JPH0321762B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321762B2 JPH0321762B2 JP58195255A JP19525583A JPH0321762B2 JP H0321762 B2 JPH0321762 B2 JP H0321762B2 JP 58195255 A JP58195255 A JP 58195255A JP 19525583 A JP19525583 A JP 19525583A JP H0321762 B2 JPH0321762 B2 JP H0321762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- hydraulic motor
- pressure
- hydraulic pump
- swash plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
- F16H61/42—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
- F16H61/423—Motor capacity control by fluid pressure control means
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、油圧モータを備えた作業機械に用い
られる油圧モータの駆動機構に係り、特に建設機
械の走行モータの駆動に好適な油圧モータの駆動
機構に関する。
られる油圧モータの駆動機構に係り、特に建設機
械の走行モータの駆動に好適な油圧モータの駆動
機構に関する。
〔従来の技術〕
建設機械、例えば油圧シヨベルは、油圧モータ
で駆動される下部走行体と、この下部走行体上に
旋回可能に設けられた上部旋回体と、この上部旋
回体に設けられて作業部を構成するフロント機構
とを備えている。下部走行体の油圧モータは上部
旋回体に設置されてエンジン等の原動機により回
転される油圧ポンプの吐出油により駆動される。
このような油圧モータの駆動回路を図に基づいて
説明する。
で駆動される下部走行体と、この下部走行体上に
旋回可能に設けられた上部旋回体と、この上部旋
回体に設けられて作業部を構成するフロント機構
とを備えている。下部走行体の油圧モータは上部
旋回体に設置されてエンジン等の原動機により回
転される油圧ポンプの吐出油により駆動される。
このような油圧モータの駆動回路を図に基づいて
説明する。
第1図は従来の油圧シヨベルの油圧モータの駆
動回路図である。図で、1は原動機により回転駆
動される可変容量形油圧ポンプ(以下、単に油圧
ポンプという。)、2は油圧ポンプ1からの吐出油
により駆動される固定容量形油圧モータであり油
圧シヨベルの下部走行体の左右にそれぞれ1基ず
つ備えられている。3は下部走行体の駆動輪と固
定容量形油圧モータ2との間に介在する走行減速
機である。4は油圧ポンプ1と固定容量形油圧モ
ータ2との間に介在するコントロールバルブであ
り、固定容量形油圧モータ2の回転方向等の駆動
制御を行なう。4aはコントロールバルブ4のス
プールに連結されたロツド、5はロツド4aに設
けられた所定形状のカムである。6は固定容量形
油圧モータ2のブレーキバルブ、7は固定容量形
油圧モータ2の両側の管路が所定の差圧になつた
とき両管路を接続するクロスオーバリリーフ弁、
8は主リリーフ弁、9は油圧ポンプ1の吐出量制
御装置である。
動回路図である。図で、1は原動機により回転駆
動される可変容量形油圧ポンプ(以下、単に油圧
ポンプという。)、2は油圧ポンプ1からの吐出油
により駆動される固定容量形油圧モータであり油
圧シヨベルの下部走行体の左右にそれぞれ1基ず
つ備えられている。3は下部走行体の駆動輪と固
定容量形油圧モータ2との間に介在する走行減速
機である。4は油圧ポンプ1と固定容量形油圧モ
ータ2との間に介在するコントロールバルブであ
り、固定容量形油圧モータ2の回転方向等の駆動
制御を行なう。4aはコントロールバルブ4のス
プールに連結されたロツド、5はロツド4aに設
けられた所定形状のカムである。6は固定容量形
油圧モータ2のブレーキバルブ、7は固定容量形
油圧モータ2の両側の管路が所定の差圧になつた
とき両管路を接続するクロスオーバリリーフ弁、
8は主リリーフ弁、9は油圧ポンプ1の吐出量制
御装置である。
以下、油圧ポンプ1の吐出量制御装置9の構成
の概略について説明する。油圧ポンプ1はおしの
け容積可変機構(以下、これを斜板で代表する)
1aを有し、その傾転量を変えることにより油圧
ポンプ1の吐出量を制御する。10はそのピスト
ンロツドが斜板1aと連結された傾転制御シリン
ダであり、この傾転制御シリンダ10を駆動する
ことにより斜板1aの傾転量を変えることができ
る。11は傾転制御シリンダ10への圧油を供給
する補助油圧ポンプ、12は補助油圧ポンプ11
に接続されたリリーフ弁である。13は油圧ポン
プ1の吐出圧に応じて作動する圧力補償制御器で
あり、補助油圧ポンプ11と傾転制御シリンダ1
0との間の油路を吐出圧に応じて切換え、傾転制
御シリンダ10を駆動して斜板1aの傾転量が最
適になるように制御する。14は圧力補償制御器
13と傾転制御シリンダ10のピストンロツドと
を連結するリンク機構であり、斜板1aの傾転量
を圧力補償制御器13にフイードバツクして最適
の傾転量を維持する。15は前記圧力補償制御器
13と同じく補助油圧ポンプ11と傾転制御シリ
ンダ10との間の油路を切換える外部指令制御器
であり、前記圧力補償制御器13が油圧ポンプ1
の吐出圧に応じて作動するのに対し、外部指令制
御器15は油圧ポンプ1で駆動されるアクチユエ
ータの駆動に応じて作動し、斜板1aの傾転量が
最適になるように制御する。斜板1aの傾転量は
リンク機構14を介して外部指令制御器15にフ
イードバツクされることにより最適に維持され
る。
の概略について説明する。油圧ポンプ1はおしの
け容積可変機構(以下、これを斜板で代表する)
1aを有し、その傾転量を変えることにより油圧
ポンプ1の吐出量を制御する。10はそのピスト
ンロツドが斜板1aと連結された傾転制御シリン
ダであり、この傾転制御シリンダ10を駆動する
ことにより斜板1aの傾転量を変えることができ
る。11は傾転制御シリンダ10への圧油を供給
