JPH0318782Y2 - - Google Patents

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JPH0318782Y2
JPH0318782Y2 JP1986132129U JP13212986U JPH0318782Y2 JP H0318782 Y2 JPH0318782 Y2 JP H0318782Y2 JP 1986132129 U JP1986132129 U JP 1986132129U JP 13212986 U JP13212986 U JP 13212986U JP H0318782 Y2 JPH0318782 Y2 JP H0318782Y2
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JP
Japan
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packing
seal
load
ring
stem
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JP1986132129U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、低い組付荷重で容易に取付けること
ができ、安定したシール性を得ることができるパ
ツキンに関する。
(従来の技術) この種のパツキンとしては、第7図乃至第9図
に示す如きものが知られている。即ち、第7図乃
至第9図は従来の各種パツキンを示す断面図であ
り、第7図に示すパッキン101は、断面コの字
状を成すリング状に形成され、ステム104とケ
ース105との間に収納されてそのシール部10
2bがケース105の環状面106に当接してシ
ール作用をなすものである。又、第8図に示すパ
ツキン201は、そのシール部202bが湾曲し
てケース205の環状面206に当接してシール
作用をなすものであり、第9図に示すパツキン3
01は、具体的にはOリングにて構成され、これ
はケース307の環状面306とステム308と
の間で図示の如く圧縮変形することによつてシー
ル作用をなすものである。尚、上記各パツキン1
01,201,301は何れもニトリルゴム等の
弾性材にて一体形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記パツキン101,201に
あつては、第7図、第8図にそれぞれ破線にて示
す如く、組付時のシール部102b,202bの
もぐり込みによつて、これらシール部102b,
202bに波状隙間が発生し、所期のシール効果
を期待できないという問題がある。又、第9図に
示すOリングにて構成されるパツキン301にあ
つては、シール効果を維持するために高い荷重で
これを押圧変形しておかねばならないという欠点
がある。
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とする所は、低い組付荷重で容易
に、且つ相手方部品の寸法のばらつきを吸収して
確実に取付けることができ、安定した高いシール
性を維持することができるパツキンを堤供するに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの考案は、ステムの
小径部が嵌合されるケースの嵌合周面から外径側
へ向けて形成した環状面と、小径部の一端に設け
られた段部との間に装着される環状のパツキンで
あつて、ゴム状弾性材製の屈曲部の一端には当該
屈曲部より厚肉でステムの小径部に装着される固
定部を設け、他端には環状面に接触するシール部
を設けるとともに、前記シール部の側面にシール
部より剛性の高いリングを固着したことを特徴と
するパツキンを構成した。
(作用) 而して、ケースの環状面に接触するシール部は
上記リングによつてその剛性が高められるため、
当該パツキンの組付時にシール部のもぐり込みが
生ずることがなく、そのシール性が安定して高く
保たれる。又、屈曲部は環状面から受ける所定値
の荷重で弾性変形するため、その反力によつて環
状面に対するシール部の接触面圧を確保べきる
し、ステムの軸方向への移動が自在である。従つ
て、ケースの寸法のばらつきを有効に吸収でき、
且つ低い組付荷重で容易に取付けることができ
る。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係るパツキンの半截断面図、
第2図はパツキンの組付状態を示す半截断面図、
第3図a,b,cは同パツキンの変形過程を説明
するための半截断面図、第4図は同パツキンの荷
重と圧縮量との関係を示すグラフである。
第1図に示すパツキン1は、ニトリルゴム等の
弾性材にて筒状に成形された本体2を有し、該本
体2の上端部は、円筒状のケース5の嵌合周面と
しての内周面50内に嵌合されたステム4の小径
部51と段部52とに当接する厚肉の固定部2a
を構成し、下端部はシール部2bを構成し、これ
ら固定部2aとシール部2bの中間には、後述の
如く所定の荷重を受けて弾性変形する屈曲部(固
定部2aより薄肉)2cが連続形成されている。
そして、該本体2の上記シールリツプ部2bの外
周部には、この本体2を構成する弾性材よりも剛
性値の高い素材にて成形されたリング(具体的に
は、Oリング)3が焼付けられている。
而して、上記パツキン1は第2図に示す如くス
テム4の段部52とケースガイド5の環状面とし
てのテーパ面53との間に取付け保持されるが、
図示組付状態においては屈曲部2cがテーパ面5
3からの組付力Ρを受けて弾性変形し、シール部
2bはケース5のテーパ面53に押圧されてシー
ル作用を果している。このとき、シール部2bの
剛性はOリングにて構成される前記リング3によ
つて高められるため、該シール部2bは組付時に
容易に変形することがなく、これのもぐり込みに
よる波状隙間の発生が防止されてそのシール性能
が安定して高く維持され、図示矢印a方向からの
