JPH0320793A - 音高検出装置及びこれを用いた電子楽器 - Google Patents

音高検出装置及びこれを用いた電子楽器

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JPH0320793A
JPH0320793A JP1322007A JP32200789A JPH0320793A JP H0320793 A JPH0320793 A JP H0320793A JP 1322007 A JP1322007 A JP 1322007A JP 32200789 A JP32200789 A JP 32200789A JP H0320793 A JPH0320793 A JP H0320793A
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JP
Japan
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pitch
detecting
moving member
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moving
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JP1322007A
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Inventor
Yukio Kamiya
幸男 神谷
Ryutaro Hayashi
龍太郎 林
Toru Watanabe
徹 渡辺
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一対の移動部材の相対的移動操作に基づいて
、対応する音高を検出する音高検出装置及びその音高検
出装置を用いた電子楽器に係り、特にトロンボーンのよ
うな管のスライド操作に基づいて、対応する音高を検出
する音高検出装置及びその音高検出装置により検出され
た音高の楽音を発生させる電子楽器に関する。
〔従来の技術〕
伝統的な自然管楽器には、押指操作により楽器本体にあ
る複数の管側孔を開閉することによって管長を変化させ
て各音高を指定するサキソフォン、クラリネット等のピ
ストン方式の管楽器と、移動可能な管をスライドさせて
管長を変化させることによって各音高を指定するトロン
ボーン等のようなスライド方式の管楽器とがある。
ところで、従来、このような伝統的な自然管楽器を電子
回路で構或した電子管楽器が知られている. すなわち、前者の上記ピストン方式の電子管楽器は、例
えば米国特許第3.767,833号に開示されている
。この方式の電子管楽器は、複数のスイッチからなる音
高指定用の音高指定スイッチ群を有しており、その音高
指定スイッチ群の各スイッチの押指操作の組合せによっ
て各音高が指定されている状態のもとで、吹き口部に対
して息を吹き込むプレス操作を行うと、上記音高指定ス
イッチ群の操作により指定された音高の楽音が発生され
る。
また、このように所定の楽音が発生している間に、前記
吹き口部を噛むリップ操作を行うと、そのリップ操作に
応じて、指定されている音高が変更制御される。
一方、後者のトロンボーンのようなスライド方式の電子
管楽器は、例えば米国特許第3 , 456 , 06
2号に開示されている。この方式の電子管楽器は、本体
と、本体に設けられた円筒状の管の外部をスライドさせ
て移動可能なU字管から戊り、そのU字管をスライドさ
せて全体の管長の伸縮を行うことにより、音高を連続的
に変化させることが可能である。
このように、スライド方式の電子管楽器は、音高を連続
的に変化させることが可能であるので、非連続的な音高
のみしか指定できないピストン方式の電子管楽器では不
可能な半音単位で音階を段階的にさせるグリッサンドや
、連続的に音高を変化させるポルタメントによる演奏が
可能であるという特徴を有している。
〔発明が解決しようとする課題] ところで、後者のスライド方式の電子管楽器の場合、本
体側に設けた誘導コイルとU字管側に設けたコアロッド
との間で形戒される磁気的変化に従って、発生されるべ
き楽音の音高を連続的に変更させるものであったので、
外部からの誘導ハl1などの影響を受け易く、スライド
位置を正確に検出できないことがあるばかりでなく、比
較的構成が複雑となる問題点があった。また、この電子
管楽器の場合、電子回路がすべてアナログ回路で構成さ
れているため、バリエーションに富んだ音高変更を行う
ことができないという問題点があった。
さらに、従来の電子管楽器の場合、演奏者の意図に従っ
て、U字管のスライド操作状態に応じて、異なる変更特
性で音高を変更制御することができないという問題点が
あった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものである。
したがって、この発明は、第1の移動部材と第2の移動
部材との間で相対的な移動が行われた場合、その際に生
ずる両者の相対的な移動距離を、比較的簡単な構或で、
正確に検出することができ、したがって、正確な音高の
検出を行うことができる音高検出装置を得ることを目的
とする。
また、この発明は、正確に検出された音高に基づいて、
例えばグリッサンドやボルタメントのような段階的また
は連続的な音高変更による楽音演奏が可能な電子楽器を
得ることを他の目的とする。
さらに、この発明は、第1の移動部材と第2の移動部材
との間の相対的な移動距離の増大または減少に従って変
更される音高の変更特性を、演奏者の演奏意図に従って
選択することの可能な音高検出装置を得ることをその他
の目的とする。
さらにまた、この発明は、第1の移動部材に対する第2
の移動部材の相対的移動位置の変更に従って変更される
音高の変更特性を、演奏者の演奏意図に従って選択する
ことの可能な音高検出装置を得ることをその他の目的と
する。
さらにまた、この発明は、演奏者の演奏意図に従って選
択された音高の変更特性に基づいて、楽音演奏が可能な
電子楽器を得ることをその他の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この第1の音高検出装置は、互いに接近または離反する
ように相対的に移動可能な一対の第1及び第2の移動部
材を有している。
前記第1の移動部材は、例えばそれぞれ独立した2つの
中空の円筒管を有しており、前記第2の移動部材は、例
えば上記2つの中空の円筒管に摺設して移動可能な略U
字状の円筒管(スライド外管)から威る。
さらに、前記第1の移動部材と前記第2の移動部材との
相対的な移動距離を測定する移動距離測定手段が、例え
ば本体の内部に設けられている。
この移動距離測定手段は、例えば請求項2記載のように
、前記第1の移動部材又は第2の移動部材のうちの少な
くとも一方の移動部材に設けられる音波又は電磁波を発
信する発信手段と、該発信手段によって発信された音波
または電磁波を受信するために前記第1および第2の移
動部材のうちの少なくとも一方の移動部材に設けられる
受信手段と、前記発信手段により発信された音波または
電磁波が前記受信手段によって受信されるまでの伝播時
間を計測する時間計測手段と、該時間計測手段によって
測定された前記伝播時間に基づいて、前記第1の移動部
材に対する前記第2の移動部材の相対的な移動距離を求
める距離検出手段とを有する。
そして、上記発信手段が、例えば前記第1の移動部材の
内部に設けられた場合、請求項3記載のように上記発信
手段によって発信された音波または電磁波を反射する反
射手段が、例えば前記第2の移動部材の内部の所定位置
に設けられている。
次に、前記移動距離測定手段によって測定された第1の
移動部材に対する前記第2の移動部材の相対的な移動距
離に対応する音高データを出力する音高データ出力手段
が、例えば本体の内部に設けられる。
さらに、該音高データ出力手段から出力される音高デー
タに対応する音高を検出する検出手段が、例えば本体の
内部に設けられている。
この第2の音高検出装置は、上記第1の音高検出装置と
同様に、互いに接近または離反するように相対的に移動
可能な一対の第1及び第2の移動部材を有している。
前記第1の移動部材は、例えばそれぞれ独立した2つの
中空の円筒管を有しており、前記第2の移動部材は、例
えば上記2つの中空の円筒管に摺設して移動可能な略U
字状の円筒管(スライド外管)から或る。
さらに、上記第1の音高検出装置と同様に、前記第1の
移動部材と前記第2の移動部材との相対的な移動距離を
測定する移動距離測定手段が、例えば本体の内部に設け
られている。
この移動距離測定手段は、例えば請求項8記載のように
、前記第1の移動部材又は第2の移動部材のうちの少な
くとも一方の移動部材に設けられる音波又は電磁波を発
信する発信手段と、該発信手段によって発信された音波
または電磁波を受信するために前記第1および第2の移
動部材のうちの少なくとも他方の移動部材に設けられる
受信手段と、前記発信手段により発信された音波または
電磁波が前記受信手段によって受信されるまでの伝播時
間を計測する時間計測手段と、該時間計測手段によって
測定された前記伝播時間に基づいて、前記第1の移動部
材に対する前記第2の移動部材の相対的な移動距離を求
める距離検出手段とを有する。
そして、上記発信手段が、例えば前記第1の移動部材の
内部に設けられた場合、請求項9記載のように、前記発
信手段によって発信された音波または電磁波を反射する
反射手段が、例えば前記第2の移動部材の内部の所定位
置に設けられている。
次に、前記移動距離測定手段によって測定された移動距
離を、対応する音高データにそれぞれ変換する複数の変
換手段が、例えば本体の内部に設けられる。
さらに、前記複数の変換手段のなかから、特定の変換手
段を選択する選択手段と、該選択手段により選択された
前記特定の変換手段に従って、前記移動距離測定手段に
より測定された前記移動距離を、対応する音高データに
変換して出力する音高データ出力手段と、該音高データ
出力手段から出力される前記音高データに対応する音高
を検出する検出手段とが、例えば本体の内部の設けられ
る。
3の 1       13  の 也装星L まず、この第3の音高検出装置は、上記第1の音高検出
装置と同様に、互いに接近または離反するように相対的
に移動可能な一対の第1及び第2の移動部材を有してい
る。
また、上記第1の移動部材に対する上記第2の移動部材
の相対位置を検出する相対位置検出手段が、例えば本体
の内部に設けられている。
さらに、該相対位置検出手段により検出された前記第1
の移動部材に対する前記第2の移動部材の相対位置に対
応する音高データを出力する音高データ出力手段、及び
該音高データ出力手段から前記音高データに対応する音
高を検出する検出手段が、例えば本体の内部に設けられ
ている.上記第1及び第2の移動部材及び上記相対位置
検出手段は、例えば請求項14記載のように構威されて
いる. すなわち、前記第2の移動部材は可撓性部材からなる中
空構造の例えば筒状の管となっており、その中空部内に
所定間隔で複数の導体が配置されている。また、前記第
1の移動部材は前記第2の移動部材を覆設する中空構造
の例えば筒状の管となっており、その一部に前記第2の