する補助油圧ポンプ、12は補助油圧ポンプ11
に接続されたリリーフ弁である。13は油圧ポン
プ1の吐出圧に応じて作動する圧力補償制御器で
あり、補助油圧ポンプ11と傾転制御シリンダ1
0との間の油路を吐出圧に応じて切換え、傾転制
御シリンダ10を駆動して斜板1aの傾転量が最
適になるように制御する。14は圧力補償制御器
13と傾転制御シリンダ10のピストンロツドと
を連結するリンク機構であり、斜板1aの傾転量
を圧力補償制御器13にフイードバツクして最適
の傾転量を維持する。15は前記圧力補償制御器
13と同じく補助油圧ポンプ11と傾転制御シリ
ンダ10との間の油路を切換える外部指令制御器
であり、前記圧力補償制御器13が油圧ポンプ1
の吐出圧に応じて作動するのに対し、外部指令制
御器15は油圧ポンプ1で駆動されるアクチユエ
ータの駆動に応じて作動し、斜板1aの傾転量が
最適になるように制御する。斜板1aの傾転量は
リンク機構14を介して外部指令制御器15にフ
イードバツクされることにより最適に維持され
る。
ここで、外部指令制御器15に対して外部指令
を与える機構を説明する。一般に、油圧ポンプ1
は、固定容量形油圧モータ2だけでなく、その他
のアクチユエータの油圧源となつている。したが
つて、油圧ポンプ1に駆動される複数のアクチユ
エータに対してはそれぞれコントロールバルブが
備えられており、これら複数のコントロールバル
ブは一括して集められ、コントロールバルブ群を
構成する。各コントロールバルブには、コントロ
ールバルブ4と同じくそのスプールにロツド(ロ
ツド4aと同じ)が連結され、各ロツドにはカム
5と同一形状のカムが設けられている。各カムは
同一平面に同一列になるように配置される。即
ち、図ではカム5のみが示されているが、他のカ
ムも紙面と垂直方向に同一列に配置されている。
このような構成において、図で16は各カムのす
べてに接触する長いローラ、17はこのローラ1
6および前記外部指令制御器15を連結するリン
ク機構である。
を与える機構を説明する。一般に、油圧ポンプ1
は、固定容量形油圧モータ2だけでなく、その他
のアクチユエータの油圧源となつている。したが
つて、油圧ポンプ1に駆動される複数のアクチユ
エータに対してはそれぞれコントロールバルブが
備えられており、これら複数のコントロールバル
ブは一括して集められ、コントロールバルブ群を
構成する。各コントロールバルブには、コントロ
ールバルブ4と同じくそのスプールにロツド(ロ
ツド4aと同じ)が連結され、各ロツドにはカム
5と同一形状のカムが設けられている。各カムは
同一平面に同一列になるように配置される。即
ち、図ではカム5のみが示されているが、他のカ
ムも紙面と垂直方向に同一列に配置されている。
このような構成において、図で16は各カムのす
べてに接触する長いローラ、17はこのローラ1
6および前記外部指令制御器15を連結するリン
ク機構である。
今、油圧シヨベルを走行させるべく、コントロ
ールバルブ4を図の左側位置に切換えると、油圧
ポンプ1の吐出油はコントロールバルブ4、ブレ
ーキバルブ6を経て固定容量形油圧モータ2に供
給され、固定容量形油圧モータ2が回転して油圧
シヨベルが走行する。同時に、カム5も図で右方
に移動し、カム5の形状から明らかなようにロー
ラ16はカム端部高所に乗り上げ上方へ持ち上げ
られる。したがつて、外部指令制御器15はリン
ク機構17により駆動されて油路を切換え、傾転
制御シリンダ10が駆動されて斜板1aの傾転量
を大にして油圧ポンプ1の吐出量を増大させる。
なお、このような油圧ポンプ1の吐出量制御装置
9の構成および動作は、特公昭47−6703号公報に
記載されて公知であるので、その詳細な説明は省
略する。
ールバルブ4を図の左側位置に切換えると、油圧
ポンプ1の吐出油はコントロールバルブ4、ブレ
ーキバルブ6を経て固定容量形油圧モータ2に供
給され、固定容量形油圧モータ2が回転して油圧
シヨベルが走行する。同時に、カム5も図で右方
に移動し、カム5の形状から明らかなようにロー
ラ16はカム端部高所に乗り上げ上方へ持ち上げ
られる。したがつて、外部指令制御器15はリン
ク機構17により駆動されて油路を切換え、傾転
制御シリンダ10が駆動されて斜板1aの傾転量
を大にして油圧ポンプ1の吐出量を増大させる。
なお、このような油圧ポンプ1の吐出量制御装置
9の構成および動作は、特公昭47−6703号公報に
記載されて公知であるので、その詳細な説明は省
略する。
第2図a乃至cは上記のように固定容量形油圧
モータ2を駆動したときの油圧ポンプ1の斜板1
aの傾転角(即ち、傾転量)、固定容量形油圧モ
ータの走行速度と出力トルクの特性図である。第
2図aは油圧ポンプ1の吐出圧力Pと斜板1aの
傾転角θの関連を示す図である。吐出圧力Pがあ
る値P1以下では斜板1aの傾転角は第1図に示
す吐出量制御装置9により大きな傾転角θ1に制御
され、油圧ポンプ1からの吐出量は大となり、固
定容量形油圧モータ2は高速で回転し、油圧シヨ
ベルも高速走行する。一方、油圧シヨベルが坂道
や湿地等抵抗の大きい場所を走行する場合、油圧
ポンプの吐出圧力は増大して圧力P1を超える。
このため斜板1aの傾転角θは減少し、したがつ
て油圧ポンプ1の吐出量も減少して固定容量形油
圧モータ2の回転も低下し、油圧シヨベルは低速
走行となる。なお、点Aは油圧シヨベルの平地走
行時における油圧ポンプ1の状態を示す点であ
る。第2図bは固定容量形油圧モータ2の入力圧
力Pに対する回転数Nと出力トルクTの関連を示
す図であり、入力圧力Pがある値P1以下では油
圧ポンプ1の吐出量は大であるので回転数Nも最
大回転数N1となるが、坂道等においては入力圧
力Pが増大し回転数Nは低下する。出力トルクT
は圧力Pに比例する。即ち、平地走行時は入力圧
力Pは小さく、大きなトルクTを必要とせず、大
きな回転数N1で高速走行することができるが、
坂道等においてはトルクTを大にし、回転数Nを
低下させて低速走行となる。第2図cは固定容量
形油圧モータ2の傾転角θを示し、固定容量形で
あるから当然その傾転角θも値θ′1に一定してい
る。
モータ2を駆動したときの油圧ポンプ1の斜板1
aの傾転角(即ち、傾転量)、固定容量形油圧モ
ータの走行速度と出力トルクの特性図である。第
2図aは油圧ポンプ1の吐出圧力Pと斜板1aの
傾転角θの関連を示す図である。吐出圧力Pがあ
る値P1以下では斜板1aの傾転角は第1図に示
