JPH03190877A - バルビツール酸塩のアッセイ法およびそれに用いる化合物 - Google Patents

バルビツール酸塩のアッセイ法およびそれに用いる化合物

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JPH03190877A JP2325148A JP32514890A JPH03190877A JP H03190877 A JPH03190877 A JP H03190877A JP 2325148 A JP2325148 A JP 2325148A JP 32514890 A JP32514890 A JP 32514890A JP H03190877 A JPH03190877 A JP H03190877A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、イムノアッセイに関する。さらに詳しくは、
バルビッール酸塩の蛍光偏光イムノアッセイに用いるた
めの新規化合物および抗血清、該1 化合物および抗血清の使用方法、および該化合物および
抗血清を製造するための新規中間体に関する。本発明は
また、血清試料中の分析対象物の改良イムノアッセイに
関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)バル
ビッール酸塩は、一般に、鎮静剤、催眠薬および抗けい
れん薬として処方される合成薬の1種である。これら薬
剤は、穏やかな鎮静状態から昏睡にいたる中枢神経系の
抑制を引き起こす。抑制の度合は、バルビッール酸塩の
種類、使用量、バルビッール酸塩の投与方法、および薬
剤を摂取する個体の神経系の興奮性に依存する。バルビ
ッール酸塩を過剰に使用すると冒慣性または中毒になる
ことがある。バルビッール酸塩の過剰投与または突然の
投与中止は、昏睡、または死さえも弓き起こす。
バルビッール酸塩の合法的入手は困難になってきたが、
それてもバルビッール酸塩の使用、およびときには乱用
が依然続いている。
ヒト系においてバルビッール酸塩を検出するこ2 とは、バルビッール酸塩の使用および過剰投与の診断を
確かめ、適当な治療法を選択する上で手助けになる。
バルビッール酸塩の検出に用いる生物学的試料としては
、尿、血清、血漿および組織が挙げられる。バルビッー
ル酸塩は、薄層クロマトグラフィー(TLC)、ガスク
ロマトグラフィー(GC)、および高速液体クロマトグ
ラフィー(HPLC)を含む多くの方法により検出され
てきた。しかしながら、これらの方法は一般に薬剤の化
学的抽出を含み、高度の熟練者と長いアッセイ時間とを
要する複雑で面倒な方法である。加えて、TLCは感度
を欠くし、GCにおいては、アッセイ面に薬剤を誘導体
化することがしばしば要求される。
一般に、バルビッール酸塩について生物学的試料をアッ
セイする上で、競合イムノアッセイ法がTLC,GCお
よびHP L C?、(どの方法に代わる好ましい方法
として挙げられる。これらの競合結合イムノアッセイ法
の一つとして、蛍光偏光イムノアッセイ法がある。
一般に、競合イムノアッセイ(しばしば[競合結合イム
ノアッセイJと称する):よ、被験試料中のりガント分
析対象物の存在の検出およびit測測定ために用いられ
る。リガノト分析対象物は、標識試薬(分析対象物の類
似体であり、しばしば「トレーサー」と称されろ)と、
該分析対象物および該類似体に特異的な抗体上の限られ
た数のレセプター部位に対して競合する。試料中のりガ
ント分析対象物の濃度が、試料の競合イムノアッセイに
おいて抗体に結合する類似体(トレーサー)の量を決定
する。とりわけ、分析対象物および類似体はそれぞれの
濃度に比例して抗体に結合するので、抗体に結合する類
似体の量は、アッセイしようとする試料中の分析対象物
の濃度に反比例する。
蛍光偏光イムノアッセイのような均一競合結合アッセイ
においては、抗体、並びに分析対象物(アッセイにおい
てその存在または濃度を決定しようとするりガント)お
よびリガノド類似体(分析対象物と同様、分析対象物と
ほぼ同じ親和性で抗体に結合することのできる、分析対
象物の類似体)はすへて溶液(均一相)中に存在する。
これに対して、不拘−競合結合アソセイでは、一般に抗
体は固相に結合しており、分析対象物および分析対象物
類似体は該固相と接触した溶液中に存在している。
蛍光偏光は、均一競合結合イムノアッセイにおいて生成
したトレーサー−抗体結合体の量を測定する手段を提供
する。蛍光偏光法は、蛍光標識したトレーサーが平面偏
光により励起されたときに、該トレーサーの回転速度と
は逆の相関の度合の偏光を有する蛍光を放出するという
原理に基づいている。従って、該トレーサーの一部とし
て蛍光標識を有するトレーサー−抗体結合体(とりわ(
す、咳トレーサーが該抗体に比べて遥かに小さな分子量
を有する場合)が平面偏光により励起されたとき、蛍光
放出により放出される光は高度に偏光されたままであろ
う。なぜなら、相対的にかさ高くゆっくりと回転してい
る抗体に結合している蛍光団は、光が吸収されてから蛍
光放出が起こるまでの間にその回転が非常に抑制される
からである。
これとは対照的に、未結合トレーサー分子が平面5− 偏光により励起されたときは、その回転は対応するトレ
ーサー−抗体結合体に比へて遥かに速く、そのため、励
起された未結合トレーサー群の方向は抗体結合トレーサ
ー群に比へて遥かに迅速にランダム化に向かい、その結
果、未結合トレーサーからの蛍光放出は抗体結合トレー
サーに比べて完全な脱分極に近付く。それゆえ、異なる
濃度の分析対象物を含有する試料と一定濃度の抗体およ
びトレーサーとを用いた蛍光偏光イムノアッセイにおい
ては、観察される蛍光の偏光は、分析対象物の濃度が増
加するにつれて減少していくことになる。
均一アッセイである蛍光偏光イムノアッセイ(「FPr
AJ)においては、遊離のトレーサーおよび抗体に結合
したトレーサーがともに存在している溶液中から最終的
な偏光の読み取りを行う。それゆえ、FPrAにおいて
は、他の多くのイムノアッセイ法においては必要とされ
るような、結合トレーサーから遊離トレーサーを分離す
る工程の必要性が有利にも省略される。
6 既知だが異なる濃度の分析対象物を含有する複数の試料
(「カリブレーク−」)および未知量の分析対象物を含
有する試料の両方について標準調製物(一定量の抗体お
よびトレーサー 一定容量の溶液、一定のpH、イオン
強度、温度など)を用いることにより、FPIAは、被
験試料(すなわち、未知)を用いた均一競合結合イムノ
アッセイにおいて生成したトレーサー−抗体複合体の量
を定量的に測定する手段を提供することができる。この
方法は、TDKセラビューティックドラッグモニタリン
グンステム(Therapeutic  Drug  
Monitoring  S ystem;アボット・
ラボラトリーズ、アービング、テキサス、USAより市
販)などにおいて当該技術分野で現在用いられている。
上記TDxシステムは、たとえば、米国特許第4,42
0゜568号および同第4,269.511号各明細書
に記載されている(これら文献を参考のため本明細書中
に引用する)。
検量溶液および被験試料のための標準調製物を用いるF
P、IAンステムにおいて、カリブレーク御名液中に用
いf二分析対象物が、アッセイしようとする被験試料(
未知)中の分析対象物と化学的に同しであるか、または
カリブレーター中の分析対象物およびアッセイしようと
する被験試料中の分析対象物に対する抗体の親和性が知
られているときは、FPrAはまた、被験試料中の分析
対象物の濃度を定量的に測定するための手段を提供する
。
被験試料中の分析対象物が化学的に関連した化合物の複
合混合物であり、カリブレーク−中の分析対象物が単独
の充分に定められた化合物であるときは、FPIAは、
分析対象物を含有する被験試料(ある最小量以上(感度
))と分析対象物を含有しない被験試料(ある感度以上
)とを識別することができるが、この場合は被験試料中
の分析対象物の濃度を定性的に測定する手段を提供する
のみである。
バルビッール酸塩のための正確で信頼性のおけるイムノ
アッセイを行うには、所定の分析対象物以外の化合物と
の抗体の交差反応性を最小にする必要がある。バルビッ
ール酸塩に構造的に類似した薬剤、几とえばフェニトイ
ン、p−ヒドロキンフェニトイン、グルテチミトおよび
ブリミトンなどは、競合バルビッール酸塩アッセイにお
いて一般に妨害物(望ましくない交差反応物)とされる
。
バルビッール酸塩のFPIAにおいて、そのような妨害
物との交差反応性を最小化する抗血清およびトレーサー
を使用することは有利である。
さらに、米国薬物規制局(United  State
sDrug  Enforcement  Agenc
y;DEA)の規制にかかる「規制薬物」と思われる組
成物を使用しない方法により、バルビッール酸塩のF’
PTAに使用するためのトレーサーを調製するのが望ま
しい。
そのような化合物の使用を避けることにより、規制薬物
に関するDEA規制ζこ従うのに要する著しい時間、労
力および費用を削減することができる。
最後に、分析前に試料の前処理か必要でないバルビッー
ル酸塩アッセイ法の方が、そのような前処理が必要な方
法に比へて迅速である上に誤りも少ないので望ましい。
生物学的試料中のバルビッール酸塩の検出に関19 する従来技術については、米国特許第4.244939
号明細書(バルビッール酸トレーサーおよびその調製)
、米国特許第4,107,157号明細書(バルビッー
ル酸抗原およびそれに特異的な抗体)、米国特許第3.
766.162号明細書(バルビッール酸抗原およびそ
れに特異的な抗体)、米国特許第3,905,871号
明細書(ラクタムの酵素への結合体)、米国特許第3,
875,011号明細書(グルコース−6−リン酸デヒ
ドロゲナーゼを用いた酵素イムノアッセイ)、C1in
icC11nicalChe  I 987.33、+
921(乱用薬物の偏光蛍光イムノアッセイ)、C1i
nical  Chemistry  + 984、−
シ」−1+765(バルビッール酸塩の偏光蛍光イムノ
アッセイ)、Cl1n、 Chem、l984.30.
3o7(偏光蛍光イムノアッセイによる血清中のフェノ
バルビタール測定)、およびTherapeutic 
 Drug  Monitoring  1982、土
、397(偏光蛍光イムノアッセイによる血清中のフェ
ノバルビタール測定)を参照することかできる。本件出
願人による米国特許出願第0 284.781号明細書(1988年12月12日出願
)を参照することもできる。
第一級アミノ基または第二級アミノ基で誘導体化したフ
ルオレセイン類似体(該第−級アミノ基または第二級ア
ミノ基により、FPIAにおいてトレーサーとして有用
な分析対象物類似体を調製するために該類似体を用いる
ことができる)は知られている。これらフルオレセイン
類似体の例としては、フルオレセインアミンT(5−ア
ミノフルオレセイン)、フルオレセインアミンII(6
アミノフルオレセイン)、4′−アミノメチルフルオレ
セイン、および4゛−(置換アミノ)メチルフルオレセ
インが挙げられる。この点に関しては、Anal、 B
iochem、 (1987)I 62.89(198
7)および米国特許第4,614,823号および同第
4.510.251号各明細書を参照することができる
。
(課題を解決するための手段) 本発明は、血清、尿および血漿などの生物学的試料中の
バルビッール酸塩のイムノアッセイ、般に血清中のイム
ノアッセイのための組成物および方法を提供する。
バルビッール酸塩に関し、本発明は、FP[、Aを用い
、生物学的試料中の広範囲のバルビッール酸塩を単独ま
f二は組合わせにおいて、その存在およびおよその量を
検出するための組成物および方法を提供する。
本発明が提供するFPIA法は、ヒト血清試料の分析へ
の好ましい適用において、バルビッール酸塩について試
験しようとするヒト血清試料を、(1)本発明の新規な
免疫原を用いて調製した、驚くべきことに広範囲のバル
ビッール酸塩とは有意の交差反応性を示ずがバルビッー
ル酸塩アッセイ中の多くの共通妨害物に対しては低い交
差反応性しか示さない本発明の新規抗血清、および(2
)本発明による新規な蛍光l・レーザー、とともにイン
キュベートすることを包含する。
本発明の免疫原および!・レーサーは合成法によって調
製することができ、そのため、U、S、DEAによって
規制される物質の使用を避けることができる。本発明は
また、新規なバルビッール酸塩誘導体を提供することに
よりそのような合成法を容易にするものであり、該誘導
体は本発明のトレーサーおよび免疫原の合成における中
間体として有利に用いることができる。
本発明によるバルビッール酸塩のFPIAは試料の前処
理を必要とせず、従って、他のバルビッール酸塩アッセ
イ法に比べて、より迅速かつ正確である。
有利かつ予期しないことに、本発明によるバルビッール
酸塩のFPTAにおいては、他のバルビッール酸塩アッ
セイの邪魔をした多くの化合物からの妨害物が、微々た
るレベルまで減少している。
たとえば、フェニトインおよびプリミドンは一般に処方
される抗けいれん剤であり、p−ヒドロキノフェニトイ
ンはフェニトインの主要な代謝産物である。グルテチミ
ドは、鎮静剤/催眠薬である。
これら化合物の構造はバルビッール酸塩の構造と類似し
ているため、バルビッール酸塩のためのイムノアッセイ
に用いた抗体(すなわち、抗血清中23 のポリクローナル抗体)が妨害物質と充分に非交差反応
的てないときは、これら化合物はf二とえ少量であって
もバルビッール酸塩に関して偽陽性の結果を与える。そ
れゆえ、バルビッール酸塩の正確で信頼のおけるイムノ
アッセイのためには、フェニトイン、p−ヒドロキンフ
ェニトイン、グルテチミドおよびプリミドンとの抗体の
交差反応性を最小にする必要がある。予期しないことに
、本発明によるFPIAに使用した新規な抗血清とトレ
ーサーとの組合わせにより、フェニトインおよびp−ヒ
ドロキンフェニトインについてはそれぞれ約05%およ
び10%で交差反応性か保持され、他の妨害物に関して
はアッセイ感度未満で保持されるという点て、フェニト
イン、p−ヒドロキノフェニトイン、グルテヂミトおよ
びプリミトンよりもバルビッール酸塩に対する選択性が
改善されることがわかった。
本発明はざらに、上記アボット・ラボラトリーズのTD
xノステムなどの単一工e、FPIへアソセイノステム
を含む、FPIAにおい下パルピッ4 −ル酸塩を決定するのに有用な試験キットをも提供する
。本発明のキットは、本発明の新規トレサーまf二はそ
の水溶液またはその塩、および本発明の新規抗血a(バ
ルビッール酸塩とトレーサーとの両方を認識する)から
なる。
本発明は、イムノアッセイの行われる管またはシステム
に複数の異なる血清試料を移動させるためにピペットや
同様の装置などの移動手段(分配手段とも称する)を用
いる血清一般のイムノアッセイにおいて改良をもたらす
