JPH03224284A - 半導体レーザ装置の製造方法 - Google Patents
半導体レーザ装置の製造方法Info
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- JPH03224284A JPH03224284A JP2490390A JP2490390A JPH03224284A JP H03224284 A JPH03224284 A JP H03224284A JP 2490390 A JP2490390 A JP 2490390A JP 2490390 A JP2490390 A JP 2490390A JP H03224284 A JPH03224284 A JP H03224284A
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- laser device
- face
- sulfur
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、AI GaAs系の端面出射型半導体レーザ
装置、及びその製造方法に関する。
装置、及びその製造方法に関する。
(従来の技術)
光デイスク装置等の光源として、AlGaAs系等の半
導体レーザ装置が幅広く用いられてきている。半導体レ
ーザ装置を書込み可能な追記型光デイスク装置や消去も
可能な書換え型光ディスク装置の光源として用いる場合
には、40〜50mWという高い光出力状態に於いても
高い信頼性を有することが要求される。また、YAGレ
ーザ等の固体レーザ装置の励起用光源として用いる場合
には、100mW以上の高出力が要求される。
導体レーザ装置が幅広く用いられてきている。半導体レ
ーザ装置を書込み可能な追記型光デイスク装置や消去も
可能な書換え型光ディスク装置の光源として用いる場合
には、40〜50mWという高い光出力状態に於いても
高い信頼性を有することが要求される。また、YAGレ
ーザ等の固体レーザ装置の励起用光源として用いる場合
には、100mW以上の高出力が要求される。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、現在のところ実用化されている比較的高出力
の半導体レーザ装置では、同一構造の素子で比較した場
合、信頼性は光出力の4乗に反比例することが報告され
ている。即ち、高い信頼性を維持したままで光出力を高
めることは非常に困難であった。
の半導体レーザ装置では、同一構造の素子で比較した場
合、信頼性は光出力の4乗に反比例することが報告され
ている。即ち、高い信頼性を維持したままで光出力を高
めることは非常に困難であった。
高出力動作における半導体レーザ装置の劣化原因の主た
るものは、端面劣化である。これは、光出射端面では光
密度が高いので、該端面に於いて局部的に発熱を生じる
ことに起因している。この発熱のメカニズムを第11図
及び第12図を参照して説明する。
るものは、端面劣化である。これは、光出射端面では光
密度が高いので、該端面に於いて局部的に発熱を生じる
ことに起因している。この発熱のメカニズムを第11図
及び第12図を参照して説明する。
第11図(a)及び(b)は、それぞれ、p型及びp型
のGaAsの(110)面が僅かに酸化されたときに生
じる表面準位に起因する表面近傍のエネルギ帯構造を模
式的に示す図である。p型及びp型の何れの場合に於い
ても、多数キャリアが表面近傍に蓄積して、いわゆる蓄
積層lが形成されていることがわかる。
のGaAsの(110)面が僅かに酸化されたときに生
じる表面準位に起因する表面近傍のエネルギ帯構造を模
式的に示す図である。p型及びp型の何れの場合に於い
ても、多数キャリアが表面近傍に蓄積して、いわゆる蓄
積層lが形成されていることがわかる。
一般に、半導体の表面準位は表面近傍のエネルギ帯を曲
げることが知られているが、その曲がり方は、第11図
(a)及び(b)に示されているように蓄積層1を形成
する場合のほか、第12図(a)及び(b)に模式的に
示すように少数キャリアが表面近傍に集まり、多数キャ
リアが表面から遠ざけられた結果、局部的に伝導型が反
転した反転層2が形成される場合がある。蓄積層lが形
成されるか、反転層2が形成されるかは、表面準位と半
導体のフェルミ準位との大小関係で決定され、GaAs
の場合にはp型及びp型の何れの場合に於いても蓄積層
1が形成される。
げることが知られているが、その曲がり方は、第11図
(a)及び(b)に示されているように蓄積層1を形成
する場合のほか、第12図(a)及び(b)に模式的に
示すように少数キャリアが表面近傍に集まり、多数キャ
リアが表面から遠ざけられた結果、局部的に伝導型が反
転した反転層2が形成される場合がある。蓄積層lが形
成されるか、反転層2が形成されるかは、表面準位と半
導体のフェルミ準位との大小関係で決定され、GaAs
の場合にはp型及びp型の何れの場合に於いても蓄積層
1が形成される。
表面準位Esに捕捉された電子及び正孔は短い緩和時間
で解放され、そのエネルギが熱として放出される。空準
位となった表面準位には、新たに電子または正孔が捕捉
され上記と同じ過程が繰り返され、熱が放出され続ける
。
で解放され、そのエネルギが熱として放出される。空準
位となった表面準位には、新たに電子または正孔が捕捉
され上記と同じ過程が繰り返され、熱が放出され続ける
。
以上の過程を繰り返す間に、表面準位から放出された熱
が半導体端面に集中し、その発熱によりエネルギ帯の禁
制帯幅が縮小し、更に光の吸収により少数キャリア数が
増し、表面準位を介して発熱が更に増すことになる。こ
の過程により、半導体表面の温度が上昇し、ひいては融
点にまで至り、端面破壊が生じる。
が半導体端面に集中し、その発熱によりエネルギ帯の禁
制帯幅が縮小し、更に光の吸収により少数キャリア数が
増し、表面準位を介して発熱が更に増すことになる。こ
の過程により、半導体表面の温度が上昇し、ひいては融
点にまで至り、端面破壊が生じる。
GaAsの場合には、蓄積層が形成されるが、他の材料
、例えばAlGaAsでは反転層が形成される場合もあ
る。この場合、表面準位に捕捉されるのは多数キャリア
であるが、蓄積層の場合と同様の過程を経て端面破壊が
生じる。また、高注入状態で用いる半導体レーザ装置の
場合には、表面準位に起因する発熱は、より深刻な問題
となっていた。
、例えばAlGaAsでは反転層が形成される場合もあ
る。この場合、表面準位に捕捉されるのは多数キャリア
であるが、蓄積層の場合と同様の過程を経て端面破壊が
生じる。また、高注入状態で用いる半導体レーザ装置の
場合には、表面準位に起因する発熱は、より深刻な問題
となっていた。
上述のような端面の発熱に起因する端面劣化を防止する
ための方法として、端面近傍に窓領域を形成する構造が
提案されている。これは、端面近傍にレーザ光に対して
透明な領域を設け、それによって端面に於ける光吸収を
無くし、光吸収に起因する発熱を抑制するものである。
ための方法として、端面近傍に窓領域を形成する構造が
提案されている。これは、端面近傍にレーザ光に対して
透明な領域を設け、それによって端面に於ける光吸収を
無くし、光吸収に起因する発熱を抑制するものである。
しかし、そのような構成とする場合には、窓領域を形成
する工程が非常に複雑であり、しかも端面近傍に導波路
を構成するのが非常に困難であるという問題が生ずる。
する工程が非常に複雑であり、しかも端面近傍に導波路
を構成するのが非常に困難であるという問題が生ずる。
尚、GaAsを用いたM!S構造に於ける界面部の特性
を改善することを目的としたものとして、Extend
ed Abstracts of the 20th
Conference onSolid 5tate
