JPH0319239B2 - - Google Patents
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- JPH0319239B2 JPH0319239B2 JP57055487A JP5548782A JPH0319239B2 JP H0319239 B2 JPH0319239 B2 JP H0319239B2 JP 57055487 A JP57055487 A JP 57055487A JP 5548782 A JP5548782 A JP 5548782A JP H0319239 B2 JPH0319239 B2 JP H0319239B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は糖質分解酵素を特異的に阻害する新規
なアミノオリゴ糖誘導体に関し、更に詳しくは下
記一般式〔〕で示されるアミノオリゴ糖誘導体
に関する。 (式中mは0〜12の整数を、nは1〜13の整数
を表わし、且つm+nが1〜13の整数であること
を表わす。) 従来、糖質分解酵素を阻害するアミノオリゴ糖
誘導体としては、アクチノプラネス属に属する菌
株が生産する物質(特公昭54−39474号及び特開
昭52−122342号)、ストレプトマイセス・エス・
ピー・A2396菌株(微工研菌寄第4275号)が生産
する物質(特開昭54−92909号)、アミロスタチン
(特公昭52−21596号、特開昭51−54990号及び特
開昭56−68694号)、ストレプトマイセス・カルブ
ス・バリエタス・TM−521菌株(微工研菌寄第
4283号)が生産する物質(特開昭56−123986号及
び特開昭56−125398号)及びオリゴスタチン
(The Journal of Antibiotics34巻11号1429頁
1981年)等が知られている。本発明はこれらの公
知物質とは化学構造において顕著に相違し、しか
も有用な糖質分解酵素阻害作用を具備する前記一
般式〔〕で示されるアミノオリゴ糖誘導体を提
供するものである。 本発明誘導体〔〕は2.0〜4.0規定希塩酸を用
いて加熱すると、血小板凝集抑制作用を持つ下記
構造式〔〕 で示される化合物(以下NSOと仮称する)及び
グルコース等に加水分解されるという特徴を有す
る。 本発明誘導体〔〕に包含される代表的な化合
物を以下に例示する。各例示化合物の冒頭に付し
た名称は本明細書においてそれら化合物の仮称名
を表わし、m,n及びm+nは前記一般式〔〕
で表わしたものを意味する。 NS1;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−α−D−グルコピラノース(mが0,nが
1の化合物) NS2;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−o−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−α−D−グルコピラノース(mが0、nが2の
化合物) NS3;O−{4,6−ビスデスオキシ−4−
〔5,6−ジヒドロキシ−2,3−エポキシ−4
−(o−α−D−グルコピラノシル−(1→4))−
3−ヒドロキシメチルシクロヘキサン−1−イル
アミノ〕−α−D−グルコピラノシル}−(1→4)
−−α−D−グルコピラノース(mが1,nが1
の化合物) NS4;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−α
−D−グルコピラノース(mが0,nが3の化合
物) NS5;O−{4,6−ビスデスオキシ−4−
〔5,6−ジヒドロキシ−2,3−エポキシ−4
−(O−α−D−グルコピラノシル−(1→4))−
3−ヒドロキシメチルシクロヘキサン−1−イル
アミノ〕−α−D−グルコピラノシル}−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−α
−D−グルコピラノース(mが1,nが2の化合
物) NS6;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O
−α−Dグルコピラノシル−(1→4)−α−D−
グルコピラノース(mが0,nが4の化合物) NS7;O−{4,6−ビスデスオキシ−4−
〔5,6−ジヒドロキシ−2,3−エポキシ−4
−(O−α−D−グルコピラノシル−(1→4))−
3−ヒドロキシメチルシクロヘキサン−1−イル
アミノ〕−α−D−グルコピラノシル}−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−α
−D−グルコピラノース(mが1,nが3の化合
物) NS8;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O
−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−α
−D−グルコピラノシル−(1→4)−α−D−グ
ルコピラノース(mが0,nが5の化合物) NS9;O−{4,6−ビスデスオキシ−4−
〔5,6−ジヒドロキシ−2,3−エポキシ−4
−(O−α−D−グルコピラノシル−(1→4))−
3−ヒドロキシメチルシクロヘキサン−1−イル
アミノ〕−α−D−グルコピラノシル}−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)O
−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−α
−D−グルコピラノシル−(1→4)−α−D−グ
ルコピラノース(mが1,nが4の化合物) NS10;m+nが6の化合物 NS11;m+nが7の化合物 NS12;m+nが8の化合物 NS13;m+nが9の化合物 NS14;m+nが10の化合物 NS15;m+nが11の化合物 NS16;m+nが12の化合物 NS17;m+nが13の化合物 本発明誘導体〔〕の具体的な製造法を以下に
詳述する。 本発明誘導体〔〕を含有する粗粉末の製造
法。 ストレプトマイセス・フラボクロモゲネス種に
属する菌株を培地に接種して2〜5日間種培養
し、ついで得られた培養物を生産用培地に移植し
て3〜8日間本培養する。ストレプトマイセス・
フラボクロモゲネス種に属する代表的な菌株とし
ては特公昭51−11197号公報に記載されているス
トレプトマイセス・フラボクロモゲネスNo.280(微
工研菌寄第934号)があげられる。種培養及び本
培養に使用する培地において、炭素源としてはブ
ドウ糖、シヨ糖、乳糖、麦芽糖、オートミール、
澱粉、糖蜜もしくはグリセリン又はこれらの2種
以上からなる混合物が、窒素源としてはアミノ
酸、コーンステイープリカー、肉エキス、小麦グ
ルテン、ペプトン、カゼイン加水分解物、酵母エ
キス、大豆乳もしくは無機のアンモニウム塩もし
くは硝酸塩又はこれらの2種以上からなる混合物
が適当である。また必要に応じてマグネシウム、
カルシウム、カリウム、ナトリウム、鉄、亜鉛又
はマンガン等のリン酸塩、硫酸塩又は塩酸塩等の
無機塩類を培地に添加してもよい。培養は液体培
養が適当であり、培地の組成は上述の炭素源を
0.1〜10.0%(w/v)に、窒素源を0.1〜5.0
(w/v)に設定するのが適当である。種培養及
び本培養ともに、培養開始時の培地のPH値を6.5
〜8.5に調整し、25〜40℃の温度で好気的条件下
に実施する。培養方法は通気撹拌培養、往復振盪
培養又は回転振盪培養が適当である。 上述の本培養で得られた培養物を遠心分離し、
上澄液を採取する。この遠心分離により菌体及び
不要な固形物を容易に除去できる。 ここで得られた上澄液を塩酸、硫酸又は硝酸等
の鉱酸を用いてPH1.5〜3.0に調整し、これに活性
炭を添加して30分〜2時間撹拌したのち減圧過
又は加圧過し液を得る。添加する活性炭量は
上澄液1に対し1〜10gが適当である。ここで
の処理は吸着による不純物の除去及び脱色を目的
とするものである。 つぎに上述の液を中和したのち、これに再度
活性炭を添加して撹拌する。1〜24時間放置後活
性炭を遠心分離により取する。中和は水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム又は
アンモニア等の塩基を用いて行う。活性炭量は
液1に対し20〜50gが適当である。本発明誘導
体〔〕の大部分は活性炭に吸着される。 取した活性炭を水洗し、ついで有機溶媒を10
〜60%の割合で含有する含水有機溶媒を用いて吸
着した本発明誘導体〔〕を溶出する。有機溶媒
としてはメタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、ノルマルプロパノール又はアセトン等が適
当である。なお、本明細書において、使用する含
水有機溶媒の水と有機溶媒との混合比率は、特に
断わらない限り含水有機溶媒の全容量に対する有
機溶媒容量の百分率で表示する。 つぎに上述の工程で得られた溶出液をそのまま
又は濃縮したのち強酸性陽イオン交換樹脂に接触
させる。接触方法はバツチ法又はカラム法のいず
れも採用できるがカラム法が好適である。強酸性
陽イオン交換樹脂としてはアンバーライトIR−
118、同IR−120B、同CG−120(以上ローム・ア
ンド・ハース社製)又はダウエツクス50W−X2
(ダウ・ケミカル社製)が適当である。ついで樹
脂を水洗し、吸着した本発明誘導体〔〕を鉱
酸、有機酸又は塩基等を、好適には鉱酸を含有す
る水溶液を用いて溶出し、溶出液を採取する。鉱
酸としては塩酸、硫酸又は硝酸等が、有機酸とし
ては酢酸等が、塩基としては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム又はアンモニア
水等が適当である。 得られた溶出液を中和し、脱塩したのち減圧乾
固し、残留物を凍結乾燥して粗粉末を得る。脱塩
は活性炭を用いた吸脱着処理により行う。このよ
うにして得られた粗粉末の比旋光度:〔α〕20 Dは+
150〜+175゜(C=1.0,水)であり、また該粉末
の総重量に対する構成糖含量はフエノール硫酸法
(生化学実験構座4糖質の化学(下)370頁1976年
5月10日東京化学同人発行)では58.3〜81.6%
(W/W)であつた。そのほか該粉末の糖質分解
酵素、例えば細菌液化型α−アミラーゼ及びグル
コアミラーゼに対する阻害活性はそれぞれ48〜