移動部材の押圧して、前記導体に接触せしめる突起部を
有している. また、相対位置検出手段は前記第1の移動部材の突起部
により押圧された前記第2の移動部材の一部が接触して
いる前記導体から、前記第1の移動部材に対する前記第
2の移動部材の相対位置を検出する。
上記相対位置検出手段は、例えば前記第2の移動部材に
接続されている直流電源を有し、上記第2の移動部材が
接触されている導体を介して前記直流電源から供給され
る電圧に基づいて上記相対位置の検出を行う.尚、前記
第2の移動部材は、例えば可撓性の導電体、または可撓
性の抵抗体等から戒る. さらに、前記請求項13記載の第1の移動部材、第2の
移動部材及び相対位置検出手段は、例えば請求項l5記
載のように構威されている。
すなわち、前記第1の移動部材は帯状の抵抗体から形威
さており、前記第2の移動部材は、前記抵抗体上を摺動
する導電性の摺動子から形威されてる。
そして、前記相対位置検出手段は前記摺動子と前記抵抗
体との電気的な接触位置に基づいて前記第1の移動部材
に対する前記第2の移動部材に対する相対位置を検出す
る.この場合、前記抵抗体の一端は接地され、他端には
直流電源が接続されている。そして、前記摺動子と前記
抵抗体の接触位置に生ずる電圧値に基づいて前記第1の
移動部材に対する前記第2の移動部材に対する相対位置
を検出する。
さらに、前記請求項13記載の相対位置検出手段は、例
えば請求項16記載のように構威されている. すなわち、前記相対位置検出手段は、前記第1の移動部
材の移動に応じて回動する回転式可変抵抗手段と、この
可変抵抗手段から得られる抵抗値に基づいて、前記第1
の移動部材に対する前記第2の移動部材の相対位置を検
出する位置検出手段からなる. 上記回転式可変抵抗器は、例えば一端が接地され、他端
が固定の抵抗値を有する抵抗器(固定抵抗器)を介して
直流電源に接続されている.そして、上記の第1の移動
部材が移動すると、前記回転式の可変抵抗手段の抵抗値
が変化し、その変化する抵抗値に応じて前記固定抵抗器
の両端の電圧値が変化する。
前記相対位置検出手段は、前記固定抵抗器の両端の電圧
値の変化に基づいて、上記前記第1の移動部材に対する
前記第2の移動部材の相対位置を検出する. 二の第1の電子楽器は、前記第1又は第2の・音高検出
装置と、空気の流動状態を検出する空気流動状態検出手
段と、この空気流動状態検出手段により検出された空気
の流動状態に基づいて、前記第1又は第2の音高検出装
置により検出された音高をもつ楽音を発生するように指
示する楽音発生指示手段とを有する。
該空気流動状態検出手段は、例えば請求項11記載のよ
うに、吹き口部と、この吹き口部に流入される空気の流
動状態又は吹き口部から外部に流出される空気の流動状
態を検出する検出手段とからなる。また、その他に、前
記空気流動状態検出手段は、輪のような風を送る部材か
ら流入される風(空気)の流動状態を検出するセンサ、
又はアコーディオンのように蛇腹を伸縮して空気を送る
部材から流入される空気の流動状態を検出するセンサで
あってもよい。
2の     ・ 12  の この第2の電子楽器は、前記第1又は第2の音高検出装
置と、噛圧力を検出する噛圧カセンサ手段、及び該噛圧
カセンサ手段によって検出された噛圧力に基づいて、前
記第1又は第2の音高検出装置により検出された音高を
もつ楽音を発生するように指示する楽音発生指示手段と
を有する。
〔作   用〕
本発明の作用は次の通りである. lおよび 2の      の  の 第1又は第2の移動部材を相対的に移勤づ操作すること
により、第1の移動部材と第2の移動部材間の相対距離
は変化するが、この変化する2つの部材間の相対距離は
相対移動距離検出手段により逐次測定される。測定され
た相対距離は、音高データ出力手段に出力される。音高
データ出力手段は、上記相対移動距離検出手段により逐
次測定される前記相対的な移動距離に対応する音高デー
タを検出手段に出力する.そして、検出手段は、例えば
予め定められた変換テーブル等に基づいて、その入力さ
れる音高データに対応する音高の検出を行う。
上記移動距離測定手段は、例えば請求項2記載のように
、前記発信手段、前記受信手段、前記時間測定手段、及
び前記検出手段を具備している場合、上記各手段の次の
ような作用により、前記1の移動部材に対する前記第2
の移動部材の相対的な移動距離を検出する。
発信手段は例えば所定の時間間隔で間歇的に音波または
電磁波を発信する。この発信手段は、第1又は第2の移
動部材の少なくとも一方に設けられている。一方、受信
手段は、第1又は第2の移動部材の他方に設けられてい
る。上記発信手段により発信された音波または電磁波は
、一方の移動部材から他方の移動部材に向かって伝播し
、受信手段により受信される。時間計測手段は発信手段
により音波または電磁波が発信されると同時に時間の計
測を開始し、発信手段により発信された音波もしくは電
磁波が受信手段に受信されるまでの伝播時間を計測し、
その伝播時間を距離検出手段に出力する。
距離検出手段は、上記時間測定手段により測定された音
波もしくは電磁波の伝播時間に基づいて第1の移動部材
と第2の移動部材との間の相対的な移動距離を検出する
従って、この装置を、トロンボーン等のようなスライド
方式の自然管楽器に適用した場合、スライド外管等のス
ライド操作に対応する音高を正確に検出することができ
る。
の      ゛  の 第1又は第2の移動部材を操作することにより、第1の
移動部材に対する第2の移動部材の相対位置は変化する
が、その第2の移動部材の相対位置は、相対位置検出手
段により逐次検出されり。検出された相対位置は、音高
データ出力手段に出力される.音高データ出力手段は、
上記相対位置検出手段により逐次検出される上記相対位
置を対応する音高データに出力し、検出手段に出力する
そして、検出手段は、その入力される音高データに対応
する音高の検出を行う。
上記第1の移動部材または第2の移動部材のスライド操
作に応じて、上記第1の移動部材に対する上記第2の移
動部材の相対位置は連続的に位置が変化する.したがっ
て、上記スライド操作による相対位置を細分し、さらに
その細分された相対位置に所定の音域を細かい音程幅で
分割した各音高を割り当てることにより、音高データ出
力手段から出力される音高データは、上記相対位置検出
手段により検出された相対位置に予め割り当てられた音
高データとなる。このため、音高検出手段がその音高デ
ータに対応する音高を検出することにより、例えば半音
単位で音程が変化するグリツサンドや連続的に音程が変
化するボルタメント、さらには音高が小刻みに変調する
ビブラート等の演奏に必要な音高指定が、第1の移動部
材または第2の移動部材のスライド操作により可能とな
る。
1のー ゛′ の 空気の流動状態は、空気流動状態検出手段により検出さ
れる. 楽音発生指示手段は、上記空気流動状態検出手段により
検出された空気の流動状態に基づいて、上記第1又は第
2の音高検出装置により検出された音高をもつ楽音を発
生するように指示する。この指示に従って、音源は検出
された音高をもつ楽音を発生する。
従って、演奏者は、吹き口部に対して息を吹き込む又は
息を吸い込むプレス操作、輪に対する操作、伸縮部材に
対する伸縮操作などを行うことにより、第1の移動部材
もしくは第2の移動材のスライド操作により指定される
音高をもつ楽音の発生・停止を制御することができる。
したがって、第1の電子楽器においては、トロンボーン
等のようなスライド方式の自然管楽器の演奏操作と同様
な操作に基づいて、グリッサンド、ボルタメント、さら
にはビブラート等を行いながら楽音演奏を行うことがで
きる。
2の  ′ の 演奏者による噛む噛圧力(リップ操作の強さ)が噛圧カ
センサ手段により検出される。
楽音発生指示手段は、上記噛圧カセンサ手段により検出
される噛圧力に基づいて、上記第1又は第2の音高検出
装置の発生開始(キーオン)や発生停止(キーオフ)の
制御を指示する。この指示に従って、内蔵又は外部の音
源から、対応する楽音を出力する。
したがって、第2の電子楽器においては、演奏者は、噛
む操作と、第1の移動部材もしくは第2の移動部材の移
動操作とに基づいて、グリッサンド、ボルタメントさら
にはビブラート等を付加した演奏を行うことができる。
〔実  施  例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
{第1の実施例} 第IA図は、本発明に係る第一実施例のシステム構威図
であり、第IB図は上記第1実施例が適用された電子ト
ロンボーンの全体外観図である.第IB図に示すように
、トロンボーン本体Tの一部である管1は断面が円状の
金属のパイプ(管)であり、第1の移動部材を構威して
いる。上記管1の一部には、例えばチタン酸ジルコン酸
鉛(PZT)のセラミック等の圧電素子から威る超音波
Utを発信する超音波発信器3と上記超音波発信器3か
ら発生される超音波Utの反射波(エコー)Ueを感知
する超音波センサ4とが固設されているl[2が嵌合し
ており、前記管lは、その蓋2により閉じられている。
スライド外管5はトロンボーンのスライド管に相当する
、断面が円状のU字型のバイブであり、スライド外管5
の内径は管1の外径より若干大きくなっている.このた
め、スライド外管5は本体の管lの外側を滑動(スライ
ド)して動かすことができるようになっており、第2の
移動部材を構威している.また、第IA図に示すように
、スライド外管5の内部には超音波の反射率の高い金属
等から威る反射板6が管1の長手方向と垂直する方向に
嵌合して取り付けられている。超音波発信器3から発信
される超音波は、本体の管lおよびスライド外管5に覆
われた中空部を伝播して上記反射板6に達すると、その
反射板6によって反射される.そして、その反射波Ue
は、超音波センサ4に到達するとその超音波センサ4に
感知される. また、第1B図に示すように、本体管1の一端は漏斗状
の吹き口部1aになっており、その吹き口部1aの内部
には、吹き口部1aに吹き込まれる流動状態、例えば空
気量、空気流速を感知するプレスセンサ7が設けている
. 処理制御回路8は、第IB図に示すようにベル(朝顔)
lbに隣接するベル管lc内に配設されており、マイク
ロプロセッサ等から成るCPU(中央処理制御装置)9
、CPU9から加わる超音波発信信号Slに従って、前
記超音波発信器3に所定の高周波パルスP1を印加して
、前記超音波発信器3からその高周波パルスP,の周波
数に応じた、例えば4 0 0 KHz乃至IM}{z
の超音波Utを発生させる超音波発信回路10、前記超
音波発信器3から発信された超音波Utの反射板6によ
る反射波Ueを受信する超音波センサ4、該超音波セン
サ4から出力される上記反射波Ueに類似したアナログ
のセンス信号A1をデジタルデータD1に変換する第1
のA/D変換器1l1上記第1のA/D変換器1lから
出力されるデジタルデータDIの値が所定の闇値以上で
あるときに“′H”レベルを出力する信号検出回路l2
、CPU9から計数開始を指示するカウント制御信号S
2が加わることにより計数を開始し、同じ<CPU9か
ら計数終了を指示する制御信号S2が加わることにより
計数を終了し、蓋1からスライド外管5に固設された反
射板6までの距離(以下、便宜上、「管長」という.)
