JPH03204924A - 試料保持装置 - Google Patents
試料保持装置Info
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- JPH03204924A JPH03204924A JP23831690A JP23831690A JPH03204924A JP H03204924 A JPH03204924 A JP H03204924A JP 23831690 A JP23831690 A JP 23831690A JP 23831690 A JP23831690 A JP 23831690A JP H03204924 A JPH03204924 A JP H03204924A
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- JP
- Japan
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- sample
- insulating film
- temperature
- conductor
- volume resistivity
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- ing And Chemical Polishing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
星1」J1旧l立野
本発明は薄膜形成装置やドライエツチング装置などの半
導体製造装置等に内設される試料保持装置に関する。
導体製造装置等に内設される試料保持装置に関する。
従迷ヱl支術
半導体製造過程における薄膜形成工程やドライエツチン
グ工程においては、試料台に試料を確実に密着させて試
料を所望温度に制御し、かつ所定の高周波電力を確実に
印加して薄膜形成やエツチングを行なう必要がある。
グ工程においては、試料台に試料を確実に密着させて試
料を所望温度に制御し、かつ所定の高周波電力を確実に
印加して薄膜形成やエツチングを行なう必要がある。
この要件を満たす試料保持装置として、近年、静電チャ
ック方式を採用した試料保持装置の開発がなされ、普及
してきている(全弁、場内、木下、松属ら:昭和61年
度精密工学会春季大会学術講演会論文集、p、73参照
)。
ック方式を採用した試料保持装置の開発がなされ、普及
してきている(全弁、場内、木下、松属ら:昭和61年
度精密工学会春季大会学術講演会論文集、p、73参照
)。
該試料保持装置は、静電気による吸着作用を利用して試
料を試料台に密着させるものであって、裏面全域に亙っ
て試料を確実に吸着することができ、また構造も比較的
簡易であるという特徴を有している。
料を試料台に密着させるものであって、裏面全域に亙っ
て試料を確実に吸着することができ、また構造も比較的
簡易であるという特徴を有している。
第10図は従来のこの種試料保持装置の要部を示した断
面図である。
面図である。
すなわち該試料保持装置において、試料台51はW(タ
ングステン)等の導電体(電極)52が絶縁体53の表
面近傍に埋設され、導電体52にノード端子54が接続
されて構成されている。そして、試料台51の表面に載
置される試料55と導電体52との間に電圧が印加され
、静電気による吸着作用により試料55が試料台5Iに
保持されるようになっている。
ングステン)等の導電体(電極)52が絶縁体53の表
面近傍に埋設され、導電体52にノード端子54が接続
されて構成されている。そして、試料台51の表面に載
置される試料55と導電体52との間に電圧が印加され
、静電気による吸着作用により試料55が試料台5Iに
保持されるようになっている。
しかし、上記試料台51は、Aj220.等のセラミッ
ク粘土にW等の金属板を挟み込んで成形加工を施した後
、焼成することにより製造しているため、製造コストが
高く、また製造に長時間を要するため、量産性に欠ける
という問題点があった。
ク粘土にW等の金属板を挟み込んで成形加工を施した後
、焼成することにより製造しているため、製造コストが
高く、また製造に長時間を要するため、量産性に欠ける
という問題点があった。
そこで、このような問題点を解消したものとして、第1
1図に示したように、導電体(電極)61の表面が絶縁
膜62で被覆された試料台63を備え、かつリード端子
64が導電体61に接続された試料保持装置が提案され
ている(実開昭64−11542号公報参照)。
1図に示したように、導電体(電極)61の表面が絶縁
膜62で被覆された試料台63を備え、かつリード端子
64が導電体61に接続された試料保持装置が提案され
ている(実開昭64−11542号公報参照)。
上記試料台63は、へ!等の金属で所定形状の導電体6
1を成形した後1,12203からなるセラミック粉末
をプラズマ溶射法により導電体61の表面に溶射して絶
縁11M62を形成することにより製造される。
1を成形した後1,12203からなるセラミック粉末
をプラズマ溶射法により導電体61の表面に溶射して絶
縁11M62を形成することにより製造される。
該試料台63は、前述の試料台51と異なり、長時間を
要する焼成工程がなく、短時間で製造することができ、
しかも安価に製造することができる。
要する焼成工程がなく、短時間で製造することができ、
しかも安価に製造することができる。
明が解2しようとする課題
しかし、上記試料台51又は63においては、絶縁体5
3又は絶縁膜62が八β203′″:lo。
3又は絶縁膜62が八β203′″:lo。
%で形成されているため、体積固有抵抗率が適正化され
ておらず、応答特性(飽和吸着力到達時間、吸着力消滅
時間)が劣るという課題があった。
ておらず、応答特性(飽和吸着力到達時間、吸着力消滅
時間)が劣るという課題があった。
また、この応答特性は試ネ4の設定温度により、すなわ
ち絶縁体53、絶縁膜62の温度変化により変化するた
め、コントロールするのは困難であった。
ち絶縁体53、絶縁膜62の温度変化により変化するた
め、コントロールするのは困難であった。
従って、電圧をrOFFJ した場合においては残留吸
着力がかなり存在するため、試料台63から試料55を
離脱させる場合、複雑な拘持機構を有する搬送アーム等
