JPH03200885A - 感圧粘着テープおよび創傷面保護材 - Google Patents

感圧粘着テープおよび創傷面保護材

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JPH03200885A
JPH03200885A JP34294789A JP34294789A JPH03200885A JP H03200885 A JPH03200885 A JP H03200885A JP 34294789 A JP34294789 A JP 34294789A JP 34294789 A JP34294789 A JP 34294789A JP H03200885 A JPH03200885 A JP H03200885A
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圭二 岡
Soichi Murakami
村上 荘一
Yutaka Tanaka
豊 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は感圧粘着テープおよび創傷面保護材に関する。 さらに詳しくは、通気性および伸縮性にすぐれ、医療用
粘着テープ、化粧用粘着テープなどとして好適に使用し
うる感圧粘着テープおよび該感圧粘着テープを用いてな
る創傷面保護材に関する。 [従来の技術] 近年、絆創膏などの医療用粘着テープ、化粧用粘着テー
プなどとして用いられる感圧粘着テープには種々の素材
からなるものが開発されており、なかでもたとえば特公
昭57−56509号公報ムどに記載された基材上にオ
ルガノポリシロキサンとアルキルアリールポリシロキサ
ン生ゴムを含有した粘着剤を積層した粘着シートは、耐
熱性、耐水性、耐寒性などにすぐれたものとして注目さ
れている。 しかしながら、前記粘着シートの基材には樹脂シートが
用いられているため、該粘着シートは伸縮性および通気
性に劣るものであった。 また、前記粘着シートの基材の伸縮性を改善しつるシー
トとして基材自体が伸縮性を有するシート(実公昭55
−1827号公報)や基材に凹凸状の縮み模様を付与し
たシート(特公昭48−28387号公報)などがある
が、これらのシートはいずれも通気性に劣るものであっ
た。 そこで、本発明者は、前記粘着シートの伸縮性および通
気性が改良された粘着シートとして極薄感圧粘着テープ
を見出し、先に特許出願をしている(特開昭82−17
6839号公報)。 [発明が解決しようとする課題] 前記極薄感圧粘着テープは、確かに従来の粘着シートよ
りも伸縮性および通気性にすぐれたものである。 しかしながら、粘着テープの基材としてフィルムが用い
られているため、たとえば夏季などのように高温期に長
時間皮膚に貼付したばあいには、皮膚がむれることかあ
り、また人体の関節部などのように大きな伸縮性が要求
される箇所に貼付したときには、伸縮時に粘着テープが
ずれ動いたり、粘着テープが皮膚から剥離して浮きが生
じることがある。 そこで本発明者は、前記極薄感圧粘着テープに着目し、
さらに通気性および伸縮性にすぐれた感圧粘着テープを
開発するべく鋭意研究を重ねたところ、感圧粘着テープ
の基材としてポリウレタン弾性繊維からなる不織布を用
いたばあいには、前記極薄感圧粘着テープよりも通気性
がはるかに向上し、高温期において使用したばあいでも
むれなどの発生がなく、しかも人体の関節部などに貼付
し、関節部を伸縮させたばあいでも皮膚の伸縮に追随す
るので皮膚から剥離したり、ずれ動くことがなく、さら
に関節部などを伸縮させたときに皮膚にひきつり感を与
えないという前記極薄感圧粘着テープの欠点がことごと
く解消されることを初めて見出し、本発明を完成するに
いたった。
【課題を解決するための手段】
本発明はポリウレタン弾性繊維からなる不織布の一方表
面上にオルガノポリシロキサン系感圧粘着剤からなる粘
着層を設けてなる感圧粘着テープおよび前記感圧粘着テ
ープの粘着層の一部に吸湿性シートを貼着し、さらに剥
