JPH0321796A - 三等分割セグメントによる小口径シールド工法および該工法の実施に使用するシールド掘進機 - Google Patents
三等分割セグメントによる小口径シールド工法および該工法の実施に使用するシールド掘進機Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
構築するシールド工法および当該シールド工法の実施に
使用するシールド掘進機に関するものである。
分割された中心角120゜ の弧状セグメントをシール
ド掘進機内で環状に組立て、そのセグメントリングの内
周に開口するグラウトホールに裏込め注入管を接続し、
セグメントリングの外周面と地山の内周面との間の環状
空隙、いわゆるテールボイドに豆砂利およびセメントミ
ルク等の裏込め材を充填して内径が約1.5m程度以下
の小口径トンネルを構築する工法であり、切羽を主とし
て無加圧下で手掘または機械掘削するものである。
ールド掘進機内でセグメントを組立て可能とするために
、テールボイドの半径方向寸法をセグメントの肉厚の約
A以上とする必要があり、通常はセグメントの肉厚と1
6j程度に設定している。
工法とは異なり、三等分割セグメントによる小口径シー
ルド工法ではテールボイドに裏込め材を均一に充填し、
かつ十分に硬化させることが特に重要である。
は切羽の崩壊を防止するために切羽周辺の地下水を排除
する必要があり、そのために通常は薬液注入工法、圧気
工法またはポンプを使用する地下水排出工法等の補助工
法が併用されているが、いずれも施工が煩雑であって工
事の長期化および工費の増加につながることが問題点と
して指摘されている。
泥土加圧工法を併用する場合もある。泥土加圧工法は、
作泥材を切羽に供給して切羽圧力と平衡させるものであ
り、前述の補助工法と対比して遥かに経済的であり、施
工を簡便に行える利点を有している。しかるに、泥土加
圧工法を三等分割セグメントによる小口径シールド工法
と併用することは従来は困難と考えられていた.これは
、三等分割セグメントによる小口径シールド工法では、
シールド掘進機の機長が短いことと相俟って、テ〒ルボ
イドに裏込め材料を充填したときに、含水比の高い作泥
材および地下水により裏込め材料が硬化前に崩壊して本
来の裏込め機能を発揮しえなくなる傾向が認められるこ
とに由来するものである。
合であってもテールボイド内に充填された裏込め材を硬
化に至るまで安定に維持し、本来的に必要とされる裏込
め機能を十分に発揮させうるシールド工法およびシール
ド掘進機を提案することにある。
されたセグメントを環状に組立て、そのセグメントリン
グの外周面と地山の内周面との間の環状空隙に裏込め材
を充填して小口径トンネルを構築するシールド工法に用
いるシールド掘進機において、トンネル軸線方向に摺動
しうるようにシールド掘進機のテールスキンプレート内
周面と、セグメントリング外周面との間に配置された環
状シール装置、並びに前記環状空隙に裏込め材を充填し
た後、前記シール装置をテールスキンプレートの内周面
およびセグメントリングの外周面の間で切羽から離間す
る軸線方向に向けて摺動させて裏込め材を圧密するアク
チュエー夕を具えることを特徴とする。
底のシールド掘進機を使用すること、並びにシールド掘
進機のテール部内に三等分割セグメントを搬入して該セ
グメントを環状に組立ててセグメントリングを形或する
工程と、その直後にセグメントリングの外周面と地山の
内周面との間の環状空隙に裏込め材を充填する工程と、
シールド掘進機の前記シール装置をテールスキンプレー
トの内周面およびセグメントリングの外周面の間で切羽
から離間する軸線方向に向けて摺動させて裏込め材を圧
密する工程とを含む一連の工程を反復することを特徴と
するものである。
周面との間の環状空隙に充填される裏込め材を、当該空
隙内で軸線方向に可動としたシール装置により十分に圧
密しうる構戒としたので、含水比の高い軟弱地盤におい
てもセグメントリングの外面全周にわたって均一かつ緻
密で高強度の裏込め材層を形戒することができる。した
がって、特にテールボイドを比較的大きめに設定する三
等分割セグメントによる小口径シールド工事を軟弱地盤
で実施するに際して従来は不可避的と考えられていた弊
害、すなわち地中からの過度の水分の浸透による裏込め
材層の硬化前の崩壊を未然に防止することができ、三等
分割セグメントによる小口径シールド工事に泥土加圧工
法を併用して所要の小口径トンネルを経済的に施工する
ことが可能となるものである。
ド掘進機10を示すものである。この掘進機10は、切
羽圧力と掘削上の圧力とを平衡させて切羽の機械掘削を
行う泥土加圧方式のものであって、それぞれ円筒状をな
す前側部分11および後側部分12を具え、これら両部
分11. 12を複数の方向修正ジャッキ13により相
互に屈曲可能に結合した構戒を有している。
を設け、この隔壁14に地山Aを掘削するためのカッタ
15およびコピー力ツタ16と、これら力ツタ15.