でもって試料55を拘持してこの試料55を試料台63
から離脱させなければならなかった。
着力がかなり存在するため、試料台63から試料55を
離脱させる場合、複雑な拘持機構を有する搬送アーム等
でもって試料55を拘持してこの試料55を試料台63
から離脱させなければならなかった。
特に応答特性は、試料の温度が100℃以下の比較的低
い温度の場合に問題になる。100℃を越えるとAn2
0.の体積固有抵抗率が低くなるので、応答特性が良く
実用上問題は生じない。従って試料の温度100°C以
下における応答特性の向上が望まれている。
い温度の場合に問題になる。100℃を越えるとAn2
0.の体積固有抵抗率が低くなるので、応答特性が良く
実用上問題は生じない。従って試料の温度100°C以
下における応答特性の向上が望まれている。
本発明はこのような課題に鑑み発明されたものであって
、設定した温度においては大きな静電吸着力を短時間で
発生して試料を試料台に強固に密着させ、電圧印加の停
止後においては該試料台から試料を容易に離脱させるこ
とができる、高い応答特性を有する試料保持装置を提供
することを目的としている。
、設定した温度においては大きな静電吸着力を短時間で
発生して試料を試料台に強固に密着させ、電圧印加の停
止後においては該試料台から試料を容易に離脱させるこ
とができる、高い応答特性を有する試料保持装置を提供
することを目的としている。
課題を¥2するための ト1
上記目的を達成するために本発明に係る試料保持装置に
あっては、導電体がセラミック材料で形成された絶縁膜
で被覆され、載置される試料と前記導電体との間に電圧
が印加されて前記絶縁膜上に試料が吸着される試料保持
装置において、前記絶縁膜がT i O2を含み、lo
o’c以下の使用温度において前記絶縁膜の体積固有抵
抗率(以下、「体積抵抗率」と記す)が109〜101
1Ω・cmとなるように調整されていることを特徴とし
、また導電体がセラミック材料で形成された絶縁膜で被
覆され、載置される試料と前記導電体との間に電圧が印
加されて前記絶縁膜上に試料が吸着される試料保持装置
において、前記絶縁膜がA8.O,に対してT i O
2を25wt%以下の割合で含んで構成されていること
を特徴としている。
あっては、導電体がセラミック材料で形成された絶縁膜
で被覆され、載置される試料と前記導電体との間に電圧
が印加されて前記絶縁膜上に試料が吸着される試料保持
装置において、前記絶縁膜がT i O2を含み、lo
o’c以下の使用温度において前記絶縁膜の体積固有抵
抗率(以下、「体積抵抗率」と記す)が109〜101
1Ω・cmとなるように調整されていることを特徴とし
、また導電体がセラミック材料で形成された絶縁膜で被
覆され、載置される試料と前記導電体との間に電圧が印
加されて前記絶縁膜上に試料が吸着される試料保持装置
において、前記絶縁膜がA8.O,に対してT i O
2を25wt%以下の割合で含んで構成されていること
を特徴としている。
m里
静電チャック方式を採用した試料保持装置において、静
電吸着力を向上させるためには絶縁体の誘電率を上げて
電圧印加時に蓄えられる電荷量を増大させればよいと考
えられる。
電吸着力を向上させるためには絶縁体の誘電率を上げて
電圧印加時に蓄えられる電荷量を増大させればよいと考
えられる。
さらに、静電吸着力を向上させる方策としては体積抵抗
率を低下させることが考えられる。すなわち、導電体に
「正」の電圧が印加されると、絶縁体表面は「正」に帯
電し、試料裏面は「負」に帯電する。そして、体積抵抗
率を低下させた場合、試ね裏面から絶縁体内へ流入した
負電荷により、絶縁体表面の正電荷が電気的に中和され
るのが防止され、静電吸着力が増強される。つまり、体
積抵抗率を低下させることにより、試料裏面から絶縁体
中に流入する負電荷が絶縁体表面に拡散するよりも速く
導電体に引き込まれるため、絶縁体表面の正電荷が前記
負電荷により電気的に中和されず、静電吸着力が増強さ
れることとなる。
率を低下させることが考えられる。すなわち、導電体に
「正」の電圧が印加されると、絶縁体表面は「正」に帯
電し、試料裏面は「負」に帯電する。そして、体積抵抗
率を低下させた場合、試ね裏面から絶縁体内へ流入した
負電荷により、絶縁体表面の正電荷が電気的に中和され
るのが防止され、静電吸着力が増強される。つまり、体
積抵抗率を低下させることにより、試料裏面から絶縁体
中に流入する負電荷が絶縁体表面に拡散するよりも速く
導電体に引き込まれるため、絶縁体表面の正電荷が前記
負電荷により電気的に中和されず、静電吸着力が増強さ
れることとなる。
また、体積抵抗率を下げることにより、電荷の中和を円
滑に行なうことができ、残留吸着力を減少させることが
できる。
滑に行なうことができ、残留吸着力を減少させることが
できる。
方、静電チャックの等価回路を第5図に示したような単
純なコンデンサの充放電回路として考えると、電圧印加
によるt (sj後の静電力Fは下記式(1)の如く表
わされる。なお実際には、リーク電流による抵抗や絶縁
膜表面上のコンデンサ成分等の影響があるが、ここでは
検討外とした。
純なコンデンサの充放電回路として考えると、電圧印加
によるt (sj後の静電力Fは下記式(1)の如く表
わされる。なお実際には、リーク電流による抵抗や絶縁
膜表面上のコンデンサ成分等の影響があるが、ここでは
検討外とした。
但し、R:抵抗
C:静電容量
S:電極面積
ε:誘電率
d:電極間距離
を表わす。
(1)式より静電力の応答性を適性化するためには時定
数C−Rを制御すればよく、時定数C−Rのうち静電容
量Cについては制約条件が多くその抑制は困難であるが
、抵抗Rについては制御性が高(かつ効果も大きいと考
えられる。
数C−Rを制御すればよく、時定数C−Rのうち静電容
量Cについては制約条件が多くその抑制は困難であるが
、抵抗Rについては制御性が高(かつ効果も大きいと考
えられる。
この抵抗R1すなわちセラミック材料で形成された絶縁
膜の体積抵抗率を変化させる方法としては、不純物を添
加する方法が最も容易であり、制御性も高い。例えば不
純物としてTiO□をA℃203に添加すると体積抵抗
率が減少することが知られている。Al2203にT
i O2を添加したときの試料台の各温度におけるT
i Ozの添加量と体積抵抗率との関係を第6図に、ま
