JPH03219021A - 鉄損の少ない一方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents

鉄損の少ない一方向性電磁鋼板の製造方法

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JPH03219021A
JPH03219021A JP2194496A JP19449690A JPH03219021A JP H03219021 A JPH03219021 A JP H03219021A JP 2194496 A JP2194496 A JP 2194496A JP 19449690 A JP19449690 A JP 19449690A JP H03219021 A JPH03219021 A JP H03219021A
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Yasunari Yoshitomi
吉冨 康成
Katsuro Kuroki
黒木 克郎
Kenzo Iwayama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トランス等の鉄芯に用いられる鉄損特性の優
れた板厚の薄い高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法
に関するものである。
(従来の技術) ・方向性電磁鋼板は軟磁性材料として主にトランスその
他の電気機器の鉄心材料に使用されているもので、磁気
特性として励磁特性と鉄損特性が良好でなくてはならな
い。
この励磁特性を表わす数値として通常B8  (磁場の
強さ800A/mにおける磁束密度)を用い、鉄損特性
を表わす数値としてW + w/so  (50Hzで
1.7Tまで磁化させた時の1kg当りの鉄損)を用い
ている。
この一方向性電磁鋼板は通常2次再結晶現象を利用して
鋼板面に(1101面、圧延方向に<001>軸をもっ
たいわゆるゴス組織を発達させることによって得られて
いる。良好な磁気特性を得るためには磁化容易軸である
<001>軸を圧延方向に高度に揃える事が重要である
。又板厚、結晶粒度、固有抵抗、表面被膜、鋼板の純度
等も磁気特性に大きな影響を及ぼす。
方向性についてはMnS、AlNをインヒビターとして
利用する最終弾圧下冷間圧延を特徴とする方法によって
大幅に向上し、それに伴って鉄損特性も著しく向上して
きた。
・方、近年エネルギー価格の高騰を背景として、トラン
スメーカーは低鉄損トランス用素材への指向を一段と強
めている。低鉄損素材としてアモルファス合金や6.5
%Si鋼等の開発も進められてはいるが、トランス用材
料として工業的に使用するには解決すべき問題を残して
いる。そこで低鉄損化の方法として方向性電磁鋼板の板
厚を薄くして、鉄損を減少させるなどの努力も払われて
きた。
鋼板の板厚を薄くすることは鉄損の70%以上を占める
渦流損失を減少する上で有効であることは以前から知ら
れて居ることであるが、従来まではトランスの組立てな
どの作業上の要請から0.301IllI+前後の板厚
が主であった。しかしながら昨今のように省エネルギー
の要請がより強くなると、作業性の要請が上まわって板
厚が0.20mmよりもさらに薄いものまで使用される
ようになって来た。
しかしながら、一般に板厚が薄くなると2次再結晶が生
じ難くなる傾向がある。その原因のひとつは、同一熱延
板の板厚からより薄い製品を得る場合にはより大きい冷
延圧下を施こすところとなり、集合組織上の不利が生じ
ることである。かかる原因の解決策としては、製品板厚
に応じて熱延板の板厚を減少させる方法が考えられる。
しかしながら、この方法には限界がある。と云うのは、
熱延板を薄くすることば熱延終了温度が必然的に低くな
り、AI!、N 、 MnSの析出を促進するため過剰
な析出サイズとなって磁性が劣化する欠点が生じるため
である。
上記の如く、集合組織上の不利を解決する手段としての
熱延板の板厚を薄くすることには限界があるため、工程
が増えるが中間冷間圧延工程を導入しなければならない
。つまり、熱間圧延後、冷間圧延を行ない、さらに中間
焼鈍を行なって、次いで最終板厚まで所定の圧下率で冷
間圧延する方法であり、かかる方法は2次再結晶をかな
り安定化し、高磁束密度も得られ易くはなるが、最終板