Devlces and Materials、 To
kyo、 (1988)第263頁〜第266頁に提
案されている方法がある。これは、GaAsの表面を(
NH4)2S水溶液で処理することにより、空気中でG
aA3表面に形成された酸化膜を除去し、替わりにGa
Sを付着させるものである。ここでは、G a Sから
なる層を形成することにより、酸化膜に起因する表面準
位が低減されている。
を改善することを目的としたものとして、Extend
ed Abstracts of the 20th
Conference onSolid 5tate
Devlces and Materials、 To
kyo、 (1988)第263頁〜第266頁に提
案されている方法がある。これは、GaAsの表面を(
NH4)2S水溶液で処理することにより、空気中でG
aA3表面に形成された酸化膜を除去し、替わりにGa
Sを付着させるものである。ここでは、G a Sから
なる層を形成することにより、酸化膜に起因する表面準
位が低減されている。
しかしながら、光素子の端面について就中AlGaAs
系半導体レーザ装置の端面については、上述のような表
面処理による改良がこれまで試みられていなかった。こ
れは、AIが非常に活性な物質であり、しかもその酸化
膜が安定であって、除去することができないと考えられ
ていたからである。
系半導体レーザ装置の端面については、上述のような表
面処理による改良がこれまで試みられていなかった。こ
れは、AIが非常に活性な物質であり、しかもその酸化
膜が安定であって、除去することができないと考えられ
ていたからである。
よって、本発明の目的は、光出射端面における酸化物に
起因する表面準位を抑制することができ、高出力状態に
於いても端面破壊の生じ難い構成を有するAlGaAs
系半導体レーザ装置及びその製造方法を提供することに
ある。
起因する表面準位を抑制することができ、高出力状態に
於いても端面破壊の生じ難い構成を有するAlGaAs
系半導体レーザ装置及びその製造方法を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明の半導体レーザ装置は、AlGaAs活性層を有
し、端面に保護膜が形成されている端面出射型の半導体
レーザ装置であって、該端面と該保護膜との間に、硫黄
を含む膜が形成されており、そのことにより上記目的が
達成される。
し、端面に保護膜が形成されている端面出射型の半導体
レーザ装置であって、該端面と該保護膜との間に、硫黄
を含む膜が形成されており、そのことにより上記目的が
達成される。
また、前記保護膜が低融点材料からなっていてもよい。
また、前記低融点材料が、MgF2、sio、5402
、CaF2、NaF及びZnSからなる群から選択され
たものであってもよい。
、CaF2、NaF及びZnSからなる群から選択され
たものであってもよい。
本発明の製造方法は、A I GaAs活性層を有し、
端面に保護膜が形成されている端面出射型の半導体レー
ザ装置の製造方法に於いて、硫黄を含む溶液により該端
面を処理する工程、及びその後に該保護膜を形成する工
程を包含しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
端面に保護膜が形成されている端面出射型の半導体レー
ザ装置の製造方法に於いて、硫黄を含む溶液により該端
面を処理する工程、及びその後に該保護膜を形成する工
程を包含しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
また、前記硫黄を含む溶液が、 (NH4)2S原液、
(NHa)2sx原液、 (NH4)2S水溶液、及
び(NWA)2Sx水溶液からなる群から選択されたも
のであってもよい。
(NHa)2sx原液、 (NH4)2S水溶液、及
び(NWA)2Sx水溶液からなる群から選択されたも
のであってもよい。
また、前記硫黄を含む溶液の硫黄濃度がX mol/只
のとき、該硫黄を含む溶液により前記端面を処理する時
間を、1.5/X秒以上としてもよい。
のとき、該硫黄を含む溶液により前記端面を処理する時
間を、1.5/X秒以上としてもよい。
また、前記端面の形成を、前記硫黄を含む溶液中でウェ
ハの劈開を行うことにより行い、その後、該溶液により
該端面を処理してもよい。
ハの劈開を行うことにより行い、その後、該溶液により
該端面を処理してもよい。
また、前記保護膜の形成を、低融点材料を用いて抵抗加
熱蒸着法により行ってもよい。
熱蒸着法により行ってもよい。
また、前記低融点材料が、MgF2、sio、5102
、Ca F2、NaF及びZnSからなる群から選択さ
れたものであってもよい。
、Ca F2、NaF及びZnSからなる群から選択さ
れたものであってもよい。
また、前記保護膜の形成を、電子ビーム蒸着法により、
lO人/sec以下の成長レートで行ってもよい。
lO人/sec以下の成長レートで行ってもよい。
(実施例〉
以下に、本発明を実施例について説明する。以下の実施
例の半導体レーザ装置は、その基本的な構造については
、従来から用いられている公知の端面出射型のものと変
わるところはな(、端面に硫黄を主体とする膜が形成さ
れており、該硫黄を主体とする膜上に端面保filll
が形成されていることに特徴を有する。従って、以下の
説明に於いては、端面の形成工程及び構造を主として説
明することとする。
例の半導体レーザ装置は、その基本的な構造については
、従来から用いられている公知の端面出射型のものと変
わるところはな(、端面に硫黄を主体とする膜が形成さ
れており、該硫黄を主体とする膜上に端面保filll
が形成されていることに特徴を有する。従って、以下の
説明に於いては、端面の形成工程及び構造を主として説
明することとする。
第1図は、第1の実施例の半導体レーザ装置の表面側の
端面近傍を模式的に示す斜視図である。
端面近傍を模式的に示す斜視図である。
本実施例の製造工程を説明する。
第2図(a)に示すように、半導体基板11上にAlG
aAs活性層16を含む積層構造12を成長させ、両面
に抵抗性電極13.14を形成した。
aAs活性層16を含む積層構造12を成長させ、両面
に抵抗性電極13.14を形成した。
次ニ、所定の共振器長となるように公知の劈開法により
劈開して、共振器方向とは直角の方向に複数個の共振器
ユニットが連なったバー15を形成した(第2図(b〉
)。
劈開して、共振器方向とは直角の方向に複数個の共振器
ユニットが連なったバー15を形成した(第2図(b〉
)。
劈開俊速やかに、バー15を(NH4)2Sの10%水
溶液20に投入し、室温で3分間浸漬し、剪開面の表面
処理を行った(第2図(C))。これにより、端面上に
硫黄を含む膜18が形成された。
溶液20に投入し、室温で3分間浸漬し、剪開面の表面
処理を行った(第2図(C))。これにより、端面上に
硫黄を含む膜18が形成された。
しかる後、バー15を水で洗浄した後乾燥し、通常の電
子ビーム蒸着法により、表面側の端面にAl2O3膜か
らなる反射率4%の反射膜17を、裏面側の端面にAl
2O3とアモルファスS量との多層構造よりなる反射率
95%の反射膜を形成した。その後、バー15を更に劈
開して半導体レーザ装置を得た。
子ビーム蒸着法により、表面側の端面にAl2O3膜か
らなる反射率4%の反射膜17を、裏面側の端面にAl
2O3とアモルファスS量との多層構造よりなる反射率
95%の反射膜を形成した。その後、バー15を更に劈
開して半導体レーザ装置を得た。
第3図に、上記の工程を経て得られた半導体レーザ装置
の注入電流対先出力特性(曲線A)を示す。比較のため
、従来と同様の構成を有する、即ち、劈開後端面に直接
反射膜を形成した半導体レーザ装置の注入電流対先出力
