JPH03187989A - 酸化に対して防護された複合材料の形成のためのプロセスと、このプロセスによって得られる材料 - Google Patents

酸化に対して防護された複合材料の形成のためのプロセスと、このプロセスによって得られる材料

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JPH03187989A
JPH03187989A JP2302315A JP30231590A JPH03187989A JP H03187989 A JPH03187989 A JP H03187989A JP 2302315 A JP2302315 A JP 2302315A JP 30231590 A JP30231590 A JP 30231590A JP H03187989 A JPH03187989 A JP H03187989A
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ジエラール・ルソー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高温度(低い空気圧下において1800℃以
下)において非酸化性にされた複合材料の形成のための
プロセスと、このプロセスによって得られる材料とに係
わる。
特に、この材料は、特に、高速度で地球の大気に再突入
する時の空気摩擦によって引き起こされる加熱に耐えな
ければならない宇宙船(シャトル又は航空機)のための
高性能な熱防護物としての使用を目的とする。
しかし、本発明は、腐食性の媒質の中において約110
0℃を越える温度の下で高い機械的応力に耐えることが
可能な構造物を使用しなければならないような、他の産
業分野にも適用されることが可能である。
本発明が適用される酸化防護材料は複合材料であり、特
に、炭素を主成分とするマトリックスの中に埋め込まれ
た炭素繊維によって形成されることが適切な炭素−炭素
(C/C)タイプの複合材料である。
炭素−炭素材料の本質的な利点の1つは、急速な加熱の
下で3000℃までの高温度において前記材料がその完
全性を維持するということである。しかし、この材料の
主要な欠点は、空気が存在する中では400℃以上で著
しく酸化するということである。
炭素含有部分の外側表面上に形成された炭化ケイ素(S
iC)被覆を使用することに基づく複合材料の防護のよ
うな、この酸化を防止するための様々なプロセスが提案
されてきた。この外側SiC被覆の使用は、特に、本出
願人の名において出願されたFR−A−2611198
と、特許文献EP−A−0133315、US−A−3
095316、US−A−3406044、US−A−
3925577とに説明されている。
C/C複合材料上にSiC被覆をデポジットさせるため
の様々な従来の方法は、炭素と炭化ケイ素との間の膨張
係数の差異の結果として、き裂した層の発生を常に引き
起こす。この欠点を取り除くために、こうした外側Si
C被覆は、そのSiC被覆のき裂(割れ)を密封するた
めのシリカガラス又はホウケイ酸ガラスの被覆と組み合
わされる。
この密封被覆は、大気圧の下で、約1700℃まで適正
に作用する。しかし、減圧下では、これらの材料の使用
温度は、式SiC+ 5in2→2SiO+COに相当
する、S i02のSiCに対する反応の故に制限され
る。
減圧下において高温度に耐えることが可能な材料によっ
てSiC被覆のき裂を密封することを確実なものにする
ために、本出願人は、Th02、zr02.11102
、Li2O2、Y2O3、Al2O3の中から選択され
る外側酸化物層と、SiCと前記酸化物との間の反応障
壁として働く1つの中間層とを、炭化ケイ素層の上にデ
ポジットさせることを提案した。
前記中間層は、特に、窒化アルミニウムと窒化ハフニウ
ムとから選択される。この処置は、本出願人によって1
988年8月31日付けで出願されたFR−A−263
5773に開示されている。
前記特許文献に開示されている酸化防護策は完全に満足
いくものである。しかし、その応用によっては、前記酸
化防護策が複雑過ぎる場合もある。
更に、前記酸化防護策は比較的重量のある材料をもたら
す。これに加えて、特に外側炭化ケイ素被覆を省略する
ことを可能にする、より容易に入手可能で且つより軽量
な材料を得ることが重要であろう。
