JPH03196941A - 主軸構造を備えた工作機械 - Google Patents
主軸構造を備えた工作機械Info
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- JPH03196941A JPH03196941A JP33772589A JP33772589A JPH03196941A JP H03196941 A JPH03196941 A JP H03196941A JP 33772589 A JP33772589 A JP 33772589A JP 33772589 A JP33772589 A JP 33772589A JP H03196941 A JPH03196941 A JP H03196941A
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- quill
- bearing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は工作機械の主軸の構造に関するものである。
し従来技術]
従来の主軸構造の第1例は第4.5図の構造を有してい
る。両図により従来の主軸構造を説明すると、主軸10
1は被加工物を加工する工具107を先端に有する回転
軸102を支持する軸受103、軸受103を保持する
クイル104及びクイル104を保持するハウジング1
05により構成されている。回転軸102をモータ等に
よりプーリ106を介して回転させると第5図に示す軸
受球119と軸受内、外輪120.118との摩擦で摩
擦熱が発生する。この摩擦熱は回転軸102の回転数及
び負荷が高くなるほど高くなるので、伝熱により主軸構
造101全体が昇温し、かつ彫版するので被加工物の所
望の加工形状に対し加工誤差が生じる。
る。両図により従来の主軸構造を説明すると、主軸10
1は被加工物を加工する工具107を先端に有する回転
軸102を支持する軸受103、軸受103を保持する
クイル104及びクイル104を保持するハウジング1
05により構成されている。回転軸102をモータ等に
よりプーリ106を介して回転させると第5図に示す軸
受球119と軸受内、外輪120.118との摩擦で摩
擦熱が発生する。この摩擦熱は回転軸102の回転数及
び負荷が高くなるほど高くなるので、伝熱により主軸構
造101全体が昇温し、かつ彫版するので被加工物の所
望の加工形状に対し加工誤差が生じる。
この加工誤差を防止するためクイル104に給油路10
8a〜108e(108Cは108bの位相のずれた位
置にある)を設ける。これらの給油路10Bに、ポンプ
114から供給され、更に定量ピストン式分配器115
を有するミキシングバルブ121から定量で吐出された
潤滑油(以後オイルとも言う)と、フィルタ113を通
過した圧縮空気とを連続的に供給して軸受103を潤滑
、冷却する。この結果オイルは軸受103に発生する熱
を吸収する。吸熱後のオイルは第4図下方の軸受排出口
110a〜110eから排出路111を通り、排出口1
11aから排出される。
8a〜108e(108Cは108bの位相のずれた位
置にある)を設ける。これらの給油路10Bに、ポンプ
114から供給され、更に定量ピストン式分配器115
を有するミキシングバルブ121から定量で吐出された
潤滑油(以後オイルとも言う)と、フィルタ113を通
過した圧縮空気とを連続的に供給して軸受103を潤滑
、冷却する。この結果オイルは軸受103に発生する熱
を吸収する。吸熱後のオイルは第4図下方の軸受排出口
110a〜110eから排出路111を通り、排出口1
11aから排出される。
上記の冷却システムはオイルの顕熱を利用した冷却方法
であり、潜熱に比べ熱の移動量が極めて少ないため冷却
効率が悪く、又オイルは水や空気に比べ室温において約
1000倍粘性が高く回転軸102の回転により撹伴さ
れて撹伴熱を発生し、主軸構造101から排出されたオ
イルは周囲の環境を悪くする。更に空気とオイルとを供
給するためのユニット112.121が必要でありコス
トが高くなる等の問題がある。
であり、潜熱に比べ熱の移動量が極めて少ないため冷却
効率が悪く、又オイルは水や空気に比べ室温において約
1000倍粘性が高く回転軸102の回転により撹伴さ
れて撹伴熱を発生し、主軸構造101から排出されたオ
イルは周囲の環境を悪くする。更に空気とオイルとを供
