JPH0317830A - 磁気記録情報の複写装置 - Google Patents
磁気記録情報の複写装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は磁気記録情報の複写装置に関する.(従来の技
術) 記録済みの磁気記録媒体に記録されている磁気記録情報
を未記録の磁気記録媒体に転写させるようにした磁気記
録情報の複写装置としては,従来から各種の構成形態の
ものが提案されているが、その一つとして,予め水平磁
化記録されている記録済み磁気記録媒体(マスターテー
プ)と、垂直磁化記録されるべき未記録の磁気記録媒体
(スレーブテープ)とを、前記した各磁気記録媒体にお
ける互いの磁性面が密着された状態として,転写用のバ
イアス磁界中を磁界の方向と直交する方向に通過させて
,記録済み磁気記録媒体(マスターテープ)に水平磁化
記録形態として記録されている磁気記録情報を、未記録
の磁気記録媒体(スレーブテープ)に垂直磁化記録形態
の磁気記録情報として転写させるようにした磁気記録情
報の複写装置が知られている. そして,前記した既提案の磁気記録情報の複写装置にお
いて、記録済み磁気記録媒体(マスターテープ)と未記
録の磁気記録媒体(スレーブテープ)とを密着させた状
態で転写用のバイアス磁界中を通過させる際における記
録済み磁気記録媒体と未記録の磁気記録媒体との密着手
段としては、従来,駆動回転される軟磁性体材料製の転
写ドラム面に記録済み磁気記録媒体と未記録の磁気記録
媒体とを圧縮空気により圧着させるようにすることが行
われていた. しかし、前記のように記録済み磁気記録媒体と未記録の
磁気記録媒体とを密着させるのに圧縮空気が使用される
ような構成の磁気記録情報の複写装置では、複写装置の
全体が複雑、かつ,大掛かりなものになるために,記録
済み磁気記録媒体と未記録の磁気記録媒体との圧着が転
写用のバイアス磁界発生用の磁気ヘッドを内蔵させてあ
る非磁性体材料製の円筒体と回転ローラとを用いて行う
ようにした第6図に例示されているような構成の磁気記
録情報の複写装置が考えられた.既提案の磁気記録情報
の複写装置を例示している第6図において1は非磁性体
材料製の円筒体であり,この非磁性体材料製の円筒体l
の内部には中央磁極2と5前記した中央磁極2との間に
磁気空隙gLg2を介して中央磁極2の両側方に配置さ
れた側磁極3.4とを有するE型コアと、前記のE型コ
アに装着されたコイル5とを含んで構成されている転写
用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHが内蔵されている
. また,6は回転ローラであって、この回転ローラ6は軟
磁性体材料(例えばM n Z nフエライト)製の円
筒体7の表面に非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の
高弾性ゴム)11の被覆層8が被着された構成とされて
いる. さらに、T1は所定の情報が水平磁化記録されている記
録済み磁気記録媒体(マスターテープ)、またT2は垂
直磁化記録されるべき未記録の磁気記録媒体(スレーブ
テーブ)であって、前記の記録済み磁気記録媒体Tlと
未記録の磁気記録媒体T2とは互いの磁性面が向い合わ
され,磁気記録情報の転写に必要とされる所定の圧力で
両者が密着された状態となるようにして,前記した非磁
性体材料製の円筒体1の外周面と回転ローラ6の外周面
との間で挟着され,回転ローラ6の回転に伴って図中の
矢印Xの方向に移動されるようになされている. 第7図は前記した第6図に示されている既提案の磁気記
録情報の複写装置の動作の説明を行うために、第6図中
で破線図示の丸印の部分を拡大して示した図である. 第6図に示されている既提案の磁気記録情報の複写装置
において、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ロ
ーラ6の外周面との間に挟着されている記録済み磁気記
録媒体Tlと未記録の磁気記録媒体T2とは,第7図中
で斜線を引いて示してあるテーブ圧接領域9の部分にお
いて磁気記録情報の転写に必要とされる所定の圧力で両
者が密着された状態になされている. 前記したテープ圧接領域9の範囲は、非磁性体材料製の
円筒体1の径寸法及び回転ローラ6の径寸法や、回転ロ
ーラ6の主体部を構成している軟磁性体材料(例えばM
n Z nフエライト)製の円筒体の表面に被着され
ている非磁性弾性体材料(例・えばウレタン系の高弾性
ゴム)製の被覆層8の構戒態様ならびに非磁性体材料製
の円筒体lと回転ローラ6との間に印加される圧着力の
大きさ等によって変化するが,何れにしても前記した非
磁性体材料製の円筒体1の回転中心と回転ローラ6の回
転中心とを結ぶmc−cとの交点の位置Pを中心として
所定の範囲にテープ圧接領域9が形成されている. 既述した非磁性体材料製の円筒体1に内蔵されている磁
気ヘッドHの磁気空隙gL g2に発生した漏洩磁束は
、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ローラ6の
外周面との間に挾着されている未記録の磁気記録媒体T
2及び記録済み磁気記録媒体TIにおけるテープ圧接領
域9を含む部分と,回転ローラ6の表面の非磁性弾性体
材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)IIの被覆層8
とを貫通して、回転ローラ6の主体部を構成している軟
磁性体材料(例えばM n Z nフエライト)Hの円
筒体7に達した後に、前記した回転ローラ6の主体部を
構成している軟磁性体材料(例えばM n Znフェラ
イト)製の円筒体7から前記した回転ローラ6の表面の
非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)製
の被覆層8と,記録済み磁気記録媒体T1及び未記録の
磁気記録媒体T2におけるテープ圧接領域9以外の部分
を貫通して磁気ヘッドHの側磁極3,4に戻る. そして,前記のように非磁性体材料製の円筒体1に内蔵
されている磁気ヘッドHの磁気空隙gLg2に発生した
漏洩磁束によって生じる垂直磁界が転写バイアス磁界と
して用いられるように、前記した垂直磁界は記録済み磁
気記録媒体TIの保磁力よりも小で、また未記録の磁気
記録媒体T2の保磁力の2〜3倍程度の磁界強度となさ
れるのである. それで,第6図に示されている既提案の磁気記録情報の
複写装置では,非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回
転ローラ6の外周面との間に挟着されている記録済み磁
気記録媒体T1と未記録の磁気記録媒体T2とが、第7
図中で斜線を引いて示してあるテープ圧接領域9の部分
において磁気記録情報の転写に必要とされる所定の圧力
で両者が密着された状態になされて転写バイアス磁界中
を通過するようになされることにより、記録済み磁気記
録媒体T1の磁気記録情報が未記録の磁気記録媒体T2
に転写されて,未記録の磁気記録媒体T2が記録済みの
複写物となされる.(発明が解決しようとする課題) ところで、第6図に示されている既提案の磁気記録情報
の複写装置においては,非磁性体材料製の円筒体1に内
蔵されている転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドH
が,第1図の下方へ実線によって一部が図示されている
E型コアのように,それの中央磁極2がそれの中心とテ
ープ圧接領域9の中心Pとが一致するような態様で非磁
性体材料製の円筒体1内に設置されていたから,この転
写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHによって発生さ
れる転写用バイアス磁界の磁界強度の分布は,第1図の
上方に示されている磁気記録媒体の走行方向Xの位置と
垂直磁界強度Hyとの関係を示す特性曲線例図における
実線図示の曲線!で示されるものとなって、前記した転
写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHで発生された転
写用バイアス磁界はテープ圧接領域9と対応して図中の
g〜hに示されている磁界強度分布を示しているものと
なる. ところで,予め水平磁化記録されている記録済み磁気記
録媒体TI と,垂直磁化記録されるべき未記録の磁気
記録媒体T2とを,前記した各磁気記録媒体における互
いの磁性面が密着された状態として、転写用のバイアス
磁界中を磁界の方向と直交する方向Xに通過させて,記
録済み磁気記録媒体T1に水平磁化記録形態として記録
されている磁気記録情報を,未記録の磁気記録媒体T2
に垂直磁化記録形態の磁気記録情報として良好に転写さ
せるようにするためには,記録済み磁気記録媒体Tlと
未記録の磁気記録媒体T2とが互いの磁性面が密着され
た状態となされているテーブ圧接領域9中を前記した記
録済み磁気記録媒体Tlと未記録の磁気記録媒体T2と
が通過している間に、前記した両磁気記録媒体Tl,T
2に印加される転写用のバイアス磁界の強度が第1図の
上方に示されている実線図示の特性曲線!におけるa−
4h→fのように磁界強度が最終的には零にまで減衰す
るような経過を辿ることが必要とされる.ところが,第
6図に示されている既提案の磁気記録情報の複写装置で
は既述のように、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッ
ドHの中央磁極2がそれの中心とテープ圧接領域9の中
心Pとが一致するような態様で非磁性体材料製の円筒体
1内に設置されていたから、転写用バイアス磁界発生用
の磁気ヘッドHで発生された転写用バイアス磁界はテー
プ圧接領域9と対応して図中の.−hに示されている磁
界強度分布となっていて、磁気記録媒体Tl,T2がテ
ープ圧接領域9から離れる時点にも磁気記録媒体Tl,
T2には大きな磁界強度の磁界が印加されている状態と
なされている.ところで、前記のように磁気記録媒体T
I, T2がテーブ圧接領域9から離れる時点以降の磁
界部分は,第1図の上方に示されている実線図示の特性
曲線Iにおけるh−4fの部分で示されているように転
写用のバイアス磁界強度の分布が消磁過程になっている
から磁気記録媒体T2に対して良好な転写記録が行われ
ない. また、磁気記録媒体Tl.T2はテープ圧接領域9から
離れた後にも第1図の上方に示されている実線図示の特
性曲線夏におけるf −) 6の部分で示されている大
きな磁界強度部分を通過するために磁気記録媒体Tl,
T2が減磁されてしまうことも問題になる. ところで,垂直磁化膜と水平磁化膜とを積層して構成し
た垂直磁気記録媒体を用いて情報信号の磁気記録再生を
行うようにした垂直磁気記録再生方式においては、E型
コアの主磁極(中央磁極)を、それの断面積を磁気飽和
が生じない範囲内で小さなものにし,また,主磁極の両
側の側磁極を極力大面積のものとして構成した磁気ヘッ
ドによって,主磁極の部分に急峻な磁界強度分布を示す
垂直磁界を構成させるようにする試みが行われているこ
とは周知のとおりである, しかし,前記した周知の垂直磁気記録再生方式における
磁気ヘッドは小断面積の主磁極の両側の側磁極を極力大
面積のものにするという構成をとって、主磁極の部分に
急峻な磁界強度分布を形或させるというものであるため
に、第6図に例示した既提案の磁気記録情報の複写装置
のように,非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ロ
ーラ6の外周面との間に記録済み磁気記録媒体TIと未
記録の磁気記録媒体T2とを所定の圧力で挟着させて,
前記した非磁性体材料製の円筒体1に内蔵させたE型コ
アを備えた磁気ヘッドによって磁気記録媒体に垂直磁界
を印加させるようにしている場合の磁気ヘッドとして,
前記した垂直磁気記録再生方式における磁気ヘッドを適
用してE型コアにおける中央磁極(主磁極)の部分に急
峻な磁界強度分布を示す垂直磁界を構成させるようにす
ることは困難である. すなわち,第6図に例示した既提案の磁気記録情報の複
写装置では、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転
ローラ6の外周面との間で記録済み磁気記録媒体TLと
未記録の磁気記録媒体T2とをテープ圧接領域において
所定の圧力で挟着させ、また,前記のテープ圧接領域の
磁気記録媒体に所定の強度の転写用のバイアス磁界を印
加させることが必要とされるが,前記した非磁性体材料
製の円筒体1に内蔵させるべき磁気ヘッドとして、前記
した垂直磁気記録再生方式における磁気ヘッドのように
,小断面積の主磁極の両側の側磁極を極力大面積のもの
にするという構成をとり,主磁極の部分に急峻な磁界強
度分布を形成させるようにした場合には,その磁気ヘッ
ドを内蔵させるために使用されるべき非磁性体材料製の
円筒体1としては径の大きなものが必要とされる. 前記のように.非磁性体材料製の円筒体lとしては径の
大きなものが使用された場合には、当然のことながら非
磁性体材料製の円筒体lの外周面と回転ローラ6の外周
面との間で挟着される記録済み磁気記録媒体T1と未記
録の磁気記録媒体T2とのテープ圧接領域が大となるた
めに,記録済み磁気記録媒体TIと未記録の磁気記録媒
体T2とをテーブ圧接領域において所定の圧力で挟着さ
せるのに前記した非磁性体材料製の円筒体1と回転ロー
ラ6との間に加えなければならない圧力が大となる. それで、前記した非磁性体材料製の円筒体↓と回転ロー
ラ6としても、その圧力に耐えられるような機械的な強
度を有するものが必要とされるから非磁性体材料製の円
筒体1と回転ローラ6としても厚さの大きな円筒が用い
られることになるが、厚さの大きな非磁性体材料製の円
筒体1が用いられた場合には,記録済み磁気記録媒体T
1と未記録の磁気記録媒体T2とのテープ圧接領域と,
非磁性体材料製の円筒体1の内部に設けられた磁気ヘッ
ドとの距離が大きくなるために、必要とされる強度の垂
直磁界を発生させるために磁気ヘッドに供給する高周波
電力が大となり、不要放射が生じたりコアの発熱が問題
になったり,良好な垂直磁界を生じさせ難いなどの点が
問題になる.(課題を解決するための手段) 本発明は,中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気
空隙を介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを
有するE型コアを含んで構成されている転写用バイアス
磁界発生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円
筒体と、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体とし
て構成されている回転ローラと,前記した転写用バイア
ス磁界発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス
磁界中において、記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未
記録の磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で,
前記した非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラ
とによって挟着圧接された状態で移動されるようにする
手段と、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型
コアにおける中央磁極と2つの側磁極との間に形或され
た2つの磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関
して前方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と前
記した回転ローラとによる挟着によって形成される記録
済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の
磁性面との圧接頭域の中心位置に近接した位置を占める
ようにして前記の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッ
ドを非磁性体材料製の円筒体内に設ける手段とを備えて
なる磁気記録情報の複写装置,及び中央磁極及び前記し
た中央磁極との間に磁気空隙を介して中央磁極の両側方
に配置された側磁極とを有するE型コアを含んで構成さ
れている転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを内蔵
した非磁性体材料製の円筒体と、少なくとも軟磁性体材
料製の円筒体を主体として構成されている回転ローラと
、前記した転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発
生された転写用バイアス磁界中において,記録済みの磁
気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面と
が向い合わせの状態で,前記した非磁性体材料製の円筒
体と前記した回転ローラとによって挟着圧接された状態
で移動されるようにする手段と,転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドのE型コアにおける2つの側磁極の内
で、磁気記録媒体の進行方向に関して中央磁極よりも前
方のものの表面が前記した非磁性体材料製の円筒体と回
転ローラとによる挟着によって形成される記録済みの磁
気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面と
の圧接領域に対して前記の圧接領域の面に垂直の方向に
離隔した位置を占めるように,かつ,転写用バイアス磁
界発生用の磁気ヘッドのE型コアにおける中央磁極と2
つの側磁極との間に形成された2つの磁気空隙の内で、
磁気記録媒体の進行方向に関して前方のものが前記した
非磁性体材料製の円筒体と回転ローラとによる挟着によ