グリースの漏出や図示矢印b方向からのダストの
侵入が効果的に阻止される。又、該シール部2b
の剛性を高めた結果、当該パツキン1はその屈曲
部2cが弾性変形するため、その反力によつてテ
ーパ面53に対するシール部2bの接触圧力を確
保できるし、ステム4の軸方向に沿つた移動がで
きる。従つて、相手方部品たるケース5の寸法の
ばらつきを有効に吸収できるし、該パツキン1を
低い組付荷重で確実に取付け保持できる。更に、
屈曲部2bが第2図に示す如く弾性変形する結
果、同図矢印c…にて示す方向にグリース等の圧
力が作用し、この圧力に基づく力によつてシール
部2bはケース5のテーパ面53に押え付けられ
るため、該シール部2bのシール性は更に高めら
れる。
ここで、当該パツキン1の変形と荷重との関係
について第3図及び第4図に基づき言及するに、
このパツキン1に作用する荷重Ρ=0の場合は当
然にその変形量(圧縮量)δ=0であつて(第4
図の点Aにて示す)、このときのパツキン1の状
態は第3図a(第1図と同様)にて示され、パツ
キン1には何ら変形が生じない。その後、加える
荷重Ρを徐々に増してゆけば、パツキン1の変形
量δは第4図に示す如くこの荷重Ρの増大に比例
して増すが、この荷重ΡがΡmax(第4図の点B
にて示す)に達した後は、変形量は増すが、逆に
荷重(即ち、パツキン1が負担すべき荷重)は急
激に減少し、ここからパツキン1の屈曲部2cの
弾性変形が始まる。尚、第3図bは屈曲部2cに
弾性変形が生ずる直前のパツキン1の様子を、同
図cは屈曲部2cに弾性変形が生じているときの
パツキン1の様子をそれぞれ示している。従つ
て、当該パツキン1には比較的低い荷重Ρ=
Ρmaxを加えればその屈曲部2cに弾性変形が生
ずるため、このパツキン1は抵い組付荷重で容易
に取付けることができることとなる。
次に第5図、第6図に本考案の変更実施例をそ
れぞれ示すが、これらの図に示される各パツキン
11,21は何れもそのシール部12b,22b
に金属又は樹脂で断面矩形に成形されたリング1
3,23が焼付けされており、両パツキン11,
21はその屈曲部12c,22cの形状を異にす
るのみであつて、両者は前記第一実施例にて述べ
たと同一の作用、効果を奏するものである。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、パ
ツキンの固定部とシール部との間に所定の荷重を
受けて弾性変形する屈曲部を連続形成するととも
に、上記シール部の側面にリングを固着したた
め、シール部は上記リングによつてその剛性が高
められ、容易に変形することがなく、当該パツキ
ンの組付時に該シール部のもぐり込みが防がれて
そのシール性が安定して高く保たれるという効果
が得られる。又、本考案によれば、当該パツキン
の屈曲部は所定値の荷重で弾性変形するため、相
手方部品の寸法のばらつきを有効に吸収できる
し、且つ低い組付荷重で容易にパツキンを取付け
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパツキンの半截断面図、
第2図は同パッキンの組付状態を示す半截断面
図、第3図a,b,cは同パツキンの変形過程を
説明するための半截断面図、第4図は同パツキン
の荷重と圧縮量との関係を示すグラフ、第5図,
第6図は本考案の変更実施例に係るパツキンの半
截断面図、第7図乃至第9図は従来のパツキンを
示す部分断面図である。 符号の説明、1,11,21……パツキン、2
……本体、2a……固定部、2b,12b,22
b……シール部、2c,12c,22c……屈曲
部、3,13,23……リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステムの小径部が嵌合されるケースの嵌合周面
    から外径側へ向けて形成した環状面と、小径部の
    一端に設けられた段部との間に装着される環状の
    パツキンであつて、ゴム状弾性材製の屈曲部の一
    端には当該屈曲部より厚肉でステムの小径部に装
    着される固定部を設け、他端には環状面に接触す
    るシール部を設けるとともに、前記シール部の側
    面にシール部より剛性の高いリングを固着したこ
    とを特徴とするパツキン。
JP1986132129U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0318782Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986132129U JPH0318782Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986132129U JPH0318782Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6337864U JPS6337864U (ja) 1988-03-11
JPH0318782Y2 true JPH0318782Y2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=31031228

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JP1986132129U Expired JPH0318782Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149249U (ja) * 1982-04-01 1983-10-06 アイシン精機株式会社 二輪車用マスタシリンダ

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Publication number Publication date
JPS6337864U (ja) 1988-03-11

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