たTiO□の各添加量における試料台の温度と体積抵抗
率との関係を第7図にそれぞれ示す。第6図及び第7図
からも明らかなように、T I O2の添加量が増える
に従い、及び試料台の温度が高くなるに従い体積抵抗率
が減少しており、この関係はTiO2の添加量を変える
ことにより容易に体積抵抗率を制御できることを示して
いる。なお第6図及び第7図に示した結果はプラズマ溶
射方法を用い、T i O2混合比を変化させて得られ
たものであるが、焼結方法によるものも同様な傾向が見
られる。
膜の体積抵抗率を変化させる方法としては、不純物を添
加する方法が最も容易であり、制御性も高い。例えば不
純物としてTiO□をA℃203に添加すると体積抵抗
率が減少することが知られている。Al2203にT
i O2を添加したときの試料台の各温度におけるT
i Ozの添加量と体積抵抗率との関係を第6図に、ま
たTiO□の各添加量における試料台の温度と体積抵抗
率との関係を第7図にそれぞれ示す。第6図及び第7図
からも明らかなように、T I O2の添加量が増える
に従い、及び試料台の温度が高くなるに従い体積抵抗率
が減少しており、この関係はTiO2の添加量を変える
ことにより容易に体積抵抗率を制御できることを示して
いる。なお第6図及び第7図に示した結果はプラズマ溶
射方法を用い、T i O2混合比を変化させて得られ
たものであるが、焼結方法によるものも同様な傾向が見
られる。
さらに発明者らは、Al2O.にTiO2を含有させた
絶縁膜で導電体を被覆した試料台を作製し、該試料台に
試料を吸着させ、プラズマを該試料に照射して試料温度
の経時変化を調べ、静電吸着力を評価した。すなわち、
薄膜形成工程及びエツチング工程は通常高温雰囲気で行
なわれ、試料保持装置には冷媒が循環されて試料の冷却
がなされる。したがって、静電吸着力が強い場合におい
ては、試料温度は冷媒温度に近づくため、試料温度の経
時変化を測定することにより、静電吸着力の強弱の応答
特性を評価することができる。
絶縁膜で導電体を被覆した試料台を作製し、該試料台に
試料を吸着させ、プラズマを該試料に照射して試料温度
の経時変化を調べ、静電吸着力を評価した。すなわち、
薄膜形成工程及びエツチング工程は通常高温雰囲気で行
なわれ、試料保持装置には冷媒が循環されて試料の冷却
がなされる。したがって、静電吸着力が強い場合におい
ては、試料温度は冷媒温度に近づくため、試料温度の経
時変化を測定することにより、静電吸着力の強弱の応答
特性を評価することができる。
第8図(a) 〜(c)は、AJ2□O,に対するTi
0zの含有量を種々変化させて試料にプラズマを照射し
、試料台を20℃程度に冷却保持した場合における試料
温度の経時変化を示したものである。
0zの含有量を種々変化させて試料にプラズマを照射し
、試料台を20℃程度に冷却保持した場合における試料
温度の経時変化を示したものである。
第8図(a)は5wt%のTiO□が含有され、第8図
(b)は10wt%のT i Ozが含有され、第5図
(c)は15wt%のT i O2が含有された場合を
それぞれ示している。
(b)は10wt%のT i Ozが含有され、第5図
(c)は15wt%のT i O2が含有された場合を
それぞれ示している。
T i Ozの含有量が5wt%の場合(第8図(a)
)は、冷媒による冷却作用が不充分であるため、プラズ
マ照射を開始した後(プラズマrONJ )において、
試料温度が急激に上昇し、しかも充分時間が経過した後
においても試料温度は電圧「ON」時より高くなってい
る。すなわち、Ti0zの含有量が5wt%の場合にお
いては、T s 02の含有量が少なすぎるため、体積
抵抗率が高く応答特性に劣り、その結果、静電吸着力が
弱いと考えられる。
)は、冷媒による冷却作用が不充分であるため、プラズ
マ照射を開始した後(プラズマrONJ )において、
試料温度が急激に上昇し、しかも充分時間が経過した後
においても試料温度は電圧「ON」時より高くなってい
る。すなわち、Ti0zの含有量が5wt%の場合にお
いては、T s 02の含有量が少なすぎるため、体積
抵抗率が高く応答特性に劣り、その結果、静電吸着力が
弱いと考えられる。
これに対し、TiO□の含有量がl 0wt%(第8図
(b))及び15wt%(第8図(C))の場合におい
ては、電圧が「ON」されかつプラズマが照射されても
冷媒の冷却作用により試!4温度は殆ど変化せず、静電
吸着力が増強され、試料台に試料がよく吸着されている
と考えられる。
(b))及び15wt%(第8図(C))の場合におい
ては、電圧が「ON」されかつプラズマが照射されても
冷媒の冷却作用により試!4温度は殆ど変化せず、静電
吸着力が増強され、試料台に試料がよく吸着されている
と考えられる。
一方、残留吸着力が存在していない場合は、試料台に印
加していた電圧をroFFJにすると冷媒による冷却作
用の影響が少なくなるため、試料温度は急激に上昇する
。そこで、電圧をrOFFJした場合における試料温度
の経時変化を調べたところ、第9図(a)〜(C)に示
すような測定結果を得た。 第9図 (a) は5w
t%のTiO□が含有され、第9図(b)は10wt%
のT i Ozが含有され、第9図(c)は15wt%
のT i O2が含有された場合をそれぞれ示している
。
加していた電圧をroFFJにすると冷媒による冷却作
用の影響が少なくなるため、試料温度は急激に上昇する
。そこで、電圧をrOFFJした場合における試料温度
の経時変化を調べたところ、第9図(a)〜(C)に示
すような測定結果を得た。 第9図 (a) は5w
t%のTiO□が含有され、第9図(b)は10wt%
のT i Ozが含有され、第9図(c)は15wt%
のT i O2が含有された場合をそれぞれ示している
。
Ti0zの含有量が5wt%の場合(第9図(a))は
、試料温度が緩やかに上昇しており、残留吸着力がかな
り存在していると考えられる。
、試料温度が緩やかに上昇しており、残留吸着力がかな
り存在していると考えられる。
これに対してT i O2の含有量が10wt%(第9
図(b))及び15wt%(第9図(c))の場合にお
いては、電圧をroFFJすると試料温度が急激に上昇
している6すなわちTiO2の含有量が10wt%及び
15wt%の場合においては、電圧なroFFJにする
