JPH03174166A - 電荷保持媒体を用いた印刷版及びその製造方法 - Google Patents

電荷保持媒体を用いた印刷版及びその製造方法

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JPH03174166A
JPH03174166A JP24688490A JP24688490A JPH03174166A JP H03174166 A JPH03174166 A JP H03174166A JP 24688490 A JP24688490 A JP 24688490A JP 24688490 A JP24688490 A JP 24688490A JP H03174166 A JPH03174166 A JP H03174166A
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JP
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layer
charge
printing
toner
photoreceptor
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Application number
JP24688490A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Obata
小幡 博之
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電荷保持媒体で形成した印刷版、及び電荷保
持媒体で印刷版を製造するための製造方法に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、印刷版の製造方法としては、例えば、第3図、第
4図あるいは第5図に示すような方法が知られている。
第3図に示す印刷版の製造方法は概路次のようである。
まず、ボール研磨あるいはブラシ研磨等の周知の研磨方
法により、いわゆる砂目立てがなされたアルミニウム板
20上に感光性を有する樹脂層21を形成して印刷基板
を作成し、次に、該樹脂層21に対向して版を作成する
ためのフィルム22を配置し、紫外線23によりパター
ン露光ヲ行イ(第3[p、(a))、現像、乾燥を行う
。これにより、第3図(b)に示すように樹脂層21で
形成された画線部を有する印刷版が製造される。なお、
フィルム22は、レイアウトスキャナあるいはページメ
ークアップスキャナ等と称されているカラースキャナか
ら出力されたもの等のページメークアップがなされたフ
ィルムであることは言うまでもない。以下においても同
様である。また、カラー印刷の場合には、印刷版は黄(
Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(
K)の4色についてそれぞれ製造する必要があることは
当然であり、第3図(a)のフィルム22として上記4
色の各使用のフィルムを使用することでY、M、C,に
の4色の印刷版を製造することができる。
一般に砂目立てしたアルミニウム板に感光層を形成した
ものが28版(プレセンシタイズド・プレート)と呼ば
れ広く市販されている。28版は価格が高いが、既に感
光層が塗布形成されているので作業性が良い。
また、感光層塗布設備を有する印刷所では、前記したよ
うに砂目立てしたアルミニウム板に実際に感光層を塗布
している。このようにして作製した版をワイプオン版と
称する。ワイプオン版は低価格ででき、28版より高感
度なものも作製できるが、塗布工程が必要なため作業性
は28版より劣る。また、ワイプオン版は塗布してから
使用するまでの保存可能期間が短く、感光層を形成後、
すぐ露光工程に入る必要があり、この点でも作業上の制
約がある。
現在、ワイプオン版は殆ど使用されておらず、28版が
主流である。28版は上述した通り、作業性に優れるが
、感光層を塗布した状態での長期保管に耐える必要があ
るため、感光層の感度は高くない。一般に、感度を高め
ると熱に対しても反応し易く、保管中に熱反応によるカ
ブリを生じてしまうことが多くなるため、28版の感度
を高くすることは非常に難しい。
また、第4図に示すものは、砂目立てされたアルミニウ
ム板30上に感光性を有する樹脂層31を形成し、更に
その上に銀乳剤からなる層32を形成して得た印刷基板
であり、当該印刷基板に対して第3図に示すと同様にパ
ターン露光、現像そして乾燥を行うことによって印刷版
を製造することができる。このものは前述した28版の
低感度という欠点を補うべく開発されたもので、28版
の上に銀乳剤層を設け、銀乳剤の高感度を利用して一次
露光を低エネルギーで行い、銀乳剤を現像して黒化した
銀粒子パターンを原稿として全面均一露光(二次露光)
を行い、現像して印刷版とするものである。その狙いは
、レーザ走査露光、投影露光のような低エネルギー露光
に使用するためである。
印刷版の露光をレーザ走査で行うことは米国の新聞、ウ
オールストリートジャーナルの印刷版作製に見られるよ
うに、遠隔地の印刷工場に通信回線で情報を送り、印刷
する場合に非常に重要な技術である。また、投影露光は
、反射原稿さえ作ればすぐに版が作製できることになり
、従来のように製版カメラで撮影してフィルム原稿を作
る手間が不要になるのである。
これらのものは低エネルギー露光を可能とする点で大き
なメリットを有するが、当然のことながら高価な銀乳剤
を積層しであることから、28版より高価なものとなっ
てしまうのである。
第5図に示す印刷版の製造方法は、電子写真法を用いた
方法であり、まず、光導電性材料からなる感光体41に
コロナ帯電によって均一な静電荷を与え、フィルム42
