JPH032283Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH032283Y2 JPH032283Y2 JP1986127169U JP12716986U JPH032283Y2 JP H032283 Y2 JPH032283 Y2 JP H032283Y2 JP 1986127169 U JP1986127169 U JP 1986127169U JP 12716986 U JP12716986 U JP 12716986U JP H032283 Y2 JPH032283 Y2 JP H032283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dome
- pressure
- openings
- negative pressure
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、主として慢性呼吸不全患者に用いら
れる、陰圧式人工呼吸器に関するものである。
れる、陰圧式人工呼吸器に関するものである。
肺線維症、肺気腫、肺結核後遺症等の慢性呼吸
不全症や、神経筋疾患等の患者の呼吸補助には、
生理的な陰圧呼吸を補助する陰圧式人工呼吸器が
有用である。
不全症や、神経筋疾患等の患者の呼吸補助には、
生理的な陰圧呼吸を補助する陰圧式人工呼吸器が
有用である。
しかし、従来の陰圧式人工呼吸器は、鉄の肺と
言われるような大型で重いものであつたり、ま
た、鎧型のドームにしても、ドーム周縁部からの
空気の漏れの問題と同時に、ドーム内の空気を排
出して陰圧に引くための開口部付近に圧力の偏り
を生じて体表がひきつれたり、あるいは、大きな
圧力損失のために目標の陰圧に達するのに時間が
かかり、生理的な呼吸パターンを作り得ないとい
う問題があつた。
言われるような大型で重いものであつたり、ま
た、鎧型のドームにしても、ドーム周縁部からの
空気の漏れの問題と同時に、ドーム内の空気を排
出して陰圧に引くための開口部付近に圧力の偏り
を生じて体表がひきつれたり、あるいは、大きな
圧力損失のために目標の陰圧に達するのに時間が
かかり、生理的な呼吸パターンを作り得ないとい
う問題があつた。
本考案は、従来、陰圧時にドーム内に圧力の偏
りを生じて体表がひきつれる不快感を与えたり、
圧力損失が大きいために十分な陰圧となるのに時
間がかかり過ぎ、生理的な呼吸補助を行い得なか
つた鎧型ドームタイプの陰圧式人工呼吸器の、ド
ーム内の圧力を均一化して長期間快適に使用で
き、しかもすみやかに所定の陰圧に達して、生理
的な呼吸補助を行なうことのできる陰圧式人工呼
吸器を提供することを目的としたものである。
りを生じて体表がひきつれる不快感を与えたり、
圧力損失が大きいために十分な陰圧となるのに時
間がかかり過ぎ、生理的な呼吸補助を行い得なか
つた鎧型ドームタイプの陰圧式人工呼吸器の、ド
ーム内の圧力を均一化して長期間快適に使用で
き、しかもすみやかに所定の陰圧に達して、生理
的な呼吸補助を行なうことのできる陰圧式人工呼
吸器を提供することを目的としたものである。
即ち本考案は、硬質材料から成り、その周縁部
に弾性体材料を装着したドーム本体の頂上部に、
ダクトに接続して給排気口となる複数個の開口を
設け、該複数個の開口はドームの上方部に比べて
下方部に多く配置したことを特徴とする人工呼吸
器用ドームである。
に弾性体材料を装着したドーム本体の頂上部に、
ダクトに接続して給排気口となる複数個の開口を
設け、該複数個の開口はドームの上方部に比べて
下方部に多く配置したことを特徴とする人工呼吸
器用ドームである。
本考案のドームは、第1図及び第3図に示した
ような外観形状を有し、患者の胸部に鎧のように
装着するものであり、その材質は、陰圧や陽圧が
加つても変形しない硬質の材料であれば、特に限
定されないが、アルミニウム合金等の軽金属や、
硬質塩化ビニル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性プラ
スチツク、フエノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂等の熱硬化性プラスチツクの