給するためのユニット112.121が必要でありコス
トが高くなる等の問題がある。
又従来の冷却システムを有する別の主軸構造201は第
7図に示すように回転軸202を支持する軸受203、
軸受203を保持するクイル204、クイル204を保
持するハウジング205等により構成されている。ここ
で第6図に示す主軸構造201と被加工物230との関
係は先ず送りねじ229をモータ225等により回転さ
せる。
7図に示すように回転軸202を支持する軸受203、
軸受203を保持するクイル204、クイル204を保
持するハウジング205等により構成されている。ここ
で第6図に示す主軸構造201と被加工物230との関
係は先ず送りねじ229をモータ225等により回転さ
せる。
この回転はハウジング205と連結固定された支持部材
228によりハウジング205に設けられた直線案内2
26.227に導かれ、被加工物230に対し主軸構造
201は垂直方向に直線運動し、回転軸202の先端に
設置された工具207により被加工物230を加工する
。なお、上記の運動はラックアンドビニオン機構等によ
っても可能である。
228によりハウジング205に設けられた直線案内2
26.227に導かれ、被加工物230に対し主軸構造
201は垂直方向に直線運動し、回転軸202の先端に
設置された工具207により被加工物230を加工する
。なお、上記の運動はラックアンドビニオン機構等によ
っても可能である。
回転軸202が高速回転するとこれに比例して発熱量が
大きくなり、この発熱により回転軸202、ハウジング
205が昇温、熱彫版するので被加工物230の加工精
度に影響する。即ち、支持部材228からハウジング2
05前端までの突出量L1がハウジング205の昇温に
よりΔ1だけ増加し、ハウジング205支持部から主軸
構造201の中心までの直線案内226.227の芯高
目がハウジング205の昇温により△hだけ増加し、直
線案内226.227が支持されているハウジング20
5の温度差(t2−11)が大きくなれば変位Δθが大
きくなる等により被加工物230に要求される加工形状
に対し加工誤差が生じる。
大きくなり、この発熱により回転軸202、ハウジング
205が昇温、熱彫版するので被加工物230の加工精
度に影響する。即ち、支持部材228からハウジング2
05前端までの突出量L1がハウジング205の昇温に
よりΔ1だけ増加し、ハウジング205支持部から主軸
構造201の中心までの直線案内226.227の芯高
目がハウジング205の昇温により△hだけ増加し、直
線案内226.227が支持されているハウジング20
5の温度差(t2−11)が大きくなれば変位Δθが大
きくなる等により被加工物230に要求される加工形状
に対し加工誤差が生じる。
そこで第7図に示すように回転軸202が回転すること
により軸受203の発熱によるハウジング205等の昇
温、彫版を抑制するためにクイル204の外周にリード
溝208を設けて冷却ジャゲット部とし、オイル等の媒
体210を流入させ又はヒートパイプを組み込み、オイ
ル210等がジャケットを通過する際に軸受203から
の熱量を吸収し、吸熱後のオイル210は外部に移動し
、冷却ユニット209の液タンク211へ、更に循環ポ
ンプ212により冷却器213に送られる。
により軸受203の発熱によるハウジング205等の昇
温、彫版を抑制するためにクイル204の外周にリード
溝208を設けて冷却ジャゲット部とし、オイル等の媒
体210を流入させ又はヒートパイプを組み込み、オイ
ル210等がジャケットを通過する際に軸受203から
の熱量を吸収し、吸熱後のオイル210は外部に移動し
、冷却ユニット209の液タンク211へ、更に循環ポ
ンプ212により冷却器213に送られる。
冷却器213においてはフロンガス218がコンプレッ
サ214により圧縮され、高温高圧ガスとなる。高温高
圧ガスとなったフロン218はコンデンサー215に運
ばれ、冷却ファン216による低温の空気と接触し放熱
して液化する。コンデンサー215により液化したフロ
ン218は彫版弁217に入り低温低圧液となり冷却器
213に運ばれる。この低温低圧液と前述の軸受203
から吸熱した媒体(オイル)210が接触し、フロン2
18は気化し再びコンプレッサ214に運ばれる。この
伝熱サイクルにより吸熱後の媒体210は冷却器213
によって冷却され、液タンク211に戻されて圧送ポン