特性を曲線Bで示す。
の注入電流対先出力特性(曲線A)を示す。比較のため
、従来と同様の構成を有する、即ち、劈開後端面に直接
反射膜を形成した半導体レーザ装置の注入電流対先出力
特性を曲線Bで示す。
この従来例では、約200 mWの光出力に於いて端面
破壊により素子の劣化が生じているのに対し、本実施例
では、最大約600mWの光出力が得られ、しかもその
時点で端面破壊の生じないことがわかる。
破壊により素子の劣化が生じているのに対し、本実施例
では、最大約600mWの光出力が得られ、しかもその
時点で端面破壊の生じないことがわかる。
上記の事実が、酸化膜に起因する表面準位の低減による
ものであることを裏付けるために、実際に表面準位密度
の測定を行ったところ、本実施例の半導体レーザ装置で
は約10”〜10”cm”2・eV”であることが確認
された。GaAs系の半導体レーザ装置につき同様の処
理を行ったところ、10 ”〜1012c m−2−e
V−’が最も少ないものであり、上記のような効果的
な表面準位の低減は見られなかった。
ものであることを裏付けるために、実際に表面準位密度
の測定を行ったところ、本実施例の半導体レーザ装置で
は約10”〜10”cm”2・eV”であることが確認
された。GaAs系の半導体レーザ装置につき同様の処
理を行ったところ、10 ”〜1012c m−2−e
V−’が最も少ないものであり、上記のような効果的
な表面準位の低減は見られなかった。
従って、上記の表面準位密度の大きな低減効果は、従来
より考えられているのとは逆に、AIが存在することに
起因するものと推測される。
より考えられているのとは逆に、AIが存在することに
起因するものと推測される。
このように、半導体レーザ装置の端面破壊出力を向上さ
せるためには、端面処理に用いる溶液中に硫黄が含まれ
ていることが重要である。
せるためには、端面処理に用いる溶液中に硫黄が含まれ
ていることが重要である。
上述したように、第1の実施例では、通常の電子ビーム
蒸着法により、Al2O3膜からなる保護膜17を端面
に形成した。しかし、電子ビーム蒸着法又はスパッタリ
ング法により形成された端面保護膜17を有する半導体
レーザ装置には、(NH4)2S溶液により表面処理を
行ったものであっても、高出力特性の改善の程度が充分
高くはないものがあった。これは、(NHJ)2S溶液
による表面処理で自然酸化膜が除去され、代わりに形成
された硫黄を含む膜18が、電子ビーム蒸着法又はスパ
ッタリング法により保護膜17を形成する工程中に、劣
化してしまうことがあるためであると考えられる。
蒸着法により、Al2O3膜からなる保護膜17を端面
に形成した。しかし、電子ビーム蒸着法又はスパッタリ
ング法により形成された端面保護膜17を有する半導体
レーザ装置には、(NH4)2S溶液により表面処理を
行ったものであっても、高出力特性の改善の程度が充分
高くはないものがあった。これは、(NHJ)2S溶液
による表面処理で自然酸化膜が除去され、代わりに形成
された硫黄を含む膜18が、電子ビーム蒸着法又はスパ
ッタリング法により保護膜17を形成する工程中に、劣
化してしまうことがあるためであると考えられる。
電子ビーム蒸着法又はスパッタリング法により保護膜1
7を形成するとき、これらの工程中に、2次電子やイオ
ンが発生し、レーザ光出射側端面に衝突する場合がある
。この場合、レーザ光出射側端面に形成されている硫黄
を含んだ膜18から硫黄が離脱し、その硫黄の離脱した
部分の半導体表面が露出してしまうことになる。レーザ
光出射側端面に於て露出した半導体表面は、蒸着装置内
に存在する微量酸素によって、また酸化されてしまうこ
とがある。
7を形成するとき、これらの工程中に、2次電子やイオ
ンが発生し、レーザ光出射側端面に衝突する場合がある
。この場合、レーザ光出射側端面に形成されている硫黄
を含んだ膜18から硫黄が離脱し、その硫黄の離脱した
部分の半導体表面が露出してしまうことになる。レーザ
光出射側端面に於て露出した半導体表面は、蒸着装置内
に存在する微量酸素によって、また酸化されてしまうこ
とがある。
次に、保護膜17を形成する工程中に硫黄を含む膜18
を劣化しない第2の実施例を説明する。
を劣化しない第2の実施例を説明する。
本実施例では、第1の実施例と同様にしてバー15のレ
ーザ光出射側端面を処理した後、該端面上に保護膜17
を形成するため、バー15を抵抗加熱蒸着装置のチャン
バ内にセットした。
ーザ光出射側端面を処理した後、該端面上に保護膜17
を形成するため、バー15を抵抗加熱蒸着装置のチャン
バ内にセットした。
次に、チャンバ内に於いて、MgF2粒状結晶を載せた
Moボードを加熱し、その温度を約1600℃にするこ
とにより、MgF2をバー15のレーザ出射端面上に蒸
着した。こうして、MgF2からなる保護膜17をバー
15のレーザ光出射側端面上に形成した。
Moボードを加熱し、その温度を約1600℃にするこ
とにより、MgF2をバー15のレーザ出射端面上に蒸
着した。こうして、MgF2からなる保護膜17をバー
15のレーザ光出射側端面上に形成した。
Mg F2 (融点1265℃)は、融点の比較的低い
材料であるため、抵抗加熱方式の真空蒸着法によって、
高品質の端面保護膜17とすることができた。このM
g F 2と同様に、比較的融点が低く、抵抗加熱方式
の蒸着法により、高品質の端面保護膜17となるものに
、5fO1S102、(a F2、NaF及びZnS等
がある。
材料であるため、抵抗加熱方式の真空蒸着法によって、
高品質の端面保護膜17とすることができた。このM
g F 2と同様に、比較的融点が低く、抵抗加熱方式
の蒸着法により、高品質の端面保護膜17となるものに
、5fO1S102、(a F2、NaF及びZnS等
がある。
抵抗加熱式の真空蒸着法を用いた端面保護膜17形成工
程中には、電子ビーム蒸着法を用いた工程中とは異なり
、端面に2次電子が衝突することなく、また、スパッタ
リング法を用いた工程中とは異なり、端面にイオンが衝
突しなかった。
程中には、電子ビーム蒸着法を用いた工程中とは異なり
、端面に2次電子が衝突することなく、また、スパッタ
リング法を用いた工程中とは異なり、端面にイオンが衝
突しなかった。
このため、抵抗加熱式の真空蒸着法を用いて、端面保護
膜17を形成すると、端面上の硫黄を含んだ膜18は、
損傷を受けなかった。なお、抵抗加熱式の真空蒸着法を
用いて、端面保護膜17を形成するためには、蒸着させ
るべき材料の融点が比較的低いことが好ましい。特に、
保護膜材料の融点としては、約2000°C以下である
ことが好ましい。本明細書では、融点が2000°C以
下の材料を低融点材料と称することにする。
膜17を形成すると、端面上の硫黄を含んだ膜18は、
損傷を受けなかった。なお、抵抗加熱式の真空蒸着法を
用いて、端面保護膜17を形成するためには、蒸着させ
るべき材料の融点が比較的低いことが好ましい。特に、
保護膜材料の融点としては、約2000°C以下である
ことが好ましい。本明細書では、融点が2000°C以
下の材料を低融点材料と称することにする。
このようにして得られた半導体レーザ装置と、端面処理
を行った後に、スパッタリング法によりAl2O3保護
膜17を端面上に形成した半導体レーザ装置(比較例)
との比較実験の結果について説明する。
を行った後に、スパッタリング法によりAl2O3保護
膜17を端面上に形成した半導体レーザ装置(比較例)
との比較実験の結果について説明する。
まず、光出力と端面劣化との関係について、両者の比較
を行った。この結果、比較例では、光出力180mWの
動作時に端面破壊が生じた。一方、本実施例の半導体レ
ーザ装置では、光出力300mWの動作時に於いても、
