JPH03232767A - ハイブリッド繊維強化炭素質複合材料 - Google Patents
ハイブリッド繊維強化炭素質複合材料Info
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- JPH03232767A JPH03232767A JP2025279A JP2527990A JPH03232767A JP H03232767 A JPH03232767 A JP H03232767A JP 2025279 A JP2025279 A JP 2025279A JP 2527990 A JP2527990 A JP 2527990A JP H03232767 A JPH03232767 A JP H03232767A
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- fiber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はハイブリッド繊維を強化材とする機械的性質の
優れたハイブリッド繊維強化炭素質複合材料に関するも
のである。
優れたハイブリッド繊維強化炭素質複合材料に関するも
のである。
(従来の技術及びその問題点)
無機繊維で強化した炭素材料のうち、強化繊維として炭
素繊維を用いた、所謂C/Cコンポジットは比強度、比
弾性、非酸化性雰囲気中における耐熱性、靭性及び摩擦
特性に優れ、耐熱構造材、ブレーキ材として有望なもの
である。特にブレーキ用途においては、航空機、レーシ
ングカー用として実用化が進められている。
素繊維を用いた、所謂C/Cコンポジットは比強度、比
弾性、非酸化性雰囲気中における耐熱性、靭性及び摩擦
特性に優れ、耐熱構造材、ブレーキ材として有望なもの
である。特にブレーキ用途においては、航空機、レーシ
ングカー用として実用化が進められている。
しかし、C/Cコンポジットでは、強化材とマトリック
ス炭素との界面に致命的な亀裂や剥離を生じやすく、充
分な機械的強度が得られていなかった。
ス炭素との界面に致命的な亀裂や剥離を生じやすく、充
分な機械的強度が得られていなかった。
この欠点を改善し、炭素繊維とマトリックス炭素との界
面接着力の向上を図ることを目的として、炭素繊維表面
を種々の処理剤でサイジングする方法やCVD等の方法
によりコーティングする方法が行われている。
面接着力の向上を図ることを目的として、炭素繊維表面
を種々の処理剤でサイジングする方法やCVD等の方法
によりコーティングする方法が行われている。
しかし、上記のサイジングによる方法では、炭素繊維と
マトリックス炭素との界面接着性の問題を根本的に解決
することは難しく、処理剤と繊維又はマトリックス間で
新たな欠陥、剥離を生じ、また、処理剤によっては複合
材中に不純物として残存するため1.C/Cコンポジッ
トの優れた特性のうち、耐食性、耐熱性等が失われるこ
とになる。
マトリックス炭素との界面接着性の問題を根本的に解決
することは難しく、処理剤と繊維又はマトリックス間で
新たな欠陥、剥離を生じ、また、処理剤によっては複合
材中に不純物として残存するため1.C/Cコンポジッ
トの優れた特性のうち、耐食性、耐熱性等が失われるこ
とになる。
一方、繊維−本一本にコーティング処理を施す方法は、
CVD工程等の生産性の低い工程を追加する必要があり
、複合材を高コストなものとし、かつ、得られた繊維の
繊維径が太くなるため、しなやかさを失わせ、複合材設
計の自由度を大きく減するものであった。
CVD工程等の生産性の低い工程を追加する必要があり
、複合材を高コストなものとし、かつ、得られた繊維の
繊維径が太くなるため、しなやかさを失わせ、複合材設
計の自由度を大きく減するものであった。
一方、強化繊維として市販のアモルファス炭化珪素繊維
を用いた場合、強化繊維の炭素マトリックスとの接着性
は改善されるが、上記無機繊維は炭素マトリックスが充
分結晶化する温度では、機械的強度を充分保持出来ない
ため、複合材料としての機械的特性を向上させることは
できなかった。
を用いた場合、強化繊維の炭素マトリックスとの接着性
は改善されるが、上記無機繊維は炭素マトリックスが充
分結晶化する温度では、機械的強度を充分保持出来ない
ため、複合材料としての機械的特性を向上させることは
できなかった。
また、炭素繊維以外の無機繊維を強化材とし、炭素をマ
トリックスとする複合材料については、現在まで積極的
な研究開発が進められていなかった。それは、一般に、
無機繊維は非酸化雰囲気下での耐熱性に劣る等の欠点が
あるためである。また、ガラス繊維を除き、ボロン繊維
、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維等の無機
繊維は炭素繊維に比べ高価であることも上記研究開発が
進まなかったことの一因であった。
トリックスとする複合材料については、現在まで積極的
な研究開発が進められていなかった。それは、一般に、
無機繊維は非酸化雰囲気下での耐熱性に劣る等の欠点が
あるためである。また、ガラス繊維を除き、ボロン繊維
、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維等の無機
繊維は炭素繊維に比べ高価であることも上記研究開発が
進まなかったことの一因であった。
本出願人は、特願平1−236932号明細書及び特願
平1−236933号明細書において上記問題点を解決
した繊維強化炭素材料を開示した。
平1−236933号明細書において上記問題点を解決
した繊維強化炭素材料を開示した。
(問題を解決するための手段)
本発明の目的は、上記提案の繊維強化炭素材料の強化繊
維の少なくとも一種を成分とするハイブリッド繊維を強
化材とする繊維強化炭素質複合材料の提供にある。
維の少なくとも一種を成分とするハイブリッド繊維を強
化材とする繊維強化炭素質複合材料の提供にある。
本発明の他の目的は、機械的特性に優れたハイブリッド
繊維強化炭素質複合材料の提供にある。
繊維強化炭素質複合材料の提供にある。
本発明の他の目的は、耐食性、耐熱性、耐酸化性に優れ
た繊維強化炭素質複合材料の提供にある。
た繊維強化炭素質複合材料の提供にある。
本発明のハイブリッド繊維強化炭素質複合材料は、無機
繊維I、無機繊維II、炭素繊維、ガラス繊維、ボロン
繊維、アルミナ繊維、窒化珪素繊維、アラミド繊維、炭
化珪素繊維、カーボンを芯線とする炭化珪素繊維及びS
i−M−C−0繊維(MはTi又はZrを示す。)から
なる群から選ばれた少なくとも二種の繊維からなり、か
つ該繊維の構成成分として無機繊維I、無機繊維IIの
少なくとも一方を含有するハイブリッド繊維を強化材と
し、炭素をマトリックスとする複合材料であって、前記
無機繊維Iは、珪素含有多環状芳香族重合体から得られ
る無機繊維であり、その構成成分がi)該重合体を構成
するメソフェーズ状態にある多環状芳香族化合物から導
かれるラジアル構造、オニオン構造、ランダム構造、コ
アラジアル構造、スキンオニオン構造及びモザイク構造
からなる群から選ばれる少なくとも一種の結晶配列状態
を示す炭素質、 ii)該重合体を構成する光学的等方性の多環状芳香族
化合物から導かれる、無配向状態の結晶質炭素及び/又
は非晶質炭素、及び iii)Si、C及び0から実質的になる非晶質相及び
/又は粒径が500Å以下の実質的にβSiCからなる
結晶質超微粒子と非晶質のSing (0<x≦2)
からなる集合体であり、 構成元素の割合が、Si;30〜70重量%C;20〜
60重量%及びO; 0.5〜10重量%であるSi−
C−0物質 よりなる無機繊維であり、 前記無機繊維■は、チタン、ジルコニウム及びハフニウ
ムからなる群から選ばれる少なくとも一種類の元素及び
珪素を含有する多環状芳香族重合体から得られる無機繊
維であって、その構成成分が、 a)該重合体を構成するメソフェーズ状態にある多環状
芳香族化合物から導かれるラジアル構造、オニオン構造
、ランダム構造、コアラジアル構造、スキンオニオン構
造及びモザイク構造からなる群から選ばれる少なくとも
一種の結晶配列状態を示す炭素質、 b)該重合体を構成する光学的等方性の多環状芳香族化
合物から導かれる、無配向状態の結晶質炭素及び/又は
非晶質炭素、及び c)(1)Si、M、C及び0から実質的になる非晶質
物質、及び/又は ■実質的にβ−SiC,MC1β−SiCとMCの固溶
体及びM CI−xからなる粒径が500Å以下の結晶
超微粒子と、非晶質のSiOy及びMOzとの集合体で
あり 構成元素の割合がSi ;5〜70重量%、M;0.5
〜45重量%、C;20〜40重量%及びO;0.01
〜30重量%である、Si−M−C−0物質(上記式中
、MはTi、Zr及びHfから選択される少なくとも一
種の元素であり、0<x<1、O<y≦2.0<z≦2
である。) よりなる無機繊維である。
繊維I、無機繊維II、炭素繊維、ガラス繊維、ボロン
繊維、アルミナ繊維、窒化珪素繊維、アラミド繊維、炭
化珪素繊維、カーボンを芯線とする炭化珪素繊維及びS
i−M−C−0繊維(MはTi又はZrを示す。)から
なる群から選ばれた少なくとも二種の繊維からなり、か
つ該繊維の構成成分として無機繊維I、無機繊維IIの
少なくとも一方を含有するハイブリッド繊維を強化材と
し、炭素をマトリックスとする複合材料であって、前記
無機繊維Iは、珪素含有多環状芳香族重合体から得られ
る無機繊維であり、その構成成分がi)該重合体を構成
するメソフェーズ状態にある多環状芳香族化合物から導
かれるラジアル構造、オニオン構造、ランダム構造、コ
アラジアル構造、スキンオニオン構造及びモザイク構造
からなる群から選ばれる少なくとも一種の結晶配列状態
を示す炭素質、 ii)該重合体を構成する光学的等方性の多環状芳香族
化合物から導かれる、無配向状態の結晶質炭素及び/又
は非晶質炭素、及び iii)Si、C及び0から実質的になる非晶質相及び
/又は粒径が500Å以下の実質的にβSiCからなる
結晶質超微粒子と非晶質のSing (0<x≦2)
からなる集合体であり、 構成元素の割合が、Si;30〜70重量%C;20〜
60重量%及びO; 0.5〜10重量%であるSi−
C−0物質 よりなる無機繊維であり、 前記無機繊維■は、チタン、ジルコニウム及びハフニウ
ムからなる群から選ばれる少なくとも一種類の元素及び
珪素を含有する多環状芳香族重合体から得られる無機繊
維であって、その構成成分が、 a)該重合体を構成するメソフェーズ状態にある多環状
芳香族化合物から導かれるラジアル構造、オニオン構造
、ランダム構造、コアラジアル構造、スキンオニオン構
造及びモザイク構造からなる群から選ばれる少なくとも
一種の結晶配列状態を示す炭素質、 b)該重合体を構成する光学的等方性の多環状芳香族化
合物から導かれる、無配向状態の結晶質炭素及び/又は
非晶質炭素、及び c)(1)Si、M、C及び0から実質的になる非晶質
物質、及び/又は ■実質的にβ−SiC,MC1β−SiCとMCの固溶
体及びM CI−xからなる粒径が500Å以下の結晶
超微粒子と、非晶質のSiOy及びMOzとの集合体で
あり 構成元素の割合がSi ;5〜70重量%、M;0.5
〜45重量%、C;20〜40重量%及びO;0.01
〜30重量%である、Si−M−C−0物質(上記式中
、MはTi、Zr及びHfから選択される少なくとも一
種の元素であり、0<x<1、O<y≦2.0<z≦2
である。) よりなる無機繊維である。
本発明における無@繊維I及び無機繊維■についてまず
説明する。以下の説明における「部」は全て「重量部」
であり、「%」は「重量%」である。
説明する。以下の説明における「部」は全て「重量部」
であり、「%」は「重量%」である。
本発明における無機繊維Iは前述した構成成分i)、i
i)及びiiii)からなっており、Si;0.01〜
29重量%、C;70〜99.9重量%及び0;0、
OO1〜10重量%、好ましくはSi;0.1〜25重
量%、C;74〜99.8重量%及びO;0゜01〜1
0重量%から実質的に構成されている。
i)及びiiii)からなっており、Si;0.01〜
29重量%、C;70〜99.9重量%及び0;0、
OO1〜10重量%、好ましくはSi;0.1〜25重
量%、C;74〜99.8重量%及びO;0゜01〜1
0重量%から実質的に構成されている。
無機繊維■は前述した構成成分a)、b)及びC)から
なっており、S i ; 0.01〜30%、M;0.