を示すスライド距離データS4を出力するカウンタ回路
13、CPU9の制御プログラムが格納されているほか
、上記カウンタ回路13から出力されるスライド距離デ
ータS4を、対応する音高情報に変換する、複数のスラ
イド距離・音高変換テーブル14a,14b・・・等が
格納されているROM (リード・オン・メモリ)もし
くはRAM (ランダム・アクセス・メモリ)等から或
るメモリ14、前記プレスセンサ7から出力されるアナ
ログのブレスデータBAを対応するデジタルのブレスデ
ータBDに変換する第2のA/D変換器15、及びCP
U9から加わる音高情報に対応する音高の楽音を、同じ
くCPU9から加わる楽音制御情報に基づく楽音特性で
発生させる、PCM音源方式、FM音源方式、またはi
PD音源方式等のデジタルの音源回路l6から戒ってい
る。
前記スライド距離・音高変換テーブル14aは、例えば
第2A図に示すように、スライド距離デー夕の値(本実
施例では、8ビットのデジタルデータで示す。)の増加
に従って、音高データの値(本実施例では、C4の音高
から、lオクターブ高いC,の音高を示す)が比例的に
増加する特性をもつものであり、また、スライド距離・
音高変換テーブル14bは、第2B図に示すように、ス
ライド距離データの値の増加に従って、音高データ値が
指数関数的に増加する特性をもつものである。これら各
スライド距離・音高変換テーブル14a,14bと同様
な変換テーブルがメモリ14内に、複数個格納されてお
り、これら各テーブル14a,14b・・・は、テーブ
ル選択スイッチ部14Aにより選択されるようになって
いる。
軌−一一立 次に、上記第1図及び第2図に示した構威の第1の実施
例の動作を第3図のタイミングチャートを参照しながら
説明する。
演奏者は、所望する音高の楽音を発生させたい場合には
まず特に図示していない電源のオン/オフスイッチをオ
ンにし、処理制御回路8等を動作可能状態とする。そし
てスライド外管5を所望の音高に対応する位置までスラ
イドさせて音高指定をおこなった後、本体の管1の吹き
口部1aに息を吹き込むプレス操作を行なう。この演奏
者の動作に従って、処理制御部8は以下に示す処理を行
う. 上記電源スイッチの操作により、電源が投入されるとC
PU9は超音波発信回路10とカウンタ回路13に対し
、それぞれ動作の開始を指示するための超音波発信信号
SlおよびS2を加える。
超音波発信回路10はCPU9から超音波発信信号Sl
が加わると、第3図のタイミングチャートに示す所定周
期Toを有する高周波バルスP1を超音波発信器3に加
える。
これに伴い、超音波発信器3は、加わる高周波バルスP
,に応じて、第3図のタイミングチャートに示す所定の
周波数(例えば、4 0 0 Kl−Iz乃至IM}t
z)を有する超音波Utを発生させる。そして、その超
音波発信器3から発生される超音波ULは本体の管l及
びスライド外管5に覆われた中空部(以後、便宜上管内
と表現する)を伝播していく。
また、カウンタ回路13はCPU9から計数の開始を指
示するカウント制御信号S2が加わると、超音波発信器
3が超音波Utを発信開始するのに同期して計数を開始
する。
上述のようにして超音波発信器3から発信された超音波
Utは本体の管1およびスライド外管5の内部を伝播し
て、スライド外管5の内部に嵌合されている反射板6に
到達した後、反射板6によって反射される。そして、そ
の超音波Utの反射波Ueは再びスライド外管5および
本体の管1の内部を伝播して、本体の管1の内部に嵌合
されている112に固設された超音波センサ4に到達す
る.超音波センサ4は第3図に示す超音波Utの反射波
Ue感知すると、その感知した反射波Ueの波形に対応
するアナログのセンス信号AIを第1のA/D変換器1
lに出力する。
第1のA/D変換器11は、人力される超音波センサ4
により感知されたアナログセンス信号A1を対応するデ
ジタルデータD1に変換し信号検出回路l2に加える。
信号検出回路12の出力S3は、第1のA/D変換器1
1から加わる上記デジタルデータD1が所定の闇値以上
となっている間、即ち超音波センサ4が超音波発信器3
から発信された超音波Utの反射波Ueを受信している
間、第3図に示すように″H”レベルとなる。
CPU9は信号検出回路l2の出力が“′L”レベルか
ら“H”レベルに立ち上がった時点、すなわち超音波セ
ンサ4が反射板6により反射されて伝播されてきた超音
波UtのエコーUeを確実に感知したと考えられる時点
で、カウンタ回路13へ計数の停止を指示するカウント
制御信号S2を加える。カウンタ回路13は上記計数停
止を指示するカウント制御信号S2が加わると、直ちに
計数を停止する。
このように、カウンタ回路12は、超音波発信器3から
超音波Utが発信された時点で計数を開始し、その発信
された超音波Utが反射板6により反射され、その超音
波Utの反射波Ueが超音波センサ4に受信されるまで
計数を行う。従って上記計数停止を指示するカウント制
御信号S2が加わるまでの間にカウンタ回路13が計数
した計数値データは、スライド距離データS4として、
スライド外管5のスライド移動距離(本体の管1の内部
に勘合された蓋2の配設位置からスライド外管5内部に
嵌合された反射板6までの距離)、すなわち管長に比例
したものとなっている。即ち、第3図に示すように、カ
ウンタ回路13の計数時間は、スライド外管5のスライ
ド操作距離の変化に応じた管長の変化に対応して、’!
