とねじ部材4との間隙より微少量ずつ排出さ
れる。このためピストン5並びにこれと一体とさ
れるピストンロツド7及びその端部のフツク7a
に取り付けられた相手部材(図示しない)は緩か
に矢印イ方向に移動することになる。
このときの前記しためねじ部1bとねじ部材4
との間隙から排出される空気の流量は、めねじ部
1bに対するねじ部材4の締め込み具合により調
節するものであるが、前述従来技術の項において
説明したように、この種エヤダンパを大量生産す
る場合等において、それぞれのシリンダ1の一端
部の内周に刻設しためねじが一定とならないた
め、めねじとねじ部材との間隙から排出する空気
の流量をねじ部材の締め込み量にて調整しようと
しても、それぞれのめねじ部のねじの刻設状態が
相違するので、調整して全てのエヤダンパのダン
パ力を一定とすることが困難であつたが、本考案
においては、前記したように、ねじ部材4の頭部
4′とシリンダ端面との間に、前記のねじ部材4
の締め量により空気の漏洩を可変とする弾性材よ
りなる流量制限部材2をねじ部材4に嵌挿したの
で、前記ねじ部材4を締めると、弾性部材よりな
る流量制限部材2はねじ部材4の頭部4′とシリ
ンダ端面とにより圧着され、ねじ部材4と前記め
ねじ部1bとの〓間から排出せんとする空気を完
全に阻止することとなる。それ故、この排出を完
全に阻止する状態すなわち排出量零の状態を基準
として、ねじ部材4をその状態から締め量を調節
することによつて、弾性材からなる流量制限部材
2の前記圧着状態を変化させ、これによつて空気
の排出量を容易に一定とすることができるもので
ある。
したがつて、製造されたそれぞれのシリンダ1
のめねじの刻設状態にばらつきがあつても前記の
ねじ部材4によつて空気漏洩量を可変とすること
ができる弾性材よりなる流量制限部材2により流
量の制御を容易に行うことができるものである。
次に、ピストンロツド7の端部のフツク7aを
ばね9に抗して第2図の矢印ロ方向に力を加えて
移動せんとすると、ピストン5も同方向に移動せ
んとし、ピストン5に設けられた環状凹部5′の
テーパーの大径部側にあつてシリンダ1の内周を
シールしていたパツキン6はテーパーの小径部側
に移動し、環状凹部5′内に入り込んだ状態とな
り、したがつて、ピストン5とシリンダ1との間
には間〓が生じシリンダ1内の前記A室に空気が
流入し空気圧の抵抗は全く働かず第1図に示す状
態とすることができる。
以上のように、本実施例によると一方向(本実
施例ではイ方向)のみ空気抵抗によるダンパ効果
をもたせることができ、また、その調節は空気の
漏洩にばらつきがあり不完全な従来のねじのみに
よる流量調節に加え、上記したねじ部材4の締め
量により所望の抵抗値を得るための流量の微調節
を可能としたものであり、しかも、そのばらつき
を小さくすることができるものである。
次に、第3図、第4図に示す第2実施例につい
て説明すると、第2実施例はその基本構成につい
ては第1実施例と同一であるので第3図及び第4
図の符号は第1実施例と同一構成部は同一の符号
を付し、その相違する点のみ説明する。
7bはピストンロツド7の一面に刻設されたラ
ツクであり、10は前記ラツク7bに噛合するピ
ニオンであり、該ピニオン10には回転運動をす
る相手部品の軸(図示しない)が連結される。1
1は前記ピストンロツド7の一面に刻設されたラ
ツク7bの反対側であつて、前記ピニオン10と
でピストンロツド7を挾むようにして前記ロツド
7を押圧するロツド押えである。
この第2実施例においては、ピニオン10が第
3図イ′方向に回転すると、ピストンロツド7、
ピストン5は第3図矢印イ方向に動き、ピニオン
10が第4図ロ′方向に回転するとき、ピストン
ロツド7、ピストン5は矢印ロ方向に移動するも
ので、ピニオン10とラツク7bとにより、回転
運動を直線運動に変換している以外は実施例1と
同一の作用・効果を有するものである。
以上により一回転(本実施例の場合はイ′方向)
のみ空気圧抵抗によるダンパ効果(ゆつくりした
回転となる)をもたせることができ、その調節は
弾性材よりなる流量制限部材2の存在により微調
整ができ、またそのバラツキも小さくできる。
〔考案の効果〕
本考案に係るエヤダンパは、シリンダの一端部
の内周に刻設されためねじ部に螺合するねじ部材
に、該ねじ部材の頭部とシリンダ端面との間で、
前記のねじ部材の締め量により空気の漏洩を可変
とする弾性材よりなる流量制限部材を嵌挿してい
るので、ねじ部材の締め量により前記弾性材より
なる流量制限部材は、ねじ部材頭部とシリンダ端
面の間で圧着され、ねじ部材とめねじ部との間〓
より漏出する空気の漏洩を阻止することになり、
締め量を最大としたときには前記の漏洩が完全に
阻止された状態となるが、この漏洩量零の状態を
基準としてねじ部材を緩めることによりそれぞれ
のシリンダの漏洩を許す量を容易に求めることが
でき、しかも従来の如くピストン部材に小径の連
通孔を形成し、該連通孔による絞り作用を行わせ
るような必要は全くなく、直接排気させるもので
あるので、その調整は極めて良好であり、前記の
漏洩せしめる空気の流量によつてダンパの空気抵
抗によるダンパ効果(ゆつくりした動き)をもた
せるものであり、空気の漏洩量にばらつきがあり
不安定な従来のねじのみの流量調節に加え、本考
案は、上記した流量制限部材を用いることにより
所望の抵抗値を得るための流量の微調節を可能と
したものであり、大量生産された多数のエアダン
パ力の調整も容易に一定とすることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のエヤダンパの実施例を示すもの
で、第1図及び第2図は第一実施例の作動前及び
作動後の状態を示す断面図、第3図及び第4図は
第二実施例の作動前及び作動後の状態を示す断面
図であり、それぞれの実施例における同一機能を
有する部材は同一の符号を付してある。 1……シリンダ、1a……凹状部、1b……め
ねじ部、2……流量制限部材、4……ねじ部材、
5……ピストン、6……パツキン、7……ピスト
ンロツド、7a……フツク、7b……ラツク、9
……ばね、10……ピニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ内部を区画して該シリンダに対して摺
    動自在としたピストンを収容し、前記シリンダの
    一方の端部外周に形成された凹状部の内周に刻設
    されためねじとの螺合状態により空気の流量を調
    節するねじ部材を備えてなるエヤダンパにおい
    て、前記ねじ部材を、該ねじ部材に嵌挿され、前
    記ねじ部材の頭部とシリンダ端面との間で、ねじ
    部材の締め量により空気の漏洩量を可変とする弾
    性材よりなる流量制限部材を介して前記シリンダ
    のめねじ部に螺合して構成したことを特徴とする
    エヤダンパ。
JP1984154256U 1984-10-15 1984-10-15 Expired JPH031634Y2 (ja)

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JP1984154256U JPH031634Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

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JP1984154256U JPH031634Y2 (ja) 1984-10-15 1984-10-15

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JPS6169537U JPS6169537U (ja) 1986-05-13
JPH031634Y2 true JPH031634Y2 (ja) 1991-01-18

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323891U (ja) * 1976-08-08 1978-02-28
JPS617386Y2 (ja) * 1980-12-18 1986-03-06
JPS5981829U (ja) * 1982-11-24 1984-06-02 小宮山 征治 エア−・ダンパ−

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JPS6169537U (ja) 1986-05-13

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