01〜10%、C;65〜99.9%及び0;0.00
1〜10%、好ましくはSi;0.1〜25%、M 、
0.01〜8%、C;74〜99.8%及びO; 0
.01〜8%から実質的に構成されている。
なっており、S i ; 0.01〜30%、M;0.
01〜10%、C;65〜99.9%及び0;0.00
1〜10%、好ましくはSi;0.1〜25%、M 、
0.01〜8%、C;74〜99.8%及びO; 0
.01〜8%から実質的に構成されている。
無機繊維■及び無機繊維Hの構成成分である結晶質炭素
は500Å以下の結晶子サイズを有し、1.5人の分解
能を有する高分解能電子顕微鏡において、繊維軸方向に
配向した3、2人の(002)面に相当する微細なラテ
ィスイメージ像が観察されうる超微粒子のグラファイト
結晶である。無機繊維中の結晶質炭素は、ラジアル構造
、オニオン構造、ランダム構造、コアラジアル構造、ス
キンオニオン構造、モザイク構造及び一部ラジアル構造
を含むランダム構造をとることができる。これは、原料
中にメソフェーズ多環状芳香族化合物が存在することに
起因する。
は500Å以下の結晶子サイズを有し、1.5人の分解
能を有する高分解能電子顕微鏡において、繊維軸方向に
配向した3、2人の(002)面に相当する微細なラテ
ィスイメージ像が観察されうる超微粒子のグラファイト
結晶である。無機繊維中の結晶質炭素は、ラジアル構造
、オニオン構造、ランダム構造、コアラジアル構造、ス
キンオニオン構造、モザイク構造及び一部ラジアル構造
を含むランダム構造をとることができる。これは、原料
中にメソフェーズ多環状芳香族化合物が存在することに
起因する。
無機繊維Iにおける構成成分i)及びii)の総和10
0部に対する構成成分iiii)の割合は0.015〜
200部であり、且つ構成成分i)、ii)の比率は1
:0.02〜4である。
0部に対する構成成分iiii)の割合は0.015〜
200部であり、且つ構成成分i)、ii)の比率は1
:0.02〜4である。
構成成分i)及びii)の総和100部に対する構成成
分iiii)の割合が0.015未満の場合は、はとん
どピッチ繊維と変わらず、耐酸化性やマトリックス炭素
との界面接着力の向上は望めず、上記割合が200部を
越えた場合はグラファイトの微細結晶が効果的には生成
せず、高弾性率の繊維が得られない。
分iiii)の割合が0.015未満の場合は、はとん
どピッチ繊維と変わらず、耐酸化性やマトリックス炭素
との界面接着力の向上は望めず、上記割合が200部を
越えた場合はグラファイトの微細結晶が効果的には生成
せず、高弾性率の繊維が得られない。
無機繊維■における構成成分a)及びb)の総和100
部に対する構成成分C)の割合は0.015〜200部
であり、且つ構成成分a)とb)との比率は1:0.0
2〜4である。
部に対する構成成分C)の割合は0.015〜200部
であり、且つ構成成分a)とb)との比率は1:0.0
2〜4である。
構成成分a)及びb)の総和100部に対する構成成分
C)の割合が0.015未満の場合は、はとんどピッチ
繊維と変わらず、耐酸化性や濡れ性の向上は望めず、上
記割合が200部を越えた場合はグラファイトの微細結
晶が効果的には生成せず、高弾性率の繊維かえられない
。
C)の割合が0.015未満の場合は、はとんどピッチ
繊維と変わらず、耐酸化性や濡れ性の向上は望めず、上
記割合が200部を越えた場合はグラファイトの微細結
晶が効果的には生成せず、高弾性率の繊維かえられない
。
無機繊維I及び無機繊維■においては、層間隔が小さく
三次元的配列が付与された微結晶が効果的に生成してお
り、その微細結晶を包み込むように珪素原子が非常に均
一に分布している。
三次元的配列が付与された微結晶が効果的に生成してお
り、その微細結晶を包み込むように珪素原子が非常に均
一に分布している。
また、珪素の分布状態は、焼成時の雰囲気や原料中のメ
ソフェーズの大きさ、濃度によっても制御することがで
きる。例えば、メソフェーズを大きく成長させた場合、
珪素含有ポリマーは繊維表面相に押し出され易く、焼成
後繊維表面に珪素に冨む層を生成させることができる。
ソフェーズの大きさ、濃度によっても制御することがで
きる。例えば、メソフェーズを大きく成長させた場合、
珪素含有ポリマーは繊維表面相に押し出され易く、焼成
後繊維表面に珪素に冨む層を生成させることができる。
次に、本発明における無機繊維I及び無機繊維IIの製
造方法について説明する。
造方法について説明する。
無機繊維■は、以下の第1工程〜第4工程で製造するこ
とができる。
とができる。
第1工程:
出発原料の一つである有機珪素重合体は、公知の方法で
合成することができ、例えば、ジメチルジクロロシラン
と金属ナトリウムの反応により得られるポリメチルシラ
ンを不活性ガス中で400°C以上に加熱することによ
り得られる。
合成することができ、例えば、ジメチルジクロロシラン
と金属ナトリウムの反応により得られるポリメチルシラ
ンを不活性ガス中で400°C以上に加熱することによ
り得られる。
上記有機珪素重合体は、結合単位(Si CHz)、
又は結合単位(S i CHz )と結合単位(Si
−3i)より主としてなり、結合単位(Si−CHz)
の全数対結合単位(Si−3i)の全数の比率は1:0
〜20の範囲内にある。
又は結合単位(S i CHz )と結合単位(Si
−3i)より主としてなり、結合単位(Si−CHz)
の全数対結合単位(Si−3i)の全数の比率は1:0
〜20の範囲内にある。
有機珪素重合体の重量平均分子量(M、)は、−船釣に
は300〜1000で、Mwが400〜800のものが
、優れた炭素系無機繊維を得るための中間原料である前
駆重合体(1)を調製するために特に好ましい。
は300〜1000で、Mwが400〜800のものが
、優れた炭素系無機繊維を得るための中間原料である前
駆重合体(1)を調製するために特に好ましい。
もう一つの出発原料である多環状芳香族化合物は石油類
及び/又は石炭類から得られるピッチで、特に好ましい
ピッチは、石油類の流動接触分解により得られる重質油
、その重質油を蒸留して得た留出成分又は残渣油及びそ
れらを熱処理して得られるピッチである。
及び/又は石炭類から得られるピッチで、特に好ましい
ピッチは、石油類の流動接触分解により得られる重質油
、その重質油を蒸留して得た留出成分又は残渣油及びそ
れらを熱処理して得られるピッチである。
上記ピッチ中には、ベンゼン、トルエン、キシレン、テ
トラヒドロフランなどの有機溶媒に不溶の成分が5〜9
8重量%重量れていることが好ましい。上記の不溶成分
が5重量%未溝のピッチを原料として用いた場合、強度
、弾性率共に優れた無機質繊維は得られず、また、98
重量%より多いピッチを原料として用いた場合、共重合
体の分子量上昇が激しく、一部コーキングの起こる場合
もあり、紡糸困難な状態になる。
トラヒドロフランなどの有機溶媒に不溶の成分が5〜9
8重量%重量れていることが好ましい。上記の不溶成分
が5重量%未溝のピッチを原料として用いた場合、強度
、弾性率共に優れた無機質繊維は得られず、また、98
重量%より多いピッチを原料として用いた場合、共重合
体の分子量上昇が激しく、一部コーキングの起こる場合
もあり、紡糸困難な状態になる。
このピッチの重量平均分子t(M、)は、100〜30
00である。
00である。
重量平均分子量は以下のようにして求めた値である。即
ち、ピッチがベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒ
ドロフラン、クロロホルム及びジクロロヘンゼン等のゲ
ルパーミュエーシ式ンクロマトグラフ(cpc)測定用
有機溶媒不溶分を含有しない場合はそのままGPC測定
し、ピッチが上記有機溶媒不溶分を含有する場合は、温
和な条件で水添処理し、上記有機溶媒不溶分を上記有機
溶媒可溶な成分に変えて後GPC測定する。以下、上記
有機溶媒不溶分を含有する重合体の重量平均分子量は、
上記と同様の処理を施し求めた値である。
ち、ピッチがベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒ
ドロフラン、クロロホルム及びジクロロヘンゼン等のゲ
ルパーミュエーシ式ンクロマトグラフ(cpc)測定用
有機溶媒不溶分を含有しない場合はそのままGPC測定
し、ピッチが上記有機溶媒不溶分を含有する場合は、温
和な条件で水添処理し、上記有機溶媒不溶分を上記有機
溶媒可溶な成分に変えて後GPC測定する。以下、上記
有機溶媒不溶分を含有する重合体の重量平均分子量は、
上記と同様の処理を施し求めた値である。
前駆重合体(1)は、有機珪素重合体に、石油系又は石
炭系ピンチを添加し、不活性ガス中で好ましくは250
〜500°Cの範囲の温度で加熱反応させることにより
8用型される。
炭系ピンチを添加し、不活性ガス中で好ましくは250
〜500°Cの範囲の温度で加熱反応させることにより
8用型される。
ピッチの使用割合は、有機珪素重合体100部当たり8
3〜4900部であることが好ましい。
3〜4900部であることが好ましい。
ピッチの使用割合が過度に小さい場合は、得られる無機
繊維中の炭化珪素成分が多くなり、高弾性率を有する無
機繊維が得られなくなり、また、その割合が過度に多い
場合は、炭化珪素成分が少なくなり、マトリックス炭素
との界面接着性、耐酸化性に優れた無機繊維が得られな
くなる。
繊維中の炭化珪素成分が多くなり、高弾性率を有する無
機繊維が得られなくなり、また、その割合が過度に多い
場合は、炭化珪素成分が少なくなり、マトリックス炭素
との界面接着性、耐酸化性に優れた無機繊維が得られな
くなる。
上記反応の反応温度が過度に低いと、珪素原子と芳香族
炭素の結合が生成しにくくなり、反応温度が過度に高い
と、生成した前駆重合体(1)の分解及び高分子量化が
