JPH0323096Y2 - - Google Patents

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JPH0323096Y2
JPH0323096Y2 JP1986095487U JP9548786U JPH0323096Y2 JP H0323096 Y2 JPH0323096 Y2 JP H0323096Y2 JP 1986095487 U JP1986095487 U JP 1986095487U JP 9548786 U JP9548786 U JP 9548786U JP H0323096 Y2 JPH0323096 Y2 JP H0323096Y2
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hanging
fixing
mouth
yoke
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、魚釣りに使用するびくに関し、特に
岸辺或は桟橋等の桟の部分にびくを吊下げ固定す
るためのびく掛け部に特徴を有するびくに関する
ものである。
(従来の技術) びくは、釣り上げた魚を収容し、或は一時的に
収容するための容器として古くから使用されてき
た。このびくにはその使用目的により多種類のも
のがあるが、代表的なものとしては第10図に示
す構造を有するものが多い。
同図は大型なびくであるへら鮒用を例示したも
のであり、全体が筒状の網袋3として1〜1.5m
の長さに形成され、その口縁には第1のリング2
が取付けられ、その下方に所望の間隔を置いて複
数個のリング2−1,2−2,2−3が、更にび
くの底の部分にもリング2−4が夫々リング面を
平行にして配設されている。また、口縁のリング
2には短い網筒4の一端が取付けられ、同網筒4
の自由端には網目部分に係着された複数の小リン
グ7,7……に挿通された錘り8付錘紐7′が取
付けられている。
図示例ではびく1″底部の網が開放端として形
成されており、同端部の網目に挿通された紐6を
縛つて網端を絞り、前記開放端が閉塞されるよう
になつている。
ところで、近年になりへら鮒の数が激減する一
方で釣人の数が増えているため、釣堀は勿論のこ
ととして、自然の河川、沼湖でも釣り上げたへら
鮒を持ち帰ることをせず、釣りの終了時には釣上
げたへら鮒は全てリリースするようになつてきて
いる。
これは、一つには自然の保護及び魚獲量・魚形
を競い合う一種のスポーツとして楽しむようにな
つたためである。
従つて、釣上げたへら鮒を傷付けることは御法
度であり、そのためびくに投入するとき或はリリ
ースするときに細心の注意を払う必要がある。
そこで、びくの構造も魚を傷付けないような改
善がなされてきている。
第10図に示したびく1″は古くから用いられ
てきたものであるが、図示の如く手提げとなる部
分が紐5′であり、びく1″の大部分を水中に没
し、陸上にその上部を固定するのに前記紐5′を
抗等に引掛け、或は縛るかしていたものである。
しかるに、このような固定の仕方ではびく1″
中の魚の動きによりびく1″が傾き、即ち各リン
グが水平状態を維持できず、斜めになり易く、そ
のため綱袋の径が狭まつて容積が小さくなり、中
の魚に悪影響を及ぼし兼ねないものであつた。ま
た、同びく1″を使用する場合、びく1″中の魚を
リリースするときは底部の紐6の結びを解いて放
してやる必要があり、この結びの解き方が悪いと
底部開口部が完全に開かないままで魚を放すこと
になり、魚体を傷を付けることもあり、その他紐
6を結んだり解いたりすることは何よりも煩わし
いものである。
これらの不都合を解消せんがために、例えば実
開昭58−176771号公報により提案された考案があ
る。
第11図は同公報記載の考案と類似する構造を
もつびくの特徴部を示しており、同図に示すびく
1′では筒状綱袋3の開口縁のリング2に、同リ
ング2と同一曲率半径の半円弧形可動枠2′と同
可動枠2′の曲率半径より僅かに大きな曲率半径
をもつ同じく半円弧形の吊下げハンドル5の各両
端部を相互に独立して回動自在にピン10止め
し、第10図に示したと同様の短い綱筒4の上端
半周部を前記可動枠2′に固定し、残る半周分を
