JPH0320279A - 新規免疫抑制剤 - Google Patents
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- JPH0320279A JPH0320279A JP2062848A JP6284890A JPH0320279A JP H0320279 A JPH0320279 A JP H0320279A JP 2062848 A JP2062848 A JP 2062848A JP 6284890 A JP6284890 A JP 6284890A JP H0320279 A JPH0320279 A JP H0320279A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(Straptomycess hygroscop
icus subsp.aseo−m caticu
s) (M A 6 4 7 5 )、ATCCNo
.14891の変異化菌株ストレプトマイセスヒグロス
コピクス亜種アスコマイセテイクス(Straptom
ycas hygroscopicus subap.
ascoIlycaticus) (MA 6 6 4
6 , A T C CNo.53855)の醗酵に
より生産される新規免疫抑制剤L−687,819に関
連する.本方法は窒素栄養含有の炭水化物培養液中、好
気的条件下、新規微生物を培養するものである. 1983年、米国FDAは、臓器移植手術の分野で革命
を起こした非常に効果のある抗拒否剤であるシクロスボ
リンを認可した.本薬剤の作用は、移植外部タンパク質
を拒否するために体免疫系が天然の防御因子の貯蔵を用
意するのを阻害するものである. 本薬剤は移植拒否と戦うのに効果的であるが、腎疾患、
肝損傷及び潰瘍を引き起こし、多くの場合,重篤な状態
となる欠点を有する. 本出願に参考文献として引用するフジサワ( F uj
isawa)のE P O Publication
N o .0184162において、シクロスポリンよ
りも100倍活性があると云われる新規マクロライド免
疫抑制剤FK−506についての記載がある.構造的に
関連したFK−525のみならず、本マクロライドは特
定菌株xt−レプトマイセスツクバエンシス(] tm cas taukubaansis)の醗酵によ
り生産される,更に又,S.ヒグロスコピクス亜種1L
シマエンシス(S.h rosco icus su
bsup.巨眩吐鎌短吐困)の生産する関連マクロライ
ド免疫抑制剤FK−520及びFK−523についての
記載もある. T.アライ(T. Arai)に対するUSP3,24
4,592においては、抗真菌剤「アスコマイシン』を
生産するストレプトマイgは生匡吐)の培養についての
記載がある. S.T.Chen,E,S.Inamins,B.H.
Arlson, L. S . Wicker (Me
rk & G o ,Inc.)等による、本出願で参
考文献として引用する米国特許出願番号213,025
D ockat 17767)において、L−6 8
3 , 590の存在下、菌株アクチノブラナセテ S
p.(Actinoplanacata Sp.) (
M A 6 5 5 9 )sATCC No. 5
3 7 7 1の培養によりL−683,590を微
生物変換させて生産した新規免疫抑制剤である『デメト
イムノマイシンJ ( rdamethimaunoa
+ycinJ ) L 一683、T42 (L−68
3,590のC一31脱メチル化同族体)について記載
されている. しかしながら、免疫抑制剤L−687,819の製造文
献中、L−683,795 (FK−523)のC−3
1脱メチル化誘導体であるとの記述はされていない. 本分野において.FK−506に構造関連した新規マク
ロライド免疫抑制剤が探し求められている. 本免疫抑制剤L−687,819はATCCNo.14
891 (MA6475)をN−メチル−N′一二トロ
ーN−二トロソグアニジンで変異化処理して得た変異株
、ストレプトsubsp. ascom ceticu
s) (M A 6 6 4 6 )の醗酵により直接
得られる.醗酵はマクロライド免疫抑制剤L−683、
T95 (FK−523)の存在を必要とせず,窒素栄
養含有の炭水化物培養液中、深部好気的培養条件下で行
なう.本培養は、PH8.0以下,例えば約7でL−6
83,795 (FK−523)のモノ一〇−31脱メ
チル化物であるL−6 8 7,8 1 9を生産せし
めるのに十分な時間かけて行なう. 得られたL−6 8 7,8 1 9は免疫抑制活性を
有する.すなわち本出願において、『T細胞増殖検定』
として言及されている、カルシウムイオノホア(イオノ
マイシン〉及びホルボールミリステートアセテート(P
MA)併用誘発のT細胞刺激検定により示された如く、
T細胞活性化の阻害が陽性である.本検定の原理は、イ
オノマイシン及びPMAを併用して刺激したマウスTリ
ンパ球の増殖を測定するものである.本検室において陽
性試料は、トリチウム標識チミジンの取り込みの減少で
明らかなようにT一細胞増殖を阻害する. 本発明において、菌株ストレプトマイセスm■互uヨ視
)(MA6 6 4 6)ATCC No.5385
5を、窒素栄養含有水性炭水化物培養液中、深部好気的
培養条件下で十分な時間培養して生産された新規免疫抑
制剤L−687.819を提供する.L−687,81
9は電子衝撃マススペクトル法により決定された分子式
Ca1Hss N Ch* ( C4L Has N
Ot*+T4,T=SiC,H.として、計算値105
1.6088.実測値1051.6089)を有し,図
1に示す如きプロトン核磁気共鳴スペクトルを有する. 本発明はL−8 8 7,8 1 9を製造するためN
o.53855の醗酵を含む.本微生物は米国メリーラ
ンド州ロックビル市パークローン通り12301のA
marican T ypa C ulturaC o
llectionに1989年1月12日、ATCC
No.53855として記録された制限寄託物であり
,ニュージャージー州ローウェイ市のMark Cul
tura CollectionにMA6646として
現在記録されている.本微生物の形態学的,培養学的,
