JPH03216170A - 肉タンパク質ゲル状食品の製造法 - Google Patents
肉タンパク質ゲル状食品の製造法Info
- Publication number
- JPH03216170A JPH03216170A JP2007309A JP730990A JPH03216170A JP H03216170 A JPH03216170 A JP H03216170A JP 2007309 A JP2007309 A JP 2007309A JP 730990 A JP730990 A JP 730990A JP H03216170 A JPH03216170 A JP H03216170A
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- Japan
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- protein
- meat
- gel
- food
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野1
本発明は,動物肉タンパク質からのゲル状食品の製造法
に関する。
に関する。
[従来技術]
噛乳類,鳥類,水産動物などの肉からソーセージあるい
は各種練り製品など肉タン)<ク質のゲル状食品が製造
されている。肉タンパク質は貯蔵や冷凍によって変性し
易く,変性にともなって,そのゲル形成能は低下する。
は各種練り製品など肉タン)<ク質のゲル状食品が製造
されている。肉タンパク質は貯蔵や冷凍によって変性し
易く,変性にともなって,そのゲル形成能は低下する。
それ故,前記の製品を製造するにあたっては,原料肉の
タンパク質はできるだけ未変性であることが要求される
。原科肉中にプロテアーゼなど内因性のゲル形成阻害物
質が存在する場合には,良好なゲル状食品は製造できな
いといわれている。オキアミやマサバの肉をその例とし
てあげることができる。それ故,前記の製品を製造する
にあたっては,原料肉がゲル状食品の加工適性を持つこ
ともまた要求される。
タンパク質はできるだけ未変性であることが要求される
。原科肉中にプロテアーゼなど内因性のゲル形成阻害物
質が存在する場合には,良好なゲル状食品は製造できな
いといわれている。オキアミやマサバの肉をその例とし
てあげることができる。それ故,前記の製品を製造する
にあたっては,原料肉がゲル状食品の加工適性を持つこ
ともまた要求される。
[発明が解決しようとする課題]
この発明は,従来の製法で肉タンパク質のゲル状食品を
製造する場合の原料肉に対する上述のごとき制約にとら
われることなく7従来の製法とは全《異なる製法で肉タ
ンパク質のゲル状食品を製造することを目的とする。
製造する場合の原料肉に対する上述のごとき制約にとら
われることなく7従来の製法とは全《異なる製法で肉タ
ンパク質のゲル状食品を製造することを目的とする。
[課題を解決するための十段1
原料肉に最終pHが10以上・,タンパク質濃度が3%
以上となるようにアルカリ溶液を添加し,これを通常の
磨砕装置あるいは攪拌装置を用いて磨砕あるいは攪拌す
ることによりアルカリ変性肉タンパク質液を調製する。
以上となるようにアルカリ溶液を添加し,これを通常の
磨砕装置あるいは攪拌装置を用いて磨砕あるいは攪拌す
ることによりアルカリ変性肉タンパク質液を調製する。
アルカリ溶液に使用されるアルカリ化合物としては種々
のものが考えられるが,水酸化ナトリウム,水酸化カリ
ウム,水酸化カルシウム,炭酸ナトリウムなどが本発明
に好ましい化合物としてあげられる。この工程でタン)
<ク貿分子間あるいは分子内の結合が切断されタンパク
質は変性する。
のものが考えられるが,水酸化ナトリウム,水酸化カリ
ウム,水酸化カルシウム,炭酸ナトリウムなどが本発明
に好ましい化合物としてあげられる。この工程でタン)
<ク貿分子間あるいは分子内の結合が切断されタンパク
質は変性する。
次いでアルカリ変性肉タンパク質液を透析膜に入れ,p
H3から8の範囲のpH置換液に対して透析する。この
