JPH03197644A - リードフレーム材 - Google Patents
リードフレーム材Info
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- JPH03197644A JPH03197644A JP33776389A JP33776389A JPH03197644A JP H03197644 A JPH03197644 A JP H03197644A JP 33776389 A JP33776389 A JP 33776389A JP 33776389 A JP33776389 A JP 33776389A JP H03197644 A JPH03197644 A JP H03197644A
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- JP
- Japan
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- lead frame
- content
- etching
- frame material
- less
- Prior art date
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- Pending
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、エツチング加工性、封着性並びに成形加工
性に優れ、かつ強度の高いリードフレーム材に関するも
のである。
性に優れ、かつ強度の高いリードフレーム材に関するも
のである。
く背景技術とその課題〉
一般に、半導体機器類においてはリード材の特性もその
性能やコストに大きな影響を及ぼすことが知られている
が、このような半導体機器のリード材としては、従来か
ら、熱膨張係数が低く、かつ半導体素子やセラミックス
と比較的良好な接着性、封着性を示すFe−Ni系合金
が好んで使用されてきた。
性能やコストに大きな影響を及ぼすことが知られている
が、このような半導体機器のリード材としては、従来か
ら、熱膨張係数が低く、かつ半導体素子やセラミックス
と比較的良好な接着性、封着性を示すFe−Ni系合金
が好んで使用されてきた。
ところが、最近、−段と加速の度合を増してきたLSI
の高集積化傾向は使用するり−ドフレ−ムの多ビン化を
更に推進する結果をもたらしているが、リードフレーム
の多ピン化には素材厚の薄い方が有利であるため、薄板
化に対応できるように従来にも増して強度及び硬度の高
いリードフレーム材が要求されるようになった。
の高集積化傾向は使用するり−ドフレ−ムの多ビン化を
更に推進する結果をもたらしているが、リードフレーム
の多ピン化には素材厚の薄い方が有利であるため、薄板
化に対応できるように従来にも増して強度及び硬度の高
いリードフレーム材が要求されるようになった。
また、リードフレームが多ビン化されると必然的にビン
間隔が狭くなり、ビン自体の幅も小さくなるが、それに
対処するには精度の一層高いエツチング加工が必要とな
る。そのため、多ピン用に供されるリードフレーム材で
は、高強度や高硬度の他に、形成されるピン幅やビン間
隔の制御性につながる“エツチング加工性”が優れてい
ることも重要な要求特性となっていた。
間隔が狭くなり、ビン自体の幅も小さくなるが、それに
対処するには精度の一層高いエツチング加工が必要とな
る。そのため、多ピン用に供されるリードフレーム材で
は、高強度や高硬度の他に、形成されるピン幅やビン間
隔の制御性につながる“エツチング加工性”が優れてい
ることも重要な要求特性となっていた。
ところで、Fe−Ni系合金製リードフレーム材のエツ
チング加工工程は、一般に、脱脂したリードフレーム材
の両面にフォトレジストを塗布しパターンを焼き付けて
現像した後、塩化第2鉄を主成分とするエツチング液で
エツチング加工し、その後前記レジストを除去する工程
から構成されているのが普通である。そして、この際の
エツチング性を決める要因としては“レジストの密着性
”や“エツチング速度”等が挙げられるが、これらの中
でも素材のエツチング速度が最も重要な因子となってお
り、エツチング速度が速くなるにつれてリードフレーム
材に形成されるビン幅、ビン間隔の制御性が容易化する
ことから、該エツチング速度によってエツチング加工性
の評価が概ね決定されてしまうと言っても過言ではなか
った。
チング加工工程は、一般に、脱脂したリードフレーム材
の両面にフォトレジストを塗布しパターンを焼き付けて
現像した後、塩化第2鉄を主成分とするエツチング液で
エツチング加工し、その後前記レジストを除去する工程