。その改良点とは、試料の移動の間に、水中のジメチル
スルホキンド(狭い濃度範囲)およびハロケン化アルカ
リ(同じく狭い濃度範囲)の溶液で移動手段を洗浄する
ことである。そのような洗浄は、分析対象物の分配手段
への付着の結果として、アッセイしようとする分析対象
物が一つの試料から他の試料へ持ち越される(carr
yover)のを最小にするのに驚くほと有効であるこ
とがわかった。FPIAンステム(アボット・ラボラト
リーズのTDxンステムなど)を含む自動イムノアッセ
イノステムは、複数の試料を該ノステム中に移動させ゛
るのに分配手段(fことえば、ステンレス鋼また:よテ
フロンコーティングステンレス鋼自動ピペット)を用い
たノステムの例である。
バルビッール酸塩のFPTAを行うための本発明のキッ
トは、FPIAの技術分野でよく知られているように、
上記洗浄液、並びに緩衝液、希釈液、抗菌剤(アジ化ナ
トリウムなと)、安定化剤(ウシ血清アルブミンやウシ
ガンマグロブリンなど)、バックグラウンドを減少させ
るための物質(硫酸銅など)などを含んでいてよい。
本発明の目的および利点は、実施例を含む下記の詳細な
記載を読むことにより一層よく理解されるであろう。
一つの態様において、本発明は、式(I):(式中、X
、は酸素原子または硫黄原子、Qlは(a)アミン基に
よるQ、の親核置換のための活性基、(b)N−末端ま
たは側鎖アミノ基でカルボニル基に結合した免疫原性ボ
リベプヂド、または(c)フルオレセインアミン■、フ
ルオレセインアミンII、および弐X:  CH2(N
H)R+o(式中、Roは水素原子、炭素数1〜6のア
ルキル基、またはグリンル基である)で示される基で4
°位が置換されたフルオレセインよりなる群から選ばれ
た残基であり、該残基は、式(1)の化合物においてQ
が結合しているカルボニル基に該残基のアミノ基を介し
て結合している。R1は炭素数1〜8のアルキレン基、
炭素数3〜8のシクロアルキレン基、炭素数2〜8のア
ルケニレン基または炭素数5〜8のシクロアルケニレン
基;R7は炭素数1〜8のアルキル基、炭素数3〜8の
シクロアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、炭素
数5〜8のシクロアルケニル基またはフェニル基である
たたし、(i)R,は、カーボネート基の酸素原子に結
合している炭素原子以外の0または1個の炭素原子27
− においでクロロ基またはブロモ基で置換されており、(
ii)Ryは0または1個の炭素原子においてクロロ基
まにはブロモ基で置換されており、(iii)R2がフ
ェニル基であるときはR1はエチレン基ではない)で示
される化合物を包含する。
本発明の化合物(すなわち式(1)の化合物)に言及す
るときは、種々の互変体およびイオン形(約3〜約9の
間のp)(の水溶液中で該化合物が取り得る)、および
バルビッール酸塩環中の5位の不斉炭素原子における立
体配置を含む、該化合物が取り得る種々の立体異性体を
も包含することを意図する。
本発明の化合物のR,およびR2の定義における「アル
キル」、「アルキレン」、「アルケニル」および「アル
ケニレン」とは、直鎖および分岐鎖の両方のアルキル基
、アルキレン基、アルケニル基およびアルケニレン基を
包含する。本発明の化合物のRおよびR7の定義におけ
る「シクロアルキル」、「シクロアルキレン」、「シク
ロアルケニル」および「シクロアルケニレン1とは、環
状基を意味するだけ8 てなく、1個または2個以上の炭素原子かアルキル基、
アルキレン基、アルケニル基まf二はアルケニレン基で
置換された環状基をも意味する。ただし、シクロアルキ
ル基およびシクロアルキレン基においては少なくとも3
個炭素原子が環自体に存在し、シクロアルケニル基およ
びシクロアルケニレン基においては少なくとも5個の炭
素原子が環自体に存在する。
他の態様において、本発明は、抗バルビッール酸塩抗血
清の製造法であって、(a)式(TI)(式中、R1、
R2およびX、は式(I)の定義と同じであり、Q2は
、N−末端または側鎖アミノ基でカルボニル基に結合し
、哺乳動物中で免疫原性であるポリペブヂトである)で
示される化合物で哺乳動物を免疫し、ついで(b)該免
疫した哺乳動物から血清を採取する、ことを特徴とする
方法を包含する。
さらに別の態様において、本発明は、バルビッール酸塩
の存在に関する生物学的試料のアッセイ法であって、(
aXi)試料、(ii)(A)式(II):(式中、R
1、R7およびXlは式(T)の化合物の定義と同じで
あり、Q、は、N−末端または側鎖アミノ基でカルボニ
ル基に結合し、哺乳動物中で免疫原性であるポリペプチ
ドである)で示される化合物で哺乳動物を免疫し、つい
で(B)該免疫した哺乳動物から血清を採取することに
より得た抗バルビッール酸塩抗血清、および(iii)
式(I)の化合物(式中、Qlはフルオレセインアミン
■、フルオレセインアミンTI、および式X+ −CH
,−(NH)R,、(式中、RIOは水素原子、炭素数
1〜6のアルキル基、またはグリシル基である)で示さ
れる基で4°位が置換されたフルオレセインよりなる群
から選ばれfこ残基であり、該残基は、式(1)の化合
物においてQlが結合しているカルボニル基に該残基の
アミノ基を介して結合している)を水溶液中で混合し、
該水溶液はフルオレセイン残基が蛍光を発するpHを有
し、(b)工程(a)で得た溶液に平面偏光を通し;(
C)工程(b)に従って平面偏光を照射した試料からの
蛍光の偏光を測定し、ついで(d)工程(C)で測定し
た蛍光の偏光を、それぞれ既知だが異なる濃度のバルビ
ッール酸塩を含有する複数の各カリブレーク−試料につ
いて、工程(a)で用いた抗血清および工程(a)で用
いた蛍光化合物のアリコートを用いて測定した蛍光の偏
光と比較することにより、試料中に1種または2種以上
のバルビッール酸塩が存在するかどうかを確認する、こ
とを特徴とする方法を包含する。
さらに別の態様において、本発明は、哺乳動物血清中の
分析対象物のイムノアッセイのためのシステムにおいて
、移動手段を繰り返し用いることにより複数の血清試料
を該システム中へ移動さ什るシステムの改良に関する。
この改良は、血清状1 料をシステム中に移動させる間に、溶液(水中の014
モル〜0.16モル濃度にあるNaC1,KCl、Na
BrおよびKBrよりなる群から選ばれfこ塩溶液l容
量とジメチルスルホキンド0゜8〜I2容量とを混合し
たもの)で移動手段を洗浄することにある。
本発明はさらに、アボット・ラボラトリーズより市販さ
れているTDxシステムを含む、上記本発明のPPIA
法を行うためのシステムなどのFPIAシステムにおい
て、バルビッール酸塩を決定するのに有用な試薬を含む
キットをも包含する。
本発明のキットは、本発明のトレーサー、すなわち式(
I)においてQlがアミノ誘導体化フルオレセインであ
る化合物またはその塩、および本発明の抗血清、すなわ
ち式(II)の化合物を免疫原として用いた上記方法に
より製造した抗血清(バルビッール酸塩とトレーサーの
両方を認識する)からなる。バルビッール酸塩のPPI
Aを行うための本発明のキットはまた、本発明による洗
浄溶液、すなわち水中の0.14モル〜0.16モル濃
度に2 あるNaC1,KCI、NaBrおよびKBrよりなる
群から選ばれた塩溶液1容量とジメチルスルホキシド0
.8〜1.2容量とを混合したもの、並びにFPIA技
術分野でよく知られているように、緩衝液、希釈液、抗
菌剤、安定化剤、バックグラウンドを減少させる物質な
とを含んでいてよい。
式(I)においてQlがカルボニル基からの親核置換の
ための活性化基である化合物は、式(I)においてQl
が免疫原性ポリペプチドまたはフルオレセインのアミノ
誘導体である化合物の合成中間体である。下記にも記載
するように、式(I)においてQlが親核置換のための
活性化基である化合物は、マロン酸のジアルキルエステ
ルを出発物質とし、−(C=0)Q、が水素原子で置換
された化合物の類似体を経て好ましく容易に合成され、
U。
S、DEAの管轄の下での規制物質である化合物を使用
もしくは製造することはない。
DEAの管轄は、規制物質自体はいうに及ばず、規制さ
れていなくとも規制物質を用いて製造される物質にも及
ぶ。それゆえ、式(r)の化合物(Q。
が親核攻撃のための活性化基であるものを含む)は規制
物質ではないので、式(I)の化合物を製造するのに好
ましい合成法を用いれば、DEAの管轄および付随する
問題や費用を有利に回避することができる。
アミン窒素原子の親核攻撃によるカーボネートカルボニ
ル基からの置換のための活性化であり、従って式(1)
においてQ、て包含される基として、多くの基が知られ
ている。その例を挙げれば、クロロ基、ブロモ基、フル
オロ基、アルコキン基(たとえば、メトキシ基、エトキ
シ基なと)、置換アルコキン基(たとえば、2 2.1
−トリフルオロエトキシ基など)、アルケニルオキシ基
(たとえば、イソプロペニルオキシ基など)、フェノキ
シ基、置換フェノキシ基(たとえば、p−ニトロフェノ
キシ基、ペンタフルオロフェノキシ基、3.4−ジクロ
ロフェノキシ基など)、N−スクシンイミジルオキン基
、N−フタルイミジルオキシ基、イミダゾリル基、ベン
ゾトリアゾリルオキシ基、および有機化学分野でよく知
られている他の同様の脱離基なとである。クロロ基が最
も好ましい。
式(I)においてQlが免疫原性ポリペプチドである化
合物は、本発明による免疫原である。本発明による免疫
原中の免疫原性ポリペプチドとしては、上記式(1)に
おいてQlが親核攻撃のための活性化基であるバルビッ
ール酸塩誘導体などの低分子量化合物(すなわち、ハプ
テン)に対して免疫応答(すなわち、抗体の産生)を引
き起こす担体タンパク質として適当なポリペプチドまた
はポリアミノ酸であればいかなるものであってもよく、
免疫学の当業者にはよく知られているような方法で該ハ
プテンと該担体タンパク質との結合体を哺乳動物に投与
したときに該結合体に対して該哺乳動物中で免疫応答を
引き起こすものであればよい。
免疫原性ポリペプチドは、合成ポリペプチドおよび天然
ポリペプチドのいずれでもよく、本発明によるバルビッ
ール酸塩ハプテン(上記のように、式(1)においてQ
、が親核攻撃のための活性化基である化合物)のカーボ
ネートカルボキシル基とアミド結合を形成し得る少なく
とも1つの遊離の=35 アミノ基を含んでいる。免疫原性ポリペプチドの例とし
ては、ポリリシン:キーポールリンペットなどのヘモン
アニン:ニワトリ卵アルブミンなとのトリ卵アルブミン
;ff1fi乳動物の免疫グロブリンおよびガンマグロ
ブリン;哺乳動物の血清アルブミン、および哺乳動物の
チログロブリンなどが挙げられる。本発明の式(I)(
または式(IN)の化合物中に含ませるのに好ましい免
疫原性ポリペプチド(担体タンパク質)は、ウシ血清ア
ルブミン(rBSAJと略す)およびウシチログロブリ
ンffBThyJと略す)であり、最も好ましいのはB
SAである。
BSAおよびBThyを含む多くの一般に用いられてい
る担体タンパク質は、シグマ・ケミカル社(セントルイ
ス、ミズーリ、USA)を含む多くの入手源から本発明
の担体タンパク質として使用するのに適した形態(一般
に少なくとも約95%の純度)にて購入することができ
る。本発明の式(II)の免疫原分子において、担体タ
ンパク質各1分子に対してハプテンを1分子以上結合す
ることも可能であることが理解されるであろう。実際、
各16 分子の担体タンパク質に対して平均して少なくとも10
分子のハプテンが結合するのが好ましい。
式(1)においてQlがフルオレセインのアミノ誘導体
である化合物は、本発明のトレーサーである。
上記で説明したように、またイムノアッセイの技術分野
、とりわけPP IAの技術分野でよく理解されるよう
に、本発明のトレーサーはバルビッール酸塩の分析対象
物類似体である。それゆえ、この分析対象物類似体は、
本発明の抗血清中のバルビッール酸塩認識抗体への結合
に対して、本発明のFPIAでアッセイを行っている試
料中に存在するバルビッール酸塩と競合する。アッセイ
システム中のトレーサーは、結合しているもの(そのよ
うな抗体に)も遊離のものも、フルオレセイン残基によ
り放出される蛍光により検出することができる。しかし
ながら、上記でも説明したように、抗体に結合したトレ
ーサーの蛍光の偏光は遊離のトレーサー(本質的に完全
に脱分極されている)のものよりも有意に高く、それゆ
え、試料中のフルオレセイン残基からの蛍光の偏光を測
定する(多くのよく知られた方法により)ことにより、
結合トレーサーの濃度の測定値が得られ、この値は、ト
レーサーと同しように抗血清中の抗体により認識される
バルビッール酸塩の濃度に反比例する。
本発明のトレーサー中のフルオレセイン残基は、下記式
(rv)に示すフルオレセイン自体と同様、酸(また:
よ「開環」)互変体またはラクトン(または「閉環」)
互変体であり、これら2形態の濃度比は溶液のpalに
依存する。下記式(TV)はまた、本明細書中に用いた
フルオレセイン残基の番号付けをも示している。
(以下余白) 式(I V) 酸 形       ラクトン形 酸形は蛍光性であり、可視領域の青色部分にある波長の
光を吸収し、約4ナノ秒の蛍光崩壊(fluoresc
ence  decaの半減期の後、可視領域の緑色部
分の光を放出する。本発明のアッセイにおいては、溶液
のpHは、トレーサーのフルオレセイン残基が酸形であ
るものの濃度がラクトン形であるものの濃度よりも有意
に大きくなるように設定するのが好ましい。それゆえ、
そのような溶液中のpHは約3〜約12の間であれば使
用可能であるが、約5〜約10の間のp)(がより好ま
しく、約6〜約8の間のpHが最も好ましい。
フルオレセインのアミノ誘導体を用い、該フルオレセイ
ン誘導体のアミノ基(第一級または第二級)とR1基に
結合したカルボキシレートのカルボ9 ニル基との間にアミド結合を生成することにより、本発
明のトレーサーを製造することができる。それゆえ、本
発明のトレーサー中のQ、は、とりわけ、フルオレセイ
ンアミン[(5−アミノフルオレセイン)、フルオレセ
インアミンII(6−アミノフルオレセイン)、まには
式(X)ニーCH2−(NH)RIQ(式中、Rhoは
、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、またはグリシ
ル(−(C=O)CH2NHz)基である)で示される
基で4′位が置換されたフルオレセインであってよい。
最も好ましいのは、Q、が4′−アミノメチルフルオレ
セイン(「AMFJと略す)であるトレーサーである。
本発明の中間体の前駆体、すなわち式(1)においてQ
、−(C=O)−が水素原子で置換された化合物の誘導
体の合成は、下記実施例において詳細に記載してあり、
マロン酸のンアルキルエステル、たとえばマロン酸ノエ
チルを出発物質として用いる(マロン酸ジメチルら同様
