JPH03234556A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

Info

Publication number
JPH03234556A
JPH03234556A JP3058690A JP3058690A JPH03234556A JP H03234556 A JPH03234556 A JP H03234556A JP 3058690 A JP3058690 A JP 3058690A JP 3058690 A JP3058690 A JP 3058690A JP H03234556 A JPH03234556 A JP H03234556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion
corona
recording
ions
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3058690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nakao
英之 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3058690A priority Critical patent/JPH03234556A/ja
Publication of JPH03234556A publication Critical patent/JPH03234556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は静電記録装置に係り、特にイオン流により記
録媒体上に静電潜像を形成する静電記録装置に関する。
(従来の技術) イオン流によって記録媒体上に静電潜像を得る静電記録
装置は、電子写真方式の記録装置と比較して高速記録が
可能であり、また感光体が不要なので記録媒体に長寿命
で安価な誘電性材料を使用できる等の利点がある。従来
考えられてきたイオン流による静電記録装置を第19図
を用いて簡単に説明する。この図の静電記録装置400
はゼロックス社から提案されたものである(  InL
ernational Display Re5erc
hConrerence、5ponsored  by
  IEEE  and  SID。
+9118)  。
第19図において、イオンは高電圧を印加した放電ワイ
ヤ401の近傍で起こるコロナ放電により生じる。生成
されたイオンの一部は、放sai域の上部から流れてく
る空気流402により、制御チャネル403に運ばれる
。制御チャネル403では、放電ワイヤ401による電
界が非常に小さくなるので、イオンは空気流402に従
って流れていく。このとき、制御電極404に記録信号
(画像データ)に応じて電圧を印加することで、制御チ
ャネルからのイオンの通過をオン・オフできる。この例
では生成されるイオンはプライスオンなので、制御電極
404が0■のときは制御チャネルには電界ができず、
イオンは空気流402に乗って通過でき、制御電極40
4が30Vのときは電界が生じるため、イオンはイオン
ヘッドのブロック405に流れ込む。制御チャネル40
3を通過したイオンは、制a電極404と記録ドラム4
06との間に印加されている電圧により記録ドラムへ移
動する。この例ではイオン・ヘッドと記録ドラムの間に
2.υOOvを印加している。
この第19図の装置では、コロナ放電で生成されたイオ
ンを制御チャネル403に移動させるため空気流402
を流している。この空気流402には放電ワイヤ401
の回りの空間電荷を取り除き、放電によるイオンの生成
効率を上げる効果もある。しかし、この静電記録装置で
はコロナ放電によりイオンを生成していることと、発生
したイオンの大半がアース・ポテンシャルであるヘッド
ブロック405に流れてしまうことにより、二速記録に
はイオンの絶対量が不足するという間通がある。また、
制御チャネル403に到達するイオン量を記録に必要な
だけ確保するには、空気流の流速をかなり速くする必要
がある。
この欠点を改良するために、イオンの生成効率の良い放
電デバイスが提案された。この放電デバイスを用いた静
電記録の原理を第20図を使って簡単に説明する。第2
0図はusp−4160257で示されている固体放電
デバイスを用いた静電記録装置410の模式的断面図で
ある。
同図において、誘電性基板411の両面には、それぞれ
誘導電極412とイオン発生電極413が設けられてい
る。イオン発生電極413には、イオンを容易に発生さ
せるための電界集中用の孔414が設けられている。画
電極412.413間に交流電圧415を印加すると、
電界集中用の孔414に高い交番電界が発生し、正負の
高密度のイオンが発生する。発生した正負のイオンは、
イオン発生電極413に制御用のバイアス電圧416を
印加することで負極性のイオンのみが選択され、誘電性
記録媒体417の方向に移動する。移動したイオンは、
さらに記録媒体417とイオン発生電極413間に設け
られている加速電極418に印加された高電圧419で
加速され、記録媒体417上に達する。これにより記録
媒体417上に静電潜像が形成される。
固体放電デバイスでは、放電ワイヤを用いたときよりも
放電電極付近の電界が強いため、より激しい放電が起こ
り、生成されるイオン量も多い。しかし、放電が強いの
で誘電性基板411が放電により侵され、基板材料が微
粒子化もしくはガス化してイオン発生電極413の周辺
に漂う。これがイオン発生電極413表面に付着すると
、次第に放電が弱まりイオンの生成量が減ってくる。こ
の様に、固体放電デノ(イスは単位体積当たりのイオン
生成量は多い利点はあるが、誘電性基板411として強
電界での放電に耐えるような基板を得ることが困難であ
るため、安定性に劣る。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、固体放電デバイスはワイヤを用いた放
電デバイスよりも放電領域の電界を強くできるために、
単位体積当りのコロナイオン発生量が多いため、静電記
録装置に用いた場合、高速記録に有利と考えられるが、
反面その強い放電により誘電性基板が浸され、基板材料
か微粒子化またはガス化してイオン発生電極周辺に浮遊
するという問題がある。基板材料がイオン発生電極に付
着すると、コロナイオン生成効率が低下し、その結果、
記録媒体に静電潜像を形成するのに必要なイオン量が得