438単位/mg及び315〜4500単位/mgであつた。 粗粉末からの本発明誘導体〔〕の単離精製
法。 粗粉末からm+nが1〜5の化合物、例えば
NS1〜9の単離精製は、強塩基性陰イオン交換樹
脂カラム又は逆相分配カラムを使用する高速液体
クロマトグラフ法により実施できる(以下液クロ
法と略す)。強塩基性陰イオン交換樹脂カラムと
しては日立ゲル#3011−N(日立製作所(株)社製)
を固定相とするカラムが、逆相分配カラムとして
はマイクロボンダパツクCH(ウオーターズ社製)
が適当である。溶出溶媒としてはPH7.0のリン酸
緩衝液1に対してアセトニトリル0.6〜2.5(容量
比)からなる混合液又は65〜80%含水アセトニト
リルが適当である。溶出液の分画は検出器の記録
紙上に抽出される各ピークの保持時間(以下Rt
値と略す)を指標として行うと有利である。 またNS1,2及び4については、粗粉末をゲル
過する方法(以下ゲル過法と略す)又は該粉
末をアセチル化処理したのちシリカゲルカラムク
ロマトグラフ法で分離し、得られる各アセチル化
物を脱アセチル化する方法(以下アセチル化法と
略す)によつても単離精製することができる。ゲ
ル過法で使用するゲルとしてはバイオゲルP−
2(バイオラツド社製)が、溶出溶媒としては水
が適当である。アセチル化法において、粗粉末の
アセチル化はピリジン中で無水酢酸又はアセチル
クロライド等のアセチル化剤を用いて行うのが適
当である。シリカゲルに吸着したアセチル化物の
溶出は酢酸エチルエステルとベンゼンとの混合液
で、それらの混合比率を段階的に調整したものを
順次使用して行う。具体的には、まずNS1のアセ
チル化物を酢酸エチルエステルとベンゼンとの混
合比率が1:3.0〜3.5(容量比;以下同様)の混
合液で溶出し、ついでNS2のアセチル化物を混合
比率が1:2.0〜2.2の混合液で、NS4のアセチル
化物を1:1.5〜1.8の混合液でそれぞれ順次溶出
する。分離溶出したアセチル化物の脱アセチル化
はアンモニアを飽和させたメタノール又はエタノ
ール等を用いて行う。脱アセチル化して得られる
各化合物はそれぞれ別個に強酸性陽イオン交換樹
脂を使用するカラムクロマトグラフ法で精製す
る。 そのほか、NS1及び2については、活性炭カラ
ムクロマトグラフ法によつても粗粉末から有利に
単離精製することができる(以下活性炭法と略
す)。活性炭に吸着したNS1及び2の溶出は、含
水ノルマルブタノールを用い、その混合比率が3
%を上限とする直線濃度勾配溶出法(Linear
Gradient Elution Method)により実施する。 なお上述の液クロ法、ゲル過法、アセチル化
法及び活性炭法において、粗粉末を予め0.5〜1.5
規定希塩酸又は1.0〜4.0規定のトリフルオロ酢酸
水溶液で処理し、粗粉末中のm+nが6〜13の化
合物をm+nが1〜5の化合物及びグルコース又
はマルトース等の中性糖に加水分解し、ついでこ
れを強酸性陽イオン交換樹脂に吸脱着させて精製
し精製粉末としたのち、それらの方法を実施する
と目的化合物の単離精製は更に有利に進行する。 つぎに、m+nが6〜13の化合物、即ちNS10
〜17の単離精製は、粗粉末を活性炭に吸着させ該
活性炭を5〜20%含水エタノールで十分洗浄した
のち、吸着物質を35〜55%含水イソプロパノール
又は40〜60%含水エタノールで溶出し、ついで溶
出された物質を逆相分配カラムを使用する高速液
体クロマトグラフ法で処理することにより実施す
ることができる。活性炭を5〜20%含水エタノー
ルで洗浄することにより、次工程の高速液体クロ
マトグラフ法での処理において不都合な物質、例
えばm+nが1〜5の化合物及び若干の夾雑物を
除去することができ、目的物の単離精製が有利に
達成できる。高速液体クロマトグラフ法で使用す
る逆相分配カラムとしてはマイクロボンダパツク
CHカラムが、また溶出溶媒としては55〜70%含
水アセトニトリルが適当である。逆相分配カラム
からの溶出液の分画は各目的化合物のRt値を指
標として行う。 上述の製造法により得られた各化合物の理化学
的性質は第1表に示す通りであつた。各化合物の
分子量、Rt値及び糖質分解酵素阻害活性の測定
並びに各化合物の構造確認試験は以下のようにし
て行つた。 分子量の測定法 各化合物の分子量は以下の(a)〜(c)に示す方法の
いずれか又は2種以上を組合わせ、得られた結果
を総合的に判断して決定した。 (a) 質量スペクトル法 被検化合物又はそのメチル化物のFD又はEIマ
ススペクトルを測定し、検出した分子イオンピー
クから分子量を算出した。被検化合物のメチル化
物は箱守法(Journal of Biochemistry55巻205
頁1967年)を用いて調製した。 (b) 重合度法 原田らの方法(Biochimica et Biophysica
Ac−ta237巻422頁1971年)により被検化合物の
重合度(Average Degree of polymerization)
を測定し、重合度から分子量を求めた。 (c) ガスクロマトグラフ分析法 被検化合物5.0mgを正確に秤量し、これに2規
定希塩酸2mlを添加して1.0〜3.0時間加熱還流
し、被検化合物をNSOとグルコースに加水分解
する。加水分解後の反応液を水で希釈してPH1.5
に調整し、これをダウエツクス50W−X2(H+型)
のカラム(直径0.6×8cm)に通し、NSOは固定
相に吸着させグルコースはそのまま流出させる。
グルコースの流出は水100mlを用いて行う。固定
相に吸着したNSOは3規定アンモニア水溶液で
完全に溶出する。得られる溶出液中のNSOのモ
ル数はガスクロマトグラフ法で定量する。定量は
絶対検量線法で行う。一方、流出液中のグルコー
スのモル数も同様にガスクロマトグラフ法で定量
する。グルコースの定量値は、予め被検化合物に
相応するマルトオリゴ糖を上述の加水分解条件及
びカラム条件で処理した場合における生成グルコ
ースの損失率を同条件のガスクロマトグラフ法で
測定し、その損失率を基に修正を行う。ガスクロ
マトグラフ法での条件は以下のように設定する。 試薬:TMS−PZ(東京化成工業(株)社製;トリメ
チルシリル化剤) カラム:3%SE−30、クロモソルブW−HP
(60/80)(直径3.0×1000mm;ガスクロ工業
(株)社製) カラム温度:130〜230℃(10℃/分の昇温法によ
る。) 注入部温度:260℃ キヤリヤーガス:ヘリウム 流速:40ml/分 上述のようにして得られたNSO及びグルコー
スのモル数からそれらのモル比を算出し、このモ
ル比から被検化合物の分子量を求めた。なおここ
で得られたモル比は被検化合物の構造確認のため
のデータ≠の一部として使用した。 Rt値測定法 Rt値は高速液体クロマトグラフ法により以下
の条件A又はBのうち少なくとも一方を採用して
測定した。高速液体クロマトグラフとしては日立
638−50型(日立製作所(株)社製)を、検出器とし
てはShodex RISE−11型高感度示差屈折計(昭
和電工(株)社製)を用いた。なお、後述の製造例に
おいて単離精製手段として高速液体クロマトグラ
フ法を採用した際の機器もこれらと同一のものを
採用した。 (a) 条件A カラム:日立#3011−N(直径2.6×500mm) カラム温度:50℃ 溶出溶媒:アセトニトリル−0.02モルリン酸緩衝
液(PH7.0)混合液(容量比3:2) 流速:1.5ml/分 (b) 条件B カラム:マイクロボンダパツクCH(直径3.9×300
mm) カラム温度:20℃ 溶出溶媒:65%含水アセトニトリル 流速:20ml/分 構造確認試験法 (a) NS1〜9の構造確認法 メチル化分析法(化学の領域増刊132号29頁
1981年)に従つて、被検化合物を1,2,3,
5,6−ペンタ−O−メチル−4−モノ−O−ア
セチルグルシトール,2,3,4,6−テトラ−
O−メチル−1,5−ジ−O−アセチルグルシト
ールもしくは2,3,6−トリ−O−メチル−
1,4,5−トリ−O−アセチルグルシトール又
はこれらの混合物に変換し、それらを定量するこ
とにより構造確認を行つた。 (b) NS10〜17の構造確認法 被検化合物30mgを40ミリモル酢酸緩衝液(PH
4.9)1mlに溶解し、これに同種緩衝液2mlに10
mgのβ−アミラーゼ(シグマ社製)を溶解した溶
液を添加し、37℃で6時間反応させる。反応後湯
浴上で5分間煮沸しβ−アミラーゼを失活させ、
ついで反応液を遠心分離して上澄液を採取する。
この上澄液に希塩酸を加えPH1.5に調整し、これ
をダウエツクス50W−X2のカラム(直径1.0×15
cm)に通す。カラムの固定相を十分に水洗したの
ち該固定相に吸着した塩基性物質を2規定アンモ
ニア水溶液で溶出する。得られる溶出液を活性炭
処理により脱塩し、ついで減圧乾固して残留物を
得る。この残留物を2mlの65%含水アセトニトリ
ルに溶解し、これを上述のRt値測定法条件Bで
分析し、β−アミラーゼによつて分解生成された
各塩基性物質のRt値及びそれらの物質の相対的
重量比を測定及び定量する。このRt他値及び相
対的重量比から被検化合物の構造確認を行つた。 糖質分解酵素阻害活性測定法 (a) α−アミラーゼ阻害活性の測定法 可溶性澱粉を0.4%(W/V)含有する0.2モル
酢酸緩衝液(PH5.5)2mlに、水又は被検化合物
の水溶液1mlを加え37℃で15分間放置した後、細
菌液化型α−アミラーゼ(結晶標品、シグマ社
製)を0.00004%(W/V)含有する0.2モル酢酸
緩衝液(PH5.5)1mlを加え、37℃で7.5分間反応
させる。ついで1規定希塩酸5mlを加え室温で10
分間放置する。この反応液より1mlを取出し、
0.0005規定ヨウ素水溶液10mlを加え、660nmにお
ける吸光度を測定する。被検化合物を含まない反
応系において、反応初期の1分間に可溶性澱分の
ヨウ素による発色を10%減少させる酵素量を1単
位として表わし、1単位のα−アミラーゼ活性を
50%阻害する被検化合物の活性を0.5単位(単位
は以下AIUと略す)と定義した。 (b) グルコアミラーゼ阻害活性の測定法 グルコアミラーゼ(リゾープス・ニベウス由来
の結晶標品、生化学工業(株)社製)を0.001%
(W/V)含有する0.2モル酢酸緩衝液(PH5.0)
0.4mlに水又は被検化合物の水溶液0.1mlを加え、
40℃で10分間反応させた後、可溶性澱粉2.5%
(W/V)を含有する0.2規定酢酸緩衝液(PH5.0)
0.5mlを加え、40℃で15分間反応させる。ついで
これに3,5−ジニトロサリチル酸試薬(W.