従って、本発明は、炭化ケイ素被覆を含まない酸化防護
複合材料を形成するプロセスと、このプロセスによって
得られる材料とに係わる。
従って、本発明は、環境による酸化に対して1つの外被
によって防護される複合本体を有する材料の形成のため
のプロセスに係わり、前記複合本体は、炭素を主成分と
するマトリックスの中によつて防護される複合本体を有
する材料であつて、前記プロセスが、前記本体の上に1
つの窒化アルミニウム層を直接にデポジットさせ、その
後に、前記外被を形成するために、緊密な(light
)耐火性酸化物の外側層をデポジットさせることから成
る層を被覆する。
この外被は、その外被がデポジットさせられた複合材料
を、特に空気のような酸化性雰囲気である外部環境から
防護する。
この目的のために1. A18層が結晶性の形であり且
つ可能な限り緊密に密着していることが望ましい。この
A18層の不可欠な働きは、その複合本体の炭素と耐火
性酸化物との間の反応障壁として働くことである。
窒化アルミニウム(^IN)層は、使用されるデポジッ
ト温度に応じてき裂の度合いが増減する層を与える、様
々な効率の種々の方法によってデポジットさせられる。
この外被のき裂現象は、その外被の中に含まれる個々の
材料の間の膨張係数の差異に起因する。特に、^INは
、4.5〜5XIO6/℃の膨張係数を有し、炭素は1
〜2.5X 10’/℃0 の膨張係数を有し、黒鉛は3〜6XlO’/”Cの膨張
係数を有する。
AlN外被は外界温度T!を常に上回る温度T1におい
て形成される。冷却後に、前記外被の引張応力は式σ、
 = k (TI−TI)で表され、前式中のkは定数
であり、σ、は温、度T1が低いほど低い。TI−TI
が小さければ小さいほど、且つ、膨張係数が近づけば近
づくほど、き裂の数は減少する。き裂の幅は、H−Tr
に直接的に比例し、且つ、膨張係数の差に直接的に比例
する。
材料がTjを越える温度に加熱される場合には、特にそ
の材料の使用温度T11に相当する温度に加熱される時
には、き裂が除去される温度Tfに達するまで、き裂が
徐々に閉じていき、及び、この温度TIに達した時にそ
の材料が圧縮される。圧縮ひずみは法則σ =k(Tu
−TI)に従って増加し、前式中のkは定数である。
1 従って、炭素が酸化を開始する温度(約400℃)とデ
ポジット温度Tfとに対するAlN材料の有効性を改善
するためには、TIを低下させることが必要である。使
用温度において圧縮層が破砕されないことが可能となる
まで、TIを低下させることが可能である。
これに加えて、AlN層のために使用されるデポジット
方法は、温度Hを選択することが可能なデポジット方法
である。従って、求められる使用温度に適合した最小温
度TIを持つAlN外被を形成することが可能である。
これらの方法は、本質的に、化学蒸着法(CVD)とプ
ラズマ化学蒸着法(PECVD)である。
これらの2つの方法の温度範囲は、相補的である。即ち
、PECVDは外界温度と800℃との間で使用され、
CvDは600℃と1400℃との間で使用される。そ
の材料の特定の使用意図に基づいて、これ2 らの方法のいずれかが選択されることが可能である。
PECVD法によるAlNデポジットは、随意に窒素が
加えられることが可能な、前駆体塩化アルミニウム(A
lCl3)とアンモニア(Nl13)との混合物を用い
て行われ、一方、CVD法による被着は、水素が添加さ
れることが可能な、AlCl3とN113との混合物を
用いて行われる。
化学蒸着法が好ましいが、アルミニウムデポジットの窒
化、即ち、反応性陰極スパッタリングと反応性蒸発との
ような反応性物理蒸着(PVll)を使用することが可
能である。
前記窒化は、最初に、陰極スパッタリング又は蒸発によ
って前記複合本体上にアルミニウム層をデポジットし、
その後で、その物体を窒化炉の中に入れ、窒素雰囲気の
下でその物体を漸進的に加熱することから成る。窒化は
約600℃で開始し、3 その材料は漸進的に1200℃に加熱され、この120
0℃の温度において、窒化物層の完全な焼固が生じる。
こうして得られたAlN層は1〜5マイクロメートルの
厚さを有する。
反応性PvD法によるデポジットは低い温度(20〜6
0G℃)で生じ、非常に薄い層(厚さ約1〜5マイクロ
メートル)をもたらす。従って、これらの方法は、そう
した複合材料の使用の際に圧縮によってき裂が形成され
