JPH03199486A - 水溶性多糖類よりなる紙及びバインダー繊維並びにそれらの製造方法 - Google Patents

水溶性多糖類よりなる紙及びバインダー繊維並びにそれらの製造方法

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JPH03199486A
JPH03199486A JP33689889A JP33689889A JPH03199486A JP H03199486 A JPH03199486 A JP H03199486A JP 33689889 A JP33689889 A JP 33689889A JP 33689889 A JP33689889 A JP 33689889A JP H03199486 A JPH03199486 A JP H03199486A
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JP
Japan
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water
soluble polysaccharide
paper
soluble
solvent
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Hiroshi Tsukagoshi
寛 塚越
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INA SHOKUHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明は、水溶性多糖類よりなる紙及びバインダー繊維
並びにそれらの製造方法に関する。
[従来の技術1 セルロース系繊維以外の多糖類を主材とした紙及びその
製造方法は、現時点では知られていない、これらの多糖
類のうち、温水溶解しかつゲル化能を有する多糖類に、
アラビアガム、プルラン、澱粉及びゼラチンより選ばれ
た物質を積層したフィルム状成形物が、特開昭60−7
6:336号公報において知られている。また、これら
の多糖角のうちアルギン酸塩とアルギン酸の誘導体との
混合物であって、非水溶性のヒドロゲル系バインダー繊
維としたものは、特開昭62−141)99号公報及び
特開昭63−12718号公報において公知である。
このフィルム状成形物は、可食性を有し、食品包装とし
て使用するものである。このフィルム状成形物は、温水
溶解性であり、水にぬれたときべたついたり指紋がつい
たりすることがなく、水と接触しても充分なフィルム強
度を有し、高いガス遮断性、透明性、ヒートシール性等
を有するものであるから1食品包装の1つの方向として
の簡易包装化及び即席化を満足するものである。
また、これらヒドロゲル系バインダー繊維は自己接着性
を有しないかあるいは有していても非常に小さいために
、単独で抄造することができないバルブ状物や短繊維を
抄造するのに用いられるものである。
このヒドロゲル系バインダー繊維は、乾燥状態では繊維
間結合力を有し紙としての形状を保持するが、水中では
水を吸ってヒドロゲルとなり、繊維間結合力を失う、従
って、ヒドロゲル系バインダー繊維は、水洗トイレでの
フラッシュ弁からの水流程度の剪断力で、従来困難とさ
れていたバルブ状物、短繊維等の個々の繊維にまで分散
できるものである。
〔発明が解決しようとする課題1 しかしながら、上述のフィルム状成形物は、フィルムで
あって繊維ではないから、通気性を必要とする場合には
使用することができない。
また、このフィルム状成形物は、これを製造するのに、
水溶液をそのまま乾燥するものであるため、装置自体が
おおかかりとなり、燃費も高くなる。
また、上述のヒドロゲル系バインダー繊維は、バインダ
ーであって紙そのものを構成しない。紙にするには、他
のバルブ状物、短mmが必要となる。従って、これらバ
ルブ状物、短繊維を嫌う用途には使用することができな
い、更にこのバインダー繊維は、アルギン酸塩とアルギ
ン酸の誘導体との混合物であるから、材料が限定されて
おり、他の水溶性多糖類では使用できない。
〔課題を解決するための手段J 本発明イは、長年に互り種々の特性を持った寒天及びこ
れ以外のゲル化剤並びにこれらの製造方法について研究
を続けてきた。そして、本発明者は、寒天、カラギナン
等の水溶性天然高分子化合物のみで紙を製造したり、又
はセルロース系のバルブ状物や短繊維と複合して紙を製
造することは、これら水溶性天然高分子化合物の用途の
拡大になるため、水溶性天然高分子化合物にて紙を作る
べく鋭意研究を行なった。この結果、本願出願人による
特願昭62−155925号において開示された内容を
応用し、アルコール類中に水溶性多糖類がゾル状態にあ
る水溶液を吹き出すことにより、水溶性多糖類を繊維状
に沈殿させ、これを抄けば紙を製造することができるこ
とを見出し、本発明に到達したものである。
すなわち1本発明は、水溶性多糖類に対して難溶解性を
示し且つ親水性を示す溶媒に、前記水溶性多糖類の水溶
液を加えることにより得られた繊維状沈殿物を主要構成