られなくなる。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明では、上記の課題を解決するために、イオン流
ヘッドのイオン発生領域に空気流を発生させ、放電によ
り生じた微粒子化もしくはガス化した誘電性基板材料が
イオン発生電極に付着しないようしたことを特徴とする
(作用) 微粒子化もしくはガス化した誘電性基板材料は、イオン
と比較して空気流の影響を受は易い。
このため、イオン発生領域に空気流を発生させると、基
板材料はイオン発生電極に付着する前に空気流によりイ
オン発生領域から出てしまう。
一方、記録に使われる気体分子から生成されたイオンは
、記録媒体への移動速度が空気流の流速に比べて非常に
速いため、空気流の影響を受けない。従って、イオン発
生電極の表面に基板材料が付着しないため、安定した放
電が行われ、静電潜像の形成に寄与するイオン流量が安
定する。
(実施例) 以ド、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
まず、第2図により本発明の静電記録装置を用いたプリ
ンタの概略構成を説明する。第2図において、図示しな
い信号源から供給される画像データは、イオン流ヘッド
1に入力される。
周面に誘電性記録媒体が形成された記録ドラム2は、イ
オンが照射される前に、導電性の除電ローラ3で表面の
電荷が除去される。この記録ドラム2上の画点を形成す
べき位置に、イオン流ヘッド1によって静電潜像が作ら
れる。記録ドラム2上に形成された静電潜像は、帯電着
色粒子であるトナーとキャリアとの混合物からなる現像
剤を含む現像器4により現像され、可視化される。すな
わち、記録ドラム2上にトナー像が形成される。現像器
4の現像方式は、正規現像でも反転現像でも良い。現像
方式は周知の方式か利用でき、かつ本発明の要旨に直接
関係ないので、詳細な説明は省く。記録ドラム2上に形
成されたトナー像は、記録紙6に裏側から放?IS器5
によりトナー粒子と逆極性の電荷が与えられる・ことに
より、記録紙6に転写される。
この転写後、記録ドラム2上に残ったトナーは、クリー
ニングブレード7により取り除かれる。
その後、除電器3により記録ドラム2の表面電荷か除去
され、最初の状態に戻る。記録紙6上に転写されたトナ
ー像は、図示されていない定着器により記録紙6に固定
される。
第1図は、第2図におけるイオン流ヘッド1の詳細な構
成を示す図である。第1図を使って説明する。本実施例
における各画点のコロナイオン発生源の構成は第20図
に示したものとほぼ同じである。すなわち、このイオン
流ヘッド1は誘電性基板11と、その両面にそれぞれ形
成された誘導電極12およびイオン発生電極13と、イ
オン流制御電極18を主体として構成されている。イオ
ン発生電極13には、イオンを容易に発生させるための
電界集中用の孔14が設けられている。誘導電極12と
イオン流制御電極13との間に交流電圧15を印加する
と、電界集中用の孔14に高い交番電界が発生し、正負
の高密度のイオンが発生する。このようにして発生した
正負のイオンは、イオン発生電極13に制御用のバイア
ス電圧16を印加することで負極性のイオンのみが選択
され、誘電性記録媒体17の方向に移動する。記録媒体
17の方向に移動したイオンは、さらにイオン流制御電
極18に印加された加速電圧19によって加速され、記
録媒体17上に達する。これにより記録媒体17上に静
電潜像が形成される。
そして、本実施例ではイオン生成領域に空気流を生じさ
せるために、イオン発生電極13とイオン流制御電極1
8との間のスペースに、通気孔20aか開けられており
、この孔20aに例えばファンによって空気流を流して
いる。第1図では空気流はイオン流と直角方向に流れて
いるか、これに限定されない。但し、イオン流と同し方
向に空気流を流すと、微粒子化もしくはガス化した誘電
体基板11の材料が記録媒体17へ向かい、記録媒体1
7の表面を汚してしまう。従って、空気流はイオンの移
動方向と異なる方向に流した方が良い。
次に、イオン生成における空気流の効果について第3図
を用いて説明する。この図は、誘電性基数11と誘導電
極12およびイオン発生電極13からなるイオン発生源
の出力イオン電流と加速電圧19との関係を、空気流が
ある場合と無い場合について測定したものである。空気
流のドで測定した場合、制御電極18に加速電電圧1つ
として500■を印加すると、イオン発生源(イオンヘ
ッド)の単位長さ当りの電流値として、I X 107
(A/an)という値が得られた。
これに対し、空気流を断つと電流値は下がり、I X 
1O−9(A/cm) Lか得られない。
また、第4図は実際に第2図の記録ドラム2上の記録媒
体に静電潜像を記録したときの、記録コントラストと記
録速度の関係を示したものである。第4図によれば、A
4/毎秒30枚相当の記録速度(記録ドラムの周速15
0Il■/5ee)における記録コントラストは、イオ
ン発生領域に空気流が無いときは100V L、か得ら
れないが、空気流かあると300V以上と大きく向上す
ることが分かる。
次に、本発明のより好ましい実施例として、低電圧駆動
を可能にした静電記録装置の実施例を説明する。
第5図は低電圧駆動可能とした静電de録装置の構成を
示す図である。この装置は、導電性基板22上に絶縁体
層23を設けて構成された記録媒体21を、静電潜像の
形成前に予めプリチャージ用コロナイオン流発生器24
によって一様に帯電した後、低電圧駆動用コロナイオン
流ヘッド31からのコロナイオン流をコロナイオン流発
生器24による帯電電位より低い電圧で画像信号に応じ
て制御し、記録媒体21上に静電潜像を形成するように
したものである。プリチャージ用コロナイオン流発生器
24は、絶縁性基板25の一方の面にコロナイオン発生
用の電界を集中する急峻に切断されたスリット26を有
するコロナイオン発生電極27を設けるとともに、他方
の面にスリット26に電界を形成させるための誘導電極
28を設けて構成される。
これらの画電極27.28間には、ピーク電圧90(I
V、周波数20kHzのコロナイオン発生用交流電圧2
9が印加されており、これにより正負のコロナイオンが
発生するようになっている。また、コロナイオン発生電
極27には、記録媒体21に与える表面電位(帯電電位
)とほぼ等しい正のバイアス電圧30 (+600V)
が与えられ、正のコロナイオンのみが記録媒体21の方
向に移動し、記録媒体21上にコロナ電荷52を蓄積さ
せる。その結果、記録媒体21の表面電位VSは+60
0■になる。このようにして−様な表面電位VSをHす