前記可動枠2′をリング2に添わせたときの反対
側に位置するリング2の半周部に固定する。従つ
て、この反対側のリング2半周部分には網袋3の
上端と前記短い綱筒4の上端が共に取付け固定さ
れることになる。ここで、前記綱筒4の自由端に
は小リング7に挿通された輪状紐7′の一部に錘
り8が取付けられる点は第10図に示したびく
1″と同様である。
一方、前記吊下げハンドル5の円周方向中央に
は、後述するびく吊下げ固定用金具と係合固定す
るL字形平板部材5′がハンドル面に平行して外
方に突出固設されている。この平板部材5′の略
中央には平面に直交してねじ孔5′−1が明けら
れ、後述のびく吊下げ固定金具Aの固定用ねじ9
と螺合する。
第12図は前記吊下げハンドル5のL字形平板
部材5′と係合一体化するびく吊下げ固定用金具
Aを示し、同固定用金具Aは次の2部材から構成
されている。即ち、その一つは角柱材を弓状に曲
げて形成した中間部材11と、この中間部材11
とねじ14−2を介して固着される万力と呼ばれ
る掴持部材13との2部材である。
前記中間部材11の湾曲部中央にはその長手方
向に延びるスリツト11−1が形成され、また同
中間部材11の一端は水平に延び、その水平部分
の厚さ方向(図示、上下方向)が所望の間隔12
−1を置いて2分割され、更にその上部平面部に
は中間部材11の長手方向に延びる切欠きが所望
幅で形成されると共に、下部平面部中央には吊下
げハンドル5から突設された前記平板部材5′の
ねじ孔5′−1にねじ込まれる固定用ねじ9と螺
合するねじ孔12−3が形成されている。
前記掴持部材13は、一般に万力と呼ばれ、本
体は平板をコ字状に形成したものであり、その両
端突設部13−1,13−2の一方突設部内面に
は桟等への喰い込みを良くするための噛込み部が
形成され、他方突設部の略中央部にはねじ孔が貫
通して形成され、該ねじ孔には外端にハンドル1
5−2、内端に噛込み部15−1を有するねじ棒
15がねじ係合されている。また、同掴持部材1
3の上面中央部には同面に垂直にねじ14−2が
起立固設されている。なお、図中14−1は同ね
じ14−2に螺合する蝶ナツトである。
以上の構成において、第11図に示すびく1′
を釣場の桟等に固定しようとするときは、まず吊
下げハンドル5を口縁のリング2に添うように〓
転させて水平とし、同ハンドル5に突設された平
板部材5′のねじ孔5′−1に固定用ねじ9を同平
板部材5′の裏面から僅かに突出するまで予めね
じ込んでおき、この状態で前記平板部材5′を中
間部材11の平面部上下分割間隙12−1に挿嵌
する。ここで、固定用ねじ9と中間部材11の分
割された下方平面部に形成されたねじ孔12−3
を一致させて、同固定用ねじ9を同ねじ孔12−
3にねじ込み両者を固定する。
このとき、中間部材11と掴持部材13はねじ
14−2を中間部材11のスリツト11−1に挿
入し蝶ナツト14−1で両者を仮締しておき、釣
場に設置されたびく吊下げ用桟等を掴持部材13
の突設部13−1内面とねじ棒15の先端噛込み
部15−1間に挟み、ハンドル15−2を回転さ
せることにより掴持部材13を桟等にしつかりと
固定する。
ここで、中間部材11と掴持部材13を仮締め
する以前に、掴持部材13だけを単独に予め桟等
に固定しておき、その後前述の如き操作手順に従
つて一体化したびく1′及び中間部材11を掴持
部材13に仮締めするようにしても良い。
次いで、中間部材11をスリツト11−1に沿
つて動かし、びく1′の口縁部が水平になるよう
調整後、蝶ナツト14−1を締めて最終的な固定
を図る。
このようにして、びく1′を釣場に吊下固定し、
釣りを開始するわけであるが、このとき、可動枠
2′を回動させて短い網筒4の口縁が開いた状態
にしておく。従つて、釣上げた魚は前記綱筒4の
上部開口から投入され、その自重で同綱筒下端の
紐8を拡げて底部(水中)へと落下する。釣りの
終了後、魚をリリースするときは、前記可動枠
2′を前記とは反対方向に回動させて、第11図
に示す状態とした後、びく1′を逆さにすれば、
魚は前記綱筒4に邪魔されることなく解放される
ことになる。
このとき、びく1′もびく吊下げ固定用金具A
から取り外しておく必要がある。