って形成される記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記
録の磁気記録媒体の磁性面との圧接領域の中心位置に近
接した位置を占めるようにして前記の転写用バイアス磁
界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料製の円筒体内に設
ける手段とを備えてなる磁気記録情報の複写装置、なら
びに中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を
介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有する
E型コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と
、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成
されている回転ローラと,前記した転写用バイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
において、記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で,前記し
た非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラとによ
って挟着圧接された状態で移動されるようにする手段と
,転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける2つの側磁極の内で、磁気記録媒体の進行方向に
関して中央磁極よりも前方のものにおける厚さ方向にお
いて両端部を除く部分の表面が前記した非磁性体材料製
の円筒体と回転ローラとによる挟着によって形成される
記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒
体の磁性面との圧接領域に対して前記の圧接領域の面に
垂直の方向に離隔した位置を占め、また、前記した側磁
極における両端部の表面は前記した非磁性体材料製の円
筒体と回転ローラとによる挟着によって形成される記録
済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の
磁性面との圧接領域に近接するような位置を占め、かつ
、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された2つ
の磁気空隙の内で,磁気記録媒体の進行方向に関して前
方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と回転ロー
ラとによる挟着によって形成される記録済みの磁気記録
媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面との圧接
領域の中心位置に近接した位置を占めるようにして前記
の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材
料製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁気記録情
報の複写装置を提供する. (作用) 中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を介し
て中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有するE型
コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発生用
の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と、少
なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成され
ている回転ローラとの間に、記録済みの磁気記録媒体の
磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面とを向い合わせ
の状態として挟着させて、前記した転写用パイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
で、前記した記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録
の磁気記録媒体とを密着状態で移動させる. 前記した転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型
コアにおける中央磁極と2つの側磁極との間に形成され
た2つの磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関
して前方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と前
記した回転ローラとによる挟着によって形成される記録
済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の
磁性面との圧接領域(テーブ圧接領域)の中心位置に近
接した位置を占めるようにして前記したテープ圧接領域
内で転写用のバイアス磁界の強度を零または零に近い状
態にする. また、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コ
アにおける2つの側磁極の内で,磁気記録媒体の進行方
向に関して中央磁極よりも前方のものの表面が、テープ
圧接領域に対して前記のテープ圧接領域の面に垂直の方
向に離隔した位置を占めるように、かつ,転写用バイア
ス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアにおける中央磁極
と2つの側磁極との間に形或された2つの磁気空隙の内
で、磁気記録媒体の進行方向に関して前方のものが前記
したテープ圧接領域の中心位置に近接した位置を占める
ようにして,前記したテープ圧接領域内で転写用のバイ
アス磁界の強度を零または零に近い状態にする. さらに,転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型
コアにおける2つの側磁極の内で,磁気記録媒体の進行
方向に関して中央磁極よりも前方のものにおける厚さ方
向において両端部を除く部分の表面が、テープ圧接領域
に対して前記のテープ圧接領域の面に垂直の方向に離隔
した位置を占め,また、前記した側磁極における両端部
の表面が前記したテープ圧接領域に近接するような位置
を占め、かつ,転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッド
のE型コアにおける中央磁極と2つの側磁極との間に形
成された2つの磁気空隙の内で,磁気記録媒体の進行方
向に関して前方のものが前記したテープ圧接領域の中心
位置に近接した位置を占めるようにしてテープ圧接領域
内で転写用のバイアス磁界の強度を零または零に近い状
態にする.(実施例) 以下,添付図面を参照して本発明の磁気記録情報の複写
装置の具体的な内容について詳細に説明する.第1図及
び第4図ならびに第5図は本発明のそれぞれ異なる実施
例の磁気記録情報の複写装置における転写用のバイアス
磁界の発生部分と既提案の磁気記録情報の複写装置にお
ける転写用のバイアス磁界の発生部分との構成上の比較
と磁界強度分布の比較とを示す図、第2図及び第3図は
本発明の磁気記録情報の複写装置における転写用のバイ
アス磁界の発生部分に使用されるE型コアの斜視図であ
る. 本発明の磁気記録情報の複写装置は、第6図及び第7図
を参照して既述した既提案の磁気記録情報の複写装置に
おける非磁性体材料製の円筒体lに内蔵されるべき転写
用のバイアス磁界の発生部分の構成を異にしているだけ
であるから,第6図中における非磁性体材料製の円筒体
1の内部の構成部分を除く構成部分は、本発明の磁気記
録情報の複写装置の全体的な構成の説明にも使用されて
いる. 本発明の磁気記録情報の複写装置の全体的な構成は第6
図に示されている既提案の磁気記録情報の複写装置と同
様に、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHを内蔵
している非磁性体材料製の円筒体と、前記した非磁性体
製の円筒体1と対向して設けられる回転ローラ6とを備
えていて、所定の情報が水平磁化記録されている記録済
み磁気記録媒体(マスターテープ)Tl と、垂直磁化
記録されるべき未記録の磁気記録媒体(スレーブテープ
)T2とを互いの磁性面を向い合わせて,1a気記録情
報の転写に必要とされる所定の圧力で両者が密着された
状態となるようにして、前記した非磁性体材料製の円筒
体lの外周面と回転ローラ6の外周面との間で挟着し、
回転ローラ6の回転に伴って図中の矢印Xの方向に移動
されるようになされている. 前記した回転ローラ6は軟磁性体材料(例えばM n
Z nフエライト)製の円筒体の表面に非磁性弾性体材
料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)製の被覆層8が被
着された構成とされている.本発明の磁気記録情報の複
写装置の一実施例において、非磁性体材料製の円筒体1
に内蔵されるべき転写用のバイアス磁界発生用の磁気ヘ
ッドHは、第1図の下方に二点鎖線によって一部分が示
されているように,中央磁極2′及び前記した中央磁極
2′との間に磁気空隙gl’pg2’を介して中央磁極
2′の両側方に配置された側磁極3′4′とを有するE
型コアと図示されていないコイルとを含んで構成されて
いる. そして,前記した転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッ
ドHは、それのE型コアにおける中央磁極2′と2つの
側磁極3’ ,4’との間に形或された2つの磁気空隙
g 1’ p g 2’の内で、磁気記録媒体の進行方
向Xに関して前方のものg21が非磁性体材料製の円筒
体1(第6図参照.第1図中には図示が省略されている
)と回転ローラ6(第6図参照)とによる挟着によって
形成される記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とのテープ圧接領域9の中心位置
に近接した位置を占めるようにして非磁性体材料製の円
筒体内に設けられているのである. 第1図中において斜線を引いて示してあるテープ圧接領
域9の部分は,第7図を参照して既述したと同様に,非
磁性体材料製の円筒体lの外周面と回転ローラ6の外周
面との間に挟着されている記録済み磁気記録媒体Tlと
未記録の磁気記録媒体T2とが磁気記録情報の転写に必
要とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされ
ている領域である. そして、前記したテープ圧接領域9の範囲は、非磁性体
材料製の円筒体lの径寸法及び回転ローラ6の径寸法や
,回転ローラ6の主体部を構成している軟磁性体材料(
例えばM n Z nフエライト)製の円筒体の表面に
被着されている非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の
高弾性ゴム)製の被覆層8の構成態様ならびに非磁性体
材料製の円筒体1と回転ローラ6との間に印加される圧
着力の大きさ等によって変化するが,何れにしても前記
した非磁性体材料製の円筒体1の回転中心と回転ローラ
6の回転中心とを結ぶ@C−Cとの交点の位置Pを中心
として所定の範囲にテープ圧接領域9が形成されている
. 第1図中に二点鎖線によって示されている転写用バイア
ス磁界発生用の磁気ヘッドHは,既述のようにそれのE
型コアにおける中央磁極2′と2つの側磁極3’ ,4
’との間に形成された2うの磁気空隙gl’sg2’の
内で、磁気記録媒体の進行方向Xに関して前方のものg
2′が、テープ圧接領域9の中心位!IPに近接した位
置を占めるようにして非磁性体材料製の円筒体内に設け
られているために,非磁性体材料製の円筒体1に内蔵さ
れている磁気ヘッドHの磁気空隙gl’+g2’に発生
した漏洩磁束は、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と
回転ローラ6の外周面との間に挟着されている未記録の
磁気記録媒体T2及び記録済み磁気記録媒体TLにおけ
るテープ圧接領域9を含む部分と、回転ローラ6の表面
の非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)
製の被覆層8とを貫通して,回転ローラ6の主体部を構
成している軟磁性体材料(例えばM n Z nフエラ
イト)製の円筒体7に達した後に、前記した回転ローラ
6の主体部を構成している軟磁性体材料(例えばM n
Z nフエライト)製の円筒体7(第6図参照)から
前記した回転ローラ6の表面の非磁性弾性体材料(例え
ばウレタン系の高弾性ゴム)Itの被覆層8(第6図参
照)と、記録済み磁気記録媒体Tl及び未記録の磁気記
録媒体T2におけるテープ圧接領域9以外の部分を貫通
して磁気ヘッドHの側磁極3’.4’に戻る. そして,前記のように非磁性体材料製の円筒体1に内蔵
されている磁気ヘッドHの磁気空Fl!llg1″,g
2″に発生した漏洩磁束によって生じる垂直磁界が転写
バイアス磁界として用いられるように、前記した.垂直
磁界は記録済み磁気記録媒体T1の保磁力よりも小で、
また未記録の磁気記録媒体T2の保磁力の2〜3倍程度
の磁界強度となされるのである. それで、磁気記録情報の複写装置では非磁性体材料製の
円筒体1の外周面と回転ローラ6の外周面との間に挾着
されている記録済み磁気記録媒体T1と未記録の磁気記
録媒体T2とが、第1図中で斜線を引いて示してあるテ
ープ圧接領域9の部分において磁気記録情報の転写に必
要とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされ
て転写バイアス磁界中を通過するようになされることに
より、記録済み磁気記録媒体Tlの磁気記録情報が未記
録の磁気記録媒体T2に転写されて,未記録の磁気記録
媒体T2が記録済みの複写物となされる. そして、第1図中に二点鎖線によって示されている転写
用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHを非磁性体材料製
の円筒体1に内蔵させてある本発明の一実施例の磁気記
録情報の複写装置では,第1図の下方へ二点鎖線によっ
て一部が図示されているE型コアのように,それの中央
磁極2′がそれの中心とテーブ圧接領域9の中心Pとが
ずらされた態様でE型コアにおける中央磁極2′と2つ
の側磁極3’ ,4’との間に形成された2つの磁気空
隙g 1’ r g 2’の内で,磁気記録媒体の進行
方向Xに関して前方のものg 21が、テープ圧接頭域
9の中心位置Pに近接した位置を占めるようにして非磁
性体材料製の円筒体内に設けられているために、この転
写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHで発生される転
写用バイアス磁界の磁界強度の分布は、第1図の上方に
示されている磁気記録媒体の走行方向Xの位置と垂直磁
界強度HYとの関係を示す特性曲線例図における二点鎖
線図示の曲線■で示されるものとなり,転写用バイアス
磁界発生用の磁気ヘッドHで発生された転写用バイアス
磁界はテープ圧接領域9と対応して図中の二点鎖線図示
の曲線■のQ−4a−* l)に示されている磁界強度
分布を示しているものとなる. 既述もしたように予め水平磁化記録されている記録済み
磁気記録媒体Tlと,垂直磁化記録されるべき未記録の
磁気記録媒体T2とを、前記した各磁気記録媒体におけ
る互いの磁性面が密着された状態として,転写用のバイ
アス磁界中を磁界の方向と直交する方向Xに通過させて
,記録済み磁気記録媒体T1に水平磁化記録形態として
記録されている磁気記録情報を,未記録の磁気記録媒体
T2に垂直磁化記録形態の磁気記録情報として良好に転
写させるようにするためには,記録済み磁気記録媒体T
1と未記録の磁気記録媒体T2とが互いの磁性面が密着
された状態となされているテープ圧接領域9中を前記し
た記録済み磁気記録媒体Tlと未記録の磁気記録媒体T
2とが通過している間に,前記した両磁気記録媒体Tl
.T2に印加される転写用のバイアス磁界の強度が最終
的には零にまで減衰するような経過を辿ることが必要と
されるが、本発明の一実施例の磁気記録情報の複写装置
では転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHで発生さ
れた転写用バイアス磁界はテープ圧接領域9と対応して
第1図中の特性曲線■のC→a→bに示されている磁界
強度分布となっているから、磁気記録媒体Tl,T2が
テープ圧接領域9から離れる時点には磁気記録媒体TI
,T2には太きな磁界強度の磁界が印加されていない状
態になされて,磁気記録媒体T2には良好な転写記録が
行われる. また、磁気記録媒体Tl,T2はテープ圧接領域9から
離れた後にも第1図の上方に示されている二点鎖線図示
の曲線■におけるb−}dの部分で示されている磁界強
度部分を通過するが、前記の第l図の上方に示されてい
る二点鎖線図示の曲線■におけるb→dの部分で示され
ている磁界強度部分は磁界強度が小さいので記録媒体T
l,T2を大きく減磁させることがない. 次に、第2図及び第3図はそれぞれ本発明の磁気記録情
報の複写装置の他の実施例における非磁性体材料製の円
筒体lに内蔵して使用される転写用のバイアス磁界発生
用の磁気ヘッドHの構成に用いられるE型コアの斜視図
である. 第2図に示されている転写用のバイアス磁界発生用の磁
気ヘッドHのE型コアにおいて、10は中央磁極であり
,また11.12は前記した中央磁極10の両側に配置
されている側磁極であって,中央磁極10と側磁極11
との間には磁気空隙16が形成されており、また,中央
磁極10と側磁極12との間には磁気空隙17が形或さ
れている.第2図に示されているE型コアにおいて、中
央磁極10の両側に配置されている2個の側磁極11.
