JPH03229785A - 高温用ガスケットとその製造方法 - Google Patents

高温用ガスケットとその製造方法

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JPH03229785A
JPH03229785A JP2206390A JP2206390A JPH03229785A JP H03229785 A JPH03229785 A JP H03229785A JP 2206390 A JP2206390 A JP 2206390A JP 2206390 A JP2206390 A JP 2206390A JP H03229785 A JPH03229785 A JP H03229785A
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JP
Japan
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gasket
sheet
fibers
unexpanded vermiculite
vermiculite
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JP2206390A
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English (en)
Inventor
Keiichi Sakashita
敬一 阪下
Keiji Yamada
啓二 山田
Kazuhiko Shiratani
和彦 白谷
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Ibiden Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高温用カスゲットおよびその製造方法に関し
、特に950℃を超えるような高い温度条件のもとでも
優れたシール性、耐熱性を有するガスケットであって、
石綿に替えてセラミックを主成分とするもので構成され
た、自動車のエンジンなどに好適に用いられるガスケッ
トについての提案である。
〔従来の技術〕
上述した用途に用いられる高温用ガスケットは、石綿を
主原料とし、他に弾性を付与するための天然ゴムあるい
はニトリルゴム(NBR)、スチレンブタジェンゴム(
S B R)などの弾性物質と、必要に応じて添加され
る加硫剤等の補助剤を用0たもので構成されたものが一
般的である。
ところで、このような用途に用いられるガスゲットとし
ては、石綿と弾性物質とを加熱成形して得られる“ジヨ
イントシート”状カスヶ・ノド、および石綿とエマルジ
ョンラテ・ノクスなどの弾性物質を混合したスラリーを
、抄造成形して得られる“ヒータンート”状ガスケット
などがあった。
これらの既知ガスケットは、主としてアスベストの繊維
を60〜95重量%含有している。そのために、ガスケ
ットを製造する際はもちろんのこと、このアスベスト繊
維を施工した施設から、アスベストの粉が飛散するため
、健康障害発生の恐れがあり、改善が望まれていた。
そのため、我国では、昭和49年の国際ガン条約調印に
伴い、これまでに種々の法令でその取り扱いを規制して
きた。例えば、昭和51年4月1日付で「特定化学物質
等障害予防規則」を設けたこと、昭和53年3月30日
に労働基準施行規則の一部を改正し、ガン源性物質、若
しくはガン源性因子又は、ガン源性工程における業務に
よる疾病について、「アスベストにさらされる業務によ
る肺ガンまたは中皮腫」を指定したことなどそれである
また、米国EPA (環境保護庁)においては、198
3年1月に7スヘスト製品の使用禁止についての9iが
なされ、1986年6月にはOMB (行政管理予算局
)の了解を得て1988年1月より建材製品への禁止を
提案すると共に、1991年よりの全面使用禁止を提案
している。
そして、米国3大ガスヶ、トメ−カーは、この提案を段
階的に受は入れる宣言を1986年7月に行なっている
また、これらの国に限らず、国際的にも、1986年6
月のILO(国際労働機構)の提案によって、“石綿の
利用における安全に関する条約と勧告”が討議・審議さ
れている。
このような国際情勢の下で、最近では、アスベスト代替
繊維として、セピオライト繊維、ガラス繊維、カーボン
繊維、ステンレス繊維等の無機質繊維、あるいは芳香族
ポリアミド繊維、フェノール繊維、ポリエチレン繊維等
の有機質繊維を用いることが考えられており、これらの