ることを制限するためには、低温度で使用される材料に
対してだけ用いられることが可能であるにすぎない。
比較的高い温度(1000℃以上)では、AIH層に接
触する空気中の酸素が、AlN層の表面を酸化させ、こ
れは、次の反応によるA 1203の自然形成を引き起
こす。
2 A I N+ 3/20  →A 120 gこの
表面アルミナは僅かに多孔性であり、従っ4 て、酸素がAlN層の中へ入り込むことを減速する。
アルミナが熱と酸化とに耐えることが可能な材料である
という事実から見て、この自然に形成されたA I 2
 Oa層は、複合材料を酸化に対して防護する上で好ま
しいものである。
更に、炭化アルミニウム(A14C3)界面層を形成す
るために、約600℃を越えた温度におけるAlNのデ
ポジットの間に、窒化アルミニウムが複合材料中の炭素
と反応し、この界面層はAlNが材料にデポジットする
のを促進し、従って、前記AlN層が炭素に良好に密着
することを確実なものにする。
600℃以下の低温度におけるAlNデポジットの場合
には、その材料は、前記界面層の形成を確実なものとす
るために、600〜tooo℃の間に調節された温度に
加熱される。この加熱段階は恣意的なものであってもよ
く、又は、その後で行われる高5 温度防護層(> 600℃)デポジットから結果的にも
たらされるものであってもよい。
更に、本発明による酸化防護複合材料が600℃を上回
る温度において使用されるが故に、前記界面層の厚さは
約1マイクロメートルという限界値に増大する。
AlN層の消費を考慮すれば、PIICVD又はCV[
lデポジット法は望ましい厚さの層をデポジットさせる
ことを可能にするが故に、PECVD又はCVDデポジ
ット法を用いることが好ましい。特に、これらの方法は
、1O−100マイクロメートルの厚さのA16層をデ
ポジットさせることを可能にする。
炭化アルミニウム゛界面層の化学的形成は、純粋に熱力
学的な立場からは、2000℃の温度に達するまで、A
lNとSiCとの間で生じることはない。従って、C/
C複合本体に対するAlNの付着は、FR−A−263
5773に開示される構造に対するAlNの付6 着とは相違している。
前記酸化物外側層は、高温度及び特に減圧下(2,8k
Psにおける1800℃、又は、2OkP&における2
000℃)において、環境(一般には空気)からの酸素
がその複合材料の中に入り込むことを防止する働きを有
する。従って、前記層は、良好な密着特性と良好な耐火
特性とを有する。特に、前記層は結晶性で且つ非多孔性
でなければならない。
その酸素拡散係数がより良好であるが故に、アルミナの
使用が好ましい。即ち、アルミナの酸素拡散係数は12
00℃において3X 1O−16c+e” /@であり
、これは1200℃におけるシリカの酸素拡散係数(3
X 10” ell” /I)に比べて1/100であ
る。その膨張係数は8〜9X1G’/’Cである。この
デポジットアルミナはアルファーアルミナである。
耐火性酸化物層のデポジット方法は特にPECVD又は
CVDである。PECVDデポジット温度は200〜7 800℃の間であり、一方、CVD法の場合にはそのデ
ポジット温度は800〜1400℃の間である。
PEVCD法によるアルミナデポジットのための前駆体
気体は、塩化アルミニウムと酸素と水素である。CVD
法では、アルミナ層のデポジットは塩化アルミニウムの
気相加水分解によって行われる。
加水分解のための水は、水素に対する二酸化炭素気体の
反応によって、反応器の中でそのまま生成される。次の
反応が生じる。
3C02+3H2→ 3CO+3H202AICI  
+3HO→At203+6HC12 この反応は、本質的に、塩化アルミニウムの加水分解を
引き起こす水の生成によって左右される。
水素の分圧と二酸化炭素気体の分圧との比率が1に近い
時に、デポジットが生じる。
表面上のアルミナの形成運動に関する反応種の拡散をデ
ポジットの間に促進するために、塩化ア8 ルミニウムの分圧は相対的に低く、特に0.5kP*を
下回っている。これに加えて、炭素含有材料の温度は、
あまり高くてはならず、特に1100℃を越えてはなら
ない。
この点で、デポジット速度は、その材料の表面上におけ
る′化学反応速度によってのみ制御される。
これらの諸条件によって、下部層の表面のどんな不規則
性に対してもアルミナ外被が完全に適合することが可能