プにより再び主軸ジャケットに送られる。
サ214により圧縮され、高温高圧ガスとなる。高温高
圧ガスとなったフロン218はコンデンサー215に運
ばれ、冷却ファン216による低温の空気と接触し放熱
して液化する。コンデンサー215により液化したフロ
ン218は彫版弁217に入り低温低圧液となり冷却器
213に運ばれる。この低温低圧液と前述の軸受203
から吸熱した媒体(オイル)210が接触し、フロン2
18は気化し再びコンプレッサ214に運ばれる。この
伝熱サイクルにより吸熱後の媒体210は冷却器213
によって冷却され、液タンク211に戻されて圧送ポン
プにより再び主軸ジャケットに送られる。
以上のシステムは冷却ジャケット部のみに就いて考慮す
るとオイルの顕熱を利用して主軸構造201の冷却を行
なっているので、第1例の主軸構造101と同じ欠点を
有している。更に設備が大きくなり、冷却ジャケット2
0Bがリード溝であるため圧力損失が大きくなり冷却効
果が低下する。
るとオイルの顕熱を利用して主軸構造201の冷却を行
なっているので、第1例の主軸構造101と同じ欠点を
有している。更に設備が大きくなり、冷却ジャケット2
0Bがリード溝であるため圧力損失が大きくなり冷却効
果が低下する。
又クイル204の外周部に冷却ジャケット208を設け
たのでハウジング205の直径りは冷却ジャケットを有
しない低速回転、低荷重の主軸と比べて大きくなり、こ
れに伴い直線案内226.227を支持するハウジング
205のスライダ幅B(第8図)も大きくなり主軸構造
201全体が大型となる。このため直線運動を行なう主
軸部の慣性が大きくなり、駆動モータへの負荷が大きく
なり、サイクルタイムに影響を与える等の問題を有して
いる。
たのでハウジング205の直径りは冷却ジャケットを有
しない低速回転、低荷重の主軸と比べて大きくなり、こ
れに伴い直線案内226.227を支持するハウジング
205のスライダ幅B(第8図)も大きくなり主軸構造
201全体が大型となる。このため直線運動を行なう主
軸部の慣性が大きくなり、駆動モータへの負荷が大きく
なり、サイクルタイムに影響を与える等の問題を有して
いる。
[発明が解決しようとする課題]
この発明は冷却効率が高く、高速回転、高負荷に耐え、
かつ小型、低コストの主軸構造の提供を課題とする。
かつ小型、低コストの主軸構造の提供を課題とする。
[課題を解決するための技術的手段]
上記の課題を解決するためこの発明は回転軸が軸受を介
してクイルに支持され、クイルにはハウジングが外嵌さ
れ、クイルには水ミストを含む空気の通路が設けられ、
この空気通路は液体ミストを含む空気の供給口と排出口
とを有し、前記供給口は液体ミストを含む空気の供給装
置に連通している構成を有している。
してクイルに支持され、クイルにはハウジングが外嵌さ
れ、クイルには水ミストを含む空気の通路が設けられ、
この空気通路は液体ミストを含む空気の供給口と排出口
とを有し、前記供給口は液体ミストを含む空気の供給装
置に連通している構成を有している。
[作用]
液体ミストを含んだ空気がクイル外周面の空気通路を通
過する際、ミストはクイル外面に付着する。クイル外面
に付着したミストは回転軸の高速回転により主軸構造に
発生した熱により蒸発し、蒸発潜熱によりクイルを介し
て主軸構造全体を冷却して主軸構造の熱による変形を防
止し、被加工物に対する加工精度を高める。
過する際、ミストはクイル外面に付着する。クイル外面
に付着したミストは回転軸の高速回転により主軸構造に
発生した熱により蒸発し、蒸発潜熱によりクイルを介し
て主軸構造全体を冷却して主軸構造の熱による変形を防
止し、被加工物に対する加工精度を高める。
[実施例]
以下実施例を示す図面によりこの発明を説明する。第1
図は第1実施例を示す。同図において、図示しないモー
タの駆動力は主軸構造1の後端部〈第1図では右端部)
外周に固定された動力伝達部材(例えばギヤ、プーリ等
)を介して回転軸2に伝達される。回転軸2は軸受3に
より回転自在に支持され、軸受3はクイル4により支持
されている。クイル4には後述の互いに位相のずれた5
個の給霧口9と、それに連通ずる5個の給霧路8a〜8
eと、1個の排出通路11と、1個の排出口11aとが
設けられている。クイル4はハウジング5に保持され、
給霧口9近傍のハウジング5には二流体混合ノズル12
が設置されている。
図は第1実施例を示す。同図において、図示しないモー
