JPH03164410A - 高濃度アルゴンの製造方法 - Google Patents

高濃度アルゴンの製造方法

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JPH03164410A
JPH03164410A JP2203036A JP20303690A JPH03164410A JP H03164410 A JPH03164410 A JP H03164410A JP 2203036 A JP2203036 A JP 2203036A JP 20303690 A JP20303690 A JP 20303690A JP H03164410 A JPH03164410 A JP H03164410A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気を原料としてプレッシャースイング法によ
り高濃度アルゴンを製造する方法に関するものである。
アルゴンは不活性ガスとして知られ、電気製品用、溶接
用、製鋼脱ガス用などに用いられる。
従来アルゴンは空気から深冷分離によって製造されてい
るが、液体酸素製造プラント中に主精留塔によって液体
空気を精留し、酸素留分のうちアルゴン濃度の高い部分
のガスを抜出し、これを更に精留することにより粗アル
ゴンを得る。更にこれにボンベから水素ガスを導入し、
パラジウムなどの触媒を具えた酸素除去装置により酸素
を除去し再び精留塔に通して精製し高純度のアルゴンが
得られていた。
アルゴンは化学的に不活性であり、しかも第1表に示す
ようにその物性が酸素と酷似しているため分離しにくく
精留するにも多くの段数を要する。
c以下余白〕 第1表 気体分子の物性定数 物性 アルゴン 窒素 酸素 比重1.7834g/1 1.38 (空気=1) 融点 −189.2 沸点 −185.7 分子径 長さ    3.84 巾 van der Ilaals定数 alO’cm ’mol−” 1. 35b cal 
 mol−’  32.3臨界定数 Tc/t Pc/atm Pc/gem−コ −122.4    −47.0 411     33.5 0,533    0.313 1. 2507g/ 1 1. 4289g/ 1. 1053 −209.8    −218.4 −195.8    −182.9 4.1 3.0 l.39 39.2 3.9 2.8 ■.36 31.9 一118. 5 49.7 0. 436 一方吸着剤を用いた分離法も提案されている。
例えばオーストラリャ特許515010にはアルゴン、
酸素及び窒素を含むガス混合物からアルゴンを得るため
、同一の塔に酸素及び窒素に対して夫々吸着性の異なる
A−82種の吸着剤を充填し、これに混合ガスを通して
吸着一放圧一脱着一均圧一逆洗一蓄圧一吸着の操作を繰
返し所望純度以上のアルゴンを得る方法が記載されてい
る。2種の吸着剤によって酸素及び窒素を夫々吸着しア
ルゴンの濃度を高めようとするものであるが、これは単
に吸着剤の窒素、酸素、アルゴンに対する吸着容量の差
を利用したものであり空気の中から窒素、酸素を順に吸
着除去して行ってアルゴンを残す方法である。
この方法は同一吸着塔に異種の吸着剤を充填してあるた
め、それぞれの最適条件となしにくく純度の高いアルゴ
ンガスとはならない。即ちA−Hのうちどちらかの最適
条件をとれば例えば酸素は充分吸着するが、他の吸着剤
は最適条件とはならないので窒素は充分吸着しない。従
って窒素がかなりアルゴンに混って出てくる。このよう
な関係があるので、充分な分離はできない。該明細書に
は純度について明確な記載はないがこのような方法では
、せいぜい50%程度のアルゴンしか回収できないもの
と推定される。この様な状況に鑑み本発明者らは種々の
吸着剤の吸着特性について鋭意研究を重ねた結果、3人
を中心とした細孔径を有するカーボンモレキュラーシー
ブと5人を中心とした細孔径を有するゼオライトモレキ
ュラーシーブとは吸着の初期段階においては異なる性質
を有していること、例えばカーボンモレヰユラーシーブ
では数分間以上のごとき長時間吸着させると選択吸着性
が無くなってしまうことが判った。即ち前記カーボンモ