16の駆動モータ17とを取付ける。前側部分11には
、さらに、切羽において力フタ15. 16により掘削
された土砂の排出に供するスクリューコンベヤl8を配
置する。このスクリューコンベヤl8は、その土砂取込
み端がカッタl5の背面および隔壁l4の前面の間のス
ペースに開口するように隔壁14を貫通させる。
他の作業に供するスペースを有し、かつ、スキンプレー
トの内周に複数本のシールドジャッキ19のシリンダ1
9aを固定したものである。シールドジャッキl9のロ
ッド19bには、組立てられたセグメントリング20の
端面に推力を負荷するプレスリング21を固定する。後
側部分12には、さらに、テールスキンプレート22と
、その内周面およびセグメントリング20の外周面の間
の環状間隙、いわゆるテールボイド内に摺動可能に配置
された環状シール装置23と、テールボイド内に裏込め
材を充填した後にシール装置23を切羽から離間する方
向に向けて摺動させて裏込め材を圧密するアクチュエー
タ24とを設ける。
9aに連結され、このロッド19aにより軸線方向の推
力が負荷される通常の構戒を有するものとする。シール
ドジャッキl9からプレスリング21に推力を適正に伝
達可能とするため、本例においては、第5図に示すよう
にロッド19aの先端に球状凸部25を形或すると共に
、プレスリング21の端面には上記凸部25に対応する
球状凹部26を形成する。
何らかの理由によりロッド19aの軸線がプレスリング
21の軸線に対して正確には直交しない作動条件下にお
いても、もっぱら軸線方向の推力をロッド19aからプ
レスリング21に伝達可能とする。なお、プレスリング
2lの端面には、凹部26からの凸部25の抜けを防止
して両者を嵌合状態に保持する保持リング27を固定す
る。 プレスリング21は、相互に軸線方向に対向さ
せて配置された一対のリング部材、すなわちシールドジ
ャッキ19例の第1リング部材21aと、セグメントリ
ング20例の第2リング部材2lbとにより構或する。
れ凹部28および凸部29を設け、その凹部28内に環
状のスラスト軸受部材30を配置して凸部29と突合わ
せることにより、両リング部材21a , 2lbを相
対的に回動可能とする。さらに、第1リング部材21a
の端面に保持リング32を固定し、この保持リング32
を第2リング部材21bに設けた凸部29の背面と係合
させてリング部材21. 2lbの相対的な軸線方向変
位を阻止する。
の端面には、ゴムまたはプラスチック等の適宜の材料か
らなる緩衝リング33(いわゆるティンバーリング)を
ねし結合し、この緩衝リング33を軸線方向推力の作用
下で圧縮変形させることにより、セグメントリング20
の切羽側端面会面に推力を均一に負荷し、セグメントリ
ング20の端面における不所望の局所的応力集中および
これに起因するセグメントリング20の損傷を防止しう
る構戒とする。
20を正確に芯出し可能とするため、第5図に示すよう
に複数の寄せ金具34をセグメントリング20の先端部
に向けて突出するように第2リング部材2lbの外周部
にねじ結合する.寄せ金具34には、セグメントリング
20の案内面としてのテーバ状内周面34aを形成する
(第6図参照).すなわち、寄せ金具34は、セグメン
トリング20の端面にプレスリング21を押圧する際に
その内周面34aにおいてセグメントリング20と係合
し、セグメントリング20をプレスリング2lに対して
軸線が一敗する適正芯出し位置まで案内する機能を発揮
するものである.なお、寄せ金具34は、第4図に示す
ように3個1組として120゜の等角度間隔で配置する
のが望ましい。
対して芯出しするため、第7〜9図に示すように、支持
ローラ組立体40をプレスリング2lの下端部に設ける
ことができる。この支持ローラ組立体40はテールスキ
ンプレート22の内面に沿って転勤するローラ4lと、
ローラ4lを回動可能に支持するブラケット42と、ブ
ラケット42をテールスキンプレート22の内面に向け
て付勢するコイルばね43とを具える構成とする.この