に用いることができる)。一般に、上記マロン酸ジアル
キルを、まず保護水酸基(後に脱保護する)を含む試薬
でアルキ0 ル化する。尿素で処理して5−モノ置換バルビッール酸
を生成し、これにさらに2回目のアルキル化を行って5
−位に他の基を導入する。尿素での処理は、第二のアル
キル化の後に行うことらできる。ついで、保護水酸基を
脱保護して本発明の対応中間体(すなわち、式(I)に
おいてQlが親核置換のための活性化基である化合物)
を合成することができる。先例は、この一般的方法に対
して多くの変更が可能であることを教示している。たと
えば、当業者であれば、保護水酸基を含む基が第一にで
はなく第二に導入されるようにアルキル化の順序を逆に
することができることがわかるであろう。Xlが硫黄原
子である前駆体もまた、尿素の代わりにチオ尿素を用い
る他はXlが酸素原子である前駆体の場合と同様にして
製造することができる(X、には酸素原子か好ましい)
。
本発明の中間体、すなわち、式(I)においてQlが(
第一級または第二級)アミノ基によるカーボネートのカ
ルボニル基からの親核置換のための活性化基である化合
物は、よく知られた方法により、適当な溶媒(ヘンゼン
、アセトニトリル、テ)・ラヒドロフランまたはジメト
キノエタンなと)中、上記水酸基含有前駆体を、該水酸
基部位において反応性エステルを生成する活性化試薬と
反応させることにより製造することができる。これらの
活性化試薬の例としては、ホスケン、カルホニルノブロ
マイド、カルボニルノフルオライト、2.22−トリフ
ルオロエチルクロロホルメート、l−リクロロメチルク
ロロホルメート、フェニルカーボネート、置換フェニル
カーボネート、メチルカポネート、エチルカーボネート
、カルボニルジイミダゾール、カルボニルノベンゾトリ
アゾール、および有機化学分野の当業者にはよく理解さ
れるように、式(I)の化合物中のカーホネートに結合
することのできる多くの活性化基に対応する化合物(た
とえば、上記参照)などが挙げられる。上記水酸基含有
前駆体をベンゼン中でホスゲンと反応させて式(I)に
おいてQ、がクロロ基である中間体を生成するのが最も
好ましい。
本発明の免疫原(すなわち、式U[)の化合物)は、p
Hを約7と9の間に緩衝した水溶液中で免疫原性ポリペ
プチドと」1記中間体(ポリペプチドに対して大モル過
剰にて)とを単に混合し、周囲環境(すなわち、室、恭
(約23°C)および約1気圧)にて約1時間から約5
時間、該溶液中で結合反応を進行させ、ついて生成した
結合体を緩衝水溶液に対して充分な透析を行うかまたは
サイズ排除クロマトグラフィーにより中間体および他の
低分子量化合物から分離すれば製造される(この点に関
しては下記実施例9および12を参照)。
本発明のトレーサー、すなわち式(1)においてQlが
フルオレセインのアミノ誘導体である化合物は、フルオ
レセイン誘導体と式(1)の化合物に対応する本発明の
中間体とをほぼ等モル量にて、大モル過剰(たとえば、
2当量)の塩基(たとえば、トリエチルアミン、または
池の好ましくは揮発性のトリアルキルアミンなど)の存
在下、適当な溶媒(たとえば、ジメチルホルムアミドな
ど)中で単に混合し、周囲条件下で約6時間から約24
時間、フルオレセイン誘導体と中間体との間て親核置換
3− を行わ什、ついて、好ましくは周囲温度、真空下て溶媒
を除去した後、クロマトグラフィーによりトレーサーを
精製すれば製造することができる(この点に関しては下
記実施例1を参照)。
本発明の免疫原は、本発明のFPIAにおいて使用する
1こめの抗バルビッール酸塩抗体を製造するために使用
する。この免疫原を用いて製造した抗体はポリクローナ
ルである。この抗体は、インビトロ免疫法によりポリク
ローナル抗体を製造するための免疫学の分野で知られた
方法を用い、抗体を産生し得る培養液中の哺乳動物細胞
(たとえば、リンパ球または膵臓細胞など)を本発明の
免疫原でインビトロ免疫することにより製造することが
できる。しかしながら、このポリクローナル抗体は、本
発明の抗バルビッール酸塩抗血清の一部として用いるの
が最も好ましい。
本発明の抗血清は、本発明の免疫原を用いて哺乳動物を
免疫し、ついで該免疫原に対して免疫応答が引き起こさ
れた後に該哺乳動物から血清を採取する標準法により製
造することができる。本発4 明の抗血清を得るために用いる哺乳動物としては、とり
わ:す、ヒツジ、ヤギ、ウサギ、マウスおよびラットが
挙げられる。ヒツジが好ましい。さらに、本発明の抗血
清を製造するのに用いた本発明の免疫原の免疫原性ポリ
ペプチドは、抗血清を製造するのに用いた哺乳動物種と
は異種のポリペプチドであるのが好ましい。本発明の免
疫原中の免疫原性ポリペプチドとしては、ウシ血清アル
ブミンが最も好ましい。免疫学分野の当業者には理解さ
れるように、本発明の抗血清の製造法の細かい点は、哺
乳動物の種、年令、体重およびその他の特徴、所望の抗
バルビッール酸塩抗体の力価、使用した接種物(たとえ
ば、アジュバントを使用したか否か、使用したのであれ
ばいかなるアジュバントををいかなる濃度で使用したの
か;免疫原の濃度など)の組成、およびその他の因子に
依存して若干変わるであろう。にらかかわらず、あらゆ
る哺乳動物種を用いて本発明の抗血清を容易に製造し得
ることは、当業者の充分になし得るところである。
−船釣には、本発明の抗血清を製造するに際して、本発
明の免疫原をアジュバント(フロイントの完全まf二は
不完全アジュバントなと)とと乙に生理学的に許容し得
る水溶液(生理食塩水なと)中で哺乳動物に皮下注射ま
たは静脈内注射にて2a間から約3箇月かけて数回投与
する。最後の注射からさらに幾らかの時間(約1週間か
ら約3箇月)の後に、接種した哺乳動物から血液を定期
的に採取し、標準法(本質的に血液から血球を除くこと
を含む)により該血液から血清を調製し、ついでこの血
清を抗バルビッール酸塩抗体の力価について分析する。
抗体の力価が一担許容レベルまで達したと思われたら、
一般に大量の血液を該動物から採取し、この血液から得
た血清は貯蔵しておき、アッセイまたはアッセイ用試験
キットで必要なときに応じて使用する。本発明の免疫原
で免疫した結果、許容し得る力価で抗バルヒツール酸塩
抗体を産生ずるようになった哺乳動物は、一般に、関連
する性質において可能な限り殆ど均一な抗血清源を得よ
うとする試みにおいて、できるだけ長く維持するように
する。たとえば下記実施例13に記載しであるように、
緩衝液、安定化剤、抗菌剤、バソクグラウントを減少さ
せる物質などと混合して用いる他に、抗血清を産生ずる
哺乳動物から得た血液から血球を除いた後に得らしfコ
抗血清を本発明の抗血清として用いることらできる。
多くのイムノアッセイシステム、FP[Aおよび他のと
りわけ自動化ノステムにおいては、単一の移動手段を繰
り返し用いて異なる試料を分析用ノステムに移動させる
。このことは、ある一つの試料中に存在している分析対
象物が上記移動手段に付着し、後に移動してきた試料中
に持ち込まれ、後に移動してきた試料中の分析対象物に
関して偽陽性または誤って高い濃度を与える可能性があ
るという「持ち越し」の問題が生じさせる。この持ち越
しの問題を最小限に抑えるため、この繰り返して用いら
れる移動手段を移動の間に洗浄溶液で洗浄しなければな
らない。本発明を行っていく間に、本発明者らは、血清
試料のイムノアッセイにおける持ち越しを最小に抑える
のに驚くほど効果的な洗浄溶液を発見した。この溶液は
、必須成分とし7 て、水、ジメチルスルホキッド、およびNaCl、KC
I、NaBrおよびKBrよりなる群から選ばれたハロ
ゲン化アルカリ(NaC1が好ましい)を含んでいる(
すなわち、本質的にこれらの成分からなる)。ここで「
本質的にこれらの成分からなる」とは、言及しf二成分
以外の成分は有意の量では組成物中に存在しないが、微
々たる量の他の成分(たとえば、溶解した空気、微々た
る量の他の成分、不純物として存在する他の塩または他
の種類の物質を含む)は存在してもよいことを意味する
。本発明の洗浄溶液は、通常、周囲条件下で、0,8〜
1.2容量のジメチルスルホキッドを、本質的に水中の
0.14モル〜O16モル(好ましくは約0.15モル
)のNaC1,KCI、NaBrまたはKBrからなる
溶液I容量と混合して溶液とすることにより製造する。
イムノアッセイまたはその一部を行うチューブ、マイク
ロタイタープレートウェル、ミリタイタープレートウェ
ル、または他の試料ホルダーへ試料を移動させるために
用いるあらゆる移動手段も、本発明の洗浄溶液により8 有利に洗浄することができる。一般に、当該技術分野で
よく理解されるように、移動手段(まf二は「分配手段
」としばしば称される)は、一つの容器から他の容器へ
と所定量の流体(たとえば、血清試料など)を分配する
ために用いるピペットなどのある種のチューブである。
ピベツI・たる移動手段であって本発明の洗浄溶液を有
利に使用することの可能なものは、手動ピペット、エツ
ペンドルフ(Eppendor4s)、および自動ピペ
ットであり、これらはガラス、プラスチック(ネオプレ
ン、テフロンなどを含む)、ステンレス鋼、プラスチッ
クをコーティングしたステンレス鋼、テフロンをコーテ
ィングしたステンレス鋼などでできている。本発明の洗
浄溶液を使用するには、試料の移動の間に少なくともか
つ好ましくは1回、移動手段を充分に濯ぐだけでよく、
各濯ぎには洗浄溶液の新たなアリコートを使用し、移動
手段を濯ぐのに使用した後の洗浄溶液の各アリコートは
捨てる。
バルビッール酸塩について血清試料のFPIAを行うた
めの本発明のキット(た七えば、アポソト・ラボ゛ラド
リーズTDxシステムを使用しj二ちのなど)(才、ガ
ラスびん、またはガラスびんとは別の他の種類の容器、
まf貿よ本発明の抗血清および本発明のトレーサー中保
持する容器なとの中に本発明の洗浄溶液を含んでいるの
が有利である。
本発明の抗血清およびトレーサーは、生物学的試料、好
ましくはヒト尿または血清試料、最も好ましくはヒト血
清試料中のバルビッール酸塩について本発明のFPTA
を行うのに使用する。
本発明によるFPIAバルビッール酸塩アッセイには、
本発明の抗バルヒツール酸塩抗血清およびバルビッール
酸塩類似体トレーサーを、1種または2種以上のバルビ
ッール酸塩の存在についてアッセイしようとする試料と
混合することが含まれる。バルビッール酸塩およびバル
ビッール酸塩類似体(蛍光)トレーサーに特異的な抗体
の濃度は、トレーサーなどの濃度およびバルビッール酸
塩の濃度(試料中に存在するなら)に比べて極めて低い
。
バルビッール酸塩(存在するなら)とトレーサーとは限
られた数の抗体結合部位に対して競合し、その結果、抗
体−蛍光分析対象物類似体複合体、およびバルビッール
酸塩分析対象物か存在するなら抗体−分析対象物複合体
も生成する。既知の濃度のバルビッール酸塩を含有する
検量試料(「カリブレーター」)を含む異なる試料の一
連のアッセイについてl・レーサーおよび抗体(同し抗
血清の試料から)の濃度を一定に保つことにより、イン
キュベートした後のトレーサー−抗体複合体に対するバ
ルビッール酸塩−抗体複合体の比は、血清中のバルビッ
ール酸塩の量に正比例し、試料で観察された蛍光の正味
の偏光に反比例する。それゆえ、被験試料(すなわち、
バルビッール酸塩の存在について試験しようとする試料
)から得られた蛍光の偏光を、蛍光偏光をカリブレーク
−試料中のバルビッール酸塩濃度の関数として、同じト
レーサ、同じトレーサー濃度、同じ抗血清、および該抗
血清中の抗バルビッール酸塩抗体の同じ#度をシステム
中で行ったすべての偏光測定値と比較することにより、
試料中に含まれるバルビッール酸塩の量を少なくとも定
性的に決定することができ1 る。
本発明のFPIAはあらゆる種類のFPrAであってよ
く、手動であっても自動であってしよい。
しかしながら、本発明のFPIAは、TDXンステム(
アボット・ラボラトリーズ、アーピング、テキサス、U
SAから市販されている)などの1工程の自動化システ
ムで行うのが好ましい。
本発明の抗血清と本発明のトレーサーとのいかなる組合
わせも、本発明のFPIAにおいて用いることができる
。本発明の免疫原を2種以上用いて得られた抗血清の組
み合わせ、または本発明のトレーサーの2種以上の組み
合わ仕を本発明のFPrAにおいて用いることも可能で
あるが、好ましくはない。単一の本発明の免疫原を用い
て調製した抗血清および単一の本発明のトレーサーを本
発明のFPIAに用いるのが好ましく、そのようなFP
TAにおいてはトレーサー中の基R,は抗血清を製造す
るのに用いf二免疫原中の基R1とは異なり、またトレ
ーサー中の基R2は抗血清を製造するのに用いた免疫原
中の基R3と異なってい2 るのが好ましい。R3およびR2基におけるこのような
相異は、FPTA手順においてバルビッール酸塩分析対
象物とトレーサーとが抗体への結合に関して競合するの
を容易にする利点がある。本発明のFPTAのための抗
血清とトレーサーとの最も好ましい組み合わけは、式(
2I)の免疫原(下記実施例9参照)を用いて調製した
ヒツジ抗血清と式(1)のトレーサー(下記実施例1参
照)との組み合わせである。
FPIA(バルビッール酸塩のための本発明のPPIA
を含む、ヒト尿または血清中でのものを含む)を首尾よ
く行う上で採用することのできる細かい条件に関しては
多くの広範囲の変化があり得ることは当業者には理解さ
れるであろう。本発明のFPIAを行うための一つの詳
細なプロトコールを下記実施例に示す。このプロトコー
ルは本発明を限定することを意図するものではなく、実
際のFPIAシステムを説明し、本発明のFPIAを行
うためのプロトコールを確立する上での導きとなるもの
である。
本発明のFPTAにより感度良く検出することの可能な
驚くべきかつ有利に広範囲のバルビッール酸塩、および
バルビッール酸塩のアッセイにおする通常の妨害物に対
して本発明のFPTAが驚くべきかつ有利に感度を示さ
ないことが、下記実施例14および15に示しである。
これら実施例からもわかるように、本発明に従って検出
可能な分析対象物としては、とりわけ、バルビッール酸
塩アモバルビタール、アブロバルビタール、ブタロバル
ビクール(brallobarbital)、ブタルビ
タール、ブタルビタール、ベンドパルビタール、フエノ
バルビタール、セコバルヒクール、およびタルブタール
などが挙げられる。
実際、本発明の前には、ヒト血清中の広範囲のバルビッ
ール酸塩のアッセイを行うための実際的なシステムはな
かった。
上記のように、本発明のFPIAは本発明の試験キット
を用いることにより容易に行うことができる。本発明の
キットにおいて、本発明の抗血清(一般に適当なp)(
に調節した緩衝液中で希釈し、エチレングリコールやウ
ソ血清アルブミンなどの安定化剤、アジ化ナトリウムな
どの抗菌剤などを含有する、実施例13参照)は一つの
容器に保持し、本発明のトレーサー(一般に緩衝水溶液
