JPH031814Y2 - - Google Patents

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JPH031814Y2
JPH031814Y2 JP8650384U JP8650384U JPH031814Y2 JP H031814 Y2 JPH031814 Y2 JP H031814Y2 JP 8650384 U JP8650384 U JP 8650384U JP 8650384 U JP8650384 U JP 8650384U JP H031814 Y2 JPH031814 Y2 JP H031814Y2
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fluidity
container
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oil
cylindrical body
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JP8650384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は液体の流動性試験容器、特に軽油およ
びA重油のような粘性のある液体、あるいは析出
ワツクスを含有する軽油のような懸濁流液の流動
性を試験する容器に関する。
(従来技術) 従来の流動性試験容器としては、例えば第2図
および第3図に示すようなものがある。第2図に
おいて、1は流動性試験容器であり、この容器1
は円筒状の上部容器部2と円筒状の下部容器部3
からなり、上部容器部2と下部容器部3とは所定
の間隔で離隔し足部4によつて連結されている。
下部容器部3の上部は円錐形に形成され、その上
端の細孔5は上部容器部2で開口されている。ま
た、下部容器部3の底面の一部はアルミ箔6によ
つて形成されている。第3図において、11は前
記流動性試験容器1が倒立したものである。した
がつて、12は前記上部容器部2に相当する下部
容器部であり、13は前記下部容器部3に相当す
る上部容器部である。上部容器部13の下部は逆
円錐形状に形成され、その下端の細孔15は下部
容器部12で開口されている。上部容器部13の
上面の一部はアルミ箔16によつて形成されてい
る。
流動性試験容器1を用いて、軽油または、A重
油等の被試験油の流動性を試験する場合、まず、
下部容器部3の水準線8まで被試験油が充填され
る。さらに、この流動性試験容器1は所定の時間
の間、所定の温度に保たれ、被試験油が所定の温
度になるよう維持される。次に、流動性試験容器
1は第3図のように倒立させられる。被試験油は
上面にあるアルミ箔16を棒で突き破ることによ
り、上部容器部13の中に空気が流入する。この
ため被試験油は細孔15を通じて下部容器部12
の中に自然に流下しはじめる。この被試験油の全
部が流下する時間および細孔15で詰まりを起こ
さずに流下する所定の温度等より流動性を判断し
ている。
しかしながら、このような従来の流体の流動性
試験容器にあつては、被試験油を所定の低温に冷
却して流動性試験をする場合、実用上低温での流
動性が良好で問題のない被試験油であつても流出
口の閉塞などであたかも流動性が悪いという結果
を得ることがあり、試験が不可能になることがあ
る。被試験油に含まれるワツクスが冷却されて凝
固し、析出ワツクスといわれる固体が生成され
る。この析出ワツクスの径が前記細孔15より小
さく、かつ、その量が少ないと細孔15を通過し
て、細孔15に詰ることはない。しかしながら、
この析出ワツクスの径が前記細孔15より小さい
場合でも、その量が多いと析出ワツクスがいくつ
か付着して大きな固まりとなる。これが細孔15
の孔の径を小さくして、被試験油の流下を妨げ
る。また、固まりが大きくなり細孔15に詰まつ
た場合には、被試験油の流下を停止させる。この
ように、唯一つの細孔15の場合には、被試験油
の流下が析出ワツクスのために妨げられて、細孔
15が閉塞されて試験ができないという問題点が
ある。また、容器が上部容器部と下部容器部とか
ら構成され、かつ、細孔の径も小さくなつている
ため、分解洗浄に時間がかかるという問題点もあ
る。
(考案の目的) この問題点を解決するために、本考案はなされ
たものであつて、液体、特に液体中に固体粒子が
分散された分散系からなる懸濁液あるいは粘性が
高い流体の流動性もしくは通過特性(管のような
通路を通過できるか、どうかの通過特性)を簡便
に知ることのできる液体の流動性試験容器を提供
することを目的とする。より具体的には、本考案
は特に液体の低温における流動性試験において、
被試験油の中に低温にて凝固する析出ワツクスを
有する場合でも被試験油の流動特性あるいは通過
特性を簡便に知ることができ、また、析出ワツク
スの量やその大小が外部より容器を通してよく観
察することができ、また、流動性試験の前後に容
器を分解洗浄が簡単にできるようにした液体の簡
易流動性試験器を提供することを目的とする。
(考案の構成) このような本考案の目的は、以下のような構成
により達成することができる。すなわち、本考案
に係る液体の流動性試験容器は、液体の流動性を
試験する容器において、側壁に形成された開口お
よび少なくとも一部に透明部分を有する筒状体
と、筒状体の上部を閉止する網と、を備えたこと
を構成としている。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
まず、構成を説明すると、第1図は本考案に係
る流動性試験容器の側面図である。20は本考案
の流動性試験容器であり、21は熱伝導率のよい
透明かつ、円筒形のプラスチツク製からなり、底
面を有する容器状の筒状体(内径30mm、高さ83
mm)、22は筒状体21のキヤツプであり、キヤ
ツプ22は筒状体21の上端部23に螺合できる
ようになされている。筒状体21の上端部23と
キヤツプ22との間でステンレスの金網25が挟
持され、金網25と筒状体21の上端部23との
間の間隙はパツキン24によつて密封されてい
る。筒状体21の側壁(厚さ1mm)において、垂
直高さの半分の位置の付近に空気を採り入れるた
めの小さな開口26(内径4mm)が形成されてい
る。また、開口26の下側には被試験油の量を示
す4本の目盛27,28,29,30を刻んでい
る。
流動性試験容器20を用いて、軽油またはA重
油等の低温流動性を試験する場合、筒状体21の
中に18c.c.の被試験油31が目盛27まで入れら