から構成されているのが普通である。そして、この際の
エツチング性を決める要因としては“レジストの密着性
”や“エツチング速度”等が挙げられるが、これらの中
でも素材のエツチング速度が最も重要な因子となってお
り、エツチング速度が速くなるにつれてリードフレーム
材に形成されるビン幅、ビン間隔の制御性が容易化する
ことから、該エツチング速度によってエツチング加工性
の評価が概ね決定されてしまうと言っても過言ではなか
った。
従って、半導体機器の集積度が上昇するに伴い、リード
フレーム材には強度特性に加えて“より速いエツチング
速度(即ち良好なエツチング加工性)”特性も求められ
てきた訳であるが、未だ十分に満足できるエツチング加
工性2強度及び硬度、更には封着性並びに成形加工性等
を兼備した材料が見出されていないのが現状であった。
フレーム材には強度特性に加えて“より速いエツチング
速度(即ち良好なエツチング加工性)”特性も求められ
てきた訳であるが、未だ十分に満足できるエツチング加
工性2強度及び硬度、更には封着性並びに成形加工性等
を兼備した材料が見出されていないのが現状であった。
このようなことから、本発明の目的は、強度及び硬度が
高く、しかも優れたエツチング加工性。
高く、しかも優れたエツチング加工性。
封着性並びに成形加工性をも併せ持つところの、集積度
の高い半導体機器への適用を意図した場合でも十分な性
能を発揮し得るリードフレーム材を工業的に安定して提
供し得る手段を確立することに置かれた。
の高い半導体機器への適用を意図した場合でも十分な性
能を発揮し得るリードフレーム材を工業的に安定して提
供し得る手段を確立することに置かれた。
く課題を解決するための手段〉
本発明者等は、上記目的を達成すべく、特にFe−Ni
系合金リードフレーム材が有する比較的高い強度や低い
熱膨張係数等に着目して、これらの特性を更に向上させ
ると共に、そのエツチング加工性や成形加工性を顕著に
改善することの可能性を探りながら研究を重ねた結果、
次のような新しい知見を得ることができた。即ち、 (a) Ni及びCoを主要成分としたFe合金にお
いて、そのC,Si及びPの含有量を、更にはN含有量
をも特定の低い値に制限した場合には、該合金の工・ノ
チング速度が顕著に改善されるようになる。
系合金リードフレーム材が有する比較的高い強度や低い
熱膨張係数等に着目して、これらの特性を更に向上させ
ると共に、そのエツチング加工性や成形加工性を顕著に
改善することの可能性を探りながら研究を重ねた結果、
次のような新しい知見を得ることができた。即ち、 (a) Ni及びCoを主要成分としたFe合金にお
いて、そのC,Si及びPの含有量を、更にはN含有量
をも特定の低い値に制限した場合には、該合金の工・ノ
チング速度が顕著に改善されるようになる。
(b)シかも、上記合金のMn含有量を特定範囲に調整
することで良好な成形加工性の安定確保も可能である。
することで良好な成形加工性の安定確保も可能である。
(C) 更に、この場合、Ni及びCoの含有量を注
意深く調整することによって合金の強度、硬度を効果的
に向上させることができ、同時に熱膨張係数を“半導体
機器の組立てに使用するモールドレジンやシリコンチッ
プ”のそれに極力近付けることも可能である。
意深く調整することによって合金の強度、硬度を効果的
に向上させることができ、同時に熱膨張係数を“半導体
機器の組立てに使用するモールドレジンやシリコンチッ
プ”のそれに極力近付けることも可能である。
Td) また、上記合金材料においてもその結晶粒径
が強度及び成形加工性に少なからぬ影響を及ぼすが、該
結晶粒径を特定値以下に抑える平文てを講じることによ
ってリードフレームの多ピン化にとって好ましい“材料
強度の更なる向上”が期待できる上、成形加工性も改善
される。
が強度及び成形加工性に少なからぬ影響を及ぼすが、該
結晶粒径を特定値以下に抑える平文てを講じることによ
ってリードフレームの多ピン化にとって好ましい“材料
強度の更なる向上”が期待できる上、成形加工性も改善
される。
(e)従って、Ni−Co−Feを基本成分とした合金
におけるNi、 Co、 C,St、 Mn及びP等
の含有量を総合的に調整するか、或いは更に結晶粒径調
整をも実施すると、強度、熱膨張係数、封着性、成形加
工性等の特性に優れ、しかも非常に良好なエツチング加
工性をも備えたリードフレーム材の実現が可能となる。
におけるNi、 Co、 C,St、 Mn及びP等
の含有量を総合的に調整するか、或いは更に結晶粒径調
整をも実施すると、強度、熱膨張係数、封着性、成形加
工性等の特性に優れ、しかも非常に良好なエツチング加
工性をも備えたリードフレーム材の実現が可能となる。