Rick&H.P.Segbauer,Methods of Enzymatic
Analysis 885頁1975年Varlag Chemie,
Weinheim&Acadmic Press,NewYork,
London)1mlを加えて反応を停止する。該反応
液を10分間沸騰湯浴上で加熱した後、冷却し、10
mlの水を加えて540nmで吸光度を測定する。阻害
物質を含まない反応において、1分間に0.1mgの
グルコースを遊離する酵素量を1単位として表わ
し、1単位のグルコアミラーゼ活性を50%阻害す
る被検化合物の活性を0.5単位(単位は以下GIU
と略す)と定義した。 なお、本発明誘導体〔〕を含有する粗粉末の
糖質分解酵素阻害活性の測定もここで述べた方法
で行つた。
なアミノオリゴ糖誘導体に関し、更に詳しくは下
記一般式〔〕で示されるアミノオリゴ糖誘導体
に関する。 (式中mは0〜12の整数を、nは1〜13の整数
を表わし、且つm+nが1〜13の整数であること
を表わす。) 従来、糖質分解酵素を阻害するアミノオリゴ糖
誘導体としては、アクチノプラネス属に属する菌
株が生産する物質(特公昭54−39474号及び特開
昭52−122342号)、ストレプトマイセス・エス・
ピー・A2396菌株(微工研菌寄第4275号)が生産
する物質(特開昭54−92909号)、アミロスタチン
(特公昭52−21596号、特開昭51−54990号及び特
開昭56−68694号)、ストレプトマイセス・カルブ
ス・バリエタス・TM−521菌株(微工研菌寄第
4283号)が生産する物質(特開昭56−123986号及
び特開昭56−125398号)及びオリゴスタチン
(The Journal of Antibiotics34巻11号1429頁
1981年)等が知られている。本発明はこれらの公
知物質とは化学構造において顕著に相違し、しか
も有用な糖質分解酵素阻害作用を具備する前記一
般式〔〕で示されるアミノオリゴ糖誘導体を提
供するものである。 本発明誘導体〔〕は2.0〜4.0規定希塩酸を用
いて加熱すると、血小板凝集抑制作用を持つ下記
構造式〔〕 で示される化合物(以下NSOと仮称する)及び
グルコース等に加水分解されるという特徴を有す
る。 本発明誘導体〔〕に包含される代表的な化合
物を以下に例示する。各例示化合物の冒頭に付し
た名称は本明細書においてそれら化合物の仮称名
を表わし、m,n及びm+nは前記一般式〔〕
で表わしたものを意味する。 NS1;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−α−D−グルコピラノース(mが0,nが
1の化合物) NS2;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−o−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−α−D−グルコピラノース(mが0、nが2の
化合物) NS3;O−{4,6−ビスデスオキシ−4−
〔5,6−ジヒドロキシ−2,3−エポキシ−4
−(o−α−D−グルコピラノシル−(1→4))−
3−ヒドロキシメチルシクロヘキサン−1−イル
アミノ〕−α−D−グルコピラノシル}−(1→4)
−−α−D−グルコピラノース(mが1,nが1
の化合物) NS4;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−α
−D−グルコピラノース(mが0,nが3の化合
物) NS5;O−{4,6−ビスデスオキシ−4−
〔5,6−ジヒドロキシ−2,3−エポキシ−4
−(O−α−D−グルコピラノシル−(1→4))−
3−ヒドロキシメチルシクロヘキサン−1−イル
アミノ〕−α−D−グルコピラノシル}−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−α
−D−グルコピラノース(mが1,nが2の化合
物) NS6;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O
−α−Dグルコピラノシル−(1→4)−α−D−
グルコピラノース(mが0,nが4の化合物) NS7;O−{4,6−ビスデスオキシ−4−
〔5,6−ジヒドロキシ−2,3−エポキシ−4
−(O−α−D−グルコピラノシル−(1→4))−
3−ヒドロキシメチルシクロヘキサン−1−イル
アミノ〕−α−D−グルコピラノシル}−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−α
−D−グルコピラノース(mが1,nが3の化合
物) NS8;O−〔4,6−ビスデスオキシ−4−
(2,3−エポキシ−3−ヒドロキシメチル−4,
5,6−トリヒドロキシシクロヘキサン−1−イ
ルアミノ)−α−D−グルコピラノシル〕−(1→
4)−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O
−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−α
−D−グルコピラノシル−(1→4)−α−D−グ
ルコピラノース(mが0,nが5の化合物) NS9;O−{4,6−ビスデスオキシ−4−
〔5,6−ジヒドロキシ−2,3−エポキシ−4
−(O−α−D−グルコピラノシル−(1→4))−
3−ヒドロキシメチルシクロヘキサン−1−イル
アミノ〕−α−D−グルコピラノシル}−(1→4)
−O−α−D−グルコピラノシル−(1→4)O
−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−α
−D−グルコピラノシル−(1→4)−α−D−グ
ルコピラノース(mが1,nが4の化合物) NS10;m+nが6の化合物 NS11;m+nが7の化合物 NS12;m+nが8の化合物 NS13;m+nが9の化合物 NS14;m+nが10の化合物 NS15;m+nが11の化合物 NS16;m+nが12の化合物 NS17;m+nが13の化合物 本発明誘導体〔〕の具体的な製造法を以下に
詳述する。 本発明誘導体〔〕を含有する粗粉末の製造
法。 ストレプトマイセス・フラボクロモゲネス種に
属する菌株を培地に接種して2〜5日間種培養
し、ついで得られた培養物を生産用培地に移植し
て3〜8日間本培養する。ストレプトマイセス・
フラボクロモゲネス種に属する代表的な菌株とし
ては特公昭51−11197号公報に記載されているス
トレプトマイセス・フラボクロモゲネスNo.280(微
工研菌寄第934号)があげられる。種培養及び本
培養に使用する培地において、炭素源としてはブ
ドウ糖、シヨ糖、乳糖、麦芽糖、オートミール、
澱粉、糖蜜もしくはグリセリン又はこれらの2種
以上からなる混合物が、窒素源としてはアミノ
酸、コーンステイープリカー、肉エキス、小麦グ
ルテン、ペプトン、カゼイン加水分解物、酵母エ
キス、大豆乳もしくは無機のアンモニウム塩もし
くは硝酸塩又はこれらの2種以上からなる混合物
が適当である。また必要に応じてマグネシウム、
カルシウム、カリウム、ナトリウム、鉄、亜鉛又
はマンガン等のリン酸塩、硫酸塩又は塩酸塩等の
無機塩類を培地に添加してもよい。培養は液体培
養が適当であり、培地の組成は上述の炭素源を
0.1〜10.0%(w/v)に、窒素源を0.1〜5.0
(w/v)に設定するのが適当である。種培養及
び本培養ともに、培養開始時の培地のPH値を6.5
〜8.5に調整し、25〜40℃の温度で好気的条件下
に実施する。培養方法は通気撹拌培養、往復振盪
培養又は回転振盪培養が適当である。 上述の本培養で得られた培養物を遠心分離し、
上澄液を採取する。この遠心分離により菌体及び
不要な固形物を容易に除去できる。 ここで得られた上澄液を塩酸、硫酸又は硝酸等
の鉱酸を用いてPH1.5〜3.0に調整し、これに活性
炭を添加して30分〜2時間撹拌したのち減圧過
又は加圧過し液を得る。添加する活性炭量は
上澄液1に対し1〜10gが適当である。ここで
の処理は吸着による不純物の除去及び脱色を目的
とするものである。 つぎに上述の液を中和したのち、これに再度
活性炭を添加して撹拌する。1〜24時間放置後活
性炭を遠心分離により取する。中和は水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム又は
アンモニア等の塩基を用いて行う。活性炭量は
液1に対し20〜50gが適当である。本発明誘導
体〔〕の大部分は活性炭に吸着される。 取した活性炭を水洗し、ついで有機溶媒を10
〜60%の割合で含有する含水有機溶媒を用いて吸
着した本発明誘導体〔〕を溶出する。有機溶媒
としてはメタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、ノルマルプロパノール又はアセトン等が適
当である。なお、本明細書において、使用する含
水有機溶媒の水と有機溶媒との混合比率は、特に
