JPH0318798Y2 - - Google Patents

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JPH0318798Y2
JPH0318798Y2 JP1984193110U JP19311084U JPH0318798Y2 JP H0318798 Y2 JPH0318798 Y2 JP H0318798Y2 JP 1984193110 U JP1984193110 U JP 1984193110U JP 19311084 U JP19311084 U JP 19311084U JP H0318798 Y2 JPH0318798 Y2 JP H0318798Y2
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ガスなどの流体を輸送する管などの
長手体を固定する構造に関する。
従来の技術 典型的な先行技術はたとえば実開昭57−126696
に開示されており、それは第20図に示されてい
る。この先行技術では、直線状の管130を、そ
の直線状のカバー131で覆うように構成され、
そのカバー131の舌片132は壁面133に当
接する。
考案が解決しようとする問題点 このような先行技術では、管130の外周面に
カバー131が密着している。管130を弯曲し
てたとえば90度屈曲した部分においてもまた、こ
のカバー131の屈曲した部分で覆うとすれば、
管130とカバー131との曲率半径を高精度で
一致するようにしなければならない。管130が
たとえば銅製であるときには、作業者が手でその
管130を曲げて加工することがあり、そのよう
なときには、管130をカバー131によつてぴ
つたりと覆うことができなくなり、カバー131
が変形してしまうことになる。管130を曲げた
部分が変形することもあり、このときにも同様な
問題が生じる。
またこのような先行技術では、管130をたと
えばろう付溶接を行つたとき、その管130の溶
接部分で外径が大きくなり、このようなときにお
いてもまた、管130を、カバー131でぴつた
りと覆うことができず、カバー131が変形して
しまう。このようにカバー131が変形すると、
美感が劣り、またカバー131が管130から外
れやすくなつてしまう。
この先行技術のさらに他の問題は、上述のよう
に管130にカバー131がぴつたりと嵌まり込
むので、この管130を壁面133に固定するこ
とが困難であり、したがつてカバー131の舌片
132にビスなどを打込んで、壁面133にその
舌片132を、したがつてカバー131を固定し
なければならない。このようにすると、ビスなど
が外部から見えることになり、美感が低下する。
このような問題を解決するために、管130を接
着剤などによつて壁面133に接着して固定する
とすれば、管130を交換することが困難とな
り、メンテナンス性が劣る。
本考案の目的は、管などの長手体がたとえば90
度の曲り部を有しているとき、その曲り部の曲率
半径を高精度で形成する必要なしに、美感を向上
して、被覆を行つた状態で、その管およびカバー
を壁面に固定することができ、さらに管の交換な
どのメンテナンス性を向上することができるよう
にした長手体の固定構造を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、(a)第1直線部と曲り部124と第2
直線部とがこの順序で連なる円筒状長手体39,
40を、壁面34〜37に固定された支持部材4
1によつて支持し、前記長手体39,40を第1
および第2カバー20,28,29,30,31
で覆う長手体の固定構造において、 (b) 長手体39,40の曲り部124は、壁面3
4〜37上で、その壁面34〜37に沿つて曲
つており、 (c) 前記支持部材41は、 (c1) 前記第1および第2直線部において前
記長手体39,40を支持し、 (c2) 壁面34〜37に固定される基部45
と、 (c3) 長手体39,40の両側方寄りで基部
45の両端部から立上がる第1脚部44a,
44bと、 (c4) 各第1脚部44a,44bに連なり、
長手体39,40の外周を部分的に弾発的に
外囲して把持し、その外周に沿つて円弧状に
形成される支持部43a,43bとを含み、 (d) 前記第1カバー20〜24は、 (d1) 前記第1または第2直線部を覆い、 (d2) 壁面34〜37に臨んで開口した軸