端面破壊が生じることなく、安定したレーザ発振を持続
した。本実施例の半導体レーザ装置を長期間放置した後
、上記実験を行っても、同様の結果が得られた。
を行った。この結果、比較例では、光出力180mWの
動作時に端面破壊が生じた。一方、本実施例の半導体レ
ーザ装置では、光出力300mWの動作時に於いても、
端面破壊が生じることなく、安定したレーザ発振を持続
した。本実施例の半導体レーザ装置を長期間放置した後
、上記実験を行っても、同様の結果が得られた。
次に、本実施例の半導体レーザ装置と比較例とを大気雰
囲気中で6力月間放置した後、チャンバ内に挿入し、A
r’イオンスパッタリングによす端面保護膜17を除去
し、X線光電子分光法(xPS)により半導体結晶と保
護膜との界面の化学的結合状態を分析した。この結果、
本実施例の半導体結晶と保護膜17との界面では、Ga
及びAsと酸素との結合が生じていないことがわかった
。
囲気中で6力月間放置した後、チャンバ内に挿入し、A
r’イオンスパッタリングによす端面保護膜17を除去
し、X線光電子分光法(xPS)により半導体結晶と保
護膜との界面の化学的結合状態を分析した。この結果、
本実施例の半導体結晶と保護膜17との界面では、Ga
及びAsと酸素との結合が生じていないことがわかった
。
一方、比較例の半導体結晶と保護膜との界面では、Ga
及びAsと酸素との結合が生じていることがわかった。
及びAsと酸素との結合が生じていることがわかった。
これは、比較例の端面保護膜を形成する工程中に於て、
端面上の硫黄を含む膜が荷電粒子による損傷を受け、そ
のため、−時的に露出した半導体表面に酸素が捉えられ
てしまったためである。
端面上の硫黄を含む膜が荷電粒子による損傷を受け、そ
のため、−時的に露出した半導体表面に酸素が捉えられ
てしまったためである。
本実施例の半導体レーザ装置では、低融点材料からなる
保護膜17が、硫黄を含む膜18上に、抵抗加熱蒸着法
により形成されたものであるため、端面上の硫黄が、蒸
着工程中に端面から剥離してしまうことがなかった。こ
のため、本実施例の半導体レーザ装置に於いては、高出
力動作を長期間行っても、保護膜17と半導体結晶との
界面で酸化が進行してしまうことが防止された。従って
、本実施例の半導体レーザ装置は、非発光再結合中心の
増加が抑制されたために端面の劣化が抑えられ、長期間
高出力で安定したレーザ発振を行うことができた。
保護膜17が、硫黄を含む膜18上に、抵抗加熱蒸着法
により形成されたものであるため、端面上の硫黄が、蒸
着工程中に端面から剥離してしまうことがなかった。こ
のため、本実施例の半導体レーザ装置に於いては、高出
力動作を長期間行っても、保護膜17と半導体結晶との
界面で酸化が進行してしまうことが防止された。従って
、本実施例の半導体レーザ装置は、非発光再結合中心の
増加が抑制されたために端面の劣化が抑えられ、長期間
高出力で安定したレーザ発振を行うことができた。
次に、第4図を参照しながら、第3の実施例を説明する
。
。
第1及び第2の実施例の方法と同様の方法により、バー
15の劈開面であるレーザ光出射側端面を処理し、端面
上に硫黄を含む膜18を形成しただ後、レーザ光出射側
端面上に保護膜17を形成するため、バー15を抵抗加
熱蒸着装置のチャンバ内にセットした。次に、酸素(圧
力lXl0−2Pa)を導入したチャンバ内に於いて、
SiO粒状結晶を載せたMOボードを加熱し、その温度
を約1700℃以上にすることにより、SIOを蒸発さ
せた。Sioと雰囲気中の酸素との反応によって、端面
上には、5i02からなる保護膜17aが形成された(
第4図参照)。この5i02からなる保護膜17aの膜
厚は、λ/(2n)人となるようにした。このあと、保
護膜17a上に、電子ビーム蒸着法により、Al2O3
からなる保護膜17bを形成したく第4図参照)。保護
膜17bの膜厚は、λ/ (4n)人とした。こうして
、レーザ光出射側端面の反射率を5%とした。
15の劈開面であるレーザ光出射側端面を処理し、端面
上に硫黄を含む膜18を形成しただ後、レーザ光出射側
端面上に保護膜17を形成するため、バー15を抵抗加
熱蒸着装置のチャンバ内にセットした。次に、酸素(圧
力lXl0−2Pa)を導入したチャンバ内に於いて、
SiO粒状結晶を載せたMOボードを加熱し、その温度
を約1700℃以上にすることにより、SIOを蒸発さ
せた。Sioと雰囲気中の酸素との反応によって、端面
上には、5i02からなる保護膜17aが形成された(
第4図参照)。この5i02からなる保護膜17aの膜
厚は、λ/(2n)人となるようにした。このあと、保
護膜17a上に、電子ビーム蒸着法により、Al2O3
からなる保護膜17bを形成したく第4図参照)。保護
膜17bの膜厚は、λ/ (4n)人とした。こうして
、レーザ光出射側端面の反射率を5%とした。
SiOも、融点の比較的低い材料であるため、抵抗加熱
方式の真空蒸着法によって、硫黄を含む膜に損傷を与え
ることなく、高品質の端面保護膜となることができる。
方式の真空蒸着法によって、硫黄を含む膜に損傷を与え
ることなく、高品質の端面保護膜となることができる。
本実施例では、保護膜17a上に、電子ビーム蒸骨法に
よって保護膜17bを形成したが、硫黄を含む膜18は
、抵抗加熱蒸着法により形成された保護膜17aによっ
て覆われているために、電子ビーム蒸着による散乱電子
によって損傷を受けなかった。
よって保護膜17bを形成したが、硫黄を含む膜18は
、抵抗加熱蒸着法により形成された保護膜17aによっ
て覆われているために、電子ビーム蒸着による散乱電子
によって損傷を受けなかった。
なお、端面保護膜17は、保護膜17a及び保護膜17
bからなる2層の層からなる場合に限られず、3層以上
の層からなる多層膜であってもよい。
bからなる2層の層からなる場合に限られず、3層以上
の層からなる多層膜であってもよい。
このように、第2及び第3の実施例では、端面処理後、
抵抗加熱式蒸着法により、レーザ光出射側端面上に低融
点材料からなる保1膜を形成した。
抵抗加熱式蒸着法により、レーザ光出射側端面上に低融
点材料からなる保1膜を形成した。
しかし、融点の比較的高い材料、例えばA1203(融
点2046°C)を保護膜の材料とする場合、抵抗加熱
蒸着法による膜形成は困難である。
点2046°C)を保護膜の材料とする場合、抵抗加熱
蒸着法による膜形成は困難である。
以下に、融点の比較的高い材料からなる保護膜を電子ビ
ーム蒸着法により形成した第4の実施例を説明する。
ーム蒸着法により形成した第4の実施例を説明する。
本実施例では、他の実施例と同様に硫黄を含む溶液で端
面処理を行った後、膜形成レートを、各々、5Å/se
c、 10人/ see、 12Å/sec、及び
15Å/secとして形成したAl2O3保護膜を有す
る半導体レーザ装置を作製した。
面処理を行った後、膜形成レートを、各々、5Å/se
c、 10人/ see、 12Å/sec、及び
15Å/secとして形成したAl2O3保護膜を有す
る半導体レーザ装置を作製した。
第5図に、本実施例の半導体レーザ装置の電流対先出力
特性と膜形成レートとの関係を示す。図中、[■、I、
J及びKによって示されている線は、各々、膜形成レー
トが、5Å/sec、10人/ 5ees12A/se
e及び15Å/secである保護膜を有する半導体レー
ザ装置の光出力特性に対応している。
特性と膜形成レートとの関係を示す。図中、[■、I、
J及びKによって示されている線は、各々、膜形成レー
トが、5Å/sec、10人/ 5ees12A/se
e及び15Å/secである保護膜を有する半導体レー
ザ装置の光出力特性に対応している。
第6図は、最大光出力と保護膜形成レートとの関係を示
すグラフである。比較のために、端面処理が行わなれな