れ、次に、パツキン24と、100メツシユのステ
ンレスの金網25とが筒状体21の上端部23上
に設置される。次に、その上にキヤツプ22が設
置され、上端部23に螺合して固定される。流動
性試験容器20は所定時間の間、所定の低温に保
持される。この間に、被試験油は所定の低温まで
冷却され、被試験油の流動性が変化する。また、
このとき、被試験油に含まれるワツクス分が凝固
し、析出ワツクスといわれる固体が生成すること
がある。この析出ワツクスの径の大きさや析出ワ
ツクスの生成する量は、被試験油の種類、低温に
する温度、低温に保持される時間等により変化す
る。所定時間が経過した後、流動性試験容器20
はその上下を逆転して倒立させられる。空気孔2
6からの空気の流入があるので、被試験油31は
ステンレス網25を通過して流出口32(面積5
cm2)より自然に流出する。被試験油の中に、析出
ワツクスが生成している場合、従来のように、唯
一つの細孔15を有する容器1においては、その
細孔15の附近に析出ワツクスが付着して、細孔
15の孔の径を小さくし、また、大きな析出ワツ
クスの固まりが詰まつて、流動性試験が不可能に
なつた。しかしながら、本考案に係る流動性試験
容器においては、被試験油の流出する細孔15の
代わりにステンレスの金網になつているので、流
動性の良好な被試験油では小さな径の析出ワツク
スまたは大きな析出ワツクスの固まりが、金網2
5の網目の一部が詰まつた場合にも他の網目の部
分において自然に流下が起こり、流動性試験を行
うことができる。
なお、前述の実施例において、筒状体として全
体が透明なプラスチツク製の場合について説明し
たが、本考案に係る筒状体においては一部のみ透
明なプラスチツク製であつてもよい。また、筒状
体の材質の例としてはアクリル樹脂、硬質塩化ビ
ニル、ポリプロピレン樹脂等があげられる。ま
た、筒状体の材質はプラスチツク以外の例えばガ
ラス等であつてもよい。また、被試験液体の冷却
速度を適当ならしめるため容器の材質は熱伝導率
約0.02〜3cal/s/cm/℃の範囲のものを使用す
ることが好ましく、また、側壁の厚さは約0.05〜
0.5cmが好ましい。筒状体は図のように円柱状の
ものでも、また角柱状のものでもよい。また、網
は約50〜200メツシユ、好ましくは約80〜120メツ
シユの範囲が好ましく、また、材質は金属でもよ
いしプラスチツク、合成樹脂などの有機物質、あ
るいはガラス、磁器などの無機物質でもよい。
また、流出口32の面積は1〜200cm2、好まし
くは面積4〜50cm2の範囲としてもよい。また、被
試験液の量は液層の高さ約0.5〜15cm、好ましく
は0.6〜4cmとなる量としてもよい。筒状体の目
盛線は必ずしもなくてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、液体の
流動性試験容器において、多数の細孔を有する網
を使用することによつて、懸濁液あるいは粘度の
高い液体であつてもその流動性を簡便に測定する
ことができる。特に被試験油の中に低温で凝固す
る析出ワツクス等を有する場合においても、低温
における流動性試験において、実用上流動性が良
好で問題のない被試験油では流出口の閉塞がな
く、実用上流動性の悪い被試験油では通過特性が
悪く、実用上の流動性はないし通過特性に相関な
いし対応した結果が得られる。また、本考案容器
は透明容器のために流出の好めから終了までその
流出の状況を外部からみることができ、網上に残
つたワツクスの量と大小を見ることもできる。さ
らに、流動性試験容器がキヤツプ、網、パツキン
および容器の各部材より構成され、キヤツプを容
器の上端部に螺合する方法でできているので、分
解組立が容易であり、各部材の洗浄も容易である
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る流動性試験容器の側面図
であり、第2図は従来の流動性試験容器の斜視概
略図、第3図は第2図の流動性試験容器の倒立斜
視概略図である。 20……流動性試験容器、21……筒状体、2
5……金網、26……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体の流動性を試験する容器において、側壁に
    形成された開口および少なくとも一部に透明部分
    を有する筒状体と、筒状体の上部を閉止する網
    と、を備えたことを特徴とする液体の流動性試験
    容器。
JP8650384U 1984-06-11 1984-06-11 液体の流動性試験容器 Granted JPS611152U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8650384U JPS611152U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 液体の流動性試験容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8650384U JPS611152U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 液体の流動性試験容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS611152U JPS611152U (ja) 1986-01-07
JPH031814Y2 true JPH031814Y2 (ja) 1991-01-18

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ID=30637876

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JP8650384U Granted JPS611152U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 液体の流動性試験容器

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JP (1) JPS611152U (ja)

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JPS611152U (ja) 1986-01-07

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