繊維によってガスケットを製造する試みがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように、アスベスト繊維を用いたガスケットは公
害の問題を抱えているとともりこ、600°C付近まで
は良好な物性を保持しうるものの、それよりも高い、例
えば950℃以上の高温においては、結晶水の脱水によ
り強度劣化が起る欠点があった。
また一方で、前記アスベスト代替繊維としての無機質繊
維あるいは有機質繊維を使用したガスケットにも次のよ
うな問題点があった。
すなわち、前記無機質繊維のうち、例えばセピオライト
などは結晶水を持っているため、高温域で前記アスベス
トと同様に強度劣化が生じる。しかも、この無機繊維単
体でガスケットを製作した場合、アスベストを使用した
ガスケットと同様に引張強度や復元率等が劣るという問
題点があった。
特に、無機質繊維のうち、例えばカーボン繊維や、有機
質繊維9例えば芳香族ポリアミド繊維、フェノール繊維
、ポリエチレン繊維などは、200℃付近からの特性劣
化が著しく、とくに400℃以上では完全に炭化または
焼失して結合劣化が起るため、400℃以上の高温下で
は使用することができないという問題点があった。
本発明の目的は、アスベストを素材とする高温力スケノ
トの、環境公害などの上述した問題点、および各種無機
繊維を使うことにょる引張強度や弾性率の低下、それら
伴うガスケット機能の低下、すなわちシール機能や信頼
性、耐久性などが不足すると言う問題点を克服できる高
温用ガスケットを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ノンアスへスト系ガスケットについて、さら
に引張強度や弾性率などの特性低下による、ガスケット
としての性質の低下、すなわち、シール機能、信頼性、
耐久性の低下を克服するものとして、 セラミック系無機繊維を配合することによってガスケッ
トの耐熱性を向上させることとし、ウオラステナイトを
用いることによってとくに引張強度や弾性率などを向上
させることとし、そして無機質結合材を用いることによ
って高温域における強度を補償し、さらに未膨張バーミ
キュライトを用いることによって、とくに高温での復元
率等をより一層向上させるようにした点に特徴を有する
ものである。
また、このようなガスケットを製造するに当っては、前
記セラミック系無機繊維、ウオラステナイト、未膨張バ
ーミキュライト有機質弾性′pA質および無機質結合材
からなる配合物を、湿式混合してから抄造し、次いで脱
水プレスしてから乾燥し、その後ホットプレスをすると
いう方法の採用により、上述の従来技術が抱える問題点
を一挙に克服することとしたのである。
殊に本発明においては、ウオラステナイトと未膨張バー
ミキュライトとを併用することとしたので、それらの相
乗作用により高耐熱性、高復元率および高強度のガスケ
ットを得ることができる。
このような構想の下に開発した本発明は、繊維や弾性物
質などからなる混合物スラリーを抄造し積層成形してな
るビータシート状ガスケットを、前記セラミツレ系無機
繊維を35〜80帆%、有機質弾性物質を2〜25wt
%、無機質結合材を5〜35社%の割合で配合すると共
に、さらに、2〜5Qwt%のウオラステナイトと5〜
20社%の未膨張バーミキュライトとを配合してなる配
合物Sこて構成したことを特徴とする高温用ガスケット
とその製造方法に関するものである。
〔作 用] 本発明にかかるガスケットは、セラミックス無機繊維、
有機質弾性物質および無機質結合材それに加えてウオラ
ステナイトと未膨張バーミキュライトを水溶液中に分散
させたもの、すなわち有機質弾性物質を混合することに
より得られるエマルション、またはそれらに必要に応し
て加硫剤等の補助添加剤をも加えてなるエマルジョンを
、抄造機によって抄造し、一定の厚みに積層することに
より得られるビータシート状ガスケットである。
近年、このビータシート状のガスケットは、ジヨイント
シート状ガスケットに比べて均一性の高いものが得られ
るので、広範囲に使用されている。
さて、本発明ガスケットを構成する主体の1つは、セラ
ミックス無機繊維である。この繊維は、人造無機繊維で
あり、シリカ−アルミナ系セラミックファイバー、アル
ミナおよびムライトの結晶質ファイバーおよびシリカフ
ァイバーなどが用いられる。7その他、耐熱性の要求が
低い、例えば使用温度が300℃以下で用いるものにつ
いては、種線のガラス繊維の使用も可能である。
かかるセラミック無機繊維には、通称“ショット”と呼
ばれる非繊維状物が含有されていることがある。この非
繊維状物質“ショット”は、ガスケットの特性向上にあ