厚を0.18mm以下の、しかも鉄損の良い磁性を得る
方法としては未だ不充分である。この不充分な原因のひ
とつは、素地の組織に不均一な領域が残存し、後述の線
状の2次再結晶領域が多発し易いためである。かかる欠
点を排除する方法として、第1回目の冷間圧延に先立っ
て、熱延板の焼鈍を加える方法が提案されている(米国
特許第819426号明細書)。確かに、この方法を付
加した場合の中間冷間圧延にひき続く焼鈍工程により、
組織の再結晶化率が高まり、最終的な脱炭焼鈍後の2次
再結晶発達の素地となる組織は大幅に改善され、0、1
4 mmの板厚までは2次再結晶は安定化するが、磁束
密度が低下するなどの原因で充分満足すべき磁気的性質
は得られ難い。
このように板厚の薄い方向性電磁鋼板の開発にも解決す
べき課題が残っている。またインヒビターとしてINを
用いない成分系で、熱間圧延工程後最終冷間圧延工程終
了前の工程途中で脱炭を行なうことによって磁気特性が
向上するという報告(特開昭58−55530号公報)
があるが、この技術は最終冷延圧下率が40〜80%で
始めて効果が出るとされて居り、80%超の高圧延率を
特徴とする本発明の様な場合とは異った技術と解される
(発明が解決しようとする課題) 本発明はAI!、Nを主インヒビターとする高磁束密度
を有する電磁鋼板を0.10〜0.23 mmの様な薄
板化する場合、2次再結晶安定化を得るためには最終冷
延圧下率を高くすることが出来ず従って高い磁束密度を
得ることが出来ないと云う難点を解決する方法を提供す
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は熱間圧延後最終冷間圧延前の工程においてCを
0.0070〜0.0300%脱炭させることにより最
終冷延圧下率を80%超にして高磁束密度と共に低鉄損
値をも有する板厚の薄い電磁鋼板の製造方法を提供する
ものである。
即ち、本発明者らは、上記方法、即ちAfNを主なイン
ヒビターとし、最終冷延圧下率を80%超とすることで
高磁束密度材を得る方法において、0.10〜0.23
mmまでの薄い板厚にしてしかも磁束密度、鉄損の良い
材料を安定して得る方法について検討した結果、かかる
板厚の薄い場合には、脱炭焼鈍工程後の2次再結晶発生
位置の素地をより安定な、つまりより整粒化する必要が
あること、さらにはかかる2次再結晶核の数、即ち(1
101<001>方位の1次再結晶粒を増加させること
によって、2次再結晶をより安定化させ、さらにまた2
次再結晶粒の方位がよりシャープな+1101<001
>方位にせしめ得、また(1101 <001>方位2
次再結晶粒のサイズが小さく改善されることを見出した
具体的に説明すると、圧下率調整のための中間冷間圧延
の前に熱延板焼鈍工程を行なうことに加えて、熱間圧延
後最終冷間圧延前までの工程において、鋼中のCを0.
0070〜0.0300%脱炭する方法により鉄損、磁
束密度共に優れた0、10〜0.23mmの板厚の方向
性電磁鋼板が得られることを見出したものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の出発素材である熱延板の成分についてはSi:
2.5〜4.0%、C: 0.03〜0.10%、酸可
溶性1/!:0.015〜0.040%、N : 0.
0040〜0.0100%、S : 0.01〜0.0
4%、Mn:0.02〜0.2%、0.4%以下のSn
、  Cuの1種または2種が含有されており、残部F
eおよび不可避的不純物からなることが必要である。
以下、本発明において出発素材である熱延板の成分を規
定した理由について説明する。
Siは4%を超すと脆化が激しく冷間圧延が困難となり
好ましくない。−・方2.5%未満では電気抵抗が低く
良好な鉄損特性を得難い。
Cは0.03%未満では脱炭工程以前でのT量が極めて
少なくなってしまい良好な1次再結晶組織を得難い。 
・方0.10%を超えると脱炭不良となり好ましくない
酸可溶性へ/2.  Nは本発明において高磁束密度を
得るために必須の主インヒビターiNを得るための基本
成分であり上記範囲を外れると2次再結晶が不安定とな
り好ましくないので酸可溶性へ!は0.015〜0.0
40%、Nは0.0040〜0.0100%とする。
また、MnおよびSはインヒビターMnSを形成するた
めに必要な元素であり、上記範囲を外れると2次再結晶
が不安定となり好ましくないのでMnは0.02〜0.