直角断面が、大略的に、壁面34〜37に対
して垂直な仮想第1対称面110に関して面
対称なU字状であり、 (d3) 一対の第2脚部51,52と、これ
らの第2脚部51,52を連結する第1連結
部53とを有し、 (d4) 各第2脚部51,52は、 (d41) 先端に向つて相互に離間する方向
に傾斜して形成される第1案内面59,6
0と、 (d42) 第1案内面59,60から第1連
結部53寄りに連なり、円弧状の支持部4
3a,43bの外周を弾発的に外囲する円
弧状の第1保持面57,58と、 (d43) 前記第1対称面110に関して平
行な第1外側面111,112とを有し、 (d5) 第1連結部53は、長手体40の上
方にふる第1頂部54と、この第1頂部54
から長手体40の幅方向外方に傾斜して第2
脚部51,52に連なる第1傾斜部55,5
6とを有し、 (e) 前記第2カバー28,29,30,31は、 (e1) 壁面34〜37に臨んで開口した軸直
角断面が、大略的に、壁面34〜37に対し
て垂直な仮想第2対称面210に関して面対
称なU字状であり、 (e2) 前記曲り部124を覆い、壁面34〜
37上で、その壁面34〜37に沿つて曲つ
ている薄肉の曲りカバー部70,79,84
と、 第1カバー20〜24の端部で第2脚部5
1,52と第1連結部53とを覆つて嵌合す
る薄肉の一対の嵌合部74,75,80,8
1,85,86と、 曲りカバー部70,79,84と各嵌合部
74,75,80,81との間で、長手体3
9,40を覆う直線カバー部68,69,7
7,78,82,83とを有し、 (e3) 曲りカバー部70,79,84は、一
対の第3脚部127,128と、 これらの第3脚部127,128を連結す
る第2連結部129とを有し、 第2連結部129は、長手体39,40の
上方にある第2頂部130と、この第2頂部
130から長手体39,40の幅方向外方に
傾斜して第3脚部127,128に連なる第
2傾斜部131,132とを有し、 第3脚部127,128は、前記第2対称
面210に平行な第2外側面130,134
を有し、 長手体39,40の外周面と曲りカバー部
70,79,84の内周面との間には、間隔
d1,d2が存在し、 (e4) 嵌合部74,75,80,81,8
5,86は、一対の第4脚部135,136
と、これらの第4脚部135,136を連結
する第3連結部137とを有し、 第3連結部137は、 第1頂部54を覆う第3頂部138と、 この第3頂部138から長手体39,40
の幅方向外方に傾斜し、各第1傾斜部55,
56を覆い、第4脚部135,136に連な
る第3傾斜部139,140とを有し、 第4脚部135,136は、第2脚部5
1,52を覆い、第2対称面210に関して
平行な第3外側面を有し、 (e5) 直線カバー部68,69,77,7
8,82,83は、一対の第5脚部73a,
73bを連結する第4連結部72とを有し、 (e6) 前記第4連結部72は、長手体40の
上方にある第4頂部154と、この第4頂部
154から長手体40の幅方向外方に傾斜し
て前記第5脚部73a,73bに連なる第4
傾斜部155,156とを有し、 (e7) 前記第5脚部73a,73bは、 (e71) 前記第2対称面210に関して平
行な第2外側面を有し、 (e72) 長手体40に臨む内周側では、 (e721) 先端に向かつて相互に離間する
方向に傾斜して形成される第2案内面1
59,160と、 (e722) 前記第2案内面159,160
から前記第3連結部72寄りに連なり、
長手体39,40の外周を弾発的に外囲
する第2保持面71a,71bとを有す
ることを特徴とする長手体の固定構造で
ある。
作 用 本考案に従えば、長手体40の曲り部が高精度
で曲げられていなくても、また曲り部124が曲
げ加工時に変形しても、壁面34〜37に固定さ
れた支持部材41の支持部43a,43bによつ
て弾発的にその管が支持されるとともに、第2カ
バー28,29,30,31の曲りカバー部7
0,79,84の内周面と、長手体39,40の
外周面との間には、間隔d1,d2が存在してお
り、したがつてこのような長手体39,40の曲
り部124を、第2カバー28,29,30,3
1によつて覆うことが可能である。
また本考案に従えば、長手体39,40は、支