タの駆動力は主軸構造1の後端部〈第1図では右端部)
外周に固定された動力伝達部材(例えばギヤ、プーリ等
)を介して回転軸2に伝達される。回転軸2は軸受3に
より回転自在に支持され、軸受3はクイル4により支持
されている。クイル4には後述の互いに位相のずれた5
個の給霧口9と、それに連通ずる5個の給霧路8a〜8
eと、1個の排出通路11と、1個の排出口11aとが
設けられている。クイル4はハウジング5に保持され、
給霧口9近傍のハウジング5には二流体混合ノズル12
が設置されている。
図示しない加圧空気源から供給され、フィルタ16を通
った空気と、水タンク14からポンプ13を経て送られ
てきた微量の水15とは二流体混合ノズル12で混合さ
れてミスト(噴霧)状となり、給霧口9、給霧路8a〜
8e(8Cは8bと位相が違うため図示しない)を通過
し軸受3に噴入する。この際軸受3に水ミスト(以後単
にミストと言う)が付着するがこのミストは回転軸2の
回転による軸受3の発熱により蒸発する。蒸発により湿
気を帯びた空気は主軸排出口108〜10eを通り、排
出路11に送られ排出口11aより排出される。従って
軸受3に発生した熱量はミストの蒸発潜熱により吸収さ
れ外部に運ばれる。このため従来の顕然方式による冷却
に比べ熱の移動が100倍以上となり、冷却効率が極め
て高くなる。又オイルによる冷却と比較して水と空気は
粘性が低いので撹伴熱も低い。更に排出された空気がミ
ストを含んでいても環境汚染はクーラントオイルに水溶
性のものを使用すれば問題はない。又ミストの供給手段
は非常に簡単なシステムが可能であり、小型、低コスト
となり、高速化、重負荷に対応できる等の数々の優れた
効果を有する。
った空気と、水タンク14からポンプ13を経て送られ
てきた微量の水15とは二流体混合ノズル12で混合さ
れてミスト(噴霧)状となり、給霧口9、給霧路8a〜
8e(8Cは8bと位相が違うため図示しない)を通過
し軸受3に噴入する。この際軸受3に水ミスト(以後単
にミストと言う)が付着するがこのミストは回転軸2の
回転による軸受3の発熱により蒸発する。蒸発により湿
気を帯びた空気は主軸排出口108〜10eを通り、排
出路11に送られ排出口11aより排出される。従って
軸受3に発生した熱量はミストの蒸発潜熱により吸収さ
れ外部に運ばれる。このため従来の顕然方式による冷却
に比べ熱の移動が100倍以上となり、冷却効率が極め
て高くなる。又オイルによる冷却と比較して水と空気は
粘性が低いので撹伴熱も低い。更に排出された空気がミ
ストを含んでいても環境汚染はクーラントオイルに水溶
性のものを使用すれば問題はない。又ミストの供給手段
は非常に簡単なシステムが可能であり、小型、低コスト
となり、高速化、重負荷に対応できる等の数々の優れた
効果を有する。
上記の構成において、5個の給霧口9、給霧路8a〜8
eを設けたがこれは軸受3の個数に合せたからであり、
これらの数は任意である。
eを設けたがこれは軸受3の個数に合せたからであり、
これらの数は任意である。
又回転軸2に回転力を伝達する際に回転軸2に固定され
た動力伝達部材6を使用したが、ビルトインモータによ
り、回転軸2を回転させる方法あるいは主動力源と回転
軸2とを直結して回転軸2を直接回転させてもよい。
た動力伝達部材6を使用したが、ビルトインモータによ
り、回転軸2を回転させる方法あるいは主動力源と回転
軸2とを直結して回転軸2を直接回転させてもよい。
冷却媒体の一つである水15に防錆油を混合して水タン
ク14に入れておくと軸受3と給霧路8、排出口10と
の防錆が可能であり、かつ軸受3を潤滑する効果がある
。
ク14に入れておくと軸受3と給霧路8、排出口10と
の防錆が可能であり、かつ軸受3を潤滑する効果がある
。
第2.3図は第2実施例を示す。第2図(イ)の主軸構
造21においては、図示しないモータの駆動力が回転軸
22の後端部(第2図で右端部)外周に固定されたプー
リ26を介して回転軸22に伝達される。回転軸22は
軸受23により支持され、軸受23はクイル24に保持
されている。
造21においては、図示しないモータの駆動力が回転軸
22の後端部(第2図で右端部)外周に固定されたプー
リ26を介して回転軸22に伝達される。回転軸22は
軸受23により支持され、軸受23はクイル24に保持
されている。
クイル24の外周にはクイル24の円周方向に等ピッチ
で配置された、多列の軸方向の直線溝28が設けられ、
