JPH03163521A - 液晶表示素子及び装置 - Google Patents

液晶表示素子及び装置

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JPH03163521A
JPH03163521A JP30203789A JP30203789A JPH03163521A JP H03163521 A JPH03163521 A JP H03163521A JP 30203789 A JP30203789 A JP 30203789A JP 30203789 A JP30203789 A JP 30203789A JP H03163521 A JPH03163521 A JP H03163521A
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voltage
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layer
crystal display
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JP30203789A
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Jun Hoshikawa
潤 星川
Chiyotsugu Hitomi
人見 千代次
Akinari Kaneko
金子 明成
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ICI Japan Ltd
Original Assignee
ICI Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上・の利用分野〕 本発明は、液晶表示素子に関する。
詳しくは、繊維状集合体に液晶物質を含浸させた液晶層
に種々の電圧を印加しまたは印加せずして、液晶層を通
過する光の散乱または吸収と透過とを利用し、各種情報
表示を行ないまたはシャツター効果を利用する各種表示
板、窓、扉、壁などの一部または全部を構成させる液晶
表示素子に関する。
〔従来の技術〕
従来からの液晶表示素子は、液晶層を透明導電膜をつけ
たガラス等の透明基板によって挾持し、さらにその両外
側に偏光板を付したツイストーネマチック方式(TN方
式)が多く用いられている。
このような液晶表示素子は、高価な偏光板を必要とし、
また性能面でも素子の明るさや視野角が不充分であると
いう欠点があった。また、大面積の表示素子にガラス基
板を使用する場合は、素子が壊れ易く、また完全に平坦
ではないガラス板を用いて流動性のある液晶層をlOμ
m内外の均一な厚みに挾持することは、極めて困難であ
るので、厚みむらによる外観または特性のむらを生じ易
いものであった。
こうした問題点に対して、偏光板が不要で、かつ液晶物
質の複屈折性を利用し、透明または白濁状態を電気的に
コントロールする方式が提案されている。この方法は、
基本的には液晶分子の常光屈折率と支持媒体の屈折率と
を一敗させ、電圧を印加して液晶分子の配向が揃う時に
は、透明状態を表示し、電圧無印加の時には、液晶分子
の配向の乱れによる光散乱状態を表示するものである。
提案されている二つの方式のうち一つは、液晶微小滴を
ポリマー中に分散させて保持する方法である。これはカ
プセル型液晶とも呼ばれ、液晶微小滴は、ポリマー中に
独立して封入されている。
具体的には、特許公表昭和58年501631号、特許
公開昭和59年226322号公報などに記された水溶
性ポリビニルアルコールをボリマー威分として液晶物質
と混合してエマルジョン化し、これを基板上に塗り拡げ
て乾燥し、液晶滴の分散したポリマー層を得る方法、ま
たは特許公開昭和62年2231号公報、米国特許4.
688.900号明細書等に記載されているエポキシ樹
脂またはアクリル系紫外線硬化性樹脂などの未硬化樹脂
中に液晶物質を溶解させ、硬化反応の進行に伴って液晶
滴を析出させる方法などがある。
これらの方法では、液晶表示素子の光散乱特性および駆
動電圧特性等は、液晶微小滴の粒子径によって変動する
が、概してエマルジョンの作成条件あるいはは硬化反応
の制御条件によって粒子径にばらつきを生じ易く、その
結果、駆動電圧が高くなる、あるいは表示コントラスト
が低くなるという問題があった。
提案のもう1つの方式は、「アブライド フィジックス
 レター, 40巻1号、1982年1月号(Appl