激しく起こり好ましくない。
炭素の結合が生成しにくくなり、反応温度が過度に高い
と、生成した前駆重合体(1)の分解及び高分子量化が
激しく起こり好ましくない。
メソフェーズ多環状芳香族化合物(2)は、例えば、石
油系又は石炭系ピッチを不活性ガス中で300〜500
°Cに加熱し、生成する軟質留分を除去しながら縮重合
することによって調製することができる。
油系又は石炭系ピッチを不活性ガス中で300〜500
°Cに加熱し、生成する軟質留分を除去しながら縮重合
することによって調製することができる。
上記縮重合反応温度が過度に低いと縮合環の成長が充分
でなく、またその温度が過度に高いとコーキングにより
不融化物の生成が激しくなる。
でなく、またその温度が過度に高いとコーキングにより
不融化物の生成が激しくなる。
上記のメソフェーズ多環状芳香族化合物(2)は、融点
が200〜400°Cの範囲にあり、また1重量平均分
子量が200〜10000である。
が200〜400°Cの範囲にあり、また1重量平均分
子量が200〜10000である。
メソフェーズ多環状芳香族化合物(2)の中でも、20
〜100%の光学的異方性層を有し、30〜100%の
ヘンゼン、トルエン、キシレン又はテトラヒドロフラン
に対する不溶分を含むものが、機械的性能上優れた無機
繊維を得るために特に好ましい。
〜100%の光学的異方性層を有し、30〜100%の
ヘンゼン、トルエン、キシレン又はテトラヒドロフラン
に対する不溶分を含むものが、機械的性能上優れた無機
繊維を得るために特に好ましい。
第1工程では、前駆重合体(1)とメソフェーズ多環状
芳香族化合物(2)とを200〜500°Cの温度範囲
で加熱溶融及び/又は加熱反応し、珪素含有多環状芳香
族重合体からなる紡糸ポリマーを調製する。
芳香族化合物(2)とを200〜500°Cの温度範囲
で加熱溶融及び/又は加熱反応し、珪素含有多環状芳香
族重合体からなる紡糸ポリマーを調製する。
メソフェーズ多環状芳香族化合物(2)の使用割合は前
駆重合体(1) 100部当たり5〜50000部であ
ることが好ましく、5部未満では、生成物におけるメソ
フェーズ含有量が不足するため、高弾性の焼成糸が得ら
れず、また、50000部より多い場合は、珪素成分の
不足のためマトリックス炭素との界面接着性、耐酸化性
に優れた無機繊維が得られなくなる。
駆重合体(1) 100部当たり5〜50000部であ
ることが好ましく、5部未満では、生成物におけるメソ
フェーズ含有量が不足するため、高弾性の焼成糸が得ら
れず、また、50000部より多い場合は、珪素成分の
不足のためマトリックス炭素との界面接着性、耐酸化性
に優れた無機繊維が得られなくなる。
上記珪素含有多環状芳香族重合体の重量平均分子量は2
00〜11000で、融点が200〜4oo’cである
。
00〜11000で、融点が200〜4oo’cである
。
第2工程:
第1工程で得られる珪素含有多環状芳香族重合体である
紡糸ポリマーを加熱溶融させて、場合によってはこれを
濾過してミクロゲル、不純物等の紡糸に際して有害とな
る物質を除去し、これを通常用いられる合成繊維紡糸装
置により紡糸する。
紡糸ポリマーを加熱溶融させて、場合によってはこれを
濾過してミクロゲル、不純物等の紡糸に際して有害とな
る物質を除去し、これを通常用いられる合成繊維紡糸装
置により紡糸する。
紡糸する際の紡糸原液の温度は原料ポリマーの軟化温度
によって異なるが、220〜420°Cの範囲の温度が
有利である。
によって異なるが、220〜420°Cの範囲の温度が
有利である。
前記紡糸装置において、必要に応じて紡糸筒を取付け、
該紡糸筒内の雰囲気を空気、不活性ガス、熱空気、熱不
活性ガス、スチーム、及びアンモニアガスからなる群か
ら選ばれる一種以上の雰囲気とした後、巻取り速度を大
きくすることにより細い直径の繊維を得ることができる
。前記溶融紡糸における紡糸速度は原料の平均分子量、
分子量分布、分子構造によって異なるが、50〜500
0m/分の範囲であることが好ましい。
該紡糸筒内の雰囲気を空気、不活性ガス、熱空気、熱不
活性ガス、スチーム、及びアンモニアガスからなる群か
ら選ばれる一種以上の雰囲気とした後、巻取り速度を大
きくすることにより細い直径の繊維を得ることができる
。前記溶融紡糸における紡糸速度は原料の平均分子量、
分子量分布、分子構造によって異なるが、50〜500
0m/分の範囲であることが好ましい。
第3工程:
第2工程で得られる紡糸繊維を張力又は無張力の作用も
とて不融化する。
とて不融化する。
代表的な不融化方法は、紡糸繊維を酸化性雰囲気中で加
熱する方法である。不融化の温度は好ましくは50〜4
00°Cの範囲の温度である。不融化温度が過度に低い
と紡糸原糸を構成するポリマーのはしかけが起こらず、
また、この温度が過度に高いとポリマーが燃焼する。
熱する方法である。不融化の温度は好ましくは50〜4
00°Cの範囲の温度である。不融化温度が過度に低い
と紡糸原糸を構成するポリマーのはしかけが起こらず、
また、この温度が過度に高いとポリマーが燃焼する。
不融化の目的は、紡糸繊維を構成するポリマーを三次元
構造の不融・不溶のはしかけ状態にし、次工程の焼成の
際に熔融せず、且つ隣接した繊維と融着しないようにす
ることである。不融化の際の酸化性雰囲気を構成するガ
スとしては、空気、オゾン、酸素、塩素ガス、臭素ガス
、アンモニアガス、及びこれらの混合ガスが挙げられる
。
構造の不融・不溶のはしかけ状態にし、次工程の焼成の
際に熔融せず、且つ隣接した繊維と融着しないようにす
ることである。不融化の際の酸化性雰囲気を構成するガ
スとしては、空気、オゾン、酸素、塩素ガス、臭素ガス
、アンモニアガス、及びこれらの混合ガスが挙げられる
。
上記とは別の不融化方法として、紡糸繊維に酸化性雰囲
気あるいは非酸化性雰囲気で、張力あるいは無張力で必
要に応じて低温加熱しながら、γ線照射、あるいは電子
線照射して不融化する方法も採用することができる。
気あるいは非酸化性雰囲気で、張力あるいは無張力で必
要に応じて低温加熱しながら、γ線照射、あるいは電子
線照射して不融化する方法も採用することができる。
このγ線あるいは電子線を照射する目的は、紡糸繊維を
形成するポリマーを、さらに重合させることによって、
紡糸原糸が融解し、繊維形状を失うことを防ぐことにあ
る。
形成するポリマーを、さらに重合させることによって、
紡糸原糸が融解し、繊維形状を失うことを防ぐことにあ
る。
γ線あるいは電子線の照射線量は106〜1010ラン
ドが適当である。
ドが適当である。
照射は真空、不活性ガス雰囲気下、あるいは空気、オゾ
ン、酸素、塩素ガス、臭素ガス、アンモニアガス及びこ
れらの混合ガスのような酸化性ガス雰囲気で行うことが
できる。
ン、酸素、塩素ガス、臭素ガス、アンモニアガス及びこ
れらの混合ガスのような酸化性ガス雰囲気で行うことが
できる。
照射による不融化は室温で行うこともでき、必要であれ
ば50〜200°Cの温度範囲で加熱しながら行うこと
によって不融化をより短時間で達成させることもできる
。
ば50〜200°Cの温度範囲で加熱しながら行うこと
によって不融化をより短時間で達成させることもできる
。
不融化は、無張力下で行うと、前記紡糸繊維は収縮のた
め波状の形を呈するようになるが、次工程の焼成工程で
矯正できる場合もあり、張力は必ずしも必要ないが、張
力を作用させる場合には、その張力の大きさは不融化時
に紡糸繊維が収縮して波状となることを少なくとも防止
できる以上の張力を作用させると良い結果が得られる。
め波状の形を呈するようになるが、次工程の焼成工程で
矯正できる場合もあり、張力は必ずしも必要ないが、張
力を作用させる場合には、その張力の大きさは不融化時
に紡糸繊維が収縮して波状となることを少なくとも防止
できる以上の張力を作用させると良い結果が得られる。
不融化の際に、作用させる張力としては、1〜500
g 7mm2の範囲が好ましく、1g/llll112
以下の張力を作用させても繊維をたるませないような緊
張を与えることができず、500 g /am”以上の
張力を作用させると繊維が切断することがある。
g 7mm2の範囲が好ましく、1g/llll112
以下の張力を作用させても繊維をたるませないような緊
張を与えることができず、500 g /am”以上の
張力を作用させると繊維が切断することがある。
第4工程:
第3工程で得られる不融化糸を、真空あるいは不活性ガ
ス雰囲気中で800〜3000℃の範囲の温度で焼成す
ることによって、主として炭素、珪素、酸素からなる無
機繊維が得られる。
ス雰囲気中で800〜3000℃の範囲の温度で焼成す
ることによって、主として炭素、珪素、酸素からなる無
機繊維が得られる。
焼成工程において、張力を作用させることは必ずしも必
要ないがO,OO1〜100Kg/am”の範囲で張力
を作用させながら高温焼成すると屈曲を少なくした強度
の高い無機繊維を得ることができる。
要ないがO,OO1〜100Kg/am”の範囲で張力
を作用させながら高温焼成すると屈曲を少なくした強度
の高い無機繊維を得ることができる。
加熱過程において、約700°Cから無機化が激しくな
り、約800°Cでほぼ無機化が完了するものと推定さ
れる。従って、焼成は、800°C以上の温度で行うこ
とが好ましい。また、3000°Cより高い温度を得る
には高価な装置を必要とするため3000°Cより高温
での焼成は、コスト面からみて実際的でない。
り、約800°Cでほぼ無機化が完了するものと推定さ
れる。従って、焼成は、800°C以上の温度で行うこ
とが好ましい。また、3000°Cより高い温度を得る
には高価な装置を必要とするため3000°Cより高温
での焼成は、コスト面からみて実際的でない。
無機繊維■は以下の第1工程〜第4工程で製造すること
ができる。
ができる。
第1工程:
無機繊維■製造の第1工程の前駆重合体(1)の調製方
法と同様にして、有機珪素重合体とピッチより前駆重合
体(1)が調製される。
法と同様にして、有機珪素重合体とピッチより前駆重合
体(1)が調製される。
次に、前駆重合体(1)と式M X aで示される遷移
金属化合物とを100〜500℃の範囲の温度で反応さ
せランダム共重合体(2)を調製する。
金属化合物とを100〜500℃の範囲の温度で反応さ
せランダム共重合体(2)を調製する。
上記MX、において、MはTi、Zr及びHfから選択
される少なくとも一種の元素であり、Xは縮合により、
Mが前駆・重合体(1)の珪素と直接あるいは酸素原子
を介して結合し得るものであればよく、特に規定はない
が、ハロゲン原子、アルコキシ基又はβ−ジケトンのよ
うな錯体形成基が好ましい。
される少なくとも一種の元素であり、Xは縮合により、
Mが前駆・重合体(1)の珪素と直接あるいは酸素原子
を介して結合し得るものであればよく、特に規定はない
が、ハロゲン原子、アルコキシ基又はβ−ジケトンのよ
うな錯体形成基が好ましい。
反応温度が過度に低いと、前駆重合体(1)と弐MX4
との縮合反応が進行せず、反応温度が過度に高いと、M
を介した前駆重合体(1)の架橋反応が過度に進行しゲ
ル化が起こったり、前駆重合体(1)自体が縮合し高分
子量化したり、あるいは、場合によってはMX、が揮散
じ好ましくない。
との縮合反応が進行せず、反応温度が過度に高いと、M
を介した前駆重合体(1)の架橋反応が過度に進行しゲ
ル化が起こったり、前駆重合体(1)自体が縮合し高分
子量化したり、あるいは、場合によってはMX、が揮散
じ好ましくない。
−例として、MがTiで、XがQC,H9の場合、反応
温度は200〜400°Cが適している。
温度は200〜400°Cが適している。
この反応によって、前駆重合体(1)の珪素原子の少な
くとも一部を金属Mと直接あるいは酸素原子を介して結
合させたランダム共重合体(3)が調製される。
くとも一部を金属Mと直接あるいは酸素原子を介して結
合させたランダム共重合体(3)が調製される。
Mは前駆重合体(1)の珪素原子に−M X 3あるい
は一〇−MX、のような結合様式で側鎖状に結合するこ
ともできるし、前駆重合体(1)の珪素原子に直接又は
酸素を介して架橋した結合様式もとり得る。
は一〇−MX、のような結合様式で側鎖状に結合するこ
ともできるし、前駆重合体(1)の珪素原子に直接又は
酸素を介して架橋した結合様式もとり得る。
ランダム共重合体(3)を調製する方法としては、前述
の方法以外に、有機珪素重合体とMX、を反応させ、得
られた生成物にピッチをさらに反応させて調製する方法
も可能である。
の方法以外に、有機珪素重合体とMX、を反応させ、得
られた生成物にピッチをさらに反応させて調製する方法
も可能である。
第1工程においては最後にランダム共重合体(3)とメ
ソフェーズ多環状芳香族化合物(2)を加熱反応及び/
又は加熱溶融して、金属含有多環状芳香族重合体を調製
する。
ソフェーズ多環状芳香族化合物(2)を加熱反応及び/
又は加熱溶融して、金属含有多環状芳香族重合体を調製
する。
メソフェーズ多環状芳香族化合物(2)は、無機繊維I
製造の第1工程に記載の調製方法と同様にして調製され
る。
製造の第1工程に記載の調製方法と同様にして調製され
る。
メソフェーズ多環状芳香族化合物(2)は、融点が20
0〜400°Cの範囲にあり、また、重量平均分子量が
200〜10000−である。
0〜400°Cの範囲にあり、また、重量平均分子量が
200〜10000−である。
メソフェーズ多環状芳香族化合物の中でも、20〜10
0%、特に40〜100%の光学的異方性度を有し、3
0〜100%のベンゼン、トルエン、キシレン又はテト
ラヒドロフランに対する不溶分を含むものが、機械的性
能の優れた無機繊維■を得るために好ましい。
0%、特に40〜100%の光学的異方性度を有し、3
0〜100%のベンゼン、トルエン、キシレン又はテト
ラヒドロフランに対する不溶分を含むものが、機械的性
能の優れた無機繊維■を得るために好ましい。
メソフェーズ多環状芳香族化合物(2)の使用割合はラ
ンダム共重合体(3) 100部当たり5〜50000
部、より好ましくは5〜10000部であり、5部未満
では、生成物におけるメソフェーズ含有量が不足するた
め、高弾性の焼成糸が得られず、また、50000部よ
り多い場合は、珪素成分の不足のため、マトリックスに
対する濡れ性、耐酸化性に優れた無機繊維が得られなく
なる。
ンダム共重合体(3) 100部当たり5〜50000
部、より好ましくは5〜10000部であり、5部未満
では、生成物におけるメソフェーズ含有量が不足するた
め、高弾性の焼成糸が得られず、また、50000部よ
り多い場合は、珪素成分の不足のため、マトリックスに
対する濡れ性、耐酸化性に優れた無機繊維が得られなく
なる。
ランダム共重合体(3)とメソフェーズ多環状芳香族化
合物(2)とを200〜500°Cの温度範囲で加熱溶
融及び/又は加熱反応させることにより、ランダム共重
合体(3)の少なくとも一部がメソフェーズ多環状芳香
族化合物(2)と結合した金属含有多環状芳香族重合体
が得られる。ただし、ここで言う結合とは、珪素と多環
状芳香族化合物の炭素との化学結合及び/又はランダム
共重合体(2)中の珪素と化学結合した多環状芳香族環
部分とメソフェーズ多環状芳香族化合物との間のファン
デルワールス結合等の物理的結合を意味する。
合物(2)とを200〜500°Cの温度範囲で加熱溶
融及び/又は加熱反応させることにより、ランダム共重
合体(3)の少なくとも一部がメソフェーズ多環状芳香
族化合物(2)と結合した金属含有多環状芳香族重合体
が得られる。ただし、ここで言う結合とは、珪素と多環
状芳香族化合物の炭素との化学結合及び/又はランダム
共重合体(2)中の珪素と化学結合した多環状芳香族環
部分とメソフェーズ多環状芳香族化合物との間のファン
デルワールス結合等の物理的結合を意味する。
上記溶融混合温度が200°Cより低いと不融部分が生
じ、糸が不均一となり、無機繊維の強度、弾性率に悪影
響を及ぼし、また、溶融混合温度が500℃より高いと
縮合反応が激しく進行し、生成重合体が高融点となり、
重合体の紡糸が著しく困難となる。
じ、糸が不均一となり、無機繊維の強度、弾性率に悪影
響を及ぼし、また、溶融混合温度が500℃より高いと
縮合反応が激しく進行し、生成重合体が高融点となり、
重合体の紡糸が著しく困難となる。
金属含有多環状芳香族重合体を調製する方法としては、
前述の方法以外に、有機珪素重合体とピッチを反応させ
、得られた生成物にメソフェーズピッチとMX、を同時
に又は順次添加し、さらに反応させて調製する方法も可
能である。
前述の方法以外に、有機珪素重合体とピッチを反応させ
、得られた生成物にメソフェーズピッチとMX、を同時
に又は順次添加し、さらに反応させて調製する方法も可
能である。
金属含有多環状芳香族重合体の重量平均分子量は200
〜11000で、融点が200〜400℃である。
〜11000で、融点が200〜400℃である。
第2工程:
第1工程で得られる金属含有多環状芳香族重合体である
紡糸ポリマーを前記した無機繊維I製造の第2工程と同
様にして紡糸する。
紡糸ポリマーを前記した無機繊維I製造の第2工程と同
様にして紡糸する。
第3工程:
第2工程で得られる紡糸繊維を前記した無機繊維I製造
の第3工程と同様にして不融化する。
の第3工程と同様にして不融化する。
第4工程:
第3工程で得られる不融化糸を、前記した無機繊維I製
造の第4工程と同様にして焼成することによって、主と
して炭素、M、珪素及び酸素からなる無機繊維IIが得
られる。
造の第4工程と同様にして焼成することによって、主と
して炭素、M、珪素及び酸素からなる無機繊維IIが得
られる。
なお、無機繊維Hの構成成分C)であるSi−M−C−
0物質の形態は、第1工程乃至第4工程で採用される製
造条件によって決定される。−船釣に言えば、第4工程
での焼成温度が例えば1000°Cより低い場合、Si
、M、C,Oからなる非晶質より実質的に構成される。
0物質の形態は、第1工程乃至第4工程で採用される製
造条件によって決定される。−船釣に言えば、第4工程
での焼成温度が例えば1000°Cより低い場合、Si
、M、C,Oからなる非晶質より実質的に構成される。
一方、第4工程での焼成温度が例えば1700°C以上
の場合、実質的にβ−SiC,MC,βSiCとMCの
同溶体及びMCI−X (ただし、0<x<1)からな
る粒径500Å以下の超微粒子及びSiny (ただし
、o<y≦2)、MOz(ただし、O<z≦2)からな
る非晶質からなる集合体より実質的に構成される。
の場合、実質的にβ−SiC,MC,βSiCとMCの
同溶体及びMCI−X (ただし、0<x<1)からな
る粒径500Å以下の超微粒子及びSiny (ただし
、o<y≦2)、MOz(ただし、O<z≦2)からな
る非晶質からなる集合体より実質的に構成される。
上記温度の中間では、各集合体の混合系より構成されて
いる。また、無機繊維中の酸素量は、例えば第1工程に
おけるMX、の添加比率又は第3工程における不融化条
件により制御することかで゛きる。
いる。また、無機繊維中の酸素量は、例えば第1工程に
おけるMX、の添加比率又は第3工程における不融化条
件により制御することかで゛きる。
また、構成成分C)の分布状態は、焼成時の雰囲気や原
料中のメソフェーズの大きさ、濃度によっても制御する
ことができる。例えば、メソフェーズを大きく成長させ
た場合、構成成分C)は繊維表面相に押し出されやすく
なる。
料中のメソフェーズの大きさ、濃度によっても制御する
ことができる。例えば、メソフェーズを大きく成長させ
た場合、構成成分C)は繊維表面相に押し出されやすく
なる。