このように、第11図に示したびく1′及び第
12図に示したびく吊下げ固定用金具Aを使用す
る場合、第10図に示したびく1″と比較すると
吊下げ時の安定性及びリリース時の容易性という
点では数段優つたものになつている。
しかるに、以上の如きびく1′及びびく吊下げ
固定用金具Aを使用するにしても次のような問題
点が残ることになる。
(考案が解決しようとする問題点) 即ち、先ず前記びく1′については、吊下げ用
ハンドル5が長時間の使用により、ピン10部が
緩み、回動がし易くなり過ぎて、折角びくの口縁
面を水平に維持せんとして固定用金具Aに苦心し
て取り付けたとしても、内部の魚の動きとか風等
の影響を受けて各リング2,2−1……2−4の
揺動が激しく、従つて筒状網袋3も理想の状態を
維持できずその開口部が変化する上に、前記ハン
ドル5の存在により返つて釣上げた魚の扱いに苦
慮することが多くなる。
また、時として可動枠2′を第10図に示す如
くリリース時の状態にしたままで釣りを続行する
場合もあり、このときびく1′内の開口部には網
が3枚重なつた部分ができるため、釣上げた魚を
びく1′内に投入すべく釣針を魚から外すときに
他の枝針が前記いずれかの網に引掛かり易く、か
つその針がいずれの綱に引掛かつているのか、判
別し難いという不都合があり、また前記枝針が複
数の網に絡まつて引掛かることも多く、同枝針を
取外すのに一苦労するというケースが多発する。
そして、上記従来のびくにあつて最も問題点と
されるのは、このびくを釣場に吊下固定する道
具、即ちびく吊下げ固定用金具Aがびくと別体で
ある点にある。
既述のとおり、最近のへら鮒釣りはスポーツ化
しており、釣上げた魚は競技終了後にリリースす
るため、釣場への往き帰りはびくを可能な限りコ
ンパクトに収納できることが望ましく、その取扱
いの点でも全て簡単な方が喜ばれる傾向にある。
しかるに、第11図に示した従来のびく1′は
収納面及び魚の取扱いの面で極めて改良されては
いるが、びくを桟等に吊下固定する作業が上述の
ように何とも煩わしいものである。これは、びく
とびく吊下げ固定用金具Aが別体に構成されてい
るためであるとばかりも言い難く、同固定用金具
Aの構造の複雑さもその要因となつている。
一般に、びくはフラツシユケースと呼ばれるび
く収納容器に収納され、一方のびく吊下げ固定用
金具Aはその専用容器に収納されて、両者は別体
で持ち運びされる。
フラツシユケースはある程度大きさのあるもの
であり、びくは釣りにとつて重要な道具であるた
め、フラツシユケース(びく)を忘れるようなこ
とはまず無いが、その付属品である小型の上記び
く吊下げ固定用金具Aは、つい忘れてしまい易い
ものである。特に、これは釣場に向かう時点で忘
れてしまうことが多いことも釣人であれば理解で
きよう。この忘れ易い原因は釣りに直接関わる道
具でないこと、小型であり個別の道具とされてい
ることによるものである。
そして、前記固定用金具Aを忘れることなく釣
場に向つたとしても、いざ釣場でびくを桟等に吊
下固定しようとするとき、その吊下固定手順が既
述したとおり、煩雑で如何にも手間のかかるもの
である。特に、びく1′と中間部材11の取付け
には手間がかかり、中間部材11とびく1′の吊
下げ用ハンドル5に突設された平板部材5′を嵌
合し、ねじ9をもつて一体に固定するには、まず
ねじ9を平板部材5′に所定量ねじ込み、その状
態で中間部材の平板部切欠12−2内に前記ねじ
9を挿し込みながら前記嵌合を続け、前記ねじ9
の先端が中間部材11の下方平板部に形成された
ねじ孔12−3に合致するよう調節し、これが合
致して初めてねじ9を更にねじ込み、びく1′に
対する中間部材11の取付けを完了する。
更に、釣りが終了し、各道具を整理収納する段
階においても次のような問題が起こり易い。即
ち、びく1′から前記固定用金具Aを取外すとき、
ねじ操作が3回あり、このねじ操作に細心の注意
を払わないと、びく1′、中間部材11、掴持部
材13は勿論のこと、ねじ9或は蝶ナツト14−
1を落し易く、この取扱う場所が水辺であるた
め、これらの道具を水中に落してしまい容易に回
収できないという事態が発生し易い。びく1′は
大きなものであり、竿等で水中を探れば引掛けて