持部材41の支持部43a,43bによつて支持
され、この支持部43a,43bに第1カバー2
0〜24の第1保持面57,58が弾発的に接触
して外囲し、したがつて長手体39,40の支持
部43a,43bによつて支持されていない部分
では、その長手体39,40の外周面と第1カバ
ー20〜24の第1保持面57,58との間には
後述の第5A図に示されるように間隔が存在し、
したがつてそのような長手体39,40が、たと
えばろう付溶接などによつて管軸方向に継ぎ足さ
れて接続されたとき、その溶接部分の外径が大き
くなつても、第1カバー20〜24によつて覆う
ことができる。このようにして、第1および第2
カバー20〜24,28〜31は変形することな
しに、長手体39,40を覆うことができ、美感
が向上し、またこれらの第1および第2カバー2
0〜24,28〜31が外れてしまうことはな
い。
さらに本考案に従えば、第1および第2カバー
20〜24,28〜31は、支持部材41および
長手体39,40に取付けられ、これらの第1お
よび第2カバー20〜24,28〜31が壁面3
4〜37にビスなどを用いて取付ける構造ではな
いので、そのビスが外部に見えることはなく、美
感が向上する。
さらに本考案に従えば、このような第1および
第2カバー20〜24,28〜31は、支持部材
41および長手体39,40から取外すことが容
易であり、さらに長手体39,40は支持部材4
3a,43bから弾発的に取外すことが容易であ
り、こうして長手体39,40を交換することな
どが容易に可能であり、メナテナンス性が優れて
いる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の配管経路を示す
斜視図である。銅管などの長手体は直線状カバー
20〜26と、エルボカバー28、出隅カバー2
9,30、入隅カバー31、チーズカバー32に
よつて覆われ、上下に延びる鉛直の側壁の壁面3
4〜37に固定される。直線状カバー20〜2
6、エルボカバー28、出隅カバー29,30、
入隅カバー31、チーズカバー32はたとえば合
成樹脂材料から成り、押出成形加工、金型成形加
工などによつて容易かつ安価に製造することがで
きる。
直線状カバー20〜26には第2図に示すよう
な直管状の銅管39が収納され、エルボカバー2
8、出隅カバー29,30および入隅カバー31
には第3図に示すように曲成されて曲り部124
を有するL字状の銅管40が収納される。直線状
の銅管39の外径D1は、L字状の銅管40の内
径D2とほぼ同じである。銅管39,40を接合
する際に銅管40の端部に銅管39の端部が嵌合
され、銅管39と銅管40とはろうによつて気密
に接合される。
第4図は直線状カバー20付近の一部を切欠い
た側面図であり、第5図は第4図の切断面線−
から見た断面図である。銅管39は、支持部材
41によつて支持される。この支持部材41は細
長い金属製板体が大略的にU字状に曲成されて構
成されており、一対の遊端部42a,42bと、
支持部43a,43bと、脚部44a,44b
と、基部45とを含む。遊端部42a,42bは
外方(第5図の上方)に向けて広がつている。支
持部43a,43bは銅管39の外周を部分的に
外囲し、その外周に沿つて円弧状に形成されてい
る。脚部44a,44bは、基部45を支持部4
3a,43bにそれぞれ連結している。基部45
には、取付孔46が形成されている。
支持部材41は、基部45の取付孔46を挿通
するビス47によつて側壁34に固定される。支
持部材41を側壁34に固定した後、銅管39を
遊端部42a,42bから内方(第4図および第
5図の下方)に押込むことによつて、支持部材4
1の支持部43a,43b間に銅管39が支持さ
れる。支持部材41は、銅管39の軸線方向に間
隔をあけて複数個配置される。
直線状カバー20は側壁34の壁面に臨んで開
口しており、その軸直角断面が、大略的に、壁面
34に対して垂直な仮想対称面110に関して面
対称なU字状である。直線状カバー20は、一対
の脚部51,52と、脚部51,52を連結する
連結部53とを含む。連結部53は、頂部54
と、頂部54から脚部51,52に延びる傾斜部
55,56とを有する。脚部51,52は前記支
持部材41の支持部43a,43bの外周を弾発
的に外囲し、支持部43a,43bに沿つて円弧