を配置して所定の波長を有する光43によりパターン露
光しく第5図(a))、トナー44を塗布する(第5図
(b))。これにより光43の未露光部のみにトナー4
4が付着する。
その後、当該トナー44を砂目立てが施されたアルミニ
ウム板45に転写し、定着させることにより、トナー4
4を画線部とする印刷版を得ることができる(第5図(
C))。
また、第6図に示す印刷版の製造方法は、電子写真法を
用いた他の方法であり、まず、光導電性材料層55と砂
目立てしたアルミニウム板56からなる感光体51にコ
ロナ帯電によって均一な静電荷を与え、フィルム52を
配置して所定の波長を有する光53によりパターン露光
しく第6図(a))、トナー54を塗布する。これによ
り光53の未露光部のみにトナー54が付着する。その
後、当該トナー54を定着させ(第6図(b )) 、
当該トナー54をレジストとして光導電性材料層55の
露出部分を溶出し、基板の砂目立てしたアルミニウム板
56を露出させる(第6図(C))。こうして、残存し
た光導電性材料層55およびトナー54を画線部とし、
砂目立てしたアルミニウム板56の露出部分を非画線部
とする印刷版を得ることができる。
[発明が解決しようとする課題] 以上述べたように印刷版の製造方法としては種々の方法
が知られているのであるが、しかしながら、従来の製造
方法には次のような問題があった。
即ち、第3図に示す製造方法においては、紫外線で露光
するために、樹脂としては高感度のものが要求されるが
、紫外線に対して高感度な材料は一般的に熱的安定性も
悪く、いわゆる熱被りを生じやすく、また、高感度な樹
脂は分子量が比較的小さいので、耐刷性、即ち印刷版と
して要求される機械的強度が低いという問題があり、感
度と耐刷性の双方を満足させるものは非常に困難である
これに対して、第4図に示す印刷基板は、感度は銀乳剤
の使用により高感度とすることができ、しかも樹脂層3
1としては従来使用されているものを使用できるがコス
トが高いという問題がある。
また、第5図に示す方法においては、感光体41上に形
成したトナー像をアルミニウム板45に転写する際の相
対速度が零である必要があり、相対速度が零でない場合
には印刷の位置ずれ、あるいはパターンの歪が生じてし
まうことになり、これは特に大面積の印刷版の場合に顕
著となる。また、転写の際にトナーの崩れが生じること
があり、これは解像力劣化の原因となるものであった。
第6図に示す方法は第5図に示す方法に比べてトナーの
転写を行わない点でトナー転写時のトナー像の乱れを生
じない利点がある。しかし、光導電性材料層が画線部と
して使われるため、光導電性材料層が感度と機械的強度
の両方を兼ね備える必要がでてくる。
一般に光導電性材料層は、酸化亜鉛などの光導電性を有
する顔料を高分子材料中に分散したものが使用されるが
、充分な感度を得るためには重量比で80%程度酸化亜
鉛を入れる必要があり、その結果、光導電性材料層はも
ろく、耐刷性が得られない。
更に、こうした問題点を解決するために、第6図(b)
に示すような感光板51上にトナーを定着させた状態で
光導電性材料層55の露光表面をリン酸などで親水化処
理を行い、光導電性材料層の溶出を行わずに、トナ一部
分を画線部とし、親水化された光導電性材料層の露出部
を非画線部とする印刷版を得るという方法も提案された
。しかし、この方法では、光導電性表面の親水化が酸化
亜鉛等の光導電性顔料の親水化にとどまり、バインダー
である高分子材料は親油性であるため、充分な親水化は
望めず、地汚れなどの事故を発生しやすく、−旦非画線
部にインキが付着すると再親水化ができないため版自体
を交換せざるを得なくなるという欠点がある。
以上のように、これまで行われてきた電子写真方法は、
光導電性材料層を画線部として使おうとすると光導電特
性と画線部として要求される機械的強度特性との両立が
できず、また逆に、光導電性材料層を非画線部として使
おうとすると非画線部として要求される親水性が満足さ
れない。そこでトナーを感光体上に定着させずに他の砂
目立てしたアルミニウム板などに転写しようとすると、
トナー像の乱れを生じ解像度が維持できない、という問
題点を有しているのである。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、電荷保持媒体上に直接トナー像を形成す
ることによって、転写の必要がなく、シかも耐刷性が良
好な印刷版及びその製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の電荷保持媒体を
用いた印刷版は、導電性基板上に電荷保持層とトナー層
で形成された画線部を有することを特徴とし、また、本
発明の電荷保持媒体を用いた印刷版の製造方法は、導電
性基板と電荷保持層とからなる電荷保持媒体と、感光体
との間に所定の電圧を印加し、感光体側から所定のパタ
ーンを露光することによって前記電荷保持層に所定のパ
ターンを有する静電潜像を形成する第1の工程と、前記
第1の工程により得られた電荷保持層上の静電潜像に対
してトナー現像、定着を行う第2の工程と、前記第2の
工程により得られたトナー像以外の部分の電荷保持層を
除去する第3の工程とからなることを特徴とする。
[作用及び発明の効果] 本発明の電荷保持媒体を用いた印刷版は、導電性基板上
に電荷保持層とトナー層で形成された画線部を有するの
で、以下の効果を有する。
即ち、電荷保持層材料自体は感光性または光導電性を有
する必要がなく、現像までの間の短時間電荷を保持すれ
ばよいため、広い材料範囲の中から、耐刷性、解像性に
優れたち、のを選択でき、材料選定が容易である。また
感光性または光導電性を持たない材料は一般に機械強度
を高くできるため、耐刷性がよい。
また、非画線部は、親水性に優れた、一般の平版印刷版