かった半導体レーザ装置の最大光出力が、破線によって
示されている。
すグラフである。比較のために、端面処理が行わなれな
かった半導体レーザ装置の最大光出力が、破線によって
示されている。
第5図及び第6図かられかるように、保護膜形成レート
が大きくなる程、最大光出力は低下し、端面処理が行わ
なれなかった半導体レーザ装置の最大光出力に近づいて
いる。
が大きくなる程、最大光出力は低下し、端面処理が行わ
なれなかった半導体レーザ装置の最大光出力に近づいて
いる。
これは、保護膜の形成レートを大きくするために、電子
ビームの出射量を多くすると、それだけ多数の2次電子
等の高エネルギ散乱電子が発生し、その散乱電子によっ
て、バー15のレーザ光出射端面に形成されている硫黄
を含む膜18が損傷を受けるためであると考えられる。
ビームの出射量を多くすると、それだけ多数の2次電子
等の高エネルギ散乱電子が発生し、その散乱電子によっ
て、バー15のレーザ光出射端面に形成されている硫黄
を含む膜18が損傷を受けるためであると考えられる。
第6図かられかるように、この損傷が最大光出力に与え
る影響は、保護膜形成レートが10人/sec以上にな
ると、顕著である。しかし、保護膜形成レートが10人
/sec以下であれば、540toW以上の高い最大光
出力が得られた。これは、Al2O3膜形成レートが1
0Å/sec以下であれば、バー15のレーザ光出射端
面に形成されている硫黄を含む膜が、はとんど損傷を受
けないためであると考えられる。
る影響は、保護膜形成レートが10人/sec以上にな
ると、顕著である。しかし、保護膜形成レートが10人
/sec以下であれば、540toW以上の高い最大光
出力が得られた。これは、Al2O3膜形成レートが1
0Å/sec以下であれば、バー15のレーザ光出射端
面に形成されている硫黄を含む膜が、はとんど損傷を受
けないためであると考えられる。
また、レーザ光出射側端面とは異なる側の端面に於て、
上記の実験と同様の実験を行った。この結果、レーザ光
出射側端面とは異なる側の端面上のAl2O3膜及びS
i膜の形成レートと光出力特性との関係に於いては、上
記のような依存性がないことがわかった。
上記の実験と同様の実験を行った。この結果、レーザ光
出射側端面とは異なる側の端面上のAl2O3膜及びS
i膜の形成レートと光出力特性との関係に於いては、上
記のような依存性がないことがわかった。
従って、高い最大光出力を得るためには、少なくともレ
ーザ光出射側端面への保護膜の形成レートを、10Å/
sec以下とすることが好ましい。
ーザ光出射側端面への保護膜の形成レートを、10Å/
sec以下とすることが好ましい。
なお、上記何れの実施例に於いても、 (NH4)2S
水溶液を用いて表面処理を行ったが、水溶液とせず原液
を用いて表面処理を行ってもよく、あるいは他の溶媒を
用いることも可能である。
水溶液を用いて表面処理を行ったが、水溶液とせず原液
を用いて表面処理を行ってもよく、あるいは他の溶媒を
用いることも可能である。
以下に、(NH4)23の原液及びその10%水溶液、
(NH4)2sxの原液及びその10%水溶液の各々を
用いて、端面処理を行った第5の実施例を説明する。こ
こで、 (NHJ)23Xとは、 (NH4)2Sと(
NH4)232とが混合されたものであり、硫黄の組成
比を示すXは1以上2以下の実数である。
(NH4)2sxの原液及びその10%水溶液の各々を
用いて、端面処理を行った第5の実施例を説明する。こ
こで、 (NHJ)23Xとは、 (NH4)2Sと(
NH4)232とが混合されたものであり、硫黄の組成
比を示すXは1以上2以下の実数である。
第7図は、(NH4)2Sの原液及び10%水溶液、(
NH4)2Sxの原液及び10%水溶液の各々を用いて
、端面処理を行った本実施例の半導体レーザ装置及び端
面未処理の半導体レーザ装置(比較例)の端面破壊出力
(mW)を示すグラフである。
NH4)2Sxの原液及び10%水溶液の各々を用いて
、端面処理を行った本実施例の半導体レーザ装置及び端
面未処理の半導体レーザ装置(比較例)の端面破壊出力
(mW)を示すグラフである。
この図かられかるように、 (NH4)2Sの原液及び
10%水溶液、(NH4)23Xの原液及び10%水溶
液の各々を用いて端面処理を行った半導体レーザ装置の
端面破壊出力は、比較例の半導体レーザ装置の端面破壊
出力よりも著しく向上した。
10%水溶液、(NH4)23Xの原液及び10%水溶
液の各々を用いて端面処理を行った半導体レーザ装置の
端面破壊出力は、比較例の半導体レーザ装置の端面破壊
出力よりも著しく向上した。
なお、本実施例の半導体レーザ装置及び比較例の半導体
レーザ装置のAI GaAs活性層層厚は、第3図に示
す実験結果を示した半導体レーザ装置のAIGaAS活
性層層厚よりも厚い。そのため、本実施例及び比較例の
半導体レーザ装置に於いては、第3図に示す実験結果を
示した半導体レーザ装置よりも、光密度が高(なり、端
面破壊出力が低くなっている。
レーザ装置のAI GaAs活性層層厚は、第3図に示
す実験結果を示した半導体レーザ装置のAIGaAS活
性層層厚よりも厚い。そのため、本実施例及び比較例の
半導体レーザ装置に於いては、第3図に示す実験結果を
示した半導体レーザ装置よりも、光密度が高(なり、端
面破壊出力が低くなっている。
本実施例では、(NH4)2Sの原液及び10%水溶液
、(NH4)2S、の原液及び10%水溶液を用いて、
半導体レーザ装置の端面処理を行ったが、(NH4)2
S溶液や(NH4)2Sx溶液だけでなく、硫黄のアル
カリ金属化合物溶液を用いた場合にも同様の効果を得る
ことができる。即ち、半導体レーザ装置の端面に硫黄を
含有する膜を形成し得る限り、表面処理に用いる材料は
特に限定されるものではない。
、(NH4)2S、の原液及び10%水溶液を用いて、
半導体レーザ装置の端面処理を行ったが、(NH4)2
S溶液や(NH4)2Sx溶液だけでなく、硫黄のアル
カリ金属化合物溶液を用いた場合にも同様の効果を得る
ことができる。即ち、半導体レーザ装置の端面に硫黄を
含有する膜を形成し得る限り、表面処理に用いる材料は
特に限定されるものではない。
次に、硫黄を含む溶液の硫黄濃度と該溶液による端面処
理に必要な処理時間との関係を求めるために行った実験
及びその結果を説明する。
理に必要な処理時間との関係を求めるために行った実験
及びその結果を説明する。
実験は、硫黄濃度が各々0. 015 not/ Q、
0゜15 mol/ Q s 及び0. 5mol/i
lである各溶液((NH4)2S溶液)中に、AlGa
As結晶を所定時間浸漬した後、AlGaAs結晶表面
をオージェ電子分光法により評価することによって行っ
た。なお、浸漬時の溶液温度は、室温程度であった。
0゜15 mol/ Q s 及び0. 5mol/i
lである各溶液((NH4)2S溶液)中に、AlGa
As結晶を所定時間浸漬した後、AlGaAs結晶表面
をオージェ電子分光法により評価することによって行っ
た。なお、浸漬時の溶液温度は、室温程度であった。
第8図は、オージェ電子スペクトルから求められたAl
GaAs結晶表面に存在する酸素のオージェ信号強度と
、浸漬時間との関係を示すグラフである。グラフ中、使
用した溶液の硫黄濃度が0゜015 mol/ Qであ
るときの関係は線り、0.15mol/Rであるときの
関係は線E、 0. 5mol/lであるときの関係
は線Fで示した。
GaAs結晶表面に存在する酸素のオージェ信号強度と
、浸漬時間との関係を示すグラフである。グラフ中、使
用した溶液の硫黄濃度が0゜015 mol/ Qであ
るときの関係は線り、0.15mol/Rであるときの
関係は線E、 0. 5mol/lであるときの関係
は線Fで示した。