断わらない限り含水有機溶媒の全容量に対する有
機溶媒容量の百分率で表示する。 つぎに上述の工程で得られた溶出液をそのまま
又は濃縮したのち強酸性陽イオン交換樹脂に接触
させる。接触方法はバツチ法又はカラム法のいず
れも採用できるがカラム法が好適である。強酸性
陽イオン交換樹脂としてはアンバーライトIR−
118、同IR−120B、同CG−120(以上ローム・ア
ンド・ハース社製)又はダウエツクス50W−X2
(ダウ・ケミカル社製)が適当である。ついで樹
脂を水洗し、吸着した本発明誘導体〔〕を鉱
酸、有機酸又は塩基等を、好適には鉱酸を含有す
る水溶液を用いて溶出し、溶出液を採取する。鉱
酸としては塩酸、硫酸又は硝酸等が、有機酸とし
ては酢酸等が、塩基としては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム又はアンモニア
水等が適当である。 得られた溶出液を中和し、脱塩したのち減圧乾
固し、残留物を凍結乾燥して粗粉末を得る。脱塩
は活性炭を用いた吸脱着処理により行う。このよ
うにして得られた粗粉末の比旋光度:〔α〕20 Dは+
150〜+175゜(C=1.0,水)であり、また該粉末
の総重量に対する構成糖含量はフエノール硫酸法
(生化学実験構座4糖質の化学(下)370頁1976年
5月10日東京化学同人発行)では58.3〜81.6%
(W/W)であつた。そのほか該粉末の糖質分解
酵素、例えば細菌液化型α−アミラーゼ及びグル
コアミラーゼに対する阻害活性はそれぞれ48〜
438単位/mg及び315〜4500単位/mgであつた。 粗粉末からの本発明誘導体〔〕の単離精製
法。 粗粉末からm+nが1〜5の化合物、例えば
NS1〜9の単離精製は、強塩基性陰イオン交換樹
脂カラム又は逆相分配カラムを使用する高速液体
クロマトグラフ法により実施できる(以下液クロ
法と略す)。強塩基性陰イオン交換樹脂カラムと
しては日立ゲル#3011−N(日立製作所(株)社製)
を固定相とするカラムが、逆相分配カラムとして
はマイクロボンダパツクCH(ウオーターズ社製)
が適当である。溶出溶媒としてはPH7.0のリン酸
緩衝液1に対してアセトニトリル0.6〜2.5(容量
比)からなる混合液又は65〜80%含水アセトニト
リルが適当である。溶出液の分画は検出器の記録
紙上に抽出される各ピークの保持時間(以下Rt
値と略す)を指標として行うと有利である。 またNS1,2及び4については、粗粉末をゲル
過する方法(以下ゲル過法と略す)又は該粉
末をアセチル化処理したのちシリカゲルカラムク
ロマトグラフ法で分離し、得られる各アセチル化
物を脱アセチル化する方法(以下アセチル化法と
略す)によつても単離精製することができる。ゲ
ル過法で使用するゲルとしてはバイオゲルP−
2(バイオラツド社製)が、溶出溶媒としては水
が適当である。アセチル化法において、粗粉末の
アセチル化はピリジン中で無水酢酸又はアセチル
クロライド等のアセチル化剤を用いて行うのが適
当である。シリカゲルに吸着したアセチル化物の
溶出は酢酸エチルエステルとベンゼンとの混合液
で、それらの混合比率を段階的に調整したものを
順次使用して行う。具体的には、まずNS1のアセ
チル化物を酢酸エチルエステルとベンゼンとの混
合比率が1:3.0〜3.5(容量比;以下同様)の混
合液で溶出し、ついでNS2のアセチル化物を混合
比率が1:2.0〜2.2の混合液で、NS4のアセチル
化物を1:1.5〜1.8の混合液でそれぞれ順次溶出
する。分離溶出したアセチル化物の脱アセチル化
はアンモニアを飽和させたメタノール又はエタノ
ール等を用いて行う。脱アセチル化して得られる
各化合物はそれぞれ別個に強酸性陽イオン交換樹
脂を使用するカラムクロマトグラフ法で精製す
る。 そのほか、NS1及び2については、活性炭カラ
ムクロマトグラフ法によつても粗粉末から有利に
単離精製することができる(以下活性炭法と略
す)。活性炭に吸着したNS1及び2の溶出は、含
水ノルマルブタノールを用い、その混合比率が3
%を上限とする直線濃度勾配溶出法(Linear
Gradient Elution Method)により実施する。 なお上述の液クロ法、ゲル過法、アセチル化
法及び活性炭法において、粗粉末を予め0.5〜1.5
規定希塩酸又は1.0〜4.0規定のトリフルオロ酢酸
水溶液で処理し、粗粉末中のm+nが6〜13の化
合物をm+nが1〜5の化合物及びグルコース又
はマルトース等の中性糖に加水分解し、ついでこ
れを強酸性陽イオン交換樹脂に吸脱着させて精製
し精製粉末としたのち、それらの方法を実施する
と目的化合物の単離精製は更に有利に進行する。 つぎに、m+nが6〜13の化合物、即ちNS10
〜17の単離精製は、粗粉末を活性炭に吸着させ該
活性炭を5〜20%含水エタノールで十分洗浄した
のち、吸着物質を35〜55%含水イソプロパノール
又は40〜60%含水エタノールで溶出し、ついで溶
出された物質を逆相分配カラムを使用する高速液
体クロマトグラフ法で処理することにより実施す
ることができる。活性炭を5〜20%含水エタノー
ルで洗浄することにより、次工程の高速液体クロ
マトグラフ法での処理において不都合な物質、例
えばm+nが1〜5の化合物及び若干の夾雑物を
除去することができ、目的物の単離精製が有利に
達成できる。高速液体クロマトグラフ法で使用す
る逆相分配カラムとしてはマイクロボンダパツク
CHカラムが、また溶出溶媒としては55〜70%含
水アセトニトリルが適当である。逆相分配カラム
からの溶出液の分画は各目的化合物のRt値を指
標として行う。 上述の製造法により得られた各化合物の理化学
的性質は第1表に示す通りであつた。各化合物の
分子量、Rt値及び糖質分解酵素阻害活性の測定
並びに各化合物の構造確認試験は以下のようにし
て行つた。 分子量の測定法 各化合物の分子量は以下の(a)〜(c)に示す方法の
いずれか又は2種以上を組合わせ、得られた結果
を総合的に判断して決定した。 (a) 質量スペクトル法 被検化合物又はそのメチル化物のFD又はEIマ
ススペクトルを測定し、検出した分子イオンピー
クから分子量を算出した。被検化合物のメチル化
物は箱守法(Journal of Biochemistry55巻205
頁1967年)を用いて調製した。 (b) 重合度法 原田らの方法(Biochimica et Biophysica
Ac−ta237巻422頁1971年)により被検化合物の
重合度(Average Degree of polymerization)
を測定し、重合度から分子量を求めた。 (c) ガスクロマトグラフ分析法 被検化合物5.0mgを正確に秤量し、これに2規
定希塩酸2mlを添加して1.0〜3.0時間加熱還流
し、被検化合物をNSOとグルコースに加水分解
する。加水分解後の反応液を水で希釈してPH1.5
に調整し、これをダウエツクス50W−X2(H+型)
のカラム(直径0.6×8cm)に通し、NSOは固定
相に吸着させグルコースはそのまま流出させる。
グルコースの流出は水100mlを用いて行う。固定
相に吸着したNSOは3規定アンモニア水溶液で
完全に溶出する。得られる溶出液中のNSOのモ
ル数はガスクロマトグラフ法で定量する。定量は
絶対検量線法で行う。一方、流出液中のグルコー
スのモル数も同様にガスクロマトグラフ法で定量
する。グルコースの定量値は、予め被検化合物に
相応するマルトオリゴ糖を上述の加水分解条件及
びカラム条件で処理した場合における生成グルコ
ースの損失率を同条件のガスクロマトグラフ法で
測定し、その損失率を基に修正を行う。ガスクロ
マトグラフ法での条件は以下のように設定する。 試薬:TMS−PZ(東京化成工業(株)社製;トリメ
チルシリル化剤) カラム:3%SE−30、クロモソルブW−HP
(60/80)(直径3.0×1000mm;ガスクロ工業
(株)社製) カラム温度:130〜230℃(10℃/分の昇温法によ
る。) 注入部温度:260℃ キヤリヤーガス:ヘリウム 流速:40ml/分 上述のようにして得られたNSO及びグルコー
スのモル数からそれらのモル比を算出し、このモ
ル比から被検化合物の分子量を求めた。なおここ
で得られたモル比は被検化合物の構造確認のため
のデータ≠の一部として使用した。 Rt値測定法 Rt値は高速液体クロマトグラフ法により以下
の条件A又はBのうち少なくとも一方を採用して
測定した。高速液体クロマトグラフとしては日立
638−50型(日立製作所(株)社製)を、検出器とし
てはShodex RISE−11型高感度示差屈折計(昭
和電工(株)社製)を用いた。なお、後述の製造例に
おいて単離精製手段として高速液体クロマトグラ
フ法を採用した際の機器もこれらと同一のものを
採用した。 (a) 条件A カラム:日立#3011−N(直径2.6×500mm) カラム温度:50℃ 溶出溶媒:アセトニトリル−0.02モルリン酸緩衝
液(PH7.0)混合液(容量比3:2) 流速:1.5ml/分 (b) 条件B カラム:マイクロボンダパツクCH(直径3.9×300