のベース金属材料が使えるので、十分な保水性が得られ
、印刷中の湿し水のコントロールが容易になるなど作業
性がよい。
また、画線部がトナー層で覆われているので、十分な親
油性を持つため、刷り出し着肉性が良好で1、印刷開始
直後から品質のよい印刷物が得られる。更に印刷を続け
てトナ一部分が摩耗しても、トナー層の下に電荷保持層
を有するので、画線部の欠は等を生ずることなく、高い
耐刷性が得られる。
また、本発明の電荷保持媒体を用いた印刷版の製造方法
によれば、電圧印加露光方式により、電荷保持媒体の電
荷保持層に直接トナー像を形成するので、従来の製造方
法のようにトナー像を転写する必要がなく、従って解像
力の高い画線部を形成することが可能である。
また、露光時の感光性は感光体に負担させ、耐刷性は電
荷保持層に負担させることができるので、感光性の機能
と耐刷性の機能とを分離させることができ、これにより
、使用する材料の選択の幅が広がることになる。
電圧印加露光方式は感度が高く、感光体の種類を選択す
ることによってレーザ光の波長に分光感度を持たせるこ
とが可能であるため、低エネルギーの露光が可能となり
、レーザ光を使用した走査露光方法が採用できるもので
ある。また、同様の理由により、タングステンランプ等
の安価な光源を用いることができるという利点がある。
更に、投影露光も可能となるため、小サイズの原版を拡
大投影でき、原版の保管スペースも小さくなる。
[実施例コ 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る電荷保持媒体を用いた印刷版の製
造方法の一実施例を示す断面図であり、図中、1は感光
体、2は電荷保持媒体、3は感光体支持体、4は感光体
電極、5は光導電層、6は電荷保持層、7は導電性基板
、8は電源を示す。
本発明に係る電荷保持媒体を用いた印刷版の製造方法は
、本出願人が先に提案した電圧印加露光方式による画像
記録方法を利用するものであり、まず、電圧印加露光方
式により電荷保持層6に静電潜像を形成させる。具体的
には次のようである。
第1図(a)に示すように、感光体支持体3上に感光体
電極4および光導電層5をこの順序に成膜して形成され
る感光体1の光導電層5と、導電性基板7上に電荷保持
層6を成膜して形成される電荷保持媒体2の電荷保持層
6とを所定の距離dを隔てて対向させて配置し、次に、
例えば、第1図(b)に示すように、感光体電極4をプ
ラス側、導電性基板7をマイナス側になるように電源8
を接続し、所定の波長の光9を感光体1側から照射する
ことにより露光を行う。暗所であれば光導電層5は高抵
抗体であるため電極間には何の変化も生じないが、感光
体1側から光が入射すると、光が入射した部分の光導電
層5は導電性を示し、その内部で発生した光キャリアは
放電により電荷保持層6上に像電荷として蓄積される。
このことにより電荷保持媒体2の電荷保持層6には、第
1図(b)に示すように所望の静電潜像を形成すること
ができる。
なお、露光を行うについては、第1図(C)に示すよう
に、感光体支持体3と適当な距離を隔てて、あるいは感
光体支持体3に密着させて所定のパターンが形成された
フィルム10を配置し、所定の光11をフィルム全面に
照射することによりパターン露光を行ってもよいし、第
1図(d)に示すように、フィルム10をレーザ光12
により矢印13で示す方向に走査することによって露光
を行ってもよい。また、例えば、第1図(d)において
、フィルム原稿10を使わずに、カラースキャナでメー
クアップされたイメージデータによりレーザ光12を変
調し、該変調されたレーザ光を照射することによっても
露光を行うことができることは当然である。また、比較
的小さいサイズの印刷を行ういわゆる軽印刷の場合に・
は、電荷保持媒体2と同じ大きさに形成された感光体1
を第1図(b)〜(d)に示すように電荷保持媒体2と
対向させて露光を行うことが可能であるが、大面積の印
刷を行う場合等、感光体1と電荷保持媒体2の間隔を所
定の値dに保持することが困難である場合には、例えば
、第1図(e)に示すように、感光体1を略半円筒状に
形成し、レーザ光源17による走査(主走査)を図中1
4で示す直線に沿ってθの角度の範囲のみ行うようにし
、該感光体1を図中矢印15で示す方向、あるいはその
逆方向に所定の間隔dを保った状態で所定の速度で移動
させ、これによって副走査を行うようにすればよい。
以上のようにして電荷保持層6に所定のパターンの静電
潜像を形成した後、電荷保持媒体2を電[8から切り離
し、電荷保持層e上にトナーを塗布して現像を行い、引
き続いて加熱してトナーを定着させる。これにより、第
1図(f)に示すように、電荷保持層6上に形成された
静電潜像はトナー像16として現れることになる。次に
、トナー16をマスクとして、適当な方法によりエツチ
ングを行い、電荷保持層6のトナー16が付着されてい
ない部分を除去する。これにより、第1図(g)に示す
ような、導電性基板7の上に、トナー16および電荷保
持層6で形成された画線部を有する印刷版を得ることが
できる。
以上が電荷保持媒体を用いた印刷版の製造方法の一実施
例であるが、次に上記の各材料および製造条件について
説明する。
感光体支持体3としては、例えば、通常のガラス、石英
ガラス、無アルカリガラス、パイレックスガラス(商品
名)等の透明ガラス類、アクリル、ポリカーボネート、
ポリエステル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の透明熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミ
ド樹脂等の透明熱硬化性樹脂等、光導電層5に対する活
性光を透過する透明材料が使用できる。厚さはl08m