このグラフが示すように、どの濃度の溶液に於いても、
浸漬時間が長くなるほど、酸素のオージェ信号強度は低
下し、バックグランドの信号レベルに近づた。
浸漬時間が長くなるほど、酸素のオージェ信号強度は低
下し、バックグランドの信号レベルに近づた。
第9図は、上記の実験結果から得た、酸素のオージェ信
号強度がバックグランドレベルに達するまでの浸漬時間
(酸素除去に要する時間)と溶液の硫黄濃度との関係(
線G)を示す両対数グラフである。
号強度がバックグランドレベルに達するまでの浸漬時間
(酸素除去に要する時間)と溶液の硫黄濃度との関係(
線G)を示す両対数グラフである。
グラフ中には、硫黄のアルカリ金属化合物溶液であるN
a2S水溶液を処理溶液として用いたときの、酸素のオ
ージェ信号強度がバックグランドレベルに達するまでの
浸漬時間と溶液の硫黄濃度との関係(破線)も示されて
いる。
a2S水溶液を処理溶液として用いたときの、酸素のオ
ージェ信号強度がバックグランドレベルに達するまでの
浸漬時間と溶液の硫黄濃度との関係(破線)も示されて
いる。
第9図かられかるように、酸素のオージェ信号強度がバ
ンクグランドレベルに達するまでの浸漬時間と溶液の硫
黄濃度とは、はぼ反比例の関係にある。このことは、A
lGaAs結晶表面に酸化膜等として存在する酸素が、
次の反応式(1)に示すように、溶液中の硫黄と反応す
ることにより、AlGaAs結晶表面から除去されてい
ることを示している。
ンクグランドレベルに達するまでの浸漬時間と溶液の硫
黄濃度とは、はぼ反比例の関係にある。このことは、A
lGaAs結晶表面に酸化膜等として存在する酸素が、
次の反応式(1)に示すように、溶液中の硫黄と反応す
ることにより、AlGaAs結晶表面から除去されてい
ることを示している。
酸化物干硫黄−硫化物+酸素 (1)上記反応の右向
きの反応速度は、次式(2)のように表される。
きの反応速度は、次式(2)のように表される。
−d[酸化物] /dt= K・[酸化物]・[S](
2)ここで、[酸化物]はAlGaAs結晶表面の酸化
物の濃度、[3]は溶液の硫黄濃度、Kは速度定数、t
は浸漬開始時点から経過した時間である。上式(2)の
左辺は、[酸化物]の時間微分値であり、AlGaAs
結晶表面の酸化物が該表面から除去されるレートの、あ
る時刻に於ける値を示している。
2)ここで、[酸化物]はAlGaAs結晶表面の酸化
物の濃度、[3]は溶液の硫黄濃度、Kは速度定数、t
は浸漬開始時点から経過した時間である。上式(2)の
左辺は、[酸化物]の時間微分値であり、AlGaAs
結晶表面の酸化物が該表面から除去されるレートの、あ
る時刻に於ける値を示している。
[酸化物]は、上記の微分方程式(2)を解くことによ
り、下式(3)に示すような時間tの関数として得られ
る。
り、下式(3)に示すような時間tの関数として得られ
る。
[酸化物コ=[酸化物]9・exp”に[Slt
(3)ここで、[酸化物]θは、浸漬開始時点(1=
0)での[酸化物]である。溶液中の硫黄の総量は、
AlGaAs結晶表面の酸化物の総量に比べて、はるか
に多いため、上記微分方程式(2)を解くに際して、
[S]を時間に依らない定数として扱った。
(3)ここで、[酸化物]θは、浸漬開始時点(1=
0)での[酸化物]である。溶液中の硫黄の総量は、
AlGaAs結晶表面の酸化物の総量に比べて、はるか
に多いため、上記微分方程式(2)を解くに際して、
[S]を時間に依らない定数として扱った。
上式(3)から、[酸化物]が[酸化物]Sの99%減
少する迄に要する時間t0は、次式(4)に示される。
少する迄に要する時間t0は、次式(4)に示される。
tc −(1n 1 0 0) / (K ・
[S コ ) (4)上式(4)は、次のことを示
している。すなわち、AlGaAs結晶表面に酸化膜等
として存在する酸素が、溶液中の硫黄と反応することに
より、AlGaAs結晶表面から、その99%が除去さ
れるのに必要な時間は、溶液中の硫黄濃度に反比例する
ということである。このことは、第9図のグラフに示さ
れている実験結果に一致する。
[S コ ) (4)上式(4)は、次のことを示
している。すなわち、AlGaAs結晶表面に酸化膜等
として存在する酸素が、溶液中の硫黄と反応することに
より、AlGaAs結晶表面から、その99%が除去さ
れるのに必要な時間は、溶液中の硫黄濃度に反比例する
ということである。このことは、第9図のグラフに示さ
れている実験結果に一致する。
上式(4)を、第9図のグラフに示される関係(線G)
にフィッティングさせると、次式(5)が得られた。
にフィッティングさせると、次式(5)が得られた。
tc = 1. 5/[S]
(5)
ここで、1cの単位は[秒]、 [S]の単位は[no
1zQ]、1.5の単位は[秒・論O1Z交]である。
1zQ]、1.5の単位は[秒・論O1Z交]である。
硫黄濃度が0.015 mof/ Qの溶液を用いる場
合、上式(5)から、t、=too秒が得られる。従っ
て、硫黄濃度が0.015 mol/ Qの溶液を用い
る場合に、もし100秒を下回る時間しか端面処理を行
わないとすると、端面のAlGaAs結晶表面に存在す
る酸化膜を完全に除去することができない。すなわち、
AlGaAs結晶表面に存在する酸化膜のほとんどを除
去するためには、上式(5)に示されるt0秒以上の時
間をかけて端面処理を行う必要がある。
合、上式(5)から、t、=too秒が得られる。従っ
て、硫黄濃度が0.015 mol/ Qの溶液を用い
る場合に、もし100秒を下回る時間しか端面処理を行
わないとすると、端面のAlGaAs結晶表面に存在す
る酸化膜を完全に除去することができない。すなわち、
AlGaAs結晶表面に存在する酸化膜のほとんどを除
去するためには、上式(5)に示されるt0秒以上の時
間をかけて端面処理を行う必要がある。
このように、上記の実験結果及びその考察等から、Al
GaAs結晶表面に存在する酸化膜のほとんどを除去す
るために必要な浸漬時間が得られた。
GaAs結晶表面に存在する酸化膜のほとんどを除去す
るために必要な浸漬時間が得られた。
これをもとにして、使用する溶液の硫黄濃度に応じた適
切な処理時間で端面を処理することにより、端面処理時
間の不足による端面酸化膜の除去不足が起こらず、また
、必要時間以上の時間をかけて端面処理する無駄が省か
れる。
切な処理時間で端面を処理することにより、端面処理時
間の不足による端面酸化膜の除去不足が起こらず、また
、必要時間以上の時間をかけて端面処理する無駄が省か
れる。
なお、第9図のグラフかられかるように、端面処理溶液
としてNa2Sを用いた場合も、(N H4)2S溶液
を用いた場合と同様にしてAlGaAs結晶表面の酸化
膜が除去される。しかし、 (NH4)2S溶液又は(
NH4)2sx溶液を用いて端面処理をした半導体レー
ザ装置の方が、Na2S溶液を用いて端面処理をした半
導体レーザ装置よりも優れた信頼性を示した。硫黄を含
む溶液の中でも、(NH4)2S溶液及び(NH4)2
sx溶液は、半導体レーザ装置の信頼性の観点から、特
に優れた端面処理溶液である。
としてNa2Sを用いた場合も、(N H4)2S溶液
を用いた場合と同様にしてAlGaAs結晶表面の酸化
膜が除去される。しかし、 (NH4)2S溶液又は(
NH4)2sx溶液を用いて端面処理をした半導体レー
ザ装置の方が、Na2S溶液を用いて端面処理をした半
導体レーザ装置よりも優れた信頼性を示した。硫黄を含
む溶液の中でも、(NH4)2S溶液及び(NH4)2
sx溶液は、半導体レーザ装置の信頼性の観点から、特
に優れた端面処理溶液である。
上記何れの実施例に於いても、ウェハの劈開を大気中で
行った後、劈開面を(NH4)2Sの10%水溶液20