ied Physics Letter.Vo1.40
,No.l.Jan.1982)米国特許4,411,
495号明細書などに報告されており、液晶物質を多孔
質層中の微小孔に流し込み、その両側を透明基板で扶持
する方式である。具体的には、多孔質フィルター中に液
晶物質を流し込み、フィルター壁との屈折率差による光
散乱特性を、電圧印加によりコントロールするもので、
偏光板は不要でかつ多孔質フィルターの厚みを選ぶこと
によって液晶層の実質的な厚みをコントロールできるた
め、大画面の表示素子も比較的容易に造ることができ、
また、特性のばらつきも小さくなる。しかしこの場合低
電圧で応答させるための薄い多孔質体を得ることが困難
であり、具体的には数100ボルトの電圧印加が必要で
あったために実用に供されるものでは無かった。
これに対して本発明者等が開発した改良技術、即ち、特
願平1 −208021に記される静電紡糸法により生
或した直径1逅クロン以下の微細繊維を基板上に堆積さ
せて被浸透体である繊維状集合体を形威しこれに液晶物
質を含有させるもので、液晶層の厚みは任意に調整可能
で、実用範囲内の電圧印加による駆動が可能である。
またこの技術による表示素子は、電圧印加時の透明性、
特に斜め方向から観察したときの透明性が他の光散乱型
表示素子よりも秀れているという長所もある。しかし上
記技術において、表示素子の電圧無印加時の不透明性は
、特に表示素子を介して遠景を透かして見る場合、視認
されにくさは非常に秀れているが、素子の裏側に比較的
近接した物体の影は認められる場合があり充分でなく、
より高い光散乱特性が望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来既知のまた今後、更に開発される上記繊
維状集合体含浸型液晶表示素子に関して、前述の欠点を
解消し、光散乱特性にすぐれ、コントラストの高い液晶
表示素子を提供するものである。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、前述の課題を解決すべくなされたものであり
、液晶物質およびそれを含有する繊維状集合体よりなる
少なくとも1層の液晶層と、該液晶層を挾持する2枚以
上の透明導電性基板(但し、その内一枚は不透明または
反射的であってもよい)とから成る液晶表示素子におい
て、該液晶物質が、0.5μm−10μmの範囲のらせ
んピッチをもつコレステリック液晶であることを特徴と
する液晶表示素子を提供するものである。
以下、本発明について更に詳細に説明する。
本発明でいうコレステリック液晶とは、常温付近でコレ
ステリック相を示す液晶物質である有機物混合体であっ
て、棒状分子よりなる層が積層した層構造をとり、各層
中での液晶分子の配向方向は揃っているが、その位置は
ランダムでありかつ各層の分子の配向方向は隣接層の配
向方向に対して一定方向にわずかづつねじれてらせん構
造をとるものをいう。
本発明でいうらせんピッチとは、上記のねじれが360
″Cとなりもとの方向に一致するまでの距離をいう。
次に、本発明に用いる液晶表示素子の基本的構或の例を
第1図を用いて説明する。
透明電極5.6をもつ透明基板3,4の間に、コレステ
リック液晶1およびそれをを含有する微細繊維状集合体
2よりなる液晶層がサンドインチされ、さらに駆動電源
7が透明電極5.6に接続された構成である。尚、12
及び13は、液晶を外界より遮断して維持するためのシ
ール部であり、適宜のシーラントにより接着・密封され
る。
微細繊維の屈折率に対し、液晶物質の常光屈折率がほぼ
一致する素材を選択しておくと、第1図(B)のように
電圧を印加して、液晶分子長軸が電界方向に揃い、ホメ
オトロビック配列となった液晶分子10とは、屈折率差
がなくなって透明状態となり、透過光l1が出る。逆に
第1図(A)のように電圧を除去すると、液晶分子は、
本来のコレステリック構造であるらせん状に配向が戻り
、らせん軸の方位は液晶層内がランダムに配向するため
に入射光8が散乱されるのに加え、微細繊維壁面近くで
は微細繊維とランダム配向した液晶分子との間での屈折
率差を生じ、広範囲な強い散乱光9を生ずる. 電圧無印加時の強い光散乱状態を得るためには、前記ら
せん軸の方向を充分にランダムに乱れた配向とすること
が重要であり、概してらせんピッチが小さい程ミ液晶物
質の微細繊維中のランダムさが増す。ただしらせんピッ
チが小さすぎる場合には、液晶分子長軸を電界方向に揃
えるためのエネルギー、即ち印加電圧が高くなり、消費