’+ , Tz , Tzと順次変化する。
CPU9は、カウンタ回路13から加わる上記スライド
距離データS4を、メモリ14内に格納されている各ス
ライド距離・音高変換テーブル14a,14b・・・の
なかから、テーブル選択スイッチ部14Aにより選択さ
れたスライド距離・音高変換テーブル141a,14b
・・・を参照し、上記スライド距離データ(管長データ
)に対応する音高データを求め、その音高データに対応
する音高の楽音を発生させるための制御情報S6、また
はM I D I (Musical Instrum
ent DtgitalInterface )規格に
準拠したMIDIメッセージM1を作戒し、それぞれ音
源回路16、MIDIOUT端子へ出力する。
上述した動作により、演奏者がスライド外管5のスライ
ド操作を行うと、そのスライド操作により決定された管
長に対応した音高が検出される。
より詳しく説明すると、演奏者がスライド外管5を任意
の位置にスライドさせると、そのスライド外管5の移動
に伴ってスライド外管5内の所定位置に嵌合された反射
板6の位置も移動し、超音波発信器3から発信される超
音波Ut及びその超音波Utの反射波Ueの管内での伝
播距離も変化する。この伝播距離の変化すなわち管長の
変化は、超音波発信器3から超音波Utが発信されてか
ら、その超音波Utが上記反射板6により反射されて、
反射波Ueとなって超音波センサ4に到達するまでの時
間の変化に対応している。そして、この管長の変化、す
なわち超音波Utが超音波発信器3から発信されてから
超音波センサ4に受信されるまでの時間(以後、便宜上
超音波Utの伝播時間Tと表現する)の変化は、カウン
タ回路13によって計数される。
すなわち、カウンタ回路13の計数値データは、スライ
ド距離データS4として、上記超音波Utの伝播時間T
に比例したものとなる。したがって、CPU9はカウン
タ回路13のスライド距離データS4に基づいて、演奏
者が行うスライド外管5のスライド操作によって定まる
管長を正確に検出することができ、また、管長の変化も
、リアルタイムに検出することができる。
上述のようにして、スライド外管5のスライド操作を行
い、所望の音高指定を行った後、その状態のもとで、本
体の吹き口部1aに対し息を吹き込むプレス操作を行う
と、そのプレス操作の強さがプレスセンサ7により感知
され、プレスセンサ7はその感知した息の強さに対応す
るアナログのブレスデータBAを第2のA/D変換器l
5に出力する。第2のA/D変換器15は、そのアナロ
グのプレスデータBAを対応するデジタルのブレスデー
タBDに変換して、CPU9へ出力する。
CPU9は、上記入力されるブレスデータBDが所定の
闇値よりも大きくなると音源回路16に対して楽音の発
生の開始を指示するノートオン信号を出力する.また、
上記ノートオン信号を音源回路16へ出力した後、所定
のサンプリング周期で、第2のA/D変換器15からブ
レスデータBDを逐次読み出し、その読み出したブレス
データBDに基づいて楽音の音量レベルを指定する音量
制御データを作威し、その作威した音量制御データを音
源回路l6へ出力する。
上記動作により、吹き口部1aに対して息を吹き込むプ
レス操作を所定以上の強さで行うと、音源回路I6から
スライド外管5のスライド操作距離に対応する音高の楽
音が所定の音量で発生される。発生後の楽音の音量は上
記プレス操作の強さに対応して可変制御される。
またCPU9は、音源回路16から楽音が発生されてい
るときに、第2のA/D変換器15から読み出すプレス
データBDの値が所定の閾値以下に変化した場合には、
楽音の発生停止を指示するノートオフ信号を音源回路1
6へ出力する。
上記動作により、吹き口部1aに対するプレス操作を中
止すると、音源回路16から発生中のスライド外管5の
スライド操作距離に対応する音高め楽音の発生が停止さ
れる. ところで、超音波発信器3から発信される超音波Utの
周期T0は、スライド外管5のスライド距離が最長にな
ったときの上記超音波Utの伝播時間(最大伝播時間)
よりも長くなるように設定する必要がある。なぜなら、
上記周期Toが超音波Utの最大伝播時間よりも短いと
、カウンタ回路13は、一つ前に発信された超音波Ut
の反射波Ueの伝播時間の計数を終了しないうちに、次
に発信される超音波Utの計数を開始しなければならな
くなるからである。
尚、上記第1実施例では、スライド外管5内に反射板6
を嵌合し、超音波発信器3から発信される超音波Utを
上記反射板6により反射させて、その超音波Utの反射
波Ueを、本体の管1内に設けられた超音波センサ4で
受信するようにしているが、超音波発信器を本体の管内
に、そして超音波センサをスライド外管内に取り付け、
超音波発信器から発信される超音波を超音波センサによ
り直接受信するようにすることにより、上記第1実施例
のように反射板を設けなくとも、超音波の伝播時間の計
時、すなわちスライド外管によるスライド操作距離を検
出することが可能である。
また、メモリl4内に格納するスライド距離・音高変換
テーブル14a,14bを適切に作戒することにより、
スライド外管のスライド操作により設定される管長に対
応する音高を例えば半音の100分のl(すなわち1セ
ント)単位、さらには、1セントよりも小さい音程幅で
、より精密に音高を検出することも可能であり、グリッ
サンドのみならずポルタメントによる演奏も可能となる
尚、上記実施例では超音波を利用して管長の計測を行っ
ているが、赤外線センサ、表面弾性波デバイス、フォト
ダイオードとフォトセルを用いた光センサ、さらにはレ
ーザー光等の電磁波を利用して管長の計測を行うように
してもよい。
{第2実施例} 第4図は、本発明に係る第2実施例のシステム構或図で
あり、第5図は、上記第2実施例を適用した電子管楽器
100の全体外観図形である。
第5図に示すように、電子管楽器100は、本体110
と、その本体110の一部である第5図には特に図示し
ていない内管115の外側を滑動(スライド)可能な第
2の移動部材を構威するU字型のスライド外管120か
ら戒っている。
本体110は、ベル(朝u> t t i,ベル管11
2の他に、左手で握持して本体110を支持するための
指掛け部113、後述詳しく説明する楽音の発生制御を
行う電子回路が収納されている電子回路収納部114、
また吹く息の強さを感知するブレスセンサ140が内蔵
されている吹き口部115等から戊っている。
さらに、スライド外管120には、右手で握持してスラ
イド外管120をスライドさせるための指掛け部121
が設けられており、指掛け部12lをスライドさせるこ
とによりスライド外管20がスライドし全体の管長が伸
縮する。
次に、第6A図は、第5図において破線Aで囲んで示さ
れている本体110の一部である内管116と、前記ス
ライド外管120の咬合部分の横断面図である。
スライド外管120の内部に挿入されている内管116
は、弾性力に冨みかつ導電性を有する可撓性導電部材1
 16aから成っており、第1の移動部材を構或してい
る。また、その可撓性導電部材116aの一端は、同図
においては特に図示されていない直流電aleaに接続
されている。
また内管116の内部に(中空部)には、導電体151
aと後述するCPU130の入カボートに接続されてい
る端子15lbから戒る音高指定スイッチ151が、所
定の間隔で複数個配設されている。上記音高指定スイッ
チ151の導電体l51aは、通常は前記可撓性導電部
材116aとは接触しないようになっている。尚、上記
複数の音高指定スイッチ151を総称して音高指定スイ
ッチ群150と総称する. また、スライド外管120の一部には内径方向に硬性の
突起部120aが設けられており、この突起部120a
は、その突起部120aに接触されている前記可撓性導
電部材116aの一部を内管116の内径方向に押圧し
、その押圧された可撓性導電部材1 16aの一部をそ
の突起部120aの下方に設けられた音高指定スイッチ
151の導電体151aに接触させる. 従って、指掛け部121を右手で握持し、スライド外管
120を第6A図に示すC方向またはD方向にスライド
させると、スライド外管120の突起部L20aがC方
向またはD方向に移動し、その突起部120aの移動に
伴って、その突起部120aにより押圧される可撓性導
電部材116aの一部が、内管116内に長手方向に配
列されている複数の音高指定スイッチ150とC方向ま
たはD方向の配列順に順次接触していく。
第6B図に、前記可撓性導電部材116a、前記音高指
定スイッチ群150、及ぶ前記直流電源160からなる
等価回路を示す。スライド外管l20をスライド操作さ
せると、スライド外管120の突起部f20aに押圧さ
れた可撓性導電部材116aの一部が音高指定スイッチ
151に接触し、その接触した(便宜上、“′オンとな
った゛゜と表現する)音高指定スイッチ151を介して
、直流電源160の出力電圧がCPU130のそのオン
となった音高指定スイッチ151に対応するボートに加
わる。
従って、CPU130は直流電源160の出力電圧が加
わるポートを検出することによりオンとなった音高指定
スイッチ151に対応する音高情報を作戒する。
従って、上記内管11G内に設けられた音高指定スイッ
チ群150の各音高指定スイッチ151に、本体側から
順にひらがなオクターブの「ほ」(E)から、2点オク
ターブ「ハJ(C2)までの音域にわたる各音高を、例
えば半音階的音程で、または半音よりも小さな音程で割