状に形成される保持面57,58を有する。保持
面57,58から脚部51,52の先端に向つ
て、相互に離間する方向に傾斜して形成される案
内面59,60が形成される。脚部51,52の
外周側には対称面110に関し平行な外側面11
1,112が形成される。
銅管39が配管されるべき経路に沿つて、複数
の支持部材41を側壁34にビス47によつて固
定し、その支持部材41に銅管39を支持した
後、直線状カバー20をその開口した方向(第5
図の下方)を側壁34に臨ませ、銅管39に直線
状カバー20を押込みながら覆う。このようにし
て銅管39は直線状カバー20によつて覆われる
とともに、支持部材41の支持部43a,43b
の外周に直線状カバー20の脚部51,52に形
成された保持面57,58が当接し、直線状カバ
ー20が支持部材41によつて保持され側壁34
に固定される。これらのことは、他の直線状カバ
ー21〜26においても同様である。
第5A図は、第4図の切断面線A−Aから
見た断面図である。銅管39の支持部材41によ
つて支持されていない部分では、その管39の外
周面とカバー20の保持面57,58との間には
間隔が存在する。したがつて管39にろう付溶接
などの部分が存在して、その外径が大きくなつて
も、保持面57,58に接触しない範囲では、そ
のカバー20が変形することはなく、これによつ
てカバー20は支持部材41から外れることな
く、強固に取付けられ、またカバー20が変形し
て美感が損なわれるということはない。
直線状カバー20が製造される際の長手方向の
長さはたとえば250cmであり、この長さでは配管
するのに不足する場合には1つの直線状カバー2
0aに他の直線状カバー20bを接続して延長さ
れる。
第6図は直線状カバー20a,20bを接続す
る場合の接続部付近の側面図であり、第7図は第
6図の切断面線−から見た断面図である。一
方の直線状カバー20aの端部と、他方の直線状
カバー20bの端部とは当接し、その部分は、合
成樹脂材料から成る接続カバー61によつて外囲
される。接続カバー61の一部を切欠いた側面図
は第8図に、第8図の切断面線−から見た断
面図は第9図に示されている。接続カバー61は
側壁34の壁面に臨んで開口しており大略的にU
字状であり、その内周面61aは直線状カバー2
0a,20bの外周面と対応している。
接続カバー61は直線状カバー20a,20b
と同様に一対の脚部62,63と、脚部62,6
3を連結する連結部64とを有する。連結部64
は、頂部65および頂部65から脚部62,63
に延びる傾斜部66,67を有する。脚部62,
63は弾発力を有し、その弾発力によつて直線状
カバー20a,20bを挟持し、直線状カバー2
0a,20bは接続される。このようにすること
によつて、直線状カバー20a,20bの接続部
分の段差が生じることを防ぐことができる。この
ことは直線状カバー20に限らず、他の直線状カ
バー21〜26に関連しても同様である。
第10図はエルボカバー28の一部切欠き平面
図であり、第11図はその側面図であり、第12
図は第10図の切断面線XII−XIIから見た断面図で
あり、第12A図は第10図の切断面線XIIA−XII
Aから見た断面図であり、第12B図は第10図
の切断面線XIIB−XIIBから見た断面図である。エ
ルボカバー28は第3図に示した銅管40を外囲
するためのものであり、銅管40に対応して平面
形状が大略的にL字状に形成されている。エルボ
カバー28は、直線カバー部68,69と、直線
カバー部68,69を連結する曲りカバー部70
とを有する。エルボカバー28は、側壁34壁面
に臨んで開口しており、その軸直角断面は、大略
的に、壁面34に垂直な仮想対称面210に関し
て面対称なU字状である。エルボカバー28の直
線カバー部68は、前述した直線状カバー20と
同様に脚部73a,73bと、連結部72とを有
する。脚部73a,73bには直線カバー部68
の軸線方向に沿つて距離l1に亘つて保持面71
a,71bがそれぞれ形成される。保持面71
a,71bは銅管40の外周を部分的に弾発的に
外囲し、銅管40の外周に沿つて円弧状に形成さ
れる。保持面71a,71bから脚部73a,7
3bの先端に向つて、相互に離間する方向に傾斜
して案内面159,160が形成される。脚部7
3a,73bの外周側には対称面210に関して
平行な外側面125,126が形成される。直線