操作によってタンパク質液のpH置換が起こり同時にタ
ン)<ク質ゲルが形成される。この工程では,タンパク
質の変性要因であるアルカリが除去もしくは中和される
ことにともなってタンパク質分子間に結合が再生され,
三次元的なタンパク質の網目構造が形成されるものと考
えらねる。pH置換液として各種の酸溶液あるいは水素
塩などの塩類溶液を用いることができるが,最終製品の
pHを制御しつつpH置換できるという点では所定pH
の緩衝液を使用することが好ましい6アルカリ変性肉タ
ンパク質液のpH置換操作は必ずしも上述の透析による
必要はない。例えば次のような方法で液のpH置換をお
こなうことができる。前述のp}{置換液中にアルカリ
変性肉タンパク質液を線状あるいは板状など適当な形状
で押し出し,放置する。この操作によってp}{置換が
起こると共にタンパク質ゲルが形成される。
H3から8の範囲のpH置換液に対して透析する。この
操作によってタンパク質液のpH置換が起こり同時にタ
ン)<ク質ゲルが形成される。この工程では,タンパク
質の変性要因であるアルカリが除去もしくは中和される
ことにともなってタンパク質分子間に結合が再生され,
三次元的なタンパク質の網目構造が形成されるものと考
えらねる。pH置換液として各種の酸溶液あるいは水素
塩などの塩類溶液を用いることができるが,最終製品の
pHを制御しつつpH置換できるという点では所定pH
の緩衝液を使用することが好ましい6アルカリ変性肉タ
ンパク質液のpH置換操作は必ずしも上述の透析による
必要はない。例えば次のような方法で液のpH置換をお
こなうことができる。前述のp}{置換液中にアルカリ
変性肉タンパク質液を線状あるいは板状など適当な形状
で押し出し,放置する。この操作によってp}{置換が
起こると共にタンパク質ゲルが形成される。
まt乙アルカリ変性タンパク質液を適当な形状に成形し
た後,凍結し,これを前述のpH置換液に浸漬する。こ
の浸漬の過程で解凍,続いてpH置換が起こると共にタ
ンパク質ゲルが形成される。
た後,凍結し,これを前述のpH置換液に浸漬する。こ
の浸漬の過程で解凍,続いてpH置換が起こると共にタ
ンパク質ゲルが形成される。
アルカリ変性肉タンパク質液のpHが9以上の状態で8
0゜C以上に加熱された場合,タンパク質のゲル形成能
が損なわれることがある。これはペブチド結合の加水分
解反応などゲル化にとって好ましからざる反応が進行す
ることに起因すると考えられる。それ故,pH置換が不
十分な状態下すなわち強アルカリ性下でのタンパク質の
過度の加熱は避けなければならない。強アルカリ性下に
おける肉タンパク質のゲル形成能の低下は温度のみなら
ず時間にも依存するので,pH置換時の温度の上限を規
定することは困難であるが,好ましくは60゜C以下で
操作することによってタンパク質のゲル形成能を損なう
ことな<pH置換することができる。また0゜C付近の
温度においてpH置換してもタンパク質はゲル化するの
で,副反応を抑制する点においては可能な限り低温度で
pH置換することがより好ましい。
0゜C以上に加熱された場合,タンパク質のゲル形成能
が損なわれることがある。これはペブチド結合の加水分
解反応などゲル化にとって好ましからざる反応が進行す
ることに起因すると考えられる。それ故,pH置換が不
十分な状態下すなわち強アルカリ性下でのタンパク質の
過度の加熱は避けなければならない。強アルカリ性下に
おける肉タンパク質のゲル形成能の低下は温度のみなら
ず時間にも依存するので,pH置換時の温度の上限を規
定することは困難であるが,好ましくは60゜C以下で
操作することによってタンパク質のゲル形成能を損なう
ことな<pH置換することができる。また0゜C付近の
温度においてpH置換してもタンパク質はゲル化するの
で,副反応を抑制する点においては可能な限り低温度で
pH置換することがより好ましい。
本発明の製法で得られたゲル化タンパク質はそのままあ
るいは調理してから食することができる。あるいはまた
.ゲル化タンパク質を束ねたり,接着材なとにより塊と
なして.これらを食材として利用することができる。
るいは調理してから食することができる。あるいはまた
