JPH03213547A - 繊維構造物 - Google Patents
繊維構造物Info
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- JPH03213547A JPH03213547A JP870990A JP870990A JPH03213547A JP H03213547 A JPH03213547 A JP H03213547A JP 870990 A JP870990 A JP 870990A JP 870990 A JP870990 A JP 870990A JP H03213547 A JPH03213547 A JP H03213547A
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- Japan
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- drying
- composite
- fibers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、吸湿ないしは吸水(以下まとめて吸水と称す
)・乾燥によって捲縮形態が可逆的に変化する複合繊維
を、バインダー繊維により熱接着固定してなる繊維構造
物に関する。さらに詳しくは、複合繊維がバインダー繊
維により網目状に接着固定されているため、吸水・乾燥
による繊維構造物の嵩及び面積の変化が大きく、かつ可
逆的で再現性も良く、しかもソフトな風合を呈しその力
学的特性も良好な繊維構造物に関するものである。
)・乾燥によって捲縮形態が可逆的に変化する複合繊維
を、バインダー繊維により熱接着固定してなる繊維構造
物に関する。さらに詳しくは、複合繊維がバインダー繊
維により網目状に接着固定されているため、吸水・乾燥
による繊維構造物の嵩及び面積の変化が大きく、かつ可
逆的で再現性も良く、しかもソフトな風合を呈しその力
学的特性も良好な繊維構造物に関するものである。
(従来技術)
従来、木綿、羊毛1羽毛等の天然繊維は、湿度変化よっ
てその捲縮率が可逆的に変化することが良く知られてい
る。
てその捲縮率が可逆的に変化することが良く知られてい
る。
一方、合成繊維で同様に湿度変化によって捲縮率か可逆
的に変化するものとしては、特開昭55−93860号
公報にアクリル系合成繊維が、また、特開昭57−66
162号公報、特開昭57−95360号公報にポリエ
ステル系合成繊維か、さらには特開昭63−44843
号公報、特公昭63−44844号公報にポリエステル
・ナイロン系合成繊維が開示されている。
的に変化するものとしては、特開昭55−93860号
公報にアクリル系合成繊維が、また、特開昭57−66
162号公報、特開昭57−95360号公報にポリエ
ステル系合成繊維か、さらには特開昭63−44843
号公報、特公昭63−44844号公報にポリエステル
・ナイロン系合成繊維が開示されている。
しかしながら、これらの繊維は、布団、枕等の詰め綿あ
るいは防寒衣料、寝装等の中入れ綿として使用するとき
に、 (1)吸水・乾燥による嵩変化か小さい(2)繊維構造
物の形態安定性に劣る (3)繰り返し変形に対する嵩回復性に劣るといった欠
点かあり、実用上未だ満足されるものではなかった。す
なわち、■繊維構造物内で繊維間は接着固定されていな
いため、複合繊維の捲縮形態変化が繊維構造物の嵩・面
積変化として100%発現してこない。■複合繊維の捲
縮形態変化を繰り返ず際に繊維同志が滑り合うため、初
期の繊維配置と繰り返し変形後の繊維配置が異なってき
て形態が変化する。■繊維か接着固定されていないので
、外力が繰り返し加えられると繊維同志が絡みあってタ
ンゴ状になり、嵩回復性が不十分となる。等の欠点を有
していた。さらには、着用時、綿の充填密度斑を生じ、
保温性低下、型くずれといった実用上の問題をも有する
ものであった。
るいは防寒衣料、寝装等の中入れ綿として使用するとき
に、 (1)吸水・乾燥による嵩変化か小さい(2)繊維構造
物の形態安定性に劣る (3)繰り返し変形に対する嵩回復性に劣るといった欠
点かあり、実用上未だ満足されるものではなかった。す
なわち、■繊維構造物内で繊維間は接着固定されていな
いため、複合繊維の捲縮形態変化が繊維構造物の嵩・面
積変化として100%発現してこない。■複合繊維の捲
縮形態変化を繰り返ず際に繊維同志が滑り合うため、初
期の繊維配置と繰り返し変形後の繊維配置が異なってき
て形態が変化する。■繊維か接着固定されていないので
、外力が繰り返し加えられると繊維同志が絡みあってタ
ンゴ状になり、嵩回復性が不十分となる。等の欠点を有
していた。さらには、着用時、綿の充填密度斑を生じ、
保温性低下、型くずれといった実用上の問題をも有する
ものであった。
また、かかる合成繊維からウェブを形成後、ラテックス
等の液状接着剤をスプレー処理し次いで熱処理する方法
も知られている。しかし、目付の少ないウェブの場合は
比較的良好なものの、5g/は以上の目付になると液状
接着剤を均一に付与することが困難になるため、前記(
1)〜(3)の問題は依然として解決されない。また、
液状接着剤は通常水性のものが用いられるため、洗濯に
より接着点が外れてしまうといった致命的な欠陥もある
。
等の液状接着剤をスプレー処理し次いで熱処理する方法
も知られている。しかし、目付の少ないウェブの場合は
比較的良好なものの、5g/は以上の目付になると液状
接着剤を均一に付与することが困難になるため、前記(
1)〜(3)の問題は依然として解決されない。また、
液状接着剤は通常水性のものが用いられるため、洗濯に
より接着点が外れてしまうといった致命的な欠陥もある
。
一方、潜在捲縮性の複合繊維とバインダー繊維とを用い
て繊維構造物を得ることは、特公昭43−920号公報
、特公昭42−21318号公報、特公平1−2125
7号公報等で良く知られている。しかしながら、これら
の繊維構造物は、バインダー繊維により繊維間のズレを
防止して寸法安定性を向」ユさせるものであって、嵩は
むしろ変化しないようにしたものである。したがって、
本発明の如く複合繊維をバインダー繊維により網目状に
接着固定することによって、該複合繊維の捲縮形態変化
を極めて効果的に嵩及び面積変化に応答させるといった
ことは、従来全く知られていなかったのである。
て繊維構造物を得ることは、特公昭43−920号公報
、特公昭42−21318号公報、特公平1−2125
7号公報等で良く知られている。しかしながら、これら
の繊維構造物は、バインダー繊維により繊維間のズレを
防止して寸法安定性を向」ユさせるものであって、嵩は
むしろ変化しないようにしたものである。したがって、
本発明の如く複合繊維をバインダー繊維により網目状に
接着固定することによって、該複合繊維の捲縮形態変化
を極めて効果的に嵩及び面積変化に応答させるといった
ことは、従来全く知られていなかったのである。
(発明の目的)
本発明は、上記従来の吸水・乾燥によって捲縮率変化を
生じる複合繊維からなる繊維構造物か有する諸欠点を解
消し、吸水・乾燥による繊維構造物の嵩・面積変化が大
きく、かつ可逆的で寸法の再現性に優れ、しかもソフト
な風合を呈し外力によっても破断され難い、新規な繊維
構造物を提供することを目的とするものである。
生じる複合繊維からなる繊維構造物か有する諸欠点を解
消し、吸水・乾燥による繊維構造物の嵩・面積変化が大
きく、かつ可逆的で寸法の再現性に優れ、しかもソフト
な風合を呈し外力によっても破断され難い、新規な繊維
構造物を提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
本発明者らは、上記目的を達成せんかため鋭意検討した
結果、吸水・乾燥によって捲縮形態変化を起す複合繊維
を、バインダー繊維を用いて熱接着固定することにより
、嵩・面積変化が大きく、かつ可逆性及び寸法の再現性
に優れた繊維構造物が得られることを見い出し、本発明
に到達した。
結果、吸水・乾燥によって捲縮形態変化を起す複合繊維
を、バインダー繊維を用いて熱接着固定することにより
、嵩・面積変化が大きく、かつ可逆性及び寸法の再現性
に優れた繊維構造物が得られることを見い出し、本発明
に到達した。
すなわち本発明は、吸水・乾燥の変化に件なって可逆的
に捲縮形態の変化を生ずる、貼合わぜ型又は偏芯型に接
合された複合繊維(^)50〜95重量%が、バインダ
ー繊維(B) 50〜5重景%によって熱接着固定され
た繊維構造物であって、該構造物の目付は5g/r+f
以上、嵩は10a;t / g以」二であり、かつ下記
吸水・乾燥条件下で測定した際の嵩変化が5%以上であ
ることを特徴とする繊維m遺物である。
に捲縮形態の変化を生ずる、貼合わぜ型又は偏芯型に接
合された複合繊維(^)50〜95重量%が、バインダ
ー繊維(B) 50〜5重景%によって熱接着固定され