離性シートを全面に貼着してなる創傷面保護材に関する
。 [作用および実施例コ 本発明の感圧粘着テープは、ポリウレタン弾性繊維から
なる不織布の一方表面上に粘着層が設けられたものであ
る。 本発明においては基材としては、前記したように、ポリ
ウレタン弾性繊維からなる不織布が用られる。ポリウレ
タン弾性繊維は、すぐれた耐熱性(金属接触時150℃
以上)、耐寒性(−40℃以下)、電気絶縁性(体積固
有抵抗:1013Ω・0111以上)、耐水性および耐
薬品性を有するものである。したがって、これらの諸物
性を有するような粘着層を前記ポリウレタン弾性繊維か
らなる不織布と組合せたばあいには、前記諸物性をすべ
て具備した感圧粘着テープかえられる。 前記諸物性を有する粘着層としては、たとえば後で詳述
するオルガノポリシロキサン系感圧接着剤などがあげら
れる。 本発明に用いられるポリウレタン弾性繊維からなる不織
布は、熱可塑性ポリウレタンエラストマーからなるフィ
ラメントを集積したいわゆるスパンボンド不織布であり
、通常熱可塑性ポリウレタンエラストマーを溶融し、該
溶融物を急速にノズルから空気中に噴出させ、えられた
フィラメントを集積したのち、冷却することによりえら
れるものである。かかるポリウレタン弾性繊維からなる
不織布のなかでは、溶融紡糸されたポリウレタン弾性フ
ィラメントが実質的に集束されずに積層され、前記積層
されたフィラメントの接触点が該フィラメント自体によ
り接合され、かつ不織布の剛軟度が式: %式% (式中、Yハ剛軟度(lIll)、xは目付(g/rr
r)を示す)を満足するものは、とくに伸縮性、通気性
および柔軟性にすぐれているので好適に使用しうるちの
である。なお、前記不織布の剛軟度は、JIS L−1
096に規定された45度カンチレバー法に準じて測定
された値を示し、本発明において0.2X+20未満で
あるばあいには不織布の伸度が充分に大きくなるので好
ましい。とくに好ましい前記不織布の剛軟度は、0.2
X+ 10未満である。前記熱可塑性ポリウレタンエラ
ストマーとしては、たとえばソフトセグメントが、アル
キレン基の炭素数が2〜8であるポリアルキレングリコ
ールやポリブチレンアジペートなどであり、またハード
セグメントが、ジフェニルメタンジイソシアネートなど
のジイソシアネートと低分子ジオールとの反応によるウ
レタン結合などである熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ーなどがあげられるが、かかるポリウレタンエラストマ
ーは、はんの−例であり、本発明はこれら例示のみによ
って限定されるものではない。 前記不織布の厚さおよび目付は、伸縮性および通気性に
対して相関関係にあるので一概には決定することができ
ない。たとえば、不織布の日付を大きくすれば通気性が
低下する傾向にあるのでその厚さを小さくする必要があ
る。したがって、前記不織布の厚さおよび目付は、えら
れる感圧粘着テープの用途などに応じて適宜調整するこ
とが望ましい。本発明の感圧粘着テープをたとえば創傷
面保護材に使用するばあいには、前記不織布の通気性は
、皮膚などに貼付したばあいであってもむれなどが発生
しないようにするために、JIS L−1098に規定
されたフラジール形試験機を用いて測定したときにlo
oml/cd−8ec以上であることが好ましい。なお
、前記不織布の厚さは、あまりにも薄いばあいには、え
られる感圧粘着テープの引張り強度が充分でなくなり、
またあまりにも厚すぎるばあいには、伸縮性が小さくな
りすぎる傾向にあるので、通常100〜700.can
、なかんづ<150〜400Isとすることが好ましい
。また、前記不織布の目付は、えられる感圧粘着テープ
に実用に適した引張り強度および適度な通気性を付与せ
しめるために、通常lO〜200f/ポ、なかんづ<5
50−1on/イであることが好ましい。 前記不織布としては、たとえば鐘紡■製、エスバンシオ
ーネ[F]ES25^、ES50A 、 ES75A、
ES85A 、 ES85A 、 ES25、ES50
、ES150 、UH25、UH50、UH75、UH