更に直線溝28の両端において円周方向の溝29.30
が設けられている。ハウジング25の近傍に設置された
二流体混合弁31によりフィルタ37からの空気と水タ
ンク33からポンプ36を経て送られた微量の水とが混
合され、ミスト(噴霧)状にして■具27側の円周溝部
(以後円形ヘッダと呼ぶ)29内に第2図(・口)に示
すように接線方向に旋回流を発生するよう噴出する・こ
の時円形ヘッダ29に送られたミストの流速はかなり高
速(1,5m/5eC)のため円形ヘッダ29の圧力分
布、ミストの分布が均一となり、又円形ヘッダ29から
軸方向溝部28にもミストが均一に分布される。クイル
24の外周面にある直線溝部28に付着したミストは回
転軸22の回転に伴う軸受23の発熱により蒸発する。
で配置された、多列の軸方向の直線溝28が設けられ、
更に直線溝28の両端において円周方向の溝29.30
が設けられている。ハウジング25の近傍に設置された
二流体混合弁31によりフィルタ37からの空気と水タ
ンク33からポンプ36を経て送られた微量の水とが混
合され、ミスト(噴霧)状にして■具27側の円周溝部
(以後円形ヘッダと呼ぶ)29内に第2図(・口)に示
すように接線方向に旋回流を発生するよう噴出する・こ
の時円形ヘッダ29に送られたミストの流速はかなり高
速(1,5m/5eC)のため円形ヘッダ29の圧力分
布、ミストの分布が均一となり、又円形ヘッダ29から
軸方向溝部28にもミストが均一に分布される。クイル
24の外周面にある直線溝部28に付着したミストは回
転軸22の回転に伴う軸受23の発熱により蒸発する。
このため軸受23に発生した熱量はミストの蒸発潜熱に
より吸収され外部に運ばれる。第3図(イ)(ロ)に示
すように軸方向直線溝28を面取りしてほぼ蒲鉾状の溝
とし、ランド部32をクイル24の円周方向に等分布さ
せる。ランド部32とハウジング25の内面との間には
微小な隙間があり、ここにミストが侵入する。侵入した
ミストは上記の隙間で膜を形成し隣接する溝部相互のシ
ールの働きをし、溝部相互間のミストの分布を更に均一
にする。又ミストが過剰に前記の隙間に侵入した場合で
も水分は溝部へ流れ蒸発潜熱となって冷却効果を発揮す
る。又ランド部32と溝部28の構成を有しない溝部の
み、即ち円筒状の冷却溝とするとヘッダを持たなくなり
ミストの分布が不均一で軸方向、径方向に冷却誤差(ば
らつき)が生じ温度分布が不均一になる。
より吸収され外部に運ばれる。第3図(イ)(ロ)に示
すように軸方向直線溝28を面取りしてほぼ蒲鉾状の溝
とし、ランド部32をクイル24の円周方向に等分布さ
せる。ランド部32とハウジング25の内面との間には
微小な隙間があり、ここにミストが侵入する。侵入した
ミストは上記の隙間で膜を形成し隣接する溝部相互のシ
ールの働きをし、溝部相互間のミストの分布を更に均一
にする。又ミストが過剰に前記の隙間に侵入した場合で
も水分は溝部へ流れ蒸発潜熱となって冷却効果を発揮す
る。又ランド部32と溝部28の構成を有しない溝部の
み、即ち円筒状の冷却溝とするとヘッダを持たなくなり
ミストの分布が不均一で軸方向、径方向に冷却誤差(ば
らつき)が生じ温度分布が不均一になる。
本実施例は円形ヘッダ29、直線溝28、ランド部32
を有しているので隣接溝部とのシール性を高め、かつ高
速旋回流を発生させてミスト分布を均一化させ主軸構造
の冷却を安定させる。
を有しているので隣接溝部とのシール性を高め、かつ高
速旋回流を発生させてミスト分布を均一化させ主軸構造
の冷却を安定させる。
次に直線溝28の深さに就いて説明する。クイル24は
ハウジング25に嵌合され、その嵌合の部位はクイル2
4の前後端の一部34.35であり、その中央部に普通
の「ぬすみ」を設ける。ぬすみの深さは本実施例ではハ
ウジング5の内径とクイル4の外径との間の微小のクリ
アランスで約0.2〜1.0鵬である。これはクイル2
4とハウジング25との嵌合部34.35の加工精度を
維持するためと嵌合時の組付は性を容易にするために設
けである。このクリアランスと直線溝28の深さとを同
じにし、円形ヘッダ29、直線溝28、ランド部32の
構成により前記の潜熱を利用した冷却を行なう。従来の
オイルを使用した冷却では上記の溝の深さではオイルの
必要流量を確保することができないが低い粘性の空気を
使用すると空気の流量はオイルの流量の約10000倍
