JPH0320760Y2 - - Google Patents

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JPH0320760Y2
JPH0320760Y2 JP19203784U JP19203784U JPH0320760Y2 JP H0320760 Y2 JPH0320760 Y2 JP H0320760Y2 JP 19203784 U JP19203784 U JP 19203784U JP 19203784 U JP19203784 U JP 19203784U JP H0320760 Y2 JPH0320760 Y2 JP H0320760Y2
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JP
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slide glass
staining
liquid passage
passage groove
slide
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JP19203784U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案はスライドグラスの染色洗浄器に関
し、詳しくは医療あるいは生体研究等の分野にお
いて、各種検査や試験に使用するスライドグラス
に対して、検査試料等の染色を行つたり、洗浄し
たりする際に使用するものである。
〈従来技術〉 上記スライドグラスは、生体組織や微生物等の
検査試料を付着させて、各種の顕微鏡検査や試験
を行うものであり、検査等の実施上、多くは検査
試料を染色液で染色してから検査等を実施してい
る。
そして、スライドグラス上の検査試料を染色す
るには、スライドグラス上の試験組織等に、スポ
イト等を使用して、染色液を垂らして染色する方
法が一般的である。
ところが、スポイト等を使用してスライドグラ
スの1枚毎に染色液を点滴する操作は非常に面倒
であり、大量の検査や試験を行う場合には、極め
て非能率的なものであつた。また、作業中に染色
液が手に付着したり、周囲に飛び散つて汚したり
し易く、スライドグラス上の試験組織等にスポイ
トや手が接触して、検査試料を損傷したり試験結
果に悪影響をおよぼす可能性もあつた。
さらに、上記染色作業のほか、スライドグラス
から余分な染色液を取り除く為に水洗いしたり、
使用済のスライドグラスを洗浄したりする場合に
も、上記同様の問題が発生していた。
〈目的〉 そこで、この考案の目的としては、上記従来技
術の欠点を解消し、多数のスライドグラスに対す
る染色作業や洗浄作業を、非常に能率的に実施で
きると共に、手や周囲を汚さず清潔に作業ができ
る器具を提供しようとしている。
〈構成〉 そして、上記目的を達成するための構成として
は、矩形板状の本体に、長手方向の両端が開放さ
れた通液溝を形成し、通液溝の長手方向に沿つた
両側端の凸壁内側に、スライドグラスと通液溝の
底面との間に隙間を形成するスライドグラス載置
用の保持段部を形成してあり、上記本体に対し嵌
合自在に設けた蓋体には、スライドグラスの上面
に当接可能な突起部を形成していることを特徴と
している。
〈実施例〉 次いで、この考案の実施例について、図を参照
しながら以下に説明する。
第1図に示すように、1は本体であり、細長い
矩形板状をなし、長手方向の両側端辺には、高く
突出した凸壁10,10が形成してあり、凸壁1
0,10の中央には、長手方向に沿つて低く平坦
で両短辺へと開放された通液溝11が形成してあ
る。凸壁10,10には、長手方向の両端を除く
略全長にわたつて、保持段部12,12が凹入形
成してあり、両側の保持段部12の上方にスライ
ドグラスSの長手方向の両端を架け渡して、複数
枚のスライドグラスSを並べて挿入載置可能にし
ている。保持段部12の全長は、所定数のスライ
ドグラスSを挿入載置した時に、各スライドグラ
スSが移動しない程度の隙間しか生じないように
形成されてある。そして、保持段部12、即ちス
ライドグラスSと通液溝11の底面との間には比
較的狭い隙間cがあくようになつている。
次に、2は蓋体であり、本体1の上面に被せ、
スライドグラスSを上方から押さえて固定するも
のである。20は嵌合用の段部であり、本体1の
凸壁10,10の内方に嵌り込んで、嵌合係止さ
れる。21は角形畝状の突起部であり、蓋体2の
長手方向中心線に沿つて、蓋体下面に小さく突出
形成してあり、各スライドグラスSの上面中央に
当接して、スライドグラスSを上方から押えて固
定する。
以上に述べた染色洗浄器の使用について、第2
図および第3図によつて説明する。まず、本体1
の保持段部12上に試験組織等の検査試料を付着
させたスライドグラスSを並べて載置する。な
お、このときスライドグラスSのうち検査試料を
付着した面が下面側になるようにして載置する。
そして、本体1の上部に蓋体2を嵌合し、スライ
ドグラスSの上面に突起部21を当接させて固定
する。
この状態で本体1および蓋体2の全体を長手方
向に傾け、傾斜の上端となる短手方向の端辺の通
液溝11の開放個所から、スライドグラスSと通
液溝11の底面との間の隙間cに、染色液を流し
込む。上記隙間cに注入された染色液は、毛細管
作用および傾斜に沿つた流下作用によつて、スラ
イドグラスSの下面全体に伝わりながら、検査試
料を梁色する。その結果、梁色の仕上がりが均一
になり、染色ムラや染色不良の発生も少なくな
る。また、染色後の染色液は、通液溝11の下
端、すなわち短手方向端辺の開放個所から排出さ
れる。
上記のようにして染色作業が終れば、直ちに蓋
体2を取り外し、スライドグラスSを取り出して
もよいが、余分の染色液が付着している場合に
は、染色後に染色液の代りに蒸溜水を流して、不
