JPH0322444B2 - - Google Patents
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- JPH0322444B2 JPH0322444B2 JP4597187A JP4597187A JPH0322444B2 JP H0322444 B2 JPH0322444 B2 JP H0322444B2 JP 4597187 A JP4597187 A JP 4597187A JP 4597187 A JP4597187 A JP 4597187A JP H0322444 B2 JPH0322444 B2 JP H0322444B2
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- furnace
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Landscapes
- Blast Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高炉の炉内壁耐火物の補修方法に関
し、特に炉内装入物の円周バランスを維持するこ
とにより高炉操業の安定化ならびに炉体寿命の延
長に寄与できるようにした補修方法に関する。
し、特に炉内装入物の円周バランスを維持するこ
とにより高炉操業の安定化ならびに炉体寿命の延
長に寄与できるようにした補修方法に関する。
近年、高炉操業においては、より安定的でしか
も効率のよい操業が要請されている。そのための
対策の一つとして、高炉内を上昇するガス流分布
を制御することが重要であり、このガス流分布の
制御には炉内装入物の円周バランスが大きく影響
を与えるものであることが知られている。この円
周バランスが乱れた場合、例えば、上昇ガス流が
偏流し、吹き付けや付着物の生成が起こり、その
結果高炉操業が不安定になる。一方、高炉の炉体
寿命の延長に伴つて炉内壁耐火物の損傷、浸食に
起因する円周バランスの不均一化が生じている。
も効率のよい操業が要請されている。そのための
対策の一つとして、高炉内を上昇するガス流分布
を制御することが重要であり、このガス流分布の
制御には炉内装入物の円周バランスが大きく影響
を与えるものであることが知られている。この円
周バランスが乱れた場合、例えば、上昇ガス流が
偏流し、吹き付けや付着物の生成が起こり、その
結果高炉操業が不安定になる。一方、高炉の炉体
寿命の延長に伴つて炉内壁耐火物の損傷、浸食に
起因する円周バランスの不均一化が生じている。
そこで、従来、上記炉内壁損傷に起因する円周
バランスの不均一化を防止するために、高炉の予
定休風時に炉内壁耐火物の損傷、浸食部分を補修
する熱間吹き付け方法が提案されている。この熱
間吹き付けは、高炉の予定休風時に炉内に熱間吹
き付け装置を挿入し、上記炉内耐火物の損傷部分
に不定形耐火物を吹き付けることにより補修する
方法である。この補修方法によれば、高炉を停止
することなく健全な炉内壁を復元できることか
ら、上記要請にある程度応えられる。
バランスの不均一化を防止するために、高炉の予
定休風時に炉内壁耐火物の損傷、浸食部分を補修
する熱間吹き付け方法が提案されている。この熱
間吹き付けは、高炉の予定休風時に炉内に熱間吹
き付け装置を挿入し、上記炉内耐火物の損傷部分
に不定形耐火物を吹き付けることにより補修する
方法である。この補修方法によれば、高炉を停止
することなく健全な炉内壁を復元できることか
ら、上記要請にある程度応えられる。
しかしながら、上記従来の熱間吹き付けによる
補修方法では、特に与えられた予定休風時間が短
い場合は、損傷部分を充分に復元できない場合が
あるという問題点がある。即ち、上記予定休風時
間内に補修できる範囲は限られているのに対し、
健全な炉内壁をどの程度生成させるべきか明確で
なく、作業者の経験に任されていた。そのため上
記損傷部分が大きかつたり、複数箇所に及んでい
たりする場合は、結局与えられた予定休風時間の
すべてを利用して作業を行うしかなく、その結
