JPH0317977B2 - - Google Patents
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- JPH0317977B2 JPH0317977B2 JP21450783A JP21450783A JPH0317977B2 JP H0317977 B2 JPH0317977 B2 JP H0317977B2 JP 21450783 A JP21450783 A JP 21450783A JP 21450783 A JP21450783 A JP 21450783A JP H0317977 B2 JPH0317977 B2 JP H0317977B2
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、広く工場・倉庫等の屋根仕上材及び
外壁仕上材として使用されている波形スレート葺
仕上材の寿命を延す為の断熱機能を附加した金属
製外被に依る被覆構造物及び被覆方法に関する発
明である。
外壁仕上材として使用されている波形スレート葺
仕上材の寿命を延す為の断熱機能を附加した金属
製外被に依る被覆構造物及び被覆方法に関する発
明である。
工場・倉庫等の建築物に多用されている波形石
綿スレート板が外装仕上材としての機能を維持し
ている期間は、概ね其の骨組に比較して著しく短
かく、数年の周期で何等かの改修が必要である。
此の改修手段として、従来は劣化した波形スレー
トを撤去した後、新らたに仝様の波形スレートを
葺く場合と、劣化した波形スレートの屋外面に更
に新らたな波形スレートを重ねて葺く場合の二つ
の手段が実施されている。之等の場合前者は劣化
した波形スレートを撤去する為、其の建築物の機
能が工事中殆ど失なわれる事に成り、例えば工場
の場合には工事期間中操業を休止する等経済的損
失は少く無い。亦後者は本発明と仝様に劣化した
波形スレートを撤去する事は無いが、新らたな波
形スレートの取付けの為に劣化した波形スレート
に対して多数の孔明け作業を行う必要が有り、其
の場合に孔の位置決めに手間を要するのと穿孔作
業時に強度の低下した波形スレートが破壊したり
雨漏りの原因と成る破損する欠点は避けられず建
築物の機能を維持する上で不利であり、亦作業員
の事故も無しと為ない。而して新らたに重ねる建
材も波形スレートなので本発明に於て使用する長
尺の金属製外被と比較すると其の重量は相当重
く、従つて建物の構造体の設計強度に与える影響
も無視出来ず場合に依つては建築基準法上工事の
実施が不可能に成る欠点が有る丈けでなく、仮に
初回の重ねて葺く工事を実施出来たとしても其の
波形スレートが劣化した場合の再改修では多くの
建物では強度上の重量軽減の必要から劣化した波
形スレートの少なくとも一層の撤去が必要と成
り、其の際消費する時間と経費に由る経済的損失
は無視出来ない等の問題が有つた。
綿スレート板が外装仕上材としての機能を維持し
ている期間は、概ね其の骨組に比較して著しく短
かく、数年の周期で何等かの改修が必要である。
此の改修手段として、従来は劣化した波形スレー
トを撤去した後、新らたに仝様の波形スレートを
葺く場合と、劣化した波形スレートの屋外面に更
に新らたな波形スレートを重ねて葺く場合の二つ
の手段が実施されている。之等の場合前者は劣化
した波形スレートを撤去する為、其の建築物の機
能が工事中殆ど失なわれる事に成り、例えば工場
の場合には工事期間中操業を休止する等経済的損
失は少く無い。亦後者は本発明と仝様に劣化した
波形スレートを撤去する事は無いが、新らたな波
形スレートの取付けの為に劣化した波形スレート
に対して多数の孔明け作業を行う必要が有り、其
の場合に孔の位置決めに手間を要するのと穿孔作
業時に強度の低下した波形スレートが破壊したり
雨漏りの原因と成る破損する欠点は避けられず建
築物の機能を維持する上で不利であり、亦作業員
の事故も無しと為ない。而して新らたに重ねる建
材も波形スレートなので本発明に於て使用する長
尺の金属製外被と比較すると其の重量は相当重
く、従つて建物の構造体の設計強度に与える影響
も無視出来ず場合に依つては建築基準法上工事の
実施が不可能に成る欠点が有る丈けでなく、仮に
初回の重ねて葺く工事を実施出来たとしても其の
波形スレートが劣化した場合の再改修では多くの
建物では強度上の重量軽減の必要から劣化した波
形スレートの少なくとも一層の撤去が必要と成
り、其の際消費する時間と経費に由る経済的損失
は無視出来ない等の問題が有つた。
本発明は、上記従来技術の有する問題点を解消
し、工事中も建築物の内部の機能に殆ど影響を及
ぼす事が無く、既設の外装仕上材である波形スレ
ートを其の母屋又は胴縁への固着の為の留付金具
も其の侭にし、其の屋外面に波形スレートに較べ
遥に軽量の長尺の金属製外被を被覆すると同時
に、両者の間に合成樹脂発泡成形材を配設する事
に依り建築物の断熱性能を向上する事の可能な既
設建築物の外装仕上材に対する断熱機能を附加し
た金属製外被に依る被覆構造物及び其の被覆方法
を提供する事を其の目的とする。
し、工事中も建築物の内部の機能に殆ど影響を及
ぼす事が無く、既設の外装仕上材である波形スレ
ートを其の母屋又は胴縁への固着の為の留付金具
も其の侭にし、其の屋外面に波形スレートに較べ
遥に軽量の長尺の金属製外被を被覆すると同時
に、両者の間に合成樹脂発泡成形材を配設する事
に依り建築物の断熱性能を向上する事の可能な既
設建築物の外装仕上材に対する断熱機能を附加し
た金属製外被に依る被覆構造物及び其の被覆方法
を提供する事を其の目的とする。
以下、本発明の構成を図面に示した実施例に依
つて説明する。
つて説明する。
(部分構成)
第1図に於て1は既設の建築物の屋根。外壁等
の外装仕上材としての施工から数年を経過して劣
化した波形スレートで、所謂、普通石綿スレート
波板と称しセメント85%・石綿15%程度の重量比
から成る混合材をコルゲート状に成形した耐水・
耐候性の建材、2は上記既設の波形スレート1の
波形の山部、3は仝じく谷部、4は仝じく傾斜部
