JPH0319841Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0319841Y2 JPH0319841Y2 JP1987131624U JP13162487U JPH0319841Y2 JP H0319841 Y2 JPH0319841 Y2 JP H0319841Y2 JP 1987131624 U JP1987131624 U JP 1987131624U JP 13162487 U JP13162487 U JP 13162487U JP H0319841 Y2 JPH0319841 Y2 JP H0319841Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fat
- phantom
- equivalent part
- hyperthermia
- fat equivalent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
この考案は、ハイパーサーミア装置を評価する
ために用いるフアントムに関する。
ために用いるフアントムに関する。
ハイパーサーミアにおいて、加温方式によつて
は人体脂肪層の厚みの影響をうけて深部腫瘍
(癌)の治療ができない場合がある。 例えば、電磁波による誘電加温方式では脂肪層
の抵抗損失が筋肉層よりも大きいので、脂肪層
(皮下脂肪)が過熱しやすく、このため脂肪の厚
さが約2cm以上の患者には適用しがたいことがあ
る。 このように、特に深部加温を行なう場合、脂肪
層の厚みが治療効果に与える影響が大きいことか
ら、実際の治療に先立ち、ハイパーサーミア装置
の脂肪層の厚みによる有効性を評価することは、
臨床上非常に有意義なことである。 ハイパーサーミア装置の評価はフアントムを用
いて行なわれる。 すなわち、ハイパーサーミア装置によつてフア
ントムを加温してみて温度分布(加温パターン)
などの加温情報を得る。 従来より脂肪等価フアントムとして2層構造の
フアントムが用いられている。すなわち、従来の
フアントムは、第2図に示すように、寒天やTX
−150(米国Oil Center Reserch社の商品名)な
どの高含水物質からなる筋肉等価部1と、ポリエ
ステル樹脂などの硬質プラスチツクからなる脂肪
等価部6とを積層した2層構造にして構成されて
いる。 そして、脂肪等価部6の上などに加温アプリケ
ータ3を配置し、電磁波などの加温エネルギーを
入射してこのフアントムを加温する。筋肉等価部
1などにはサーミスタや熱電対等の多数の測温プ
ローブ4が刺し入れられており、測温装置5によ
つて多数点での温度計測が行われて温度分布が測
定される。 あるいは図示しないが、このフアントムをスプ
リツト型に構成して、赤外線温度分布装置などに
よりサーモグラフイを測定することもある。
は人体脂肪層の厚みの影響をうけて深部腫瘍
(癌)の治療ができない場合がある。 例えば、電磁波による誘電加温方式では脂肪層
の抵抗損失が筋肉層よりも大きいので、脂肪層
(皮下脂肪)が過熱しやすく、このため脂肪の厚
さが約2cm以上の患者には適用しがたいことがあ
る。 このように、特に深部加温を行なう場合、脂肪
層の厚みが治療効果に与える影響が大きいことか
ら、実際の治療に先立ち、ハイパーサーミア装置
の脂肪層の厚みによる有効性を評価することは、
臨床上非常に有意義なことである。 ハイパーサーミア装置の評価はフアントムを用
いて行なわれる。 すなわち、ハイパーサーミア装置によつてフア
ントムを加温してみて温度分布(加温パターン)
などの加温情報を得る。 従来より脂肪等価フアントムとして2層構造の
フアントムが用いられている。すなわち、従来の
フアントムは、第2図に示すように、寒天やTX
−150(米国Oil Center Reserch社の商品名)な
どの高含水物質からなる筋肉等価部1と、ポリエ
ステル樹脂などの硬質プラスチツクからなる脂肪
等価部6とを積層した2層構造にして構成されて
いる。 そして、脂肪等価部6の上などに加温アプリケ
ータ3を配置し、電磁波などの加温エネルギーを
入射してこのフアントムを加温する。筋肉等価部
1などにはサーミスタや熱電対等の多数の測温プ
ローブ4が刺し入れられており、測温装置5によ
つて多数点での温度計測が行われて温度分布が測
定される。 あるいは図示しないが、このフアントムをスプ
リツト型に構成して、赤外線温度分布装置などに
よりサーモグラフイを測定することもある。
しかしながら、このように脂肪等価部6として
硬質プラスチツクを用いる従来のフアントムで
は、その成型が非常に困難であるという問題があ
るばかりか、一度成型してしまえばその形状・厚
みLなどが一義的に決定されてしまい、多目的な
使用ができない。つまり、このような従来のフア
ントム場合、目的に応じて形状・厚みなどを定め
たフアントムをその都度製作しなければならず、
手間や経費などを多く費やさなければならないと
いう問題があるのである。 この考案は、形状・厚みなどの自由度が高く、
これらが測定目的等に応じて任意に変更でき、測