積層成形体や強化プラスチツク(FRP)、あるい
は、炭素繊維強化プラスチツク(CFRP)等の強
度が高く、比較的軽い材質であることが望まし
い。
ような外観形状を有し、患者の胸部に鎧のように
装着するものであり、その材質は、陰圧や陽圧が
加つても変形しない硬質の材料であれば、特に限
定されないが、アルミニウム合金等の軽金属や、
硬質塩化ビニル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性プラ
スチツク、フエノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂等の熱硬化性プラスチツクの
積層成形体や強化プラスチツク(FRP)、あるい
は、炭素繊維強化プラスチツク(CFRP)等の強
度が高く、比較的軽い材質であることが望まし
い。
また、ドーム1,8の周縁部には、患者の体表
に密着し、空気の漏れを防止するため、弾性体材
料5が装着されている。弾性体材料としては、天
然ゴム、合成ゴムの他、スチレン系、オレフイン
系、エステル系、ウレタン系、ポリブタジエン系
等各種熱可塑性エラストマーを用いたチユーブを
用いるのが良く、チユーブの中には空気の他、流
動パラフイン、エチレングリコール等の高粘性流
体や、ウレタンスポンジ等の発泡体材料が充填さ
れていても良い。
に密着し、空気の漏れを防止するため、弾性体材
料5が装着されている。弾性体材料としては、天
然ゴム、合成ゴムの他、スチレン系、オレフイン
系、エステル系、ウレタン系、ポリブタジエン系
等各種熱可塑性エラストマーを用いたチユーブを
用いるのが良く、チユーブの中には空気の他、流
動パラフイン、エチレングリコール等の高粘性流
体や、ウレタンスポンジ等の発泡体材料が充填さ
れていても良い。
本考案のドーム内を陰圧または陽圧にし、人工
呼吸を行なうには、頂上部の開口にダクトを接続
して、ドーム内の空気をブロアーで吸引排出し、
もしくは、送入給気する。この時の給排気口とな
る開口は、小さすぎると圧力損失が大きく、ドー
ム内をすみやかに陰圧にすることができず、大き
すぎるとダクトが太くなり、重量も増して操作性
も悪くなる。そこで一般的には、直径3〜5cmの
穴1個を開けるが、開口近傍での空気流速が速
く、ドーム内で圧力の偏りを生じて体表がひきつ
れるような不快な感触を与え、また、その割には
排気に時間がかかるため、患者の意志に合つた生
理的な呼吸補助を行なうのは難かしい。
呼吸を行なうには、頂上部の開口にダクトを接続
して、ドーム内の空気をブロアーで吸引排出し、
もしくは、送入給気する。この時の給排気口とな
る開口は、小さすぎると圧力損失が大きく、ドー
ム内をすみやかに陰圧にすることができず、大き
すぎるとダクトが太くなり、重量も増して操作性
も悪くなる。そこで一般的には、直径3〜5cmの
穴1個を開けるが、開口近傍での空気流速が速
く、ドーム内で圧力の偏りを生じて体表がひきつ
れるような不快な感触を与え、また、その割には
排気に時間がかかるため、患者の意志に合つた生
理的な呼吸補助を行なうのは難かしい。
一般に、閉鎖系でしかも定常状態においては、
パスカルの原理によりドーム内は一定の圧力とな
るが、本考案のように呼吸に合わせて陰陽圧をく
り返す過渡的な状態で、しかも、ドーム周縁部か
らわずがながら空気が漏れるような状態では、開
口部付近で圧力勾配を生じ、その付近の体表が引
つぱられるように感じるのは避けられない。
パスカルの原理によりドーム内は一定の圧力とな
るが、本考案のように呼吸に合わせて陰陽圧をく
り返す過渡的な状態で、しかも、ドーム周縁部か
らわずがながら空気が漏れるような状態では、開
口部付近で圧力勾配を生じ、その付近の体表が引
つぱられるように感じるのは避けられない。
そこで本考案では、ドームの胸部および腹部の
最も高くなる所に対応する位置、即ち、頂上部な
いしその周辺の位置に給排気口となる複数個の開
口を設けることによつて、従来の開口を1個だけ
設けた場合に比べて、給排気時におけるドーム内
の圧力を均一化させると共に、給排気能力を増し
てその時間を短縮し、患者の呼吸のタイミングに
追従し易くしようとするものである。