である。次に5は既設建築物の母屋又は胴縁、6
は母屋又は胴縁5に前記波形スレート1を固定す
るチヤンネルボルト或はフツクボルト等の既設の
留付金具(図にはチヤンネルボルトを示す)で亜
鉛メツキ或はユニクロムメツキ等を施した鉄製の
物を用いるが、化学系の工事等耐酸性の要求され
る場合には合成樹脂系塗料で塗装した物又はステ
ンレススチール製の物も使用する。7は留付金具
6の先端から適宜の範囲に配設した固着用のボル
トで外周に雄ネジを刻設してある。Kは留付金具
6に次に説明するナツトを螺合した場合に生ずる
ボルト7の余長部分又は上記余長部分が少い場合
にはナツト其の物に第7図に示す様に接続部kに
依り接合固着する継足し部材でボルト7と仝径で
雄ネジを刻設するか後述のフアスナーFに適した
係合部を配備する。8はボルト7に嵌着した既設
のナツトで防銹処理を施してあり、9は直径30mm
厚さ1.6mm程度の通常はユニクロムメツキ等を施
した鉄製の既設の座板、10は水密用の既設のフ
エルト座で厚さ8mm程度のフエルト材にアスフア
ルト等を含浸してある。第2図に於て、11は一
面を波形スレート1のコルゲート状の波型と同一
ピツチで波形スレート1の波型より稍角度の急な
角(かど)張つた波型面Aに形成し、他面を平面
Bとした発泡スチレン・発泡ポリウレタン等の合
成樹脂発泡成形材から成る断熱板で、必要に応じ
平面B側には適宜補強紙・アルミ箔を貼着する
が、波型面Aの山部12の両側を角部13とし山
部12.谷部14.傾斜部15を夫々略々平面状
に形成する。第3図に於て、16は長軸方向に直
角な断面がコ字状の瓦棒葺等に於て知られている
長尺の通しの吊子又は短い長さの吊子、17は吊
子16の所要個処に1個又は数個穿設したボルト
7又は継足し部材Kの貫通孔で吊子の位置を調整
出来る様ボルト7等の直径より稍大きい丸孔或は
長孔等とする。尚、吊子16の材質は亜鉛引鉄
板.カラー鉄板.ステンレス板等の薄板から成る
適宜の屋根材或は壁板材を用いるが、普通は後述
の長尺の金属製外被と仝じ材料を使用する。第4
図aに於て、18は防銹処理をした金属製の当座
で中央部に留付金具6の先端に配設したボルト7
又は継足し部材Kの貫通する丸孔19を穿設す
る。次いで第4図b乃至eに示す物は吊子16を
留付金具6又は継足し部材に装着する際使用する
各種の固定用のフアスナーFであつて、第4図b
に於て20は食品分野のウインナソーセイジ、チ
ーズ等長い丸棒状の加工食品の袋状の包装容器の
両端部等を封緘する際使用する亜鉛引鉄線をU字
形の環状に口を開いて折曲げた通称「チツパータ
イ」と称される物と仝類の迅速ナツトで、本発明
に於ては後記のボルト7又は継足し部材Kの突出
部Cに吊子16を挿入し断熱板11に固定する際
突出部Cの基部に迅速ナツト20を開口部22a
から入れて環状部21に宛行い両端部22bを接
合する様締結する事に依り、迅速ナツト20はボ
ルト7又は継足し部材Kの基部へ強固に結合し吊
子16を断熱板11に接合固定し且吊子16が強
風に依り加わる引抜力に抗しボルト7又は継足し
部材Kから抜け出ない様に強固に吊子16を保持
するものである。次の第4図Cに於て23は円形
の薄い厚みのバネ板の中央部を更に花弁状に打抜
き、円形の中央部に留付金具6の先端に配設した
ボルト7又は継足し部材Kを貫通する貫通部24
を設け、此の貫通部24を囲んで上記ボルト7又
は継足し部材Kの雄ネジ又は係合部等の谷部に喰
込む弾性爪25を数個配備した吊子16の固定用
のスナツピングフアスナーで、貫通部24は例え
ばボルト7又は継足し部材Kの雄ネジの谷部の直
径よりも稍小径に形成してあり、ボルト7等への
挿通時には弾性爪25が其の挿入方向と逆方向へ
反つて変形を起しボルト7等へ容易に嵌り込む事
が出来るが、逆の抜き出し方向に引かれた時には
反り返つた弾性爪25が前記ボルト7又は継足部
材Kの雄ネジの山部或は係合部に鋭角に当り抜け
出ない様作用する。第4図d及びeに於て、26
はバネ板材の薄板の打抜きに依り馬蹄形に形成し
たスプリングフアスナー及び弓形クリツプで、其
の開口部27を前記突出部Cの基部に当て、ボル
ト7又は継足し部Kの雄ネジの谷部或は係合部に
ボルト等の長軸方向と直交した方向から強く其の
環状部28を押すと其の開口部27がバネ力に抗
して大きく開きボルト等に嵌り込みバネの復元力
に依り開口部が元に戻るとボルト7等の雄ネジの
谷部等に強固に抱着し吊子16を固定する。上記
の様に、本発明に於て使用する吊子16の固定用
の金属線或はバネ材の薄板から成るフアスナーF
は、其の施工後後述の建築物の外装仕上材として
の長尺の金属製外被に加わる強風等の際巻起こる
負の風圧或は吹き付け力に充分対抗し得る結合強
度或は固着力を有するもので無ければならない。
の外装仕上材としての施工から数年を経過して劣
化した波形スレートで、所謂、普通石綿スレート
波板と称しセメント85%・石綿15%程度の重量比
から成る混合材をコルゲート状に成形した耐水・
耐候性の建材、2は上記既設の波形スレート1の
波形の山部、3は仝じく谷部、4は仝じく傾斜部
である。次に5は既設建築物の母屋又は胴縁、6
は母屋又は胴縁5に前記波形スレート1を固定す
るチヤンネルボルト或はフツクボルト等の既設の
留付金具(図にはチヤンネルボルトを示す)で亜
鉛メツキ或はユニクロムメツキ等を施した鉄製の
物を用いるが、化学系の工事等耐酸性の要求され
る場合には合成樹脂系塗料で塗装した物又はステ
ンレススチール製の物も使用する。7は留付金具
6の先端から適宜の範囲に配設した固着用のボル
トで外周に雄ネジを刻設してある。Kは留付金具
6に次に説明するナツトを螺合した場合に生ずる
ボルト7の余長部分又は上記余長部分が少い場合
にはナツト其の物に第7図に示す様に接続部kに
依り接合固着する継足し部材でボルト7と仝径で
雄ネジを刻設するか後述のフアスナーFに適した
係合部を配備する。8はボルト7に嵌着した既設
のナツトで防銹処理を施してあり、9は直径30mm
厚さ1.6mm程度の通常はユニクロムメツキ等を施