 ” 10armの範囲にあればよく、特にガラス類や
アクリルおよびポリカーボネート等の板では0,311
〜10mmあればよい。また、ポリエステル、ポリイミ
ド等のフィルム類を支持体とする場合、支持体の厚さは
10〜500μmの範囲から選択すればよい。
形状としては、平板状の他、第1図(e)のlのような
略半円筒状でもよい。その場合の半円の半径は1〜50
關の範囲から選択すれば良い。支持体及び光導電性材料
層の剛性によって、あるいは半円の半径によっても異な
るが、例えば、厚さがi−のガラス類、アクリル、ポリ
カーボネート等の板のように比較的剛性の高いものの場
合は、あらかじめ所望の半円筒形状に加工しておくこと
が好ましい。ポリエステル等のフィルム類の場合には、
円筒状に変形させた状態で電極および光導電層を形成し
てもよいし、平板状あるいは巻取状で電極および光導電
層を形成した後に、適当な大きさに切り出す等して半円
筒状に保持してもよい。
特に、後述する光導電層のうちで、有機材料を主成分と
するものは、一般に可視性を有するため、ポリエステル
等の可視性を有する支持体と組み合わせた場合に、平版
状あるいは巻取状で電極及び光導電層を形成したあとで
、半円筒状に変形させることが容易である。
無機感光体のうち、アモルファスシリコン感光体、アモ
ルファスセレン感光体などに代表される感光体はバイン
ダーを使わずにCVD法、真空蒸着法などにより無機材
料膜が形成されることが通常であるが、これらの場合は
光導電層の可撓性があまり良くないため、ポリイミドフ
ィルム、ポリエステルフィルムなどの可撓性支持体上に
平板状あるいは巻取状で電極及び光導電層を形成したあ
とで半円筒状に変形させる場合には、光導電性層の膜厚
を3μm以下にすることが好ましい。
また、無機感光体のうち、硫化カドミウム、酸化亜鉛の
ような無機粉体を有機バインダーと混合して、塗布、形
成された感光層の場合の可撓性は、上記した有機感光体
とアモルファスシリコンあるいはアモルファスセレン感
光体との間の可撓性であるため、特に感光層の膜厚を薄
くしなくても半径2關以上の半円筒形への変形であれば
特に実用上問題なく変形加工可能である。
感光体電極4としては、例えば、テトラシアノキノジメ
タン、ポリアセチレン等の有機導電膜、ITO、ZnO
、5n02等の金属酸化物透明電極、Au、 Pt 、
 Pd等の金属の薄膜で形成した透明電極を使用するこ
とができる。厚さは、!00〜1000λ程度、面抵抗
値は10〜100007口の範囲にあればよい。
形成方法は、メツキ、スパッタ、蒸着、CVD。
コーテイング後焼成等常法に従えばよい。感光体電極は
光導電層5の活性光を透過するものであればよい。
光導電層5は、光が照射されると照射部分で光キャリア
(電子、正孔)が発生し、それらのキャリアが層幅を移
動することができる導電性層であり、特に電界が存在す
る場合にその効果が顕著である層である。材料は無機光
導電材料、有機光導電材料、有機無機複合型光導電材料
等で構成される。
以下、これら光導電材料、および光導電層の形成方法に
ついて説明する。
(A)無機感光体(光導電体) 無機感光体材料としてはアモルファスシリコン、アモル
ファスセレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等がある。
(イ)アモルファスシリコン感光体 アモルファスシリコン感光体としては、■水素化アモル
ファスシリコン(a−Sl:H)■フッ素化アモルファ
スシリコン(a−3t:F)また、光導電層の電気抵抗
をコントロールしたり、分光感度特゛性をコントロール
するために、炭素Cや窒素Nを組成中に持つ、 ■水素化アモルファス炭化シリコン(a−SIC:H)
■水素化アモルファス窒化シリコン(a−SIN:H)
・これらに対して不純物をドーピングしないもの、 *B +At 、Ga 、 In 、T1等をドーピン
グによりP型(ホール輸送型)にしたもの、 ・P 、 Ag 、 Sb 、 B1等をドーピングに
よりN型(電子輸送型)にしたもの、 がある。
感光体層の形成方法としては、シランガス、不純物ガス
を水素ガスなどと共に低真空中に導入しく10−” 〜
I Torr)、グロー放電により加熱、或いは加熱し
ない電極基板上に堆積して成膜するか、単に加熱した電
極基板上に熱化学的に反応形成するか、或いは固体原料
を蒸着、スパッター法により成膜し、単層、或いは積層
で使用する。膜厚は1〜50μmである。
また、感光体電極4から電荷が注入され、露光してない
のにもかかわらず恰も露光したような帯電を防止するた
めに、感光体電極4の表面に電荷注入防止層を設けるこ
とができる。この電荷注入防止層として、電極基板上と
感光体最上層(表面層)の一方或いは両方に、グロー放
電、蒸着、スパッター法等によりa−SIN層、a−S
IC層、5102層、Al503層等の絶縁層を設ける
とよい。この絶縁層を余り厚くしすぎると露光したとき
電流が流れないので、少なくとも1000 A以下とす
る必要があり、作製し易さ等を考慮すると400〜50
0人程度が望ましい。
また、電荷注入防止層として、整流効果を利用して電極
基板上に電極基板における極性と逆極性の電荷輸送能を
有する電荷輸送層を設けるとよく、電極がマイナスの場
合はホール輸送層、電極がプラスの場合は電子輸送層を
設ける。例えば、SIにボロンをドープしたa−Sl:
 11 (n◆)は、ホールの輸送特性が上がって整流
効果が得られ、電荷注入防止層として機能する。
(ロ)アモルファスセレン感光体 アモルファスセレン感光体としては、 ■アモルファスセレン(a−Se ) ■アモルファスセレンテルル ■アモルフアスひ素セレン化合物(a−人52sea)
■アモルファスひ素セレン化合物+Teがある。
この感光体は蒸着、スパッター法により作製し、また電