.ゲル化タンパク質を束ねたり,接着材なとにより塊と
なして.これらを食材として利用することができる。
[実施例]
(実施例1)
オキアミ生むき身(−30゜Cにて6カ月間貯蔵後自然
解凍したもの)100gに0.3規定水酸化ナトリウム
溶液150mlを加え,磨砕した。これを遠心分離して
,不溶物を取り除き,水分含有量94.5%,pH13
.1のタンパク質液230mlを得た。これを折り幅1
.0cmのセロファンチューブに詰め,0.1モル濃度
のリン酸緩衝液(pH7.0)対して60゜Cで7時間
透析し,内容物のpH置換をおこなった。以上の操作で
,水分含有量91.2%,pH7.3の弾力のある白色
ゲル140gを得た。
解凍したもの)100gに0.3規定水酸化ナトリウム
溶液150mlを加え,磨砕した。これを遠心分離して
,不溶物を取り除き,水分含有量94.5%,pH13
.1のタンパク質液230mlを得た。これを折り幅1
.0cmのセロファンチューブに詰め,0.1モル濃度
のリン酸緩衝液(pH7.0)対して60゜Cで7時間
透析し,内容物のpH置換をおこなった。以上の操作で
,水分含有量91.2%,pH7.3の弾力のある白色
ゲル140gを得た。
(実施例2)
マイワシミンチ肉100gに0.4規定水酸化ナトリウ
ム溶液100mlを加え.磨砕した。これを遠心分離し
て,不溶物を取り除き,水分含有量90.1%,pH1
2.6のタンパク質液1 5 .O gを得た。これを
折り幅1.0cmのセロファンチューブに詰め,0.1
モル濃度のリン酸緩衝液(pH5.0)に対して5゜C
で20時間透析し,内容物のpHi換をおこなった。以
上の操作でタンパク質はゲル化していたが,これをさら
に85゜Cで20分間加熱して,水分含有量86.2%
,pH5.2の灰白色ゲル105gを得た。これを食し
たところ.弾力がありかつ良好な呈味を示した。
ム溶液100mlを加え.磨砕した。これを遠心分離し
て,不溶物を取り除き,水分含有量90.1%,pH1
2.6のタンパク質液1 5 .O gを得た。これを
折り幅1.0cmのセロファンチューブに詰め,0.1
モル濃度のリン酸緩衝液(pH5.0)に対して5゜C
で20時間透析し,内容物のpHi換をおこなった。以
上の操作でタンパク質はゲル化していたが,これをさら
に85゜Cで20分間加熱して,水分含有量86.2%
,pH5.2の灰白色ゲル105gを得た。これを食し
たところ.弾力がありかつ良好な呈味を示した。
(実施例3)
ニワトリ肉300gに0.35規定水酸化カリウム溶液
600mlをくわえ,磨砕した。これを遠心分離して不
溶物を取り除き,水分含有量93.0%,pH13.5
のタンパク質液750gを得た。これを0.1モル濃度
のクエン酸緩衝液(pH3.0)中にシリンンを用いて
直径約1mmの線状に押し出し,10゜Cに5時間放置
した。この過程で,pH置換が起こり,同時にタンパク
質はゲル化した。得られた線状ゲルは淡褐色,水分含有
量89.2%,pH3.3であった。
600mlをくわえ,磨砕した。これを遠心分離して不
溶物を取り除き,水分含有量93.0%,pH13.5
のタンパク質液750gを得た。これを0.1モル濃度
のクエン酸緩衝液(pH3.0)中にシリンンを用いて
直径約1mmの線状に押し出し,10゜Cに5時間放置
した。この過程で,pH置換が起こり,同時にタンパク
質はゲル化した。得られた線状ゲルは淡褐色,水分含有
量89.2%,pH3.3であった。
(実施例4)
実施例3で得た線状ゲル200gに接着材としてスケト
ウタラすり身30gを加え,これを筒状に簀巻きにして
蒸煮したところ,弾力のある食品を得た。
ウタラすり身30gを加え,これを筒状に簀巻きにして
蒸煮したところ,弾力のある食品を得た。
(実施例5)
牛肉100gに0.4規定水酸化ナトリウム溶液150
mlを加え,よく磨砕して,水分含有量88.5%,p
H12.4のゾル状のタンパク質液を得た。これを厚さ
0. 5 cmの板状に成形した後,−20゜Cにて凍
結した。凍結状態のまま幅0. 5 cmに線状に裁断
し,これを0.2モル濃度のクエン酸緩衝液(pH4.
