JPH032274Y2 - - Google Patents

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JPH032274Y2
JPH032274Y2 JP5043986U JP5043986U JPH032274Y2 JP H032274 Y2 JPH032274 Y2 JP H032274Y2 JP 5043986 U JP5043986 U JP 5043986U JP 5043986 U JP5043986 U JP 5043986U JP H032274 Y2 JPH032274 Y2 JP H032274Y2
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は高圧酸素療法(気圧療法)を行なう高
圧タンクに装備する治療用高圧タンクにおける緊
急安全装置に関するものである。
<従来の技術> 従来、一般に用いられている気圧の変動に伴う
刺激を利用し各種症状(ガス中毒、減圧症、心筋
硬塞、脳卒中後遺症、リウマチ、高血圧症、むち
打ち症…等)を治療する高圧酸素療法のための高
圧タンクは、円筒状タンク本体の一端に出入扉を
設け、内部に酸素吸入装置、照明、椅子、インタ
ーホン等を配し、且つタンク自体に送気系、排気
系、換気系の配管を適宜なした構成となつてい
る。しかし、この場合の出入扉は、技術職員等を
もつてタンク外方より開閉操作するタイプであ
る。このため、一旦タンク内に入つた患者は、気
密性からくる孤独感におそわれ、延いては精神的
苦痛を与えることさえある。特に、近時叫ばれる
地震災害にあつての脱出可否の点が心配の種とな
つている。勿論、この他に技術職員が急病等で倒
れるとか災害等で持場を離れるなどして出入扉の
操作が出来なくなることも考慮せねばならない。
この点、今までの高圧タンクには緊急脱出扉は
無く、早期改善が臨まれる。但し、第二種装置と
なる主室と副室を備えた大型高圧タンクにあつ
て、作業員の出入りする側壁の小型クラツチ扉
に、脱出扉を兼ねさせた考えもあるが(本願出願
人が先に提出した実開昭59−41431号公報)、この
ときの扉のクラツチ機構部はタンク外面よりかな
り突出した構造を呈する。このため、前記条件下
で、地震等で建物の壁、天井等が崩れ倒れ扉部を
直接塞ぐことが想定され、脱出不能となり得るも
のである。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案は上記実情に鑑み、地震災害等にて建物
がタンク本体の扉側へ崩れかかつても脱出可能
(扉開放自在)となる扉と据付構造をもち、且つ
タンク内に人が居ることを知らしめ、逸速い救出
を待ち得る如くした治療用高圧タンクにおける緊
急安全装置を提供することを目的としたものであ
る。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、横置きタイププの円筒状高圧タンク
において、タンク本体の水平差渡しとなる少なく
とも最外径位置より下方となる側壁下部に、内方
より開閉操作する小型の脱出扉を設けると共に、
この斜め下向きとなる該脱出扉に対向する前記最
外径側壁の垂線上よりタンク寄りの据付床面部
に、人間が一人這いえる幅をもつた脱出溝をタン
ク本体の長手方向に沿うよう構築し、且つタンク
本体の少なくとも操作盤側の壁面に魚眼レンズ型
覗き窓を内側より取付け、またタンク本体の外面
に内部より操作の在居表示ランプを配設してな
る。
<作用> 上記のような構成のため、高圧タンクに入つて
いる者(患者等)が、地震による建物の崩壊と
か、正常の気圧操作でない時(例えば、技術職員
が急病で倒れ操作不能)、該タンクより脱出せね
ばならない。但し、加圧状態下より急に大気圧下
に出ると減圧症にかかるため、タンク内に備えた
減圧用緊急操作部を操作し、順次減圧した後に脱
出扉を開く。即ち、先ず送気口を遮断した後、減
圧となる緊急コツクを開き、且つこの場合所定時
間をかけて減圧せねばならないため安全確認タイ
マーもセツトする。一定時間経過してタンク内の
圧が大気圧に近いか等しい値となつたときに初め
て脱出扉を開くものである。
この脱出に際し、天井、壁等がタンク本体に倒
れ脱出扉位置の前面にあつても、該脱出扉はタン
ク最外径位置より下方の内側隠れ位置にあるた
め、脱出口が直接塞がれることはなく、且つ内開
き扉なので開閉にも支障なく、直ちに据付床面部
の脱出溝へ潜り込み得、該溝内を経て建物外へ逃
げることを可能としたものである。また、このタ
ンク本体の内部より操作する在居表示ランプを点
灯しておけば、仮に脱出扉が開かなくとも、第三
者に対し人が居ることを察知せしめ、早期救出に
役立つものである。勿論、覗き窓は魚眼レンズタ
イプのため、内部よりの覗き視野が拡大されタン
ク外の状況を正確に把握でき、精神的いらだちを
抑えることにつながる。
<実施例> 以下、本考案を実施例の図面に基づき詳述すれ
ば、次の通りである。
1は主室1aと副室1bを備えた第二種装置と
なる大型高圧タンク本体で、該タンク本体1の側
壁1cにあつて、少なくともタンク最外径位置a
