JPH0316682Y2 - - Google Patents

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JPH0316682Y2
JPH0316682Y2 JP440387U JP440387U JPH0316682Y2 JP H0316682 Y2 JPH0316682 Y2 JP H0316682Y2 JP 440387 U JP440387 U JP 440387U JP 440387 U JP440387 U JP 440387U JP H0316682 Y2 JPH0316682 Y2 JP H0316682Y2
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catheter
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カテーテル用連結具に関し、詳述す
れば、注射器などと連結するための基体に少なく
とも1本の導管路を有することを特徴とするカテ
ーテル用連結具に関する。
(従来の技術) 1973年6月19日に特許となつた米国特許公報第
3739778号には、本考案が対象とするのと同様な
カテーテル用連結具が開示されている。この特許
公報に開示されているカテーテル用連結具は、一
言でいえば、第1、第2、および第3端を備えた
ほぼY字形になつたものであつて、それらの第
1、第2、第3端の内部には導管路か形成されて
いるとともに、第1端と第2端とは一直線をな
し、第3端は一直線をなす第1端と第2端との接
合部近傍に斜め方向から一体的に連結されてい
る。第1端には第2端とは反対側に延在するよう
に、套管針(カテーテルまたはカニユール)が前
記接合部の内部と連通した状態で連結され、この
套管針内および第1、第2端には穿刺針が延在し
ている。
他方、第1、第2、第3端は、それらの接合部
を含めて、耐薬品性のゴムでできており、その接
合部内には、通常は穿刺針が密封貫通している
が、第2端側から穿刺針を外側へ抜き取れば第3
端内の導管路を套管針の内部と連通させる自己閉
塞性隔壁が形成されている。言うまでもなく、こ
の自己閉塞性隔壁もゴム製である。この米国特許
公報によれば、カテーテル用連結具を実地使用に
先立つては、穿刺針が、第1端、第2端、套管針
を貫通している一方、第3端にはカテーテルない
し注射針が前記接合部の内部へと差し込まれてい
る。この場合、第3端には保持筒がとりつけられ
ていて、この保持筒の内部に、カテーテルないし
注射針の先端が前記接合部に臨んだ状態でカテー
テルないし注射針が挿入されている。尤も、カテ
ーテルないし注射針は当初から差し込まれている
必要はなく、実施使用時に差し込むようにしても
よいものである。この場合、第3端は、第1端お
よび第2端とともにゴム製であるから、カテーテ
ルないし注射針が差し込まれていない時は、自己
閉塞している。
使用方法を説明すれば、その先端から突出して
いる穿刺針の先端を血管に穿刺する。その時、穿
刺針により形成された血管への穴に穿刺針を囲繞
している套管針も穿刺される。套管針の先端が血
管の所定位置に達したかどうかは、第1端とは反
対側にある第2端の開口から血液がにじみ出るか
どうかによつて分かる。このように、第2端の開
口から血液がにじみ出れば、穿刺針を抜き取り、
その後その開口を栓で閉塞する。これで套管針の
刺入が行なわれるのであるが、ついでに、カテー
テルないし注射針を介して薬液を注入する。こう
すれば、注入された薬液は、血管に差し込まれた
ままとなつている套管針を介して血管に送られ
る。
また、1977年10月28日に特許となつた米国特許
公報第3915168号にも、前述のと同様なカテーテ
ル用連結具の他に、I字形のものも開示されてい
る。I字形のものは、要するに、内部に導管路が
形成され、一端に套管針が接続され、他端にはカ
テーテルないし注射針と連結するためのハブが取
り付けられている耐薬品性ゴム製のスリーブで構
成されている。通常はカテーテルないし穿刺針が
スリーブとカニユールまたはカテーテルとを貫通
しているが、カテーテルないし注射針を差し込む
ときは、つまり、穿刺針を介して套管針の先端を