カバー部69に関連しても、直線カバー部68と
同様である。エルボカバー28の曲りカバー部7
0には直線カバー部68,69に形成されるよう
な保持面71a,71bは形成されない。
カバー28は、曲り部124を覆い、壁面34
上でその壁面34に沿つて曲つている薄肉の曲り
カバー部70と、カバー20の端部で脚部51,
52と連結部53とを覆つて嵌合する薄肉の一対
の嵌合部74,75と、曲りカバー部70と各嵌
合部74,75との間で、管40を覆う直線カバ
ー部68,69とを有する。
曲りカバー部70は、一対の脚部127,12
8と、これらの脚部127,128を連結する連
結部129とを有する。連結部129は、管40
の上方にある頂部130と、この頂部130から
管40の幅方向外方に傾斜して脚部127,12
8に連なる傾斜部131,132とを有する。脚
部127,128は、対称面210に平行な外側
面133,134を有する。管40の外周面と曲
りカバー部70の内周面との間には、第12図に
明らかなように間隔d1,d2が存在する。
嵌合部74,75は、一対の脚部135,13
6と、これらの脚部135,136を連結する連
結部137とを有する。連結部137は、頂部5
4を覆う頂部138と、この頂部138から管4
0の幅方向外方に傾斜し、各傾斜部55,56を
覆い、脚部135,136に連なる傾斜部13
9,140とを有する。脚部135,136は、
脚部51,52を覆い、対称面210に関して平
行な外側面141,142を有する。カバー28
によつて管39を部分的に覆うこともまた可能で
ある。このようにして銅管40にエルボカバー2
8を嵌め込むだけでよく、したがつて作業性が向
上される。直線カバー部68,69の端部には薄
肉の嵌合部74,75がそれぞれ形成される。嵌
合部74,75には直線状カバー20,21の端
部がそれぞれ嵌り込む。なお銅管40にエルポカ
バー28を覆つた状態を第13図に示す。
第14図は出隅カバー30の平面図であり、第
15図はその側面図、第16図は第15図の切断
面線−から見た断面図である。出隅カバ
ー30は平面形状が大略L字状であり、側壁の壁
面35,36に臨んで開口している。出隅カバー
30はエルボカバー28と同様に直線カバー部7
7,78と、曲りカバー部79とを有し、直線カ
バー部77,78の軸直角断面の形状はエルボカ
バー28の直線カバー部68,69の軸直角断面
の形状と同一である。また曲りカバー部79付近
では第16図に示した大略U字状の形状であり、
エルボカバー28の直線カバー部68に形成され
た保持面71a,71bが形成されないのもエル
ボカバー28と同様である。したがつて、出隅カ
バー30によつて覆われるL字状の銅管40は、
出隅カバー30の直線カバー部77,78付近で
のみ保持されるだけであり、曲りカバー部79で
は保持されない。出隅カバー30の直線カバー部
77,78の端部には薄肉の嵌合部80,81が
それぞれ形成される。嵌合部80には直線状カバ
ー23の端部が嵌り込み、嵌合部81には直線状
カバー23の端部が嵌り込む。出隅カバー29
は、出隅カバー30と同一形状である。
第17図は入隅カバー31の平面図であり、第
18図はその側面図、第19図は第18図の切断
面線−から見た断面図である。入隅カバ
ー31は、平面形状が大略L字状であり側壁の壁
面36,37に臨んで開口しており、その軸直角
断面は大略的にU字状である。入隅カバー31に
おいてもエルボカバー28および出隅カバー2
9,30と同様に直線カバー部82,83および
曲りカバー部84を有し、直線カバー部82,8
3の軸直角断面の形状はエルボカバー28の直線
カバー部68,69および出隅カバー29,30
の直線カバー部77,78の軸直角断面の形状と
同一である。また、銅管40が入隅カバー31の
直線カバー部82,83付近でのみ保持されるこ
とも、エルボカバー28および出隅カバー29,
30と同様である。入隅カバー31の直線カバー
部82,83の端部には薄肉の嵌合部85,86
がそれぞれ形成される。嵌合部85には直線状カ
バー23の端部が嵌り込み、嵌合部86には直線
状カバー24の端部が嵌り込む。
考案の効果 以上のように本考案によれば、長手体39,4
0を作業者が手でたとえば90度曲げて、その精度
が低くても、また長手体39,40が曲つたとき