果、補修後においても円周バランスが改善されて
いないという問題が生じる。
補修方法では、特に与えられた予定休風時間が短
い場合は、損傷部分を充分に復元できない場合が
あるという問題点がある。即ち、上記予定休風時
間内に補修できる範囲は限られているのに対し、
健全な炉内壁をどの程度生成させるべきか明確で
なく、作業者の経験に任されていた。そのため上
記損傷部分が大きかつたり、複数箇所に及んでい
たりする場合は、結局与えられた予定休風時間の
すべてを利用して作業を行うしかなく、その結
果、補修後においても円周バランスが改善されて
いないという問題が生じる。
本発明の目的は、上記予定休風時間内に有効に
損傷部分を補修でき、確実に円周バランスを改善
できる高炉の炉壁補修方法を提供することにあ
る。
損傷部分を補修でき、確実に円周バランスを改善
できる高炉の炉壁補修方法を提供することにあ
る。
本件発明者らは、上記目的を達成するために、
上記炉内壁の侵食と高炉内に投入される装入物の
降下速度とは密接な関係があることに着目し、つ
まり損傷、浸食部分の位置、大きさと装入物降下
速度との関係を定量的に把握できれば、効果的な
補修方法を見出すことができるという観点から、
装入物降下に及ぼす損傷部分の影響について、以
下の実験を行つた。
上記炉内壁の侵食と高炉内に投入される装入物の
降下速度とは密接な関係があることに着目し、つ
まり損傷、浸食部分の位置、大きさと装入物降下
速度との関係を定量的に把握できれば、効果的な
補修方法を見出すことができるという観点から、
装入物降下に及ぼす損傷部分の影響について、以
下の実験を行つた。
第1図は上記実験方法を説明するための図であ
る。図において、1は高炉の約1/37の全周模型で
あり、同図では炉口部とシヤフト部との境界部分
のみを示している。2は10×10×15mmの木片を耐
火物の代用として貼り付けた炉内壁、3はシヤフ
ト部(炉胸部)の上端、4はシヤフト部、5は炉
口部、6は損傷部、7は損傷部上端、Dは炉口内
径、hはシヤフト部上端3から損傷部上端7まで
の距離、Wは損傷部領域の高さ、tは炉壁の厚み
方向の損傷深さ、θは各測定点の円周方向角度、
αは損傷領域の円周方向広さを示す角度である。
る。図において、1は高炉の約1/37の全周模型で
あり、同図では炉口部とシヤフト部との境界部分
のみを示している。2は10×10×15mmの木片を耐
火物の代用として貼り付けた炉内壁、3はシヤフ
ト部(炉胸部)の上端、4はシヤフト部、5は炉
口部、6は損傷部、7は損傷部上端、Dは炉口内
径、hはシヤフト部上端3から損傷部上端7まで
の距離、Wは損傷部領域の高さ、tは炉壁の厚み
方向の損傷深さ、θは各測定点の円周方向角度、
αは損傷領域の円周方向広さを示す角度である。
本実験は、まず、炉内壁2の木片の一部を取り
除いて損傷部6を形成し、該高炉1内に粒子径1
〜2mm程度の川砂を充填した。さらに、この川砂
を該高炉1の羽口部から排出しつつ、炉口部5か
ら着色された川砂をトレーサーとして垂直方向
(連続的)及び水平方向(間欠的)に送り込み、
高炉1内に流線と等時間線を同時に形成させた。
除いて損傷部6を形成し、該高炉1内に粒子径1
〜2mm程度の川砂を充填した。さらに、この川砂
を該高炉1の羽口部から排出しつつ、炉口部5か
ら着色された川砂をトレーサーとして垂直方向
(連続的)及び水平方向(間欠的)に送り込み、
高炉1内に流線と等時間線を同時に形成させた。
そして、本実験では、川砂の降下速度比の30度
毎の円周分布を、損傷領域角度α,hとDとの比
h/D,WとDとの比W/D,tとDとの比t/
Dをそれぞれ変化させた場合について調べた。
毎の円周分布を、損傷領域角度α,hとDとの比
h/D,WとDとの比W/D,tとDとの比t/
Dをそれぞれ変化させた場合について調べた。
第2図ないし第4図は上記実験結果を示す特性
図である。
図である。
第3図aないし第3図cは円周方向測定点θに
おける降下速度比と上記α,h/D,W/Dとの
関係を示す特性図であり、まず、第3図aは、