本発明において上記無機繊維■及び/または無機繊維■
と共にハイブリッド繊維を構成する繊維は、炭素繊維、
ガラス繊維、ボロン繊維、アルミナ繊維、窒化珪素繊維
、炭化珪素繊維、カーボンを芯線とする炭化珪素繊維及
びSi−M−C−0繊維(MはTi又はZrを示す。)
が挙げられる。
と共にハイブリッド繊維を構成する繊維は、炭素繊維、
ガラス繊維、ボロン繊維、アルミナ繊維、窒化珪素繊維
、炭化珪素繊維、カーボンを芯線とする炭化珪素繊維及
びSi−M−C−0繊維(MはTi又はZrを示す。)
が挙げられる。
上記のSi−M−C−0繊維は、
(i)Si、M、C1及びOから実質的になる非晶質、
又は (11)実質的にβ−SiC,MC1β−SiCとMC
の固溶体及びM C+−1の粒径が500Å以下の各結
晶質超微粒子、及び非晶質のS i O2とMO□から
なる集合体、又は (iii)上記(i)の非晶質と上記(ii )の結晶
質超微粒子集合体の混合系、 (ただし、上式中のMはTi又はZrを示し、0 <
x < 1を示す) からなる無機繊維である。この無機繊維は、例えば、特
公昭60−1405号公報、同58−5286号公報、
同60−20485号公報、同5944403号公報に
記載の方法によって調製することができる。
又は (11)実質的にβ−SiC,MC1β−SiCとMC
の固溶体及びM C+−1の粒径が500Å以下の各結
晶質超微粒子、及び非晶質のS i O2とMO□から
なる集合体、又は (iii)上記(i)の非晶質と上記(ii )の結晶
質超微粒子集合体の混合系、 (ただし、上式中のMはTi又はZrを示し、0 <
x < 1を示す) からなる無機繊維である。この無機繊維は、例えば、特
公昭60−1405号公報、同58−5286号公報、
同60−20485号公報、同5944403号公報に
記載の方法によって調製することができる。
本発明において強化材として用いる繊維は繊維そのもの
を単軸方向、多軸方向に配合させる方法、あるいは平織
、朱子織、模紗織、綾織、からみ織、らせん織、三次元
織物などの各種織物にして使用する方法、あるいはチョ
ツプドファイバーとして使用する方法等がある。
を単軸方向、多軸方向に配合させる方法、あるいは平織
、朱子織、模紗織、綾織、からみ織、らせん織、三次元
織物などの各種織物にして使用する方法、あるいはチョ
ツプドファイバーとして使用する方法等がある。
ハイブリッド繊維中の本発明で限定した無機繊維の割合
は10体積%以上、好ましくは20体積%〜90体積%
である。10%より低いと無機繊維によるマトリックス
との間の結合強さの向上、強化効率の向上という本発明
の目的とする機械的性質の改善効果に乏しい。
は10体積%以上、好ましくは20体積%〜90体積%
である。10%より低いと無機繊維によるマトリックス
との間の結合強さの向上、強化効率の向上という本発明
の目的とする機械的性質の改善効果に乏しい。
ハイブリッド繊維のハイブリッド状態を形態側にみると
(1)ある種の繊維の層と別種の繊維の層を積層した眉
間ハイブリッド(2)一つの層の中ですでにハイブリッ
ド化されている層内ハイブリ・ノドの2種類が基本で、
(3)それらの組合せがある。組合せの主な型は以下の
6種である。
(1)ある種の繊維の層と別種の繊維の層を積層した眉
間ハイブリッド(2)一つの層の中ですでにハイブリッ
ド化されている層内ハイブリ・ノドの2種類が基本で、
(3)それらの組合せがある。組合せの主な型は以下の
6種である。
(a)単層テープの積層(層単位で異質繊維を交互に積
層したもの) (b)サンドウィッチ型(層単位で異質繊維をサンドウ
ィッチに積層したもの) (C)リブ補強 (d)混繊トウ(単繊維単位で異質の繊維を)\イブリ
ッドしたもの) (e)混繊テープの積層(糸条単位で異質の繊維を層内
でハイブリッドしたもの) (f)混繊表層 本発明に係わるハイブリッド繊維のマトリックス中の混
合割合は10〜70体積%が好ましい。
層したもの) (b)サンドウィッチ型(層単位で異質繊維をサンドウ
ィッチに積層したもの) (C)リブ補強 (d)混繊トウ(単繊維単位で異質の繊維を)\イブリ
ッドしたもの) (e)混繊テープの積層(糸条単位で異質の繊維を層内
でハイブリッドしたもの) (f)混繊表層 本発明に係わるハイブリッド繊維のマトリックス中の混
合割合は10〜70体積%が好ましい。
上記混合割合が10体積%より少ないとハイブリッド繊
維による補強効果が充分に発現されず、また70体積%
を超えるとマトリックスの量が少ないため、ハイブリッ
ド繊維の間隙を充分にマトリックスで充填することがで
きない。
維による補強効果が充分に発現されず、また70体積%
を超えるとマトリックスの量が少ないため、ハイブリッ
ド繊維の間隙を充分にマトリックスで充填することがで
きない。
従来の炭素繊維に比べ本発明のハイブリッド繊維を強化
材として用いることは、以下のような利点がある。
材として用いることは、以下のような利点がある。
即ち、複合材としての用途として、一部の面又は部分と
しての優れた特性が要求される場合、例えば、複合材表
面の耐磨耗性が要求される場合、無機繊維I及び/又は
無機繊維■とボロン繊維、アルミナ繊維、窒化珪素繊維
、炭化珪素繊維、カーボンを芯線とする炭化珪素繊維ま
たはSi−M−C−O繊維とバイブリド化して用いるこ
とが有利であり、逆に潤滑性を要求される場合、無機繊
維I及び/又は無機繊維■と炭素繊維とをハイブリッド
することが有利である。また、ある方向にのみ引張強度
が要求される場合、高強度炭素繊維を強度方向に配列し
高強度化し、他の方向には無機繊維I及び/又は無機繊
維■で強化することにより圧縮破壊や眉間剥離を防止す
るといった方法も有効である。
しての優れた特性が要求される場合、例えば、複合材表
面の耐磨耗性が要求される場合、無機繊維I及び/又は
無機繊維■とボロン繊維、アルミナ繊維、窒化珪素繊維
、炭化珪素繊維、カーボンを芯線とする炭化珪素繊維ま
たはSi−M−C−O繊維とバイブリド化して用いるこ
とが有利であり、逆に潤滑性を要求される場合、無機繊
維I及び/又は無機繊維■と炭素繊維とをハイブリッド
することが有利である。また、ある方向にのみ引張強度
が要求される場合、高強度炭素繊維を強度方向に配列し
高強度化し、他の方向には無機繊維I及び/又は無機繊
維■で強化することにより圧縮破壊や眉間剥離を防止す
るといった方法も有効である。
本発明の複合材料のマトリックス用炭素母材としては、
通常のC/Cコンポジットのマトリックス用炭素母材を
用いることができる。−例を挙げれば、フェノール樹脂
、フラン樹脂等熱硬化性樹脂、ピッチ等熱可塑性高分子
等で焼成により炭素に転換できるもの、成形可能な炭素
粉末、及び炭素粉末と前記樹脂との混合物等が、マトリ
ックス用炭素母材として使用できる。マトリックス用炭
素母材として炭素粉末を用いる場合、マトリックスと繊
維との密着性向上のため結合剤を使用すると、さらに効
果的である。
通常のC/Cコンポジットのマトリックス用炭素母材を
用いることができる。−例を挙げれば、フェノール樹脂
、フラン樹脂等熱硬化性樹脂、ピッチ等熱可塑性高分子
等で焼成により炭素に転換できるもの、成形可能な炭素
粉末、及び炭素粉末と前記樹脂との混合物等が、マトリ
ックス用炭素母材として使用できる。マトリックス用炭
素母材として炭素粉末を用いる場合、マトリックスと繊
維との密着性向上のため結合剤を使用すると、さらに効
果的である。
上記結合剤としては、ジフェニルシロキサン、ジメチル
シロキサン、ポリポロジフェニルシロキサン、ポリボロ
ジメチルシロキサン、ポリカルボシラン、ポリジメチル
シラザン、ポリチタノカルボシラン、ポリジルコノカル
ボシランなどの有機珪素ポリマー及びジフェニルシラン
ジオール、ヘキサメチルジシラザンなどの有機珪素化合
物が挙げられる。
シロキサン、ポリポロジフェニルシロキサン、ポリボロ
ジメチルシロキサン、ポリカルボシラン、ポリジメチル
シラザン、ポリチタノカルボシラン、ポリジルコノカル
ボシランなどの有機珪素ポリマー及びジフェニルシラン
ジオール、ヘキサメチルジシラザンなどの有機珪素化合
物が挙げられる。
炭素母材とハイブリッド繊維との集合体を成形する方法
としては、強化繊維に、必要により結合剤を添加した炭
素粉末を添加し、ラバーブレス成形、金型プレス成形及
びホットプレス成形する方法や、繊維束又は織物を熱硬
化性又は熱可塑性樹脂の溶液に含浸後、溶媒を乾燥・除
去して得たプリプレグシートを、通常のFRPの成形方
法、例えばプリプレグシートを金型中に積層し、ホット
プレスにより成形する方法等を用いることができる。
としては、強化繊維に、必要により結合剤を添加した炭
素粉末を添加し、ラバーブレス成形、金型プレス成形及
びホットプレス成形する方法や、繊維束又は織物を熱硬
化性又は熱可塑性樹脂の溶液に含浸後、溶媒を乾燥・除
去して得たプリプレグシートを、通常のFRPの成形方
法、例えばプリプレグシートを金型中に積層し、ホット
プレスにより成形する方法等を用いることができる。
上記成形体は、必要により不融化を行った後、不活性雰
囲気下で、800°C〜3000°Cに加熱し、マトリ
ックス成分の炭素化を行う。
囲気下で、800°C〜3000°Cに加熱し、マトリ
ックス成分の炭素化を行う。
得られたハイブリッド繊維強化複合材料は、そのまま種
々の用途に使用してもよいし、さらに熱硬化又は熱可塑
性樹脂等の融液又は溶液を含浸後、無機化する工程を繰
り返しさらに高密度化、高強度化して使用することもで
きる。また、特に機械的特性を要求される場合、CVI
法など気相法による高密度化も効果的である。
々の用途に使用してもよいし、さらに熱硬化又は熱可塑
性樹脂等の融液又は溶液を含浸後、無機化する工程を繰
り返しさらに高密度化、高強度化して使用することもで
きる。また、特に機械的特性を要求される場合、CVI