り当てるたとにより、スライド外管120のスライド操
作により、グリッサンドまたはホリタメントの演奏が可
能となる。
第4図は、上述のような外観及び内部構成を有する電子
管楽器100のシステム構成を示す回路ブロック図であ
る。
音高指定スイッチ群150は、第6A図乃至第6B図に
示すように、内管115の内部に設けられたひらがなオ
クターブの「ほ」 (E)から2点オクターブの「ハJ
(C2)までの音域内の各音高が、半音階的または半音
よりも小さな音程で割り当てられた複数の音高指定スイ
ッチ151から成っている 第6B図に示すように、各音高指定スイッチl5lの端
子15lbはCPLJ130の各入力ボートL  (i
=1.2.  ・・・・n)に1対lに対応して接続さ
れており、CPU130は上記各入カポー}Itを所定
時間間隔(演奏者がスライド外管120のスライド操作
により、隣接する音高指定スイッチ151を連続してオ
ンとさせる最小の時間間隔よりも短い時間間隔)で、逐
次スキャンしており、オンとなっている音高指定スイッ
チ151に対応するスライド操作位置情報をアドレス信
号としてメモリ40に出力する。
メモリ40には、上記スライド操作位置情報を、所定の
音高変換特性で音高情報に変換する複数のスライド操作
位置・音高変換テーブル140a,1 4 0 b, 
 ・・・が格納されており、これらのスライド操作位置
・音高変換テーブル140a,14 0 b,  ・・
・のいずれか1つが、テーブル351択スイッチ部40
Aの操作により選択される。
そして、CPUI30から出力されたスライド操作位置
情報は、上記選択されたスライド操作位置・音高変換テ
ーブル140a,140b,  ・・・に応じた音高変
換特性で、所定の音高情報に変換され、CPU130に
より読み出され、CPU130により楽音発生回路16
0に出力される。
楽音発生回路160は、例えばPCM音源方式、FM音
源方式、またはiPD音源方式等によりCPU130か
ら加わる音高情報に対応する音高のデジタル楽音を生威
し、その生成したデジタルの楽音波形を内蔵しているD
/Aコンバータ(デジタル/アナログ変換器)によりア
ナログ楽音に変更して増幅器171、及びスビーカ17
2等から成る楽音出力装置170に出力する。楽音出力
装置170は、入力されるアナログ楽音を増幅器17l
により増幅し、スビーカ172を介して外部に放音させ
る。
また、第5図に示すように吹き口部115内に設けられ
たブレスセンサ140は、吹き口部115内に吹き込ま
れる空気の流動状態、例えば空気量、空気流速(吹く息
の強さに対応する)を感知し、その感知した空気の流動
状態に対応するプレス情報を変換回路180に出力する
。変換回路l80は、入力されるプレス情報を対応する
アナログの電圧に変換しA/D変換器190に加える。
A/D変換器190は人力される上記アナログ電圧を所
定ビット(本実施例では8ビット)のデジタルのブレス
データに変換しCPU130に出力する。
CPU130は、前記A/D変換器190から出力され
るデジタルのブレスデータを、所定の時間間隔で読み取
っており、その読み取ったブレスデータに基づいて、前
記楽音発生回路160に対して出力する楽音の発生開始
を指示するキーオン情報、発生中の楽音の停止を指示す
るキーオフ情報の出力タイξングを決定する。
また、ブレスデータ・アフターデータ変換テーブル19
5は、CPU130が、楽音発生中において、前記A/
D変換器190から読み出したブレスデータを、発生中
の楽音の音量を指示するアフターデータに変換するため
に使用するテーブルであり、例えばROM(リード・オ
ンリ・メモリ)に格納されている。
CPU130は、楽音発生中にA/D変換器l90から
ブレスデータを読み出すと、そのブレスデータに対応す
るアフターデータを上記ブレスデータ・アフターデータ
変換テーブル195から読み出す。そして、そのアフタ
ーデータを発生中の楽音の音量を指示するデータとして
楽音発生回路160へ出力する。
次に、上記構或の第2実施例の動作を第7図、及び第8
図、第9図のフローチャートを参照しながら説明する。
第7図は、第2実施例の特徴である所定の音高の楽音が
発生中に、スライド外管120のスライド操作により次
の隣接する音高指定スイッチ15lに対応する音高の楽
音が指定された場合の梨音制御の方法を説明する図であ
る。
同図の上部は、縦軸がCPU130がA/D変換器19
0から読み取るデジタルのプレスデジタルの値、横軸が
時間軸なっており、CPU130がA/D変換器190
から読み取るデジタルのブレスデータの時間的変化を表
わす図である。また、同図の下部は、横軸が同図の上部
と同様に時間軸なっており、縦軸は楽音発生回路160
が、出力するエンベローブの大きさとなっており、発生
される楽音の音量の時間的変化を表わす図である。
同図に示すように、この第2実施例では、演奏者による
プレス操作に基づいて、時刻T,時点から、最初に指定
された音高Xをもつ楽音が、例えばチャンネル1におい
て所定のエンペローブに従って発音出力されている間、
スライド外管120のスライド操作を行い、その後、時
刻T2時点から、別な音高指定スイッチ151がオンと
なり、このため、指定音高が音高Xから音高Yに変更さ
れた場合には、発音中の音量は、プレス操作状態に従っ
て制御されるが、発音中に楽音の音高は、時刻T2の時
点で、音高Xから新たに指定れた音高Yに変更されるよ
うになっている。したがって、この実施例の場合、現在
発生中の音高Xをもつ楽音の発生がいったん停止された
後、時刻T2の時点から、新たに指定された音高Yの楽
音の発生が開始されるものではない。なお、演奏者がプ
レス操作を停止する時刻T3でキーオフ処理が行われる
まで、デジタルのブレスデータのレベル値に対応するエ
ンベロープ(音量)をそのまま継続させる。
この実施例によれば、プレス操作に基づいて、楽音が発
生している最中に、スライド外管120のスライド操作
により、指定音高を変更させた場合でも、発生中の楽音
の音高のみが変更されるのみであり、楽音の音量は、プ
レス操作の強さに応じて変化するので、きわめて自然な
楽音制御を行うことができる。このため、グリッサンド
やポルタメントの演奏が自然楽器における演奏と同様に
自然な感じで行うことができる。。
第8図は、上記のような演奏制御を行うCPU130の
ブレスデータに基づく楽音制御処理を説明するフローチ
ャートである。
CPU130は、例えば数msec程度の時間間隔で定
期的に加わるタイマーインタラブタ(タイマ割り込み)
により、第8図のフローチャートに示す処理を実行する
演奏者が、楽器本体lOOO吹き口部115に対してプ
レス操作を行い、かつスライド外管l2をスライド操作
しながら演奏を行うと、−ヒ記ブレス操作の強さはブレ
スセンサ140により感知される。ブレスセンサ140
は、感知されたプレス操作の強さに対応したプレス情報
を変換回路l80及びA/D変換器190に入力する。
このため、プレス情報は、デジタルのブレスデータに変
換される。
CPU130は、上記A/D変換器190から出力され
るデジタルのプレスデジタルを読み出し、その読み出し
たデジタルのプレスデジタルの値を特に図示していない
バッファBREATII 1に格納(ストア)する(S
AI)。
次に、キーオンフラグが「1」であるか否か判別する(
SA2)。キーオンフラグは、特に図示していないが、
CPU130に内蔵されており、現在、楽音が発生中で
あるか否かを示すフラグである。そして現在、楽音が発
生中であれば「1」を、楽音が発生されていなければ「
0」を記憶する。
上記SA2で、キーオンフラグが「0」、すなわち現在
、楽音が発生されていないと判別すると、次にバッファ
BREATH 1に格納されている上記SAlで新たに
読み出したブレスデータの値が、楽音発生の指示を行う
閾値であるキーオン設定値(例えば、第7図に示すよう
に’1 0J )を越えているか否か判別し(SA3)
、キーオン設定値以下であれば、プレス操作が行われて
いない、又はプレス操作が非常に弱いと判断し、直ちに
メイン・ルーチンに復帰する。
一方、上記SA3でレジスタBREATH 1に格納さ
れているブレスデータの値がキーオン設定値を越えてい
れば、そのレジスタBREAIII 1に格納されてい
るフレスデー夕の値に基づいて、楽音発生開始時の音量
を指示するイニシャル情報を作成し、その作威したイニ
シャル情報、後述するBSWBIレジスタに格納されて
いる音高情報、及びキーオン情報を楽音発生回路160
へ出力する(SA4),そして、さらにキーオンフラグ
を「l」にセットする(SA5)。
上記動作により、吹き口部114に対して所定以上の強
さでプレス操作を行うとこれに対応して、スライド外管
120のスライド操作位置に対応する音高をもつ楽音が
、プレス操作の強さに対応する音量で、楽音発生回路1
60から発生される(第7図の時刻T+参照)。また、
現在楽音発生中であることを示すキーオンフラグに「l
」が立つ。
一方、上記SA2でキーオンフラグに「1」が立ってい
る。すなわち現在楽音発生中であれば、次にバッファB
REATII 1に格納されているブレスデータの値が
楽音の発生停止の闇値であるキーオフ設定値(例えば、
第7図に示すように「5」)よりも小さいか否か判別し
(SA6)、キーオフの設定値以上であれば、バッファ
BRFAT}l Iに格納されている最新のブレスデー
タの値を特に図示していないAレジスタに格納する(.