h/D=0.23,W/D=0.28とし、損傷領域角度
αを変化させた場合の円周方向θにおける降下速
度比の変化を示す。同図からも明らかなように、
損傷領域角度αの増大に伴つて、降下速度比が増
大する領域も増大しているが、その絶対値は約
1.5付近に集中している。次に、第3図bは、α
=90度、h/D=0.23とし、W/Dを変化させた
場合である。同図からも明らかなように、損傷部
上方における降下速度比は高さ方向の損傷領域W
の変化に応じて変化しているが、W/D≧0.39に
ある場合は、略一定となつている。また、第4図
は、炉壁の厚み方向の損傷深さtとDとの比t/
Dと、降下速度比との関係を示す特性図であり、
この場合は、損傷深さtが深いほど降下速度比は
大きくなることがわかる。
おける降下速度比と上記α,h/D,W/Dとの
関係を示す特性図であり、まず、第3図aは、
h/D=0.23,W/D=0.28とし、損傷領域角度
αを変化させた場合の円周方向θにおける降下速
度比の変化を示す。同図からも明らかなように、
損傷領域角度αの増大に伴つて、降下速度比が増
大する領域も増大しているが、その絶対値は約
1.5付近に集中している。次に、第3図bは、α
=90度、h/D=0.23とし、W/Dを変化させた
場合である。同図からも明らかなように、損傷部
上方における降下速度比は高さ方向の損傷領域W
の変化に応じて変化しているが、W/D≧0.39に
ある場合は、略一定となつている。また、第4図
は、炉壁の厚み方向の損傷深さtとDとの比t/
Dと、降下速度比との関係を示す特性図であり、
この場合は、損傷深さtが深いほど降下速度比は
大きくなることがわかる。
一方、第3図cは、α=90度、W/D=0.28と
し、h/Dを変化させた場合の降下速度比の変化
を示す。同図からも明らかなように、損傷部上端
7がシヤフト部上端3からh/D≦0.34の距離に
ある場合は、降下速度分布が不均一化し始め、
h/Dがさらに減少すると、つまり損傷部上端7
がシヤフト部4の上端3に近くなると損傷領域上
方の降下速度比は著しく増大し、かつ損傷領域角
度αの略中央位置で最大下降速度比を示してい
る。
し、h/Dを変化させた場合の降下速度比の変化
を示す。同図からも明らかなように、損傷部上端
7がシヤフト部上端3からh/D≦0.34の距離に
ある場合は、降下速度分布が不均一化し始め、
h/Dがさらに減少すると、つまり損傷部上端7
がシヤフト部4の上端3に近くなると損傷領域上
方の降下速度比は著しく増大し、かつ損傷領域角
度αの略中央位置で最大下降速度比を示してい
る。
そして、第2図は、上記h/Dと最大降下速度
比との関係を示す特性図である。同図によると、
h/D比が小さくなるほど降下速度比が増大して
おり、特に、例えばh/D≦0.46の場合は、降下
速度比が急激に増加することがわかる。即ち、炉
壁2の損傷部6が、シヤフト部上端3に近づくほ
ど降下速度比を増大させ、円周バランスを不均一
にしている。従つて、このことから、本件発明者
らは、損傷部上端7から高炉1のシヤフト部上端
3までの距離hを測定し、該距離hと炉口部5の
内径Dとからh/Dを求め、降下速度比が急激に
上昇するh/Dを有する損傷領域部分を補修して
やれば、本発明の目的を達成できることに想到し
た。
比との関係を示す特性図である。同図によると、
h/D比が小さくなるほど降下速度比が増大して
おり、特に、例えばh/D≦0.46の場合は、降下
速度比が急激に増加することがわかる。即ち、炉
壁2の損傷部6が、シヤフト部上端3に近づくほ
ど降下速度比を増大させ、円周バランスを不均一
にしている。従つて、このことから、本件発明者
らは、損傷部上端7から高炉1のシヤフト部上端
3までの距離hを測定し、該距離hと炉口部5の
内径Dとからh/Dを求め、降下速度比が急激に
上昇するh/Dを有する損傷領域部分を補修して
やれば、本発明の目的を達成できることに想到し
た。
そこで、本願の第1発明は、高炉の炉内壁の損
傷領域を補修する方法において、損傷領域の上端