mm) カラム温度:20℃ 溶出溶媒:65%含水アセトニトリル 流速:20ml/分 構造確認試験法 (a) NS1〜9の構造確認法 メチル化分析法(化学の領域増刊132号29頁
1981年)に従つて、被検化合物を1,2,3,
5,6−ペンタ−O−メチル−4−モノ−O−ア
セチルグルシトール,2,3,4,6−テトラ−
O−メチル−1,5−ジ−O−アセチルグルシト
ールもしくは2,3,6−トリ−O−メチル−
1,4,5−トリ−O−アセチルグルシトール又
はこれらの混合物に変換し、それらを定量するこ
とにより構造確認を行つた。 (b) NS10〜17の構造確認法 被検化合物30mgを40ミリモル酢酸緩衝液(PH
4.9)1mlに溶解し、これに同種緩衝液2mlに10
mgのβ−アミラーゼ(シグマ社製)を溶解した溶
液を添加し、37℃で6時間反応させる。反応後湯
浴上で5分間煮沸しβ−アミラーゼを失活させ、
ついで反応液を遠心分離して上澄液を採取する。
この上澄液に希塩酸を加えPH1.5に調整し、これ
をダウエツクス50W−X2のカラム(直径1.0×15
cm)に通す。カラムの固定相を十分に水洗したの
ち該固定相に吸着した塩基性物質を2規定アンモ
ニア水溶液で溶出する。得られる溶出液を活性炭
処理により脱塩し、ついで減圧乾固して残留物を
得る。この残留物を2mlの65%含水アセトニトリ
ルに溶解し、これを上述のRt値測定法条件Bで
分析し、β−アミラーゼによつて分解生成された
各塩基性物質のRt値及びそれらの物質の相対的
重量比を測定及び定量する。このRt他値及び相
対的重量比から被検化合物の構造確認を行つた。 糖質分解酵素阻害活性測定法 (a) α−アミラーゼ阻害活性の測定法 可溶性澱粉を0.4%(W/V)含有する0.2モル
酢酸緩衝液(PH5.5)2mlに、水又は被検化合物
の水溶液1mlを加え37℃で15分間放置した後、細
菌液化型α−アミラーゼ(結晶標品、シグマ社
製)を0.00004%(W/V)含有する0.2モル酢酸
緩衝液(PH5.5)1mlを加え、37℃で7.5分間反応
させる。ついで1規定希塩酸5mlを加え室温で10
分間放置する。この反応液より1mlを取出し、
0.0005規定ヨウ素水溶液10mlを加え、660nmにお
ける吸光度を測定する。被検化合物を含まない反
応系において、反応初期の1分間に可溶性澱分の
ヨウ素による発色を10%減少させる酵素量を1単
位として表わし、1単位のα−アミラーゼ活性を
50%阻害する被検化合物の活性を0.5単位(単位
は以下AIUと略す)と定義した。 (b) グルコアミラーゼ阻害活性の測定法 グルコアミラーゼ(リゾープス・ニベウス由来
の結晶標品、生化学工業(株)社製)を0.001%
(W/V)含有する0.2モル酢酸緩衝液(PH5.0)
0.4mlに水又は被検化合物の水溶液0.1mlを加え、
40℃で10分間反応させた後、可溶性澱粉2.5%
(W/V)を含有する0.2規定酢酸緩衝液(PH5.0)
0.5mlを加え、40℃で15分間反応させる。ついで
これに3,5−ジニトロサリチル酸試薬(W.
Rick&H.P.Segbauer,Methods of Enzymatic
Analysis 885頁1975年Varlag Chemie,
Weinheim&Acadmic Press,NewYork,
London)1mlを加えて反応を停止する。該反応
液を10分間沸騰湯浴上で加熱した後、冷却し、10
mlの水を加えて540nmで吸光度を測定する。阻害
物質を含まない反応において、1分間に0.1mgの
グルコースを遊離する酵素量を1単位として表わ
し、1単位のグルコアミラーゼ活性を50%阻害す
る被検化合物の活性を0.5単位(単位は以下GIU
と略す)と定義した。 なお、本発明誘導体〔〕を含有する粗粉末の
糖質分解酵素阻害活性の測定もここで述べた方法
で行つた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
つぎに本発明誘導体〔〕の糖質分解酵素阻害
活性に基づく薬理効果をNS2の試験例をもつて示
す。 血糖低下作用 24時間絶食させたウイスター系ラツト12匹を用
いて澱粉投与後のラツトの血糖上昇に対するNS2
の抑制作用を試験した。ラツトを6匹ずつ2群に
分け、一方には澱粉2g/Kgを、他方には澱粉2
g/KgとNS250mg/Kgを経口投与し、2時間経過
後に採血して血液中のグルコース量をオルトトル
イジンホウ酸法(臨床病理12巻434頁1964年)に
より測定した。結果は第2表に示す通りであつ
た。
活性に基づく薬理効果をNS2の試験例をもつて示
す。 血糖低下作用 24時間絶食させたウイスター系ラツト12匹を用
いて澱粉投与後のラツトの血糖上昇に対するNS2
の抑制作用を試験した。ラツトを6匹ずつ2群に
分け、一方には澱粉2g/Kgを、他方には澱粉2
g/KgとNS250mg/Kgを経口投与し、2時間経過
後に採血して血液中のグルコース量をオルトトル
イジンホウ酸法(臨床病理12巻434頁1964年)に
より測定した。結果は第2表に示す通りであつ
た。
【表】
脂質低下作用
24時間絶食させたウイスター系ラツト12匹を用
いてNS2の脂質低下作用を試験した。ラツトを6
匹ずつ2群に分け、一方にはトライトンWR−
1339(シグマ社製)400mg/Kgを皮下投与し、他方
にはトライトンWR−1339 400mg/Kgを皮下投与
したのち1時間後にNS2 10mg/Kgを経口投与し、
ついで24時間経過後に同量のNS2を再度経口投与
した。トライトンWR−1339投与後36時間経過し
たのちに採血し、血液中の総コレステロール量を
をザツク・ヘンリー法(Zak−Henly法;
American Jounnal of Clinical Pathology27巻
583頁1957年)に準じた方法で測定した。結果は
第3表に示す通りであつた。
いてNS2の脂質低下作用を試験した。ラツトを6
匹ずつ2群に分け、一方にはトライトンWR−
1339(シグマ社製)400mg/Kgを皮下投与し、他方
にはトライトンWR−1339 400mg/Kgを皮下投与
したのち1時間後にNS2 10mg/Kgを経口投与し、
ついで24時間経過後に同量のNS2を再度経口投与
した。トライトンWR−1339投与後36時間経過し
たのちに採血し、血液中の総コレステロール量を
をザツク・ヘンリー法(Zak−Henly法;
American Jounnal of Clinical Pathology27巻
583頁1957年)に準じた方法で測定した。結果は
第3表に示す通りであつた。
【表】
以上の試験例から明らかなように、本発明誘導
体〔〕は糖尿病、高脂血症又は肥満等の治療薬
又は予防薬として有用な化合物である。 本発明を製造例及び参考例をもつて更に説明す
る。 製造例 1 粗粉末の製造 オートミール3.0%(W/V)、ペプトン1.0%
(W/V)及び塩化ナトリウム0.5%(W/V)を
含有するPH7.8に調整された無菌の液体培地にス
トレプトマイセス・フラボクロモゲネスNo.280菌
を接種し、約30℃で2日間回転振盪培養し種培養
物1630mlを得た。この種培養物を予め無菌処理さ
れた上述の液体培地と同様な組成を有する生産用
培地150に移植し、300容量のジヤーフアーメ
ンターを用いて約30℃で6日間本培養した。本培
養開始時のPHは7.4、通気量は150/分、回転速
度は250r.p.m.で行つた。 つぎに、本培養して得られた培養物を遠心分離
し、上澄液133を得た。この上澄液を12規定希
硫酸を用いてPH2.5に調整し、これに670gの活性
炭を添加して1時間撹拌したのち加圧過し、
液131を得た。 この液を10規定水酸化ナトリウム水溶液で中
和し、これに4600gの活性炭を添加して撹拌し、
12時間放置した。放置後活性炭を遠心分離により
取した。 取した活性炭を水洗し、ついで吸着物質を50
%含水イソプロパノールで溶出し、溶出液104
を採取した。この溶出液をダウエツクス50W−
X2(H+型)のカラム(直径8.0×100cm)に通し、
固定相を十分水洗いしたのち吸着した物質を2規
定希塩酸で溶出し、溶出液21を採取した。 この溶出液を10規定水酸化ナトリウム水溶液を
用いて中和し、活性炭処理して脱塩したのち減圧
乾固し、ついで凍結乾燥して本発明化合物〔〕
を含有する淡黄色の粗粉末148gを得た。粗粉末
の理化学的性質は以下の通りであつた。 比旋光度;〔α〕20 D=+163゜(C=1.0,水) 総重量に対する構成糖含量;72.6% 糖質分解酵素阻害活性;309AIU・mg 1412GIU/mg NS1〜9の単離精製(液クロ法) 上述の粗粉末20.0gを1規定希塩酸200mlに溶
解し、約128℃で10分間撹拌し加水分解を行つた。
得られた反応液を水で希釈し、PH1.5に調整し、
これをダウエツクス50W−X2(H+型)のカラム
(直径4.0×25cm)に通したのち十分に水洗いし