変形しても、第2カバー28〜31によつてその
長手体39,40の曲り部124を覆うことがで
き、こうして第2カバー28〜31が変形するこ
となく、直線カバー部68,69によつて長手体
39,40に保持され、第2カバー28〜31が
強固に、長手体39,40に取付けられることが
できる。
さらにまたこのような長手体39,40が、た
とえばろう付溶接などによつてその外径が大きく
なつても、第1カバー20〜24および第2カバ
ー28〜31の曲りカバー部70,79,84に
よつて覆われ、このときそれらの第1および第2
カバー20〜24,28〜31が変形することは
なく、これらの第1および第2カバー20〜2
4,28〜31は、支持部材41および長手体3
9,40に強固に取付けられるとともに、美感の
向上が図られる。
さらに本考案によれば、第1カバー20〜24
の第1保持面57,58は、支持部材41の支持
部43a,43bに弾発的に嵌め込まれ、また第
2カバー28〜31の直線カバー部68,69,
77,78,82,83の第2保持面71a,7
1bに長手体39,40が弾発的に嵌め込まれ、
こうして第1および第2カバー20〜24,28
〜31を取外すことが可能であり、さらに支持部
材41の支持部43a,43bから弾発的に支持
されている長手体39,40を取外すことがで
き、こうして長手体39,40の交換などを容易
に行うことができ、メンテナンス性が優れてい
る。しかも第1および第2カバー20〜24,2
8〜31の取付けのためのビスなどが必要でな
く、そのようなビスが外部から見えることはな
く、美感が向上されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の配管経路を示す斜
視図、第2図は直線状の銅管39の断面図、第3
図はL字状に曲成された銅管40の部分断面図、
第4図は直線状カバー20付近の一部切欠いた側
面図、第5図は第4図の切断面線−から見た
断面図、第5A図は第4図の切断面線A−A
から見た断面図、第6図は直線状カバー20a,
20bを接続する状態を示す側面図、第7図は第
6図の切断面線−から見た断面図、第8図は
接続カバー61の側面図、第9図は第8図の切断
面線−から見た断面図、第10図はエルボカ
バー28の平面図、第11図はエルボカバー28
の側面図、第12図は第10図の切断面線XII−XII
から見た断面図、第12A図は第10図の切断面
線XIIA−XIIAから見た断面図、第12B図は第1
0図の切断面線XIIB−XIIBから見た断面図、第1
3図はエルボカバー28にL字状の銅管40を収
納した状態を示す断面図、第14図は出隅カバー
30の平面図、第15図は出隅カバー30の側面
図、第16図は第15図の切断面線−か
ら見た断面図、第17図は入隅カバー31の平面
図、第18図は入隅カバー31の側面図、第19
図は第18図の切断面線XI−XIから見た断面図、
第20図は先行技術の斜視図である。 20,20a〜20c,21〜26……直線状
カバー、28……エルボカバー、29,30……
出隅カバー、31……入隅カバー、34……壁
面、41……支持部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 第1直線部と曲り部124と第2直線部とが
    この順序で連なる円筒状長手体39,40を、
    壁面34〜37に固定された支持部材41によ
    つて支持し、前記長手体39,40を第1およ
    び第2カバー20,28,29,30,31で
    覆う長手体の固定構造において、 (b) 長手体39,40の曲り部124は、壁面3
    4〜37上で、その壁面34〜37に沿つて曲
    つており、 (c) 前記支持部材41は、 (c1) 前記第1および第2直線部において前
    記長手体39,40を支持し、 (c2) 壁面34〜37に固定される基部45
    と、 (c3) 長手体39,40の両側方寄りで基部
    45の両端部から立上がる第1脚部44a,
    44bと、 (c4) 各第1脚部44a,44bに連なり、
    長手体39,40の外周を部分的に弾発的に
    外囲して把持し、その外周に沿つて円弧状に
    形成される支持部43a,43bとを含み、 (d) 前記第1カバー20〜24は、 (d1) 前記第1または第2直線部を覆い、 (d2) 壁面34〜37に臨んで開口した軸