最も高くなる所に対応する位置、即ち、頂上部な
いしその周辺の位置に給排気口となる複数個の開
口を設けることによつて、従来の開口を1個だけ
設けた場合に比べて、給排気時におけるドーム内
の圧力を均一化させると共に、給排気能力を増し
てその時間を短縮し、患者の呼吸のタイミングに
追従し易くしようとするものである。
開口の数は特に限定されるものではないが、多
すぎるとダクトの配管、接続が複雑で重くなるの
で、2〜7個程度とするのが適切である。また、
第1図はドームの頂上部に開口2を設け、その
周辺部に4個の開口3を配し、合計5個の開口
をダクト4でつないだ一実施例を示したものであ
るが、開口の位置は、第2図のa〜eに図示した
ように、設ける開口の数に応じて、頂上部6を中
心にして相互に対称になる位置に開口7を設ける
のがよい。
すぎるとダクトの配管、接続が複雑で重くなるの
で、2〜7個程度とするのが適切である。また、
第1図はドームの頂上部に開口2を設け、その
周辺部に4個の開口3を配し、合計5個の開口
をダクト4でつないだ一実施例を示したものであ
るが、開口の位置は、第2図のa〜eに図示した
ように、設ける開口の数に応じて、頂上部6を中
心にして相互に対称になる位置に開口7を設ける
のがよい。
患者が仰臥した状態で使用する目的には、上記
のような考え方によりドーム内全体の圧力を均一
化させるが、起座位では、重力の影響で肺、心臓
等の内臓が落ち込み、胸腔内圧が下部に行く程正
圧に近くなる圧力勾配を生じる。従つてこの姿勢
で呼吸補助を行うには、上部よりも下部の陰陽圧
を強くしてやる方が望ましい。そのためには、ド
ーム下方部(各図においてドームの右側部)の開
口数を多くするのがよく、例えば第3図に示すよ
うに、ドーム8の下方部に4個、上方部に2個の
開口9を配することによつて、下部の圧力を優先
的に変化させることで目的を達することができ
る。この方法によれば、一般に血流の少ない上肺
に多くの空気を送り込んでしまうことを防ぐこと
ができる。
のような考え方によりドーム内全体の圧力を均一
化させるが、起座位では、重力の影響で肺、心臓
等の内臓が落ち込み、胸腔内圧が下部に行く程正
圧に近くなる圧力勾配を生じる。従つてこの姿勢
で呼吸補助を行うには、上部よりも下部の陰陽圧
を強くしてやる方が望ましい。そのためには、ド
ーム下方部(各図においてドームの右側部)の開
口数を多くするのがよく、例えば第3図に示すよ
うに、ドーム8の下方部に4個、上方部に2個の
開口9を配することによつて、下部の圧力を優先
的に変化させることで目的を達することができ
る。この方法によれば、一般に血流の少ない上肺
に多くの空気を送り込んでしまうことを防ぐこと
ができる。
次に、開口の設置方法、およびダクトの接続と
配置の方法について述べる。第1図は、ドーム1
自体の頂上部とその周辺部に合計5個の穴を開け
て開口2,3とし、夫々のドーム外側にダクト4
を接続した例であるが、この他、第3図に示した
ように、ドーム8の頂上部に1個だけ穴を開け
て、ここからドーム内にダクト11を挿入し、ダ
クト11の先端部を分岐させてドーム8内に複数
個(第3図の例では6個)のダクト分岐部10を
設け、各ダクト分岐部10の先端に給排気口とな
る開口9を設ける方式も使用することができる。
特に、後者の方式ではドーム外側の配管が単純化
されるので、ドームがコンパクトに仕上る利点が
あり、さらに、ダクト11およびダクト分岐部1
0を1つの部品として構成し、これを交換するこ
とによつて、ドームの使用目的に適した開口の配
置にすることができ好適である。
配置の方法について述べる。第1図は、ドーム1
自体の頂上部とその周辺部に合計5個の穴を開け
て開口2,3とし、夫々のドーム外側にダクト4
を接続した例であるが、この他、第3図に示した
ように、ドーム8の頂上部に1個だけ穴を開け
て、ここからドーム内にダクト11を挿入し、ダ
クト11の先端部を分岐させてドーム8内に複数
個(第3図の例では6個)のダクト分岐部10を
設け、各ダクト分岐部10の先端に給排気口とな
る開口9を設ける方式も使用することができる。
特に、後者の方式ではドーム外側の配管が単純化
されるので、ドームがコンパクトに仕上る利点が