本発明は、上記知見事項等を基にして完成されたもので
あり、 「リードフレーム材を、 C: 0.015%以下(以降、成分含有割合は重量%
とする)。
あり、 「リードフレーム材を、 C: 0.015%以下(以降、成分含有割合は重量%
とする)。
Si : 0.001〜0.15%、 Mn :
0.1〜1.0%。
0.1〜1.0%。
P:0.01%以下、 s:o、oos%以下。
0 : 0.010%以下、 N : 0.00
5%以下。
5%以下。
co=5〜30%、 Ni : 15〜55%
を含有し、残部がFe及び不可避的不純物から成る成分
組成に構成することにより、優れたエツチング加工性、
封着性及び成形加工性と、高い強度及び硬度とを兼備せ
しめた点」 に特徴を有している。
を含有し、残部がFe及び不可避的不純物から成る成分
組成に構成することにより、優れたエツチング加工性、
封着性及び成形加工性と、高い強度及び硬度とを兼備せ
しめた点」 に特徴を有している。
なお、上記本発明に係るリードフレーム材において、
a) C含有量を0.005%以下とする。
b) Si含有量を0.001〜0.05%に調整する
。
。
c) P含有量を0.003%以下とする。
なる条件を単独で、或いは組み合わせて採用すれば、得
られるエツチング加工性改善効果は特に顕著となり、ま
た d)最終焼鈍時(最終焼鈍終了時)の結晶粒径を50鴻
以下に調整する。
られるエツチング加工性改善効果は特に顕著となり、ま
た d)最終焼鈍時(最終焼鈍終了時)の結晶粒径を50鴻
以下に調整する。
との平文てによって強度や成形性が一層向上して安定化
することから、必要に応じてこれらの1つ又は幾つかを
適用することにより多ピンリードフレームの製造にも十
分な対応が可能である。
することから、必要に応じてこれらの1つ又は幾つかを
適用することにより多ピンリードフレームの製造にも十
分な対応が可能である。
次に、本発明において、リードフレーム材の成分組成を
前記の如くに限定した理由を各成分の作用と共に詳述す
る。
前記の如くに限定した理由を各成分の作用と共に詳述す
る。
く作用〉
Ni
Niはリードフレーム材の熱膨張係数を決定するのに重
要な成分であり、シリコンチップやモールドレジンとの
熱膨張差を小さくして優れた封着性を確保するためには
、Co含有量とのバランスによりNi含有量を15〜5
5%に調整する必要がある。また、Niにはリードフレ
ーム材の強度及び硬度を向上させる作用もあるが、Ni
含有量が15%未満では所望強度、硬度の確保が困難と
なる。従って、Ni含有量は15〜55%と定めた。
要な成分であり、シリコンチップやモールドレジンとの
熱膨張差を小さくして優れた封着性を確保するためには
、Co含有量とのバランスによりNi含有量を15〜5
5%に調整する必要がある。また、Niにはリードフレ
ーム材の強度及び硬度を向上させる作用もあるが、Ni
含有量が15%未満では所望強度、硬度の確保が困難と
なる。従って、Ni含有量は15〜55%と定めた。
O
Coもリードフレーム材の熱膨張係数を決定するのに重
要な成分であると同時に、材料の強度及び硬度を向上さ
せるのに有効な成分でもある。しかし、Co含有量が5
%未満であると熱膨張係数が所望値を超えて大きくなる
ばかりでなく、リードフレーム材の所望強度、硬度の確
保も困難となる。
要な成分であると同時に、材料の強度及び硬度を向上さ
せるのに有効な成分でもある。しかし、Co含有量が5
%未満であると熱膨張係数が所望値を超えて大きくなる
ばかりでなく、リードフレーム材の所望強度、硬度の確
保も困難となる。
一方、30%を超えてCoを含有させても熱膨張係数が
所望値を超えて大きくなってしまう。従って、Co含有
量は5〜30%と定めた。
所望値を超えて大きくなってしまう。従って、Co含有
量は5〜30%と定めた。
リードフレーム材中のC含有量が0.015%を超える
と鉄炭化物の生成が起こり、これがリードフレーム材の
エツチング加工性を害する。従って、C含有量の上限を
0.015%と定めたが、固溶Cもエツチング加工性に
悪影響を与えることからC含有量は低いほど良く、出来
れば0.005%以下にまで抑制するのが望ましい。
と鉄炭化物の生成が起こり、これがリードフレーム材の
エツチング加工性を害する。従って、C含有量の上限を
0.015%と定めたが、固溶Cもエツチング加工性に
悪影響を与えることからC含有量は低いほど良く、出来
れば0.005%以下にまで抑制するのが望ましい。
St
Stは脱酸材として必要な元素であるが、一方でリード
フレーム材のエツチング加工性に大きな影響を及ぼす元
素でもある。即ち、Si含有量が増加するとエツチング
速度が遅くなってエツチング加工性を悪化する。このた