生物学的及び生理学的特性を含む物理的特性及びタキソ
ノミーを以下に示す. 菫(Jノ.684生 W一 枝分れフィラメント様菌体. 直径0.6ミクロン、胞子体は短く,密集したラセン形
. オートミール亀天斐里 栄養増殖:裏面:灰〜白色 気生集団:豊富で鈍い灰色〜黒色 可溶性色素:なし グリセロールーアスパラギン 栄養増殖:裏面:灰白色、半透明 前面:灰白色、半透明 へりは,でこぼこ 気生菌糸:希薄な灰白色、粉状 可溶性色素:なし 一デンブン 天 栄養増殖:裏面:クリーム色〜黄色 気生集団:豊富でベルベット状,淡灰色〜黒色 気生菌糸:白色、ベルベット状 可溶性色素:なし イースト ーモルト 物 栄養増殖:裏面:灰色〜黄色 気生集団二豊富で明〜中灰色、鈍く綿状可溶性色素:な
し ヒ 」 パターン d−グノレコース++ d−マノレトース中 シュ
ークロースーd−アラビノース◆/− d−マンニト
ール+◆d−キシロース料トアラビノース◆/− d
−マンノース◆十 トキシロース ーd−フルクトース
+十 トマンノースー アルファtラクトース奸トグ
ルコース− d−ラフィノースー ベータトラクト
ースHイノシトール◆/− II−ラムノーX++
◆◆は実質的増殖; +は緩和な増殖;+/一は僅かに
増殖; 一は増殖しないことを示す.多くのrL−6
8 7,8 1 9一生産』変異株ストレプトマイセス
ヒグロスコピクス亜種ヱスコマイセ“イクス(Stra
tow ass h ro−本発明の工程を実施で
きるが,特にATCCNo.53855菌株が望ましい
. 一般には、L−687,819は上述のrL−687,
819生産菌株』を、同化できる炭素及び窒素源を含む
栄養培養液中、深部好気的条件下(例えば、振盪培養,
深部培養等)で培養(醗酵)して製造することができる
.培養液は醗酵工程の開始時及び終了時(採取時)にp
Hを約7に保つことが望ましい.pHが高いと,実質的
及び/又は全体的な生成物の損失につながる.望ましい
pHは、モルホリノエタンスルホン酸(MES)、モル
ホリノプロパンスルホン酸(MOPS)等の如き緩衝剤
を用いて保持させるか,又は以下に示す生産培地の如き
緩衝性を本来から持つ栄養物を選んで望ましいpHを保
つ.栄養培地中の所望な炭素源は、グルコース、キシロ
ース,ガラクトース、グリセリン、デンプン,デキスト
リン等の如き炭水化物である,使用できる他の炭素源は
、マルトース,ラムノース,ラフィノース,アラビノー
ス、マンノース、サリチン、スクシン酸ナトリウム等で
ある. 好ましい窒素源は,イースト抽出物、肉抽出物,ペプト
ン、グルテンミール,綿実ミール、大豆ミール、及び他
の野菜ミール(部分的又は全体に脱脂),カゼイン加水
分解物、大豆加水分解物,イースト加水分解物,トウモ
ロコシ浸出液、乾燥イースト、麦芽、羽毛ミール,ピー
ナツ粉,醸造家の可溶成分のみならず、アンモニウム塩
(例えば,硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン
酸アンモニウム等)、尿素,アミノ酸等の如き無機及び
有機窒素化合物である. 炭素及び窒素源は併用するのが好ましいものであるが,
その純粋なものを使用する必要はない.これは微量の増
殖因子,適量のミネラルを含む不純物を使用するのが望
ましいためである.必要ならば、培養液中に炭酸ナトリ
ウム又はカルシウム、リン酸ナトリウム又はカリウム、
塩化ナトリウム又はカリウム、ヨウ化ナトリウム又はカ
リウム、マグネシウム塩,銅塩、コバルト塩の如きミネ
ラルの塩を加えることができる.もし必要ならば、特に
培地がはげしく泡立つ場合、流動バラフィン、脂油、植
物油、鉱油、又はシリコンの如き消泡剤を加えることが
できる. 大量のL−8 8 7,8 1 9を生産させるための
条件として深部好気的培養条件が望ましい.少量の生産
にはフラスコ,ビン,又は培養皿にて振盪又は表面培養
を用いる.更に、増殖を大きいタンク中で行なう場合は
L−687.819の生産工程で増殖の遅れを防ぐため
、生産用タンク中に接種する微生物の発育形(vega
tative form)を用いることが望ましい.し
たがって,スラント中に生成した微生物の胞子又は菌糸
を比較的少量の培養液に接種することにより最初に発育
接種物、いわゆるr種培地』を作り,次に培養した発育
接種物を無菌的にタンク中に移すことが望ましい.接種
物を作る醗酵培地はL−687,819の製造で用いる
培地と実質的に同じか、又は異なるものであり,一般に
は接種前に培地を滅菌するのにオートクレープを用いる
.培地のpHは一般にオートクレープ工程の前に、酸又
は塩基を加えて約7.0に調節するが緩衝液の形が望ま
しい. 培養混合物の撹拌及び通気は種々の方法で行なうことが
できる.撹拌はプロペラ又は類似の機械的撹拌,ファー
メンターの回転又は振盪、種々のポンプ装作又は培地八
の無菌的な通気により行なうことができる.通気は醗酵
混合物中に無菌空気を通ずると効果的に行なえる. 醗酵は,一般に,約20℃〜40℃(25〜35℃が望
ましい)で、48時間〜96時間行なうが、醗酵条件及
び用いたスケールにより変化させることができる.生産
培地は回転振盪機上、527℃で96時間インキユベー
トし、醗酵培地のPHを採取するまで7.0に保つこと
が望ましい. 実施のための好ましい培養/生産培地は以下の培地であ
る. 盈豊里表 工Zユヱ上上グルコース
20.0Difeoイースト抽出物
20.0ハイカーゼS F 2
0.OKNO. 2.OFeS
O.・7H,O O.025NaCIl
O.5M g S O4・7H
.O O.5M n S O 4 ・7
H * O O − 0 0 5Z n
S O 4 ・7 H s O O −
0 1CaCi,・2HsO O.02星
(1リ4友 工Z己し仁ヒ上グルコ
ース 22 グリセリン 25 トウモロコシ浸出液 10 Difcoイースト抽出物 25 乳 酸 2L−チロシ
ン 4 MOPS 10 CaC0. 0.25pHを6.
8に調節 生産されたL−6 8 7,8 1 9は、他の既知の
生物活性物質を取るのに一般に用いられている従来の方
法を用いて培地中から単離できる.生産されたL−68
7,819物質は,培養菌体及び伊液中に発見される.