中に希釈、安定化剤などを含有していてもよい、実施例
13参照)は別の容器に保持し、キットに含まれていて
よい他の溶液(本発明の洗浄溶液、「前処理」溶液、カ
リブレーク−1希釈緩衝液などを含む)はさらに別の容
器に保持する(再び、実施例13を参照)。あらゆる種
類の容器(その多くは当業者によく知られており、その
ような溶液を保持および移動させるのに適している)を
用いることができ、たとえば、ガラスまたはプラスチッ
クバイアルが含まれ、ねじぶたの覆いが付いているのが
好ましい。
本発明のFPIAを行うのに使用する溶液中に使用でき
る代表的な緩衝液としては、とりイつけ、ホウ酸塩、リ
ン酸塩、炭酸塩、トリスなどが挙げられる。特定の緩衝
液を用いることは本発明では重要ではないが、リン酸緩
衝液が好ましい。
=55 本発明のFPTAのための下記実施例13に記載した好
ましい手順は、アホット・ラボラトリーズTDxクリニ
カルアナライザーのみならず、ADxまたはIMxなど
のアボット・ラボラトリーズ自動乱用薬物システム(す
べて、アボット・ラボラトリーズ、アービング、テキサ
スから市販されている)にも有利に用いることができる
。これらのシステムを用いた場合には、アッセイは最初
から最終的な読み取りに至るまで完全に自動化されるこ
とを理解すべきである。しかしながら、手動アッセイを
行うこともできる。自動および手動アッセイの場合には
、試料の半分を前処理溶液の半分および希釈緩衝液の半
分と混合し、バックグラウンドの読み取りを行う。つい
で、残りの試料半分を希釈抗血清およびトレーサー溶液
とともに前処理溶液の残り半分および希釈緩衝液の残り
半分と混合する(実施例13に記載したプロトコールの
工程1および工程2を参照)。ついで、インキュベート
した後、蛍光偏光を読み取り、データ処理して被験試料
中にバルビッール酸塩が存在するか58 否かに関する情報を得る。
下記実施例は本発明をさらに詳しく説明するものである
が、本発明はこれらに限られるものではない。
実施例1 本実施例では、下記式(1)で示す本発明の最も好まし
いトレーサーである5−(3−[(4’−フルオレセイ
ニル)メチルアミノカルボニルオキシコシクロベント−
1−イル)−5−プロピルバルビッール酸の合成を記載
する。
式(1) %式%] 無水ジクロロメタン(500iQ)中の35%過酢酸(
酢酸ナトリウム29で前辺て処理;76g、034モル
)および粉末炭酸ナトリウム(91,4y、086モル
)の懸濁液を機械的に撹はんし、水浴で周期的に冷却し
ながら、この懸濁液に新たに解重合して得たシクロペン
タジエン(45,5489,0,69モル)を45分か
けて滴下した。1時間撹はんした後、反応混合物を濾過
し、濾過ケーキをジクロロメタン(200肩ので洗浄し
た。濾液および洗浄液を集め、0〜5℃に冷却した水(
250x(りに1時間かけて加えた。この混合物をさら
にlO0時間撹んした。ジクロロメタン層を分離し、水
(2x 50m12)で抽出した。回転蒸発器上で水を
除き、残渣を0.3RxHgで蒸発させて透明な無色油
状物(14,169g)を得た(沸点、82〜85°C
)。
[4,−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)フクロベ
ント−2−エン−1−オール] 上記で得た油状物(+、5929.15.9ミリモル)
にジメチルホルムアミド(20if2)、イミダゾール
(1,51g、22,3ミリモル)およびLブチルジメ
チルシリルクロライド(2,39g、15.9ミリモル
)を順番に加えた。得られた溶液を122時間撹んし、
ジエチルエーテル(1,00xρ)で希釈し、各2mQ
の水で6回抽出した。有機相をMgSO4て乾燥し、濾
過し、濃縮した。ヘキサンを充填した2X18cπカラ
ム上のクロマトグラフィーニかけ、各100m(iの2
%、4%、6%、10%、15%、および20%酢酸エ
チル/ヘキサンで溶出して12xρフラクノヨン26〜
35中に透明な無色油状物(683119)を得た。
[4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−1−ヨー
ドシクロベント−2−エンコ ジエチルエーテル(4,,5i0中のトリフェニルホス
フィン(1,259,4,79ミリモル)の溶液をアセ
トニトリル(1,5i(2)中のイミダゾール(325
肩9.4.79ミリモル)の溶液に加え、得られた混合
物を0℃に冷却し、ヨウ素(1,139,4,47ミリ
モル)(少しずつ)、ついで上記工程に記載のようにし
て調製した油状物で順番に処理した。周囲条件で1時間
撹はんした後、反応混合物を濃縮して油状スラッジとし
た。このスラッジを最少量のジクロロメタン中に溶解し
、20%ジ9 エチルエーテル/ヘキサン(80fff2)を用い、2
0%ジエチルエーテル/ヘキサンを充填したシリカゲル
の2X10cmカラムで濾過した。濃縮して黄−オレン
ジ色の油状物(1,427g)を得、これを直ちに次の
反応に用いた。
[1−[4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)シク
ロベント−2−エニル]マロン酸ジエチル]上記工程の
ヨウ化物をテトラヒドロフラン(211g)中の溶液と
して、ジメチルポルムアミド(2順)中の水素化ナトリ
ウム(105mg、3.51ミリモル、80%油分散液
)(各5πQのペンタンで3回前辺て洗浄)およびマロ
ン酸ジエチル(0,53,W(!。
351ミリモル)の溶液(周囲条件にて前以て1時間撹
はんしたもの)に加えた。すぐにオレンジ色が消え、3
0分後に反応混合物を12時間還流した。ついて、この
混合物を冷却し、IN  MCIでpH3の酸性にし、
各151の酢酸エチルで3回抽出した。抽出物をM g
 S 04て乾燥し、濾過し、濃縮した。ヘキサンを充
填した2X18cmシリカゲルカラム上のクロマトグラ
フィーにかけ、各50 OmQの2%、4%、6%および8%の酢酸エチル/ヘ
キサンおよび1007!(!の10%酢酸エチル/ヘキ
サンで溶出して121112フラクシヨン13〜17中
に透明な無色油状物(697xg)を得た。
[1−[4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)シク
ロベント−2−エニル]アリルマロン酸ジエチル] 上記工程で調製した油状物をジメチルポルムアミド(1
、5m+2)中に溶解し、この溶液を、ジメチルホルム
アミド(0,5xd)およびテトラヒドロフラン(05
祿)中の水素化ナトリウム(32II+9.10859
モル、80%油分散液)(前以て各5mρのペンタンで
3回洗浄したもの)の懸濁液に加えた。
1時間撹はんした後、透明な薄褐色の溶液が得られ、ア
リルブロマイド(110μff、1.27ミリモル)を
加えた。この溶液を周囲条件にて122時間撹んした。
この反応液を酢酸エチル中に希釈し、水(0,51)で
反応を停止させた。有機相をMgSO4で乾燥し、濾過
し、濃縮した。ヘキサンを充填したlX18cmシリカ
ゲルカラム上のクロマ)・グラフィーにかけ、50+1
112の4%酢酸エチル/ヘキサンおよび50好の8%
酢酸エチル/ヘキサンで溶出して、6y+gフラクンヨ
ン5中に透明な無色油状物(+69o)、さらにフラク
ション6〜9中に同じく184哩を得た。
[1−[4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)シク
ロベンチル]プロピルマロン酸ジエチル]上記工程の最
後に記載したクロマトグラフィー手順のフラクション5
中のマロン酸ジアルケニル(169mg、0.43ミリ
モル)を無水エタノール(lOd)中に溶解し、10%
パラジウム/炭素(17IIIg)と混合した。この混
合物に水素ガスを通し、45〜51psiで2時間水素
化した。触媒を濾過により取り除き、濾液を濃縮して透
明な無色油状物(t58119)を得た。
E5−(1−[4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ
)シクロペンチル])−5−プロピルバルビッール酸] 無水エタノール(3x(2)中のナトリウム(35巧、
1.50ミリモル)および尿素(35R9,0,57ミ
リモル)の溶液に、上記工程で得た油状物を加えた。エ
タノールを蒸発により除き、残留したシロップを80℃
で6時間加熱し、ついで冷却し、ついでさらに122時
間撹んした。このシロップをついで酢酸エチル中に希釈
し、IN  MCIでpH4の酸性にした。有機相を分
離し、Mg5O,で乾燥し、濾過し、濃縮した。クロロ
ホルムを充填したlX12cxシリカゲルカラム上のク
ロマトグラフィーにかけ、50好の3%メタノール/ク
ロロホルムおよび50酎の6%メタノール/クロロホル
ムで溶出して7mQフラクション3中に透明な無色油状
物(28R9)、さらにフラクション4〜フ中に同じく
68屑2を得た。
[5−[1−(4−ヒドロキシシクロペンチル)]]5
−プロピルバルビッール酸] :記工程のフラクション3で得た物質(28x9)をア
セトニトリル(0,5z&)中に溶解した。この溶液を
0℃に冷却し、48%フッ化水素酸水溶液(1滴)で処
理した。35分間撹はんした後、この反応混合物を濃縮
し、残渣をメタノール中に溶解3− し、得られた溶液を0.252Iix 20cxX 2
0cxシリカゲルプレート上にすし状に適用し、6%メ
タノール/クロロホルムで溶出した。主要なバンドを8
0%メタノール/クロロホルムで溶出し、濃縮して白色
固体(12,5,tl?)を得た。同様の別のプレート
上でさらにクロマトグラフィーを行ってそれぞれ別のバ
ンドとして211gおよびIOuの白色固体を得た。
[5−(L−[(4’−フルオレセイニル)メチルアミ
ノカルボニルオキシ)シクロベント−1−イル)5−プ
ロピルバルビッール酸]: 上記工程で得た主要生成物(10x9)のうち2゜5m
y(9,8マイクロモル)をテトラヒドロフラン(0,
2好)中に溶解し、この溶液にベンゼン中のホスゲンの
12%溶液(0,3mのを加えた。1時間撹はんした後
、この溶液を乾燥窒素気流中で濃縮し、ジメチルホルム
アミド(50μQ)中のアミツメデルフルオレセイン塩
酸塩(すなわち、4′−[アミツメデルフルオレセイン
塩酸塩83.911g、98マイクロモル)およびトリ
エチルアミン(2,864 μQ、19.6マイクロモル)の溶液で処理した。
この反応混合物を周囲条件にて122時間撹んした後、
溶媒をポンプで除き、得られた残渣をメタノール中に再
溶解し、0.25xix 20cix 20+z灰シリ
カゲルプレート上にすし状に適用した。10%メタノー
ル/クロロホルムで展開し、主要バンドを80%メタノ
ール/クロロホルムで溶出し、濃縮して痕跡物(5,1
x9)をオレンジ色の固体として得た。この痕跡物は、
C18プレート上の逆相クロマトグラフィーにより50
%アセトニトリル/水で溶出して精製することができた
。
実施例2 5−(1−[(4°−フルオレセイニル)メチルアミノ
カルボニルオキシ〕ペント−4−イル)−5−アリルバ
ルビッール酸: 本実施例の標記トレーサーは式(3)で示される。
式(3) 0 %式%] テトラヒドロフラン(10111の中の4−ブロモペン
タン酸エチル(1,00g、478ミリモル)の溶液に
、水素化ホウ素すヂウム(167Il+9.7.66ミ
リモル)を加えた。周囲条件にて122時間撹んした後
、この混合物をジエチルエーテル中に希釈し、0℃に冷
却し、もはや水素が発生しなくなるまで等部の水および
飽和NH4Clで処理して反応を停止させた。有機相を
MgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮して無色のやや曇っ
た粘性の層状物(+、0639)を得た。
[1−(2−エトキン)エトキシ−4−ブロモペンタン
] 上記工程で調製した曇った油状物をエチルビニルエーテ
ル(2xρ)中に溶解し、0℃に冷却した。
[)−)ルエンスルホン酸−水和物の結晶(数個)を加
え、反応混合物を周囲温度に温め、1時間撹はんした。
この反応混合物を濃縮し、ついでヘキサンを充填した2
X18ciシリカゲルカラム上で直接クロマトグラフィ
ーにかけ、100mgの5%ジエチルエーテル/ヘキサ
ンおよび100++Qの10%ジエチルエーテル/ヘキ
サンで溶出した。10rrrQフラクシヨン7〜17を
濃縮して透明な無色油状物(872R1?)を得た。
[:[1−(2−エトキシ)エトキンベント−4−イル
コマロン酸ジエチル] ナトリウム(83mg、3.63ミリモル)を無水エタ
ノール(1,5+9)中に溶解した。ついでマロン酸ジ
エチル(0,55πσ、3.63ミリモル)を加え、つ
いで上記工程で調製した油状物およびヨウ化ナトリウム
(+801g、1.21ミリモル)を加えた。この混合
物を12時間還流し、冷却し、水で反応を停止させ、各
20711f)の酢酸エチルで3回抽出した。これら抽
出物をM g S O4で乾燥させ、67 濾過し、濃縮した。2X18CJIシリカゲルカラム上
のクロマトグラフィーにかけ、100Rf!の5%酢酸
エチル/ヘキサン、100m12の10%酢酸エチル/
ヘキサン、および100FIQの50%酢酸エチル/ヘ
キサンで溶出して、I21rQフラクシヨン21〜24
中に透明な無色油状物(861Mg)を得た。
[[ド(2−エトキシ)エトキシベント−4−イル]ア
リルマロン酸ジエチル] 水素化カリウム(341mi+、2.98ミリモル)(
35%鉱油懸濁液)を各5x12のヘキサンで洗浄し、
ジメチルホルムアミド(2,Oxの中に懸濁した。
上記工程て得たマロン酸エステルのテトラヒドロフラン
(1,omQ)中の溶液を加え、この混合物を1時間撹
はんして薄褐色の溶液を得た。つし)てアリルブロマイ
ド(0,28xρ、  3.25ミリモル)を加え、こ
の混合物を周囲条件にて1時間撹はんし、ついで3時間
還流した。この混合物を冷却し、水で反応を停止させ、
各15iρの酢酸エチルで4回抽出した。これら有機相
をM g S O4で乾燥させ、8 濾過し、濃縮して油状物を得た。この油状物をヘキサン
を充填した2XI8c1!シリカゲルカラム上のクロマ
トグラフィーにかけ、100zQの5%酢酸エチル/ヘ
キサン、100靜の8%酢酸エチル/ヘキサン、および
100靜の10%酢酸エチル/ヘキサンで溶出した。1
2順フラクシヨン8〜14を濃縮して透明な無色油状物
(614,ffl+)を得た。
[[1−(2−エトキシ)エトキシベント−4−イル]
5−アリルバルビッール酸コニ ナトリウムCl33mg、5.フロミリモル)を無水エ
タノール(2靜)中に溶解し、尿素(+31ffg、1
.92ミリモル)を加えた。上記工程で調製したマロン
酸エステル(599m9)のエタノール(0,51Q)
中の溶液を加え、この溶液を12時間還流した。回転蒸
発により殆どのエタノールを除き、水で反応を停止させ
、各10m9の酢酸エチルで4回抽出した。これら抽出