血管に挿入し、その後、套管針とは反対側にある
スリーブの開口から血液がにじみ出たのを確認し
て穿刺針を抜き取り、その開口に栓をした上でカ
テーテルないし注射針を差し込むときは、スリー
ブをく字形に折曲させる。そして、その折曲部に
於いて、スリーブを形成するゴム製の壁を介して
カテーテルまたは注射針をスリーブの内部に差し
込み、それにより、套管針と連通させる。
尚、前述したI字形のものとほぼ類似するカテ
ーテル用連結具は、西ドイツ国特許公開公報第
2238722号にも開示されている。
このような従来の連結具においては、いずれ
も、カテーテルないし注射針を差し込んで套管針
と連通させるためには、まず、ゴム製壁部を貫通
させる必要がある。この場合、カテーテルないし
注射針の先端が壁部を貫通するに従つて、壁部を
構成するゴム材の破片がかき取られることがある
から、これらの細いゴム材の破片が血管内に直接
送り込まれる可能性は皆無とは言えない。前述の
欠点に加えて、ゴム材の破片が一たんカテーテル
ないし注射針に入つてしまうと、血管に刺入され
ている套管針での穴詰まりを起こすばかりではな
く、結果として、異物が血管の中に侵入するなど
の問題がある。特に、異物が血管の中に侵入すれ
ば、血管閉塞を起こしたり、あるいは、それによ
り感染症を引き起こす原因となる可能性が考えら
れる。
(考案の目的) 本考案は斯る状況を鑑みてなされたものであつ
て、医者の立場からしては扱いやすく、しかも、
安全なものであると同時に、患者の立場からして
は血管塞栓ないし感染をもたらすことのない、注
射用自己保持式カニユールキツトのためのカテー
テル用連結具を供するのを目的としたものであ
る。
前述の目的を達成するため、本考案の好ましい
一実施例においては、穿刺針を引き抜くと、導管
路を自動的に閉塞するとともに、一旦引き抜いた
穿刺針が再度挿入できないように閉塞した状態に
閉塞手段をロツクするように構成されている。穿
刺針の導管路が前述のように自動的にシールされ
て永久閉塞されることから、基体内の導管路に一
旦引き抜いた穿刺針や別の穿刺針を刺し込むこと
は出来ず、しかも、すでに刺入されている套管針
が偶発的に損傷を受けるようなことはない。
更に、閉塞手段は、気泡ないしほこり等が血管
内に侵入しないようになつているので、血栓をも
たらすこともない。
以後、添付図面を参照しながら本考案を詳述す
る。尚、添付図面においては、同一部品に対し
て、同一符号を付してある。
第1図から第5図までは、本考案の第1実施例
を示し、1はカテーテル用連結具、2はその基体
を示す。基体2の内部には端から端まで延在する
一直線状の導管路3が形成されている。基体2の
左端部には、套管針7が連結されて導管路3と連
通している。套管針7とは反対側にある基体2の
右端部には、特に第10図に明確に示したよう
に、一般に穿刺針6の一端に固定されているハブ
6aの先端を穿刺針6とともに受け入れるよう
に、前記ハブ6aの先端の形状と補完関係をなす
ソケツトが形成されている。前記ハブ6aが前記
ソケツトに着座するまで穿刺針6を導管路3と套
管針7に挿入すれば、穿刺針6の先端は套管針7
より外方へ突出するが、このように突出すること
のみならず、その突出量については、当業者には
公知である。9は、一対の腕部9aを備えて第5
図に示すようにほぼU字形を呈している閉塞部材
である。この閉塞部材9は、腕部9aが基体2の
両側に臨んだ状態で基体2に装架されているとと
もに、腕部9aの自由端を介して支軸16で基体
2に連結されている。従つて、閉塞部材9は、第
1、第2図に示す退避位置と第3、第4図に示す
閉塞位置との間を枢動自在になつている。また、
腕部9aの自由端には、弾性舌部が一体形成され
て、いわば板バネ8を構成している。このバネ8
の先端は基体2に設けた係止ピンと係合して、こ
の閉塞部材9を常時退避位置の方向に付勢すべく
作用している。
閉塞部材9はバネ8によりこのように付勢され
ているものの、実際としては、閉塞位置への移動
方向側に対向する閉塞部材9の部分に突起10が
一体形成されており、この突起10が基体2に挿
通した穿刺針6のハブ6aに第1、第2図に示す
ように当接しているので、閉塞部材9は常時退避