したがって培養培地の伊過又は遠心により得られる菌体
及び伊液の減圧濃縮、凍結乾燥,メタノールの如き従来
から用いている溶媒での抽出、pH調節,従来の樹脂処
理(例えば、アニオン又はカチオン樹脂、非イオン性吸
着樹脂等)、従来の吸着剤(例えば、活性炭、ケイ酸、
シリカゲル、セルロース,アルミナ等)、結晶化,再結
晶等の方法により単?精製できる.望ましい方法は溶媒
、特にメタノールを用いた抽出法である. 醗酵により生産されたL−6 8 7,8 1 9はT
細胞増殖検定で調べた結果、陽性の免疫抑制作用を有し
、これに基づく利用性がある.L−687,819は以
下の物性を持つ.1.白色無定形粉末 2.メタノールに可溶 3.電子衝撃マススペクトル法で決定した分子式C41
H■NOsxe C4tHssNOt*+’r4(T4
=SiC,H,)として計算値,1051.6088
:実測値、1051.6089.これは図3に示す分子
構造に一致.上述の如く醗酵工程で得られるL−6 8
7,8 1 9は例えば、抽出、沈澱,分別結晶化、
再結晶、クロマトグラフィー等により単離精製できる. 例えばアセテートの如き分子の水酸基を用いて形成した
,従来の医薬として望ましい、L−6 8 7,8 1
9の生物体内不安定エステルも本物質の望ましい形で
ある. 前述の醗酵反応及び醗酵混合物の後処理におけるL−6
8 7,8 1 9の互変異性体及び構造異性体も本
発明の態様内にあることに注意されたい. 本発明のL−6 8 7,8 1 9は免疫抑制活性、
抗菌活性の如き薬理活性を有する.したがって、心臓、
腎臓、肝臓、骨髄、皮膚等の臓器及び組織移植の拒否反
応、骨髄移植による移植一対一宿主疾患,リュウマチ関
節炎、全身性紅斑性狼癒,橋本甲状腺炎、多発性硬化症
、重症性筋無力症、タイプエ糖尿病,葡萄膜炎等の自己
免疫病の治療及び予防に有益である. 本発明の薬剤組或物は、本発明のL− 687,819を活性成分として含有し,外用,内服用
又は注射用に用いるのに望ましい有機又は無機担体又は
賦形剤と混合した固形、半固形又は液剤の如き薬剤形で
用いることができる.活性成分は,例えば錠剤,ペレッ
ト,カプセル,坐薬、溶液,乳剤、懸濁剤、及びその他
の使用に望ましい形態のための、一般に用いられる無毒
性の医薬として望ましい担体と混合できる.使用できる
担体は、水,グルコース,乳糖,アラビアゴム、ゼラチ
ン,マンニトール、デンプンペースト、三ケイ酸マグネ
シウム、タルク、トウモロコシデンプン、ケラチン,コ
ロイド状シリカ、ポテトデンプン、尿素、工業製品に用
いるのに望ましいその他の担体であり、固形、半固形,
又は液体形の担体である.加えて,補助剤として安定剤
、濃厚化剤及び着色剤、香料を用いることができる.活
性の、本目的化合物は疾病の状況又は症状に対して望ま
しい効果が得られるよう十分な量の薬剤組或物中に含有
される. 本組成物をヒトに投与する場合、注射又は内服投与が望
ましい.L−687,819の治療効果が得られるため
の量は、年令、治療をほどこす患者の症状に依存して変
化するが、一日の投与量は(70kgの人に基づいて計
算すると)活性威分が約0.01−1000mgであり
、Q.1−500mgが望ましく、Q,5−100mg
を治療する疾病に与えるのが一般には最良である.一般
に1回の平均投与量はQ.5mg,lmg,5mg,I
Qmg,50mg,100mg.250mg及び500
mgを投与する. 以下の実施例は本発明を例示する目的で示したものであ
り、本発明の態様又は精神を限定するものと解釈すべき
ではない. KNO.、0.2%;ハイカーゼSF,2%;d if
eoイースト抽出物,2%;グルコース、2%; Fa
SO,・7H,O%0.0025%;NaCQ.0.0
5%;MgSO4−7H,O、0.05%;MnS0,
7H,0,0.0005%; ZnSO4−7H,0
.0.001%;CaCQ, ・2H,0,0.002
%からなる44mAのオートクレープ滅菌種培地を入れ
た250mfiバッフルエーレンメイヤーフラスコにM
A6646を接種して醗酵を行なった@ Bennet
t培地からMA6646(ATCCNo,53855)
の胞子を取り種培地に接種し、回転振盪機上220rp
mにて42−48時間27℃でインキユベートした.オ
ートクレープ前にNaOHでpH6.8に調節した、グ
リセリン2.5%:グルコース2.2%;トウモロコシ
浸出液1%: Difcoイースト抽出物1.5%;乳
酸0.2%(v/v);L−チロシン0.4%:MOP
3 1%:CaC0,0.0 2 5%からなる製造
培地の入ったバッフルしてないエーレンメイヤーフラス
コ中に上述で出来た種培養菌を1.0園党ずつ加えて接
種した.製造培地を回転振盪機上220rpmにて27
℃で96時間インキユベートした.培養液と同量のメタ
ノールを加え,二一バーバッハ( E barbach
)往復振盪機上高速で30分間撹拌し、次に遠心してメ
タノール抽出を行なった.水性メタノール性抽出液をT
LC及びHPLCで分析した. 逆相H P L C (Whatman Partis
il 5 0DS−3、0.1%水性H.PO4: C
H,CN,40 : 60、1 m Q /分)により
全抽出物の主要成分の保持時間は7、T9分であり,ど
れもHPLCの保持時間とTLCのRfが同一であり,
31−デスメチルーL−683−590 (L−687
,819)であった.保持時間 6.98分に副成分を
認めた.副或分は半プレパラティブ逆相オクタデシル(
C.。)HPLC力ラム(RA I N I N″″D
ynamax C − 1 8カラム)にて単離した.
6本の,変異株振盪フラスコ培養物を同量のメタノール
で抽出し,遠心し、上清を留去してメタノールを除いた
.得られた水相を酢酸エチルで2回抽出し,窒素気流下
留去した.残渣をメタノールに再懸濁させ,50マイク
ロリットルずつ半プレパラテイブカラムに注入した.溶
媒系は0.1%水性H3PO4=CH3CN (50:
50)であり、流速は4mQl分であった.12.5分
に流出した巾広ビークを1mQずつのフラクションに取
り、MOPS緩衝液でpH6.0にした。試料をT細胞
増殖(IL−2)検定を用い、免疫抑制活性を有するこ
とが判明した. 多量の物質を生産せしめるため,実施例1の醗酵法を大
規模で行なった.遠心して,培養固形物を45リットル
の培養液から除去した.得られた固形物をメタノールで
2回(1回1リットル)抽出した.培養液は1八量の酢
酸エチル(20リットル)で抽出し、得られた酢酸エチ
ル抽出液を培養固形物抽出液と合併し、フラッシュエバ
ボレーターにて減圧下,有機溶媒を除去し水性懸濁液を
得た.水性懸濁液を蒸留水で最終容量1.5リットルに
希釈し,同量の酢酸エチルで抽出した.次に酢酸エチル
抽出物を蒸留水で洗浄し,水溶性不純物を除去した.洗
浄した酢酸エチル抽出液をフラッシュエバボレーターで
減圧下溶媒留去し、55.3 グラムの粗活性抽出物を
得た. 粗活性抽出物をシリカゲル( A ld r ichC
hemical, $ 2 4 3 9 8−1、グレ
ード62、60−200メッシュ)の5リットルカラム
により、ヘキサン:アセトン(3 : 1)でクロマト
グラフィーを行なった.試料をカラムに乗せた後、同じ
溶媒でベッド容積2回分でカラムを洗浄し、次にヘキサ
ン:アセトン(1 1 : 9)で流出させ、2リット
ルずつ分取りした.目的化合物含有の画分10−14を
合併し,減圧濃縮して4.05 グラムの濃含有物を得
た.本品をシリカゲル−60(E.Mark、$938
5.230−400メッシュ)のlリットルカラムにて
、ヘキサン:アセトン(1 1 : 9)を用いた再カ
ラムクロマトグラフィーにて精製した.試料をカラムに
乗せた後,同じ組成の溶媒で25mffi/分にて流出
させた.240mQずつ分画し、流出画分22−40に
濃含有物を認めた.これらの画分を合併し、留去して2
.91グラムの油状残渣を得た.プレバラテイブ逆相高
速液体クロマトグラフイー(HPLC)により,更に精
製を行なった.約100ミリグラムの濃含有物をlmj
lのメタノールに溶かしRainin Dynaw*a
x − C 1 8カラム、21.4X250mmを用
い,アセトニトリル:水(3:2)で10mfi/分に
て流出し,205nmの吸光度で検出するクロマトグラ
フイーを60℃で2回に分けて行なった.クロマトグラ
フィー分離では、15mQずつ分画した.画分9−11
に目的化合物が含有し、これを合併して減圧濃縮した.