から高炉のシヤフト部上端までの距離hを計測
し、該距離hと炉口部の内径Dとから損傷領域位
置値K=h/Dを求め、該値Kが所定の基準値
K0以下の場合に、該損傷領域のK=K0となる位
置より上方部分に不定形耐火物の吹き付けによる
補修を施すことを特徴としており、また第2発明
では、上記値Kが所定の基準値K0以下の場合に、
該損傷領域に上端位置から下方位置の順で不定形
耐火物の吹き付けを行うことを特徴としている。
傷領域を補修する方法において、損傷領域の上端
から高炉のシヤフト部上端までの距離hを計測
し、該距離hと炉口部の内径Dとから損傷領域位
置値K=h/Dを求め、該値Kが所定の基準値
K0以下の場合に、該損傷領域のK=K0となる位
置より上方部分に不定形耐火物の吹き付けによる
補修を施すことを特徴としており、また第2発明
では、上記値Kが所定の基準値K0以下の場合に、
該損傷領域に上端位置から下方位置の順で不定形
耐火物の吹き付けを行うことを特徴としている。
ここで本願発明における基準値K0は、本件発
明者らの実験装置においては0.46程度であつた
が、この基準値K0は高炉の形状、大きさ、装入
物の性状等によつて若干変化するので、予め実験
等によつて求めておく必要がある。
明者らの実験装置においては0.46程度であつた
が、この基準値K0は高炉の形状、大きさ、装入
物の性状等によつて若干変化するので、予め実験
等によつて求めておく必要がある。
本発明に係る高炉の炉壁補修方法によれば、損
傷領域の上端からシヤフト部上端までの距離hと
炉口部の内径Dとから損傷領域位置値K=h/D
を求め、該値Kが所定の基準値K0以下の場合に
該損傷領域を補修するようにしたので、上記基準
値K0以下の損傷領域を補修すべき範囲として明
確化できる。つまり、降下速度比増大に大きな影
響を与える損傷領域を重点的に補修できることと
なり、所定の予定休風時間内に健全な炉内壁を効
果的に生成することができ、降下速度比を安定化
して円周バランスを改善できる。また、この場合
第2発明では、上端位置から下方位置の順で不定
形耐火物の吹付けを行うようにしたので、さらに
補修効果の大きい部分から補修でき、与えられた
予定休風時間が短い場合でも、効果的な補修作業
を行うことができる。
傷領域の上端からシヤフト部上端までの距離hと
炉口部の内径Dとから損傷領域位置値K=h/D
を求め、該値Kが所定の基準値K0以下の場合に
該損傷領域を補修するようにしたので、上記基準
値K0以下の損傷領域を補修すべき範囲として明
確化できる。つまり、降下速度比増大に大きな影
響を与える損傷領域を重点的に補修できることと
なり、所定の予定休風時間内に健全な炉内壁を効
果的に生成することができ、降下速度比を安定化
して円周バランスを改善できる。また、この場合
第2発明では、上端位置から下方位置の順で不定
形耐火物の吹付けを行うようにしたので、さらに
補修効果の大きい部分から補修でき、与えられた
予定休風時間が短い場合でも、効果的な補修作業
を行うことができる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第5図は本発明の一実施例による高炉の炉壁補
修方法を実施するための熱間吹き付け装置を示
す。
修方法を実施するための熱間吹き付け装置を示
す。
図において、10は高炉本体であり、これのテ
ーパ状に形成されたシヤフト部11の上部には炉
口部12が接続されており、該炉口部12の上方
にはマンホール13が形成されている。そして、
14は熱間吹き付け装置であり、図では上記高炉
本体10内にはマンホール13から挿入された吹
き付け作業状態を示している。この吹き付け装置
14は、不定形耐火物を噴出する吹付けノズル1
5、該ノズル15を支持するフレーム16、吹付
けノズル15を旋回、傾動駆動する駆動装置17
から構成されている。また、18は上記吹き付け
装置14を昇降、取り込み、取り出しを行う操作
装置であり、これはウインチ19とワイヤ20と
からなつている。さらに、21は上記吹き付け装