電力も大きくなる.一方らせんピッチが大きすぎる場合
には配向乱れが小さくなり光散乱が弱くなる。これらの
ことを考慮してらせんピッチは0.5μm〜10μmの
範囲のものがよく、さらに望ましくは1.0μm〜5μ
mの範囲がよい。
また、乱れた配向のもとで強い光散乱を得るためには、
液晶物質の光学的性質も重要であり、液晶物質の屈折率
異方性、即ち液晶の分子軸方向およびそれと直角方向の
屈折率差ができるだけ大きいことが望ましい。
また、光散乱のもう一つの要素である、液晶物質と微細
繊維との間の屈折率差による散乱に関しては、液晶物質
の異常光屈折率が微細繊維の屈折率とできるだけ大きく
異なるほうが強い散乱が得られる。
また電圧印加時の透明性を得るためにはコレステリック
液晶の常光屈折率と微細繊維の屈折率との差は小さい方
が望ましい。
なお、前記コレステリック液晶とは、それ自体がコレス
テリック構造をとる場合、または複数の分子混合物がコ
レステリック構造をとるもの、あるいはネマチック構造
をとる液晶物質に単一あるいは複数のコレステリック戒
分を添加してコレステリック構造としたもの等を含む。
なお、上記らせんピッチは、あらかじめポリイミドなど
を塗布しラビング配向処理した2枚のガラス基板を用い
てセル厚みが連続的に変化するくさび型セルを作製し、
このセルのセル厚分布を光干渉法で測定したのちにコレ
ステリック液晶を封入し、2枚の偏光板中にはさみ込み
、配向が不連続的に変化する箇所のセル厚みを読みとる
ことにより、比較的容易に求めることができる。コレス
テリック液晶のコレステリック相を示す温度範囲はでき
るだけ広いほうがよく、特に屋外用途には−20〜+1
80゜C以上の液晶温度範囲をもつものが望ましい。ま
た、コレステリック液晶中に二色性染料、蛍光染料等が
含有されていてもよい。
こうした印加電圧に対する光散乱状態の変化について第
2図を用いて説明する。第2図で(A)として示す曲線
は、実施例1で詳述する本発明のコレステリックに対す
る550μmでの透過率変化を示す。第2図中(B)は
、比較例1で詳述する同一条件で作製した繊維状集合体
に対して従来のネマチック液晶を用いた表示素子と同様
の透過率変化を示す第2図の(A) (B)を比較して
、電圧無印加時の透過率は(^)のほうが相当低く、即
ち光散乱特性が非常に秀れていることを示す。(A)に
関して電圧を印加してゆくと、あるしきい値電圧vth
以上では急激に透明化してゆき充分に透明であると認識
される75%以上の透過率とするための必要電圧は(B
)の場合と同等となる。即ち、(A) (B)の駆動電
圧はほとんど変わらず、(A)のほうが高コントラスト
であることを示している。
なお、図中の矢印は、電圧を変化させる方向を示すが、
(A) . (B) ともに若干のヒステリシスを有す
ることがわかる。
また、上記しきい値電圧vthは次式に従うことが実験
的に確かめられている。
ここで、Poは、コレステリック液晶の電圧無印加時の
らせんピッチ長さであり、ΔΣとK22は液晶の誘電率
異方性とツイスト弾性率であり、dは液晶層の厚みであ
る。
この式からわかるように、Poについては前述のように
0.5μm〜10μmの範囲が実用上好ましく、ΔΣは
大きい程、またKzzは小さい程、低電圧で作動させる
ことができる。
またセル厚みdは小さい程低電圧で作動するが逆に電圧
無印加時の光散乱特性が低下するために、これらを両立
を考慮すると4μm〜50μmの範囲が実用上好ましく
、さらに望ましくは6μm〜20μmの範囲がよい。
また、第2図(A)のようにしきい値電圧vthより、
低い電圧では、電圧無印加時よりも低透過率となる場合
も多く、最低透過率となる印加電圧と、透明となる電圧
間で表示を行なえば、より高いコントラストを得ること
ができる。
このように、コレステリック液晶を使用すると電圧無印
加時の強い光散乱と電圧印加時の高い透明性、即ち良好
なコントラストをもつ表示素子が得られることがわかる
本発明の繊維状集合体は、任意の適当な技術、例えば静
電紡糸法、遠心力紡糸法またはブロー紡糸法によって作
った微細繊維を堆積させて得ることができる。
なかでも静電紡糸法を用いて繊維状集合体を得る方法で
は、容易に本発明に必要な繊維状集合体を得ることがで
き、かつ紡糸時に静電場の強さ、液粘度、誘電率、導電
率などの要因を調節することにより繊維径をコントロー
ルすることができ、また紡糸時間を調節して任意の厚さ
の繊維状集合体を得ることができる。
また、繊維交叉部は独立していてもあるいは接合されて
いてもよい。