定目的等に応じていちいち作製する手間や費用を
節約できる、ハイパーサーミアフアントムを提供
することを目的とする。
硬質プラスチツクを用いる従来のフアントムで
は、その成型が非常に困難であるという問題があ
るばかりか、一度成型してしまえばその形状・厚
みLなどが一義的に決定されてしまい、多目的な
使用ができない。つまり、このような従来のフア
ントム場合、目的に応じて形状・厚みなどを定め
たフアントムをその都度製作しなければならず、
手間や経費などを多く費やさなければならないと
いう問題があるのである。 この考案は、形状・厚みなどの自由度が高く、
これらが測定目的等に応じて任意に変更でき、測
定目的等に応じていちいち作製する手間や費用を
節約できる、ハイパーサーミアフアントムを提供
することを目的とする。
この考案によれば、筋肉等価部と、脂肪等価部
とからなるハイパーサーミアフアントムにおい
て、伸縮強度が高い可塑性の薄膜でなる袋体と、
該袋体に適宜の量だけ入れられたゲル状もしくは
流体状の脂肪等価物質とから、上記の脂肪等価部
を構成したことを特徴とする。
とからなるハイパーサーミアフアントムにおい
て、伸縮強度が高い可塑性の薄膜でなる袋体と、
該袋体に適宜の量だけ入れられたゲル状もしくは
流体状の脂肪等価物質とから、上記の脂肪等価部
を構成したことを特徴とする。
フアントムの脂肪等価部は、伸縮強度が高い可
塑性の薄膜でなる袋体に、ゲル状もしくは流体状
の脂肪等価物質を適宜の量だけ入れて構成してい
る。そのため、袋体に入れる脂肪等価物質の量を
変えれば、それに応じて袋体も変形するので、脂
肪等価部を任意の形状(厚み)とすることができ
る。 したがつて、このフアントムを用いれば、手間
や経費を多く費やすことなく、脂肪等価部の厚み
を種々に変えて、ハイパーサーミア装置の性能を
評価する実験を行うことができる。
塑性の薄膜でなる袋体に、ゲル状もしくは流体状
の脂肪等価物質を適宜の量だけ入れて構成してい
る。そのため、袋体に入れる脂肪等価物質の量を
変えれば、それに応じて袋体も変形するので、脂
肪等価部を任意の形状(厚み)とすることができ
る。 したがつて、このフアントムを用いれば、手間
や経費を多く費やすことなく、脂肪等価部の厚み
を種々に変えて、ハイパーサーミア装置の性能を
評価する実験を行うことができる。
この考案の一実施例にかかるハイパーサーミア
のフアントムは、第1図に示すように、筋肉等価
部1と、脂肪等価部2とを2層構造にして構成さ
れている。筋肉等価部1は寒天やTX−150など
の高含水物質よりなる。脂肪等価部2は、たとえ
ばシリコンゴムなどの伸縮強度が高い可塑性の薄
膜でなる袋21に、ゲル状もしくは流体状の脂肪
等価物質を適宜の量だけ入れて構成している。こ
のゲル状もしくは流体状の脂肪等価物質を袋21
に注入したり、排出したりするため、注入・排出
口22が設けられている。注入器23などを用い
て、ゲル状もしくは流体状の脂肪等価物質をこの
注入・排出口22から注入する。その注入された
脂肪等価物質の量に応じて脂肪等価部2の厚みL
がより容易に変化するように、袋21は蛇腹状に
形成されている。袋21内にもし空気が残留して
いるようであれば、この注入・排出口22から容
易に取り出すことができる。なお、注入後は、脂
肪等価物質が注入・排出口22から外に溢れ出な
いように図示しないクリツプなどでこの注入・排
出口22を閉塞する。 このゲル状もしくは流体状の脂肪等価物質とし
ては、たとえば、小麦粉、油、食塩水の混合物質
が考えられる。重量比にして、 小麦粉:油:食塩水(0.9%)=500:225:25 で混合すれば、周波数451MHzにおいて、誘電率
7.3、導電率0.038(S/m)という特性を有し、
これはおよそ人体の脂肪のそれに等しい値であ
る。 そして、脂肪等価部2の上などに加温アプリケ
ータ3を配置し、電磁波などの加温エネルギーを
入射してこのフアントムを加温する。筋肉等価部
1などにはサーミスタや熱電対等の多数の測温プ
ローブ4が刺し入れられており、測温装置5によ
つて多数点での温度計測が行われて温度分布が測
定される。
のフアントムは、第1図に示すように、筋肉等価
部1と、脂肪等価部2とを2層構造にして構成さ
れている。筋肉等価部1は寒天やTX−150など
の高含水物質よりなる。脂肪等価部2は、たとえ
ばシリコンゴムなどの伸縮強度が高い可塑性の薄
膜でなる袋21に、ゲル状もしくは流体状の脂肪
等価物質を適宜の量だけ入れて構成している。こ
のゲル状もしくは流体状の脂肪等価物質を袋21
に注入したり、排出したりするため、注入・排出
口22が設けられている。注入器23などを用い
て、ゲル状もしくは流体状の脂肪等価物質をこの
注入・排出口22から注入する。その注入された
脂肪等価物質の量に応じて脂肪等価部2の厚みL
がより容易に変化するように、袋21は蛇腹状に
形成されている。袋21内にもし空気が残留して
いるようであれば、この注入・排出口22から容
易に取り出すことができる。なお、注入後は、脂
肪等価物質が注入・排出口22から外に溢れ出な
いように図示しないクリツプなどでこの注入・排