法など気相法による高密度化も効果的である。
(発明の効果)
本発明のハイブリッド繊維強化炭素材料は、炭素マトリ
ックスとの接着性が改善されるため、高強度、高弾性に
して靭性に優れた炭素材料を得ることができるとともに
、耐摩耗性等実用上の機械特性も向上することができる
。
ックスとの接着性が改善されるため、高強度、高弾性に
して靭性に優れた炭素材料を得ることができるとともに
、耐摩耗性等実用上の機械特性も向上することができる
。
従って、得られた複合材料は、各種ブレーキ類、耐熱構
造材料として優れたものである。
造材料として優れたものである。
また、本発明のハイブリッド繊維強化炭素質複合材料は
、要求特性に合致した複合材として提供することができ
る。
、要求特性に合致した複合材として提供することができ
る。
即ち、無機繊維I及び/又は無機繊維■とボロン繊維、
アルミナ繊維、窒化珪素繊維、炭化珪素繊維、カーボン
を芯線とする炭化珪素繊維またはSt−M−C−0繊維
等とバイブリド化して得た複合材は耐磨耗性に優れてい
る。また、無機繊維■及び/又は無機繊維■と炭素繊維
とハイブリッド化して得た複合材は潤滑性に優れている
。さらに、高強度炭素繊維を強度方向に配列し高強度化
し、他の方向には無機繊維I及び/又は無機繊維■で強
化したハイブリッド繊維強化炭素質複合材料は、高強度
炭素繊維の配列方向の引張強度の優れた、しかも圧縮破
壊や層間剥離の起きにくい複合材である。
アルミナ繊維、窒化珪素繊維、炭化珪素繊維、カーボン
を芯線とする炭化珪素繊維またはSt−M−C−0繊維
等とバイブリド化して得た複合材は耐磨耗性に優れてい
る。また、無機繊維■及び/又は無機繊維■と炭素繊維
とハイブリッド化して得た複合材は潤滑性に優れている
。さらに、高強度炭素繊維を強度方向に配列し高強度化
し、他の方向には無機繊維I及び/又は無機繊維■で強
化したハイブリッド繊維強化炭素質複合材料は、高強度
炭素繊維の配列方向の引張強度の優れた、しかも圧縮破
壊や層間剥離の起きにくい複合材である。
(実施例)
以下実施例によって本発明を説明する。
参考例1(無機繊維Iの製造)
51の三ロフラスコに無水キシレン2.5e及びナトリ
ウム400gを入れ、窒素ガス気流下でキシレンの沸点
まで加熱し、ジメチルジクロロシラン11を1時間で滴
下した。滴下終了後、10時間加熱還流し沈澱物を生成
させた。沈澱を濾過し、メタノールついで水で洗浄して
、白色粉末のポリジメチルシラン420gを得た。
ウム400gを入れ、窒素ガス気流下でキシレンの沸点
まで加熱し、ジメチルジクロロシラン11を1時間で滴
下した。滴下終了後、10時間加熱還流し沈澱物を生成
させた。沈澱を濾過し、メタノールついで水で洗浄して
、白色粉末のポリジメチルシラン420gを得た。
このポリジメチルシラン400gを、ガス導入管、撹拌
機、冷却器及び留出管を備えた31の三ロフラスコに仕
込み、攪、拌しながら50mfl1分の窒素気流下に4
20°Cで加熱処理して、留出受器に350gの無色透
明な少し粘性のある液体を得た。
機、冷却器及び留出管を備えた31の三ロフラスコに仕
込み、攪、拌しながら50mfl1分の窒素気流下に4
20°Cで加熱処理して、留出受器に350gの無色透
明な少し粘性のある液体を得た。
この液体の数平均分子量は蒸気圧浸透法で測定したとこ
ろ470であった。
ろ470であった。
この物質の赤外線吸収スペクトルを測定したところ、6
50〜900cil−1と1250cm−’にSi−C
H3の吸収、2100cm−’にSi−Hの吸収、10
20CI+1−’付近と1355CI−’にSi−CH
。
50〜900cil−1と1250cm−’にSi−C
H3の吸収、2100cm−’にSi−Hの吸収、10
20CI+1−’付近と1355CI−’にSi−CH
。
Siの吸収、2900ci−’と2950cm−’にC
Hの喋収が認められ、またこの物質の遠赤外線吸収スペ
クトルを測定したところ、380cm−’にSi−3i
の吸収が認められることから、得られた液状物質は、主
として(Si CH2)結合単位及び(Si−3i)
結合単位からなり、珪素の側鎖に水素原子及びメチル基
を有する有機珪素重合体であることが判明した。
Hの喋収が認められ、またこの物質の遠赤外線吸収スペ
クトルを測定したところ、380cm−’にSi−3i
の吸収が認められることから、得られた液状物質は、主
として(Si CH2)結合単位及び(Si−3i)
結合単位からなり、珪素の側鎖に水素原子及びメチル基
を有する有機珪素重合体であることが判明した。
核磁気共鳴分析及び赤外線吸収分析の測定結果から、こ
の有機珪素重合体は(Si CHz)結合単位の全数
対(Si−3i)結合単位の全数の比率がほぼ1:3で
ある重合体であることが確認された。
の有機珪素重合体は(Si CHz)結合単位の全数
対(Si−3i)結合単位の全数の比率がほぼ1:3で
ある重合体であることが確認された。
上記有機珪素重合体300gをエタノールで処理して低
分子量物を除去して、数平均分子量が1200の重合体
40gを得た。
分子量物を除去して、数平均分子量が1200の重合体
40gを得た。
この物質の赤外線吸収スペクトルを測定したところ、上
記と同様の吸収ピークが認められ、この物質は主として
(Si CHl)結合単位及び(Si−3i)結合単
位からなり、珪素の側鎖に水素原子及びメチル基を有す
る有機珪素重合体であることが判明した。
記と同様の吸収ピークが認められ、この物質は主として
(Si CHl)結合単位及び(Si−3i)結合単
位からなり、珪素の側鎖に水素原子及びメチル基を有す
る有機珪素重合体であることが判明した。
核磁気共鳴分析及び赤外線吸収分析の測定結果から、こ
の有機珪素重合体は(Si CHz)結合単位の全数
対(St−3i)結合単位の全数の比率がほぼ7:1で
ある重合体であることが確認された。
の有機珪素重合体は(Si CHz)結合単位の全数
対(St−3i)結合単位の全数の比率がほぼ7:1で
ある重合体であることが確認された。
一方、石油留分のうち、軽油以上の高沸点物をシリカ・
アルミナ系分解触媒の存在下、500°Cの温度で流動
接触分解・精留を行い、その塔底より残渣を得た。以下
、この残渣をFCCスラリーオイルと呼ぶ。
アルミナ系分解触媒の存在下、500°Cの温度で流動
接触分解・精留を行い、その塔底より残渣を得た。以下
、この残渣をFCCスラリーオイルと呼ぶ。
このFCCスラリーオイルは、元素分析の結果、炭素原
子対水素原子の原子比(C/H)が0.75で、核磁気
共鳴分析による芳香炭素率が0.55であった。
子対水素原子の原子比(C/H)が0.75で、核磁気
共鳴分析による芳香炭素率が0.55であった。
上記FCCスラリーオイル200gを21/分の窒素ガ
ス気流下450°Cで0.5時間加熱し、同温度におけ
る留出分を留去後、残渣を200°Cにて熱時濾過を行
い、同温度における不融部を除去し、軽質骨除去ピッチ
57gを得た。
ス気流下450°Cで0.5時間加熱し、同温度におけ
る留出分を留去後、残渣を200°Cにて熱時濾過を行
い、同温度における不融部を除去し、軽質骨除去ピッチ
57gを得た。
この軽質骨除去ピッチは25%のキシレン不溶分を含ん
でいた。
でいた。
この軽質骨除去ピッチ57gに先に合成した有機珪素重
合体25g及びキシレン20dを加え、攪拌しながら昇
温し、キシレンを留去後、400℃で6時間反応させ5
1gの前駆重合体(1)を得た。
合体25g及びキシレン20dを加え、攪拌しながら昇
温し、キシレンを留去後、400℃で6時間反応させ5
1gの前駆重合体(1)を得た。
この反応生成物は赤外線吸収スペクトル測定の結果、有
機珪素重合体中に存在するSi−H結合(IR:210
0C11−’)の減少、及び新たなSi−C(ベンゼン
環の炭素)結合(IR:1135c11−’)の生成が
認められることより有機珪素重合体の珪素原子の一部が
多環状芳香族環と直接結合した部分を有する共重合体で
あることがわかった。
機珪素重合体中に存在するSi−H結合(IR:210
0C11−’)の減少、及び新たなSi−C(ベンゼン
環の炭素)結合(IR:1135c11−’)の生成が
認められることより有機珪素重合体の珪素原子の一部が
多環状芳香族環と直接結合した部分を有する共重合体で
あることがわかった。
この前駆重合体(1)は、キシレン不溶部を含まず重量
平均分子量が1400で、融点が265°Cで、軟化点
が310”Cであった。
平均分子量が1400で、融点が265°Cで、軟化点
が310”Cであった。
一方、前記軽質分除去ピンチ180gを窒素気流下、反
応により生成する軽質分を除去しながら400°Cで8
時間縮重合を行い、熱処理ピッチ97.2gを得た。
応により生成する軽質分を除去しながら400°Cで8
時間縮重合を行い、熱処理ピッチ97.2gを得た。
この熱処理ピッチは融点263°C1軟化点308 ’
C、キシレン不溶分77%、キノリンネ溶分31%を含
有しており、研磨面の偏光顕微鏡観察による光学的異方
性が75%のメソフェーズ多環状芳香族化合物(2)で
あった。
C、キシレン不溶分77%、キノリンネ溶分31%を含
有しており、研磨面の偏光顕微鏡観察による光学的異方
性が75%のメソフェーズ多環状芳香族化合物(2)で
あった。
このメソフェーズ多環状芳香族化合物(2) 90 g
と前記ランダム共重合体(1)6.4gを混合し、窒素
雰囲気下、380℃で一時間熔融加熱し、均一な状態に
ある珪素含有多環状芳香族重合体を得た。
と前記ランダム共重合体(1)6.4gを混合し、窒素
雰囲気下、380℃で一時間熔融加熱し、均一な状態に
ある珪素含有多環状芳香族重合体を得た。
この重合体は、融点が267°Cで、軟化点が315°
Cで、70%のキシレン不溶分を含んでいた。
Cで、70%のキシレン不溶分を含んでいた。