繊維状集合体を構或する物質は液晶物質の常光屈折率と
、繊維状集合体の屈折率がほぼ一致しておれば、制限さ
れないが、素子の明るさや駆動時の透明性を低下させな
′いために、透明性が高く着色の少ないことが望ましい
。また、液晶物質に溶解したり、逆に、イオン性あるい
は非イオン性不純物を液晶物質中に溶出させるものは、
液晶物質の性能を低下させるために望ましくない。液晶
物質の常光屈折率と繊維状集合体の屈折率とがほぼ一致
することは特に重要で、繊維状集合体中に少量の液晶物
質が溶解含有される場合にも、液晶物質を含む繊維状集
合体と液晶物質との間の屈折率とがほぼ一致していれば
よい。これらの場合の屈折率の差は、0.1以内である
ことが望ましく、さらに好ましくは0.01以内である
また、繊維状集合体を構成する物質と相溶性のある樹脂
、可塑剤、紫外線吸収剤、若干の染料などの化学物質が
混合されていてもよい。
また、繊維状集合体の耐熱性その他特性を向上させるた
めの架橋剤、硬化剤、反応開始剤、あるいは屈折率調整
のための少量の添加剤が混合されていてもよい。
繊維状集合体を構或する物質の、具体例としては、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリビニル
ブチラール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリアミド、エチルセルロース、酢
酸セルロース、ヒドロキシブロビルセルロース、ポリウ
レタン等があげられるが、これら以外にも上記条件に適
合する場合には使用できる。
微細繊維の太さは、走査型電子顕微鏡(SEM)写真を
もとに計測されるが、細いほうが散乱性が増加するため
に好ましく、平均太さが1μm以下がよく、さらに望ま
しくは繊維のほとんどが0.5μm以下であるのがよい
また、繊維状集合体の液晶層中における割合は、容積と
して1〜60%の範囲が良いが、小さすぎると散乱性が
低下しまた大きすぎると駆動電圧が高くなるために5〜
20%の範囲が実用上好ましい。
本発明においては、透明基板として可視光透過率が高く
、また散乱性の小さいガラス、ポリメチルメタクリレー
ト、エボキシ硬化樹脂など0.1〜4舗厚みの比較的剛
直な基板、あるいはポリエステルフィルム、エポキシ樹
脂硬化フィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリ
プロピレンフイルム、その他の液晶物質に対して化学的
に安定な、0.01〜0.51II1++厚みのフレキ
シブルなフィルム基板が使用できる。なお、基板の表面
には、空気や水蒸気の遮断効果のあるバリア層、あるい
は反射層・反射防止膜、ハードコート層、紫外線吸収層
、などが形威されていてもよい。
また、基板には、電圧を印加するための透明導電層が必
要で、これは酸化スズまたは酸化インジウムを主或分と
する混合物を蒸着、スパッタリング、CVD法あるいは
、パイロゾル法等により20〜5000人厚みにコーテ
ィングして形或する。
透明電極は、フォトリングラフィーあるいはフォトレジ
スト印刷法により所定の形状にエッチング加工し、局部
的に表示を行ったり、あるいはセグメントもしくはドッ
トマトリックスを構成することも可能である, また各十゛ットを独立して駆動させるための多数の導電
膜トランジスタ素子あるいはダイオード素子が基板上に
形威されていてもよい。
これらの基板の同じもの2枚あるいは異なる組合せで液
晶層をサンドインチして表示素子が構成される. なお、液晶表示素子の外周には、液晶物質のにじみ出し
を防止するためのシール部12. 13が設けられてい
る方がよい。シール材料として、エボキシ系接着剤、シ
リコン系接着剤、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤
、シアノアクリレート系接着剤、その他比較的低温で硬
化する接着剤が簡便に使用できる他、紫外線硬化性をも
つアクリル系、エポキシ系の接着剤、あるいは各種ホッ
トメルト系接着剤なども使用できる。これらは、作製後
の液晶表示素子の外周にディスペンサー塗布あるいは、
スクリーン印刷法などで塗布して使用できる他、2枚の
基板をラミネートする前に、片側基板の外周近くに塗布
し、その後ラミネートして作製してもよい。これら接着
剤には、塗布性または印刷性、接着性、耐水性、耐熱性
、耐紫外線性を向上させるための各種添加物を使用して
いてもよい。
また、別のシール方法として、素子作製後に基板の外周