コイルばね43は、下端をブラケット42の上端部に形
成された凸部42aにねし結合された受け金具44に当
接させ、上端を調整ねじ45に当接させる.l1整ねじ
45のねじ込み量を加減するとブラケット42に作用す
るばね43の付勢力が調整されるので、プレスリング2
1の自重とコイルばね43の圧縮反力とを、プレスリン
グ21の軸線がシールド掘進機10の軸線と正確に整列
する位置で平衡させうることは言うまでもない.次に、
シールド掘進機10におけるテールスキンプレート22
の内周面と、セグメントリング20の外周面との間に配
置されたシール装置23の具体的構戒につき、第lO図
〜第13図の実施例を参照して説明する。
ルスキンプレート22の内周面に沿う内筒47の遊端に
配置し、この内筒47は前述したアクチュエータ24に
連結する。すなわち、シール装置23は、アクチュエー
タ24の作動に際してテールスキンプレート22の内周
面に沿って軸線方向移動を行い、テールボイドに充填さ
れた裏込め材を後述する態様で圧密する機能も発揮する
ものである。
て延在する一対の端壁48a , 48bと、これら端
壁を相互に連結する周壁48cとを有する外側保持部材
48を一体の延長部として設ける.端壁48a48bの
内径は、セグメントリング20の外径より若干大きめに
設定する。周壁48cの外周面とテールスキンプレート
22の内周面との間に環状の外側シール部材としてのシ
ールリング49を配置して保持部材48とテールスキン
プレート22との間の隙間50を封鎖可能とする。さら
に、外側保持部材48の端壁48a , 48bおよび
周壁48cにより限定されるスペースをセグメントリン
グ20の外周面に向けて開口させ、このスペース内には
半径方向外側に向けて延在する一対の端壁51a ,
5lbと、これら端壁を相互に連結する周壁51cとを
有する内側保持部材5lを配置する.内側保持部材51
の端壁51a , 5lbの外径は、外側保持部材48
の周壁48cの内径より若干小さめ、例えば20m程度
に設定する。周壁51cの内周面とセグメントリング2
0の外周面との間に環状の内側シール部材としてのシー
ルリング52を配置して周壁51cとセグメントリング
20との間の隙間53を封鎖可能とする。外側および内
側のシールリング49. 52は充分な軸線方向長さを
もってそれぞれテールスキンプレート22およびセグメ
ントリング20に面接触させる。
20の外周面との間の半径方向の間隔は、必ずしも全周
にわたって一定ではない.それ故、−前述したとおり外
側保持部材48の端壁48a. 48bおよび周壁48
cの間のスペース内に保持部材51を配置し、外側保持
部材48の端壁48a. 48bの内径をセグメントリ
ング20の外径より若干大きめに設定すると共に内側保
持部材51の端壁51a, 5lbの外径を外側保持部
材48の周壁48cの内径より若干小さめに設定し、テ
ールスキンプレート22の内周面とセグメントリング2
0の外周面との間隔の円周方向における変化に対応させ
て内側保持部材51を外側保持部材48に対して半径方
向に相対変位可能な構成としたものである. 上記のごとく外側保持部材48と内側保持部材5lとを
半径方向に相対変位可能とする場合、端壁48a,48
bはそれぞれ端壁51a,5lbと摺動接触させるのが
望ましい,これらの摺動接触部分で不可避的に生じる僅
かな隙間53a, 53bに起因するシール性能の劣化
を解消するため、少なくとも圧密側の隙間53aを封鎖
する中間シール部材54を設ける。この中間シール部材
54は、外周部分を外側保持部材48の圧密側の端壁4
8aの端面に、また内周部分を内側保持部材51の圧密
側の端壁51aの端面にそれぞれ固着して外側保持部材
48に対する内側保持部材51の半径方向変位に追従変
形可能とした弾性シート材料により構或するものである
。外側シール部材49,内側シール部材52および中間
シール部材54を設けた上記構成の環状シール装置23
によれば、裏込め材が充填されるテールポイドとシール