す吐出量制御装置9により大きな傾転角θ1に制御
され、油圧ポンプ1からの吐出量は大となり、固
定容量形油圧モータ2は高速で回転し、油圧シヨ
ベルも高速走行する。一方、油圧シヨベルが坂道
や湿地等抵抗の大きい場所を走行する場合、油圧
ポンプの吐出圧力は増大して圧力P1を超える。
このため斜板1aの傾転角θは減少し、したがつ
て油圧ポンプ1の吐出量も減少して固定容量形油
圧モータ2の回転も低下し、油圧シヨベルは低速
走行となる。なお、点Aは油圧シヨベルの平地走
行時における油圧ポンプ1の状態を示す点であ
る。第2図bは固定容量形油圧モータ2の入力圧
力Pに対する回転数Nと出力トルクTの関連を示
す図であり、入力圧力Pがある値P1以下では油
圧ポンプ1の吐出量は大であるので回転数Nも最
大回転数N1となるが、坂道等においては入力圧
力Pが増大し回転数Nは低下する。出力トルクT
は圧力Pに比例する。即ち、平地走行時は入力圧
力Pは小さく、大きなトルクTを必要とせず、大
きな回転数N1で高速走行することができるが、
坂道等においてはトルクTを大にし、回転数Nを
低下させて低速走行となる。第2図cは固定容量
形油圧モータ2の傾転角θを示し、固定容量形で
あるから当然その傾転角θも値θ′1に一定してい
る。
このような従来の走行装置においては、固定容
量形油圧モータ2が使用されているので、その最
大回転数および最大出力トルクも固定された値と
なる。そして、固定容量形油圧モータ2が最大回
転数により駆動されているとき(油圧シヨベルが
最高速度で走行しているとき)、油圧ポンプ1か
らは大流量の吐出油が供給される。
量形油圧モータ2が使用されているので、その最
大回転数および最大出力トルクも固定された値と
なる。そして、固定容量形油圧モータ2が最大回
転数により駆動されているとき(油圧シヨベルが
最高速度で走行しているとき)、油圧ポンプ1か
らは大流量の吐出油が供給される。
ところで、油圧ポンプ1と固定容量形油圧モー
タ2との間は、前者が上部旋回体に、後者が下部
走行体に備えられている関係から両者間の配管距
離が長く、又、中間にはコントロールバルブ4、
センタジヨイント(図示されていない)、ブレー
キバルブ6等が備えられている。したがつて、油
圧ポンプ1から固定容量形油圧モータ2へ大流量
の吐出油が供給された場合、回路圧損は極めて大
きくなり、この損失を補なうためには油圧ポンプ
1を駆動する原動機の馬力を大きくしなければな
らないという欠点があつた。
タ2との間は、前者が上部旋回体に、後者が下部
走行体に備えられている関係から両者間の配管距
離が長く、又、中間にはコントロールバルブ4、
センタジヨイント(図示されていない)、ブレー
キバルブ6等が備えられている。したがつて、油
圧ポンプ1から固定容量形油圧モータ2へ大流量
の吐出油が供給された場合、回路圧損は極めて大
きくなり、この損失を補なうためには油圧ポンプ
1を駆動する原動機の馬力を大きくしなければな
らないという欠点があつた。
なお、大形の建設機械等においては、斜板を備
えた固定容量形油圧モータを使用する例も見られ
るが、これは手動により斜板の傾転角を大、小い
ずれかに変更するものであり、傾転角を小にした
とき上記固定容量形油圧モータ2と同一性能をも
たせ、平地走行等通常走行の場合高速走行ができ
るようにし、坂道等の走行時に傾転角を大にして
牽引力をさらに増大させようとするものであり、
上記固定容量形モータ2と全く同じく回路圧損が
大きいという欠点を有するものである。しかも、
可変容量形油圧モータの負荷に応じて運転者が絶
えずその傾転角を変更しなければならず、適切な
変更はほとんど不可能である。加えて、大きな牽
引力を得ようとするため傾転角を小にしたときの
速度と大にしたときの速度の差が大きく、傾転角
を大にしたときの速度は必要以上に低速とせざる
を得ないという欠点をも併有するものである。
えた固定容量形油圧モータを使用する例も見られ
るが、これは手動により斜板の傾転角を大、小い
ずれかに変更するものであり、傾転角を小にした
とき上記固定容量形油圧モータ2と同一性能をも
たせ、平地走行等通常走行の場合高速走行ができ
るようにし、坂道等の走行時に傾転角を大にして
牽引力をさらに増大させようとするものであり、
上記固定容量形モータ2と全く同じく回路圧損が
大きいという欠点を有するものである。しかも、
可変容量形油圧モータの負荷に応じて運転者が絶
えずその傾転角を変更しなければならず、適切な
変更はほとんど不可能である。加えて、大きな牽
引力を得ようとするため傾転角を小にしたときの
速度と大にしたときの速度の差が大きく、傾転角
を大にしたときの速度は必要以上に低速とせざる
を得ないという欠点をも併有するものである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、上記従来の欠点を除き、
油圧モータに所期の駆動を行わせつつ、しかも管
路の圧力損失を減少させることができる油圧モー
タの駆動機構を提供するにある。
のであり、その目的は、上記従来の欠点を除き、
油圧モータに所期の駆動を行わせつつ、しかも管
路の圧力損失を減少させることができる油圧モー
タの駆動機構を提供するにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、容量可
変機構を有する油圧ポンプと、この油圧ポンプに
より駆動される容量可変機構を有する油圧モータ
および他の油圧アクチユエータとを備えたものに
おいて、前記他の油圧アクチユエータの駆動時に
前記油圧ポンプのおしのけ容積を所定の値に設定
するとともに前記油圧モータのみの駆動時に前記
油圧ポンプのおしのけ容積を前記所定の値より低
い値に設定する設定手段と、前記油圧モータの高
圧側圧力が所定の圧力以下のときには当該油圧モ
ータのおしのけ容積を所定の低い値に維持すると
ともに前記所定の圧力を超えたときその圧力に応
じて当該油圧モータのおしのけ容積を増加させる
ように駆動する駆動手段と、この駆動手段を不作
動状態とし前記油圧モータのおしのけ容積を所定
の値とする切換手段とを設けたことを特徴とす
る。
変機構を有する油圧ポンプと、この油圧ポンプに
より駆動される容量可変機構を有する油圧モータ
および他の油圧アクチユエータとを備えたものに
おいて、前記他の油圧アクチユエータの駆動時に
前記油圧ポンプのおしのけ容積を所定の値に設定
するとともに前記油圧モータのみの駆動時に前記