置14の吹付けノズル15に不定形耐火物を供給
するための供給装置である。
ーパ状に形成されたシヤフト部11の上部には炉
口部12が接続されており、該炉口部12の上方
にはマンホール13が形成されている。そして、
14は熱間吹き付け装置であり、図では上記高炉
本体10内にはマンホール13から挿入された吹
き付け作業状態を示している。この吹き付け装置
14は、不定形耐火物を噴出する吹付けノズル1
5、該ノズル15を支持するフレーム16、吹付
けノズル15を旋回、傾動駆動する駆動装置17
から構成されている。また、18は上記吹き付け
装置14を昇降、取り込み、取り出しを行う操作
装置であり、これはウインチ19とワイヤ20と
からなつている。さらに、21は上記吹き付け装
置14の吹付けノズル15に不定形耐火物を供給
するための供給装置である。
次に、上記吹き付け装置14を用いて、本願の
第2発明の実施例方法によつて上記シヤフト部1
1内の炉壁損傷部22を補修する場合について説
明する。
第2発明の実施例方法によつて上記シヤフト部1
1内の炉壁損傷部22を補修する場合について説
明する。
本実施例の補修方法は、まず上記高炉10の予
め予定された休風時間において、上記炉壁損傷部
22の上端22aから高炉10のシヤフト部上端
11aまでの距離h1を計測する。そして該距離h1
と炉口部12の内径Dとから損傷領域位置値K即
ちh1/Dを求める。このh1/Dが所定の基準値
K0以下、例えば第2図に示す0.46より小さい値の
場合に、該損傷部22を補修すべき領域と決定す
る。しかる後、上記第5図に示すように、熱間吹
き付け装置14を炉内に挿入設置し、上記補修領
域22の損傷部上端22a位置から下方に向かつ
て上記熱間吹き付け装置14により不定形耐火物
を噴射して、該損傷部22を補修する。
め予定された休風時間において、上記炉壁損傷部
22の上端22aから高炉10のシヤフト部上端
11aまでの距離h1を計測する。そして該距離h1
と炉口部12の内径Dとから損傷領域位置値K即
ちh1/Dを求める。このh1/Dが所定の基準値
K0以下、例えば第2図に示す0.46より小さい値の
場合に、該損傷部22を補修すべき領域と決定す
る。しかる後、上記第5図に示すように、熱間吹
き付け装置14を炉内に挿入設置し、上記補修領
域22の損傷部上端22a位置から下方に向かつ
て上記熱間吹き付け装置14により不定形耐火物
を噴射して、該損傷部22を補修する。
このように本実施例の炉壁補修方法によれば、
損傷部上端22aからシヤフト部上端11aまで
の距離h1と炉口部12の内径Dとから損傷領域位
置K=h1/Dを求め、該値Kが所定の基準値K0
以下の損傷部22を補修領域としたので、補修す
べき損傷部22を明確化できる。従つて、予定休
風時間内に健全な炉内壁を効果的に生成すること
ができるから、確実に円周バランスを改善でき
る。
損傷部上端22aからシヤフト部上端11aまで
の距離h1と炉口部12の内径Dとから損傷領域位
置K=h1/Dを求め、該値Kが所定の基準値K0
以下の損傷部22を補修領域としたので、補修す
べき損傷部22を明確化できる。従つて、予定休
風時間内に健全な炉内壁を効果的に生成すること
ができるから、確実に円周バランスを改善でき
る。
また、本実施例では、損傷部22の上端22a
位置から下方位置の順で不定形耐火物の吹付けを
行うようにしたので、円周バランスに大きな悪影
響を与える部分から順に補修することとなり、与
えられた予定休風時間が短い場合でも、補修作業
を確実に行うことができる。
位置から下方位置の順で不定形耐火物の吹付けを
行うようにしたので、円周バランスに大きな悪影
響を与える部分から順に補修することとなり、与
えられた予定休風時間が短い場合でも、補修作業
を確実に行うことができる。
こうしたことから、確実に円周バランスを維持
できることとなり、高炉操業の安定化ならびに炉
体寿命の延長に寄与できる。
できることとなり、高炉操業の安定化ならびに炉
体寿命の延長に寄与できる。
第6図は本実施例の効果を説明するための特性