loo 、011125 、UHD25 、UHD5G
、υHD75 、UllDloo、UHD125、E1
125、Eu2O、EH75、E [85、EIIlo
o 、EH125、EHL8Qなどがあげられ、これら
の不織布はいずれも100%伸長時における応力は40
〜470g/cg+と小さく、またそのときの回復率は
約90%以上とすぐれ、破断強度は0.1g/am以上
、破断時における伸度は400%以上であり、伸縮性お
よび引張り強度にすぐれ、かつ適度な通気性を有するも
のであるから、本発明において好適に使用しうるちので
ある。なお、本発明は、前記したような伸縮性および引
張り強度を有し、かつ適度な通気性を有する不織布であ
れば、前記例示したちの以外のものであっても使用しう
ろことは勿論のことである。 また、前記不織布は加熱すれば柔かくなるものであるの
で、その性質を利用して加熱下で該不織布にたとえばエ
ンボス加工を施してその表面上に凹凸模様を設け、該凸
部の上部にのみ粘着層を設けてもよい。このように凸部
の上部にのみ粘着層を設けたばあいには、凹部は粘着層
が設けられていないので被着物に粘着することなく自由
に伸縮しうるため、さらに貼付後の感圧粘着テープの伸
縮性が向上するので好ましい。 不織布の一方表面上に設けられる粘着層には、とくに限
定はないが、えられる感圧粘着テープに耐熱性、耐水性
、耐寒性、耐薬品性などを付与せしめるために、たとえ
ばオルガノポリシロキサン系感圧粘着剤などが用いられ
ることが好ましい。 前記オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤の代表例とし
ては、たとえば一般式(■):(式中、R1およびR2
はそれぞれメチル基またはフェニル基、nは整数を示す
)で表わされるシリコーンゴムに一般式(■): (式中、mは整数を示す)で表わされるシリコーンレジ
ンを配合して脱水縮合することによりえられるオルガノ
ポリシロキサンを溶剤で溶解したものなどがあげられる
が、本発明はかかる例示のみに限定されるものではない
。 なお、前記一般式(1)において、R+およびR2はそ
れぞれメチル基またはフェニル基であるが、粘着層に耐
熱性などを付与せしめるためには、メチル基とフェニル
基のモル比(メチル基/フェニル基)は、25/ 75
〜98/2、なかんづ<85/15〜9515であるこ
とが好ましい。また、前記オルガノポリシロキサンを溶
解するために用いられる溶剤としては、たとえばベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ナフサなどの芳香族系有機溶
剤があげられる。該溶剤の使用量は、前記オルガノポリ
シロキサンの分子量やえられる感圧粘着テープの用途な
どに異なるので一概には決定することができないが、通
常、不織布上へ粘着層を形成する作業性を考慮すれば、
感圧粘着剤の粘度が2000〜200000cP、なか
んづく5000〜25000cP (25℃)となるよ
うに調整されることが好ましい。さらに、感圧粘着剤に
熱硬化性を付与し、高温下における粘着性を向上せしめ
るために、たとえば過酸化ベンゾイル、過酸化ジクミル
などの有機過酸化物を、前記感圧粘着剤の固形分に対し
て1.5〜3重量%程度配合することが好ましい。 前記オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤としては、た
とえばダウ・コーニング社製355;ゼネラル・エレク
トリック社製PSA 51g 、PSA590 、PS
A 595 、PSA 8574 、東芝シリコーン■
製YR3340などを好適に使用することができる。 不織布の一方表面上に粘着層を設ける方法についてはと
くに限定はないが、その−例をあげれば、たとえば感圧
粘着剤を不織布の一方表面上に刷毛塗り、スプレーコー
ティング、ナイフコーティングなどにより付着せしめた
のち、感圧粘着剤に含まれた有機溶剤を除去する方法な
どがあげられる。なお、感圧粘着剤に有機過酸化物を配
