JPH032011B2 - - Google Patents
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- JPH032011B2 JPH032011B2 JP60045610A JP4561085A JPH032011B2 JP H032011 B2 JPH032011 B2 JP H032011B2 JP 60045610 A JP60045610 A JP 60045610A JP 4561085 A JP4561085 A JP 4561085A JP H032011 B2 JPH032011 B2 JP H032011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorbent
- spherical
- fiber
- uranium
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は球状繊維吸着材の製造方法に関するも
のである。さらに詳しくいえば、本発明は、海水
などの希薄溶液中のウランの回収に好適に使用し
うる、ウランに対する吸着速度及び吸着容量が大
きく、かつ球状で分離操作が容易なアミドキシム
型繊維吸着材を簡単に製造する方法に関するもの
である。 従来の技術 近年、オイルシヨツクや石油資源の枯褐化など
により、従来の石油一辺倒からエネルギー構造の
多様化が図られ、特に原子力エネルギー利用の重
要性が増してきている。そのため海水中に多量に
存在するウランがエネルギー源として注目される
ようになつた。 海水中には、安定な炭酸ウラニルとして約
3ppb程度の濃度でウランが含まれており、これ
を回収するためには、吸着能と選択性に優れた吸
着材が必要であるが、この吸着材は、長期間多量
の海水と接触するために、海水に対する抵抗性を
有し、取扱いや再生が容易で、かつ安価で大量に
入手することができ、しかも回収装置が経済的な
ものになるような吸着材でなければならない。 ところで、アミドキシム基を有する高分子化合
物はウラン吸着能に優れ(米国特許第3088798号
明細書)、また海水中のウランを選択的に吸着し
(特公昭54−32834号公報)、しかも安価に容易に
入手しうることから、ウラン吸着用として積極的
に実用化の研究がなされている。 このような吸着材を用いて海水などの希薄溶液
中のウランを回収するためには、その形状として
一般に、粒状、布状のものが考えられる。粒状吸
着材の場合、通常固定床方式又は流動床方式が用
いられ、特に海水中のウランの回収には、これま
で流動床方式が種々検討されている。しかしなが
ら、これらの固定床方式や流動床方式では、装置
に多大の費用を要し、ウラン回収コストが高くつ
くという欠点がある。 一方、布状吸着材の場合、吹き流し方式や多層
平行板方式などが提案されているが、容積当りの
吸着材の充てん量が小さく、占有面積が大きくな
るという欠点があり、実用的でない。 これらの形状の吸着材に対し、本発明球状吸着
剤の場合、添附図面の第1図に示すように、袋状
漁網1に吸着材を充てんし、浮体2に取り付ける
方式、あるいは第2図に示すように、生簀状の漁
網3の吸着材を充てんし、浮体2に取り付ける方
式などを用いることができ、多大の装置費用を要
する固定床方式や流動床方式を用いる必要がない
ので、実用的に有利である。繊維の球状化につい
ては有機繊維群を液体中に分散し、該分散液を撹
拌して繊維塊を得る方法が考案されている(特開
昭58−180229号)。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このような事情に鑑み、海水
などの希薄溶液中のウランの回収に好適に使用で
きる、ウランに対する吸着速度や吸着容量が大き
く、かつ球状で、その内部までウランを均一に吸
着しうるアミドキシム型繊維吸着材を効率よく製
造する方法を提供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、所定形状
のアクリル繊維を、ヒドロキシルアミンを含有す
るメタノール溶液中でかきまぜながら加熱して、
該繊維のアミドキシム化と同時に球状化を行うこ
とにより、前記目的を達成しうること、及びさら
に得られた球状吸着材に特定の表面処理を施すこ
とにより、耐久性の優れたものになることを見出
し、これらの知見に基づいて本発明を完成するに