より下方の円弧となる側壁下部1c′に、タンク内
へ開放自在とするクラツチ扉型の脱出扉2を取付
ける。勿論、この場合、出口2aは前記最外径位
置aより垂下した垂線bよりタンク側に隠れる。
3は脱出扉2の外方で前記最外径位置aの垂線b
より内側となる据付床面部4に構築した脱出溝
で、該脱出溝3はタンク本体1の長手方向に沿つ
て設けられ、必要にあつては建物A外へ臨ませ
る。この脱出溝3は、適宜長さをもつた蓋体5群
にて常時は閉蓋とし、床面部4′としている。ま
た、この蓋体5中、前記脱出扉2位置となる少な
くとも2枚の蓋体5,5の突合せ端にはスカーフ
傾斜5a,5aを配しそぎ継ぎ重ねとし、非常時
にあつて一方の蓋体5が他の蓋体5へ乗上げ易
く、開蓋を容易とする。6は蓋体5に設けた埋設
タイプの取手である。7はタンク本体1の少なく
とも操作盤Bのある側の側壁1cに設けた魚眼レ
ンズ型覗き窓で、タンク内よりの視野は約180゜を
得、タンク外の人の有無、室状況がわかるように
してなる。8はタンク本体1の正面位置となる懸
垂式の出入扉9の入口近傍に設けた使用中表示ラ
ンプ10と並設の在居表示ランプで、該在居表示
ランプ8はタンク内に配すバツテリー、乾電池等
よりなる別途電源(図示せず)に接続し、緊急時
のみにタンク内のスイツチ11の投入で点灯させ
る。但し、必要にあつては外部電源使用の切替え
構成としてもよい(地震等の災害時には往々にし
て停電となる))。12はタンク内にあつて前記脱
出扉2の近傍位置に配した減圧用緊急操作部で、
該緊急操作部12には、タンク床面1dの下方に
配管の送気管13に設けたコツク14に連動する
送気遮断用操作レバー15と、タンク外へ連動さ
せるためのコツク16に連動する減圧用操作レバ
ー17と、前記コツク16の開放時間(減圧時
間)を計る安全確認タイマー18とが組込まれて
いる。図中、19は主室1aと副室1bの境目と
なる通路部1fに夫々設けた懸垂式の内扉で、該
内扉19,19は普通の高圧酸素治療では使用せ
ず、即ち主室1aと副室1bは連通とする。20
はエアコン、21はタンク内空気の殺菌清浄用紫
外線・オゾン発生器、22は少なくとも入室者人
数分の個数を揃えた酸素吸入装置、23はタンク
外より操作するクラツチ扉型の作業扉、24は外
方より覗くための覗き窓、25は排気管を示す。
いまこの作用を説明すると、先ず中風、動脈硬
化症、むち打ち症、リウマチ、術後の回復、リハ
ビリ等の普通の高圧酸素治療にあつては、タンク
外の操作盤Bを技術職員が操作しコンプレツサー
(図示せず)の駆動による送気をもつてタンク内
を加圧する(例えば、ケージ圧0.8〜0.9気圧)。
この気圧の変化により人体内の血液、脳脊随液等
の圧の高低によつて刺戟し、臓器組織細胞に一種
のマツサージ効果を与え病的症状を改善せしめる
ものである。
ここにおいて、仮に地震が発生し建物Aが崩
れ、天井、壁等がタンク側に倒れるとか、又は技
術職員が急病等で操作不能となり緊急脱出をせね
ばならない場合、タンク内に居る者(患者等)自
身で減圧用緊急操作部12を、ここにある説明プ
レート(図示せず)の指示通りに順次操作し減圧
させる。先ず、送気遮断用操作レバー15を倒し
(引き)リンク機構となる連動機構26を介して
送気管13の仕切弁となるコツク14を閉じ、タ
ンク内をこれ以上加圧されなくする。次に、減圧
用操作レバー17を倒し、これに連動のタンク壁
に取付いたコツク16を開き緊急排気で減圧して
行く。但し、このときの減圧時間を確認するた
め、停電でも可動のゼンマイ式安全確認タイマー
18をセツトし、この表示を基にして一定時間を
掛けて減圧する。勿論、この減圧時間はコツク1
6の開口径に基づき設定される。尚、2〜3気圧
となる高圧下の特殊治療においては、減圧時間を
前記のように直線的でなく、段階的に設定する。
而して、タンク内圧が大気圧又はそれに近い値
に減圧した後に脱出扉2を開く。この場合、図示
の脱出扉2はクツチ扉方式を採つているため、外
周の締付環部2bを突出のレバー2cの回動で移
動させ、クラツチ噛合の外れ位置で脱出扉2を内
方へ開けばよい。このとき、脱出扉2の出口2a
はタンク本体1の最外径位置aの垂線bより内側
となる円弧壁面で形成される隠れ位置Cに臨んで
なるため、倒れた天井、壁等の崩れ材dが隠れ位
置cまで廻り込んで塞ぐことはない(第11図参
照)。従つて、脱出扉2からの脱出に支障を来た
さない。
然る後、前記出口2aより身体を乗出し、常時
は閉蓋となつている脱出溝3の蓋体5の一部をず
らして開蓋とする。この状態で脱出溝3へ下りて
潜り込み、該脱出溝3を這うように進み、タンク
設置外又は建物外へ出る(勿論、この建物A外へ
の脱出にあつては、脱出溝3の溝長さ、方向を建
物A外まで構築しておく)。尚、この蓋体5の一
部に明り取り用透明部(図示せず)を配すとか、
脱出溝3内に非常電源より点灯する誘導用豆ラン
プ(図示せず)を設けることは自在である。
また、このよような非常事態発生にあつては、
タンク内に有する非常用のスイツチ11を投入し
タンク外面に臨む在居表示ランプ8を点灯させ、
タンク内に人が居ることを知らしめれば早期救出