出口22を閉塞する。 このゲル状もしくは流体状の脂肪等価物質とし
ては、たとえば、小麦粉、油、食塩水の混合物質
が考えられる。重量比にして、 小麦粉:油:食塩水(0.9%)=500:225:25 で混合すれば、周波数451MHzにおいて、誘電率
7.3、導電率0.038(S/m)という特性を有し、
これはおよそ人体の脂肪のそれに等しい値であ
る。 そして、脂肪等価部2の上などに加温アプリケ
ータ3を配置し、電磁波などの加温エネルギーを
入射してこのフアントムを加温する。筋肉等価部
1などにはサーミスタや熱電対等の多数の測温プ
ローブ4が刺し入れられており、測温装置5によ
つて多数点での温度計測が行われて温度分布が測
定される。
この考案のハイパーサーミアフアントムによれ
ば、手間や経費を多く費やすことなく、脂肪等価
部の形状を任意に変えることができる。そのた
め、このハイパーサーミアフアントムを用いれ
ば、脂肪等価部の形状を種々に変えながら行うハ
イパーサーミア装置の性能評価実験を簡便にかつ
少ない費用で行うことができる。
ば、手間や経費を多く費やすことなく、脂肪等価
部の形状を任意に変えることができる。そのた
め、このハイパーサーミアフアントムを用いれ
ば、脂肪等価部の形状を種々に変えながら行うハ
イパーサーミア装置の性能評価実験を簡便にかつ
少ない費用で行うことができる。
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
は従来例の斜視図である。 1……筋肉等価部、2,6……脂肪等価部、2
1……袋、22……注入・排出口、23……注入
器、3……加温アプリケータ、4……測温プロー
ブ、5……測温装置。
は従来例の斜視図である。 1……筋肉等価部、2,6……脂肪等価部、2
1……袋、22……注入・排出口、23……注入
器、3……加温アプリケータ、4……測温プロー
ブ、5……測温装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 筋肉等価部と脂肪等価部を積層した2層構造の
ハイパーサーミアフアントムにおいて、 前記脂肪等価部を伸縮性の薄膜で形成した注
入・排出口を有する袋体と、 この袋体内に前記注入口より注入されたゲル状
もしくは流体状の脂肪等価物質とで構成し、 前記袋体内への前記脂肪等価物質の注入量に応
じて脂肪等価部の形状を変えられるようにしたこ
とを特徴とするハイパーサーミアフアントム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987131624U JPH0319841Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987131624U JPH0319841Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6437204U JPS6437204U (ja) | 1989-03-07 |
| JPH0319841Y2 true JPH0319841Y2 (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=31387867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987131624U Expired JPH0319841Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0319841Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5234897B2 (ja) * | 2007-08-02 | 2013-07-10 | 国立大学法人 千葉大学 | ファントム及びそれを用いた測定装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58105764A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-23 | 斎藤 元章 | 高周波加熱方式による温熱治療装置 |
| JPS59129070A (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-25 | 呉羽化学工業株式会社 | 生体中の温度分布の制御装置 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP1987131624U patent/JPH0319841Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6437204U (ja) | 1989-03-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Draper et al. | Temperature changes in deep muscles of humans during ice and ultrasound therapies: an in vivo study | |