至つた。 すなわち、本発明は、ヒドロキシルアミンを含
有するメタノール溶液中に、繊維長5〜30mm、繊
維径3d以上のアクリル繊維を加え、かきまぜな
がら加熱して、該繊維をアミドキシム化すると同
時に球状に成形することを特徴とするアミドキシ
ム型球状繊維吸着材の製造方法、及び前記のよう
にして得られた球状成形体を親水性バインダーで
表面処理することを特徴とするアミドキシム型球
状繊維吸着材の製造方法を提供するものである。 本発明方法において用いるアクリル繊維は、繊
維長が5〜30mmで、繊維径が3d以上のものであ
るが、特に繊維長が5〜10mmで、繊維径が10〜
15dの範囲にあるものが好適である。該アクリル
繊維の形状が前記範囲を逸脱すると所望の球状吸
着材が得にくくなる。 一方、溶媒溶液中のヒドロキシルアミンの含有
量は、通常1〜5重量%の範囲で選ばれ、またア
クリル繊維とヒドロキシルアミンとの割合は、重
量比で1:1ないし1:2範囲で選ばれる。溶媒
としては、メタノール、メタノール−水、ジメチ
ルホルムアミド(DMF)及びジメチルスルホオ
キシド(DMSO)などが用いられる。該アクリ
ル繊維のアミドキシム化は、通常常圧下に加熱還
流させながら行なわれ、反応時間は1〜10時間程
度である。 本発明においては、該アクリル繊維はアミドキ
シム化されながら球状に成形されるが、アミドキ
シム化と球状化が同時に進行することによつて、
球状体の成形速度が速く、かつアルカリ処理時の
強度が優れた球状吸着剤が能率的に形成される。
その球径は5〜40mmの範囲にあるものが好まし
い。この球径は該繊維の形状、かきまぜ機の形状
やかきまぜ速度、容器の形状や大きさなどの条件
に左右されるので、所望の球径を有する球状繊維
吸着材を得るためには、前記条件を適宜選ぶ必要
がある。 このようにして得られた球状繊維吸着材は、そ
のままでアルカリ水溶液中に1〜48時間程度浸せ
きしてアルカリ処理したのち、ウラン吸着材とし
て用いてもよいが、吸着性能の低下をもたらす解
繊を防止するために、その表面を親水性バインダ
ーで処理することが望ましい。この親水性バイン
ダーとしては、例えばポリアクリル酸ヒドラジ
ド、ポリアクリロニトリル、ポリアクリルアミド
などが用いられる。ポリアクリル酸ヒドラジドを
用いる場合、該球状繊維吸着材をポリアクリル酸
ヒドラジド水溶液に数分間程度浸せきしたのち、
乾燥するか、又はエピクロルヒドリン中に浸せき
するなどして、該吸着材の表面に付着しているポ
リアクリル酸ヒドラジドを不溶化する。 このような表面処理された球状繊維吸着剤は、
使用中に解繊して吸着性能が劣化することがな
く、耐久性の優れたものとなる。このものは、前
記と同様に、アルカリ水溶液中に1〜48時間程度
浸せきしてアルカリ処理したのち、ウラン吸着材
として用いる。 第1図及び第2図は本発明方法により得られた
吸着材の使用態様例を示す説明図であり、第1図
は袋状漁網1に吸着材を充てんして、浮体2,2
に取り付け、錘り3で拡開状態を保持する方式を
示し、第2図は漁網1′をもつて四方を囲んだ生
簀状の囲いの中に吸着材を充てんし、浮体2′…
で海中に定着させる生簀方式を示す。 本発明方法で得られた球状繊維吸着材はこのよ
うに極めて簡単な構造の設備を利用して、海中に
配置し、使用することができるが、また従来の粒
状吸着材の場合と同様に、固定床方式や流動床方
式を用いてもよい。 本発明方法で得られた球状繊維吸着材は、その
内部までウランを均一に吸着することができ、吸
着されたウランは酸処理によつて容易に脱着さ
れ、吸着材の循環再使用が可能である。 発明の効果 本発明方法によると、海水などの希薄溶液中の
ウランの回収に好適な、ウランに対する吸着速度
や吸着容量が大きくかつ球状のアミドキシム型繊
維吸着材を効率よく製造することができる。 得られた吸着材は球状であるので、希薄溶液中
のウランを回収するのに、粒状吸着材のように装
置に多大の費用を要する固定床方式や流動床方式
を用いる必要がなく、極めて簡単な構造の装置を
利用することができ、希薄溶液から経済的有利に
ウランを回収することができる。 実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 繊維径15d、繊維長10mmのアクリル繊維5g及
びヒドロキシルアミン1Mメタノール溶液200mlを
300mlの三つ口丸底セパラブルフラスコに入れ、
翼の長さ6cmのかくはん棒を用い、200rpmの回