2%、Sは0.O1〜0.04%と定める。
インヒビター構成元素としては、これらの他に0.4%
以下のSn、 Cuの1種または2種が含有されること
が必要である。上限値は、この値を超えると2次再結晶
の成長が害されるので厳守せねばならない。
尚、インヒビター構成元素として、それ自体公知である
Sb、 Cr、 Se等を用いることも勿論できる。
本発明は前記成分を含有する珪素鋼熱延板を出発素材と
して、これに熱延板焼鈍を行ない、次いで2回以上の冷
間圧延を行って最終板厚を0.10〜0.23 Ilm
となし、その間の中間焼鈍と最終冷間圧延後の脱炭焼鈍
及び仕上焼鈍を施す工程を前提としている。この様な製
造方法により板厚0.14mmまでの2次再結晶は比較
的安定化するが、磁束密度が低下する傾向を示すため、
低鉄損値は得られ難い。
本発明者らは上記工程を前提として、熱間圧延後最終冷
間圧延前の途中工程において、Cを0.0070〜0.
0300%の量だけ脱炭することにより、板厚0.10
mmまでの2次再結晶を可能にすると共に、磁束密度と
鉄を員を大幅に向上せしめ得たものである。
般に熱間圧延時に生ずる鋼中のγ相は、大きく成長した
粗大伸長粒組織を微細に改善するのに有効で、2次再結
晶が成長する素地を良好ならしめるため、線状に発生す
る非2次再結晶域の発生を抑制する作用を持っている。
それ故通量のγ相を生ゼしめるために、Si量に応じて
製鋼段階で適量のclを加えて居くことが不可欠である
。またCは製品に残留すると磁気時効を生じるために、
途中工程で脱炭する必要がある。また、2次再結晶を起
こさせる仕上焼鈍工程の前に脱炭工程を置くことは2次
再結晶焼鈍中にγ相の発生が生じて目的とする方位粒の
発生・成長を阻害する弊害を無くす上で必要である。以
上の様な理由から方向性電磁鋼板の製造工程において脱
炭工程は必要不可欠の工程である。
以下に本発明の特徴である熱間圧延後最終冷間圧延まで
の工程でCを0.0070〜0.0300%の量だけ脱
炭すると、磁性が良くなる理由と、Cの範囲規制の理由
を説明する。
先ず、第1図に最終冷延前の鋼板の金属組織写真を掲げ
る。
出発材としての熱延板の板厚は2.3mmで、(A)は
かかる熱延板を圧下率53%で冷間圧延して1.07m
mとし、引続きN290%、11.10%の乾燥混合ガ
ス中で1130°Cに30秒間保持したのち900°C
に1分間保持し、その後100°Cの湯に入れて冷却し
たもの、(B)は熱延板をN290%、N210%の乾
燥混合ガス中で1100’Cに2分間保持した後、10
0°Cの湯に入れて冷却した後に(A)と同一条件で冷
間圧延、焼鈍を行なったものであり、(C)は熱延板を
N290%、Nz10%の湿潤ガス(露点65°C)中
で1100°Cに2分間保持した後、100°Cの湯に
入れ、次いで(A)と同一条件で冷間圧延、焼鈍を行な
ったものである。
第1図の(B)、(C)は熱延板焼鈍工程が導入されて
いるため、熱延板焼鈍をしていない(A)に比較してこ
の段階で充分再結晶の発達がなされていることが判り、
後続の最終焼鈍、脱炭焼鈍工程後の組織がより均一にな
ることが理解出来よう。
また(B)と(C)の銅板表面部を比較すると、脱炭雰
囲気になっている熱延板焼鈍を行なった(C)の方が、
非脱炭雰囲気焼鈍の(B)よりも表面部の結晶粒がより
大きくなっていることが判る。
なお、この場合の出発熱延板のC含有量は0.070%
であるが、(A)、(B)では明確な脱炭が認められな
いのに対し、(C)の場合では鋼板全厚で0.0200