位置に保持されている。
第2、第4、第5図に示すように、閉塞部材9
には、それがバネ8の作用により閉塞位置へ移動
したときに導管路3と一直線に連通する挿通路が
形成されている。閉塞部材9に装架し、かつ、そ
れと接続したものであつて、9bを以て示したも
のは、従来公知のカテーテル挿入手段であつて、
これは前掲した米国特許公報第3739778号に開示
されているように注射器や、薬液源に接続したカ
ニユールないしカテーテルなど、いずれでもよ
く、また、保持筒であつてもよい。
基体2には、閉塞部材9が後述のように閉塞位
置へ移動したときに突起10が当接し、かつ、閉
塞部材9を当該閉塞位置に係止する係止部材11
が一体形成されている。尚、閉塞部材9は、第2
a図、第4a図及び第5図にて示したように、従
来公知のガスケツト、ことにシールリング17を
介して基体2に対してシールされている。これら
のシールリングは外部の空気やほこりなどが血管
内に侵入するのを防ぐ役をなすものである。
また、閉塞部材9は、閉塞位置へ移動すれば、
その閉塞位置にロツクされるようになつており、
そのためのロツク手段を、特に第2a図と第4a
図を参照しながら、説明する。
係止部材11の近傍における基体2の部分に
は、凹所が形成されており、その中にほぼU字形
の保持ピン12と、ロツクピン13と、付勢バネ
14とが収められている。これらの保持ピン1
2、ロツクピン13、付勢バネ14とは、通常、
ロツクピン13の先端が前記凹所に完全に収まる
ように、ロツクピン13が付勢バネ14を圧縮
し、保持ピン12がその状態を保持すべく、一端
を以てロツクピン13と係合している。即ち、閉
塞部材9が退避位置にあれば、ロツクピン13は
基体2の右端の表面から突出することなく、保持
ピン12により付勢バネ14を圧縮した状態に保
持されている。尤も、保持ピン12の一端とロツ
クピン13との係合が外れると、ロツクピン13
は付勢バネ14の勢いで外方へ突出する。
他方では、保持ピン12の他端は、閉塞部材9
の突起10に向かつて係止部材11の表面より露
現している。従つて、閉塞部材9の突起10が係
止部材11と当接すると同時に、もしくはその直
前に、突起10は保持ピン12の他端と当接する
ことになり、それにより保持ピン12は、第4a
図からみて下方に偏位する。このように保持ピン
12が下方に偏位すれば、保持ピン12の前記一
端はロツクピン13から外れることになり、かく
て、ロツクピン13は外方に突出する。
突出したロツクピン13の先端は、係止部材1
1に形成した係止孔15に突入する。ロツクピン
13の先端がこのように係止孔15に突入するこ
とにより、閉塞位置へ支軸16を中心として回動
した閉塞部材9は閉塞位置に永久にロツクされる
のである。
前述の第1実施例による構成において、本考案
のカテーテル用連結具は、第1図に示すように、
閉塞部材9が退避位置にあり、穿刺針6は基体2
の導管路3と套管針7とを貫通した状態になつて
いる。この時、閉塞部材9の突起10は穿刺針6
のハブ6aに当接して、バネ8による退避位置か
ら閉塞位置への回動ができないようになつてい
る。本考案のカテーテル用連結具を前掲の米国特
許公報に開示されているのと同様に使用するに当
たつて穿刺針6を引き抜けば、閉塞部材9はバネ
8の作用により、閉塞位置へと回動する。この回
動は、突起10が係止部材11に当接するととも
に終わる。その際、前述したように、突起10が
保持ピン12を偏位させるので、付勢バネ14を
圧縮した状態に保持されていたロツクピン13は
付勢バネ14の作用により突出する。かくて、閉
塞部材9の閉塞位置への到達とともに、ロツクピ
ン13の先端が係止孔15に突入して、閉塞部材
9を閉塞位置にロツクするようになる。
尚、閉塞部材9が閉塞位置にロツクされている
ときに、穿刺針6と類似又は同一構成の別のカニ
ユールが誤つて挿通されるのを防ぐためには、前
記閉塞部材9の長さをその別のカニユールと対応
させるか、又は、前記閉塞部材9にカニユールと
適合しない装填用円錐体を設ければ良い。そうす
るば、その別のカニユールを挿通することは出来
なくなるから、誤つて挿通される恐れはない。
第1図から第5図に示した第1実施例において