レキコラーシーブとゼオライトモレキュラーシーブを同
一吸着槽又は同一機構内に充填してプレッシャースイン
グ(以下PSAと略する。)を行なっても夫々の分離特
性を充分生かすことが出来ないことがわかった。即ちカ
ーボンモレキュラーシーブの吸着特性は長時間吸着させ
ると結局窒素も酸素も等量吸着するが、短時間の間は窒
素より酸素が速く細孔内に拡敗するので、この吸着速度
差を利用して分離操作を行なう。従って、均圧サイクル
を含め、1〜2分間内の短時間吸着摸作時間を採用する
ことが酸素吸着分離の為には絶対的に必要である。
一方ゼオライトモレキコラーシーブは酸素より窒素を優
先的に吸着する特性を有し、吸着操作時間と窒素の吸着
分離性能とは全く無関係である。
本発明はこの特性の差を生かす為に同一吸着槽内あるい
は同一機構内に両者を充填するのではなく全く別個の独
立したPSA装置に別々に充填し、それぞれの吸着剤に
対する最適操作条件で窒素及び酸素を段階的に分離除去
し、アルゴンを取得する。
即ち本発明の要旨は空気を原料としてプレッシャースイ
ング法によりアルゴンを製造するに当り、ゼオライトモ
レキュラーシーブまたは/およびカーボンモレキュラー
シーブを別個の吸着装置に充填し、夫々に直列に空気を
通過させ、夫々独立してPSAL同時に高純度酸素を取
得することを特徴とする高濃度アルゴンの製造方法であ
る。
本発明の標準的な実施態様の概要を説明すると、第1段
のPSA装置にゼオライトモレキュラーシーブを充填し
空気を原料として通過させPSA操作を行なって例えば
酸素=94%、窒素:1%、アルゴン=5%程度のガス
を得る。このガスを原料とし第2段のPSA装置にカー
ボンモレキュラーシーブを充填し、短時間のPSAW作
を行なって酸素を吸着し、アルゴンを約40%濃度に濃
縮する。このプロセスで原料ガスより更に高濃度、純度
97%程度の酸素ガスが脱着ガスとして得られ、原料ガ
スの酸素濃縮に寄与する。これはそれぞれの吸着剤を独
立したPSA機構に充填し別個にPSA操作を行なった
効果であり、単に吸着させただけ、あるいは異なった吸
着剤を一緒にしてPSA操作を行なった場合にはこのよ
うな結果は得られない。更に第3段のPSA装置に同じ
くカーボンモレヰコラーシーブを充填し、同様にPSA
操作を行なって酸素を吸着除去しアルゴン85%濃度ま
で濃縮する。この間に窒素もアルゴンとほぼ同じ組戒割
合を保持しながら濃縮される。従ってアルゴンと窒素と
の比は変らずさらに窒素を減少させるには他の精製法を
必要とする。この2段階濃縮により酸素は数%程度まで
除去されるが、これを完全に除去する為には水素を酸素
に対し2倍モル添加しパラジウムを担持した脱酸素触媒
で反応させ水として除去する。また前記第2段の装置は
2塔式以上の多塔式を用い得るが、4塔式以上では装置
費が大となる割には収率の向上が得られず、2塔式では
逆に低下するので3塔式が最も有利である。例えば第2
段装置3塔式の場合のフローを示せば第1図の如くであ
りそのシーケンスは第2表に示すとおりである。
〔以下余白〕
第1図に於て吸着塔I.  II. IIIにはそれぞ
れ細孔径3人のカーボンモレキュラーシーブが充填され
ている。原料ガスアルゴン(酸ffi:94.5%、ア
ルゴン:4.5%、窒素1%、3kg/cd)は圧縮機
Aを通って塔1に導かれ、酸素吸着后粗アルゴンタンク
Cに蓄えられる。一方吸着された酸素は真空ポンプBを
経て高純度酸素タンクDに蓄える。この操作を第2表に
従って切替弁1〜16を逐次開閉して行なう。
第3段の装置は2塔式で吸着一均圧一昇圧一脱着の4行
程を切替えてPSAを行う。第3段の脱着ガスは第2段
の原料ガスとしてリサイクルさせアルゴンを回収する。
酸素を水素添加により除去するのは前記と同様である。
この後さらにアルゴンを99%以上の濃度にまで純度を
上げる為には必要に応じゼオライトモレキュラーシーブ
を充填した第4段PSA装置により窒素を吸着除去する
。第4役の脱着ガスを原料として第4段と同様にゼオラ
イトモレキュラーシ−ブを充填した第5没PSAにより
アルゴンを回収し、回収アルゴンを第4役の原料にリサ
イクルすることができる。この第5段PSAの脱着ガス