ことにより試料に対する残留吸着力が殆ど存在していな
いと考えられる。
図(b))及び15wt%(第9図(c))の場合にお
いては、電圧をroFFJすると試料温度が急激に上昇
している6すなわちTiO2の含有量が10wt%及び
15wt%の場合においては、電圧なroFFJにする
ことにより試料に対する残留吸着力が殆ど存在していな
いと考えられる。
以上の理由により試料台を20℃程度(絶縁膜の温度は
20°Cよりやや高い)に保持した場合においては、絶
縁膜にTiO2を10wt%以上含有させる必要があり
、このことと第6図とから絶縁膜の体積抵抗率を101
1Ω・Cm以下に調整すれば、静電吸着力が大きくかつ
残留吸着力が殆ど存在しない(応答特性に優れた)試料
保持装置を得られることが明らかである。
20°Cよりやや高い)に保持した場合においては、絶
縁膜にTiO2を10wt%以上含有させる必要があり
、このことと第6図とから絶縁膜の体積抵抗率を101
1Ω・Cm以下に調整すれば、静電吸着力が大きくかつ
残留吸着力が殆ど存在しない(応答特性に優れた)試料
保持装置を得られることが明らかである。
また絶縁膜の体積抵抗率を1011Ω・cmとしたとき
の飽和吸着力到達時間は、絶縁膜の体積抵抗率を101
2Ω・amとしたときの1/10程度であり、体積抵抗
率を1ollΩ・Cmとすれば高い応答特性が得られ、
その結果静電吸着力が大きくかつ残留吸着力が殆ど存在
しない試料保持装置が得られることとなる。
の飽和吸着力到達時間は、絶縁膜の体積抵抗率を101
2Ω・amとしたときの1/10程度であり、体積抵抗
率を1ollΩ・Cmとすれば高い応答特性が得られ、
その結果静電吸着力が大きくかつ残留吸着力が殆ど存在
しない試料保持装置が得られることとなる。
但し、第5図に示した等価回路において、高い応答特性
を得るためには抵抗Rを限りなく小さしてゆけばよいが
、実際の静電チャックにおいてはT i Oxの含有量
を増加させていくと絶縁膜の体積抵抗率は減少するが、
それと共に絶縁耐圧が劣化して低電圧でも絶縁破壊が生
じやすくなる。またリーク電流が増加するため、半導体
集積回路の製造においては素子に絶縁破壊が生じ、製品
の歩留まりが低下する虞がある。そのため絶縁膜の体積
抵抗率の下限値は上記した事柄をも考慮して選定する必
要がある。
を得るためには抵抗Rを限りなく小さしてゆけばよいが
、実際の静電チャックにおいてはT i Oxの含有量
を増加させていくと絶縁膜の体積抵抗率は減少するが、
それと共に絶縁耐圧が劣化して低電圧でも絶縁破壊が生
じやすくなる。またリーク電流が増加するため、半導体
集積回路の製造においては素子に絶縁破壊が生じ、製品
の歩留まりが低下する虞がある。そのため絶縁膜の体積
抵抗率の下限値は上記した事柄をも考慮して選定する必
要がある。
第1表は絶縁破壊テストの実験結果を示したものである
。すなわち、TiO□の含有率を変化させ、試料台の温
度を20°C程度に冷却保持すると共!、:2 k V
、1kV、0.5kV(7)電圧を夫々1分間印加して
絶縁耐圧を評価した。実験は各々3回ずつ行なった。表
中の数字は合格率を示している。
。すなわち、TiO□の含有率を変化させ、試料台の温
度を20°C程度に冷却保持すると共!、:2 k V
、1kV、0.5kV(7)電圧を夫々1分間印加して
絶縁耐圧を評価した。実験は各々3回ずつ行なった。表
中の数字は合格率を示している。
第 1 表
一般に試料台への印加電圧は300V〜800■に設定
して行なわれるが、この第2表から明らかなように、試
料台の温度を20℃程度としだ場合において絶縁破壊を
生しることのない安定した試料台となすためには、Ti
0gの含有量は20wt%以下であるのが好ましい。そ
して以上の結果と第6図から、絶縁膜の体積抵抗率を1
09Ω・cm以上に調整すれば、絶縁破壊を生じること
のない試料保持装置が得られることとなる。なお絶縁膜
の体積抵抗率を109Ω・cmとしたときの飽和吸着力
到達時間は、20℃において数秒程度であり十分高い応
答特性が得られることとなる。
して行なわれるが、この第2表から明らかなように、試
料台の温度を20℃程度としだ場合において絶縁破壊を
生しることのない安定した試料台となすためには、Ti
0gの含有量は20wt%以下であるのが好ましい。そ
して以上の結果と第6図から、絶縁膜の体積抵抗率を1
09Ω・cm以上に調整すれば、絶縁破壊を生じること
のない試料保持装置が得られることとなる。なお絶縁膜
の体積抵抗率を109Ω・cmとしたときの飽和吸着力
到達時間は、20℃において数秒程度であり十分高い応
答特性が得られることとなる。
さらに第7図にも示したように、/120.等のセラミ
ックの体積抵抗率は試料台の温度変化に対しても大きく
変化する特性を有しているため、半導体素子製造プロセ
スにおける設定温度に適したTi0zの添加量を選定す
ることも必要である。例えば試料台の絶縁膜の温度は成
膜時においては150℃程度にもなり、エツチング時に
おいてはマイナス数10°Cにもなるため、絶縁膜の体
積抵抗率を上記した109〜1011Ω・cmの範囲内
とするには、Aβ20.対するTiO□の添加量を25
wt%以下の所要の割合に調節することが必要である。
ックの体積抵抗率は試料台の温度変化に対しても大きく
変化する特性を有しているため、半導体素子製造プロセ
スにおける設定温度に適したTi0zの添加量を選定す
ることも必要である。例えば試料台の絶縁膜の温度は成
膜時においては150℃程度にもなり、エツチング時に
おいてはマイナス数10°Cにもなるため、絶縁膜の体
積抵抗率を上記した109〜1011Ω・cmの範囲内
とするには、Aβ20.対するTiO□の添加量を25
wt%以下の所要の割合に調節することが必要である。
以上の理由から、前記絶縁膜がT i O2を含み、1
00℃以下の使用温度において前記絶縁膜の体積抵抗率
がlOg〜IO目Ω・cmとなるように調整されている
ことにより、高い応答特性を示し、その結果静電吸着力
が大きく、また残留吸着力が殆ど存在しない試料保持装
置が得られ、さらには絶縁破壊を生じることのない試料
保持装置が得られることとなる。
00℃以下の使用温度において前記絶縁膜の体積抵抗率
がlOg〜IO目Ω・cmとなるように調整されている
ことにより、高い応答特性を示し、その結果静電吸着力