荷注入阻止層としてS’02+ Al2O3+ slc
、 SIN層を蒸着、スパッター グロー放電法等によ
り電極基板上に設けられる。また上記■〜■を組み合わ
せ、積層型感光体としてもよい。感光体層の膜厚はアモ
ルファスシリコン感光体と同様である。
(ハ)硫化カドミウム(CdS) この感光体は、コーティング、蒸着、スパッタリング法
により作製する。蒸着の場合はCdSの固体粒をタング
ステンボードにのせ、抵抗加熱により蒸着するか、EB
(エレクトロンビーム)蒸着により行う。またスパッタ
リングの場合はCdSターゲットを用いてアルゴンプラ
ズマ中で基板上に堆積させる。この場合、通常はアモル
ファス状態でCdSが堆積されるが、スパッタリング条
件を選択することにより結晶性の配向膜(膜厚方向に配
向)を得ることもできる。コーティングの場合は、Cd
S粒子(粒径0.1〜lμm)をバインダー中に分散さ
せ、溶媒を添加して基板上にコーティングするとよい。
この場合に、バインダーとしてシリコーン樹脂、スチレ
ン−ブタジェン共重合対樹脂、エポキシ樹脂、アクリル
樹脂、飽和又は不飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、フェノール樹脂
、ポリメチルメタアクリレ−) (PMMA)樹脂、メ
ラミン樹脂、ポリイミド樹脂等を使用すれば良い。
CdSの添加量は重量比で、バインダー: Cd5=1
:3〜1:lOとすれば良い。
半円筒状基板へのコーティングは、デイツプコート、か
け流し等の方法が適用できるほか、半円筒と適当なギャ
ップを有するブレードを用いたブレードコーティングを
行ってもよい。
膜厚は3〜100μmの範囲であれば良い。
(ニ)酸化亜鉛(Zn0) この感光体はコーティング法、或いはCVD法で作製さ
れる。コーティング法としては、znO粒子(粒径0.
1〜lμm)をバインダー中に分散させ、溶媒を添加し
て基板上にコーティングを行って得られる。
この場合に、バインダーとしてシリコーン樹脂、スチレ
ン−ブタジェン共重合対樹脂、エポキシ樹脂、アクリル
樹脂、飽和又は不飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、フェノール樹脂
、PMMA樹脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹脂等を使
用すれば良い。
ZnOの添加量は重量比で、バインダー: Zn0=1
:3〜l:10とすれば良い。
また、膜厚は3〜100μmの範囲であれば良も1゜半
円筒状基板へのコーティング方法については、硫化カド
ミウムと同様に行えばよい。またCVD法としては、ジ
エチル亜鉛、ジメチル亜鉛等の有機金属と酸素ガスを低
真空中(10”〜1 丁orr)で混合し、加熱した電
極基板(150〜400℃)上で化学反応させ、酸化亜
鉛膜として堆積させる。この場合も膜厚方向に配向した
膜が得られる。
(Ta)右榊威を体 有機感光体としては、単層系感光体、機能分離型感光体
とがある。
(イ)単層系感光体 単層系感光体1ま電荷発生物質と電荷輸送物質の混合物
からなっている。
く電荷発生物質系〉 光を吸収して電荷を生じ易い物質であり、例えば、アゾ
系顔料、ジスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔料、フタワシ
アニン系顔料、ペリレン系顔料、ビリリウム染料系、シ
アニン染料系、メチン染料系が使用される。
〈電荷輸送物質系〉 電離した電荷の輸送特性がよい物質であり、例えばヒド
ラゾン系、ピラゾリン系、ポリビニルカルバゾール系、
カルバゾール系、スチルベン系、アントラセン系、ナフ
タレン系、トリジフェニルメタン系、アジン系、アミン
系、芳香族アミン系等がある。
また、電荷発生系物質と電荷輸送系物質により錯体を形
成させ、電荷移動錯体としてもよい。
通常、感光体は電荷発生物質の光吸収特性で決まる感光
特性を有するが、電荷発生物質と電荷輸送物質とを混ぜ
て錯体をつくると、光吸収特性が変わり、例えばポリビ
ニルカルバゾール(PVK)は紫外域でしか感ぜず、ト
リニトロフルオレノン(TNF)は400nm波長近傍
しか感じないが、PVK−TNF錯体はesonm波長
域まで感じるようになる。
このような単層系感光体の膜厚は、10〜50μmが好
ましい。
(ロ)機能分離型感光体 電荷発生物質は光を吸収し易いが、光をトラップする性
質があり、電荷輸送物質は電荷の輸送特性はよいが、光
吸収特性はよくない。そのため両者を分離し、それぞれ
の特性を十分に発揮させようとするものであり、電荷発
生層と電荷輸送層を積層したタイプである。
く電荷発生層〉 電荷発生層を形成する物質としては、例えばアゾ系、ジ
スアゾ系、トリスアゾ系、フタロシアニン系、酸性ザン
セン集料系、シアニン系、スチリル色素系、ビリリウム
色素系、ペリレン系、メチン系、a−Se 、  a−
5I N  アズレニウム塩系、スクアリウム環系等が
ある。
〈電荷輸送層〉 電荷輸送層を形成する物質としては、例えばヒドラゾン
系、ピラゾリン系、PVK系、カルバゾール系、オキサ
ゾール系、トリアゾール系、芳香族アミン系、アミン系
、 トリフェニルメタン系、多環芳香族化合物系等があ
る。
機能分離型感光体の作製方法としては、まず電荷発生物
質を溶剤と共にバインダー中に分散または溶解して、回
転塗布、ロールコーティング、ワイヤーバーコーティン
グ、ブレードコーティング、スプレィコーティング、デ
イツプコーティング等により電極上に塗布し、次に電荷
輸送層を溶剤と共にバインダー中に溶かして同様に電荷
発生層上に塗布し、電荷発生層を0.1〜5μm1 電
荷輸送層を2〜50μmの膜厚とするとよい。
なお、単層系感光体、機能分離型感光体の何れの場合に