した鉄製の既設の座板、10は水密用の既設のフ
エルト座で厚さ8mm程度のフエルト材にアスフア
ルト等を含浸してある。第2図に於て、11は一
面を波形スレート1のコルゲート状の波型と同一
ピツチで波形スレート1の波型より稍角度の急な
角(かど)張つた波型面Aに形成し、他面を平面
Bとした発泡スチレン・発泡ポリウレタン等の合
成樹脂発泡成形材から成る断熱板で、必要に応じ
平面B側には適宜補強紙・アルミ箔を貼着する
が、波型面Aの山部12の両側を角部13とし山
部12.谷部14.傾斜部15を夫々略々平面状
に形成する。第3図に於て、16は長軸方向に直
角な断面がコ字状の瓦棒葺等に於て知られている
長尺の通しの吊子又は短い長さの吊子、17は吊
子16の所要個処に1個又は数個穿設したボルト
7又は継足し部材Kの貫通孔で吊子の位置を調整
出来る様ボルト7等の直径より稍大きい丸孔或は
長孔等とする。尚、吊子16の材質は亜鉛引鉄
板.カラー鉄板.ステンレス板等の薄板から成る
適宜の屋根材或は壁板材を用いるが、普通は後述
の長尺の金属製外被と仝じ材料を使用する。第4
図aに於て、18は防銹処理をした金属製の当座
で中央部に留付金具6の先端に配設したボルト7
又は継足し部材Kの貫通する丸孔19を穿設す
る。次いで第4図b乃至eに示す物は吊子16を
留付金具6又は継足し部材に装着する際使用する
各種の固定用のフアスナーFであつて、第4図b
に於て20は食品分野のウインナソーセイジ、チ
ーズ等長い丸棒状の加工食品の袋状の包装容器の
両端部等を封緘する際使用する亜鉛引鉄線をU字
形の環状に口を開いて折曲げた通称「チツパータ
イ」と称される物と仝類の迅速ナツトで、本発明
に於ては後記のボルト7又は継足し部材Kの突出
部Cに吊子16を挿入し断熱板11に固定する際
突出部Cの基部に迅速ナツト20を開口部22a
から入れて環状部21に宛行い両端部22bを接
合する様締結する事に依り、迅速ナツト20はボ
ルト7又は継足し部材Kの基部へ強固に結合し吊
子16を断熱板11に接合固定し且吊子16が強
風に依り加わる引抜力に抗しボルト7又は継足し
部材Kから抜け出ない様に強固に吊子16を保持
するものである。次の第4図Cに於て23は円形
の薄い厚みのバネ板の中央部を更に花弁状に打抜
き、円形の中央部に留付金具6の先端に配設した
ボルト7又は継足し部材Kを貫通する貫通部24
を設け、此の貫通部24を囲んで上記ボルト7又
は継足し部材Kの雄ネジ又は係合部等の谷部に喰
込む弾性爪25を数個配備した吊子16の固定用
のスナツピングフアスナーで、貫通部24は例え
ばボルト7又は継足し部材Kの雄ネジの谷部の直
径よりも稍小径に形成してあり、ボルト7等への
挿通時には弾性爪25が其の挿入方向と逆方向へ
反つて変形を起しボルト7等へ容易に嵌り込む事
が出来るが、逆の抜き出し方向に引かれた時には
反り返つた弾性爪25が前記ボルト7又は継足部
材Kの雄ネジの山部或は係合部に鋭角に当り抜け
出ない様作用する。第4図d及びeに於て、26
はバネ板材の薄板の打抜きに依り馬蹄形に形成し
たスプリングフアスナー及び弓形クリツプで、其
の開口部27を前記突出部Cの基部に当て、ボル
ト7又は継足し部Kの雄ネジの谷部或は係合部に
ボルト等の長軸方向と直交した方向から強く其の
環状部28を押すと其の開口部27がバネ力に抗
して大きく開きボルト等に嵌り込みバネの復元力
に依り開口部が元に戻るとボルト7等の雄ネジの
谷部等に強固に抱着し吊子16を固定する。上記
の様に、本発明に於て使用する吊子16の固定用
の金属線或はバネ材の薄板から成るフアスナーF
は、其の施工後後述の建築物の外装仕上材として
の長尺の金属製外被に加わる強風等の際巻起こる
負の風圧或は吹き付け力に充分対抗し得る結合強
度或は固着力を有するもので無ければならない。
(被覆構造物)
上記の部分構成から成る本発明の被覆構造物の
必須の構成要件は、第9図及び第10図に示す様
に、既設建築物の外装仕上材としての波形スレー
ト1と、其の上部に重なる上記波形スレート1の
コルゲート状の波型と同一ピツチで波形スレート
1波型より稍角張つた成型の波形面Aを波形スレ
ート1の屋外面に接合した合成樹脂発泡成形材の
断熱板11と、波形スレート1を建築物の母屋又
は胴縁5に固着した既設の留付金具6の先端のボ
ルト7又は留付金具6の先端或は留付金具6に螺
着したナツト8に接続属した継足し部材Kの先端
の上記断熱板11の波形面Aと反対側の平面Bか
らの突出部Cの基部に於て当て座18を介し迅速
ナツト20等のフアスナーFに依り断熱板11に
固定した並行する複数の吊子16と、吊子16の
間に其の両側縁の折曲部を接して溝板として配置
し吊子16の上部に載置し其の両側縁の折曲部を
吊子16と接したキヤツプ30と共に吊子16に
吊込んで前記既設の波形スレート1を断熱板11
を介し被覆した長尺で金属製の外被29とから成
る事を其の特徴とする。
必須の構成要件は、第9図及び第10図に示す様
に、既設建築物の外装仕上材としての波形スレー
ト1と、其の上部に重なる上記波形スレート1の
コルゲート状の波型と同一ピツチで波形スレート
1波型より稍角張つた成型の波形面Aを波形スレ
ート1の屋外面に接合した合成樹脂発泡成形材の
断熱板11と、波形スレート1を建築物の母屋又
は胴縁5に固着した既設の留付金具6の先端のボ
ルト7又は留付金具6の先端或は留付金具6に螺
着したナツト8に接続属した継足し部材Kの先端
の上記断熱板11の波形面Aと反対側の平面Bか
らの突出部Cの基部に於て当て座18を介し迅速
ナツト20等のフアスナーFに依り断熱板11に
固定した並行する複数の吊子16と、吊子16の
間に其の両側縁の折曲部を接して溝板として配置
し吊子16の上部に載置し其の両側縁の折曲部を
吊子16と接したキヤツプ30と共に吊子16に
吊込んで前記既設の波形スレート1を断熱板11
を介し被覆した長尺で金属製の外被29とから成
る事を其の特徴とする。
(被覆方法)
次に上記本発明の建築構造物を形成する本発明