    直角断面が、大略的に、壁面34〜37に対
    して垂直な仮想第1対称面110に関して面
    対称なU字状であり、 (d3) 一対の第2脚部51,52と、これ
    らの第2脚部51,52を連結する第1連結
    部53とを有し、 (d4) 各第2脚部51,52は、 (d41) 先端に向つて相互に離間する方向
    に傾斜して形成される第1案内面59,6
    0と、 (d42) 第1案内面59,60から第1連
    結部53寄りに連なり、円弧状の支持部4
    3a,43bの外周を弾発的に外囲する円
    弧状の第1保持面57,58と、 (d43) 前記第1対称面110に関して平
    行な第1外側面111,112とを有し、 (d5) 第1連結部53は、長手体40の上
    方にふる第1頂部54と、この第1頂部54
    から長手体40の幅方向外方に傾斜して第2
    脚部51,52に連なる第1傾斜部55,5
    6とを有し、 (e) 前記第2カバー28,29,30,31は、 (e1) 壁面34〜37に臨んで開口した軸直
    角断面が、大略的に、壁面34〜37に対し
    て垂直な仮想第2対称面210に関して面対
    称なU字状であり、 (e2) 前記曲り部124を覆い、壁面34〜
    37上で、その壁面34〜37に沿つて曲つ
    ている薄肉の曲りカバー部70,79,84
    と、 第1カバー20〜24の端部で第2脚部5
    1,52と第1連結部53とを覆つて嵌合す
    る薄肉の一対の嵌合部74,75,80,8
    1,85,86と、 曲りカバー部70,79,84と各嵌合部
    74,75,80,81との間で、長手体3
    9,40を覆う直線カバー部68,69,7
    7,78,82,83とを有し、 (e3) 曲りカバー部70,79,84は、一
    対の第3脚部127,128と、 これらの第3脚部127,128を連結す
    る第2連結部129とを有し、 第2連結部129は、長手体39,40の
    上方にある第2頂部130と、この第2頂部
    130から長手体39,40の幅方向外方に
    傾斜して第3脚部127,128に連なる第
    2傾斜部131,132とを有し、 第3脚部127,128は、前記第2対称
    面210に平行な第2外側面130,134
    を有し、 長手体39,40の外周面と曲りカバー部
    70,79,84の内周面との間には、間隔
    d1,d2が存在し、 (e4) 嵌合部74,75,80,81,8
    5,86は、一対の第4脚部135,136
    と、これらの第4脚部135,136を連結
    する第3連結部137とを有し、 第3連結部137は、 第1頂部54を覆う第3頂部138と、 この第3頂部138から長手体39,40
    の幅方向外方に傾斜し、各第1傾斜部55,
    56を覆い、第4脚部135,136に連な
    る第3傾斜部139,140とを有し、 第4脚部135,136は、第2脚部5
    1,52を覆い、第2対称面210に関して
    平行な第3外側面を有し、 (e5) 直線カバー部68,69,77,7
    8,82,83は、一対の第5脚部73a,
    73bを連結する第4連結部72とを有し、 (e6) 前記第4連結部72は、長手体40の
    上方にある第4頂部154と、この第4頂部
    154から長手体40の幅方向外方に傾斜し
    て前記第5脚部73a,73bに連なる第4
    傾斜部155,156とを有し、 (e7) 前記第5脚部73a,73bは、 (e71) 前記第2対称面210に関して平
    行な第2外側面を有し、 (e72) 長手体40に臨む内周側では、 (e721) 先端に向かつて相互に離間する
    方向に傾斜して形成される第2案内面1
    59,160と、 (e722) 前記第2案内面159,160
    から前記第3連結部72寄りに連なり、
    長手体39,40の外周を弾発的に外囲
    する第2保持面71a,71bとを有す
    ることを特徴とする長手体の固定構造。
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