も、バインダーとしてシリコーン樹脂、スチレン−ブタ
ジェン共重合体樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、飽
和又は不飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリビニルアセタール樹脂、フェノール樹脂、ポリメ
チルメタアクリレート(PMMA)樹脂、メラミン樹脂
、ポリイミド樹脂等を電荷発生材料と電荷発生材料各1
部に対し、0.1−10部添加して付着し易いようにす
る。コーティング法としては、前記したウェットコーテ
ィングの他に、蒸着法、スパッター法、CVD法等のド
ライコーティング法も使用することができる。
機能分離型感光体の場合、電荷保持層と電荷輸送層の積
層順序は、どちらを先に透明電極上に積層してもかまわ
ない。しかし、露光を電pi側から行うので、露光を行
う活性光に対して透明性の低い電荷輸送層を用いる場合
には、電極側に先に電荷発生層を設けることが好ましい
次ぎに、電荷注入防止層について詳述する。
電荷注入防止層は、光導電層5の両表面の少なくとも一
方か、両方の面に、光導電層5の電圧印加時の暗電流(
電極からの電荷注入)、すなわち露光していないにもか
かわらず恰も露光したように感光層中を電荷が移動する
現象を防止するために設けることができるものである。
この電荷注入防止層は、絶縁性薄膜を利用した層と整流
効果を利用した層との二種類のものがある。まず、絶縁
性薄膜を利用したものは、電圧印加のみではこの電荷注
入防止層により、光導電層、あるいは樹脂層表面まで電
流が流れないが、光を入射した場合には、入射部分に相
当する電荷注入防止層には光導電層で発生した電荷の一
方(電子、またはホール)が存在するため高電界が加わ
り、電荷注入防止層を通過して電流が流れるものである
。このような電荷注入防止層は無機絶縁性膜、有機絶縁
性高分子膜、絶縁性単分子膜等の単層、あるいはこれら
を積層して形成され、無機絶縁性膜としては、例えばA
S20t l Beds + B15Oa + CdS
 、 (ao 、 CeO2,Cr2ft + CoO
、Gem2. BfOt +Fe2r3+ La2O5
l MgO+ Mn0t + Nd2O5+ Nb2O
5+ PbO+ 5biOs + 5lo2+ 5ea
2+ Ta*Os I TIO* +WO3+ VpO
s  + Yaks  + Y20a  、 ZrCh
  + BaTl03  。
AlaOs  + BaTl03  、 CaO−5r
O、Ca0−Y20a  + Cr−5lO+ LIT
aOa  l PbTI(ls  l PbZr0a 
 l Zr()2−Co  l Zr0i−5I021
AIN  + BN  r NbN  + 5IaL 
 + TaN  + TIN、4N 、 ZrN 、 
SIC、丁IC、We 、 AlaCa等をグロー放電
、蒸着、スパッタリング等により形成される。尚、この
層の膜厚は電荷の注入を防止する絶縁性を考慮して、使
用される材質ごとに決められるが、通常0.01〜IO
μm1 好ましくは0.05〜1μmの範囲から選択さ
れる。
次ぎに整流効果を利用した電荷注入防止層は、整流効果
を利用して電極基板の極性と逆極性の電荷輸送能を有す
る電荷輸送層を設ける。即ち、このような電荷注入防止
層は無機光導電層、有機光導電層、有機無機複合型光導
電層で形成され、その膜厚はo、ot −toμm程度
である。具体的には、電極がマイナスの場合は、B 、
 AI 、 Ga 、 In等をドープしたアモルファ
スシリコン光導電層、アモルファスセレン、またはオキ
サジアゾール、ピラゾリン、ポリビニルカルバゾール ン、アントラセン、ナフタレン、トリジフェニルメタン
、トリフェニルメタン、アジン、アミン、芳香族アミン
等を樹脂中に分散して形成した有機光導電層、電極がプ
ラスの場合は、P,N,As。
Sb 、 B1等をドープしたアモルファスシリコン光
導電層、ZnO光導電層等をグロー放電、蒸着、スパッ
タリング、CVD1 コーティング等の方法により形成
される。
距離dは、通常lO μm程度となされるが、d=0即
ち光導電J115と電荷保持層6とを密着させてもよい
ものである。
導電性基板7は、電圧印加露光時には電極として機能す
る必要があり、更に、平版印刷版として使用されるもの
であるから少なくとも表面が親水性を有する必要がある
から、0.3 s嘗程度の厚さの砂目室てされたアルミ
ニウム板を使用することができる。このように導電性基
板7として直接砂目立てされたアルミニウム板を使用す
ることは、特に大面積の印刷に有利であるが、葉書印刷
程度の面積の小さい印刷の場合には、例えば、第2図に
示すように、ガラス等の絶縁性基板!8に蒸着等により
アルミニウム層19を100OA−1μmの厚さに成膜
したものを使用してもよいものである。アルミニウムの
他に亜鉛を使用することもできる。
電荷保持層6の要件としては、帯電保持性を有すること
は勿論、適当なエツチングにより除去可能であり、且つ
印刷版の画線部を形成するものであるから親油性を有し
、更に耐刷性、即ち機械的強度を有するものである必要
があり、例えば、次のような材料を使用することができ
る。なお、厚みは2〜10μm程度でよい。
電荷保持層6は、その表面、もしくはその内部に情報を
静電荷の分布として記録するものであるから、電荷の移
動を抑えるため高絶縁性が必要であり、比抵抗で101
4Ω・am以上の絶縁性を有することが要求される。こ
のような電荷保持層6は、樹脂、ゴム類を溶剤に溶解さ
せ、コーティング、ディッピングするか、または蒸着、
スパッタリング法により層形成させることができる。
ここで、上記樹脂、ゴムとしては、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ビニル樹脂、スチロース樹脂、ア