め、良好なエツチング加工性を確保するにはSi含有量
を0.15%以下に調整する必要がある。特に、多ピン
タイプのリードフレーム材の場合には一段と良好なエツ
チング加工性が要求されることから、Si含有量は好ま
しくは0.05%以下にまで低減するのが良い。ただ、
Si含有量を0.001%未満の領域にまで低減すると
脱酸効果が認められなくなってしまう。従って、Si含
有量は0.001〜0.15%と定めたが、上述したよ
うに出来れば0.001〜0.05%に調整するのが好
ましい。
フレーム材のエツチング加工性に大きな影響を及ぼす元
素でもある。即ち、Si含有量が増加するとエツチング
速度が遅くなってエツチング加工性を悪化する。このた
め、良好なエツチング加工性を確保するにはSi含有量
を0.15%以下に調整する必要がある。特に、多ピン
タイプのリードフレーム材の場合には一段と良好なエツ
チング加工性が要求されることから、Si含有量は好ま
しくは0.05%以下にまで低減するのが良い。ただ、
Si含有量を0.001%未満の領域にまで低減すると
脱酸効果が認められなくなってしまう。従って、Si含
有量は0.001〜0.15%と定めたが、上述したよ
うに出来れば0.001〜0.05%に調整するのが好
ましい。
Mn
Mnは、リードフレーム材の脱酸及び熱間加工性確保の
ために添加される成分であるが、その含有量が0.1%
未満では所望の脱酸効果が得られないばかりか、熱間加
工性にも劣るようになる。一方、1.0%を超えてMn
を含有させると リードフレーム材の硬さが上昇し過ぎ
て加工性の悪化を招き、更には熱膨張係数も大きくなっ
てしまう。従って、Mn含有量は0.1〜1.0%と定
めた。
ために添加される成分であるが、その含有量が0.1%
未満では所望の脱酸効果が得られないばかりか、熱間加
工性にも劣るようになる。一方、1.0%を超えてMn
を含有させると リードフレーム材の硬さが上昇し過ぎ
て加工性の悪化を招き、更には熱膨張係数も大きくなっ
てしまう。従って、Mn含有量は0.1〜1.0%と定
めた。
P
Pも、Siと同様、過剰に含有させるとリードフレーム
材のエツチング加工性に害を与える元素である。そして
、上記エツチング加工性への悪影響はP含有量が0.0
1%を超えるとより顕著化することから、P含有量は0
.01%以下と定めた。しかし、P含有量を0.003
%以下にまで低減するとエツチング加工性改善効果が一
層顕著となるため、望ましくは0.003%以下に調整
するのが良い。
材のエツチング加工性に害を与える元素である。そして
、上記エツチング加工性への悪影響はP含有量が0.0
1%を超えるとより顕著化することから、P含有量は0
.01%以下と定めた。しかし、P含有量を0.003
%以下にまで低減するとエツチング加工性改善効果が一
層顕著となるため、望ましくは0.003%以下に調整
するのが良い。
なお、SR含有量が0.1%を、またP含有量が0.0
1%をそれぞれ超えた場合にリードフレーム材のエツチ
ング加工性が害される原因については未だ十分に明らか
ではないが、エツチングを阻害するSi+Pのミクロ的
な成分のバラツキに起因するものと考えられる。
1%をそれぞれ超えた場合にリードフレーム材のエツチ
ング加工性が害される原因については未だ十分に明らか
ではないが、エツチングを阻害するSi+Pのミクロ的
な成分のバラツキに起因するものと考えられる。
S含有量が0.005%を超えると リードフレーム材
中に硫化物系介在物が多くなり、エツチング加工時の欠
陥となってピン折れ等を引き起こすようになる。従って
、S含有量は0.005%以下と限定した。
中に硫化物系介在物が多くなり、エツチング加工時の欠
陥となってピン折れ等を引き起こすようになる。従って
、S含有量は0.005%以下と限定した。
0含有量が0.010%を超えると リードフレーム材
中に酸化物系介在物が多くなり、やはりエツチング加工
時の穿孔欠陥となることから、0含有量を0.010%
と限定した。
中に酸化物系介在物が多くなり、やはりエツチング加工
時の穿孔欠陥となることから、0含有量を0.010%
と限定した。
N含有量が0.005%を超えても リードフレーム材
のエツチング加工性が悪化することから、N含有量の上
限を0.005%と定めた。
のエツチング加工性が悪化することから、N含有量の上
限を0.005%と定めた。
なお、先にも説明したように、最終焼鈍を施した際の結
晶粒径を50IXa以下に制御することは強度と成形加
工性の効果的な改善につながることから、好ましくは最
終焼鈍時の結晶粒径を50Q以下に調整する平文てを講
じるのが良い。ここで、結晶粒度の制御は、焼鈍前の加