上記高分子量物を紡糸用原料とし、ノズル径0゜15m
mの金属製ノズルを用い、360”CTf4融紡糸を行
い、得られた紡糸原糸を、空気中、300°Cで酸化、
不融化し、更にアルゴン雰囲気中、1300°Cで焼成
を行い、直径8μmの無機繊維Iを得た。
mの金属製ノズルを用い、360”CTf4融紡糸を行
い、得られた紡糸原糸を、空気中、300°Cで酸化、
不融化し、更にアルゴン雰囲気中、1300°Cで焼成
を行い、直径8μmの無機繊維Iを得た。
この繊維は引張強度が320kg/閣2、引張弾性率2
6t/mm”であり、破壊面の観察よりラジアル構造で
あった。
6t/mm”であり、破壊面の観察よりラジアル構造で
あった。
この無機繊維Iを粉砕後アルカリ溶融、塩酸処理を施し
水溶液とした後、高周波プラズマ発光分光分析を行った
結果、この無機繊維I中の珪素含有率は0.95%であ
ることがわかった。
水溶液とした後、高周波プラズマ発光分光分析を行った
結果、この無機繊維I中の珪素含有率は0.95%であ
ることがわかった。
参考例2(無機繊維IIの製造)
参考例1で得られた軽質付除去ピッチ57gに参考例1
で得た有機珪素重合体25g及びキシレン20−を加え
、攪拌しながら昇温し、キシレンを留去後、400°C
で4時間反応させ57.4 gの前駆重合体(1)を得
た。
で得た有機珪素重合体25g及びキシレン20−を加え
、攪拌しながら昇温し、キシレンを留去後、400°C
で4時間反応させ57.4 gの前駆重合体(1)を得
た。
この前駆重合体(1)は赤外線吸収スペクトル測定の結
果、有機珪素重合体中に存在するSi−H結合(TR:
2100cm−’)の減少、及び新たな5l−C(ヘ
ンゼン環の炭素)結合(IR:1135cm−’)の生
成が認められることより有機珪素重合体の珪素原子の一
部が多環状芳香族環の炭素と直接結合した部分を有する
重合体であることがわかった。
果、有機珪素重合体中に存在するSi−H結合(TR:
2100cm−’)の減少、及び新たな5l−C(ヘ
ンゼン環の炭素)結合(IR:1135cm−’)の生
成が認められることより有機珪素重合体の珪素原子の一
部が多環状芳香族環の炭素と直接結合した部分を有する
重合体であることがわかった。
前駆重合体(1)57.4 gにテトラオクトキシチタ
7 (T i (QCs HI7)413.87 g
のキシレン溶液(25%キシレン溶液15.5 g )
を加え、キシレン留去後、340°Cで1時間反応させ
、ランダム共重合体(2) 56 gを得た。
7 (T i (QCs HI7)413.87 g
のキシレン溶液(25%キシレン溶液15.5 g )
を加え、キシレン留去後、340°Cで1時間反応させ
、ランダム共重合体(2) 56 gを得た。
この重合体は、キシレン不溶部を含まず重量平均分子量
は1580、融点は25 B ’C1軟化点292°C
であり、キシレン可溶であった。
は1580、融点は25 B ’C1軟化点292°C
であり、キシレン可溶であった。
上記ランダム共重合体(2) 6.4 gと参考例1で
得られたメソフェーズ多環状芳香族化合物(2) 90
gを混合、窒素雰囲気下380°Cで1時間溶融加熱
し、均一な状態にある金属含有多環状芳香族重合体を得
た。
得られたメソフェーズ多環状芳香族化合物(2) 90
gを混合、窒素雰囲気下380°Cで1時間溶融加熱
し、均一な状態にある金属含有多環状芳香族重合体を得
た。
この重合体の融点は264°Cで、軟化点307°C2
68%のキシレン不溶分を含んでいた。
68%のキシレン不溶分を含んでいた。
上記高分子量物を紡糸用原料とし、ノズル径0゜15m
1nの金属製ノズルを用い、360°Cで熔融紡糸を行
い、得られた紡糸原糸を、空気中、300°Cで酸化、
不融化し、更にアルゴン雰囲気中、1300°Cで焼成
を行い、直径7.5μmの無機繊維を得た。
1nの金属製ノズルを用い、360°Cで熔融紡糸を行
い、得られた紡糸原糸を、空気中、300°Cで酸化、
不融化し、更にアルゴン雰囲気中、1300°Cで焼成
を行い、直径7.5μmの無機繊維を得た。
この繊維は引張強度が358 kg/ tma2、引張
弾性率32t/Infl+2であり、破断面の走査型電
子顕微鏡を用いた観察より、結晶層が幾重にも重なった
珊瑚様のランダムラジアル混在構造であった。
弾性率32t/Infl+2であり、破断面の走査型電
子顕微鏡を用いた観察より、結晶層が幾重にも重なった
珊瑚様のランダムラジアル混在構造であった。
この無機繊維を粉砕後、アルカリ熔融、塩酸処理を施し
、水溶液とした後高周波プラズマ発光分光分析(ICP
)を行った結果、珪素含有率は0゜95%、チタン含有
率は0.06%であった。
、水溶液とした後高周波プラズマ発光分光分析(ICP
)を行った結果、珪素含有率は0゜95%、チタン含有
率は0.06%であった。
参考例3 (Si−Ti −C−0繊維の製造)ジメチ
ルジクロロシランを金属ナトリウムで脱塩素縮合して合
成されるポリジメチルシラン100部に対しポリボロシ
ロキサンを3部の割合で添加し、窒素中、350°Cで
熱縮合し、式(Si−CH,)のカルボシラン単位から
主としてなる主鎖骨格を有し、該カルボシラン単位の珪
素原子に水素原子及びメチル基を有しているポリカルボ
シランを調製した。このポリカルボシランに、チタンア
ルコキシドを加えて、窒素中、340°Cで架橋重合す
ることにより、カルボシラン単位100部と式(Ti−
0)のチタノキサン10部とからなるポリチタノカルボ
シランを得た。このポリマーを溶融紡糸し、空気中19
0°Cで不融化処理し、さらに引き続いて窒素中130
0°Cで焼成して、繊維径13μ、引張強度310 k
g/mm” 、弾性率16 t /lllff1”
(モノフィラメント法)の主として珪素、チタン、炭素
及び酸素からなるチタン元素3%含有の無機繊維を得た
。得られた無機繊維はSi、Ti、C及び0からなる非
晶質と、β−Sic、TiC1β−SiCとTiCの固
溶体及びT iC+−x (ただし、0<x<1)の
粒径が約50人の各結晶質超微粒子及び非晶質のSin
gとT i O2からなる集合体との混合系からなるS
i−Ti−C−0繊維であった。
ルジクロロシランを金属ナトリウムで脱塩素縮合して合
成されるポリジメチルシラン100部に対しポリボロシ
ロキサンを3部の割合で添加し、窒素中、350°Cで
熱縮合し、式(Si−CH,)のカルボシラン単位から
主としてなる主鎖骨格を有し、該カルボシラン単位の珪
素原子に水素原子及びメチル基を有しているポリカルボ
シランを調製した。このポリカルボシランに、チタンア
ルコキシドを加えて、窒素中、340°Cで架橋重合す
ることにより、カルボシラン単位100部と式(Ti−
0)のチタノキサン10部とからなるポリチタノカルボ
シランを得た。このポリマーを溶融紡糸し、空気中19
0°Cで不融化処理し、さらに引き続いて窒素中130
0°Cで焼成して、繊維径13μ、引張強度310 k
g/mm” 、弾性率16 t /lllff1”
(モノフィラメント法)の主として珪素、チタン、炭素
及び酸素からなるチタン元素3%含有の無機繊維を得た
。得られた無機繊維はSi、Ti、C及び0からなる非
晶質と、β−Sic、TiC1β−SiCとTiCの固
溶体及びT iC+−x (ただし、0<x<1)の
粒径が約50人の各結晶質超微粒子及び非晶質のSin
gとT i O2からなる集合体との混合系からなるS
i−Ti−C−0繊維であった。
実施例1
参考例1で得た無機繊維Iと参考例3で得たSi−Ti
−C−0繊維との混繊トウ(無機繊維IとSi−Ti−
C−0繊維との体積割合は8:2であった。)より製造
した平織織物にレゾールタイプのフェノール樹脂(明和
化成株製MRW−3000)のメタノール溶液に浸し引
き上げた後、メタノールを除去後、乾燥し、プリプレグ
シートを得た。このプリプレグシートより一辺が5cm
の正方形シートを切り出し、金型中に重ね、200°C
150kg/cm”でプレスし、フェノール樹脂を硬化
させ、成形体を得た。この成形体を炭素粉末中に埋め、
窒素気流中5°C/hの昇温速度で1000°Cまで昇
温し、無機繊維強化炭素複合材料を得た。
−C−0繊維との混繊トウ(無機繊維IとSi−Ti−
C−0繊維との体積割合は8:2であった。)より製造
した平織織物にレゾールタイプのフェノール樹脂(明和
化成株製MRW−3000)のメタノール溶液に浸し引
き上げた後、メタノールを除去後、乾燥し、プリプレグ
シートを得た。このプリプレグシートより一辺が5cm
の正方形シートを切り出し、金型中に重ね、200°C
150kg/cm”でプレスし、フェノール樹脂を硬化
させ、成形体を得た。この成形体を炭素粉末中に埋め、
窒素気流中5°C/hの昇温速度で1000°Cまで昇
温し、無機繊維強化炭素複合材料を得た。
この複合材料に参考例1に記載のメソフェーズ多環状芳
香族化合物(2)の粉末を加え、オートクレーブ中、窒
素雰囲気下、350°Cに加熱し、溶融後、減圧し、気
孔中にメソフェーズ多環状芳香族化合物(2)を含浸さ
せた後、10 Qkg/cm”で加圧含浸処理後、空気
中で、5°c/hの昇温速度で300°Cまで昇温し、
不融化後、1300°Cで炭素化した。上記メソフェー
ズ多環状芳香族化合物(2)の含浸、炭素化をさらに3
回繰り返した。
香族化合物(2)の粉末を加え、オートクレーブ中、窒
素雰囲気下、350°Cに加熱し、溶融後、減圧し、気
孔中にメソフェーズ多環状芳香族化合物(2)を含浸さ
せた後、10 Qkg/cm”で加圧含浸処理後、空気
中で、5°c/hの昇温速度で300°Cまで昇温し、
不融化後、1300°Cで炭素化した。上記メソフェー
ズ多環状芳香族化合物(2)の含浸、炭素化をさらに3
回繰り返した。
得られた複合材の嵩密度は、1.75g/dl、曲げ強
度28kg/Inl112、繊維体積含有率(■f)は