が大きく、また残留吸着力が殆ど存在しない試料保持装
置が得られ、さらには絶縁破壊を生じることのない試料
保持装置が得られることとなる。
また前記絶縁膜がAI2□Osに対してTi0zを25
wt%以下の割合で含んで構成されている場合には、前
記絶縁膜の体積抵抗率がlOg〜1011Ω・cmの範
囲内に設定され、静電吸着力が大きくしかも残留吸着力
が殆ど存在せず、さらには絶縁破壊を生じることのない
試料保持装置が得られることとなる。
wt%以下の割合で含んで構成されている場合には、前
記絶縁膜の体積抵抗率がlOg〜1011Ω・cmの範
囲内に設定され、静電吸着力が大きくしかも残留吸着力
が殆ど存在せず、さらには絶縁破壊を生じることのない
試料保持装置が得られることとなる。
夾土困
以下、本発明に係る試料保持装置の実施例を図面に基づ
き詳説する。
き詳説する。
第1図は本発明に係る試料保持装置の一例としての静電
チャック式試料保持装置であって、該試料保持装置は、
試料1が載置される試料台2と、この試料台2を冷却す
る冷却板3と、試料台押え4等とから構成されている。
チャック式試料保持装置であって、該試料保持装置は、
試料1が載置される試料台2と、この試料台2を冷却す
る冷却板3と、試料台押え4等とから構成されている。
試料台2は、AJ2で形成された平面視円形形状の導電
体5(電極)に絶縁膜6が被覆されてなり、この絶縁膜
6はプラズマ溶射法により導電体5の外表面に形成され
る。すなわち25wt%以下のTi0zを含有し、10
0℃以下の使用温度において絶縁膜6の体積抵抗率が1
09〜1011Ω・cmとなるように調整したA2゜0
.のセラミック粉末をプラズマにより高温下溶融させ、
スプレー状に散布することにより導電体5の外表面に絶
縁膜6が形成される。本実施例ではAεgos: T
i02 =85w t%:15wt%の組成比でもって
絶縁膜6が形成されている6また、導電体5の底面には
電圧印加用のリード端子7が接続されている。
体5(電極)に絶縁膜6が被覆されてなり、この絶縁膜
6はプラズマ溶射法により導電体5の外表面に形成され
る。すなわち25wt%以下のTi0zを含有し、10
0℃以下の使用温度において絶縁膜6の体積抵抗率が1
09〜1011Ω・cmとなるように調整したA2゜0
.のセラミック粉末をプラズマにより高温下溶融させ、
スプレー状に散布することにより導電体5の外表面に絶
縁膜6が形成される。本実施例ではAεgos: T
i02 =85w t%:15wt%の組成比でもって
絶縁膜6が形成されている6また、導電体5の底面には
電圧印加用のリード端子7が接続されている。
冷却板3は、水等の冷媒が矢印六方向がら流入して矢印
B方向に流出するように空洞部8が形成されており、I
n(インジウム)等からなる導電シート9を介して試料
台2を冷却できるように構成されている。
B方向に流出するように空洞部8が形成されており、I
n(インジウム)等からなる導電シート9を介して試料
台2を冷却できるように構成されている。
試料台押え4は、金属材料で形成され、その内周面上部
に係止部4aを有しており、この係止部4aが試料台2
の鍔部10に係止されると共に、ビス等の固着具11を
介して冷却板3に固着されている。
に係止部4aを有しており、この係止部4aが試料台2
の鍔部10に係止されると共に、ビス等の固着具11を
介して冷却板3に固着されている。
上記試料保持装置は試料離脱機構12を備えており、第
2図(a)に示したように、試料台2には適数個の孔1
3・・・が貫設され、さらに導電シート9及び冷却板3
にも上記孔13・・・に対応して孔14・・・、15・
・・が貫設されている。そして試料離脱機構12が上記
孔13・・・、14・・・、15・・・に挿通されてい
る。すなわち、試料離脱機構12は、平板状のリング部
材16に適数個のビン17・・・が突設され、上記孔1
3・・・、14・・・、15・・・に挿通されている。
2図(a)に示したように、試料台2には適数個の孔1
3・・・が貫設され、さらに導電シート9及び冷却板3
にも上記孔13・・・に対応して孔14・・・、15・
・・が貫設されている。そして試料離脱機構12が上記
孔13・・・、14・・・、15・・・に挿通されてい
る。すなわち、試料離脱機構12は、平板状のリング部
材16に適数個のビン17・・・が突設され、上記孔1
3・・・、14・・・、15・・・に挿通されている。
そして、第2図(b)に示したように、試料離脱機構1
2を矢印C方向に移動させることにより試料1が試料台
2から離脱可能となっている。
2を矢印C方向に移動させることにより試料1が試料台
2から離脱可能となっている。
このように構成された試料保持装置が、半導体装置、例
えばプラズマ装置に内装された場合において、試料1が
試料台2に載置され、リード端子7に電圧が印加される
と、絶縁膜6を挟んで試料lと導電体5との間には一定
容量を有するコンデンサが形成される。すなわち、試料
lの裏面には負の電荷が蓄積される一方、導電体5には
正の電荷が蓄積される。そして、試料lは試料台2の表
面に吸着され、試料lは試料台2に保持される。
えばプラズマ装置に内装された場合において、試料1が
試料台2に載置され、リード端子7に電圧が印加される
と、絶縁膜6を挟んで試料lと導電体5との間には一定
容量を有するコンデンサが形成される。すなわち、試料
lの裏面には負の電荷が蓄積される一方、導電体5には
正の電荷が蓄積される。そして、試料lは試料台2の表
面に吸着され、試料lは試料台2に保持される。
さらに試料lにプラズマカ柚A射されると、該プラズマ
の作用により試料lの表面にも負の電荷が蓄積されてよ
り強固に吸着され、試料温度が一定温度に制御される。
の作用により試料lの表面にも負の電荷が蓄積されてよ
り強固に吸着され、試料温度が一定温度に制御される。
第2表は、20°Cの使用温度における本発明に係る試
料保持装置の静電気力の応答特性を調べた結果を示した
ものであり、絶縁膜6としてAρ20n−TiOx系の
セラミック材料を用いた場合について示しである。また
比較例として。
料保持装置の静電気力の応答特性を調べた結果を示した
ものであり、絶縁膜6としてAρ20n−TiOx系の
セラミック材料を用いた場合について示しである。また
比較例として。
TiO2を含まない20℃の使用温度における絶縁膜6