残渣について上述と同一のカラムを用い,アセトニトリ
ル:水(1 : 1)で10mm/分にて流出するクロ
マトグラフイーを60℃で再度行なった.この条件下、
42〜48分に目的化合物が流出した.このピークの中
心画分の留去により?的化合物を高純度で2、Tmg得
た.白色無定形固形物. 本生成物のcDCQ.・中におけるプロトンNMRスペ
クトルを図1に示す.ケミカルシフトはテトラメチルシ
ランを基準とするPPM(デルタ)で表わした(TMS
=O、PPM).残存の溶媒プロトンを内部標準として
用いた(7.24 PPM),本生戒物のCDCQ.
中での炭素−13NMRスペクトルを図2に示す6ケミ
カルシフトはテトラメチルシランを基準にしたPPM(
デルタ)で表わした(TMS=O ppm)−溶媒の
炭素共鳴シグナルを内部標準として用いたC’i’l.
OPPM).目的化合物のテトラー(トリメチルシリル
)一誘導体の高分解電子衝撃マススペクトルでは分子イ
オン1 0 5 1.6 0 8 9を与えた( C
4 1H s s N O 1■+T4、T.=SiC
,H.とじて計算値1051.6088).各フラグメ
ントは提唱構造に一致した.純品をT細胞増殖検定(I
L−2)に用いた.結果は実施例3に示す. 1.然1む1艷 上述HPLCにて得られた純L− 687,819を無
水エタノールに1■g/tanで溶かした.2.検 定 C57BQ/6マウスの牌臓を無菌条件下で取り.10
%熱不活化牛胎児血清(G I BCO)を加えた氷冷
RPMI 1640 培地(GIBCO,ニューヨー
ク州グランドアイランド)中にて、ゆっくりと分離した
。細胞を150Orpm.8分間遠心して、ペレットと
して取った.ペレットを塩化アンモニウム分解緩衝液(
GIBCO)で4℃,2分間処理して混在する赤血球細
胞を除去した.冷却培地を加え,細胞を再び1 5 0
0 r Pm%8分間遠心した6以下に示す如きナイ
ロンウールカラムを用いて細胞懸濁液を分離し、Tリン
パ球を単離した.ナイロンウールカラムは約4グラムの
洗浄、乾燥したナイロンウールを20m(Iのプラスチ
ックシリンジ中に充填して作製した.オートクレープで
30分間250’Fにてカラムを滅菌した.ナイロンウ
ールカラムを加温(37℃)培養液で湿潤させ、同培養
液でリンスした.洗浄した牌臓細胞を温培養液に懸濁さ
せ、ゆっくりナイロンウールカラムに乗せた.カラムを
垂直にして37℃でl時間インキユベートした.非吸着
Tリンパ球は温培養液によりカラムから流出した.細胞
懸濁液を用い,上述の如き操作を繰り返した. 10%熱不活性化牛胎児血清.100mMグルタミン、
1mMビルビン酸ナトリウム.2X10−1M 2−メ
ルカプトエタノール及び50μg / m Qゲンタマ
イシンを含むRPMI 1640培地から或る完全培養
液中に2.5 X 1 0’細胞数/m愈で精製Tリン
パ球を懸濁した.イオノマイシンを250ng/mjm
.PMAをLong/m1加えた.直ちに96穴平底微
量培養板(Costar)中に細胞懸濁液を200rr
1l/穴ずつ分配した.検定試料のない培養液であるコ
ントロールと検定すべき以下に示す如き種々の試料希釈
物(上述のL−687,819)を3穴ずつ20μ党/
穴で加えた.L−679,934 (FK−506)を
標準として用いた.次に培養板を5%CO,−95%空
気の湿潤環境下 37℃で44時間インキユペートした
.Tリンバ球の増殖は、トリチウム標諏チミジンの取り
込みを測定して検定した.44時間培養後、トリチウム
標識チミジシ(NEN,ケンブリッジ.MA)を2μC
i/穴用いて細胞をパルス標識した.さらに4時間イン
キュベート後,複数試料採取機を用いてグラスファイバ
ー伊紙上に培養物を採取した.個々の穴に対応する円形
フィルターの放射活性を標準の液体シンチレーションカ
ウンター(ベータカウンター)で測定した.各穴からの
複写物の1分間当りの平均カウント数を計算し、結果を
以下に示す如くトリチウム標識チミジン取り込み(増殖
)のパーセント阻害で表わした.L−687,819の
種々の濃度でのバーセント阻害の結果を以下の表に示す
. 100 10 6.6 4.4 2.9 1.3 0.58 0.26 0.1 1 98.8 76.1 5 l.3 1 5.9 0 0 0 9.1 9.5 注=1.マウスT細胞培養物を1H−チミジンで採取4
8時間前に4時間パルス 標識する. 2.標準L−679.934 (Long/mI2)は
99%阻害を示した. 3.L−687,819のIC..=7.0ng/mf
i=9.17nM 4.増殖阻害は50単位/mQの組変えトIL−2を加
えると消滅した.
icus subsp.aseo−m caticu
s) (M A 6 4 7 5 )、ATCCNo
.14891の変異化菌株ストレプトマイセスヒグロス
コピクス亜種アスコマイセテイクス(Straptom
ycas hygroscopicus subap.
ascoIlycaticus) (MA 6 6 4
6 , A T C CNo.53855)の醗酵に
より生産される新規免疫抑制剤L−687,819に関
連する.本方法は窒素栄養含有の炭水化物培養液中、好
気的条件下、新規微生物を培養するものである. 1983年、米国FDAは、臓器移植手術の分野で革命
を起こした非常に効果のある抗拒否剤であるシクロスボ
リンを認可した.本薬剤の作用は、移植外部タンパク質
を拒否するために体免疫系が天然の防御因子の貯蔵を用
意するのを阻害するものである. 本薬剤は移植拒否と戦うのに効果的であるが、腎疾患、
肝損傷及び潰瘍を引き起こし、多くの場合,重篤な状態
となる欠点を有する. 本出願に参考文献として引用するフジサワ( F uj
isawa)のE P O Publication
N o .0184162において、シクロスポリンよ
りも100倍活性があると云われる新規マクロライド免
疫抑制剤FK−506についての記載がある.構造的に
関連したFK−525のみならず、本マクロライドは特
定菌株xt−レプトマイセスツクバエンシス(] tm cas taukubaansis)の醗酵によ
り生産される,更に又,S.ヒグロスコピクス亜種1L
シマエンシス(S.h rosco icus su
bsup.巨眩吐鎌短吐困)の生産する関連マクロライ
ド免疫抑制剤FK−520及びFK−523についての
記載もある. T.アライ(T. Arai)に対するUSP3,24
4,592においては、抗真菌剤「アスコマイシン』を
生産するストレプトマイgは生匡吐)の培養についての
記載がある. S.T.Chen,E,S.Inamins,B.H.