の被覆方法について説明すると、 Γ第1工程 第5図に於て、本第1工程では先づ既設建築
物の外装仕上材として過去の時点に於て施工さ
れ現在既に其の機能が劣化した屋根或は壁に使
用している波形スレート1の屋外面に断熱板1
1の波形面Aを当て、其の山部12を波形スレ
ート1の谷部3に対向させた後、留付金具6の
ボルト7の過去の工事に於てナツト8を螺着し
た際の余つてナツト8の上部に突出ている余長
部分の先端に当る断熱板11の個処を平面Bの
上側から軽く押し付けると、其の押した個処で
孔が明き前記留付金具6のボルト7が断熱板1
1を突破つて其の平面B面から突き出て突出部
Cと成る。次に突き出たボルト7又は継足し部
材Kの基部を手の指先等で押え付けて軽く均す
と、留付金具6のボルト7の雄ネジに螺着して
いる既設のナツト8、仝じく座板9及び又は継
足し部材Kに当る部分の断熱板11の波形面A
が加圧に依り夫等の形ち成りに変形して凹み其
の際平面Bは平面状態を保持した侭でいる。そ
して其の際波形面Aの山部12は平面B側から
の軽い全面的加圧に依り、其の両側の角部13
が波形スレート1の波型成りに変形して第5図
に示す様に当接変形部Pを形成するが、ボルト
7又は継足し部材Kの貫通部を除く谷部14及
び傾斜部15は略々元の侭の状態であり、従つ
て波形スレート1の屋外面との上記当接変形部
Pを除く波形面Aの谷部14及び傾斜部15の
間は密着する事無く空〓31を形成する。以上
の作業に於て断熱板11を留付金具6のボルト
7又は継足し部材Kに押込むので波形スレート
1に対する断熱板11の取付けに際し、格別接
着剤等を使用して接合する必要は殆ど無いが場
合に依つては小量の接着剤を波形スレートの谷
部或は側面接続部等に塗布して多数の断熱板1
1の敷設の際の施工管理を容易にする為相互の
部材同志を接着一体化する事も有る。上記に依
り波形スレート1の屋外面に対し次々と多数の
断熱板11を其の側面同志をきつちりと当接々
合し乍ら其の全面を被覆する。此の第1工程の
特徴は、割合に曲げ強度の小さい合成樹脂発泡
材の断熱板11に依り既設の波形スレート1で
は得られなかつた断熱性.保温性を格段に高め
ると同時に、長尺の金属製の外被29を敷設す
るのに必要な、連続した平滑面を、既設の建築
物内の機能を中断する事無く、迅速経済的に、
複数の断熱板11の各平面Bの当接々続により
形成する事に在り、中でも上記連続した平滑面
を形成出来る事が後に続く金属製外被の施工結
果を良好にする為の最も重要な条件となるが、
本工程に依れば、第5図に符号Dで示す部分で
分る様に、2枚の波形スレート1の側縁同志
の、夫々の傾斜部4から山部2へかけての重な
り部分で、他の1枚丈けの部分に較べ嵩高の部
分を、前記の空〓31を利用する事により、無
理なく収納して、断熱板11の下面へ嵩高部分
が直接当接して、断熱板11を変形させて、そ
の平面Bに異常を及ぼして、平滑面の形成に支
障を来す事を防止でき、亦符号Eで示す谷部3
から傾斜部4にかけての嵩高部分を断熱板11
の山部12の圧縮に依つて処理し断熱板11の
平面Bの平坦度を保持出来る事であり、亦既設
の留付金具6に対し断熱板11を其の平面B側
から押し付けて、留付金具6の先端のボルト7
又は継足し部材Kを平面Bから突出させて波形
スレート1の屋外面へ断熱板11を接合固定さ
せて敷設する方法は、、本発明の全体を実施す
る際其の施工を劣化した既設の波形スレートを
破損せず然も迅速に実施する為の極めて特徴的
な手段である。
の被覆方法について説明すると、 Γ第1工程 第5図に於て、本第1工程では先づ既設建築
物の外装仕上材として過去の時点に於て施工さ
れ現在既に其の機能が劣化した屋根或は壁に使
用している波形スレート1の屋外面に断熱板1
1の波形面Aを当て、其の山部12を波形スレ
ート1の谷部3に対向させた後、留付金具6の
ボルト7の過去の工事に於てナツト8を螺着し
た際の余つてナツト8の上部に突出ている余長
部分の先端に当る断熱板11の個処を平面Bの
上側から軽く押し付けると、其の押した個処で
孔が明き前記留付金具6のボルト7が断熱板1
1を突破つて其の平面B面から突き出て突出部
Cと成る。次に突き出たボルト7又は継足し部
材Kの基部を手の指先等で押え付けて軽く均す
と、留付金具6のボルト7の雄ネジに螺着して
いる既設のナツト8、仝じく座板9及び又は継
足し部材Kに当る部分の断熱板11の波形面A
が加圧に依り夫等の形ち成りに変形して凹み其
の際平面Bは平面状態を保持した侭でいる。そ
して其の際波形面Aの山部12は平面B側から
の軽い全面的加圧に依り、其の両側の角部13
が波形スレート1の波型成りに変形して第5図
に示す様に当接変形部Pを形成するが、ボルト
7又は継足し部材Kの貫通部を除く谷部14及
び傾斜部15は略々元の侭の状態であり、従つ
て波形スレート1の屋外面との上記当接変形部
Pを除く波形面Aの谷部14及び傾斜部15の
間は密着する事無く空〓31を形成する。以上
の作業に於て断熱板11を留付金具6のボルト
7又は継足し部材Kに押込むので波形スレート
1に対する断熱板11の取付けに際し、格別接
着剤等を使用して接合する必要は殆ど無いが場
合に依つては小量の接着剤を波形スレートの谷
部或は側面接続部等に塗布して多数の断熱板1
1の敷設の際の施工管理を容易にする為相互の
部材同志を接着一体化する事も有る。上記に依
り波形スレート1の屋外面に対し次々と多数の
断熱板11を其の側面同志をきつちりと当接々
合し乍ら其の全面を被覆する。此の第1工程の
特徴は、割合に曲げ強度の小さい合成樹脂発泡
材の断熱板11に依り既設の波形スレート1で
は得られなかつた断熱性.保温性を格段に高め
ると同時に、長尺の金属製の外被29を敷設す
るのに必要な、連続した平滑面を、既設の建築
物内の機能を中断する事無く、迅速経済的に、
複数の断熱板11の各平面Bの当接々続により
形成する事に在り、中でも上記連続した平滑面
を形成出来る事が後に続く金属製外被の施工結
果を良好にする為の最も重要な条件となるが、
本工程に依れば、第5図に符号Dで示す部分で