転速度でかきまぜながら、8時間還流して、直径
1〜1.5cmの球状繊維吸着材を得た。次いでこの
吸着材を4重量%水酸化ナトリウム水溶液中に16
時間浸せきしてアルカリ処理したのち、ウラン吸
着実験に供した。 このようにして得られた球状繊維吸着材をカラ
ムに充てんし、これにろ過海水を通液して所定時
間ごとに該吸着材を取り出し、吸着材の表面部分
をほぐして、表面部分の繊維と内部の繊維とに分
け、1N塩酸で吸着ウランを脱着し、それぞれの
ウラン吸着量を測定した。 また、比較のために、球状繊維をほぐして、層
状にカラムに充てんし、ウラン吸着実験を行つ
た。これらの結果を第1表に示す。 この表から分るように、球状吸着材の内部まで
ウランが吸着していることが明らかである。
のである。さらに詳しくいえば、本発明は、海水
などの希薄溶液中のウランの回収に好適に使用し
うる、ウランに対する吸着速度及び吸着容量が大
きく、かつ球状で分離操作が容易なアミドキシム
型繊維吸着材を簡単に製造する方法に関するもの
である。 従来の技術 近年、オイルシヨツクや石油資源の枯褐化など
により、従来の石油一辺倒からエネルギー構造の
多様化が図られ、特に原子力エネルギー利用の重
要性が増してきている。そのため海水中に多量に
存在するウランがエネルギー源として注目される
ようになつた。 海水中には、安定な炭酸ウラニルとして約
3ppb程度の濃度でウランが含まれており、これ
を回収するためには、吸着能と選択性に優れた吸
着材が必要であるが、この吸着材は、長期間多量
の海水と接触するために、海水に対する抵抗性を
有し、取扱いや再生が容易で、かつ安価で大量に
入手することができ、しかも回収装置が経済的な
ものになるような吸着材でなければならない。 ところで、アミドキシム基を有する高分子化合
物はウラン吸着能に優れ(米国特許第3088798号
明細書)、また海水中のウランを選択的に吸着し
(特公昭54−32834号公報)、しかも安価に容易に
入手しうることから、ウラン吸着用として積極的
に実用化の研究がなされている。 このような吸着材を用いて海水などの希薄溶液
中のウランを回収するためには、その形状として
一般に、粒状、布状のものが考えられる。粒状吸
着材の場合、通常固定床方式又は流動床方式が用
いられ、特に海水中のウランの回収には、これま
で流動床方式が種々検討されている。しかしなが
ら、これらの固定床方式や流動床方式では、装置
に多大の費用を要し、ウラン回収コストが高くつ
くという欠点がある。 一方、布状吸着材の場合、吹き流し方式や多層
平行板方式などが提案されているが、容積当りの
吸着材の充てん量が小さく、占有面積が大きくな
るという欠点があり、実用的でない。 これらの形状の吸着材に対し、本発明球状吸着
剤の場合、添附図面の第1図に示すように、袋状
漁網1に吸着材を充てんし、浮体2に取り付ける
方式、あるいは第2図に示すように、生簀状の漁
網3の吸着材を充てんし、浮体2に取り付ける方
式などを用いることができ、多大の装置費用を要
する固定床方式や流動床方式を用いる必要がない
ので、実用的に有利である。繊維の球状化につい
ては有機繊維群を液体中に分散し、該分散液を撹
拌して繊維塊を得る方法が考案されている(特開
昭58−180229号)。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このような事情に鑑み、海水
などの希薄溶液中のウランの回収に好適に使用で
きる、ウランに対する吸着速度や吸着容量が大き
く、かつ球状で、その内部までウランを均一に吸
着しうるアミドキシム型繊維吸着材を効率よく製
造する方法を提供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、所定形状
のアクリル繊維を、ヒドロキシルアミンを含有す
るメタノール溶液中でかきまぜながら加熱して、
該繊維のアミドキシム化と同時に球状化を行うこ
とにより、前記目的を達成しうること、及びさら
に得られた球状吸着材に特定の表面処理を施すこ
とにより、耐久性の優れたものになることを見出
し、これらの知見に基づいて本発明を完成するに
至つた。 すなわち、本発明は、ヒドロキシルアミンを含
有するメタノール溶液中に、繊維長5〜30mm、繊
維径3d以上のアクリル繊維を加え、かきまぜな
がら加熱して、該繊維をアミドキシム化すると同
時に球状に成形することを特徴とするアミドキシ