クリル樹脂、ナイロン66、ナイロン6、ポリカーボネ
ート、アセタールホモポリマー 弗素樹脂、セルロース
樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、ポリエステル樹脂
、エポキシ樹脂、可撓性エポキシ樹脂、メラミン樹脂、
シリコン樹脂、フェノオキシ樹脂、芳香族ポリイミド、
P P O,  ポリスルホン等、またポリイソプレン
、ポリブタジェン、ポリクロロプレン、インブチレン、
極高ニトリル、ポリアクリルゴム、クロロスルホン化ポ
リエチレン、エチレン・プロピレンラバー 弗素ゴム、
シリコンラバー、多硫化系合成ゴム、ウレタンゴム等の
ゴムの単体、あるいは混合物が使用される。
その他に、電荷保持層6の材料としては、酢酸セルロー
スコハク酸半エステルとポリビニルピリジン(溶出液と
しては希アルカリ水溶液が使用可能、以下、括弧内は溶
出液を示す)、部分ケン化ポリ酢酸ビニル(水)、部分
ケン化ポリ酢酸ビニルエチレンオキシド付加体とポリビ
ニルピロリドン(水)、ポリウレタンポリエン(希アル
カリ水溶液)、ポリエチレングリコール・アジピン酸・
フマル酸重縮合体のようなnが6以上のポリエチレング
リコールを用いた不飽和ポリエステルおよびトルエンジ
イソシアナートやフェニレンジイソシアナートのような
シソシアナート改良不飽和ポリエステル(希アルカリ水
溶液)、ε−カプロラクタム−へキサメチレンジアミン
・アジピン酸塩の重縮合体のようなアルコール溶性ポリ
アミド(アルコール)、ε−カプロラクタム−N、N’
 −ビス(β−アミノプロピル)ピペラジン・アジピン
酸の重縮合体のようなカチオン型水溶性ポリアミド(水
)、ポリアミド−へキサメチレンジアミン・テレフタル
酸塩とイソフタル酸スルホン酸ナトリウムの重縮合体の
ようなアニオン型水溶性ポリアミド(水)、ポリアミド
にポリエチレングリコール、アジピン酸を、次いでグリ
シジルメタクリレートを反応させた末端に二重結合を持
つ重縮合体のようなポリエーテルエステルアミド(水)
、スチレン−イソプレン−スチレンブロックポリマー 
スチレン−ブタジェン−スチレンブロックポリマー ニ
トリルゴム、5yn−1,2−ポリブタジェン等の熱可
塑性エラストマー(ハロゲン化炭化水素)、アクリロニ
トリル−ブタジェン−アクリル酸ブロックポリマーのよ
うな三元ブロックポリマー(炭酸ナトリウム水溶液)、
スチレン−イソプレン−スチレンブロックポリマーのよ
うなブロックポリマー(ハロゲン化炭化水素)、旭ガラ
ス・創製溶剤可溶性フッ素樹脂(商品名:サイトップ)
(専用溶媒)、ポリカーボネート樹脂(1−1−2)リ
クロロエタン)、シリコーンワニス、例えハ東芝シリコ
ーン・創製TSR144(キシレン)等が使用可能であ
る。溶出後に、耐刷性を向上させるために、さらに15
0℃30分程度のベーキングを行っても良い。
電源8の電圧は直流500〜!500ボルトであればよ
く、例えば、第1図のように電極4にプラスの電圧を印
加すれば電荷保持層にはプラスの電荷パターンが形成さ
れ、マイナスに帯電したトナー粒子で現像できる。
露光光源としてはレーザ光、紫外線を使用することがで
きる。タングステンランプ、ハロゲンランプ等の可視光
線でもよい。例えば、5000 Aの厚さのa−SeT
e電荷発生層の上に30μmのa−Seを積層したa−
Se系感光体を使用する場合、色温度的4000°にの
タングステンランプの光を約50ルタス、0.1秒間露
光すればよい。
トナーは乾式トナーおよび湿式トナーのいずれでも使用
可能であるが、乾式トナーは粒径が!O〜30μm程度
と比較的大きく、解像力の点で劣るが、湿式トナーは粒
径が0.1〜3μm程度と小さく十分な解像力を得るこ
とができる。
トナーを定着させる場合の温度は、湿式トナーとして特
開昭58−2851号公報に開示されているものを使用
してもよく、この場合には100℃、2〜5分間程度の
定着条件でよい。一般の乾式トナーの場合にも同じ条件
で十分な定着が行われる。
更に、定着したトナー像をレジストにして、トナー像以
外の部分の電荷保持層をエツチング除去する。エツチン
グの方法としては、電荷保持層材料を溶解する溶媒を用
いて、トナー像以外の部分の電荷保持層を溶出除去する
方法、プラズマ灰化装置等により、電荷保持層のトナー
に覆われていない部分を灰化除去する方法、電荷保持層
材料として、例えば光分解型樹脂、例えばポジ型フォト
レジストを用いることも可能で、トナー像を遮光像とし
、全面活性光(例えば紫外線)を照射し、更に現像する
ことによって電荷保持層のトナーに覆われていない部分
を除去する方法などいずれの方法に従ってもよい。
こうしてトナー像以外の部分の電荷保持層がエツチング
除去されると、電極7が露出されるが1、更に、必要に
応じてエッチ処理、ゴム塗布等の処理を施してもよい。
[実施例1コ 厚さ0.3日■のアルミニウム板の表面をボール研磨に
より砂目立てし、その表面を次の整面液で洗浄し、水洗
した。
リン酸    IBcc 水       IQOOcc さらに、次の親水化処理液で処理し、水洗、・乾燥した
重クロム酸アルミニウム   1350 g水    
               2Hフッ化水素酸48
%       IGOcc次に、このアルミニウム板
上に、アクリロニトリ7レーブタジエンーアクリJし酸
ブロックポリマーの5%トルエン溶液を回転塗布して乾
燥塗膜厚3μmの塗膜を形成後、100℃のオーブンに
て30分間乾燥し、版を形成した。
一方、厚さ3關のガラス板に厚さ500λの ITO膜
をスパッタ法により形成し透明導電膜を得た。
面抵抗は1000Ω/口であった。
この上に、スパッタ法により5102を100OA厚に
