JPH03217796A - 液体燃料砲およびその発射薬装填方法 - Google Patents

液体燃料砲およびその発射薬装填方法

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JPH03217796A
JPH03217796A JP2333400A JP33340090A JPH03217796A JP H03217796 A JPH03217796 A JP H03217796A JP 2333400 A JP2333400 A JP 2333400A JP 33340090 A JP33340090 A JP 33340090A JP H03217796 A JPH03217796 A JP H03217796A
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combustion chamber
liquid fuel
fuel
propellant
ignition gas
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JP2333400A
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English (en)
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Robert A Pate
ロバート、アーサー、ペイト
Alma J Pate
アルマ、ジョン、ペイト
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A1/00Missile propulsion characterised by the use of explosive or combustible propellant charges
    • F41A1/04Missile propulsion using the combustion of a liquid, loose powder or gaseous fuel, e.g. hypergolic fuel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発射薬としての液体燃料を燃焼室内へ装填する
形式の液体燃料砲およびその発射薬装填方法に関する。
代表的な液体燃料を用いる銃砲においては非圧縮性の液
体燃料が銃砲の定格容量の100%近くまで装填される
。この液体燃料を燃焼させるためには砲尾の端部に設け
られた点火器が使用される。
この液体燃料砲において、燃焼サイクルは次のように進
む。すなわち、一条ないし複数条の点火ガスの噴流が点
火器から噴射されると、液体燃料が非圧縮性のためにそ
の圧力は急速に高まる。この過程では燃焼は極く微量で
あるが、このとき点火器によってもたらされる圧力は砲
弾を前方に駆るのに充分な圧力である。
砲弾が運動を始めると、燃焼ガスの膨張か起こり、燃焼
量か圧力を維持するには不足することから圧力か降下す
る。こうして銃砲の容量は燃焼ガスの膨張と共に増して
行く。砲弾が砲身内を下に降りると、砲尾にある軽い燃
焼ガスが重い液体を下方向に加速させる。これはレイリ
ー・テイラーの不安定性と呼ばれる現象であり、不安定
な流動状態を呈する。このとき、重い液体より加速され
易い軽いガスは重い液体と置き換わって安定性を保とう
とする。こうして、多数のガスフィンガが液体の内部に
浸透して行く。砲身内で流体力学的境界層が生じると、
浸透しつつあるガスフィンガはテイラーキャビティと呼
ばれるガスの空洞部と合体する。このティラーキャビテ
ィの浸透中も砲弾の運動が続くために体積膨張に見合っ
て圧力を維持するのに充分な燃焼が行なわれないと、砲
身内の圧力は一貫して下がり続ける。テイラーキャビテ
ィが砲弾の基部まで浸透した後に、液体燃料は砲身の内
壁に着く外層部を形成し、一方燃焼ガスの中心核が砲尾
と砲弾との間に形成される。
ガスが浸透した後は、もはや液体燃料は同じ速度では加
速されず、むしろガスが中心核を外に早く逃がそうとす
る。このとき、ガスの中心核と液体燃料の表層との間に
は大きな相対速度差が生じることから、もう一つの代表