ム型球状繊維吸着材の製造方法、及び前記のよう
にして得られた球状成形体を親水性バインダーで
表面処理することを特徴とするアミドキシム型球
状繊維吸着材の製造方法を提供するものである。 本発明方法において用いるアクリル繊維は、繊
維長が5〜30mmで、繊維径が3d以上のものであ
るが、特に繊維長が5〜10mmで、繊維径が10〜
15dの範囲にあるものが好適である。該アクリル
繊維の形状が前記範囲を逸脱すると所望の球状吸
着材が得にくくなる。 一方、溶媒溶液中のヒドロキシルアミンの含有
量は、通常1〜5重量%の範囲で選ばれ、またア
クリル繊維とヒドロキシルアミンとの割合は、重
量比で1:1ないし1:2範囲で選ばれる。溶媒
としては、メタノール、メタノール−水、ジメチ
ルホルムアミド(DMF)及びジメチルスルホオ
キシド(DMSO)などが用いられる。該アクリ
ル繊維のアミドキシム化は、通常常圧下に加熱還
流させながら行なわれ、反応時間は1〜10時間程
度である。 本発明においては、該アクリル繊維はアミドキ
シム化されながら球状に成形されるが、アミドキ
シム化と球状化が同時に進行することによつて、
球状体の成形速度が速く、かつアルカリ処理時の
強度が優れた球状吸着剤が能率的に形成される。
その球径は5〜40mmの範囲にあるものが好まし
い。この球径は該繊維の形状、かきまぜ機の形状
やかきまぜ速度、容器の形状や大きさなどの条件
に左右されるので、所望の球径を有する球状繊維
吸着材を得るためには、前記条件を適宜選ぶ必要
がある。 このようにして得られた球状繊維吸着材は、そ
のままでアルカリ水溶液中に1〜48時間程度浸せ
きしてアルカリ処理したのち、ウラン吸着材とし
て用いてもよいが、吸着性能の低下をもたらす解
繊を防止するために、その表面を親水性バインダ
ーで処理することが望ましい。この親水性バイン
ダーとしては、例えばポリアクリル酸ヒドラジ
ド、ポリアクリロニトリル、ポリアクリルアミド
などが用いられる。ポリアクリル酸ヒドラジドを
用いる場合、該球状繊維吸着材をポリアクリル酸
ヒドラジド水溶液に数分間程度浸せきしたのち、
乾燥するか、又はエピクロルヒドリン中に浸せき
するなどして、該吸着材の表面に付着しているポ
リアクリル酸ヒドラジドを不溶化する。 このような表面処理された球状繊維吸着剤は、
使用中に解繊して吸着性能が劣化することがな
く、耐久性の優れたものとなる。このものは、前
記と同様に、アルカリ水溶液中に1〜48時間程度
浸せきしてアルカリ処理したのち、ウラン吸着材
として用いる。 第1図及び第2図は本発明方法により得られた
吸着材の使用態様例を示す説明図であり、第1図
は袋状漁網1に吸着材を充てんして、浮体2,2
に取り付け、錘り3で拡開状態を保持する方式を
示し、第2図は漁網1′をもつて四方を囲んだ生
簀状の囲いの中に吸着材を充てんし、浮体2′…
で海中に定着させる生簀方式を示す。 本発明方法で得られた球状繊維吸着材はこのよ
うに極めて簡単な構造の設備を利用して、海中に
配置し、使用することができるが、また従来の粒
状吸着材の場合と同様に、固定床方式や流動床方
式を用いてもよい。 本発明方法で得られた球状繊維吸着材は、その
内部までウランを均一に吸着することができ、吸
着されたウランは酸処理によつて容易に脱着さ
れ、吸着材の循環再使用が可能である。 発明の効果 本発明方法によると、海水などの希薄溶液中の
ウランの回収に好適な、ウランに対する吸着速度
や吸着容量が大きくかつ球状のアミドキシム型繊
維吸着材を効率よく製造することができる。 得られた吸着材は球状であるので、希薄溶液中
のウランを回収するのに、粒状吸着材のように装
置に多大の費用を要する固定床方式や流動床方式
を用いる必要がなく、極めて簡単な構造の装置を
利用することができ、希薄溶液から経済的有利に
ウランを回収することができる。 実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 繊維径15d、繊維長10mmのアクリル繊維5g及
びヒドロキシルアミン1Mメタノール溶液200mlを
300mlの三つ口丸底セパラブルフラスコに入れ、
翼の長さ6cmのかくはん棒を用い、200rpmの回
転速度でかきまぜながら、8時間還流して、直径
1〜1.5cmの球状繊維吸着材を得た。次いでこの
吸着材を4重量%水酸化ナトリウム水溶液中に16
時間浸せきしてアルカリ処理したのち、ウラン吸
着実験に供した。 このようにして得られた球状繊維吸着材をカラ