体としたことを特徴とする水溶性多糖類よりなる紙であ
る。
また、この水溶性多糖類よりなる紙は、水溶性多糖頚に
対して難溶解性を示し且つ親水性を示す溶媒中に、前記
水溶性多糖類の水溶液を吹き出して繊維状沈殿物を形成
させ、前記溶媒中又は溶媒と水との混合液中にて前記繊
維状沈殿物を抄造して紙状とすることを特徴とする製造
方法によって作られる。
本発明に用いられる水溶性多糖類は、寒天。
カラギナン、ファーセレラン、アルギン酸、アルギン酸
塩、アルギン酸の誘導体、ローカストビーンガム、タラ
ガム、タマリンドガム、グアーガム、キサンタンガム、
アラビアガム、カードラン、ジエンガム、ペクチン及び
プルランの単独又はこれらのうち2種類以上の混合物が
らなり、水又は熱水に溶けるものである。上記の各水溶
性多糖類は、従来方法によって製造されたものであれば
特に限定されない、しかし、水溶性多糖類よりなる紙が
可食性を必要とする場合は、食用としても毒のないもの
でなければならない0本発明で用いられる溶媒は、上記
の水溶性多糖類に対して難溶解性を示し、且つ水に対し
ては親水性を示すものであれば、特に限定されない。通
常、低級アルコール類のうちメタノール、エタノール、
プロパノール、インプロパノール、ブタノールが使用さ
れる。又、ケトン類でも良く、一般には水溶性多糖類よ
りなる紙を食品用として用いる場合はエタノール、その
他′の用途ではアセトンが使用される。
次に、水溶性多糖類よりなる紙の製造方法について述べ
る。まず、上述の水溶性多糖類の中から、l又は複数を
選択し水に入れ、加熱撹拌して水溶液とする。この際、
水溶性多糖類のゾル状態を保つ温度範囲は、水溶性多糖
類の種類によりその最適温度範囲が若干前なり、その水
溶液の濃度によっても異なるので、水溶性多糖類の種類
に応じてあらかじめ決定すれば良く、一般には0〜90
℃の範囲、上記温度が低い場合、寒天、カラギナンのよ
うなゲル化性のある多I類にあってはゲル化することに
なり、また。
上記温度が高いとアルコール等の溶媒が蒸発するなどの
障害が起こる。また、水溶性多JIBの水溶液の濃度は
0.1〜15重量%の範囲で選択することになる。この
事はあとで述べる溶媒の添加量と関係し、水溶性多糖類
の水溶液の濃度が高ければ、溶媒量を少なくすることが
できる。
次に、上述の溶媒の中から1つの溶媒を選択し、この溶
媒を0〜70℃の範囲から選んだ温度に加熱する。
この溶媒の濃度は、水溶性多糖類の水溶液と溶媒との和
に対して50.0〜99.9重量の範囲%、好ましくは
70〜75重量%の範囲になるように常に調整されるの
が良い、この理由は、溶媒に水溶性多糖類の水溶液が加
わることにより、溶媒の濃度が低下し、ゾル状態の水溶
性多糖類の沈殿効果が低下するのを防ぐためである。
そして、上述の水溶性多糖類の水溶液を、例えば、ギヤ
ーポンプ等により定量的に多数のノズルを備えた紡糸口
金から上述の溶媒中に吹き出し、繊維状沈殿物を得る。
この溶媒を4却し溶媒中の繊維状沈殿物を混濁させ、す
なわち、分散させて網にて抄き紙状にして、これを乾燥
させれば、本発明の水溶性多糖類よりなる紙を製造する
ことができる。尚、上述の水溶性多糖類の水溶液を、例
えば、ギヤーポンプ等により定量的にスリットから上述
の溶媒中に吹き出しフィルム状沈殿物を得てこれを乾燥
して水溶性多糖類よりなるフィルムを得ても何らさしつ
かえない。
また、水溶性多糖類よりなるバインダー繊維は、上述の
網に抄き上げる防水を加え、溶媒とのバランスによりこ
の多糖類の一部を水可溶化させて、バインダー繊維とす
ることもできる6更に、このバインダー繊維は、水を加
えることなく抄き上げた状態で霧状に水を噴霧すること
により、接着性を上げてバインダー繊維とすることもで
きる。
〔作  用] 水溶性多糖類に対して難溶解性を示し且つ親水性を示す
溶媒に、水溶性多糖類の水溶液を加えると、この水溶液
中の水は溶媒側に取り込まれ、水溶性多糖類は溶媒によ
り繊維状沈殿物となり、この繊維状沈殿物は紙の主たる
構成体になる。
[効  果] 以上詳述したように、本発明の水溶性多糖類よりなる紙
によれば、はとんどすべての水溶性多糖類を製紙化して
紙とすることができる。従って、紙素材としてセルロー
ス系の多糖類等、すなわち、水溶性でない素材を用いな
くても紙を作ることができる。このため、セルロース系
の多糖類等を嫌う用途、例えば、シート食品、医薬品の
DDS基材等に使用することができるまた、それぞれの
水溶性多糖類の特性を紙に応用して、例えば、寒天、ジ
ェランガム、カドラン等は、冷水不溶性の特性があり、
グアーガム、アラビアガム、キサンタンガム等は冷水溶
性があり、更にこれらを複合することにより溶解温度、
溶解速度をコントロールすることができる。このため、
必要に応じて紙の特性を変え、可食品性のある食品包装
材料、種子シートその他の包装材とすることができる。
また、繊維状であるから、お基バックのように液透過性
を必要とする用途にも使用できる。
また、この紙が多用されることにより、水溶性多糖類の
使用量拡大につながる効果がある。
更に1本発明のバインダー繊維によれば、はとんどすべ
ての水溶性多糖類を原料とすることができる。