部をヒーター加熱、超音波加熱、高周波加熱、レーザー
加熱等の方法で融着させシールをおこなってもよい。
なお、このようにして造られた液晶表示素子は、そのま
ま単独で使用できるほか、さらに、ガラス板などで片面
あるいは両面を覆って使用してもよい。この場合には、
全体の平滑性、剛性、表面硬度、耐久性、デザイン性な
どが向上する。また、複数の液晶層を設けて、マルチカ
ラー化する、または高品質、より大容量の表示を行なわ
せることもできる。また、素子の片面に反射板を隣接さ
せ、反射型表示を行なわせることも可能である。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を示すが、本発明は、これらに
限定されるものではない。
皇旌明 繊維状集合体を構或する物質としてポリビニルプチラー
ル(PVB;B 60T;屈折率1.50) (HOE
CHSTCO.LTD 製) ヲ用い、これをイソプロ
ビルアルコールに溶解して6%溶液を得た。イソシアネ
ート系架橋剤であるコロネー} (Coronate)
 H IL (NPIJとして略称されるH本ポリウレ
タン工業株式会社製)0. 15 gを50gのポリビ
ニルブチラール溶液に加え、一様に溶解するまでかき混
ぜ、紡糸液とした。インジウム酸化物およびスズ酸化物
の混合体(95:5)よりなる透明導電膜を100lI
m厚みのポリエステルフィルム上に500人の厚さにス
パッタリングし形威し、大きさ7 cm X 7 cv
aの部片に切断したものを基板として用いた。これに、
静電紡糸装置を用いて上記紡糸液を流量2.00.cc
/時、ノズル電圧25KV DCで2分間紡糸し繊維状
集合体と基板との集成体を得た。その後、この集威体を
オーブンに入れ、一週間の間50″Cに維持してポリビ
ニルブチラールの架橋処理を行わせた。
こうして得られた繊維状集合体と基板との集戒体の繊維
を走査型電子顕微鏡を用いて測定したところ、平均直径
は0.33μmであった。
次に、ネマチック液晶であるメルク社製Zll1289
(9重量部)に対して、次式に分子構造を示すコレステ
リック添加剤であるBDH社製CB−15(1重量部) Clh を加え、80″Cに加熱して、よく、かくはん振とうし
、完全に溶解させ、コレステリック液晶を用意した。こ
のコレステリック液晶のらせんピッチは約1.5μmで
あり、常光屈折率および異常屈折率はおのおの、1.5
1及びl.70であった。
このコレステリック液晶を繊維マット上に滴下塗布し、
繊維マット中に充分浸透させた。これに、透明導電膜を
もつ別のポリエステルフィルムを貼り合わせて、液晶表
示素子を作威した。
液晶層の厚みは13.2μmであった。
この表示素子に、50ヘルツの正弦波交流電圧を印加し
ながら、日立製作所製分光光度計U−3400を用いて
550nmでの光線透過率を測定した。その電圧一透過
率曲線を第2図(A)に示すが、電圧無印加時の透過率
は3.0%であり、電圧印加にともなって若干低下しな
から15Vをしきい値として透過率が上がり、30Vで
透過率76%とほぼ透明な状態となった。0〜30V間
のコントラスト比はl:25と良好なコントラストを示
した。また、電圧無印加時の素子は白く濁った外観で、
素子の裏側5cmの距離に近接して置いた物体の影は全
く認められず、充分なしゃへい性を有していた。
且藍廻土 実施例1に記載された試料作製方法に準ずるが、ネマチ
ック液晶であるZ L I −1289のみを液晶物質
として用いて、液晶表示素子を作或した。
この表示素子に50ヘルツの正弦波交流電圧を印加しな
から550nmの透過率を測定したところ、電圧無印加
時の透過率は12.6%と不透明ではあったが、透過率
はやや高く、電圧印加にともなって透明化し30V印加
によって透過率76%とほぼ透明な状態になった。O〜
30V間のコントラスト比は1:6と実施例1に比較し
て劣っていた。また、電圧無印加時に素子の裏側に置い
た物体の形状が認められ、しゃへい性は不充分であった
2  ゛ ゞ12 実施例1に記載された試料作製方法に準ずるが、ネマチ
ック液晶であるZ L I−1289に対して、コレス
テリック添加剤であるBCH社製CB−15の添加比を
表一lに示す如く変えて混合し、各種のらせんピッチを
有するコレステリック液晶を用意し、これを液晶物質と
して使用して液晶表示素子を作成した。各試料のOV,
50Vでの550nmにおける透過率および0〜50V
間のコントラスト比を表−1中に示した。
実施例2−1〜2−5の各試料のらせんピッチは本発明