物を集めてMgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮した。ク
ロロホルムを充填したlXl5cxカラム上のクロマト
グラフィーにかけ、30mgのクロロホルム、50村の
3%メタノール/クロロホルム、および50酎の6%メ
タノール/クロロホルムで溶出し、6靜フラクシジン6
〜12を濃縮して生成物(299mg)を得た。
[5−(1−ヒドロキシベント−4−イル)−5アリル
バルビッール酸]: 上記工程の生成物(io4xy、0.32 ミリモル)
をエタノール(3酎)中に溶解し、5%硫酸(0,2X
C)で10分間還流処理し、この時点でTLCは出発物
質が残っていないことを示した。この溶液を10%メタ
ノール/クロロホルムを充填した1X12ciシリカゲ
ルカラムで濾過し、10%メタノール/クロロホルムで
溶出し、溶出液を濃縮して白色固体(61JI9)とし
た。この固体をメタノール中に再溶解し、052肩x 
20cix 20c仄プレート上にすじ状に適用した。
10%メタノール/クロロホルムで展開し、主要バンド
を80%メタノール/クロロホルムで溶出して白色固体
(39mg)を得た。
[511−[(4’−フルオレセイニル)メチルアミノ
カルボニルオキシ]ベント−4−イル)−5−アリルバ
ルビッール酸] 上記工程で調製した白色固体(3,0m9.94マイク
ロモル)を、実施例1のトレーサーを調製するために用
いた実施例の最後の工程に記載の方法と同様にして標記
トレーサーに変換した。
実施例3 5−(1−[4,−(4″−フルオレセイニル)メチル
アミノカルボニルオキシ]ベント−4−イル)−5−プ
ロピルバルビッール酸: 本実施例の標記トレーサーは下記式(2)で示される。
式(2) %式%] プロピルマロン酸ジエエチ]・ 1 実施例2中で得た2−[1−(2−エトキシ)エトキシ
ベント−4−イルコー2−アリルマロン酸ジエチル(5
7mg、0.17 ミリモル)を無水エタノール(10
Iの中に溶解し、10%パラジウム/炭素(6即、56
マイクロモル)と混合した。この混合物に水素ガスを通
し、44psiにて4時間水素化した。セライトブラン
ドのケイソウ土で濾過して触媒を除き、濃縮して無色の
油状物(53′l19)を得た。
[5−[1−(1−ヒドロキンペンデル)]−]5−プ
ロピルバルビッール酸] 上記工程で得た化合物(811N9.0.25ミリモル
)をテトラヒドロフラン(2酎)中に溶解し、lN  
HCI溶液(4滴)と2時間反応させた。この反応混合
物を濃縮し、2つの0.5z肩×20CII×10cx
(高)プレート上にすし状に適用した。15%メタノー
ル/クロロホルムで展開し、主要バンドを50%メタノ
ール/クロロポルムで溶出して白色の半固体(40Ig
)を得た。
[511−[4−(4°−フルオレセイニル)メチル7
2 アミノカルボニルオキシ]ベント−4−イル)−5−プ
ロピルバルビッール酸コ。
このアミノメチルフルオレセイントレーサーは、5−[
4−(1−ヒドロキシペンチル)]−]5−プロピルバ
ルビッール酸3mg)から、実施例1の最後の工程に記
載の方法に従って調製した。
実施例4 5−(4−[(4’−フルオレセイニル)メチルアミノ
カルボニルオキン]シクロヘキシ−1−イル)5−アリ
ルバルビッール酸 本実施例の標記トレーサーは、下記式(5)で示される
。
式(5) %式% [4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)シクロへキ
サン−1−オールコ: 実施例1中の4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)
フクロベント−2−エン−1−オールの調製において記
載した方法に従い、1,4−シクロヘキサンジオール(
1g)をシリル化した。
[4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−1−ヨー
ドシクロヘキサン] このヨウ化物は、実施例1中の4−(t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ)−1−ヨートンクロベント−2−エン
の調製において記載した方法により調製した。
[+−[1−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)シク
ロへキンルコマロン酸ジエチル] 標記化合物は、実施例1中の1−[4,−(t−ブチル
ジメチルシリルオキシ)シクロベント−2=エニル]マ
ロン酸ジエチルの調製において記載した方法により調製
した。
+:+ −[4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)
シクロヘキシル]アリルマロン酸ジエチル]このマロン
酸ジアルキルは、実施例I中の1[4,−(t−ブチル
ジメチルシリルオキシ)シクロベント−2−エニルコア
リルマロン酸ジエチルの調製において記載した方法によ
り調製した。
[5−(1,[4−(t−ブチルツメチルシリルオキシ
)シクロへキシル])−5−アリルバルビッール酸]: このバルビッール酸誘導体は、実施例1中の5(1−[
4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)シクロペンヂ
ル])−5−プロピルバルビッール酸の調製において記
載した方法により調製した。
[5−[]−(]4−ヒドロキシシクロヘキンル]]5
−アリルバルビッール酸] :施例1中のE+−[1−(4−ヒドロキンンクロペン
チル)]−]5−プロピルバルビッールの調製において
記載した方法によりエーテルを脱保護した。
[5−(4−[(4’−フルオレセイニル)メチルアミ
ノカルボニルオキン]シクロヘキサ−1−イル)5−ア
リルバルビッール酸] このトレーサーは、4−ヒドロキノンクロヘキシル類似
体から、実施例1のトレーサーである5 5−(3−[(4’−フルオレセイニル)メチルアミノ
カルホニルオキシ]シクロベント−1−イル)5−プロ
ピルバルビッール酸の調製のための最後の工程において
記載した方法により調製した。
実施例5 513E−4,−[(4°−フルオレセイニル)メチル
アミノカルボニルオキンコー3−メチル−2ブテニル)
−5−アリルバルビッール酸:本実施例の標記トレーサ
ーは、下記式(6)で示される。
式(6) [3,3−ジメチルアリルマロン酸ジエチル]水素化ナ
トリウム(422av9.14.1ミリモル、80%鉱
油分散液)を各5zQのペンタンで3回洗浄し、テトラ
ヒドロフラン(10mσ)とジメチルホ6 ルムアミド(5mQ)との混合物中に懸濁した。マロン
酸ジエチル(2,049,13,4ミリモル)を加え、
混合物を40分間撹はんして透明な薄褐色の溶液を得た
。ついてフェニルブロマイド(2009,134ミリモ
ル)を加え、溶液を1時間還流した。水で反応を停止さ
せ、IN  MCIでpH2の酸性にし、各10711
2のジエチルエーテルで2回抽出した。有機相をM g
 S 04で乾燥させ、濾過し、濃縮した。ヘキサンを
充填して2X18cmカラム上のクロマトグラフィーに
かけ、各50酎の2%、4%、7%、10%、および1
5%ジエチルエーテル/ヘキサンで溶出して1211f
fフラクシヨン4〜16中に無色透明の油状物(2,7
349)を得た。
[(3,3−ジメチルアリル)バルビッール酸]:無水
エタノール(1rp、fD中のナトリウム(70B、3
.03ミリモル)の溶液に、尿素(61肩?、IO1ミ
リモル)を加え、ついで上記工程で調製したマロン酸エ
ステル(200711g、0.88ミリモル)の無水エ
タノール(13112)中の溶液を加えた。エタノール
(I III(りを蒸発により除き、残留した溶液を−
夜還流した。この溶液をIN  MCIでpH3の酸性
にし、各10i4の酢酸エチルで2回抽出しf為有機相
を集めてMg5Otて乾燥し、濾過し、濃縮して白色固
体(214iy)を得た。
[5−(3,3−ジメチルアリル)−5−アリルバルビ
ッール酸]: テトラヒドロフラン(0,5m4)およびジメチルホル
ムアミド(10Mの中の上記固体の溶液に、水素化ナト
リウム(33mg、109ミリモル、80%鉱油分散液
)を加えた。この溶液を1時間撹はんし、アリルブロマ
イド(0、I ]肩(2)を加え、得られた溶液を48
8時間撹んした。IN  HClでpH3の酸性にして
反応を停止させ、各1OyQの酢酸エチルで3回抽出し
た。有機相をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した
。ヘキサンを充填したLXI8cxシリカゲルカラム上
のクロマトグラフィーにかけ、各25o2の20%およ
び30%酢酸エチル/ヘキサン、ついで50111σの
50%酢酸エチル/ヘキサンで溶出して7酎フラクソヨ
ン8〜1. I中に無色透明の油状物(loOzg)を
得た。
[5−(3E−4−ヒドロキシ−3−メチル−2ブテニ
ル)−5−アリルバルビッール酸]。
上記工程で調製したツエンバルビッール酸(100m9
)のジクロロメタン(1頗)中の溶液に、二酸化セレン
(9g、84マイクロモル)、サリチル酸(6*g、4
2マイクロモル)、およびベンゼン中のt−プチルヒド
ロパーオキソドの3.8M溶液(029mQ、109ミ
リモル)を加えた。この溶液を12時時間分に撹はんし
、濃縮した。30%酢酸エチル/ヘキサンを充填したI
X]4cmカラム上のクロマトグラフィーにかけ、各2
5酎の40%、50%、60%、および70%酢酸エチ
11ノ/ヘキサンて溶出して所望の生成物(21m9)
イ mρフラクション14〜19中の無色透明の油状物
として得、同時にフラクション6〜10中に出発物質お
よび未同定の生成物からなる混合物を得た。
[5−13E−4−[(4°−フルオレセイニル)メチ
ルアミノカルボニルオキシ]−3−メチル−2ブテニル
)−5−アリルバルビッール酸]:このトレーサーは、
上記工程で得た5−(3E9 4−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブテニル)5−アリ
ルバルビッール酸(5xy)を出発物質として用い、実
施例1のトレーサーである5−C3[(4′−フルオレ
セイニル)メチルアミノカルポニルオキンコンクロベン
ト−1−イル)−5−プロピルバルビッール酸について
記載した方法に従って調製した。
実施例6 513E−4−[(4’−フルオレセイニル)メチルア
ミノカルボニルオキシ]−3−メチル−2−ブテニル)
−5−(2−ブロモアリル)バルビッール酸 本実施例の標記トレーサーは、下記式(7)で示される
。
式(7) %式% (2 モアリル)バルビッール酸] この二置換バルビッール酸誘導体は、5−(33−ジメ
チルアリル)バルビッール酸(22911Ig)を出発
物質とし、上記実施例6の5−(3,3−ジメチルアリ
ル)−5−アリルバルビッール酸の調製について記載し
た方法に従って調製した。
[5−(3E−4−ヒドロキシ−3−メチル−2ブテニ
ル)−5−(2−ブロモアリル)バルビッール酸] 上記工程で調製したブロマイド(50Rg、016ミリ
モル)の溶液に、二酸化セレン(18%g、016ミリ
モル)、無水エタノール(05Rρ)および水(50μ
Q)を加えた。この溶液を4時間還流し、冷却し、0 
、 50mm×20c*X 20cxプレート上で直接
クロマトグラフィーにかけ、6%メタノール/クロロホ
ルムを用いて展開した。主要なバンドをこすり取り、8
0%メタノール/クロロホルムで溶出して白色の泡(1
2m9)を得た。
[5−(3E−4−[(4’−フルオlノセイニル)メ
チルアミノカルホニルオキシ]−3−メチル−2式(8
) %式% ]: このトレーサーは、上記工程で調製した白色の泡(4,
7R9)を出発物質とし、実施例1のトレーサーである
5−(3−[(4’−フルオレセイニル)メチルアミノ
カルボニルオキシコシクロベント−1−イル)−5−プ
ロピルバルビッール酸について記載した方法に従って調
製した。
実施例7 5−<4−(3−[(4°−フルオレセイニル)メチル
アミノカルボニルオキン]プロピル)シクロベント−2
−エン−ニーイル)−5−(2−メチル)アリルバルビ
ッール酸: 本実施例の標記トレーサーは、下記式(8)で示される
。
[シフ0ペンテニルマロン酸ジエチル]:新たに解重合
して得た一78℃に冷却保持したシクロペンタジェン(
174,1?、2. 63モル)に、HCIガス(87
,59,2,50モル)を加えた。
その間に、無水エタノール(400xρ)中のナトリウ
ム(2+、49.0.93モル)の溶液にマロン酸ジエ
チル(152mρ、1.0モル)を加えた。シクロペン
タジェンにMCIを添加完了後、得られた黄色の粗製塩
化物(−78℃に保持)をlz&ずつ上記マロン酸エス
テル溶液を加えた。各lye部のマロン酸エステル溶液
の添加により、相当の熱が発生し、黄色い色は急速に消
えていき、多量の白色沈澱が生成した。このマロン酸エ
ステルをすべて添加した後、得られた懸濁液を17時間
撹はん一83= し、その後、大部分のエタノールを回転蒸発により除き
、水(200x&)で反応を停止させ、各100蛙のジ
エチルエーテルで5回抽出しf二。抽出物を集めてMg
SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して透明な黄色の油状物
を得た。この物質の一部を0゜5iiHgで蒸留して透
明な薄縁色の油状物(19091g)を得た(沸点:9
1〜94°C)。
[1,−(4−ブロモシクロベント−2−エニル)マロ
ン酸ジエチル] 上記工程で調製したシクロペンテニルマロン酸エステル
(1,09,4,42ミリモル)の四塩化炭素c9zf
2)中の溶液に、N−ブロモスクシンイミド(787g
g、4.42ミリモル)およびベンゾイルペルオキシド
(5gg)を加えた。この溶液を加熱還流して反応を開
始させ、ついで5分間撹はんした。ついで、さらに30
分間還流した。得られた懸濁液を濾過し、濾過ケーキを
各5酎の四塩化炭素で2回洗浄した。これを濃縮して所
望のブロマイドを透明な黄色の油状物として得た。
[411−[3−(2−エトキシ)エトキシプロピ=8
4− ル])シクロベント−2−エン−1−イルマロン酸ジエ
チルコニ ジエチルエーテル(3mC)中の3−(2−エトキシ)
エトキン−■−ブロモプロパン(1,390g、6.6
3ミリモル)の冷(−78℃)溶液に、t−ブチルリチ
ウム(7,8iQ、13.3ミリモル、ペンタン中の1
.7M溶液)を加えた。30分間撹はんした後、シアン
化銅(I)(297πり、3.31ミリモル)をジエチ
ルエーテル(]、0x12)中の懸濁液としてカニユー
レにて加えた。さらに30分間撹はんし、−50℃に温
め、テトラヒドロフラン(2mのを注入した後、上記工
程で調製した黄色の油状物をテトラヒドロフラン(1g
の中の溶液として加え、得られた溶液を1時間かけて0
℃に温めた。飽和NH,CIで反応を停止させ、各15