は、バネ8は腕部9aと一体形成され、かつ、バ
ネ8の自由端を係止ピンに係止させたものとして
示したが、第6図に示すように、バネ8を腕部9
aとは別部材で構成し、支軸16に一端を固着さ
せ、他端を腕部9aに取り付けた係止ピンに係止
させてもよい。第6図に示したものは、バネ8に
関する限り、前述の第1実施例の変形例とみるこ
ともできるが、ロツク手段に関しては、第7図と
第7a図に示す実施例において用いたロツク手段
を用いている。
尚、閉塞部材9は一対の腕部9aを備えて、ほ
ぼU字形を呈したものとして説明したが、長腕部
と短腕部とで構成してL字形を呈するようにして
もよい。
第7および第7a図において、この第2実施例
で用いる基体2は、前述の第1実施例における一
直線状の導管路3の代わりに、第1、第2、第3
導管路の3本の導管路が用いられている。即ち、
第2実施例における基体2に形成されている導管
路はほぼY字形を呈している。第7および第7a
図においてはこのおY字形導管路を図示していな
いが、後述の第3および第4実施例におけるのと
ほぼ同一である。
さて、第7図にしめした第2実施例における第
1導管路と第2導管路とは互いに一直線状に連通
しており、第3導管路は、概ね第1導管路と第2
導管路との接続部から分岐した分岐導管路を構成
している。それに伴つて、基体2の右端部には第
2導管路と第3導管路とに夫々連通するポートが
形成されている。これらのポートには、シールリ
ング17が嵌合されている。
また、第2実施例においては、9bで示したカ
テーテル挿入手段が設けられていないかわり、第
3導管路のポートにカテーテルやカニユール、注
射器などが直接挿入されるようになつている。そ
れに伴つて、閉塞部材9は、穿刺針6が第2導管
路と第1導管路とを介して套管針7へと挿通され
ているときは、第3導管路、即ち、分岐導管路と
連通するポートを閉塞しているが、穿刺針6を引
き抜けば、バネ8の作用で閉塞位置へ回動して第
3導管路へのポートを解放し、第2導管路へのポ
ートを閉塞する。この第2実施例で用いられてい
るロツク手段は、第7a図に示すように、閉塞部
材9の腕部9aの内面に形成した凹部に着座して
いるスプリングボルト18と、基体2の側面に形
成した係止孔15とで構成されていて、閉塞部材
9が閉塞位置に回動されたときにスプリングボル
ト18が前記係止孔15に係入することで、閉塞
部材9を閉塞位置にロツクするようになている。
スプリングボルト18を用いたロツク方式を利用
すれば、基体2に特殊な係止部材を用いたり、ま
た、第1実施例のように閉塞部材9に突起10を
設ける必要はないなどの利点がある。
尚、この第2実施例においても、バネ8は第1
および第3図に示したものであつても、また、第
6図に示したものであつてもよい。しかし、図示
の例では、バネ8は、閉塞部材9の腕部9aと基
体2とのあいだに介装する一方、一端が支軸16
に固着され、他端は、腕部9a固着されて基体2
の側面に形成したスロツト16bに案内される係
止部16aに係合している。
第8図に示した第3実施例においては、第7図
に示した実施例と同様に、基体2には、第1、第
2、第3導管路が形成されており、それぞれを3
a,3b,3cを以て示す。前述したように、第
1導管路3aと第2導管路3bとは一直線状に連
通しており、第3導管路3cは分岐導管路を構成
している。また、この実施例では閉塞部材19
は、図示しないカニユール、即ち、穿刺針が挿入
されるまでは、点線にて示したように、転子21
が係止孔20に嵌入した状態で、孔22に配設し
た圧縮バネ23の作用により捕捉されている。し
かし、カニユールを導管路3bに挿通させると、
挿通に伴つてカニユールから加わる押圧力により
閉塞部材19に取り付けられたドツグ24に作用
して、閉塞部材19をロツク状態から解放するよ
うに構成されている。そこで、刺込みが終わり、
導管路3cからカニユールを引き抜くと、ロツク
状態から解放されている閉塞部材19が、バネ2
5の作用によつて実線にて示した位置へとジヤン
プし、かくて、転子21が係止孔26に嵌入した
状態で閉塞位置にロツクされる。このようにし
て、導管路3bは二度とカニユールが挿入される
ことがないように永久に閉塞されるのではある