た。カラムの固定相に吸着した物質を1規定アン
モニア水溶液で溶出し、これを減圧乾固したとこ
ろ精製粉末7.2gを得た。この精製粉末を約200ml
の水に溶解し、これを活性炭カラム(直径6.0×
50cm)に通した。固定相を5%含水エタノールで
洗浄し、ついで固定相に吸着した物質を40%含水
エタノールで溶出した。得られた溶出液を減圧乾
固し、白色粉末3.8gを得た。この粉末を70%含
水アセトニトリル55mlに溶解し、これをマイクロ
ボンダパツクCHカラム(直径3.9×300mm)を使
用する高速液体クロマトグラフ法(流速2.0ml/
分、溶出溶媒70%含水アセトニトリル)により
Rt値を指標として分画した。指標としたRt値は
それぞれ4.8分、5.9分、6.9分、7.7分、8.9分、9.9
分、11.2分、12.2分及び14.5分であつた。得られ
た各分画液を各々約5ml容量になるまで減圧濃縮
し、ついで遠心分離して上澄液を採取した。この
各上澄液を減圧乾固し、得られた残留物をそれぞ
れ一昼夜真空乾燥したところ、450mgのNS1,275
mgのNS2、140mgのNS3、360mgのNS4、216mgの
NS5、204mgのNS6、128mgのNS7、150mgのNS8
及び66mgのNS9をそれぞれ白色粉末として得た。 製造例 2 NS1,2及び4の単離精製(ゲル過法) 製造例1のの工程で得られた粗粉末700mgを
2規定トリフルオロ酢酸水溶液7mlに溶解し、約
120℃で20分間撹拌下に加水分解した。得られた
反応液を水で希釈しPH7に調整した。この調整液
をダウエツクス50W−X2(H+型)のカラム(直
径2.0×10cm)に通し、固定相を十分水で洗浄し
たのち、該固定相に吸着した物質を1規定アンモ
ニア水溶液で溶出した。得られた溶出液を減圧乾
固したところ精製粉末360mgを得た。この精製粉
末を2mlの水に溶解し、これをバイオゲルP−2
(400メツシユ)のカラム(直径1.6×100cm)を用
いてゲル過を行つた。溶出溶媒は水を使用し、
流速は2.0ml/時、カラム温度は55℃になるよう
に設定した。ついで前述のRt値測定法条件Bで
測定したRt値がそれぞれ3.3分、3.9分及び4.6分で
あつた分画液を採集した。採集した各分画液を減
圧乾固し、一昼夜真空下で乾燥したところ40mgの
NS1,19mgのNS2及び10mgのNS4をそれぞれ白色
粉末として得た。 製造例 3 NS1,2及び4の単離精製(アセチル化法) 製造例1のの工程で得られた粗粉末2.0gを
2規定のトリフルオロ酢酸水溶液40ml中で2時
間、約95℃に加熱して加水分解した。得られた反
応液を水でPH1.1まで希釈し、これをアンバーラ
イトIR−118のカラム(直径2.0×20cm)に付し、
十分水洗後、固定相に吸着した物質を1規定のア
ンモニア水溶液で溶出した。この溶出液を減圧乾
固したところ精製粉末0.8gを得た。この粉末を
40mlの無水酢酸−ピリジン混合液(容量比1:
1)に溶解し、室温で一昼夜放置してアセチル化
した。この反応液に氷水400mlを注入し30分間撹
拌したのち、これにクロロホルム150mlを添加し
た。ついでクロロホルム層を分取し、該層を水
300ml、0.05規定希塩酸300ml及び水300mlで順次
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。このよ
うにして得られたクロロホルム溶液を減圧乾固し
たところ、精製粉末のアセチル化物1.4gを得た。
このアセチル化物をベンゼン10mlに溶解し、これ
を固定相として100gのシリカゲル(230〜400メ
ツシユ)を用いたカラムに通した。固定相に吸着
した物質を酢酸エチルエステル−ベンゼン混合液
(容量比1:3.0)で溶出し、得られた溶出液を減
圧乾固したところNS1のアセチル化物310mgを得
た。ついで同様にして該固定相に残存する吸着物
質を順次、混合溶量比を1:2.0及び1:1.8に調
製した酢酸エチルエステル−ベンゼン混合液で溶
出し、NS2及び4のアセチル化物をそれぞれ113
mg及び73mg得た。各化合物のアセチル化物をそれ
ぞれ過剰量のアンモニア飽和メタノール溶液中
で、室温下12時間撹拌することにより脱アセチル
化した。この反応液を減圧乾固し、得られた各残
留物を0.05規定希塩酸3mlにそれぞれ溶解した。
得られた各溶液を別個にダウエツクス50W−X2
(H+型)のカラム(直径2.0×20cm)に通し、固
定相を十分に水洗したのち吸着物質を1規定アン
モニア水溶液で溶出した。各溶出液を減圧乾固
し、真空下で一昼夜乾燥したところ、165mgの
NS1、60mgのNS2及び38mgのNS4をそれぞれ白色
粉末として得た。 製造例 4 NS1及び2の単離精製(活性炭法) 製造例1のの工程で得られた粗粉末10.0gを
2規定のトリフルオロ酢酸水溶液500mlに溶解し、
撹拌下に2.5時間約95℃に加熱して加水分解した。
得られた反応液を水でPH2.0になるよう希釈し、
これをアンバーライトIR−118のカラム(直径4.0
×25cm)に通し、固定相を十分に水洗したのち吸
着物質を1規定アンモニア水溶液で溶出した。こ
の溶出液を減圧乾固し、得られた精製粉末を水
200mlに溶解し、ついでこれを活性炭カラム(直
径4.5×45cm)に通した。このカラム固定相に吸
着した物質を、混合比率3%を上限とする含水ノ
ルマルブタノールで直線濃度勾配溶出法により溶
出した。ついで前述のRt値測定法条件BでのRt
値が3.3分及び3.9分を示した分画液を各々採集し
た。採集した両分画液を別個に減圧乾固し、真空
下に一昼夜乾燥したところ、510mgのNS1及び320
mgのNS2の白色粉末を得た。 製造例 5 NS10〜17の単離精製 製造例1のの工程で得られた粗粉末5.0gを
水70mlに溶解し、これを活性炭カラム(直径4.0
×60cm)に通した。固定相を10%含水エタノール
で十分に洗浄し、該相に吸着した物質を50%含水
イソプロパノールで溶出し、これを減圧乾降固し
たところ白色粉末4.1gを得た。この粉末を65%
含水アセトニトリル82mlに溶解し、これをマイク
ロボンダパツクCHカラム(直径3.9×300mm)を
使用する高速液体クロマトグラフ法(流速2.0
ml/分、溶出溶媒65%含水アセトニトリル)によ
りRt値を指標として分画した。指標としたRt値
はそれぞれ7.5〜8.8分、9.2〜10.6分、10.9〜12.6
分、13.0〜15.1分、15.7〜18.0分、18.6〜21.3分、
21.7〜25.5分及び26.2〜30.6分であつた。得られ
た各分画液を各々約5ml容量になるまで濃縮し、
ついで遠心分離して各上澄液を採取した。この各
上澄液を減圧乾固し、真空下に一昼夜乾燥したと
ころ、245mgのNS10、271mgのNS11、282mgの
NS12、310mgのNS13、174mgのNS14、69gの
NS15、42mgのNS16及び21mgのNS17をそれぞれ
白色粉末として得た。 参考例 NSOの製造 製造例1のの工程で得られた粗粉末5.0gを
2.5規定希塩酸35ml中で1.5時間加熱還流し加水分
解した。この反応液を水で希釈しPH1.5に調整し、
これをダウエツクス50W−X2(H+型)のカラム
(直径3.0×30cm)に通した。カラムの固定相を十
分に水洗したのち吸着した物質を3規定アンモニ
ア水溶液で溶出した。この溶出液を減圧乾固し、
得られた残留物を水50mlに溶解した。この溶液を
ダウエツクス1−X2(OH-型;ダウ・ケミカル社
製)のカラム(直径3.0×20cm)に通し、流出液
を採取した。カラムの固定相を水800mlで洗浄し、
洗浄液と該流出液とを一つにまとめて減圧乾固
し、白色粉末0.6gを得た。この粉末を40mlの無
水酢酸−ピリジン混合液(容量比1:1)に溶解
し、室温で12時間撹拌した。この反応液を氷水
400mlに注入し30分間撹拌したのちこれにクロロ
ホルム150mlを添加した。ついでクロロホルム層
を分取し、該層を水900ml、0.05規定希塩酸900ml
及び水900mlで順次洗浄したのち、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。得られたクロロホルム溶液を
減圧乾固したところ残留物1.1gを得た。この残
留物をトルエン10mlに溶解し、これを固定相とし
て120gのシリカゲル(70〜230メツシユ)を用い
たカラムに通し、固定相に吸着した物質をトルエ
ン−酢酸エチルエステル混合液(容量比2:1)
で溶出した。得られた溶出液を減圧乾固し、
NSOのヘキサアセテート490mgを得た。この化合
物を過剰量のアンモニア飽和メタノール溶液に溶
解し、30分間撹拌することにより脱アセチル化し
た。この反応液を減圧乾固し、得られた残留物を
0.05規定希塩酸10mlに溶解し、これをダウエツク
ス50W−X2(H+型)のカラム(直径2.0×20cm)