SAT)。
続けて、Aレジスタのイ直をキーデータとしてフ゛レス
データ・アフターデータ変換テーブル195を参照し、
Aレジスタに格納されている値に対応するアフターデー
タ(すなわち、現時点のブレスデータの値に対応するア
フターデータ)を読み出し、その読み出したアフターデ
ータの値をBレジスタに格納する(SA8)。そして、
Bレジスタ?値を現在発生音波の楽音の音量を指示する
アフター情報として楽音発生回路160へ出力し(SA
9)、メイン・ルーチンへ復帰(リターン)する。
上記動作により、発生中の楽音の音量は、吹き口部11
5に対するプレス操作の強さに応じて順次変化する(第
7図参照)。
また、前記SA6でバッファBREATI{ 1に格納
されている現時点のブレスデータの値が前記キーオフ設
定値よりも小さければ、楽音発生の停止を指示するキー
オフ情報を楽音発生回路160へ出力し(SAIO)、
キーオンフラグを「0」にする(SAII)。
上記動作により、吹き口部115に対するプレス操作を
停止、または非常に弱くすると、現在発生中の楽音が速
やかなリリースタームをもって停止し(第7図の時刻T
3参照)、キーオンフラグが、楽音が発生されていない
ことを示すr■」にセットされる。
次に、第9図はスライド外管120のスライド操作に対
応して、CPU130が行う音高設定処理の動作を説明
するフローチャートであり、このフローチャートに示す
音高設定処理が第2実施例の本発明に係る要部となって
いる。
まず、CPU130は音高指定スイッチ郡150の各音
高指定スイッチ151を、例えば低い音高から高い音高
へ順に順次スキャンして、オンとなっている音高指定ス
イッチ151を検出し、この検出された音高指定スイッ
チ151に対応するスライド操作位置情報をアドレス信
号としてメモリ40に出力する。このことにより、オン
となっている音高指定スイッチ151に対応する音高情
報が、各スライド操作位置・音高変換テーブル40a,
40b・・・のなかから、テーブル選択スイッチ部40
Aにより選択されているスライド操作位置・音高変換テ
ーブル140a,140b・・・の音高変換特性に応じ
て変換され、その変換された音高情報がCPU130に
読み出される。
そして、CPU130は、その読み出した音高情報を、
Nレジスタにストア(格納)する(SBI)。
尚、いずれの音高指定スイッチ150もオンとなってい
なければ、音高指定がなされていない旨の情報(例えば
「0」)をNレジスタにストアする。
続けて、前回指定された音高情報が格納されているBS
WBIレジスタの値と、今回の指定された音高情報が格
納されているNレジスタの値が等しいか否かを判別して
(SB2)、両レジスタの値が等しければ音高指定に変
化が無かったものと判別し、直ちにメイン・ルーチンに
復帰(リターン)する。
一方、前記SB2で両レジスタの値が等しくなければ、
スライド外管120のスライド操作が行われ音高指定に
変化があったものと判別し、BSWBIレジスタのNレ
ジスタに格納されている音高情報をストア(格納)した
後(SB3)、前記キーオンフラグが「1」、すなわち
現在楽音が発生されているか否か判別する(S B 4
 )。そして、キーオンフラグがrQ,であれば、直ち
にメイン・ルーチンに復帰(リターン)する。
一方、上記SB4で、キーオンフラグr1,、すなわち
現在楽音が発生中であれば、BSWBIレジスタに格納
されているスライド外管120のスライド操作により新
たに指定された音高情報のみを楽音発生回路60へ出力
する(SB5)。
上記動作により、所定音高をもつ楽音の発生中に、第7
図の時刻T2の時点から、外管120をスライド操作し
て指定音高を変化させると、発生されるべき楽音の音高
を、吹き口部115に対するプレス操作の強さに対応し
た音量のまま、変更前の音高から新たに指定された音高
に変更させることができる。したがって、スライド外管
120のスライド操作により音高が半音、または半音よ
りも小さな音程で、連続的に変化した場合、グリッサン
ドやポルタメントによる演奏を容易に実現することがで
きる。
尚、上記第2実施例では、内管116を可撓性導電部材
116aにより形威しているが、可撓性を有する抵抗体
により内管116を形威し、その抵抗体の一端を直流電
源に接続すると共に、他端を接地するようにしてもよい
。このような構戒とすれば、導電体151aが抵抗体と
接触した場合、各導電体151a毎に異なった電圧値が
CPU 130に出力されるので、その電圧値に応して
音高を決定することができる。
{第3実施例} 次に、本発明の第3実施例について説明する。
第10図は、本発明に係る第3実施例のシステム構成を
示す回路ブロック図であり、第11A図.第11B図は
、それぞれ本発明に係る第3実施例の電子管楽器200
の右側図面及び平面図である.第11A図及び第11B
図に示すように、電子管楽器200は、本体210と本
体210の吹き口部211に挿入されたマウスピース2
20から成っている。マウスピース220内には、第1
IB図に示すようにマウスピース220に吹き込まれる
空気の流動状態を感知するブレスセンサ22lが設けら
れており、本体210は円筒状となっており、第1lA
図に示すように本体210の片側の側面部には、スライ
ド操作212をスライド(滑動)操作可能とするための
スライド用長孔213が設けられている。
また、第11C図はスライド操作212の詳細な構成を
示す断面図である。
同図に示すように、本体210の内部には、前記スライ
ド用長孔213に沿って摺動子移動用通路214が設け
られており、スライド操作215により前記スライド用
長孔213の両側にゆるく狭持されている。またスライ
ド操作子212は、摺動子移動用通路214の内部で拡
がったボルト状の形をしており、そのスライド操作子2
12の頭部212aには、導電部材から成る摺動子2工
6がネジ217によって固定されている。また、本体2
10の外殻部である筒体210aの内周縁には木材また
はプラスチック等の絶縁物からなる支持基板218が固
設されており、上記支持基板218の表面には細片状の
抵抗板219がスイラド用長孔213に沿って貼着され
ている。
次に、第1O図は上記部材構成を有する電子管楽器20
0のシステム構戊を示す回路ブロック図である。尚、同
図において前記第2実施例と同様な回路ブロックには同
一符号を付し詳しい説明は省略する。
前記抵抗板219の一端は直流電源230と接続されて
おり、他端は接地されている。また、摺動子216は、
摺動子216と抵抗仮219の接点とグランド間との電
圧値を音高指定用の電圧値(音高指定電圧)に変換する
音高指定用電圧発生部240に接続されており、上記音
高指定用電圧発生ブロック240により出力されるアナ
ログの音高指定電圧はA/D変換器250により対応す
るデジタルの音高指定情報に変換され、CPUI30に
出力される。
演奏者がスライド操作子212をスライド操作させると
、そのスライド操作子212と連動して、摺動子216
が抵抗板219と接触しながら滑動する。従って、摺動
子216と抵抗板219の接触位置は、スライド操作子
212のスライド操作に応じて変化する。
このため、スライド操作子212をスライド操作させる
と、そのスライド操作子212のスライド操作位置に応
じて音高指定用電圧発生部240に加わる電圧値が変化
する。摺動子216と抵抗板219との接触位置は、ス
ライド操作子212のスライド操作に応じて連続的に変
化するので、そのスライド操作子212のスライド操作
に応じて音高指定用電圧発生部240に加わる電圧値も
連続的に変化する。そして、音高指定用電圧発生部24
0は、上記加わる連続的変化の電圧値を対応する音高指
定電圧に変換させてA/D変換器250に加える。A/
D変換器250は、入力されるアナログの音高指定電圧
を対応するデジタルの音高指定情報に変換し、CPU1
30へ出力する。
CPUI30は、この音斉指定情報を、アドレス信号と
してメモリ240に供給する。そして、その音高指定情
報は、メモリ240内に格納されている各スライド操作
位置・音高変換テーブル240a,240b・・・のな
かから、テーブル変換スイッチ部24OAにより選択さ
れているスライド操作位置・音高変換テーブル240a
.240b・・・の音高変換特性に従って、前記音高指
定情報に対応する音高情報に変換されて、CPU130
に読み出される。
従って、高速で高精度のA/D変換器250を用いるこ
とによりスライド操作子212のスライド操作に応じて
連続的な音高指定が可能である.また、逆に例えば低精
度のA/D変換器250を用いて、音高指定用電圧発生
部から出力される連続的なアナログの音高指定電圧を音
階音に対応するデジタルの電圧値に変換させてCPU1
30に出力するようにすれば、上記離散的なデジタル電
圧Uを各音階音高に対応させることにより音階演奏する
ことも可能である。
{第4実施例} 次に、本発明に係る第4実施例について説明する。
第12図は、本発明に係る第4実施例である電子管楽器
300の外観図である。尚、同図において第5図に示す
前記第2実施例と同様な部分には同一符号を付し詳しい
説明は省略する。
同図において、コ字状の本管外管320は本体310に
固定されている。
第13図に、本管外管320の縦断面図を示す。
本管外管320の周壁321には中空部342が設けら
れており、その中空部342内の四隅には回動可能なロ
ータリースライド341が設けられている。また、本体
310と本管外管320の結合部付近に設けられた中空
部311内には、回転軸351の回転により抵抗値が可
変する回転式可変抵抗器350が固設されている。さら
に、前記周壁321の内殻である周壁内殻部321aの
上方側及び下方側にはスライド用長孔322が設けられ
ており、前記下方側のスライド用長孔322には、長手
方向にボールスライド溝323が設けられている。
また、前記周壁内殻部321aの上方側及び下方側に設
けられたスライド用長孔322内をスライド(滑動)可
能なスライド操作部330が設けられており、上記スラ
イド操作部330の一端は第13図のB−B断面図でる
第14図に示すように下方側のスライド用長孔322内