%だけ脱炭していた。第1図に示した組織の相違は成品
の2次再結晶の安定性ならびに磁性に大きく影響する。
(A)、(B)、(C)の履歴を有する各10個の試片
を、そののち86%の圧下率で0.15mmまで冷間圧
延し、さらに公知の方法での脱炭焼鈍、l’1goを主
成分とする焼鈍分離剤の塗布、仕上焼鈍、リン酸、無水
クロム酸を主成分とする張力コーティングの塗布、焼付
けを行ない製品とした。第1表に磁性と2次再結晶率に
ついて一覧する。本発明による(C)が他の場合に比較
し一段と優れていることが判る。
第   1   表 (n=10の平均値) 次に、第2図には熱間圧延後最終冷間圧延までの工程で
の脱炭量ΔCと磁気特性との関係を示す。
この場合の熱延板の板厚は2.3mmでありSi3.2
5%、C0,078%、酸可溶性へ1.027%、NO
,0083%を含有したもので、1050°Cでの熱延
板焼鈍、第1回目の冷間圧延ののち、1100°Cで中
間焼鈍し、80〜91%の弾圧下最終冷間圧延を行なっ
て最終板厚0.175 mmのサンプルを得、公知の脱
炭焼鈍、MgOa主成分とする焼鈍分離剤塗布、仕上焼
鈍を行ない、最終的にリン酸、無水クロム酸を主成分と
する張力コーティングを施こしたものである。
なお、この工程途上、熱延板焼鈍工程、中間焼鈍工程名
々あるいは単独に雰囲気ガスの露点を変える方法での脱
炭、ならびに熱延板焼鈍工程、中間焼鈍工程の通板の前
に鋼板表面にKzCO:+水溶液を塗布する方法での脱
炭により各種の脱炭量のサンプルを得ることが出来た。
第2図より、脱炭量ΔC0,0070〜0.0300%
の範囲で良好な磁性が得られることが判る。第2図に示
した新知見の理由に関しては必ずしも明らかではないが
、本発明者らは以下の如く推察している。
まず・方向性電磁鋼板用熱延板に(A ) KzCOs
30%水溶液を塗布したもの、(B)塗布しないもの各
々をNz90%、11□10%からなる乾燥の混合ガス
中で1050°Cに2分間保持した後、100°Cの湯
の中に入れて冷却したものの光学顕微鏡写真を第3図に
示す。熱延板でのclは0.072%であり、熱延板焼
鈍での脱炭量は(A)の場合:ΔC−〇、0150%、
(B)の場合:ΔC=0.0030%であった。第3図
より、(A)の場合は(B)の場合よりも表面の再結晶
領域が広いことがわかる。他方、最終圧下率が80%を
超える1回弾圧下冷延法の場合、熱延板焼鈍後の表面再
結晶部分を削ると製品の2次再結晶が不安定となること
が知られている。従って(A)の如く、脱炭によって表
面再結晶部分を増したことが製品の2次再結晶の安定化
並びに磁性向上に結び付いたものと思われる。
(A)の如く脱炭によって表面再結晶層を増したものは
、第1図の(C)に示した様に、最終冷延前の表面の深
い領域まで再結晶粒が内部のものよりも大きくなる。板
厚が0.10〜0.23mmと薄くなった場合、2次再
結晶の核がある表面層が幾何学的に薄くなってしまい、
かつ最表面に近くなるため仕上焼鈍の昇温過程で2次再
結晶の核のある表面層が雰囲気の影響をうけやすくなり
、その結果2次再結晶が不安定化し、良好な磁性が得難
くなる。
本発明は、熱延後最終冷延までの工程途中で、脱炭を行
なうことで、表面再結晶部を深くまで作ることによって
2次再結晶の核を深くまで存在させることに成功し、そ
の結果最終冷間圧延を80%超の高圧下率で行なっても
より薄い板厚の場合の2次再結晶の安定化ならびに磁性
向上をなし得たものである。
熱間圧延終了後最終冷間圧延までの脱炭量ΔCが0.0
070%未満の場合には上記の効果が十分でなく 、0