油圧ポンプのおしのけ容積を前記所定の値より低
い値に設定する設定手段と、前記油圧モータの高
圧側圧力が所定の圧力以下のときには当該油圧モ
ータのおしのけ容積を所定の低い値に維持すると
ともに前記所定の圧力を超えたときその圧力に応
じて当該油圧モータのおしのけ容積を増加させる
ように駆動する駆動手段と、この駆動手段を不作
動状態とし前記油圧モータのおしのけ容積を所定
の値とする切換手段とを設けたことを特徴とす
る。
設定手段は、他の油圧アクチユエータ、又は他
の油圧アクチユエータと油圧モータとが同時に駆
動される場合、油圧ポンプのおしのけ容積をエン
ジンの出力で定まる所定の値(最大値又はその近
辺の値)に設定し、かつ、油圧モータのみが駆動
される場合には、油圧ポンプのおしのけ容積を上
記所定の値よりも小さな値に設定する。一方、駆
動手段は、油圧モータの高圧側出力が所定圧以下
のときにはおしのけ容積を低い値に保持し、所定
圧を超えたとき(負荷が大きくなつたとき)には
これに応じておしのけ容積を大きくする。これに
より、油圧ポンプの吐出流量を減少させ、油圧モ
ータの所期の駆動を得ながら管路損失を減少せし
めることができる。さらに、必要な場合には、油
圧モータのおしのけ容積を切換手段により負荷圧
力とは無関係に所定の値とする。
の油圧アクチユエータと油圧モータとが同時に駆
動される場合、油圧ポンプのおしのけ容積をエン
ジンの出力で定まる所定の値(最大値又はその近
辺の値)に設定し、かつ、油圧モータのみが駆動
される場合には、油圧ポンプのおしのけ容積を上
記所定の値よりも小さな値に設定する。一方、駆
動手段は、油圧モータの高圧側出力が所定圧以下
のときにはおしのけ容積を低い値に保持し、所定
圧を超えたとき(負荷が大きくなつたとき)には
これに応じておしのけ容積を大きくする。これに
より、油圧ポンプの吐出流量を減少させ、油圧モ
ータの所期の駆動を得ながら管路損失を減少せし
めることができる。さらに、必要な場合には、油
圧モータのおしのけ容積を切換手段により負荷圧
力とは無関係に所定の値とする。
以下、本発明を第3図に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第3図は本発明の実施例に係る油圧シヨベルの
油圧モータの駆動機構の油圧回路図である。図
で、第1図に示す部分と同一部分には同一符号が
付されている。18は油圧シヨベルの下部走行体
に備えられた可変容量形油圧モータ(以下、単に
油圧モータという。)、18aは油圧モータ18の
おしのけ容積可変機構(以下、斜板で代表させ
る)である。9aは油圧モータ18の斜板18a
の傾転角を制御する傾転角制御装置であり、油圧
ポンプ1の吐出量制御装置9とほぼ同じ構成のも
のが用いられる。即ち、10aは傾転制御シリン
ダ、13aは圧力補償制御器、14aはリンク機
構、15aは外部指令制御器である。19は手動
により操作される外部指令用切換バルブであり、
その入力ポートは補助油圧ポンプ11に接続さ
れ、その出力ポートは外部指令制御器15aのパ
イロツトポートに接続されている。20は油圧モ
ータ18の両端の圧力を導入してその高圧側を選
択するシヤトル弁であり、このシヤトル弁20に
より選択された圧力は圧力補償制御器13aのパ
イロツトポートに接続されている。吐出量制御装
置9の圧力補償制御器13が油圧ポンプ1の吐出
圧により駆動されるのに対し、傾転角制御器13
aはシヤトル弁20により選択された圧力がある
所定の圧力(後述する圧力P2)以下の場合には
斜板18aの傾転角を所定の小さな傾転角(後述
する傾転角θn2)に保持し、当該圧力が所定の圧
力を超えたとき、その圧力に応じて斜板18aを
より大きな傾転角に駆動するものである。又、吐
出量制御装置9の外部指令制御器15がカム5の
移動によりリンク機構17を介して駆動されるの
に対し、外部指令制御器15aは外部指令用切換
バルブ19の切換により駆動されるものである。
圧力補償制御器13aおよび外部指令制御器15
aが駆動された場合の傾転制御シリンダ10a、
リンク機構14aの動作は吐出量制御装置9のそ
れと同じである。1はコントロールバルブ4のロ
ツド4aに設けられたカムである。カム21は図
示のように、第1図に示すカム5に比べてその両
端部が切断されて低くなつている。即ち、油圧ポ
ンプ1で駆動される他のアクチユエータのコント
ロールバルブのロツドに設けられたカムに比べて
その両端部が低く形成されている。
油圧モータの駆動機構の油圧回路図である。図
で、第1図に示す部分と同一部分には同一符号が
付されている。18は油圧シヨベルの下部走行体
に備えられた可変容量形油圧モータ(以下、単に
油圧モータという。)、18aは油圧モータ18の
おしのけ容積可変機構(以下、斜板で代表させ
る)である。9aは油圧モータ18の斜板18a
の傾転角を制御する傾転角制御装置であり、油圧
ポンプ1の吐出量制御装置9とほぼ同じ構成のも
のが用いられる。即ち、10aは傾転制御シリン
ダ、13aは圧力補償制御器、14aはリンク機
構、15aは外部指令制御器である。19は手動
により操作される外部指令用切換バルブであり、
その入力ポートは補助油圧ポンプ11に接続さ
れ、その出力ポートは外部指令制御器15aのパ
イロツトポートに接続されている。20は油圧モ
ータ18の両端の圧力を導入してその高圧側を選
択するシヤトル弁であり、このシヤトル弁20に
より選択された圧力は圧力補償制御器13aのパ
イロツトポートに接続されている。吐出量制御装
置9の圧力補償制御器13が油圧ポンプ1の吐出
圧により駆動されるのに対し、傾転角制御器13
aはシヤトル弁20により選択された圧力がある
所定の圧力(後述する圧力P2)以下の場合には
斜板18aの傾転角を所定の小さな傾転角(後述
する傾転角θn2)に保持し、当該圧力が所定の圧
力を超えたとき、その圧力に応じて斜板18aを
より大きな傾転角に駆動するものである。又、吐
出量制御装置9の外部指令制御器15がカム5の
移動によりリンク機構17を介して駆動されるの
に対し、外部指令制御器15aは外部指令用切換
バルブ19の切換により駆動されるものである。
圧力補償制御器13aおよび外部指令制御器15
aが駆動された場合の傾転制御シリンダ10a、
リンク機構14aの動作は吐出量制御装置9のそ
れと同じである。1はコントロールバルブ4のロ
ツド4aに設けられたカムである。カム21は図