た繊維構造物であって、該構造物の目付は5g/r+f
以上、嵩は10a;t / g以」二であり、かつ下記
吸水・乾燥条件下で測定した際の嵩変化が5%以上であ
ることを特徴とする繊維m遺物である。
本発明で用いる複合繊維は、吸水・乾燥によって捲縮形
態を可逆的に変化させるものである必要があるが、その
ためには、複合繊維の一方の成分が他方の成分より吸水
・乾燥後の伸長・収縮変化が大であって、貼合わせ型又
は偏芯型の複合形態にする必要がある。
態を可逆的に変化させるものである必要があるが、その
ためには、複合繊維の一方の成分が他方の成分より吸水
・乾燥後の伸長・収縮変化が大であって、貼合わせ型又
は偏芯型の複合形態にする必要がある。
貼合わせ型の場合、通常紡糸延伸後の繊維は立体捲縮形
態をとる。そして、吸水・乾燥によってより大きく伸長
・収縮変化する成分が立体捲縮形態の外側に配置される
か内側に配置されるかによって、吸水・乾燥による捲縮
形態の変化が異なってくる。なお、この配置関係は、使
用するポリマー成分の組み合わせだけでなく、紡糸、延
伸、熱処理等の製糸条件によっても変化するものである
。
態をとる。そして、吸水・乾燥によってより大きく伸長
・収縮変化する成分が立体捲縮形態の外側に配置される
か内側に配置されるかによって、吸水・乾燥による捲縮
形態の変化が異なってくる。なお、この配置関係は、使
用するポリマー成分の組み合わせだけでなく、紡糸、延
伸、熱処理等の製糸条件によっても変化するものである
。
吸水時により伸長し、乾燥時には収縮する成分が、立体
捲縮形態をとる複合繊維の外側に配置されると、繊維が
吸水したときに立体捲縮数が増大し乾燥によって減少す
る6逆に内側に配置されると、吸水したときに立体捲縮
数が減少し、乾燥によって増加する。この繊維の立体捲
縮形態の変化が、繊維構造物の嵩変化となって現れるの
である一方偏芯型の場合、立体捲縮形態の変化をより効
果的に発現させるため、吸水・乾燥による伸長・収縮変
化が大きい成分を鞘部に配するのが好ましく、芯部は一
部露出していてもかまわない。
捲縮形態をとる複合繊維の外側に配置されると、繊維が
吸水したときに立体捲縮数が増大し乾燥によって減少す
る6逆に内側に配置されると、吸水したときに立体捲縮
数が減少し、乾燥によって増加する。この繊維の立体捲
縮形態の変化が、繊維構造物の嵩変化となって現れるの
である一方偏芯型の場合、立体捲縮形態の変化をより効
果的に発現させるため、吸水・乾燥による伸長・収縮変
化が大きい成分を鞘部に配するのが好ましく、芯部は一
部露出していてもかまわない。
かかる偏芯型複合繊維は、互いに接着性の低いポリマー
成分同志を用いても剥離を生じないといった利点を有す
る反面、吸水・乾燥による捲縮形態の変化は張合わせ型
に比べて劣っている。したがって、本発明においては、
互いに接着性の良好なポリマーを貼合わせ型に複合繊維
となしたものが、最終的に得られる繊維構造物の嵩変化
が大きいため、より好ましい。
成分同志を用いても剥離を生じないといった利点を有す
る反面、吸水・乾燥による捲縮形態の変化は張合わせ型
に比べて劣っている。したがって、本発明においては、
互いに接着性の良好なポリマーを貼合わせ型に複合繊維
となしたものが、最終的に得られる繊維構造物の嵩変化
が大きいため、より好ましい。
本発明で用いる上記複合繊維(^)を構成する、吸水し
てより伸長し、乾燥によってより収縮する成分(^−I
n)としては、例えばポリアミド、吸水性ポリエステル
、吸水性ポリオレフィン等をあげることができる。なか
でもポリアミドは、吸水による伸長及び乾燥による収縮
の度合が大きく、かつ得られる繊維自体の風合がソフト
であり嵩のへタリも少ないので、より好ましい。
てより伸長し、乾燥によってより収縮する成分(^−I
n)としては、例えばポリアミド、吸水性ポリエステル
、吸水性ポリオレフィン等をあげることができる。なか
でもポリアミドは、吸水による伸長及び乾燥による収縮
の度合が大きく、かつ得られる繊維自体の風合がソフト
であり嵩のへタリも少ないので、より好ましい。
かかるポリアミドとしては、従来より公知の下記二種の
一般型を有する繊維形成性ポリアミドをあげることがで
き、これらは二種以上混合して用いても良いし、また共
重合体であっても良い。
一般型を有する繊維形成性ポリアミドをあげることがで
き、これらは二種以上混合して用いても良いし、また共
重合体であっても良い。
第一の一般型を有するポリアミドは、6−アミノカプロ
ン酸、9−アミノノナン酸、11−アミノウンデカン酸
等のアミノカルボン酸又はその誘導体、例えばε−シカ
10ラクタム重縮合せしめて得られる重合体であり、他
方はジアミンと二塩基酸又はそのアミド形成性誘導体を
重縮合せしめて得られる重合体である。
ン酸、9−アミノノナン酸、11−アミノウンデカン酸
等のアミノカルボン酸又はその誘導体、例えばε−シカ
10ラクタム重縮合せしめて得られる重合体であり、他
方はジアミンと二塩基酸又はそのアミド形成性誘導体を
重縮合せしめて得られる重合体である。
ジアミンの好適な例としてはエチレンジアミン、プロピ
レンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレン
ジアミン、デカメチレンジアミン、m−キシリレンジア
ミン、P−−1rシリレンジアミン、m−フェニレンジ
アミン、P−フェニレンジアミン、ビス(P−アミノシ
クロヘキシル)メタン及びピペラジンであり、好適な二
塩基酸の例としてはセバシン酸、スペリン酸、アジピン
酸、アゼライン酸、ウンデカンジオン酸、グルタル酸、
ピメリン酸、テトラデカンジオン酸、イソフタル酸及び
テレフタル酸であるが、又アミド形成用誘導体を上記ジ
アミン及び又は二塩基酸に代替することもできる。
レンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレン
ジアミン、デカメチレンジアミン、m−キシリレンジア
ミン、P−−1rシリレンジアミン、m−フェニレンジ
アミン、P−フェニレンジアミン、ビス(P−アミノシ
クロヘキシル)メタン及びピペラジンであり、好適な二
塩基酸の例としてはセバシン酸、スペリン酸、アジピン
酸、アゼライン酸、ウンデカンジオン酸、グルタル酸、
ピメリン酸、テトラデカンジオン酸、イソフタル酸及び
テレフタル酸であるが、又アミド形成用誘導体を上記ジ
アミン及び又は二塩基酸に代替することもできる。
例えば、カーバメート及びN−フォルミル誘導体をジア
ミンの代りに使用でき、他方モノ及びジエステル、酸無
水物、酸のモノ及びジアミド及び酸ハライドを二塩基酸
に代替できる。これらはいずれも単独で使用してもよい
し、二種以上を併用してもよい。これらのポリアミドの
うちポリ−εカプロアミド及びポリヘキサメチレンアジ
パミドは工業上特に有用である。
ミンの代りに使用でき、他方モノ及びジエステル、酸無
水物、酸のモノ及びジアミド及び酸ハライドを二塩基酸
に代替できる。これらはいずれも単独で使用してもよい
し、二種以上を併用してもよい。これらのポリアミドの
うちポリ−εカプロアミド及びポリヘキサメチレンアジ
パミドは工業上特に有用である。
複合繊維(A)を構成する、吸水・乾燥による伸長・収
縮変化の小さい成分(^−8)としては、例えばポリエ
ステル、ポリオレフィン等をあげることがきるが、嵩高
性、高耐久性、耐熱性、ウェブ成形性等の観点からポリ
エステルが特に好ましい。
縮変化の小さい成分(^−8)としては、例えばポリエ
ステル、ポリオレフィン等をあげることがきるが、嵩高
性、高耐久性、耐熱性、ウェブ成形性等の観点からポリ
エステルが特に好ましい。
なかでも、前記(^−I11)成分としてポリアミドを
用いる場合には、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を
ポリエステルを構成する全酸成分に対し2.0〜7.0
(モル)%弁型合さぜなものが好ましい。
用いる場合には、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を
ポリエステルを構成する全酸成分に対し2.0〜7.0
(モル)%弁型合さぜなものが好ましい。
0
2.0(モル)%未満では、ポリアミドとの接着性か不
足して次工程での取扱い中に一部剥離をおこすことがあ
る。一方、7.0(モル)%を越えると紡糸性が困難に
なる傾向がある。5−ナトリウムスルホイソフタル酸を
共重合するベースポリエステルは、主としてポリエチレ
ンテレフタレートあるいはポリブチレンテレフタレート
であるが、これらの共重合体、混合体でも差支えない。
足して次工程での取扱い中に一部剥離をおこすことがあ
る。一方、7.0(モル)%を越えると紡糸性が困難に
なる傾向がある。5−ナトリウムスルホイソフタル酸を
共重合するベースポリエステルは、主としてポリエチレ
ンテレフタレートあるいはポリブチレンテレフタレート
であるが、これらの共重合体、混合体でも差支えない。
勿論基本性能を損なわない範囲での公知の第3成分共重
合体例えは、イソフタル酸、フタル酸、アジピン酸、セ
バシン酸等の酸成分、トリメチレングリコール、シクロ
ヘキサン−1,4−ジメタツール、ヘキサンジオール、
ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、プロ
ピレングリコール等のグリコール成分、あるいは、ポリ
アルキレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリト
ール、メトキシポリアルキレングリコール ビスフェノ
ールA等を全酸成分に対して15モル%未満共重合した
ものも使用可能である。
合体例えは、イソフタル酸、フタル酸、アジピン酸、セ
バシン酸等の酸成分、トリメチレングリコール、シクロ
ヘキサン−1,4−ジメタツール、ヘキサンジオール、
ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、プロ
ピレングリコール等のグリコール成分、あるいは、ポリ
アルキレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリト
ール、メトキシポリアルキレングリコール ビスフェノ
ールA等を全酸成分に対して15モル%未満共重合した
ものも使用可能である。
以上に説明した複合繊維(A)のなかでも、ナイ1
0ン−6と5−ナトリウムスルホイソフタル酸成分が共
重合されたポリエチレンテレフタレー1〜とからなる複
合繊維は、吸水・乾燥による捲縮形態の変化か可逆的で
かつ大きく、しかも最終的に得られる繊維構造物の嵩へ
タリ性1羽毛のような風合、ドレープ性等に優れている
ため特に好ましい。
重合されたポリエチレンテレフタレー1〜とからなる複
合繊維は、吸水・乾燥による捲縮形態の変化か可逆的で
かつ大きく、しかも最終的に得られる繊維構造物の嵩へ
タリ性1羽毛のような風合、ドレープ性等に優れている
ため特に好ましい。
なお、複合繊維(A)を構成する前記ポリマーには、そ
の一方又は両方に、酸化チタン等の艶消剤。
の一方又は両方に、酸化チタン等の艶消剤。
蛍光増白剤、染料、顔料、抗酸化剤、紫外線吸収剤等の
添加剤か含まれていてもよい。
添加剤か含まれていてもよい。
複合繊維(A)は、上述の如く成分(A−11)と成分
(A−3)とか貼合わぜ型又は偏芯型に接合されている
ものであれば、その断面形状はいずれであってもよい。
(A−3)とか貼合わぜ型又は偏芯型に接合されている
ものであれば、その断面形状はいずれであってもよい。
例えば、図面の第1図(a)、第4図(a)〜(C)、
第5図、第6図に示すようなサイドバイサイド型複合繊
維であっても、第1図(b)に示す中空サイドバイサイ
ド型複合繊維、更には第1図(C)に示ず調芯型複合繊
維であっても良い。
第5図、第6図に示すようなサイドバイサイド型複合繊
維であっても、第1図(b)に示す中空サイドバイサイ
ド型複合繊維、更には第1図(C)に示ず調芯型複合繊
維であっても良い。
成分(八−m)と成分(八づ)との複合比率は、本発明
の効果を有効に発揮する上で、10:90〜90:10
2 好ましくは30ニア0〜70 : 30の範囲に設定す
るのが望ましい。この範囲外にあっては、吸水・乾燥に
よる伸長・収縮変化が不十分となって捲縮形態の変化が
小さくなる傾向がある。
の効果を有効に発揮する上で、10:90〜90:10
2 好ましくは30ニア0〜70 : 30の範囲に設定す
るのが望ましい。この範囲外にあっては、吸水・乾燥に
よる伸長・収縮変化が不十分となって捲縮形態の変化が
小さくなる傾向がある。
複合繊維の断面形状は上述の如く任意であるが、吸水・
乾燥による捲縮形態の変化をより大きくするため、前記
(A−In)成分と(A−3)成分との重心点間距離を
より大きくすることが好ましい。例えば、第1図(a)
と第4図(a)に示す貼合わせ型複合繊維を比較すると
、同一複合比率で断面積も同一であれば、第4図(a)
の重心点間距離13は第1図(a)の重心点間距離!。
乾燥による捲縮形態の変化をより大きくするため、前記
(A−In)成分と(A−3)成分との重心点間距離を
より大きくすることが好ましい。例えば、第1図(a)
と第4図(a)に示す貼合わせ型複合繊維を比較すると
、同一複合比率で断面積も同一であれば、第4図(a)
の重心点間距離13は第1図(a)の重心点間距離!。
よりも大きくなって、吸水・乾燥による繊維変形のため
の断面2次モーメントが大きくなる、すなわち、捲縮形
態の変化はより大きくなる。しかも、第4図(a)の方
は繊維表面積か大きく吸水・乾燥速度が速いので、短時
間で捲縮形態の変形を生ずる。このように、第4図(a
)に示す如く重心点間距離を大きくしたものは、繊維構
造物の変形が大きくかつレスポンスが速いといった点で
好ましい。
の断面2次モーメントが大きくなる、すなわち、捲縮形
態の変化はより大きくなる。しかも、第4図(a)の方
は繊維表面積か大きく吸水・乾燥速度が速いので、短時
間で捲縮形態の変形を生ずる。このように、第4図(a
)に示す如く重心点間距離を大きくしたものは、繊維構
造物の変形が大きくかつレスポンスが速いといった点で
好ましい。
3
まな、第4図(C)に示す偏平断面形状の複合繊維では
、重心点間距離が短いため捲縮形態変化の応力は小さく
なって繊維構造物の変形が小さくなるものの、吸水・乾
燥の速度が極めて速くなるので繊維構造物の変形応答が
速いといった利点を有する。
、重心点間距離が短いため捲縮形態変化の応力は小さく
なって繊維構造物の変形が小さくなるものの、吸水・乾
燥の速度が極めて速くなるので繊維構造物の変形応答が
速いといった利点を有する。
また、第1図(b)に示す中空貼合わせ型複合繊維では
、第4図(a)に示すと同様に、重心点間距離が大きく
かつ繊維表面積が大きいので、繊維構造物の変形が大き
くレスポンスも速いといった利点かある。なお、この場
合において、中空部の形状は円形、多角形等いずれでも
良く、また中空部が2〜10個と複数であっても良い力
釈中空率は3〜45%とするのが望ましい。
、第4図(a)に示すと同様に、重心点間距離が大きく
かつ繊維表面積が大きいので、繊維構造物の変形が大き
くレスポンスも速いといった利点かある。なお、この場
合において、中空部の形状は円形、多角形等いずれでも
良く、また中空部が2〜10個と複数であっても良い力
釈中空率は3〜45%とするのが望ましい。
以上の如く、複合繊維の断面形状としては、吸水・乾燥
による捲縮形態変化を大きくするために(^−1′n)
成分と(八−8)成分との重心点距離を大きくすること
が好ましいのであるが、特に次式を満足していることが
望ましい。
による捲縮形態変化を大きくするために(^−1′n)
成分と(八−8)成分との重心点距離を大きくすること
が好ましいのであるが、特に次式を満足していることが
望ましい。
L/LO>1
4
本発明で用いられるかかる複合繊維(Δ)を製造するに
は、従来公知の複合紡糸方法をそのまま採用すれば良い
。
は、従来公知の複合紡糸方法をそのまま採用すれば良い
。
例えば、第1図(a)に示す複合繊維は、第3図(a)
に示す如く、(^−n)成分と(^−8)成分とを貼合
わせ型に配置させた後ノズル孔Nから吐出させれば良い
。また、第1図(b)に示す複合繊維は、第2図に示す
ようなC字型のスリットからなる複合紡糸用口金を用い
れば良いし、第1図(C)に示す偏芯型複合繊維は、第
3図(b)に示す如く、ノズル孔Nに対して偏芯した位
置から芯成分を流下させるようにした、偏芯型複合紡糸
用口金を用いれば良い。
に示す如く、(^−n)成分と(^−8)成分とを貼合
わせ型に配置させた後ノズル孔Nから吐出させれば良い
。また、第1図(b)に示す複合繊維は、第2図に示す
ようなC字型のスリットからなる複合紡糸用口金を用い
れば良いし、第1図(C)に示す偏芯型複合繊維は、第
3図(b)に示す如く、ノズル孔Nに対して偏芯した位
置から芯成分を流下させるようにした、偏芯型複合紡糸
用口金を用いれば良い。
紡糸された未延伸糸はさらに延伸処理されるが、この処
理条件によって、立体捲縮形態の外側に配置される成分
を前述の(^−m)成分とするか(A−S)成分とする
かを任意に設定できる6例えば、(八−5 m)成分としてナイロン−6を、(A−8)成分として
5−ナトリウムスルホイソフタル酸共重合ポリエチレン
テレフタレートを用いる場合には、未延伸糸を50〜7
0℃の温水中最大延伸倍率の75〜98%の延伸倍率で
第1段延伸した後、75〜95℃の温水中0.75〜0
.98倍で制限収縮処理すれば、ナイロン6(A−m)
を立体捲縮形態の内側に配することができる。一方、こ
の延伸糸を、さらに140〜200℃下緊張状態で熱処
理すると、逆にナイロン6を立体捲縮形態の外側に配置
させることができる。なお、前者では、繊維が吸水した
とき捲縮数が低下するのに対して、後者では吸水したと
きの捲縮数が増加し乾燥すると減少する。したがって、
使用目的にあわせて、複合繊維の配置をいずれにも設定
できるのである。
理条件によって、立体捲縮形態の外側に配置される成分
を前述の(^−m)成分とするか(A−S)成分とする
かを任意に設定できる6例えば、(八−5 m)成分としてナイロン−6を、(A−8)成分として
5−ナトリウムスルホイソフタル酸共重合ポリエチレン
テレフタレートを用いる場合には、未延伸糸を50〜7
0℃の温水中最大延伸倍率の75〜98%の延伸倍率で
第1段延伸した後、75〜95℃の温水中0.75〜0
.98倍で制限収縮処理すれば、ナイロン6(A−m)
を立体捲縮形態の内側に配することができる。一方、こ
の延伸糸を、さらに140〜200℃下緊張状態で熱処
理すると、逆にナイロン6を立体捲縮形態の外側に配置
させることができる。なお、前者では、繊維が吸水した
とき捲縮数が低下するのに対して、後者では吸水したと
きの捲縮数が増加し乾燥すると減少する。したがって、
使用目的にあわせて、複合繊維の配置をいずれにも設定
できるのである。
次に、かくして得られた延伸繊維は処理剤が付与され、
さらに必要に応じて機械捲縮が付与され、熱処理が施さ
れた後、所定の繊維長に切断される。
さらに必要に応じて機械捲縮が付与され、熱処理が施さ
れた後、所定の繊維長に切断される。
本発明においては、得られる繊維構造物に種々の特性を
付与するために、上記処理剤として種々6 のものが用いられる。例えば、親水性を付与するために
は、ポリビニルアルコール系処理剤、ポリエーテル・エ
ステルブロック共重合系処理剤、ノニオン、アニオン、
カチオン系の各種親水性処理剤、あるいはこれらを組み
合わせた処理剤が用いられ、得られる繊維構造物は、ス
ポーツ・防寒衣料の中綿、布団・寝具の詰綿、衛生材料
の表面材・タオル・ティッシュ等の家庭用品その他に適
している。
付与するために、上記処理剤として種々6 のものが用いられる。例えば、親水性を付与するために
は、ポリビニルアルコール系処理剤、ポリエーテル・エ
ステルブロック共重合系処理剤、ノニオン、アニオン、
カチオン系の各種親水性処理剤、あるいはこれらを組み
合わせた処理剤が用いられ、得られる繊維構造物は、ス
ポーツ・防寒衣料の中綿、布団・寝具の詰綿、衛生材料
の表面材・タオル・ティッシュ等の家庭用品その他に適
している。
また、抗水性を付与するためには、フッ素系化合物、有
機シリコ−、ン系化合物、鉱物油、ろう。
機シリコ−、ン系化合物、鉱物油、ろう。
脂肪酸エステル、炭化水素、高級アルコール、高級脂肪
#!iqの各種撥水処理剤もしくはこれらを組み合わせ
た処理剤が用いられる。そして、得られる繊維構造物は
、アウトウェア・特殊作業用ワーキングウェアの中綿、
テーブルクロス・インテリア用品、産業用資材等の水を
嫌う用途に適している。
#!iqの各種撥水処理剤もしくはこれらを組み合わせ
た処理剤が用いられる。そして、得られる繊維構造物は
、アウトウェア・特殊作業用ワーキングウェアの中綿、
テーブルクロス・インテリア用品、産業用資材等の水を
嫌う用途に適している。
なお、複合繊維の繊度は、不織布・詰め線環製造時のカ
ード通過性、抄紙性、吸水・乾燥による 7 繊維構造部の高置化・面積変化の容易さ等の観点から0
.5〜60デニールであることが好ましく、高置化・面
積変化の効果をより発揮させるためには、特に2〜45
デニールとするのが望ましい。
ード通過性、抄紙性、吸水・乾燥による 7 繊維構造部の高置化・面積変化の容易さ等の観点から0
.5〜60デニールであることが好ましく、高置化・面
積変化の効果をより発揮させるためには、特に2〜45
デニールとするのが望ましい。
一方、繊維長及び捲縮数は、用途により若干具なる。例
えば、抄紙等の湿式不織布の用途では、繊維長2〜30
IllII、特に3〜20II1mにするのが望ましく
、捲縮数は抄紙性等に大きく影響を与えるので、吸水時
に少ないものが望ましく、30℃相対湿度90%(RH
90%)下2時間放置後の捲縮数を0〜20個/25I
1m、特に0〜10個/25Mと少なくするのが望まし
い。一方、乾燥時には不織布の高置化・面積変化を大き
くするために捲縮数の増加が大きい程望ましく、60℃
1時間乾燥後の捲縮数が5〜50個/25mmであって
、上記吸水時の捲縮数よりも2個/25mm以上、特に
5個/25m以上増加するのが望ましい。
えば、抄紙等の湿式不織布の用途では、繊維長2〜30
IllII、特に3〜20II1mにするのが望ましく
、捲縮数は抄紙性等に大きく影響を与えるので、吸水時
に少ないものが望ましく、30℃相対湿度90%(RH
90%)下2時間放置後の捲縮数を0〜20個/25I
1m、特に0〜10個/25Mと少なくするのが望まし
い。一方、乾燥時には不織布の高置化・面積変化を大き
くするために捲縮数の増加が大きい程望ましく、60℃
1時間乾燥後の捲縮数が5〜50個/25mmであって
、上記吸水時の捲縮数よりも2個/25mm以上、特に
5個/25m以上増加するのが望ましい。
また、乾式不織布・詰め綿・衣料用紡績糸等の用途では
、繊維長は20−150 mm、特に3(1−70rm
がカーデイング性の点から望ましく、また乾燥時の8 捲縮数も、カーデイング性の点から、60°C下1−時
間乾蕪した後で6〜30個/251nm、特に8〜25
個/25關とするのが適している。この捲縮数は、吸水
によって繊維′WI造物の変形を発現させるために、前
記吸水条件下における捲縮数よりも2個725mm以」
二、特に5個/25mm以上異なり、かつ吸水後の捲縮
数が0〜100個/25mmの範囲内にあることが望ま
しい。
、繊維長は20−150 mm、特に3(1−70rm
がカーデイング性の点から望ましく、また乾燥時の8 捲縮数も、カーデイング性の点から、60°C下1−時
間乾蕪した後で6〜30個/251nm、特に8〜25
個/25關とするのが適している。この捲縮数は、吸水
によって繊維′WI造物の変形を発現させるために、前
記吸水条件下における捲縮数よりも2個725mm以」
二、特に5個/25mm以上異なり、かつ吸水後の捲縮
数が0〜100個/25mmの範囲内にあることが望ま
しい。
次に本発明で用いるバインダー繊維(B)は、熱接着性
成分単独からなる繊維であっても、また他の繊維形成性
成分との複合繊維であっても良い。
成分単独からなる繊維であっても、また他の繊維形成性
成分との複合繊維であっても良い。
なかでも前者のバインダー繊維は、熱接着処理時に熱溶
融して繊維の形態をとどめず、適状になって複合繊維(
A)を網目状に熱接着固定するため、複合繊維(A)の
吸水・乾燥による+8縮形態変化の妨げにならず、繊維
構造物の高度化・面積変化が大きくなるので好ましい。
融して繊維の形態をとどめず、適状になって複合繊維(
A)を網目状に熱接着固定するため、複合繊維(A)の
吸水・乾燥による+8縮形態変化の妨げにならず、繊維
構造物の高度化・面積変化が大きくなるので好ましい。
一方、バインダー繊維CB)として複合繊維を用いる場
合には、上述の如く吸水・乾燥時の複合繊維(A)の捲
縮形態変化か妨げられる傾向があるの9 で5その繊維長を短くする、特に複合繊維(A)よりも
5%以上短くするのか望ましい。例えば、抄紙用には1
〜25市、特に1.5〜15mmか、また不織布、詰綿
用には、15〜140Inm、特に15〜65+nmか
適している。
合には、上述の如く吸水・乾燥時の複合繊維(A)の捲
縮形態変化か妨げられる傾向があるの9 で5その繊維長を短くする、特に複合繊維(A)よりも
5%以上短くするのか望ましい。例えば、抄紙用には1
〜25市、特に1.5〜15mmか、また不織布、詰綿
用には、15〜140Inm、特に15〜65+nmか
適している。
バインダー繊維(B)を構成する熱接着性成分ポリマー
は、その融点(非品性ポリマーの場合にあってはその軟
化点)を80〜230°C2好ましくは100〜200
°Cとする。80℃未満の場合には紡糸時に繊維間の膠
着が発生しやず<、一方230°Cを越える場合には、
通常の熱接着加工機では接着処理できなくなる傾向があ
る。
は、その融点(非品性ポリマーの場合にあってはその軟
化点)を80〜230°C2好ましくは100〜200
°Cとする。80℃未満の場合には紡糸時に繊維間の膠
着が発生しやず<、一方230°Cを越える場合には、
通常の熱接着加工機では接着処理できなくなる傾向があ
る。
かかる熱接着成分としては、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリブテン−1,ポリペンテン−1,ア
イオノマー樹脂、エヂレン酢酸ビニル弁型合体、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、あるいはそれらの
共重合体;ポリスチレン;ナイロン6、ナイロン10.
ナイロン12の如きポリアミド、あるいはそれらの共重
合体;ポリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニリデン;ポリ尿素
;ポ0 リウレタン、あるいはその共重合体;テレフタル酸、イ
ソフタル酸の如き酸成分と、エチレングリコール、ブチ
レングリコール、ペンタメチレングリコール。ヘキサメ
チレングリコール等のグリコール、及び/又はジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール等のポリオキシ
アルキレングリコール、及び/又はグリセリン、ペンタ
エリスリトール等の多価アルコールとを組合わぜなポリ
エステル共重合体またはこれらの混合物を挙げることか
できる。これらの中でも、5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分を全酸成分に対して2〜7モル%、テトラメ
チレングリコール及び/又はヘキサンジオールをグリコ
ール成分に対して50モル%以上共重合させた変性ポリ
エステルは、複合繊維(^)としてポリアミドとポリエ
ステルとからなるものを用いた場合両者に良好な接着性
を示すので好ましい。しかも、この変性ポリエステルは
柔軟性に富んでいるため、繊維構造物を構成する複合繊
維(A)の、吸水・乾燥に伴なう捲縮形態変化を抑制し
ないといっな利点をも有する。
リプロピレン、ポリブテン−1,ポリペンテン−1,ア
イオノマー樹脂、エヂレン酢酸ビニル弁型合体、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、あるいはそれらの
共重合体;ポリスチレン;ナイロン6、ナイロン10.
ナイロン12の如きポリアミド、あるいはそれらの共重
合体;ポリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニリデン;ポリ尿素
;ポ0 リウレタン、あるいはその共重合体;テレフタル酸、イ
ソフタル酸の如き酸成分と、エチレングリコール、ブチ
レングリコール、ペンタメチレングリコール。ヘキサメ
チレングリコール等のグリコール、及び/又はジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール等のポリオキシ
アルキレングリコール、及び/又はグリセリン、ペンタ
エリスリトール等の多価アルコールとを組合わぜなポリ
エステル共重合体またはこれらの混合物を挙げることか
できる。これらの中でも、5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分を全酸成分に対して2〜7モル%、テトラメ
チレングリコール及び/又はヘキサンジオールをグリコ
ール成分に対して50モル%以上共重合させた変性ポリ
エステルは、複合繊維(^)としてポリアミドとポリエ
ステルとからなるものを用いた場合両者に良好な接着性
を示すので好ましい。しかも、この変性ポリエステルは
柔軟性に富んでいるため、繊維構造物を構成する複合繊
維(A)の、吸水・乾燥に伴なう捲縮形態変化を抑制し
ないといっな利点をも有する。
1
また、上記ポリエステル共重合体のうち、平均分子量か
500〜10,000のポリエチレングリコールポリブ
チレングリコール等のポリアルキレングリコール成分を
5〜50重量%共重合した変性ポリエステルは弾性性能
を有するため、吸水・乾燥による複合繊維(^)の捲縮
形態変化を抑制せず好ましい。
500〜10,000のポリエチレングリコールポリブ
チレングリコール等のポリアルキレングリコール成分を
5〜50重量%共重合した変性ポリエステルは弾性性能
を有するため、吸水・乾燥による複合繊維(^)の捲縮
形態変化を抑制せず好ましい。
本発明におけるバインダー繊維(B)は、かかる熱接着
成分単独からなる繊維の他に、前述した通り、他の繊維
形成性成分とが接合した芯鞘型又は貼合せ型複合繊維で
あっても良い。この場合、偏芯芯鞘型又は貼合せ型のも
のは、熱接着時の熱処理によって捲縮を発現してスパイ
ラル捲縮となり、バネ状弾性が生ずる。その結果、複合
繊維(八)の繊維構造物内での動きが容易となって、吸
水・乾燥時の捲縮形態変化、云いかえると繊維構造物の
高度化・面積変化が容易となる利点がある。
成分単独からなる繊維の他に、前述した通り、他の繊維
形成性成分とが接合した芯鞘型又は貼合せ型複合繊維で
あっても良い。この場合、偏芯芯鞘型又は貼合せ型のも
のは、熱接着時の熱処理によって捲縮を発現してスパイ
ラル捲縮となり、バネ状弾性が生ずる。その結果、複合
繊維(八)の繊維構造物内での動きが容易となって、吸
水・乾燥時の捲縮形態変化、云いかえると繊維構造物の
高度化・面積変化が容易となる利点がある。
かかる複合バインダー繊維を構成する繊維形成性成分は
、前記熱接着成分の融点より少なくとも20℃高い融点
を有していれば特に限定されないが2 通常はポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン等が
用いられ、その複合比率は熱接着性成分が20〜70%
の範囲内となるように設定される。
、前記熱接着成分の融点より少なくとも20℃高い融点
を有していれば特に限定されないが2 通常はポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン等が
用いられ、その複合比率は熱接着性成分が20〜70%
の範囲内となるように設定される。
また、複合バインダー繊維の断面形状は前述の通り芯鞘
型、貼合せ型いずれであっても良く、例えば、第1図(
b)の如き中空芯鞘型複合繊維、第1図(a)の如きサ
イドバイサイド型複合繊維、第1図(C)の如き偏芯型
複合繊維、第7図の如き中空サイドバイサイド型複合繊
維、さらには中実芯鞘型複合繊維、異型中空複合繊維等
任意の形態をとることができる。
型、貼合せ型いずれであっても良く、例えば、第1図(
b)の如き中空芯鞘型複合繊維、第1図(a)の如きサ
イドバイサイド型複合繊維、第1図(C)の如き偏芯型
複合繊維、第7図の如き中空サイドバイサイド型複合繊
維、さらには中実芯鞘型複合繊維、異型中空複合繊維等
任意の形態をとることができる。
なお、中空芯鞘型複合バインダー繊維は、中空部を有す
るので嵩高性も向上し、この点からは中空部の割合は3
〜30%とするのが好ましい。また中空部の形状は円形
、多角形状の異形等任意であり、中空部が2〜4個と複
数であっても良い。
るので嵩高性も向上し、この点からは中空部の割合は3
〜30%とするのが好ましい。また中空部の形状は円形
、多角形状の異形等任意であり、中空部が2〜4個と複
数であっても良い。
上述したバインダー繊維(B)は、溶融紡糸して得られ
る未延伸糸を延伸し、後加工に必要な処理剤を付与し、
必要に応じて捲縮を付与した後熱処理を施し、次いで前
述の如き所定の繊維長に切断3 することにより得られる。
る未延伸糸を延伸し、後加工に必要な処理剤を付与し、
必要に応じて捲縮を付与した後熱処理を施し、次いで前
述の如き所定の繊維長に切断3 することにより得られる。
かかるバインダー繊維(B)の繊度は、不織布製造時の
カード通過性、抄紙性等の点から0.5〜20デニール
であることが好ましい。捲縮数は、用途により若干界な
り、例えば、抄紙用には、捲縮数0〜20ケ/25mm
のものが、また乾式不織布、衣料用には、捲縮数6〜4
0ケ/25mmのものが適している。
カード通過性、抄紙性等の点から0.5〜20デニール
であることが好ましい。捲縮数は、用途により若干界な
り、例えば、抄紙用には、捲縮数0〜20ケ/25mm
のものが、また乾式不織布、衣料用には、捲縮数6〜4
0ケ/25mmのものが適している。
なお、バインダー繊維(B)の各成分には、本発明の目
的を阻害しない範囲で、艶消剤、防炎剤。
的を阻害しない範囲で、艶消剤、防炎剤。
消臭剤、紫外線吸収剤等の任意の添加剤を添加すること
ができる。
ができる。
本発明の繊維構造物は、上記複合繊維(A)50〜95
重量%が、バインダー繊維(B)50〜5重量%によっ
て熱接着固定されていることが大切である。
重量%が、バインダー繊維(B)50〜5重量%によっ
て熱接着固定されていることが大切である。
バインダー繊維(B)の量が50重量%を越える場合に
は、複合繊維(^)の熱接着固定点が多くなって、繊維
構造物の吸水・乾燥による嵩・面積変化が小さくなるの
で好ましくない。一方、5重量%未満の場合には、熱接
着点の数が少なくなりすぎて、4 吸水・乾燥による繊維構造物の嵩・面積変化が小さくな
ると共に、外力によって繊維構造物が切断したり、ダン
ゴ状になったりするため好ましくない。
は、複合繊維(^)の熱接着固定点が多くなって、繊維
構造物の吸水・乾燥による嵩・面積変化が小さくなるの
で好ましくない。一方、5重量%未満の場合には、熱接
着点の数が少なくなりすぎて、4 吸水・乾燥による繊維構造物の嵩・面積変化が小さくな
ると共に、外力によって繊維構造物が切断したり、ダン
ゴ状になったりするため好ましくない。
また、繊維構造物の目付は5g/d以上、好ましくは1
0g/d以上とする必要がある。この範囲未満の場合に
は、用いられる複合繊維(^)の使用量が少なくなって
、吸水・乾燥に伴なう繊維構造物の嵩及び面積変化が小
さくなって好ましくない。
0g/d以上とする必要がある。この範囲未満の場合に
は、用いられる複合繊維(^)の使用量が少なくなって
、吸水・乾燥に伴なう繊維構造物の嵩及び面積変化が小
さくなって好ましくない。
さらに、複合繊維(A)の吸水・乾燥による捲縮形態変
化を容易にして繊維構造物の嵩及び面積変化を大きくす
るために、繊維構造物の嵩を10ノ/g以上とする必要
がある。嵩がこの範囲未満の場合には、複合繊維(A)
の抱束が強くなるため、繊維構造物の嵩及び面積変化が
小さくなって好ましくない。
化を容易にして繊維構造物の嵩及び面積変化を大きくす
るために、繊維構造物の嵩を10ノ/g以上とする必要
がある。嵩がこの範囲未満の場合には、複合繊維(A)
の抱束が強くなるため、繊維構造物の嵩及び面積変化が
小さくなって好ましくない。
また、本発明の繊維構造物は、下記吸水条件及び乾燥条
件にて処理した後の高置化が、実用上5%以上である必
要がある。
件にて処理した後の高置化が、実用上5%以上である必
要がある。
乾燥条件二60℃下1時間乾燥
5
吸水条件=30℃相対湿度90%下2時間吸湿この高置
化が5%未満の場合には、繊維構造物の吸水・乾燥によ
る嵩及び面積変化が不十分なため、通気性、保温性、フ
ィルター性、風合等の変化が実用上不十分となる。5%
以上ではこれらの特性は良好となるが、特に20%以上
であると上記特性の変化が顕著となってより好ましい。
化が5%未満の場合には、繊維構造物の吸水・乾燥によ
る嵩及び面積変化が不十分なため、通気性、保温性、フ
ィルター性、風合等の変化が実用上不十分となる。5%
以上ではこれらの特性は良好となるが、特に20%以上
であると上記特性の変化が顕著となってより好ましい。
なお、本発明の繊維#J構造物、本発明の目的を損わな
い範囲であれば他の繊維、例えば、木綿・羊毛・木材パ
ルプ等の天然繊維、ポリエステル・ナイロン・ポリプロ
ピレン等の通常の合成繊維等を併用しても良い。その量
は、併用する繊維の種類によっても変わるが、繊維構造
物を構成する前記複合繊維(A)の量が、少なくとも該
繊維構造物の重量に対して50重量%以上を占めるよう
にするのが好ましい。
い範囲であれば他の繊維、例えば、木綿・羊毛・木材パ
ルプ等の天然繊維、ポリエステル・ナイロン・ポリプロ
ピレン等の通常の合成繊維等を併用しても良い。その量
は、併用する繊維の種類によっても変わるが、繊維構造
物を構成する前記複合繊維(A)の量が、少なくとも該
繊維構造物の重量に対して50重量%以上を占めるよう
にするのが好ましい。
以上に詳述した本発明の繊維構造物は、バインダー繊維
により部分的に熱接着固定されているが、複合繊維(A
)が自由に形態変化を起し得る余裕の空間を有している
。したがって、吸水・乾燥によ6 り複合繊維(^)の捲縮形態が変化することによって、
繊維構造物の形態が可逆的に変化するのである。
により部分的に熱接着固定されているが、複合繊維(A
)が自由に形態変化を起し得る余裕の空間を有している
。したがって、吸水・乾燥によ6 り複合繊維(^)の捲縮形態が変化することによって、
繊維構造物の形態が可逆的に変化するのである。
例えば、(ケース1)乾燥状態で捲縮数が20個/25
++un、吸水状態で7個/25關と変化する複合繊維
(A)を用いた場合、吸水状態での見かけの繊維長は伸
びるため、繊維構造物の嵩が大きくなり、同時に面積も
大きくなる。また、捲縮が少なくなるので通気性が増し
、風合もソフトになる。
++un、吸水状態で7個/25關と変化する複合繊維
(A)を用いた場合、吸水状態での見かけの繊維長は伸
びるため、繊維構造物の嵩が大きくなり、同時に面積も
大きくなる。また、捲縮が少なくなるので通気性が増し
、風合もソフトになる。
一方、(ケース2)乾燥状態で捲縮数が14個/25
n++n、吸水状態で60個/25ramの複合繊維(
A)を用いると、吸水状態での見かけの繊維長は短くな
り、繊維構造物の嵩密度が高くなり、同時に面積も小さ
くなる。また、捲縮が多くなるため通気性が減少して保
温性及びフィルター性が向上する反面、風合はより硬目
となる。
n++n、吸水状態で60個/25ramの複合繊維(
A)を用いると、吸水状態での見かけの繊維長は短くな
り、繊維構造物の嵩密度が高くなり、同時に面積も小さ
くなる。また、捲縮が多くなるため通気性が減少して保
温性及びフィルター性が向上する反面、風合はより硬目
となる。
(ケース1)と(ケース2)の繊維構造物は夫々上述の
特性を有するため、使用目的にあわせて適宜選択して使
用すれば良く、例えば、前者の繊維構造物はスポーツ衣
料、夏用肌かけふとん、医7 療用又は衛生材料用の被覆材、夏用肌着等の用途に好適
であり、−刃径者は、防寒着の中綿、冬用ふとん等の用
途に好適である。
特性を有するため、使用目的にあわせて適宜選択して使
用すれば良く、例えば、前者の繊維構造物はスポーツ衣
料、夏用肌かけふとん、医7 療用又は衛生材料用の被覆材、夏用肌着等の用途に好適
であり、−刃径者は、防寒着の中綿、冬用ふとん等の用
途に好適である。
(発明の効果)
本発明の繊維構造物は、従来の繊維構造物に比べて吸水
・乾燥に伴う素性・面積変化が大きく、吸水・乾燥を繰
り返しても繊維構造物の形態は殆んど変わらす、形態安
定性が良好である。また、激しい外力かかかっても、ち
ぎれたり、ダンプになったすせず、外力に対する耐久性
か良いという優れた特性している。
・乾燥に伴う素性・面積変化が大きく、吸水・乾燥を繰
り返しても繊維構造物の形態は殆んど変わらす、形態安
定性が良好である。また、激しい外力かかかっても、ち
ぎれたり、ダンプになったすせず、外力に対する耐久性
か良いという優れた特性している。
さらには、熱接着固定されているので毛羽ぬけが少なく
破断強力も高く、かつ複合繊維(八)がスパイラル捲縮
を有するためソフトで弾力性を有するといった特徴を有
している。
破断強力も高く、かつ複合繊維(八)がスパイラル捲縮
を有するためソフトで弾力性を有するといった特徴を有
している。
本発明の繊維構造物は、これらの利点を生かして、おむ
つ、ナプキンの表面材・クツション材。
つ、ナプキンの表面材・クツション材。
土木資材、油吸着材、各種フェルト、ふとん硬わな、フ
ィルター、湿布剤の基布等に単独または積層した形(他
素材との積層も含む)で用いられる。
ィルター、湿布剤の基布等に単独または積層した形(他
素材との積層も含む)で用いられる。
8
また、湿式不織布の分野では、抄紙機のヤンキードライ
ヤーの温度(100〜120℃)で熱接着させた繊維構
造物が用いられる。不織布のフィルター性向上を狙って
、抄紙上にフィルム又は不織布を積層した複合商品とし
て利用しても良い。
ヤーの温度(100〜120℃)で熱接着させた繊維構
造物が用いられる。不織布のフィルター性向上を狙って
、抄紙上にフィルム又は不織布を積層した複合商品とし
て利用しても良い。
ここに挙げた用途は、主なものを例示したものであって
、本発明の繊維構造物の用途かこれらに限定されるもの
でないことは、言うまでもない。
、本発明の繊維構造物の用途かこれらに限定されるもの
でないことは、言うまでもない。
(実施例)
以下、実施例により、本発明を更に詳しく説明する。
実施例1〜4.比較例1〜4
(A−n+)成分として極限粘度[η]が1.1 (
30℃のm−クレゾール溶液で測定)で融点が215°
Cのナイロン6と、(A−s)成分として極限粘度[η
]が0.45(25℃のO−クロロフェノール溶液で測
定)で融点が254°Cの5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分3.5モル%共重合ポリエチレンテレフタレ
ートとを貼合わせ型で50:50の重量比で複合し、9 第2図に示すノズルを1200ホール有する紡糸口金か
ら275°Cで溶融押出しし、紡糸速度1000m /
n+inで引き取り、繊維横断形状が第1図(B)に示
すような中空率10%の未延伸複合繊維を得た。次いで
、この未延伸複合繊維を65°Cの温水浴で3倍に延伸
し、95℃の温水浴で10%制限収縮熱処理した後、押
込捲縮装置で8個/25IIII11の捲縮を付与し、
140°Cで30分間弛緩熱処理して潜在捲縮を発現さ
せ、次いで51關の繊維長に切断した。得られた複合繊
維の繊度は3デニール、60’C1時間乾燥後の捲縮数
は20個/25關、30°C相対温度90%の雰囲気に
2時間放置した後の捲縮数は7個/25mであった。
30℃のm−クレゾール溶液で測定)で融点が215°
Cのナイロン6と、(A−s)成分として極限粘度[η
]が0.45(25℃のO−クロロフェノール溶液で測
定)で融点が254°Cの5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分3.5モル%共重合ポリエチレンテレフタレ
ートとを貼合わせ型で50:50の重量比で複合し、9 第2図に示すノズルを1200ホール有する紡糸口金か
ら275°Cで溶融押出しし、紡糸速度1000m /
n+inで引き取り、繊維横断形状が第1図(B)に示
すような中空率10%の未延伸複合繊維を得た。次いで
、この未延伸複合繊維を65°Cの温水浴で3倍に延伸
し、95℃の温水浴で10%制限収縮熱処理した後、押
込捲縮装置で8個/25IIII11の捲縮を付与し、
140°Cで30分間弛緩熱処理して潜在捲縮を発現さ
せ、次いで51關の繊維長に切断した。得られた複合繊
維の繊度は3デニール、60’C1時間乾燥後の捲縮数
は20個/25關、30°C相対温度90%の雰囲気に
2時間放置した後の捲縮数は7個/25mであった。
一方、極限粘度[η]が0.85(25°Cのo−クロ
ロフェノール溶液で測定)、融点が120℃である、3
モル%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸、15モル
%のイソフタル酸を共重合させたポリへキサメチレンテ
レフタレートを、孔径0.3mmφ孔数、3500ホー
ルを有する口金から200℃で溶融押出しし、紡糸速度
1000m/Nnで引き取り、繊維横断0 形状が円形の未延伸繊維を得た。
ロフェノール溶液で測定)、融点が120℃である、3
モル%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸、15モル
%のイソフタル酸を共重合させたポリへキサメチレンテ
レフタレートを、孔径0.3mmφ孔数、3500ホー
ルを有する口金から200℃で溶融押出しし、紡糸速度
1000m/Nnで引き取り、繊維横断0 形状が円形の未延伸繊維を得た。
次いで、この未延伸繊維を65℃の温水浴で3.8倍に
延伸し、押込捲縮装置で弛緩熱処理後の捲縮数が13個
/25+++mとなるように捲縮を付与し、100℃で
30分間弛緩熱処理し、次いで32mmの繊維長に切断
した。得られたバインダー繊維の繊度は3デニールであ
った。
延伸し、押込捲縮装置で弛緩熱処理後の捲縮数が13個
/25+++mとなるように捲縮を付与し、100℃で
30分間弛緩熱処理し、次いで32mmの繊維長に切断
した。得られたバインダー繊維の繊度は3デニールであ
った。
前記の複合繊維を調湿して、捲縮数を16個/25關と
なし、これにバインダー繊維を第2表に示す割合で混綿
して解繊後、カーデイングしてウェブとなし、熱風循環
型熱処理機で140℃2分間熱処理し、第2表記載の目
付及び嵩高性を有する接着ウェブ(不織布)を作成し、
その吸水・乾燥における素置化及び風合を評価した。
なし、これにバインダー繊維を第2表に示す割合で混綿
して解繊後、カーデイングしてウェブとなし、熱風循環
型熱処理機で140℃2分間熱処理し、第2表記載の目
付及び嵩高性を有する接着ウェブ(不織布)を作成し、
その吸水・乾燥における素置化及び風合を評価した。
なお、嵩高性は、不織布を10枚重ね、5 g / d
の荷重により1分間隔で50回繰り返し圧縮した前後に
おいて、吸水時(不織布を30℃相対湿度90%の雰囲
気下2時間放置した後)、及び乾燥時(60℃下1時間
乾燥した後)の無加重時の不織布厚さから算出したもの
で、素度化率は、次式より算出1 した。
の荷重により1分間隔で50回繰り返し圧縮した前後に
おいて、吸水時(不織布を30℃相対湿度90%の雰囲
気下2時間放置した後)、及び乾燥時(60℃下1時間
乾燥した後)の無加重時の不織布厚さから算出したもの
で、素度化率は、次式より算出1 した。
素度化率
吸水時嵩高性−乾燥時嵩高性
xloo (%)
乾燥時嵩高性
結果は第1表及び第2表に示す。
実施例5
実施例1において、未延伸複合繊維を65℃の温水浴で
3倍に延伸し、95℃の温水浴で10%制限収縮熱処理
した後、180℃で8秒間緊張熱処理し、次いで押込捲
縮機により捲縮を付与した後140℃で30分間弛緩熱
処理し、捲縮数14個/25市の潜在捲縮を発現させ、
次いで511IIIIlの繊維長に切断した以外は実施
例1と同様にして、ウェブを作成し実施例1と同様に評
価した。その結果を第2表に合わせて示す。
3倍に延伸し、95℃の温水浴で10%制限収縮熱処理
した後、180℃で8秒間緊張熱処理し、次いで押込捲
縮機により捲縮を付与した後140℃で30分間弛緩熱
処理し、捲縮数14個/25市の潜在捲縮を発現させ、
次いで511IIIIlの繊維長に切断した以外は実施
例1と同様にして、ウェブを作成し実施例1と同様に評
価した。その結果を第2表に合わせて示す。
実施例6.比較例5
実施例1において、複合繊維の(^−8)成分とし2
て極限粘度[η]が0.40で融点が252℃である、
5モル%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合
させたポリエチレンテレフタレートを用いる場合(実施
例6)と、極限粘度[η]が0.50で融点が257℃
である、1モル%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸
を共重合させたポリエチレンテレフタレートを用いる場
合(比較例5)について、それ以外は実施例1と同様に
してウェブを作成し、実施例1と同様にして評価した。
5モル%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合
させたポリエチレンテレフタレートを用いる場合(実施
例6)と、極限粘度[η]が0.50で融点が257℃
である、1モル%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸
を共重合させたポリエチレンテレフタレートを用いる場
合(比較例5)について、それ以外は実施例1と同様に
してウェブを作成し、実施例1と同様にして評価した。
その結果を第2表に合わせて示す。
実施例6の不織布は、乾燥・吸水による素置化が大きく
風合もソフトで形態保持性(耐ヘタリ性)は良好であっ
たが、比較例5の不織布は、複合繊維を延伸する際にナ
イロン6(A−n+)と共重合ポリエチレンテレフタレ
ート(A−s)とが一部剥離して、乾燥吸水による捲縮
形態変化が小さく、得られるウェブの素置化も小さかっ
たので評価は中止した。
風合もソフトで形態保持性(耐ヘタリ性)は良好であっ
たが、比較例5の不織布は、複合繊維を延伸する際にナ
イロン6(A−n+)と共重合ポリエチレンテレフタレ
ート(A−s)とが一部剥離して、乾燥吸水による捲縮
形態変化が小さく、得られるウェブの素置化も小さかっ
たので評価は中止した。
実施例7
実施例1において、バインダー繊維(B)とじて3
[η] 0.64のポリエチレンテレフタレートと実施
例1のバインダー繊維に用いたと同じ共重合ポリへキサ
メチレンテレフタレート系ポリエステルとを複合比50
150(垂蓋比)で複合紡糸した第7図に示す中空サイ
ドバイサイド型断面を有し、繊度3デニール、捲縮数2
3個/ 25mm (立体捲縮)、繊維長32nunの
複合バインダー繊維を用い、複合繊維(A)としては実
施例1の複合繊維を用いてその混合比80/20(A/
B)とする以外は実施例1と同様にして不織布を得た。
例1のバインダー繊維に用いたと同じ共重合ポリへキサ
メチレンテレフタレート系ポリエステルとを複合比50
150(垂蓋比)で複合紡糸した第7図に示す中空サイ
ドバイサイド型断面を有し、繊度3デニール、捲縮数2
3個/ 25mm (立体捲縮)、繊維長32nunの
複合バインダー繊維を用い、複合繊維(A)としては実
施例1の複合繊維を用いてその混合比80/20(A/
B)とする以外は実施例1と同様にして不織布を得た。
結果は第1表及び第2表にあわせて示す。
実施例1に比較して、素度化率は若干劣るが、良好な結
果が得られた。
果が得られた。
実施例8
実施例7において、バインダー繊維(B)の熱接着性成
分としてテレフタル酸成分に対して5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸を5モル%、イソフタル酸を40モル%
、テトラメチレングリコールを40モル%共重合した、
極限粘度0.50融点155℃の4 共重合ポリエチレンテレフタレートを用いた以外は実施
例7と同様にして不織布を得た。結果は第1表、第2表
に示す。
分としてテレフタル酸成分に対して5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸を5モル%、イソフタル酸を40モル%
、テトラメチレングリコールを40モル%共重合した、
極限粘度0.50融点155℃の4 共重合ポリエチレンテレフタレートを用いた以外は実施
例7と同様にして不織布を得た。結果は第1表、第2表
に示す。
バインダー繊維FB)に用いた熱接着成分がやや硬いの