要な染色液を洗浄除去する。さらに、検査等が終
了し、使用済になつたスライドグラスSを、この
染色洗浄器にセツトすれば、再使用の為の洗浄作
業を行うこともできる。
以上のような染色洗浄器のうち、本体1および
蓋体2は、ガラスあるいは硬質の透明プラスチツ
クで形成されたものが、汚れが付着し難く、また
外部からスライドグラスSの染色状況や洗浄状態
を確認できて好適である。但し、硬質プラスチツ
クの場合、染色液等に侵されないように、耐薬品
性に優れた材質のものを使用する必要がある。さ
らに、蓋体2については、金属製のものでも使用
可能である。
次に、本体1の保持段部12は、スライドグラ
スSの両端一部幅のみを載置できればよい。ま
た、保持段部12を複数のスライドグラスSの長
さ分連続して形成する図示した構造のもののほ
か、一枚のスライドグラスS毎に分割された保持
段部を複数個形成して、各スライドグラスSを
別々に分離して載置できるようにすることもでき
る。保持段部12と通液溝11の底面との隙間c
は、染色液等の液体が通過できる比較的狭い間隔
があれば充分であり、特に前記毛細管作用を利用
して染色液等を全体に伝わらせる為には狭い隙間
のほうが良く、通常は1mmぐらいの隙間が好適で
ある。また、保持段部12は凸壁10に凹入形成
するほか、凸壁10から通液溝11側へ突出形成
しておいてもよい。
次に、蓋体2としては本体1に嵌合被着できれ
ば、図示したように嵌合段部20を設けて本体1
の凸壁10内方に嵌合するもののほか、凸壁10
の外方に被せて嵌合するものでも実施できる。さ
らに、本体1と蓋体2との嵌合個所に、互いに係
合可能な突起や凹部等からなる係合機能を形成し
ておいてもよい。また、突起部21としては、ス
ライドグラスSの上面の一部に当接して、上方か
ら押えて固定できれば、蓋体2の下面の任意の個
所に形成することができ、例えば突起部21を複
数個所に形成したり、長手方向の両側端辺に沿つ
て形成したり、長手方向に断続的に形成したりす
ることができる。
〈効果〉 この考案のスライドグラスSの染色洗浄器によ
れば、通液溝11の長手方向に沿つた両側端の凸
壁10内側に、スライドグラスSと通液溝11の
底面との間に隙間cを形成するスライドグラスS
載置用の保持段部12が形成されているので、該
保持段部12に多数のスライドグラスSを載置し
た状態で、該スライドグラスSと通液溝11の底
面との間に形成された隙間cに染色液を流すこと
により、多数のスライドグラスSの染色作業を一
度に行うことができ、従来のようにスポイト等を
使用して手作業で一枚毎に染色するのに比べては
るかに能率的に染色を行うことができ、しかも手
や周囲を汚すことがない。
しかも、スライドグラスSを収納した本体1の
上面には蓋体2を嵌合し、蓋体2の突起部21で
スライドグラスSを押さえて固定しているので、
染色作業中はスライドグラスSに手を触える必要
が全くなく、手を汚すことがなくなり、また染色
液は上記隙間cを一端から他端へと流れるだけで
あるから、染色液が周囲に飛び散つたり付着する
心配もなく、極めて清潔に作業を行うことができ
る。しかも、スライドグラスSに全く手を触れな
いので、従来方法のように試験組織に手を触れ
て、試料価値を損つたり検査結果に悪影響を与え
る等の問題が解消でき、取扱いが容易で、従来の
ような熟練は不要になる。
さらに、この考案の染色洗浄器は、上記染色作
業だけでなく、スライドグラスSの洗浄作業にも
全く同様にして使用できる融通性に優れたもので
ある等、種々の実用的効果を発揮できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すものであり、第1
図は斜視図、第2図は使用状態の断面図、第3図
は前図と直交する方向の一部省略断面図である。 1……本体、10……凸壁、11……通液溝、
12……保持段部、2……蓋体、20……嵌合段
部、21……突起部、S……スライドグラス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 矩形板状の本体に、長手方向の両端が開放さ
    れた通液溝を形成し、通液溝の長手方向に沿つ
    た両側端の凸壁内側に、スライドグラスと通液
    溝の底面との間に隙間を形成するスライドグラ
    ス載置用の保持段部が形成してあり、上記本体
    に対し嵌合自在に設けた蓋体には、スライドグ
    ラスの上面に当接可能な突起部を形成している
    ことを特徴とするスライドグラスの染色洗浄
    器。 2 蓋体の突起部として、蓋体下面の長手方向中
    心線に沿つて、畝状の突起部を形成している上
    記実用新案登録請求の範囲第1項記載のスライ
    ドグラスの染色洗浄器。
JP19203784U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPH0320760Y2 (ja)

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JP19203784U JPH0320760Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JP19203784U JPH0320760Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JPS61105846U JPS61105846U (ja) 1986-07-05
JPH0320760Y2 true JPH0320760Y2 (ja) 1991-05-07

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JPS61105846U (ja) 1986-07-05

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