に浸漬することにより、光出射側端面の処理を行った。
行った後、劈開面を(NH4)2Sの10%水溶液20
に浸漬することにより、光出射側端面の処理を行った。
この場合、ウニ’〜の劈開を大気中で行うために、劈開
後、劈開面は直ちに大気と接触した。
後、劈開面は直ちに大気と接触した。
以下に、第10図を参照しながら、劈開を大気中にて行
わない第6の実施例を説明する。
わない第6の実施例を説明する。
他の実施例と同様にして、基板11上に積層構造12を
形成した後(第10図(a))、(NH4)2Sの10
%水溶液20にウェハを浸漬し、ピンセット40を用い
て、水溶液20中に於いてウェハを劈開することにより
、所定共振器長を有するバー15を形成した(第10図
(b))。水溶液20中での劈開により、半導体レーザ
装置の共振器端面を形成した後、そのまま水溶液中にバ
ー15を3分間浸漬し、劈開面の表面処理を行った。
形成した後(第10図(a))、(NH4)2Sの10
%水溶液20にウェハを浸漬し、ピンセット40を用い
て、水溶液20中に於いてウェハを劈開することにより
、所定共振器長を有するバー15を形成した(第10図
(b))。水溶液20中での劈開により、半導体レーザ
装置の共振器端面を形成した後、そのまま水溶液中にバ
ー15を3分間浸漬し、劈開面の表面処理を行った。
こうして、劈開された端面は、酸素を含む大気に接触す
ることなく、硫黄を含む膜に覆われた。
ることなく、硫黄を含む膜に覆われた。
この後、バー15を水で洗浄し、乾燥した(第10図(
C))後、通常の電子ビーム蒸着法により、レーザ光出
射側側端面にAl2O3膜からなる反射率4%の反射膜
を形成した。また、他の端面に、Al2O3とアモルフ
ァスSiとの多層構造よりなる反射率95%の反射膜を
形成した。その後、バー15を更に劈開して半導体レー
ザ装置を得た。
C))後、通常の電子ビーム蒸着法により、レーザ光出
射側側端面にAl2O3膜からなる反射率4%の反射膜
を形成した。また、他の端面に、Al2O3とアモルフ
ァスSiとの多層構造よりなる反射率95%の反射膜を
形成した。その後、バー15を更に劈開して半導体レー
ザ装置を得た。
表面単位密度の測定を行ったところ、本実施例の半導体
レーザ装置では約107cm−2・eV−’であること
が確認された。大気中にてウェハの劈開を行った比較例
につき同様の測定を行ったところ、約109cm−2・
eV−’が最も少ないものであり、上記のような効果的
な表面準位密度の低減は見られなかった。
レーザ装置では約107cm−2・eV−’であること
が確認された。大気中にてウェハの劈開を行った比較例
につき同様の測定を行ったところ、約109cm−2・
eV−’が最も少ないものであり、上記のような効果的
な表面準位密度の低減は見られなかった。
このように、本実施例では、(N114)2S水溶液中
にてウェハの劈開を行うことにより、劈開面の大気によ
る自然酸化を防ぐことができた。このため、(NHa)
2S水溶液中による劈開面の表面処理が効果的に行われ
、酸化膜に起因する表面順位密度が低減された。
にてウェハの劈開を行うことにより、劈開面の大気によ
る自然酸化を防ぐことができた。このため、(NHa)
2S水溶液中による劈開面の表面処理が効果的に行われ
、酸化膜に起因する表面順位密度が低減された。
(発明の効果)
以上のとおり、本発明によれば、硫黄を含む膜がAlG
aAs活性層を有する半導体レーザ装置の端面に形成さ
れているので、端面の表面準位が大きく低減される。従
って、表面再結合に起因する光出射端面の発熱による劣
化を効果的に抑制することができ、AlGaAs半導体
レーザ装置の出力を高い信頼性を持って高めることが可
能となる。
aAs活性層を有する半導体レーザ装置の端面に形成さ
れているので、端面の表面準位が大きく低減される。従
って、表面再結合に起因する光出射端面の発熱による劣
化を効果的に抑制することができ、AlGaAs半導体
レーザ装置の出力を高い信頼性を持って高めることが可
能となる。
また、硫黄を含む溶液で端面の処理を行うことにより、
硫黄を含む膜に覆われた表面準位の少ない端面を容易に
形成することができる。この端面に形成する保護膜の種
類及び形成方法を適正化することにより、該硫黄を含む
膜に損傷を与えることなく、高出力特性に優れた半導体
レーザ装置を歩留りよく製造することができる。
硫黄を含む膜に覆われた表面準位の少ない端面を容易に
形成することができる。この端面に形成する保護膜の種
類及び形成方法を適正化することにより、該硫黄を含む
膜に損傷を与えることなく、高出力特性に優れた半導体
レーザ装置を歩留りよく製造することができる。
また、使用する溶液の硫黄濃度に応じた適切な処理時間
をもって端面を処理することにより、端面処理時間の不
足による端面酸化膜の除去不足が起こらず、必要時間以
上の時間をかけて端面処理を行う無駄が省かれる。
をもって端面を処理することにより、端面処理時間の不
足による端面酸化膜の除去不足が起こらず、必要時間以
上の時間をかけて端面処理を行う無駄が省かれる。
また、硫黄を含む溶液中でウェハの劈開を行うことによ
り、端面の酸化がいっそう効果的に抑制され、出力の向
上した信頼性の高い半導体レーザ装置を得ることができ
る。
り、端面の酸化がいっそう効果的に抑制され、出力の向
上した信頼性の高い半導体レーザ装置を得ることができ
る。
4、−■の11 な會1
第1図は第1の実施例の装置のレーザ光出射側端面近傍
を模式的に示す斜視図、第2図(a)〜(C)はその実
施例の製造工程を説明するための斜視図、第3図はその
実施例の半導体レーザ装置の注入電流対光出力特性を示
す図、第4図は第3の実施例の装置のレーザ光出射ωす
端面近傍を模式的に示す斜視図、第5図は第4の実施例
の装置の電流対先出力特性と膜形成レートとの関係を示
すグラフ、第6図はその実施例の最大光出力と保護膜形
成レートとの関係を示すグラフ、第7図は第5の実施例
の半導体レーザ装置の端面破壊出力を示すグラフ、第8
図は第5の実施例の端面に於ける酸素のオージェ信号強
度と浸漬時間との関係を示すグラフ、第9図はその酸素
のオージェ信号強度がバックグランドレベルに達するま
での浸1間と溶液の硫黄濃度との関係を示すグラフ、第
10図(a)〜<c>は第6の実施例の製造方法を説明
するための断面図、第11図<a>及び<b>はそれぞ
れp型及びp型のGaAs表面にキャリアの蓄積層が形
成されている状態を模式的に示す図、第12図(a)及
び(b)はそれぞれp型及びp型の半導体表面に反転層
が形成されている状態を模式的に示す図である。
を模式的に示す斜視図、第2図(a)〜(C)はその実
施例の製造工程を説明するための斜視図、第3図はその
実施例の半導体レーザ装置の注入電流対光出力特性を示
す図、第4図は第3の実施例の装置のレーザ光出射ωす
端面近傍を模式的に示す斜視図、第5図は第4の実施例
の装置の電流対先出力特性と膜形成レートとの関係を示
すグラフ、第6図はその実施例の最大光出力と保護膜形
成レートとの関係を示すグラフ、第7図は第5の実施例
の半導体レーザ装置の端面破壊出力を示すグラフ、第8
図は第5の実施例の端面に於ける酸素のオージェ信号強
度と浸漬時間との関係を示すグラフ、第9図はその酸素
のオージェ信号強度がバックグランドレベルに達するま
での浸1間と溶液の硫黄濃度との関係を示すグラフ、第
10図(a)〜<c>は第6の実施例の製造方法を説明
するための断面図、第11図<a>及び<b>はそれぞ
れp型及びp型のGaAs表面にキャリアの蓄積層が形
成されている状態を模式的に示す図、第12図(a)及
び(b)はそれぞれp型及びp型の半導体表面に反転層
が形成されている状態を模式的に示す図である。
11・・・半導体基板、12・・・積層構造、13.1