分る様に、2枚の波形スレート1の側縁同志
の、夫々の傾斜部4から山部2へかけての重な
り部分で、他の1枚丈けの部分に較べ嵩高の部
分を、前記の空〓31を利用する事により、無
理なく収納して、断熱板11の下面へ嵩高部分
が直接当接して、断熱板11を変形させて、そ
の平面Bに異常を及ぼして、平滑面の形成に支
障を来す事を防止でき、亦符号Eで示す谷部3
から傾斜部4にかけての嵩高部分を断熱板11
の山部12の圧縮に依つて処理し断熱板11の
平面Bの平坦度を保持出来る事であり、亦既設
の留付金具6に対し断熱板11を其の平面B側
から押し付けて、留付金具6の先端のボルト7
又は継足し部材Kを平面Bから突出させて波形
スレート1の屋外面へ断熱板11を接合固定さ
せて敷設する方法は、、本発明の全体を実施す
る際其の施工を劣化した既設の波形スレートを
破損せず然も迅速に実施する為の極めて特徴的
な手段である。
Γ第2工程
第6図a,b,cに示す様に、先づ第1工程
に於て断熱板11から突出した既設の留付金具
6の先端のボルト7又は継足し部材Kの突出部
Cに吊子16を其のボルト貫通孔17に依り嵌
挿し、更に吊子16上に突出した上記突出部C
に当座18を嵌挿し、吊子16を其の長軸方向
を母屋又は胴縁に対して直交する様断熱板11
に押え付け乍ら突出部Cの基部へ迅速ナツト2
0等のフアスナーFを装着するが、第6図bの
迅速ナツト20の場合は突出部Cの基部のネジ
谷部等に迅速ナツト20を巻締て固着し、第6
図Cのスナツピングフアスナー23の場合は貫
通孔24を突出部Cのボルト7又は継足し部材
Kへ挿通すると、弾性爪22が挿入方向とは逆
に反り返り変形を起し容易に挿通出来るので之
を当座18に接する迄挿入する。此の状態から
若しスナツピングフアスナー20を逆に抜き取
り方向へ動かす様にすると、其の弾性爪22が
ボルト7の雄ネジ又は継足し部材の係合部に鋭
角に当り抜け出る事が出来ないので確実に吊子
16を断熱板11に接合固定する。此の工程の
特徴は、多数の吊子16を断熱板11の形成す
る平坦部に並行して固定する際取扱取付けの簡
単な迅速ナツト20等のフアスナーFを使用す
るので、従来法の様に別途新規な孔明を既設の
波形スレート1に施した上新らたな吊子金具を
セツトして新しい外被を取付固定する様な免倒
な手間が省け、極めて迅速に吊子16の固定作
業が実施出来る事と、前記留付金具6が既設の
物である為其のボルト7の雄ネジ部が劣化し腐
蝕していてナツトでは円滑な螺合固着が困難な
様な場合でも、本発明方法に依れば簡単な操作
で雄ネジ部又は継足し部の係合部にがつちりと
喰込せて確実な固定が可能な点である。尚、短
い吊子の場合には吊子同志を接続用の鞘状の継
手で接続し一体としておくと其後の作業が施工
し易い。亦、上記喰込み状態を更に確実にする
為フアスナーFに依る固定部分を熔接したり接
着剤等で固着すれば、強風等に対する耐性を一
層強化出来る。
に於て断熱板11から突出した既設の留付金具
6の先端のボルト7又は継足し部材Kの突出部
Cに吊子16を其のボルト貫通孔17に依り嵌
挿し、更に吊子16上に突出した上記突出部C
に当座18を嵌挿し、吊子16を其の長軸方向
を母屋又は胴縁に対して直交する様断熱板11
に押え付け乍ら突出部Cの基部へ迅速ナツト2
0等のフアスナーFを装着するが、第6図bの
迅速ナツト20の場合は突出部Cの基部のネジ
谷部等に迅速ナツト20を巻締て固着し、第6
図Cのスナツピングフアスナー23の場合は貫
通孔24を突出部Cのボルト7又は継足し部材
Kへ挿通すると、弾性爪22が挿入方向とは逆
に反り返り変形を起し容易に挿通出来るので之
を当座18に接する迄挿入する。此の状態から
若しスナツピングフアスナー20を逆に抜き取
り方向へ動かす様にすると、其の弾性爪22が
ボルト7の雄ネジ又は継足し部材の係合部に鋭
角に当り抜け出る事が出来ないので確実に吊子
16を断熱板11に接合固定する。此の工程の
特徴は、多数の吊子16を断熱板11の形成す
る平坦部に並行して固定する際取扱取付けの簡
単な迅速ナツト20等のフアスナーFを使用す
るので、従来法の様に別途新規な孔明を既設の
波形スレート1に施した上新らたな吊子金具を
セツトして新しい外被を取付固定する様な免倒
な手間が省け、極めて迅速に吊子16の固定作
業が実施出来る事と、前記留付金具6が既設の
物である為其のボルト7の雄ネジ部が劣化し腐
蝕していてナツトでは円滑な螺合固着が困難な
様な場合でも、本発明方法に依れば簡単な操作
で雄ネジ部又は継足し部の係合部にがつちりと
喰込せて確実な固定が可能な点である。尚、短
い吊子の場合には吊子同志を接続用の鞘状の継
手で接続し一体としておくと其後の作業が施工
し易い。亦、上記喰込み状態を更に確実にする
為フアスナーFに依る固定部分を熔接したり接
着剤等で固着すれば、強風等に対する耐性を一
層強化出来る。
Γ第3工程
此の工程に於ては、既設建築物の母屋又は胴
縁に対して其の長軸方向を直交する様間隔を置
いて並行に配置固定した吊子16の間の断熱板
11の平面Bの敷設平坦部へ、第8図に示す亜
鉛引鉄板.カラー鉄板.ステンレス板等の薄板
から成る、長尺の金属平板の双方の側縁を折曲
して、溝板を形成した外被29の、上記折曲部
を吊子16に接して添わせて配置し、次に外被
29と仝材料の薄板から成るキヤツプ30を吊
子16に被せた後周知の瓦棒葺工法に依つて吊
子16へ吊込む事に依り第9図及び第10図に
示す様に外被29の覆を終了する。
縁に対して其の長軸方向を直交する様間隔を置
いて並行に配置固定した吊子16の間の断熱板
11の平面Bの敷設平坦部へ、第8図に示す亜
鉛引鉄板.カラー鉄板.ステンレス板等の薄板
から成る、長尺の金属平板の双方の側縁を折曲
して、溝板を形成した外被29の、上記折曲部
を吊子16に接して添わせて配置し、次に外被
29と仝材料の薄板から成るキヤツプ30を吊
子16に被せた後周知の瓦棒葺工法に依つて吊
子16へ吊込む事に依り第9図及び第10図に
示す様に外被29の覆を終了する。
本発明の被覆方法の必須の構成要件は、既設