好の酢酸エチルで4回抽出した。得られた抽出物をMg
SO4で乾燥し、濾過し、濃縮した。ヘキサンを充填し
た2X18cxカラム上のクロマトグラフィーにかけ、
50酎の8%酢酢酸エチル/ヘキシンよび50if2(
71115%酢酸エチル/ヘキサンで溶出して12mC
フラクンヨン8〜12中に無色透明の油状物(618i
g)を得た。
[4−(1−[3−(2−工トキノ)工トキソプロピル
]]ンクロペント−2−エン−1−イル−(2メヂル)
アリルマロン酸ジエチル] 前辺て各5mQのペンタンで3回洗浄した水素化ナトリ
ウム(18z9.059ミリモル)(80%鉱油分散液
)のテトラヒドロフラン(02次の中の冷(0℃)懸濁
液に、ジメチルホルムアミド(04mQ)中の上記工程
で調製したマロン酸エステル(190Rg、053ミリ
モル)を加えた。この溶液を30分間撹はんしながらゆ
っくりと周囲温度に温め、暗赤色の溶液を得た。ついで
、メタリルクロライド(73μm2,0.74ミリモル
)およびヨウ化ナトリウム(5ig)を加え、得られた
混合物を48時間撹はんした。飽和N H、CIで反応
を停止させ、pH4の酸性にし、各10mρの酢酸エチ
ルで3回抽出した。抽出物をMgSO4で乾燥させ、濾
過し、濃縮した。ヘキサンを充填したlX1g口カラム
上のクロマトグラフィーにかけ、50村の4%酢酸エチ
ル/ヘキサンおよび50+(lの8%酢酸エチル/ヘキ
サンで溶出して6好フラクノヨン6〜9中に無色透明の
油状物(55u)を得た。
[4−(3−ヒドロキシプロピル)フクロペント2−エ
ン−1−イル−(2−メチル)アリルマロン酸ジエチル
] 上記工程で調製したエーテル(109iy、027ミリ
モル)のテトラヒト七フラン(1,5yの中の溶液を1
0%硫酸水溶tL(2滴)で処理した。
30分間撹はんした後、反応混合物を窒素流下で濃縮し
、ヘキサンを充填したIX’16c11カラム上のクロ
マトグラフィーにかけ、各25順の10%、25%、お
よび40%酢酸エチル/ヘキサンで溶出した。711Q
フラクシヨン10〜11がら無色透明の油状物(79所
)を得た。
[5−[4−(3−ヒドロキシプロピル)シクロベント
−2−エン−1−イル]−5−(2−メチル)アリルバ
ルビッール酸] 上記工程で得た4−(3−ヒドロキシプロピル)シクロ
ベント−2−エン−1−イル−(2−メチ8フ ル)アリルマロン酸ジエチル(79ffg)を出発物質
として周円対応する(3.3−ジメチルアリル)マロン
酸ジエチルから(3,3−ジメチルアリル)バルビッー
ル酸を調製するのに用いた方法(実施例5参照)と同様
にしてジアルキル化ノくルビツール酸を調製した。
[5−<4−43−[(4°−フルオレセイニル)メチ
ルアミノカルボニルオキシ]プロピル)シクロベント−
2−エン−1−イル>−5−(2−メチル)アリルバル
ビッール酸]: このトレーサーは、上記工程で得た化合物(5゜4 x
g)を出発物質として用い、実施例1のトレーサーであ
る5−(3−[(4°−フルオレセイニル)メチルアミ
ノカルボニルオキン]シクロベント=1−イル)−5−
プロピルバルビッール酸の調製に用いた方法と同様にし
て調製した。
実施例8 5−(4,−[(4°−フルオレセイニル)メチルアミ
ノカルボニルオキシ]ベント−2−イル)−5−アリル
バルビッール酸 88 本実施例の標記トレーサーは、5−[2−(4クロロカ
ルボニルオキノ)ペンチル]−5−アリルバルビッール
酸および4゛−アミノメチルフルオレセインを出発物質
として用い、実施例1の最終工程に記載した塩基触媒ア
ミド化の方法を用し)で調製した。5−[2−(4−ク
ロロカルボニルオキシ)ペンチルコー5−アリルバルビ
ッール酸(本発明の好ましいハプテンである5−[2−
(4−カルボニルオキソ)ペンチル]−5−アリルバル
ビッール酸を包含する)の調製法は下記実施例9に記載
しである。
本実施例の標記トレーサーは、下記式(4)で示される
。
式(4) 実施例9 本発明の最も好ましい免疫原である5−[2−(4カル
ボニルオキシ)ペンチル]−5−アリルバルビッール酸
ウソ血清アルブミン(下記式(21))の調製法を記載
する。
式(21) %式%) ] ジメチルホルムアミド(9d)中の2.4−ベンタンジ
オール(1,009,9,60ミリモル)の溶液に、t
−プチルジメチルンリルクロライド(152g、l00
1ミリモル)およびイミダゾール(915xg、13.
4ミリモル)を加えた。この溶液を122時間撹んし、
エーテル(100Xc)中に希釈し、各2蛙の水で5回
洗浄した。有機相をMgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮
した。ヘキサンを充填した2XlSciカラム上のクロ
マトグラフィーにかけ、各10011gの5%、10%
、および25%酢酸エチル/ヘキサンで溶出して10m
(lフラクション6〜14中に無色透明の油状物(1゜
92g)を得た。
[4−(t−ブチルジメチルノリルオキン)−2−ヨー
ドペンタン] エーテル(5,511Q)およびアセトニトリル(1゜
511Q)中の上記工程で調製したアルコール(1,1
92g)、トリフェニルホスフィン(2,019,76
5ミリモル)およびイミダゾール(521xg、765
ミリモル)の溶液に、ヨウ素(1,81g、711ミリ
モル)を少しずつ加えた。得られた黄色の懸濁液を3時
間撹はんし、回転蒸発器上で濃縮した。残渣をジクロロ
メタン中に溶解し、2X12Q11シリカゲルカラムで
濾過し、100mQの20%ジエチエチーテル/ヘキザ
キサ充填し溶出した。
濃縮して無色透明の油状物(1,8339)を得た。
[2−[4−(t−ブチルジメチルシリルオキン)ペン
チルコマロン酸ジエチル]: 1 前以て各5Il1gのペンタンで3回洗浄した水素化ナ
トリウム(164π9.547ミリモル)のジメチルホ
ルムアミド(211ρ)中の冷(0℃)懸濁液に、マロ
ン酸ジエチル(0,84i(2,547ミリモル)を加
えた。1時間撹はんした後、上記工程で調製した粗製の
ヨウ化物(1,8339)をテトラヒドロフラン(2村
)中の溶液として加え、この反応混合物を60℃で12
時間温めた。水で反応を停止させ、IN  MCIでp
H4の酸性にし、各1511Qの酢酸エチルで3回抽出
した。抽出物を集めてMg S O4で乾燥し、濾過し
、濃縮した。ヘキサンを充填した2XI8czンリ力ゲ
ルカラム上のクロマトグラフィーにかけ、50x(lの
ヘキサン、100酎の2%酢酸エチル/ヘキサン、10
0好の5%酢酸エチル/ヘキサン、および100III
Qの10%酢酸エチル/ヘキサンで溶出して101N4
フラクノヨン9〜18中に無色透明な油状物(1612
g)を得た。
[1−[1−(t−プチルジメチルシリルオキシ)ペン
デル]アリルマロン酸ジエチル] 92− 前以て各5maのペンタンで3回洗浄した水素化ナトリ
ウム(141mg、4.70ミリモル)のジメチルホル
ムアミド(511の中の懸濁液に、上記工程で調製した
マロン酸エステルを加えた。1時間撹はんした後、アリ
ルブロマイド(0,46πρ、537ミリモル)を加え
、この反応混合物を60℃で48時間温めた。水で反応
を停止させ、各■5好の酢酸エチルで3回抽出した。抽
出物をMgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮した。ヘキサ
ンを充填した2xlSciカラム上のクロマトグラフィ
ーにかけ、50x(2の1%酢酸エチル/ヘキサンおよ
び100x(!の5%酢酸エチル/ヘキサンで溶出して
10靜フラクシヨン8〜12中に無色透明の油状物(1
,635g)を得た。
[2−(4−ヒドロキンペンチル)アリルマロン酸ジエ
チル]。
上記工程で調製したマロン酸エステル(185i9.0
46ミリモル)のテトラヒドロフラン(0゜5靜)中の
溶液に、T HF中の1.0Mテトラブチルアンモニウ
ムフルオライド(1,Ovtのを加えた。8時間撹はん
した後、溶液を濃縮し、ヘキサノを充填し炭酸lXl8
cxカラム上で直接クロマトグラフィーにかけ、各50
仄ρの5%、10%、20%、50%、および75%酢
酸エチル/ヘキサンで溶出した。6nQフラクンヨン9
〜18中に無色透明な油状物(67ig)を得た。
[5−[2−(4−ヒドロキンペンチル)]−]5−ア
リルバルビッール酸 ]水エタノール中のナトリウム(35mg、152ミリ
モル)の溶液に、尿素(33xlj、055ミリモル)
および上記工程で調製したノエステル(132次9.0
46ミリモル)をエタノール(05Rの中の溶液として
加えた。12時間還流した後、反応混合物を濃縮し、I
N  HCIでpH3の酸性にし、各15RQの酢酸エ
チルで3回抽出した。抽出物をMg5O,で乾燥し、濾
過し、濃縮した。この物質の一部(49R9)をメタノ
ール中の溶液として0 、 50x*x 20c*x 
20c肩プレート上に適用した。このプレートを10%
メタノール/クロロホルムで展開した。主要なバンドを
80%メタノール/クロロホルムで溶出して白色結晶固
体(37zg)を得た。このアルコールを、下記工程に
おける免疫原、および実施例8に記載のフルオレセイニ
ルトレーサーを調製するのに用いた。
[5−[1−(4−カルボニルオキシ)ペンチル]5−
アリルバルビッール酸ウシ血清アルブミン免疫原] 上記工程で調製したアルコール(35x9.0゜14ミ
リモル)のテトラヒドロフラン(1,0ff4)中の冷
(0°C)溶液に、ベンゼン中の12%ホスゲン溶液(
1,0xe)を加えた。得られた溶液を3時間撹はんし
、その間に周囲温度まで温めた。乾燥アルゴン流中で濃
縮して濃い無色油状物(45所)を得た。この物質をテ
トラヒドロフラン(0,77xQ)中に溶解し、この溶
液のうち70μgを実施例8のトレーサーを調製するの
に用い(実施例8の最終工程参照)、残りを本工程の標
記免疫原を製造するのに用いた。それゆえ、免疫原に関
しては、溶液の残りを、1.0Mリン酸ナトリウム緩衝
液(5,6iC;pH8,0)およびジメチルホルム=
95− アミド(2,4m12)中のウシ血清アルブミン(4,
00ryrg)の溶液に加えた。周囲温度にて3時間撹
はんした後、反応混合物を各612の水に対して40時
間かけて4回透析した。この免疫原溶液を使用するとき
まで凍結した。
実施例10 5−[2−(4−ペンテニル)]−5−[1〜(2−カ
ルボニルオキシ)エチルコつルビツール酸ウシ血清アル
ブミン免疫原 本実施例の標記免疫原は、下記式(17)で示される。
式(17) %式%]: このヨウ化物は、4−ヒドロキン−1−ペンチン(59
)を出発物質とし、実施例9に4−(し−ブチルジメチ
ルシリルオキシ)−2−ヨードペンタ6 ンについて記載したのと同じ方法に従って調製した。
[2−(4−ペンテニル)マロン酸ジエチル]:このモ
ノ置換マロン酸エステルは、上記工程で得た粗製のヨウ
化物を出発物質とし、実施例9に1−[4−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)ペンチルコマロン酸ジエチル
について記載したのと同じ方法に従って調製した。
[2−(4−ペンテニル)−1−(2−テトラヒドロピ
ラニルオキシ)エチルマロン酸ジエチルコ・テトラヒド
ロフラン(I pH2)およびジメチルホルムアミド(
2酎)中の水素化カリウム(332ig、2.89ミリ
モル)(35%鉱油分散液、各511Qのヘキサンで3
回洗浄したもの)の懸濁液に、上記工程のモノ置換マロ
ン酸エステル(600yx9.263ミリモル)を加え
た。1時間撹はんした後、2−(テトラヒドロピラニル
オキシ)−1−ヨードエタン(808i9.3.16ミ
リモル)を加え、この溶液を周囲温度にて1時間撹はん
し、ついで12時間還流した。水で反応を停止させ、混
合物を各107!4の酢酸エチルで3回抽出した。抽出
物をM g S Oaで乾燥し、濾過し、濃縮した。ク
ロロホルムを充填したlX18c*ンリカゲルカラム上
のクロマトグラフィーにかけ、2%メタノール/クロロ
ホルムで溶出してl0trtQフラクシヨン5〜8中に
無色透明な油状物(775mg)を得た。
[5−[2−(4−ペンテニル)]−5−[+ −(2
テトラヒドロピラニルオキシ)エチルコバルビツール酸
] このバルビッール酸誘導体は、上記工程で調製したマロ
ン酸エステル(765i9)を用い、実施例9で5−[
2−(4−ヒドロキンペンチル)]−5アリルバルビッ
ール酸の合成について記載した方法と同様にして調製し
た。
[5−[1−(4−ペンテニル)]−5−[1−(2ヒ
ドロキシエチル)]バルビッール酸]上記工程で得たテ
トラヒドロピラニルバルビッール酸(140巧、043
ミリモル)のエタノール(2iρ)中の溶液に、5%硫
酸水溶液(0,5xf2)を加えた。20分間還流した
後、反応混合物を濃縮し、クロロホルムを充填した1、
Xl0cxカラム上で直接クロマトグラフィーにかけ、
20ttrQのクロロホルム、2011t2の2%メタ
ノール/クロロホルム、20iρの10%メタノール/
クロロホルム、および20xQの15%メタノール/ク
ロロホルムで溶出した。6靜フラクシヨン9〜12を濃
縮して白色固体(69次9)を得た。
[5−[2−(4−ペンテニル)]−5−[1,−(2
ヒドロキシエヂル)]バルビッール酸ウつ血清アルブミ
ン免疫原] 実施例9の最終工程に記載の方法に従い、上記工程で得
たアルコール前駆体をすべてクロロカルボニルオキシ誘
導体、ついで本実施例の標記免疫原に変換した。
実施例11 [5−シクロペンチルー5−[1−(2−カルボニルオ
キシ)エチルコバルつツール酸ウシ血清アルブミン免疫
原コニ 本実施例の標記免疫原は、下記式(18)で示される。
9− 式(I8) SA [シクロペンチルマロン酸ジエチル]。
無水エタノール(80xQ)中のナトリウム(46g、
0.2モル)の溶液に、マロン酸ジエチル(30,4t
trQ、0.2モル)を加えた。少し撹はんしてからシ
クロペンチルブロマイド(21,4iρ、0.2モル)
を加え、得られた溶液を12時間還流した。ついで、殆
どのエタノールを回転蒸発により除き、水(250ff
f2)で反応を停止させ、各100畦のエーテルで3回
抽出した。抽出物をMg5o4で乾燥し、濾過し、濃縮
した。6”ビグロー(V igreaux)で6+u+
Hgにて蒸留して無色透明な油状物(32,2329)
を得た(沸点=122〜125℃)。
[5−シクロペンチルバルビッール酸]:無水エタノー
ル(50mρ)中のナトリウム(3゜100 489.151ミリモル)の溶液に、尿素(302g、
504ミリモル)および上記工程で調製したマロン酸エ
ステル(l og、43.9ミリモル)を加えた。この
溶液を一夜還流し、冷却し、濃縮した。水で反応を停止
させ、濃硫酸(10m4)で酸性にし、得られた白色固
体を、上記冷却溶液を濾過することにより回収した。こ
の固体を水、ついで5%エタノール/水から再結晶して
無色の板状物(7,0019)を得た(融点:222〜
223℃)。