ムに充てんし、これにろ過海水を通液して所定時
間ごとに該吸着材を取り出し、吸着材の表面部分
をほぐして、表面部分の繊維と内部の繊維とに分
け、1N塩酸で吸着ウランを脱着し、それぞれの
ウラン吸着量を測定した。 また、比較のために、球状繊維をほぐして、層
状にカラムに充てんし、ウラン吸着実験を行つ
た。これらの結果を第1表に示す。 この表から分るように、球状吸着材の内部まで
ウランが吸着していることが明らかである。
【表】
実施例 2
実施例1と同一の素繊維を常温のメタノール溶
液中で実施例1の装置を用い、8時間かきまぜて
得られた球状体を更に8時間アミドキシム化した
球状繊維吸着材を球状体とし、実施例1と同一
の素繊維を8時間アミドキシム化処理した繊維を
常温のメタノール溶液中で実施例1と同様に球状
化した球状繊維吸着材を球状体とし、実施例1
のアミドキシム化と球状化を同時に行う方法によ
つて得られた球状繊維吸着材を球状体とした場
合、それぞれの球状化に要する時間、8時間のア
ルカリ処理を行つた場合の解繊率及び海水からの
6日間のウラン吸着量を第2表に示す。 球状体を得るための本発明による方法と比較
して、球状体及び球状体を得るための球状化
とアミドキシム化を個別に行う方法では球状体の
形成に長時間を要し、アルカリ処理時の解繊率が
大きい。 更に、本願による方法で得られる球状体は、
球状体及び球状体より海水ウランに対する吸
着性が高い。
液中で実施例1の装置を用い、8時間かきまぜて
得られた球状体を更に8時間アミドキシム化した
球状繊維吸着材を球状体とし、実施例1と同一
の素繊維を8時間アミドキシム化処理した繊維を
常温のメタノール溶液中で実施例1と同様に球状
化した球状繊維吸着材を球状体とし、実施例1
のアミドキシム化と球状化を同時に行う方法によ
つて得られた球状繊維吸着材を球状体とした場
合、それぞれの球状化に要する時間、8時間のア
ルカリ処理を行つた場合の解繊率及び海水からの
6日間のウラン吸着量を第2表に示す。 球状体を得るための本発明による方法と比較
して、球状体及び球状体を得るための球状化
とアミドキシム化を個別に行う方法では球状体の
形成に長時間を要し、アルカリ処理時の解繊率が
大きい。 更に、本願による方法で得られる球状体は、
球状体及び球状体より海水ウランに対する吸
着性が高い。
【表】
実施例 3
実施例1で作成した球状繊維吸着材をポリアク
リル酸ヒドラジド(分子量30万、ヒドラジド化率
45%)水溶液中に10分間浸せきしたのち、真空乾
燥して吸着材表面に付着しているポリアクリル酸
ヒドラジドを不溶化した。 このようなポリアクリル酸ヒドラジド処理を行
わない球状繊維吸着材は、アルカリ処理を24時間
行うと解繊したが、ポリアクリル酸ヒドラジド処
理した球状繊維吸着材は24〜48時間アルカリ処理
しても解繊しなかつた。また、このものは長時間
吸着実験を行つても、抜けたり、折れたりする繊
維は認められなかつた。 PAH処理しない球状繊維吸着材を16時間アル
カリ処理したもの(解繊してない)及びPAH処
理した球状繊維吸着材を24時間アルカリ処理した
ものについて、ウラン吸着性を測定した。その結
果を第3表に示す。 この表から分るように、ポリアクリル酸ヒドラ
ジド処理した球状繊維吸着材は、このような処理
しないものに比べてウラン吸着速度が大きい。
リル酸ヒドラジド(分子量30万、ヒドラジド化率
45%)水溶液中に10分間浸せきしたのち、真空乾
燥して吸着材表面に付着しているポリアクリル酸
ヒドラジドを不溶化した。 このようなポリアクリル酸ヒドラジド処理を行
わない球状繊維吸着材は、アルカリ処理を24時間
行うと解繊したが、ポリアクリル酸ヒドラジド処
理した球状繊維吸着材は24〜48時間アルカリ処理
しても解繊しなかつた。また、このものは長時間
吸着実験を行つても、抜けたり、折れたりする繊
維は認められなかつた。 PAH処理しない球状繊維吸着材を16時間アル
カリ処理したもの(解繊してない)及びPAH処
理した球状繊維吸着材を24時間アルカリ処理した
ものについて、ウラン吸着性を測定した。その結
果を第3表に示す。 この表から分るように、ポリアクリル酸ヒドラ
ジド処理した球状繊維吸着材は、このような処理
しないものに比べてウラン吸着速度が大きい。
第1図及び第2図は、本発明で得られた球状繊
維吸着材を用いて、海水中のウランを回収する際
のそれぞれ異なつた様式の例を示す説明図であ