においてスプリング331とそのスプリング331の付
勢力により前記ポールスライド溝323に嵌め込まれた
ボール332を挾持して下方側のスライド用長孔322
に滑動可能に緩嵌されている。さらに、スライド操作部
330の上方側のスライド用長孔322側の先端には前
記中空部342内に突出している線材固定軸333が設
けられている。スライド操作部330は、上記ボール3
32がボールスライド溝323を転勤することにより、
滑らかに移動できるようになっている。
そして、伸縮率の非常に小さい糸等からなる輪状の線材
340が、そのスライド操作部330の線材固定軸33
3に巻着され、さらに前記中空部312内の四隅に設け
られたロータリースライド341に回動自在に当接され
ると共に、前記回転式可変抵抗器350の回転軸351
に当接されている。上記線材340は、スライド操作部
330の線材固定軸333に巻着されているので、スラ
イド操作部を、スライド用長孔322に沿ってスライド
させると、線材340はそのスライドに連動して回転し
、回転式可変抵抗器350の回転軸351を回転させる
。例えば、スライド操作部330を第12図に示すD方
向へスライドさせると、回転式可変抵抗器350の回転
軸351は図中における時計回りに回転し、回転式可変
抵抗器350の抵抗値が減少する。一方、スライド操作
部330を第13図に示すC方向へスライドさせると、
回転式可変対抗器350の回転軸351が図中における
反時計回りに回転し回転式可変抵抗器350の抵抗値が
増加する。
従って、スライド操作部330のスライド操作に応じて
可変する可変抵抗器350の抵抗値の変化を、電圧変化
として取り出し、その電圧変化に基づいて音高情報を作
成することが可能とする。
第15図は、上述した回転式可変抵抗器350の抵抗値
変化に基づいて音高を発生する回路の一例を示す図であ
る。
同図に示すように、回転式可変抵抗器350と固定の抵
抗値Roを有する抵抗器410とを直列接続し、上記抵
抗器410の一端に直流電源から直流電圧VOOを印加
し、さらに上記回転式可変抵抗器350の一端を接地す
る。そしてスライド操作部330のスライド操作に応じ
て変化する回転式可変抵抗器350の抵抗値Rvの変化
を、回転式可変抵抗器350と抵抗器410との接続部
位E点の電圧値V,の変化に変換し、VCO(Vol−
tage Controlled Oscilator
:電圧制御発振器)420に加える。このことにより、
スライド操作部330のスライド操作に応じて上記電圧
他v1が変化し、さらにその電圧値V.の変化に応じて
VCO420から出力される波形信号の発振周波数が変
化する。
従って、スライド操作部330の各スライド操作位置に
応じてVC○420から出力される波形信号の発振周波
数が、所定の音域の各音高の周波数に対応するようにV
CO420を設計することにより、スライド操作部33
0のスライド操作により任意の音たか楽音を得ることが
できる。また、スライド操作部330のスライド操作に
応じて回転式可変抵抗器350の抵抗値Rvが連続的に
変化するので、その抵抗値Rvの連続的変化に対応して
VCO420の発振周波数も連続的に変化するので、グ
リッサンドのみならずボルタメント、さらには ビブラ
ート等による演奏表現が可能となる。
尚、上記第2実施例乃至第4実施例ではスライド操作位
置を抵抗板とその抵抗板の下方に所定間隔で設けたスイ
ッチによって検出したり(第2実施例)、またはスライ
ド操作または回転操作により抵抗値が変化するボリュー
ムを用いてスライド操作によりボリュームの抵抗値変化
によりスライド操作位置を検出するようにしているが(
第3、第4実施例)、上記検出方式以外にも、光スイッ
チ、光量検出等を行う光センサ、または超音波センサ等
により、スライド操作位置を検出するようにしてもよい
また、上記実施例では吹き口部115に対して息を吹き
込むプレス操作の強さ(外部から吹き口部115に吹き
込まれる空気の流動状態)を感知して、楽音の発生制御
や楽音の音量のWI御を行うようにしているが、上記患
を吹き込むプレス操作の強さのみならず、息を吸い込む
プレス操作(吹き口部115から外部に流出される空気
の流動状態)、または吹き口部ll5を噛むリップ操作
の強さを感知するりップセンサを設け、そのリップセン
サから出力されるセンス情報に基づいて、楽音の発生制
御や発生される音量制御等を行うようにしてもよい. さらに、アコーディオンのように蛇腹を伸縮して空気を
送る伸縮部材から流出される空気の流動状態を感知し、
この空気の流動状態に基づいて、上記楽音制御を行うよ
うにしてもよい。また、輸のような風を送る部材から流
出される風(空気}の流動状態を感知し、この空気の流
動状態に基づいて、上記楽音制御を行うようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕
請求項1記載の第1の音高検出装置によれば、第1の移
動部材と第2の移動部材との相対的な移動距離を測定し
、その測定した移動距離に基づいて、対応する音高を検
出することができる。このため、この装置を、トロンボ
ーン等のような管をスライドさせることにより音高指定
を行うスライド方式の自然管楽器に適用した場合、前記
管のスライド操作により指定される連続的な指定音高の
変化を正確に検出することが可能となる。
また、請求項7記載の第2の音高検出装置によれば、選
択手段により、選択された特定の変換手段に従って、移
動距離測定手段により測定された移動距離を、対応する
音高データに変換し、この音高データに対応する音高を
検出することができる。このため、演奏者の意図した音
高変更特性に従って、音高の変更を行うことができる。
また、請求項13記載の第3の音高検出装置によれば、
第1の移動部材に対する第2の移動部材の相対位置を検
出し、その検出した上記相対位置に対応する音高を検出
することができる。このため、トロンボーン等のような
管をスライドさせることにより音高指定を行うスライド
方式の自然管楽器に適用した場合、前記管のスライド操
作により指定される連続的な指定音高の変更を正確に検
出することができる。この結果、グリンサンド,ポルタ
メント又はビブラート等の演奏に必要な音高指定が可能
となる. さらに、請求項4,10.17記載の電子楽器によれば
、管等の一対の移動部材の移動操作により指定された音
高をもつ楽音の発生を、空気流動状態検出手段により検
出された空気の流動状態に基づいて行うことができる。
このため、トロンボーン等のようなスライド方式の自然
管楽器の演奏操作と同様な演奏操作により、グリッサン
ド,ボルタメント.さらにはビブラート等を付加した楽
音制御を行うことができる。この結果、多様で豊かな演
奏表現が可能となる. また、請求項6,12.19記載の電子楽器によれば、
管等の一対の移動部材の移動操作により指定された音高
をもつ楽音発生を、噛圧カセンサ手段により検出された
噛圧力に基づいて行うことができる.このため、演奏者
の噛圧力に従って、グリッサンド,ボルタメント,さら
にはビプラート等を付加した楽音制御を行うことができ
、この結果、多様で豊かな演奏表現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第IA図はこの発明の第1実施例のシステム構成を示す
ブロック図、 第1B図は前記第1実施例の電子トロンボーンの全体を
示す外観図、 第2A図および第2B図はスライド距離・音高変換テー
ブルの内容例を示す図、 第3図は前記第1実施例の動作を説明するタイミングチ
ャート、 第4図はこの発明の第2実施例のシステム構戒を示す回
路ブロック図、 第5図は前記第2実施例の電子管楽器の外観図、第6A
図は外管及び内管の断面図、 第6B図は第2実施例の音高指定制御を行う部分の回路
図、 第7図はプレスデータに基づく楽音制御を説明する図、 第8図はCPUにより行われるブレスデータに基づく楽
音制御処理を説明するフローチャート、第9図はCPU
により行われる音高情報の作成処理を説明するフローチ
ャート、 第10図はこの発明の第3実施例のシステム構成を示す
回路ブロック図、 第11A図,第11B図はそれぞれ第3実施例の電子管
楽器の右側面及び平面図、 第11C図はスライド操作子の構或を示す断面図、 第12図は本発明に係る第4実施例の電子管楽器の外観
図、 第13図は本管外管と本管と本管外管の接続部付近の内
部構或を示す縦断面図、 第14図はスライド操作子の横断面図、第15図は回転
式可変抵抗器の抵抗値変化に応じて、任意の音高の楽音
を発生させる回路の一例を示す図である。 1・・・管(第1の移動部材)、 la,115,211・・・吹き口部、2・・・蓋、 3・・・超音波発信器、 4・・・超音波センサ、 5,120・・・スライド外管 (第2の移動部材)、 7,14.0.221・・・ブレスセンサ、9.130
・・・cpu、 lO・・・超音波発信回路、 11・・・第1のA/D変換器、 12・・・カウンタ回路、 14.40,240・・・メモリ、 14a,14b, ・・・スライド距離・音高変換テーブル、14A,40
A,24OA ・・・テーブル選択スイッチ部、 l5・・・第2のA/D変換器、 16・・・音源回路、 40a,40b,2−40a,240b・・スライド操
作位置・音高変換テーブル、116・・・内管(第1の
移動部材)、116a・・・可撓性導電部材、 1 20a 150  ・ 151  ・ 151a 151b 160  ・ 1 8 0 ・ 1 9 0 ・ 210  ・ 2 1 2 ・ 213  ・ 2 1 4 ・ 2 1 5 ・ 216  ・ 2 1 9 ・ 3 1 0 ・ 311  ・ 320  ・ 3 2 1 ・ 32 1 a ・・突起部、 ・音高指定スイッチ群、 ・音高指定スイッチ、 ・・導電体、 ・・端子、 ・楽音発生回路、 ・変換回路、 ・A/D変換器、 ・本体(第1の移動部材)、 ・スライド操作子(第2の移動部材)、・スライド用長
