JPH0321479Y2 - - Google Patents
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- JPH0321479Y2 JPH0321479Y2 JP18142484U JP18142484U JPH0321479Y2 JP H0321479 Y2 JPH0321479 Y2 JP H0321479Y2 JP 18142484 U JP18142484 U JP 18142484U JP 18142484 U JP18142484 U JP 18142484U JP H0321479 Y2 JPH0321479 Y2 JP H0321479Y2
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
Description
産業上の利用分野
本考案は、PH電極、イオン電極、金属電極、酵
素電極、ガス電極等の電極を使用して被検液の分
析を行なう場合に用いるフローセル装置に関し、
更に詳述すると、被検液を確実に所定の設定温度
にしてから分析することができ、従つて高精度で
PHの測定を行なう場合等に好適に使用し得るフロ
ーセル装置に関する。 従来の技術 従来、PHの測定方法を規定するJIS Z8802にお
いて、高精度PH標準液に相当する標準液について
は規定されていなかつたが、最近PH標準液のJIS
が規格化され、その中で高精度PH標準液に相当す
る標準液は、繰り返し再現性が25℃±0.05℃にお
ける3回の測定の平均値として±0.002PH以内と
規定されている。 このため、従来の比べて標準液のPHをいつそう
精度よく測定する必要が生じたが、新JIS規格に
基づき再現性±0.002PH以内の精度の高精度PH測
定を従来法に準じてビーカー測定で行なおうとし
ても、電極を測定液から取り出して洗浄する際の
電極の移動操作や、順次測定する際の電極の位置
の違い等によつて電極電位がばらつき、また応答
速度も大巾に遅くなつて、精密な測定ができない
という問題がある。 従つて、高精度でPHを測定するためには、電極
を固定してこれに測定液を接触させる例えば第2
図に示す如きフローセル方式が好適である。即
ち、第2図においてaは恒温槽b内に配置された
フローセルで、このフローセルaにはPH電極が収
容されている。また、dはフローセルaと連結す
る被検液槽、eは被検液槽dと連結する窒素ガス
ボンベ、fはフローセルaとポンプgを介して連
結する排液槽、hはPH電極cと接続するPH計であ
る。この第2図に示すPH測定システムにおいて
は、窒素ガスボンベeの窒素ガスの圧力により被
検液槽d内の被検液をフローセルa内に流し、被
検液をPH電極に接触させて測定を行ない、更に測
定後の被検液をポンプgの作動によりフローセル
aから排液槽fに排出するものである。 考案が解決しようとする問題点 上述したフローセル方式により被検液のPHを精
密に測定する場合、被検液の温度を正確に所定温
度にしてから測定する必要があるが、上述したシ
ステムにおいては、被検液槽d内の被検液を直接
フローセルa内の電極cに接触させているため、
被検液の温度を正確に所定値に調整することは困
難であつた。 問題点を解決するための手段 本考案は、上記事情の鑑みなされたもので、基
台に有頭筒状の蓋体の下端部を着脱可能かつ液密
に取り付け、上記蓋体内に恒温室を形成すると共
に、上端部が上記蓋体の上壁を貫通して上方に突
出する筒状の電極挿入ハウジングを上記恒温室内
に存して基台上に設け、かつ上記恒温室内に上記
ハウジングを取り巻くように試料を流れるスパイ
ラル管を配設し、かつ基台に一端に試料導入管が
接続する試料導入口を有すると共に他端が恒温室
に連通する試料導入孔を形成し、一端が恒温室に
連通すると共に他端がハウジング内に連通する試
料案内孔を形成し、一端がハウジング内に連通す
ると共に他端に試料排出管が接続する試料排出口
を有する試料排出孔を形成し、上記スパイラル管
の一端を上記試料導入孔の他端に着脱可能に接続
すると共に、スパイラル管の他端を上記試料排出