に通し、固定相を十分水洗したのち吸着物質を1
規定アンモニア水溶液で溶出した。この溶出液を
減圧乾固し、真空下で一昼夜乾燥したところ250
mgのNSOを白色粉末として得た。 元素分析(C13H21NO8として); 理論値(%) C,48.90 H,6.63 N,4.39 実測値(%) 48.88 6.78
4.38 分子量;319 EIマススペクトル m/z 319 M+ FDマススペクトル m/z 320(M+H)+ Rt値(Rt値測定法条件B);2.6分 比旋光度;〔α〕20 D=+62゜(C=0.5,水) 紫外線吸収スペクトル(水溶液); 末端吸収を示す。 赤外線吸収スペクトル(KBr錠、νnaxcm-1); 3400,2930,1080 溶剤に対する溶解性 水、メタノールに易溶、エタノール、ジメチ
ルスルホキシドに可溶、ベンゼン、ノルマルヘ
キサンに不溶 塩基性、酸性、中性の区別 塩基性 NSOのヘキサアセテートの融点; 204.5〜206℃ NSOのヘキサアセテートの核磁気共鳴スペク
トル(200MHz、CDCl3、ppm); 1.39 3H,d J=6.34 2.03〜2.10 18H 3.33 1H,d,d J1=8.30,J2=4.64 3.50 1H,d J=2.44 3.74 1H,d,d J1=8.05,J2=2.44 3.84 1H,d J=11.96 4.33 1H,d,d J1=8.05,J2=7.32 4.43 1H,d J=11.96 4.94 1H,d,d J1=6.34,J2=4.64 5.02 1H,d J=3.91 5.30 1H,d,d J1=6.84,J2=3.91 5.32 1H,d,d J1=9.77,J2=7.32 5.57 1H,d,d J1=8.30,J2=6.84
体〔〕は糖尿病、高脂血症又は肥満等の治療薬
又は予防薬として有用な化合物である。 本発明を製造例及び参考例をもつて更に説明す
る。 製造例 1 粗粉末の製造 オートミール3.0%(W/V)、ペプトン1.0%
(W/V)及び塩化ナトリウム0.5%(W/V)を
含有するPH7.8に調整された無菌の液体培地にス
トレプトマイセス・フラボクロモゲネスNo.280菌
を接種し、約30℃で2日間回転振盪培養し種培養
物1630mlを得た。この種培養物を予め無菌処理さ
れた上述の液体培地と同様な組成を有する生産用
培地150に移植し、300容量のジヤーフアーメ
ンターを用いて約30℃で6日間本培養した。本培
養開始時のPHは7.4、通気量は150/分、回転速
度は250r.p.m.で行つた。 つぎに、本培養して得られた培養物を遠心分離
し、上澄液133を得た。この上澄液を12規定希
硫酸を用いてPH2.5に調整し、これに670gの活性
炭を添加して1時間撹拌したのち加圧過し、
液131を得た。 この液を10規定水酸化ナトリウム水溶液で中
和し、これに4600gの活性炭を添加して撹拌し、
12時間放置した。放置後活性炭を遠心分離により
取した。 取した活性炭を水洗し、ついで吸着物質を50
%含水イソプロパノールで溶出し、溶出液104
を採取した。この溶出液をダウエツクス50W−
X2(H+型)のカラム(直径8.0×100cm)に通し、
固定相を十分水洗いしたのち吸着した物質を2規
定希塩酸で溶出し、溶出液21を採取した。 この溶出液を10規定水酸化ナトリウム水溶液を
用いて中和し、活性炭処理して脱塩したのち減圧
乾固し、ついで凍結乾燥して本発明化合物〔〕
を含有する淡黄色の粗粉末148gを得た。粗粉末
の理化学的性質は以下の通りであつた。 比旋光度;〔α〕20 D=+163゜(C=1.0,水) 総重量に対する構成糖含量;72.6% 糖質分解酵素阻害活性;309AIU・mg 1412GIU/mg NS1〜9の単離精製(液クロ法) 上述の粗粉末20.0gを1規定希塩酸200mlに溶
解し、約128℃で10分間撹拌し加水分解を行つた。
得られた反応液を水で希釈し、PH1.5に調整し、
これをダウエツクス50W−X2(H+型)のカラム
(直径4.0×25cm)に通したのち十分に水洗いし
た。カラムの固定相に吸着した物質を1規定アン
モニア水溶液で溶出し、これを減圧乾固したとこ
ろ精製粉末7.2gを得た。この精製粉末を約200ml
の水に溶解し、これを活性炭カラム(直径6.0×
50cm)に通した。固定相を5%含水エタノールで
洗浄し、ついで固定相に吸着した物質を40%含水
エタノールで溶出した。得られた溶出液を減圧乾
固し、白色粉末3.8gを得た。この粉末を70%含
水アセトニトリル55mlに溶解し、これをマイクロ
ボンダパツクCHカラム(直径3.9×300mm)を使
用する高速液体クロマトグラフ法(流速2.0ml/
分、溶出溶媒70%含水アセトニトリル)により
Rt値を指標として分画した。指標としたRt値は
それぞれ4.8分、5.9分、6.9分、7.7分、8.9分、9.9
分、11.2分、12.2分及び14.5分であつた。得られ
た各分画液を各々約5ml容量になるまで減圧濃縮
し、ついで遠心分離して上澄液を採取した。この
各上澄液を減圧乾固し、得られた残留物をそれぞ
れ一昼夜真空乾燥したところ、450mgのNS1,275
mgのNS2、140mgのNS3、360mgのNS4、216mgの
NS5、204mgのNS6、128mgのNS7、150mgのNS8
及び66mgのNS9をそれぞれ白色粉末として得た。 製造例 2 NS1,2及び4の単離精製(ゲル過法) 製造例1のの工程で得られた粗粉末700mgを
2規定トリフルオロ酢酸水溶液7mlに溶解し、約
120℃で20分間撹拌下に加水分解した。得られた
反応液を水で希釈しPH7に調整した。この調整液
をダウエツクス50W−X2(H+型)のカラム(直
径2.0×10cm)に通し、固定相を十分水で洗浄し
たのち、該固定相に吸着した物質を1規定アンモ
ニア水溶液で溶出した。得られた溶出液を減圧乾
固したところ精製粉末360mgを得た。この精製粉
末を2mlの水に溶解し、これをバイオゲルP−2
(400メツシユ)のカラム(直径1.6×100cm)を用
いてゲル過を行つた。溶出溶媒は水を使用し、
流速は2.0ml/時、カラム温度は55℃になるよう
に設定した。ついで前述のRt値測定法条件Bで
測定したRt値がそれぞれ3.3分、3.9分及び4.6分で
あつた分画液を採集した。採集した各分画液を減
圧乾固し、一昼夜真空下で乾燥したところ40mgの
NS1,19mgのNS2及び10mgのNS4をそれぞれ白色
粉末として得た。 製造例 3 NS1,2及び4の単離精製(アセチル化法) 製造例1のの工程で得られた粗粉末2.0gを
2規定のトリフルオロ酢酸水溶液40ml中で2時
間、約95℃に加熱して加水分解した。得られた反
応液を水でPH1.1まで希釈し、これをアンバーラ
イトIR−118のカラム(直径2.0×20cm)に付し、
十分水洗後、固定相に吸着した物質を1規定のア
ンモニア水溶液で溶出した。この溶出液を減圧乾
固したところ精製粉末0.8gを得た。この粉末を
40mlの無水酢酸−ピリジン混合液(容量比1:
1)に溶解し、室温で一昼夜放置してアセチル化
した。この反応液に氷水400mlを注入し30分間撹
拌したのち、これにクロロホルム150mlを添加し
た。ついでクロロホルム層を分取し、該層を水
300ml、0.05規定希塩酸300ml及び水300mlで順次
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。このよ
うにして得られたクロロホルム溶液を減圧乾固し
たところ、精製粉末のアセチル化物1.4gを得た。
このアセチル化物をベンゼン10mlに溶解し、これ
を固定相として100gのシリカゲル(230〜400メ
ツシユ)を用いたカラムに通した。固定相に吸着
した物質を酢酸エチルエステル−ベンゼン混合液
(容量比1:3.0)で溶出し、得られた溶出液を減
圧乾固したところNS1のアセチル化物310mgを得
た。ついで同様にして該固定相に残存する吸着物
質を順次、混合溶量比を1:2.0及び1:1.8に調
製した酢酸エチルエステル−ベンゼン混合液で溶
出し、NS2及び4のアセチル化物をそれぞれ113
mg及び73mg得た。各化合物のアセチル化物をそれ
ぞれ過剰量のアンモニア飽和メタノール溶液中
で、室温下12時間撹拌することにより脱アセチル
化した。この反応液を減圧乾固し、得られた各残
留物を0.05規定希塩酸3mlにそれぞれ溶解した。
得られた各溶液を別個にダウエツクス50W−X2
(H+型)のカラム(直径2.0×20cm)に通し、固
定相を十分に水洗したのち吸着物質を1規定アン
モニア水溶液で溶出した。各溶出液を減圧乾固
し、真空下で一昼夜乾燥したところ、165mgの
NS1、60mgのNS2及び38mgのNS4をそれぞれ白色
粉末として得た。 製造例 4 NS1及び2の単離精製(活性炭法) 製造例1のの工程で得られた粗粉末10.0gを
2規定のトリフルオロ酢酸水溶液500mlに溶解し、
撹拌下に2.5時間約95℃に加熱して加水分解した。