Arlson, L. S . Wicker (Me
rk & G o ,Inc.)等による、本出願で参
考文献として引用する米国特許出願番号213,025
D ockat 17767)において、L−6 8
3 , 590の存在下、菌株アクチノブラナセテ S
p.(Actinoplanacata Sp.) (
M A 6 5 5 9 )sATCC No. 5
3 7 7 1の培養によりL−683,590を微
生物変換させて生産した新規免疫抑制剤である『デメト
イムノマイシンJ ( rdamethimaunoa
+ycinJ ) L 一683、T42 (L−68
3,590のC一31脱メチル化同族体)について記載
されている. しかしながら、免疫抑制剤L−687,819の製造文
献中、L−683,795 (FK−523)のC−3
1脱メチル化誘導体であるとの記述はされていない. 本分野において.FK−506に構造関連した新規マク
ロライド免疫抑制剤が探し求められている. 本免疫抑制剤L−687,819はATCCNo.14
891 (MA6475)をN−メチル−N′一二トロ
ーN−二トロソグアニジンで変異化処理して得た変異株
、ストレプトsubsp. ascom ceticu
s) (M A 6 6 4 6 )の醗酵により直接
得られる.醗酵はマクロライド免疫抑制剤L−683、
T95 (FK−523)の存在を必要とせず,窒素栄
養含有の炭水化物培養液中、深部好気的培養条件下で行
なう.本培養は、PH8.0以下,例えば約7でL−6
83,795 (FK−523)のモノ一〇−31脱メ
チル化物であるL−6 8 7,8 1 9を生産せし
めるのに十分な時間かけて行なう. 得られたL−6 8 7,8 1 9は免疫抑制活性を
有する.すなわち本出願において、『T細胞増殖検定』
として言及されている、カルシウムイオノホア(イオノ
マイシン〉及びホルボールミリステートアセテート(P
MA)併用誘発のT細胞刺激検定により示された如く、
T細胞活性化の阻害が陽性である.本検定の原理は、イ
オノマイシン及びPMAを併用して刺激したマウスTリ
ンパ球の増殖を測定するものである.本検室において陽
性試料は、トリチウム標識チミジンの取り込みの減少で
明らかなようにT一細胞増殖を阻害する. 本発明において、菌株ストレプトマイセスm■互uヨ視
)(MA6 6 4 6)ATCC No.5385
5を、窒素栄養含有水性炭水化物培養液中、深部好気的
培養条件下で十分な時間培養して生産された新規免疫抑
制剤L−687.819を提供する.L−687,81
9は電子衝撃マススペクトル法により決定された分子式
Ca1Hss N Ch* ( C4L Has N
Ot*+T4,T=SiC,H.として、計算値105
1.6088.実測値1051.6089)を有し,図
1に示す如きプロトン核磁気共鳴スペクトルを有する. 本発明はL−8 8 7,8 1 9を製造するためN
o.53855の醗酵を含む.本微生物は米国メリーラ
ンド州ロックビル市パークローン通り12301のA
marican T ypa C ulturaC o
llectionに1989年1月12日、ATCC
No.53855として記録された制限寄託物であり
,ニュージャージー州ローウェイ市のMark Cul
tura CollectionにMA6646として
現在記録されている.本微生物の形態学的,培養学的,
生物学的及び生理学的特性を含む物理的特性及びタキソ
ノミーを以下に示す. 菫(Jノ.684生 W一 枝分れフィラメント様菌体. 直径0.6ミクロン、胞子体は短く,密集したラセン形
. オートミール亀天斐里 栄養増殖:裏面:灰〜白色 気生集団:豊富で鈍い灰色〜黒色 可溶性色素:なし グリセロールーアスパラギン 栄養増殖:裏面:灰白色、半透明 前面:灰白色、半透明 へりは,でこぼこ 気生菌糸:希薄な灰白色、粉状 可溶性色素:なし 一デンブン 天 栄養増殖:裏面:クリーム色〜黄色 気生集団:豊富でベルベット状,淡灰色〜黒色 気生菌糸:白色、ベルベット状 可溶性色素:なし イースト ーモルト 物 栄養増殖:裏面:灰色〜黄色 気生集団二豊富で明〜中灰色、鈍く綿状可溶性色素:な
し ヒ 」 パターン d−グノレコース++ d−マノレトース中 シュ
ークロースーd−アラビノース◆/− d−マンニト
ール+◆d−キシロース料トアラビノース◆/− d
−マンノース◆十 トキシロース ーd−フルクトース
+十 トマンノースー アルファtラクトース奸トグ
ルコース− d−ラフィノースー ベータトラクト
ースHイノシトール◆/− II−ラムノーX++
◆◆は実質的増殖; +は緩和な増殖;+/一は僅かに
増殖; 一は増殖しないことを示す.多くのrL−6
8 7,8 1 9一生産』変異株ストレプトマイセス
ヒグロスコピクス亜種ヱスコマイセ“イクス(Stra
tow ass h ro−本発明の工程を実施で
きるが,特にATCCNo.53855菌株が望ましい
. 一般には、L−687,819は上述のrL−687,
819生産菌株』を、同化できる炭素及び窒素源を含む
栄養培養液中、深部好気的条件下(例えば、振盪培養,
深部培養等)で培養(醗酵)して製造することができる
.培養液は醗酵工程の開始時及び終了時(採取時)にp
Hを約7に保つことが望ましい.pHが高いと,実質的
及び/又は全体的な生成物の損失につながる.望ましい
pHは、モルホリノエタンスルホン酸(MES)、モル
ホリノプロパンスルホン酸(MOPS)等の如き緩衝剤
を用いて保持させるか,又は以下に示す生産培地の如き
緩衝性を本来から持つ栄養物を選んで望ましいpHを保
つ.栄養培地中の所望な炭素源は、グルコース、キシロ
ース,ガラクトース、グリセリン、デンプン,デキスト
リン等の如き炭水化物である,使用できる他の炭素源は
、マルトース,ラムノース,ラフィノース,アラビノー
ス、マンノース、サリチン、スクシン酸ナトリウム等で
ある. 好ましい窒素源は,イースト抽出物、肉抽出物,ペプト
ン、グルテンミール,綿実ミール、大豆ミール、及び他
の野菜ミール(部分的又は全体に脱脂),カゼイン加水
分解物、大豆加水分解物,イースト加水分解物,トウモ
ロコシ浸出液、乾燥イースト、麦芽、羽毛ミール,ピー
ナツ粉,醸造家の可溶成分のみならず、アンモニウム塩