る。図において符号1は袋状漁網、2は浮体、
1′は囲い用漁網である。
維吸着材を用いて、海水中のウランを回収する際
のそれぞれ異なつた様式の例を示す説明図であ
る。図において符号1は袋状漁網、2は浮体、
1′は囲い用漁網である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ヒドロキシルアミンを含有するメタノール溶
液中に、繊維長5〜30mm、繊維径3d以上のアク
リル繊維を加え、かきまぜながら加熱して、該繊
維をアミドキシム化すると同時に球状に成形する
ことを特徴とするアミドキシム型球状繊維吸着材
の製造方法。 2 ヒドロキシルアミンを含有するメタノール溶
液中に、繊維長5〜30mm、繊維径3d以上のアク
リル繊維を加え、かきまぜながら加熱して、該繊
維をアミドキシム化すると同時に球状に成形し、
次いでこの球状成形体を親水性バインダーで表面
処理することを特徴とするアミドキシム型球状繊
維吸着材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4561085A JPS61204036A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 球状繊維吸着材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4561085A JPS61204036A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 球状繊維吸着材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61204036A JPS61204036A (ja) | 1986-09-10 |
| JPH032011B2 true JPH032011B2 (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=12724135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4561085A Granted JPS61204036A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 球状繊維吸着材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61204036A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0333254A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-13 | Agency Of Ind Science & Technol | アミドキシム型繊維の球状化成型方法及び成型装置 |
| CN104667886B (zh) * | 2015-01-22 | 2017-05-17 | 鲁东大学 | 偕胺肟基修饰的对位芳纶吸附材料的制备方法及应用 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5428486U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-24 | ||
| JPS5432834A (en) * | 1977-08-19 | 1979-03-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Processing system for exhaust combustion gas |
| JPS58180229A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-21 | Unitika Ltd | 吸着材の製造方法 |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP4561085A patent/JPS61204036A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61204036A (ja) | 1986-09-10 |
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