形成し、電荷注入防止層を形成した。
さらに、5000Aの厚さのa−5eTe 11荷発生
層を真空蒸着法により形成した。Teの含有率は14.
5wt%とした。
更に、電荷輸送層として30μmのa−5e層を同じく
真空蒸着法により形成し感光体を得た。
次に、この感光体を前述の版の上に、厚さ8■■のポリ
エステルフィルムを部分的において、ギャップを形成し
、圧着した。ギャップの実測値は12μmであった。次
に、感光体の上に150線/インチの網ポジフィルムを
置き、密着させた。感光板側透明電極に+800vを印
加し、アルミニウム板側を接地した。
色温度4000’ Kのタングステンランプをほぼ平行
光となるように光を照射した。感光板上で約50ルクス
であった。スイッチを0.1秒間閉じた後、版をはずし
た。
版の上には、+170Vの静電潜像が形成されていた。
この潜像を特開昭58−2851号公報に示されている
湿式トナーで反転現像を行い、乾燥後、100℃のオー
ブン中で5分間定着を行った。
更に、炭酸ナトリウムの5%水溶液で溶出を行い、水洗
、乾燥して、平版印刷版を形成した。
オフセット校正印刷機にて湿し水を供給しながらオフセ
ット印刷を行った結果、150線/インチの3〜96%
の網点が印刷されたことが確認された。
[実施例2コ 上記実施例1と同様に作成した版をオフセット輪転印刷
機にとりつけ、lO万枚の印刷を行った。
印刷版の損傷は確認されなかった。
なお、以上の例では一つの印刷版の製造のみを説明した
が、カラー印刷用の印刷版であれば、上述したと同様な
工程により、Y用印刷版、M用印刷版、C用印刷版およ
びに用印刷版の4種類の印刷版を製造する必要があるこ
とは当然である。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定さ°れるものではなく、種々の変形が可
能であることは当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電荷保持媒体を用いた印刷版の製
造方法の一実施例を示す断面図、第2図は導電性基板の
一構成例を示す断面図、第3図は従来の印刷版の製造方
法の第1の例を示す断面図、第4図は従来の印刷版の製
造方法の第2の例を示す断面図、第5図は従来の印刷版
の製造方法の第3の例を示す断面図、第6図は従来の印
刷版の製造方法の第4の例を示す断面図である。 1・・・感光体、2・・・電荷保持媒体、3・・・感光
体支持体、4・・・感光体電極、5・・・光導電層、6
・・・電荷保持層、7・・・導電性基板、8・・・電源
。 出  願  人 大日本印刷株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性基板上に電荷保持層とトナー層で形成され
    た画線部を有することを特徴とする電荷保持媒体を用い
    た印刷版。
  2. (2)導電性基板と電荷保持層とからなる電荷保持媒体
    と、感光体との間に所定の電圧を印加し、感光体側から
    所定のパターンを露光することによって前記電荷保持層
    に所定のパターンを有する静電潜像を形成する第1の工
    程と、前記第1の工程により得られた電荷保持層上の静
    電潜像に対してトナー現像、定着を行う第2の工程と、
    前記第2の工程により得られたトナー像以外の部分の電
    荷保持層を除去する第3の工程とを備えることを特徴と
    する電荷保持媒体を用いた印刷版の製造方法。
JP24688490A 1989-09-21 1990-09-17 電荷保持媒体を用いた印刷版及びその製造方法 Pending JPH03174166A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24543089 1989-09-21
JP1-245430 1989-09-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03174166A true JPH03174166A (ja) 1991-07-29

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JP24688490A Pending JPH03174166A (ja) 1989-09-21 1990-09-17 電荷保持媒体を用いた印刷版及びその製造方法

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JP (1) JPH03174166A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5903296A (en) * 1993-04-26 1999-05-11 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Photoelectric sensor, information recording system and information recording and reproducing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5903296A (en) * 1993-04-26 1999-05-11 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Photoelectric sensor, information recording system and information recording and reproducing method

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