は窒素を主成分としたアルゴン混合ガスであり、イナー
トガスとして利用される。
またこのPSA装置のかわりに低温液化装置を用いてア
ルゴンを液化させ、沸点の高いアルゴンを分離除去すれ
ばさらに高純度のアルゴンを得ることもできる。
第1段のゼオライトモレキュラーシーブ充填PSA装置
で発生する4.5%アルゴンガスのかわりに、適当な空
気深冷装置の液化精留塔サイドカット成分たる12%前
後のアルゴン混合ガスを原料として利用すれば第2段以
下の操作を更に効率的に行なうこともでき、これも本発
明の範囲である。
゜本発明で用いるゼオライトモレキュラーシーブは細孔
径5人を中心とするものが適当であり、カーボンモレキ
ュラーシーブは細孔径3人を中心とするものが適当であ
る。吸着圧力は0.3〜10kg / cofの範囲が
適当であり更に好ましくは、1〜3 kg / caf
程度で行なうのが経済的である。一方脱着圧力は低い程
効率がよいわけであるが通常400トール以下、好まし
くは200トール以下の減圧にして脱着を行なう。吸着
、脱着は理論的には吸着量の関係から吸着は低温で脱着
は高温で行なう方が効率がよいわけであるがPSAは断
熱操作であり、吸着熱(発熱)が脱着熱(吸熱)に利用
されることから、常温において効果的に行なわれる。
本発明でいう高濃度アルゴンとは純度少くとも98%の
アルゴンガスを指す。JISで定められている溶接用ア
ルゴンガスのような純度99.9%以上のような高純度
のものも得られるが収率は低い。例えば製鋼脱ガス用な
どの用途にはこの様な高純度のものでなくとも98%程
度のもので充分役に立つので、本発明の方法はこの様な
場合、特に経済的な見地から有効である。本発明の方法
に於では、第1没、第2段、第3段の各PSA装置を各
1基の吸着塔で行なうこともできるが通常各段階に複数
個の吸着塔を備えて吸着一均圧一放圧一減圧脱着一均圧
一蓄圧一吸着の各操作を各塔切り替えて行なうのがよい
。
PSA操作に於では組戒と収率に相関関係があり、純度
を高くすると収率が減るので、要求される製品純度に応
じて適宜操作条件を選定する。
(吸着圧力、脱着圧力、タイムサイクル等)以下実施例
により本発明をさらに詳細に説明するが本発明がこれに
限定されるものではない。
実施例1 吸着媒としてカーボンモレキュラーシーブを用い、40
mmφX500mmhの吸着塔を第1図に示す3塔に組
立て、アルゴンー酸素一窒素混合ガス(アルゴン4.5
%、酸素93.6%、窒素1.9%)を原料として第2
段PSA分離を行なった。吸着圧力(最高)は3.  
0kg/caf,脱着圧力は150トールであり、タイ
ムサイクルを第2表において、吸着38.5秒、放圧〜
脱着38.5秒、均圧1.5秒(lサイクル合計120
秒)とした。製品抜出し速度を0.8Nl/minとし
たとき、製品ガス組成はアルゴン33.0%、ンの収率
は69%であった。
このときの放圧および脱着ガス(酸素製品)の組戒はア
ルゴン1.5%、酸素97.9%、窒素0.5%であり
、酸素収率は94.7%であった。
実施例2 実施例1のアルゴン製品ガスを原料ガスと想定して第3
段PSA分離を行なった。吸着塔として40mmφX5
00mhにカーボンモレキュラーシーブを充填した2塔
を用いた。原料ガス組戒はアルゴン35.5%、酸素5
0%、窒素14.5%であった。吸着圧力(最高)を2
.  0kg/crI、脱着圧力をl00トールとした
。
タイムサイクルは吸着45秒、脱着48.5秒、均圧1
.5秒、昇圧3.5秒(1サイクル合計100秒)とし
た。製品抜出し速度を1.0NI/m i nとしたと
き、製品ガス組戊はアルゴン71.1%、酸素2.67
%、窒素26.2%であり、アルゴン収率は53%であ
った。脱着ガス組或はアルゴン22.7%、酸素66.
7%、窒素10.6%であった。
実施例3 第3段PSA脱着ガスを第2段PSA原料ガスにリサイ
クルした。
第2段は3塔、第3段は2塔の吸着塔を用いた。
吸着圧力(最高)を3kg/cafとし、第2段脱着圧
力を150トール、第3段脱着圧力をl00トールとし
た。原料ガスとして第1段ゼオライトモレキュラーシー
ブPSAの製品ガス(アルゴン4.35%、酸素93.