図であり、第6図aは従来方法によるの補修前と
補修後の炉壁温度の円周分布を示し、第6図bは
本実施例方法による補修前と補修後の炉壁温度の
円周分布を示す。図中、曲線A,A1は補修後の
円周バランスを示し、曲線B,B1は補修前の円
周バランスを示す。
図であり、第6図aは従来方法によるの補修前と
補修後の炉壁温度の円周分布を示し、第6図bは
本実施例方法による補修前と補修後の炉壁温度の
円周分布を示す。図中、曲線A,A1は補修後の
円周バランスを示し、曲線B,B1は補修前の円
周バランスを示す。
第6図aからも明らかなように、従来のように
補修範囲を明確にできていない場合は、補修前
B1と補修後A1とでは円周バランスが改善されて
いないことがわかる。それに対して、第6図bに
示すように、本実施例では、補修前Bと補修後A
とでは、かなり均一な円周バランスが得られてい
る。
補修範囲を明確にできていない場合は、補修前
B1と補修後A1とでは円周バランスが改善されて
いないことがわかる。それに対して、第6図bに
示すように、本実施例では、補修前Bと補修後A
とでは、かなり均一な円周バランスが得られてい
る。
なお、上記実施例では、損傷領域位置値Kが
K0以下となる損傷領域について上端から下方に
向けて補修するようにしたが、K≦K0の損傷領
域のうち、K=K0となる位置より上方部分のみ
を補修するようにしてもよく、このようにしたの
が本願の第1発明であり、この場合も上記実施例
と同様の効果が得られる。
K0以下となる損傷領域について上端から下方に
向けて補修するようにしたが、K≦K0の損傷領
域のうち、K=K0となる位置より上方部分のみ
を補修するようにしてもよく、このようにしたの
が本願の第1発明であり、この場合も上記実施例
と同様の効果が得られる。
以上のように本発明に係る高炉の炉壁補修方法
によれば、損傷領域の上端から高炉のシヤフト部
上端までの距離hと炉口部の内径Dとから損傷領
域位置値K=h/Dを求め、該値Kが所定の基準
値K0以下の場合に該損傷領域のK=K0となる位
置より上方部分を補修し、又はこの場合に損傷領
域を上端位置から下方位置の順で補修するように
したので、補修すべき領域を明確化できるから、
予定休風時間を有効に利用して炉内壁を効果的に
生成でき、確実に円周バランスを改善でき、その
結果高炉操業を安定化できる効果がある。
によれば、損傷領域の上端から高炉のシヤフト部
上端までの距離hと炉口部の内径Dとから損傷領
域位置値K=h/Dを求め、該値Kが所定の基準
値K0以下の場合に該損傷領域のK=K0となる位
置より上方部分を補修し、又はこの場合に損傷領
域を上端位置から下方位置の順で補修するように
したので、補修すべき領域を明確化できるから、
予定休風時間を有効に利用して炉内壁を効果的に
生成でき、確実に円周バランスを改善でき、その
結果高炉操業を安定化できる効果がある。
第1図ないし第4図は本発明の成立過程を説明
するための図であり、第1図aはその実験用模型
高炉の断面平面図、第1図bはその一部を示す断
面側面図、第2図はその実験結果を示すh/Dと
降下速度比との関係を示す特性図、第3図aない
し第3図cはそれぞれ降下速度比の円周分布を示
す特性図、第4図は炉壁の損傷深さと降下速度比
との関係を示す特性図、第5図は本発明の一実施
例による高炉の炉壁補修方法を実施するための熱
間吹き付け装置を示す概略構成図、第6図aは従
来方法による補修結果を説明するための温度の円
周分布図であり、第6図bは本実施例の補修方法
による円周分布図である。 図において、1は高炉、2は炉内壁、3はシヤ
フト部上端、4はシヤフト部、5は炉口部、6は
損傷部(損傷領域)、7は損傷部上端、hは損傷
領域の上端からシヤフト部上端までの距離、Dは
炉口部内径である。
するための図であり、第1図aはその実験用模型
高炉の断面平面図、第1図bはその一部を示す断
面側面図、第2図はその実験結果を示すh/Dと
降下速度比との関係を示す特性図、第3図aない
し第3図cはそれぞれ降下速度比の円周分布を示