あり、さらに、ダクト11およびダクト分岐部1
0を1つの部品として構成し、これを交換するこ
とによつて、ドームの使用目的に適した開口の配
置にすることができ好適である。
また、ダクト分岐部10をフレキシブルパイプ
で作成しておけば、使用時に患者の姿勢などに合
せて、開口9の配置を変えることができ有用であ
る。
で作成しておけば、使用時に患者の姿勢などに合
せて、開口9の配置を変えることができ有用であ
る。
本考案のドームを用いれば、給排気時における
ドーム内の圧力を均一化できるので、より生理的
に呼吸補助を行なうことができ、特に、複数個の
開口部を適切に配置することによつて、起座位に
適した陰圧式人工呼吸器を提供することができ
る。さらに、従来の1つの開口部しかもたないド
ームでは、排気時に体表がひきつれて不快感を与
えたり、ドーム内をすみやかに陰圧にすることが
できなかつた欠点をすべて解消できるので、本考
案は医療産業上きわめて有用なものである。
ドーム内の圧力を均一化できるので、より生理的
に呼吸補助を行なうことができ、特に、複数個の
開口部を適切に配置することによつて、起座位に
適した陰圧式人工呼吸器を提供することができ
る。さらに、従来の1つの開口部しかもたないド
ームでは、排気時に体表がひきつれて不快感を与
えたり、ドーム内をすみやかに陰圧にすることが
できなかつた欠点をすべて解消できるので、本考
案は医療産業上きわめて有用なものである。
第1図は、本考案の一実施例となる5個の開口
を有するドームを示す図で、aは上面図、bは正
面図である。第2図は、開口の配置を示す図であ
る。第3図は、本考案の他の実施例でドーム内で
ダクトを分岐させ下部に4個、上部に2個の開口
を設けたドームを示す図で、aは上面図、bは正
面図である。
を有するドームを示す図で、aは上面図、bは正
面図である。第2図は、開口の配置を示す図であ
る。第3図は、本考案の他の実施例でドーム内で
ダクトを分岐させ下部に4個、上部に2個の開口
を設けたドームを示す図で、aは上面図、bは正
面図である。
Claims (1)
- 硬質材料から成りその周縁部に弾性体材料を装
着したドーム本体の頂上部に、ダクトに接続して
給排気口となる複数個の開口を設け、該複数個の
開口はドームの上方部に比べて下方部に多く配置
したことを特徴とする人工呼吸器用ドーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986127169U JPH032283Y2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986127169U JPH032283Y2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6334428U JPS6334428U (ja) | 1988-03-05 |
| JPH032283Y2 true JPH032283Y2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=31021664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986127169U Expired JPH032283Y2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032283Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60168465A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-08-31 | ミナト医科学株式会社 | ぜん息発作抑制方法並びに抑制装置 |
-
1986
- 1986-08-22 JP JP1986127169U patent/JPH032283Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6334428U (ja) | 1988-03-05 |
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