ド掘進機10内との間で満足すべきシール性能が達成さ
れ、テールボイドからの水分のシールド機内への侵入を
的確に距止しうる利点が得られる。
る.本例のシール装置は第10図の実施例によるものと
同様の構威を有しており、したがって対応する要素には
同一の参照符号を付して重複記載を省略する. 本例におけるシール装置23も、アクチュエータ24に
連結された内筒47の遊端に外側および内側の保持部材
48. 51を配置したものである.本例においては、
外側および内側の保持部材48. 51に設けるシール
部材をそれぞれシールリップ49. 52により構成す
る.外側の保持部材48に設けるシールリップ49は、
内周側の基端部を保持部材48の端壁48aにねし結合
し、外周側のリップ部をテールスキンプレート22の内
周面にシール接触させる。同様に、内側の保持部材5l
に設けるシールリップ52は、外周側の基端部を保持部
材51の端壁51aにねし結合し、内周側のリップ部を
セグメントリング20の外周面にシール接触させる. 第12図はシール装置23のさらに他の実施例を示すも
のである.本例のシール装置は第10図および第11図
の実施例を組み合わせた構戒を有しており、対応する要
素には同一の参照符号を付して重複記載を省略する. 本例におけるシール装置23も、アクチュエータ24に
連結された内筒47の遊端に外側および内側の保持部材
48. 51を配這したものである。本例では、外側の
保持部材48におけるシール部材を、端壁48aに取付
けたシールリップ49aと、周壁48cに取付けたシー
ルリング49b とから構威し、シールリング49bは
外周面の軸線方向における断面形状を鋸歯状に形成して
テールスキンプレート22の内周面に線接触させる。同
様に、内側の保持部材5lにおけるシール部材は、端壁
51aに取付けたシールリップ52aと、周壁51cに
取付けたシールリング52bとから構威し、シールリン
グ52bは内周面の軸線方向における断面形状を鋸歯状
に形成してセグメントリング20の外周面に線接触させ
る。
がいずれもシールリップおよびシールリングを組合わせ
た構成を有するため、テールスキンプレート22の内周
面側およびセグメントリング20の外周面側でそれぞれ
二重シール構造を形成し、テールボイドとシールド掘進
機10内との間でより確実なシール機能を発揮させるこ
とが可能となる.第13図〜第15圓は、テールボイド
内に裏込め材を充填する装置の実施例を示すものである
.本例における充填装置70は、前述した構戒のシール
装置23に組合わせたものであって、シール装W23を
軸線方向に貫通させて外側の保持部材48に固定された
シリンダ71と、シリンダ71内を摺動するピストン7
2と、ピストン72を駆動する駆動ロッド73と、駆動
ロッド73をシリンダ71内で往復移動させるアクチュ
エー夕74およびその出力ロンド75とから構成する。
bから切羽に向けて延在させ、その開口端はテールボイ
ド側の端壁48aからテールボイド内に僅かに突出させ
る。シリンダ71には、裏込め材をシリンダ71内に注
入するための注入管76と、洗浄水をシリンダ71およ
び裏込め材注入管76内に注入するための注入管77と
を接続する。裏込め材注入管76は、裏込め材運搬台車
7日(第1図参照)上に載置された裏込め材漕79およ
び貯水漕80に仕切り弁81,ポンブ82および切換え
弁83を経て接続し、洗浄水注入管77は同しく台車7
8上に載置された給水漕84に仕切り弁85およびボン
プ86を経て接続する。そして、シリンダ71内でピス
トン72が第14図に実線で示す裏込め材充填位置にあ
るときにシリンダ71の開口端が裏込め材注入管76と
連通ずると共に裏込め材注入管76と洗浄水注入管77
との連通が遮断され、また、ピストン72が想像線で示
す洗浄位置にあるときにはシリンダ7lの開口端が閉鎖
され裏込材注入管76とテールボイドとの連通が遮断さ
れると共に、裏込め材注入管76が洗浄水注入管77と
連通ずる配置とするものである。