が、このような閉塞作用とは別に、閉塞部材19
それ自体が導管路3cの壁部を構成するので、斯
かる導管路3cに、例えば、カテーテルを挿入す
ることができる。
第9図、第9a図及び第9b図に本考案の第4
実施例を示す。この第4実施例においては、ほぼ
L字形状の摺動部材27が導管路3cと3bの閉
塞部材を構成している。この摺動部材27は支軸
28を中心に枢動自在であつて、付勢バネ29に
より閉塞位置へと回動すべく付勢されている。そ
こで、第9a図に示したように、導管路3aと同
一レベルにおいて、即ち、導管路3aと一致する
ように摺動部材に挿入孔27aを形成することに
より、この挿入孔27aを利用して穿刺針の挿通
を行うことが出来る。即ち、通常は穿刺針がこの
挿入孔27aを介して、第2導管路3b、第1導
管路3a、そして、套管針7を貫通しているとと
もに、付勢バネ29に抗して摺動部材27を退避
位置に保持している。従つて、第1実施例におい
て説明したように、穿刺針を引き抜けば、摺動部
材27は付勢バネ29の作用により、第9a図に
示すように閉塞位置へ回動し、かくて、例えば、
摺動部材27の内端に取り付けられ、かつ、基体
2のアンダーカツト部31に接触している拡張自
在板バネ30の作用により閉塞位置にロツクされ
る。このように摺動部材27が閉塞位置へと回動
すると、あるいは、その閉塞位置にロツクされて
いると、27bを以て示した摺動部材27の踵部
が基体2に形成されている係止部材11に第9b
図において点線で示したように当接する。
この実施例においても、摺動部材27は環状シ
ール17によりシールされている。
第10図、第10a図及び第10b図に示した
第5実施例においては、前述の閉塞部材は、回転
軸芯に対して偏心した個所に孔41を有する回転
盤40で構成されている。第10図において、螺
旋バネ42が回転軸と回転盤40との間に張設さ
れているので、この回転盤40、即ち、閉塞部材
は、第7a図にて9を以つて示した閉塞部材と移
動方向こそ異なるけれども、ほぼ同様に作用する
ものである。即ち、穿刺針6が孔41を介して挿
通されており、従つて、回転盤40が第10図に
示すように退避位置にあるときに、当該穿刺針6
を引き抜けば、螺旋バネ42の作用により、回転
盤40は螺旋バネ42の作用で矢印43の方向
に、即ち、閉塞位置へと回転する。この時、バネ
44により付勢されているピン45が、回転盤4
0に第10b図に示すように設けられた係止孔4
6に自動的に嵌入して回転盤40を確実に閉塞位
置にロツクする。このようにして、穿刺針6の挿
通路を永久に閉塞してしまう。従つて、従来公知
例に見られた諸欠点を解消し得るのである。
前記の構成よりなる本考案によるカテーテル用
連結具には、従来公知のものに比べて下記の利点
を有するものである。即ち、閉塞部材がいつでも
使える状態にあるので、操作が簡単であるばかり
でなくて、迅速にこれを行うことが出来る。更
に、注射作業からカテーテル作業に切替えるに当
たり、血管内に気泡ないし微細なほこりなどが侵
入することもない。一旦穿刺に使われた穿刺針、
即ち、カテーテルを誤つて刺し込むなどの誤作業
をなくすことも出来るのである。
尚、第1図から第6図にかけて示した実施例に
おいては、閉塞部材9にはカテーテル挿入手段9
bを連結するための開口が設けられているものと
して示したが、このような開口は基体2に設けた
導管路が全体としてほぼY字形を呈しているもの
であれば、必ずしも必要ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例によるものであ
つて、カニユールが挿通された状態でのカテーテ
ル用連結具の一部断面側面図、第2図は第1図の
縦断面図、第2a図は、第2図に示したロツクし
ゆだんの拡大詳細図、第3図、第4図及び第4a
図は夫々第1図、第2図及び第2a図に対応する
が、連閉塞部材が閉塞位置へ移動させられた時の
カテーテル用連結具を示し、第5図は、第3図な
いし第4図の上面断面図、第6図は、本考案の第
1実施例の変形例を示す斜視図、第7図は、第2
実施例によるものてあつて、閉塞部材がロツクさ
れている状態を示す斜視図、第7a図は、第6図