であるが故に、自然形成された酸化物を本来的に備えた
AlN層に対して、良好に密着する非常に均一なアルミ
ナ外被を得ることが可能になる。これらの諸条件を最も
良好に満たすパラメーターの値は、総圧力4kP* 、
塩化アルミニウム圧力0.1kPs、炭素含有材料温度
1000℃である。
炭素含有材料に対して意図された使用条件に応じて、P
ECVD又はCVDによって得られる酸化物層9 の厚さは3〜100マイクロメートルの範囲内である。
このようにして防護された複合材料の冷却の間に、下部
のAlN外被の内に存在するき裂が再形成される。この
場合には1000℃のアルミナデポジット温度に温度が
達するや否や、その複合材料の使用の間に、これらのき
裂が再密着する。
更に、冷却の間に、前記酸化層の中にき裂が現れる。そ
の酸化物内のき裂の生起を決定する法則は、Al11に
関して前述された前記法則と同一である。外側の酸化物
層のき裂の一部はAlN層のき裂と一致するが、−船釣
には、これらの酸化物層のき裂は、AlN層のき裂のな
い区域に位置する。これらのき裂が生じるプロセスは、
各層の相対的なデポジット温度に依存している。
使用温度が耐火性酸化物のデポジット温度(特に100
0℃)を越えるや否や、その複合材料の使用0 の間に、前記耐火性酸化物層の中のき裂が再密着する。
前記酸化物層のデポジットに関してはClID又はPE
CVD法の使用が好ましいが、特にプラズマスプレィ又
は物理蒸着(PVD)のような、他のデポジット方法を
使用することが可能である。
これらの方法は、低温時にその外被のき裂が全く又は債
かしか生じないように、且つ、高温度での使用の際に生
じる圧縮応力に対してその外被が剥がれ落ちることなく
耐え得るように選択されることが可能な、PECVDの
場合と同様な(20〜600℃)低温度において、酸化
物層を形成することを可能にする。
プラズマスプレィは比較的厚い外被(約100マイクロ
メートル以上)を与えるが、しかし、残念ながら、その
外被はあまり緊密には密着されていない。一方、PVD
法は 1〜10マイクロメートルの1 比較的薄い外被を与える。
AlN層に対するアルミナ層の付着を改善するために、
[1<x<1且ツ0<7<1.5である、AlN  O
界面層を形成することが可能である。
!   ! この層は、酸素又はCO2のような反応性気体を混合物
に加えることによって、AlNの場合と同一の形成条件
の下でCVD又はPECVDによって形成されることが
可能である。
本発明によるプロセスは、炭素を主成分とするマトリッ
クス(黒鉛炭素、熱分解炭素又はガラス状炭素)の中に
埋め込まれた繊維状基体(炭素、黒鉛、セラミック、5
iCSBN、Al2O3等)によって構成される全ての
タイプの複合材料に対して適用可能である。
しかし、炭素を主成分とするマトリックスの中に埋め込
まれた炭素繊維又は耐火性材料の基体を有する複合材料
の形成に特に適用可能である。こ2 れに加えて、前記マトリックスは、炭化ケイ素、窒化ホ
ウ素、又は炭化ホウ素によって随意にドープされること
が可能であり、即ち、20重量%未満の、特に2〜10
重量%の、SIC%  84 C%又はBNを含むこと
が可能である。
SiC含有マトリックスの形成はFR−A−26111
98に開示されている。更に特に、このマトリックスの
形成は、10%のシリコーン官能基(Sin)が化学的
に移植されているレゾール樹脂タイプのフェノール樹脂
によって真空中で前記繊維状基体を含浸し、その後で、
前記樹脂の高温重合と高温熱分解(約800℃)とを行
うことから成る。
SiCが含まれない場合には、フェノール樹脂のような
炭素含量の高い熱硬化性樹脂を熱分解することによって
、メタン、プロパン、エタンもしくはブタンのような炭
化水素を分解することによって、又は、約800℃でコ
ールタールを熱分解する3 ことによって、前記炭素マトリックスが公知の方法で得
られる。
前記マトリックスを高密度化によって形成する以前に、
特定の部分を形成する間に、前記基体の成形のために前
記基体の変形可能性を維持するために、100〜200
amの厚さを持つ炭化ケイ素の薄層によって、前記基体
の各繊維が被覆されることが有利である。
前記繊維上のこのSiC層は、1つ以上の気体炭化水素
及び/又は水素と随意に組み合わされたハロゲンによっ
て置換されても置換されなくともよい1種以上のオルガ