合したばあいには、有機溶剤を除去したのちに、さらに
 100〜120℃程度に感圧粘着剤を加熱して硬化さ
せることが好ましい。なお、不織布の一方表面上に設け
られる粘着層の付着量(乾!りは、前記感圧粘着剤の種
類、えられる感圧粘着テープの用途などによって異なる
ので、−概には決定することができないが、通常5〜5
0g/rd、なかんづ<20〜40g/ボとなるように
調整されることが望ましい。 前記のごとく構成される本発明の感圧粘着テープは、通
気性にきわめてすぐれたものであるので、たとえば高温
期に人体の皮膚に貼付したばあいであってもむれなどが
発生することがなく、しかも伸縮性にすぐれたものであ
るので、人体の関節部などに貼付し、関節部を伸縮させ
たばあいでも皮膚の伸縮に追随するので皮膚から剥離し
たり、ずれ動くことがないのである。 なお、本発明の感圧粘着テープは、たとえば創傷面保護
材などに用いられるばあいには、外部からの水や汗など
によってむれないようにするために、防水性および透湿
性を有するものであることが好ましい。たとえば、汗な
どによってむれないようにするためには、JIS Z−
0208に準じて90%R11,40℃、24時間の条
件下で測定したときの透湿度は1000 t: / r
d ・24hrs以上、好ましくは1500 t / 
rrr ・24hrs以上、さらに好ましくは1800
〜8000g / rrr ・24hrsであることが
望ましい。かかる透湿度は、通常粘着層に用いられる粘
着剤の種類や付着量などにより調整される。また、感圧
粘着テープに防水性を付与せしめるためには、たとえば
パーフルオロアルキル基を有する化合物などの公知の撥
水剤を感圧粘着テープの粘着層が設けられていない側の
不織布面に固形分換算で0.l〜5g/rd程度付着さ
せるとよい。 なお、本発明の感圧粘着テープの粘着面には必要に応じ
て、剥離性シートが設けられていてもよい。かかる剥離
性シートは、粘着層から容易に剥離しうるちのであれば
とくに限定はなく、たとえば紙、布、プラスチックフィ
ルムなどの基材表面上にシリコーン系剥離剤を被覆した
ものなどがあげられる。なお、前記シリコーン系剥離剤
の一例をあげれば、たとえばゼネラル・エレクトリック
社製5S4315などがある。 つぎに本発明の創傷面保護材について説明する。 本発明の創傷面保護材は、前記感圧粘着テープの一部に
吸湿性シートを貼着し、さらに剥離性シートを全面に貼
着したものである。本発明の創傷面保護材の一実施例を
第1図に示す。また、第1図のI−I部における断面図
を第2図に示す。 第1および2図において、感圧粘着テープ(3)は、ポ
リウレタン弾性繊維からなる不織布(1)の一方表面上
に粘着層(2)が設けられることにより構成されており
、粘着層(2)のほぼ中央部分には吸湿性シート(4)
が設けられ、さらに吸湿性シート(4)上には剥離性シ
ート(5)が設けられている。 前記吸湿性シート(4)としては、公知のものを用いる
ことができる。その−例として、たとえば殺菌処理が施
された綿やセルロース系繊維からなる織布、編地や不織
布などを素材とする布地などがあげられるが、本発明は
かかる例示のみに限定されるものではない。これらの吸
湿シートのなかでは、綿の編地を素材とする布地は、適
度な伸びを呈するものであるから、とくに好ましいもの
である。なお、前記吸湿性シート(4)の大きさは、通
常感圧粘着テープ(3)よりも小さい寸法となるように
調整される。また、前記吸湿性シート(4)が設けられ
る位置は、とくに限定がなく、たとえば第2図に示され
るように感圧粘着テープ(3)の中央部であってもよく
、感圧粘着テープ(3)の端部であってもよい。 前記剥離性シート(5)とし′ては、前記感圧粘着テー
プ(3)に用いられるものと同じものが例示される。か
かる剥離性シート(5)は、通常感圧粘着テープ(3)
の粘着層(2)上に吸湿性シート(4)が貼付固定され
た面上に感圧粘着テープ(3)の全面を覆うように貼着
される。 なお、本発明の創傷面保護材に用いられる感圧粘着テー