まり貢献するものではないので、含まない方が良い。従
って、この繊維中に含まれる実質的には44μm以上の
非繊維状物は20%以下(比無機繊維)に抑えることが
望ましい。
また、このセラミックス無機繊維の繊維径は12μm未
満のものであることが望ましい。それは、コノ繊維径が
12μm以上になると、単位体積当りの繊維数量が少な
くなるために、シート密度が低下するとともに、製造工
程における抄造後のプレス工程において折損を起こし易
いために、気密性(シール性)あるいは引張強度を悪化
させるからである。この繊維径はとりわけ1〜3μmの
範囲内のものが有利である。
さて、ガスケットば、一般に、圧縮復元特性に優れたも
のでなければならないから、配合される無機繊維の特性
としては、剛直性に優れるとともにシート状物としての
保持性に優れていることが必要である。本発明の高温ガ
スケットは、上述の如き性質のセラミックス無機繊維を
35〜80−L%配合させたものである。かかる無機繊
維の配合量が、35wt%より少ないと、高温での復元
率および引張強度が低下する。一方、配合量が80帆%
より多いと、繊維が折損し易く、却って引張強度が低下
することに加え、気密性の低下が生じる。
次に、本発明の高温用ガスケットにおいては、高温での
復元率や耐熱性を向上させるために、所定量の未膨張バ
ーミキュライトを配合する。この未膨張バーミキュライ
トというのは、薄片多重構造の粒子状物であり、5i−
0四面体層とMg −0(OH)またはAm−0八面体
層との2:1型層構造を基本とし、それらが眉間に水を
介してつながった雲母状構造の含水鉱物であって、弾力
性や断熱性に優れる物質である。しかも、この未膨張バ
ーミキュライトは、加熱すると脱水して剥離膨張し10
〜25倍に伸長する特性を有する。たた、眉間の結合力
が乏しいため、少しの外力で薄片化してしまうから単独
にて形態を維持することは難しい。
本発明では、このような特性を有するバーミキュライト
の使用法について検討した結果、有機酸ナトリウムによ
り処理することが有効であることを知見した。以下にそ
の理由を説明する。
一般に、未膨張バーミキュライトの膨張率や弾力性は、
粒径の大きさに比例することが知られている。ところが
、シート製造のためのバーミキュライトというのは、分
散性が良く、粒径の小さいものが好まれる。
そこで本発明においては、粒径0.1〜2.8mの小さ
いバーミキュライトを使うこととした。ところが、粒径
の小さいバーミキュライトを使用すると、得られたシー
トは、膨張力、弾性力ともバーミキュライトの粒径に比
例して小さいものとなった。これは歓迎すべきこととは
言えない。
さて、本発明者らは、かつて有機酸ナトリうムによりバ
ーミキュライト粒子の層間のカチオンを置換することに
より、膨張力1弾性力が上昇し、さらに置換していない
バーミキュライトよりも低い温度から膨張することを知
見している。(特開昭59−230737号)。これは
、バーミキュライトの粒径が小さいものでも、有機酸ナ
トリウムで処理をすれば同様の効果を得ることができる
ことを意味している。
そこで、本発明では、使用する未膨張バーミキュライト
は、この現象に着目して有機酸ナトリウム処理を施した
ものを使うことにより、特性的に優れたシートを製作す
ることとしたのである。
なお、このような有機酸ナトリウムによる処理、すなわ
ち、上記有機酸ナトリウム水溶液中に未膨張のバーミキ
ュライトを浸漬する処理を行うことにより、未膨張バー
ミキュライトの膨張力が向上する理由は、層間のカルシ
ウムイオンまたはマグネシウムイオンが、ナトリウムイ
オンに置換されることにより、加熱時に眉間の水が抜け
にくくなるためであると思われる。
以上説明したように、本発明の高温ガスケットは、上述
の如き性質の未膨張バーミキュライトを用いるが、その
量は5〜20wt%とする。かかる未膨張バーミキュラ
イトの量が、5帆%よりも少ないと、シートの膨張力が
少なくなるために高復元率のものが得難い。一方、20
wt%より多いと、バーミキュライトは粒状のため引張
強度が著しく低下してしまう。
次に、本発明の高温用ガスケットにおいては、引張強度
9弾性率、復元率および耐熱性を向上させるために、さ
らにウオラステナイトを2〜50wt%配合する。これ
は、鱗片状の未膨張バーミキュライトのみではバーミキ
ュライト同士の強い結合力を期待できないこと、及びた
とえ繊維径の小さいセラミック系無機繊維との混合であ
ったとしても、この繊維とバーミキュライトとがよくか
らみ合ったマトリックスとなりにくいからである。
すなわち、バーミキュライトの粒径(0,1〜2.8m