上げることも可能であるが、他の道具は水中から
回収することが不可能に近い。
本考案は以上の様々な問題点を解決すべく開案
されたもので、びくの口縁部には1個のリングを
配するだけで、しかも同びくを容易に吊下固定で
き、びくの吊下げ固定用金具の置き忘れ、或は落
とすようなことがなく、更には通常のフラツシユ
ケース内にびくと一緒に前記固定用金具をも収納
可能とした固定用金具付きのびくを提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) 口縁、底部及び中間にリングを配した筒状網袋
からなるびくにおいて、前記口縁に配したリング
の一部を枢軸として回動自在に枢着されるびく掛
け部材と、同びく掛け部材本体が前記リングから
外方に水平状態で突出した状態を保持する前記リ
ングに設けられた位置規制部材とからなり、前記
びく掛け部材は全体が略コ字状をなし、その両端
突設部のうち一方の突設部基端にリング面と平行
な貫通孔を有し、該貫通孔には前記口縁に配した
リングが挿入されて枢着部を形成すると共に、該
びく掛け部材の枢着部側突設部が前記位置規制部
材と協同し、他方の突設部の略中央には突設面に
直交して貫通するねじ孔が形成され、同ねじ孔に
は同ねじ孔に螺合して前後進するねじ棒が配さ
れ、前記枢着部側の突設部内面とこれに対峙する
前記ねじ棒端部とでクランプ部を構成するびくと
した点を構成要件とし、これを上記問題点の解決
手段とするものである。
(作用) びくをフラツシユケースに収納するときは、コ
字状のびく掛け部材をリングを中心にしてその突
端をリング平面内まで回動させるだけで良い。こ
のとき、びくの上面からびく掛け部材の両端突設
部が突出することになるが、その長さが短いため
フラツシユケース内に余裕をもつて収納でき、何
ら支障をきたすことがない。
釣場に向かうときは、従来の如くびく吊下げ固
定用金具の存在を気にする必要がなく、単にフラ
ツシユケース内にびくが収納されているかどうか
を確かめるだけで足りる。
さて、釣場でびくを岸辺の桟等に吊下固定しよ
うとするときは、上記びく掛け部材を反転させ
て、リング面の外方に突出させると、びく掛け部
材の枢着部側の突設部外面がリングから下方に吊
設した位置規制部材に当接し、水平位置を保持し
得るようになる。この状態で前記桟等をびく掛け
部材のクランプ部で挟みねじ棒のハンドルを回転
させて桟等を強固にクランプする。
びくを桟等から外すときは、前記固定時の逆を
行えば良い。びくの収納も当初に記載した手順に
従えば足りる。
従つて、本考案に係るびくでは、何ら格別の操
作・気配りをすることなく、収納・持運び・吊下
固定を至極簡単に行ない得る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案の実施例であるびく
の要部を示したもので、図中2はびく1の口縁部
に配設されたリング、3はびく本体を構成する筒
状綱袋、4は前記リング2に前記綱袋端と共にそ
の一端が取り付けられた短い綱筒であり、以上の
部分は第10図に示した従来のびく1″と同様で
ある。
20は本考案の特徴部分である全体が略コ字状
に形成されたびく掛け部材であり、第12図に示
した従来の掴持部材13に酷似している。ただ、
その一方の突設部20−基端に同びく掛け部材2
0の幅方向に貫通する孔が穿設され、同孔内には
前記リング2の一部が遊挿されて枢着部を構成す
る。また他方の突設部20−2の中央にはその平
面に直交して前記掴持部材13と同様に外端にハ
ンドルをもち、内端に噛込み部20′−3を具備
するねじ棒20−3が貫通ねじ込まれている。こ
のねじ棒20−3の内端噛込み部20′−3に対
向する前記枢着部側突設部20−1内面にも同じ
く噛込み部20′−1が形成され、両噛込み部2
0′−1、20′−3でクランプ部を構成する。
第2図及び第3図において、21はリング2と
同じ素材からなるびく掛け部材20の回動位置を
規制する位置規制部材で、前記枢着部を挟んでリ
ング2の下部にその両端が固設され、輪奈状に吊
下されている。
両図から明らかな如く、図示実施例では前記び
く掛け部材20の枢着側突設部20−1の外面は
その端部に向けて徐々に厚さが薄くなるように湾