示のように、第1図に示すカム5に比べてその両
端部が切断されて低くなつている。即ち、油圧ポ
ンプ1で駆動される他のアクチユエータのコント
ロールバルブのロツドに設けられたカムに比べて
その両端部が低く形成されている。
ここで、本実施例の動作を第4図a乃至cに示
す特性図を参照しながら説明する。まず、外部指
令用切換バルブ19が下側位置に切換えられ、補
助油圧ポンプ11と外部指令制御器15aとが遮
断されている場合の動作について説明する。油圧
シヨベルを走行させるためコントロールバルブ4
をいずれか一方、例えば図の左側位置に切換える
と、油圧ポンプ1の吐出油はコントロールバルブ
4、ブレーキバルブ6を介して油圧モータ18に
供給されこれを回転させる。一方、コントロール
バルブ4の操作によりカム21は右側に移行し、
ローラ16はカム21の左側端部に乗り上げ、リ
ンク機構17、外部指令制御器15、傾転制御シ
リンダ10を介して油圧ポンプ1の斜板1aの傾
転角を増加する。今、ローラ16が、第1図に示
す両端の高いカム5の端部に乗り上げた場合の斜
板1aの傾転角を第2図aに示すようにθ1とし、
本実施例における両端の低いカム21の端部に乗
り上げた場合の斜板1aの傾転角をθ2とすると、
両傾転角θ1,θ2は第4図aに示すように、θ1>θ2
の関係にある。第4図aで、破線部分は第2図a
に示す従来の特性を示し、点Aはその平地走行時
の油圧ポンプ1の状態を示す。従来例において
は、油圧ポンプ1の吐出圧力が圧力P1以下の場
合に斜板1aの傾転角が角θ1一定であるのに対し
て、本実施例においては、油圧ポンプ1の吐出圧
力が圧力P1よりも大きい圧力P2以下の場合に斜
板1aの傾転角が角θ2一定である。そして、角θ2
は角θ1より小さいのであるから、油圧ポンプ1の
吐出量は従来例における吐出量に比べて減少す
る。
す特性図を参照しながら説明する。まず、外部指
令用切換バルブ19が下側位置に切換えられ、補
助油圧ポンプ11と外部指令制御器15aとが遮
断されている場合の動作について説明する。油圧
シヨベルを走行させるためコントロールバルブ4
をいずれか一方、例えば図の左側位置に切換える
と、油圧ポンプ1の吐出油はコントロールバルブ
4、ブレーキバルブ6を介して油圧モータ18に
供給されこれを回転させる。一方、コントロール
バルブ4の操作によりカム21は右側に移行し、
ローラ16はカム21の左側端部に乗り上げ、リ
ンク機構17、外部指令制御器15、傾転制御シ
リンダ10を介して油圧ポンプ1の斜板1aの傾
転角を増加する。今、ローラ16が、第1図に示
す両端の高いカム5の端部に乗り上げた場合の斜
板1aの傾転角を第2図aに示すようにθ1とし、
本実施例における両端の低いカム21の端部に乗
り上げた場合の斜板1aの傾転角をθ2とすると、
両傾転角θ1,θ2は第4図aに示すように、θ1>θ2
の関係にある。第4図aで、破線部分は第2図a
に示す従来の特性を示し、点Aはその平地走行時
の油圧ポンプ1の状態を示す。従来例において
は、油圧ポンプ1の吐出圧力が圧力P1以下の場
合に斜板1aの傾転角が角θ1一定であるのに対し
て、本実施例においては、油圧ポンプ1の吐出圧
力が圧力P1よりも大きい圧力P2以下の場合に斜
板1aの傾転角が角θ2一定である。そして、角θ2
は角θ1より小さいのであるから、油圧ポンプ1の
吐出量は従来例における吐出量に比べて減少す
る。
ところで、油圧モータ18の斜板18aの傾転
角を小さくすれば、油圧モータ18の入力圧力が
増大すること、および油圧モータ18の出力トル
クはその入力圧力と傾転角の積に比例することが
知られている。したがつて、油圧シヨベルの平地
走行等油圧モータ18の負荷が低い、一定範囲に
おいては、斜板18aの傾転角を小さくしても、
油圧モータ18の入力圧力が増大するから充分に
所要の出力トルクを得ることができる。一方、油
圧モータ18の回転数は供給される吐出量に比例
し、斜板18aの傾転角に反比例する。したがつ
て、供給される吐出量が一定であるときには、斜
板18aの傾転角を小さくすれば油圧モータ18
の回転数を増大させることができる。以上のこと
から、油圧ポンプ1の斜板1aの傾転角を小さく
してその吐出量を減少させても、油圧モータ18
の斜板18aの傾転角を小さくしてその入力圧力
を増大してやれば、充分な出力トルクを得つつ回
転数も上昇させることができることになる。
角を小さくすれば、油圧モータ18の入力圧力が
増大すること、および油圧モータ18の出力トル
クはその入力圧力と傾転角の積に比例することが
知られている。したがつて、油圧シヨベルの平地
走行等油圧モータ18の負荷が低い、一定範囲に
おいては、斜板18aの傾転角を小さくしても、
油圧モータ18の入力圧力が増大するから充分に
所要の出力トルクを得ることができる。一方、油
圧モータ18の回転数は供給される吐出量に比例
し、斜板18aの傾転角に反比例する。したがつ
て、供給される吐出量が一定であるときには、斜
板18aの傾転角を小さくすれば油圧モータ18
の回転数を増大させることができる。以上のこと
から、油圧ポンプ1の斜板1aの傾転角を小さく
してその吐出量を減少させても、油圧モータ18
の斜板18aの傾転角を小さくしてその入力圧力
を増大してやれば、充分な出力トルクを得つつ回
転数も上昇させることができることになる。
そこで、本実施例においては、カム21の両端
の高さを、そこにローラ16が乗り上げたとき斜
板1aの傾転角が第4図aに示す小さな傾転角θ2
になるように設定しておき、一方、シヤトル弁2
0で選択された高圧側圧力が第4図cに示す所定
の圧力P2以下において、油圧モータ18の斜板
18aの傾転角が従来の固定容量形油圧モータ2
の傾転角θ1′より小さい傾転角θn2になるように圧
力補償制御器13aの特性を設定しておく。そう
すると、第4図aに示すように、油圧ポンプ1の
吐出量を減少させたにもかかわらず、第4図bに
示すように油圧モータ18の回転数を入力圧力
P2以下において従来の固定容量形モータ2の回
転数N1と等しくすることができる。この結果、
油圧シヨベルの平地走行時、油圧ポンプ1の吐出
量が減少することにより回路の圧損も著るしく減
少するとともに、油圧モータ18の駆動速度は従
来の固定容量形モータ2の駆動速度と同一にする
ことができる。なお、第4図aに示す点Bは平地
走行時の油圧ポンプ1の状態を示す。
の高さを、そこにローラ16が乗り上げたとき斜
板1aの傾転角が第4図aに示す小さな傾転角θ2
になるように設定しておき、一方、シヤトル弁2
0で選択された高圧側圧力が第4図cに示す所定
の圧力P2以下において、油圧モータ18の斜板
18aの傾転角が従来の固定容量形油圧モータ2
の傾転角θ1′より小さい傾転角θn2になるように圧
力補償制御器13aの特性を設定しておく。そう
すると、第4図aに示すように、油圧ポンプ1の
吐出量を減少させたにもかかわらず、第4図bに
示すように油圧モータ18の回転数を入力圧力
P2以下において従来の固定容量形モータ2の回
転数N1と等しくすることができる。この結果、
油圧シヨベルの平地走行時、油圧ポンプ1の吐出
量が減少することにより回路の圧損も著るしく減
少するとともに、油圧モータ18の駆動速度は従
来の固定容量形モータ2の駆動速度と同一にする
ことができる。なお、第4図aに示す点Bは平地
走行時の油圧ポンプ1の状態を示す。
油圧シヨベルが坂道等抵抗の大きい場所を走行
する場合には、油圧モータ18の入力圧力は圧力
P2を超える。この圧力はシヤトル弁20により
圧力補償制御器13aに導かれ、圧力補償制御器
13aは導かれた圧力に応じた量だけ移動し、こ
の移動に応じて傾転制御シリンダ10aが駆動さ
れる。即ち、傾転制御シリンダ10aはシヤトル
弁20により選択された圧力に応じて第4図cに
示すように斜板18aの傾転角を最小傾転角θn2
から最大傾転角θn1までの間で自動的に変化させ
る。今、斜板18aの傾転角が角θn2のときの入
力圧力P2における回転数特性曲線上の点をα1と
し、又、斜板18aの傾転角を角θn1に固定した
場合の回転数特性曲線を一点鎖線で示し入力圧力
P3における当該回転数特性曲線上の点をα2とす
ると、入力圧力P2を超えた場合の油圧モータ1
8の回転数は点α1と点α2を結ぶ直線上にある。
又、斜板18aの傾転角が角θn2のときの入力圧
力P2における出力トルク特性直線上の点をβ1、斜
板18aの傾転角を角θn1に固定した場合の出力
トルク特性直線を二点鎖線で示した入力圧力P3
における当該直線上の点をβ2とすると、入力圧力
P2を超えた場合の油圧モータ18の出力トルク
は点β1と点β2を結ぶ直線上にある。即ち、油圧ポ
ンプ18の負荷が坂道走行等により増大し、その
入力圧力が所定の圧力P2を超えると、油圧ポン
プ18の回転数は急速に減少し、一方、油圧ポン
プ18の出力トルクは急速に増大する。油圧シヨ
ベルの坂道走行や湿地脱出等においては、高速走
行の必要はなく、充分な出力トルクを確保できれ
ばよいのであるから上記の特性は油圧モータ18
にとつて極めて望ましい特性であるといえる。な
お、モータ18のアクチユエータと制御装置13
aにつながるリンク14aのうち、制御装置13
aの部分のリンク14aとのつながり部のみを切
つて圧力のオンオフ制御のみを行う構造とすれば
設定圧力P2一定のもとで、モータ18の負荷ト
ルクの増大につれて斜板18aの傾転を大きくで
きるよう、シリンダ10aに順次油量を増加させ
ることが出来る。その結果モータ18の出力トル
クおよび傾転角は第5図a,bに示すような制御
が可能となり、前述と全く同様な機能を得られる
ことになる。
する場合には、油圧モータ18の入力圧力は圧力
P2を超える。この圧力はシヤトル弁20により
圧力補償制御器13aに導かれ、圧力補償制御器
13aは導かれた圧力に応じた量だけ移動し、こ
の移動に応じて傾転制御シリンダ10aが駆動さ
れる。即ち、傾転制御シリンダ10aはシヤトル
弁20により選択された圧力に応じて第4図cに
示すように斜板18aの傾転角を最小傾転角θn2
から最大傾転角θn1までの間で自動的に変化させ
る。今、斜板18aの傾転角が角θn2のときの入
力圧力P2における回転数特性曲線上の点をα1と
し、又、斜板18aの傾転角を角θn1に固定した
場合の回転数特性曲線を一点鎖線で示し入力圧力
P3における当該回転数特性曲線上の点をα2とす
ると、入力圧力P2を超えた場合の油圧モータ1
8の回転数は点α1と点α2を結ぶ直線上にある。
又、斜板18aの傾転角が角θn2のときの入力圧
力P2における出力トルク特性直線上の点をβ1、斜
板18aの傾転角を角θn1に固定した場合の出力
トルク特性直線を二点鎖線で示した入力圧力P3
における当該直線上の点をβ2とすると、入力圧力
P2を超えた場合の油圧モータ18の出力トルク
は点β1と点β2を結ぶ直線上にある。即ち、油圧ポ
ンプ18の負荷が坂道走行等により増大し、その
入力圧力が所定の圧力P2を超えると、油圧ポン
プ18の回転数は急速に減少し、一方、油圧ポン
プ18の出力トルクは急速に増大する。油圧シヨ
ベルの坂道走行や湿地脱出等においては、高速走
行の必要はなく、充分な出力トルクを確保できれ
ばよいのであるから上記の特性は油圧モータ18
にとつて極めて望ましい特性であるといえる。な
お、モータ18のアクチユエータと制御装置13
aにつながるリンク14aのうち、制御装置13
aの部分のリンク14aとのつながり部のみを切
つて圧力のオンオフ制御のみを行う構造とすれば
設定圧力P2一定のもとで、モータ18の負荷ト
ルクの増大につれて斜板18aの傾転を大きくで
きるよう、シリンダ10aに順次油量を増加させ
ることが出来る。その結果モータ18の出力トル
クおよび傾転角は第5図a,bに示すような制御
が可能となり、前述と全く同様な機能を得られる
ことになる。
次に、外部指令用切換バルブ19が手動により
上側位置に切換えられた場合の動作について説明
する。今、油圧シヨベルが極めて急な坂道を登る
とき、又は、油圧シヨベルを地面とトレーラトラ
ツクの荷台との間に渡された板体を通つてその荷
台に載せるような場合を考える。このような場合
には、油圧シヨベルを徐々に直進させることが要
求される。ところが、路面や荷台に渡された板体
の状態等によつては左右の油圧モータの負荷がア
ンバランスになる場合がある。この場合、圧力補
償制御器13aによる自動制御によつては、左右
の油圧モータの回転数に差が生じて油圧シヨベル
が曲進又は蛇行して運転しにくく、又、場合によ
つては危険な状態を発生するおそれがある。外部
指令用切換バルブ19はこれを避けるため設けら
れたものである。外部指令用切換バルブ19を上
側位置に切換えると、外部指令制御器15aは補
助油圧ポンプ11の油圧により駆動され、これに
応じて斜板18aもその傾転角を変える。本実施
例においては、この場合の傾転角を第4図cに示
す傾転角θn1になるように設定されている。こう
して、外部指令用切換バルブ19が切換えられる
と、油圧モータ18の高圧側圧力は斜板18aの
駆動に関与せず、自動制御はロツクされた状態に
なる。一方、コントロールバルブ4を操作した場
合の油圧ポンプ1の斜板1aの傾転は前述のとお
りである。そこで、急坂等を登る場合、斜板18
aの傾転角が大きいため、第4図bに示すように
速度は低下するものの、その出力トルクは極めて
大きくなり、急坂等の走行に適した状態となる。
又、自動制御がロツクされるので、油圧シヨベル
は運転者の意のままに操作されることになり、前
述の危険を避けることができる。
上側位置に切換えられた場合の動作について説明
する。今、油圧シヨベルが極めて急な坂道を登る
とき、又は、油圧シヨベルを地面とトレーラトラ
ツクの荷台との間に渡された板体を通つてその荷
台に載せるような場合を考える。このような場合
には、油圧シヨベルを徐々に直進させることが要
求される。ところが、路面や荷台に渡された板体
の状態等によつては左右の油圧モータの負荷がア
ンバランスになる場合がある。この場合、圧力補
償制御器13aによる自動制御によつては、左右
の油圧モータの回転数に差が生じて油圧シヨベル
が曲進又は蛇行して運転しにくく、又、場合によ
つては危険な状態を発生するおそれがある。外部
指令用切換バルブ19はこれを避けるため設けら
れたものである。外部指令用切換バルブ19を上
側位置に切換えると、外部指令制御器15aは補
助油圧ポンプ11の油圧により駆動され、これに
応じて斜板18aもその傾転角を変える。本実施
例においては、この場合の傾転角を第4図cに示
す傾転角θn1になるように設定されている。こう
して、外部指令用切換バルブ19が切換えられる
と、油圧モータ18の高圧側圧力は斜板18aの
駆動に関与せず、自動制御はロツクされた状態に
なる。一方、コントロールバルブ4を操作した場
合の油圧ポンプ1の斜板1aの傾転は前述のとお
りである。そこで、急坂等を登る場合、斜板18
aの傾転角が大きいため、第4図bに示すように
速度は低下するものの、その出力トルクは極めて
大きくなり、急坂等の走行に適した状態となる。
又、自動制御がロツクされるので、油圧シヨベル
は運転者の意のままに操作されることになり、前
述の危険を避けることができる。
このように、本実施例では、油圧モータ駆動
時、油圧モータのコントロールバルブのロツドに
設けられたカムのみを他のアクチユエータのコン
トロールバルブのカムよりも低くすることにより
油圧ポンプの容量を低くして高吐出圧、低流量と
し、かつ、モータ傾転シリンダにより油圧モータ
の斜板の傾転角を、油圧モータ入力圧力が所定の
圧力以下において小さな一定の傾転角とし、所定
の圧力を超えたときその圧力に応じて大きく変化
するようにしたので、油圧モータに所期の駆動を
行わせつつ、しかも管路の圧損を大幅に減少させ
ることができ、ひいては原動機の馬力上昇を抑え
て省エネルギーに寄与することもできる。又、油
圧モータの負荷が大きくなつたとき、大きな出力
トルクを得ることもできる。さらに、シヤトル弁
により油圧モータの高圧側の圧力をモータ傾転シ
リンダに導くようにしたので、油圧モータの斜板
の傾転角制御を自動的に連続して最適に行なうこ
とができ、運転者の負担を大きく軽減することが
できる。さらに又、外部指令用切換バルブにより
自動制御をロツクするようにしたので、急坂等を
走行する場合の直進性を保持し、安定した操作を
行なうことができ、又、危険を避けることができ
る。
時、油圧モータのコントロールバルブのロツドに
設けられたカムのみを他のアクチユエータのコン
トロールバルブのカムよりも低くすることにより
油圧ポンプの容量を低くして高吐出圧、低流量と
し、かつ、モータ傾転シリンダにより油圧モータ
の斜板の傾転角を、油圧モータ入力圧力が所定の
圧力以下において小さな一定の傾転角とし、所定
の圧力を超えたときその圧力に応じて大きく変化
するようにしたので、油圧モータに所期の駆動を
行わせつつ、しかも管路の圧損を大幅に減少させ
ることができ、ひいては原動機の馬力上昇を抑え
て省エネルギーに寄与することもできる。又、油
圧モータの負荷が大きくなつたとき、大きな出力
トルクを得ることもできる。さらに、シヤトル弁
により油圧モータの高圧側の圧力をモータ傾転シ
リンダに導くようにしたので、油圧モータの斜板
の傾転角制御を自動的に連続して最適に行なうこ
とができ、運転者の負担を大きく軽減することが
できる。さらに又、外部指令用切換バルブにより
自動制御をロツクするようにしたので、急坂等を
走行する場合の直進性を保持し、安定した操作を
行なうことができ、又、危険を避けることができ
る。
なお、上記実施例では、油圧シヨベルの走行油
圧モータについて述べたが、これに限ることはな
く、他の種々の作業機の種々の油圧モータに適用
することができる。又、外部指令用切換バルブを
コントロールバルブと連動するようにしておき、
コントロールバルブをハーフレバー位置に操作し
たとき油圧モータ斜板の傾転角が大きくなるよう
に、フルレバー位置に操作したとき傾転角がハー
フレバー位置の場合より小さくなるようにしてお
けば、前述の特性を満足させながら自動変速が可
能となる。
圧モータについて述べたが、これに限ることはな
く、他の種々の作業機の種々の油圧モータに適用
することができる。又、外部指令用切換バルブを
コントロールバルブと連動するようにしておき、
コントロールバルブをハーフレバー位置に操作し
たとき油圧モータ斜板の傾転角が大きくなるよう
に、フルレバー位置に操作したとき傾転角がハー
フレバー位置の場合より小さくなるようにしてお
けば、前述の特性を満足させながら自動変速が可
能となる。
以上述べたように、本発明では、油圧モータ駆
動時、油圧ポンプの容量を低くして高吐出圧、低
流量とし、かつ、油圧モータの高圧側圧力が所定
圧力以下のとき油圧モータのおしのけ容積可変機
構の傾転角を小さくし、前記所定圧力を超えたと
き当該傾転角をその圧力に応じて大きく変化する
ようにしたので、油圧モータに所期の駆動を行わ
せつつ、しかも管路の圧損を大幅に減少させるこ
とができ、ひいては原動機の馬力上昇を抑えて省
エネルギーに寄与することができる。又、油圧モ
ータの大きな負荷にも充分対応し得る出力トルク
を得ることもできる。さらに、油圧モータの入力
圧力に応じて傾転角を変化させるので、油圧モー
タの駆動速度制御を自動的、かつ、なめらかに行
なうことができる。さらに、手段を不作動状態と
する切換手段を設けたので、所要時に任意の操作
を行なうことができる。
動時、油圧ポンプの容量を低くして高吐出圧、低
流量とし、かつ、油圧モータの高圧側圧力が所定
圧力以下のとき油圧モータのおしのけ容積可変機
構の傾転角を小さくし、前記所定圧力を超えたと
き当該傾転角をその圧力に応じて大きく変化する
ようにしたので、油圧モータに所期の駆動を行わ
せつつ、しかも管路の圧損を大幅に減少させるこ
とができ、ひいては原動機の馬力上昇を抑えて省
エネルギーに寄与することができる。又、油圧モ
ータの大きな負荷にも充分対応し得る出力トルク
を得ることもできる。さらに、油圧モータの入力
圧力に応じて傾転角を変化させるので、油圧モー
タの駆動速度制御を自動的、かつ、なめらかに行
なうことができる。さらに、手段を不作動状態と
する切換手段を設けたので、所要時に任意の操作
を行なうことができる。
第1図は従来の油圧シヨベルの油圧モータの駆
動回路図、第2図a,b,cは第1図に示す油圧
ポンプおよび油圧モータの特性図、第3図は本発
明の実施例に係る油圧シヨベルの油圧モータの駆
動機構の油圧回路図、第4図a,b,cは第3図
に示す油圧ポンプおよび油圧モータの特性図、第
5図a,bは第3図に示す傾転角制御装置を圧力
のオンオフ制御のみを行なう構造としたときの油
圧モータの出力トルクおよび傾転角の特性図であ
る。 1……油圧ポンプ、1a,18a……斜板、4
……コントロールバルブ、4a……ロツド、9…
…吐出量制御装置、9a……傾転角制御装置、1
0a……傾転制御シリンダ、13a……圧力補償
制御器、15a……外部指令制御器、16……ロ
ーラ、18……油圧モータ、19……外部指令用
切換バルブ、20……シヤトル弁、21……カ
ム。
動回路図、第2図a,b,cは第1図に示す油圧
ポンプおよび油圧モータの特性図、第3図は本発
明の実施例に係る油圧シヨベルの油圧モータの駆
動機構の油圧回路図、第4図a,b,cは第3図
に示す油圧ポンプおよび油圧モータの特性図、第
5図a,bは第3図に示す傾転角制御装置を圧力
のオンオフ制御のみを行なう構造としたときの油
圧モータの出力トルクおよび傾転角の特性図であ
る。 1……油圧ポンプ、1a,18a……斜板、4
……コントロールバルブ、4a……ロツド、9…
…吐出量制御装置、9a……傾転角制御装置、1
0a……傾転制御シリンダ、13a……圧力補償
制御器、15a……外部指令制御器、16……ロ
ーラ、18……油圧モータ、19……外部指令用
切換バルブ、20……シヤトル弁、21……カ
ム。
Claims (1)
- 1 容量可変機構を有する油圧ポンプと、この油
圧ポンプにより駆動される容量可変機構を有する
油圧モータおよび他の油圧アクチユエータとを備
えたものにおいて、前記他の油圧アクチユエータ
の駆動時に前記油圧ポンプのおしのけ容積を所定
の値に設定するとともに前記油圧モータのみの駆
動時に前記油圧ポンプのおしのけ容積を前記所定
の値より低い値に設定する設定手段と、前記油圧
モータの高圧側圧力が所定の圧力以下のときには
当該油圧モータのおしのけ容積を所定の低い値に
維持するとともに前記所定の圧力を超えたときそ
の圧力に応じて当該油圧モータのおしのけ容積を
増加させるように駆動する駆動手段と、この駆動
手段を不作動状態とし前記油圧モータのおしのけ
容積を所定の値とする切換手段とを設けたことを
特徴とする油圧モータの駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19525583A JPS6088203A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 油圧モータの駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19525583A JPS6088203A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 油圧モータの駆動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6088203A JPS6088203A (ja) | 1985-05-18 |
| JPH0321762B2 true JPH0321762B2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=16338088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19525583A Granted JPS6088203A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 油圧モータの駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6088203A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH076523B2 (ja) * | 1988-02-05 | 1995-01-30 | 川崎重工業株式会社 | 車両走行用液圧モータの速度切換装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5228824Y2 (ja) * | 1973-06-27 | 1977-07-01 | ||
| FR2495231A1 (fr) * | 1980-11-28 | 1982-06-04 | Sulzer Ag | Moteur hydraulique et transmission hydrostatique de puissance faisant appel a ce moteur |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP19525583A patent/JPS6088203A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6088203A (ja) | 1985-05-18 |
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