(例えば,硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン
酸アンモニウム等)、尿素,アミノ酸等の如き無機及び
有機窒素化合物である. 炭素及び窒素源は併用するのが好ましいものであるが,
その純粋なものを使用する必要はない.これは微量の増
殖因子,適量のミネラルを含む不純物を使用するのが望
ましいためである.必要ならば、培養液中に炭酸ナトリ
ウム又はカルシウム、リン酸ナトリウム又はカリウム、
塩化ナトリウム又はカリウム、ヨウ化ナトリウム又はカ
リウム、マグネシウム塩,銅塩、コバルト塩の如きミネ
ラルの塩を加えることができる.もし必要ならば、特に
培地がはげしく泡立つ場合、流動バラフィン、脂油、植
物油、鉱油、又はシリコンの如き消泡剤を加えることが
できる. 大量のL−8 8 7,8 1 9を生産させるための
条件として深部好気的培養条件が望ましい.少量の生産
にはフラスコ,ビン,又は培養皿にて振盪又は表面培養
を用いる.更に、増殖を大きいタンク中で行なう場合は
L−687.819の生産工程で増殖の遅れを防ぐため
、生産用タンク中に接種する微生物の発育形(vega
tative form)を用いることが望ましい.し
たがって,スラント中に生成した微生物の胞子又は菌糸
を比較的少量の培養液に接種することにより最初に発育
接種物、いわゆるr種培地』を作り,次に培養した発育
接種物を無菌的にタンク中に移すことが望ましい.接種
物を作る醗酵培地はL−687,819の製造で用いる
培地と実質的に同じか、又は異なるものであり,一般に
は接種前に培地を滅菌するのにオートクレープを用いる
.培地のpHは一般にオートクレープ工程の前に、酸又
は塩基を加えて約7.0に調節するが緩衝液の形が望ま
しい. 培養混合物の撹拌及び通気は種々の方法で行なうことが
できる.撹拌はプロペラ又は類似の機械的撹拌,ファー
メンターの回転又は振盪、種々のポンプ装作又は培地八
の無菌的な通気により行なうことができる.通気は醗酵
混合物中に無菌空気を通ずると効果的に行なえる. 醗酵は,一般に,約20℃〜40℃(25〜35℃が望
ましい)で、48時間〜96時間行なうが、醗酵条件及
び用いたスケールにより変化させることができる.生産
培地は回転振盪機上、527℃で96時間インキユベー
トし、醗酵培地のPHを採取するまで7.0に保つこと
が望ましい. 実施のための好ましい培養/生産培地は以下の培地であ
る. 盈豊里表 工Zユヱ上上グルコース
20.0Difeoイースト抽出物
20.0ハイカーゼS F 2
0.OKNO. 2.OFeS
O.・7H,O O.025NaCIl
O.5M g S O4・7H
.O O.5M n S O 4 ・7
H * O O − 0 0 5Z n
S O 4 ・7 H s O O −
0 1CaCi,・2HsO O.02星
(1リ4友 工Z己し仁ヒ上グルコ
ース 22 グリセリン 25 トウモロコシ浸出液 10 Difcoイースト抽出物 25 乳 酸 2L−チロシ
ン 4 MOPS 10 CaC0. 0.25pHを6.
8に調節 生産されたL−6 8 7,8 1 9は、他の既知の
生物活性物質を取るのに一般に用いられている従来の方
法を用いて培地中から単離できる.生産されたL−68
7,819物質は,培養菌体及び伊液中に発見される.
したがって培養培地の伊過又は遠心により得られる菌体
及び伊液の減圧濃縮、凍結乾燥,メタノールの如き従来
から用いている溶媒での抽出、pH調節,従来の樹脂処
理(例えば、アニオン又はカチオン樹脂、非イオン性吸
着樹脂等)、従来の吸着剤(例えば、活性炭、ケイ酸、
シリカゲル、セルロース,アルミナ等)、結晶化,再結
晶等の方法により単?精製できる.望ましい方法は溶媒
、特にメタノールを用いた抽出法である. 醗酵により生産されたL−6 8 7,8 1 9はT
細胞増殖検定で調べた結果、陽性の免疫抑制作用を有し
、これに基づく利用性がある.L−687,819は以
下の物性を持つ.1.白色無定形粉末 2.メタノールに可溶 3.電子衝撃マススペクトル法で決定した分子式C41
H■NOsxe C4tHssNOt*+’r4(T4
=SiC,H,)として計算値,1051.6088
:実測値、1051.6089.これは図3に示す分子
構造に一致.上述の如く醗酵工程で得られるL−6 8
7,8 1 9は例えば、抽出、沈澱,分別結晶化、
再結晶、クロマトグラフィー等により単離精製できる. 例えばアセテートの如き分子の水酸基を用いて形成した
,従来の医薬として望ましい、L−6 8 7,8 1
9の生物体内不安定エステルも本物質の望ましい形で
ある. 前述の醗酵反応及び醗酵混合物の後処理におけるL−6
8 7,8 1 9の互変異性体及び構造異性体も本
発明の態様内にあることに注意されたい. 本発明のL−6 8 7,8 1 9は免疫抑制活性、
抗菌活性の如き薬理活性を有する.したがって、心臓、
腎臓、肝臓、骨髄、皮膚等の臓器及び組織移植の拒否反
応、骨髄移植による移植一対一宿主疾患,リュウマチ関
節炎、全身性紅斑性狼癒,橋本甲状腺炎、多発性硬化症
、重症性筋無力症、タイプエ糖尿病,葡萄膜炎等の自己
免疫病の治療及び予防に有益である. 本発明の薬剤組或物は、本発明のL− 687,819を活性成分として含有し,外用,内服用
又は注射用に用いるのに望ましい有機又は無機担体又は
賦形剤と混合した固形、半固形又は液剤の如き薬剤形で
用いることができる.活性成分は,例えば錠剤,ペレッ
ト,カプセル,坐薬、溶液,乳剤、懸濁剤、及びその他
の使用に望ましい形態のための、一般に用いられる無毒
性の医薬として望ましい担体と混合できる.使用できる
担体は、水,グルコース,乳糖,アラビアゴム、ゼラチ
ン,マンニトール、デンプンペースト、三ケイ酸マグネ
シウム、タルク、トウモロコシデンプン、ケラチン,コ
ロイド状シリカ、ポテトデンプン、尿素、工業製品に用
いるのに望ましいその他の担体であり、固形、半固形,
又は液体形の担体である.加えて,補助剤として安定剤
、濃厚化剤及び着色剤、香料を用いることができる.活
性の、本目的化合物は疾病の状況又は症状に対して望ま
しい効果が得られるよう十分な量の薬剤組或物中に含有
される. 本組成物をヒトに投与する場合、注射又は内服投与が望
ましい.L−687,819の治療効果が得られるため
の量は、年令、治療をほどこす患者の症状に依存して変