12の内の一方の側磁極11,すなわち、磁気ヘッドが
非磁性体材料製の円筒体1に内蔵されて使用されている
状態において、磁気記録媒体の進行方向に関して中央磁
極10よりも前方に位置する側磁極l1は、それの表面
が中央磁極IOや他の側磁極12の表面よりも距離dだ
け中央磁極10の先端部よりも引込んだ位置を占めるよ
うな構成とされている. 第4図は第2図に示されているE型コアを用いて構成し
た転写用のバイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コア
における側磁極1lが、前記した非磁性体材料製の円筒
体1(第4図中には図示を省略してある)と回転ローラ
6とによる挟着によって記録済みの磁気記録媒体の磁性
面と未記録の磁気記録媒体の磁性面とに形成される圧接
頭域9の面に垂直の方向に離隔した位置を占めるように
、かつ、中央磁極lOと2つの側磁極11.12との間
に形成された2つの磁気空隙16.17の内で、磁気記
録媒体の進行方向に関して前方のもの16が前記した非
磁性体材料製の円筒体lと回転ローラ6とによる挟着に
よって形成される圧接領域9の中心位置Pに近接した位
置を占めるような状態となるように前記の転写用バイア
ス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料製の円筒体内
に設けた本発明の磁気記録情報の複写装置の実施例を,
既述した第1図による実施例の図示の仕方と同様な図示
の仕方による概略構成の図示と、発生される垂直磁界の
磁界強度分布の状態とを示している図である。
術) 記録済みの磁気記録媒体に記録されている磁気記録情報
を未記録の磁気記録媒体に転写させるようにした磁気記
録情報の複写装置としては,従来から各種の構成形態の
ものが提案されているが、その一つとして,予め水平磁
化記録されている記録済み磁気記録媒体(マスターテー
プ)と、垂直磁化記録されるべき未記録の磁気記録媒体
(スレーブテープ)とを、前記した各磁気記録媒体にお
ける互いの磁性面が密着された状態として,転写用のバ
イアス磁界中を磁界の方向と直交する方向に通過させて
,記録済み磁気記録媒体(マスターテープ)に水平磁化
記録形態として記録されている磁気記録情報を、未記録
の磁気記録媒体(スレーブテープ)に垂直磁化記録形態
の磁気記録情報として転写させるようにした磁気記録情
報の複写装置が知られている. そして,前記した既提案の磁気記録情報の複写装置にお
いて、記録済み磁気記録媒体(マスターテープ)と未記
録の磁気記録媒体(スレーブテープ)とを密着させた状
態で転写用のバイアス磁界中を通過させる際における記
録済み磁気記録媒体と未記録の磁気記録媒体との密着手
段としては、従来,駆動回転される軟磁性体材料製の転
写ドラム面に記録済み磁気記録媒体と未記録の磁気記録
媒体とを圧縮空気により圧着させるようにすることが行
われていた. しかし、前記のように記録済み磁気記録媒体と未記録の
磁気記録媒体とを密着させるのに圧縮空気が使用される
ような構成の磁気記録情報の複写装置では、複写装置の
全体が複雑、かつ,大掛かりなものになるために,記録
済み磁気記録媒体と未記録の磁気記録媒体との圧着が転
写用のバイアス磁界発生用の磁気ヘッドを内蔵させてあ
る非磁性体材料製の円筒体と回転ローラとを用いて行う
ようにした第6図に例示されているような構成の磁気記
録情報の複写装置が考えられた.既提案の磁気記録情報
の複写装置を例示している第6図において1は非磁性体
材料製の円筒体であり,この非磁性体材料製の円筒体l
の内部には中央磁極2と5前記した中央磁極2との間に
磁気空隙gLg2を介して中央磁極2の両側方に配置さ
れた側磁極3.4とを有するE型コアと、前記のE型コ
アに装着されたコイル5とを含んで構成されている転写
用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHが内蔵されている
. また,6は回転ローラであって、この回転ローラ6は軟
磁性体材料(例えばM n Z nフエライト)製の円
筒体7の表面に非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の
高弾性ゴム)11の被覆層8が被着された構成とされて
いる. さらに、T1は所定の情報が水平磁化記録されている記
録済み磁気記録媒体(マスターテープ)、またT2は垂
直磁化記録されるべき未記録の磁気記録媒体(スレーブ
テーブ)であって、前記の記録済み磁気記録媒体Tlと
未記録の磁気記録媒体T2とは互いの磁性面が向い合わ
され,磁気記録情報の転写に必要とされる所定の圧力で
両者が密着された状態となるようにして,前記した非磁
性体材料製の円筒体1の外周面と回転ローラ6の外周面
との間で挟着され,回転ローラ6の回転に伴って図中の
矢印Xの方向に移動されるようになされている. 第7図は前記した第6図に示されている既提案の磁気記
録情報の複写装置の動作の説明を行うために、第6図中
で破線図示の丸印の部分を拡大して示した図である. 第6図に示されている既提案の磁気記録情報の複写装置
において、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ロ
ーラ6の外周面との間に挟着されている記録済み磁気記
録媒体Tlと未記録の磁気記録媒体T2とは,第7図中
で斜線を引いて示してあるテーブ圧接領域9の部分にお
いて磁気記録情報の転写に必要とされる所定の圧力で両
者が密着された状態になされている. 前記したテープ圧接領域9の範囲は、非磁性体材料製の
円筒体1の径寸法及び回転ローラ6の径寸法や、回転ロ
ーラ6の主体部を構成している軟磁性体材料(例えばM
n Z nフエライト)製の円筒体の表面に被着され
ている非磁性弾性体材料(例・えばウレタン系の高弾性
ゴム)製の被覆層8の構戒態様ならびに非磁性体材料製
の円筒体lと回転ローラ6との間に印加される圧着力の
大きさ等によって変化するが,何れにしても前記した非
磁性体材料製の円筒体1の回転中心と回転ローラ6の回
転中心とを結ぶmc−cとの交点の位置Pを中心として
所定の範囲にテープ圧接領域9が形成されている. 既述した非磁性体材料製の円筒体1に内蔵されている磁
気ヘッドHの磁気空隙gL g2に発生した漏洩磁束は
、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ローラ6の
外周面との間に挾着されている未記録の磁気記録媒体T
2及び記録済み磁気記録媒体TIにおけるテープ圧接領
域9を含む部分と,回転ローラ6の表面の非磁性弾性体
材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)IIの被覆層8
とを貫通して、回転ローラ6の主体部を構成している軟
磁性体材料(例えばM n Z nフエライト)Hの円
筒体7に達した後に、前記した回転ローラ6の主体部を
構成している軟磁性体材料(例えばM n Znフェラ
イト)製の円筒体7から前記した回転ローラ6の表面の
非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)製
の被覆層8と,記録済み磁気記録媒体T1及び未記録の
磁気記録媒体T2におけるテープ圧接領域9以外の部分
を貫通して磁気ヘッドHの側磁極3,4に戻る. そして,前記のように非磁性体材料製の円筒体1に内蔵
されている磁気ヘッドHの磁気空隙gLg2に発生した
漏洩磁束によって生じる垂直磁界が転写バイアス磁界と
して用いられるように、前記した垂直磁界は記録済み磁
気記録媒体TIの保磁力よりも小で、また未記録の磁気
記録媒体T2の保磁力の2〜3倍程度の磁界強度となさ
れるのである. それで,第6図に示されている既提案の磁気記録情報の
複写装置では,非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回
転ローラ6の外周面との間に挟着されている記録済み磁
気記録媒体T1と未記録の磁気記録媒体T2とが、第7
図中で斜線を引いて示してあるテープ圧接領域9の部分
において磁気記録情報の転写に必要とされる所定の圧力
で両者が密着された状態になされて転写バイアス磁界中
を通過するようになされることにより、記録済み磁気記
録媒体T1の磁気記録情報が未記録の磁気記録媒体T2
に転写されて,未記録の磁気記録媒体T2が記録済みの
複写物となされる.(発明が解決しようとする課題) ところで、第6図に示されている既提案の磁気記録情報
の複写装置においては,非磁性体材料製の円筒体1に内
蔵されている転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドH
が,第1図の下方へ実線によって一部が図示されている
E型コアのように,それの中央磁極2がそれの中心とテ
ープ圧接領域9の中心Pとが一致するような態様で非磁
性体材料製の円筒体1内に設置されていたから,この転
写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHによって発生さ
れる転写用バイアス磁界の磁界強度の分布は,第1図の
上方に示されている磁気記録媒体の走行方向Xの位置と
垂直磁界強度Hyとの関係を示す特性曲線例図における
実線図示の曲線!で示されるものとなって、前記した転
写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHで発生された転
写用バイアス磁界はテープ圧接領域9と対応して図中の
g〜hに示されている磁界強度分布を示しているものと
なる. ところで,予め水平磁化記録されている記録済み磁気記
録媒体TI と,垂直磁化記録されるべき未記録の磁気
記録媒体T2とを,前記した各磁気記録媒体における互
いの磁性面が密着された状態として、転写用のバイアス
磁界中を磁界の方向と直交する方向Xに通過させて,記
録済み磁気記録媒体T1に水平磁化記録形態として記録
されている磁気記録情報を,未記録の磁気記録媒体T2
に垂直磁化記録形態の磁気記録情報として良好に転写さ
せるようにするためには,記録済み磁気記録媒体Tlと
未記録の磁気記録媒体T2とが互いの磁性面が密着され
た状態となされているテーブ圧接領域9中を前記した記
録済み磁気記録媒体Tlと未記録の磁気記録媒体T2と
が通過している間に、前記した両磁気記録媒体Tl,T
2に印加される転写用のバイアス磁界の強度が第1図の
上方に示されている実線図示の特性曲線!におけるa−
4h→fのように磁界強度が最終的には零にまで減衰す
るような経過を辿ることが必要とされる.ところが,第
6図に示されている既提案の磁気記録情報の複写装置で
は既述のように、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッ
ドHの中央磁極2がそれの中心とテープ圧接領域9の中
心Pとが一致するような態様で非磁性体材料製の円筒体
1内に設置されていたから、転写用バイアス磁界発生用
の磁気ヘッドHで発生された転写用バイアス磁界はテー
プ圧接領域9と対応して図中の.−hに示されている磁
界強度分布となっていて、磁気記録媒体Tl,T2がテ
ープ圧接領域9から離れる時点にも磁気記録媒体Tl,
T2には大きな磁界強度の磁界が印加されている状態と
なされている.ところで、前記のように磁気記録媒体T
I, T2がテーブ圧接領域9から離れる時点以降の磁
界部分は,第1図の上方に示されている実線図示の特性
曲線Iにおけるh−4fの部分で示されているように転
写用のバイアス磁界強度の分布が消磁過程になっている
から磁気記録媒体T2に対して良好な転写記録が行われ
ない. また、磁気記録媒体Tl.T2はテープ圧接領域9から
離れた後にも第1図の上方に示されている実線図示の特
性曲線夏におけるf −) 6の部分で示されている大
きな磁界強度部分を通過するために磁気記録媒体Tl,
T2が減磁されてしまうことも問題になる. ところで,垂直磁化膜と水平磁化膜とを積層して構成し
た垂直磁気記録媒体を用いて情報信号の磁気記録再生を
行うようにした垂直磁気記録再生方式においては、E型
コアの主磁極(中央磁極)を、それの断面積を磁気飽和
が生じない範囲内で小さなものにし,また,主磁極の両
側の側磁極を極力大面積のものとして構成した磁気ヘッ
ドによって,主磁極の部分に急峻な磁界強度分布を示す
垂直磁界を構成させるようにする試みが行われているこ
とは周知のとおりである, しかし,前記した周知の垂直磁気記録再生方式における
磁気ヘッドは小断面積の主磁極の両側の側磁極を極力大
面積のものにするという構成をとって、主磁極の部分に
急峻な磁界強度分布を形或させるというものであるため
に、第6図に例示した既提案の磁気記録情報の複写装置
のように,非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ロ
ーラ6の外周面との間に記録済み磁気記録媒体TIと未
記録の磁気記録媒体T2とを所定の圧力で挟着させて,
前記した非磁性体材料製の円筒体1に内蔵させたE型コ
アを備えた磁気ヘッドによって磁気記録媒体に垂直磁界
を印加させるようにしている場合の磁気ヘッドとして,
前記した垂直磁気記録再生方式における磁気ヘッドを適
用してE型コアにおける中央磁極(主磁極)の部分に急
峻な磁界強度分布を示す垂直磁界を構成させるようにす
ることは困難である. すなわち,第6図に例示した既提案の磁気記録情報の複
写装置では、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転
ローラ6の外周面との間で記録済み磁気記録媒体TLと
未記録の磁気記録媒体T2とをテープ圧接領域において
所定の圧力で挟着させ、また,前記のテープ圧接領域の
磁気記録媒体に所定の強度の転写用のバイアス磁界を印
加させることが必要とされるが,前記した非磁性体材料
製の円筒体1に内蔵させるべき磁気ヘッドとして、前記
した垂直磁気記録再生方式における磁気ヘッドのように
,小断面積の主磁極の両側の側磁極を極力大面積のもの
にするという構成をとり,主磁極の部分に急峻な磁界強
度分布を形成させるようにした場合には,その磁気ヘッ
ドを内蔵させるために使用されるべき非磁性体材料製の
円筒体1としては径の大きなものが必要とされる. 前記のように.非磁性体材料製の円筒体lとしては径の
大きなものが使用された場合には、当然のことながら非
磁性体材料製の円筒体lの外周面と回転ローラ6の外周
面との間で挟着される記録済み磁気記録媒体T1と未記
録の磁気記録媒体T2とのテープ圧接領域が大となるた
めに,記録済み磁気記録媒体TIと未記録の磁気記録媒
体T2とをテーブ圧接領域において所定の圧力で挟着さ
せるのに前記した非磁性体材料製の円筒体1と回転ロー
ラ6との間に加えなければならない圧力が大となる. それで、前記した非磁性体材料製の円筒体↓と回転ロー
ラ6としても、その圧力に耐えられるような機械的な強
度を有するものが必要とされるから非磁性体材料製の円
筒体1と回転ローラ6としても厚さの大きな円筒が用い
られることになるが、厚さの大きな非磁性体材料製の円
筒体1が用いられた場合には,記録済み磁気記録媒体T
1と未記録の磁気記録媒体T2とのテープ圧接領域と,
非磁性体材料製の円筒体1の内部に設けられた磁気ヘッ
ドとの距離が大きくなるために、必要とされる強度の垂
直磁界を発生させるために磁気ヘッドに供給する高周波
電力が大となり、不要放射が生じたりコアの発熱が問題
になったり,良好な垂直磁界を生じさせ難いなどの点が
問題になる.(課題を解決するための手段) 本発明は,中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気
空隙を介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを
有するE型コアを含んで構成されている転写用バイアス