孔の一端に着脱可能に接続して、上記恒温室内に
恒温水を流通させ、上記試料導入口から導入した
試料を試料導入孔、スパイラル管及び試料案内孔
を順次通してハウジング内に導入し、この試料を
ハウジング内にその上端側から挿入した電極に接
触させた後、上記試料排出孔を通して試料排出口
から排出することにより、被検液を確実に所定温
度に調整し得、精密な分析ができるものである。 作 用 即ち、本考案フローセル装置においては、被検
液を恒温槽内に配設したスパイラル管内に流通さ
せることにより、被検液と恒温水との熱交換を行
なわせ、被検液を所定温度にするものである。し
かも、本考案においてはスパイラル管を着脱可能
に配設し、スパイラル管を交換可能にしたので、
被検液の導入速度に応じた適宜な径、長さのスパ
イラル管を使用することができ、被検液を確実に
所定温度に調整することができる。 実施例 第1図は、本考案の一実施例に係るフローセル
装置を示すもので、図中1は短軸円柱状の基台2
上に有底円筒状の電極挿入ハウジング3が突設さ
れてなるセル本体である。なお、上記電極挿入ハ
ウジング3は、その底壁に螺設された雌ねじ部3
aに基台2上壁中央に突設された雄ねじ部2aを
螺合することにより基台2に着脱可能に取り付け
られている。また、4は有頭円筒状の蓋体で、そ
の側壁下端部及び上端部には恒温水流入口5及び
恒温水流出口6がそれぞれ形成されていると共
に、上壁中央部に電極挿入ハウジング挿入孔7が
穿設されている。この蓋体4は、その下端内周面
に螺設された雌ねじ部4aを基台2の上端外周面
に螺設された雄ねじ部2bに螺合することにより
基台2に着脱可能かつ液密に取り付けられてお
り、これによつて電極挿入ハウジング外周壁3と
蓋体4内周壁との間に恒温水が流通する恒温室8
が形成されている。なお、上記電極挿入ハウジン
グ3上端部は上記蓋体4の電極挿入ハウジング挿
入孔7を貫通して蓋体4上方に突出している。ま
た、9は上記電極挿入ハウジング3内にその上端
開口部から着脱可能に挿入された電極、10はハ
ウジング3上端外周部に形成された雄ねじ部3b
に螺合され、ハウジング3内に挿入した電極9を
所定位置に止めると共にハウジング挿入孔7から
恒温水が流出するのを防ぐ電極押え、11は電極
押え10内に配設され、電極9と電極押え11と
の間を液密に保つ電極押え用Oリングである。 上記基台2には、その外周壁に設けられた試料
導入管(図示せず)が接続する試料導入口12か
ら上壁に恒温室8内に存して設けられた第1試料
流出口13に連通する試料導入孔14が形成され
ていると共に、その上壁に恒温室8内に存して設
けられた第1試料流入口15からハウジング3底
壁に設けられた第2試料流出口16にハウジング
3内に穿設された流路孔3cを介して連通する試
料案内孔17が形成されている。そして、上記第
1試料流出口13と第1試料流入口15との間は
恒温室8内にハウジング3を取り巻くように配設
されたスパイラル管18により連結されており、
試料導入口12から試料導入孔14に流入した試
料は、第1試料流出口13、スパイラル管18、
第1試料流入口15、試料案内孔17、流路孔3
cを順次通過した後、第2試料流出口16からハ
ウジング3内に流入するようになつている。な
お、上記スパイラル管18両端は第1流出口13
及び第1流入口15にそれぞれ着脱可能に取り付
けられており、これによりスパイラル管が交換可
能に形成されている。更に、基台2には、その外
周壁に設けられた試料排出管(図示せず)が接続
する試料排出口19からハウジング3内周壁上部
に設けられた第2試料流入口20にハウジング3
内に穿設された流路孔3dを介して連通する試料
排出孔21が形成されており、ハウジング3内に
流入した試料は電極9に接触した後、第2流入口
20、流路孔3d、試料排出孔21、試料排出口
19を順次通過して系外に排出されるようになつ
ている。 上記フローセル装置を用いて被検液の分析を行
なう場合、まず恒温水流入口5から所定温度の恒
温水を恒温室8内に流入させて恒温水流出口6か