.0300%を超える場合は熱延板焼鈍、中間焼鈍での
γ相の量が少なくなり過ぎてしまうため、脱炭焼鈍工程
後の1次再結晶組織が不適切なものとなるためと、An
Nの析出が粗大なものとなってインヒビターの作用が減
少するために2次再結晶が不安定になるものと推定され
る。本発明は板厚の薄い一方向性電磁鋼板の製造上の問
題を解決したものであり、0.23mmを超える板厚の
場合、必ずしも本発明の様な工程は必要でなく、0.1
0mm未満の板厚では、本発明の効果だけでは不十分で
2次再結晶に不安定性が生しる。最終冷延圧下率は80
%超とすることが高磁束密度を得るために必要であり、
95%を超えると集合組織が不適となるので2次再結晶
に不安定性が生じる。
熱間圧延の後、最終冷間圧延の間での脱炭の方法につい
ては必ずしも限定しないが、熱延巻取後自己の熱で焼鈍
する方法、あるいは700〜1200°Cの温度範囲で
の熱延板焼鈍、中間焼鈍を湿潤ガス中で行なう方法、又
は、それら焼鈍前にに2C03等を塗布する方法などが
考えられる。
以下、実施例について述べる。
(実施例) 実施例I C: 0.065%、Si : 3.25%、Mn :
 0.088%、S: 0.026%酸可溶性A f 
: 0.028%、N :0.0075%、Sn : 
0.10%、Cu : 0.10%を含む2.3mmの
熱延板に(A)  :980°Cで2分間、湿潤雰囲気
(n点: 62’C)N2ガス中で焼鈍、(B):98
0°Cで2分間乾燥雰囲気N2ガス中で焼鈍、(C):
焼鈍ナシなる処理をした後、酸洗し、約41%冷間圧延
して1、35 mPAとした。その後乾燥雰囲気N29
0%、■!10%ガス中で1130°Cに30秒保持後
、900°Cに1分間保持後急冷し、しかる後約83%
冷間圧延して0.225 no++とじた。得られた冷
延板を公知の方法で脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布した
後、N2:90%、H210%雰囲気中で15°C/h
rの割合で1200°Cまで昇温し、引続き1200°
Cで20時間の純化焼鈍を行なった後、張力コーティン
グを施して・方向性電磁鋼板を得た。製品の磁気特性、
熱延終了後最終冷間圧延までの脱炭量ΔC(%)を第2
表に示す。
第   2   表 実施例2 C:  0.081%、Si : 3.35%、Mn 
:  0.077%、S:  0.024%、酸可溶性
へff:0.027%、N : 0.0082%、Sn
:0.15%、Cu : 0.15%を含む板厚2.3
mmの熱延板を、(A)  :1050°Cで3分間、
湿潤雰囲気(露点:55°c)Nz:90%、Hz :
 10%ガス中で焼鈍、(B):1050°Cで3分間
、乾燥雰囲気N2:90%、Hz:10%ガス中で焼鈍
、(C):焼鈍ナシなる処理をした後酸洗し、約49%
の圧下率で冷間圧延して1.2mmとした。その後乾燥
雰囲気N290%、11□10%ガス中で1080°C
に2分間保持後急冷し、しかる後約85%の圧下率で冷
間圧延して0.175mmとした。得られた冷延板を公
知の方法で脱炭焼鈍し、MgOを主成分とする焼鈍分離
剤を塗布した後、仕上焼鈍を行なった。次いでリン酸と
無水クロム酸を主成分とする張力コーティングを施して
一方向性電磁鋼板を得た。製品の磁気特性、熱延終了後
最終冷延までの脱炭量ΔC(%)を第3表に示す。
第   3   表 実施例3 C: 0.072%、Si : 3.25%、Mn :
 0.075%、S:0.028%、酸可溶性7/! 