4・・・電極、15・・・バー 16・・・活性層、1
8・・・硫黄を含む膜、17.17a、17b・・・保
護膜、20・・・(NH4)2S水溶液。
4・・・電極、15・・・バー 16・・・活性層、1
8・・・硫黄を含む膜、17.17a、17b・・・保
護膜、20・・・(NH4)2S水溶液。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、AlGaAs活性層を有し、端面に保護膜が形成さ
れている端面出射型の半導体レーザ装置であって、 該端面と該保護膜との間に、硫黄を含む膜が形成されて
いる半導体レーザ装置。 2、前記保護膜が低融点材料からなる請求項1に記載の
半導体レーザ装置。 3、前記低融点材料が、MgF_2、SiO、SiO_
2、CaF_2、NaF及びZnSからなる群から選択
されたものである請求項2に記載の半導体レーザ装置。 4、AlGaAs活性層を有し、端面に保護膜が形成さ
れている端面出射型の半導体レーザ装置の製造方法に於
いて、 硫黄を含む溶液により該端面を処理する工程、及びその
後に該保護膜を形成する工程を包含する半導体レーザ装
置の製造方法。 5、前記硫黄を含む溶液が、(NH_4)_2S原液、
(NH_4)_2S_x原液、(NH_4)_2S水溶
液、及び(NH_4)_2S_x水溶液からなる群から
選択されたものである請求項4に記載の半導体レーザ装
置の製造方法。 6、前記硫黄を含む溶液の硫黄濃度がXmol/lのと
き、該硫黄を含む溶液により前記端面を処理する時間を
、1.5/X秒以上とする請求項4に記載の半導体レー
ザ装置の製造方法。 7、前記端面の形成を、前記硫黄を含む溶液中でウェハ
の劈開を行うことにより行い、その後、該溶液により該
端面を処理する請求項4に記載の半導体レーザ装置の製
造方法。 8、前記保護膜の形成を、低融点材料を用いて抵抗加熱
蒸着法により行う請求項4に記載の半導体レーザ装置の
製造方法。 9、前記低融点材料が、MgF_2、SiO、SiO_
2、CaF_2、NaF及びZnSからなる群から選択
されたものである請求項8に記載の半導体レーザ装置の
製造方法。10、前記保護膜の形成を、電子ビーム蒸着
法により、10Å/sec以下の成長レートで行う請求
項4に記載の半導体レーザ装置の製造方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2641489 | 1989-02-03 | ||
| JP1-341890 | 1989-12-29 | ||
| JP34189089 | 1989-12-29 | ||
| JP1-26414 | 1989-12-29 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08230429A Division JP3129973B2 (ja) | 1989-02-03 | 1996-08-30 | 半導体レーザ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03224284A true JPH03224284A (ja) | 1991-10-03 |
| JP2650769B2 JP2650769B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=26364195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024903A Expired - Fee Related JP2650769B2 (ja) | 1989-02-03 | 1990-02-02 | 半導体レーザ装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2650769B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11973309B2 (en) | 2019-03-07 | 2024-04-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor chip manufacturing device and method of manufacturing semiconductor chips |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54136282A (en) * | 1978-04-14 | 1979-10-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Compound semiconductor light emitting element and its manufacture |
| JPS55140235A (en) * | 1979-04-10 | 1980-11-01 | Chemla Daniel | Insulatorrsemiconductor structure |
| JPS55145345A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-12 | Nec Corp | Preparation of protecting film |
| JPH01166588A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Hitachi Ltd | 半導体レーザ |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP2024903A patent/JP2650769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54136282A (en) * | 1978-04-14 | 1979-10-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Compound semiconductor light emitting element and its manufacture |
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| JPS55145345A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-12 | Nec Corp | Preparation of protecting film |
| JPH01166588A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Hitachi Ltd | 半導体レーザ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11973309B2 (en) | 2019-03-07 | 2024-04-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor chip manufacturing device and method of manufacturing semiconductor chips |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2650769B2 (ja) | 1997-09-03 |
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|---|---|---|---|
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