建築物の外装仕上材としての波形スレート1の
屋外面に合成樹脂発泡成形材の断熱板11の波
形面Aを当てゝ押付け、ナツト8を螺着した波
形スレート1を建築物の母屋又は胴縁5に固着
した既設の留付金具6の先端のボルト7又は留
付金具6の先端或は留付金具6に螺着したナツ
ト8に接続した継足し部材Kの先端部を断熱板
11の波形面Aと反対側の平面Bから突出させ
て、突出部Cとし、且、留付金具6のナツト8
及び座板9並びにフエルト座10、或は継足し
部材Kの接続部k等に当接する部分の断熱材1
1を、加圧により変形させて、夫等の形ち成り
に圧縮により凹ませる事により、断熱板11の
平面Bを、平面状態に保持し乍ら、波形スレー
ト1の多数で葺き上げた、外装仕上材の屋外面
の全面へ、断熱板11を敷設する第1の工程
と、第1の工程で突出した突出部Cへ吊子16
を其の貫通孔17に依り嵌装し其の上へ当座1
8を嵌め当て吊子16の長軸方向を母屋又は胴
縁5に対して直交する状態で断熱板11に吊子
16を押え付け乍ら迅速ナツト20等のフアス
ナーFに依り突出部Cの基部に於て複数の吊子
16を断熱板11の平面Bに並行して強固に固
定する第2の工程と、隣接する吊子16の間に
長尺の金属平板の双方の側縁を折曲して、溝板
を形成した外被29の、上記折曲部を吊子16
に接して添わせて配置し、亦吊子16へ外被2
9と仝材料のキヤツプ30を被せて其の両側縁
の折曲部を吊子16に接し瓦棒葺工法に依り吊
板としての外被29を吊子16に依つて吊込み
複数の長尺の金属製の外被29に依り断熱板1
1の平面B上を被覆する第3の工程とから成る
事を其の特徴とし、その実施様態として、波形
スレート1の、隣接する端縁同志の重合部を、
側縁の場合には、断熱板11の波形面Aの、
夫々の波形面Aと波形スレート1の屋外面との
間に形成する空〓31へ収納する事により、上
下縁の場合には、波形Aの山部12の、圧縮に
よる凹みにより収納する点を上記必須の構成に
附加するものである。
建築物の外装仕上材としての波形スレート1の
屋外面に合成樹脂発泡成形材の断熱板11の波
形面Aを当てゝ押付け、ナツト8を螺着した波
形スレート1を建築物の母屋又は胴縁5に固着
した既設の留付金具6の先端のボルト7又は留
付金具6の先端或は留付金具6に螺着したナツ
ト8に接続した継足し部材Kの先端部を断熱板
11の波形面Aと反対側の平面Bから突出させ
て、突出部Cとし、且、留付金具6のナツト8
及び座板9並びにフエルト座10、或は継足し
部材Kの接続部k等に当接する部分の断熱材1
1を、加圧により変形させて、夫等の形ち成り
に圧縮により凹ませる事により、断熱板11の
平面Bを、平面状態に保持し乍ら、波形スレー
ト1の多数で葺き上げた、外装仕上材の屋外面
の全面へ、断熱板11を敷設する第1の工程
と、第1の工程で突出した突出部Cへ吊子16
を其の貫通孔17に依り嵌装し其の上へ当座1
8を嵌め当て吊子16の長軸方向を母屋又は胴
縁5に対して直交する状態で断熱板11に吊子
16を押え付け乍ら迅速ナツト20等のフアス
ナーFに依り突出部Cの基部に於て複数の吊子
16を断熱板11の平面Bに並行して強固に固
定する第2の工程と、隣接する吊子16の間に
長尺の金属平板の双方の側縁を折曲して、溝板
を形成した外被29の、上記折曲部を吊子16
に接して添わせて配置し、亦吊子16へ外被2
9と仝材料のキヤツプ30を被せて其の両側縁
の折曲部を吊子16に接し瓦棒葺工法に依り吊
板としての外被29を吊子16に依つて吊込み
複数の長尺の金属製の外被29に依り断熱板1
1の平面B上を被覆する第3の工程とから成る
事を其の特徴とし、その実施様態として、波形
スレート1の、隣接する端縁同志の重合部を、
側縁の場合には、断熱板11の波形面Aの、
夫々の波形面Aと波形スレート1の屋外面との
間に形成する空〓31へ収納する事により、上
下縁の場合には、波形Aの山部12の、圧縮に
よる凹みにより収納する点を上記必須の構成に
附加するものである。
上記の説明で明らかな様に、本発明の被覆構造
物を劣化した既設建築物の外装仕上材としての波
形スレートの屋外面に断熱板を介して長尺の金属
製外被を被覆した構成なので、新らたな波形スレ
ートを劣化した波形スレートの上に重る場合に較
べ其の重量が軽く既設の下部構造に与える影響は
間に介在させる断熱板と共に設計上無視出来る範
囲である。亦上記断熱板に依り従来の状態に較べ
日射に依る建物内の温度上昇を防ぎ、亦屋内の保
温.保冷、防音効果を高める事が出来る。亦上記
外被の被覆及び断熱板の取付けに際し既設の留付
金具を利用しているので新らたに必要とする固着
部品等も少く、尚且既設の仕上材である波形スレ
ートに孔明加工や新らたな固定用ボルト等の取付
けが無いので雨漏り等の支障を招く事も無い。而
して本発明の被覆方法に依れば、施工に際して使
用中の建築物内の機能を損なう事無く建築物の使
用と併行して短期間でしかも劣化した既設の仕上
材の撤去作業等に時間と経費を費す事無く経済的
に施工する事が出来る。即ち、単に施工の為の経
費のみならず、例えば工場施設等の場合には施工
中も操業を停止する事が無いので生産面での利益
を確保出来る。亦本発明方法に於ては既設の波形
スレートに対し孔明け加工等が一切無く、従つて
劣化した波形スレートを破損する事が無く亦既設
の屋内に対し貫通する新らたな部材を使用する事
も無いので、改修工事で起り勝ちな雨漏りの恐れ
も無い。亦、本発明方法のフアスナーに依る吊子
の断熱板に対する固定手段と断熱板を既設の波形
スレートの屋外面へ敷設し平坦面を形成する方法
は、共に極めて単時間で施工出来る上、フアスナ
ーの使用は多少劣化している既設の留付金具の先
端部分のボルトに対して新らしいナツトを使用す
る事に依るボルトの切断事故の発生の様な恐れも
無く、亦ボルトの劣化に基づく痩せの為のナツト
の使用不能という恐れも無く安定した固定強度を
期待出来る。而して本発明の長尺の金属製外被に
は既知の瓦棒葺の材料及び工法が概ね適用出来る
ので、資材の入手及び作業員の手配等に於ても何
等の支障は起らない。
物を劣化した既設建築物の外装仕上材としての波
形スレートの屋外面に断熱板を介して長尺の金属
製外被を被覆した構成なので、新らたな波形スレ
ートを劣化した波形スレートの上に重る場合に較
べ其の重量が軽く既設の下部構造に与える影響は
間に介在させる断熱板と共に設計上無視出来る範
囲である。亦上記断熱板に依り従来の状態に較べ
日射に依る建物内の温度上昇を防ぎ、亦屋内の保
温.保冷、防音効果を高める事が出来る。亦上記
外被の被覆及び断熱板の取付けに際し既設の留付
金具を利用しているので新らたに必要とする固着
部品等も少く、尚且既設の仕上材である波形スレ
ートに孔明加工や新らたな固定用ボルト等の取付
けが無いので雨漏り等の支障を招く事も無い。而
して本発明の被覆方法に依れば、施工に際して使
用中の建築物内の機能を損なう事無く建築物の使
用と併行して短期間でしかも劣化した既設の仕上
材の撤去作業等に時間と経費を費す事無く経済的
に施工する事が出来る。即ち、単に施工の為の経
費のみならず、例えば工場施設等の場合には施工
中も操業を停止する事が無いので生産面での利益
を確保出来る。亦本発明方法に於ては既設の波形
スレートに対し孔明け加工等が一切無く、従つて
劣化した波形スレートを破損する事が無く亦既設
の屋内に対し貫通する新らたな部材を使用する事
も無いので、改修工事で起り勝ちな雨漏りの恐れ
も無い。亦、本発明方法のフアスナーに依る吊子
の断熱板に対する固定手段と断熱板を既設の波形
スレートの屋外面へ敷設し平坦面を形成する方法
は、共に極めて単時間で施工出来る上、フアスナ
ーの使用は多少劣化している既設の留付金具の先
端部分のボルトに対して新らしいナツトを使用す
る事に依るボルトの切断事故の発生の様な恐れも
無く、亦ボルトの劣化に基づく痩せの為のナツト
の使用不能という恐れも無く安定した固定強度を
期待出来る。而して本発明の長尺の金属製外被に
は既知の瓦棒葺の材料及び工法が概ね適用出来る
ので、資材の入手及び作業員の手配等に於ても何
等の支障は起らない。
第1図は既設建築物の外装仕上材の斜視図、第
2図は断熱板の斜視図、第3図は吊子の一部を切
欠いた斜視図、第4図a乃至eは本発明で使用す
る座板及び4種のフアスナーを順次示した斜視
図、第5図は本方法発明の第1工程を示す斜視
図、第6図a,b,cはフアスナー別の吊子の固
定状態を示す部分の斜視図、第7図a,bは2種
の継足し部材のボルトとの接続を示す夫々の斜視
図、第8図は吊板から成る外被の一部を欠除した
斜視図、第9図は本発明の被覆構造物を其の一部
を切欠いて破断状態で示す斜視図、第10図は一
部を断面で示す本発明被覆構造物の斜視図であ
る。 図の主要な部分を表わす符号の説明、1……
(既設の)波形スレート、2……(波形スレート
1の)山部、3……(仝じく)谷部、4……(仝
じく)傾斜部、5……母屋又は胴縁、6……留付
金具、7……(留付金具6の先端の)ボルト、8
……ナツト、11……断熱板、A……(断熱板
の)波形面、B……(仝じく)平面、12……
(波形面Aの)山部、13……(仝じく)角部、
14……(仝じく)谷部、15……(仝じく)傾
斜部、16……吊子、K……継足し部材、F……
フアスナー、20……迅速ナツト、23……スナ
ツピングフアスナー、26……スプリングフアス
ナー又は弓形クリツプ、29……外被、30……
(吊子16の)キヤツプ、P……(断熱板11の
波形面Aの山部12の)当接変形部、31……
(波形スレート1と断熱板11の波形面Aとの間
の)空〓、D……(波形スレート1の重なつた)
嵩高部分、E……(仝じく谷部3から傾斜部4に
かけての)嵩高部分。
2図は断熱板の斜視図、第3図は吊子の一部を切
欠いた斜視図、第4図a乃至eは本発明で使用す
る座板及び4種のフアスナーを順次示した斜視
図、第5図は本方法発明の第1工程を示す斜視
図、第6図a,b,cはフアスナー別の吊子の固
定状態を示す部分の斜視図、第7図a,bは2種
の継足し部材のボルトとの接続を示す夫々の斜視
図、第8図は吊板から成る外被の一部を欠除した
斜視図、第9図は本発明の被覆構造物を其の一部
を切欠いて破断状態で示す斜視図、第10図は一
部を断面で示す本発明被覆構造物の斜視図であ
る。 図の主要な部分を表わす符号の説明、1……
(既設の)波形スレート、2……(波形スレート
1の)山部、3……(仝じく)谷部、4……(仝
じく)傾斜部、5……母屋又は胴縁、6……留付
金具、7……(留付金具6の先端の)ボルト、8
……ナツト、11……断熱板、A……(断熱板
の)波形面、B……(仝じく)平面、12……
(波形面Aの)山部、13……(仝じく)角部、
14……(仝じく)谷部、15……(仝じく)傾
斜部、16……吊子、K……継足し部材、F……
フアスナー、20……迅速ナツト、23……スナ
ツピングフアスナー、26……スプリングフアス
ナー又は弓形クリツプ、29……外被、30……
(吊子16の)キヤツプ、P……(断熱板11の
波形面Aの山部12の)当接変形部、31……
(波形スレート1と断熱板11の波形面Aとの間
の)空〓、D……(波形スレート1の重なつた)
嵩高部分、E……(仝じく谷部3から傾斜部4に
かけての)嵩高部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 A 既設建築物の外装仕上材としての波形ス
レート1と、 B その上部に重ねる、上記波形スレート1のコ
ルゲート状の波形と同一ピツチで、波形スレー
ト1の波形より、稍角張つた波形の波形面A
を、波形スレート1の屋外面へ接合した、合成
樹脂発泡成形材の断熱板11と、 C 波形スレート1を、建築物の母屋又は胴縁5
へ固着した、既設の留付金具6の先端のボルト
7、又は上記留付金具6の先端、或は留付金具
6に螺着したナツト8に接続した、継足し部材
Kの先端の、上記断熱板11の波形面Aと反対
側の、平面Bからの突出部Cの基部に於て、当
て座18を介して、迅速ナツト20等のフアス
ナーFにより、断熱板11へ固定した、並行す