く偏平な断面形状に形成し(第15図参照)、これに対
応してピストン72も偏平な断面形状に形成する.駆動
ロッド73を往復移動させるためのアクチュエー夕74
は、シリンダ71に対し円周方向に並設されるよう外側
保持部材47の端壁47bに固定し、その出力ロッド7
5を駆動ロッド73に連結する。
ロッド73とは相互にU字状をなして結合されることに
なり、その結果としてテールボイドの狭いスペース内に
裏込め材充填装置70をコンパクトに配置することがで
きる。
ールド工事における各作業工程と関連させて説明すれば
、次のとおりである。
3個1組として搬入し、これらセグメント20A, 2
0B, 20Cを環状に組立て単位セグメントリング2
2を形戒する。
ると、先ず、第l8図に示すようにテールスキンプレー
ト22内の内筒47の底部に配置した支持部材90.
91上にインバートセグメント20^を載置する。さら
に、第19図に示すようにサイドセグメント20B,
20Cの各一端をインバートセグメント2OAの両端と
突き合わせ、各他端を内筒47の内周に仮止めしてから
第20図に示すように両サイドセグメンI−20B,
20Cを突き合わせて単位セグメントリングを形成する
。その作業の詳細については、特公昭54−14859
号公報等に開示されているとおりである. 次に、シールドジャッキ19に油圧を作用させ、第1図
に示すようにプレスリング21をセグメントリング20
の前端面と係合させた状態で第16図に示すようにシー
ルドジャッキ19のロッド19aをセグメントの軸線方
向長さに相当する所定のストロークだけ伸長させる.そ
の反力で掘進機前部のカッタ15.16が切羽に押し付
けられて他山を掘削しながら掘進機10が第l6図に示
すように単位ストロークだけ前進する。
2の内周に固定されたアクチュエータ24も前進するこ
とは、言うまでもない。したがって、掘進機10の前進
にもかかわらずシール装置23をセグメントリング20
の外周面に対する一定の位置に保持して裏込め材の硬化
前の崩壊を積極的に阻止するのが望ましい。そのために
アクチュエータ24をシールドジャッキ19と同調作動
させ、アクチュエー夕のロッド24aをシールドジャッ
キl9の作動ストロークに対応するストロークだけテー
ルボイド側に向けて押し出すのが有利である。
との間の環状間隙に裏込め材を充填する。
24aを引込め、シール装置23をセグメントリング2
0に対し切羽側に向けて軸線方向に変位させる。その結
果、既に硬化している裏込め材とシール装置23との間
に新たな裏込め材を充填するスペースが形成される。こ
の状態でアクチュエータ74を作動させてピストン72
を裏込め材注入管76および洗浄水注入管77の間の押
込み位置(第14図における実線位置)まで移動させて
裏込め材注入管76をシリンダ開口部と連通させ、ポン
プ82により漕79内の所定量の裏込め材を注入管76
およびシリンダ71を経てテールボイド内に圧送・充填
する.裏込め材の充填が完了した後、アクチュエータ7
4によりピストン72をシリンダ71の先端における洗
浄位置(第14図における想像線位置)まで移動させ、
同時に、注入管76に介挿した弁83を切換えてシリン
ダ71と貯水漕80とを連通させる。ポンプ86により
給水漕84内の洗浄−水を注入管77を経てシリンダ7
l内に注入してシリンダ71および裏込め材注入管76
内を洗浄すると共に使用済みの洗浄水を注入管76を経
て貯水漕80内に排出する。洗浄水を所定時間にわたっ
て流すことにより、シリンダ7lおよび注入管76内の
裏込め材が充分に除去され、裏込め材が内壁面に付着し
た状態で固化するのを確実に阻止することができる。
第16図に示す位置から更に伸長させ、シール装置23
をテールボイド側に押し出して裏込め材を圧密する.こ
の圧密により、裏込め材に含まれていた過剰の水分を排
除して地山Aに吸収させることができ、その結果として
裏込め材の硬化前の崩壊を防止して緻密な裏込め硬化材
層を形成することが可能となる。
