JPH031958Y2 - - Google Patents

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JPH031958Y2
JPH031958Y2 JP16399185U JP16399185U JPH031958Y2 JP H031958 Y2 JPH031958 Y2 JP H031958Y2 JP 16399185 U JP16399185 U JP 16399185U JP 16399185 U JP16399185 U JP 16399185U JP H031958 Y2 JPH031958 Y2 JP H031958Y2
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sauna
panel
air vent
vertical frame
vent groove
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JP16399185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、サウナ室の壁面を構成するサウナ用
パネルに関する。
(ロ) 従来の技術 従来、サウナ室の壁面は、格子枠状に形成した
芯材の内外側面に各々内外装板を張設した、いわ
ゆるフラツシユ構造のサウナ用パネルにて形成
し、同パネル内部の中空部に形成された空気層に
よりサウナ室内の断熱、保温効果を確保すること
ができるように構成されている。
ところが、かかるパネルの場合、サウナ室内の
熱によつてパネル内部の空気が膨張し、同パネル
がダルマ状に膨張変形、又は反り返し状に変形さ
れて、芯材より内外装板が剥離し、さらにはパネ
ルが破損して、上記サウナ室内の断熱、保温効果
が低減するという不具合があつた。
そこで、かかる問題点を解消するために種々の
考案がなされているが、例えば、実開昭60−
45027号公報には次のような構造が開示されてい
る。
すなわち、フラツシユ構造としたサウナ用パネ
ルの芯材を、縦枠材と横枠材にて格子状に構成し
て、横枠材に上下貫通状の小径の連通孔を設ける
ことにより、同芯材によつて区画される内外装板
間のスペースを相互に連通すると共に、最上部及
び最下部のスペースを各々大気中に連通してなる
ものである。
そして、かかる構造により、各スペース内の空
気が、サウナ室内からの熱により加熱された時に
は、対流現象により連通孔を通つて上昇し、大気
中へ放出されることになり、加熱空気によるパネ
ルの膨張、反り返し等の弊害を防止することがで
きるというものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記パネル構造では、横方向に
架設した横枠材に連通孔を穿設し、この連通孔に
より芯材で区画されたスペースを上下連通状態と
するものであるから、下部のスペース内の加熱空
気が上部の連通孔より大気中に放出されるまでに
は、数個のスペースと数個の連通孔を順次通過し
ながら拡散・収束し、小径の連通孔をくぐりぬけ
て上昇してゆくために、円滑な加熱空気の流出が
なされず、加熱空気がスペース中に滞溜する時間
が長くなり、そのためにパネル自体の膨張・変形
等の防止が完全にはなされてない欠点があつた。
しかも、かかる構成の場合、スペース内にグラ
スウール等の断熱材を充填すると、横枠材に設け
た上下連通孔が塞れた状態となり、加熱空気の流
出が円滑になされないという不具合もあつた。
また、横枠材に設けた連通孔を介して各スペー
ス間の通気孔をうるためには、各横枠材の各々に
連通孔を設けなければならないために、各横枠材
の強度が低下し、しかも、同横枠材の製作に多大
の手間を要し、作業性に大きな問題を生じていた
と共に、製造コストが高くなるという不具合をも
生じていた。
また、横枠材には、連通孔が穿設されているの
で、空気抜きの必要がない床パネル、天井パネル
の横枠材とは共用できず、各々区分けして在庫管
理等を行わなければならないという煩雑さもあつ
た。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本考案では、複数個の縦枠材9と横枠
材11を格子枠状に組むことによつて、矩形スペ
ース12を形成して成る芯材5の内外側面に、
各々内外装板7,8を張設してなるサウナ用パネ
ルにおいて、同縦枠材9の矩形スペース12の面
する側9−1に、上下縦方向の空気抜き溝10を
形成すると共に、同溝の上端開口部10−1を大
気中に連通させてなるサウナ用パネルの提供せん
とするものである。
(ホ) 作用 本考案では、本考案のサウナ用パネルによりサ
ウナを形成した場合に、サウナ室内が加熱される
と、各パネルの芯材と内外装板とにより形成され
た矩形スペース内の空気は熱膨張することになる
が、膨張した加熱空気は縦枠材に形成した空気抜
き溝に沿つて上昇移動をし、この際、空気抜き溝
は、縦枠材に上下縦方向に一直線状に形成され、
同溝の上端開口部が大気中に連通されていること
より、各スペース内の加熱空気は、同空気抜き溝
中を直線流となつて円滑に上方へ流動して、大気
中に流出されるものである。
さらには、空気抜き溝が縦枠材に形成されてい
るので、同溝中に加熱空気が流入すると、同溝に