工度、焼鈍温度2焼鈍時間等の調整によって可能である
ことは言うまでもない。
晶粒径を50IXa以下に制御することは強度と成形加
工性の効果的な改善につながることから、好ましくは最
終焼鈍時の結晶粒径を50Q以下に調整する平文てを講
じるのが良い。ここで、結晶粒度の制御は、焼鈍前の加
工度、焼鈍温度2焼鈍時間等の調整によって可能である
ことは言うまでもない。
続いて、本発明の効果を実施例により更に具体的に説明
する。
する。
〈実施例〉
まず、真空溶解により調整した材料を鋳造し、熱間圧延
及び酸洗の後に冷間圧延と焼鈍を繰り返して、第1表に
示す如き成分組成の冷延板(板厚二0.15鶴)を製造
した。
及び酸洗の後に冷間圧延と焼鈍を繰り返して、第1表に
示す如き成分組成の冷延板(板厚二0.15鶴)を製造
した。
次に、これらの冷延板を脱脂後、レジスト膜を塗布し所
定パターンを焼き付けて現像してから、塩化第2鉄溶液
を用いたエツチング加工により何れモ同−条件の下で1
28ビンのリードフレームを作製した。
定パターンを焼き付けて現像してから、塩化第2鉄溶液
を用いたエツチング加工により何れモ同−条件の下で1
28ビンのリードフレームを作製した。
そして、得られたリードフレームにつき、「エツチング
性」の評価として“エツチング加工後のアウターリード
ピン幅とそのバラツキ”を、「機械的特性」の評価とし
て“引張強さ”、“ビッカース硬さ”及び“加工性(曲
げ性)”を、また「封着性」の評価として樹脂封着後に
熱サイクル(80”CX60++inX 100回)を
付与した際のクランク発生の有無をそれぞれ調査した。
性」の評価として“エツチング加工後のアウターリード
ピン幅とそのバラツキ”を、「機械的特性」の評価とし
て“引張強さ”、“ビッカース硬さ”及び“加工性(曲
げ性)”を、また「封着性」の評価として樹脂封着後に
熱サイクル(80”CX60++inX 100回)を
付与した際のクランク発生の有無をそれぞれ調査した。
なお、前記加工性(曲げ性)の評価は、90度繰り返し
曲げ試験(曲げ半径?0.15mm)に従って実施した
。
曲げ試験(曲げ半径?0.15mm)に従って実施した
。
これらの調査結果を、最終焼鈍時の結晶粒径と共に第1
表に併記した。
表に併記した。
第1表に示される結果からも明らかなように、本発明材
では何れも十分な強度と硬度を有し、かつ優れたエツチ
ング性、成形加工性並びに封着性を示すのに対して、成
分組成が本発明で規定する条件を満たしていない比較材
では上記リードフレーム材に要求される特性の何れかが
劣っていることが分かる。
では何れも十分な強度と硬度を有し、かつ優れたエツチ
ング性、成形加工性並びに封着性を示すのに対して、成
分組成が本発明で規定する条件を満たしていない比較材
では上記リードフレーム材に要求される特性の何れかが
劣っていることが分かる。
即ち、本発明材1〜8は、同一条件下では比較材に比べ
てピン幅が狭く、エツチング速度が速いことが確認でき
る。また、エツチングによって形成されたピン幅の標準
偏差(S、D、)も小さく、優れた寸法精度のリードフ
レーム製品が得られることも分かる。そして、本発明材
の中でも、特に本発明材1〜6は本発明材7に比較して
エツチング性が優れており、更に本発明材1〜2はC,
Si、 Pの含有量が共に十分低いことから特に優れた
エツチング性を示していることも確認できる。
てピン幅が狭く、エツチング速度が速いことが確認でき
る。また、エツチングによって形成されたピン幅の標準
偏差(S、D、)も小さく、優れた寸法精度のリードフ
レーム製品が得られることも分かる。そして、本発明材
の中でも、特に本発明材1〜6は本発明材7に比較して
エツチング性が優れており、更に本発明材1〜2はC,
Si、 Pの含有量が共に十分低いことから特に優れた
エツチング性を示していることも確認できる。
一方、比較材9〜11は、各々St、 P、 Cの含
有量が高いためにエツチングによって形成されたピン幅
が広く、バラツキも大きい。
有量が高いためにエツチングによって形成されたピン幅
が広く、バラツキも大きい。
また、比較材12.13は、何れもNi含有量が低いた
め強度や硬さが低く、封着性が悪い。なお、比較材13
では、上記規定外の条件のほかにN含有量が高いことも
あってエツチング性も劣っている。
め強度や硬さが低く、封着性が悪い。なお、比較材13
では、上記規定外の条件のほかにN含有量が高いことも
あってエツチング性も劣っている。
比較材14は、Ni含有量が高いために熱膨張係数が大
きくなって封着性に劣っている。
きくなって封着性に劣っている。
比較材15は、Mn含有量が低いために脱酸が不十分で
、それ故にエツチング性と加工性が劣っている。