曲面に形成されており、同端部が前記位置規制部
材21の輪奈を通してびく外方に突出するように
されている。そして、前記びく掛け部材20を回
動させてリング2を含む平面に平行になつたと
き、前記突設部20−1の外面の一部が前記位置
規制部材21の下部外面に当接し、それ以上の回
動が規制されることになる。また、これとは逆に
前記びく掛け部材20を前記したとは反対の方向
に回動させるときは、その回動角は略270゜とな
り、びく掛け部材20本体のびく1の内側に吊下
がる状態にまでなるが、実際にはこのように回動
させるような場合はなく、びく1を畳んで図示せ
ぬフラツシユケースに収納するときもせいぜいび
く1の内側でリング2を含む平面内にまで回動さ
せれば十分である。
第4図及び第5図は本考案の他の実施例を示す
もので、第4図に示す実施例では位置規制部材2
1をリング2面と直交するように吊下固定せず、
その下端が所望量だけびく1の内側に入るよう傾
けて設けると共に、びく掛け部材20の枢着側突
設部20−1の外面を平面に形成するものであ
り、第5図に示すものではびく掛け部材20の枢
着部であるリング2の部分を外方に湾曲突出させ
ており、この例では位置規制部材21を垂直に吊
下固定しても前記突設部20−1外面を平面に形
成し得て何らの支障もきたさない。
なお、図示していないが、第5図に示した部分
の変形例として位置規制部材21を平板をもつて
構成することも可能である。
以上の実施例から明らかな如く、本考案に係る
びく1ではびく本体にびくを桟等に固定し吊下げ
るためのびく掛け部材20が一体化されているた
め、持ち運びに際し、従来の固定用金具のように
置き忘れてしまう心配もなく、いざ釣場でびく1
を吊下げ固定しようとするときには、単にびく掛
け部材20をびく外方に突出するように回動さ
せ、クランプ部で桟等に固定すれば、位置規制部
材21の存在により自動的にリング2の面が水平
に保持される。
また、釣り終了後にびく1をフラツシユケース
内に収納するときも、びく掛け部材20のねじ棒
20−3を回し、桟等から外して本体をびく1内
側まで回動させるだけで済み、他に別体として取
り扱う必要のある器具がないため、この収納作業
も極めて手軽に行い得る。
第6図乃至第9図は本考案に係るびく1に特に
適した構成をもつ魚を放すときのリリース部の構
造の1例を示すものである。
勿論、本考案にあつては、既述した従来技術と
しての実開昭58−176771号公報に記載されたびく
にも、吊下げ用ハンドルを取り外して適用するこ
とが可能ではあるが、これも既述の如く、魚を釣
上げた針を外すときびくに枝針が引掛つて、その
取外しに手間のかかることを考えると、同公報に
記載された口縁部の構造は好ましくなく、出来る
ことなら第10図に示した口縁部の構造を採用す
る方がより望ましい。
第6図乃至第9図に示すものは従つてびくの底
部の構造を示しており、底部リング2−4に添わ
せて、同リング2−4と同一の曲率半径をもつ1
対の半円弧状枠22−1,22−2をその両端を
合わせるようにして取付けるものである。
その両端取付部は第9図に示す如く、略直方体
の2個1対の支持部材25からなり、その一角部
が幅方向に2分割されるように切欠かれている。
この2個の支持部材25は前記切欠きのない長辺
部がリング2−4に180゜位相をもつて逆向きに溶
接等により固着され、同じく切欠きのない短辺部
には前記1対の半円弧枠22−1,22−2のう
ちの1つがその両端部先端を衝きあわせるように
して溶接等により固着される。前記切欠部には直
交してピン孔が穿設され、前記残る一方の半円弧
枠の両端部先端は前記切欠内に嵌入され前記ピン
孔に挿入固定したピンに回動自在に枢着される。
そして、前記支持部材25にその先端を固設し
た半円弧枠22−2は適宜個所でリング2−4に
固着されてリング2−4と一体化され、他の半円
弧枠22−1の中央とリング2−4の対応する位
置には両者を一体にし、或は分離させるための脱
着具が取り付けられている。
第7図及び第8図は同脱着具の取付構造を示
し、リング2−4及び半円弧枠22−1にそれぞ
れ中心方向に向けて板材23−1,23−4が突
出固設され、同板材23−1,23−2のうちリ
ング2−4に固設された板材23−1の中央には