)の方が、セラミック系無機繊維に比べると相対的に粗
いためである。
そこで、本発明では、中間的な大きさのフィラーを添加
する必要が生じたのである。
このような要請に応えられるものとして、本発明は、そ
の中間的なフィラーとしてウオラステナイトを用いるこ
とにした。このウオラステナイトは、結晶水を持たない
ため高温下においてもアスベストやセピオライトのよう
に、脱水酸化及び結晶化などの構造変化に基づく収縮を
起すことがなく、また繊維強度を失わない性質を持つも
のである。さらに、プラス千ツク繊維や炭素繊維等に比
べ、耐熱性に優れる。それに加えて、このウオラステナ
イトは、比較的高いアスペクト比を有しており、しかも
、アスベストのように人体に悪影響を及ぼすものではな
いので、上述したフィラーとしては最適である。
かかるウオラステナイトは、ガスケット配合物中に占め
る割合が2〜50wt%となるように配合することが必
要である。このウオラステナイトの含有量が2imt%
より少ないと強度や弾性率を向上させるという効果が得
られないし、一方、50wt%を超えるような多量にな
ると、このウオラステナイトの場合、繊維長が非常に短
いために粉体に近似した特性を示すことから、耐風蝕性
の低下につながる。なかでも、10〜35帆%の配合量
がより好適である。また、平均アスペクト比は15以上
を有するもの(フィラー)を用いることが望ましい。
次に、本発明においては、無機質結合材を配合する。こ
の無機質結合材の配合比率は、要求性能及び製法により
制限されるものであるが、この無機質結合材の量が不足
すると、強度が得られないばかりか抄造されたシートが
不均一になる。一方、あまり多量に使用すると、水に対
する膨潤性のために、ゴムラテックスなどの凝集不良を
導いて、ろ水性を悪くし、シート状物の製造を困難にす
る。
しかも、繊維物質の配合比も制限されるので、強度や弾
性にも悪影響が出るので、多量使用には制限がある。こ
のようにして決められる該無機結合材の量は、5〜35
wt%の範囲が適当である。
かかる無機質結合材としては、モンモリロナイト、クレ
ー、タルク、カオリナイト、合成四ケイ化弗素型雲母な
とが好適である。それらのうちモンモリロナイトは水に
膨潤しやすいうえ、結合力も優れているため、400℃
以上における強度維持に有効であり好適である。このモ
ンモリロナイトは、通常、天然に産出するベントナイト
原鉱の土成分であり、大別すると、Naイオンに冨み多
量の水を吸収して高い膨潤性を示すNa−モンモリロナ
イトと、Caイオンや!I!gイオンに富み膨潤性の低
いCa−モンモリロナイトとがある。その他にシ亥Ca
モンモリロナイトをソーダ処理して活性化させたNa−
モンモリロナイトもある。しかしながら、どのモンモリ
ロイトにおいても、他の含水ケイ酸塩アルミニウム鉱物
であるカオリナイト、タルクなどとは異なり、程度の差
はあるが、いずれも膨潤性を示す。なかでも活性化され
たNa−モンモリロナイトは膨潤性と結合性が特に優れ
ており、本発明の目的によく叶うものであり、その化学
式は次のように表される。
(DH) asi (A l :+、 zaMgo、 
66)020  Nao、 bbその池、膨潤性を示す
無機結合材とし、では、前記モンモリロナイトと同様の
性能を示すものとしてセピオライトや合成四ケイ化弗素
型雲母、ボールクレーなどが知られており、これらをモ
ンモリロナイトの代わりに使用することができる。
次に、本発明においては有機質弾性物質を用いる。この
物質は、ガスケット組成物としてとりわけ有用であり、
例えば、天然ゴムのエマルジョンやNBR,SBR等の
合成ゴムラテックスバインダーが好適である。
かかる有機質弾性物質の配合比率は、高温時に燃焼もし
くは炭化して特性悪化するので少ない方が好ましいが、
シート成形の必要性から、2〜25帆%が好ましい。
さらに、本発明においては、ゴムラテックスの耐久性、
強度向上のために、ゴム加硫剤など(例えば硫黄、塩化
硫黄)を使用することができる。
ただし、本発明では、モンモリロナイト等の無機結合剤
とウオラステナイトにより強度、弾性率および復元率を
確保できるので助材として用いる。
なδ、本発明においては、上述の如き各配合材の他に、
さらにカオリナイト(Al□Sl zQs (OH) 
a)等の、いわゆる膨潤性はないが結合力を期待できる
無機物質等も補強剤として添加することができる。
さて、上述のような配合比率で配合した組成物を、成形
、プレスしてシート状物としたもの(ガスケット)は、
密度0.4g/cm3〜2.0g/cm3の範囲であり
、優れた耐熱性、引張強度、弾性率、復元率等を示す高