プは、たとえば人体の関節部などに貼付したばあいであ
っても皮膚にひきつれ感などを与えず、また皮膚の伸縮
に追随せしめるためにJIS L−1098に規定の方
法にしたがって測定したときの伸び率は50%以上、ま
た人体貼付時の伸縮の繰返しによるたるみをなくし、伸
長後にもこの状態に復元せしめるために50%伸長時の
回復率は80%以上であることが好ましい。 つぎに本発明の感圧粘着テープおよび創傷面保護材を実
施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかか
る実施例のみに限定されるものではない。 実施例1および2 オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤(ゼネ゛ラル・エ
レクトリック社製PSA8574)をリバースロールコ
ータ−法により坪量(乾ff1)が25t/dまたは1
0t/dとなるように剥離紙のシリコーン処理面上に塗
布したのち、この粘着層を70℃で前乾燥してトルエン
を蒸発させ、さらに120℃で2分間加熱して後乾燥し
て硬化させ、ついで不織布(鐘紡■製エスパンシオーネ
■UHD−75;目付75g/rrr、基材の厚さ 3
00μm)へ転写させて感圧粘着テープをえた。 えられた感圧粘着テープの物性として100%伸長時の
応力および回復率、破断伸度、透湿度ならびに剥離強度
を下記方法にしたがって調べた。その結果を第1表に示
す。 (100%伸長時の応力および回復率)JIS L−1
096に準じて測定した。 (破断伸度) JIS L−1096に準じて測定した。 (透湿度) JIS Z−02081:準じテ90%RH,40℃、
24時間の条件下で測定した。 (剥離強度) えられた感圧粘着テープをステンレス板に貼付したのち
剥離試験機にかけ、剥離角180゜(T剥At)、剥離
速度300mm/secで剥離強度を調べた。 比較例1 実施例1において、基材としてポリウレタン弾性繊維か
らなる不織布のかわりにポリウレタンフィルム(厚さ:
 0.03mm)を用いたほかは実施例1と同様にして
感圧粘着テープを作製した。 つぎにえられた感圧粘着テープの物性を実施例1と同様
にして調べた。その結果を第1表に示す。 比較例2 実施例1において、感圧粘着剤としてオルガノポリシロ
キサン系感圧粘着剤のかわりにアクリル系感圧粘着剤を
用いたほかは実施例1と同様にして感圧粘着テープを作
製した。つぎにえられた感圧粘着テープの物性を実施例
1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。 [以下余白] 第1表に示した結果から明らかなように、実施例1およ
び2でえられた本発明の感圧粘着テープは、従来品の比
較例1でえられた感圧粘着テープと比較して100%伸
長時の応力および回復率、破断伸度、透湿度ならびに剥
離強度のいずれにもすぐれたものであることがわかる。 また、実施例1および2でえられた感圧粘着テープを実
際にひじ部に貼付し、腕の伸縮を行なったが、いずれの
粘着テープも皮膚に追随して剥離などが生じず、また伸
縮時のひきつり感も感じなかった。 一方、比較例2でえられた感圧粘着テープは、透湿度に
やや劣るもρであることがわかる。 つぎに、実施例1〜2および比較例1〜2でえられた感
圧粘着テープを腕に貼付し、入浴したところ、実施例1
および2でえられた感圧粘着テープを貼付したばあいに
は、皮膚がむれることがなく、皮膚に充分に追随し、剥
離などが発生しなかったが、比較例1でえられた感圧粘
着テープでは、皮膚がむれてシワが発生し、また比較例
2でえられた感圧粘着テープでは、粘着性および皮膚に
対する追随性に劣り、風呂あがり後に剥れが生じた。 実施例3 実施例1でえられた感圧粘着テープを大きさが70關×
20關となるように切り取り、粘着層が設けられた綿の
中央部分に大きさが25mm 815mmの綿の編地か
らなるガーゼを貼付したのち、シリコーン系剥離剤が塗
布された剥離紙を貼付し、ゴムロールを用いて圧着して
創傷面保護材をえた。 えられた創傷面保護材の剥離紙を剥したのち、肘部に貼