そして1本発明の製造方法によれば、繊維状沈殿物を抄
造して紙状としこれを乾燥するのであるから、装置が簡
単になり、燃費も少なくてすむ。
[実施例] 以下、実施例について説明する。
X凰舅ユ 寒天1部及びカラギナン1.5部を水97.5部に加え
加熱撹拌して溶解し、50℃の多糖類水溶液を作る6次
に、95重量%のエタノールを40℃に加熱する。この
エタノール中に、ギヤーポンプ、吐出量10cc/ll
l1n 、圧力1.2Kg/cm”にて、ノズル(口径
0.1mmtt)を介して水溶性多糖類の水溶液を間欠
的に吹き出す、エタノールを冷却しエタノール中に生成
した繊維状沈殿物を分散し、20メツシユの抄き網(2
0CII+×20Cm口)にて抄き、紙状にして乾燥し
て、水溶性多糖類よりなる紙を作る。
見凰里ユ カラギナン1.5部及びローカストビーンガム1部を水
97.5部に加えて、実施例1と同様な方法にて水溶性
多糖類よりなる紙を作る。
実施例3 寒天 1.5部及びローカストビーンガム 1.0部を
水97.5部に加えて、実施例2と同様な方法にて水溶
性多糖類よりなる紙を作る。
実施例4 アルギン酸ナトリウム1部及びアセチル化アルギン酸ナ
トリウム、2.5部を水96.5部に加えて、実施例1
と同様な方法にて水溶性多糖類よりなる紙を作る。
実施例5 寒天2部、キサンタンガム0.7部及びローカストビー
ンガム 1.3部を水96部に加えて、実施例1と同様
な方法にて水溶性多N類よりなる紙を作る。
笈凰亘1 キサンタンガム仲部、ローカストビーンガム1.5部を
水96部に加えて実施例1と同様な方法にて水溶性多糖
類よりなる紙を作る。
実施例1〜5により20cm角の水溶性多糖類よりなる
紙がそれぞれ得られた。これらの紙は、いずれも寒天状
の外観を呈する柔軟なものであった。また、これらの紙
は水に分散させると、速やかに分散した。実施例6の紙
は20℃の水中にて溶解したような状態になった。しか
しながら、この分散液、溶解液は粘着性が低かった。
なお、実施例1〜6により得られた紙の物性を次表に示
す。
(以下余白)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性多糖類に対して難溶解性を示し且つ親水性
    を示す溶媒に、前記水溶性多糖類の水溶液を加えること
    により得られた繊維状沈殿物を主要構成体としたことを
    特徴とする水溶性多糖類よりなる紙。
  2. (2)請求項(1)記載の繊維状沈殿物を実質的に自己
    接着性を有しない繊維材料のバインダーとした水溶性多
    糖類よりなるバインダー繊維。
  3. (3)前記水溶性多糖類は、寒天、カラギナン、ファー
    セレラン、アルギン酸、アルギン酸塩、アルギン酸の誘
    導体、ローカストビーンガム、タラガム、タマリンドガ
    ム、グァーガム、キサンタンガム、アラビアガム、カー
    ドラン、ジェランガム、ペクチン及びプルランから選択
    される1以上の物質である請求項(1)記載の水溶性多
    糖類よりなる紙。
  4. (4)前記溶媒は、メタノール、エタノール、プロパノ
    ール、イソプロパノール、ブタノール及びアセトンから
    選択される1の物質である請求項(1)記載の水溶性多
    糖類よりなる紙。
  5. (5)水溶性多糖類に対して難溶解性を示し且つ親水性
    を示す溶媒中に、前記水溶性多糖類の水溶液を吹き出し
    て繊維状沈殿物を形成させ、前記溶媒中又は前記溶媒と
    水との混合液中にて前記繊維状沈殿物を抄造して紙状と
    することを特徴とする水溶性多糖類よりなる紙の製造方
    法。
  6. (6)前記繊維状沈殿物を形成させる溶媒は、濃度が水
    溶性多糖類の水溶液と前記溶媒との和に対して、50.
    0〜99.9重量%の範囲にあり、且つ温度が0〜70
    ℃の範囲にある請求項(5)記載の水溶性多糖類よりな
    る紙の製造方法。
  7. (7)前記水溶性多糖類は、濃度が0.10〜15.0
    重量%の範囲にあり、且つ温度が0〜90℃の範囲にあ
    る請求項(5)記載の水溶性多糖類よりなる紙の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005047598A1 (en) * 2003-11-13 2005-05-26 Park, Jun-Hyuk Pulp and paper made from rhodophyta and manufacturing method thereof
JP2009270250A (ja) * 2003-11-13 2009-11-19 Hack-Churl You 紅藻類から製造されたパルプと紙及びその製造方法

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CN1878911B (zh) 2003-11-13 2010-09-29 俞学哲 由红藻制得的纸浆和纸张及其制造方法

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