より形成された加熱空気の流路壁によつて、流入
加熱空気は更に加熱されてゆき、上昇流動が促進
されて、この加熱空気の流出速度は、加速度的に
増大され、各スペース内の加熱空気が円滑に大気
中に流出されるものである。
すなわち、空気抜き溝が一種の煙突機能を果
し、加熱空気流出を加速度的に促進することにな
るものである。
さらには、サウナ用パネルの組立ての際には、
空気抜き溝を形成した縦枠材は、外枠或は中間枠
に限らず、同一形状のものがそのまま共用して使
用されることになり、しかも、横枠材も天井、床
パネルに共用できるものである。
(ヘ) 効果 本考案によれば、パネル内の加熱空気は、縦枠
材に設けた空気抜き溝に沿つて大気中へ流出し、
煙突として機能する縦枠材によつて直線的に大気
中へ流出されていくため、加熱空気がパネル内に
滞溜するということはなく、同パネルの内外装板
を膨張させたり、反り返らせたりするという従来
の弊害を確実に防止でき、しかも、空気抜き溝を
有する縦枠材の製造が簡易で、かつ、全ての縦枠
材が共通するために、大量生産が可能となり、横
枠材も全てのパネルに共用でき、枠材の在庫管理
も容易となつて、サウナ自体の製造コストを大幅
に低減させることができるという効果がある。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとずき詳説すれば、
第1図は本考案にかかるサウナ用パネル1により
形成した家庭用サウナAの全体構成を示してお
り、同サウナAは、前後左右側壁をサウナ用パネ
ル1により矩形筒状に形成して、下面に床パネル
2を敷設すると共に、上面に天井パネル3を張設
して、前側壁を形成するサウナ用パネル1に出入
用の扉パネル4を開閉自在に取付けているもので
ある。
そして、上記サウナA内には発熱体、安全装
置、付属部品等(不図示)を設けて、サウナ室内
を所要の温度に加熱してサウナ機能を確保させる
ことができるようにしているものである。
また、第2図は、本考案サウナ用パネル1の分
解説明図であり、同パネル1は、サウナ外部より
普通合板にて形成した外装板8と、木材にて形成
した格子状枠の芯材5と、石綿珪酸カルシウム板
等の不燃板材6と、スプルース突板合板等にて形
成した内装板7とを、これらの順序でエポキシ樹
脂系の接着剤等を介して重ね合わせて固着した、
いわゆるフラツシユ構造に構成しているものであ
る。
なお、不燃板材6としての石綿珪酸カルシウム
板は、珪藻土、消石灰、石綿などに水を加えて混
練し、プレス成形で板状にした後、オートクレー
プ(高圧加熱)養生したもので、耐火性、及び、
断熱性にすぐれたものを使用する。
また、天井パネル3もサウナ用パネル1と同様
のフラツシユ構造に構成している。
また、前側壁を形成する上記パネル1の外装板
8表面には、さらにメラミン化粧板(不図示)を
張設しており、同化粧板は耐熱性、耐水性、耐摩
耗性、耐薬品性、耐候性、硬度に優れているもの
である。
そして、扉パネル4も上記前側壁パネル1と同
様のフラツシユ構造に構成している。
また、床パネル2は、サウナ外部よりメラミン
化粧板と、普通合板より成る外装板と、格子状枠
の芯材と、普通合板より成る中間板と、石綿珪酸
カルシウム板等より成る不燃板材と、普通合板よ
り成る内装板と、メラミン化粧板とを、これらの
順次で上記パネル1同様に接着剤を介して重ね合
わせて固着し、同様のフラツシユ構造に構成して
いるものである。
また、サウナ用パネル1を構成した格子枠状の
芯材5のスペース内には、断熱材としてのグラス
ウールを充填してもよいものであり、同グラスウ
ールは、短繊維化ガラスの綿状集合体で、繊維間
の空隙が熱伝導に抵抗し、断熱性にすぐれている
ものを使用する。
本考案の要旨となるものは、家庭用サウナAに
おいて、前後左右側壁を構成するサウナ用パネル
1の各芯材の縦枠材9に、空気抜き溝10を設け
た構成にあり、以下詳述する。
すなわち、芯材5は、断面方形状に形成した四
本の第1、第2、第3、第4縦枠材9a,9b,
9c,9dを相互に左右一定間隔を保持して配す
ると共に、各縦枠材間に横枠材11を上下一定間
隔を保持して架設することにより、格子枠状に構
成し、多数の矩形スペース12を形成しているも
のである。
なお、芯材5の構成については、三本の縦枠材
9′a,9′b,9′c間に横枠材11を架設する
ことにより、矩形スペース12を多数有する格子
枠状に構成してもよいものである(第9図参照)。
かかる芯材5における所定縦枠材9の矩形スペ
ース12に面する側9−1には、同縦枠材9の全
長にわたつて上下縦方向に空気抜き溝10を形成
すると共に、同溝10の上端開口部10−1を大
気中に連通させて、矩形スペース12内で加熱さ
れた膨張空気を同空気抜き溝10により大気中に
流出すべく構成している。
ここで、さらに詳しく空気抜き溝10の説明を
すると、第2図、及び、第3図に示す芯材5の場
合は、第1、第2、第3、第4縦枠材9a,9
b,9c,9dの矩形スペース12に面する側9
−1の角部を、断面略方形状に切削して空気抜き
溝10を形成しているものである。なお、内側に
位置する第2、第3縦枠材9b,9cのいずれか
には空気抜き溝10を、同縦枠材9b,9c間に
おいて各矩形スペース12に面するように配設し
て、全ての矩形スペース12が大気中に連通すべ