ノシランを含む気体混合物を使用する CVDによって
デポジットされる。
使用可能なオルガノシランは、特に、O≦n≦4である
式(CH3) ll5iCl(4,、形のクロロシラン
である。例えば、トリクロロメチルシラン、テトラメチ
ルシラン、ジクロロジメチルシランを、4 この例として挙げることができる。前記炭化水素は、特
にメタン、エタン、プロパン、ブタンである。特に、比
率(H)/(C113SiC13) = 4〜12のト
リクロロメチルシランと水素との混合物が使用される。
前記基体の表面と前記マトリックスに炭化ケイ素を使用
することによって、Al1層が偶発的に破壊された場合
に複合炭素−炭素材料の中心部分の酸化を著しく減速さ
せ、酸化防止のための防護を確実なものにすることが可
能である。
本発明に従って、前記繊維の各々の表面に、これらの繊
維を被覆するSiC薄膜と接触した熱分解炭素層が備え
られることが可能である。この熱分解炭素層は、前記繊
維のSiC薄膜のデポジットの以前に又は以後にデポジ
ットされることが可能である。この熱分解炭素層は、本
発明の複合材料の力学的特性を維持し又はこの特性を改
善する界面5 を構成する。この熱分解炭素層は、前述の炭化水素の1
つを使用する高温度CVDによってデポジットされる。
本発明は、前述のプロセスによって得られる材料にも係
わる。
特に、本発明は、環境による酸化に対して1つの外被に
よ゛って防護される複合本体を有する材料に係わり、こ
の本体は、炭素を主成分とするマトリックスの中によつ
て防護される複合本体を有する材料であつて、前記外被
が、前記複合本体が、炭素を主成分とするマトリックス
の炭化アルミニウム界面層と、前記界面層が、炭素を主
成分とするマトリックスの窒化アルミニウム層と、前記
窒化アルミニウム層を被覆する1つの緊密な耐火性酸化
物外側層とを有する層を被覆する。
本発明の他の特徴と利点は、以下のような非限定的な実
施例の説明から、添付の図面を参照して6 理解されるだろう。
第1図に示される材料は、炭素含量の高い熱硬化性樹脂
を適切な形状の型の中で熱分解することによって、それ
自体は公知である方法によって得られる熱分解炭素本体
2を有する。この材料の表面上に、窒化アルミニウム層
4が約600℃におけるPECVDによって直接にデポ
ジットされる。このデポジットは、50Psの真空中で
行われる。そのデポジット速度は1時間当たり数マイク
ロメートルである。AlN層4の厚さはlG〜100マ
イクロメートルである。Al11層は緊密であり、六角
形の形状に結晶化される。各々の気体の相対量は、次の
比率によって規定される。
(N)/(^Icl3)・0.8且つ(N2)/ (N
FI3)・0.7この^INデポジットは600℃を越
える温度で生じ、AlNは支持物2の炭素と反応して、
炭化アルミニウム(At4C3)層6を形成する。
7 本発明に従って、この反応に続いて、500℃において
PECVDを使用することによって、AlN層4の表面
上に厚さ 3〜100マイクロメートルの緊密なアルフ
ァーアルミナ層8がデポジットされる。
デポジットエンクロージャ内の圧力は比較的低く、特に
50Ps未満である。このアルミナデポジットは、次の
比率によって規定される気体混合物を用いて得られる。
(^+c+3)/(u21・0.5且つ(021/(I
(2)・Iこのようにして得られた材料は、AIM層と
アルミナ層との両方に関して全くき裂がなく、及び、1
0〜l(15Pgの酸素を含む又は含まない雰囲気の中
で、約1300℃の温度まで使用可能である。アルミナ
外被は約1300℃で剥がれ落ちる。
第2FIliは、黒鉛炭素マトリックス14内に埋め込
まれた黒鉛又は炭素強化繊維12を含む、複合炭素−炭
素繊維を示す。これらの繊維12は二方向もし8 くは三方向に織られ又は巻かれ、及び、約8マイクロメ
ートルの厚さを有する。これらの繊維は、高抵抗又は高
モジュラスを有する、短い又は長い繊維である。
各々の繊維12は、厚さ 100〜150++++の極
めて薄い熱分解炭素の異方性薄膜16によって被覆され
る。
この薄膜16は、1.5kPiの圧力下をメタンが循環
する炉内で、1100℃においてCVDを用いることに
よって得られる。
更に、約100〜2001mの厚さの炭化ケイ素層8が
、酸素拡散を減速することによって、各繊維12の中心
部分に生じる可能性のある酸化から各繊維を防護する。