確保できので上記のぬすみを利用してミスト冷却が可能
になる。このぬすみを冷却ジャケットとして利用するこ
とで従来のオイル冷却と比較してクイル24及びハウジ
ング25の外径が小さく、重量は1/2となり、これに
ともない直線案内のガイド部であるスライダ幅も小さく
なり、主軸構造全体が小型になり、被加工物に対して直
線運動を行なわせるモータへの負荷イナーシャが172
となり、負荷低減に伴うモータの加減速時間も1/2と
短縮され、サイクルタイムの短縮(高速化)が得られる
などの優れた効果がある。
ハウジング25に嵌合され、その嵌合の部位はクイル2
4の前後端の一部34.35であり、その中央部に普通
の「ぬすみ」を設ける。ぬすみの深さは本実施例ではハ
ウジング5の内径とクイル4の外径との間の微小のクリ
アランスで約0.2〜1.0鵬である。これはクイル2
4とハウジング25との嵌合部34.35の加工精度を
維持するためと嵌合時の組付は性を容易にするために設
けである。このクリアランスと直線溝28の深さとを同
じにし、円形ヘッダ29、直線溝28、ランド部32の
構成により前記の潜熱を利用した冷却を行なう。従来の
オイルを使用した冷却では上記の溝の深さではオイルの
必要流量を確保することができないが低い粘性の空気を
使用すると空気の流量はオイルの流量の約10000倍
確保できので上記のぬすみを利用してミスト冷却が可能
になる。このぬすみを冷却ジャケットとして利用するこ
とで従来のオイル冷却と比較してクイル24及びハウジ
ング25の外径が小さく、重量は1/2となり、これに
ともない直線案内のガイド部であるスライダ幅も小さく
なり、主軸構造全体が小型になり、被加工物に対して直
線運動を行なわせるモータへの負荷イナーシャが172
となり、負荷低減に伴うモータの加減速時間も1/2と
短縮され、サイクルタイムの短縮(高速化)が得られる
などの優れた効果がある。
次に上記の構成に就いての具体例を述べる。
本実施例の主軸構造21の回転軸22の回転に伴う軸受
23の発熱量Qhは回転軸径d=φ50m1軸回転数N
=1500Orpmとすると、Qh=172kca l
で蒸発潜熱の冷却熱量Q。との熱収支条件Qh=Qcで
溝内(冷却ジャケット内)絶対圧力p= 1.1kgf
oci、空気流量W=13ON I/mi n (工場
空気露点−20℃)、注水IV=4q/mi n、溝の
深さ=0.58により主軸部の冷却を行なった。
23の発熱量Qhは回転軸径d=φ50m1軸回転数N
=1500Orpmとすると、Qh=172kca l
で蒸発潜熱の冷却熱量Q。との熱収支条件Qh=Qcで
溝内(冷却ジャケット内)絶対圧力p= 1.1kgf
oci、空気流量W=13ON I/mi n (工場
空気露点−20℃)、注水IV=4q/mi n、溝の
深さ=0.58により主軸部の冷却を行なった。
以上の結果主軸構造の室温からの昇温量を8℃以下に押
えることができた。これは従来のリード溝構造の代りに
本実施例は円形ヘッダと、直線多列溝と、ランド部とか
らなる構成を有しているので、圧力損失がなくなり、ミ
スト分布が均一となり、そのため主軸構造の温度分布が
均一化し安定した冷却を行えるからである。即ち冷媒を
オイルから粘性の低い空気に代えることにより1000
0倍の流量を確保でき、又冷却方法を顕熱から蒸発潜熱
にすることで100倍以上の熱移動が可能になったため
、従来の構造より高い効率で冷却でき、又ぬすみをジャ
ケットに利用したので主軸構造が小型になる。
えることができた。これは従来のリード溝構造の代りに
本実施例は円形ヘッダと、直線多列溝と、ランド部とか
らなる構成を有しているので、圧力損失がなくなり、ミ
スト分布が均一となり、そのため主軸構造の温度分布が
均一化し安定した冷却を行えるからである。即ち冷媒を
オイルから粘性の低い空気に代えることにより1000
0倍の流量を確保でき、又冷却方法を顕熱から蒸発潜熱
にすることで100倍以上の熱移動が可能になったため
、従来の構造より高い効率で冷却でき、又ぬすみをジャ
ケットに利用したので主軸構造が小型になる。
上記両実施例はミスト成分として水を使用したが水に限
定するものでなく、他の蒸発潜熱の大きな液体を使用し
てもよい。
定するものでなく、他の蒸発潜熱の大きな液体を使用し
てもよい。
[効果]
この発明の主軸構造は上記の構成を有するので次の優れ
た効果を有する。
た効果を有する。
(イ)主軸構造が高速回転、高負荷を受けてもこれに耐