、それ故にエツチング性と加工性が劣っている。
比較材16は、C及びPの含有量が何れも高いため、エ
ッチジグ性が大きく劣っている。
ッチジグ性が大きく劣っている。
比較材17は、S含有量が高いために加工性が劣る上、
エツチングによって形成されたピン幅が若干法(、かつ
バラツキが大きい。
エツチングによって形成されたピン幅が若干法(、かつ
バラツキが大きい。
比較材18はCo含有量が低いために強度が低い上に封
着性が劣り、一方、比較材19は、逆にCo含有量が高
すぎるためにエツチング性と封着性が劣っている。
着性が劣り、一方、比較材19は、逆にCo含有量が高
すぎるためにエツチング性と封着性が劣っている。
比較材20は42Ni合金の例であり、本発明材と比較
して強度及び硬度の低いことが確認できる。
して強度及び硬度の低いことが確認できる。
〈効果の総括〉
以上に説明した如(、この発明によれば、優れたエツチ
ング加工性、封着性及び成形加工性と、高い強度及び硬
度とを兼備したリードフレーム材の提供が可能となり、
半導体機器の更なる高集積化を容易化できるなど、産業
上極めて有用な効果がもたらされる。
ング加工性、封着性及び成形加工性と、高い強度及び硬
度とを兼備したリードフレーム材の提供が可能となり、
半導体機器の更なる高集積化を容易化できるなど、産業
上極めて有用な効果がもたらされる。
Claims (5)
- (1)重量割合にて C:0.015%以下、Si:0.001〜0.15%
、Mn:0.1〜1.0%、P:0.01%以下、S:
0.005%以下、O:0.010%以下、N:0.0
05%以下、Co:5〜30%、Ni:15〜55% で、残部がFe及び不可避的不純物から成ることを特徴
とする、エッチング加工性及び封着性に優れた高強度リ
ードフレーム材。 - (2)C含有量が0.005重量%以下である、請求項
1に記載のリードフレーム材。 - (3)Si含有量が0.001〜0.05重量%である
、請求項1又は2に記載のリードフレーム材。 - (4)P含有量が0.003重量%以下である、請求項
1乃至3の何れかに記載のリードフレーム材。 - (5)最終焼鈍時の結晶粒径が50μm以下である、請
求項1乃至4の何れかに記載のリードフレーム材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33776389A JPH03197644A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | リードフレーム材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33776389A JPH03197644A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | リードフレーム材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03197644A true JPH03197644A (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=18311736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33776389A Pending JPH03197644A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | リードフレーム材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03197644A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0586441A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-06 | Yamaha Corp | シヤドウマスク用Fe−Ni−Co系合金 |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP33776389A patent/JPH03197644A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0586441A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-06 | Yamaha Corp | シヤドウマスク用Fe−Ni−Co系合金 |
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