このSiC層は、比率(++2 )/ (”3SiCl
x ) =8のトリクロロメチルシランと水素との混合
物を1llP*の圧力で使用して、900℃におけるC
VDによって形成される。
本発明に従って、マトリックス14の外側表面は、9 600℃における pgcvoによってデポジットされ
る緊密なAIR層4によって被覆され、その後で、50
0℃における PECVDによってデポジットされる緊
密なアルミナ層8によって被覆される。
AIMとアルミナとのデポジット条件は、第1図に関し
て説明された条件と同一である。しかし、AIMデポジ
ット温度が600℃以下であるが故に、Al4C3付着
層6を形成するためには、1000℃を越える温度にな
るよう加熱が調節される。
この材料にはき裂がなく、及び、酸素雰囲気の中で10
00℃まで使用可能である。
第3図は、本発明による別の材料を示す。この材料では
、窒化アルミニウム層は、等温炉の中で、600〜10
00℃の間の温度において、特に950℃において、c
vnによってデポジットされる。前記等温炉の中では、
ヘリウム又はアルゴンのような中性気体の掃気を行いな
がら、アンモニアと水0 素と塩化アルミニウムとが500〜1000Piの減圧
下で循環させられる。前記気体の割合は、特に、1 (AICI  ) / (NH3)=10  且つ(N
H3)/(H2)=0.2である。
CVDは、AlN層4内のき裂20とその下部の炭化ア
ルミニウム層6内のき裂22とをもたらし、これらのき
裂は、形成温度を下回る温度において酸素が侵入する原
因となる。このことによって、AlN層表面上に及びA
16層のき裂20内に、酸素の侵入を減速する僅かに多
孔性のアルミナ層24が自然形成される。
前記複合材料の最も外側の層は、600〜1000℃に
おいて、特に1000℃においてCVDによってデポジ
ットされた緊密なアルファーアルミナ層8である。この
アルミナデポジットは、1体積%のAlCl  と49
.5体積%のH2Oと49.5体積%のCO2から成る
混合物を用いて、5kPsの減圧下で行われ3す る。
この実施例は、−船釣に、約1〜100kP*の空気圧
における約2000℃の高い使用温度に対応する。
第4図に示される材料実施例は、第1図に関して説明さ
れた条件と同一の条件で400℃においてPECVDに
よってAlN層4をデポジットし、その後で、950℃
においてCVDを用いて緊密なアルミナデポジット8を
形成するという点で、第1図から第2図の実施例と相違
している。更に、この実施例は、熱分解炭素層と繊維1
2上のSiC炭化物層とが無いという点でも相違してい
る。
600℃を越えるアルミナ層デポジット温度は、炭化ア
ルミニウムの界面層6の形成を引き起こす。
CVDによるアルミナのデポジットは、そのアルミナ上
のき裂26の形成をもたらし、このことは、酸素がその
アルミナ層に僅かに侵入することを引き起し、従って、
A16層の表面上にアルミナ層242 が自然形成される。
第4図に示される実施例は、炭素マトリックスにおいて
1300℃までの使用温度に対応する。第4図において
照合番号14!で示されるSiC含有炭素マトリックス
の場合には、その使用温度は1300℃に達する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明によって酸化に対して防護さ
れた炭素含有材料の異なった実施例の概略的な横断面図
である。 4・・・・・・窒化アルミニウム層、 6・・・・・・炭化アルミニウム界面層、8・・・・・
・耐火性酸化物外側層、 12・・・・・・鉱物繊維、 2、14.14s・・・・・・炭素を主成分とするマト
リックス、16・・・・・・熱分解炭素薄膜、 18・・・・・・炭化ケイ素薄膜。 3 創 I−よ− \−/

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)環境による酸化に対して1つの外被によって防護
    される複合本体を有する材料の形成のためのプロセスで
    あって、前記本体が、炭素を主成分とするマトリックス
    の中に埋め込まれた鉱物繊維の基体を有し、更に、前記
    本体の上に1つの窒化アルミニウム層を直接にデポジッ
    トさせ、その後に、前記外被を形成するために、1つの
    緊密な耐火性酸化物外側層を前記窒化アルミニウム層の