化するが、一日の投与量は(70kgの人に基づいて計
算すると)活性威分が約0.01−1000mgであり
、Q.1−500mgが望ましく、Q,5−100mg
を治療する疾病に与えるのが一般には最良である.一般
に1回の平均投与量はQ.5mg,lmg,5mg,I
Qmg,50mg,100mg.250mg及び500
mgを投与する. 以下の実施例は本発明を例示する目的で示したものであ
り、本発明の態様又は精神を限定するものと解釈すべき
ではない. KNO.、0.2%;ハイカーゼSF,2%;d if
eoイースト抽出物,2%;グルコース、2%; Fa
SO,・7H,O%0.0025%;NaCQ.0.0
5%;MgSO4−7H,O、0.05%;MnS0,
7H,0,0.0005%; ZnSO4−7H,0
.0.001%;CaCQ, ・2H,0,0.002
%からなる44mAのオートクレープ滅菌種培地を入れ
た250mfiバッフルエーレンメイヤーフラスコにM
A6646を接種して醗酵を行なった@ Bennet
t培地からMA6646(ATCCNo,53855)
の胞子を取り種培地に接種し、回転振盪機上220rp
mにて42−48時間27℃でインキユベートした.オ
ートクレープ前にNaOHでpH6.8に調節した、グ
リセリン2.5%:グルコース2.2%;トウモロコシ
浸出液1%: Difcoイースト抽出物1.5%;乳
酸0.2%(v/v);L−チロシン0.4%:MOP
3 1%:CaC0,0.0 2 5%からなる製造
培地の入ったバッフルしてないエーレンメイヤーフラス
コ中に上述で出来た種培養菌を1.0園党ずつ加えて接
種した.製造培地を回転振盪機上220rpmにて27
℃で96時間インキユベートした.培養液と同量のメタ
ノールを加え,二一バーバッハ( E barbach
)往復振盪機上高速で30分間撹拌し、次に遠心してメ
タノール抽出を行なった.水性メタノール性抽出液をT
LC及びHPLCで分析した. 逆相H P L C (Whatman Partis
il 5 0DS−3、0.1%水性H.PO4: C
H,CN,40 : 60、1 m Q /分)により
全抽出物の主要成分の保持時間は7、T9分であり,ど
れもHPLCの保持時間とTLCのRfが同一であり,
31−デスメチルーL−683−590 (L−687
,819)であった.保持時間 6.98分に副成分を
認めた.副或分は半プレパラティブ逆相オクタデシル(
C.。)HPLC力ラム(RA I N I N″″D
ynamax C − 1 8カラム)にて単離した.
6本の,変異株振盪フラスコ培養物を同量のメタノール
で抽出し,遠心し、上清を留去してメタノールを除いた
.得られた水相を酢酸エチルで2回抽出し,窒素気流下
留去した.残渣をメタノールに再懸濁させ,50マイク
ロリットルずつ半プレパラテイブカラムに注入した.溶
媒系は0.1%水性H3PO4=CH3CN (50:
50)であり、流速は4mQl分であった.12.5分
に流出した巾広ビークを1mQずつのフラクションに取
り、MOPS緩衝液でpH6.0にした。試料をT細胞
増殖(IL−2)検定を用い、免疫抑制活性を有するこ
とが判明した. 多量の物質を生産せしめるため,実施例1の醗酵法を大
規模で行なった.遠心して,培養固形物を45リットル
の培養液から除去した.得られた固形物をメタノールで
2回(1回1リットル)抽出した.培養液は1八量の酢
酸エチル(20リットル)で抽出し、得られた酢酸エチ
ル抽出液を培養固形物抽出液と合併し、フラッシュエバ
ボレーターにて減圧下,有機溶媒を除去し水性懸濁液を
得た.水性懸濁液を蒸留水で最終容量1.5リットルに
希釈し,同量の酢酸エチルで抽出した.次に酢酸エチル
抽出物を蒸留水で洗浄し,水溶性不純物を除去した.洗
浄した酢酸エチル抽出液をフラッシュエバボレーターで
減圧下溶媒留去し、55.3 グラムの粗活性抽出物を
得た. 粗活性抽出物をシリカゲル( A ld r ichC
hemical, $ 2 4 3 9 8−1、グレ
ード62、60−200メッシュ)の5リットルカラム
により、ヘキサン:アセトン(3 : 1)でクロマト
グラフィーを行なった.試料をカラムに乗せた後、同じ
溶媒でベッド容積2回分でカラムを洗浄し、次にヘキサ
ン:アセトン(1 1 : 9)で流出させ、2リット
ルずつ分取りした.目的化合物含有の画分10−14を
合併し,減圧濃縮して4.05 グラムの濃含有物を得
た.本品をシリカゲル−60(E.Mark、$938
5.230−400メッシュ)のlリットルカラムにて
、ヘキサン:アセトン(1 1 : 9)を用いた再カ
ラムクロマトグラフィーにて精製した.試料をカラムに
乗せた後,同じ組成の溶媒で25mffi/分にて流出
させた.240mQずつ分画し、流出画分22−40に
濃含有物を認めた.これらの画分を合併し、留去して2
.91グラムの油状残渣を得た.プレバラテイブ逆相高
速液体クロマトグラフイー(HPLC)により,更に精
製を行なった.約100ミリグラムの濃含有物をlmj
lのメタノールに溶かしRainin Dynaw*a
x − C 1 8カラム、21.4X250mmを用
い,アセトニトリル:水(3:2)で10mfi/分に
て流出し,205nmの吸光度で検出するクロマトグラ
フイーを60℃で2回に分けて行なった.クロマトグラ
フィー分離では、15mQずつ分画した.画分9−11
に目的化合物が含有し、これを合併して減圧濃縮した.
残渣について上述と同一のカラムを用い,アセトニトリ
ル:水(1 : 1)で10mm/分にて流出するクロ
マトグラフイーを60℃で再度行なった.この条件下、
42〜48分に目的化合物が流出した.このピークの中
心画分の留去により?的化合物を高純度で2、Tmg得
た.白色無定形固形物. 本生成物のcDCQ.・中におけるプロトンNMRスペ
クトルを図1に示す.ケミカルシフトはテトラメチルシ
ランを基準とするPPM(デルタ)で表わした(TMS
=O、PPM).残存の溶媒プロトンを内部標準として
用いた(7.24 PPM),本生戒物のCDCQ.
中での炭素−13NMRスペクトルを図2に示す6ケミ
カルシフトはテトラメチルシランを基準にしたPPM(
デルタ)で表わした(TMS=O ppm)−溶媒の
炭素共鳴シグナルを内部標準として用いたC’i’l.