磁界発生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円
筒体と、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体とし
て構成されている回転ローラと,前記した転写用バイア
ス磁界発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス
磁界中において、記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未
記録の磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で,
前記した非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラ
とによって挟着圧接された状態で移動されるようにする
手段と、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型
コアにおける中央磁極と2つの側磁極との間に形或され
た2つの磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関
して前方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と前
記した回転ローラとによる挟着によって形成される記録
済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の
磁性面との圧接頭域の中心位置に近接した位置を占める
ようにして前記の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッ
ドを非磁性体材料製の円筒体内に設ける手段とを備えて
なる磁気記録情報の複写装置,及び中央磁極及び前記し
た中央磁極との間に磁気空隙を介して中央磁極の両側方
に配置された側磁極とを有するE型コアを含んで構成さ
れている転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを内蔵
した非磁性体材料製の円筒体と、少なくとも軟磁性体材
料製の円筒体を主体として構成されている回転ローラと
、前記した転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発
生された転写用バイアス磁界中において,記録済みの磁
気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面と
が向い合わせの状態で,前記した非磁性体材料製の円筒
体と前記した回転ローラとによって挟着圧接された状態
で移動されるようにする手段と,転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドのE型コアにおける2つの側磁極の内
で、磁気記録媒体の進行方向に関して中央磁極よりも前
方のものの表面が前記した非磁性体材料製の円筒体と回
転ローラとによる挟着によって形成される記録済みの磁
気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面と
の圧接領域に対して前記の圧接領域の面に垂直の方向に
離隔した位置を占めるように,かつ,転写用バイアス磁
界発生用の磁気ヘッドのE型コアにおける中央磁極と2
つの側磁極との間に形成された2つの磁気空隙の内で、
磁気記録媒体の進行方向に関して前方のものが前記した
非磁性体材料製の円筒体と回転ローラとによる挟着によ
って形成される記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記
録の磁気記録媒体の磁性面との圧接領域の中心位置に近
接した位置を占めるようにして前記の転写用バイアス磁
界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料製の円筒体内に設
ける手段とを備えてなる磁気記録情報の複写装置、なら
びに中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を
介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有する
E型コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と
、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成
されている回転ローラと,前記した転写用バイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
において、記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で,前記し
た非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラとによ
って挟着圧接された状態で移動されるようにする手段と
,転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける2つの側磁極の内で、磁気記録媒体の進行方向に
関して中央磁極よりも前方のものにおける厚さ方向にお
いて両端部を除く部分の表面が前記した非磁性体材料製
の円筒体と回転ローラとによる挟着によって形成される
記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒
体の磁性面との圧接領域に対して前記の圧接領域の面に
垂直の方向に離隔した位置を占め、また、前記した側磁
極における両端部の表面は前記した非磁性体材料製の円
筒体と回転ローラとによる挟着によって形成される記録
済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の
磁性面との圧接領域に近接するような位置を占め、かつ
、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された2つ
の磁気空隙の内で,磁気記録媒体の進行方向に関して前
方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と回転ロー
ラとによる挟着によって形成される記録済みの磁気記録
媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面との圧接
領域の中心位置に近接した位置を占めるようにして前記
の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材
料製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁気記録情
報の複写装置を提供する. (作用) 中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を介し
て中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有するE型
コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発生用
の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と、少
なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成され
ている回転ローラとの間に、記録済みの磁気記録媒体の
磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面とを向い合わせ
の状態として挟着させて、前記した転写用パイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
で、前記した記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録
の磁気記録媒体とを密着状態で移動させる. 前記した転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型
コアにおける中央磁極と2つの側磁極との間に形成され
た2つの磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関
して前方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と前
記した回転ローラとによる挟着によって形成される記録
済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の
磁性面との圧接領域(テーブ圧接領域)の中心位置に近
接した位置を占めるようにして前記したテープ圧接領域
内で転写用のバイアス磁界の強度を零または零に近い状
態にする. また、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コ
アにおける2つの側磁極の内で,磁気記録媒体の進行方
向に関して中央磁極よりも前方のものの表面が、テープ
圧接領域に対して前記のテープ圧接領域の面に垂直の方
向に離隔した位置を占めるように、かつ,転写用バイア
ス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアにおける中央磁極
と2つの側磁極との間に形或された2つの磁気空隙の内
で、磁気記録媒体の進行方向に関して前方のものが前記
したテープ圧接領域の中心位置に近接した位置を占める
ようにして,前記したテープ圧接領域内で転写用のバイ
アス磁界の強度を零または零に近い状態にする. さらに,転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型
コアにおける2つの側磁極の内で,磁気記録媒体の進行
方向に関して中央磁極よりも前方のものにおける厚さ方
向において両端部を除く部分の表面が、テープ圧接領域
に対して前記のテープ圧接領域の面に垂直の方向に離隔
した位置を占め,また、前記した側磁極における両端部
の表面が前記したテープ圧接領域に近接するような位置
を占め、かつ,転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッド
のE型コアにおける中央磁極と2つの側磁極との間に形
成された2つの磁気空隙の内で,磁気記録媒体の進行方
向に関して前方のものが前記したテープ圧接領域の中心
位置に近接した位置を占めるようにしてテープ圧接領域
内で転写用のバイアス磁界の強度を零または零に近い状
態にする.(実施例) 以下,添付図面を参照して本発明の磁気記録情報の複写
装置の具体的な内容について詳細に説明する.第1図及
び第4図ならびに第5図は本発明のそれぞれ異なる実施
例の磁気記録情報の複写装置における転写用のバイアス
磁界の発生部分と既提案の磁気記録情報の複写装置にお
ける転写用のバイアス磁界の発生部分との構成上の比較
と磁界強度分布の比較とを示す図、第2図及び第3図は
本発明の磁気記録情報の複写装置における転写用のバイ
アス磁界の発生部分に使用されるE型コアの斜視図であ
る. 本発明の磁気記録情報の複写装置は、第6図及び第7図
を参照して既述した既提案の磁気記録情報の複写装置に
おける非磁性体材料製の円筒体lに内蔵されるべき転写
用のバイアス磁界の発生部分の構成を異にしているだけ
であるから,第6図中における非磁性体材料製の円筒体
1の内部の構成部分を除く構成部分は、本発明の磁気記
録情報の複写装置の全体的な構成の説明にも使用されて
いる. 本発明の磁気記録情報の複写装置の全体的な構成は第6
図に示されている既提案の磁気記録情報の複写装置と同
様に、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHを内蔵
している非磁性体材料製の円筒体と、前記した非磁性体
製の円筒体1と対向して設けられる回転ローラ6とを備
えていて、所定の情報が水平磁化記録されている記録済
み磁気記録媒体(マスターテープ)Tl と、垂直磁化
記録されるべき未記録の磁気記録媒体(スレーブテープ
)T2とを互いの磁性面を向い合わせて,1a気記録情
報の転写に必要とされる所定の圧力で両者が密着された
状態となるようにして、前記した非磁性体材料製の円筒
体lの外周面と回転ローラ6の外周面との間で挟着し、
回転ローラ6の回転に伴って図中の矢印Xの方向に移動
されるようになされている. 前記した回転ローラ6は軟磁性体材料(例えばM n
Z nフエライト)製の円筒体の表面に非磁性弾性体材
料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)製の被覆層8が被
着された構成とされている.本発明の磁気記録情報の複
写装置の一実施例において、非磁性体材料製の円筒体1
に内蔵されるべき転写用のバイアス磁界発生用の磁気ヘ
ッドHは、第1図の下方に二点鎖線によって一部分が示
されているように,中央磁極2′及び前記した中央磁極
2′との間に磁気空隙gl’pg2’を介して中央磁極
2′の両側方に配置された側磁極3′4′とを有するE
型コアと図示されていないコイルとを含んで構成されて
いる. そして,前記した転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッ
ドHは、それのE型コアにおける中央磁極2′と2つの
側磁極3’ ,4’との間に形或された2つの磁気空隙
g 1’ p g 2’の内で、磁気記録媒体の進行方
向Xに関して前方のものg21が非磁性体材料製の円筒
体1(第6図参照.第1図中には図示が省略されている
)と回転ローラ6(第6図参照)とによる挟着によって
形成される記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とのテープ圧接領域9の中心位置
に近接した位置を占めるようにして非磁性体材料製の円
筒体内に設けられているのである. 第1図中において斜線を引いて示してあるテープ圧接領
域9の部分は,第7図を参照して既述したと同様に,非
磁性体材料製の円筒体lの外周面と回転ローラ6の外周
面との間に挟着されている記録済み磁気記録媒体Tlと
未記録の磁気記録媒体T2とが磁気記録情報の転写に必
要とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされ
ている領域である. そして、前記したテープ圧接領域9の範囲は、非磁性体
材料製の円筒体lの径寸法及び回転ローラ6の径寸法や
,回転ローラ6の主体部を構成している軟磁性体材料(
例えばM n Z nフエライト)製の円筒体の表面に
被着されている非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の
高弾性ゴム)製の被覆層8の構成態様ならびに非磁性体
材料製の円筒体1と回転ローラ6との間に印加される圧
着力の大きさ等によって変化するが,何れにしても前記
した非磁性体材料製の円筒体1の回転中心と回転ローラ
6の回転中心とを結ぶ@C−Cとの交点の位置Pを中心
として所定の範囲にテープ圧接領域9が形成されている
. 第1図中に二点鎖線によって示されている転写用バイア
ス磁界発生用の磁気ヘッドHは,既述のようにそれのE
型コアにおける中央磁極2′と2つの側磁極3’ ,4
’との間に形成された2うの磁気空隙gl’sg2’の
内で、磁気記録媒体の進行方向Xに関して前方のものg
2′が、テープ圧接領域9の中心位!IPに近接した位
置を占めるようにして非磁性体材料製の円筒体内に設け
られているために,非磁性体材料製の円筒体1に内蔵さ
れている磁気ヘッドHの磁気空隙gl’+g2’に発生
した漏洩磁束は、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と