| Patel et al. | A self-heated thermistor technique to measure effective thermal properties from the tissue surface | |
| Borrell et al. | Comparison of in vivo temperatures produced by hydrotherapy, paraffin wax treatment, and Fluidotherapy® | |
| Andrä et al. | Temperature distribution as function of time around a small spherical heat source of local magnetic hyperthermia | |
| Guy et al. | Determination of power absorption in man exposed to high frequency electromagnetic fields by thermographic measurements on scale models | |
| Valvano et al. | Thermal conductivity and diffusivity of biomaterials measured with self-heated thermistors | |
| Strohbehn et al. | A survey of computer simulations of hyperthermia treatments | |
| Rose et al. | The stretching window part two: rate of thermal decay in deep muscle following 1-MHz ultrasound | |
| Samulski et al. | Correlations of thermal washout rate, steady state temperatures, and tissue type in deep seated recurrent or metastatic tumors | |
| US12121475B2 (en) | Localized cooling to induce browning of adipose tissue | |
| Brezovich et al. | A practical system for clinical radiofrequency hyperthermia | |
| Haemmerich et al. | RF ablation at low frequencies for targeted tumor heating: In vitro and computational modeling results | |
| JPH0319841Y2 (ja) | ||
| Sekins et al. | Determination of perfusion field during local hyperthermia with the aid of finite element thermal models | |
| Goddard et al. | Ultrasound has no anti-inflammatory effect. | |
| Delhomme et al. | Thermal diffusion probe and instrument system for tissue blood flow measurements: validation in phantoms and in vivo organs | |
| Chou | Phantoms for electromagnetic heating studies | |
| Lee et al. | Influence of water bolus temperature on measured skin surface and intradermal temperatures | |
| Valdagni et al. | Intracavitary hyperthermia: construction and heat patterns of individualized vaginal prototype applicators | |
| JPH0445698Y2 (ja) | ||
| CN2161280Y (zh) | “发热型”治疗保健药带 | |
| MOBLEY et al. | Chronic prostatitis | |
| CN215178265U (zh) | 模拟体温发生器 | |
| US20040118228A1 (en) | Heated mechanical arm | |
| Pethig | Phantoms for hyperthermia and impedance tomography |