の体積抵抗率が1013Ω・cmの場合についても第2
表に示した。
の体積抵抗率が1013Ω・cmの場合についても第2
表に示した。
第 2 表
第2表から明らかなように、絶縁膜6の体積抵抗率が1
09〜1011Ω・cmとなるように調節されているB
、Cの装置においては、Aの装置に比べて飽和吸着力到
達時間が短く、プラズマ照射10sec後の静電気力が
大きい。従って絶縁膜6の体積抵抗率が1011〜10
11Ω・cmとなるように調整されることにより、静電
気力の応答性の改善を図ることができることがわかる。
09〜1011Ω・cmとなるように調節されているB
、Cの装置においては、Aの装置に比べて飽和吸着力到
達時間が短く、プラズマ照射10sec後の静電気力が
大きい。従って絶縁膜6の体積抵抗率が1011〜10
11Ω・cmとなるように調整されることにより、静電
気力の応答性の改善を図ることができることがわかる。
第3表は、80°Cの使用温度における本発明に係る試
料保持装置の静電気力の応答特性及び静電気力を調べた
結果を示したものである。絶縁膜6として、Aff、O
,にT i Ozを2.5wt%含む場合(B)、15
wt%含む場合(C)について示しである。さらに比較
例として、T i Oxを含まない場合(A)について
も示した。
料保持装置の静電気力の応答特性及び静電気力を調べた
結果を示したものである。絶縁膜6として、Aff、O
,にT i Ozを2.5wt%含む場合(B)、15
wt%含む場合(C)について示しである。さらに比較
例として、T i Oxを含まない場合(A)について
も示した。
第3表
本発明例Bの場合、20°Cにおける体積抵抗率は10
11Ω・cmを越えているが、使用温度の80°Cにお
ける体積抵抗率は1011Ω・cmであるので、Aに比
べ飽和吸着力到達時間が短い。
11Ω・cmを越えているが、使用温度の80°Cにお
ける体積抵抗率は1011Ω・cmであるので、Aに比
べ飽和吸着力到達時間が短い。
第4表は、0°Cの使用温度における本発明に係る試料
保持装置の静電気力の応答特性及び静電気力を調べた結
果を示したものである。
保持装置の静電気力の応答特性及び静電気力を調べた結
果を示したものである。
第 4 表
絶縁膜6にTiO□をそれぞれl 5wt%、22.5
wt%を含み、使用温度0℃における体積抵抗率が10
1′、10’Ω・cmである装置B、Cは飽和吸着力到
達時間が短い。一方、TiO2を7.5wt%を含み、
使用温度0℃における体積抵抗率が1013Ω・cmで
ある装置Aは、飽和吸着力到達時間が著しく長い。
wt%を含み、使用温度0℃における体積抵抗率が10
1′、10’Ω・cmである装置B、Cは飽和吸着力到
達時間が短い。一方、TiO2を7.5wt%を含み、
使用温度0℃における体積抵抗率が1013Ω・cmで
ある装置Aは、飽和吸着力到達時間が著しく長い。
第3図は冷媒温度Tc (℃)と試料温度T。
じC)との関係を示した特性図である。図中、ム印が測
定値である。
定値である。
本発明に係る試料保持装置は静電吸着力が強固であるの
で、この図からも明らかなように、試料温度Ts (℃
)は(冷媒温度TC+15じC))以下の温度に制御さ
れているに のように試料温度を所定温度に制御することにより、薄
膜形成においては、均一性に優れた薄膜を試料lの表面
に形成することができ、またエツチング工程においては
均一なエツチング速度でもって所望のエツチングを施す
ことができる。
で、この図からも明らかなように、試料温度Ts (℃
)は(冷媒温度TC+15じC))以下の温度に制御さ
れているに のように試料温度を所定温度に制御することにより、薄
膜形成においては、均一性に優れた薄膜を試料lの表面
に形成することができ、またエツチング工程においては
均一なエツチング速度でもって所望のエツチングを施す
ことができる。
第4図(a)〜(C)は、試料1にエツチングを施した
場合における、試料温度とエツチング状態との関係を示
したものである。
場合における、試料温度とエツチング状態との関係を示
したものである。
試料1は、ウェハ18上にSin2層19が形成され、
このSiO□層19層表9にAl2−Si合金20及び
5iOz膜21が形成され、さらにAe−Si合金20
の表面にレジスト22が塗布されている。
このSiO□層19層表9にAl2−Si合金20及び
5iOz膜21が形成され、さらにAe−Si合金20
の表面にレジスト22が塗布されている。
第4図(a)は所望の最適温度でエツチングを施した場
合を示し、第4図(b)は最適温度より20°C低い状
態でエツチングを施した場合を示し、第4図(c)は前
記最適温度より20℃高い状態でエツチングを施した場
合をそれぞれ示している。
合を示し、第4図(b)は最適温度より20°C低い状
態でエツチングを施した場合を示し、第4図(c)は前
記最適温度より20℃高い状態でエツチングを施した場
合をそれぞれ示している。
第4図(b)は試料温度Tsが低いため、S10□膜2
1からなる下地段差に沿ってエツチングされていない部
分(図中、Rで示す)が存在し、第4図(c)は試料温
度T、が高いためAff−Si合金20の側壁がえぐら
れ、円滑さを損なっている(図中、Sで示す)。これに
対して第4図(a)の場合は試料温度T、が最適温度に
制御されているので、所望のエツチングがなされている
。本発明においては、試料が試料台に強固に吸着されて
いるので、試料温度を最適温度に制御することができ、
上述のような安定かつ再現性の良好な試料温度の制御が
要求されるエツチング工程においでは特に有効である。
1からなる下地段差に沿ってエツチングされていない部
分(図中、Rで示す)が存在し、第4図(c)は試料温
度T、が高いためAff−Si合金20の側壁がえぐら
れ、円滑さを損なっている(図中、Sで示す)。これに
対して第4図(a)の場合は試料温度T、が最適温度に
制御されているので、所望のエツチングがなされている
。本発明においては、試料が試料台に強固に吸着されて
いるので、試料温度を最適温度に制御することができ、
上述のような安定かつ再現性の良好な試料温度の制御が
要求されるエツチング工程においでは特に有効である。
また、本発明に係る試料保持装置によれば、所定の薄膜
形成工程又はエツチング工程が終了した場合、プラズマ