温用ガスケットとなる。
一般に、ガスケットにおける引張強度、弾性率および復
元率等の特性は、密度によって左右される。本発明のガ
スケットについては、その密度が2、0 g/cm’よ
り大きくなると、無機繊維が折れてしまい、引張強度、
弾性率および復元率が低下してしまうおそれがある。本
発明者らの研究では、0.6g/cm3〜1.4g /
c+a:lの密度範囲が好適であった。
なお、このような密度を有するガスケットを製造するに
は、好ましくは、湿式混合、抄造、脱水、乾燥した後プ
レスに当って、ホットプレスすることが有利である。す
なわち、ホットプレスを採用すると、ゴム等の有i質弾
性物質に流動性が生しるので、前記無機繊維が粉砕され
て繊維のアスペクト比を低下させることがなく、容易に
前記好適密度となし得ることができるからである。
なお、上述の如き本発明ガスケットについては、SO5
304等の金属板でくるんだくるみガスケットや、金属
板をコアとしたスチールへストガスケ。
トや、ガスケットシートの開口部を金属グロメット加工
して使う場合や、おのおのの表面に固体潤滑性を付与す
るためにカーボンシートを接着したり、カーボンもしく
はそれに類する固体潤滑剤を含浸して使う場合にも有効
に用いられる。
〔実施例〕
実施例1 SiOz : 50wt%、Al2O3: 50wt%
組成比で、平均繊維径が1.8μmのシリカ−アルミナ
系セラミックファイバー(商品名:イビウール、イビデ
ン株式会社製)を、脱ショット加工することにより、4
4μm以上のショット含有率を20%以下に低下させた
ものを用意した。このようにして得られたセラミ・ツク
ファイバーを、52g水30nの中に入れて解繊させた
次に、平均繊維径8μmでアスペクト比30を有するウ
ォラステナイトニ18g、Na−モンモリロナイト:2
3g、そして予め有機酸ナトリウムで処理した未膨張パ
ーミキュライl−:12gを、前記の水3ON中に加え
てよく混合した後、さらにN B R系ラテックス(商
品名:ニポール1562.日本ゼオン株式会社製、濃度
41%のもの)25gを加え、硫酸ハンドにて凝集させ
ることによりスラリーを調整した。
次に、前記スラリーを、340m X 340flの手
抄機に供給して抄造し、厚み8flの湿潤したシート状
物とした。このシート状物を面圧300 kg / c
m 2でプレスし、120℃X1hrの条件で乾燥させ
た。
乾燥後のシートを面圧60kg/cm”、温度300℃
で15分間ホットプレスした。このシート状物の端部を
切断して厚さ0.8fi、300fi角、密度1.25
g/CI’のシート状物を得た。このシート状物の機械
特性を表1に示す。また、シート状ガスケットの性能を
調査するために次のような耐久試験を実施した。
上記シートを所定の寸法に打抜き加工し、これヲ自動車
エンジンのヘッド、エキゾーストマニホールド間のガス
ケットとして取付けた。そして、排気量2000cc、
 DOHCターボ付エンジンにて、排ガス温度900℃
で200時間の間、前記エキゾーストマニホールドに排
ガスを流入させた。
その結果、フランジ間に熱により約Q、1mm程度の歪
みが発生し、またエンジン本体は加熱により0.4B程
度膨張することが判った。しかし、耐久試験中にガス漏
れ等の重大問題は全く発生しなかった。
比較例1 この比較例は、実施例1の配合原料から未膨張バーミキ
ュライトを除いたもの、すなわち、シリカ−アルミナ系
セラミックファイバー52g、ウオラステナイト25g
 、 Na−モンモリロナイト28g、NBR系ラテラ
テックス25gなる配合物について、実施例1と同し処
理を施し、板厚0.8B、300fi角、密度1.25
 g /cm3のシート状物を製造した。
このシート状ガスケットについての機械特性を表1に示
し、また、実施例1同様の耐久試験を実施した。
その結果、フランジ間の歪量およびフランジ本体の膨張
量は実施例1と同しであったにもかかわらず、試験開始
後約50時間でガス漏れが発生した。
比較例2 この比較例は、実施例1の配合原料からウオラステナイ
トを除いたもの、すなわち、シリカ−アルミナ系セラミ
ックファイバー65g、未膨張バーミキュライト12g
 、 Na−モンモリロナイト28g。
NBR系ラテラテックス25gなる配合物について、実
施例1と同じ処理を施し、厚み0.8鶴、300日角、
密度1.25g/cm3のシート状物を製造した。
このシート状ガスケットについての機械特性を表1に示
し、また、実施例1同様の耐久試験を実施した。
その結果、フランジ間の歪量およびフランジ本体の膨張
量は実施例1と同しであったにもかかわらず、試験開始