:  0.025%、N:0.0082%、Sn ; 
0.12%、Cu : 0.19%を含む厚さ2.3m
mの熱延板に(A) K、CO330%水溶液を塗布、
(B)塗布ナシなる処理をした後、1100°Cで3分
間、乾燥雰囲気Nz : 90%、Hz:10%ガス中
で焼鈍後急冷し、その後酸洗し、約53%の圧下率で冷
間圧延して1.07mmとした。しかる後乾燥雰囲気N
2ガス中で1000°Cで2分間焼鈍し、約86%の圧
下率で冷間圧延して0.150 mmとした。得られた
冷延板を公知の方法で脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布し
、仕上焼鈍を行なった。次いでリン酸、無水クロム酸を
主成分とする張力コーティングを施して、一方向性電磁
鋼板を得た。製品の磁気特性、熱延後最終冷延までの脱
炭量ΔC(%)を第4裏に示す。
第   4   表 実施例4 C: 0.072%、Si : 3.40%、Mn :
 0.078%、S二0.026%、酸可溶性^f :
  0.029%、N:0.0080%、Sn : 0
.09%、Cu : 0.06%、Sb : 0.02
8%を含む厚さ2.3mmの熱圧延に1000’Cに5
分間、乾燥雰囲気J:90%、N2:10%ガス中で焼
鈍した後、酸洗し、約22%の圧下率で冷間圧延して1
.8 m+nとした。その後(A) 1120°Cで4
分間、乾燥雰囲気Ng;90%、11□:10%ガス中
で焼鈍後、象、冷、(B)1120°Cで4分間、湿潤
雰囲気(露点:60”C)Nz:90%、lh:10%
ガス中で焼鈍した後、急冷、なる処理をした後、酸洗し
、約89%の圧下率で冷間圧延して0.20抛鍋とした
。その後冷延板を公知の方法で脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤
を塗布し仕上焼鈍した後張力コーティングを施して一方
向性電磁鋼板を得た。製品の磁気特性、熱間圧延終了後
、最終冷間圧延までの脱炭量ΔC(%)を第5表に示す
第   5   表 (発明の効果) 以上のとおり、本発明によれば最終冷間圧延前の含有炭
素量を制御するだけで鉄損特性の良好な高磁束密度薄手
−・方向性電磁鋼板を安定して得ることができるので、
その工業的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は最終冷間圧延前の金属組織の比較顕微鏡写真、
第2図は熱間圧延後最終冷間圧延までの脱炭量ΔCと磁
気特性との関係図、第3図は熱延板焼鈍後の金属組繊の
比較顕微鏡写真である。 第1s (A) 第3 f B : 0.2  mm 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Si:2.5〜4.0%、C:0.03〜0.10%、
    酸可溶性Al:0.015〜0.040%、N:0.0
    040〜0.0100%、S:0.01〜0.04%、
    Mn:0.02〜0.2%を含有し、さらに0.4%以
    下のSn、Cuの1種または2種を含有し、残部Feお
    よび不可避的不純物からなる珪素鋼熱延板を焼鈍し、圧
    下率80%超〜95%の弾圧下最終冷間圧延を含む2回
    以上の冷間圧延とその間に行う中間焼純と、最終冷間圧
    延後の脱炭焼鈍、最終仕上焼鈍によって板厚が0.10
    〜0.23mmの高磁束密度の薄手一方向性電磁鋼板を
    製造する方法において、熱間圧延終了後最終冷間圧延前
    の工程途中に、Cを0.0070〜0.0300%脱炭
    させる工程を有することを特徴とする鉄損の少ない一方
    向性電磁鋼板の製造方法。
JP2194496A 1990-07-23 1990-07-23 鉄損の少ない一方向性電磁鋼板の製造方法 Expired - Lifetime JPH0781166B2 (ja)

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