的な現象であるケルビン・ヘルムホルッのせん断層不安
定性として知られた流動状態を呈する。この速度の異な
る2つの流体の挙動は液体の表層から剥離してガスの中
心核に入り込む液滴を生じさせる波を起こす。この液体
の表層に起こp波によってもたらされる表層増加こそ、
この種の銃砲に求められる燃焼速度の飛躍的な向上に欠
くことのできない作用である。
テイラーキャビティが砲弾の基部まで浸透したとき、液
体燃料のおよそ5%だけが燃焼させられる。
浸透が進んで最後まで行き、そしてヘルムホルツの増加
燃焼か果たされた後に圧力は再び上昇に転じる。このヘ
ルムホルツの増加燃焼は液体燃料が燃焼によって完全に
燃え尽きるまで続く。
この点火プロセスは多少は調節可能であるが、テイラー
キャビティの浸透およびヘルムホルツの燃焼を調節する
のに有効な方法は極めてかぎられる。これらのプロセス
は幸いにも幾度にも及ぶ発射の成功で裏付けられたよう
に自己制御である。
砲弾の移動速度がさらに速くなれば、その後に一段と大
きな容量が確保され、テイラーキャビテイはより早く浸
透でき、また、せん断層界面は容易に成長可能となり、
このとき燃焼速度は大きく増大する。仮に、砲弾の移動
速度が少し遅くなるならば、燃焼速度はテイラーとへル
ムホルツの機構が反応領域と同じ速さで増加しないので
、控えめな水準に留まる。したがって、テイラーとへル
ムホルツの機構の増加が早い場合に燃焼速度は早くなり
、これが許されない場合は燃焼速度は低下することにな
る。
過去に、発射操作における操縦性および反復性の不足か
ら発射性能に多大な影響を及ぼすことがあった。点火時
期に反復性がないのは初速が反復して再現できない最大
の原因である。これ以外にも反復性は幾つかのことが原
因で損なわれる。これは燃料の希薄な調合、装填上の不
都合、疑わしい薬剤成分、間に合わせの機器類および点
火の遅れが著しいときである。これらの原因のどれをみ
ても液体燃料の燃焼プロセスに固有の問題とみなされる
ものはない。
液体燃料砲の例は米国特許第4478128号および同
第4160405号に見出すことができる。
米国特許第4269107号にはピストンの後方に貯蔵
・加圧室、一方その前方に燃焼室をそれぞれ有する液体
燃料砲が示されている。貯蔵・加圧室と通じた燃料人口
は空気孔を通して気砲を外に導く渦巻き状の流れを与え
るために銃の軸芯に米国特許第3426534号には接
線方向に延びる液体およびガス入口を備えた円形の調節
室から供給される燃料を受け取る燃焼室を有するロケッ
トが開示されている。
本発明の目的は液体燃料の燃焼特性と両立させることの
できる流体力学的流動パターンを用いて燃焼室および砲
身内における燃焼を調節することにある。
さらに、他の目的は点火領域にて点火ガスの核を再循環
せしめる手段により装填燃料に対する点火プロセスの反
復を可能にすることにある。
さらに、他の目的は点火領域における反応物についての
熱・化学的なフィードバックを得て装填中の点火圧力を
望ましい小さな値に保つことにある。
さらに、本発明の別の目的は圧力の上昇を緩和するのに
好適なガスアキュームレ夕として機能し、また一方副生
ガスを逃がすことのできる容器として働くアレージ(液
面から容器天井にかけての容積)を提供することである
さらに、本発明の別の目的は砲弾の発射開始が一予定時
期よりも早まるのを防止することにある。
また、別の目的は点火に先立って液体燃料を望ましい配
置に置くのに好適な発射薬装填方法を提供することであ
る。
本発明に係る流体力学的安定燃焼(HDSCと称する)
による方法は次に述べる働きが結合して液体燃料砲を用
いる場合に問題となる初速が反復して再現されないこと
に対し、最も望ましい解決手段を提供する。
ガス貯蔵/アレージ アレージは最初の点火動作から砲弾の発射開始動作を切
離す働きがあり、効果的な圧力上昇を果たすために欠か
せない充分な燃焼を可能にする。
また、アレージは圧力履歴を緩和して幾つかの有益な効
果をもたらす働きがある。
接線方向の点火ガス噴流 接線方向に向かう点火ガスの噴流は点火領域の正確な熱
エネルギーレベルと反応物の状態とを知るうえで好都合
な流れを形成している。これらの状態を知ることにより
低い圧力状態あるいは低い装填密度での最初の点火およ