5%、窒素2.l5%)を用いた。
第3段製品ガス組戒はアルゴン71.8%、酸素2。5
%窒素25.6%であり、アルゴン収率は56%であっ
た。
第2段脱着ガス(酸素製品)組成はアルゴン2.0゜%
、酸素96.6%、窒素1.3%であり、酸素収率は9
9.9%であった。
実施例4 第3段PSA製品ガスをデオキソ装置で脱酸素し、次い
で第4段ゼオライトモレヰコラーシーブPSAにより窒
素を分離してアルゴンガスを得た。
第4段脱着ガスを第5段ゼオライトモレキュラーシーブ
PSAにより更に窒素を分離し、第5役製品ガスを第4
段PsAの原料供給ラインにリサイクルした。第4段お
よび第5段は何れも3塔式であり、吸着行程の間、脱着
行程後のカラムに蓄圧するシーケンスで行なった。
タイムサイクルは第4段、第5段共に吸着60秒、脱着
50秒、均圧10秒、蓄圧50秒とした。
第4段の吸着圧力は1 .  5 kg/cd,脱着圧
力50トールとした。第4段の入口ガス、第5段製品(
リサイクル)ガスと合せ、その組或はアルゴン78.1
%、窒素24.9%であった。
製品アルゴン純度は99%であり、入口ガスに対するア
ルゴン収率は55%であり、第3段からのそれは79.
8%であった。
第5段脱着ガス組成はアルゴン36.4%、窒素63.
6%であった。
なお、第5段吸着圧は1 .  2 kglcds脱着
圧は50トールであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様を示す第2段装置のフローシ
一トである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)空気を原料としてプレッシャースィング法により
    アルゴンを製造するに当り、ゼオライトモレキュラーシ
    ーブまたは/およびカーボンモレキュラーシーブとを別
    個の吸着装置に充填し夫々独立してプレッシャースィン
    グし、高濃度アルゴンを取得すると同時に高純度酸素を
    取得することを特徴とする高濃度アルゴンの製造方法。 (2)ゼオライトモレキュラーシーブを充填した第1段
    装置を用い空気を原料としてプレッシャースィングし、
    アルゴンを含有する高濃度酸素を得、ついでカーボンモ
    レキュラーシーブを充填した第2段装置により中間濃度
    のアルゴンと高純度酸素に分離し、更にカーボンモレキ
    ュラーシーブを充填した第3段装置に前記中間濃度のア
    ルゴンを通してプレッシャースィングを行ない粗アルゴ
    ンを得た後さらに高濃度アルゴンに精製する特許請求の
    範囲(1)記載の方法。 (3)第2段装置を3塔式とし第3段装置を2塔式とし
    て、第3段脱着ガスを第2段入口ガスに混合循環させる
    特許請求の範囲(1)または(2)記載の方法。 (4)空気深冷分離装置の液化精留塔サイドカット成分
    たる12%程度のアルゴンを含む混合ガスを第2段装置
    の原料ガスとして用いる特許請求の範囲(2)または(
    3)記載の方法。 (5)前記粗アルゴンをさらにゼオライトモレキュラー
    シーブを充填した装置に通してプレッシャースィングし
    て窒素を分離し高濃度アルゴンを得る特許請求の範囲(
    2)または(3)記載の方法。 (6)前記粗アルゴンを低温液化装置によりアルゴンを
    液化させ窒素を分離し高濃度アルゴンを得る特許請求の
    範囲(2)または(3)記載の方法。 (7)前記粗アルゴンに水素を添加して脱酸素を行ない
    高濃度アルゴンを得る特許請求の範囲(2)または(3
    )記載の方法。 (8)吸着圧力が0.3〜10kg/cm^2である特
    許請求の範囲(1)記載の方法。(9)脱着圧力が76
    0トール以下の減圧である特許請求の範囲(1)記載の
    方法。 (10)ゼオライトモレキュラーシーブを充填した第4
    段装置により窒素を吸着分離して高濃度アルゴンを得、
    第4段脱着ガスを原料としてさらにゼオライトモレキュ
    ラーシーブを充填した第5段装置によりアルゴンを濃縮
    し、第4段装置の原料ガスにリサイクルする特許請求の
    範囲(1)または(5)記載の方法。 (11)第4段装置および第5段装置がそれぞれ3塔式
    からなる特許請求の範囲(10)記載の方法。
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