ねじ孔が明けられ、半円弧枠22−1に固設され
た板材23−2の前記ねじ孔に相対する部分には
蝶ねじ24がそのねじ部を前記ねじ孔に向けて遊
嵌されている。従つて、蝶ねじ24は前記板材2
3−2に対して回転自由な状態にあり、両板材2
3−1,23−2が合わされたときねじ部をねじ
孔にねじ込めるようになつている。
両半円弧枠には一枚の網が張られ、びく1の底
部を構成する。
いま、通常のびく1の使用時及び収納時は、蝶
ねじ24を板材23−1のねじ孔にねじ込み回動
可能な半円弧枠22−1を底部リング2−4に固
定しておく。
そして、いざ釣上げた魚をリリースしようとす
るときは、蝶ねじ24を回して板材23−1から
外し、半円弧枠22−1を回動させてびくの底部
を開けば良い。この場合の操作も至極簡単であ
り、第10図に示した古くから使われてきたびく
1″の如く紐6を結んだり解いたりする面倒がな
い。なお、2個の半円弧枠を用いるのは、びくの
底部における重量のバランスをとるためである。
(考案の効果) 以上、詳細に説明した如く本考案は、びくを吊
下げて固定するための道具をびくに一体に取付け
てあるため、従来の如く付属する道具を置き忘れ
るようなことがなくなり、またその構造も至極簡
単でかつ使用時と不使用時には、単に口縁に配設
されたリングを軸として回動させるだけで足り、
更に位置規制部材の存在によつて、びく掛け部材
を桟等に固定するだけで自動的にびくが常に正し
い姿勢を維持した状態で吊下げられるため、びく
の容量を最大限に生かすことが可能となり魚体に
も損傷を与えることがない。
また、本考案に係るびくには、別体を構成する
部品がないため、その取扱い時に水中に落すよう
な虞れもなく、極めて気軽に取扱うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るびく口縁部の立
体図、第2図は同びく吊下げ固定部の拡大立体
図、第3図乃至第5図は同吊下げ固定部の変形例
を示す図、第6図は本考案のびくに特に適するび
く底部の構造を示す立体図、第7図は同脱着部平
面図、第8図は同底部の脱着部断面図、第9図は
同びく底部の半円弧枠支持部立体図、第10図は
従来の一般的なへら鮒用びくの立体図、第11図
は改良された従来例を示すびく口縁部の立体図、
第12図は従来のびく吊下げ固定部の分解図であ
る。 図の主要部分の説明、1……びく、2……(口
縁部)リング、20……びく掛け部材、21……
位置規制部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口縁、底部及び中間にリングを配した筒状網袋
    からなるびくにおいて、前記口縁に配したリング
    の一部を枢軸として回動自在に枢着されるびく掛
    け部材と、同びく掛け部材本体が前記リングから
    外方に水平状態で突出した状態を保持する前記リ
    ングに設けられた位置規制部材とからなり、前記
    びく掛け部材は全体が略コ字状をなし、その両端
    突設部のうち一方の突設部基端にリング面と平行
    な貫通孔を有し、該貫通孔には前記口縁に配した
    リングが挿入されて枢着部を形成すると共に、該
    びく掛け部材の枢着部側突設部が前記位置規制部
    材と協同し、他方の突設部の略中央には突設面に
    直交して貫通するねじ孔が形成され、同ねじ孔に
    は同ねじ孔に螺合して前後進するねじ棒が配さ
    れ、前記枢着部側の突設部内面とこれに対峙する
    前記ねじ棒端部とでクランプ部を構成することを
    特徴とするびく。
JP1986095487U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH0323096Y2 (ja)

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JPS5681671U (ja) * 1979-11-30 1981-07-02
JPS6164273U (ja) * 1984-10-02 1986-05-01

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