と第7図に示したカテーテル用連結具に用いられ
たロツク手段の拡大詳細図、第8図は、本考案の
第3実施例によるカテーテル用連結具の縦断面
図、第9図は、本考案の第4実施例によるカテー
テル用連結具の縦断面図、第9a図は、第4実施
例によるカテーテル用連結具の閉塞部材がロツク
されている状態を示す縦断面図、第9b図は、第
4実施例に用いたロツク機構の一部構成要件の拡
大詳細図であり、第10図は、第5実施例による
カテーテル用連結具と穿刺針と共に示した斜視
図、第10a図は、第10図に示したカテーテル
用連結具の閉塞部材がロツクされた状態を示す斜
視図、第10b図は、そのロツク手段を示す一部
破断縦断面図である。 2……基体、3,3a,3b,3c……導管
路、7……套管針、8,29……付勢バネ、9,
19……閉塞部材、10……突起、11……係止
部材、13……ロツクピン、15……係止孔、1
6……支軸、17……シール部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 注射器やカテーテル等との連結および穿刺用
    カニユールを挿通するためのものにして、少な
    くとも1本の導管路が形成されている基体と、
    前記導管路に穿刺用カニユールが再び挿通され
    るのを防ぐために、すでに挿通されている穿刺
    用カニユールを一たん抜去した時に前記導管路
    を閉塞する閉塞手段および、穿刺用カニユール
    の抜去に伴つて閉塞手段を、導管路を閉塞した
    状態にロツクする自動ロツク手段とを備えてな
    ることを特徴とするカテーテル用連結具。 (2) 実用新案登録の範囲第(1)項に記載のものであ
    つて、前記基体は前記閉塞手段の支持体を構成
    していることを特徴とするカテーテル用連結
    具。 (3) 実用新案登録の範囲第(1)項に記載のものであ
    つて、前記閉塞手段には、注射器やカテーテル
    等を連結するためのカテーテル連結手段がもう
    けられていることを特徴とするカテーテル用連
    結具。 (4) 実用新案登録の範囲第(1)項から第(3)項のいず
    れかに記載のものであつて、前記閉塞手段は、
    二股腕部を有し、この腕部を以て前記基体に枢
    動自在に装着された閉塞部材で構成されている
    とともに、前記二股腕部のうちいずれか一本の
    腕部にバネ部材をもうけて閉塞手段を移動させ
    るようにしたことを特徴とするカテーテル用連
    結具。 (5) 実用新案登録の範囲第(4)項に記載のものであ
    つて、前記ロツク手段は、バネにより付勢され
    たロツクピンと、前記ロツクピンの保持手段と
    を含み、前記閉塞部材がロツクされる状態へ枢
    動されると、前記保持手段が前記ロツクピンを
    保持する位置からロツクピンをバネの作用で偏
    位させて、前記閉塞部材に形成された係止孔に
    嵌合して、前記閉塞部材をロツクするようにし
    たことを特徴とするカテーテル用連結具。 (6) 実用新案登録の範囲第(4)項又は第(5)項に記載
    のものであつて、前記閉塞部材と前記基体に突
    起と係止部材とが夫々形成されているととも
    に、前記閉塞部材を前記基体に対して相対偏位
    させるための付勢バネ手段を設けて、前記カニ
    ユールを引き抜いた後に、前記付勢バネ手段の
    作用により前記突起が前記係止材料と当接する
    まで前記閉塞部材を偏位させるようにしたこと
    を特徴とするカテーテル用連結具。 (7) 実用新案登録の範囲第(1)項に記載のものであ
    つて、前記閉塞手段は、腕部と、該腕部と基体
    との間に隠蔽された付勢バネ部材とを一体的に
    有し、かつ、前記基体に枢動自在に装着された
    閉塞部材で構成されており、前記付勢バネ部材
    は、一方では、前記閉塞部材の支軸に連結され
    ており、他方では係止部材に係合されているこ
    とを特徴とするカテーテル用連結具。 (8) 実用新案登録の範囲第(7)項に記載のものであ
    つて、前記ロツク手段は、前記閉塞部材に装架
    されていて基体に設けた対応する係止孔に係合