0)に室温で6時間浸漬した。以上の操作によって,水
分含有量87.5%,pH4.2の灰色のゲル190g
を得た。
mlを加え,よく磨砕して,水分含有量88.5%,p
H12.4のゾル状のタンパク質液を得た。これを厚さ
0. 5 cmの板状に成形した後,−20゜Cにて凍
結した。凍結状態のまま幅0. 5 cmに線状に裁断
し,これを0.2モル濃度のクエン酸緩衝液(pH4.
0)に室温で6時間浸漬した。以上の操作によって,水
分含有量87.5%,pH4.2の灰色のゲル190g
を得た。
(実施例6)
実施例5で得られたゲルを醤油,砂糖,みりんからなる
調味液中で加熱,調理した。この食品は弾力がありかつ
良好な味を有していた。
調味液中で加熱,調理した。この食品は弾力がありかつ
良好な味を有していた。
[発明の効果]
従来のソーセージや各種練り製品など肉タパク質ゲル状
食品の製造において,原料肉の塩摺り工程で筋原線維タ
ンパク質が溶解 分散 重合してアクトミオシンゾルと
なり,続く加熱の工程でアクトミオシン間に各種の結合
が形成され,タンパク質ゲルが形成されるといわれてい
る。良好な物性の製品を得るためには,原料肉のタンパ
ク質が未変性でなければならず.また,内因性のプロテ
アーゼなどゲル形成阻害因子が存在しないことが要求さ
れる。この発明の方法においては,第一の工程のアルカ
リ処理によって,筋原線維タンハク質をはじめ犬部分の
タン)<ク質は変性 溶解する。もちろん内因性のプロ
テアーゼ類も変性 失活する。続<pH置換の工程でア
ルカリが除去ないしは中和さね,それに伴ってタンパク
質問に各種の結合が形成され,タンパク質がゲル化する
しのと考えらねる。この発明の方法は,その製造原理が
従来からある肉タンパク質ゲル状食品のそれとは本質的
に異なるため,肉タンパク質が変性していないことおよ
び内因性プロテアーゼなとのゲル形成阻害因子が存在し
ないことなどの制約を受けることなく原料肉を利用する
ことができるという利点を持つ。
食品の製造において,原料肉の塩摺り工程で筋原線維タ
ンパク質が溶解 分散 重合してアクトミオシンゾルと
なり,続く加熱の工程でアクトミオシン間に各種の結合
が形成され,タンパク質ゲルが形成されるといわれてい
る。良好な物性の製品を得るためには,原料肉のタンパ
ク質が未変性でなければならず.また,内因性のプロテ
アーゼなどゲル形成阻害因子が存在しないことが要求さ
れる。この発明の方法においては,第一の工程のアルカ
リ処理によって,筋原線維タンハク質をはじめ犬部分の
タン)<ク質は変性 溶解する。もちろん内因性のプロ
テアーゼ類も変性 失活する。続<pH置換の工程でア
ルカリが除去ないしは中和さね,それに伴ってタンパク
質問に各種の結合が形成され,タンパク質がゲル化する
しのと考えらねる。この発明の方法は,その製造原理が
従来からある肉タンパク質ゲル状食品のそれとは本質的
に異なるため,肉タンパク質が変性していないことおよ
び内因性プロテアーゼなとのゲル形成阻害因子が存在し
ないことなどの制約を受けることなく原料肉を利用する
ことができるという利点を持つ。
Claims (1)
- (1)肉タンパク質をpH10以上で変性せしめ、得ら
れた変性タンパク質液のpHを3から8の範囲に置換せ
しめることによりタンパク質をゲル化させることを特徴
とする肉タンパク質ゲル状食品の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007309A JPH03216170A (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 肉タンパク質ゲル状食品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007309A JPH03216170A (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 肉タンパク質ゲル状食品の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03216170A true JPH03216170A (ja) | 1991-09-24 |
Family
ID=11662405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007309A Pending JPH03216170A (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 肉タンパク質ゲル状食品の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03216170A (ja) |
-
1990
- 1990-01-17 JP JP2007309A patent/JPH03216170A/ja active Pending
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