[5−シクロベンチルー5−(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)エチルバルビツール酸]標記化合物は、上記
工程で合成した結晶性バルビッール酸(860ig)を
用い、実施例IOで2(4−ペンテニル)−1−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)エチルマロン酸ジエチル
について記載した方法と同様にして調製した。
[5−シクロペンチル−5−(2−ヒドロキン)エチル
バルビッール酸]: このバルビッール酸誘導体は、実施例10て5[2−(
4−ペンテニル)]−5−[1−(2−ヒドロキシエチ
ル)]バルビッール酸について記載した製造法に従い、
上記で得た生成物(240Rg)から合成しん。
[5−シクロペンチルー5−[1(2−カルボニルオキ
シ)エチルコバルビッール酸つシ血清アルブミン免疫原
コ 実施例9の最終工程に記載した方法に従い、上記工程で
得たアルコール前駆体(43ff9)をクロロカルボニ
ルオキシ誘導体に変換し、ついでこれをハプテンとして
用いてラン血清アルブミンに結合して本実施例の標記免
疫原を得た。
実施例12 5−[4−(1−カルボニルオキシ)ペンチル」−5プ
ロピルバルビツール酸ウシヂログロプリン免疫原: 実施例3に記載の方法に従って調製した5−[4−(1
−ヒドロキシペンチル)]−]5−プロピルバルビッー
ル酸201R9,78マイクロモル)をテトラヒドロフ
ラン(0,5xC)中に溶解し、ベンゼン中の12%ホ
スゲン溶液(0,5xQ)を加えた。3時間撹はんした
後、溶液を濃縮して28R9の白色の半固体とし、これ
をンメチルホルムアミド(600μQ)中に溶解した。
この溶液のうち300μρを、0.05Mリン酸ナトリ
ウム緩衝液(pH75;IORσ)中のウシチログロブ
リン(205xy)の溶液に加えて結合させた。この結
合反応混合物を周囲条件にて2時間撹はんし、各2Qの
0.05Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,5)に対
して32時間かけて4回透析した。この免疫原溶液を使
用するときまで凍結した。
本実施例の標記免疫原は、下記式(10)で示される。
式(10) 本実施例ではFPIA法を記載する。
103 A、試薬: 1)前処理溶液二〇、IM)リス、1%5−スルホサリ
チル酸二水和物、O,1%硫酸胴五水和物、および0.
1%アジ化ナトリウムを含む溶液(pH7,5)。
2)トレーサー+0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(p
I(6,0;20%(v/ v)ジメチルスルホキンド
、0.01%ウシガンマグロブリン、および01%アジ
化ナトリウムを含む)中の約IQOnMのトレーサー化
合物。好ましいトレーサーは、実施例Iのトレーサーで
ある(式(1))。
3)抗体:O,1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6,
5;1%ウシ血清アルブミン、2.0%(v/v)エチ
レングリコール、および0.1%アジ化ナトリウムを含
む)中の、本発明の免疫原(好ましくは実施例9の式(
21)で示される免疫原)に対して産生されたヒツジ抗
血清。[抗血清は、上記免疫原に対して免疫応答を引き
起こしたヒツジから血液を採取し、この血液から細胞成
分を取り除き、ついで得られた細胞不含抗血清を上記緩
衝液で約104− 1 : 140 (v/v)に希釈する(すなわち、7
x(の血清を上記緩衝液でl12に希釈する)標準法に
より得る]。
4)洗浄溶液ニジメチルスルホキシドl容量を水中のO
,I 5MNaC1の1容量と混合することにより調製
した、0.45%塩化ナトリウム中に50%(v/v)
ジメチルスルホキンドを含む溶液。
5)カリプレークー:0.0.2.0.5.0.10.
0.20.0、または400μ9/酎のセコバルビター
ルを添加し0.1%アジ化ナトリウムで保存した正常(
すなわち、バルビッール酸塩を含まない)ヒト血清のプ
ール。
6)コントロール=30.75、または30゜0μ9/
峠のセコバルビクールを添加し0.1%アジ化ナトリウ
ムで保存した正常ヒト血清のプール。
7)希釈緩衝液二〇、1%アジ化ナトリウムおよび0.
01%ウシガンマグロブリンを含有する01Mリン酸ナ
トリウム緩衝液(pH7,5)。
蛍光偏光の測定はすべて市販のアボット・ラボラドリー
ズTDxクリニカルアナライザーを用いて行った。
B、アッセイプロトコール 1)25μgの未知試料またはコントロールをピペット
にて前希釈ウェルに入れる。ついで、他の試料またはコ
ントロールを移動させる前にピペットを洗浄溶液で洗浄
する。充分な容量の希釈緩衝液を加えて前希釈ウェル中
の容量を500μQまで上げる。前希釈ウェルからの試
料(6μのおよび前処理溶液(12,5μQ)をキュベ
ツトにピペットにて入れる。充分な容量の希釈緩衝液を
加えて容量を]、Oi(に上げる。バックグラウンド強
度の読み取りをする。
2)12.5μQの前処理溶液、各25μQのトレーサ
ー溶液および抗体溶液、および前希釈ウェルからの試料
(6μρ)をキュベツトに加える。充分な容量の希釈緩
衝液を加えて最終容量を20IlIσまで上げる。
3)トレーサーの抗体への結合による蛍光偏光(正味の
偏光)は、混合物の最終偏光蛍光強度からバックグラウ
ンドの偏光蛍光強度を差し引くことにより得られる。
4)得られた偏光値は、各試料中のバルビッール酸塩濃
度に反比例する。
5)試料の正味の偏光値を、既知のセコバルビタール含
量を有するカリブレーク−を用いて作成した標準曲線と
比較する。
上記プロトコールは、TDXシステム、式(21)の免
疫原に対して産生されたヒツジ抗血清、および式(1)
のトレーサーを用いて血清のバルビッール酸塩アッセイ
用に最適化される。TDxとは異なるアッセイシステム
、異なる抗血清、または異なるトレーサーを用いるか、
または異常に低濃度または高濃度のバルビッール酸塩を
有することが予想される試料をアッセイしようとすると
きは、上記のプロトコールに種々の変更を加えることが
できるであろう。そのような変更の一つの例としては、
前希釈ウェルからキュベツトへ移す希釈試料の容量を変
えることが挙げられる。そのような変更は、FPIAの
技術分野の当業者には容易に107 なしうる。
実施例14 本実施例では、実施例13に記載したプロトコールに従
ってアボット・ラボラトリーズTDKアナライザーを用
いた場合の、抗血清(間接的には免疫原)および本発明
によるトレーサーの性能を説明する。
性能は、一定のプロトコールとして該システム中の一定
希釈の抗血清および該システム中の一定濃度のトレーサ
ーを用い、最大正味偏光(ミリ偏光単位(rmPJと略
す)で表ず;10100Oは入射偏光の方向で完全な偏
光を表し、OmPは完全な脱分極を表す)、スパン(m
Pで表ず)、および正味の蛍光強度により定量化するこ
とができる。最大正味偏光は、最大量の)・レーサーが
抗体に結合した場合(すなわち、バルビッール酸塩を含
有しない血清試料を用いた場合)の最大偏光を示す。2
50mPを越える最大正味偏光値は例外的に良好である
が、230mPよりも大きな最大正味偏光も市販の適用
には許容し得る。スパンは、最大量08 のトレーサーが抗体に結合(すなわち、バルビッール酸
塩が存在しない)した場合の正味の偏光と最少量のトレ
ーサーが抗体に結合(すなわち、本実施例においては、
血清試料中のセコバルビクールが40μg/FI(2)
 した場合の正味の偏光との差異を示す。スパンが大き
い程、−層正確で定量的なデータ分析が可能となる。市
販の適用には、少なくとも170mPのスパンが好まし
い。正味の偏光強度は、バックグラウンド蛍光を越えた
蛍光シグナルの大きさの測定値である。正味の強度が大
きい程、−層正確な測定値が得られるであろう。
正味の蛍光強度は、垂直偏光蛍光の強度(バックグラウ
ンドを越える)と水平偏光蛍光の強度(バックグラウン
ドを越える)を2倍したものとの合計である(平面偏光
入射光の偏光は「垂直ヨと定義される)。市販のものと
して許容し得る抗バルビッール酸塩抗血清/トレーサー
の組合わせのためには、上記アッセイシステムにおける
蛍光強度は、上記トレーサー濃度および抗血清希釈を用
いた場合、バックグラウンド強度の少なくとも3倍から
4倍なければならない。バックグラウンドの少なくとも
8倍から9倍あるのが好ましい。抗血清(ヒツジから)
およびトレーサーの性能に関するデータを下記第14表
に示す。
ll 実施例15(交差反応性) 本発明のアッセイは、バルビッール酸塩のアッセイとし
て特に望ましい。というのは、本発明のアッセイはこの
クラスに属する薬剤を比較的向等に検出することができ
るからであり、また(也の物質、たとえばl)他の麻酔
薬、2)興奮薬、および3)一般に併用投与される薬剤
などを検出することがないからである。このような他の
物質が検出されると、バルビッール酸塩と交差反応を起
こし、それゆえ偽陽性すなわち過剰に陽性の結果により
バルビッール酸塩のイムノアッセイを妨害するという問
題があった。
バルビッール酸塩およびその代謝産物について交差反応
性を試験した。既知量の被験化合物を薬物を含まない正
常ヒト血清に加え、式(2I)の免疫原に対するヒツジ
抗血清および式(1)のトレーサーを用いたアボット・
ラボラトリーズTDKクリニカルアナライザー(実施例
13参照)上での本発明のバルビッール酸塩アッセイで
アッセイすることにより被験化合物をアッセイした。交
差反応=112− 性の評価は下記式に従って行った。
交差反応性(%)−100x(アッセイで検出された被
験化合物の濃度)/(添加被験化合物の既知濃度) 代表的なデータを下記第15−1表に示す。
第15 被験化合物  添加濃度 (μ97肩Q) ア田1゛ルヒ゛タール    30 、05   0 アルフェナール       30 、 07 、 5   0 アモハ゛ルビタール    30 、05   0 アフ″田)ルじタール  30  0   5   0 フ゛ラロハ′ルヒ゛タール  30 、 0  5   0 フ゛タハ゛ルビタール   30  0  5 0 1表 検出濃度 (μ9/+0 42 60 1.45 092 84 73 48 39 46 8.21 37 83 6.90 2.85 +、、56 7.02 2 )36 60 交差反応性 (%) 14 47 83 64 45 91.0 ■8.3 19 87 74 49 10 30 80 20 30 81 33 第15−1表 被験化合物  添加濃度 (μ9/IIQ) フ゛タルじタール     30 、0  5   0 7゛トハ゛ルE゛タール   30 、0(7゛テター
ル)7,5 3.0 シクロハ゛ルヒ゛タール   30  0  5   0 シクロベントハ゛ル    30  0ヒ″タール  
         7 、 5  0 へ°ントへ゛ルヒ゛タール  30  07 、 5   0 フェノハ゛ルし゛タール   30 、07.5 3 、0 セコハ゛ルヒ゛タール    30 、0(カリフ゛レ
ータ−)      7 、 53 、 0 タルフ゛タル         30 、 07 、 
5   0 (つづき) 検出濃度 (μ9/1x12)  33 79 06 93 91 1.08 4.97 2.44 1.65 283 4.80 2.21 06 28 86 04 01 32 00 5 3.0 160 63 2.84 交差反応性 (%) 31.1 05 87 +3,1 55 60 16.6 32.5 55.0 28 64.0 73.7 30.2 43.7 62.0 +3 5 26.8 44.0 100.0 000 100.0 72.0 88.4 94.7 第15−1表 (つづき) 被験化合物  添加濃度  検出濃度 (μ9/+ρ)  (μ9/xの チアミラル         30..0      
 4.157、  5       1.  1+30
       0.61 ヒ゛ニルへ゛ルビタール  30.0       5
.247.5       2.32 3.0        +、26 交差反応性 (%) 13.8 4 8 03 75 09 20 バルビッール酸塩と類似の構造を有する化合物について
も、本実施例の上記方法により交差反応性を試験した。
その代表的なデータを上記第15−2表および第15−
3表に示す。第15−2表および第15−3表に示した
データを調べればわかるように、本発明のアッセイノス
テムは、多くのバルビッール酸塩様化合物およびバルビ
ッール酸塩用イムノアッセイにおける他の可能な妨害物
質に対して最小の交差反応性を示す。
(以下余白) 15 第15−2表 被験化合物  添加濃度 検出濃度 交差反応性(μ9
/演夕)(μ9IRQ)(%) p−ヒトaキノフェニトイン     2,00   
0.97     0.57エニトイン       
     200    +、05     0.51
00   1.03     1.050   0.7
3     1.5 第15−3表に示した化合物は、表示の濃度まで試験し
たときにアッセイの感度(0,7μg/IIO未満の結
果を示した。
第15−3表 被験化合物 アセトアミノフェン アロキサン アミトリブチリン アモキサピン アンフェタミン カフェイン クロルプロマジン コカイン デシブラミン デキストロメトルファン ジアゼパム ジイフィリン エチクロルビノール エトサクシミド エトトイン 検出濃度(μ9/酎) 000 000 0 0 00 000 0 0 0 000 00 000 00 000 000 16− 第15−3表 (つづく) 被験化合物       検出濃度(μ9/IC)フエ
ンタニル           1グルテチミツド  
      200イブプロフエン       10
00メフエントイン        200メタクアラ
ン         500メチルプリロン     
  1000モルヒネ            10フ
エンシクリジン        50フエニルブタシン
      1000ブリミドン          
 200プロメタシン          10サリチ
ル酸塩       t o、o o 。
■1−ツルーデルター      108−テトラヒド
ロカンナ ビノール−9−カルボン酸 テオフィリン 実施例16(持ち越し) 試料をシステム中に移動させるためのTDxシステムに
使用したピペットを濯ぐための実施例13に記載の洗浄
溶液を用い、セコバルビタール(200μ9/J!のを
添加した正常(すなわち、バルビッール酸塩を含まない
)ヒト血清をアッセイし、ついでピペットを洗浄した後
にバルビッール酸塩 000 を含まない正常血清をアッセイすることにより持ち越し
を決定した。このアッセイは、式(21)の免疫原に対
するヒツジ抗血清および式(1)のトレーサーを用い、
実施例13に記載の方法に従って行った。持ち越しは下