え冷却効率が極めて高い。
え冷却効率が極めて高い。
(ロ)小型であるので狭いスペースにも設置が可能であ
る。
る。
(ハ)構造が簡単であるので製作が簡単であり、コスト
が安い。
が安い。
第1図は第1実施例の縦断正面図を示す。第2図(イ)
は第2実施例の縦断正面図を示す。第2図(ロ)は第2
図(イ)の要部の斜視図を示す。 第3図(イ)は第2図(イ)のA−A線断面図を示す。 第3図(ロ)は第3図・(イ)の一部の斜視図を示す。 第4図は冷却装置を含めて従来の主軸構造の一例の正断
面図を示す。第5図は第4図のA部の拡大正面断面図を
示す。第6図は第4図の主軸構造の動作時での工具の変
位の状態を示す正面図である。第7図は冷却装置を含め
て第4図とは別個の従来の主軸構造の正断面図を示す。 第8図は第7図の側面図を示す。 1.21・・・主軸構造 2.22・・・回転軸 3.23・・・軸受 4.24・・・クイル 5.25・・・ハウジング 8・・・給霧路(空気通路) 9・・・給霧口(供給口) 11a・・・排出口 12・・・二流体混合ノズル(液体ミストを含む空気の
供給装置) 31・・・二流体混合弁(液体ミストを含む空気の供給
装置)
は第2実施例の縦断正面図を示す。第2図(ロ)は第2
図(イ)の要部の斜視図を示す。 第3図(イ)は第2図(イ)のA−A線断面図を示す。 第3図(ロ)は第3図・(イ)の一部の斜視図を示す。 第4図は冷却装置を含めて従来の主軸構造の一例の正断
面図を示す。第5図は第4図のA部の拡大正面断面図を
示す。第6図は第4図の主軸構造の動作時での工具の変
位の状態を示す正面図である。第7図は冷却装置を含め
て第4図とは別個の従来の主軸構造の正断面図を示す。 第8図は第7図の側面図を示す。 1.21・・・主軸構造 2.22・・・回転軸 3.23・・・軸受 4.24・・・クイル 5.25・・・ハウジング 8・・・給霧路(空気通路) 9・・・給霧口(供給口) 11a・・・排出口 12・・・二流体混合ノズル(液体ミストを含む空気の
供給装置) 31・・・二流体混合弁(液体ミストを含む空気の供給
装置)
Claims (5)
- (1)回転軸が軸受を介してクイルに支持され、クイル
にはハウジングが外嵌され、クイルには液体ミストを含
む空気の通路が設けられ、この空気通路は液体ミストを
含む空気の供給口と排出口とを有し、前記供給口は液体
ミストを含む空気の供給装置に連通していることを特徴
とする主軸構造。 - (2)前記液体は水であることを特徴とする請求項(1
)記載の主軸構造。 - (3)前記の液体ミストを含む空気の供給装置は加圧空
気の供給機構と液体の供給機構と空気及び液体を混合す
る機構とから構成されていることを特徴とする請求項(
1)記載の主軸構造。 - (4)前記の液体ミストを含む空気の通路は前記軸受の
数に対応してクイルに設けた給霧路と、この給霧路に連
通する1個の排出通路とからなるを特徴とする請求項(
1)記載の主軸構造。 - (5)前記液体ミストを含む空気の通路はクイルの外周
面の両端に配置された、円周方向の円形溝と、この両円
形溝に連通し、クイルの外周面において円周方向に等分
布に配置され、クイルの軸方向に延出する直線溝とから
なり、直線溝はランド部を有することを特徴とする請求
項(1)記載の主軸構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1337725A JPH0811349B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 主軸構造を備えた工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1337725A JPH0811349B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 主軸構造を備えた工作機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03196941A true JPH03196941A (ja) | 1991-08-28 |
| JPH0811349B2 JPH0811349B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=18311381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1337725A Expired - Lifetime JPH0811349B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 主軸構造を備えた工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811349B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07328889A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-19 | Hitachi Seiko Ltd | プリント基板加工機における主軸ユニットの冷却装置 |
| EP1205278A1 (en) * | 2000-11-14 | 2002-05-15 | Ecoreg Ltd. | Cooler for machine tool |
| EP1207008A1 (en) * | 2000-11-14 | 2002-05-22 | Ecoreg Ltd. | Cooler for machine tool |
| WO2011152321A1 (ja) * | 2010-06-03 | 2011-12-08 | ダイキン工業株式会社 | 油冷却装置 |
| CN112975570A (zh) * | 2021-03-23 | 2021-06-18 | 广州市昊志机电股份有限公司 | 一种机床主轴冷却装置和机床 |
| CN113118867A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-07-16 | 凯柏精密机械(嘉兴)有限公司 | 一种直连主轴冷却装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63124448U (ja) * | 1987-02-06 | 1988-08-12 |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1337725A patent/JPH0811349B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63124448U (ja) * | 1987-02-06 | 1988-08-12 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07328889A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-19 | Hitachi Seiko Ltd | プリント基板加工機における主軸ユニットの冷却装置 |
| EP1205278A1 (en) * | 2000-11-14 | 2002-05-15 | Ecoreg Ltd. | Cooler for machine tool |
| EP1207008A1 (en) * | 2000-11-14 | 2002-05-22 | Ecoreg Ltd. | Cooler for machine tool |
| WO2011152321A1 (ja) * | 2010-06-03 | 2011-12-08 | ダイキン工業株式会社 | 油冷却装置 |
| CN112975570A (zh) * | 2021-03-23 | 2021-06-18 | 广州市昊志机电股份有限公司 | 一种机床主轴冷却装置和机床 |
| CN113118867A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-07-16 | 凯柏精密机械(嘉兴)有限公司 | 一种直连主轴冷却装置 |
| CN113118867B (zh) * | 2021-04-09 | 2022-06-07 | 凯柏精密机械(嘉兴)有限公司 | 一种直连主轴冷却装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0811349B2 (ja) | 1996-02-07 |
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Legal Events
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