につながるものである。
更に、このタンク本体1の壁面には内部よりみ
る魚眼レンズ型覗き窓7をもつてなるため、タン
ク外の様子が広角度にわかり、脱出時期の決定は
もとより、精神的な安堵を得るものである。
<考案の効果> 上述のように本考案の治療用高圧タンクにおけ
る緊急安全装置は、脱出扉の取付位置をタンク最
外径位置より下方となる側壁下部に配し、該脱出
扉の近傍の据付床面部に脱出溝を設け、且つタン
ク面に魚眼レンズ型覗き窓と在居表示ランプを設
ける構成としたことにより、仮に地震により建物
が崩れ天井、壁等がタンク側へ倒れかかつても、
この脱出扉がタンク最外径位置の下方となる上方
からみて隠れ位置にあるため、扉の開放及び脱出
が可能であり、しかもこの場合脱出扉の真下位置
に脱出溝が臨んでなるため、該溝をはつて外方へ
出ればよい。勿論、この脱出溝自体もタンク本体
の最外径位置の垂線位置よりタンク寄りに沿つて
構築されているため、該溝自体も潰されることも
ない。また、タンク外面に在居表示ランプを1個
又は複数個配すことによりタンク内に人が居るこ
とが一瞥し得、早期救助に結び付く。更に、タン
ク壁(特に操作盤側)に広角視野を得る魚眼レン
ズ型覗き窓を配したため、タンク外の様子が最大
に把握し得、脱出時期の決定に役立つと共に、広
角確認に基づき精神的な安堵も得る。しかも、本
考案は構造が簡略化してなるため、緊急時の操作
(素人操作)にても誤動作、故障等を招かず、長
期使用に耐える等の実用的効果を奏する。
尚、上記タンクの説明は断面円形タイプについ
て述べたが、断面楕円形のタイプにあつても同様
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
要部断断面図、第2図は同縦断側面図、第3図は
正面図、第4図は脱出扉の開いた正面図、第5図
は脱出溝用蓋体の要部個所の断面図、第6図はタ
ンク本体の据付平面図、第7図は緊急操作部の送
気管遮断の連動機構の説明図、第8図は減圧用コ
ツク部の説明図、第9図は安全確認タイマー部の
説明図、第10図は脱出扉と脱出溝の位置関係を
示す断面図、第11図は建物が倒れた説明図であ
る。 1……タンク本体、1c……側壁、1c′……側
壁下部、2……脱出扉、3……脱出溝、4……据
付床面部、7……魚眼レンズ型覗き窓、8……在
居表示ランプ、a……最外径位置、b……垂線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横置きの円筒状高圧タンクにおいて、タンク本
    体の最外径位置より下方の側壁内部に内方へ開く
    脱出扉を設けると共に、この脱出扉の外方にあつ
    て前記タンク本体の最外径位置の垂線上よりタン
    ク寄りとなる据付床面部に、人間が這いえる幅を
    もつた脱出溝を長手方向に沿つて横築し、且つ前
    記脱出扉の近傍となるタンク本体内部に、送気遮
    断用操作レバーと減圧用操作レバーと在居表示ラ
    ンプ用スイツチ及び安全確認タイマーを備えた緊
    急操作部を配設し、この在居表示ランプ用スイツ
    チに接続する在居表示ランプをタンク本体の出入
    口近傍に取付けた使用中表示ランプに並設し、ま
    たタンク本体の少なくとも外部操作盤側となる壁
    面に魚眼レンズ型覗き窓を取付けてなる治療用高
    圧タンクにおける緊急脱出装置。
JP5043986U 1986-04-04 1986-04-04 Expired JPH032274Y2 (ja)

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JP5043986U JPH032274Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

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JP5043986U JPH032274Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

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Publication Number Publication Date
JPS62160934U JPS62160934U (ja) 1987-10-13
JPH032274Y2 true JPH032274Y2 (ja) 1991-01-22

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ID=30873801

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JP5043986U Expired JPH032274Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

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