ら流出させることにより、恒温室8内に恒温水を
満たす。 次に、定量ポンプにより適当なサンプリング速
度で試料導入口12から装置内に被検液を導入す
ると、被検液はスパイラル管18を流れる間に恒
温室8内の恒温水によつて熱交換され、所定温度
になつた後、ハウジング3底壁の第2流出口16
からハウジング3内に流入する。この場合、被検
液は第2流出口16から上方の電極9先端の電極
膜9aに向けて所定の流速で吹き付けられ、これ
により分析が行なわれる。その後、被検液は上述
した流路を通過して系外に排出されるものであ
る。 上記フローセル装置によれば、被検液はスパイ
ラル管18を流れる間に恒温水と熱交換され、恒
温水とほぼ同じ温度となるため、被検液を常に所
定温度にしてから測定でき、精度の高い測定が可
能となる。また、スパイラル管18を着脱可能に
すると共に、蓋体4も着脱可能としたので、蓋体
4を取り外してスパイラル管を交換することによ
り、サンプリング速度に応じた適宜な長さ、径の
スパイラル管を使用することができる。更に、被
検液を第2流出口16から電極9先端の電極膜9
aに向けて吹き付けるようにしたので、安定な測
定が可能である。 次に実験例を示し、本考案の効果を具体的に説
明する。 〔実験例1〕 第1図に示すフローセル装置に標準温度計をセ
ツトし、恒温水の液温を2500℃に設定した後、PH
標準液を3ml/minの流速でセル内に導入する。
そして、セル外の気温を25±10℃の範囲で変化さ
せ、この場合のセル内の温度変化を調べた。結果
を第3図に示す。 第3図の結果より、本考案フローセル装置は±
0.01℃/外気温℃という優れた温度特性を有する
こととが認められ、この温度特性は新しいJISに
よるPH標準液の規格の±0.05℃を完全に満足する
ものであることが知見された。 〔実験例2〕 第1図に示すフローセル装置を用い、標準液の
JIS規格に基づき、PH4及び7の標準液について
PH測定を行なつた。この場合、3回の繰り返し測
定を行なつた。また、従来のビーカーを用いた測
定法によつても同様の実験を行なつた。結果を下
記表に示す。
素電極、ガス電極等の電極を使用して被検液の分
析を行なう場合に用いるフローセル装置に関し、
更に詳述すると、被検液を確実に所定の設定温度
にしてから分析することができ、従つて高精度で
PHの測定を行なう場合等に好適に使用し得るフロ
ーセル装置に関する。 従来の技術 従来、PHの測定方法を規定するJIS Z8802にお
いて、高精度PH標準液に相当する標準液について
は規定されていなかつたが、最近PH標準液のJIS
が規格化され、その中で高精度PH標準液に相当す
る標準液は、繰り返し再現性が25℃±0.05℃にお
ける3回の測定の平均値として±0.002PH以内と
規定されている。 このため、従来の比べて標準液のPHをいつそう
精度よく測定する必要が生じたが、新JIS規格に
基づき再現性±0.002PH以内の精度の高精度PH測
定を従来法に準じてビーカー測定で行なおうとし
ても、電極を測定液から取り出して洗浄する際の
電極の移動操作や、順次測定する際の電極の位置
の違い等によつて電極電位がばらつき、また応答
速度も大巾に遅くなつて、精密な測定ができない
という問題がある。 従つて、高精度でPHを測定するためには、電極
を固定してこれに測定液を接触させる例えば第2
図に示す如きフローセル方式が好適である。即
ち、第2図においてaは恒温槽b内に配置された
フローセルで、このフローセルaにはPH電極が収
容されている。また、dはフローセルaと連結す
る被検液槽、eは被検液槽dと連結する窒素ガス
ボンベ、fはフローセルaとポンプgを介して連
結する排液槽、hはPH電極cと接続するPH計であ
る。この第2図に示すPH測定システムにおいて
は、窒素ガスボンベeの窒素ガスの圧力により被
検液槽d内の被検液をフローセルa内に流し、被
検液をPH電極に接触させて測定を行ない、更に測
定後の被検液をポンプgの作動によりフローセル
aから排液槽fに排出するものである。 考案が解決しようとする問題点 上述したフローセル方式により被検液のPHを精
密に測定する場合、被検液の温度を正確に所定温
度にしてから測定する必要があるが、上述したシ
ステムにおいては、被検液槽d内の被検液を直接
フローセルa内の電極cに接触させているため、
被検液の温度を正確に所定値に調整することは困
難であつた。 問題点を解決するための手段 本考案は、上記事情の鑑みなされたもので、基
台に有頭筒状の蓋体の下端部を着脱可能かつ液密
に取り付け、上記蓋体内に恒温室を形成すると共
に、上端部が上記蓋体の上壁を貫通して上方に突
出する筒状の電極挿入ハウジングを上記恒温室内
に存して基台上に設け、かつ上記恒温室内に上記
ハウジングを取り巻くように試料を流れるスパイ
ラル管を配設し、かつ基台に一端に試料導入管が
接続する試料導入口を有すると共に他端が恒温室
に連通する試料導入孔を形成し、一端が恒温室に
連通すると共に他端がハウジング内に連通する試
料案内孔を形成し、一端がハウジング内に連通す
ると共に他端に試料排出管が接続する試料排出口
を有する試料排出孔を形成し、上記スパイラル管
の一端を上記試料導入孔の他端に着脱可能に接続
すると共に、スパイラル管の他端を上記試料排出
孔の一端に着脱可能に接続して、上記恒温室内に
恒温水を流通させ、上記試料導入口から導入した
試料を試料導入孔、スパイラル管及び試料案内孔
を順次通してハウジング内に導入し、この試料を
ハウジング内にその上端側から挿入した電極に接
触させた後、上記試料排出孔を通して試料排出口
から排出することにより、被検液を確実に所定温
度に調整し得、精密な分析ができるものである。 作 用 即ち、本考案フローセル装置においては、被検
液を恒温槽内に配設したスパイラル管内に流通さ
せることにより、被検液と恒温水との熱交換を行
なわせ、被検液を所定温度にするものである。し
かも、本考案においてはスパイラル管を着脱可能
に配設し、スパイラル管を交換可能にしたので、
被検液の導入速度に応じた適宜な径、長さのスパ
イラル管を使用することができ、被検液を確実に
所定温度に調整することができる。 実施例 第1図は、本考案の一実施例に係るフローセル
装置を示すもので、図中1は短軸円柱状の基台2
上に有底円筒状の電極挿入ハウジング3が突設さ
れてなるセル本体である。なお、上記電極挿入ハ
ウジング3は、その底壁に螺設された雌ねじ部3
aに基台2上壁中央に突設された雄ねじ部2aを
螺合することにより基台2に着脱可能に取り付け
られている。また、4は有頭円筒状の蓋体で、そ
の側壁下端部及び上端部には恒温水流入口5及び
恒温水流出口6がそれぞれ形成されていると共
に、上壁中央部に電極挿入ハウジング挿入孔7が
穿設されている。この蓋体4は、その下端内周面
に螺設された雌ねじ部4aを基台2の上端外周面
に螺設された雄ねじ部2bに螺合することにより
基台2に着脱可能かつ液密に取り付けられてお
り、これによつて電極挿入ハウジング外周壁3と
蓋体4内周壁との間に恒温水が流通する恒温室8
が形成されている。なお、上記電極挿入ハウジン
グ3上端部は上記蓋体4の電極挿入ハウジング挿
入孔7を貫通して蓋体4上方に突出している。ま
た、9は上記電極挿入ハウジング3内にその上端
開口部から着脱可能に挿入された電極、10はハ
ウジング3上端外周部に形成された雄ねじ部3b
に螺合され、ハウジング3内に挿入した電極9を
所定位置に止めると共にハウジング挿入孔7から
恒温水が流出するのを防ぐ電極押え、11は電極
押え10内に配設され、電極9と電極押え11と
の間を液密に保つ電極押え用Oリングである。 上記基台2には、その外周壁に設けられた試料
導入管(図示せず)が接続する試料導入口12か
ら上壁に恒温室8内に存して設けられた第1試料
流出口13に連通する試料導入孔14が形成され
ていると共に、その上壁に恒温室8内に存して設
けられた第1試料流入口15からハウジング3底
壁に設けられた第2試料流出口16にハウジング
3内に穿設された流路孔3cを介して連通する試
料案内孔17が形成されている。そして、上記第
1試料流出口13と第1試料流入口15との間は