る記録媒体21は、次いで矢印の方向に搬送され、記録
画点に対応して設けられた複数の素子からなる低電圧駆
動用コロナイオン流ヘッド31の下に達する。
低電圧駆動用コロナイオン流ヘッド31は、コロナイオ
ン発生源37と、コロナイオン通過用貫通孔を有するコ
ロナイオン流を制御するための制御電極38とから構成
されている。コロナイオン発生源37は、絶縁性基板3
2と、その両面に誘導電極33およびコロナイオン発生
電極35をそれぞれ設けたものである。コロナイオン発
生電極35には、各記録ドツトに対応する急峻な切断面
を持つ電界集中のためのコロナイオン発生用スリット3
4が設けられている。
このコロナイオン発生用スリット34内には、コロナイ
オン発生用の交流電圧で生ずる無駄な電界を遮蔽するた
めの遮蔽電極36が設けられている、この遮蔽電極36
は、コロナイオン発生電極35と同電位に設定されてい
る。コロナイオン発生電極35と遮蔽電極36にはコロ
ナイオン流を遮蔽する+38Vのバイアス電圧41が印
加され、かつ誘導電極33間に信号電圧と同期してコロ
ナイオンを発生させるピーク間電圧1 、800V、 
1okllzの交流電圧39が加えられる。
一方、コロナイオン流の貫通孔を有する制御電極38に
は、+38vの信号電圧42が印加される。なお、コロ
ナイオン発生電極35と遮蔽電極36をアースボテンン
ヤルにし、制御電極38の16゛号電圧を一38Vにバ
イアスしてもよい。
コロナイオン発生電極35から生じた正負のコロナイオ
ンは、信号電圧3つが印加された制御電極38により負
のコロナイオン53のみが選択され、記録媒体21上の
+600■の表面電位で加速されて記録媒体21上に達
し、その表面電位を+200v以下に低下させる。これ
により、記録媒体21上に反転した400V以上の高い
静電コントラストのある静電潜像54が得られる。
このようなコロナイオン流ヘッド31がコロナイオン発
生源37を各記録画点に共通にして、ライン状に複数個
配列される。その場合、制御電極38は各記録画点に対
応して個別に設けられ、図示しない駆動用ICに接続さ
れる。この駆動用tCには、各記録画点に対応する画像
信号が画像信号源から並列に入力され、駆動用ICから
の駆動信号(信号電圧42)は各記録画点に対応した制
御電極38に供給される。
方、コロナイオン発生源37のコロナイオン発生電極3
5と遮蔽電極36はバイアス電圧41によりコロナイオ
ンの遮蔽電圧にバイアスされ、かつコロナイオン発生用
の交流電圧39を発生する図示しない交流電源に接続さ
れる。この交流電源と上記の画像信号源とは、図示しな
い同期ら電源からの同期信号によって同期して作動する
次に、この低電圧駆動コロナイオン流ヘッド31の動作
について説明する。まず、第6図を用いてコロナイオン
発生電極35のコロナイオン発生スリット20内に設け
た遮蔽電極36の作用について説明する。
第6図(a)に小した遮蔽電極36の存在しないコロナ
イオン流発生器の場合には、記録媒体21を+600v
の表面電位に、制御電極38を+38■に、コロナイオ
ン発生源37のコロナイオン発生電極35を+38vに
それぞれバイアスし、誘導電極33に対しコロナイオン
発生用のピーク間電圧1.800Vの交流電圧を印加し
たとき、コロナイオン発生電極35から負のコロナイオ
ンが発生して記録媒体21に達する。このときの電位分
布は、第6図(b)に示すようになる〇これに対し、第
7図(a)に示すように遮蔽電極36を設けてコロナイ
オン発生電極と同電位にした場合には、第7図(b)に
示す電位分布となる。
すなわち、遮蔽電極36が存在する場合、コロナイオン
発生源37と制御電極38との間の電位分布は数10V
以下となり、制!W′@極38をOvにするだけで、負
のコロナイオンに対し逆電界を与えることが可能となり
、負のコロナイオンを制御できる。しかも、コロナイオ
ン発生電極希望のコロナイオン発生電界にはほとんど影
響を与えることはなく、安定したコロナイオンが生ずる
。一方、コロナイオン発生電極35と誘導電極33に印
加した交流電圧で生じた逆極性の正のコロナイオンは、
記録媒体21と制御電極38との間の逆電界により記録
媒体21上に達することなく制御電極38に吸収される
なお、このような遮蔽電極36を設けても、コロナイオ
ン発生量の減少はない。その理由は、コロナイオンが発
生する領域がコロナイオン発生電極35の近傍数ミクロ
ンの所の強電界領域であり、この領域での電界変動は1
00μmのコロナイオン発生用スリット34中に50μ
m幅の遮蔽電極36を設けた程度ではほとんど変化しな
いためである。
次に、上述の動作原理をさらに理論的に説明する。基本
動作は二極真空管とほぼ同じであるが、真空管の場合は
電子を取扱い、本発明ではコロナイオンを取扱う点が異
なる。そのため、キャリア速度と電圧との関係式が異な
り、その結果コロナイオン電流つの基本方程式に差が生
ずる。ここでは、基本方程式とそこから導出されるコロ
ナイオン電流の式等を用いて説明する。
コロナイオンの動作を示す基本方程式は次式で示される
1、 1ρ ・ υ                
  (3)ここで、Vはコロナイオン発生源37から距
離yだけ離れた点の電位、εaは空気の比誘電率、ε0
は真空中の誘電率、ρは距Myにおいて空間電荷として
存在するコロナイオン流による電荷量、■は距離yにお
ける速度、μはコロナイオンの移動度、1.は距離yに
おけるコロナイオン電流である。
以上の式はコロナイオンによる空間電荷が存在する定常
状態を示すものであり、誘導電極33とコロナイオン発
生電極35との間に印加するコロナイオン発生用の交流
電圧39の周期はコロナイオンが記録媒体21に達する
時間(〜2μsec程度)よりも十分長(、かつ制御電
極38に印加する信号電圧42の周期も、この時間より
十分長い必要がある。このように空間電荷を積極的に作
成し、制御することで低電圧駆動を可能にしたものであ
り、従来の方式における逆に空間電荷を除去することで
コロナイオンのオン・オフ制御を行なうものでは多値記
録か不可能であり、基本的に異なる。
さらに、11号電圧42と負のコロナイオンの発生が同
期するように交流電圧(好ましくは矩形波)を印加し、
はぼ定常状態の近似が成立することが好ましい。
このようにして生じた負のコロナイオンは、制御電極3
8とコロナイオン発生電極35との間に電圧Vgを印加
すると、表面電位Vsの記録媒体21の方向に、次式で
示すコロナイオン電流となって流れる。
(4) ここで、aは記録媒体21と制御電極38との間の距離
、bは制御電極38とコロナイオン発生源37との距離
である。には二極真空管の場合と同様にグリッドに相当
する制御電極38の周辺効果を考慮した電圧増幅率であ
る。つまり、制御電極38上のコロナイオン貫通孔が真
空管のグリッドと同様に周期的に存在するものとして近
似すると、電圧増幅率は制御電極38の効果により電極
中心からの距離の関数として変化し、電極中心でその値
が最小となる。
コロナイオン発生量が少ない場合は、飽和電流になるま
で式(4)によるコロナイオン電流が流れるが、それ以
上の飽和電流値以上では一定電流となる。そのため、コ
ロナイオンの発生量以下で使用する場合には、そのコロ
ナイオンの発生量に依存せず、電極構造、制御電極38
に印加する電圧、記録媒体21の表面電位により変化す
る。
以上のことから、コロナイオン流ヘット31の個々の素
子のコロナイオン発生用交流電圧39を記録に必要なコ
ロナイオン発生量を得る電圧以上に設定することで、コ
ロナイオン発生電極35のバラツキにより生ずるコロナ
イオン発生量の変動を抑えることが可能となる。また、
コロナイオン流を遮蔽する制御電圧は次式で示され、電
極中心で増幅率が最少となる電圧が最大の遮蔽電圧値と
なる。この電圧を制御電極38に加えることでコロナイ
オン電流を遮蔽することが可能となる。
Vg麿−Vs/k           (5)さらに
、制御電極38に加える信号電圧は、コロナイオン発生
電極35に加えるバイアス電圧よりも小さい値が好まし
い。この値がコロナイオン発生電極35の電圧よりも大
きい場合には、発生した負のコロナイオンの一部が制御
電極18に直接流れ込み、コロナイオンの使用効率が悪
くなり、さらにMIII電極方向に流れるコロナイオン
流により記録媒体21と制御電極38との間の電位が変
動し、コロナイオンの使用効率がさらに悪化することに
なる。そのため・信号に応じた制御電極電圧はコロナイ
オン電流を最大とするOvに設定することが好ましい。
次に、コロナイオン記録装置の応答速度について説明す
る。記録媒体21上の初期の表面電位V soは、その
表面に達する負のコロナイオン流により時間tとともに
減少するため、コロナイオン電流も徐々に減少する。そ
の結果、時間とともに変化する表面電位Vsはこの点を
考慮すると、次式で示される。ここで、制御電極38の
電位は信号人力時にコロナイオン電流11を最大とする
Ovと設定した。
なお、Cpは記録媒体21のキャパシタンスである。
第8図は以上の理論的考察をもとに構成した静電記録装
置(プリンタ)の具体的な構成例である。第8図におい
て101は本体であり、この本体101内には記録媒体
が周面に形成された記録ドラム103が設けられるとと
もに、記録ドラム103の周囲に基本的にその回転方向
に沿ってブリチャージャ104.コロナイオン流記録の
ためのヘッド部114.現像装置111、ローラ転写装
置118が順次配設されている。記録ドラム103は5
0μm厚の樹脂系絶縁層が導電層上に設けられたものを
円筒形状に形成して構成されている。この記録ドラム1
03上50 amの所に、+ 600Vの初期電位を与
える一様帯電用のコロナチャージャからなるブリチャー
ジャ104が設けられている。このブリチャージャ10
4としては、記録ドラム103上500μmの所に固体
コロナイオン発生器を設けてもよい。このコロナイオン
発生器はセラミック等の絶縁性基板上に2μm厚の記録
媒体の幅と等しい長さで幅1龍の誘導電極を設け、その
上に8μm厚の樹脂系絶縁層を一様に塗布して成り、さ
らにその上に 100μm幅のスリットをHする2μm
厚のコロナイオン発生電極を記録ドラム103の主走査
方向の長さと等しい啜さに設けられている。また、スリ
ットは誘導電極上に位置するように設定しである。
この誘導電極とコロナイオン発生電極間に、振幅量電圧
1800V 、周波数5kHzの交流電圧を加えて正負
のコロナイオンを発生させる。コロナイオン発生電極に
は+600■のバイアス電圧を印加し、正のコロナイオ
ンのみを記録ドラム103上に付着させ、これを+60
0vに帯電する。
コロナイオン発生器のコロナイオン発生電極の近傍10
u mの範囲では、交流の強電界によりコロナイオン発
生電極に沿って2.8X 10 ’A / ell程度
の多量の正負のコロナイオン電流が生ずる。このため、
50μm厚の記録ドラム103は100μsec程度の
短時間でバイアス電圧に等しい+600vに帯電される
次に、この帯電した記録ドラム103はコロナイオン記
録用のヘッド部114に搬送され、二こで記録信号に応
じた負のコロナイオンが発生し、+ 600Vの表面電
荷が消去され、反転した静電潜像が形成される。
ヘッド部114の中のコロナイオン発生源は、前述した
記録ドラム103を一様に帯電させるブリチャージャ1
04とほぼ同じ構造からなるが、コロナイオン発生電極
の 100μm幅のスリット中に50μm幅の遮蔽電極
が設けである点で異なる。また、コロナイオン発生源か
ら60μmの所に、各記録ドツトに対応した 100μ
mの貫通孔のある10μm厚の制御電極が設けられ、さ
らにその制御電極から2000μmの所に+600■の
表面電位の記録ドラム103が搬送される。このヘッド
の解像度は10本/■lに相当する。
次に、第8図の静電記録装置の動作を第5図を参照して
説明する。ヘッド部114のコロナイオン発生電極(第
5図の35)と遮蔽電極(第5図の36)は同じ接地電
位に接続され、かつ誘導電極33間にはパルス幅変調さ
れた信号電圧に同期した振幅間電圧1800V、周波数
5kHzの正弦波または矩形波の交流電圧が印加され、
これにより正負のほぼ2.8x IQ−4A / cm
のコロナイオン電流か生ずる。これらのコロナイオン電
流の中で負のコロナイオン電流のみが制御電極(第5図
の38)により選択され、記録ドラム103上に到達す
る。このときのヘッド部1υ4の増幅率には二極真空管
の場合と同様の計算から、第9図に示される如く電極中
央からの距離によって異なる。この増幅率にの値は電極
中心部で最小値「16」となり、周辺ではより大きい値
r30Jとなる。そのため、式(5)から記録ドラム1
03の表面電位(+ 800V)で加速された負のコロ
ナイオン電流の遮断電圧は中心部で最大となる。このと
きコロナイオン発生電極に+38Vの逆バイアスを印加
することて、コロナイオン本流を遮断できる。このよう
に、コロナイオン発生電極35にバイアス電圧(第5図
の41)として+38Vを印加し、かつ制御電極38に
は+38VとOvの信号電圧を印加することで、コロナ
イオン電流のオン・オフが可能となる。このとき流れる
コロナイオン電流の最大値は式(5)より 1.3X 
10−’A / c−であり、コロナイオン発生源から
生じるコロナイオン電流(2,8X 10−’A / 
cm)より十分少さい値である。
そのためコロナイオン記録ヘッドを構成するコロナイオ
ン発生源にバラツキがあっても十分なコロナイオン量を
供給でき、制御電圧で決まるコロナイオン流を各記録ド
ツト毎に確保できるため、各記録画点毎のコロナイオン
発生量による差は生じない。
また、このヘッド部114の制御電極に印加する信号電
圧(第5図の42)は、コロナイオン発生源に与える5
kHzのコロナイオン発生用交流電圧(第5図の39)
と同期して、負のコロナイオン発生時間100sec毎
に与えられる。
次に、画像信号に応じたコロナイオン電流を与えたとき
の経過時間に対する記録ドラム103の表面電位減衰特
性を第10図に示す。
100μSee後には、記録ドラム103上の+ 60
0Vの表面電位は画点中心で+150vに低下し、45
0Vの高い静電コントラストのある静電潜像が得られる
。画点周辺部では若干コロナイオン電流値か減少するが
、静電コントラストは350V程度得られる。このよう
に画点中心部と周辺部の電位が異なるため、隣接画点が
重なるようにコロナイオン発生装置を千鳥状に配置し均
一電位か得られるようにしてもよい。この 100μ5
ec(1周期:200μ5ec)の印字速度は10本/
lImの解像度で、連続はぼ90枚/分(A4相当)と
なる。
以上述べた本発明による静電記録装置を用いることで、
コロナイオン流制御の信号電圧を従来の数100vから
30〜40V以ドにドげることが口■能になる。
また、従来記録ドラムと制御l電極間に加えていたコロ
ナイオン加速用の数100vの高いバイアス電圧は必要
なくなり、その結果、制御電極とイオン発生電極間に加
えるコロナイオン流を遮断するために必要なバイアス電
圧を数!Ovに減少させることができる。
このように、コロナイオン流ヘッド部の駆動ICに、実
装面積の小さい低電圧駆動ICが使用でき、全てヘッド
基板上に駆動ICを実装した小型のコロナイオン記録ヘ
ッドの製作が可能となる。また、従来の方式とは異なり
コロナイオンにより生ずる空間電荷を制御することで、
コロナイオン電流を印加電圧のみで決定でき、コロナイ
オン発生電極の製造バラツキにより生じていたコロナイ
オン流バラツキがなくなり、安定したコロナイオン記録
ヘッドを提供することができる。また、従来のコロナイ
オン記録のためのヘッドでは、駆動用ICの耐圧で記録
ドラム上の記録電位が決定されていたため、記録電位は
高々150■程度が限界であった。このように、低い表
面電位を現像できるトナーは導電性磁性トナーのみであ
った。この導電性のために静電的に記録紙に転写するこ
とができず、熱または圧力転写が行なわれていた。その
ため、記録媒体上へのトナー融着によりその残留トナー
の拭き取りは、金属ブレードで残留トナーを掻き取って
おり、記録媒体が表面高度の高いアルマイト波膜に限定
されていた。さらに、磁性トナーを使用しているためカ
ラー化ができなかった。
これに対し本実施例によれば、低電圧の駆動ICで高い
記録電圧を制御できるため、電子写真で使用される通常
の高い記録電位を現像するための絶縁性トナーか使用で
き、記録紙への静電転写が可能となり、記録ドラムへの
トナー融着かなくなり、残留トナーの拭き取りは通常使
用されている樹脂からなる拭取りブレードが使用可能に
なるため、記録媒体も安価な樹脂系絶縁体が使用できる
ようになる。
また、普通の樹脂系の絶縁性トナーを使用してカラー化
が可能となる。
以上のように、予め記録ドラム上に電荷を与え、コロナ
イオンによる空間電荷を利用することで、低電圧でコロ
ナイオン電流の制御が可能となり、かつ高速印字が可能
となる。
尚、以上の例では、コロナイオン発生源として固体化し
たものを示したが、電子写真に通常用いられるコロナチ
ャージャを用いてもよいことは勿論である。また、本実
施例では、コロナイオンとして負極性のものを用いたが
、全て極性を反転させて考えることで正極性のコロナイ
オンも使用可能である。さらに、静電潜像として反転画
像を作成したが、コロナイオン記録ヘッドにより記録ド
ラム上の被画像部の電荷を消去するように信号を人力す
ることで、正規の静電潜像も作成することができる。
また、コロナイオン流発生器に印加するコロナイオン発
生用交流電圧は、入力信号に対し多数のピーク電圧が入
るよう、信号電圧の整数倍の周波数を用いてもよい。
このようにしてブリチャージャ104で正のコロナイオ
ンを記録ドラム103上に付着され、ヘッドgllJ上
で印字情報信号に応じた負のコロナイオンが選択的に到
達され静電潜像が形成される。そして次の現像工程に移
行される。
現像装置111は残留トナーの拭き取りと現像プロセス
とを兼ねた構成となっており、現像ローラ112か設け
られている。現像装置tl 11における現像プロセス
を第11図を用いて説明する。
導電性基板上に設けられ絶縁体層により構成された記録
ドラム103上には、前回の画像形成の転写後に残った
画像領域210の負極性の残留トナー211と、非画像
領域212の残留カブリトナーが存在する。この残留カ
ブリトナーは正に帯電した逆極性のカブリトナー213
または負極性のカブリトナーの一部(図示せず)である
(第11図(a))。次に陰極プロセス(第11図(b
))においてブリチャージャ104により負極性のDC
電圧で除電(またはAC電圧の除電でも可)すると記録
媒体9上の電位はコロナ放電の特性により均一に除電さ
れて、−50VCまたはOv)の電位になる。このとき
残留トナー量の多少にかかわらずトナー粒子の沿面放電
等のリーク電流により記録ドラム103の電位も−様な
電位になる。記録ドラム103上の残留トナーの極性は
この除電プロセスにより全て負極性215に変換される
。このように−様に低い負電位(またはゼロ電位)にな
った記録ドラム103にヘッド部114を用いた記録プ
ロセス(第11図(C))により、記録信号に応じた正
極性の静電潜像を形成する。
この結果、新たな画像領域にはコロナイオン流により高
い正の電位216が印加され、非画像領域は電荷が与え
られず除電プロセスの電位と同一に−なる。このとき新
たに形成された画像領域のトナーは信号に応じたイオン
流により正極性217になる。次の拭き取りを兼用した
現像プロセス(第11図(d))では、バイアス電圧2
18で正の電圧にバイアスされた現像ローラ112によ
り残留トナー217の拭き取りと同時に、現像が行なわ
れる。このとき形成された非画像領域に存在する負極性
のトナー220は矢印方向の正の電位にバイアスされた
現像ローラ112に矢印方向に移動する。一方、画像領
域の正極性の高い電位にある残留トナー217は、画像
領域の電位よりも低い現像ローラ112に移動する。同
時に現像ローラ112の現像用負極性トナー221は電
位の高い画像領域の記録ドラム103上に移動する。こ
のように、拭き取りプロセスと現像プロセスとが同時に
終了しく第11図(e) ) 、正に帯電222した記
録ドラム103上の画像領域には負極性の現像トナー2
23が付着し可視画像が形成される。一方、低い負電位
224の非画像領域には正極性のトナー225または負
極性のカブリトナ(図示せず)が微少量付着する場合も
ある。
以上のようにして全画像形成プロセスを終了する。
第12図は、画像形成プロセスによる記録ドラム103
上の電位変化を示す。第12図の(a) (b) (c
) (d)(c)は各画像形成プロセスに対応した電位
を示し、実線が画像領域の電位を、点線が非画像領域の
電位を表わしている。前回の現像、転写の各プロセスの
後の画像形成終了後の記録ドラム103上の電位(第1
2図(a))は、画像形成された領域では+450vに
なり、非画像領域では一30Vになっている。除電プロ
セス(第12図(b))ではブリチャージャ104によ
り画像形成された領域、非画像領域の別なく一様に一5
0Vにその電位が均一化される。次の記録プロセス(第
12図(C))では新な画像領域を+500vに帯電し
、非画像領域は一50Vに保たれる。現像プロセス(第
12図(d))では前画像の残留トナーのうち+500
Vの新たな画像領域にある十極性の残留トナー236は
、+ 200Vにバイアスされた低電位側の現像ローラ
に、非現像領域の負極性の残留トナー238は、200
vに現像された高電位側の矢印方向の現像ローラに移動
する。一方、現像ローラ上の負極性の現像用トナー23
9は画像領域の500■の高電位側に移動して現像が行
なわれる。このように現像を終了した記録ドラム103
上の電位(第12図(e))は、新たな画像領域で現像
により+ 450Vに、非画像領域では現像ローラの接
触によりマイナス50Vからマイナス30Vに上昇し記
録ドラム103上の画像形成プロセスを終了する。この
ように新たに形成される画像には画像メモリが生ずるこ
とはない。以上のように記録ドラム103上で像形成が
完成されるとローラ転写装置118上でこの像が転写材
P(記録紙)に転写される二とになる。
本体101内ド部にはカセット119が装着されていて
取出しローラ116を介して転写材Pか順次1枚ずつ取
出されるようになっている。
この取出しローラ116によって取出された転写材Pは
上記記録ドラム103の周面、ローラ転写装置118上
に搬送され、転写されて外部へ搬出されるようになって
いる。また、転写材Pの搬送路上流側にはアライニング
ローラ対117a、117bが配設されている。
次に、ローラ転写装置118における転写動作を第14
図を用いて説明する。前記のようにして形成された記録
ドラム103上の現像トナー233は記録ドラム103
の回転(矢印方向)に従って、トナー転写部(a−b区
間)に移送される。トナー転写部で現像トナー233は
転写材Pである記録紙に圧接される。この間、現像トナ
ー233には高圧発生回路により供給される現像トナー
の電荷(この図では負極性)と逆極性の高圧の転写電圧
的1kV〜3kVが作用し、現像トナー233は静電的
に転写材Pに転写され、転写材P上にトナー画像310
を形成する。
トナー転写部(a−b区間)では、転写ローラ300の
弾性層303の弾力的な変形により、記録ドラム103
と転写材Pは密着し、幅広いニップ幅を形成する。この
領域では、弾性層303の柔軟構造により、転写圧力も
ほぼ一定に保つことができる。また、抵抗性層301は
体積抵抗値の圧力依存性がほとんどないので、ニップ幅
の全領域において、均一な転写を得ることが可能である
転写ローラ300の一例を模式的に示したものが第13
図である。301は抵抗性層であり、導電層302の端
部及び弾性層303を端部より導電処理した導電弾性層
313の端部よりも、軸方向にdだけ長く形成されてい
る。この長さdは、後述するように0.5〜5龍の範囲
が好適に用いられる。この場合、長さdは抵抗性層30
2を導電層303よりも軸方向に十分長い条件で形成し
た後、所定の長さに切り揃えることで容易に制御できる
この実施例に示す転写ローラ6の働きを第15、図を用
いて説明する。103は記録ドラム(軸方向の幅L)、
308は転写ローラ300にトナー逆極性(この場合は
正)の高電圧を印加する電源、314はそれを転写ロー
ラ300に供給するための板バネである。抵抗性層30
1は導電層302と導電弾性層313の端面より2關た
け外側に長く形成されている(抵抗性層の軸方向の幅L
R−11R+4龍)。このような転写ローラ300と記
録ドラム103との間に転写材Pが入ってくると、転写
材Pの幅は当然転写ローラの幅より短いので、弾性体で
ある転写ローラ300の端部は図のように変形する。転
写ローラ300は、抵抗層の端部が導電層端部より外側
まで形成されているため、上述のように感光体と導電部
とが接触したり近接したりしないため、ショートや放電
は発生せず、転写電圧変動や感光体上のピンホールも発
生しない。この端部からの突出し量は転写電圧3kVで
も放電しない条件から、0.5+sm以上が好適である
。しかし、あまり長すぎるとこの部分の変形による疲労
で切れてしまうので、5龍以下が好ましい。
、このような転写ローラ300を第13図において設け
ている。309は転写ローラ300のクリーナ、305
はクリーニングブレード、312は取め具、306はク
リーニングブレードを転写ローラ300に圧接させるた
めのバネ、307は掻き取ったトナーを受ける受は皿で
ある。転写ローラ300と記録ドラム103とは転写材
Pが間にない時には常に接触しているため、転写ローラ
300上には記録ドラム103上の残留トナーが付着し
てしまう。転写ローラ300上に付着したトナー311
はそのままにしておくと徐々に厚く積もり、転写材Pの
裏汚れの原因となったり、転写ローラ300と転写材P
との間の抵抗値を食化させ転写条件を変えてしまうこと
がある。クリーナー309はこれを防止するためのもの
である。クリーニングブレード305の材質としては、
ポリウレタン、ニトリル、ニチレンプロピレン等の各ゴ
ム、ポリエチレン、ポリカーボネート等のプラスチック
が良く特にポリウレタンゴムが良好である。
このクリーニングブレード305は、ローラ軸方向の端
部が転写ローラ300と接しない長さであることが好ま
しい。クリーニングブレード305の端部が転写ローラ
300と接すると、その接触点で大きな変形が起こり、
大きな力でローラ表面がしごかれ、ついには抵抗層が傷
つき破れてしまう。また、クリーニングブレードの押圧
力は、1ooz 〜400z / 20011が良く、
好ましくは150.〜300g/20cmが良い。押圧
力か弱すぎるとクリーニングしきれず、強すぎると転写
ローラ300の回転に支障が出ると同時に、転写ローラ
表面が傷つく。
ところで、ローラ転写では転写圧力が大きすぎると、ト
ナー像の中心部のトナーが転写機に転写されない現像を
生ずる。例えば文字記録では、白ヌキ文字、すなわち、
文字形のワクのみが記録される。第16図に第13図の
ローラ転写装置を用いた時の転写圧力と中抜けの生ずる
割合との関係を示す。中抜けの現われる割合は正方形の
独立したトナー像を転写し、得られた転写像中の白地部
分の全体像に示める割合で示した。中抜けの出現割合が
10%以下であれば、実用上、問題のない転写像が得ら
れる。しかし、転写圧力が低すぎると、ニップ幅が狭く
なり、転写濃度が低下する。この発明になるトナー転写
装置では20〜300r/cjの範囲の転写圧力が適し
ており、好ましくは、20〜200r/cjの転写圧力
が用いられる。転写ローラ300の弾性層ゴム硬度が3
0以下の場合は、第16図に示したような関係が保たれ
るが、ゴム硬度が30以上になると、弾力的に変形する
機能が低下するため、転写圧力は小さくしなければなら
ない。例えば、ゴム硬度的45の場合には、転写圧力は
20〜50g/cdの範囲しか用いることができない。
このようなりリーニング圧力及び転写圧力範囲では、転
写ローラ300の表面上の四部の深さが150μm以上
であると、その四部の影響をカバーしきれなくなる。す
なわち転写時にはその四部においてニップ幅か細くなる
ため転写が悪くなり、クリーニングにおいては、トナー
が拭き取れずに転写材(記録紙)の裏汚れが発生してし
まう。従って、転写ローラ表面の凹部の深さはL50μ
m以下、好ましくは120μm以下が望ましい。
第17図に、環境湿度をパラメータとした転写ローラの
抵抗性層の体積抵抗値とトナーの転写効率の関係を示す
。トナーの転写効率は、転写材に転写されたトナー量(
転写トナー量と称す)の転写トナー量とトナー像担持体
に残ったトナー量の和に対する割合を百分率で表わした
ものである。抵抗性層を形成する抵抗性樹脂シートは電
気的特性のみを重視して設計できる。
抵抗性層の体積抵抗値が低すぎると、転写電圧印加時に
、トナー像担持体との間に放電を生じたり、電荷注入に
よる逆極性トナーが発生し、転写効率は著しく低下する
。また、体積抵抗値が高すぎると、トナー層に分配され
る転写電圧が低くなり、転写効率は低下する。第17図
に示されるように、この発明におけるトナー転写装置の
転写ローラ300の抵抗性層の体積抵抗としては108
〜1015Ω・lの範囲が良く、特に109〜1012
Ω・(1)の範囲を好適に使用することができる。
このローラ転写装置によれば、転写ローラ300の導電
層と記録ドラムとの間に電気的接触や放電が発生しない
ため、転写電圧の変動がなく転写ムラのない良好な画質
の記録ができ、かつ感光体が破壊されることがない。さ
らに、転写ローラ300にクリーニングブレード305
を取り付けてクリーニングするため、記録紙の裏に転写
ローラ表面に付着したトナーが付着する、いわゆる裏汚
れを防止できる。こうして転写された転写材Pは紙出口
120へ搬送され、画像の記録が完了する。
そして、本実施例においてもイオン生成領域に空気流を
生じさせるために、イオン発生電極35とコロナイオン
流制御電極38との間のスペースに、通気孔43aが形
成されている。この通気孔43aを流れる空気流により
放電が安定に行われ、単位体積当りのイオン発生量が多
いという固体放電デバイスの特徴を生かすことができる
また、本発明はイオン発生源としてワイヤを用いたチャ
ージャを用いた時でも効果がある。
第18図において、ワイヤ55を用いたにチャージャ5
0で発生されたイオンは、バイアス電圧51による電界
でイオン流の通過を制御する制8基板52へ向かう。イ
オンを記録媒体53へ移動させるときは、第18図(A
)のように制a電圧54を制御電極52に印加する。イ
オンが記録媒体53へ移動するのを阻止するには、第1
8図(B)のように制御電圧54を印加する。
二のイオン流ヘッドを第2図のようなプリンタに応用す
ると、トナーや紙粉が装置内を漂い、これらかワイヤ5
5に付着し放電によるイオン発生量が減少する原因にな
る。この時、矢印56のようにチャージャと制御基板の
間の領域にイオンの移動方向とほぼ垂直に空気流を流す
このように空気流を流すことにより、トナーや紙粉は空
気流の下流に流され、チャージャ50内のワイヤ55へ
の付着を防止できる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によればイオン発生領域に
空気流を発生させ、放電により生じた微粒子化もしくは
ガス化した誘電性基板材料がイオン発生電極に付着する
ことを防ぐことによって、放電を安定化させてコロナイ
オン生成効率を向上させ、静電潜像の形成に用いられる
イオンITLjiを安定化することができ、良好な画像
記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る静電記録装置の要部の
構成を示す図、第2図は本発明の静電記録2置を用いた
プリンタの構成例を示す図、第3図はイオン電流に及ぼ
す空気流の影響を示す特性図、第4図は記録媒体の表面
電位に及ぼす空気流の影響を示す特性図、第5図は本発
明の他の実施例に係る静電記録装置の要部の構成を示す
図、第6図および第7図は第5図における遮蔽電極の効
果を説明するための図、第8図は第5図の実施例を適用
したプリンタの構成を示す図、第9図は第8図における
ヘッド部の増幅率と電極中央からの距離との関係を示す
図、第10図は第8図における記録ドラムの表面電位減
衰特性を示す図、第11図は第8図における現像装置の
現像プロセスを示す図、第12図は第8図における画像
形成プロセスでの記録ドラム上の電位変化を示す図、第
13図は第8図におけるローラ転写装置の構成および転
写動作を説明するための図、第14図は第13図におけ
る転写ローラの構成例を模式的に示す図、第15図はこ
の転写ローラの作用を説明するための図、第16図は第
13図のローラ転写装置を用いた時の転写圧力とトナー
像の中抜けの発生割合との関係を示す図、第17図は環
境湿度をパラメータとした第13図における転写ローラ
の抵抗性層の体積抵抗値とトナーの転写効率の関係を示
す図、第18図は本発明のさらに別の実施例を示す図、
第19図および第20図は従来の静電記録装置の例を示
す図である。 1・・・コロナイオン流ヘッド、2・・・記録ドラム、
3・・・除電ローラ、4・・・現像器、5・・・放電器
、6・・・記録紙、7・・・クリーニングブレード、1
1・・・誘電性基板、12・・・誘導電極、13・・・
イオン発生電極、14・・・穴、17・・・記録媒体、
18・・・イオン流制御電極、20a・・・通気孔、2
1・・・記録媒体、24・・・プリチャージ用固体コロ
ナイオン発生器、31・・・低電圧駆動用固体コロナイ
オン流ヘッド、32・・・誘電性基板、33・・・誘導
電極、34・・・コロナイオン発生用スリット、35・
・・コロナイオン発生電極、36・・・遮蔽電極、37
・・・コロナイオン源、38・・・コロナイオン流側8
電極、43a・・・通気孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオン発生源から発生されるイオンを画像データ
    に従い電気的に制御して誘電性記録媒体上に移動させる
    ことにより、前記記録媒体上に静電潜像を形成し、この
    静電潜像を現像して画像記録を行う静電記録装置におい
    て、 前記イオン発生源と前記誘電性記録媒体との間の領域に
    、イオンの移動方向と異なる方向に空気流を生じさせる
    手段を備えたことを特徴とする静電記録装置。
  2. (2)誘電性記録媒体を一様に帯電させる帯電手段と、
    イオン発生源を有し、このイオン発生源から発生される
    イオンを前記帯電手段による記録媒体の帯電電位よりも
    低い電圧を用いて画像データに従い制御して前記記録媒
    体上に静電潜像を形成するコロナイオン流ヘッドと、前
    記記録媒体上に形成された静電潜像を現像する現像手段
    とを有する静電記録装置において、 前記イオン発生源と前記誘電性記録媒体との間の領域に
    、イオンの移動方向と異なる方向に空気流を生じさせる
    手段を備えたことを特徴とする静電記録装置。
JP3058690A 1990-02-09 1990-02-09 静電記録装置 Pending JPH03234556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3058690A JPH03234556A (ja) 1990-02-09 1990-02-09 静電記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3058690A JPH03234556A (ja) 1990-02-09 1990-02-09 静電記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03234556A true JPH03234556A (ja) 1991-10-18

Family

ID=12307968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3058690A Pending JPH03234556A (ja) 1990-02-09 1990-02-09 静電記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03234556A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4155093A (en) Method and apparatus for generating charged particles
US7672625B2 (en) Developing device using electrostatic transport and hopping (ETH)
US7024142B2 (en) Developing apparatus, developing method, image forming apparatus, image forming method and cartridge thereof
JP2002341656A (ja) 静電搬送装置、現像装置及び画像形成装置
US4515106A (en) Developing apparatus
JPH0647298B2 (ja) 粉体画像記録方法
US4137537A (en) Electrostatic transfer process and apparatus for carrying out the same
US4396927A (en) Direct imaging method and equipment using recording electrode, magnetic brush, powdered toner, and insulating recording means
JPH03234556A (ja) 静電記録装置
JPH05281834A (ja) 固体帯電装置
JP2993987B2 (ja) 静電記録用イオン流ヘッド
JPH046952B2 (ja)
US4205321A (en) DC Biased stylus for electrostatic recording
JPS61189565A (ja) 静電潜像現像方法
JPH03193368A (ja) 静電記録装置
JPH02171258A (ja) コロナイオン記録装置
JPH04326388A (ja) 画像形成装置の誘電部材の除電装置及びこの除電装置を適用した画像形成装置
JP3208407B2 (ja) 画像形成装置
JP2833195B2 (ja) 静電記録装置
JPH04329154A (ja) 画像形成装置
JPS63146084A (ja) 静電記録装置
JPS59827B2 (ja) セイデンキロクソウチ
JPH03233575A (ja) 静電カラー記録装置
JP2595569B2 (ja) 静電記録媒体
JPH07333947A (ja) 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