び反復点火を誤りなく実行できる。
テイラーキャビティ浸透中の渦巻き 渦巻はより大きく、しかも急速に浸透させるべきテイラ
ーキャビティを形成するために与えられる。また、渦巻
は回転方向にヘルムホルツ表層領域増加をもたらすこと
によってキャビティ浸透中の燃焼速度を早める働きがあ
る。
ヘルムホルツ燃焼中の渦巻 液体燃料の外層部に与える渦巻は液体表層を部分的に安
定状態に導く半径方向への加速を生じさせ、ヘルムホル
ツ表層領域増加を抑制する働きがある。
動的注入 接線方向への注入操作は、初めに燃焼室の内壁部分に液
体燃料の外層部を形成する。これはテイラーキャビティ
の浸透を未然に防ぐと共に、燃焼中ヘルムホルツの表層
を直接形成することを可能にする。
上記のガス貯蔵による効果および容量の大きいアレージ
によってもたらされる燃料配置を得るために使用される
方法には次の4つがある。
1,スチロフォーム(登録商標)のような容積可変式/
使い捨て式容量ディスプレーサ。
2.装填燃料からアレージを隔離しているピストンない
し弁装置。
3.装填燃料とアレージとを定めるために回転運動量を
用いる動的注入プロセス。
4,点火器と燃焼質との幾何学的配置が望ましい流れを
形成している静的注入プロセス。
本発明を実施する際、またこれに係わる開発において使
用可能な液体燃料は酸化剤としてニトロヒドロキシルア
ンモニウム60.8%、燃料としてニトロトリエタノー
ルアンモニウム19.2%、LGP1846と呼ばれる
溶剤20%からなる単元発射薬である。
第1図および第2図にHDSC用燃焼室を備える液体燃
料砲を示している。この液体燃料砲は前方に発射筒12
、中間部に砲弾室14および後方に燃焼室16を備えた
砲身10を具備する。この燃焼室16は砲弾室14の直
径よりも大きい口径の後尾部を備え、そこから前方に進
むに従ってその口径を減少して砲弾室14の直径に等し
くなるように形成される。この燃焼室16の後尾部は砲
尾機構18によって密閉される。砲身10は駐退装置の
シリンダ20内に固定されている。このシリンダ20は
砲架機横22によって支持されている。さらに、燃料人
口24は燃焼室16の前方にあって、その内壁に接線方
向から燃料が導かれるように弦状に接続され、燃料源2
4Aから加圧されて供給される発射薬としての液体燃料
は弁24Bからこの燃料人口24を通して燃焼室16に
装填される。この弁24Bは計量手段を備えたシリンダ
によって構成してもよい。一方、点火器の一部として用
いられる点火ガス入口26は燃焼室16の後方にあって
、その内壁に接線方向から点火ガスが導かれるように弦
状に接続される。また、点火器の内径は操作中装填燃料
を短時間で詰められるように装填の一回分に若干の余裕
分を加えた量に基づいて寸法を決めている。
この点火ガス人口26には、例えば米国特許42312
82号に記載されるような高温燃焼ガスが点火ガス源2
6Aから供給される。砲弾28は砲弾室14内に装填さ
れ、発射筒12と砲弾室14との間の口径が漸減するコ
ーン部30によって止められる。
第2図は液体燃料の流動様式を模式的に示すものである
。燃焼室16には、初めに、動的注入が選択されるとき
、約70%の液体燃料が約30%のアレージを残して燃
料源24Aから燃料人口24を通して導かれる。ここで
、燃料噴射装置は噴射された液体燃料に銃砲の軸芯を中
心に遠心力で回る渦巻状のフローパターンを与えるよう
になっており、アレージに残っている滞留ガスはこれに
乗って軸方向に移動させられる。このため、ガスと液体
との間にはガスがその系に入ってくる以前から境界面が
存在する。また、点火ガス源26Aから点火ガス人口2
6までの部分は燃焼室16の接線方向に向けられ、点火
ガスは砲尾に近い燃焼室16に送り込まれ、その砲尾側
の端部から内周面に沿って循環し始め、このとき、液体
燃料に渦巻状の運動が誘起される。
この運動は点火ガス人口26を数回にわたり点火ガスが
通過することから、液体燃料の燃焼から生じる副生ガス
と、点火器からの副生ガスと、点火ガスとの間に混合を
生じさせる。液体燃料の点火は燃焼室16の圧力が約2
 1 0.  9kg/ea+2(3000psi)に
上昇したとき、砲尾の端部で起こり、さらにコーン部3
0を超える砲弾の前方への移動は圧力が約3 5 1.
  5kg/ci+2(5000psi)になったとき
に始まる。燃焼ガスは砲弾28の後に従いつつ流れ、こ
れにより液体ガスには表層増加(せん断不安定性による
)が起こり、燃焼速度が早められる。
加速流体の場には砲弾の基部に浸透するテイラ一キャビ
ティに類似の燃焼領域が形成される。テイラーキャビテ
ィによる浸透が生じた後に、液体燃料の保存された外層
部では注入燃料がなくなるまでケルビン・ヘルムホルッ
の不安定性が燃焼表層を増加させるように作用する。装
填密度および注入方法によってはへルムホルッ燃焼はテ
イラーキャビティの浸透がなくても直接に起こる場合も
ある。
HDSCサイクルの臨界的過程には(I)発射薬装填(
n)点火および(III)燃焼が包含される。
以下、これらの過程についてより詳しく説明する。
(1)発射薬装填 HDSCの設計指針中、特に重要なのは発射薬装填時に
大きなアレージ(標準温度、圧力にて約30%容量)を
保つこと、そして燃焼室16に渦巻き状のフローパター
ンが透起されるように液体燃料の噴射方向を定めること
の2点である。第3図に示されるように液体燃料の塊3
2には注入が行われた後も何秒間は角運動量が保存され
、外層部が燃焼室16内に残っている。注入オリフィス
および加圧シリンダは1秒より短かい時間で注入を完了
するように調節される。腔内飛散発射薬の効果をより高
めたいときには砲弾の近くに送られる液体燃料を正確に
計量して注入する。
(n)点火 この点火プロセスは点火ガス源26Aから導かれる点火
ガス34が点火ガス人口26を使って燃焼室16の砲尾
側の端部に接線方向から噴射されたときに始まる。HD
SCにおける点火で最も重要なことは噴射された点火ガ
スの渦巻き状の流れのために点火ガス人口26の近くで
液体燃料の滞留時間があることである。点火ガスの噴出
による運動量が砲尾内にある銃砲の軸芯と直角な平面領
域で制限されることから、点火ガスは軸方向の運動成分
が点火ガスの流れの中に確立される以前から圧力上昇過
程で方向を変える必要がある。その間に点火ガスの噴出
は再循環区域にある液体燃料の幾分かを随伴する(点火
ガスと混合する一部の装填燃料の量を決めるのは点火領
域、速度、持続時間および砲尾の輪郭形状が関係する。
)。
点火ガスが流動する際の運動量は燃焼室16の内壁を背
にこれに従わされ、また高密度の液滴はその内壁に向か
って加速される。このため、第4図に示されるように運
動量と熱の移動を引き起こす再循環区域が保たれ、連続
して双方の流体の混合を果たすことができる。
エネルギは点火ガスから液体燃料へと伝達され、このと
き液体燃料の温度は上昇させられる。液体燃料は水蒸気
が約100℃で除かれたときに容易に点火される。液体
燃料は約124℃で沸騰燃焼が始まる。この沸騰に係わ
るのは液体燃料中のHAN成分のみで、その結合が解か
れた後にガス化が進む。このHAN成分のガス化では燃
焼室16内の圧力が大きく上昇するまでに至らず、圧力
上昇は主として点火ガスによってもたらされる。
(III)燃焼 燃焼室16の圧力が約2 1 0.  9kg/cm2
まで上昇すると、沸騰燃焼中に解放された反応物の濃度
は単元発射薬の燃料成分(TEAN)との反応を維持す
るのに充分な濃度である。これは沸騰燃焼から火炎燃焼
への転移をもたらす。このとき、燃焼室16の圧力は短
時間のうちに上昇する。直線燃焼速度が毎秒約30.5
cmに及ぶために、総合燃焼速度は表層増加のみによっ
て上昇することができる。この上昇点において、ヘルム
ホルツのせん断不安定性は第5図に示されるように燃焼
に有用な液体表層を増加させる。この後、砲弾は圧力が
約3 5 1.  5kg/cm2になったとき、コー
ン部30を超えて動き出す。この発射開始圧力に到達す
ると、燃焼中のガスは液体の外層部を通って急激に移動
し始める。
本発明に係る流動パターンは上記以外に次のように用い
られる。第6図に示される基線34は第2図に示される
ものと同じ渦巻き状の軌跡であり、銃砲の軸芯のまわり
に点火ガスの流動を促し、コーン部にかけて発達させる
接線方向に向けられた点火装置26Aを使用するもので
ある。
第7図に示される第2の実施例は重い液滴を燃焼室の前
方に向かわせるためにトロイダル状の循環を生じさせる
中央部に配置された点火器26Bを使用するものである
第8図に示される第3の実施例は点火器26C、26D
を用いて上記2つの流動パターンを組合わせて使用する
やり方である。この方法は燃焼室の前方部分の内壁で流
れを減速させるための流体力学的境界層を与えること、
そして燃焼プロセスと結び付けるために、初めに液体燃
料、その後にガスの中心核を砲弾の基部と共に急速に前
方に流動させることを意図して使用される。
さらに、第9図は燃焼室の前方に発射薬を貯蔵する形式
の液体燃料砲であって、100%よりも少ない装填密度
に保たれる液体燃料砲の実施例である。
ハウジング50は砲身52、発射筒54、コーン部56
、砲弾受入れ部58、燃焼室60および砲尾機構62を
有する。ピストン64は燃焼室60内に配置され、ダッ
シュボット68と共に弱いばね66を組込んで前方に付
勢している。点火ガス入口70はピストン64が最前方
位置に移動したとき、ピストン64の前方の燃焼室60
内に点火ガスを導く。砲弾72はコーン部56に当って
停止するところまで砲弾受入れ部58に送り込まれる。
ピストン64の前方の燃焼室60には砲弾72の基部の
後部に合わせて設けた燃料人口74を通して液体燃料が
一杯に満たされる。
点火ガスの流れは、初めに、ばね66に抗してピストン
64を後側に押す。このとき、ピストン64の底部の動
きに合わせて液体燃料に圧力が生じる。液体燃料が点火
されたとき、注入された液体燃料の全量が燃焼室60の
前方に置かれ、このとき、液体燃料の装填密度が100
%容量時の装填密度より小さくなるように燃焼室60の
容量が拡大されることから、点火ガスがピストン64の
体積相当分と置き換わる。この置換容量が、仮に、燃焼
室60の最終容量の30%相当とするならば、装填密度
は70%となる。このやり方は砲弾72の後方に直ちに
液体燃料が置かれ、砲弾72と共に残留燃料が前方に移
動することから腔内飛散発射薬の効果を高めるのに好都
合な配置とすることかできる。
また、第10図は上記と同じ機能を果たすことのできる
他の実施例を示している。ハウジング80は砲身部82
、発射筒84、コーン部86、前部燃焼室88および後
部燃焼室90を備えている。ピストン弁92は一方に環
状の全端面96および後背面98を有するピストンヘッ
ド部94、他方に環状の前端面102を有するピストン
基部100をそれぞれ備えている。ばね104はピスト
ン弁92を前方に付勢するように力を及ぼし、このため
ピストン弁92のヘッド部94が前部燃焼室88を後部
燃焼室90から仕切っている。ピストン弁92の前端面
96には最も広い面積が、また後背面98にはそれより
も少ない面積が、さらに前端面102には最も少ない面
積がそれぞれ与えられる。弦状の燃料入口105はコー
ン部86によって発射筒84内に置かれた砲弾106の
基部の後方で前部燃焼室88と通じるように設けられる
。燃料源108から弁110を介して送られる液体燃料
は前部燃焼室88を一杯に満たす。
後部燃焼室90には弦状の燃料人口112が備えられる
。燃料源114から弁116を介して送られる液体燃料
は後部燃焼室90に大きい容量のアレージを残すように
少量が注入される。
また、後部燃焼室90の後方部分には弦状の点火ガス人
口118が設けられ、これは弁122を介して点火ガス
源120と結ばれている。初めに、点火ガスが後部燃焼
室90内に供給されたとき、前部燃焼室88はピストン
弁92のヘッド部94によって気密が保たれ、このとき
、液体燃料の占める割合は小さく、点火ガスは大きい容
量のアレジ内を循環することができる。圧力が確立され
たとき、ピストン弁92の後背面98と前端面102と
の間の圧力差のために付勢されたばね104の力に打ち
勝つ力が生じ、ピストン弁92は後方へ移動する。環状
の開口126は前部燃焼室88内の液体燃料の円柱部に
入る燃焼ガスを導くために備えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による液体燃料砲の一実施例を示す斜視
図、第2図は燃焼室内の液体燃料および点火ガスの流動
状態を示す模式図、第3図は動的注入後で、しかも点火
前の燃焼室における液体とガスの境界面状態を示す模式
図、第4図は点火後の燃焼室における液体とガスの境界
面状態を示す模式図、第5図は燃焼室におけるヘルムホ
ルツ燃焼中の液体とガスの境界面状態を示す模式図、第
6図は第2図と同様な点火ガス渦巻き状の流動状態を示
す模式図、第7図は点火ガスのトロイダル状の流動状態
を示す模式図、第8図は点火ガスの渦巻き状の流動とト
ロイダル状の流動とを組合わせたものの流動状態を示す
模式図、第9図は本発明に係る装填密度を100%より
も小さく保つ機構を備えた液体燃料砲の実施例を示す断
面図、第10図は本発明に係る分離された2つの燃焼室
を備えた液体燃料砲の実施例を示す断面図である。 10,52・・・砲身、 12、54、84・・・発射筒、 14・・・砲弾室、 16、60、90・・・燃焼室、 24、74、10 5、112・・・燃料入口、 24A,108、114・・・燃料源、26、70、1
18・・・点火ガス人口、26A,120・・・点火ガ
ス源、 50、80・・・ハウジング、 64・・・ピストン、 82・・・砲身部、 88・・・前部燃焼室、 90・・・後部燃焼室、 92・・・ピストン弁。 FI6. 1 t−tri.b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の大きさのアレージ容量を保つように燃料室の
    全容量よりも一定量少ない液体燃料を該燃焼室内に注入
    するようにした液体燃料砲の発射薬装填方法。 2、発射薬装填空間となる第1の容積を有する燃焼室を
    用意し、液体燃料を前記第1の容積を満たすように該燃
    焼室に注入し、この後前記燃焼室を該第1の容積よりも
    大きい容積の第2の容積まで拡大し、これにより燃料注
    入時の容量と差のあるアレージ容量を保つようにした液
    体燃料砲の発射薬装填方法。 3、液体燃料が前記燃焼室の内壁に隣接する接線方向の
    経路から噴射されるようにした請求項1記載の液体燃料
    砲の発射薬装填方法。 4、液体燃料が前記燃焼室の内壁に隣接するトロイダル
    状の経路から噴射されるようにした請求項1記載の液体
    燃料砲の発射薬装填方法。 5、前記アレージ容量が前記燃焼室容量のほぼ30%を
    占めるようにした請求項1記載の液体燃料砲の発射薬装
    填方法。 6、点火ガスが前記燃焼室の内壁に隣接する接線方向の
    経路から導入されるようにした請求項3記載の液体燃料
    砲の発射薬装填方法。 7、液体燃料が前記燃焼室の前方の端部に噴射され、点
    火ガスが前記燃焼室の後方の端部に噴射されるようにし
    た請求項6記載の液体燃料砲の発射薬装填方法。 8、縦に延びる軸芯を有する燃焼室と、液体燃料源と結
    ばれる燃料噴射装置と、前記燃焼室の容量よりも一定の
    値少ない量の液体燃料を通す計量式燃料弁と、前記燃焼
    室の前方の端部にあって、該燃焼室の内壁に隣接する接
    線の方向に向けられた経路からその後方に渦を巻くよう
    に液体燃料を噴射する噴射ポートと、前記燃焼室の後方
    の端部にあって、該燃焼室の内壁に隣接する接線方向に
    向けられた経路から点火ガスを噴射する噴射ポートを有
    する点火ガス噴射装置とを具備してなる液体燃料砲。 9、縦に延びる軸芯を有する燃焼室と、この燃焼室内に
    あって前記燃焼室の容積を最大から最小へ減少させるよ
    うに付勢されたピストンと、液体燃料源、計量式燃料弁
    および前記燃焼室内へ注入される燃料を噴射する噴射ポ
    ートを備えた燃料噴射装置と、前記燃焼室の内壁に隣接
    する接線方向の経路から点火ガスを噴射する噴射ポート
    を有する点火ガス噴射装置とを具備してなり、装填され
    た液体燃料が発火する前に噴射ポートから注入された点
    火ガスを該燃焼室の容量を最小から最大まで徐々に戻す
    ように前記ピストンの力に抗する方向に作用させるよう
    にした液体燃料砲。 10、開口を介して発射筒と連結され、縦に延びる軸芯
    を有する燃焼室と、同軸上に並ぶピストン基部、ネック
    部およびピストンヘッド部を有するピストンと、このピ
    ストンを前方に付勢して前記燃焼室の開口を閉じるばね
    手段と、前記発射筒内へ液体燃料を供給する手段と、前
    記燃焼室内へ液体燃料を供給する手段と、前記燃焼室に
    装填された燃料を点火する手段とを具備してなり、前記
    ピストンヘッド部は一定の面積の前端面および該前端面
    より少ない面積の後背面、前記ピストン基部は該前端面
    および後背面よりも少ない面積の前端面を備えるように
    構成した液体燃料砲。 11、縦に延びる軸芯を有する燃焼室と、所定の大きさ
    のアレージ容量を保つように前記燃焼室の内壁に隣接す
    る接線方向に向けられた経路から該燃焼室の全容量より
    も少ない量の液体燃料を噴射する手段と、前記燃焼室の
    内壁に隣接する接線方向に向けられた経路から点火ガス
    を注入する手段とを具備してなる液体燃料砲。
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