恒温室8内にハウジング3を取り巻くように配設
されたスパイラル管18により連結されており、
試料導入口12から試料導入孔14に流入した試
料は、第1試料流出口13、スパイラル管18、
第1試料流入口15、試料案内孔17、流路孔3
cを順次通過した後、第2試料流出口16からハ
ウジング3内に流入するようになつている。な
お、上記スパイラル管18両端は第1流出口13
及び第1流入口15にそれぞれ着脱可能に取り付
けられており、これによりスパイラル管が交換可
能に形成されている。更に、基台2には、その外
周壁に設けられた試料排出管(図示せず)が接続
する試料排出口19からハウジング3内周壁上部
に設けられた第2試料流入口20にハウジング3
内に穿設された流路孔3dを介して連通する試料
排出孔21が形成されており、ハウジング3内に
流入した試料は電極9に接触した後、第2流入口
20、流路孔3d、試料排出孔21、試料排出口
19を順次通過して系外に排出されるようになつ
ている。 上記フローセル装置を用いて被検液の分析を行
なう場合、まず恒温水流入口5から所定温度の恒
温水を恒温室8内に流入させて恒温水流出口6か
ら流出させることにより、恒温室8内に恒温水を
満たす。 次に、定量ポンプにより適当なサンプリング速
度で試料導入口12から装置内に被検液を導入す
ると、被検液はスパイラル管18を流れる間に恒
温室8内の恒温水によつて熱交換され、所定温度
になつた後、ハウジング3底壁の第2流出口16
からハウジング3内に流入する。この場合、被検
液は第2流出口16から上方の電極9先端の電極
膜9aに向けて所定の流速で吹き付けられ、これ
により分析が行なわれる。その後、被検液は上述
した流路を通過して系外に排出されるものであ
る。 上記フローセル装置によれば、被検液はスパイ
ラル管18を流れる間に恒温水と熱交換され、恒
温水とほぼ同じ温度となるため、被検液を常に所
定温度にしてから測定でき、精度の高い測定が可
能となる。また、スパイラル管18を着脱可能に
すると共に、蓋体4も着脱可能としたので、蓋体
4を取り外してスパイラル管を交換することによ
り、サンプリング速度に応じた適宜な長さ、径の
スパイラル管を使用することができる。更に、被
検液を第2流出口16から電極9先端の電極膜9
aに向けて吹き付けるようにしたので、安定な測
定が可能である。 次に実験例を示し、本考案の効果を具体的に説
明する。 〔実験例1〕 第1図に示すフローセル装置に標準温度計をセ
ツトし、恒温水の液温を2500℃に設定した後、PH
標準液を3ml/minの流速でセル内に導入する。
そして、セル外の気温を25±10℃の範囲で変化さ
せ、この場合のセル内の温度変化を調べた。結果
を第3図に示す。 第3図の結果より、本考案フローセル装置は±
0.01℃/外気温℃という優れた温度特性を有する
こととが認められ、この温度特性は新しいJISに
よるPH標準液の規格の±0.05℃を完全に満足する
ものであることが知見された。 〔実験例2〕 第1図に示すフローセル装置を用い、標準液の
JIS規格に基づき、PH4及び7の標準液について
PH測定を行なつた。この場合、3回の繰り返し測
定を行なつた。また、従来のビーカーを用いた測
定法によつても同様の実験を行なつた。結果を下
記表に示す。
【表】
【表】
表の結果より、本考案フローセル装置を用いた
場合は、PHが4及び7の標準液のいずれも3回の
繰り返し測定において規格値と測定値は一致し、
本考案フローセル装置が高精度PH測定に適してい
ることが認められ、本考案の有効性が確認され
た。これに対し、ビーカー測定の場合は、PH4に
おいて+0.004〜+0.001PH、PH7において+0.002
〜+0.004のずれが生じ、ビーカー測定によつて
は高精度でPHを測定できないことが認められた。 考案の効果 以上説明したように、本考案に係るフローセル
装置は、上述した構成としたことにより、被検液
の温度を確実に所定温度に調整し得、被検液を精
密に分析する場合等に有効に使用されるものであ
る。