照射を停止して試料台2への電圧なrOFFJにし、こ
の後上記試lF4離脱機構12を矢印C方向に移動させ
ることにより(第2図(b)参照)、試料lを試料台2
から容易に離脱させることができる。従来の試料保持装
置においては、残留吸着力が存在するため、上記試料離
脱機構12を使用した場合、試料lが破損したり、亀裂
を生じる虞があったが、本発明に係る試料保持装置では
残留吸着力が殆ど存在しないため、上記試料離脱機構1
2を使用して試料1を試料台2から容易に離脱させるこ
とができる。尚、試料1の試料台2からの離脱時間を測
定したところ、電圧をrOFFJ した後、約20秒で
容易に離脱させることができた6従来の試料保持装置(
第11図参叩)においては上記離脱時間は約3分必要で
あり、本発明によれば残留吸着力が低減されているのが
確認された。
形成工程又はエツチング工程が終了した場合、プラズマ
照射を停止して試料台2への電圧なrOFFJにし、こ
の後上記試lF4離脱機構12を矢印C方向に移動させ
ることにより(第2図(b)参照)、試料lを試料台2
から容易に離脱させることができる。従来の試料保持装
置においては、残留吸着力が存在するため、上記試料離
脱機構12を使用した場合、試料lが破損したり、亀裂
を生じる虞があったが、本発明に係る試料保持装置では
残留吸着力が殆ど存在しないため、上記試料離脱機構1
2を使用して試料1を試料台2から容易に離脱させるこ
とができる。尚、試料1の試料台2からの離脱時間を測
定したところ、電圧をrOFFJ した後、約20秒で
容易に離脱させることができた6従来の試料保持装置(
第11図参叩)においては上記離脱時間は約3分必要で
あり、本発明によれば残留吸着力が低減されているのが
確認された。
また、本発明においては、絶縁膜の誘電率が高く電荷量
が大きいため、従来のような高電圧(500〜800V
)を印加する必要もなくなり、200■〜400Vの低
電圧を印加することにより充分な静電吸着力が得られ、
印加電圧の低減化を図ることができる。
が大きいため、従来のような高電圧(500〜800V
)を印加する必要もなくなり、200■〜400Vの低
電圧を印加することにより充分な静電吸着力が得られ、
印加電圧の低減化を図ることができる。
尚、本実施例においては絶縁膜にAl2O3−TiO2
系の材料を用いた場合について説明したが、例えばSi
C,Si3N4等の炭化物、窒化物、SiO□、ZrO
□等の酸化物及びこれらの化合物で、絶縁膜の体積抵抗
率が109〜10日Ω・cmの範囲に調整されているも
のを用いることもできる。
系の材料を用いた場合について説明したが、例えばSi
C,Si3N4等の炭化物、窒化物、SiO□、ZrO
□等の酸化物及びこれらの化合物で、絶縁膜の体積抵抗
率が109〜10日Ω・cmの範囲に調整されているも
のを用いることもできる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく要旨
を逸脱しない範囲において変更可能である。
を逸脱しない範囲において変更可能である。
及匪Ω苅盟
以上の説明より明らかなように本発明に係る試料保持装
置では、導電体がセラミック材料で形成された絶縁膜で
被覆され、試料と前記導電体との間に電圧が印加されて
前記絶縁膜上に試料が吸着される試料保持装置において
、前記絶縁膜がTi1tを含み、100℃以下の使用温
度において前記絶縁膜の体積抵抗率が10’〜1011
Ω・cmとなるように調整されているので、静電吸着力
が増強され、かつ残留吸着力も殆ど存在せず、しかも静
電吸着力の応答特性が高い装置を実現することができる
。
置では、導電体がセラミック材料で形成された絶縁膜で
被覆され、試料と前記導電体との間に電圧が印加されて
前記絶縁膜上に試料が吸着される試料保持装置において
、前記絶縁膜がTi1tを含み、100℃以下の使用温
度において前記絶縁膜の体積抵抗率が10’〜1011
Ω・cmとなるように調整されているので、静電吸着力
が増強され、かつ残留吸着力も殆ど存在せず、しかも静
電吸着力の応答特性が高い装置を実現することができる
。
したがって、薄膜形成装置やエツチング装置などの半導
体製造装置等において容易に試料温度を制御することが
でき、薄膜形成工程においては均一な薄膜を形成するこ
とができ、エツチング工程においては均一なエツチング
速度でエツチングを施すことができ、信頼性の向上した
半導体デバイスを製造することができる。
体製造装置等において容易に試料温度を制御することが
でき、薄膜形成工程においては均一な薄膜を形成するこ
とができ、エツチング工程においては均一なエツチング
速度でエツチングを施すことができ、信頼性の向上した
半導体デバイスを製造することができる。
さらには、残留吸着力が殆ど存在しないため、試料を試
料台から離脱させる場合においても、試料運搬用の搬送
アームはアース機構を具備した複雑な拘持機構を兼備す
る必要がなくなり、装置の簡略化を図ることができる。
料台から離脱させる場合においても、試料運搬用の搬送
アームはアース機構を具備した複雑な拘持機構を兼備す
る必要がなくなり、装置の簡略化を図ることができる。
また残留吸着力が殆ど存在しないため、試料を試料台か
ら容易に離脱させることができ、搬送時における試料の
信頼性の向上を図ることが可能となり、延では半導体デ
バイスの製造プロセスにおいて高スループツト化を達成
することが可能となる。
ら容易に離脱させることができ、搬送時における試料の
信頼性の向上を図ることが可能となり、延では半導体デ
バイスの製造プロセスにおいて高スループツト化を達成
することが可能となる。
また前記絶縁膜が八ρ203に対してT i 02を2
5wt%以下の割合で含んで構成されている場合には、
前記絶縁膜の体積抵抗率を10’〜1011Ω・cmの
範囲内に設定さすることができ、静電吸着力が大きくし
かも残留吸着力が殆ど存在せず、さらには絶縁破壊を生
じることのない試料保持装置を得ることができる。
5wt%以下の割合で含んで構成されている場合には、
前記絶縁膜の体積抵抗率を10’〜1011Ω・cmの
範囲内に設定さすることができ、静電吸着力が大きくし
かも残留吸着力が殆ど存在せず、さらには絶縁破壊を生
じることのない試料保持装置を得ることができる。
第1図は本発明に係る試料保持装置の一実施例を示す概
略断面図、第2図(a)(b)は試料離脱機構の構造及