付したところ、皮膚の伸縮に追随し、皮膚とのあいだで
剥離が発生せず、しかも皮膚にはひきつり感がなく、ま
ったく貼付していることを忘れさせるくらいに皮膚に馴
染むものであった。 実施例4 実施例3でえられた創傷面保護材の不織布面に撥水剤と
してパーフルオロオクチルメタクリレート/エチルアク
リレート/ブチルアクリレート共重合体(モル比8 :
 1 : 1)を固形分換算で2g/rd塗布して防水
性を有する創傷面保護剤をえた。 えられた創傷面保護材の剥離紙を剥がし、JIS L−
1096に規定の方法にしたがって伸び率を測定したと
ころ470%であり、また50%伸長時の回復率は9B
%であった。 つぎに、実施例1および2と同様にして透湿度を調べた
ところ2100〜2500sr / nfであり、また
風呂あがり後に剥れるようなことはなかった。 上記のことから、実施例4でえられた創傷面保護材は、
すぐれた伸縮性、透湿性および防水性を同時に満足する
ものであることがわかる。 [発明の効果] 本発明の感圧粘着テープは、基材として耐熱性、耐寒性
、耐薬品性および電気絶縁性にすぐれたポリウレタン弾
性繊維からなる不織布の一方表面上に粘着層が設けられ
たものであって、従来の感圧粘着テープに比して伸縮性
および通気性に顕著にすぐれたものであるので、たとえ
ば高温期に長時間皮膚に貼付したばあいであっても皮膚
がむれることかなく、また人体の関節部などのように大
きな伸縮性が要求される箇所に貼付したばあいであって
もずれ動いたり、皮膚から剥離して浮きが生じないなど
すぐれた効果を奏するものである。 したがって、本発明の感圧粘着テープは、医療用粘着テ
ープ、化粧用粘着テープをはじめ、電気絶縁用粘着テー
プなどとして広範囲に使用しうるちのである。 また、本発明の創傷面保護材は、剥離性シートを剥して
患部に貼付すればよく、伸縮性および通気性にすぐれた
感圧粘着テープからなるものであるので、人体の皮膚な
どに貼着したときに粘着面がむれることにより起因する
かぶれなどが生起することがなく、さらに人体の関節部
などのように伸縮性が大きい部分に貼着した際に、身体
の動きを妨げることが少なく、また粘着部が浮きあがる
ことがほとんどないというすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の創傷面保護材の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の1−1線における断面図である。 (図面の主要符号) (1):不織布 (3:粘着層 (3):感圧粘着テープ (4):吸湿性シート (5):剥離性シート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリウレタン弾性繊維からなる不織布の一方表面上
    にオルガノポリシロキサン系感圧粘着剤からなる粘着層
    を設けてなる感圧粘着テープ。 2 不織布が、溶融紡糸されたポリウレタン弾性フィラ
    メントが実質的に集束されずに積層され、前記積層され
    たフィラメントの接触点が該フィラメント自体により接
    合されてなり、かつ不織布の剛軟度が式: Y<0.2X+20 (式中、Yは剛軟度(mm)、Xは目付(g/m^2)
    を示す)を満足するものである請求項1記載の感圧粘着
    テープ。 3 請求項1に記載の感圧粘着テープの粘着層の一部に
    吸湿性シートを貼着し、さらに剥離性シートを全面に貼
    着してなる創傷面保護材。 4 感圧粘着テープが防水性および透湿性を有し、かつ
    伸び率が50%以上であり、50%伸長時の回復率が8
    0%以上である請求項3記載の創傷面保護材。
JP34294789A 1989-12-28 1989-12-28 感圧粘着テープおよび創傷面保護材 Expired - Lifetime JP2865342B2 (ja)

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