で、得られた不織布は実施例7に比較して若干硬目であ
るが、実用上は全く問題のないものであった。
で、得られた不織布は実施例7に比較して若干硬目であ
るが、実用上は全く問題のないものであった。
実施例9
実施例8において、複合繊維(A)として繊維断面形状
が第1図(a)に示す複合繊維を用いる以外は実施例8
と同様にして不織布を得、評価した。
が第1図(a)に示す複合繊維を用いる以外は実施例8
と同様にして不織布を得、評価した。
結果は第1表、第2表に示す。
5
なお、第1表中用いた重合体は次の通りである(ア)〜
5−ナトリウムスルホイソフタル酸3.5モル%共重合
ポリエチレンテレフタレート(イ)二同5モル%共重合
ポリエチレンテレフタレート (つ):同1モル%共重合ポリエチレンテレフタレート (1):同3モル%及びイソフタル酸15モル%共重合
ポリへキサメチレンテレフタレート(オ):5−す1−
リウムスルポイソフタル酸3モル%、イソフタル酸40
モル%、及びテトラメチレングリコール40モル%共重
合ポリエチレンテレフタレート (力):ポリエチレンテレフタレート 但し、共重合量はテレフタル酸成分に対するモル%。
5−ナトリウムスルホイソフタル酸3.5モル%共重合
ポリエチレンテレフタレート(イ)二同5モル%共重合
ポリエチレンテレフタレート (つ):同1モル%共重合ポリエチレンテレフタレート (1):同3モル%及びイソフタル酸15モル%共重合
ポリへキサメチレンテレフタレート(オ):5−す1−
リウムスルポイソフタル酸3モル%、イソフタル酸40
モル%、及びテトラメチレングリコール40モル%共重
合ポリエチレンテレフタレート (力):ポリエチレンテレフタレート 但し、共重合量はテレフタル酸成分に対するモル%。
7
第
表
8
第1図及び第4〜第7図は、本発明で用いられる複合繊
維(八)の横断面図を示す一例であり、第2図は第1図
(b)の複合繊維(八)を得るための紡孔の一例を示す
ものである。また、第3図は、夫々第1図(a)、 (
C)に示す複合繊維(^)を製造する際の紡糸用口金ポ
リマー導入口部分の一例を示す断面図である。 A−s +吸水・乾燥による伸縮変化の小さい成分A−
rm :吸水・乾燥による伸縮変化の大きい成分GA二
八へ3成分の重心点 GB:A−111成分の重心点 !。〜8 二重心意間距離 N:紡 孔 Sニスリット H:中空部
維(八)の横断面図を示す一例であり、第2図は第1図
(b)の複合繊維(八)を得るための紡孔の一例を示す
ものである。また、第3図は、夫々第1図(a)、 (
C)に示す複合繊維(^)を製造する際の紡糸用口金ポ
リマー導入口部分の一例を示す断面図である。 A−s +吸水・乾燥による伸縮変化の小さい成分A−
rm :吸水・乾燥による伸縮変化の大きい成分GA二
八へ3成分の重心点 GB:A−111成分の重心点 !。〜8 二重心意間距離 N:紡 孔 Sニスリット H:中空部
Claims (4)
- 1.吸水・乾燥の変化に伴なって可逆的に捲縮形態の変
化を生ずる、貼合わせ型又は偏芯型に接合された複合繊
維(A)50〜95重量%が、バインダー繊維(B)5
0〜5重量%によって熱接着固定された繊維構造物であ
って、該構造物の目付は5g/m^2以上、嵩は10c
m^3/g以上であり、かつ下記吸水・乾燥条件下で測
定した際の嵩変化が5%以上であることを特徴とする繊
維構造物。 (乾燥条件:60℃下1時間乾燥、吸水条件:30℃相
対湿度90%下2時間吸湿) - 2.複合繊維(A)が、ポリアミドと、5−ナトリウム
スルホイソフタル酸成分を酸成分に対して2〜7モル%
共重合させた変性ポリエステルとからなる複合繊維であ
る請求項1記載の繊維構造物。 - 3.バインダー繊維(B)の熱接着成分が、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸成分を酸成分に対して2〜7モ
ル%、テトラメチレングリコール及び/又はヘキサンジ
オールを全グリコール成分に対して50モル%以上共重
合させた融点が80〜230℃の変性ポリエステルであ
る請求項1記載の繊維構造物。 - 4.複合繊維(A)の断面形状が中空断面である請求項
1又は2記載の繊維構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP870990A JP2801333B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 繊維構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP870990A JP2801333B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 繊維構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03213547A true JPH03213547A (ja) | 1991-09-18 |
| JP2801333B2 JP2801333B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=11700468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP870990A Expired - Fee Related JP2801333B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 繊維構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2801333B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2006022288A1 (ja) * | 2004-08-25 | 2008-05-08 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙 |
| WO2008123586A1 (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-16 | Kb Seiren, Ltd. | 制電性、吸水性及び接触冷感性に優れた複合繊維 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5881284B2 (ja) * | 2010-10-18 | 2016-03-09 | 帝人フロンティア株式会社 | 布帛および繊維製品 |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP870990A patent/JP2801333B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JPWO2006022288A1 (ja) * | 2004-08-25 | 2008-05-08 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙 |
| US7850821B2 (en) | 2004-08-25 | 2010-12-14 | Daio Paper Corporation | Household thin paper |
| JP4658056B2 (ja) * | 2004-08-25 | 2011-03-23 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙 |
| WO2008123586A1 (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-16 | Kb Seiren, Ltd. | 制電性、吸水性及び接触冷感性に優れた複合繊維 |
| US7892640B2 (en) | 2007-04-04 | 2011-02-22 | Kb Seiren, Ltd. | Conjugate fibers excellent in antistatic property, water absorption and cool feeling by contact |
| JP5547474B2 (ja) * | 2007-04-04 | 2014-07-16 | Kbセーレン株式会社 | 制電性、吸水性及び接触冷感性に優れた複合繊維 |
| KR101440983B1 (ko) * | 2007-04-04 | 2014-09-17 | 케이비 세렌 가부시키가이샤 | 제전성, 흡수성 및 접촉 냉감성이 우수한 복합섬유 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2801333B2 (ja) | 1998-09-21 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |