JPH03233507A - 低温特性安定化光ファイバケーブル - Google Patents

低温特性安定化光ファイバケーブル

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JPH03233507A
JPH03233507A JP2030951A JP3095190A JPH03233507A JP H03233507 A JPH03233507 A JP H03233507A JP 2030951 A JP2030951 A JP 2030951A JP 3095190 A JP3095190 A JP 3095190A JP H03233507 A JPH03233507 A JP H03233507A
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Takashi Suganou
菅納 隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スパイラル状の光ファイバ収納溝を有するス
ペーサに光ファイバを収納してなるスペーサ型光ファイ
バケーブルに関し、特に低温における使用の際に伝送損
失を増大させることなく安定して使用することを可能に
する改良されたスペーサ型光ファイバケーブルに関する
ものである。
[従来の技術] 光ファイバケーブルの典型的な構造の一つとして早くか
ら実用化されてきた光ファイバケーブルにスペーサ型光
ファイバケーブルがある。
具体的には、第1図に示すように、亜鉛メツキ鋼線の如
き高抗張力材料よりなるテンションメンバー1の外周に
スパイラル状の光ファイバ収納溝3.3を有するスペー
サ2を押出一体化し、前記光ファイバ収納溝3,3内に
単心あるいは複数心の光ファイバ4.4(素線あるいは
心線)を収納し、押え巻5を施した後プラスチック等の
外被6を被覆してなるものである。
光ファイバ収納溝3をスパイラル状に形成するのは、そ
れによって収納されている光ファイバ4に長手方向の余
長が得られるようにし、ケーブルに張力か負荷されたり
熱により膨張しケーブルの長さか伸びたりしても、前記
余長によってそれを吸収し、光ファイバ4に直接大きな
張力か負荷されたりしないように配慮した構成とするた
めである。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、スペーサ型光ファイバケーブルではス
ペーサの溝をスパイラル状に形成するが、その本来の目
的は、ケーブル自体の伸びか光ファイバにまで及び張力
に弱い光ファイバに断線や伝送損失の増大といった悪影
響か生ずるのを防止するためのものである。
しかし、近年になり光ファイバを用いた情報通信や制御
などの技術か著しく発達し、その応用環境も常温や高温
域における使用に止まらす、例えば−40°C程度の低
温になる冷凍倉庫内での制御や管理あるいは極寒地など
においての情報通信などにも光ファイバゲープルが使用
されるようになり、当初予期していなかったような新た
な課題に“直面するようになった。
スペーサ型光ファイバケーブルは、テンションメンバー
1として前記第1図に示すように亜鉛メツキ鋼撚線又は
単線を使用している場合には、ケーブルの線膨張係数は
、線膨張係数の小さい鋼線(11,5X10’/℃)と
それに比較すると線膨張係数の大きいプラスチック(1
0’/℃のオーダー)との複合された値となり、ケーブ
ル全体の線膨張係数が余り大きくならないように抑える
ことかできる。
しかし、近年、光ファイバが電磁的影響を受けない点に
着目し、テンションメンバーなどにも金属を使用せず、
カラス繊維強化プラスチック(以下FRPという)等の
抗張力の大きい非金属材料を使用した所謂ノンメタリッ
ク梢遣とする場合か多くなった。
とくに、架線状態で使用される光ファイバケーブルの場
合には、落雷対策の意味もあって、テンションメンバー
に前記FRPを使用した第2図に示すような構造のもの
が使用される。
プラスチック材料は前記の通り、金属に比較するとII
IA膨張係数が大きく、高温において伸びが大きくなる
と同様、低温においては収縮量が非常に大きくなる。
従って、第2図に示したような構成のスペーサ型光ファ
イバケーブルの場合、使用温度が20°C以下の低温に
なると、スペーサを含めたケーブル全体の収縮量は非常
に大きなものとなり、その結果としてそれら構成材料よ
りも線膨張係数の小さいガラス(5,6x1o−7/”
c)よりなる光ファイバ4がスペーサ涌3内で余ってし
まい、その余った分か第3図に示すように湧3内で周囲
の押え巻に突き当る状態となり、これよりさらに収縮す
ると、余った長さを吸収するために光ファイバ4は蛇行
状態となり、そのことに起因する小商りが各所に生じ、
光の伝送損失が急激に増加するといった現象がみられる
ようになってくる。このような場合に、光ファイバのコ
ーテイング材を選択し対応しようとしても限界がある。
そこで、光ケーブルの構成材料の中ではもつとも線膨張
係数の小さい前記FRPの断面積を増大させ、周囲の他
のプラスチック材料との複合線膨張係数をFRPのそれ
にできる限り近付けようといった方策もとられている。
しかし、FRPは高価であり、その断面積を増大させれ
ば、ケーブル自体がかなり高価なものとなってしまうと
いう問題がある上、断面積を増大させるにも構造上から
限界があるし、ケーブル全体の径を小さくして原価低減
を図ろうとする市場要請に反することにもなる。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、たとえ相当に低い温度例えば40℃以下といった
低温において使用しても伝送損失がほとんど変化せず、
安定した光伝送を継続保持し得る新規な低温特性安定化
光ファイバケーブルを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、スペーサの外周に形成されたスパイラル状の
光ファイバ収納溝内に光ファイバ素線あるいは光ファイ
バ心線を収納してなるスペーサ型光ファイバケーブルに
おいて、 ケーブルの線膨張係数を・・・α(℃−1>常温から低
温までの温度差を・・・ΔT (℃)光ファイバ素線又
は心線に 付加した張力による伸び歪を・・・εf (%)スペー
サに与えられたバック テンヨンによる伸び歪を・・・εs(%)光ファイバ素
線又は心線に 伝送ロスか開始する ケーブルの収縮歪を・・・εc(%) としたとき、 α・ΔTxlOO−(εf−εs)<εcなる関係を満
足するように光ファイバ素線又は心線に予め張力を付加
しておくものである。
[作用] スペーサ型光ファイバケーブルの光ファイバ収納溝内に
光ファイバを収納させる場合、従来は光ファイバに張力
を付加することはせず、光ファイバに歪を与えないよう
にして収納していた。このことが、低温下で溝内におけ
る光ファイバに蛇行を生じさせる原因となっていた。
本発明においては、光ファイバに予め計算された伸び歪
を与えておくものである。この伸び歪はプルーフ応力の
ように大きなものである必要がないから、光ファイバの
寿命にほとんど影響を及ぼすことはない、とくに、低温
の環境下で使用される場合には、予め常温で付加させた
伸び歪が逆に低温下で解放緩和される。そして、スペー
サ全体の収縮があっても、この伸び歪を解放している間
は光ファイバに蛇行が生ずるようなことはないのである
[実施例コ 以下に、本発明について実施例を参照し説明する。
第5図は、従来構成のスペーサ型光ファイバケーブルと
本発明に係るスペーサ型光ファイバケーブルどの対比実
験を行ない、その温度−伝送ロス増加特性を対比プロッ
トした線区である。
この対比実験方法は、それぞれ別個に光ファイバケーブ
ルを製造することをせず、第4図に示すように6部テン
ションメンバー1としてのFRPを有するノンメタリッ
クスペーサ2の4個の湧3゜3の中の2個所には従来例
におけるように伸び歪を付加しない0%歪の光ファイバ
4B、4Bを収納させ、他の2個所には伸び歪0.1%
を付加した光ファイバ4A、4Aを収納させ、このよう
にして光ファイバケーブル、を構成して+50から45
℃における光ファイバ4Aと4Bのそれぞれの伝送ロス
の増加量を測定したものである。このように−個のスペ
ーサ2を用いるようにすれば、実験ムラを生ずることな
く、その特性比較を精度よく行なうことができる。
使用した光の波長は、第5図中に示したように155μ
mであり、C印でプロ・ソトした曲線Aが本発明に係る
予め常温で仲ひ歪を付与した光ファイバ4Aの測定結果
であり、X印でプロットした点線で示した曲線Bが従来
例による光ファイバ4Bの測定結果である。
常温における特性には両者とも特に差異はないか、従来
例の4Bの場合には一10℃を境界として伝送ロスの増
大が顕著に生ずるようになる。
10℃に達したときのケーブルの収縮 εs=0.08%であったが、従来例の光ファイバ4B
はケーブルの収縮がこの0.08%に達したとき長さに
おける収納限界が生じ、それ以後は蛇行を生じて所謂マ
イクロベントが増加の一途を辿ることとなり、第5図曲
線Bのような著しい伝送ロスの増加へと進展したもので
ある。
しかしながら、常温で0.1%の伸び歪を与えである本
発明に係る光ファイバ4Aは一45℃の低温になるまで
伝送ロスの増加は全くみられない。
45℃におけるケーブルの収縮 ε。−〇、18%であった。すなわち、ケーブルの収縮
か0.18%に達するまでは光ファイバ4Aは自己の伸
び歪を解放し続けたことになり、予め付与した0、1%
の伸び歪が解放されゲーブルの収縮歪0.18%との間
に0.08%の差が生じたことによってはじめて前記従
来型光ファイバ4Bが一10℃において示したと同様の
挙動を示しはじめたものである。
これらの実験結果を総合すると、 常温から低温での臨界使用 温度までの温度差を・・・ΔT (℃)ケーブルの線膨
張係数を・・・α(℃’)光ファイバ素線又は心線に 付加した張力による伸び歪を・・・ε1 (%)スペー
サに与えられたバック テンヨンによる伸び歪を・・・ε (%)光ファイバ素
線又は心線に 伝送ロスが開始する ケーブルの収縮歪を・・・ε (%) としたとき、 α・ΔTX100−(εf−εs)<εcなる関係を満
足するように光ファイバ素線又は心線に予め張力を付加
しておけばよいことがわかる。
このようなプレテンションを光ファイバに与えることは
常温以上において使用される場合には所謂静荷重疲労の
原因となり好ましくないが、冷凍倉庫内あるいは高緯度
の寒冷地方などで使用する場合には、与えたプレテンシ
ョンそのものが光ファイバの寿命に影響を及ぼさない程
度にまで緩和され、しかも低温下でのスペーサ清白にお
ける蛇行の発生を効果的に防止して伝送ロスの増加を確
実に抑制することができることになるのである。
[発明の効果] 以上詳説した通り、本発明に係る低温特性安定化光ファ
イバケーブルによれば、使用する材料などを変更するこ
となく、単にスペーサ清白に収納する光ファイバに所定
値を満足するようなプレテンションを与えておくたけで
、予定される低温環境において伝送損失がほとんど増加
することなく安定した光信号の伝送を保持継続できるも
のであり、コストの増大を伴うことなく低温雰囲気にお
ける光ファイバケーブルの使用範囲を拡大できることに
なる工業上の意義は大きなものかある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鋼線をテションメンバーとしたスペーサ
型光ファイバケーブルの具体的構成を示す断面図、第2
図は本発明に係るケーブルの断面図、第3図はそれか低
温度で臨界的状態になった様子を示す断面図、第4図は
温度−低温ロス特性実験を行なったケーブルのスペーサ
部分の説明断面図、第5図は温度−低温ロス特性実験結
果を示す線図である。 1:テンションメンバー 2ニスペーサ、 3:光ファイバ収納溝、 4:光ファイバ 5:押え巻、 6:外被。 第1図 第2図 出v人 日立電線株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スペーサの外周に形成されたスパイラル状の光フ
    ァイバ収納溝内に光ファイバ素線あるいは光ファイバ心
    線を収納してなるスペーサ型光ファイバケーブルにおい
    て、 ケーブルの線膨張係数を・・・α(℃^−^1) 常温から低温までの温度差を・・・ΔT(℃) 光ファイバ素線又は心線に付加した張力による伸び歪を
    ・・・ε_f(%) スペーサに与えられたバックテンョンによる伸び歪を・
    ・・ε_s(%) 光ファイバ素線又は心線に伝送ロスが開始するケーブル
    の収縮歪を・・・ε_c(%) としたとき、 α・ΔT×100−(ε_f−ε_s)<ε_cなる関
    係を満足するように光ファイバ素線又は心線に予め張力
    を付加してなる低温特性安定化光ファイバケーブル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028618A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Fujikura Ltd 歪み検知用光ケーブルおよびこれを用いた歪み検知装置
JP2007267568A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Mitsubishi Electric Corp モールド電動機及び空気調和機
JP2013174678A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Fujikura Ltd 光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの製造方法

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JP2007267568A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Mitsubishi Electric Corp モールド電動機及び空気調和機
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