る複数の吊子16と、 D 上記吊子16の間へ、その双方の側縁の折曲
部を接して溝板として配置し、吊子16の上部
に載置し、その双方の側縁の折曲部を吊子16
と接したキヤツプ30と共に、吊子16へ吊込
んで、前記既設の波形スレート1を、断熱板1
1を介し被覆した、長尺で金属製の外被29
と、 E から成る、既設建築物の外装仕上材に対する
金属製外被に依る被覆構造物。 2 A 既設建築物の外装仕上材としての波形ス
レート1の屋外面へ、合成樹脂発泡成形材の断
熱板11の波形面Aを当てて押付け、ナツト8
で波形スレート1を、建築物の母屋又は胴縁5
へ螺着して固定した、既設の留付金具6の先端
のボルト7、又は留付金具6の先端、或は留付
金具6に螺着したナツト8に接続した継足し部
材Kの先端部を、断熱板11の波形面Aと反対
側の平面Bから突出させて、突出部Cとし、
且、留付金具6のナツト8及び座板9並びにフ
エルト座10、或は継足し部材Kの接続部k等
に当接する部分の断熱材11を、加圧により変
形させて、夫等の形ち成りに圧縮により凹ませ
る事により、断熱板11の平面Bを、平面状態
に保持し乍ら、波形スレート1の多数で葺き上
げた、外装仕上材の屋外面の全面へ、断熱板1
1を敷設する第1の工程と、 B 第1の工程で突出した突出部Cへ、吊子16
を、その貫通孔17により嵌装し、その上へ当
座18を嵌めて宛がい、吊子16の長軸方向
を、母屋又は胴縁5に対して直交する状態で、
断熱板11へ吊子16を押え付け乍ら、迅速ナ
ツト20等のフアスナーFにより、突出部Cの
基部において、複数の吊子16を、断熱板11
の平面Bに並行して強固に固定する第2の工程
と、 C 隣接する吊子16の間へ、長尺の金属平板
の、双方の側縁を折曲して、溝板を形成した外
被29の、上記折曲部を吊子16に接して添わ
せて配置し、吊子16の上部に載置し、その双
方の側縁の折曲部を、吊子16と接したキヤツ
プ30と共に、吊子16により吊込んで、複数
の長尺の外被29により、断熱板11の平面B
上を被覆する第3の工程と、 D から成る既設建築物の外装仕上材に対する断
熱機能を附加した金属製外被に依る被覆方法。 3 A 波形スレート1の、隣接する端縁同志の
重合部を、 B 縁側の場合には、断熱板11の波形面Aの、
夫々の波形面Aと波形スレート1の屋外面との
間に形成する空〓31へ、収納する事により、 C 上下縁の場合には、波形面Aの山部12の、
圧縮による凹みにより収納する、 D 特許請求の範囲の第2番目に記載した、既設
建築物の外装仕上材に対する断熱機能を附加し
た金属製外被に依る被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21450783A JPS60105750A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 既設建築物の外装仕上材に対する断熱機能を附加した金属製外被に依る被覆構造物及び其の被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21450783A JPS60105750A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 既設建築物の外装仕上材に対する断熱機能を附加した金属製外被に依る被覆構造物及び其の被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60105750A JPS60105750A (ja) | 1985-06-11 |
| JPH0317977B2 true JPH0317977B2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=16656856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21450783A Granted JPS60105750A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 既設建築物の外装仕上材に対する断熱機能を附加した金属製外被に依る被覆構造物及び其の被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60105750A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009097140A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Lonseal Corp | 既存成形屋根の改修構造及び改修工法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7057681B2 (ja) * | 2018-02-19 | 2022-04-20 | デュポン・スタイロ株式会社 | 断熱材とその製造方法、これを用いた改修屋根とその施工方法 |
| JP2020193452A (ja) * | 2019-05-27 | 2020-12-03 | 山陰化成工業株式会社 | 改修屋根構造及び屋根改修工法 |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP21450783A patent/JPS60105750A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009097140A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Lonseal Corp | 既存成形屋根の改修構造及び改修工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60105750A (ja) | 1985-06-11 |
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