得られた反応液を水でPH2.0になるよう希釈し、
これをアンバーライトIR−118のカラム(直径4.0
×25cm)に通し、固定相を十分に水洗したのち吸
着物質を1規定アンモニア水溶液で溶出した。こ
の溶出液を減圧乾固し、得られた精製粉末を水
200mlに溶解し、ついでこれを活性炭カラム(直
径4.5×45cm)に通した。このカラム固定相に吸
着した物質を、混合比率3%を上限とする含水ノ
ルマルブタノールで直線濃度勾配溶出法により溶
出した。ついで前述のRt値測定法条件BでのRt
値が3.3分及び3.9分を示した分画液を各々採集し
た。採集した両分画液を別個に減圧乾固し、真空
下に一昼夜乾燥したところ、510mgのNS1及び320
mgのNS2の白色粉末を得た。 製造例 5 NS10〜17の単離精製 製造例1のの工程で得られた粗粉末5.0gを
水70mlに溶解し、これを活性炭カラム(直径4.0
×60cm)に通した。固定相を10%含水エタノール
で十分に洗浄し、該相に吸着した物質を50%含水
イソプロパノールで溶出し、これを減圧乾降固し
たところ白色粉末4.1gを得た。この粉末を65%
含水アセトニトリル82mlに溶解し、これをマイク
ロボンダパツクCHカラム(直径3.9×300mm)を
使用する高速液体クロマトグラフ法(流速2.0
ml/分、溶出溶媒65%含水アセトニトリル)によ
りRt値を指標として分画した。指標としたRt値
はそれぞれ7.5〜8.8分、9.2〜10.6分、10.9〜12.6
分、13.0〜15.1分、15.7〜18.0分、18.6〜21.3分、
21.7〜25.5分及び26.2〜30.6分であつた。得られ
た各分画液を各々約5ml容量になるまで濃縮し、
ついで遠心分離して各上澄液を採取した。この各
上澄液を減圧乾固し、真空下に一昼夜乾燥したと
ころ、245mgのNS10、271mgのNS11、282mgの
NS12、310mgのNS13、174mgのNS14、69gの
NS15、42mgのNS16及び21mgのNS17をそれぞれ
白色粉末として得た。 参考例 NSOの製造 製造例1のの工程で得られた粗粉末5.0gを
2.5規定希塩酸35ml中で1.5時間加熱還流し加水分
解した。この反応液を水で希釈しPH1.5に調整し、
これをダウエツクス50W−X2(H+型)のカラム
(直径3.0×30cm)に通した。カラムの固定相を十
分に水洗したのち吸着した物質を3規定アンモニ
ア水溶液で溶出した。この溶出液を減圧乾固し、
得られた残留物を水50mlに溶解した。この溶液を
ダウエツクス1−X2(OH-型;ダウ・ケミカル社
製)のカラム(直径3.0×20cm)に通し、流出液
を採取した。カラムの固定相を水800mlで洗浄し、
洗浄液と該流出液とを一つにまとめて減圧乾固
し、白色粉末0.6gを得た。この粉末を40mlの無
水酢酸−ピリジン混合液(容量比1:1)に溶解
し、室温で12時間撹拌した。この反応液を氷水
400mlに注入し30分間撹拌したのちこれにクロロ
ホルム150mlを添加した。ついでクロロホルム層
を分取し、該層を水900ml、0.05規定希塩酸900ml
及び水900mlで順次洗浄したのち、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。得られたクロロホルム溶液を
減圧乾固したところ残留物1.1gを得た。この残
留物をトルエン10mlに溶解し、これを固定相とし
て120gのシリカゲル(70〜230メツシユ)を用い
たカラムに通し、固定相に吸着した物質をトルエ
ン−酢酸エチルエステル混合液(容量比2:1)
で溶出した。得られた溶出液を減圧乾固し、
NSOのヘキサアセテート490mgを得た。この化合
物を過剰量のアンモニア飽和メタノール溶液に溶
解し、30分間撹拌することにより脱アセチル化し
た。この反応液を減圧乾固し、得られた残留物を
0.05規定希塩酸10mlに溶解し、これをダウエツク
ス50W−X2(H+型)のカラム(直径2.0×20cm)
に通し、固定相を十分水洗したのち吸着物質を1
規定アンモニア水溶液で溶出した。この溶出液を
減圧乾固し、真空下で一昼夜乾燥したところ250
mgのNSOを白色粉末として得た。 元素分析(C13H21NO8として); 理論値(%) C,48.90 H,6.63 N,4.39 実測値(%) 48.88 6.78
4.38 分子量;319 EIマススペクトル m/z 319 M+ FDマススペクトル m/z 320(M+H)+ Rt値(Rt値測定法条件B);2.6分 比旋光度;〔α〕20 D=+62゜(C=0.5,水) 紫外線吸収スペクトル(水溶液); 末端吸収を示す。 赤外線吸収スペクトル(KBr錠、νnaxcm-1); 3400,2930,1080 溶剤に対する溶解性 水、メタノールに易溶、エタノール、ジメチ
ルスルホキシドに可溶、ベンゼン、ノルマルヘ
キサンに不溶 塩基性、酸性、中性の区別 塩基性 NSOのヘキサアセテートの融点; 204.5〜206℃ NSOのヘキサアセテートの核磁気共鳴スペク
トル(200MHz、CDCl3、ppm); 1.39 3H,d J=6.34 2.03〜2.10 18H 3.33 1H,d,d J1=8.30,J2=4.64 3.50 1H,d J=2.44 3.74 1H,d,d J1=8.05,J2=2.44 3.84 1H,d J=11.96 4.33 1H,d,d J1=8.05,J2=7.32 4.43 1H,d J=11.96 4.94 1H,d,d J1=6.34,J2=4.64 5.02 1H,d J=3.91 5.30 1H,d,d J1=6.84,J2=3.91 5.32 1H,d,d J1=9.77,J2=7.32 5.57 1H,d,d J1=8.30,J2=6.84
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中mは0〜12の整数を、nは1〜13の整数
を表わし、且つm+nが1〜13の整数であること
を表わす。)で示されるアミノオリゴ糖誘導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57055487A JPS58172400A (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 新規なアミノオリゴ糖誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57055487A JPS58172400A (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 新規なアミノオリゴ糖誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58172400A JPS58172400A (ja) | 1983-10-11 |
| JPH0319239B2 true JPH0319239B2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=12999980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57055487A Granted JPS58172400A (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 新規なアミノオリゴ糖誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58172400A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2056801T3 (es) * | 1986-08-13 | 1994-10-16 | Hoechst Ag | Oxirano-seudooligosacaridos, procedimiento para su preparacion, su utilizacion y preparados farmaceuticos. |
| KR960022566A (ko) * | 1994-12-30 | 1996-07-18 | 김충환 | 신규한 아미노올리고당 유도체 및 그의 제조방법 |
| CN104082320B (zh) * | 2014-07-18 | 2016-06-22 | 江苏省绿盾植保农药实验有限公司 | 一种含有氨基寡糖素和苯噻菌胺复配的杀菌组合物及其应用 |
-
1982
- 1982-04-05 JP JP57055487A patent/JPS58172400A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58172400A (ja) | 1983-10-11 |
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