    すべく偏位自在となつていることを特徴とする
    カテーテル用連結具。 (9) 実用新案登録の範囲第(1)項に記載のものであ
    つて、前記閉塞手段は、穿刺を行う前には前記
    導管路とほぼ平行になる第1位置と前記導管路
    を閉塞する第2位置との間に変位自在な閉塞部
    材と、前記閉塞部材を前記第1位置に保持する
    ための解放自在ロツク手段と、前記カニユール
    を引き抜いた後に前記解放自在ロツク手段を解
    放する手段とよりなり、前記解放自在ロツク手
    段を解放すると前記閉塞部材が前記第2位置へ
    変位して前記導管路を閉塞するようになつてお
    り、それと同時に、前記第2位置にロツクされ
    ている限り、別の導管の壁部を構成しているこ
    とを特徴とするカテーテル用連結具。 (10) 実用新案登録の範囲第(1)項に記載のものであ
    つて、前記閉塞手段は、長腕部と短腕部とを有
    するほぼL字形状の枢動自在閉塞部材よりな
    り、前記長腕部は基体に対して枢動自在に連結
    されているが、前記短腕部には、その自由端に
    おいて、ロツク位置へと枢動されると基体のア
    ンダーカツト部と係合する拡張自在板バネが少
    なくとも1個設けられていることを特徴とする
    カテーテル用連結具。 (11) 実用新案登録の範囲第(1)項に記載のものであ
    つて、前記閉塞手段は、回転軸芯に対して偏心
    した位置にカニユール挿通孔を有する回転円盤
    の形状の閉塞部材と、前記閉塞部材を開位置に
    保持する解放自在ロツク手段と、カニユールを
    前記導管路に挿通している時に前記解放自在ロ
    ツク手段を解放するための手段と、前記閉塞部
    材を開位置より閉塞かつロツク位置へ回転駆動
    させるためのバネ部材よりなることを特徴とす
    るカテーテル用連結具。 (12) 実用新案登録の範囲第(4)項及び第(7)項から第
    (11)項のいずれかに記載のものであつて、前記基
    体と前記閉塞部材との間の隙間に環状弾性シー
    ル部材を設けたことを特徴とするカテーテル用
    連結具。 (13) 実用新案登録の範囲第(1)項に記載のもので
    あつて、前記閉塞手段が、前記導管路の入口か
    ら変位した第1位置と、前記導管路の入口を塞
    ぐ第2位置との間を移動自在であつて、前記第
    1位置にある時のみ、挿通されたカニユールの
    先端が前記導管路の先端より突出するように構
    成された閉塞部材と、前記カニユールを前記導
    管路から引き抜くと前記閉塞部材を前記第1位
    置から前記第2位置へと移動させる手段と、前
    記閉塞部材を前記第2位置にロツクするための
    ロツク手段とで構成されていることを特徴とす
    るカテーテル用連結具。 (14) 実用新案登録の範囲第(13)項に記載のも
    のであつて、前記導管路に分岐導管を設け、前
    記閉塞部材が前記第1位置にある時は、この分
    岐導管の入口を塞ぐが、第2位置へと移動され
    ると解放するようにしたことを特徴とするカテ
    ーテル用連結具。 (15) 実用新案登録の範囲第(13)項又は第
    (14)項に記載のものであつて、前記閉塞部材
    は前記基体に枢動自在に連結されていることを
    特徴とするカテーテル用連結具。 (16) 実用新案登録の範囲第(13)項に記載のも
    のであつて、前記閉塞部材にカテーテルを受承
    するための貫通孔を設けたことを特徴とするカ
    テーテル用連結具。 (17) 実用新案登録の範囲第(14)項に記載のも
    のであつて、前記閉塞部材は前記基体内に設け
    られているとともに、前記基体内の凹所と係合
    されており、かつ、閉塞部材が前記第2位置に
    ある時は、前記導管路と前記分岐導管との間の
    隔壁を構成すべく構成され、位置決めされてい
    ることを特徴とするカテーテル用連結具。
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