および組立、掘進機の前進並びに裏込め材の充填および
圧密を反復することにより所望のトンネルが順次に構築
されることは勿論である.以上詳述したところから明ら
かなとおり、本発明によれば、セグメントリングの外周
面と地山の内周面との間の環状空隙に充填される裏込め
材を、当該空隙内で軸線方向に可動としたシール装置に
よって十分に圧密する構戒としたので、含水比の高い軟
弱地盤においてもセグメントリングの外面全周にわたっ
て均一かつ緻密で高強度の裏込め材層を形戒することが
でき、地中からの過度の水分の浸透による裏込め材屡の
硬化前の崩壊を未然に防止することが可能となり、した
がって三等分割セグメントによる小口径シールド工事に
泥土加圧工法を併用して所要の小口径トンネルを経済的
に施工しうる利点が得られるものである。
環状シール装置に組込み、裏込め充填に際してセグメン
ト内周のグラウトホールに対する注入管の接続作業を不
要とすると共に環状シール装置による圧密を可能として
いるが、従来と同様に裏込め材をセグメント内周のグラ
ウトホールからテールボイドに充填し、シール装置にも
っぱらシール機能および裏込め材の圧密機能を発揮させ
る構威としても差支えないことは、言うまでもない。
縦断面図、 第2図は第1図の■一■線に沿う横断面図、第3図は第
1図の■一m線に沿う横断面図、第4図は第1図の■一
■線に沿う横断面図、第5図は上記実施例のシールド掘
進機に設けるプレスリングの要部を示す部分縦断面図、
第6図はプレスリングに設ける寄せ金具を示す斜視図、 第7図はプレスリングに設けた支持ローラ組立体を示す
縦断面図、 第8図は第7図の■−■線に沿う横断面図、第9図は支
持ローラ組立体を示す斜視図、第10図は上記実施例の
シールド掘進機に設ける環状シール装置の一例を示す縦
断面図、第1l図は環状シール装置の他の実施例を示す
縦断面図、 第12図は環状シール装置の更に他の実施例を示す縦断
面図、 第13図は上記実施例のシールド掘進機に設ける裏込め
材充填装置を示す縦断面図、 第14図は第l3図のXrV−XIV線に沿う縦断面図
、第15図は第13図のxv−xv線に沿う横断面図、
第16図および第17図はシールドジャッキの作動に伴
うプレスリングの移動の前後を示す縦断面図、第18図
〜第20図は三等分割セグメントの組立要領を示す略図
である。 A・・・地山 lO・・・シールド掘進機 15. 16・・・切羽 20・・・セグメントリング 22・・・テールスキンプレート 23・・・環状シール装置 24・・・アクチュエータ 49. 52・・・シール部材 70・・・裏込め材充填千段 71・・・シリンダ 76・・・裏込め材注入管 77・・・洗浄水注入管
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、三等分割されたセグメントを環状に組立て、そのセ
グメントリングの外周面と地山の内周面との間の環状空
隙に裏込め材を充填して小口径トンネルを構築するシー
ルド工法に用いるシールド掘進機において: トンネル軸線方向に摺動しうるようにシー ルド掘進機のテールスキンプレート内周面と、セグメン
トリング外周面との間に配置された環状シール装置;並
びに 前記環状空隙に裏込め材を充填した後、前 記シール装置をテールスキンプレートの内周面およびセ
グメントリングの外周面の間で切羽から離間する軸線方
向に向けて摺動させて裏込め材を圧密するアクチュエー
タ;を具えることを特徴とするシールド堀進機。 2、請求項1記載のシールド掘進機において、前記シー
ル装置を、テールスキンプレート内周面およびセグメン
トリング外周面の間の連続シール性を確保しつつ半径方
向に相対変位可能とした第1および第2のシール部材を
含むものとし、第1のシール部材をテールスキンプレー
ト内周面にシール接触させると共に第2のシール部材を
セグメントリング外周面にシール接触させることを特徴
とするシールド掘進機。 3、請求項2記載のシールド掘進機において、テールス
キンプレート内周面に対する前記第1のシール部材の接