び動作を示す概略断面図、第3図は冷媒温度と試料温度
との関係を示す特性図、第4図(a)〜(C)は試料温
度のエツチングに及ぼす影響を示した試料の斜視図、第
5図は静電チャックを単純なコンデンサの充放電回路と
したときの回路図、第6図はA I220 sにT i
O2を添加したときの試料台の各温度におけるTiO
□の添加量と体積抵抗率との関係を示したグラフ、第7
図はT i O2の各添加量における試料台の温度と体
積抵抗率との関係を示したグラフ、第8図は電圧及びプ
ラズマ「ONJ後の試料温度の経時変化を示す特性図、
第9図は電圧及びプラズマrOFFJ後の試料温度の経
時変化を示す特性図、第10図及び第11図は従来の試
料保持装置の要部を示す断面図である。 第1図 1・・・試料、5・・・導電体、6・・・絶縁膜。 特許 出 願 人:住友金属工業株式会社代 理
人:弁理士 弁内 龍二第2図 (a) (b) 第3図 第4図 (a) (b) (C) 第8図 第9図 時間 時間 ■ 第6図 Ti0z [Wj@7o1 第10図 第11図
略断面図、第2図(a)(b)は試料離脱機構の構造及
び動作を示す概略断面図、第3図は冷媒温度と試料温度
との関係を示す特性図、第4図(a)〜(C)は試料温
度のエツチングに及ぼす影響を示した試料の斜視図、第
5図は静電チャックを単純なコンデンサの充放電回路と
したときの回路図、第6図はA I220 sにT i
O2を添加したときの試料台の各温度におけるTiO
□の添加量と体積抵抗率との関係を示したグラフ、第7
図はT i O2の各添加量における試料台の温度と体
積抵抗率との関係を示したグラフ、第8図は電圧及びプ
ラズマ「ONJ後の試料温度の経時変化を示す特性図、
第9図は電圧及びプラズマrOFFJ後の試料温度の経
時変化を示す特性図、第10図及び第11図は従来の試
料保持装置の要部を示す断面図である。 第1図 1・・・試料、5・・・導電体、6・・・絶縁膜。 特許 出 願 人:住友金属工業株式会社代 理
人:弁理士 弁内 龍二第2図 (a) (b) 第3図 第4図 (a) (b) (C) 第8図 第9図 時間 時間 ■ 第6図 Ti0z [Wj@7o1 第10図 第11図
Claims (2)
- (1)導電体がセラミック材料で形成された絶縁膜で被
覆され、載置される試料と前記導電体との間に電圧が印
加されて前記絶縁膜上に試料が吸着される試料保持装置
において、前記絶縁膜がTiO_2を含み、100℃以
下の使用温度において前記絶縁膜の体積抵抗率が10^
9〜10^1^1Ω・cmとなるように調整されている
ことを特徴とする試料保持装置。 - (2)導電体がセラミック材料で形成された絶縁膜で被
覆され、載置される試料と前記導電体との間に電圧が印
加されて前記絶縁膜上に試料が吸着される試料保持装置
において、前記絶縁膜がAl_2O_3に対してTiO
_2を25wt%以下の割合で含んで構成されているこ
とを特徴とする試料保持装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28365289 | 1989-10-30 | ||
| JP1-283652 | 1989-10-30 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03204924A true JPH03204924A (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=17668299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23831690A Pending JPH03204924A (ja) | 1989-10-30 | 1990-09-06 | 試料保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03204924A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2001203258A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-07-27 | Tocalo Co Ltd | 静電チャック部材およびその製造方法 |
| US6351367B1 (en) | 1997-09-30 | 2002-02-26 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Electrostatic holding apparatus having insulating layer with enables easy attachment and detachment of semiconductor object |
| WO2007091619A1 (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-16 | Toto Ltd. | 静電チャック |
| US7416793B2 (en) | 2003-12-26 | 2008-08-26 | Ngk Insulators, Ltd. | Electrostatic chuck and manufacturing method for the same, and alumina sintered member and manufacturing method for the same |
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| US7907383B2 (en) | 2005-11-15 | 2011-03-15 | Toto Ltd. | Electrostatic chuck |
| KR101362673B1 (ko) * | 2006-11-03 | 2014-02-12 | 엘아이지에이디피 주식회사 | 정전력 측정장치 및 이를 이용한 정전력 측정방법 |
-
1990
- 1990-09-06 JP JP23831690A patent/JPH03204924A/ja active Pending
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