OPPM).目的化合物のテトラー(トリメチルシリル
)一誘導体の高分解電子衝撃マススペクトルでは分子イ
オン1 0 5 1.6 0 8 9を与えた( C
4 1H s s N O 1■+T4、T.=SiC
,H.とじて計算値1051.6088).各フラグメ
ントは提唱構造に一致した.純品をT細胞増殖検定(I
L−2)に用いた.結果は実施例3に示す. 1.然1む1艷 上述HPLCにて得られた純L− 687,819を無
水エタノールに1■g/tanで溶かした.2.検 定 C57BQ/6マウスの牌臓を無菌条件下で取り.10
%熱不活化牛胎児血清(G I BCO)を加えた氷冷
RPMI 1640 培地(GIBCO,ニューヨー
ク州グランドアイランド)中にて、ゆっくりと分離した
。細胞を150Orpm.8分間遠心して、ペレットと
して取った.ペレットを塩化アンモニウム分解緩衝液(
GIBCO)で4℃,2分間処理して混在する赤血球細
胞を除去した.冷却培地を加え,細胞を再び1 5 0
0 r Pm%8分間遠心した6以下に示す如きナイ
ロンウールカラムを用いて細胞懸濁液を分離し、Tリン
パ球を単離した.ナイロンウールカラムは約4グラムの
洗浄、乾燥したナイロンウールを20m(Iのプラスチ
ックシリンジ中に充填して作製した.オートクレープで
30分間250’Fにてカラムを滅菌した.ナイロンウ
ールカラムを加温(37℃)培養液で湿潤させ、同培養
液でリンスした.洗浄した牌臓細胞を温培養液に懸濁さ
せ、ゆっくりナイロンウールカラムに乗せた.カラムを
垂直にして37℃でl時間インキユベートした.非吸着
Tリンパ球は温培養液によりカラムから流出した.細胞
懸濁液を用い,上述の如き操作を繰り返した. 10%熱不活性化牛胎児血清.100mMグルタミン、
1mMビルビン酸ナトリウム.2X10−1M 2−メ
ルカプトエタノール及び50μg / m Qゲンタマ
イシンを含むRPMI 1640培地から或る完全培養
液中に2.5 X 1 0’細胞数/m愈で精製Tリン
パ球を懸濁した.イオノマイシンを250ng/mjm
.PMAをLong/m1加えた.直ちに96穴平底微
量培養板(Costar)中に細胞懸濁液を200rr
1l/穴ずつ分配した.検定試料のない培養液であるコ
ントロールと検定すべき以下に示す如き種々の試料希釈
物(上述のL−687,819)を3穴ずつ20μ党/
穴で加えた.L−679,934 (FK−506)を
標準として用いた.次に培養板を5%CO,−95%空
気の湿潤環境下 37℃で44時間インキユペートした
.Tリンバ球の増殖は、トリチウム標諏チミジンの取り
込みを測定して検定した.44時間培養後、トリチウム
標識チミジシ(NEN,ケンブリッジ.MA)を2μC
i/穴用いて細胞をパルス標識した.さらに4時間イン
キュベート後,複数試料採取機を用いてグラスファイバ
ー伊紙上に培養物を採取した.個々の穴に対応する円形
フィルターの放射活性を標準の液体シンチレーションカ
ウンター(ベータカウンター)で測定した.各穴からの
複写物の1分間当りの平均カウント数を計算し、結果を
以下に示す如くトリチウム標識チミジン取り込み(増殖
)のパーセント阻害で表わした.L−687,819の
種々の濃度でのバーセント阻害の結果を以下の表に示す
. 100 10 6.6 4.4 2.9 1.3 0.58 0.26 0.1 1 98.8 76.1 5 l.3 1 5.9 0 0 0 9.1 9.5 注=1.マウスT細胞培養物を1H−チミジンで採取4
8時間前に4時間パルス 標識する. 2.標準L−679.934 (Long/mI2)は
99%阻害を示した. 3.L−687,819のIC..=7.0ng/mf
i=9.17nM 4.増殖阻害は50単位/mQの組変えトIL−2を加
えると消滅した.
図1はL−687,819(7)CDCjl.中におけ
る400MHzでのプロトン(1H)核磁気共鳴(NM
R)スペクトルである.図2はL−687,819のC
D(1!,中における1 0 0 M H zでの炭素
−13(”C)NMRスペクトルである. 図3はスペクトル及びマススペクトルの根拠に基づ<L
−687,819の同定化学構造を示している. 手続補正書 (方式) 平成2年7月10日
る400MHzでのプロトン(1H)核磁気共鳴(NM
R)スペクトルである.図2はL−687,819のC
D(1!,中における1 0 0 M H zでの炭素
−13(”C)NMRスペクトルである. 図3はスペクトル及びマススペクトルの根拠に基づ<L
−687,819の同定化学構造を示している. 手続補正書 (方式) 平成2年7月10日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、T細胞増殖検定により明らかとなったT細胞活性化
阻害が陽性で、図1に示すプロトン核磁気共鳴スペクト
ル、図2に示す炭素−13核磁気共鳴スペクトルを有し
、電子衝撃マススペクトル法で決定した分子式がC_4
_1H_6_5NO_1_2であるL−687,819
と命名した免疫抑制剤。 2、図3に示す如き分子構造を有する免疫抑制剤L−6
87,819。 3、医薬的に許容しうる実質的に無毒性担体又は賦形剤
と併用した治療効果のある量のL−687,819を含
有する薬剤組成物。 4、治療効果のある量のL−687,819をヒト宿主
に投与することを特徴とする、臓器移植拒否反応を予防
し、自己免疫疾患感染症を治療するためのヒト宿主への
使用法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US32365589A | 1989-03-15 | 1989-03-15 | |
| US323,655 | 1989-03-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JPH0753735B2 JPH0753735B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2062848A Expired - Lifetime JPH0753735B2 (ja) | 1989-03-15 | 1990-03-15 | 新規免疫抑制剤 |
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| JP (1) | JPH0753735B2 (ja) |
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| DE (1) | DE69015393T2 (ja) |
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| US4981792A (en) * | 1988-06-29 | 1991-01-01 | Merck & Co., Inc. | Immunosuppressant compound |
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| US5162334A (en) * | 1991-05-13 | 1992-11-10 | Merck & Co., Inc. | Amino O-alkyl, O-alkenyl and O-alkynlmacrolides having immunosuppressive activity |
| US5149701A (en) * | 1991-08-01 | 1992-09-22 | Merck & Co., Inc. | C-31 methylated FR-900520 cyclic hemiketal immunosuppressant agents |
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- 1990-03-15 CA CA002012275A patent/CA2012275A1/en not_active Abandoned
- 1990-03-15 JP JP2062848A patent/JPH0753735B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-07-30 US US07/923,025 patent/US5431896A/en not_active Expired - Fee Related
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