で必要な範囲内であり、いずれも電圧無印加時の不透明
性と電圧印加時の透明性とを備えたコントラストの良い
表示が可能であった。
これに対して比較例2−1はらせんピッチが0.45μ
mと短か過ぎ、50Vの電圧印加時の透明性が不充分で
コントラストが劣っていた。また比較例2−2は逆にら
せんピッチが長すぎて、電圧無印加時の光散乱特性の劣
ったものであった。
実Iu牝史 実施例1に記載された試料作製方法に準ずるが、ネマチ
ック液晶であるE−3CBDI1社製)90垂逍部に対
して次式で示す、コレステリンク添加剤C−15CBD
H社製)10重量部又はS−811(メルク社製)IO
重量部を加え、 C11, △二1熱溶解させた。各液晶のらせんピッチはC−15
を添加した場合には3.5,cz m, S−811を
添加した場合には1.2μmであった。これらのコステ
リック液晶を用いて作製した液晶表示素子は、ともに良
好なコントラストを示した。
裏胤狙土 繊維状集合体を構成するためのボリマーとしてポリビニ
ルアルコール(クラレ製PVA−224.屈折率1.5
1)を用い、まずこれを純水に溶解して4%溶液を作っ
て紡糸液とした。これを実施例1で用いたポリビニルプ
チラール溶液に代えて、イピ条件は同一として静電紡糸
を行ない、繊維状集合体を有する堆積した集或体を得た
。繊維の平均直径は0.25μmであった。この集戒体
に、実施例lあるいは3で用いたコレステリック液晶各
種を含浸させ、以下実施例と同様のプロセスを経て液晶
表示素子を作製した。各素子は実施例1および3と同様
に電圧印加の有無により高いコントラストを示すもので
あった。
〔発明の効果] 本発明は、液晶物質およびこれを含有する繊維状集合体
よりなる液晶層を有する液晶表示素子において、前記液
晶物質を0.5μm〜10amのらせんピッチをもつコ
レステリック液晶としたので、電圧無印加時の光散乱特
性が大きくなり、充分な遮へい性かえられ、かつ、コン
トラストの高い液晶表示素子が得られる。
本発明の液晶表示素子は、電卓、時計、自動車用インス
ツルメントパネル表示、その他の情報表示など従来の液
晶表示素子の用途の多くに利用することができる。また
、本発明の液晶表示素子は、従来のものに比べてより大
型の表示装置の製造に適しているため、透明不透明の間
を電気的に適宜にコントロールできる窓、扉、壁、パー
ティション、自動車サンルーフなどの他に大型広告板、
時刻表示板などに応用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)は、本発明の液晶表示素子の
液晶分子の状態を示す断面図である。 第2図は、本発明実施例1でのコレステリック液晶を使
用した液晶表示の印加電圧に対する550nmにおける
光線透過率の変化(A)、および比較例1でのネマチッ
ク液晶を使用した液晶表示素子の同様の光線透過率変化
(B)を示す図である。 l・・・コレステリック液晶、2・・・繊維状集合体、
3,4・・・透明基板、5.6・・・透明電極、7・・
・駆動電源、8・・・入射光、9・・・散乱光、10・
・・ホメオト口ピック配列した液晶分子、11・・・透
過光、12. 13・・・シール部。 第1図 印加電圧(V) 手続補正書 (自発) 平成3年2月20日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、少くとも1枚の透明導電性基板を含む2枚以上の導
    電性基板と、その間に挾持された液晶物質及びこれと接
    触して略均一に分散して存在する繊維状集合体を主体と
    する被浸透性物体層とより成る液晶層によって構成され
    る液晶表示素子及び装置において、該液晶物質が0.5
    μm以上10μm以下のらせんピッチをもつコレステリ
    ック液晶よりなっていることを特徴とする液晶表示素子
    及び装置。
JP30203789A 1989-11-22 1989-11-22 液晶表示素子及び装置 Pending JPH03163521A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5434685A (en) * 1992-01-10 1995-07-18 Kent State University Ferroelectric liquid crystal cell, a method of making it, and its use

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