く構成してもよい。
さらに、第9図に示すように縦枠材9を三本で
構成した場合は、外側に位置する第1と第3の各
縦枠材9′a,9′cの内側面角部を、上記の場合
と同様に断面略方形状に切削して空気抜き溝10
を形成しておけば、全ての矩形スペース12が大
気中に連通状態となるものである。
このように構成された空気抜き溝10には、少
なくとも横枠材11の一端面11−2が面したこ
とになり、従つて、縦枠材9の上下にわたつて、
一本の直線状の溝が形成され、同空気抜き溝10
が一種の煙突の機能を果すように構成されるもの
である。
なお、空気抜き溝の煙突機能は、当然芯材5に
不燃板材6を張設することによつて完成される。
さらに、第4図によつて、サウナ用パネル1内
に発生した加熱空気の流出経路を説明すると、縦
枠材9に形成した空気抜き溝10が、一種の煙突
機能を果すために、各矩形スペース内の加熱空気
は、同空気抜き溝10に沿つて下方より大気中へ
開口している上端開口部10−1まで一直線状に
上昇流出する直線流を形成するものであり、この
際、この直線流の中途では各矩形スペース内の加
熱空気が合流され、略直線状に上昇流出すること
になるものである。Pは加熱空気流出方向を示
す。
そして、空気抜き溝10の成形位置と形状は、
上記以外にも、第5図〜第7図に示すものが考え
られる。
すなわち、第5図に示すものは、縦枠材9の内
側面角部を断面略三角形状に切削して、空気抜き
溝10aを形成しているものであり、この場合
は、空気抜き溝10aの加工成形が、上記の断面
略方形状のものよりも簡易となる。
また、第6図に示す空気抜き溝10bは、縦枠
材9の内側面中央部に、矩形凹条溝を同縦枠材9
の全長にわたつて切削形成しているものである。
また、第7図に示す空気抜き溝10cの形状、
及び、形成位置は、第2図、第3図における縦枠
材9に形成した空気抜き溝10と同様であり、同
縦枠材9と横枠材11とはほぞ継手を介して連結
される構造としており、このように構成すること
によつて、芯材5の組立てが簡易、かつ、確実に
なると共に、本来の空気抜き機能を確保すること
ができる。図中、11−1は横枠材11の一側
端、或は両側端に設けたほぞ、また、13は縦枠
材9に設けたほぞ嵌入孔である。
なお、第8図は、第7図における縦枠材9と横
枠材11との分解説明図を示している。
以上の第5図から第7図に示した各実施例にお
いても、縦枠材9に形成した各空気抜き溝10
a,10b,10cが煙突機能を果して、第2
図、第3図の場合同様に加熱空気の円滑な流出を
促進するものである。
また、芯材5の構成は、縦枠材9を四本、乃至
三本使用する場合に限らず、サウナ用パネル1の
大きさ、形状等の必要に応じて、これらよりも多
数の縦枠材9を使用する場合、又は二本の縦枠材
9ですませる場合も考えられるが、いずれの場合
であつても、縦枠材9には矩形スペース12の少
なくとも一側の面と連通するように空気抜き溝1
0を形成しておけば、上記した作用効果をうるこ
とができるものであり、しかも、かかる空気抜き
溝10の形状、位置等は、適宜上記実施例の中よ
り、或はこれらに類する形態のものの中より選択
して実施することができる。
さらには、芯材5の各矩形スペース12内にグ
ラスウールが充填される場合、空気抜き溝10が
同スペース12に面する側の縦枠材9に形成され
ているために、グラスウールが同溝10を閉塞し
ないように充填され、同空気抜き溝10の上下全
長にわたる大気中との連通状態を確保することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるサウナ用パネルを使用
した家庭用サウナの斜視図、第2図は、同サウナ
用パネルの分解斜視図、第3図は、第2図の−
線断面図、第4図は、加熱空気の流出経路を示
す説明図、第5図〜7図は、空気抜き溝の他の実
施例の説明図、第8図は、第7図の芯材の一部分
解斜視図、第9図は、サウナ用パネルの他の実施
例図。 A:家庭用サウナ、1:サウナ用パネル、5:
芯材、9:縦枠材、10:空気抜き溝、10−
1:上端開口部、11:横枠材、12:矩形スペ
ース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の縦枠材9と横枠材11を格子枠状に組
    むことによつて、矩形スペース12を形成して成
    る芯材5の内外側面に、各々内外装板7,8を張
    設してなるサウナ用パネルにおいて、同縦枠材9
    の矩形スペース12に面する側9−1に、上下縦
    方向の空気抜き溝10を形成すると共に、同溝の
    上端開口部10−1を大気中に連通させてなるサ
    ウナ用パネル。
JP16399185U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH031958Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS6271240U JPS6271240U (ja) 1987-05-07
JPH031958Y2 true JPH031958Y2 (ja) 1991-01-21

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