60体積%であった。
度28kg/Inl112、繊維体積含有率(■f)は
60体積%であった。
この複合材の摩擦係数及び磨耗量を測定し、その結果を
第1表に示した。
第1表に示した。
比較例1
引張強度300kg/1m2、引張弾性率24t/+a
m2のポリアクリロニトリル系炭素繊維を強化材とした
以外は実施例1と同様にしてC/Cコンポジットを製造
した。このコンポジットの特性を第1表に示した。
m2のポリアクリロニトリル系炭素繊維を強化材とした
以外は実施例1と同様にしてC/Cコンポジットを製造
した。このコンポジットの特性を第1表に示した。
比較例2
参考例3に記載のSi−Ti−C−0繊維を強化材とし
た以外は実施例1と同様にして、SiTi−C−0/C
コンポジツトを製造した。このコンポジットの特性を第
1表に示した。
た以外は実施例1と同様にして、SiTi−C−0/C
コンポジツトを製造した。このコンポジットの特性を第
1表に示した。
第1表
ただし、ダイナモメータ−による磨耗量の測定条件は以
下の通りであった(相手材はいずれの場合も同複合材で
あった)。
下の通りであった(相手材はいずれの場合も同複合材で
あった)。
慣性量 0.06〜0.08kgf −m−se
c2回転数 3000〜5000rpII摺動初速
度 10〜20m/sec押付圧力 5〜
10kg/csi第1表から明らかなように、実施例1
で得られた複合材の摩擦係数は0.4〜0.6、磨耗量
が0.6〜1. OX 10−’mm/5top/5u
rfであり、比較例1のC/Cコンポジットと比べ耐磨
耗性に優れている。
c2回転数 3000〜5000rpII摺動初速
度 10〜20m/sec押付圧力 5〜
10kg/csi第1表から明らかなように、実施例1
で得られた複合材の摩擦係数は0.4〜0.6、磨耗量
が0.6〜1. OX 10−’mm/5top/5u
rfであり、比較例1のC/Cコンポジットと比べ耐磨
耗性に優れている。
また、比較例2で得られたコンポジットは、摩擦係数が
0.8〜1.0と大きく、C/Cコンポジットに比べ摺
動性(自己潤滑性)に劣るのに対し、実施例1で得られ
た複合材は、C/Cコンポジットの摩擦係数と同程度で
あった。
0.8〜1.0と大きく、C/Cコンポジットに比べ摺
動性(自己潤滑性)に劣るのに対し、実施例1で得られ
た複合材は、C/Cコンポジットの摩擦係数と同程度で
あった。
実施例2
参考例2で得た無機繊維■と引張強度570kg/rm
2、引張弾性率30t/m”のポリアクリロニトリル系
高強度炭素繊維に実施例1と同様のフェノール樹脂を用
いて処理したテープを一方向に引き揃えたものを90°
ずつずらして交互に積層し、以下実施例1と同様にして
複合材料を製造した。
2、引張弾性率30t/m”のポリアクリロニトリル系
高強度炭素繊維に実施例1と同様のフェノール樹脂を用
いて処理したテープを一方向に引き揃えたものを90°
ずつずらして交互に積層し、以下実施例1と同様にして
複合材料を製造した。
得られた複合材料の繊維体積含有率(Vf )は、無機
繊維IIが20体積%、炭素繊維が20体積%、合計4
0体積%であった。
繊維IIが20体積%、炭素繊維が20体積%、合計4
0体積%であった。
この複合材料の炭素繊維強化方向の引張強度は51kg
/mm2無機繊維■強化方向の曲げ強度は35kg/m
+++2であり、強化方向により特異性のある材料であ
った。
/mm2無機繊維■強化方向の曲げ強度は35kg/m
+++2であり、強化方向により特異性のある材料であ
った。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 無機繊維 I 、無機繊維II、炭素繊維、ガラス繊維、ボ
ロン繊維、アルミナ繊維、窒化珪素繊維、炭化珪素繊維
、カーボンを芯線とする炭化珪素繊維及びSi−M−C
−O繊維(MはTi又はZrを示す。)からなる群から
選ばれた少なくとも二種の繊維からなり、かつ該繊維の
構成成分として無機繊維 I 、無機繊維IIの少なくとも
一方を含有するハイブリッド繊維を強化材とし、炭素を
マトリックスとする繊維強化複合材料において、上記無
機繊維 I が珪素含有多環状芳香族重合体から得られる
無機繊維であって、その構成成分が、i)該重合体を構
成するメソフェーズ状態にある多環状芳香族化合物から
導かれるラジアル構造、オニオン構造、ランダム構造、
コアラジアル構造、スキンオニオン構造及びモザイク構
造からなる群から選ばれる少なくとも一種の結晶配列状
態を示す炭素質、 ii)該重合体を構成する光学的等方性の多環状芳香族
化合物から導かれる、無配向状態の結晶質炭素及び/又
は非晶質炭素、及び iii)Si、C及びOから実質的になる非晶質相及び
/又は粒径が500Å以下の実質的にβ−SiCからな
る結晶質超微粒子と非晶質の SiO_x(0<x≦2)からなる集合体であり、 構成元素の割合が、Si;30〜70重量%C;20〜
60重量%及びO;0.5〜10重量%であるSi−C
−O物質 よりなる無機繊維であり、 上記無機繊維IIがチタン、ジルコニウム及びハフニウム
からなる群から選ばれる少なくとも一種類の元素及び珪
素を含有する多環状芳香族重合体から得られる無機繊維
であって、その構成成分が、a)該重合体を構成するメ
ソフェーズ状態にある多環状芳香族化合物から導かれる
ラジアル構造、オニオン構造、ランダム構造、コアラジ
アル構造、スキンオニオン構造及びモザイク構造からな
る群から選ばれる少なくとも一種の結晶配列状態を示す
炭素質、 b)該重合体を構成する光学的等方性の多環状芳香族化
合物から導かれる、無配向状態の結晶質炭素及び/又は
非晶質炭素、及び c)(1)Si、M、C及びOから実質的になる非晶質
物質、及び/又は (2)実質的にβ−SiC、MC、β−SiCとMCの
固溶体及びMC_1_−_xからなる粒径が500Å以
下の結晶超微粒子と、非晶質のSiO_y及びMO_z
との集合体であり、 構成元素の割合がSi;5〜70重量%、M;0.5〜
45重量%、C;20〜40重量%及びO;0.01〜
30重量%である、Si−M−C−O物質(上記式中、
MはTi、Zr及びHfから選択される少なくとも一種
の元素であり、0<x<1、0<y≦2、0<z≦2で
ある。) よりなる無機繊維であることを特徴とするハイブリッド
繊維強化炭素質複合材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025279A JP2547110B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | ハイブリッド繊維強化炭素質複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025279A JP2547110B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | ハイブリッド繊維強化炭素質複合材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03232767A true JPH03232767A (ja) | 1991-10-16 |
| JP2547110B2 JP2547110B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=12161584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2025279A Expired - Lifetime JP2547110B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | ハイブリッド繊維強化炭素質複合材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547110B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8236439B2 (en) | 2009-08-14 | 2012-08-07 | Sb Limotive Co., Ltd. | Rechargeable battery |
| CN117209297A (zh) * | 2023-09-15 | 2023-12-12 | 哈尔滨工业大学 | 基于氧化硅-氧化铪复合氧化层高温防护的碳纤维/SiHfBOC复合材料的制备方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69914959T2 (de) | 1999-11-25 | 2004-12-16 | Dunlop Aerospace Ltd. | Abriebsbeständige gegenstände |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2025279A patent/JP2547110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8236439B2 (en) | 2009-08-14 | 2012-08-07 | Sb Limotive Co., Ltd. | Rechargeable battery |
| CN117209297A (zh) * | 2023-09-15 | 2023-12-12 | 哈尔滨工业大学 | 基于氧化硅-氧化铪复合氧化层高温防护的碳纤维/SiHfBOC复合材料的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547110B2 (ja) | 1996-10-23 |
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