場合は、PHが4及び7の標準液のいずれも3回の
繰り返し測定において規格値と測定値は一致し、
本考案フローセル装置が高精度PH測定に適してい
ることが認められ、本考案の有効性が確認され
た。これに対し、ビーカー測定の場合は、PH4に
おいて+0.004〜+0.001PH、PH7において+0.002
〜+0.004のずれが生じ、ビーカー測定によつて
は高精度でPHを測定できないことが認められた。 考案の効果 以上説明したように、本考案に係るフローセル
装置は、上述した構成としたことにより、被検液
の温度を確実に所定温度に調整し得、被検液を精
密に分析する場合等に有効に使用されるものであ
る。
第1図は本考案の一実施例に係るフローセル装
置を示す一部断面図、第2図は従来のフローセル
を用いた測定機構を示す概略図、第3図は本考案
フローセル装置の温度特性を示すグラフである。 2……基台、3……電極挿入ハウジング、4…
…筒状蓋体、8……恒温槽、9……電極、18…
…スパイラル管。
置を示す一部断面図、第2図は従来のフローセル
を用いた測定機構を示す概略図、第3図は本考案
フローセル装置の温度特性を示すグラフである。 2……基台、3……電極挿入ハウジング、4…
…筒状蓋体、8……恒温槽、9……電極、18…
…スパイラル管。
Claims (1)
- 基台に有頭筒状の蓋体の下端部を着脱可能かつ
液密に取り付け、上記蓋体内に恒温室を形成する
と共に、上端部が上記蓋体の上壁を貫通して上方
に突出する筒状の電極挿入ハウジングを上記恒温
室内に存して基台上に設け、かつ上記恒温室内に
上記ハウジングを取り巻くように試料が流れるス
パイラル管を配設し、かつ基台に一端に試料導入
管が接続する試料導入口を有すると共に他端が恒
温室に連通する試料導入孔を形成し、一端が恒温
室に連通すると共に他端がハウジング内に連通す
る試料案内孔を形成し、一端がハウジング内に連
通すると共に他端に試料排出管が接続する試料排
出口を有する試料排出孔を形成し、上記スパイラ
ル管の一端を上記試料導入孔の他端に着脱可能に
接続すると共に、スパイラル管の他端を上記試料
排出孔の一端に着脱可能に接続して、上記恒温室
内に恒温水を流通させ、上記試料導入口から導入
した試料を試料導入孔、スパイラル管及び試料案
内孔を順次通してハウジング内に導入し、この試
料をハウジング内にその上端側から挿入した電極
に接触させた後、上記試料排出孔を通して試料排
出口から排出するようにしたことを特徴とするフ
ローセル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18142484U JPH0321479Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18142484U JPH0321479Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6194756U JPS6194756U (ja) | 1986-06-18 |
| JPH0321479Y2 true JPH0321479Y2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=30738974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18142484U Expired JPH0321479Y2 (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0321479Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-28 JP JP18142484U patent/JPH0321479Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6194756U (ja) | 1986-06-18 |
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