触部分を、、少なくとも1つの線接触部分として形成し
たことを特徴とするシールド掘進機。 4、請求項2記載のシールド掘進機において、セグメン
トリング外周面に対する前記第2のシール部材の接触部
分を、少なくとも1つの線接触部分として形成したこと
を特徴とするシールド掘進機。 5、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシールド掘進
機において、前記環状空隙に対する裏込め材充填手段を
、シールド掘進機内より環状シール装置を貫通して延在
して前記環状間隙内に開口する裏込め材注入シリンダと
、該シリンダに接続された裏込め材注入管とを含むもの
とすることを特徴とするシールド掘進機。 6、請求項4記載のシールド掘進機において、前記注入
シリンダを、その円筒方向の幅が半径方向の厚さより大
きい扁平断面構造としたことを特徴とするシールド掘進
機。 7、請求項4または5記載のシールド掘進機において、
前記シリンダに洗浄水注入管を接続し、さらに、裏込め
材注入管からの裏込め材を前記環状空隙内に押込む押込
み位置と、裏込め材注入管および前記環状間隙の間の連
通が遮断され、かつ裏込め材注入管および洗浄水注入管
が相互に連通する洗浄位置との間で変位可能なピストン
を前記シリンダ内に配置したことを特徴とするシールド
掘進機。 8、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシールド掘進
機を使用すること;並びに シールド掘進機のテール部内に三等分割セ グメントを搬入し、該セグメントを環状に組立ててセグ
メントリングを形成する工程と;該セグメントリングの
外周面と地山の内周 面との間の環状間隙に裏込め材を充填する工程と; シールド掘進機の環状シール装置をテール スキンプレート内周面およびセグメントリング外周面の
間で切羽から離間する軸線方向に向けて摺動させて裏込
め材を圧密する工程とを含む一連の工程を反復すること
を特徴とする小口径シールド工法。 9、請求項6記載のシールド掘進機を使用すること;並
びに シールド掘進機のテール部内に三等分割セ グメントを搬入し、該セグメントを環状に組立ててセグ
メントリングを形成する工程と;前記裏込め材充填手段
におけるピストンを 前記押し込み位置まで変位させ、裏込め材注入管からの
裏込め材をセグメントリングの外周面と地山の内周面と
の間の前記環状空隙内に押込んで該空隙に裏込め材を充
填する工程と; シールド掘進機の前記シール装置をテール スキンプレート内周面およびセグメントリング外周面の
間で切羽から離間する軸線方向に向けて摺動させて裏込
め材を圧密する工程と;前記裏込め材充填手段における
ピストンを 前記洗浄位置まで変位させて洗浄水注入管を裏込め材注
入管に連通させ、洗浄水注入管から注入される洗浄水に
より前記シリンダおよび裏込め材注入管内を洗浄する工
程とを含む一連の工程を反復することを特徴とする小口
径シールド工法。 10、請求項7または8記載の小口径シールド工法にお
いて、三等分割セグメントを、環状シール装置の半径方
向内側領域から外れたシールド掘進機のテール部内領域
において環状に組立ててセグメントリングを形成するこ
とを特徴とする小口径シールド工法。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP1152092A JPH0637832B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 三等分割セグメントによる小口径シールド工法および該工法の実施に使用するシールド掘進機 |
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| JPH0637832B2 JPH0637832B2 (ja) | 1994-05-18 |
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