記式に従って評価した。
持ち越しく%)−(バルビッール酸塩を含まない血清中
で検出されたセコバルビクールの濃度)/(セコバルビ
クールを含有する血清中で検出されたセコバルビクール
の濃度) 持ち越しく%)は驚くほど小さく、0.13%未満かま
たはO,1,3%に等しいことがわかった。
以上、本発明を特定の例示のもとに本明細書で記載した
が、当業者であれば本発明の範囲?こ含まれると記載し
た事項について多くの変更または変化を認識するであろ
う。そのような変更および変化も本発明により包含され
ることを意図するものである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、X_1は酸素原子または硫黄原子;Q_1は(
    a)アミノ基によるQ_1の親核置換のための活性化基
    、(b)N−末端または側鎖アミノ基でカルボニル基に
    結合した免疫原性ポリペプチド、または(c)フルオレ
    セインアミン I 、フルオレセインアミン I I 、およ
    び式X:−CH_2−(NH)R_1_0(式中、R_
    1_0は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、または
    グリシル基である)で示される基で4′位が置換された
    フルオレセインよりなる群から選ばれた残基であり、該
    残基は、式( I )の化合物においてQ_1が結合して
    いるカルボニル基に該残基のアミノ基を介して結合して
    いる;R_1は炭素数1〜8のアルキレン基、炭素数3
    〜8のシクロアルキレン基、炭素数2〜8のアルケニレ
    ン基または炭素数5〜8のシクロアルケニレン基;R_
    2は炭素数1〜8のアルキル基、炭素数3〜8のシクロ
    アルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、炭素数5〜
    8のシクロアルケニル基またはフェニル基である;ただ
    し、(i)R_1は、カーボネート基の酸素原子に結合
    している炭素原子以外の0または1個の炭素原子におい
    てクロロ基またはブロモ基で置換されており、(ii)
    R_2は0または1個の炭素原子においてクロロ基また
    はブロモ基で置換されており、(iii)R_2がフェ
    ニル基であるときはR_1はエチレン基ではない)で示
    される化合物。
  2. (2)X_1が酸素原子であり、R_1が−CH(CH
    _3)CH_2(CH_3)CH−、−(CH_2)_
    2−、−(CH_2)_3(CH_3)CH−、−(C
    H_2)((CH_3)C=CH)(CH_2)−、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、および▲数式、化
    学式、表等があります▼; よりなる群から選ばれた基であり、ただし、R_1が−
    CH(CH_3)CH_2(CH_3)CH−であると
    きはR_2は−CH_2(CH=CH_2)であり、R
    _1が−(CH_2)_2−であるときはR_2はシク
    ロペンチル基であり、R_1が−(CH_2)_3(C
    H_3)CH−であるときはR_2はn−プロピル基お
    よびアリル基よりなる群から選ばれた基であり、R_1
    がシクロペンチレン基であるときはR_2はn−プロピ
    ル基であり、R_1がシクロヘキシレン基であるときは
    R_2はアリル基であり、R_1が−CH_2((CH
    _3)C=CH)CH_2−であるときはR_2はアリ
    ル基および2−ブロモアリル基よりなる群から選ばれた
    基であり、R_1がシクロペンテニレン基であるときは
    R_2は2−メチルアリル基であり、R_1が ▲数式、化学式、表等があります▼ であるときはR_2は2−メチルアリル基である、請求
    項(1)に記載の化合物。
  3. (3)R_1が−CH(CH_3)CH_2(CH_3
    )CH−およびシクロペンテニレン基よりなる群から選
    ばれた基であり、Q_1がフルオレセインアミン I 、
    フルオレセインアミンII、および4′位において式Xの
    基で置換されたフルオレセインよりなる群から選ばれた
    ものである、請求項(2)に記載の化合物。
  4. (4)Q_1が免疫原性ポリペプチドである請求項(2
    )に記載の化合物。
  5. (5)ポリペプチドがウシ血清アルブミンである請求項
    (4)に記載の化合物。
  6. (6)抗バルビツール酸塩抗血清の製造法であって、(
    a)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼II (式中、X_1は酸素原子または硫黄原子;Q_2は、
    N−末端または側鎖アミノ基でカルボニル基に結合し、
    哺乳動物中で免疫原性であるポリペプチド;R_1は炭
    素数1〜8のアルキレン基、または炭素数5〜8のシク
    ロアルケニレン基;R_2は炭素数1〜8のアルキル基
    、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜8のア
    ルケニル基、炭素数5〜8のシクロアルケニル基または
    フェニル基である;ただし、(i)R_1は、カーボネ
    ート基の酸素原子に結合している炭素原子以外の0また
    は1個の炭素原子においてクロロ基またはブロモ基で置
    換されており、(ii)R_2は0または1個の炭素原
    子においてクロロ基またはブロモ基で置換されており、
    (iii)R_2がフェニル基であるときはR_1はエ
    チレン基ではない)で示される化合物で哺乳動物を免疫
    し、ついで(b)該免疫した哺乳動物から血清を採取す
    る、ことを特徴とする方法。
  7. (7)哺乳動物を免疫するのに用いる化合物において、
    X_1が酸素原子であり、R_1が−CH(CH_3)
    CH_2(CH_3)CH−、−(CH_2)_2−、
    −(CH_2)_3(CH_3)CH−、−(CH_2
    )((CH_3)C=CH)(CH_2)−、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、および▲数式、化
    学式、表等があります▼; よりなる群から選ばれた基であり、ただし、R_1が−
    CH(CH_3)CH_2(CH_3)CH−であると
    きはR_2は−CH_2(CH=CH_2)であり、R
    _1が−(CH_2)_2−であるときはR_2はシク
    ロペンチル基であり、R_1が−(CH_2)_3(C
    H_3)CH−であるときはR_2はn−プロピル基お
    よびアリル基よりなる群から選ばれた基であり、R_1
    がシクロペンチレン基であるときはR_2はn−プロピ
    ル基であり、R_1がシクロヘキシレン基であるときは
    R_2はアリル基であり、R_1が−CH_2((CH
    _3)C=CH)CH_2−であるときはR_2はアリ
    ル基および2−ブロモアリル基よりなる群から選ばれた
    基であり、R_1がシクロペンテニレン基であるときは
    R_2は2−メチルアリル基であり、R_1が ▲数式、化学式、表等があります▼ 請求項(6)に記載の方法。
  8. (8)哺乳動物を免疫するのに用いる化合物において、
    免疫原性ポリペプチドが、キーホールリンペットヘモシ
    アニン、トリ卵アルブミン、ポリリシン、および免疫し
    た哺乳動物とは異なる哺乳動物種からの、血清アルブミ
    ン、免疫グロブリンおよびチログロブリンよりなる群か
    ら選ばれたものである、請求項(7)に記載の方法。
  9. (9)バルビツール酸塩の存在について生物学的試料を
    蛍光偏光イムノアッセイにより分析するための試験キッ
    トであって、(A)(a)式(II):▲数式、化学式、
    表等があります▼II (式中、X_1は酸素原子または硫黄原子;Q_2は、
    N−末端または側鎖アミノ基でカルボニル基に結合し、
    哺乳動物中で免疫原性であるポリペプチド;R_1は炭
    素数1〜8のアルキレン基、炭素数3〜8のシクロアル
    キレン基、炭素数2〜8のアルケニレン基、または炭素
    数5〜8のシクロアルケニレン基;R_2は炭素数1〜
    8のアルキル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭
    素数2〜8のアルケニル基、炭素数5〜8のシクロアル
    ケニル基またはフェニル基である;ただし、(i)R_
    1は、カーボネート基の酸素原子に結合している炭素原
    子以外の0または1個の炭素原子においてクロロ基また
    はブロモ基で置換されており、(ii)R_2は0また
    は1個の炭素原子においてクロロ基またはブロモ基で置
    換されており、(iii)R_2がフェニル基であると
    きはR_1はエチレン基ではない)で示される化合物で
    哺乳動物を免疫し、ついで(b)該免疫した哺乳動物か
    ら血清を採取することにより得た抗バルビツール酸塩抗
    血清、および(B)式(XX I ):▲数式、化学式、
    表等があります▼XX I (式中、X_2_1は酸素原子または硫黄原子;Q_2
    _1は、フルオレセインアミン I 、フルオレセインア
    ミンII、および式X:−CH_2−(NH)R_1_0
    (式中、R_1_0は水素原子、炭素数1〜6のアルキ
    ル基、またはグリシル基である)で示される基で4′位
    が置換されたフルオレセインよりなる群から選ばれた残
    基であり、該残基は、式(XX I )の化合物において
    Q_2_1が結合しているカルボニル基に該残基のアミ
    ノ基を介して結合している;R_2_1は炭素数1〜8
    のアルキレン基、炭素数3〜8のシクロアルキレン基、
    炭素数2〜8のアルケニレン基または炭素数5〜8のシ
    クロアルケニレン基;R_2_2は炭素数1〜8のアル
    キル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜
    8のアルケニル基、炭素数5〜8のシクロアルケニル基
    またはフェニル基である;ただし、(i)R_2_1は
    、カーボネート基の酸素原子に結合している炭素原子以
    外の0または1個の炭素原子においてクロロ基またはブ
    ロモ基で置換されており、(ii)R_2_2は0また
    は1個の炭素原子においてクロロ基またはブロモ基で置
    換されており、(iii)R_2_2がフェニル基であ
    るときはR_2_1はエチレン基ではない)で示される
    化合物からなることを特徴とするキット。
  10. (10)抗血清が、ヒツジ、ウサギ、ヤギ、マウスまた
    はラットを式(II)においてX_1が酸素原子であり、
    Q_2がウシ血清アルブミンおよびウシチログロブリン
    よりなる群から選ばれたものであり、R_1が−CH(
    CH_3)CH_2(CH_3)CH−、−(CH_2
    )_2−、−(CH_2)_3(CH_3)CH−、−
    (CH_2)((CH_3)C=CH)(CH_2)−
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼および、▲数式、化
    学式、表等があります▼; よりなる群から選ばれた基であり、ただし、R_1が−
    CH(CH_3)CH_2(CH_3)CH−であると
    きはR_2は−CH_2(CH=CH_2)であり、R
    _1が−(CH_2)_2−であるときはR_2はシク
    ロペンチル基であり、R_1が−(CH_2)_3(C
    H_3)CH−であるときはR_2はn−プロピル基お
    よびアリル基よりなる群から選ばれた基であり、R_1
    がシクロペンチレン基であるときはR_2はn−プロピ
    ル基であり、R_1がシクロヘキシレン基であるときは
    R_2はアリル基であり、R_1が−CH_2((CH
    _3)C=CH)CH_2−であるときはR_2はアリ
    ル基および2−ブロモアリル基よりなる群から選ばれた
    基であり、R_1がシクロペンテニレン基であるときは
    R_2は2−メチルアリル基であり、R_1が ▲数式、化学式、表等があります▼、 であるときはR_2は2−メチルアリル基である化合物
    で免疫することによって得られたものであり、式(XX
    I )で示される化合物において、X_2_1が酸素原
    子であり、Q_2_1が4′−アミノメチルフルオレセ
    インであり、R_2_1が−CH(CH_3)CH_2
    (CH_3)CH−、−(CH_2)_2−、−(CH
    _2)_3(CH_3)CH−、−(CH_2)((C
    H_3)C=CH)(CH_2)−、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼および、▲数式、化
    学式、表等があります▼; よりなる群から選ばれた基であり、ただし、R_2_1
    が−CH(CH_3)CH_2(CH_3)CH−であ
    るときはR_2_2は−CH_2(CH=CH_2)で
    あり、R_2_1が−(CH_2)_2−であるときは
    R_2_2はシクロペンチル基であり、R_2_1が−
    (CH_2)_3(CH_3)CH−であるときはR_
    2_2はn−プロピル基およびアリル基よりなる群から
    選ばれた基であり、R_2_1がシクロペンチレン基で
    あるときはR_2_2はn−プロピル基であり、R_2
    _1がシクロヘキシレン基であるときはR_2_2はア
    リル基であり、R_2_1が−CH_2((CH_3)
    C=CH)CH_2−であるときはR_2_2はアリル
    基および2−ブロモアリル基よりなる群から選ばれた基
    であり、R_2_1がシクロペンテニレン基であるとき
    はR_2_2は2−メチルアリル基であり、R_2_1
    が▲数式、化学式、表等があります▼、 であるときはR_2_2は2−メチルアリル基である、
    請求項(9)に記載のキット。
JP2325148A 1989-11-27 1990-11-26 バルビツール酸塩のアッセイ法およびそれに用いる化合物 Expired - Fee Related JP3065097B2 (ja)

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