孔、 ・摺動子移動用通路、 ・スライド操作子挟持ばね、 ・摺動子、 ・抵抗板、 ・本体(第1の移動部材)、 ・中空部、 ・本管外管(第2の移動部材)、 ・周壁、 ・・周壁内殻部、 3 2 2 323 330 33 1 332 333 34 1 342 350 35 1 4 10 420 スライド用長孔、 ポールスライド溝、 スライド操作部、 スプリング、 ボール、 線材固定軸、 ロータリースライド、 中空部、 回転式可変抵抗器、 回転軸、 抵抗器、 VCO,

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)互いに接近または離反するように、相対的に移動可
    能な一対の第1および第2の移動部材と、前記第1の移
    動部材と前記第2の移動部材との相対的な移動距離を測
    定する移動距離測定手段と、該移動距離測定手段によっ
    て測定された前記第1の移動部材と前記第2の移動部材
    との相対的な移動距離に対応する音高データを出力する
    音高データ出力手段と、 該音高データ出力手段から出力される前記音高データに
    対応する音高を検出する検出手段と、を具備することを
    特徴とする音高検出装置。 2)前記移動距離測定手段は、 前記各移動部材のうちの少なくとも一方の移動部材に設
    けられ、音波または電磁波を間歇的に発信する発信手段
    と、 該発信手段によって発信された音波または電磁波を受信
    するために、前記第1および第2の移動部材のうちの少
    なくとも他方の移動部材に設けられた受信手段と、 前記発信手段によって発信された音波または電磁波が前
    記受信手段によって受信されるまでの伝播時間を測定す
    る時間測定手段と、 該時間測定手段によって測定された前記伝播時間に基づ
    いて、前記第1の移動部材と前記第2の移動部材との相
    対的な移動距離を求める距離検出手段と、 を具備することを特徴とする請求項1記載の音高検出装
    置。 3)前記第1または第2の移動部材は、前記、発信手段
    によって発信された音波または電磁波を反射する反射手
    段を、有することを特徴とする請求項2記載の音高検出
    装置。 4)請求項1記載の音高検出装置と、 空気の流動状態を検出する空気流動状態検出手段と、 該空気流動状態検出手段により検出された空気の流動状
    態に基づいて、前記検出手段により検出された音高をも
    つ楽音を発生するように指示する楽音発生指示手段と、 を具備することを特徴とする電子楽器。 5)前記空気流動状態検出手段は、吹き口部と、この吹
    き口部に流入される空気の流動状態又は前記吹き口部か
    ら外部に流出される空気の流動状態のいずれか一方の流
    動状態を検出する手段とから成ることを特徴とする請求
    項4記載の電子楽器。 6)請求項1記載の音高検出装置と、 噛圧力を検出する噛圧力検出手段と、 該噛圧力検出手段により検出された前記噛圧力に基づい
    て、前記検出手段により検出された音高をもつ楽音を発
    生するように指示する楽音発生指示手段と、 を具備することを特徴とする電子楽器。 7)互いに接近または離反するように、相対的に移動可
    能な一対の第1および第2の移動部材と、前記第1の移
    動部材と前記第2の移動部材との相対的な移動距離を測
    定する移動距離測定手段と、該移動距離測定手段により
    測定された前記移動距離を、対応する音高データにそれ
    ぞれ変換する複数の変換手段と、 該複数の変換手段のなかから、特定の変換手段を選択す
    る選択手段と、 該選択手段により選択された前記特定の変換手段に従っ
    て、前記移動距離測定手段により測定された前記移動距
    離を、対応する音高データに変換して出力する音高デー
    タ出力手段と、 該音高データ出力手段から出力される前記音高データに
    対応する音高を検出する検出手段と、を具備することを
    特徴とする音高検出装置。 8)前記移動距離測定手段は、 前記各移動部材のうちの少なくとも一方の移動部材に設
    けられ、音波または電磁波を間歇的に発信する発信手段
    と、 該発信手段によって発信された音波または電磁波を受信
    するために、前記第1および第2の移動部材のうちの少
    なくとも他方の移動部材に設けられた受信手段と、 前記発信手段によって発信された音波または電磁波が前
    記受信手段によって受信されるまでの伝播時間を測定す
    る時間測定手段と、 該時間測定手段によって測定された前記伝播時間に基づ
    いて、前記第1の移動部材と前記第2の移動部材との相
    対的な移動距離を求める距離検出手段と、 を具備することを特徴とする請求項7記載の音高検出装
    置。 9)前記第1または第2の移動部材は、前記発信手段に
    よって発信された音波または電磁波を反射する反射手段
    を、有することを特徴とする請求項8記載の音高検出装
    置。 10)請求項7記載の音高検出装置と、 空気の流動状態を検出する空気流動状態検出手段と、 該空気流動状態検出手段により検出された空気の流動状
    態に基づいて、前記検出手段により検出された音高をも
    つ楽音を発生するように指示する楽音発生指示手段と、 を具備することを特徴とする電子楽器。 11)前記空気流動状態検出手段は、吹き口部と、この
    吹き口部に流入される空気の流動状態又は前記吹き口部
    から外部に流出される空気の流動状態のいずれか一方の
    流動状態を検出する手段とからなることを特徴とする請
    求項10記載の電子楽器。 12)請求項10記載の音高検出装置と、 噛圧力を検出する噛圧力検出手段と、 該噛圧力検出手段により検出された前記噛圧力に基づい
    て、前記検出手段により検出された音高をもつ楽音を発
    生するように指示する楽音発生指示手段と、 を具備することを特徴とする電子楽器。 13)互いに接近または離反するように、相対的に移動
    可能な一対の第1および第2の移動部材と、該第1の移
    動部材に対する該第2の移動部材の相対位置を検出する
    相対位置検出手段と、 該相対位置検出手段により検出された前記相対位置を、
    対応する音高データにそれぞれ変換する複数の変換手段
    と、 該複数の変換手段のなかから、特定の変換手段を選択す
    る選択手段と、 該選択手段により選択された前記特定の変換手段に従っ
    て、前記位置検出手段により検出された前記相対位置を
    、対応する音高データに変換して出力する音高データ出
    力手段と、 該音高データ出力手段から出力される前記音高データに
    対応する音高を検出する検出手段と、を具備することを
    特徴とする音高検出装置。 14)前記第1の移動部材は、導電性部材からなる筒状
    の可撓性部材と、その可撓性部材の内部に長手方向に沿
    って、所定間隔で設けられた複数の導体とから成り、 前記第2の移動部材は前記第1の移動部材を覆う筒状部
    材と、 この筒状部材と前記可撓性部材との相対的な移動時に、
    該可撓性部材を前記導体に接触せしめる突起部とから成
    り、 前記相対位置検出手段は、前記突起部に押圧された前記
    可撓性部材の一部が接触している前記導体から、前記筒
    状部材に対する前記可撓性部材の相対位置を検出するこ
    とを特徴とする請求項13記載の音高検出装置。 15)前記第1の移動部材は、帯状の抵抗体からなり、 前記第2の移動部材は前記抵抗体上を摺動する導電性の
    摺動子からなり、 前記相対位置検出手段は、前記摺動子と前記抵抗体との
    電気的な接触位置に基づいて、前記第1の移動部材に対
    する前記第2の移動部材の相対位置を検出することを特
    徴とする請求項13記載の音高検出装置。 16)前記相対位置検出手段は、前記第1の移動部材の
    移動に応じて回動する回転軸をもつ回転式可変抵抗手段
    と、この回転式可変抵抗手段から得られる抵抗値に基づ
    いて、前記第1の移動部材に対する前記第2の移動部材
    の相対位置を検出する位置検出手段とからなることを特
    徴とする請求項13記載の音高検出装置。 17)請求項13記載の音高検出装置と、 空気の流動状態を検出する空気流動状態検出手段と、 該空気流動状態検出手段により検出された空気の流動状
    態に基づいて、前記検出手段により検出された音高をも
    つ楽音を発生するように指示する楽音発生指示手段と、 を具備することを特徴とする電子楽器。 18)前記空気流動状態検出手段は、吹き口部とこの吹
    き口部に流入される空気の流動状態又は前記吹き口部か
    ら外部に流出される空気の流動状態のいずれか一方の流
    動状態を検出する手段とからなることを特徴とする請求
    項17記載の電子楽器。 19)請求項13記載の音高検出装置と、 噛圧力を検出する噛圧力検出手段と、 該噛圧力検出手段により検出された前記噛圧力に基づい
    て、前記検出手段により検出された音高をもつ楽音を発
    生するように指示する楽音発生指示手段と、 を具備することを特徴とする電子楽器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012027251A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Yamaha Corp 発音制御装置
JP2018518698A (ja) * 2015-04-29 2018-07-12 コミサリヤ・ア・レネルジ・アトミク・エ・オ・エネルジ・アルテルナテイブ 管楽器と組み合わせ可能な、電子音を発生させるための電子システムおよびこのようなシステムを含む楽器
JP2022551456A (ja) * 2019-10-09 2022-12-09 オーディオ インベンションズ リミテッド 楽器の演奏により発せられる音を識別するためのシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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