後約20時間でガス漏れが発生した。
比較例3 この比較例は、実施例1の配合原料のうち、有機酸ナト
リウムで処理をしていない未膨張バーミキュライトを使
用したものについて、実施例1と同様なシート状物を製
造した。このシート状ガスケットの機械特性を表1に示
し、また、実施例1同様の耐久試験を実施した。
その結果、フランジ間の歪量およびエンジン本体の膨張
量は実施例1と同じであったにもかかわらず、試験開始
後約100時間でガス漏れが発生した。
以上の実施例、比較例の結果から、ウオラステナイトと
有機酸ナトリウムで処理した未膨張バーミキュライトを
所定の範囲内で併用した配合原料は、ガスケットとして
良好な性能が得られた。
しかし、未膨張バーミキュライトを配合していないもの
は、高温での復元率が著しく低下するため、フランジ間
の歪量を充分にシールすることができていない。一方、
ウオラステナイトを配合していなかったものは、温度に
関係なく引張強度が著しく低下してしまうため、熱によ
るエンジン本体の膨張に追随できず、ボルト孔周辺にク
ラックが発生してしまい、充分なシール性が得られなか
った。
また、有機酸ナトリウムで処理をしていない未膨張バー
ミキュライトを配合したものの場合は、高温での復元率
が若干低下していた。したがって、歪量が少ない時点で
は充分なシール性を発揮するが、試験時間の経過に伴い
、歪量が多くなるにつれてガス漏れが発生することが判
った。
よって、ウオラステナイトおよび有機酸ナトリウムで処
理した未膨張バーミキュライトは、それぞれ2〜50w
t%、5〜201%の範囲で一諸に用いなければならな
いことが判った。
C発明の効果〕 以上説明したように本発明の高温用ガスケットは、人体
に有害であるとされる石綿の使用を全く必要としていな
い。しかも、強度が高い上、950℃の高温下において
も燃焼酸化による繊維の消失粉化(結合劣化)がなく、
ガスシール性や断熱特性、風蝕性などの点においても優
れたものが得られる。
その結果、本発明においては次のような波及的効果があ
る。
第1に自動車用としては、 (11エキゾースト・マニホールドから、シリンダ・ヘ
ッドへの熱量を減じることから、シリンダ・ヘッド内を
通流する冷却水への伝熱量が少なくなり、ラジェータの
小型化が図れ、低コスト、エンジン・ルームの有効活用
ができる。
(2)エキゾースト・マニホールドのシリンダ・ヘッド
に接するフランジ面は、温度が従来技術より上昇し、且
つ均熱分布になることから、フランジ面の熱歪み軽減に
よるフランジ部の薄肉化によって低コスト化を図ること
ができ、さらムこ;よエキソ−スト・マニホールド内の
ガス温度も上昇させることができるから、排気エミッシ
ョンを低減化し、触媒の高活性化を図ることができる。
(3)上記(2)の排気温上昇により、過給機付のエン
ジンにおいて、排気熱を仕事量に変えることになり、エ
ンジン出力の向上を図れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも無機繊維や弾性物質、結合材などを含む
    ビータシート状ガスケットにおいて、前記セラミック系
    無機繊維を35〜80wt%、有機質弾性物質を2〜2
    5wt%、無機質結合材を5〜35wt%の割合で配合
    すると共に、さらに、2〜50wt%のウォラステナイ
    トと5〜20wt%の未膨張バーミキュライトとを配合
    してなる配合物にて構成したことを特徴とする高温用ガ
    スケット。 2、セラミック系無機繊維、ウォラステナイト、未膨張
    バーミキュライト、有機質弾性物質、無機質結合材から
    なる配合物を湿式混合してから抄造し、次いで脱水プレ
    スしてから乾燥し、その後ホットプレスすることを特徴
    とする高温用ガスケットの製造方法。
JP2206390A 1990-02-02 1990-02-02 高温用ガスケットとその製造方法 Pending JPH03229785A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009138942A (ja) * 2001-07-05 2009-06-25 Flexitallic Investments Inc ガスケットのためのシール用ホイル及びその製造方法
CN102585763A (zh) * 2011-01-11 2012-07-18 宝山钢铁股份有限公司 一种耐高温密封软填料及其制造方法
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