回転ローラ6の外周面との間に挟着されている未記録の
磁気記録媒体T2及び記録済み磁気記録媒体TLにおけ
るテープ圧接領域9を含む部分と、回転ローラ6の表面
の非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)
製の被覆層8とを貫通して,回転ローラ6の主体部を構
成している軟磁性体材料(例えばM n Z nフエラ
イト)製の円筒体7に達した後に、前記した回転ローラ
6の主体部を構成している軟磁性体材料(例えばM n
Z nフエライト)製の円筒体7(第6図参照)から
前記した回転ローラ6の表面の非磁性弾性体材料(例え
ばウレタン系の高弾性ゴム)Itの被覆層8(第6図参
照)と、記録済み磁気記録媒体Tl及び未記録の磁気記
録媒体T2におけるテープ圧接領域9以外の部分を貫通
して磁気ヘッドHの側磁極3’.4’に戻る. そして,前記のように非磁性体材料製の円筒体1に内蔵
されている磁気ヘッドHの磁気空Fl!llg1″,g
2″に発生した漏洩磁束によって生じる垂直磁界が転写
バイアス磁界として用いられるように、前記した.垂直
磁界は記録済み磁気記録媒体T1の保磁力よりも小で、
また未記録の磁気記録媒体T2の保磁力の2〜3倍程度
の磁界強度となされるのである. それで、磁気記録情報の複写装置では非磁性体材料製の
円筒体1の外周面と回転ローラ6の外周面との間に挾着
されている記録済み磁気記録媒体T1と未記録の磁気記
録媒体T2とが、第1図中で斜線を引いて示してあるテ
ープ圧接領域9の部分において磁気記録情報の転写に必
要とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされ
て転写バイアス磁界中を通過するようになされることに
より、記録済み磁気記録媒体Tlの磁気記録情報が未記
録の磁気記録媒体T2に転写されて,未記録の磁気記録
媒体T2が記録済みの複写物となされる. そして、第1図中に二点鎖線によって示されている転写
用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHを非磁性体材料製
の円筒体1に内蔵させてある本発明の一実施例の磁気記
録情報の複写装置では,第1図の下方へ二点鎖線によっ
て一部が図示されているE型コアのように,それの中央
磁極2′がそれの中心とテーブ圧接領域9の中心Pとが
ずらされた態様でE型コアにおける中央磁極2′と2つ
の側磁極3’ ,4’との間に形成された2つの磁気空
隙g 1’ r g 2’の内で,磁気記録媒体の進行
方向Xに関して前方のものg 21が、テープ圧接頭域
9の中心位置Pに近接した位置を占めるようにして非磁
性体材料製の円筒体内に設けられているために、この転
写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHで発生される転
写用バイアス磁界の磁界強度の分布は、第1図の上方に
示されている磁気記録媒体の走行方向Xの位置と垂直磁
界強度HYとの関係を示す特性曲線例図における二点鎖
線図示の曲線■で示されるものとなり,転写用バイアス
磁界発生用の磁気ヘッドHで発生された転写用バイアス
磁界はテープ圧接領域9と対応して図中の二点鎖線図示
の曲線■のQ−4a−* l)に示されている磁界強度
分布を示しているものとなる. 既述もしたように予め水平磁化記録されている記録済み
磁気記録媒体Tlと,垂直磁化記録されるべき未記録の
磁気記録媒体T2とを、前記した各磁気記録媒体におけ
る互いの磁性面が密着された状態として,転写用のバイ
アス磁界中を磁界の方向と直交する方向Xに通過させて
,記録済み磁気記録媒体T1に水平磁化記録形態として
記録されている磁気記録情報を,未記録の磁気記録媒体
T2に垂直磁化記録形態の磁気記録情報として良好に転
写させるようにするためには,記録済み磁気記録媒体T
1と未記録の磁気記録媒体T2とが互いの磁性面が密着
された状態となされているテープ圧接領域9中を前記し
た記録済み磁気記録媒体Tlと未記録の磁気記録媒体T
2とが通過している間に,前記した両磁気記録媒体Tl
.T2に印加される転写用のバイアス磁界の強度が最終
的には零にまで減衰するような経過を辿ることが必要と
されるが、本発明の一実施例の磁気記録情報の複写装置
では転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHで発生さ
れた転写用バイアス磁界はテープ圧接領域9と対応して
第1図中の特性曲線■のC→a→bに示されている磁界
強度分布となっているから、磁気記録媒体Tl,T2が
テープ圧接領域9から離れる時点には磁気記録媒体TI
,T2には太きな磁界強度の磁界が印加されていない状
態になされて,磁気記録媒体T2には良好な転写記録が
行われる. また、磁気記録媒体Tl,T2はテープ圧接領域9から
離れた後にも第1図の上方に示されている二点鎖線図示
の曲線■におけるb−}dの部分で示されている磁界強
度部分を通過するが、前記の第l図の上方に示されてい
る二点鎖線図示の曲線■におけるb→dの部分で示され
ている磁界強度部分は磁界強度が小さいので記録媒体T
l,T2を大きく減磁させることがない. 次に、第2図及び第3図はそれぞれ本発明の磁気記録情
報の複写装置の他の実施例における非磁性体材料製の円
筒体lに内蔵して使用される転写用のバイアス磁界発生
用の磁気ヘッドHの構成に用いられるE型コアの斜視図
である. 第2図に示されている転写用のバイアス磁界発生用の磁
気ヘッドHのE型コアにおいて、10は中央磁極であり
,また11.12は前記した中央磁極10の両側に配置
されている側磁極であって,中央磁極10と側磁極11
との間には磁気空隙16が形成されており、また,中央
磁極10と側磁極12との間には磁気空隙17が形或さ
れている.第2図に示されているE型コアにおいて、中
央磁極10の両側に配置されている2個の側磁極11.
12の内の一方の側磁極11,すなわち、磁気ヘッドが
非磁性体材料製の円筒体1に内蔵されて使用されている
状態において、磁気記録媒体の進行方向に関して中央磁
極10よりも前方に位置する側磁極l1は、それの表面
が中央磁極IOや他の側磁極12の表面よりも距離dだ
け中央磁極10の先端部よりも引込んだ位置を占めるよ
うな構成とされている. 第4図は第2図に示されているE型コアを用いて構成し
た転写用のバイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コア
における側磁極1lが、前記した非磁性体材料製の円筒
体1(第4図中には図示を省略してある)と回転ローラ
6とによる挟着によって記録済みの磁気記録媒体の磁性
面と未記録の磁気記録媒体の磁性面とに形成される圧接
頭域9の面に垂直の方向に離隔した位置を占めるように
、かつ、中央磁極lOと2つの側磁極11.12との間
に形成された2つの磁気空隙16.17の内で、磁気記
録媒体の進行方向に関して前方のもの16が前記した非
磁性体材料製の円筒体lと回転ローラ6とによる挟着に
よって形成される圧接領域9の中心位置Pに近接した位
置を占めるような状態となるように前記の転写用バイア
ス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料製の円筒体内
に設けた本発明の磁気記録情報の複写装置の実施例を,
既述した第1図による実施例の図示の仕方と同様な図示
の仕方による概略構成の図示と、発生される垂直磁界の
磁界強度分布の状態とを示している図である。
第4図中において斜線を引いて示してあるテープ圧接領
域9の部分は,第7図を参照して既述したと同様に,非
磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ローラ6の外周
面との間に挟着されている記録済み磁気記録媒体T1と
未記録の磁気記録媒体T2とが磁気記録情報の転写に必
要とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされ
ている領域であり,それは非磁性体材料製の円筒体1の
回転中心と回転ローラ6の回転中心とを結ぶ線C一Cと
の交点の位IMFを中心として所定の範囲に形成されて
いる. 第4図中に破線によって示されている転写用バイアス磁
界発生用の磁気ヘッドのE型コアにおいて、それの中央
磁極10の位置よりも磁気記録媒体の進行方向Xに関し
て前方の側磁極11は、それの表面が中央磁極10の先
端よりも距11dだけ引込んだ位置を占めており、また
、前記した中央磁極10と2つの側磁極11.12との
間に形或されている2つの磁気空隙16.17の内で、
磁気記録媒体の進行方向Xに関して前方のものL6が、
テープ圧接領域9の中心位i!Pに近接した位置を占め
るようにして非磁性体材料製の円筒体内に設けられてい
るために,非磁性体材料製の円筒体1に内蔵されている
磁気ヘッドの磁気空隙16,17に発生した漏洩磁束は
、非磁性体材料製の円筒体lの外周面と回転ローラ6の
外周面との間に挟着されている未記録の磁気記録媒体T
2と記録済み磁気記録媒体Tlとのテープ圧接領域9を
含む部分と,回転ローラ6の表面の非磁性弾性体材料(
例えばウレタン系の高弾性ゴム)製の被覆層8とを貫通
して,回転ローラ6の主体部を構成している軟磁性体材
料(例えばM n Z nフエライト>11の円筒体7
に達した後に、前記した回転ローラ6の主体部を構成し
ている軟磁性体材料(例えばMnZnフェライト)製の
円筒体7(第6図参照)から前記した回転ローラ6の表
面の非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム
)製の被覆層8(第6図参照)と、記録済み磁気記録媒
体Tl及び未記録の磁気記録媒体T2におけるテープ圧
接領域9以外の部分を賞通して磁気ヘッドの側磁極11
,12に戻る. 前記のように非磁性体材料製の円筒体1に内蔵されてい
る磁気ヘッドの磁気空隙16.17に発生した漏洩磁束
によって生じる垂直磁界は、それの磁界強度が記録済み
磁気記録媒体Tlの保磁力よりも小で、また未記録の磁
気記録媒体T2の保磁力の2〜3倍程度の磁界強度とな
されて転写バイアス磁界として用いられるのである.そ
れで,磁気記録情報の複写装置では非磁性体材料製の円
筒体1の外周面と回転ローラ6の外周面との間に挟着さ
れている記録済み磁気記録媒体Tlと未記録の磁気記録
媒体T2とが、第4図中で斜線を引いて示してあるテー
プ圧接領域9の部分において磁気記録情報の転写に必要
とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされて
転写バイアス磁界中を通過するようになされることによ
り、記録済み磁気記録媒体T1の磁気記録情報が未記録
の磁気記録媒体T2に転写されて,未記録の磁気記録媒
体T2が記録済みの複写物となされる. そして,第4図中に破線によって示されているE型コア
を有する転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁
性体材料製の円筒体1に内蔵させてある本発明の磁気記
録情報の複写装置の実施例では,第4図の下方へ破線に
よって一部が図示されているような第2図示のE型コア
が用いられているから,この転写用バイアス磁界発生用
の磁気ヘッドで発生される転写用バイアス磁界の磁界強
度の分布は、第4図の上方に示されている磁気記録媒体
の走行方向Xの位置と垂直磁界強度Hyとの関係を示す
特性曲線例図における破線図示の曲線■で示されるもの
となり,転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発生
された転写用バイアス磁界はテープ圧接領域9と対応し
て図中の破線図示の曲線■のi−+j−4kに示されて
いる磁界強度分布を示しているものとなる. 既述もしたように予め水平磁化記録されている記録済み
磁気記録媒体TIと,垂直磁化記録されるべき未記録の
磁気記録媒体T2とを、前記した各磁気記録媒体におけ
る互いの磁性面が密着された状態として、転写用のバイ
アス磁界中を磁界の方向と直交する方向Xに通過させて
,記録済み磁気記録媒体T1に水平磁化記録形態として
記録されている磁気記録情報を.未記録の磁気記録媒体
T2に垂直磁化記録形態の磁気記録情報として良好に転
写させるようにするためには.記録済み磁気記録媒体T
lと未記録の磁気記録媒体T2とが互いの磁性面が密着
された状態となされているテープ圧接領域9中を前記し
た記録済み磁気記録媒体Tlと未記録の磁気記録媒体T
2とが通過している間に、前記した両磁気記録媒体Tl
,T2に印加される転写用のバイアス磁界の強度が最終
的には零にまで減衰するような経過を辿ることが必要と
されるが,本発明の磁気記録情報の複写装置の一実施例
では転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発生され
た転写用バイアス磁界が、テープ圧接領域9と対応して
第4図中の特性曲線■のi −+ j→kに示されてい
る磁界強度分布となっているから,磁気記録媒体TI,
T2がテープ圧接領域9から離れる時点には磁気記録媒
体Tl,T2には大きな磁界強度の磁界が印加されてい
ない状態になされて,磁気記録媒体T2には良好な状態
で転写記録が行われる. また、磁気記録媒体Tl,T2はテープ圧接領域9から
離れた後にも第4図の上方に示されている破線図示の曲
線■におけるk+aの部分で示されている磁界強度部分
を通過するが,前記の第4図の上方に示されている破線
図示の曲線■におけるk−4nの部分で示されている磁
界強度部分は磁界強度が小さいので記録媒体TI,T2
を大きく減磁させることがない. 次に,第3図に示されている転写用のバイアス磁界発生
用の磁気ヘッドのE型コアにおいて,13は中央磁極で
あり、また14.15は前記した中央磁極13の両側に
配置されている側磁極であって、中央磁極l3と側磁極
14.15との間には磁気空隙18が形成されており、
また、中央磁極l3と側磁極l5との間には磁気空隙l
9が形成されている. 第3図に示されているE型コアにおいて、中央磁極13
の両側に配置されている2個の側磁極14,15の内の
一方の側磁極14,すなわち、磁気ヘッドが非磁性体材
料製の円筒体1に内蔵されて使用されている状態におい
て,磁気記録媒体の進行方向に関して中央磁極13より
も前方に位置する側磁極14は、厚さ方向において両端
部14a,14cを除く部分14bの表面が前記した中
央磁極l3や他の側磁極15の表面よりも距離dだけ中
央磁極13の先端部よりも引込んだ位置を占めるような
構成とされている. 第5図は第3図に示されているE型コアを用いて構成し
た転写用のバイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コア
における側磁極l4が、前記した非磁性体材料製の円筒
体1(第5図中には図示を省略してある)と回転ローラ
6とによる挟着によって記録済みの磁気記録媒体の磁性
面と未記録の磁気記録媒体の磁性面とに形成される圧接
領域9の面に垂直の方向に離隔した位置を占めるように
、かつ、中央磁極l3と2つの側磁極14.15との間
に形成された2つの磁気空隙18.19の内で、磁気記
録媒体の進行方向に関して前方のもの18が前記した非
磁性体材料製の円筒体lと回転ローラ6とによる挟着に
よって形或される圧接領域9の中心位!!Pに近接した
位置を占めるような状態となるように前記の転写用バイ
アス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料製の円筒体
内に設けた本発明の磁気記録情報の複写装置の実施例を
、既述した第1図及び第4図による実施例の図示の仕方
と同様な図示の仕方による概略構成の図示と、発生され
る垂直磁界の磁界強度分布の状態とを示している図であ
る. 第5図中において斜線を引いて示してあるテープ圧接領
域9の部分は、第7図を参照して既述したと同様に、非
磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ローラ6の外周
面との間に挟着されている記録済み磁気記録媒体TIと
未記録の磁気記録媒体T2とが磁気記録情報の転写に必
要とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされ
ている領域であり、それは非磁性体材料製の円筒体1の
回転中心と回転ローラ6の回転中心とを結ぶ&IC−C
との交点の位@pを中心として所定の範囲に形成されて
いる. 第5図中に二点鎖線及び破線によって示されている転写
用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアにおいて
、それの中央磁極13の位置よりも磁気記録媒体の進行
方向Xに関して中央磁極l3よりも前方に位置する側磁
極14は,厚さ方向における両端部14a,14cを除
く部分14bの表面が前記した中央磁極13や他の側磁
極15の表面よりも距離dだけ中央磁極13の先端部よ
りも引込んだ位置を占めるような構成とされている. また、前記した中央磁極13と2つの側磁tail4,
15との間に形成されている2つの磁気空隙i8,19
の内で、磁気記録媒体の進行方向Xに関して前方のもの
18が,テープ圧接領域9の中心位l!Pに近接した位
置を占めるようにして非磁性体材料製の円筒体内に設け
られているために,非磁性体材料製の円筒体1に内蔵さ
れている磁気ヘッドの磁気空隙18.19に発生した漏
洩磁束は、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ロ
ーラ6の外周面との間に挟着されている未記録の磁気記
録媒体T2と記録済み磁気記録媒体TIとのテープ圧接
領域9を含む部分と,回転ローラ6の表面の非磁性弾性
体材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)製の被覆層8
とを貫通して,回転ロ一ラ6の主体部を構成している軟
磁性体材料(例えばM n Z nフエライト)IIの
円筒体7に達した後に,前記した回転ローラ6の主体部
を構成している軟磁性体材料(例えばM n Z nフ
エライト)製の円筒体7(第6図参照)から前記した回
転ローラ6の表面の非磁性弾性体材料(例えばウレタン
系の高弾性ゴム)製の被覆層8(第6図参照)と、記録
済み磁気記録媒体Tl及び未記録の磁気記録媒体T2に
おけるテープ圧接領域9以外の部分を賞通して磁気ヘッ
ドの側磁極14.15に戻る.前記のように非磁性体材
料製の円筒体1に内蔵されている磁気ヘッドの磁気空隙
18.19に発生した漏洩磁束によって生じる垂直磁界
は、それの磁界強度が記録済み磁気記録媒体Tlの保磁
力よりも小で,また未記録の磁気記録媒体T2の保磁力
の2〜3倍程度の磁界強度となされて転写バイアス磁界
として用いられるのである.それで、磁気記録情報の複
写装置では非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ロ
ーラ6の外周面との間に挟着されている記録済み磁気記
録媒体T1と未記録の磁気記録媒体T2とが、第5図中
で斜線を引いて示してあるテープ圧接領域9の部分にお
いて磁気記録情報の転写に必要とされる所定の圧力で両
者が密着された状態になされて転写バイアス磁界中を通
過するようになされることにより,記録済み磁気記録媒
体T1の磁気記録情報が未記録の磁気記録媒体T2に転
写されて,未記録の磁気記録媒体T2が記録済みの複写
物となされる. そして、第5図中に二点鎖線及び破線によって示されて
いるE型コアを有する転写用バイアス磁界発生用の磁気
ヘッドを非磁性体材料製の円筒体1に内蔵させてある本
発明の磁気記録情報の複写装置の実施例では,第5図の
下方へ二点鎖線及び破線によって一部が図示されている
ような第3図示のE型コアが用いられているから,この
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発生される転
写用バイアス磁界の磁界強度の分布は,第5図の上方に
示されている磁気記録媒体の走行方向Xの位置と垂直磁
界強度Hyとの関係を示す特性曲線例図における二点鎖
線図示の曲線■で示されるものとなり,転写用バイアス
磁界発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁
界はテープ圧接領域9と対応して図中の二点鎖線図示の
曲線■のm→nに示されている磁界強度分布を示してい
るものとなる. 既述もしたように予め水平磁化記録されている記録済み
磁気記録媒体Tlと,垂直磁化記録されるべき未記録の
磁気記録媒体T2とを,前記した各磁気記録媒体におけ
る互いの磁性面が密着された状態として、転写用のバイ
アス磁界中を磁界の方向と直交する方向Xに通過させて
、記録済み磁気記録媒体TIに水平磁化記録形態として
記録されている磁気記録情報を、未記録の磁気記録媒体
T2に垂直磁化記録形態の磁気記録情報として良好に転
写させるようにするためには,記録済み磁,気記録媒体
T1と未記録の磁気記録媒体T2とが互いの磁性面が密
着された状態となされているテープ圧接領域9中を前記
した記録済み磁気記録媒体’Tlと未記録の磁気記録媒
体T2とが通過している間に、前記した両磁気記録媒体
TI,T2に印加される転写用のバイアス磁界の強度が
最終的には零にまで減衰するような経過を辿ることが必
要とされるが,本発明の磁気記録情報の複写装置の一実
施例では転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発生
された転写用バイアス磁界が、テープ圧接領域9と対応
して第5図中の特性曲線■の171−} Qに示されて
いる磁界強度分布となっているから,磁気記録媒体TI
,T2がテープ圧接領域9から離れる時点には磁気記録
媒体Tl,T2には大きな磁界強度の磁界が印加されて
いない状態になされて、磁気記録媒体T2には良好な転
写が行われる.また,磁気記録媒体Tl,T2はテープ
圧接領域9から離れた後にも第5図の上方に示されてい
る二点鎖線図示の曲線■におけるn−40の部分で示さ
れている磁界強度部分を通過するが、前記の第5図の上
方に示されている二点鎖線図示の曲線■におけるi’l
4 Qの部分で示されている磁界強度部分は磁界強度
が小さいので記録媒体TI,T2を大きく減磁させるこ
とがない. 第21!lに示されているE型コアは,それの中央磁極
10の位置よりも磁気記録媒体の進行方向Xに関して中
央磁極10よりも前方に位置する側磁極l1の表面が前
記した中央磁極13や他の側磁極15の表面よりも距離
dだけ中央磁極13の先端部よりも引込んだ位置を占め
るような構成となされており,また.第3図に示されて
いるE型コアは、それの中央磁極13の位置よりも磁気
記録媒体の進行方向Xに関して中央磁極13よりも前方
に位置する側磁極l4は,厚さ方向における両端部14
a,14cを除く部分14bの表面が前記した中央磁極
13や他の側磁極15の表面よりも距離dだけ中央磁極
l3の先端部よりも引込んだ位置を占めるような構成と
なされている.前記した第2図に示されているE型コア
と第3図に示されているE型コアとの相違点は,第2図
示のE型コアではそれの中央磁極10の位置よりも磁気
記録媒体の進行方向Xに関して前方に位置する側磁極1
1の表面の全体が前記した中央a極13や他の側磁極l
5の表面よりも距@dだけ中央磁極13の先端部よりも
引込んだ位置を占めるような構成となされているのに対
し、第3図に示されているE型コアは,それの中央磁極
13の位置よりも磁気記録媒体の進行方向Xに関して中
央磁極13よりも前方に位置する側磁極14の厚さ方向
における両端部14a,14cを除く部分14bだけの
表面が前記した中央磁極13や他の側磁極15の表面よ
りも距111dだけ中央磁極l3の先端部よりも引込ん
だ位置を占めるような構成となされている点であり.こ
の相違点により第3図示の構成のE型コアでは磁気回路
の磁気抵抗の配分が良好になって,両者における垂直磁
界強度分布の特性上で,第4図中の特性曲線■と第5図
中の特性曲線■との差として現われる. なお、第4図及び第5図の各図中に,実線で示してある
E型コアの形状及び特性曲線!は,本発明の各実施例と
の比較のために、第1図中に実線で示した第6図示の既
提案のもののE型コアの形状及び特性曲線Iを示したも
のである.なお、本発明の磁気記録情報の複写装置の実
施に当っては、非磁性体材料製の円筒体1内に内蔵させ
るべき転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHを,非
磁性体材料製の円筒体1内で回動させて,中央磁極と2
つの側磁極との間に形成された2つの磁気空隙の内で,
磁気記録媒体の進行方向に関して前方のものが前記した
非磁性体材料製の円筒体1と回転ローラ6とによる挟着
によって形成される圧接領域9の中心位121pに近接
した位置を占めるような状態となるようにして、前記の
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料
製の円筒体1内に装着させるようにしてもよい. また,第2図及び第3図にそれぞれ図示されているE型
コアが用いられている転写用バイアス磁界発生用の磁気
ヘッドHを用いて本発明が実施される場合には,E型コ
アの中央磁極の中心位置が非磁性体材料製の円筒体lと
回転ローラ6との中心を結ぶ線C−C@位置の位置付近
となるようにして転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッ
ドHを非磁性体材料製の円筒体1内に内蔵させて本発明
が実施されてもよい. (発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように本発明
は,中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を
介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有する
E型コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と
、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成
されている回転ローラと,前記した転写用バイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
において,記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で,前記し
た非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラとによ
って挟着圧接された状態で移動されるようにする手段と
、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された2つ
の磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関して前
方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と前記した
回転ローラとによる挟着によって形成される記録済みの
磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面
との圧接領域の中心位置に近接した位置を占めるように
して前記の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非
磁性体材料製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁
気記録情報の複写装置.及び転写用バイアス磁界発生用
の磁気ヘッドのE型コアにおける2つの側磁極の内で,
磁気記録媒体の進行方向に関して中央磁極よりも前方の
ものの表面が前記した非磁性体材料製の円筒体と回転ロ
ーラとによる挟着によって形成される記録済みの磁気記
録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面との圧
接領域に対して前記の圧接領域の面に垂直の方向に離隔
した位置を占めるように、かつ,転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドのE型コアにおける中央磁極と2つの
側磁極との間に形或された2つの磁気空隙の内で,磁気
記録媒体の進行方向に関して前方のものが前記した非磁
性体材料製の円筒体と回転ローラとによる挟着によって
形成される記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面との圧接領域の中心位置に近接し
た位置を占めるようにして前記の転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを非磁性体材料製の円筒体内に設ける
手段とを備えてなる磁気記録情報の複写装置、ならびに
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアにお
ける2つの側磁極の内で、磁気記録媒体の進行方向に関
して中央磁極よりも前方のものにおける厚さ方向におい
て両端部を除く部分の表面が前記した非磁性体材料製の
円筒体と回転ローラとによる挟着によって形成される記
録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体
の磁性面との圧接領域に対して前記の圧接領域の面に垂
直の方向に離隔した位置を占め,また,前記した側磁極
における両端部の表面は前記した非磁性体材料製の円筒
体と回転ローラとによる挟着によって形成される記録済
みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁
性面との圧接頭域に近接するような位置を占め、かつ,
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアにお
ける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された2つの
磁気空隙の内で,磁気記録媒体の進行方向に関して前方
のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と回転ローラ
とによる挟着によって形成される記録済みの磁気記録媒
体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面との圧接領
域の中心位置に近接した位置を占めるようにして前記の
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料
製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁気記録情報
の複写装置であるから、この本発明の磁気記録情報の複
写装置では転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発
生された転写用バイアス磁界が,テープ圧接領域9と対
応して良好な減少状態を示して減少するようになされて
いて,磁気記録媒体TI,T2がテープ圧接領域9から
離れる際における磁気記録媒体Tl,T2に対しては大
きな磁界強度の磁界が印加されていない状態になされて
おり、また,磁気記録媒体Tl,T2がテープ圧接領域
9から離れた後にも磁界強度が小さい部分を通過するよ
うになされているために,記録媒体Tl, T2を大き
く減磁させることもなく,本発明によれば既述した従来
の問題点を良好に解決することができる.
域9の部分は,第7図を参照して既述したと同様に,非
磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ローラ6の外周
面との間に挟着されている記録済み磁気記録媒体T1と
未記録の磁気記録媒体T2とが磁気記録情報の転写に必
要とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされ
ている領域であり,それは非磁性体材料製の円筒体1の
回転中心と回転ローラ6の回転中心とを結ぶ線C一Cと
の交点の位IMFを中心として所定の範囲に形成されて
いる. 第4図中に破線によって示されている転写用バイアス磁
界発生用の磁気ヘッドのE型コアにおいて、それの中央
磁極10の位置よりも磁気記録媒体の進行方向Xに関し
て前方の側磁極11は、それの表面が中央磁極10の先
端よりも距11dだけ引込んだ位置を占めており、また
、前記した中央磁極10と2つの側磁極11.12との
間に形或されている2つの磁気空隙16.17の内で、
磁気記録媒体の進行方向Xに関して前方のものL6が、
テープ圧接領域9の中心位i!Pに近接した位置を占め
るようにして非磁性体材料製の円筒体内に設けられてい
るために,非磁性体材料製の円筒体1に内蔵されている
磁気ヘッドの磁気空隙16,17に発生した漏洩磁束は
、非磁性体材料製の円筒体lの外周面と回転ローラ6の
外周面との間に挟着されている未記録の磁気記録媒体T
2と記録済み磁気記録媒体Tlとのテープ圧接領域9を
含む部分と,回転ローラ6の表面の非磁性弾性体材料(
例えばウレタン系の高弾性ゴム)製の被覆層8とを貫通
して,回転ローラ6の主体部を構成している軟磁性体材
料(例えばM n Z nフエライト>11の円筒体7
に達した後に、前記した回転ローラ6の主体部を構成し
ている軟磁性体材料(例えばMnZnフェライト)製の
円筒体7(第6図参照)から前記した回転ローラ6の表
面の非磁性弾性体材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム
)製の被覆層8(第6図参照)と、記録済み磁気記録媒
体Tl及び未記録の磁気記録媒体T2におけるテープ圧
接領域9以外の部分を賞通して磁気ヘッドの側磁極11
,12に戻る. 前記のように非磁性体材料製の円筒体1に内蔵されてい
る磁気ヘッドの磁気空隙16.17に発生した漏洩磁束
によって生じる垂直磁界は、それの磁界強度が記録済み
磁気記録媒体Tlの保磁力よりも小で、また未記録の磁
気記録媒体T2の保磁力の2〜3倍程度の磁界強度とな
されて転写バイアス磁界として用いられるのである.そ
れで,磁気記録情報の複写装置では非磁性体材料製の円
筒体1の外周面と回転ローラ6の外周面との間に挟着さ
れている記録済み磁気記録媒体Tlと未記録の磁気記録
媒体T2とが、第4図中で斜線を引いて示してあるテー
プ圧接領域9の部分において磁気記録情報の転写に必要
とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされて
転写バイアス磁界中を通過するようになされることによ
り、記録済み磁気記録媒体T1の磁気記録情報が未記録
の磁気記録媒体T2に転写されて,未記録の磁気記録媒
体T2が記録済みの複写物となされる. そして,第4図中に破線によって示されているE型コア
を有する転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁
性体材料製の円筒体1に内蔵させてある本発明の磁気記
録情報の複写装置の実施例では,第4図の下方へ破線に
よって一部が図示されているような第2図示のE型コア
が用いられているから,この転写用バイアス磁界発生用
の磁気ヘッドで発生される転写用バイアス磁界の磁界強
度の分布は、第4図の上方に示されている磁気記録媒体
の走行方向Xの位置と垂直磁界強度Hyとの関係を示す
特性曲線例図における破線図示の曲線■で示されるもの
となり,転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発生
された転写用バイアス磁界はテープ圧接領域9と対応し
て図中の破線図示の曲線■のi−+j−4kに示されて
いる磁界強度分布を示しているものとなる. 既述もしたように予め水平磁化記録されている記録済み
磁気記録媒体TIと,垂直磁化記録されるべき未記録の
磁気記録媒体T2とを、前記した各磁気記録媒体におけ
る互いの磁性面が密着された状態として、転写用のバイ
アス磁界中を磁界の方向と直交する方向Xに通過させて
,記録済み磁気記録媒体T1に水平磁化記録形態として
記録されている磁気記録情報を.未記録の磁気記録媒体
T2に垂直磁化記録形態の磁気記録情報として良好に転
写させるようにするためには.記録済み磁気記録媒体T
lと未記録の磁気記録媒体T2とが互いの磁性面が密着
された状態となされているテープ圧接領域9中を前記し
た記録済み磁気記録媒体Tlと未記録の磁気記録媒体T
2とが通過している間に、前記した両磁気記録媒体Tl
,T2に印加される転写用のバイアス磁界の強度が最終
的には零にまで減衰するような経過を辿ることが必要と
されるが,本発明の磁気記録情報の複写装置の一実施例
では転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発生され
た転写用バイアス磁界が、テープ圧接領域9と対応して
第4図中の特性曲線■のi −+ j→kに示されてい
る磁界強度分布となっているから,磁気記録媒体TI,
T2がテープ圧接領域9から離れる時点には磁気記録媒
体Tl,T2には大きな磁界強度の磁界が印加されてい
ない状態になされて,磁気記録媒体T2には良好な状態
で転写記録が行われる. また、磁気記録媒体Tl,T2はテープ圧接領域9から
離れた後にも第4図の上方に示されている破線図示の曲
線■におけるk+aの部分で示されている磁界強度部分
を通過するが,前記の第4図の上方に示されている破線
図示の曲線■におけるk−4nの部分で示されている磁
界強度部分は磁界強度が小さいので記録媒体TI,T2
を大きく減磁させることがない. 次に,第3図に示されている転写用のバイアス磁界発生
用の磁気ヘッドのE型コアにおいて,13は中央磁極で
あり、また14.15は前記した中央磁極13の両側に
配置されている側磁極であって、中央磁極l3と側磁極
14.15との間には磁気空隙18が形成されており、
また、中央磁極l3と側磁極l5との間には磁気空隙l
9が形成されている. 第3図に示されているE型コアにおいて、中央磁極13
の両側に配置されている2個の側磁極14,15の内の
一方の側磁極14,すなわち、磁気ヘッドが非磁性体材
料製の円筒体1に内蔵されて使用されている状態におい
て,磁気記録媒体の進行方向に関して中央磁極13より
も前方に位置する側磁極14は、厚さ方向において両端
部14a,14cを除く部分14bの表面が前記した中
央磁極l3や他の側磁極15の表面よりも距離dだけ中
央磁極13の先端部よりも引込んだ位置を占めるような
構成とされている. 第5図は第3図に示されているE型コアを用いて構成し
た転写用のバイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コア
における側磁極l4が、前記した非磁性体材料製の円筒
体1(第5図中には図示を省略してある)と回転ローラ
6とによる挟着によって記録済みの磁気記録媒体の磁性
面と未記録の磁気記録媒体の磁性面とに形成される圧接
領域9の面に垂直の方向に離隔した位置を占めるように
、かつ、中央磁極l3と2つの側磁極14.15との間
に形成された2つの磁気空隙18.19の内で、磁気記
録媒体の進行方向に関して前方のもの18が前記した非
磁性体材料製の円筒体lと回転ローラ6とによる挟着に
よって形或される圧接領域9の中心位!!Pに近接した
位置を占めるような状態となるように前記の転写用バイ
アス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料製の円筒体
内に設けた本発明の磁気記録情報の複写装置の実施例を
、既述した第1図及び第4図による実施例の図示の仕方
と同様な図示の仕方による概略構成の図示と、発生され
る垂直磁界の磁界強度分布の状態とを示している図であ
る. 第5図中において斜線を引いて示してあるテープ圧接領
域9の部分は、第7図を参照して既述したと同様に、非
磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ローラ6の外周
面との間に挟着されている記録済み磁気記録媒体TIと
未記録の磁気記録媒体T2とが磁気記録情報の転写に必
要とされる所定の圧力で両者が密着された状態になされ
ている領域であり、それは非磁性体材料製の円筒体1の
回転中心と回転ローラ6の回転中心とを結ぶ&IC−C
との交点の位@pを中心として所定の範囲に形成されて
いる. 第5図中に二点鎖線及び破線によって示されている転写
用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアにおいて
、それの中央磁極13の位置よりも磁気記録媒体の進行
方向Xに関して中央磁極l3よりも前方に位置する側磁
極14は,厚さ方向における両端部14a,14cを除
く部分14bの表面が前記した中央磁極13や他の側磁
極15の表面よりも距離dだけ中央磁極13の先端部よ
りも引込んだ位置を占めるような構成とされている. また、前記した中央磁極13と2つの側磁tail4,
15との間に形成されている2つの磁気空隙i8,19
の内で、磁気記録媒体の進行方向Xに関して前方のもの
18が,テープ圧接領域9の中心位l!Pに近接した位
置を占めるようにして非磁性体材料製の円筒体内に設け
られているために,非磁性体材料製の円筒体1に内蔵さ
れている磁気ヘッドの磁気空隙18.19に発生した漏
洩磁束は、非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ロ
ーラ6の外周面との間に挟着されている未記録の磁気記
録媒体T2と記録済み磁気記録媒体TIとのテープ圧接
領域9を含む部分と,回転ローラ6の表面の非磁性弾性
体材料(例えばウレタン系の高弾性ゴム)製の被覆層8
とを貫通して,回転ロ一ラ6の主体部を構成している軟
磁性体材料(例えばM n Z nフエライト)IIの
円筒体7に達した後に,前記した回転ローラ6の主体部
を構成している軟磁性体材料(例えばM n Z nフ
エライト)製の円筒体7(第6図参照)から前記した回
転ローラ6の表面の非磁性弾性体材料(例えばウレタン
系の高弾性ゴム)製の被覆層8(第6図参照)と、記録
済み磁気記録媒体Tl及び未記録の磁気記録媒体T2に
おけるテープ圧接領域9以外の部分を賞通して磁気ヘッ
ドの側磁極14.15に戻る.前記のように非磁性体材
料製の円筒体1に内蔵されている磁気ヘッドの磁気空隙
18.19に発生した漏洩磁束によって生じる垂直磁界
は、それの磁界強度が記録済み磁気記録媒体Tlの保磁
力よりも小で,また未記録の磁気記録媒体T2の保磁力
の2〜3倍程度の磁界強度となされて転写バイアス磁界
として用いられるのである.それで、磁気記録情報の複
写装置では非磁性体材料製の円筒体1の外周面と回転ロ
ーラ6の外周面との間に挟着されている記録済み磁気記
録媒体T1と未記録の磁気記録媒体T2とが、第5図中
で斜線を引いて示してあるテープ圧接領域9の部分にお
いて磁気記録情報の転写に必要とされる所定の圧力で両
者が密着された状態になされて転写バイアス磁界中を通
過するようになされることにより,記録済み磁気記録媒
体T1の磁気記録情報が未記録の磁気記録媒体T2に転
写されて,未記録の磁気記録媒体T2が記録済みの複写
物となされる. そして、第5図中に二点鎖線及び破線によって示されて
いるE型コアを有する転写用バイアス磁界発生用の磁気
ヘッドを非磁性体材料製の円筒体1に内蔵させてある本
発明の磁気記録情報の複写装置の実施例では,第5図の
下方へ二点鎖線及び破線によって一部が図示されている
ような第3図示のE型コアが用いられているから,この
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発生される転
写用バイアス磁界の磁界強度の分布は,第5図の上方に
示されている磁気記録媒体の走行方向Xの位置と垂直磁
界強度Hyとの関係を示す特性曲線例図における二点鎖
線図示の曲線■で示されるものとなり,転写用バイアス
磁界発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁
界はテープ圧接領域9と対応して図中の二点鎖線図示の
曲線■のm→nに示されている磁界強度分布を示してい
るものとなる. 既述もしたように予め水平磁化記録されている記録済み
磁気記録媒体Tlと,垂直磁化記録されるべき未記録の
磁気記録媒体T2とを,前記した各磁気記録媒体におけ
る互いの磁性面が密着された状態として、転写用のバイ
アス磁界中を磁界の方向と直交する方向Xに通過させて
、記録済み磁気記録媒体TIに水平磁化記録形態として
記録されている磁気記録情報を、未記録の磁気記録媒体
T2に垂直磁化記録形態の磁気記録情報として良好に転
写させるようにするためには,記録済み磁,気記録媒体
T1と未記録の磁気記録媒体T2とが互いの磁性面が密
着された状態となされているテープ圧接領域9中を前記
した記録済み磁気記録媒体’Tlと未記録の磁気記録媒
体T2とが通過している間に、前記した両磁気記録媒体
TI,T2に印加される転写用のバイアス磁界の強度が
最終的には零にまで減衰するような経過を辿ることが必
要とされるが,本発明の磁気記録情報の複写装置の一実
施例では転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発生
された転写用バイアス磁界が、テープ圧接領域9と対応
して第5図中の特性曲線■の171−} Qに示されて
いる磁界強度分布となっているから,磁気記録媒体TI
,T2がテープ圧接領域9から離れる時点には磁気記録
媒体Tl,T2には大きな磁界強度の磁界が印加されて
いない状態になされて、磁気記録媒体T2には良好な転
写が行われる.また,磁気記録媒体Tl,T2はテープ
圧接領域9から離れた後にも第5図の上方に示されてい
る二点鎖線図示の曲線■におけるn−40の部分で示さ
れている磁界強度部分を通過するが、前記の第5図の上
方に示されている二点鎖線図示の曲線■におけるi’l
4 Qの部分で示されている磁界強度部分は磁界強度
が小さいので記録媒体TI,T2を大きく減磁させるこ
とがない. 第21!lに示されているE型コアは,それの中央磁極
10の位置よりも磁気記録媒体の進行方向Xに関して中
央磁極10よりも前方に位置する側磁極l1の表面が前
記した中央磁極13や他の側磁極15の表面よりも距離
dだけ中央磁極13の先端部よりも引込んだ位置を占め
るような構成となされており,また.第3図に示されて
いるE型コアは、それの中央磁極13の位置よりも磁気
記録媒体の進行方向Xに関して中央磁極13よりも前方
に位置する側磁極l4は,厚さ方向における両端部14
a,14cを除く部分14bの表面が前記した中央磁極
13や他の側磁極15の表面よりも距離dだけ中央磁極
l3の先端部よりも引込んだ位置を占めるような構成と
なされている.前記した第2図に示されているE型コア
と第3図に示されているE型コアとの相違点は,第2図
示のE型コアではそれの中央磁極10の位置よりも磁気
記録媒体の進行方向Xに関して前方に位置する側磁極1
1の表面の全体が前記した中央a極13や他の側磁極l
5の表面よりも距@dだけ中央磁極13の先端部よりも
引込んだ位置を占めるような構成となされているのに対
し、第3図に示されているE型コアは,それの中央磁極
13の位置よりも磁気記録媒体の進行方向Xに関して中
央磁極13よりも前方に位置する側磁極14の厚さ方向
における両端部14a,14cを除く部分14bだけの
表面が前記した中央磁極13や他の側磁極15の表面よ
りも距111dだけ中央磁極l3の先端部よりも引込ん
だ位置を占めるような構成となされている点であり.こ
の相違点により第3図示の構成のE型コアでは磁気回路
の磁気抵抗の配分が良好になって,両者における垂直磁
界強度分布の特性上で,第4図中の特性曲線■と第5図
中の特性曲線■との差として現われる. なお、第4図及び第5図の各図中に,実線で示してある
E型コアの形状及び特性曲線!は,本発明の各実施例と
の比較のために、第1図中に実線で示した第6図示の既
提案のもののE型コアの形状及び特性曲線Iを示したも
のである.なお、本発明の磁気記録情報の複写装置の実
施に当っては、非磁性体材料製の円筒体1内に内蔵させ
るべき転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドHを,非
磁性体材料製の円筒体1内で回動させて,中央磁極と2
つの側磁極との間に形成された2つの磁気空隙の内で,
磁気記録媒体の進行方向に関して前方のものが前記した
非磁性体材料製の円筒体1と回転ローラ6とによる挟着
によって形成される圧接領域9の中心位121pに近接
した位置を占めるような状態となるようにして、前記の
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料
製の円筒体1内に装着させるようにしてもよい. また,第2図及び第3図にそれぞれ図示されているE型
コアが用いられている転写用バイアス磁界発生用の磁気
ヘッドHを用いて本発明が実施される場合には,E型コ
アの中央磁極の中心位置が非磁性体材料製の円筒体lと
回転ローラ6との中心を結ぶ線C−C@位置の位置付近
となるようにして転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッ
ドHを非磁性体材料製の円筒体1内に内蔵させて本発明
が実施されてもよい. (発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように本発明
は,中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を
介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有する
E型コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と
、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成
されている回転ローラと,前記した転写用バイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
において,記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で,前記し
た非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラとによ
って挟着圧接された状態で移動されるようにする手段と
、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された2つ
の磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関して前
方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と前記した
回転ローラとによる挟着によって形成される記録済みの
磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面
との圧接領域の中心位置に近接した位置を占めるように
して前記の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非
磁性体材料製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁
気記録情報の複写装置.及び転写用バイアス磁界発生用
の磁気ヘッドのE型コアにおける2つの側磁極の内で,
磁気記録媒体の進行方向に関して中央磁極よりも前方の
ものの表面が前記した非磁性体材料製の円筒体と回転ロ
ーラとによる挟着によって形成される記録済みの磁気記
録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面との圧
接領域に対して前記の圧接領域の面に垂直の方向に離隔
した位置を占めるように、かつ,転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドのE型コアにおける中央磁極と2つの
側磁極との間に形或された2つの磁気空隙の内で,磁気
記録媒体の進行方向に関して前方のものが前記した非磁
性体材料製の円筒体と回転ローラとによる挟着によって
形成される記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面との圧接領域の中心位置に近接し
た位置を占めるようにして前記の転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを非磁性体材料製の円筒体内に設ける
手段とを備えてなる磁気記録情報の複写装置、ならびに
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアにお
ける2つの側磁極の内で、磁気記録媒体の進行方向に関
して中央磁極よりも前方のものにおける厚さ方向におい
て両端部を除く部分の表面が前記した非磁性体材料製の
円筒体と回転ローラとによる挟着によって形成される記
録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体
の磁性面との圧接領域に対して前記の圧接領域の面に垂
直の方向に離隔した位置を占め,また,前記した側磁極
における両端部の表面は前記した非磁性体材料製の円筒
体と回転ローラとによる挟着によって形成される記録済
みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁
性面との圧接頭域に近接するような位置を占め、かつ,
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアにお
ける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された2つの
磁気空隙の内で,磁気記録媒体の進行方向に関して前方
のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と回転ローラ
とによる挟着によって形成される記録済みの磁気記録媒
体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面との圧接領
域の中心位置に近接した位置を占めるようにして前記の
転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材料
製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁気記録情報
の複写装置であるから、この本発明の磁気記録情報の複
写装置では転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドで発
生された転写用バイアス磁界が,テープ圧接領域9と対
応して良好な減少状態を示して減少するようになされて
いて,磁気記録媒体TI,T2がテープ圧接領域9から
離れる際における磁気記録媒体Tl,T2に対しては大
きな磁界強度の磁界が印加されていない状態になされて
おり、また,磁気記録媒体Tl,T2がテープ圧接領域
9から離れた後にも磁界強度が小さい部分を通過するよ
うになされているために,記録媒体Tl, T2を大き
く減磁させることもなく,本発明によれば既述した従来
の問題点を良好に解決することができる.
第1図及び第4図ならびに第5図は本発明のそれぞれ異
なる実施例の磁気記録情報の複写装置における転写用の
バイアス磁界の発生部分と既提案の磁気記録情報の複写
装置における転写用のバイアス磁界の発生部分との構成
上の比較と磁界強度分布の比較とを示している図,第2
図及び第3図は本発明の磁気記録情報の複写装置におけ
る転写用のバイアス磁界の発生用の磁気ヘッドの部分に
使用されるE型コアの斜視図,第6図は既提案の磁気記
録情報の複写装置の平面図、第7図は第6図中で破線図
示の丸印の部分を拡大して示した図である. 1・・・非磁性体材料製の円筒体、2,10.13・・
・中央磁極.3,4,11,12,14,15,1 4
a , 14 b , 1 4 c−側磁極、5・・
・コイル、6・・・回転ローラ,7・・・軟磁性体材料
製の円筒体、8・・・非磁性弾性体材料製の被覆層、1
6〜19, gL gL gta g2′ ・・・磁気空隙,
なる実施例の磁気記録情報の複写装置における転写用の
バイアス磁界の発生部分と既提案の磁気記録情報の複写
装置における転写用のバイアス磁界の発生部分との構成
上の比較と磁界強度分布の比較とを示している図,第2
図及び第3図は本発明の磁気記録情報の複写装置におけ
る転写用のバイアス磁界の発生用の磁気ヘッドの部分に
使用されるE型コアの斜視図,第6図は既提案の磁気記
録情報の複写装置の平面図、第7図は第6図中で破線図
示の丸印の部分を拡大して示した図である. 1・・・非磁性体材料製の円筒体、2,10.13・・
・中央磁極.3,4,11,12,14,15,1 4
a , 14 b , 1 4 c−側磁極、5・・
・コイル、6・・・回転ローラ,7・・・軟磁性体材料
製の円筒体、8・・・非磁性弾性体材料製の被覆層、1
6〜19, gL gL gta g2′ ・・・磁気空隙,
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を
介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有する
E型コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と
、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成
されている回転ローラと、前記した転写用バイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
において、記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で、前記し
た非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラとによ
って挟着圧接された状態で移動されるようにする手段と
、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された2つ
の磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関して前
方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と前記した
回転ローラとによる挟着によって形成される記録済みの
磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面
との圧接領域の中心位置に近接した位置を占めるように
して前記の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非
磁性体材料製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁
気記録情報の複写装置 2、中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を
介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有する
E型コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と
、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成
されている回転ローラと、前記した転写用バイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
において、記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で、前記し
た非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラとによ
って挟着圧接された状態で移動されるようにする手段と
、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける2つの側磁極の内で、磁気記録媒体の進行方向に
関して中央磁極よりも前方のものの表面が前記した非磁
性体材料製の円筒体と回転ローラとによる挟着によって
形成される記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面との圧接領域に対して前記の圧接
領域の面に垂直の方向に離隔した位置を占めるように、
かつ、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コ
アにおける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された
2つの磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関し
て前方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と回転
ローラとによる挟着によって形成される記録済みの磁気
記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面との
圧接領域の中心位置に近接した位置を占めるようにして
前記の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性
体材料製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁気記
録情報の複写装置 3、中央磁極及び前記した中央磁極との間に磁気空隙を
介して中央磁極の両側方に配置された側磁極とを有する
E型コアを含んで構成されている転写用バイアス磁界発
生用の磁気ヘッドを内蔵した非磁性体材料製の円筒体と
、少なくとも軟磁性体材料製の円筒体を主体として構成
されている回転ローラと、前記した転写用バイアス磁界
発生用の磁気ヘッドで発生された転写用バイアス磁界中
において、記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の
磁気記録媒体の磁性面とが向い合わせの状態で、前記し
た非磁性体材料製の円筒体と前記した回転ローラとによ
って挟着圧接された状態で移動されるようにする手段と
、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける2つの側磁極の内で、磁気記録媒体の進行方向に
関して中央磁極よりも前方のものにおける厚さ方向にお
いて両端部を除く部分の表面が前記した非磁性体材料製
の円筒体と回転ローラとによる挟着によって形成される
記録済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒
体の磁性面との圧接領域に対して前記の圧接領域の面に
垂直の方向に離隔した位置を占め、また、前記した側磁
極における両端部の表面は前記した非磁性体材料製の円
筒体と回転ローラとによる挟着によって形成される記録
済みの磁気記録媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の
磁性面との圧接領域に近接するような位置を占め、かつ
、転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドのE型コアに
おける中央磁極と2つの側磁極との間に形成された2つ
の磁気空隙の内で、磁気記録媒体の進行方向に関して前
方のものが前記した非磁性体材料製の円筒体と回転ロー
ラとによる挟着によって形成される記録済みの磁気記録
媒体の磁性面と未記録の磁気記録媒体の磁性面との圧接
領域の中心位置に近接した位置を占めるようにして前記
の転写用バイアス磁界発生用の磁気ヘッドを非磁性体材
料製の円筒体内に設ける手段とを備えてなる磁気記録情
報の複写装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15082089A JPH0317830A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 磁気記録情報の複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15082089A JPH0317830A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 磁気記録情報の複写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0317830A true JPH0317830A (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=15505124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15082089A Pending JPH0317830A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 磁気記録情報の複写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0317830A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5543973A (en) * | 1992-10-06 | 1996-08-06 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Magnetic field generating apparatus for generating bias magnetic field in a magnetic information transfer system |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP15082089A patent/JPH0317830A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5543973A (en) * | 1992-10-06 | 1996-08-06 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Magnetic field generating apparatus for generating bias magnetic field in a magnetic information transfer system |
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