    上にデポジットさせることから成ることを特徴とする前
    記プロセス。
  2. (2)更に、前記窒化アルミニウム層のアルミニウムが
    前記本体の炭素と反応して炭化アルミニウム界面層を形
    成するように、前記複合本体を加熱する段階を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  3. (3)前記窒化アルミニウム層のデポジットが、プラズ
    マによって補助された又はプラズマによって補助されな
    い化学蒸着(CVD)であることを特徴とする請求項1
    に記載のプロセス。
  4. (4)前記加熱が600℃以上で行われることを特徴と
    する請求項2に記載のプロセス。
  5. (5)前記窒化アルミニウム層のデポジットが、前記炭
    化アルミニウム界面層の形成を確実なものにする温度で
    生じることを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  6. (6)前記酸化物がThO_2、ZrO_2、HfO_
    2、La_2O_3、Y_2O_3、Al_2O_3の
    中から選択されることを特徴とする請求項1に記載のプ
    ロセス。
  7. (7)前記耐火性酸化物外側層がアルミナから成ること
    を特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  8. (8)前記耐火性酸化物外側層のデポジットがプラズマ
    によって補助された又はプラズマによって補助されない
    化学蒸着(CVD)であることを特徴とする請求項1に
    記載のプロセス。
  9. (9)前記窒化アルミニウム層のデポジット温度が前記
    複合材料の使用温度に近いことを特徴とする請求項1に
    記載のプロセス。
  10. (10)各繊維が熱分解炭素薄膜によって被覆されるこ
    とを特徴とする、炭素繊維基体を有する複合本体材料を
    含む請求項1に記載のプロセス。
  11. (11)前記各繊維が炭化ケイ素薄膜で被覆されること
    を特徴とする請求項10に記載のプロセス。
  12. (12)前記マトリックスが炭化ケイ素でドープされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  13. (13)前記AlN層と前記Al_2O_3との間に、
    0<x<1且つ0<y<1.5であるAlN_xO_y
    界面層が形成されることを特徴とする請求項7に記載の
    プロセス。
  14. (14)環境による酸化に対して1つの外被によって防
    護される複合本体を有する材料であって、前記本体が、
    炭素を主成分とするマトリックスの中に埋め込まれた鉱
    物繊維の基体を有し、更に、前記外被が、前記複合本体
    と直接に接触した1つの炭化アルミニウム界面層と、前
    記界面層と直接に接触した1つの窒化アルミニウム層と
    、前記窒化アルミニウム層を被覆する1つの緊密な耐火
    性酸化物外側層とを有することを特徴とする前記材料。
  15. (15)前記耐火性酸化物がThO_2、ZrO_2、
    HfO_2、La2O_3、Y_2O_3、Al_2O
    _3の中から選択されることを特徴とする請求項14に
    記載の材料。
  16. (16)前記耐火性酸化物外側層がアルミナであること
    を特徴とする請求項14に記載の材料。
  17. (17)前記複合本体が炭化ケイ素によって随意にドー
    プされた炭素マトリックスの中に埋め込まれた炭素繊維
    基体を有する請求項14に記載の材料。
  18. (18)前記繊維の各々が炭化ケイ素薄膜によって被覆
    されることを特徴とする請求項14に記載の材料。
  19. (19)前記繊維の各々が熱分解炭素薄膜によって被覆
    されることを特徴とする請求項14に記載の材料。
JP2302315A 1989-11-09 1990-11-07 酸化に対して防護された複合材料の形成のためのプロセスと、このプロセスによって得られる材料 Pending JPH03187989A (ja)

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