す特性図、第4図は炉壁の損傷深さと降下速度比
との関係を示す特性図、第5図は本発明の一実施
例による高炉の炉壁補修方法を実施するための熱
間吹き付け装置を示す概略構成図、第6図aは従
来方法による補修結果を説明するための温度の円
周分布図であり、第6図bは本実施例の補修方法
による円周分布図である。 図において、1は高炉、2は炉内壁、3はシヤ
フト部上端、4はシヤフト部、5は炉口部、6は
損傷部(損傷領域)、7は損傷部上端、hは損傷
領域の上端からシヤフト部上端までの距離、Dは
炉口部内径である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高炉の炉内壁の損傷領域を不定形耐火物の吹
付けによつて補修する高炉の炉壁補修方法におい
て、損傷領域の上端から高炉のシヤフト部上端ま
での距離hを計測し、該距離hと炉口部の内径D
とから損傷領域位置値K=h/Dを求め、該値K
が所定の基準値K0以下の場合に、該損傷領域の
K=K0となる位置より上方部分に上記吹き付け
を行うことを特徴とする高炉の炉壁補修方法。 2 高炉の炉内壁の損傷領域を不定形耐火物の吹
付けによつて補修する高炉の炉壁補修方法におい
て、損傷領域の上端から高炉のシヤフト部上端ま
での距離hを計測し、該距離hと炉口部の内径D
とから損傷領域位置値K=h/Dを求め、該値K
が所定の基準値K0以下の場合に、該損傷領域に
上端位置から下方位置の順で上記吹付けを行うこ
とを特徴とする高炉の炉壁補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4597187A JPS63317608A (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | 高炉の炉壁補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4597187A JPS63317608A (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | 高炉の炉壁補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63317608A JPS63317608A (ja) | 1988-12-26 |
| JPH0322444B2 true JPH0322444B2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=12734110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4597187A Granted JPS63317608A (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 | 高炉の炉壁補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63317608A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008223120A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Nippon Steel Corp | 高炉シャフト上部の炉壁面状態評価方法 |
| JP2008223121A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Nippon Steel Corp | 高炉シャフト上部炉壁面の補修方法 |
-
1987
- 1987-02-28 JP JP4597187A patent/JPS63317608A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63317608A (ja) | 1988-12-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |